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インターンシップの報告のスライド1
IAESTE研修報告 田中祐美子 早稲田大学大学院 先進理工学研究科 化学・生命化学専攻 修士2年 2009年6月6日(土) IAESTE国際インターンシップ説明会 1 目次 ♣ ♣ ♣ ♣ ♣ ♣ IAESTE研修概要 研修の様子 生活の様子 IAESTE研修で大変だった事 IAESTE研修の魅力 IAESTE研修を考えている方へのメッセージ 2 IAESTE研修概要 ♣ ♣ ♣ ♣ ♣ ♣ 名前:田中祐美子 専攻:物理化学 (有機ELの研究) 派遣国:イギリス (ベルファスト) 派遣先:Queen’s University Belfast, QUILL Centre 期間:2008年6月2日(月)-8月22日(金)の3ヶ月間 研修内容:有機化学/イオン液体の合成及び分析 お給料:18万円/月 Queen’s University Belfast ベルファスト イギリス ロンドン 3 イギリス・ベルファスト ♣ ♣ ♣ ♣ 夏でも10℃-20℃で非常に涼しく,天気が変わりやすい 夏は日照時間が長く,夜10時頃に日が沈む 宗教的な争いは沈静化し,穏やかで美しい街並 様々な国からIAESTE生が50人集まった ↓ 月でも夜はコートが必要 6 ↑シティセンター 4 1日のスケジュール(月-金) ♣ 7:30 ♣ 8:40 ♣ 9:00 ♣ 12:00 ♣ 13:00 ♣ 17:00 ♣ 18:30 ♣ 19:30 ♣ 21:00 ♣ 24:00 起床・朝食 学生寮を出発 研究室に到着・実験開始 昼食 研修時間 実験再開 1日8時間 実験終了・研究室を出る 学生寮に到着・夕食の準備 IAESTE生と夕食 自由時間(学生寮でお喋り/外出して飲み会) 就寝 5 研修の様子 ♣ 研究テーマ:有機化学/イオン液体の合成及び分析 ♣ 研究室:Queen’s University Belfast, QUILL Centre 多国籍のドクターやポスドクが50人いる大規模な研究所 ♣ 研修の進め方:スリランカ人の指導者の方が,テーマ設定から 実験まで丁寧に教えてくださった ↑研究室 ↑研究室メンバー 6 研修の様子 誕 ↑ 生日会 指 ↓ 導者の家にて ♣ 研究者:20代-30代のドクターやポスドクがほとんどだった ヨーロッパを中心に非常に多国籍で馴染み易かった ♣ 食事:専用の部屋があり,サンドイッチなどを持参して他の研 究者達とお喋りをしながら昼食をとった ♣ 研究時間外:研究所メンバーの誕生日会・指導者の家で食事 会・BBQなどに参加した 7 生活の様子 ♣ 住居:Queen’s University Belfastの学生寮 ♣ 立地:研究所まで徒歩15分,スーパーも近所にあり便利 ♣ 部屋:ベッド・机・トイレ・シャワーが室内に完備され,キッチン や洗濯機は共用だった ♣ 寒い時は毛布を借りたり,扉の鍵の故障時は修理を依頼した 部 ↓屋 学 ↑ 生寮の建物 自分の要求を英語で伝える交渉力が必要とされた 8 料理 ♣ 日本料理がIAESTE生や研究所の方々に大変喜ばれた ♣ 「日本=お寿司」のイメージが強かった ♣ 他のIAESTE生と一緒に料理をして,太巻き寿司の作り方を教 えたり,他の国の料理を味わった イ ↓ アエステ生との夕食 太 ↑ 巻き寿司と肉じゃが 料理を通して日本を知って貰うと同時に,親睦が深まった 9 週末の過ごし方(1) ♣ 現地IAESTE主催の旅行やイベントに参加した ♣ 旅行1:モーン山の登山(北アイルランド・1泊2日) ♣ 旅行2:世界遺産とウィスキー蒸留所見学 (北アイルランド・日帰り) 世界遺産→ ↑登山 ウイスキー蒸留所→ 10 週末の過ごし方(2) ♣ 現地IAESTE主催の旅行やイベントに参加した ♣ 旅行3:エディンバラ観光(スコットランド・2泊3日) ♣ 旅行4:ダブリン観光(アイルランド・2泊3日) ダブリンの牢獄跡→ ↑エディンバラの大聖堂 ↑生牡蠣などのシーフード &黒ビール 11 週末の過ごし方(3) ♣ 現地IAESTE主催の旅行やイベントに参加した ベルファスト城↓ ♣ イベント1:タイタニック・ボートツアー ♣ イベント2:レセプション・パーティー パ↓ーティー ↑タイタニック・ボートツアー 12 IAESTE研修で大変だった事 ♣ 英語のみでの意思疎通 ♣ 1ヶ月目:「聞く」事の大変さから,会話にストレスを感じた ♣ 2-3ヶ月目:英語力が向上し,コミュニケーションを楽しんだ ♣ 日本人が1人もいない環境 ♣ 2週間目まで:寂しさから家族の写真などを見た (たまに街でアジア人を見かけると,皆中国人だった) ♣ 3週間目から:研修先の方やIAESTE生の友達がどんどん増え 国籍を全く気にせず親しくなる事が出来た ♣ ルールや価値観の違い ♣ 3ヶ月間:ヨーロッパ人は待ち合わせ時間にルーズな人が多い (気長に待ちましょう☺) 13 IAESTE研修の魅力(1) ♣ 非常に多くの人々との出会い ♣ イギリス,ドイツ,フランス,イタリア,スペイン,スイス,オーストリ ア,ポーランド,ボスニア,セルビア,チェコ,トルコ,インド,スリラ ンカ,韓国,中国,タイなど・・・20カ国70人以上 ♣ 国籍が違う人とも,楽しさや辛さを共感できる事を実感した ♣ E-mailやFacebookなどを通して, 現在も連絡をとっている イギリスで出会い,日本で再会したIAESTE生→ ♣ 語学留学ではなく,専門分野に特化した研修 ♣ 海外で科学技術に触れ,技術者としての見聞を広める ♣ 未経験分野への挑戦は,就職活動など自己PRの場で強みとなる 14 IAESTE研修の魅力(2) ♣ 60年間続くIAESTEの交換研修制度 ♣ 研究室の先輩や研究室にきたメキシコ人のIAESTE生から,研修 の魅力を聞いた事が,IAESTE研修を選んだきっかけとなった ♣ イギリス研修先でもIAESTE経験者に出会った ♣ 日本の魅力の再認識 ♣ 日本の食文化や日本製の製品が大変好まれている事を知り, 日本人である事に誇りを感じた ♣ 英語力の向上 ♣ 技術系の専門英語 ♣ アメリカ/イギリス英語 様々なバックグラウンドを持つ人々との出会いを通じて, 世界と自分の距離をグッと縮める事ができた 15 IAESTE研修を考えている方へのメッセージ ♣ IAESTE研修では,語学,人間関係,文化,研修内容などあら ゆる点において未経験な事に遭遇する ♣ 時には,自分の希望通りにいかない事もある ♣ 問題解決は自分自身を大きく成長させ,広い視野で自分の価 値観を構築する ♣ 辛い事以上に,貴重な経験による感動や楽しさがあり,一生 忘れられない数ヶ月間になる 是非IAESTE研修に 挑戦してみて下さい! 16