Comments
Description
Transcript
AD4408C - エー・アンド・デイ
AD-4408C ウェイング・インジケータ 取扱説明書 1WMPD4001797C 注意事項の表記方法 この表記は、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負 う可能性が想定される内容を示します。 この表記は、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、物 的損害の発生が想定される内容を示します。 注意 正しく使用するための注意点の記述です。 お知らせ 機器を操作するのに役立つ情報の記述です。 感電のおそれがある箇所です。絶対に手を触れないでください。 保護用接地端子を示します。 操作上の禁止事項を示します。 ご注意 (1) (2) (3) (4) 本書の一部または全部を無断転載することは固くお断りします。 本書の内容については将来予告なしに変更することがあります。 本書の内容は万全を期して作成しておりますが、ご不審な点や誤り、記載もれ などお気づきの点がありましたらご連絡ください。 当社では、本機の運用を理由とする損失、損失利益等の請求については、(3) 項にかかわらずいかなる責任も負いかねますのでご了承ください。 ©2012 株式会社 エー・アンド・デイ 株式会社エー・アンド・デイの許可なく複製・改変などを行なうことはできま せん。 目次 安全にご使用いただくために .................................................. 1 1. 概要 ................................................................... 2 2. 仕様 ................................................................... 3 2.1 ア ナ ロ グ 部 ...........................................................3 2.2 デ ジ タ ル 部 ...........................................................3 2.3 一 般 仕 様 .............................................................4 2.4 フ ロ ン ト パ ネ ル .......................................................6 2.5 リ ア パ ネ ル ...........................................................8 3. 据付及び接続.......................................................... 10 3.1 環 境 等 ............................................................. 10 3.2 電 源 ............................................................... 11 3.3 ロ ー ド セ ル ケ ー ブ ル の 種 類 ........................................... 12 3.4 シ ー ル ド 線 の 接 続 方 法 ............................................... 12 3.5 ロ ー ド セ ル の 接 続 ................................................... 13 3.6 ロ ー ド セ ル の 接 続 チ ェ ッ ク 方 法 ....................................... 14 4. 操作方法 .............................................................. 15 4.1 一 般 機 能 ........................................................... 15 4.1.1 ゼ ロ 補 正 ................................................... 15 4.1.2 ゼ ロ ト ラ ッ キ ン グ ........................................... 15 4.1.3 風 袋 引 き ................................................... 16 4.1.4 F キ ー の 機 能 選 択 ........................................... 16 4.1.5 □ 表 示 の 機 能 選 択 ........................................... 17 4.1.6 メ モ リ バ ッ ク ア ッ プ ......................................... 18 4.2 動 作 モ ー ド ......................................................... 19 4.3 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン ................................................. 20 4.3.1 概 要 ....................................................... 20 4.3.2 実 負 荷 校 正 ( C A L S E t ) ................................. 21 4.3.3 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン 関 係 フ ァ ン ク シ ョ ン ( CAL Fnc) ............ 23 4.3.4 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン の エ ラ ー ................................. 29 4.3.5 ロ ー ド セ ル の 出 力 補 正 ....................................... 30 4.4 一 般 フ ァ ン ク シ ョ ン ................................................. 31 4.4.1 設 定 方 法 ................................................... 31 4.4.2 デ ジ タ ル フ ィ ル タ の 調 整 方 法 ................................. 32 4.4.3 基 本 機 能 関 係 ............................................... 33 4.4.4 標 準 シ リ ア ル 出 力 関 係 ....................................... 34 4.4.5 C C - L i n k 関 係 ......................................... 34 5. インタフェース........................................................ 35 5.1 標 準 シ リ ア ル 出 力 ................................................... 35 5.1.1 接 続 ....................................................... 35 5.1.2 出 力 デ ー タ ................................................. 36 5.1.3 デ ー タ 転 送 モ ー ド ........................................... 37 5.2 C C - L i n k ..................................................... 37 5.2.1 ア ド レ ス マ ッ プ ............................................. 39 5.2.2 コ マ ン ド ................................................... 