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『簿記学』例題解答⽤紙 例題解答⽤紙 1 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 2 章】複式簿記の基礎概念 例 題 2− 1 千 葉 商 店 の ○ 年 4 月 1 日 現 在 の 資 産 総 額( 合 計 )は ¥60,000 で あ り ,負 債 総 額( 合 計 )は ¥10,000 で あ っ た 。こ の と き の 資 本 の 金 額 は い く ら で あ る か 答 え な さ い 。 資本等式を使うこと。 例 題 2− 2 千 葉 商 店 の ○ 年 度 の 収 益 総 額 ( 合 計 ) は ¥100,000 で あ り , 費 用 総 額 ( 合 計 ) は ¥90,000 で あ っ た 。 こ の 1 年 間 の 純 損 益 の 金 額 は い く ら で あ る か 答 え な さ い 。 損益法による純損益方程式を使うこと。 例 題 2− 3 1 年 間 の 収 益 総 額( 合 計 )が ¥15,000 で あ り ,費 用 総 額( 合 計 )は ¥16,000 であった。この 1 年間の純損益の金額はいくらであるか答えなさい。損益法による純 損益方程式を使うこと。 2 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 2− 4 千 葉 商 店 の ○ 年 度 の 期 首 の 資 本 は ¥50,000 で あ り , 期 末 の 資 本 は ¥60,000 であった。期中の増資,減資,配当は一切なかった。この 1 年間の純損益の金額はい くらであるか答えなさい。財産法による純損益方程式を使うこと。 例 題 2− 5 千葉商店の○年 4 月 1 日現在(会計期間の期首)の資産と負債は,次の 通りであった。 現 ⾦ ¥1,000 建 物 ¥25,000 未 払 ⾦ ¥4,000 ¥2,000 普通預⾦ 地 ¥29,000 借 ⼊ ⾦ ¥6,000 ⼟ 商 品 ¥3,000 期首時点の資産の総額(資産合計)と負債の総額(負債合計)を求め,資本等式を 用いて,期首時点の資本の金額を求めなさい。 例 題 2− 6 千 葉 商 店 の ○ 年 度( ○ 年 4 月 1 日 か ら ☓ 年 3 月 31 日 ま で )に お け る 収 益 と費用は,次の通りであった。 商品売買益 ¥99,900 受 取 利 息 ¥100 ⽔道光熱費 ¥12,500 減価償却費 ¥2,000 料 ¥75,000 ⽀ 払 利 息 ¥500 給 収益の総額(収益合計)と費用の総額(費用合計)を求め,損益法による純損益方 程式を用いて純損益の金額を求めなさい。 3 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 2− 7 千 葉 商 店 の ☓ 年 3 月 31 日 現 在( 会 計 期 間 の 期 末 )の 資 産 と 負 債 は 次 の 通 りであった。 現 ⾦ ¥3,100 建 物 ¥23,000 未 払 ⾦ ¥5,000 ¥7,000 普通預⾦ 地 ¥37,000 借 ⼊ ⾦ ¥15,000 ⼟ 商 品 ¥9,900 ま た ,期 首 の 資 本 の 金 額 は ¥50,000 で あ っ た 。期 中 の 増 資 ,減 資 ,配 当 は 一 切 な か っ た。 期末時点の資産の総額(資産合計)と負債の総額(負債合計)を求め,資本等式を 用いて,期末時点の資本の金額を求めなさい。また,財産法による純損益方程式を用 いて純損益の金額を求めなさい。 例 題 2− 8 千 葉 商 店 の ○ 年 度( ○ 年 4 月 1 日 か ら ☓ 年 3 月 31 日 ま で )に お け る 当 期 純 利 益 の 金 額 は ¥10,000 で あ っ た 。 ま た , 期 首 の 資 本 の 金 額 は ¥50,000 で あ っ た 。 期 中 の増資,減資,配当は一切なかった。期末の資本の金額の金額を求めなさい。資本残 高変動方程式を使うこと。 4 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 2− 9 三宮商店の○年 4 月 1 日現在(会計期間の期首)の資産と負債は次の通 りであった。 現 ⾦ ¥1,000 ¥3,000 建 物 ¥20,000 ⼟ 地 ¥70,000 未 払 ⾦ ¥10,000 借 ⼊ ⾦ ¥40,000 普通預⾦ 品 ¥6,000 資 本 ⾦ ¥? ? ? 商 ○年 4 月 1 日(期首時点)の貸借対照表を作成しなさい。資本金の金額は各自推定 すること。 貸借対照表 ◯年 4 ⽉ 1 ⽇ 三宮商店 資 例 題 2− 10 産 ⾦ 額 (単位:円) 負債および資本 ⾦ 額 三 宮 商 店 の ◯ 年 度 ( ◯ 年 4 月 1 日 か ら ☓ 年 3 月 31 日 ま で ) に お け る 収 益と費用は,次の通りであった。 商品売買益 ¥150,000 減価償却費 ¥5,000 料 ¥100,000 ⽔道光熱費 ¥30,000 旅費交通費 ¥3,000 ⽀ 払 利 息 ¥2,000 給 ◯年度の損益計算書を作成しなさい。当期純利益の金額は各自推定すること。 損益計算書 ◯ 年 4 ⽉ 1 ⽇ か ら ☓ 年 3 ⽉ 31 ⽇ ま で 三宮商店 費 ⽤ ⾦ 額 収 5 益 (単位:円) ⾦ 額 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 2− 11 三 宮 商 店 の ☓ 年 3 月 31 日 現 在 ( 会 計 期 間 の 期 末 ) の 資 産 と 負 債 は 次 の 通りであった。 現 ⾦ ¥7,000 普通預⾦ ¥10,000 建 物 ¥15,000 ⼟ 地 ¥80,000 未 払 ⾦ ¥20,000 借 ⼊ ⾦ ¥45,000 品 ¥13,000 資 本 ⾦ ¥? ? ? 商 損 益 計 算 書 上 の 当 期 純 利 益 は ¥10,000 で あ っ た 。 ☓ 年 3 月 31 日 ( 期 末 時 点 ) の 貸 借 対照表を作成しなさい。資本金の金額は各自推定すること。 貸借対照表 ☓ 年 3 ⽉ 31 ⽇ 三宮商店 資 産 例 題 2− 12 ⾦ 額 (単位:円) 負債および資本 ⾦ 額 六本木商店の各期の会計数値は以下の表の通りであった。空欄に適切 な数字を入れ,①から⑧は下記の解答欄にも記入しなさい。純損益がマイナスの場合 は , 数 字 の 前 に △ を つ け る こ と 。( 単 位 の 円 は 省 略 す る 。) 回 次 期 資産 首 負債 期 資本 資産 末 負債 資本 収益 費用 純損益 1期 1,000 0 2,000 500 2,000 1,500 ① 2期 2,000 500 1,900 500 2,000 2,100 ② 500 3,000 600 3,100 2,100 2,800 600 2,600 2,800 1,000 4,500 3,000 3,500 3,800 3期 ③ 4期 3,000 ④ 5期 2,800 600 6期 4,700 1,000 5,000 ⑥ 7期 5,000 1,600 6,500 1,100 8期 6,500 1,100 7,000 2,000 ⑤ 3,500 ⑦ 4,600 ⑧ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 6 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 2− 13 表参道商店の各期の会計数値は以下の表の通りであった。空欄に適切 な 数 字 を 入 れ ① か ら ⑧ は 下 記 の 解 答 欄 に も 記 入 し な さ い 。純 損 益 が マ イ ナ ス の 場 合 は , 数 字 の 前 に △ を つ け る こ と 。( 単 位 の 円 は 省 略 す る 。) な お ,あ る 期 の 期 末 の 資 産 ,負 債 ,資 本 の 金 額 は ,そ の 次 の 期 の 期 首 の 資 産 ,負 債 , 資本の金額となることに注意すること。 回 次 1期 期 資産 1,000 首 負債 250 2期 期 資本 資産 末 負債 1,100 ① 250 ② 1,400 ③ 3期 4期 500 ④ 2,500 ⑤ 5期 6期 1,500 ⑥ 4,550 ⑦ 7期 8期 4,000 ⑧ 資本 収益 費用 1,800 1,700 2,850 2,900 3,900 3,600 4,500 4,600 5,500 5,000 6,250 6,400 7,700 7,000 8,700 8,900 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 7 純損益 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 3 章】借⽅・貸⽅と貸借増減ルール 例 題 3− 1 次の取引に基づき,現金勘定に現金の増減を記入し,現金勘定を締め切 りなさい。 4月 1日 5日 前 月 か ら 繰 り 越 さ れ て き た 現 金 の 残 高 が ¥10,000 あ っ た 。 現 金 の 支 出 が ¥10,000 あ っ た 。( 電 子 式 卓 上 計 算 機 の 購 入 ) 10 日 現 金 の 収 入 が ¥40,000 あ っ た 。( 銀 行 か ら の 借 入 ) 15 日 現 金 の 支 出 が ¥30,000 あ っ た 。( 通 信 費 の 支 払 い ) 20 日 現 金 の 収 入 が ¥60,000 あ っ た 。( 銀 行 か ら の 借 入 ) 25 日 現 金 の 支 出 が ¥50,000 あ っ た 。( 水 道 光 熱 費 の 支 払 い ) 30 日 次月繰越の金額を計算する。 借⽅ 例 題 3− 2 現⾦ 貸⽅ 貸借増減のルールに従って,カッコ内に「借方」または「貸方」を記入 しなさい。 ( 1) 資 産 の 増 加 は ,( )に記入する。 ( 2) 負 債 の 増 加 は ,( )に記入する。 ( 3) 資 本 の 増 加 は ,( )に記入する。 ( 4) 収 益 の 増 加 ( 発 生 ) は ,( )に記入する。 ( 5) 費 用 の 増 加 ( 発 生 ) は ,( )に記入する。 8 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 4 章】仕訳と転記 例 題 4− 1 神戸商店が 4 月中に行った取引は次のとおりであった。取引を仕訳し, 総勘定元帳の勘定口座に転記しなさい。ただし,転記において,相手勘定科目の記入 は不要とする。 4月 1日 5日 店 主 が 現 金 ¥800 を 元 入 れ し て 神 戸 商 店 を 設 立 し , 営 業 を 開 始 し た 。 備 品 ¥150 を 購 入 し , 現 金 で 支 払 っ た 。 10 日 銀 行 か ら 現 金 ¥250 を 借 り 入 れ た 。 15 日 商 品 ¥600 を 仕 入 れ , 現 金 で 支 払 っ た 。 20 日 商 品 の う ち ¥500( 原 価 ) を ¥2,000 で 販 売 し , 現 金 を 受 け 取 っ た 。 25 日 給 料 ¥700 を 現 金 で 支 払 っ た 。 30 日 水 道 光 熱 費 ¥600 を 現 金 で 支 払 っ た 。 4 月 1 日 (借) (貸) 5 日 (借) (貸) 10 日 ( 借 ) (貸) 15 日 ( 借 ) (貸) 20 日 ( 借 ) (貸) 25 日 ( 借 ) (貸) 30 日 ( 借 ) (貸) 総勘定元帳 現⾦ 101 商品 102 備品 103 借⼊⾦ 201 資本⾦ 301 商品売買益 401 給料 501 ⽔道光熱費 502 9 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 5 章】総勘定元帳と仕訳帳 例 題 5− 0 ( p.68) 神戸商店が 4 月中に行った取引は次のとおりであった。 取引を仕訳し,仕訳帳に記入しなさい。 4月 1日 5日 店 主 が 現 金 ¥800 を 元 入 れ し て 神 戸 商 店 を 設 立 し , 営 業 を 開 始 し た 。 備 品 ¥150 を 購 入 し , 現 金 で 支 払 っ た 。 10 日 銀 行 か ら 現 金 ¥250 を 借 り 入 れ た 。 15 日 商 品 ¥600 を 仕 入 れ , 現 金 で 支 払 っ た 。 20 日 商 品 の う ち ¥500( 原 価 ) を ¥2,000 で 販 売 し , 現 金 を 受 け 取 っ た 。 25 日 給 料 ¥700 を 現 金 で 支 払 っ た 。 30 日 水 道 光 熱 費 ¥600 を 現 金 で 支 払 っ た 。 仕 ◯年 4 摘 訳 要 1 帳 元丁 1 10 借 ⽅ 貸 ⽅ 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 5− 1 第 4 章 の 例 題 4− 1 の 神 戸 商 店 の 仕 訳 は 次 の 通 り で あ っ た 。 こ の 仕 訳 を 標準式の総勘定元帳の各勘定口座に転記しなさい。 4 月 1 日 (借) 現 ⾦ 800 (貸) 資 ⾦ 800 5 日 (借) 備 品 150 (貸) 現 ⾦ 150 10 日 ( 借 ) 現 ⾦ 250 (貸) 借 ⾦ 250 15 日 ( 借 ) 商 品 600 (貸) 現 ⾦ 600 20 日 ( 借 ) 現 ⾦ 2,000 (貸) 商 品 500 商 品 売 買 益 1,500 本 ⼊ 25 日 ( 借 ) 給 料 700 (貸) 現 ⾦ 700 30 日 ( 借 ) ⽔ 道 光 熱 費 600 (貸) 現 ⾦ 600 総勘定元帳 現 ◯年 摘 要 仕丁 借 ⽅ ◯年 商 ◯年 摘 要 仕丁 借 摘 要 仕丁 借 摘 要 仕丁 貸 ⽅ ◯年 摘 要 仕丁 貸 ◯年 11 ⽅ 103 品 ⽅ ⽅ 102 品 備 ◯年 101 ⾦ 摘 要 仕丁 貸 ⽅ 『簿記学』例題解答⽤紙 借 ◯年 摘 要 仕丁 借 ⽅ 資 ◯年 摘 要 仕丁 借 ⼊ ◯年 本 ⽅ 201 ⾦ 摘 要 仕丁 貸 301 ⾦ ◯年 摘 要 仕丁 貸 摘 要 仕丁 借 ⽅ ◯年 給 ◯年 摘 要 仕丁 借 摘 要 仕丁 貸 ◯年 摘 要 仕丁 貸 摘 要 仕丁 借 ⽅ ◯年 12 ⽅ 502 ⽔道光熱費 ◯年 ⽅ 501 料 ⽅ ⽅ 401 商品売買益 ◯年 ⽅ 摘 要 仕丁 貸 ⽅ 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 6 章】試算表 例 題 6− 1 神 戸 商 店 の 4 月 30 日 の 時 点 に お け る 総 勘 定 元 帳 の 勘 定 口 座 は 次 の 通 り で あ っ た 。4 月 30 日 の 時 点 で ,合 計 試 算 表 と 残 高 試 算 表 と 合 計 残 高 試 算 表 を 作 成 し な さい。 総勘定元帳 101 現⾦ 商品 4/1 800 4/5 150 10 250 15 600 20 2,000 25 700 30 600 借⼊⾦ 150 4/10 301 資本⾦ 4/1 商品売買益 800 4/20 501 給料 4/25 600 4/20 103 備品 4/5 4/15 ⽔道光熱費 700 4/30 600 合計試算表 借 ⽅ 勘 定 科 ⽬ 13 貸 ⽅ 102 500 201 250 401 1,500 502 『簿記学』例題解答⽤紙 残⾼試算表 借 ⽅ 勘 定 科 ⽬ 貸 ⽅ 合計残⾼試算表 借 残 ⾼ ⽅ 合 計 勘 定 科 ⽬ 14 貸 合 計 ⽅ 残 ⾼ 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 7 章】精算表 例 題 7− 1 神 戸 商 店 の 4 月 30 日 の 時 点 に お け る 総 勘 定 元 帳 に お け る 各 勘 定 口 座 の 勘 定 残 高 は 次 の 通 り で あ っ た 。 4 月 30 日 の 時 点 で , 精 算 表 を 作 成 し な さ い 。 ⾦ ¥1,000 商 ⾦ ¥250 資 商品売買益 ¥1,500 給 現 借 ⼊ 精 勘 定 科 ⽬ 本 品 ¥100 ⾦ ¥800 料 ¥700 算 残⾼試算表 借 ⽅ 貸 品 ¥150 ⽔道光熱費 ¥600 備 表 損益計算書 ⽅ 借 15 ⽅ 貸 貸借対照表 ⽅ 借 ⽅ 貸 ⽅ 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 8 章】決算 例 題 8− 1 神戸商店の決算整理後の総勘定元帳の勘定口座は次の通りであった。 