...

56号

by user

on
Category: Documents
31

views

Report

Comments

Description

Transcript

56号
「唐丹希望基金 2014」EEC 通信 56 号
2015-3
「2月23日、唐丹町を訪問しました」
―
2015年度
交流行事の確認 ―
来年度の交流が円滑に行われるために、新年度の準備を進める今の時期の話し合いが適切との学校
長の要請に答え、2月23日(月)、中学校長 佐藤和信先生、副校長 及川 賢一先生、小学校長 西村
文利先生を交えて、
「唐丹希望基金」支援者の訪問可能行事について、下記のように話し合いました。
・2015年の予定に組み入れ、是非、唐丹町を訪問して頂きたいと思います。
・訪問行事の詳細は、1ヶ月前から、ホームページでお知らせいたします。
◆2015年度 唐丹小中学校行事予定【唐丹希望基金関係行事】
1、入学式
唐丹中学校 4月6日 (月)…高舘千枝子出席予定
唐丹小学校 4月8日 (水)…
2、唐丹小中学校合同運動会
〃
5月6日 (土)…「唐丹希望基金」自由参加
雨天の場合:順延
⒊、唐丹小学校「学習発表会」10月17日(土)…「唐丹希望基金」訪問。
9月に参加者をホームページで募集。
4、唐丹中学校「文化祭」
5、卒業式
10月24日(土)…「唐丹希望基金」支援者自由参加
参加希望者は高舘に連絡ください。
岩手県表千家同門会員による呈茶席(高舘担当)
・ 唐丹中学校 2016年 3月15日(火)
「唐丹希望基金」参列。
2月に参加者をホームページで募集。
・唐丹小学校 2016年 3月18日(金)
「唐丹希望基金」自由参加。
参加希望者は高舘に連絡下さい。
◆唐丹町内行事
・「桜まつりと大名行列」
4月26日(土)
・4年ぶりに本郷の桜並木道を中心に、伝統的な華やかな大
名行列が行われるそうです。
・お花見を兼ね、唐丹町の皆様の笑顔に会いにおいで下さい。
◆写真について:国道45号線から、小白浜に向かって鋭角の坂道を降りた所が、復興住宅の建設の為
車両の通行止めになっていました。歩行者は通れます。
唐丹町民との交流の誕生!
大正琴アンサンブル”コスモス“
嶋澤
純子(京都市)
私が鎮魂の歌と出会ったのは、2012年の1月末、カナダのエスペランチスト経由で NY バッフ
ァローに住む友人から来た FAX でした。
この曲を聴き、歌詞を読み、何とかこの楽譜を大正琴アンサンブルにアレンジして、毎月開催してい
る“歌声コスモス”で皆さんに紹介しようと思いました。2月19日にKBSラジオに取材される機
会があり、電波にも乗せる事ができました。高舘さんの“10000人に鎮魂の歌を”の運動を知り、
これこそ私のできる被災地への支援ではないかと考えました。
それ以来今年の3月の歌声まで毎月鎮魂の歌を紹介、昨年は3月に開催された京都府城陽市の大正
琴大会にて演奏、歌声の人たちと一緒に1000名の入場者に楽譜が配られ、大きなプラムホールで
大合唱をする事ができ、延べ約1800名の人々にこの歌を、思いを伝えられたと思っています。
ささやかな行いではありますが、あの日、3月11日を忘れないで! との思いをこめています。
https://www.youtube.com/watch?v=cKR4HcLtFyo
あの日、あの映像を見た衝撃は言葉に表せません。
あれから4年、いつの間にかだんだん震災の事を口にしなくなりつつある、遠く離れた所で暮らす
私達。月1回歌声に集まって下さる方々も、その日この歌により、まざまざとあの日に戻り、涙しな
がら唄っています。
メデイアが少しずつの復興を伝える中、リアス線の開通が伝えられ唐丹の駅と子供たちが映され、
わが事のように嬉しく思わず高舘さんにメールを送ったことを覚えています。
元気な明るい子供達。亡くなった多くの人々に代わってこの子達が、唐丹を、東北の未来を背負っ
ているのだなと感無量でした。
いつかこの子供たちの笑顔に会いたいと思いつつ、なかなか機会は訪れませんでしたが、ついに4
月末より私を支えてくれた仲間達とともに東北への旅が実現する事になりました。唐丹の皆さんと一
緒に楽しく歌いましょう。
私たちが傷ついた人々の本当の悲しみに到底、寄り添う事はできない事でしょう。
又ほんの一部分でも震災4年後の現地を見、皆さんの思いを、少しでも伝えていけたらと思っていま
す。
京都から、これからもずっと鎮魂の歌、伝えていくつもりです。
【 お 知 ら せ 】
・4 月 30 日、京都市「大正琴 アンサブル コスモス」 唐丹町訪問予定。
・3 月 19 日、唐丹町の代表者と打ち合わせ。
・詳細を 4 月 1 日公開のホームページでお知らせし、同時に参加者を募集します。