46 5.2.3 タ イ ミ ン グ チ ャ ー ト ......................................... 47 6. 保守 .................................................................. 50 6.1 エ ラ ー 表 示 ......................................................... 50 6.2 各 動 作 の チ ェ ッ ク ................................................... 51 6.2.1 チ ェ ッ ク モ ー ド へ の 入 り 方 ................................... 51 6.2.2 キ ー ス イ ッ チ の チ ェ ッ ク ..................................... 51 6.2.3 標 準 シ リ ア ル 出 力 の チ ェ ッ ク ................................. 52 6.2.4 C C - L i n k の チ ェ ッ ク ................................... 52 6.2.5 テ ス ト 端 子 の チ ェ ッ ク ....................................... 52 6.2.6 A / D ( ロ ー ド セ ル ) の チ ェ ッ ク ............................. 52 6.2.7 内 部 カ ウ ン ト の チ ェ ッ ク ..................................... 53 6.2.8 プ ロ グ ラ ム の バ ー ジ ョ ン ..................................... 53 6.2.9 プ ロ グ ラ ム の チ ェ ッ ク サ ム ................................... 53 6.2.10 E E P R O M の チ ェ ッ ク サ ム ................................ 53 6.2.11 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン 関 係 フ ァ ン ク シ ョ ン の チ ェ ッ ク ............ 53 6.3 初 期 化 ............................................................. 54 6.3.1 RAM初期化モード、一般ファンクション初期化モードの場合 ....... 54 6.3.2 全 デ ー タ 初 期 化 モ ー ド の 場 合 ................................. 55 6.4 デ ジ タ ル マ ル チ メ ー タ を 使 用 し た ロ ー ド セ ル の 接 続 確 認 方 法 ............. 56 7. 設定リスト ............................................................ 58 7.1.1 基 本 機 能 関 係 ............................................... 58 7.1.2 標 準 シ リ ア ル 出 力 関 係 ....................................... 59 7.1.3 C C - L i n k 関 係 ......................................... 59 7.1.4 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン 関 係 フ ァ ン ク シ ョ ン ( CAL Fnc) ............ 60 8. 外形寸法図 ............................................................ 62 図表目次 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 図10 図11 図12 図13 図14 図15 図16 フロントパネル.............................................................................................................................. 6 リアパネル..................................................................................................................................... 8 パネルマウントの方法 .............................................................................................................10 ロードセルの接続方法 ............................................................................................................13 動作モード ..................................................................................................................................19 ロードセルの出力補正 ............................................................................................................30 標準シリアル出力の端子接続 ..............................................................................................35 標準シリアル出力の内部回路 ..............................................................................................35 CC-LinkのコネクタとステータスLED ..............................................................................38 電源投入時の動作 ..................................................................................................................47 イニシャル設定要求の動作 ...................................................................................................48 書き込みコマンド .......................................................................................................................48 CPU正常動作信号 .................................................................................................................49 エラー状態フラグのリセット ....................................................................................................49 ロードセルの接続確認方法 ...................................................................................................56 寸法図 ....................................................................................................... 62 安全にご使用いただくために 本機を安全にご使用いただくため、ご使用になる前に次の事項を必ずお読みください。 接地 本機は必ず接地して使用してください。 