4 月 30 日 を 決 算 日 と し , 損 益 振 替 仕 訳 を し て , 転 記 し な さ い 。 総勘定元帳 現⾦ 101 4/1 800 4/5 150 10 250 15 600 20 2,000 25 700 30 600 備品 4/5 商品 4/15 103 600 4/20 借⼊⾦ 150 4/10 資本⾦ 4/1 給料 4/25 301 商品売買益 800 4/20 501 ⽔道光熱費 700 4/30 102 500 201 250 401 1,500 502 600 損益振替仕訳 4 月30 日 ( 借 ) (貸) (借) (貸) 総勘定元帳 101 現⾦ 4/1 800 4/5 150 10 250 15 600 20 2,000 25 700 30 600 備品 4/5 商品 4/15 103 600 4/20 借⼊⾦ 150 4/10 資本⾦ 4/1 301 商品売買益 800 4/20 16 102 500 201 250 401 1,500 『簿記学』例題解答⽤紙 給料 4/25 ⽔道光熱費 700 4/30 損益 例 題 8− 2 501 502 600 901 神戸商店の損益振替仕訳の総勘定元帳の勘定口座(一部)が次の通りで あ っ た 。 4 月 30 日 を 決 算 日 と し , 資 本 振 替 仕 訳 を し て , 転 記 し な さ い 。 総勘定元帳 資本⾦ 4/1 301 損益 800 4/30 給 〃 料 ⽔道光熱費 901 700 4/30 商品売買益 1,500 600 資本振替仕訳 4 月30 日 ( 借 ) (貸) 総勘定元帳 資本⾦ 4/1 301 損益 800 4/30 給 〃 17 料 ⽔道光熱費 901 700 4/30 商品売買益 1,500 600 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 8− 3 損益振替仕訳の総勘定元帳の勘定口座(一部)が次の通りであった。 4 月 30 日 を 決 算 日 と し , 資 本 振 替 仕 訳 を し て , 転 記 し な さ い 。 総勘定元帳 資本⾦ 4/1 301 901 損益 2,500 4/30 給 〃 料 ⽔道光熱費 1,200 4/30 商品売買益 1,000 300 資本振替仕訳 4 月30 日 ( 借 ) (貸) 総勘定元帳 資本⾦ 4/30 損 益 500 4/1 301 901 損益 800 4/30 給 〃 18 料 ⽔道光熱費 1,200 4/30 商品売買益 1,000 300 〃 資本⾦ 500 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 8− 4 例 題 8− 1 の 損 益 振 替 仕 訳 と 例 題 8− 2 の 資 本 振 替 仕 訳 の 後 の 神 戸 商 店 の 総 勘 定 元 帳 の 勘 定 口 座 を 締 め 切 り な さ い 。 4 月 30 日 を 決 算 日 と す る 。 総勘定元帳 101 現⾦ 4/1 800 4/5 150 10 250 15 600 20 2,000 25 700 30 600 4/5 4/15 103 備品 301 4/1 30 損 4/30 損 損益 料 700 〃 ⽔道光熱費 600 〃 資 本 ⾦ 200 201 益 4/30 損 401 益 1,500 4/20 1,500 200 501 益 250 商品売買益 800 給料 4/30 給 500 4/10 資本⾦ 700 600 4/20 借⼊⾦ 150 4/25 102 商品 502 ⽔道光熱費 700 4/30 901 4/30 商品売買益 1,500 19 600 4/30 損 益 600 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 8− 4− b ( 標 準 式 ) 例 題 8− 1 の 損 益 振 替 仕 訳 と 例 題 8− 2 の 資 本 振 替 仕 訳 の 後の神戸商店の総勘定元帳(標準式)の勘定口座を締め切りなさい。 4 月 30 日 を 決 算 日 と す る 。 総勘定元帳 現 ◯年 4 摘 要 仕丁 借 ⽅ ◯年 1 資 本 ⾦ 1 800 10 借 ⼊ ⾦ 〃 20 諸 ⼝ 〃 4 4 摘 15 現 要 ⾦ 仕丁 借 1 4 摘 5 現 要 ⾦ 仕丁 1 摘 要 仕丁 貸 ⽅ 1 150 250 15 商 品 〃 600 2,000 25 給 料 〃 700 30 ⽔道光熱費 〃 600 102 品 ⽅ ◯年 4 20 摘 現 要 ⾦ 仕丁 貸 1 ⽅ 500 103 品 ⽅ ◯年 摘 要 仕丁 貸 ⽅ 150 借 ◯年 仕丁 品 600 借 要 備 備 ◯年 摘 5 商 ◯年 101 ⾦ 借 ⼊ ⽅ 201 ⾦ ◯年 4 20 10 摘 現 要 ⾦ 仕丁 1 貸 ⽅ 250 『簿記学』例題解答⽤紙 資 ◯年 摘 要 仕丁 借 本 ⽅ 301 ⾦ ◯年 4 摘 要 仕丁 貸 1 現 ⾦ 1 800 30 損 益 1 200 401 商品売買益 ◯年 4 30 摘 要 損 益 仕丁 借 1 ⽅ ◯年 1,500 4 給 ◯年 4 25 摘 要 現 ⾦ 仕丁 借 1 20 摘 現 要 ⾦ 仕丁 貸 1 501 ◯年 700 4 30 摘 損 要 益 仕丁 貸 1 4 30 摘 要 現 ⾦ 仕丁 借 1 ⽅ 502 ◯年 600 4 損 ◯年 4 摘 要 仕丁 借 30 給 料 1 700 〃 ⽔道光熱費 〃 600 〃 資 〃 200 本 ⾦ 30 摘 損 要 益 仕丁 貸 1 901 ◯年 4 1,500 ⽅ 600 益 ⽅ ⽅ 700 ⽔道光熱費 ◯年 ⽅ 1,500 料 ⽅ ⽅ 30 摘 要 商品売買益 仕丁 1 貸 ⽅ 1,500 1,500 21 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 8− 5 例 題 8− 4 の 解 答 に 示 さ れ て い る ,締 切 り 後 の 総 勘 定 元 帳 か ら ,神 戸 商 店 の 繰 越 試 算 表 を 作 成 し な さ い 。 4 月 30 日 を 決 算 日 と し ま す 。 繰越試算表 借 例 題 8− 6 ⽅ 勘 定 科 ⽬ 貸 ⽅ 例 題 8− 4 の 解 答 に 示 さ れ て い る 締 切 り 後 の 総 勘 定 元 帳 ,お よ び 例 題 8− 5 の解答に示されている繰越試算表から,神戸商店の貸借対照表と損益計算書を作成 し な さ い 。 会 計 期 間 は ○ 年 4 月 1 日 か ら ○ 年 4 月 30 日 ま で と し , 4 月 30 日 を 決 算 日 とする。 貸借対照表 ◯ 年 4 ⽉ 30 ⽇ 神⼾商店 資 産 ⾦ 額 (単位:円) 負債および資本 ⾦ 額 損益計算書 ◯ 年 4 ⽉ 1 ⽇ か ら ◯ 年 4 ⽉ 30 ⽇ ま で 神⼾商店 費 ⽤ ⾦ 額 収 22 益 (単位:円) ⾦ 額 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 10 章】商品 例 題 10− 1 次の取引を分記法で仕訳しなさい。 ( 1) 高 知 商 店 か ら 商 品 40 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥1,000) を 購 入 し , 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 愛 媛 商 店 に 商 品 30 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥1,000) を 1 個 当 た り ¥ 3,000 で 販 売 し , 代金は現金で受け取った。 (借) 例 題 10− 2 (貸) 次の取引を 3 分法で仕訳しなさい。 ( 1) 高 知 商 店 か ら 商 品 40 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥1,000) を 購 入 し , 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 愛 媛 商 店 に , 商 品 30 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥1,000) を , 1 個 当 た り ¥ 3,000 で 販 売 し,代金は現金で受け取った。 (借) (貸) ( 3) 愛 媛 商 店 に , 商 品 30 個 ( 1 個 当 た り 原 価 不 明 ) を 1 個 当 た り ¥ 3,000 で 販 売 し , 代金は現金で受け取った。 (借) 例 題 10− 3 (貸) 当 期 の 仕 入 高 は ¥40,000,期 首 の 繰 越 商 品 の 棚 卸 高 は ¥20,000,期 末 の 繰 越 商 品 の 棚 卸 高 は ¥10,000 で あ っ た 。 売 上 原 価 を 求 め な さ い 。 売上原価 = 例 題 10− 4 当 期 の 仕 入 高 は ¥40,000, 期 首 の 繰 越 商 品 の 棚 卸 高 は ¥0, 期 末 の 繰 越 商 品 の 棚 卸 高 は ¥10,000 で あ っ た 。 売 上 原 価 を 求 め る 期 末 の 仕 訳 を し な さ い 。 (借) (貸) 23 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 10− 5 次の取引を 3 分法で仕訳しなさい。 ( 1) 高 知 商 店 か ら , 商 品 200 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥400) を 購 入 し , 掛 け と し た 。 (借) (貸) ( 2)愛 媛 商 店 に ,商 品 100 個( 1 個 当 た り 原 価 ¥400)を ,1 個 当 た り ¥ 700 で 販 売 し , 代 金 の う ち ¥50,000 は 現 金 で 受 け 取 り , 残 額 は 掛 け と し た 。 (借) (貸) ( 3) 高 知 商 店 に 対 す る 買 掛 金 ¥80,000 を , 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 4) 愛 媛 商 店 に 対 す る 売 掛 金 の う ち ¥10,000 を , 現 金 で 回 収 し た 。 (借) 例 題 10− 6 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 高 知 商 店 か ら , 商 品 ¥80,000 を 購 入 し , 代 金 は 発 送 費 ¥5,000 と 併 せ て , 現 金 で 支 払った。3 分法による。 (借) (貸) ( 2)愛 媛 商 店 に ,商 品 を ¥ 90,000 で 販 売 し ,代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ た 。併 せ て ,商 品 の 発 送 費 用 ¥3,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 3 分 法 に よ る 。 (借) (貸) ( 3) 香 川 商 店 か ら , 商 品 ¥100,000 を 購 入 し , 代 金 は 発 送 費 ¥10,000 と 併 せ て , 現 金 で 支払った。分記法による。 (借) (貸) 24 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 10− 7 次の取引を,立替金を用いる方法で,仕訳しなさい。 ( 1)愛 媛 商 店 に ,商 品 を ¥ 90,000 で 販 売 し ,代 金 は 掛 け と し た 。併 せ て ,相 手 先 が 負 担 す る 商 品 の 発 送 費 用 ¥3,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 3 分 法 に よ る 。 (借) (貸) ( 2) 愛 媛 商 店 に 対 す る 代 金 の 立 替 分 ¥3,000 を 回 収 し , 現 金 で 受 け 取 っ た 。 (借) (貸) ( 3) 高 知 商 店 か ら , 商 品 ¥80,000 を 購 入 し , 代 金 を 掛 け と し た 。 発 送 費 ¥5,000 は , 相 手先の高知商店が負担する。3 分法による。 (借) (貸) 例 題 10− 8 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 過 日 , 高 知 商 店 か ら , 商 品 ¥80,000 を 現 金 で 購 入 し て い た が , 品 質 不 良 の 商 品 が あ っ た た め , 合 計 ¥5,000 の 値 引 を 受 け , 現 金 を 返 金 さ れ た 。 3 分 法 に よ る 。 (借) (貸) ( 2)過 日 ,愛 媛 商 店 に ,商 品 100 個 を 1 個 当 た り ¥ 600 で 販 売 し ,代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ て い た が ,そ の う ち の 商 品 10 個 に 汚 損 が あ っ た た め ,1 個 当 た り ¥200 の 値 引 を行い,現金で支払った。3 分法による。 (借) (貸) ( 3)過 日 ,香 川 商 店 か ら 掛 け で 購 入 し て い た 商 品( 1 個 当 た り 原 価 ¥2,000)の う ち 20 個 に 品 質 不 良 が あ っ た た め , 1 個 当 た り ¥500 の 値 引 を 受 け た 。 分 記 法 に よ る 。 (借) (貸) ( 4) 過 日 , 愛 媛 商 店 に 現 金 で 販 売 し て い た 商 品 ( 1 個 当 た り 売 価 ¥600) の う ち 10 個 に 汚 損 が あ っ た た め ,1 個 当 た り ¥200 を 値 引 し ,現 金 で 支 払 っ た 。分 記 法 に よ る 。 (借) (貸) 25 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 10− 9 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 過 日 , 高 知 商 店 か ら , 商 品 100 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥500) を 購 入 し , 代 金 を 現 金 で 支 払 っ て い た が , そ の う ち 20 個 の 商 品 が 注 文 と は 別 物 で あ っ た た め , 20 個 を 返品し,返品分の商品の代金を現金で受け取った。3 分法による。 (借) (貸) ( 2)過 日 ,愛 媛 商 店 に ,商 品 100 個 を 1 個 当 た り ¥ 900 で 販 売 し ,代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ て い た が , そ の う ち の 10 個 の 商 品 が 注 文 と は 別 物 で あ っ た こ と が 判 明 し た た め , 10 個 が 返 品 さ れ , 返 品 分 の 商 品 の 代 金 を 現 金 で 支 払 っ た 。 3 分 法 に よ る 。 (借) (貸) ( 3)過 日 ,香 川 商 店 か ら ,商 品 5,000 個( 1 個 当 た り 原 価 ¥10)を 掛 け で 購 入 し て い た が , そ の う ち 300 個 の 商 品 が 注 文 と は 別 物 で あ っ た こ と が 判 明 し た た め , 300 個 を返品した。返品分の商品の代金は買掛金と相殺した。分記法による。 (借) (貸) ( 4)過 日 ,広 島 商 店 に ,商 品 600 個( 1 個 当 た り 原 価 300 円 )を 1 個 当 た り 売 価 ¥ 700 で 掛 け 販 売 し て い た が , そ の う ち 100 個 の 商 品 が 破 損 し て い た た め 返 品 さ れ た 。 