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UNIVERGE ケータイポータル導入事例 住友林業株式会社様
UNIVERGE ケータイポータル 導入事例 住友林業株式会社 様 グループ全体の業務効率を向上するために スマートデバイスを活用したBYODを推進 導入前の課題 住友林業株式会社 情報システム部 企画グループ マネージャー 帆苅 謙一 氏 住友林業情報システム株式会社 運用管理部 インフラ運用グループ チームリーダー 田中 庄一 一部の機能を利用できましたが、スマートフォ 「再生可能な自然素材である木を活かし、住生 ループウェアの更新と併せてスマートフォン・タ 活に関するあらゆるサービスを通じて、豊かな ブレット対応を早期に実現したいと考えていま 氏 住友林業情報システム株式会社 運用管理部 第二インフラ企画グループ グループリーダー 金児 英和 スマートフォン・タブレットからも グループウェアを利用できる環境が必要 氏 ンやタブレットには未対応でした。今後、グルー プ全体でモバイルを活用していく方針もあり、グ 社会の実現に貢献する」ことを経営理念に掲げ した」と住友林業 情報システム部 企画グルー る住 友林 業 様は、山林事業から木材建 材の製 プ マネージャーの帆苅謙一氏は、背景を振り返 造・流 通事業、木造 注文住宅事業まで、木の可 ります。また、住友林業情報システム 運用管理 能 性を活かした事業を幅広く展開しています。 部 第二インフラ企画グループ グループリーダー 住友林業様では、これまで社内の情報共有とコ の金児英和氏は「個人端末を利用する BYOD ミュニケーション活性化を促進するため、NEC (Bring Your Own Device)の推進には、情報 のグループウェア「 StarOffice 21 」を活用して 漏えいリスクを防ぐセキュアな仕組みが必要で きました。 「『 StarOffice 21 』は、携帯電話から した」 と課題を話します。 導入の経緯 社 名:住友林業株式会社 所 在 地:東京都千代田区大手町一丁目 3 番 2 号 設 立:1948 年 2 月 20 日(創業 1691年) 資 本 金:27,672 百万円 売 上 高:連結:972,968 百万円(2014 年 3 月期) 社 員 数:連結:17,413 名(2014 年 3 月末時点) 事 業 内 容:山林環境事業、木材建材事業、住宅事業、 生活サービス、海外事業 U R L:http://sfc.jp/ デスクで行っている業務を そのままモバイル環境に持ち出せる コストを安価に抑えられると判断しました。そ れに加えて、サーバが手元にあることで他シス テムとの 連携等、影響が小さいと考えました」 複 数ベンダーからのさまざまな提案を受けて と話します。また、住友林業情報システム 運用 検 討を重ねた結果、住友林業様が選んだのは、 管理部 インフラ運用グループ チームリーダー 「StarOffice X」と「UNIVERGE ケータイポー の田中庄 一氏は、 「 我々が 求めていたのは、デ タル」を組み合わせたソリューションでした。選 スクの仕事をそのままモバイル環境に持ち出せ 定のポイントは、長年使用してきた「StarOffice ることでした。 『UNIVERGE ケータイポータル』 21 」の操作性を継承できることと、ライセンス は、添付ファイルの閲覧はもちろん、スケジュー 継続利用によるコストメリット、さらに BYOD ル登録や文書管理など『StarOffice X』の機能 に適した「UNIVERGE ケータイポータル」の高 をほぼそのまま利用できるという意味で、理想 度なセキュリティ機能が挙げられます。オンプレ 的なソリューションでした」と選定のポイントを ミス型ソリューションを選んだ理由について金 話します。 児氏は、 「もちろんクラウドも検討はしましたが、 さまざまな項目を比較した結果、1万人を超える 規模の場合、計画時点ではオンプレミスの方が UNIVERGE ケータイポータル 導入事例 住友林業株式会社 様 端末にデータを残さない 高度なセキュリティを活かして BYODを推進 「BYODを念頭に置いていたので、セキュリティ 「UNIVERGE ケータイポータル」 のシステム概要 社 内 社 外 コンタクトブック(階層検索) イントラネット DMZ ※1 機 能 に つ い て は 厳 し く チ ェッ ク し ま し た 。 UNIVERGE ケータイポータル データベースサーバ・ 文書閲覧サーバ 『 UNIVERGE ケータイポータル』は、個人端末 にデータを残さないシンクライアント的な使い UNIVERGE 方ができる点を高く評価しました。