接地はリアパネルの保護用接地端子 を大地に接続することにより 行います。 また、接地線はモータやインバータなどの動力機器とは別にしてください。 接 地 を し な い と 、感 電 、発 火 、誤 動 作 な ど の 事 故 が 発 生 す る 恐 れ が あ り ま す 。 適 切 な電 源 ケーブルの使 用 電源ケーブルは、使用する電源電圧および電流に合ったものをご使用ください。 耐圧の不足したケーブルを使用すると、漏電や発火などの事故が発生する恐れ があります。 また、電源ケーブルと端子台の接続は圧着端子などを使用して確実に行ってください。 ヒューズの交 換 本機のヒューズは発火防止の目的で装着されています。 本 機 は さ ま ざ ま な 保 護 回 路 を 装 備 し て い ま す の で 、内 部 の 回 路 が 正 常 な 状 態 で は ヒ ュ ー ズ が 切 れ る こ と は あ り ま せ ん 。ヒ ュ ー ズ が 切 れ た 場 合 は 、雷 の サ ー ジ な ど に よ り 内 部 の 回 路 が 破 損 し て い る こ と が 考 え ら れ ま す 。ヒ ュ ー ズ が 切 れ た 場 合 は 、お 客 様 自 身 で 交 換 せ ず 、弊 社 ま た は お 買 い 上 げ 店 ま で ご 用命ください。 水 がかかる状 態 での使 用 本機は防水構造ではありません。 た だ し 、フ ロ ン ト パ ネ ル に 付 属 の パ ネ ル マ ウ ン ト パ ッ キ ン を 使 用 し て 制 御 盤 に 固 定 す れ ば 、 フ ロ ン ト パ ネ ル 面 は IP65 相 当 の 防 滴 構 造 に な り ま す 。 可 燃 性 のあるガス中 での使 用 発 火 の 恐 れ が あ り ま す の で 、周 囲 に 可 燃 性 の あ る ガ ス が あ る 環 境 で は 使 用 し ないでください。 機 器 の放 熱 本機の過熱を防止するため、周辺の機器との間隔は十分あけてください。 また、本機の周辺の温度が使用温度範囲を超える場合には、ファンなどで強制 的に冷却を 行 っ て く だ さ い 。 1 AD-4408C 1. 概要 概要及び特長は次のとおりです。 □ AD-4408Cは計量部のロードセルからの荷重信号を増幅してA/D変換 を行い、質量値に換算してデジタル表示する表示装置です。 □付属のパッキンの使用でIP65相当の防滴構造になります。 □以下の性能を有しています。 ・ 入 力 感 度 ........ 0 . 1 5 μ V / d ( d = 最 小 目 盛 ) ・ 表 示 分 解 能 ...... 最 大 9 9 9 ,9 9 9 d ・サンプリング速度 100回/秒 ・ 計 測 範 囲 ........ - 3 5 ~ + 3 5 m V ( - 7 ~ + 7 m V / V ) □デジタルスパン機能 ・実負荷が無くてもキー入力で簡易キャリブレーションが可能です。 □ CC-Link イ ン タ フ ェ ー ス を 標 準 装 備 し た A D - 4 4 0 8 C は 、 CC-Link ネ ッ ト ワ ー ク 上 に容易にウェイングシステムを構築することができます。 AD-4408Cは、CC-Linkリモートデバイス局です。 占有局数は1局,2局,4局と切り替えることができます。 AD-4408Cのみで構成した場合、1マスタで最大42台まで接続するこ とができます。 AD-4408C 2 2. 仕様 2.1 アナログ部 入力感度 信号入力範囲 ゼロ点 調 整 範 囲 ロードセル印加電圧 温度係数 ゼロ点 スパン 非直線性 A/D変 換 方 式 内部分解能 表示分解能 サンプリング速 度 0.15μV/d 以 上 (d=最 小 目 盛 ) -35~+35mV (-7~+7mV/V) -35~+35mV (-7~+7mV/V) DC5V±5%、120mA、リモートセンシング機 能 付 (350Ωロードセル8本 まで接 続 可 能 ) ±0.02μV/℃ Typ. ±0.1μV/℃ max ±3ppm/℃ Typ. ±15ppm/℃ max 0.005% of F.S. デルタシグマ方 式 約 16,000,000カウント 最大999,999d 100回 /秒 2.2 デジタル部 表示素子 計量値表示部 状態表示部 キースイッチ 計 量 値 表 示 部 7セグメント緑 色 LED6桁 ,文 字 高 14.6mm 極 性 表 示 緑 色 LED1個 状 態 表 示 部 赤 色 LED6個 正 味 (NET)または総 量 (GROSS)を切 り替 えて表 示 。 小 数 点 10 1 、10 2 、10 3 、10 4 、10 5 桁 が設 定 可 能 オーバ表 示 全 桁 消 灯 (負 極 性 時 は最 上 位 桁 に-が点 灯 ) ゼロ点 、安 定 、総 量 、正 味 、ホールド、□ ゼロ、風 袋 引 、総 量 /正 味 、F、ON/OFF、設 定 、CAL 3 AD-4408C 2.3 一般仕様 インタフェース 標 準 シリアル出 力 CC-Link インタフェース 弊 社 周 辺 機 器 接 続 用 出 力 (20mAカレントループ信 号 ) CC-Link Ver.1.10のリモートデバイス局 です。 計量機能 ゼロ キー、CC-Linkからの指 令 により総 量 をゼロにする。 ゼロ補 正 機 能 不 安 定 時 の動 作 の許 可 ・禁 止 の選 択 あり (ゼロ) ゼロ補 正 値 はバッテリバックアップ 調整可能範囲:ひょう量の1~100%の範囲で任意に範囲設定可能 計量値のゼロ点ドリフトを検出し、自動的にゼロになるように補正する。 ゼロトラッキング機 能 トラッキング時間:0.0~5.0(秒)...任意に範囲設定可能 トラッキング幅 :0.0~9.9(d)...任 意 に範 囲 設 定 可 能 風 袋 引 キー、CC-Linkからの指 令 により、正 味 をゼロにする。 不 安 定 時 および負 の動 作 の許 可 ・禁 止 の選 択 あり 風 袋 引 き機 能 風 袋 値 はバッテリバックアップ 調 整 可 能 範 囲 :総 量 ≦ひょう量 サンプリング毎 の計 量 値 変 動 量 が設 定 時 間 内 に設 定 幅 以 内 に 入 った時 、安 定 状 態 と判 断 し、安 定 マークが点 灯 する。 安定検出機能 CC-Linkからも安 定 の確 認 が可 能 。 安 定 検 出 時 間 :0.0~9.9(秒 )...任 意 に範 囲 設 定 可 能 安 定 検 出 幅 :0~9(d)...任 意 に範 囲 設 定 可 能 デジタルフィルタ機 能 カットオフ周 波 数 範 囲 :0.07~11(Hz) AD-4408C 4 総合 停電対策 データバックアップ の内 容 、方 法 電源電圧 消費電力 使 用 温 度 ・湿 度 範 囲 取付方法 本体質量 ゼロ点 補 正 値 、風 袋 値 リチウム電 池 によりメモリバックアップ(約 10年 間 ) キャリブレーションデータ、各 ファンクションデータ 不 揮 発 性 メモリ(EEPROM)に書 き込 み。 AC100~240V +10%,-15% (50/60Hz) 約 10VA -10~+40℃、85% R.H.以 下 (結 露 しないこと) パネルマウント方 式 約 800g 付属品 品名 CC-Link用 コネクタ コネクタ操 作 レバー ひょう量 銘 板 単 位 シール パネルマウントパッキン 端 子 台 カバー 個数 1 1 1 1 1 1 品 番 、その他 1TM-721-105/037A 1TM-231-131 108-3014980 108-4023456 106-4004213 107-4005384 5 AD-4408C 2.4 フロントパネル 図 1 フロントパネル 表示器の各部の名称とその表示内容 番号 名 称 ① 計量表示部 ② ゼロ点 ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 表 示 内 容 計 量 値 、設 定 値 、エラーメッセージなどを表 示 します。 計 量 値 がセンタゼロのときに点 灯 します。 計 量 値 が安 定 しているときに点 灯 します。 安定 安定条件は「キャリブレーション関係ファンクション」で変更できます。 総量 計 量 表 示 が総 量 のときに点 灯 します。 正味 計 量 表 示 が正 味 のときに点 灯 します。 計 量 値 をホールドしているときに点 灯 します。 ホールド ホールドの動作はノーマルホールドとピークホールドが「一般ファンクション」 により選 択 できます。 この表 示 の機 能 は用 途 により変 更 可 能 で、「一 般 ファンクション」で 選 択 できます。 計 量 値 の単 位 を表 すシールを貼 ります。 単位表示部 計量値の単位は「キャリブレーション関係ファンクション」で設定します。 ひょう量銘板 ひ ょ う 量 銘 板 を 貼 り ま す 。 