返品代金は売掛金と相殺した。分記法による。 (借) (貸) 例 題 10− 10 次の資料に基づいて,仕入帳を作成しなさい。 <資料> 6 月 3 日 高 知 商 店 よ り 香 辛 料 の ナ ツ メ グ を 300 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥40), シ ナ モ ン を 400 個( 1 個 当 た り 原 価 ¥50)仕 入 れ ,代 金 は 現 金 で 支 払 っ た 。併 せ て , 商 品 の 発 送 費 ¥2,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 14 日 香 川 商 店 よ り 香 辛 料 の コ シ ョ ウ を 100 個( 1 個 当 た り 原 価 ¥50),ク ロ ー ブ を 200 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥60) 仕 入 れ , 代 金 は 現 金 で 支 払 っ た 。 23 日 香 川 商 店 よ り 仕 入 れ た コ シ ョ ウ の う ち 20 個 , ク ロ ー ブ の う ち 50 個 が 品 質 不 良 で あ っ た た め ,返 品 し た 。返 品 し た 商 品 の 代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ た 。 26 『簿記学』例題解答⽤紙 仕 ⼊ 帳 ⽇付 摘要 内訳 ⾦額 例 題 10− 11 次の資料に基づいて,売上帳を作成しなさい。 <資料> 8 月 4 日 愛 媛 商 店 に ベ ル ト 10 個 ( 1 個 当 た り 売 価 ¥800), カ バ ン 20 個 ( 1 個 当 た り 売 価 ¥900) を 販 売 し , 代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ た 。 10 日 徳 島 商 店 に ブ ー ツ 10 個 ( 1 個 当 た り 売 価 ¥1,000), ウ ォ レ ッ ト 5 個 ( 1 個 当 た り 売 価 ¥600) を 販 売 し , 代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ た 。 11 日 愛媛商店に販売したベルトのうち 4 個に欠陥があったため,1 個当たり ¥500 を 値 引 し た 。 値 引 し た 商 品 の 代 金 は , 現 金 で 支 払 っ た 。 売 上 帳 ⽇付 摘要 内訳 27 ⾦額 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 10− 12 次の資料に基づき,先入先出法により,商品有高帳を作成しなさい。 <資料> 7月 1日 前期繰越 100 個 @¥100 高知商店よりチョコレートを仕入 200 個 @¥130 (仕入単価) 15 日 愛媛商店へチョコレートを売上 250 個 @¥300 (販売単価) 22 日 香川商店よりチョコレートを仕入 150 個 @¥140 (仕入単価) 23 日 香川商店のチョコレートが値引 150 個 @¥16 (仕入値引単価) 29 日 徳島商店へチョコレートを売上 170 個 @¥300 (販売単価) 30 日 徳島商店よりチョコレートが返品 20 個 @¥300 (販売単価) 8日 商 品 有 ⾼ 帳 チョコレート ⽇付 摘要 例 題 10− 13 受⼊ 数量 単価 払出 ⾦額 数量 ⾦額 数量 単価 ⾦額 例 題 10− 12 に つ い て , 先 入 先 出 法 に 基 づ き , 売 上 お よ び 売 上 原 価 を 求めなさい。 売上 単価 残⾼ = 売上原価 = 28 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 10− 14 次の資料に基づき,移動平均法により,商品有高帳を作成しなさい。 <資料> 7月 1日 前期繰越 100 個 @¥100 高知商店よりチョコレートを仕入 200 個 @¥130 (仕入単価) 15 日 愛媛商店へチョコレートを売上 250 個 @¥300 (販売単価) 22 日 香川商店よりチョコレートを仕入 150 個 @¥140 (仕入単価) 23 日 香川商店のチョコレートが値引 150 個 @¥16 (仕入値引単価) 29 日 徳島商店へチョコレートを売上 170 個 @¥300 (販売単価) 30 日 徳島商店よりチョコレートが返品 20 個 @¥300 (販売単価) 8日 商 品 有 ⾼ 帳 チョコレート ⽇付 受⼊ 摘要 例 題 10− 15 数量 単価 払出 ⾦額 数量 ⾦額 数量 単価 ⾦額 例 題 10− 14 に つ い て , 移 動 平 均 法 に 基 づ き , 売 上 お よ び 売 上 原 価 を 求めなさい。 売上 単価 残⾼ = 売上原価 = 29 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 10− 16 次の資料に基づいて,売掛金元帳を作成しなさい。 <資料> 9月 3日 愛 媛 商 店 に マ カ ロ ン を 100 個 ( 1 個 当 た り 売 価 ¥800), 掛 け で 販 売 し た 。 22 日 徳 島 商 店 に ウ エ ハ ー ス を 50 個 ( 1 個 当 た り 売 価 ¥700), 掛 け で 販 売 し た 。 25 日 愛 媛 商 店 に 対 す る 売 掛 金 の う ち , ¥50,000 を 現 金 で 回 収 し た 。 29 日 徳 島 商 店 に 販 売 し た ウ エ ハ ー ス ( 1 個 当 た り 売 価 ¥700) の う ち , 20 個 に 包 装 の 破 損 が 見 つ か っ た た め , 合 計 ¥10,000 を 値 引 し た 。 売 掛 ⾦ 元 帳 愛媛商店 ⽇付 摘要 借⽅ 貸⽅ 残⾼ 貸⽅ 残⾼ 徳島商店 ⽇付 例 題 10− 17 摘要 借⽅ 次の資料に基づいて,買掛金元帳を作成しなさい。 <資料> 1月 6日 9日 高 知 商 店 か ら ス カ ー フ を 50 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥800), 掛 け で 仕 入 れ た 。 香 川 商 店 か ら ポ ー チ を 100 個 ( 1 個 当 た り 原 価 ¥500), 掛 け で 仕 入 れ た 。 24 日 高 知 商 店 に 対 す る 買 掛 金 の う ち , ¥30,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 29 日 香 川 商 店 か ら 仕 入 れ た ポ ー チ の う ち 5 個 が 破 損 し て い た た め ,返 品 し た 。 30 『簿記学』例題解答⽤紙 買 掛 ⾦ 元 帳 ⾼知商店 ⽇付 摘要 借⽅ 貸⽅ 残⾼ 貸⽅ 残⾼ ⾹川商店 ⽇付 例 題 10− 18 摘要 借⽅ 次の取引を,人名勘定を用いて,仕訳しなさい。 ( 1) 高 知 商 店 か ら , 商 品 ¥80,000 を 購 入 し , 代 金 は 掛 け と し た 。 3 分 法 に よ る 。 (借) (貸) ( 2)愛 媛 商 店 に ,商 品 100 個 を ,1 個 当 た り ¥ 700 で 販 売 し ,代 金 の う ち ¥30,000 は 現 金で受け取り,残りは掛けとした。3 分法による。 (借) (貸) ( 3) 高 知 商 店 に 対 す る 買 掛 金 ¥40,000 を , 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 4) 愛 媛 商 店 に 対 す る 売 掛 金 ¥20,000 を , 現 金 で 回 収 し た 。 (借) (貸) 31 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 11 章】現⾦預⾦ 例 題 11− 1 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 美 沙 希 銀 行 か ら , 現 金 ¥100,000 を 借 り 入 れ た 。 (借) (貸) ( 2) 従 業 員 の 給 料 ¥200,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 3) 商 品 ¥300,000 を 売 り 渡 し , 代 金 は 先 方 振 り 出 し の 小 切 手 で 受 け 取 っ た 。( 3 分 法 ) (借) (貸) ( 4) 秋 田 商 店 か ら 売 掛 金 ¥400,000 を 回 収 し , 郵 便 為 替 証 書 で 受 け 取 っ た 。 (借) (貸) ( 5) 本 日 , 所 有 す る 社 債 の 利 札 ¥5,000 に つ い て 支 払 期 日 が 到 来 し た 。 (借) (貸) ( 6) 奈 良 株 式 会 社 よ り 配 当 金 領 収 証 ¥6,000 が 送 付 さ れ て き た 。 (借) 例 題 11− 2 (貸) 次 の 取 引 を 仕 訳 し ,現 金 出 納 帳 に 記 入 し な さ い 。な お ,¥100,000 の 前 月 繰越がある。なお,商品売買の処理は 3 分法とする。 7月 3日 福 岡 商 店 か ら 商 品 ¥80,000 を 仕 入 れ , 代 金 は 現 金 で 支 払 っ た 。 7日 佐 賀 商 店 か ら 売 掛 金 の 回 収 と し て ¥150,000 を 現 金 で 受 け 取 っ た 。 15 日 佐 賀 商 店 に 商 品 ¥200,000 を 売 り 渡 し , 代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ た 。 27 日 事 務 所 の 家 賃 ¥70,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 7 月 3 日 (借) (貸) 7 日 (借) (貸) 15 日 ( 借 ) (貸) 27 日 ( 借 ) (貸) 32 『簿記学』例題解答⽤紙 現 ☓年 例 題 11− 3 摘 ⾦ 出 要 納 収 帳 ⼊ ⽀ 出 残 ⾼ 次の取引を仕訳しなさい。なお,商品売買の処理は 3 分法とする。 ( 1) 佐 賀 商 店 は , 現 金 ¥500,000 を 当 座 預 金 口 座 に 預 け 入 れ た 。 (借) (貸) ( 2) 秋 田 商 店 は , 営 業 用 の 自 動 車 ¥1,000,000 を 購 入 し , 代 金 は 小 切 手 を 振 り 出 し て 支払った。 (借) (貸) ( 3) 沖 縄 商 店 は , 岡 山 商 店 へ 商 品 ¥2,000,000 を 販 売 し , 代 金 は 小 切 手 で 受 け 取 り , 直ちに当座預金に預け入れた。 (借) (貸) ( 4) 奈 良 商 店 は , 福 岡 商 店 に 商 品 ¥3,000,000 を 売 り 上 げ , 代 金 は 以 前 に 当 店 が 振 り 出した小切手を受け取った。 (借) (貸) 33 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 11− 4 次の連続した取引を二勘定制で仕訳しなさい。 ( 1) 名 谷 商 店 に 対 す る 買 掛 金 の 支 払 い の た め ¥150,000 の 小 切 手 を 振 り 出 し た 。 当 座 預 金 勘 定 残 高 は ¥80,000 で あ る 。 な お , 当 店 は 取 引 銀 行 と 借 越 限 度 額 ¥400,000 の 当座借越契約を結んでいる。 (借) (貸) ( 2) 当 店 は , 現 金 ¥120,000 を 当 座 預 金 口 座 に 預 け 入 れ た 。 (借) 例 題 11− 5 (貸) 例 題 11− 4 の 取 引 を 一 勘 定 制 で 仕 訳 し な さ い 。 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) 例 題 11− 6 次 の 取 引 を 二 勘 定 制 で 仕 訳 し ,当 座 預 金 出 納 帳 に 記 入 し な さ い 。な お , 銀 行 と の 間 に は , 借 越 限 度 額 ¥300,000 の 当 座 借 越 契 約 を 結 ん で お り , 8 月 1 日 現 在 の 当 座 預 金 残 高 ( 借 方 ) は ¥200,000 で あ る 。( 商 品 の 処 理 は 3 分 法 に よ る こ と 。) 8 月 5 日 愛 媛 商 店 か ら 商 品 ¥250,000 を 仕 入 れ 代 金 は 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 10 日 事 務 所 の 家 賃 ¥100,000 を 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 15 日 大 阪 商 店 か ら 売 掛 金 の 回 収 と し て ¥180,000 を 小 切 手 で 受 け 取 り , 直 ち に , 当座預金に預け入れた。 27 日 現 金 ¥70,000 を 当 座 預 金 に 預 け 入 れ た 。 8 月 5 日 (借) (貸) 10 日 ( 借 ) (貸) 15 日 ( 借 ) (貸) 27 日 ( 借 ) (貸) 34 『簿記学』例題解答⽤紙 当 座 預 ⾦ 出 納 帳 ☓年 例 題 11− 7 5 月 11 日 摘 要 預 ⼊ 引 出 借 /貸 次の取引を仕訳しなさい。 当 店 で は , 定 額 資 金 前 渡 制 を 採 用 し て お り , 小 口 現 金 ¥50,000 を , 小切手を振り出して用度係に渡した。 (借) 5 月 15 日 (貸) 用度係から,次のような支払報告を受けた。 通 信 費 ¥20,000 交 通 費 ¥10,000 (借) 5 月 18 日 残 消 耗 品 費 ¥5,000 (貸) 小 切 手 ¥35,000 を 振 り 出 し , 用 度 係 に 渡 し た 。 (借) (貸) (借) (貸) 35 ⾼ 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 11− 8 次の取引を小口現金出納帳に記入し,週末における締切りおよび資金 の補給に関する記入も行いなさい。なお,資金の補給については,定額資金前渡制を 採 用 し ,毎 週 金 曜 日 の 終 業 時 に 支 払 い 報 告 を 受 け ,資 金 を 補 給 し て い る 。な お ,6 月 8 日 の 小 口 現 金 の 残 高 は ¥20,000 で あ る 。 6 月 8 日(月) 郵便切手代 ¥2,000 コピー用紙代 ¥3,000 10 日 ( 水 ) タクシー代 ¥5,000 11 日 ( 木 ) お茶代 ¥1,000 12 日 ( 金 ) バス回数券代 ¥4,000 9 日(火) ⼩ ⼝ 現 ⾦ 出 納 帳 受 ⼊ ☓年 例 題 11− 9 摘 要 ⽀ 払 内 通信費 交通費 訳 消耗品費 雑 費 残 ⾼ 例 題 11− 8 の 取 引 に つ い て ,毎 週 金 曜 日 の 終 業 時 に 支 払 い 報 告 を 受 け , 翌 週 の 15 日 ( 月 ) に 資 金 を 補 給 し て い る 場 合 の 小 口 現 金 出 納 帳 を 作 成 し な さ い 。 な お , 先 週 の 小 口 現 金 の 使 用 金 額 は ¥5,000 で あ っ た 。 36 『簿記学』例題解答⽤紙 ⼩ ⼝ 現 ⾦ 出 納 帳 受 ⼊ ☓年 例 題 11− 10 摘 要 ⽀ 払 内 通信費 交通費 訳 消耗品費 雑 費 残 ⾼ 次 の 連 続 し た 取 引 を 仕 訳 し な さ い 。( 実 際 有 高 < 帳 簿 残 高 ) ( 1) 現 金 の 実 際 有 高 を 調 べ た と こ ろ , 帳 簿 残 高 よ り ¥5,000 少 な か っ た 。 (借) (貸) ( 2) そ の 後 の 調 査 で , ¥3,000 は 支 払 利 息 の 記 帳 漏 れ で あ る こ と が 判 明 し た 。 (借) (貸) ( 3) 残 額 に つ い て は , 決 算 日 に な っ て も 原 因 が 判 明 し な か っ た 。 (借) 例 題 11− 11 (貸) 次 の 連 続 し た 取 引 を 仕 訳 し な さ い 。( 実 際 有 高 > 帳 簿 残 高 ) ( 1) 現 金 の 実 際 有 高 を 調 べ た と こ ろ , 帳 簿 残 高 よ り ¥4,000 多 か っ た 。 (借) (貸) ( 2) そ の 後 の 調 査 で , 受 取 手 数 料 ¥2,000 と 受 取 利 息 ¥1,000 の 記 帳 漏 れ で あ る こ と が 判明した。 (借) (貸) ( 3) 残 額 に つ い て は , 決 算 日 に な っ て も 原 因 が 判 明 し な か っ た 。 (借) (貸) 37 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 12 章】⼿形 例 題 12− 1 次の一連の取引を,秋田商店と和歌山商店のそれぞれの立場で仕訳し なさい。 ( 1) 和 歌 山 商 店 は 秋 田 商 店 か ら 商 品 ¥100,000 を 仕 入 れ , 代 金 と し て 同 商 店 宛 の 約 束 手形を振出した。両店とも,商品売買の処理は 3 分法とする。 ( 2) 満 期 日 に こ の 手 形 が 決 済 さ れ , 和 歌 山 商 店 の 当 座 預 金 口 座 か ら 手 形 額 面 金 額 が 引 き 落 と さ れ , 秋 田 商 店 の 当 座 預 金 口 座 に ¥100,000 の 振 り 込 み が な さ れ た 。 和歌山商店の仕訳 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) 秋田商店の仕訳 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) 例 題 12− 2 次 の 一 連 の 取 引 の 仕 訳 を ,秋 田 商 店 ,奈 良 商 店 ,岡 山 商 店 の そ れ ぞ れ の 立場で仕訳しなさい。各店とも,商品売買の処理は 3 分法とする。 ( 1) 奈 良 商 店 は 秋 田 商 店 に 商 品 ¥500,000 を 掛 で 販 売 し た 。 ( 2) 奈 良 商 店 は 岡 山 商 店 よ り 商 品 ¥300,000 を 仕 入 れ , 代 金 は か ね て 売 掛 金 の あ る 秋 田 商 店 宛 て の 為 替 手 形 ¥300,000 を 振 り 出 し , 秋 田 商 店 の 引 受 け を 得 て 岡 山 商 店 に渡した。 ( 3) 岡 山 商 店 は , か ね て 取 立 て を 依 頼 し て お い た 奈 良 商 店 振 出 し の 為 替 手 形 ¥300,000 が 当 座 預 金 に 入 金 さ れ た 旨 , 期 日 に 取 引 銀 行 か ら 通 知 を 受 け た 。 奈良商店の仕訳 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) ( 3) ( 借 ) (貸) 秋田商店の仕訳 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) ( 3) ( 借 ) (貸) 岡山商店の仕訳 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) ( 3) ( 借 ) (貸) 38 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 12− 3 次の一連の取引を仕訳しなさい。商品売買の処理は 3 分法とする。 ( 1) 秋 田 商 店 は 和 歌 山 商 店 に 商 品 ¥100,000 を 販 売 し , 代 金 は 同 店 振 出 し の 約 束 手 形 で受け取った。 (借) (貸) ( 2) 秋 田 商 店 は 奈 良 商 店 よ り 商 品 ¥300,000 を 仕 入 れ , 代 金 は さ き に 和 歌 山 商 店 か ら 受 け 取 っ た 約 束 手 形 ¥100,000 を 裏 書 譲 渡 し , 残 額 は 掛 け と し た 。 (借) 例 題 12− 4 (貸) 秋田商店は,さきに売上代金として受け取っていた和歌山商店振出し の 約 束 手 形 ¥100,000 を 取 引 銀 行 で 割 り 引 き , 割 引 料 ¥5,000 を 差 し 引 か れ た 手 取 金 ¥95,000 を 当 座 預 金 と し た 。 こ の 取 引 を 仕 訳 し な さ い 。 (借) 例 題 12− 5 (貸) 次の一連の取引を仕訳し,受取手形記入帳と支払手形記入帳に記入し なさい。 4 月 2 日 岡 山 商 店 か ら 商 品 ¥100,000 を 仕 入 れ , 代 金 は 当 店 振 出 し の 約 束 手 形 ( # 1) で 支 払 っ た 。( 3 分 法 ) 振出日:4 月 2 日 3 日 満期日:6 月 2 日 支払場所:春暖銀行 沖 縄 商 店 に 商 品 ¥50,000 を 販 売 し , 代 金 は 同 店 振 出 し の 約 束 手 形 ( # 2) で 受 け 取 っ た 。( 3 分 法 ) 振出日:4 月 3 日 4 日 満期日:5 月 3 日 支払場所:常夏銀行 買掛金のある福岡商店から,福岡商店振出し,愛媛商店受け取りの為替手 形 ( # 3) ¥150,000 の 引 き 受 け を 求 め ら れ , こ れ を 当 店 で 引 き 受 け た 。 振出日:4 月 4 日 15 日 満期日 6 月 30 日 支払場所:夕日銀行 売掛金のある高知商店から,売掛金の支払いのために,同店振出し,秋田 商 店 引 き 受 け , 当 店 受 け 取 り の 為 替 手 形 ( # 4) ¥200,000 を 受 け 取 っ た 。 振 出 日 : 4 月 15 日 5月 3 日 31 日 6月 2 日 30 日 満期日 5 月 31 日 支払場所:たそがれ銀行 沖 縄 商 店 振 出 し の 約 束 手 形 ( # 2) ¥50,000 が 満 期 と な り , 決 済 さ れ た 。 高 知 商 店 振 出 し の 為 替 手 形 ( # 4) ¥200,000 が 満 期 と な り , 決 済 さ れ た 。 当 店 振 出 し の 約 束 手 形 ( # 1) ¥100,000 が 満 期 と な り , 決 済 さ れ た 。 福 岡 商 店 振 出 し の 為 替 手 形 ( # 3) ¥150,000 が 満 期 と な り , 決 済 さ れ た 。 39 『簿記学』例題解答⽤紙 4 月 2 日 (借) (貸) 3 日 (借) (貸) 4 日 (借) (貸) 15 日 ( 借 ) (貸) 5 月 3 日 (借) (貸) 31 日 ( 借 ) (貸) 6 月 2 日 (借) (貸) 30 日 ( 借 ) (貸) 受取⼿形記⼊帳 振出⼈ ⼿形 〇年 ⼿形 ⼿形 摘要 ⽀払⼈ ⾦額 種類 振出⽇ 満期⽇ または 番号 裏書⼈ てん末 ⽀払場所 ⽉ ⽇ ⽉ ⽇ ⽉ ⽇ 摘要 ⽀払⼿形記⼊帳 ⼿形 〇年 ⼿形 受取⼈ ⾦額 例 題 12− 6 振出⽇ ⼿形 摘要 種類 満期⽇ 振出⼈ 番号 てん末 ⽀払場所 ⽉ ⽇ ⽉ ⽇ ⽉ ⽇ 摘要 次 の 取 引 を ,秋 田 商 店 と 和 歌 山 商 店 の そ れ ぞ れ の 立 場 で 仕 訳 し な さ い 。 和 歌 山 商 店 は , か ね て 振 出 し て あ っ た 約 束 手 形 ¥1,000,000 に つ い て , 現 在 の 所 持 人 である秋田商店に支払期日の延期を申し入れ,同店の了承を得て,旧手形を破棄し, 新 手 形 を 振 り 出 し た 。 な お , 期 日 延 長 に 伴 う 利 息 ¥50,000 は 新 手 形 の 金 額 に 加 え た 。 和歌山商店の仕訳 (借) (貸) 秋田商店の仕訳 (借) (貸) 40 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 13 章】債権債務 例 題 13− 1 次の取引を,姫路商店と明石商店のそれぞれの立場で仕訳しなさい。 姫 路 商 店 は 明 石 商 店 に 現 金 ¥100,000 を 貸 し 付 け た 。 姫路商店の仕訳 (借) (貸) 明石商店の仕訳 (借) 例 題 13− 2 (貸) 次の取引を,姫路商店と明石商店のそれぞれの立場で仕訳しなさい。 ( 1) 姫 路 商 店 は , 明 石 商 店 に ¥ 200,000 を 貸 し 付 け , 同 店 振 り 出 し の 約 束 手 形 ¥ 200,000 を 受 け 取 り , 利 息 ¥ 20,000 を 差 し 引 い て 現 金 で 支 払 っ た 。 ( 2) 姫 路 商 店 は , 明 石 商 店 か ら 手 形 貸 付 金 ¥ 200,000 の 返 済 を 受 け , 現 金 で 受 け 取 っ た。 姫路商店の仕訳 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) 明石商店の仕訳 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) 例 題 13− 3 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 営 業 用 の 金 庫 を ¥100,000 で 買 い 入 れ , 代 金 は 月 末 に 支 払 う こ と に し た 。 (借) (貸) ( 2) 不 用 品 を ¥2,000 で 売 却 し , 代 金 は 月 末 に 受 け 取 る こ と に し た 。 (借) (貸) 41 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 13− 4 7月 1日 次の一連の取引を,姫路商店と明石商店の各立場で仕訳しなさい。 姫 路 商 店 は , 明 石 商 店 に 商 品 ¥500,000 を 注 文 し , そ の 内 金 と し て ¥50,000 を 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 7月 5日 姫 路 商 店 は , 明 石 商 店 か ら 商 品 ¥500,000 を 仕 入 れ , 内 金 ¥50,000 を 差 し 引 き,残額は掛けとした。両店とも,商品売買の処理は 3 分法とする。 姫路商店の仕訳 7 月 1 日 (借) (貸) 7 月 5 日 (借) (貸) 明石商店の仕訳 7 月 1 日 (借) (貸) 7 月 5 日 (借) (貸) 例 題 13− 5 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 従 業 員 の た め に ¥50,000 を , 現 金 で 立 て 替 え 払 い し た 。 (借) (貸) ( 2) 従 業 員 か ら , 現 金 で 立 替 金 ¥50,000 の 返 済 を 受 け た 。 (借) 例 題 13− 6 (貸) 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 従 業 員 へ の 給 料 の 支 払 い に あ た り , 給 料 ¥700,000 の う ち , 所 得 税 ¥70,000 を 差 し 引き,残額を現金で支払った。 (借) (貸) ( 2) 預 か っ て い た 従 業 員 の 所 得 税 ¥70,000 を , 税 務 署 に 現 金 で 納 付 し た 。 (借) (貸) 42 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 13− 7 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 従 業 員 の 出 張 に 際 し , 旅 費 交 通 費 の 概 算 額 と し て ¥50,000 を 現 金 で 渡 し た 。 (借) (貸) ( 2) 従 業 員 が 帰 社 し , 旅 費 の 精 算 を 行 い , 旅 費 交 通 費 概 算 額 の 残 額 ¥2,000 を 現 金 で 返済した。 (借) (貸) 例 題 13− 8 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1)得 意 先 名 谷 商 店 か ら ¥100,000 が 当 座 預 金 に 振 り 込 ま れ た が ,内 容 が 不 明 で あ る 。 (借) (貸) ( 2) 上 記 の 金 額 は , 売 掛 金 ¥100,000 の 回 収 分 で あ る こ と が 判 明 し た 。 (借) (貸) 例 題 13− 9 次の一連の取引を仕訳しなさい。なお,商品売買の処理は 3 分法とす る。 7 月 10 日 商 品 券 ¥500,000 を 販 売 し , 代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ た 。 (借) 7 月 15 日 (貸) 商 品 ¥200,000 を 販 売 し ,代 金 の う ち ¥150,000 は 当 店 発 行 の 商 品 券 で 受 け 取 り,残額は現金で受け取った。 (借) 7 月 20 日 (貸) 商 品 ¥300,000 を 販 売 し ,代 金 の う ち ¥200,000 は 当 店 と 連 盟 し て 商 品 券 を 発 行 し て い る 他 店 発 行 の 商 品 券 で 受 け 取 り ,残 額 は 当 店 発 行 の 商 品 券 で 受 け 取 った。 (借) 7 月 31 日 (貸) 他 店 と 商 品 券 の 精 算 を 行 い ,当 店 保 有 の 他 店 発 行 の 商 品 券 ¥200,000 と 他 店 保 有 の 当 店 発 行 の 商 品 券 ¥250,000 と を 交 換 し , 差 額 は 小 切 手 を 振 り 出 し て 支払った。 (借) (貸) 43 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 14 章】貸倒れ 例 題 14− 1 次の取引を仕訳しなさい。 得 意 先 が 倒 産 し た た め , 同 店 に 対 す る 売 掛 金 ¥100,000 が 回 収 不 能 と な っ た 。 (借) 例 題 14− 2 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 決 算 に あ た り , 売 掛 金 残 高 ¥500,000 に 対 し 5%の 貸 倒 れ を 見 積 も っ た 。 (借) (貸) ( 2) 得 意 先 が 倒 産 し た た め 同 店 に 対 す る 売 掛 金 ¥8,000 が 貸 倒 れ と な っ た 。 た だ し , 貸 倒 引 当 金 勘 定 の 残 高 は ¥25,000 で あ る 。 (借) 例 題 14− 3 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 秋 田 商 店 は 決 算 に あ た り 売 掛 金 残 高 ¥400,000 に 対 し 5%の 貸 倒 れ を 見 積 も っ た 。 た だ し , 貸 倒 引 当 金 勘 定 の 残 高 は ¥5,000 で あ る 。 (借) (貸) ( 2) 秋 田 商 店 は 決 算 に あ た り 売 掛 金 残 高 ¥600,000 に 対 し 5%の 貸 倒 れ を 見 積 も っ た 。 た だ し , 貸 倒 引 当 金 勘 定 の 残 高 は ¥35,000 で あ る 。 (借) 例 題 14− 4 (貸) 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 得 意 先 に 対 す る 売 掛 金 ¥50,000 が 貸 倒 れ と な っ た 。 た だ し , 当 該 売 掛 金 に 関 す る 貸 倒 引 当 金 の 残 高 は ¥40,000 で あ る 。 (借) (貸) ( 2) 貸 倒 れ と し て 処 理 し て い た 上 記 ( 1) の 売 掛 金 ¥50,000 を , 同 じ 会 計 期 間 中 に , 現金で全額回収した。 (借) 例 題 14− 5 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 前 期 に 貸 倒 れ と し て 処 理 し て い た 売 掛 金 ¥50,000 の う ち ¥10,000 を 現 金 で 回 収 し た 。 (借) (貸) 44 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 15 章】有価証券 例 題 15− 1 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 売 買 目 的 で , 秋 田 株 式 会 社 発 行 の 株 式 10 株 を 1 株 に つ き ¥50,000 で 買 い 入 れ , 代 金 は 買 入 手 数 料 ¥10,000 と と も に 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 上 記 の 株 式 の う ち 5 株 を 1 株 ¥60,000 で 売 却 し , 代 金 は 売 却 手 数 料 ¥10,000 を 差し引き,現金で受け取った。 (借) 例 題 15− 2 (貸) 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 売 買 目 的 で , 奈 良 株 式 会 社 の 社 債 , 額 面 総 額 ¥1,000,000( 年 利 率 6%) を @¥98 で 買い入れ,代金は小切手を振り出して支払った。 (借) (貸) ( 2) 上 記 の 社 債 の す べ て を @¥96 で 売 却 し , 代 金 は 現 金 で 受 け 取 っ た 。 (借) 例 題 15− 3 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 保 有 す る 株 式 10 株 に つ き , 1 株 当 た り ¥500 の 配 当 金 領 収 証 を 受 け 取 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 保 有 す る 社 債 ( 額 面 総 額 ¥1,000,000, 年 利 率 6%) に つ き , 半 年 分 の 利 息 の 期 限 が到来し,現金で受け取った。 (借) 例 題 15− 4 (貸) 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 決 算 に 際 し , 売 買 目 的 で 所 有 す る 沖 縄 株 式 会 社 の 株 式 ( 取 得 原 価 @ ¥80,000) 20 株 を 時 価 @¥75,000 に 評 価 替 え す る 。 (借) (貸) ( 2) 上 記 の 沖 縄 株 式 会 社 の 株 式 の 時 価 が , 次 年 度 の 決 算 に お い て @¥78,000 と な っ た ため,評価替えする。 (借) (貸) 45 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 16 章】固定資産の取得 例 題 16− 1 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 店 舗 用 の 建 物 ¥7,800,000 を 購 入 し , 不 動 産 業 者 へ の 仲 介 手 数 料 ¥200,000 と と も に 小切手を振り出して支払った。 (借) (貸) ( 2) 事 務 用 パ ソ コ ン 3 台 ( @ ¥100,000) を 購 入 し , 代 金 は 月 末 に 支 払 う こ と と し た 。 な お パ ソ コ ン の セ ッ ト ア ッ プ 費 用 ¥10,000 は 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 3) 営 業 用 普 通 自 動 車 を ¥1,900,000 で 購 入 し , 代 金 は 月 末 に 支 払 う こ と と し た 。 な お , 購 入 に 伴 う 諸 費 用 ¥100,000 は 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) 【第 17 章】減価償却 例 題 17− 1 事 務 用 パ ソ コ ン を ☓ 1 年 1 月 1 日 に ¥300,000 で 取 得 し た 。耐 用 年 数 は 3 年 ,残 存 価 額 は 取 得 原 価 の 10% ,減 価 償 却 方 法 は 定 額 法 と す る 。会 計 期 間 は 1 月 1 日 か ら 12 月 31 日 ま で で あ る 。 1 年 間 当 た り の 減 価 償 却 費 を 計 算 し な さ い 。 ま た , 減 価 償却スケジュールを完成しなさい。 減価償却費 = 減価償却スケジュール 償却年度 帳簿価額(期首) 減価償却費 1 年目 2 年目 3 年目 46 減価償却累計額 帳簿価額(期末) 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 17− 2 備 品 を ☓ 1 年 7 月 1 日 に ¥300,000 で 取 得 し た 。耐 用 年 数 は 3 年 ,残 存 価 額 は 取 得 原 価 の 10% ,減 価 償 却 方 法 は 定 額 法 ,会 計 期 間 は 1 月 1 日 か ら 12 月 31 日 ま で で あ る 。 ☓ 1 年 12 月 31 日 の 決 算 日 に 計 上 す る 減 価 償 却 費 を 計 算 し な さ い 。 減価償却費 = 例 題 17− 3 次 の 減 価 償 却 の 処 理 に つ い て ,「 直 接 法 」 で 仕 訳 し な さ い 。 ( 1)決 算 日 に つ き ,当 期 期 首 に ¥300,000 で 取 得 し た 備 品 に つ い て ,定 額 法 で 減 価 償 却 を 行 う 。 耐 用 年 数 は 3 年 , 残 存 価 額 は 取 得 原 価 の 10% で あ る 。 (借) (貸) ( 2)決 算 日 に つ き ,当 期 期 首 に ¥300,000 で 取 得 し た 備 品 に つ い て ,定 額 法 で 減 価 償 却 を行う。耐用年数は 3 年,残存価額は 0 円である。 (借) 例 題 17− 4 (貸) 例 題 17− 3 の 減 価 償 却 の 処 理 に つ い て ,「 間 接 法 」 で 仕 訳 し な さ い 。 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) 47 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 18 章】固定資産の売却・修繕・改良 例 題 18− 1 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 備 品 ( 取 得 原 価 ¥300,000, 帳 簿 価 額 ¥200,000, 直 接 法 で 記 帳 ) を ¥250,000 で 期首に売却し,売却代金は後日に受け取ることとした。 (借) (貸) ( 2) 備 品 ( 取 得 原 価 ¥300,000, 帳 簿 価 額 ¥200,000, 直 接 法 で 記 帳 ) を ¥180,000 で 期首に売却し,売却代金は後日に受け取ることとした。 (借) (貸) ( 3) 備 品 ( 取 得 原 価 ¥300,000, 備 品 減 価 償 却 累 計 額 ¥100,000, 間 接 法 で 記 帳 ) を ¥250,000 で 期 首 に 売 却 し , 代 金 は 後 日 に 受 け 取 る こ と と し た 。 (借) (貸) ( 4) 備 品 ( 取 得 原 価 ¥300,000, 備 品 減 価 償 却 累 計 額 ¥100,000, 間 接 法 で 記 帳 ) を ¥180,000 で 期 首 に 売 却 し , 代 金 は 後 日 に 受 け 取 る こ と と し た 。 (借) 例 題 18− 2 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ☓ 1 年 1 月 1 日 に 取 得 し た 建 物 ( 取 得 原 価 ¥1,000,000, 残 存 価 額 ¥0, 耐 用 年 数 5 年 , 間 接 法 で 記 帳 )を ☓ 2 年 6 月 30 日 に ¥750,000 で 売 却 し ,売 却 代 金 は 後 日 に 受 け 取 る こ と と し た 。 会 計 期 間 は 1 月 1 日 か ら 12 月 31 日 ま で で あ る 。 (借) 例 題 18− 3 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 建 物 を 修 繕 し , 現 金 ¥500,000 を 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 建 物 を 改 良 し , 現 金 ¥2,000,000 を 支 払 っ た 。 (借) (貸) 48 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 19 章】資本⾦と引出⾦ 例 題 19− 1 次の取引を仕訳しなさい。 川 崎 太 郎 は , 自 己 の 所 有 す る 現 金 ¥1,000,000, 建 物 ¥2,000,000, 土 地 ¥3,000,000 を 元 入れし,個人企業の川崎商店を開業した。 (借) 例 題 19− 2 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 個 人 企 業 で あ る 川 崎 商 店 の 店 主 川 崎 太 郎 は , 現 金 ¥500,000 を 追 加 元 入 れ し た 。 (借) 例 題 19− 3 (貸) 次の連続した資本取引を,資本金勘定を直接減額する方法で仕訳しな さい。 ( 1) 個 人 企 業 で あ る 川 崎 商 店 の 店 主 川 崎 太 郎 は , 店 の 現 金 ¥100,000 を 私 用 の た め に 引 き 出 し た 。 な お , 期 首 の 資 本 金 残 高 は ¥2,000,000 で あ っ た 。 (借) (貸) ( 2) 店 主 川 崎 太 郎 は , 店 の 商 品 ¥50,000 を 私 用 の 目 的 で 使 用 し た 。 商 品 売 買 の 処 理 は 3 分法によっている。 (借) (貸) ( 3) 川 崎 商 店 は , 水 道 光 熱 費 ¥150,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 こ の う ち ¥30,000 は 店 主 の 家計が負担すべき額である。 (借) (貸) ( 4) 川 崎 商 店 は , 決 算 を 迎 え た 。 期 中 の 資 本 の 引 出 し に 関 す る 決 算 整 理 仕 訳 を 行 う 。 (借) 例 題 19− 4 (貸) 例 題 19− 3 の 取 引 を , 引 出 金 勘 定 を 用 い る 方 法 で 仕 訳 し な さ い 。 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) ( 3) ( 借 ) (貸) ( 4) ( 借 ) (貸) 49 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 19− 5 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1)個 人 企 業 で あ る 川 崎 商 店 は ,決 算 に つ き ,損 益 勘 定 の 貸 方 残 高 ¥5,000,000 を 資 本 金勘定に振り替える資本振替仕訳を行った。 (借) (貸) ( 2)決 算 に つ き ,損 益 勘 定 の 借 方 残 高 ¥2,000,000 を 資 本 金 勘 定 に 振 り 替 え る 資 本 振 替 仕訳を行った。当商店は,個人企業である。 (借) 例 題 19− 6 (貸) 渋谷商店の各期の会計数値は以下の表の通りであった。空欄に適切な 数字を入れなさい。純損益がマイナスの場合は,数字の前に△をつけること。 ( 単 位 の 円 は 省 略 す る 。) 回次 期首資本金 追加元入金 引出金 期末元入資本金 純損益 期末資本金 1期 1,000 500 100 ① 600 2期 2,000 600 300 ② 700 3期 3,000 700 500 800 ③ 4期 4,000 800 1,300 △ 600 ④ 5期 2,900 ⑤ 6期 3,500 0 600 ⑥ 3,000 4,000 3,500 1,000 7期 ⑦ 200 700 500 5,000 8期 ⑧ 300 200 △ 100 5,000 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 50 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 19− 7 新宿商店の各期の会計数値は以下の表の通りであった。空欄に適切な 数字を入れなさい。純損益がマイナスの場合は,数字の前に△をつけること。 ( 単 位 の 円 は 省 略 す る 。) 回次 期 資産 首 負債 期 資本 負債 追加 資本 出資 引出金 収益 費用 2,000 500 0 0 2,000 1,500 1,900 400 100 0 2,000 2,100 400 ③ 400 200 100 3,100 2,100 3,000 400 3,000 ④ 300 200 2,600 2,800 5期 3,000 500 5,100 1,000 6期 5,100 1,000 5,000 1,100 500 ⑥ 7期 5,000 1,100 6,500 500 600 500 ⑦ 8期 6,500 7,000 1,000 900 500 4,600 ⑧ 1期 ① 2期 2,000 ② 3期 1,900 4期 0 資産 末 500 300 4,500 3,000 ⑤ 3,500 3,800 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 51 3,500 純損益 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 20 章】税⾦ 例 題 20− 1 次の取引を,未払税金勘定を用いて,仕訳しなさい。 ( 1) 4 月 に な り , 個 人 企 業 で あ る 高 知 商 店 の 事 業 活 動 の た め に 所 有 し て い る 建 物 と 土 地 に 対 す る 固 定 資 産 税 ¥400,000 の 納 税 通 知 書 を 受 け 取 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 上 記 の ¥400,000 の 固 定 資 産 税 の う ち , 第 1 期 分 ¥100,000 を 現 金 で 納 付 し た 。 (借) 例 題 20− 2 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 個 人 企 業 で あ る 愛 媛 商 店 の 店 舗 兼 住 宅 に 対 す る 固 定 資 産 税 ¥800,000 の 納 税 通 知書を受け取り,全額を愛媛商店の現金で納付した。ただし,上記の固定資産税 の う ち 40% は , 事 業 主 が 利 用 す る 住 宅 部 分 に 対 す る も の で あ る 。 (借) (貸) ( 2) 個 人 企 業 で あ る 徳 島 商 店 の 店 舗 兼 住 宅 に 対 す る 固 定 資 産 税 ¥1,000,000 の 納 税 通 知 書 を 受 け 取 っ た 。た だ し ,上 記 の 固 定 資 産 税 の う ち 30% は ,事 業 主 が 利 用 す る 住宅部分に対するものである。 (借) (貸) ( 3) 上 記 の 徳 島 商 店 の 店 舗 兼 住 宅 に 対 す る 固 定 資 産 税 ¥1,000,000 の う ち , 第 1 期 分 ¥250,000 を , 徳 島 商 店 の 現 金 で 納 付 し た 。 (借) (貸) 52 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 20− 3 次 の 取 引 を 仕 訳 し な さ い 。資 本 の 引 出 し は 引 出 金 勘 定 で 処 理 す る こ と 。 ( 1) 7 月 に な り , 個 人 企 業 で あ る 高 知 商 店 に お け る 1 月 1 日 か ら 12 月 31 日 ま で の 所 得 税 の 予 定 納 税 と し て , 前 年 の 所 得 税 の 納 税 額 ¥900,000 に 基 づ い て 計 算 し た 第 1 期 分 ¥300,000 を , 高 知 商 店 の 現 金 で 納 付 し た 。 (借) (貸) ( 2 ) 11 月 に な り , 個 人 企 業 で あ る 高 知 商 店 の 所 得 税 の 予 定 納 税 と し て , 第 2 期 分 ¥300,000 を , 高 知 商 店 の 小 切 手 を 振 り 出 し , 納 付 し た 。 (借) (貸) ( 3) 3 月 に な り , 個 人 企 業 で あ る 高 知 商 店 に お け る 1 月 1 日 か ら 12 月 31 日 ま で の 所 得 税 の 確 定 申 告 を 行 い , 年 間 の 所 得 税 の 納 税 額 が ¥850,000 で あ る と 計 算 さ れ た た め , 予 定 納 税 額 ¥600,000 を 差 し 引 い た 金 額 を , 高 知 商 店 の 現 金 で 納 付 し た 。 (借) 例 題 20− 4 (貸) 次の取引を税抜方式で仕訳しなさい。商品の仕訳は,3 分法による。 ( 1) 商 品 ¥1,000,000 を 仕 入 れ , 代 金 は 消 費 税 ¥100,000 と と も に 掛 け と し た 。 (借) (貸) ( 2) 商 品 を ¥1,500,000 で 販 売 し , 代 金 は 消 費 税 ¥150,000 と と も に 掛 け と し た 。 (借) (貸) ( 3) 期 末 に な り , 納 付 す べ き 消 費 税 の 額 を 計 算 し た 。 仮 払 消 費 税 の 残 高 は ¥100,000, 仮 受 消 費 税 の 残 高 は ¥150,000 で あ っ た 。 (借) (貸) ( 4) 未 払 消 費 税 ¥50,000 を 現 金 で 納 付 し た 。 (借) (貸) 53 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 20− 5 次の取引を税込方式で仕訳しなさい。商品の仕訳は,3 分法による。 ( 1) 商 品 ¥1,000,000 を 仕 入 れ , 代 金 は 消 費 税 ¥100,000 と と も に 掛 け と し た 。 (借) (貸) ( 2) 商 品 を ¥1,500,000 で 販 売 し , 代 金 は 消 費 税 ¥150,000 と と も に 掛 け と し た 。 (借) (貸) ( 3) 期 末 に な り , 納 付 す べ き 消 費 税 を 計 算 し た 。 仕 入 勘 定 の 借 方 残 高 は ¥1,100,000, 売 上 勘 定 の 貸 方 残 高 は ¥1,650,000 で あ っ た 。 な お , 消 費 税 率 は 10% と す る 。 (借) 例 題 20− 6 (貸) 次の取引を税抜方式で仕訳しなさい。 ( 1) 備 品 ¥100,000 を 購 入 し , 代 金 は 消 費 税 ¥10,000 と と も に 月 末 払 い と し た 。 (借) (貸) ( 2) 水 道 光 熱 費 ¥55,000( う ち 消 費 税 額 ¥5,000) が 普 通 預 金 口 座 か ら 引 落 さ れ た 。 (借) 例 題 20− 7 (貸) 次 の 取 引 を 仕 訳 し な さ い 。資 本 の 引 出 し は 引 出 金 勘 定 で 処 理 す る こ と 。 ( 1) 個 人 事 業 税 の 納 税 通 知 書 ¥100,000 を 受 け 取 り , 店 の 現 金 で 一 括 納 付 し た 。 (借) (貸) ( 2) 個 人 企 業 で あ る 高 知 商 店 で 使 用 し て い る 自 動 車 の 自 動 車 税 ¥40,000 を , 現 金 で 納 付 し た 。 こ の 自 動 車 は , 自 家 用 車 と の 兼 用 で あ り , 私 用 の 割 合 は 20% で あ る (借) (貸) ( 3)高 知 商 店( 個 人 企 業 )の 店 主 に 対 す る 住 民 税 ¥500,000 を ,店 の 現 金 で 納 付 し た 。 (借) 例 題 20− 8 (貸) ¥200 の 収 入 印 紙 100 枚 を ,現 金 で 購 入 し た 。こ の 取 引 を 仕 訳 し な さ い 。 <購入時に費用とする方法> (借) (貸) <購入時に資産とする方法> (借) (貸) 54 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 21 章】販売費および⼀般管理費 例 題 21− 1 次の連続した取引を仕訳しなさい。 6 月 25 日 , 従 業 員 の 給 料 手 当 総 額 ¥250,000 に つ き , 所 得 税 預 り 金 ¥5,000, 住 民 税 預 り 金 ¥16,000, 社 会 保 険 料 預 り 金 ¥36,000 を 差 し 引 き , ¥193,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) 7 月 10 日 , 源 泉 徴 収 し て あ っ た 源 泉 所 得 税 ¥5,000 と 特 別 徴 収 し て あ っ た 住 民 税 ¥16,000 を , 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 (借) 例 題 21− 2 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 9 月 15 日 に ,給 料 手 当 の 支 給 と 同 時 に ,従 業 員 の 通 勤 手 当 総 額 ¥8,000 を 現 金 で 支 払 った。 (借) 例 題 21− 3 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 7 月 30 日 に ,従 業 員 の 賞 与 総 額 ¥500,000 に つ き ,所 得 税 預 り 金 ¥17,000,社 会 保 険 料 預 り 金 ¥73,000 を 差 し 引 き , ¥410,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) 55 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 21− 4 次の取引を仕訳しなさい。 7 月 15 日 に ,年 金 事 務 所 か ら 送 付 さ れ て き た 社 会 保 険 料 の 納 入 告 知 書 に 基 づ き ,社 会 保 険 料 合 計 ¥74,000( 健 康 保 険 料 ¥25,000,厚 生 年 金 保 険 料 ¥46,000,雇 用 保 険 料 ¥3,000) を ,小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。事 業 者 負 担 分 は ¥38,000 で あ る 。な お ,従 業 員 よ り 預 か っ た 社 会 保 険 料 預 り 金 が ¥36,000 あ る 。 (借) 例 題 21− 5 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 従 業 員 の 福 利 厚 生 の た め に 使 用 す る 野 球 観 戦 の 年 間 予 約 席 5 席 分 の チ ケ ッ ト を 購 入 す る た め , 代 金 の ¥700,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 従 業 員 用 の 常 備 薬 と し て , 風 邪 薬 , 鎮 痛 剤 , 消 毒 薬 を 薬 局 で 購 入 し , 代 金 の ¥10,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) 例 題 21− 6 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 得 意 先 の 接 待 の た め , 超 高 層 ホ テ ル の 最 上 階 の 夜 景 の 美 し い レ ス ト ラ ン で 食 事 を 行 い , 料 金 総 額 ¥250,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 得 意 先 の 接 待 の た め , 飲 食 店 で 食 事 を 行 い , 料 金 ¥150,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 3) 接 待 の た め , ホ テ ル で パ ー テ ィ ー を 開 催 し , 料 金 ¥3,000,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) 例 題 21− 7 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 会 議 の た め ,貸 し 会 議 室 の 利 用 料 ¥20,000 と ,お 茶 と お 菓 子 な ど の 購 入 費 用 ¥5,000 を 現金で支払った。 (借) (貸) 56 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 21− 8 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 駅 に 広 告 用 の 看 板 を 掲 示 す る た め , ¥8,000,000 を 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 宣 伝 用 の ポ ケ ッ ト テ ィ ッ シ ュ 配 布 の た め の 費 用 ¥200,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 3) お 店 の ホ ー ム ペ ー ジ を 作 る た め に , ホ ー ム ペ ー ジ 制 作 会 社 に , ホ ー ム ペ ー ジ の 制 作 費 用 と 保 守 管 理 費 用 の 合 計 ¥300,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) 例 題 21− 9 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 営 業 の た め に 使 っ た 電 車 代 ¥5,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 営 業 用 自 動 車 の ガ ソ リ ン 代 ¥10,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) 例 題 21− 10 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 82 円 の 切 手 280 枚 と 52 円 の 切 手 520 枚 を 購 入 し , 代 金 ¥50,000 を 現 金 で 支 払 っ た。購入時に費用処理する。 (借) (貸) ( 2) 電 話 料 金 ¥40,000 が 普 通 預 金 の 口 座 か ら 引 き 落 と さ れ た 。 (借) (貸) ( 3) イ ン タ ー ネ ッ ト 接 続 料 金 ¥30,000 が 普 通 預 金 の 口 座 か ら 引 き 落 と さ れ た 。 (借) (貸) 57 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 21− 11 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 加 盟 し て い る 商 店 街 の 商 店 会 費 ¥10,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 82 円 切 手 140 枚 , 52 円 切 手 260 枚 , 200 円 の 収 入 印 紙 200 枚 を 購 入 し , 代 金 ¥65,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 す べ て 購 入 時 に 費 用 処 理 す る 。 (借) 例 題 21− 12 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 電 気 料 金 ¥500,000 が 普 通 預 金 の 口 座 か ら 引 き 落 と さ れ た 。 (借) 例 題 21− 13 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 受 付 に 飾 る 花 を 購 入 し , 代 金 の ¥10,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 事 務 所 で 使 用 す る テ ィ ー ポ ッ ド と テ ィ ー カ ッ プ を 購 入 し , 代 金 の ¥20,000 を 現 金 で支払った。 (借) (貸) ( 3) 事 務 所 で 使 用 す る 緑 茶 と 紅 茶 を 購 入 し , 代 金 の ¥5,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) 例 題 21− 14 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 火 災 保 険 の 保 険 料 ¥10,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) 例 題 21− 15 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 リ ー ス し て 使 用 し て い る パ ソ コ ン の リ ー ス 料 月 額 ¥20,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) 例 題 21− 16 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 商 品 を 保 管 す る た め に 借 り て い る 倉 庫 の 倉 庫 料 ¥100,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) 58 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 22 章】その他の基本取引 例 題 22− 1 次の取引を仕訳しなさい。 秋田商店は,和歌山商店の所有する建物の 1 階部分を借りて,販売店舗としている が , 1 ヵ 月 分 の 家 賃 ¥300,000 を 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) 和歌山 (借) (貸) 秋田 例 題 22− 2 次の取引を仕訳しなさい。 沖 縄 商 店 は , 奈 良 商 店 か ら 土 地 を 借 り て い る が , 1 ヵ 月 分 の 地 代 ¥200,000 を 現 金 で 支払った。 沖縄 (借) (貸) 奈良 (借) (貸) 例 題 22− 3 次の取引を仕訳しなさい。 佐 賀 商 店 は , 福 岡 商 店 に 営 業 上 の 仲 介 を 依 頼 し , 仲 介 手 数 料 ¥100,000 を 現 金 で 支 払 った。 佐賀 (借) (貸) 福岡 (借) (貸) 例 題 22− 4 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1)販 売 店 舗 の レ ジ ス タ ー の 現 金 が ¥200 不 足 し て い た た め ,雑 損 失 勘 定 で 処 理 し た 。 (借) (貸) ( 2)数 年 前 に 雑 費 で 購 入 し た 書 籍・雑 誌 100 冊 を 売 却 し ,¥1,000 を 現 金 で 受 け 取 っ た 。 (借) 例 題 22− 5 (貸) 次の取引を仕訳しなさい。 