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薬師寺東塔の解体修理
東塔は今、工 事をしているみたいだよ。 おおわれていて見られなかったよ。 どんな作業をしているのか知りたいね。 キッズ学びのフロアのプログラムは、 薬 師寺に行 ったら、東 塔が 囲 いに 薬師寺東塔の解体修理 人々の手によって受け継がれてきたもの 奈 良には古 い建 物や仏 像などがたくさんあります。例 え ば薬師寺の東塔。今から約 1,300 年前、奈良に都があった 頃 から建 っています。この古い建物は、偶 然残 ったのでは 月号 1 ありません。人の手によって何 度も修理が行 われ、いくつ もの時代を超えて、その姿を保ち続けているのです。 13 下ろし、木材をバラバラにして一つ一つ点検します。そして、 傷 みのひどいものは新しいものに取 り替 えますが、今まで 使われていた材料をできる限り使って建て直します。 新しい木材を加 工するときには、昔と同 じ道 具が使われ 薬師寺東塔 ( 解体修理前 ) ます。右 の写 真は、槍 鉋という、材 木の表 面をきれいに削 る道具です。この道具を上手に使えるようになるには 10 年 以 上も修 行をしなければなりません。機械を使って木 を削 ることもできますが、昔と同じ仕上がりにするためにはこ の道具が必 要です。昔と同じ方法を取 り入 れ修 復すること 解体修理で使われる槍鉋 で、建物を造った人の心 も次 の時代に受 け継 いでいくこと になるのではないでしょうか。 この解体修理は平成 30 年に終わる予定です。5年後、昔 の人の心や技 術、それを伝える人々の思 いが込 められた東 解体修理中の東塔 (瓦下ろし) 塔は、どのような姿を現すのでしょう。今から楽しみです。 このように使います 平城 小学校の巻 本校の子どもたちの愛称 は 、 ﹃H G K6 47 ﹄ ︵H 平 「 城小 、 」G が 「 んばる 、 」 K 子 「 どもたち 、 」 6 47 は全校児童数︶ です。①元気に学校へ行きたい、②勉強 が分かりたい、③友だちと仲良くした い、という子どもたちの願いをかなえる な子﹂という子ども像を掲げています。 ために、﹁考える子・支え合う子・丈夫 ﹃HGK647 ﹄には、たくさんの ﹁平城っ子応援団﹂がいます。 米 「 ・みそ づくり 、 青パト隊 、 クラブ活動指導 」 「 」 「 、 」 読 「 みきかせ 、 」 花 「 づくり 、 」 お 「 やじ の会 な 」 ど、たくさんの方々が、子ども たち・保護者・学校を後押ししてくださ っています。昨年度の﹁平城っ子フェス タ﹂に続いて、今年度は、﹁平城″食と 農〟のフェスタ﹂を地域の方々とともに しました。 開催し、多くの地域住民・保護者が参加 また、﹁﹃平城っ子応援団﹄交流会﹂ を開いて、支援していただいている方々 たちをみんな︵地域︱学校︱家庭︶で育 と保護者と学校職員とが交流し、子ども てていく道筋を探り ました。 い 「 つも笑顔 があふれる平城小学 校 」「 平城小学校で学 んだことを誇れる子 」 をめざして。 ページで案内しています︵ホームページにも掲載︶。 現 在、解体修理が行われている薬師寺の東塔では、瓦 を 【問合せ】教育支援課 ☎0742−36−0401 奈良しみんだより 平成 25 年(2013 年)2月 24