AD-4408C 6 キースイッチの名 称 とその機 能 番号 名 称 ⑩ CAL ⑪ ⑫ 解除 設定 ⑮ 選 択 されたモードに移 行 します。 数 値 を変 更 した後 、このキーを押 すと読 込 まれます。 このキーの機 能 は用 途 により変 更 可 能 で、次 の機 能 が「一 般 ファンクション」で選 択 できます。 機 能 なし マニュアルプリントのプリントコマンド ホールド オルタネートスイッチ モーメンタリスイッチ 風 袋 クリア ゼロクリア 数 値 入 力 中 はこのキーを押 すと点 滅 桁 が1減 ります。 ⑬ ⑭ 機 能 キャリブレーションモードに入 るためのキーで、封 印 可 能 なカバーで 覆 われています。 誤 操 作 防 止 のため、通 常 は必 ずカバーを取 り付 けてください。 通 常 モード(オン状 態 )、オフモード(オフ状 態 )の切 り替 えに使 用 し ます。オフモードにする時 は、このキーを長 く押 してください。 オフモードでは表 示 、外 部 入 出 力 類 がすべてオフします。 計 量 表 示 部 の右 端 の小 数 点 が点 灯 します。 数 値 入 力 中 は、解 除 (エスケープ)キーとして機 能 します。 総量 正味 風袋引 ⑯ ゼロ ⑰ 封印 表 示 の「総 量 ⇔正 味 」の切 り替 えを行 うキーです。 数 値 入 力 中 はこのキーを押 すと点 滅 桁 が1増 えます。 風 袋 引 きを行 うためのキーです。 風 袋 引 きの条 件 は「キャリブレーション関 係 ファンクション」で設 定 で きます。 数 値 入 力 中 は点 滅 桁 の右 移 動 に使 用 します。 また、オフモードで 風 袋 引 キーを押 しながら ON/OFF キーを押 す と、ゼロ補 正 値 および風 袋 値 がクリアされます。 ゼロを行 うためのキーです。 ゼロの条件は「キャリブレーション関係ファンクション」で設定できます。 数 値 入 力 中 は点 滅 桁 の左 移 動 に使 用 します。 ワイヤで封印することができます。 7 AD-4408C 2.5 リアパネル ② ③ ④ ① 図 2 リアパネル ①端子台 端子番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 EXC+ SEN+ SEN- EXC- SIG+ SIG- SHLD C.L. C.L. F.G. 端 子 の機 能 ロードセル印 加 電 圧 (+) センシング入 力 (+) センシング入 力 (-) ロードセル印 加 電 圧 (-) ロードセル入 力 (+) ロードセル入 力 (-) シールド 標 準 シリアル出 力 (カレントループ) 標 準 シリアル出 力 (カレントループ) シールド 保護接地 AC電 源 AC電 源 ロ | ド セ ル 接 続 ※ 7(SHLD)、10(F.G.)、11(E)は内 部 で接 続 されています。 ※ リアパネルの端 子 台 は事 故 防 止 のため必 ずカバーを付 けて使 用 してください。 ※ ネジサイズ M3、締 め付 けトルク 0.5N・m AD-4408C 8 ②CC-Linkコネクタ CC-Linkのコネクタです。 ③CC-LinkステータスLED LED名 称 RUN SD RD ERR 点灯 ・正 常 ・送 信 中 ・受 信 中 ・設 定 異 常 ・CRCエラー発 生 ・故 障 消灯 ・リセット中 ・通 信 不 能 - - ・正 常 点滅 - - - ・設 定 変 化 時 ④テスト端子 テスト用の端子です。何も接続しないでください。 9 AD-4408C 3. 据付及び接続 こ こ で は 設 置 環 境 、電 源 端 子 お よ び ロ ー ド セ ル ケ ー ブ ル 、接 続 方 法 に つ い て 述 べ ます。 その他の外部入出力につきましては各章を参照してください。 3.1 環境等 □本機は精密電子機器ですので、取り扱いには十分注意してください。 □使用温度範囲は-10~+40℃です。 □直射日光の当たらない場所に設置してください。 □水滴等のかかる環境では、付属品のパネルマウントパッキン(防水用)を使用し て制御盤に取り付けてください。フロントパネル部がI P 6 5 相 当 の 防滴構造に なります。 パネルマウントパッキン (防水用) 制御盤 ガイドレール ワッシャ 図 3 パネルマウントの方 法 AD-4408C 10 ネジ 3.2 電源 感 電 事 故 や誤 動 作 を防 止 するため、必 ず接 地 してください。 本 機 を接 地 しないで使 用 すると、感 電 事 故 や静 電 気 による誤 動 作 が 発 生 するおそれがあります。 □電 源 を接 続 する前 に本 取 扱 説 明 書 をよくお読 みください。 □据 え 付 け が 完 了 す る ま で 電 源 の プ ラ グ は 入 れ な い で く だ さ い 。 □感 電 し な い た め 、 濡 れ た 手 で 電 源 ケ ー ブ ル を 扱 わ な い で く だ さ い 。 □接 地 は3種 単 独 アースにしてください。特 にモータ等 電 力 機 器 とのアースの共 用 は 避 けてください。 □電 源 は100V~240Vの範 囲 で、周 波 数 は50Hzまたは60Hzです。瞬 停 、ノイズ のない安 定 なものを使 用 してください。 □動 力 線 との共 用 は誤 動 作 の原 因 になります。 □ ロードセルの出 力 は非 常 に微 弱 です。周 囲 にノイズ源 となる機 器 を配 置 しないでく ださい。 □各入出力ケーブルはシールド付きのものを使用し、シールド端子または本体に接続し てください。 11 AD-4408C 3.3 ロードセルケーブルの種類 ロードセルケーブルは高い絶縁性とシールド性が求められます。 絶縁物にテフロンやポリエチレンなどの高絶縁抵抗の材質を用いたシールドケ ーブルをご使用ください。 3.4 シールド線の接続方法 ロ ー ド セ ル ケ ー ブ ル の シ ー ル ド 線 は 、A D - 4 4 0 8 C の シ ー ル ド 端 子( ロ ー ド セルコネクタの7番ピン)にのみ接続してください。 原則としてロードセルとAD-4408Cの間は接地しません。 こ れ は 、接 地 箇 所 を 複 数 に す る と 、配 線 経 路 に グ ラ ウ ン ド ル ー プ を 生 じ 、高 周 波 ノイズなどの外乱が混入しやすくなるためです。 AD-4408C 12 3.5 ロードセルの接続 ロードセルの接続には、6線式と4線式の2種類があります。 計量を高精度、高安定度で行うため、6線式の接続を行うことをお勧めします。 図 4 ロードセルの接 続 方 法 13 AD-4408C 方式 6 線式 (推 奨 ) 4 線式 長所 短所 ロードセルケーブルの延 長 や、細 いロードセルケ ーブルを使 用 した場 合 にも誤 差 が少 ない。 配 線 がやや複 雑 。 複 数 のロードセルを使 用 する場 合 にも誤 差 が 少 ない。 ロードセルケーブルの導 線 抵 抗 の影 響 を受 ける ため、温 度 係 数 が悪 化 配 線 が簡 単 。 する。 コネクタなどの接 触 抵 抗 の影 響 を受 ける。 備考 和 算 箱 を使 用 する場 合 には、6 線 式 で配 線 する ことを強 くお勧 めします。 ロードセルケーブルを延 長して使用する場合 や、複 数 のロードセルを 使 用 する場 合 には、誤 差 が発 生 しやすくなりま す。 4 線式で接続する場合の注意点 やむを得ず 4 線式で接続する場合は、次の点にご注意ください。 ● ● EXC+ と SEN+ の 間 、 お よ び EXC- と SEN- の 間 を 必 ず シ ョ ー ト す る 。 ロ ー ド セ ル ケ ー ブ ル を 延 長 す る 場 合 は 、極 力 断 面 積 の 大 き い も の を 使 用 す る 。 また、ケーブル長は最短にする。 3.6 ロードセルの接続チェック方法 ロードセルの接続が完了したら、次の手順で接続チェックを行ってください。 ① 目視により誤配線がないことを確認してください。 ② AD-4408Cの電源を投入してください。 キャリブレーションを行う前は、指示値がブランク(消灯状態)になることもあり ます。このような状態でも、チェックモードで確認できます。 ③ チェックモードを使用し、ロードセルの出力値を確認してください。 「6.2 各動作のチェック」を参照して、A/D(ロードセル)のチェックモードに 入ります。 ④ 表示されるロードセル出力信号の値が、設計どおりであることを確認してください。 通常は、表示される値はロードセルの定格出力の値以下になります。 ⑤ 異常がある場合は、「6.4 デジタルマルチメータを使用したロードセルの接続確認 方法」を参照し、接続を確認してください。 AD-4408C 14 4. 操作方法 4.1 一般機能 4.1.1 ゼロ補 正 ゼロ補正は総量のゼロ点のずれを補正する機能です。フロントパネルの ゼロ キー のほか、CC-Linkからも行えます。 