営 業 用 店 舗 を 建 設 す る 用 地 と し て ,地 主 と 土 地 の 50 年 間 の 賃 貸 借 契 約 を 結 び ,借 地 権 の 設 定 の 対 価 ¥5,000,000 に つ い て 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 (借) (貸) 59 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 22− 6 次の取引を仕訳しなさい。 岡 山 商 店 は ,保 有 す る 自 社 ビ ル の ワ ン フ ロ ア に つ い て ,テ ナ ン ト( 賃 借 人・借 り 主 ) を募集していたが,大阪商店から賃借の申し込みがあり,賃貸借契約を結んだ。敷金 ¥1,000,000( 返 還 し な い 部 分 は な い )と 礼 金 ¥100,000 を 現 金 で 受 け 取 っ た 。な お ,礼 金 に つ い て は , 受 取 家 賃 勘 定 で 処 理 す る ( 大 阪 商 店 は , 支 払 家 賃 勘 定 で 処 理 す る 。)。 岡山 (借) (貸) 大阪 (借) (貸) 例 題 22− 7 次の取引を仕訳しなさい。 愛媛商店は,販売店舗として使うために,大阪商店の所有する建物を借りる契約を 大 阪 商 店 と 結 び ,保 証 金 ¥5,000,000( 返 還 さ れ な い 部 分 は な い )を 小 切 手 を 振 り 出 し て 支払った。 愛媛 (借) (貸) 大阪 (借) (貸) 例 題 22− 8 次の取引を仕訳しなさい。 投 資 用 の 土 地 を ¥2,000,000 で 購 入 し , 代 金 は 小 切 手 を 振 り 出 し て 支 払 っ た 。 (借) 例 題 22− 9 (貸) 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 本 店 建 物 を 新 築 す る た め , 建 設 会 社 に 代 金 ¥20,000,000 の う ち の 一 部 ¥15,000,000 を小切手を振り出して支払った。 (借) (貸) ( 2) 上 記 の 建 物 が 完 成 し , 建 設 会 社 か ら 引 渡 し を 受 け , 代 金 の 残 額 を 小 切 手 を 振 り 出して支払った。 (借) (貸) 60 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 23 章】収益・費⽤の⾒越し・繰延べ 例 題 23− 1 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 費 用 項 目 に 関 す る 期 中 取 引 ☓ 1 年 12 月 1 日 に 1 年 契 約 で 建 物 を 借 り た 。1 年 分 の 家 賃 は ¥1,200,000 で あ り , 家賃を前納により現金で支払った。 (借) (貸) ( 2) 決 算 日 に お け る 費 用 の 繰 延 べ ☓ 2 年 3 月 31 日 に 決 算 日 を 迎 え た 。 会 計 期 間 は 4 月 1 日 か ら 3 月 31 日 ま で で ある。 (借) (貸) ( 3) 再 振 替 仕 訳 : 決 算 日 の 翌 日 付 ☓2 年 4 月 1 日に,上記の前払家賃に関する再振替仕訳を行う。 (借) 例 題 23− 2 (貸) 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 収 益 項 目 に 関 す る 期 中 取 引 ☓ 1 年 12 月 1 日 に 1 年 契 約 で 建 物 を 貸 し た 。1 年 分 の 家 賃 は ¥1,200,000 で あ り , 家賃を前納により現金で受け取った。 (借) (貸) ( 2) 決 算 日 に お け る 収 益 の 繰 延 べ ☓ 2 年 3 月 31 日 に 決 算 日 を 迎 え た 。 会 計 期 間 は 4 月 1 日 か ら 3 月 31 日 ま で で ある。 (借) (貸) ( 3) 再 振 替 仕 訳 : 決 算 日 の 翌 日 付 ☓2 年 4 月 1 日に,上記の前受家賃に関する再振替仕訳を行う。 (借) (貸) 61 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 23− 3 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 収 益 項 目 に 関 す る 期 中 取 引 ☓ 1 年 11 月 1 日 に 1 年 契 約 で 土 地 を 貸 し た 。1 年 分 の 地 代 は ¥1,200,000 で あ り , ☓ 2 年 10 月 31 日 を 支 払 期 日 と す る 後 納 の 契 約 で あ る 。 (借) (貸) ( 2) 決 算 日 に お け る 収 益 の 見 越 し ☓ 2 年 3 月 31 日 に 決 算 日 を 迎 え た 。 会 計 期 間 は 4 月 1 日 か ら 3 月 31 日 ま で で ある。 (借) (貸) ( 3) 再 振 替 仕 訳 : 決 算 日 の 翌 日 付 ☓2 年 4 月 1 日に,上記の未収地代に関する再振替仕訳を行う。 (借) 例 題 23− 4 (貸) 次の一連の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 費 用 項 目 に 関 す る 期 中 取 引 ☓ 1 年 11 月 1 日 に 1 年 契 約 で 土 地 を 借 り た 。 1 年 分 の 地 代 は ¥1,200,000 で あ り , ☓ 2 年 10 月 31 日 を 支 払 期 日 と す る 後 納 の 契 約 で あ る 。 (借) (貸) ( 2) 決 算 日 に お け る 費 用 の 見 越 し ☓ 2 年 3 月 31 日 に 決 算 日 を 迎 え た 。会 計 期 間 は 4 月 1 日 か ら 3 月 31 日 ま で で あ る。 (借) (貸) ( 3) 再 振 替 仕 訳 : 決 算 日 の 翌 日 付 ☓2 年 4 月 1 日に,上記の未収地代に関する再振替仕訳を行う。 (借) (貸) 62 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 23− 5 次の取引を,購入時に消耗品勘定で処理する方法で仕訳しなさい。 ( 1) 消 耗 品 ¥50,000 を 購 入 し , 現 金 で 支 払 っ た 。 (借) (貸) ( 2) 決 算 日 を 迎 え た 。 上 記 ( 1) の 消 耗 品 の う ち , ¥10,000 分 が 未 使 用 で あ る 。 (借) 例 題 23− 6 (貸) 例 題 23 − 5 の 取 引 を , 購 入 時 に 消 耗 品 費 勘 定 で 処 理 す る 方 法 で 仕 訳 し なさい。 ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) 例 題 23− 7 次の取引を仕訳しなさい。 ( 1) 先 に 切 手 と 葉 書 を ¥50,000 分 購 入 し , 費 用 処 理 し て あ っ た が , 決 算 日 現 在 , ¥10,000 分 が 未 使 用 の ま ま 残 っ て い た 。 (借) (貸) ( 2) 先 に 収 入 印 紙 を ¥100,000 分 購 入 し , 費 用 処 理 し て あ っ た が , 決 算 日 現 在 , ¥20,000 分 が 未 使 用 の ま ま 残 っ て い た 。 (借) (貸) 63 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 24 章】売上原価の計算 例 題 24− 1 商品売買の処理方法として 3 分法を採用しているが,決算につき,仕 入勘定の勘定残高を売上原価の金額にするための仕訳(決算整理仕訳)を行い,勘定 口座に転記しなさい。 会 計 期 間 は ☓ 1 年 1 月 1 日 か ら ☓ 1 年 12 月 31 日 ま で で あ る 。 決 算 日 12 月 31 日 。 売 上 勘 定 の 残 高 は , 貸 方 残 高 ¥150,000 で あ る 。 仕 入 勘 定 の 残 高 は , 借 方 残 高 ¥100,000 で あ る 。 繰 越 商 品 勘 定 の 残 高 ( 期 首 商 品 棚 卸 高 ) は , 借 方 残 高 ¥10,000 で あ る 。 期 末 商 品 棚 卸 高 は , ¥20,000 で あ っ た 。 (借) (貸) (借) (貸) 総勘定元帳 繰越商品 1/1 前期繰越 例 題 24− 2 104 仕⼊ 10,000 純仕⼊⾼ 501 100,000 例 題 24− 1 に お け る ,売 上 高 ,売 上 原 価 ,売 上 総 利 益 の 金 額 を 答 え な さ い。 ☓ 1 年 1 ⽉ 1 ⽇ か ら ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ ま で 売上⾼ 売上原価 売上総利益 64 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 24− 3 例 題 24− 1 に つ い て , 売 上 原 価 の 計 算 式 に 従 っ た 売 上 原 価 の 計 算 過 程 を表示し,同時に,売上総利益の計算式に従った売上総利益の計算過程を表示しなさ い。 ☓ 1 年 1 ⽉ 1 ⽇ か ら ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ ま で Ⅰ.売上⾼ (+) Ⅱ.売上原価 期⾸商品棚卸⾼ (+) 当期商品仕⼊⾼ (+) 計 期末商品棚卸⾼ (−) (−) 売上総利益 例 題 24− 4 商品売買の処理方法として 3 分法を採用しているが,決算につき,売 上原価勘定の残高を売上原価の金額にするための仕訳(決算整理仕訳)を行い,勘定 口 座 に 転 記 し な さ い 。 会 計 期 間 は ☓ 1 年 1 月 1 日 か ら ☓ 1 年 12 月 31 日 ま で で あ る 。 決 算 日 12 月 31 日 。 売 上 勘 定 の 残 高 は 貸 方 残 高 ¥150,000, 仕 入 勘 定 の 残 高 は 借 方 残 高 ¥100,000 で あ る 。 繰 越 商 品 勘 定 の 残 高 ( 期 首 商 品 棚 卸 高 ) は 借 方 残 高 ¥10,000 で あ る 。 期 末 商 品 棚 卸 高 は ¥20,000 で あ っ た 。 (借) (貸) (借) (貸) (借) (貸) 総勘定元帳 繰越商品 1/1 前期繰越 104 仕⼊ 10,000 純仕⼊⾼ 100,000 売上原価 65 501 599 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 24− 5 商品売買の処理方法として 3 分法を採用しているが,決算につき,期 首商品棚卸高勘定,期末商品棚卸高勘定,当期商品仕入高勘定で売上原価を計算する ための仕訳(決算整理仕訳)を行い,勘定口座に転記しなさい。 会 計 期 間 は ☓ 1 年 1 月 1 日 か ら ☓ 1 年 12 月 31 日 ま で で あ る 。 決 算 日 12 月 31 日 。 売 上 勘 定 の 残 高 は 貸 方 残 高 ¥150,000, 仕 入 勘 定 の 残 高 は 借 方 残 高 ¥100,000 で あ る 。 繰 越 商 品 勘 定 の 残 高 ( 期 首 商 品 棚 卸 高 ) は 借 方 残 高 ¥10,000 で あ る 。 期 末 商 品 棚 卸 高 は ¥20,000 で あ っ た 。 (借) (貸) (借) (貸) (借) (貸) 総勘定元帳 繰越商品 1/1 前期繰越 104 仕⼊ 10,000 純仕⼊⾼ 期⾸商品棚卸⾼ 591 期末商品棚卸⾼ 593 100,000 当期商品仕⼊⾼ 66 501 592 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 25 章】伝票とコンピュータ会計 例 題 25− 1 次の取引を 1 伝票制で起票しなさい。 ( 1)☓ 5 年 7 月 1 日 に ,高 知 商 店 か ら ,商 品 200 個( 1 個 当 た り 原 価 ¥300)を 購 入 し , 代 金 は 現 金 で 支 払 っ た ( 3 分 法 に よ る )。 仕 訳 伝 票 No. 101 承 認 印 ☓5 年 7 月 1 日 金 額 借方科目 摘 要 合 主 帳 印 会 計 印 貸方科目 係 印 金 額 計 ( 2)☓ 5 年 7 月 3 日 に ,事 務 用 の パ ソ コ ン ¥300,000 を 購 入 し ,代 金 は 月 末 に 支 払 う こ ととした。 仕 訳 伝 票 承 認 印 No. 102 ☓5 年 7 月 3 日 金 額 借方科目 摘 要 合 主 帳 印 会 計 印 貸方科目 係 印 金 額 計 ( 3) ☓ 5 年 7 月 7 日 に , 香 川 商 店 に 商 品 ¥500,000 を 販 売 し , 代 金 の う ち ¥100,000 を 現 金 で 受 け 取 り , 残 り は 掛 け と し た ( 3 分 法 に よ る )。 仕 訳 伝 票 承 認 印 No. 103 ☓5 年 7 月 7 日 金 額 借方科目 摘 要 合 貸方科目 計 67 主 帳 印 会 計 印 係 印 金 額 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 25− 2 次の取引を 3 伝票制で起票しなさい。 ( 1)☓ 5 年 7 月 1 日 に ,高 知 商 店 か ら ,商 品 200 個( 1 個 当 た り 原 価 ¥300)を 購 入 し , 代 金 は 現 金 で 支 払 っ た ( 3 分 法 に よ る )。 出 金 伝 票 No. 201 ☓5 年 7 月 1 日 承 認 印 主 帳 印 会 計 印 係 印 支 払 先 科 目 殿 摘 要 合 計 金 額 ( 2)☓ 5 年 7 月 3 日 に ,事 務 用 の パ ソ コ ン ¥300,000 を 購 入 し ,代 金 は 月 末 に 支 払 う こ ととした。 振 替 伝 承 認 印 No. 401 票 ☓5 年 7 月 3 日 金 額 借方科目 摘 要 合 主 帳 印 会 計 印 貸方科目 係 印 金 額 計 ( 3) ☓ 5 年 7 月 5 日 に , 徳 島 商 店 に 対 す る 売 掛 金 ¥70,000 を 現 金 で 回 収 し た 。 入 金 伝 票 No. 301 ☓5 年 7 月 5 日 承 認 印 主 帳 印 会 計 印 入 金 先 科 目 係 印 殿 摘 要 合 計 金 68 額 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 25− 3 次の取引を 3 伝票制(取引を分解する方法)で起票しなさい。 ( 1) ☓ 5 年 7 月 7 日 に , 香 川 商 店 に 商 品 ¥500,000 を 販 売 し , 代 金 の う ち ¥100,000 を 現 金 で 受 け 取 り , 残 り は 掛 け と し た ( 3 分 法 に よ る )。 入 金 伝 票 No. 302 ☓5 年 7 月 7 日 替 主 帳 印 額 伝 摘 要 合 計 票 金 借方科目 摘 額 承 認 印 No. 402 要 合 例 題 25− 4 係 印 殿 ☓5 年 7 月 7 日 金 会 計 印 入 金 先 科 目 振 承 認 印 主 帳 印 会 計 印 貸方科目 係 印 金 額 計 次の取引を 3 伝票制(取引を擬制する方法)で起票しなさい。 ( 1) ☓ 5 年 7 月 7 日 に , 香 川 商 店 に 商 品 ¥500,000 を 販 売 し , 代 金 の う ち ¥100,000 を 現 金 で 受 け 取 り , 残 り は 掛 け と し た ( 3 分 法 に よ る )。 振 替 伝 票 承 認 印 No. 403 ☓5 年 7 月 7 日 金 額 借方科目 摘 要 合 貸方科目 計 69 主 帳 印 会 計 印 係 印 金 額 『簿記学』例題解答⽤紙 入 金 伝 票 承 認 印 No. 303 ☓5 年 7 月 7 日 会 計 印 係 印 入 金 先 科 目 例 題 25− 5 主 帳 印 殿 摘 要 合 計 金 額 次の略式の各伝票を,総勘定元帳に個別転記しなさい。 