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氏 名 丸田 佳織 国(地域)名:アメリカ合衆国 留 学 先 機 関 名

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氏 名 丸田 佳織 国(地域)名:アメリカ合衆国 留 学 先 機 関 名
氏
名
留 学 先
丸田 佳織
国(地域)名:アメリカ合衆国
機
留学期間
関
名:ニューヨーク州立大学バッファロー校
2005 年
留学時の本学在籍身分
8 月~
学部
工学研究科
留学費用
2006 年
学科
5 月(合計
電気工学
専攻
1. 奨学金は受けましたか。
(
10 か月間)
年
前期・後期
はい
1年
いいえ
)
2. 受けた奨学金名:
日本学生支援機構第一種奨学金
(財)東北大学研究教育振興財団 海外留学奨励賞(渡航費の補助
150,000 円)
奨学金月額:約
3.
志望動機
88,000
円(学生支援機構)
留学にかかった総費用:約
2000,000 円
1. あなたがこの大学を選んだ理由は?
大学院での留学であったため、東北大の研究室での研究分野
と近いことをやっている研究室を探してこの大学にたどり着い
た。本音としては個人的にニューヨークに憧れがあったのだが、
いざ行ってみると、マンハッタンからバッファローはかなり遠
かった。。。
留学前の語学力
1.どのような準備をしましたか。
TOEFL
2.TOEFL等の公的試験の最終得点は、何点でしたか。
530(本当にすみません。
。。)
3.現地到着時に、語学力は十分と感じましたか。
いいえ、もっと勉強すればよかったと心から感じました。
留学先のセールスポイント
あなたが感じた留学先の ・とにかく広くてきれい!
大学のセールスポイント ・留学生受け入れ態勢が充実!
は?
・ニューヨーク州が管理する美術館がタダ!
・著名人の講演が聞ける!(比較的規模の大きい大学のため)
留学時に関しての質問
履修登録・単位認定
1. 出発前の履修登録は出来ましたか。
(
はい
いいえ
)
2. 到着後の履修科目の変更・追加はできましたか。
(
はい
いいえ
)
「はい」の場合、どのような方法で変更・追加しましたか。
(
電話
渉
)
FAX
インターネット
郵送
その他:教官との交
3. 一学期あたりの履修科目・単位数は:
(
多すぎた
ちょうど良かった
5 科目
少なかった
13 位
)
4. 履修登録に関するカウンセリング等はありましたか。
(
はい
いいえ
)
「はい」の場合、具体的にどのようなものでしたか。
5. 留学先での単位認定はありましたか。(
「はい」の場合、認定された科目・単位数:
授業内容
はい いいえ
科目
)
単位
1. あなたが履修した科目の概要・内容などを具体的に教えて
ください。また、語学面の習得で努力した点を記述して下
さい。
Microwave Engineering I, II
伝送線路から導波管、フィルタ、S パラメータまでかなり広い
分野を網羅した日本でいう電気回路の授業。充実した内容だっ
たので通年で履修。教科書は辞書のように分厚い電気回路の教
科書としては、世界中で使われている Pozar の「Microwave
Engineering」。非英語圏からの留学生の方も本国でもこの教科
書を使っていたという人が多かった。
講義は日本とほぼ同じ形式、ただし課されるグループプロジ
ェクトがかなりヘビー。毎週 20 ページ以上のレポートを提出
しなければならない。試験は 3 時間で演習問題から発展させた
問題を解く。試験問題で長さの単位がインチやフィートである
ため換算がいちいち面倒である。
Introduction to Electromagnetic Compatibility (EMC)
日本における私の研究分野の専門科目。留学先としてこの大
学を選んだ動機の 1 つがこの授業と担当教授の存在。基本的に
アメリカの規格を軸に、EMC 測定、対策などをケース別に学
ぶ。アメリカの規格=軍の規格であることが多いので、日本人
にとっては少し違和感があるかもしれない。
毎週、課題が出され、SPICE などを使ったプロジェクト課題
も多い。最初はレポートの考察が英語で書けずに苦労した。
Individual Problem
日本でいう研究室における研究。アドバイザーという担当教
授の下で、取り組みたい課題についてディスカッションし、授
業のない時間に自主的に取り組む。最初のディスカッションで
自分のやりたいことをしっかり決めること、報酬や機材の購入
については躊躇せずにきちんと確認を取ることが大事。
英語(読み、書き、プレゼンテーション)
大学には併設の語学学校もあったが、私が履修したのはこの
大学に正規に留学している学生が履修する英語のクラス。日本
でいうなれば国語の授業。文法よりも文章の構成を理解し、自
分で組み立てられるようにすることが目的。1 つのエッセイを
仕上げるのに 3 回ほど時間をかけ、教授、クラスメイトにチェ
ックしてもらいながら修正を加えていく。日本に帰る直前に、
すべてのエッセイを纏めたポートフォリオを作成したが、文章
力の上達を実感できてうれしかった。
プレゼンテーションの授業は、一方的な発表練習というより
は、聞き手とのコミュニケーション力を身につけさせる授業。
ビデオでプレゼンテーションを撮影し、再生しながら教授がコ
メントをしていく。最も恥ずかしかった授業。
2. 学年暦(学期・休暇)と現地での授業スタイル、予習・復
習、試験等の準備について具体的に教えてください。
学年暦:
9 月より新学期