ゼ ロ 補 正 が 可 能 な 総 量 は 、キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を 行 っ た ゼ ロ 点( 真 の ゼ ロ 点 ) か ら 、 C A L F 0 5 ( ゼ ロ 補 正 範 囲 ) で 設 定 し た 範 囲 で す 。範 囲 は ひ ょ う 量 に対する%で表されます。 ゼ ロ 補 正 範 囲 内 で あ っ て も 、A / D コ ン バ ー タ が オ ー バ フ ロ ー し て い る 場 合 はゼロ補正できません。 何らかの理由によりゼロ補正が行えなかった場合は、ゼロエラーを出力し ま す 。 ゼ ロ 補 正 値 は バ ッ テ リ バ ッ ク ア ッ プ さ れ た メ モ リ に 記 憶 さ れ る た め 、電 源 を 切っても保持しています。 ゼロ補正のクリアは、ゼロクリアに設定した F キーから行えます。 関係するファンクション ゼロ補正が行える範囲を変更するには CALF05(ゼロ補正範囲)で最大100%まで設定できます。 計量値が不安定なときのゼロ補正を禁止するには CALF10(不安定時の風袋引きおよびゼロ補正)で設定できます。 電源投入時および表示オン時に初期ゼロを行うには CALF16(パワーオンゼロの選択)で設定できます。 4.1.2 ゼロトラッキング ゼロトラッキングは、総量のゼロ点のずれに自動的に追従する機能です。 総 量 の 変 化 が C A L F 0 6 ( ゼ ロ ト ラ ッ キ ン グ 時 間 )、 C A L F 0 7 (ゼロトラッキング幅)で定義された傾斜の範囲内であれば、自動的に ゼロ補正を行います。 傾斜が大きくゼロトラッキングができない場合でも、ゼロエラーとはなりません。 関 係 するファンクション ゼロトラッキングの時間を変更するには CALF06(ゼロトラッキング時間)で設定できます。 ゼロトラッキングの幅を変更するには CALF07(ゼロトラッキング幅)で設定できます。 15 AD-4408C 4.1.3 風 袋 引 き 風袋引きは正味をゼロにする機能です。 総量を風袋値として記憶します。 風 袋 値 は バ ッ テ リ バ ッ ク ア ッ プ さ れ た メ モ リ に 記 憶 さ れ る た め 、電 源 を 切 っ ても保持しています。 風袋値のクリアは、風袋クリアに設定した F キーから行えます。 関 係 するファンクション 計量値が不安定なときの風袋引きを禁止するにはCALF10 (不安定時の風袋引きおよびゼロ補正)で設定できます。 総量がマイナスのときの風袋引きを禁止するにはCALF11 (総量が負のときの風袋引き)で設定できます。 ゼロ補 正 および風 袋 引 きのクリア 風袋引 キーを押しながら電源を投入すると、ゼロ補正値および風袋値をクリア す る こ と が で き ま す 。オ フ モ ー ド の と き に 、風 袋 引 キ ー を 押 し な が ら O N キ ーを押しても同じです。 4.1.4 Fキーの機 能 選 択 F キーは、ファンクションにより機能を選択することができるキーです。 関 係 するファンクション F キーの機能を選択するには FncF02( F キーの機能)で設定できます。 0:なし 1:マニュアルプリントのプリントコマンド 2:ホールド 3:オルタネートスイッチ 4:モーメンタリスイッチ 5:風袋クリア 6:ゼロクリア ●ゼロクリアを禁止するには CALF15(ゼロクリアの選択)で設定できます。 ● AD-4408C 総量がマイナス時のプリントコマンドを禁止するには CALF20(マイナス出力禁止)で設定できます。 16 「オルタネートスイッチ」と「モーメンタリスイッチ」について これらのスイッチを選択すると、 F キースイッチのON/OFF状態 をCC-Linkのマスタ局に知らせることができます。CC-Link ネットワーク構築時やメンテナンス時等に使用すると便利な機能です。 局番1、4局占有の場合、ON/OFFの状態はアドレスマップ 「RX006F」 □表示連動 に送られます。 (ON:1、OFF:0) また、両スイッチは以下の動作をします。 「オルタネートスイッチ」 1度押してから指をはなしてもON状態(OFF状態)を維持します。 OFF状態(ON状態)にするには、もう1度スイッチを押してください。 「モーメンタリスイッチ」 スイッチを押している間だけON状態になります。 4.1.5 □表 示 の機 能 選 択 □表示は、ファンクションにより機能を選択することができる表示です。 関 係 するファンクション □表示の機能を選択するには FncF04(□表示の機能)で設定できます。 0:なし 1:ゼロトラッキング中 2 : アラーム(ゼロ範囲エラー、オーバ、ローバッテリ) 3: F キーのアクティブ F キーのアクティブについて FncF02で「オルタネートスイッチ」か「モーメンタリスイッチ」 を選択した時に動作します。 F キーがON状態の時に点灯、OFF状態の時に消灯します。 17 AD-4408C 4.1.6 メモリバックアップ 本機はデータの種類によってメモリバックアップ方式が異なります。 キャリブレーションやファンクションのデータは重要度が非常に高く、書き替え 回数が少ないため、「不 揮 発 性 メ モ リ 」を使用しています。 それに対し、ゼロ補正値、風袋値などは頻繁に書き替えるため「バッテリ バ ッ ク ア ッ プ RAM」 を 使 用 し て い ま す 。 データバックアップ方 式 の種 類 データの種 類 データバックアップ の方 式 キャリブレーションデータ ファンクションデータ 不 揮 発 性 メモリ (EEPROM) ゼロ補正値、風袋値など バッテリバックアップ (RAM) AD-4408C 18 特 徴 バッテリに無関係にデータを保持 します。 バッテリ寿 命 は25℃無 通 電 で 10年 以 上 です。 4.2 動作モード 本機は動作状態に合わせてさまざまな「モード」があります。 モードの切り替えはキーの操作により行います。 実 線 の 矢 印 の 示 す 方 向 へ の モ ー ド 移 行 は で き ま す が 、そ れ 以 外 は 設 定 終 了 後 の 自動リセットか電源オフによるリセットしかできません。 設 定 終 了 後 に自 動 リセット 通電開始 オン状 態 何もせずに 通電 *何 もせずに 通電 通常 モード 一 般 ファンク ションモード ON/OFF キー で切 替 設 定 + F キー で切 替 保守 モード オフ モード 設定+ F → ゼロ + 設 定 オフ状 態 *オフモードで電 源 をオフした 場 合 、再 通 電 時 もオフモード になります。 キャリブレー ションモード CAL キーで切 替 チェック モード 初期化 モード 実負荷校正 モード CAL関 係 ファンクション モード 全 データ 初期化 モード 図 5 動 作 モード 19 AD-4408C 4.3 キャリブレーション 4.3.1 概 要 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン モ ー ド で は 、ロ ー ド セ ル の 出 力 電 圧 と 計 量 値 を 関 係 付 け る操作、および計量に直接関わる操作を行います。 分銅の積み降ろしによる校正です。 ・ゼロ校正 ……… 分銅を載せない状態で読込キーを押す。 実負荷校正 ・スパン校正 …… 分銅を載せ、分銅値をキー入力する。 実負荷校正に入ると、風袋値、ゼロ補正値は自動的にクリア されます。 最小目盛、ひょう量など計量器の基本的な定数のほか、計量 キャリブレーション に直接関わるデータの設定をします。 関係ファンクション デジタルスパン校正の設定もここで行います。 ゼロ点およびスパンの調整に分銅を使用せず、ロードセル出力 (mV/V)をキー入力することにより行う校正です。 キャリブレーション関係ファンクションで設定します。 ・ゼロ点の入力電圧 …ゼロ点のロードセル出力をキー入力 デジタルスパン ・スパンの入力電圧 …スパンのロードセル出力をキー入力 (ひょう量荷重時のロードセル出力-ゼロ点のロードセル 出力) ・スパンの分銅値 … ス パ ン の 入 力 電 圧 に 対 す る 分 銅 値 を キー入力 (スパンの入力電圧と計量値を関係付けます。) キャリブレーションデータ、ファンクションデータ、ゼロ点補 全データの初期化 正値、風袋値など、すべてのデータを初期化します。 * キャリブレーションで設 定 したデータはすべて不 揮 発 性 メモリ(EEPROM)に保 存 されますので、バッテリバックアップが切 れても保 持 されます。 AD-4408C 20 4.3.2 実 負 荷 校 正 (CALSEt) 分 銅 の 積 み 下 ろ し に よ り ゼ ロ 、ス パ ン の 校 正 を 行 い ま す 。初 め て 校 正 を 行 う 場合はあらかじめキャリブレーション関係ファンクションにより、単位、 小数点位置、最小目盛、ひょう量を設定しておく必要があります。 *温度ドリフトの影響を避けるため、実負荷校正は10分以上通電した後に行って ください。 Step 1 Step 2 フロントパネルの左下にあるキャリブレーションスイッチのカバーを はずしCALキー( 中 の キ ー ス イ ッ チ ) を 押 し ま す 。「 C A L 」 が 表示され、キャリブレーションモードに入ることを知らせます。 設定キーを押すと「キャリブレーションモード」に入り 「CALSEt」が表示されます。 「通常モード」に戻るには 解除キーを押してください。 ゼロの校 正 Step 3 Step 4 設定 キーを押してください。「CAL 0」が表示されます。 ゼ ロ の 校 正 が 不 要 な 場 合 は F キ ー を 押 し て く だ さ い 。 Step 5 の スパンの校正へ飛びます。 現 在 の 計 量 値 を モ ニ タ し た い 場 合 は 、C A L キ ー を 押 し て く だ さ い 。 総量が表示されます。 も う 1 度 C A L キ ー を 押 す と 、「 C A L 0 」 が 表 示 さ れ ま す 。 分銅を載せない状態で、安定を待って(安定LED点灯)から設定キー を押してください。 「------」が約2秒間表示されます。 21 AD-4408C スパンの校 正 Step 5 「CALSPn」が表示されます。 設定 キーを押してください。 分銅値(現在のひょう量の設定値)が表示され、分銅値の最下位桁が 点滅します。 < > ∧ ∨ キーを使ってお手持ちの分銅値に合わせてください。 現在の計量値をモニタしたい場合は、 CAL キーを押してください。 総量が表示されます。 もう1度 CAL キーを押すと、分銅値が表示されます。 スパンの校正が不要な場合は解除キーを3回押してください。 通 常 モ ー ド に戻ります。 Step 6 分銅を載せ、安定を待って(安定LED点灯)から設定キーを 押 し て ください。 「------」が約2秒間表示されます。 Step 7 「 C A L E n d 」 が 表 示 さ れ ま す 。 スパンを再調整したい場合は F キーを押してください。スパン校正 を引き続き行えます。 Step 8 解 除 キ ー を 押 し ま す 。「 C A L S E t 」 が 表 示 さ れ 、 実 負 荷 校 正 の データがEEPROMに書き込まれます。 Step 9 こ の 状 態 は Step 2 と 同 じ で す の で 、 も う 1 回 解 除 キ ー を 押 せ ば 通常モードになり計量値が表示されます。 ※「C ErrX」と表示された場合は、何らかのエラーが発生して います。詳細は「4.3.4 キャリブレーションのエラー」を参照し対処し てください。 ※小数点の点滅は計量値でないことを表します。 AD-4408C 22 4.3.3 キャリブレーション関 係 ファンクション(CAL Fnc) Step 1 Step 2 Step 3 Step 4 フロントパネルの左下にあるキャリブレーションスイッチのカバーを はずしCALキー( 中 の キ ー ス イ ッ チ ) を 押 し ま す 。「 C A L 」 が 表示され、キャリブレーションモードに入ることを知らせます。 設定キーを押すと「キャリブレーションモード」に入り、 「CALSEt」が表示されます。 「通常モード」に戻るには 解除キーを押してください。 ∧ ∨ キーにより「キャリブレーション関係ファンクション」の 「CALF」を選び、 設 定 キ ー を 押 し ま す 。 ∧ ∨ キーにより目的のファンクション番号を選びます。 ファンクション番号を選んだら 設定 キーを押します。設定値が表示さ れます。 設 定 値 を 変 更 す る に は 、パ ラ メ ー タ 選 択 と デ ジ タ ル 入 力 の 2 種 類 の タ イ プ が有ります。 タイプ パラメータ選択 デジタル入力 Step 5 変更方法 選択する番号のみ表示され、点滅します。 ∧ ∨ キーにより番号を選択します。 全桁数値が表示されます。変更する桁が点滅します。 < > キーにより桁を選択し、 ∧ ∨ キーにより数値を変更します。 設定値を変更したら 設定 キーを押します。次のファンクション番号が 表示されます。 設定値を変更しない場合には、解除キーを押してください。ファンクション番 号に戻ります。 解除キーを押します。 「 C A L S E t 」を 表 示 し 、こ れ ま で の 設 定 が 不 揮 発 性 メ モ リ( E E P R O M )に 書 き 込 ま れ ま す 。も う 一 度 解 除 キ ー を 押 す と 、 通 常 モ ー ド に戻ります。 ※小数点の点滅は計量値でないことを表します。 ※デジタル入力で設定範囲外の値を設定すると「Err と表示し、キャンセルされます。 23 dt」 AD-4408C ファンクション番 号 設定範囲 機能名 CALF01 0~3 単位 CALF02 0~5 小数点 位置 CALF03 1~6 最小目盛 CALF04 1~999999 ひょう量 CALF05 0~100 AD-4408C ゼロ補 正 範囲 設定内容 初期値 計 量 値 の単 位 です。 0:なし 1:g 2 2:kg 3:t 計 量 値 の小 数 点 位 置 です。 0:なし 1 2 3 4 5 6 1 1:10 1 2 3 4 5.6 2 2:10 1 2 3 4.5 6 0 3 3:10 1 2 3.4 5 6 4 1 2.3 4 5 6 4:10 5 5:10 1.2 3 4 5 6 計 量 値 の最 小 目 盛 (とび数 )dです。 1:1 2:2 3:5 1 4:10 5:20 6:50 計 量 器 のひょう量 です。 この設 定 +8d(8目 盛 )の値 まで計 量 ができ ます。 20000 それ以上はオーバフローとなり、計量値は表示 されません。 小数点位置はCALF02に連動します。 ゼロ キーなどからの「ゼロ」を受 付 ける範 囲 で す。 キャリブレーションでゼロ校正を行った点を中心 にした、ひょう量に対する%で表します。 パワーオンゼロする場合には、初期ゼロ点が 中心です。 たとえばこの設 定 を2にすると、ゼロ校 正 点 を中 心 に±2%の範 囲 で「ゼロ」が受 付 け可 能 です。検 定 品 : 2 % 24 2 ファンクション番 号 設定範囲 機能名 CALF06 0.0~5.0 ゼロトラッ キング 時間 CALF07 0.0~9.9 ゼロトラッ キング幅 設定内容 CALF07ゼロトラッキング幅 と組 合 わせて、 ゼロトラッキングを行 います。 0.0のときはゼロトラッキングを行 いません。 単 位 は秒 です。検 定 品 : 1 . 0 秒 CALF06ゼロトラッキング時間と組合わせて、 ゼロトラッキングを行 います。 0.0のときはゼロトラッキングを行 いません。 単 位 は0.1d(最 小 目 盛 の1/10)です。 検定品:0.5d 25 初期値 0.0 0.0 AD-4408C ファンクション番 号 設定範囲 CALF08 0.0~9.9 CALF09 0~9 CALF10 0~1 CALF11 0~1 CALF12 0~1 AD-4408C 機能名 設定内容 CALF09安 定 検 出 幅 と組 合 わせて、安 定 安 定 検 出 検 出 を行 います。単 位 は秒 です。 時間 0.0のときは安 定 検 出 を行 いません。(常 に 安定) CALF08安 定 検 出 時 間 と組 合 わせて、 安 定 検 出 を行 います。単 位 は1d(最 小 目 盛 ) 安定検出幅 です。 0のときは安定検出を行いません。(常に安定) 不安定時の風袋引き及びゼロ補正です。 0:計量値が不安定な時は受付けません。 1:計量値が不安定でも受付けます。 検定品:0 総 量 が負 の時 の風 袋 引 き動 作 です。 0:総 量 が負 のときは受 付 けません。 総量が負の時 の風袋引き 1:総 量 が負 でも受 付 けます。 検定品:0 計 量 値 がオーバフロー及 び不 安 定 時 の 標 準 シリアル出 力 です。 オーバフロー 0:オーバフロー及び不安定なときは出力 及び不安定時 しません。 の出力 1:オーバフロー及び不安定なときも出力し ます。 検定品:0 不安定時の 風袋引き 及びゼロ補正 26 初期値 1.0 2 1 1 1 ファンクション番 号 設定範囲 CALF13 1~3 CALF14 1~2 CALF15 0~1 CALF16 0~1 CALF17 -7.00000 ~7.00000 CALF18 0.00001 ~9.99999 CALF19 1~999999 機能名 設定内容 初期値 総 量 のマイナス側 のオーバ条 件 です。 A/Dのマイナスオーバまたは 1:総 量 < -999999 1 2:総 量 < -ひょう量 3:総 量 < -19d 検 定 品 :3 正 味 のマイナス側 のオーバ条 件 です。 