・これまでの 4 年間は唐丹小中学校の子ども達との交流が主でしたが、2015 年 4 月から子ども達
が暮らしている町内の方達との交流が生まれようとしています。
・町内の方達の思いを共有しながら後半 5 年の支援活動を密度の高い交流に育てたいと思います。
支援者の皆様には、唐丹町を自由に訪問し活発な文化交流を展開して頂きたいと思います。
・皆様、一人一人に唐丹町に親戚のような(あるいは親戚以上の…)交わりが生まれる事を
期待します。
「釜石駅から南三陸鉄道に乗って唐丹町の親戚に会いに行こう!」
こんな気持ちで訪問して頂けたら
この上ない喜びです。
やっと、待ち望んでいた絆に恵まれました。
これは何物にも代えがたい
「☆ 心の宝 ☆」
大切に育て、守り続ける気持ちが湧いてきます。
京都「大正琴
新たな決意で
アンサブルコスモス」の皆様をお迎えいたします。
唐丹の子ども達の「津波石碑の言葉」が歌に
共に歌おう!
「唐丹の海から世界へ」
楽
譜:http://eec-2020.com/tushin/utagakuhu/oouenka.pdf
YOU-TUBE:
< 準 備 中 >
堀泰雄作詞、山田哲夫作曲
東日本大震災に思いを重ねる
1.「一生懸命私は生きる」(歌:前橋女声合唱団)
2.「唐丹の海から世界へ」(歌:前橋女声合唱団)
私の曲で唐丹を支援できるのはうれしいです
山田哲夫(前橋第九合唱団主任指導者)
私と作詞者の堀泰雄さんは高校時代から一緒に遊んでき
た友人です。大学時代は交流がなかったのですが、何と
高校の教員として赴任するとき同じ列車に乗り
合わせ、それから交流が復活しました。
その後、2 人とも、前橋第九合唱団にかかわり、
堀さんは団長、私は指導者という関係で、ずっと濃密な
交流があります。
堀さんは文章を書くのが得意で、これま
でも随分
二人で曲を作りました。唐丹の状況も、堀さん
の「気ままエッセー」を読ませてもらっているの
で、一応はわかって
います。そして「唐丹の海から世界へ」の歌詞を
もらい、作曲に取り掛かりました。
堀さんの詩には、とても曲がつけやすいのです。詩の抑
揚をそのまま楽譜に落として行くと曲ができてしい、あとは 2 番、
3 番の歌詞と合わせて行けば良い、
という感じです。
「被災した故郷、忘れられない故郷、くじけて前に進めないこと
もあるが、頑張って行こう」、そして最後に「大きな夢を持って、
希望の種蒔き、愛の花を咲かせて行こう」というメッセージが入っているので、それを明るく高らか
に歌い上げていくようにしよう、と心がけました。
堀さんも気に入ってくれて、これを日本中、また堀さんがやっているエスペラントで世界中に広めて
くれるというので、大いに期待しています。
頑 張 っ て く だ さ い
前橋女声合唱団一同
山田哲夫先生の指導で「アカペラ合唱曲」をもっぱら歌い続けてきた合唱団です。
2 年後には 40 周年の演奏会を開く予定です。
このたび、堀先生作詞、山田先生作曲の歌を歌ってほしいと頼まれ、
被災地を支援できるなら喜んで、と心を籠めて歌いました。
まだ大変でしょうが頑張ってください。
多くの人に聞いてもらいたい
見城昌平(群馬県渋川市在住、高校教師)
私は震災直後から、東北の被災地や、唐丹へはささやかながらの支援をしてきました。
ただ、現地にも行きたいと思ってきましたが、なかなか出来ずに過ごしてしまいました。
今回、応援の歌の録音をすると聞いて、少しでもお役に立てればということで、録音作業に参加させ
ていただきました。
歌詞を通して、マスメディアでは聞かない現地の出来事などを興味深く知る事が出来ました。
日本中の多くの人にも歌を聴き、被災地の理解や復興支援の機会としてもらいたいと思います。
「かもめ」へ
2 月 1 日に、フランスのブレとニアにある町 Vanne のザメンホフ祭で、演劇などをして 120 人の観客
動員に成功しました。その中で、唐丹へのカンパを募りましたら 120 ユーロ集まりました。今年の夏
のエスペラント世界大会(フランスのリールで開催)の時にお渡しします。あなた方が子どもを助け
ようと一生懸命やっているのを知り、私たちも支援したくなりました。少ないですがお受け取りくだ
さい。 Elizabeth Le Dru
ヴァンヌという町について
ブレトニア地方(イギリス側に突き出た半島)にあるとても美しい港町です。お城もあります。この地方はクレー
プでも有名です。エスぺランチストに招かれて 2 回訪問しました。また訪問したいとても美しく、温暖なところで
す。エリザベスは、その時からの知り合いで、
「かもめ」も、定期的に送っています。寄付金は夏にならないと入手
できませんが、フランスでこんな気持ちを持っていて実際に行動してくれていることをお知らせします。
ほりやすお
Fly UP