また、端末 ID ケータイポータル Web サーバ モバイル キャリア網 とログインパスワードという2要素認証を採用し ているので、万一の置き忘れや盗難時にも不正 利用される可能 性は極めて低いと判 断しまし StarOfficeX 文書閲覧 た。それに加えて、携帯電話、iPhone や iPad 、 Android など多様な環境に対応しているので BYODに適していると考えました」と帆苅氏。さ らに、金児氏は、NEC の提案力やサポート力も スマートフォン・タブレット・ 携帯電話に情報を残さない 許可された端末のみ アクセス可能 Web サーバは イントラネットから隔離して セキュリティを確保 社内システム・ グループウェアと連携 評価のポイントだったと話します。 「NECの提案 ※1: [DMZ]DeMilitarized Zone(非武装地帯 / 非武装セグメント) はRFP(※)の要求をすべて満たしたものでした。 また、導入段階で確認された新たな要求につい ても、継続的な改善により対応すると約束してく れたので、 安心して導入できました」 (金児氏) 。 ※RFP:Request For Proposal 導入後の成果 スピード感のあるバージョンアップで、 現場ニーズを迅速に反映 に、添付ファイルを拡大しても画質が劣化しない ザー数が増えてきたのは、グループ内のクチコ SVGファイル変換機能は、A3用紙で資料を作成 ミで利便性が伝わっているのかもしれません。 することの多い弊社にとってありがたい機能改 『UNIVERGE ケータイポータル』の利用拡大は、 「全てのメールではないにせよ、添付ファイルを 善でした」とNEC の対応力を評価します。さら 社員一人ひとりの生産性向上につながりますか 社外で閲覧できるようになったことで、業務の生 に、田中氏は「導入初期にレスポンス系のチュー ら、今 後もさらなる活用・改善を 進め、現 場か 産性が上がりました。また、携帯電話やタブレッ ニングをしっかりしていただいたおかげで、現在 ら感謝される仕組みになったら本望ですね」と ト 、スマートフォン で も 移 動 時 間 に メール の は安定稼働しています」と運用面を評価します。 帆苅氏は今後の展望を話しています。 チェックが可能になったり、ミーティング終了後 に次回の会議室をその場で予約できるように なったことなども、 『UNIVERGE ケータイポー タル』の導入効果だと思います」と帆苅氏は話 します。また、金児氏は「弊社と NEC との間で 「UNIVERGE ケータイポータル」を 現場から感謝される仕組みにしたい 2012 年の導入当初は、2500 IDでスタートした 月次保守定例会を開催し、その場で課題や要望 住 友 林 業 様でしたが、その 後、 「 UNIVERGE を共有しています。そこで要望させていただい ケータイポータル」を利用したいというユーザー た課題の大半は、過去 1年半に行われた 3 回の が予想以上に増えたため、2014 年春に1000 ID バージョンアップ時に改善されており、そのス を追 加しました。 「 当初は課 題もあったために ピーディーな対応には大変満足しています。特 積極的な展開を控えていましたが、着実にユー 自席に戻らなくても、メールや添付ファイルを確認できる。 お問い合わせは、下記へ UNIVERGEインフォメーションセンター E-mail:[email protected] URL:http://jpn.nec.com/univerge/univerge_kp/ ●iPhone、iPadはApple Inc.の商標です。iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。 ●AndroidはGoogle Inc.の商標または登録商標です。 ●本カタログに記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 ●このカタログの内容は改良のため予告なしに仕様・デザインを変更することがありますのでご了承ください。 ●本製品の輸出(非居住者への役務提供等を含む)に際しては、外国為替及び外国貿易法等、関連する輸出管理法令等を ご確認の上、必要な手続きをお取りください。ご不明な場合、または輸出許可等申請手続きにあたり資料等が必要な場合 には、お買い上げの販売店またはお近くの弊社営業拠点にご相談ください。 日本電気株式会社 〒108-8001 東京都港区芝五丁目7-1(NEC本社ビル) 2014年9月現在 Cat.No. E04-14091034J 14093001 BCC509