正味の 総 量 のマイナスオーバまたは マイナス 1:正 味 < -999999 1 オーバ 2:正 味 < -ひょう量 条件 検 定 品 :2 ゼロクリア動 作 を選 択 します。 ゼロクリア 0:不 可 能 1 の選 択 1:可 能 検 定 品 :0 電源投入時の初期ゼロ動作を選択します。 パワーオンゼロ 0:しない 0 の選 択 1:する ゼロ点のロードセルからの入力電圧です。 ゼロ点 の 単 位 は mV/V です。実 負 荷 校 正 の「ゼロ 0.00000 入力電圧 の校 正 」では、この値 を決 定 しています。 スパン(計 量 点 -ゼロ点 )のロードセルから の入 力 電 圧 です。 スパンの 単 位 はmV/Vです。 2.00000 入力電圧 実 負 荷 校 正 の「スパンの校 正 」ではこの 値 と次 のCALF19の値 を決 定 していま す。 CALF18のスパン入力電圧は、 表示計量値のこの設定あたりの入力電圧 を示します。 スパンの 分銅を使用せずに校正をとる「デジタル 20000 入力電圧に スパン」を行う場合は、CALF17、 対する分銅値 CALF18とともに、この「入力電圧 に対する分銅値」も設定する必要があり ます。( 次 図 参 照 ) 小 数 点 位 置 は 、 CALF02に連動します。 総量の マイナス オーバ 条件 27 AD-4408C *1 万 一 の故 障 時 の交 換 に備 え、CALF17、CALF18、CALF19の値 は、巻 末 の 「設 定 リスト」に記 録 しておいてください。 *2 CALF17、CALF18、CALF19を 書 き 替 え る こ と に よ り 、 任 意 に 「 ゼ ロ 校 正 」 、 「スパン校正」を調整することができます。(デジタルスパン機能精度約 1/5000 ただし、ロードセルの出 力 精 度 、キャリブレーションの条 件 により異 なります。) 非 常 時 以 外 は、実 負 荷 による校 正 を行 ってください。 総 量 がマイナス時 のマニュアルプリントでの 出 力 禁 止 を選 択 します。 CALF20 マイナス出 力 0:禁 止 しない 0 0~1 禁止 1:禁 止 する 検 定 品 :1 通 信 関 係 (ネットワーク関 係 )の制 限 を選 択 します。 Station No.および、ID番号の変更。 CALF21 通信制限 0 オートプリントの出 力 。 0~1 0:制 限 しない 1:制 限 する シリアル出力の第2ヘッダ CALF22 1:GS/NT/TR ヘッダ2 1 1~2 2:G_/N_/T_(_はスペース20h) ※検 定 を取 得 するためには、検 定 仕 様 に合 った設 定 にする必 要 があります。 設 定 内 容 に「検 定 品 :」と記 載 のあるファンクションは、設 定 値 と一 致 していることを 確 認 してください。 AD-4408C 28 4.3.4 キャリブレーションのエラー キャリブレーションでエラーが発生したときは、エラー番号が表示されます。 エ ラ ー が 発 生 し た ま ま キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン を 終 了 す る と 、そ れ ま で の 設 定 は キャリブレーション開始前の状態に戻ります。 キャリブレーションのエラーと対処方法 エラー表 示 原因 対処法 最 小 目 盛 を大 きくするか、ひょう量 を C Err1 表示分解能(ひょう量/最小目盛) 小 さくしてください。 が規 定 値 を超 えています。 (表 示 分 解 能 の規 定 値 は、機 種 や 仕 様 により異 なります) C Err2 ゼロ校 正 を行 った点 の電 圧 が プラス方向にオーバしています。 ロードセルの定格および結線を確認 してください。 異常がない場合、ロードセルの 出 力 補 正(「 4.3.5 C Err3 ゼロ校 正 を行 った点 の電 圧 が マイナス方向にオーバしています。 ロードセルの 出力補正」参照)を行ってください。 ロードセルまたはA/Dコンバータに 原 因 があると思 われるときは、チェック モードを使 用 して確 認 してください。 C Err4 分銅値がひょう量を超えています。 適 切 な値 の分 銅 を使 用 して、 C Err5 分 銅 値 が最 小 目 盛 未 満 です。 キャリブレーションを行ってください。 C Err6 C Err8 C Err7 ロ ー ド セ ル の 感 度 が 不 足 し て い 感 度 が高 いロードセルを使 用 するか、 ます。 最 小 目 盛 を大 きな値 にしてください。 ひょう量 の荷 重 を載 せたときに 定 格 容 量 の大 きなロードセルを使 用 ロードセルの出 力 電 圧 が高 過 ぎ するか、ひょう量 を小 さな値 に設 定 し ます。 てください。 スパンの校 正 を行 った点 の電 圧 ロ ー ド セ ル の 結 線 を 確 認 し て く だ さ が、ゼロ点 より低 くなっています。 29 い。 AD-4408C 4.3.5 ロードセルの出 力 補 正 下図のように抵抗を取り付けロードセル出力の補正を行ってください。 抵抗はできる限り高抵抗、低温度係数のものを使用してください。 図 6 ロードセルの出 力 補 正 ※ 本 機 は ゼ ロ 点 調 整 範 囲 が 広 い た め 、正 常 な ロ ー ド セ ル に お い て 、出 力 補 正 が必要となることはまれです。 出力補正を行う前に、再度ロードセルの確認(変形、誤配線、当たり、機 種選定等)および接続の確認を行ってください。 AD-4408C 30 4.4 一般ファンクション この章では、一般ファンクションの設定方法とその内容について述べます。 一般ファンクションは各ファンクションの機能ごとのグループに分類されてお り 、 フ ァ ン ク シ ョ ン 番号(F××)の前にそのグループ名を付けた形で表していま す。 ※ AD-4408Cの動作を決定するデータで、すべて不揮発性メモリ(EEPRO M)にバックアップされます。 4.4.1 設 定 方 法 Step 1 Step 2 設 定 キ ー を 押 し な が ら F キ ー を 押 し ま す 。「 F n c 」が 表 示 さ れ 、 一般ファンクションモードに入ることを知らせます。 設定キーを押すと一般ファンクションモードに入ります。 ファンクションモードに入らない場合は、解除キーを押してくだ さい。通常モードに戻ります。 ∧ ∨ キーにより目的のファンクショングループを選びます。 ファンクショングループを選んだら 設定キーを押します。 ファンクション番号が表示されます。 表示 Step 3 グループ名 FncF 基本機能関係 CL F 標 準 シリアル出 力 関 係 CC F CC-Link関 係 ∧ ∨ キーにより目的のファンクション番号を選びます。 ファンクション番号を選んだら 設定 キーを押します。設定値が 表示されます。 Step 4 設 定 値 を 変 更 す る に は 、パ ラ メ ー タ 選 択 と デ ジ タ ル 入 力 の 2 種 類 の タイプが有ります。 タイプ 変更方法 パラメータ選 択 選択する番号のみ表示され、点滅します。 ∧ ∨ キーにより番号を選択します。 デジタル入力 全 桁 数 値 が 表 示 さ れ ま す 。変 更 す る 桁 が 点 滅 し ます。 < > キーにより桁を選択し、 ∧ ∨ キーにより数値を変更します。 31 AD-4408C 設定値を変更したら設定キーを押します。次のファンクション番号が 表示されます。 設定値を変更しない場合には、解除キーを押してください。 ファンクション番号に戻ります。 Step 5 解 除 キ ー を 押 し ま す 。 フ ァ ン ク シ ョ ン 番 号 が 消 え 、 Step 2 に 戻り ま す 。 もう一度解除キーを押すと、これまでの設定がEEPROMに 書き込まれ、通常モードに戻ります。 ※小数点の点滅は計量値でないことを表します。 ※ デ ジ タ ル 入 力 で 設 定 範 囲 外 の 値 を 設 定 す る と「 E r r と表示し、キャンセルされます。 dt」 4.4.2 デジタルフィルタの調 整 方 法 デジタルフィルタの調整はFncF05(デジタルフィルタ)とFncF06 (サンプリング分周比)で設定します。 ① FncF06=1(分周比1)固定で、FncF05を調整してください。 遮断周波数 11.0Hz~0.7Hz ② ①の方法で調整できない場合、 FncF05=8(1.0Hz)固定で、FncF06を調整してください。 遮断周波数 0.5Hz~0.1Hz デジタルフィルタの遮断周波数 = 遮断周波数が高い 応答速度は速い 外乱に影響されやすい AD-4408C FncF05の遮断周波数 FncF06の分周比 遮断周波数が低い 応答速度は遅い 外乱に影響されにくい 32 4.4.3 基 本 機 能 関 係 ファンクション番 号 設定範囲 FncF01 000000 ~111111 FncF02 0~6 FncF03 1~3 FncF04 0~3 FncF05 0~9 FncF06 1~10 FncF07 1~2 機能名 設定内容 設 定 値 の各 桁 が、それぞれの キースイッチに対 応 します。 