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その1 - 西村計雄記念美術館
⑨「 畑道」 濃い緑色の豊かな畑地を道路が奥行き感を出して います。空のスパッタリングも生きています。(本庄) 思い切って左端ぎりぎりに配置した道路を力 強い土の色、深い緑の山並が、動きをもった 画面を創り出しています。( 佐藤) ⑩「 神仙沼の小さな命」 表彰式のしおり 神仙沼に息づく小さな命に目を向けた、作 者の視点にまず感心しました。混色した色や 塗り方も工夫されていて、佳い作品になって います。( 本庄) きょうわ賞( 10名) ①共和町立北辰小学校 4年生 坂井 功規 ②岩内町立中央小学校 4年生 安田 圭吾 ③共和町立西陵小学校 5年生 古木 柊 ④共和町立北辰小学校 6年生 小島 昂己 ⑤共和町立東陽小学校 6年生 高橋 萌 ⑥共和町立東陽小学校 6年生 石田 杏奈 ②「 岩内の町」 共和町の山」 ⑦共和町立共和中学校 2年生 横関 誠也 ①「 街、海、空の広い空間を自分の 新緑の山、 田んぼの広がり をう ま ⑧共和町立共和中学校 2年生 井内 瑠香 く表現しています。家並をもっとて 視界の中に取り込み、街と自然が ⑨共和町立共和中学校 2年生 三浦みなみ ⑩共和町立共和中学校 2年生 御囲 理紗 佐藤) いねいにしたらいいと思います。 良く表現されています。( ( 宮村) 公募展概要 ③「 100年後に残したい山」 【 テーマ】 「 1 0 0 年後に残したいふるさとの風景」 共和の山々が緑におおわれ、空 に元気よく盛り上がっていいで すね。( 宮村) 【 応募資格】 後志管内( 小樽市を除く) の小中学生 【 応募規定】 1.四つ切画用紙(38×54cm)に、水彩、 鉛筆、クレヨン、貼り絵などで描いた平面 作品で、未発表のもの。 2.応募は1人1点に限ります。応募票に「 題名」「氏名」「性別」「学校名」「学年」「住 所」 を明記し、作品に貼り付けてください。 3.作品の著作権は主催者に帰属します。 ④「 小学校から見えた田んぼ」 ⑤「 幌似駅」 田んぼのあぜ道が創りだした構 質感があり、よく絵が描かれてい 成のおもしろさを画面いっぱいに ます。( 宮崎) しっかりと表現した、力強い作品 です。( 佐藤) 田んぼの表現、稲の生育状況が 感じられる作品です。( 濱田) ⑥「 幌似駅」 しっかりしたデッサンで落ち着い た絵です。雲にもっと変化を考え たらいいと思います。( 宮村) ⑦「 長沼」 沼のさざ波のタッチがいいです ね。山並を少し明るくしたいです ね。( 宮村) 山から吹きおろす風が伝わる作 品です。( 濱田) ⑨「 家から見える風景」 【 応募締め切り】 7月2 6 日 【 展示期間】 8月5日∼8月9日 【 展示会場】 西村計雄記念美術館特別展示室 K・U(ケイユー)賞 ⑧「 神仙沼」 【 募集開始】 2 0 0 9 年4月1 日 ⑩「 西陵小学校」 木の色と沼のかげがほしいです。 夕焼空がとてもきれいです。かげ 校庭の明るさが広がりが感じら 宮村) ( 宮崎) になる家を工夫したらもっとよく れ、色がきれいです。( なると思います。( 宮村) 地平線の高さ、夕日の位置、多 少図案的ですが、郷土の一日の 時間を感じさせています。(佐藤) 応募してくれた すべての子どもたち ( 2 5 7 名) 【 賞】 町長賞、教育長賞、館長賞( 各1名) 生誕1 0 0 年記念賞( 5名) 1 0 周年記念賞、きょうわ賞( 各1 0 名) K・ U賞( 応募者全員) 【 審査員】 宮崎良一( 共和町美術協会会長) 宮村勉( 共和町美術協会副会長) 佐藤進(北海道造形デザイン専門学校長) 本庄隆志( 倶知安高校美術教諭) 濱田和久( 西村計雄記念美術館館長) 【 主催】 共和町教育委員会 1.開会 西村計雄記念美術館長 濱田 和久 2.表彰 3.挨拶 共和町長 山本 栄二 4.閉会 公募展「100年後に残したいふるさとの風景」 開催にあたって 公募展「100年後に残したいふるさとの風景」は、西村計雄の生誕100年を記念し て開催するものです。1 0 0 年後のこの大地に生きる人たちに、どのような風景を残し たいのか。それを見出し表現することで、自らの暮らす地域の魅力、大切にすべき 自然や文化を再発見することをねらいとしています。 今年4月より、後志管内(小樽市を除く)の小中学生を対象に作品を募集し、7月 26日の締め切り日までに、257点のご応募をいただきました。本展では、全応募作 品を展示しています。 展示期間中、常設展示室では、『 きょうわの1 0 0 年、ニシムラの1 0 0 年』 展を開催予 定です。これは、共和町の歴史とあわせて西村の画業をたどる試みです。2 つの展 示室をあわせてごらんいただくことで、これまでの100年をふりかえり、これからの 1 0 0 年に思いをはせていただけたら幸いです。 本展の開催にさいし、作品の制作に取り組んでくださった町内小中学校の皆様、 ご多用の中審査を引き受けてくださった審査員の先生方、公募展実施のノウハウ を提供してくださった木田金次郎美術館の皆様をはじめ、多くの方々にご協力を 頂きました。ここに感謝の意を表します。 西村計雄記念美術館 審査のようす ( 8月1 日共和町町民センター大ホール)