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北っ子だより

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北っ子だより
北っ子だより
☆夢と勇気と元気をもって☆H26.5.29
学校通信
6月号
西都市立妻北小学校
今年も誓った交通安全集会!!
本校では、毎年5月に全校児童が一堂に会し交通安全集会を行
っています。これは、平成14年に本校の2年生に在籍していた
女子が交通事故に遭い、死亡するという痛ましい出来事が起きた
ことを契機に、2度とこのような悲しい事故を起こさないための
決意と亡くなった児童の冥福を祈ることを目的に行っている集会
です。
今年も5月22日(木)、本校体育館に全校児童と全教職員が集まり、まず、全員で1分間の黙祷を行
い、その後クイズ形式で道路標識の意味を勉強したり、危険箇所の映像を見ながら、どのような行動を
すればよいかを学んだりしました。最後に、全児童と全職員がそれぞれに交通安全の誓いを読み上げま
した。以下は、その誓いの文章です。
<児童の誓いの言葉>
・私たちは交通安全の決まりを守って、自分や友達の命を大切にする人になることを誓います。
・道路は、左右をよく確かめてわたります。
・自転車に乗るとき、交差点では、止まって安全を確かめてわたります。
<先生の誓い>
・私達は、大人として、運転手として、教師として交通安全のルールをしっかり守ることを誓います。
・また、子どもたちが交通事故から身を守ることができるように「命の大切さ」について徹底した
指導をしていきます。
妻北小での交通安全集会も12回目です。これからも無事故な日々が続くことを切に願っています。
<校長室からひとりごと>
~あれから12年・・・・無事故を誓う~
学校周辺の水田では青々とした稲苗が初夏の風にゆれ、すくすくと育っている。家々のアジサイも
咲きそろい、いよいよ梅雨入りのシーズンである。集中豪雨等の風水害も心配されるところである。
さて、上段でも触れたが、本校の当時小学2年生の女子が交通事故に遭い、死亡してから12年の
歳月が流れた。私は、その事故の翌年、教頭として着任し、まだ重々しい雰囲気が残る中で、交通安
全教室や交通安全集会が行われたのを覚えている。当時、校長先生であった児玉次男先生が「今年事
故が起きたら、俺は校長を辞める。」と言われた言葉を昨日のことのように思い出す。その当時は、
児童と職員の誓いの言葉に加えて、PTAの誓いの言葉もあったように思う。それだけ、学校、PT
A挙げて事故の再発防止に努力していた証でもある。
その後、幸い大きな事故もなく経過しているが、いつ何時、
発生するかわからない意識で、子どもたちには、機会あるご
とに自分の命を守る交通安全指導を行っている。PTAの方
でも、スクールゾーンの設置などに努力していただいている。
市内では一番交通量の多い校区である。子どもたちがこれか
らも事故に遭わないように、高い意識を持って、交通安全指
導に努力していきたい。下校中や帰宅後に飛び出しなど危険
な行為を見かけた場合は、すぐに学校にご連絡ください。
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