休暇 Fall break ( Thanks giving) 11 月 23 日あたり 1 週間,
Spring break (Easter)3 月の中旬 1 週間
Christmas vacation (12 月 20 日~1 月 13 日)
授業スタイル:
15 人程度の少人数制
単位は 1 つの科目に対して 3~6 単位与えられ、その分週に2
~3 回授業がある。日本の感覚で授業を取りすぎると大変なこ
とに。普通は 1 セメスター15 単位程度。
予習・復習:
理系科目の場合、大きなプロジェクト課題が毎週与えられる。
英語、特に writing の場合は予習は必須。
試験:
英語の場合は記述形式の至って普通のテスト。
理系科目についてはプロジェクトの成績が最も重要であり、試
験については授業を聞いていればそれ程難しくはない。
学内施設・環境等
1. 留学先大学の International Office 等のサポート体制
(充実している
普通
充実していない)
2. 図書館
(充実している
普通
充実していない)
3. 学内通信環境
(充実している
普通
充実していない)
4. 運動施設
(充実している
普通
充実していない)
5. 学生食堂
(充実している
普通
充実していない)
6. クリニック
(充実している
普通
充実していない)
具体的に:
7. 大学内は安全ですか。
(
はい
注意をすれば安全
よく事件がある
)
8. 安全に付いて特に気をつけていたことはありますか。
夜遅くなった場合は、友達の車で送ってもらっていた。
大学専属の警察(University Police)がいるので安心。
交通事情と留意点
1. 通学などに関しての交通事情や留意点について記述して下
さい。
大きなキャンパスが 2 つあり、授業があるキャンパスは寮のあ
るキャンパスとは別だったため、スクールバスで 15 分程度か
けて通っていた。ただし、スクールバスが 1 分に 1 本くらいの
頻度であるため、不便さは全く感じなかった。
医療事情
1. 渡航前、海外留学生保険には加入
( した
しなかった )
加入した保険名:AIU 海外保険
保険料:約
50,000
円
2. 渡航先の医療保険には ( 加入した
保険料:約
加入しなかった )
70,000 円
留学先の医療情報:学校のクリニックの設備はとてもよい。
ただし、受けるべき検査や予防接種を受けないと履修禁止な
どのシビアな処置もとられるので注意が必要。
居住環境
寮: 2 人部屋(1 日 0 食)、民間アパート、その他(
)
1. 住居はどのようにして探しましたか。
渡航前にインターネットで寮を見つけ予約した。
生活費(月額)
宿舎費:約
50,000
円
食
費:約
30,000
円(宿舎費の以外の外食等で)
通信費:約
3,000
0
交通費:
30,000
その他:
通信事情
(携帯電話料金)
円
円
円
日本への主な通信手段について (複数回答可)
(
E-メール
電話
Fax )
お薦めできる日本への通信方法はありますか。
スカイプ、MSN メッセンジャー
治安状況
渡航先の治安は
(
良い
普通
やや悪い
悪い
)
特に近づかない方がよい、危険な場所はありましたか。
ハーレム
その他
1. 課外活動・学外交流などについて実践したことがあれば、
記述して下さい。
Boston Career フォーラム(DISCO 主催)への参加:
日本企業、日本語/英語バイリンガルを求める企業が 120 社以
上参加する日本人留学生のための就職イベント。3 日間の期間
内に内定を出す企業もあるという強行スケジュールで 10 月の
下旬に開催される。北米各地から日本人留学生が一同に集まり、
刺激的な経験をすることができた。交換留学ということで、語
学については他学生に負けていたが、専門性アピールで数社か
ら内定を頂いた。結局、それらの会社には就職しなかったが、
参加するだけでも十分価値のあるイベント。
帰国後に関しての質問
留学の感想
1. 留学したことによる成果と課題を教えてください。
・交渉力
修士における留学はあまり一般的でなかったため、履修や各種
支払いなどすべてが個別交渉。留学して 2 週間くらいは学校中
をたらい回しにされながら、つたない英語で交渉していた。す
べてをお膳立てしてもらい、悠々と過ごしていた他の学校から
の留学生もいたが、後から考えると留学して最初にこうした経
験をしたのは非常に役に立った。
・ 語学の上達、しかしこれは継続が必要。
・ 日本以外の研究環境を体験
修士でも授業中心で幅広い専門性を身につけさせるアメリカ
と、早々に研究室に配属して特定分野の専門性を高める日本の
システムは一長一短であり、両方の環境を体験できたのは交換
留学という制度の大きな利点の1つであると思う。
2. これから留学する方にアドバイスをお願いします。
留学で一番大変なのは事前準備。両親、担当教授、国際交流
室の先生方のサポートがなければこの留学は実現しなかったと
思う。だからこそ、周りの人に、留学に対する自分の意志と目
的をしっかり伝えてほしい。そしてその方々への感謝の気持ち
を留学中も常に忘れないで下さい。
今後の進路予定
2007 年 4 月株式会社三菱総合研究所に就職
写真説明
1 枚目(pari.jpg)
日本から比べればフランスも近い!ということでクリスマス休暇をパリで過ごす。でも真
冬のパリなんて行くものではないと心の底から思った。
2 枚目(halloween.jpg)
ハロウィーンパーティの 1 コマ。年齢を考えて私(左から 2 人目)はコスプレしませんで
した。町中がクレイジーになる夜。
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