入金伝票 入金伝票 出金伝票 出金伝票 8月 1日 No. 101 8月 3日 No. 102 8月 5日 No. 201 8月 7日 No. 202 貸方 金額 貸方 金額 借方 金額 借方 金額 未払金 50,000 売掛金 70,000 売 上 100,000 仕 入 振替伝票 8月 2日 借方 備 品 金額 振替伝票 No. 301 貸方 300,000 未 払 金 60,000 8月 4日 金額 300,000 借方 金額 売掛金 400,000 No. 302 貸方 売 上 金額 400,000 総 勘 定 元 帳 1 現⾦勘定 ⽇付 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 2 売掛⾦勘定 ⽇付 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 70 貸⽅ 3 備品勘定 ⽇付 貸⽅ 摘要 仕丁 貸⽅ 『簿記学』例題解答⽤紙 4 未払⾦勘定 ⽇付 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 貸⽅ 5 売上勘定 ⽇付 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 貸⽅ 6 仕⼊勘定 ⽇付 摘要 例 題 25− 6 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 貸⽅ 次の各伝票を,仕訳集計表(週計表)に集計しなさい。 入金伝票 入金伝票 出金伝票 出金伝票 8月 1日 No. 101 8月 3日 No. 102 8月 5日 No. 201 8月 7日 No. 202 貸方 金額 貸方 金額 借方 金額 借方 金額 未払金 50,000 売掛金 70,000 売 上 100,000 仕 入 振替伝票 8月 2日 借方 備 品 60,000 振替伝票 No. 301 金額 貸方 300,000 未払金 8月 4日 金額 300,000 借方 金額 売掛金 400,000 No. 302 貸方 売 金額 400,000 上 仕 訳 集 計 表 8⽉ 1⽇ か ら 8⽉ 7⽇ ま で 借⽅ 元丁 勘定科⽬ 71 1 元丁 貸⽅ 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 25− 7 次の仕訳集計表(週計表)を,総勘定元帳に合計転記しなさい。 仕 訳 集 計 表 8⽉ 1⽇ か ら 8⽉ 7⽇ ま で 借⽅ 元丁 勘定科⽬ 170,000 1 現 400,000 2 売 300,000 3 備 50,000 4 未 60,000 6 1 元丁 貸⽅ ⾦ 1 110,000 ⾦ 2 70,000 ⾦ 4 300,000 売 上 5 500,000 仕 ⼊ 6 掛 品 払 980,000 980,000 総 勘 定 元 帳 1 現⾦勘定 ⽇付 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 2 売掛⾦勘定 ⽇付 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 摘要 仕丁 摘要 仕丁 借⽅ ⽇付 72 貸⽅ 6 仕⼊勘定 ⽇付 貸⽅ 5 売上勘定 ⽇付 貸⽅ 4 未払⾦勘定 ⽇付 貸⽅ 3 備品勘定 ⽇付 貸⽅ 摘要 仕丁 貸⽅ 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 25− 8 次の取引をコンピュータの会計ソフトウェアで,振替伝票入力により 入 力 し な さ い 。 消 費 税 ( 10% ) は 内 税 自 動 計 算 と す る 。 ( 1) 9 月 8 日 に , 高 知 商 店 か ら 商 品 ¥66,000( 税 込 ) を 購 入 し , 代 金 は 掛 け と し た 。 振 替 伝 票 ⽇付: 9 ⽉ 8 ⽇ コード 借⽅勘定科⽬ 501 商品仕⼊⾼ >仮払消費税 伝 票 No.: 借⽅⾦額 2501 コード 貸⽅勘定科⽬ 202 買 掛 ⾦ (⾼ 知 ) 貸⽅⾦額 摘要 > 6,000 ( 2)9 月 9 日 に ,香 川 商 店 に 商 品 ¥55,000( 税 込 )を 販 売 し ,代 金 の う ち ¥20,000 を 現 金で受け取り,残りは掛けとした。 振 替 伝 票 ⽇付: コード 9 ⽉ 9 ⽇ 借⽅勘定科⽬ 101 現⾦ 103 売 掛 ⾦ (⾹ 川 ) 伝 票 No.: 借⽅⾦額 2502 コード 401 貸⽅勘定科⽬ 貸⽅⾦額 売上⾼ >仮受消費税 73 > 5,000 摘要 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 26 章】決算予備⼿続 例 題 26− 1 京都商店の決算整理前残高試算表と棚卸表に基づいて決算整理仕訳を 行い,決算整理後残高試算表を作成しなさい。 決算整理前合計残⾼試算表 ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ 借⽅残⾼ 借⽅合計 勘 定 科 ⽬ 100,000 11,200,000 現 300,000 4,150,000 売 400,000 400,000 500,000 1,000,000 貸 1,000,000 1,000,000 繰 3,000,000 3,000,000 建 1,750,000 買 掛 ⾦ 11,100,000 ⾦ 3,850,000 貸⽅残⾼ 売 買 ⽬ 的 有 価 証 券 付 越 500,000 ⾦ 商 品 物 ⾦ 2,650,000 900,000 ⾦ 5,000 5,000 建物減価償却累計額 200,000 200,000 ⾦ 3,000,000 3,000,000 上 8,300,000 8,000,000 料 75,000 75,000 息 20,000 20,000 300,000 掛 貸 倒 資 300,000 貸⽅合計 引 当 本 売 受 取 受 ⼿ 取 数 利 5,000,000 5,300,000 仕 ⼊ 980,000 980,000 給 料 500,000 500,000 ⽀ 300,000 300,000 ⽔ 120,000 120,000 保 12,200,000 30,000,000 払 道 地 光 代 熱 費 険 料 30,000,000 棚 卸 12,200,000 表 ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ 修正項⽬ 摘 要 ⾦ ( 1) 繰 越 商 品 A 商品 @ ¥1,000 × 1,200 個 = ¥1,200,000 ( 2) 貸 倒 引 当 ⾦ 繰 ⼊ 売 掛 ⾦ 期 末 残 ⾼ ¥300,000 × 5% = ¥5,000 原 価 ¥400,000 − 時 価 ¥300,000 = ( 4) 減 価 償 却 費 建物:残存価額ゼロ ( 5) 未 収 利 息 貸 付 ⾦ ¥500,000 利 率 : 年 6% 10,000 100,000 定額法 ¥200,000 ¥500,000 × 6% × (6 ÷ 12) = ( 6) 未 払 地 代 ¥100,000 耐 ⽤ 年 数 15 年 ¥3,000,000 ÷ 15 年 = 1,200,000 ¥15,000 貸倒引当⾦決算整理前残⾼ ( 3) 有 価 証 券 評 価 損 額 200,000 未収 6 ヵ⽉分 ¥15,000 地代の未払 2 ヵ⽉分(⽀払期⽇未到来) 15,000 100,000 1,625,000 74 『簿記学』例題解答⽤紙 <決算整理仕訳> ( 1) ( 借 ) (貸) ( 2) ( 借 ) (貸) ( 3) ( 借 ) (貸) ( 4) ( 借 ) (貸) ( 5) ( 借 ) (貸) ( 6) ( 借 ) (貸) < 転 記 > ( こ こ で は 決 算 整 理 仕 訳 の 転 記 の あ る 勘 定 口 座 の み を 記 載 し ま す 。) 売買⽬的有価証券 1/1 前期繰越 繰越商品 400,000 1/1 前 期 繰 越 建物 1/1 前期繰越 1,000,000 貸倒引当⾦ 3,000,00 1/1 前期繰越 5,000 0 建物減価償却累計額 1/1 前期繰越 受取利息 200,000 仕⼊ 5,300,000 20,000 ⽀払地代 300,000 500,000 貸倒引当⾦繰⼊ 有価証券評価損 減価償却費 未収利息 未払地代 75 『簿記学』例題解答⽤紙 決算整理後残⾼試算表 ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ 借 ⽅ 勘 100,000 現 300,000 売 定 科 ⽬ 貸 ⽅ ⾦ 掛 ⾦ 売 買 ⽬ 的 有 価 証 券 500,000 貸 繰 3,000,000 付 越 ⾦ 商 建 物 買 貸 品 掛 倒 引 ⾦ 当 900,000 ⾦ 建物減価償却累計額 資 本 売 受 受 980,000 取 ⼿ 取 数 利 ⾦ 3,000,000 上 8,000,000 料 75,000 息 仕 ⼊ 給 料 ⽀ 300,000 ⽔ 120,000 保 払 道 地 光 熱 険 代 費 料 貸 倒 引 当 ⾦ 繰 ⼊ 有 価 証 券 評 価 損 減 価 償 却 費 未 収 利 息 未 払 地 代 12,525,000 12,525,000 76 『簿記学』例題解答⽤紙 例 題 26− 2 千葉商店の次の決算整理事項に基づいて,精算表を完成しなさい。 た だ し , 会 計 期 間 は ☓ 1 年 1 月 1 日 か ら ☓ 1 年 12 月 31 日 ま で の 1 年 間 と す る 。 ( 1) 期 末 商 品 棚 卸 高 は , ¥300,000 で あ る 。 売 上 原 価 は 仕 入 の 行 で 計 算 す る 。 ( 2) 売 掛 金 の 期 末 残 高 に 対 し て 1% の 貸 倒 れ を 見 積 る 。 差 額 補 充 法 に よ り 処 理 す る 。 ( 3) 売 買 目 的 有 価 証 券 を ¥390,000 に 評 価 替 え す る 。 ( 4) 建 物 に つ い て 定 額 法 に よ り 減 価 償 却 を 行 う 。 取 得 原 価 ¥1,500,000, 残 存 価 額 は ゼ ロ , 耐 用 年 数 は 15 年 で あ る 。 ( 5) 保 険 料 ¥600,000 は 1 年 分 の 金 額 で あ り , 3 ヵ 月 が 未 経 過 で あ る 。 ( 6) 地 代 の 未 払 高 が ¥10,000 あ る 。 ( 7) 手 数 料 の 前 受 高 が ¥90,000 あ る 。 ( 8) 消 耗 品 の 未 使 用 高 は ¥15,000 で あ る 。 ( 9) 引 出 金 を 整 理 す る 。 決算整理仕訳 ( 1) 売 上 原 価 の 算 定 (借) (貸) ( 2) 貸 倒 引 当 金 の 設 定 (借) (貸) ( 3) 有 価 証 券 評 価 益 の 計 上 (借) (貸) ( 4) 減 価 償 却 費 の 計 上 (借) (貸) ( 5) 保 険 料 ( 費 用 ) の 繰 延 (借) (貸) ( 6) 支 払 地 代 ( 費 用 ) の 見 越 (借) (貸) ( 7) 受 取 手 数 料 ( 収 益 ) の 繰 延 (借) (貸) ( 8) 消 耗 品 の 処 理 (借) (貸) ( 9) 引 出 金 の 整 理 (借) (貸) 77 『簿記学』例題解答⽤紙 精 残⾼試算表 借⽅ 貸⽅ 勘定科⽬ 現 売 貸 掛 倒 引 当 ⾦ 100,000 ⾦ 200,000 繰 越 商 建 300,000 品 400,000 物 1,500,000 建物減価償却累計額 200,000 買 掛 ⾦ 300,000 借 ⼊ ⾦ 399,000 資 本 ⾦ 引 出 ⾦ 売 受 取 ⼿ 数 800,000 23,000 上 5,000,000 料 300,000 仕 ⼊ 1,300,000 給 料 900,000 費 800,000 ⽔ ⽀ 道 払 保 消 光 熱 地 険 耗 品 雑 代 700,000 料 600,000 費 150,000 費 27,000 7,000,000 7,000,000 貸 倒 引 当 ⾦ 繰 ⼊ 有 価 証 券 評 価 益 減 価 償 却 費 前 払 保 険 料 未 前 払 受 消 当 地 ⼿ 数 耗 期 純 代 料 品 利 表 整理記⼊ 借⽅ 貸⽅ 1,000 ⾦ 売買⽬的有価証券 算 益 78 損益計算書 借⽅ 貸⽅ 貸借対照表 借⽅ 貸⽅ 『簿記学』例題解答⽤紙 【第 27 章】決算本⼿続と決算報告⼿続 例 題 27− 1 次 の 京 都 商 店 の 勘 定 口 座 に 基 づ い て ,各 勘 定 を 締 め 切 り な さ い( 開 始 記 入 も 行 う こ と )。 ま た , 繰 越 試 算 表 も 作 成 し な さ い ( 決 算 日 は 12 月 31 日 )。 締 切 り に 必要な決算振替仕訳も示すこと。 現⾦ 売掛⾦ 11,200,000 11,100,000 4,150,0000 売買⽬的有価証券 貸付⾦ 4 0 0 , 0 0 0 1 2 / 3 1 有価証券評価損 1 0 0 , 0 0 0 1,000,000 繰越商品 1/1 12/31 500,000 建物 前 期 繰 越 1,000,000 12/31 仕 仕 3,850,000 ⼊ 1,000,000 3,000,000 ⼊ 1,200,000 買掛⾦ 貸倒引当⾦ 1,750,000 2,650,000 1/1 5,000 前期繰越 1 2 / 3 1 貸倒引当⾦繰⼊ 建物減価償却累計額 1/1 前期繰越 12/31 減 価 償 却 費 資本⾦ 200,000 3,000,000 200,000 仕⼊ 5,300,000 12/31 10,000 売上 300,000 300,000 8,300,000 繰 越 商 品 1,000,000 12/31 繰 越 商 品 1,200,000 受取⼿数料 75,000 79 『簿記学』例題解答⽤紙 給料 受取利息 980,000 20,000 12/31 未 収 利 息 15,000 ⽀払地代 500,000 12/31 未収利息 100,000 未払地代 12/31 受 取 利 息 15,000 ⽔道光熱費 未払地代 300,000 12/31 ⽀ 払 地 代 保険料 120,000 損益 貸倒引当⾦繰⼊ 1 2 / 3 1 貸倒引当⾦繰⼊ 10,000 有価証券評価損 1 2 / 3 1 売買⽬的有価証券 1 0 0 , 0 0 0 減価償却費 1 2 / 3 1 建物減価償却累計額 2 0 0 , 0 0 0 損益振替仕訳 (借) (貸) (借) (貸) 資本振替仕訳 (借) (貸) 80 100,000 『簿記学』例題解答⽤紙 繰越試算表 京都商店 ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ 借⽅ 勘定科⽬ 貸⽅ 例 題 27− 2 京都商店の損益勘定と繰越試算表に基づいて,勘定式の損益計算書と 貸借対照表を作成しなさい。 繰越試算表 損益 京都商店 4,800,000 12/31 売 上 8,000,000 借 ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ ⽅ 勘定科⽬ 貸 12/31 仕 ⼊ 〃 給 料 980,000 〃 受 取 ⼿ 数 料 75,000 100,000 現 〃 ⽀ 代 600,000 〃 受 取 利 息 35,000 300,000 売 〃 ⽔ 道 光 熱 費 300,000 300,000 売買⽬的有価証券 〃 保 料 120,000 500,000 貸 〃 貸倒引当⾦繰⼊ 10,000 1,200,000 繰 越 商 品 〃 有価証券評価損 100,000 15,000 未 収 利 息 〃 減 価 償 却 費 200,000 3,000,000 建 〃 資 払 地 険 本 ⾦ 1,000,000 8,110,000 ⾦ 掛 物 900,000 ⾦ 15,000 建物減価償却累計額 400,000 未 代 100,000 ⾦ 4,000,000 資 81 ⾦ ⾦ 貸 5,415,000 ⾦ 付 買 8,110,000 ⽅ 掛 倒 引 払 当 地 本 5,415,000 『簿記学』例題解答⽤紙 損益計算書 ☓ 1 年 1 ⽉ 1 ⽇ か ら ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ ま で 京都商店 費 ⽤ ⾦ 額 収 益 ⾦ 額 ⾦ 額 貸借対照表 ☓ 1 年 12 ⽉ 31 ⽇ 京都商店 資 産 ⾦ 額 負債および資本 82