通 常 モードのみ有 効 です。 0:禁 止 しない キースイッチ 1:禁 止 する の禁 止 設定と禁止されるキーの関係 0:なし 1:マニュアルプリントのプリントコマンド 2:ホールド 3:オルタネートスイッチ F キーの 4:モーメンタリスイッチ 機能 5:風 袋 クリア 6:ゼロクリア ゼロクリアはCALF15ゼロクリア の選択で禁止できます。 1:20回 /s 表示書換え 2:10回 /s レート 3: 5回 /s 0:なし 1:ゼロトラッキング中 □表 示 の 2:アラーム(ゼ ロ範 囲 エラー、 オーバ、 機能 ローバッテリ) 3: F キーのアクティブ 遮 断 周 波 数 (カットオフ周 波 数 ) 0:なし 1:11.0Hz 2: 8.0Hz 3: 5.6Hz デジタル 4: 4.0Hz フィルタ 5: 2.8Hz 6: 2.0Hz 7: 1.4Hz 8: 1.0Hz 9: 0.7Hz サンプリング デジタルフィルタの遮断周波数を(1/設定値) 分周比 に落 とします。 ホールドの 1:通 常 のホールド 動作 2:ピークホールド 33 初期値 000000 (2進 数 ) 0 1 0 8 1 1 AD-4408C 4.4.4 標 準 シリアル出 力 関 係 ファンクション番 号 設定範囲 機能名 設定内容 初期値 1:表 示 計 量 値 2:総 量 CL F01 出 力 データ 3:正 味 1 1~5 4:風 袋 5:総 量 /正 味 /風 袋 1:ストリーム CL F02 データ転 送 1 2:オートプリント※ 1~3 モード 3:マニュアルプリント CL F03 1:600bps ボーレート 2 1~2 2:2400bps ※CALF21(通信制限)が1(制限する)の場合、オートプリント条件に なっても出力を行いません。 4.4.5 CC-Link関 係 ファンクション番 号 設定範囲 CC F01 1~64 CC F02 0~2 CC F03 0~4 CC F04 0~1 CC F05 0~2 AD-4408C 機能名 局番 設定内容 n:局 番 初期値 1 0:1局 占 有 局 数 1:2局 2:4局 0:156kbps 1:625kbps ボーレート 2:2.5Mbps 3: 5Mbps 4: 10Mbps イニシャル 0:不 要 処理 1:要 0:表 示 計 量 値 1:正 味 出 力 データ 2:総 量 占 有 局 数 1局 、2局 時 の出 力 データを指 定 します。 34 2 4 1 0 5. インタフェース 5.1 標準シリアル出力 標準シリアル出力は、0-20mAの標準シリアル出力で、弊社製の外部表示器や プ リ ン タ を 接 続 し ま す 。本 出 力 は 電 源 を 持 っ て い ま せ ん の で 、そ の 他 の 機 器 を 接 続する場合には外部機器側に電源を要します。標準シリアル出力の設定は、 一般ファンクションのCL F01~CL F03で切り替えます。 信号方式 0-20mA カ レ ン ト ル ー プ データビット長 7 ビット スタートビット 1 ビット パリティビット 1 ビット偶数 ストップビット 1 ビット ボーレート 600、 2400 bps 使用文字コード ASCII 5.1.1 接 続 標準シリアル 出力 標準シリアル 出力 内部回路 シールド 8 9 10 C.LOOP 出力端子 極性はあり ません。 C.L. F.G. 図 7 標 準 シリアル出 力 の端 子 接 続 図 8 標 準 シリアル出 力 の内 部 回 路 標準シリアル出力の接続には、極性はありません。 シールド線を使用するときは、FG端子にシールドラインを接続してく ださい。 35 AD-4408C 5.1.2 出 力 データ 送信フォーマットは、「A&D標準フォーマット」です。「A&D標準フォーマット」 は 、弊 社 製 プ リ ン タ 及 び 外 部 表 示 器 に 接 続 す る た め の フ ォ ー マ ッ ト で 、2 つ のヘッダ、データ、単位、ターミネータからなるものです。 A&D標準フォーマット ヘッダ1 ヘッダ2 データ(極 性 ・小 数 点 込 み8桁 ) 単位 ターミネータ ------> ------> --------------------------------> ------> ------> S T , G S , + 0 ASCII コード ST ヘッダ1 US OL GS ヘッダ2 NT TR 区切り , 0~9 + データ(ASCII コード) - SP(スペース) ・ SP SP SP g 単 位 (4種 類 ) kg SP t 1 2 3 16進 数 [53 54] [55 53] [4F 4C] [47 53] [4E 54] [54 52] [2C] [30~39] [2B] [2D] [20] [2E] [20 20] [20 67] [6B 67] [20 74] . 4 5 k g CR LF 意味 (STable/安 定 ) (UnStable/不 安 定 ) (OverLoad/オーバロード) (GroSs/総 量 ) (NeT/正 味 ) (TaRe/風 袋 ) (単 位 なし) (g) (kg) (t) A&D標準フォーマット例 ヘッダ1 ヘッダ2 データ(極 性 ・小 数 点 込 み8桁 ) 単 位 ターミネータ ----> ----> -----------------------> ---> ----> 総量 S T , G S , + 0 0 1 2 3 4 5 k g CR LF ヘッダ2[GS] 正味 S T , N T , + 0 0 1 0 0 0 0 k g CR LF ヘッダ2[NT] 風袋 S T , T R , + 0 0 0 2 3 4 5 k g CR LF ヘッダ2[TR] 小数点有り S T , G S , + 0 1 2 3 . 4 5 k g CR LF データ数 字 部 [.] +オーバフロー O L , G S , + SP SP SP SP . SP SP k g CR LF ヘッダ1[OL] -オーバフロー O L , G S , - SP SP SP SP . SP SP k g CR LF 不安定 U S , G S , + 0 1 2 3 . 4 5 k g CR LF ヘッダ1[US] 出力オフデータ O L , G S , + SP SP SP SP . SP SP k g CR LF オーバフロー時も小数点位置は変わりません。 AD-4408C 36 ヘッダ1[OL] 極 性 [-] +オーバフローと同じ 5.1.3 データ転 送 モード 標 準 シ リ ア ル 出 力 の デ ー タ 転 送 モ ー ド は 「 ス ト リ ー ム 」、「 オ ー ト プ リ ン ト 」、 「マニュアルプリント」の3種類があります。 ストリーム 表示のアップデートに同期して送信します。ただし、ボーレート の関 係 で表 示 書 換 えに 追 い つけ ない 場 合 は、 次 の 表 示 の アッ プデートまで送 信 を休 みます。 送 信 データは表 示 と同 じタイミングのものを使 用 します。したが って表 示 されていないデータが送 信 されることはありません。 オートプリント 計 量 値 が5d以 上 で安 定 したときに1回 だけ出 力 します。 再 び出 力 するには計 量 値 が5d未 満 になることが必 要 です。 マニュアルプリント 「マニュアルプリントのプリントコマンド」に設 定 されているキー またはCC-Linkの入 力 があった場 合 に送 信 します。 5.2 CC-Link A D - 4 4 0 8 C の C C - L i n k は 、V e r .1 .1 0 の リ モ ー ト デ バ イ ス 局 です。CC-Linkを使用することにより、AD-4408Cの制御をシーケンサ の リ モ ー ト 入 出 力 や リ モ ー ト レ ジ ス タ で 行 え る た め 、プ ロ グ ラ ム が 非 常 に 簡 単 に な り ま す 。ま た 、シ ー ケ ン サ と の 配 線 も 簡 単 に な る た め 、計 量 シ ス テ ム の 構 築 が 容 易 に 行 え る よ う に な り ま す 。C C - L i n k の 設 定 は 、一 般 フ ァ ン ク シ ョ ン の CC F01~CC F04で切り替えます。 局番 1~64 占有局数 1局、2局、4局 ボーレート 156kbps、625kbps、2.5Mbps、 5Mbps、10Mbps イニシャル処理 不要、要 37 AD-4408C 通 信 用 コネクタ 通信用コネクタは、通電時の脱着が可能なコネクタです。 各信号線の機能は以下のとおりです。 DA 信号線DA DB 信号線DB DG 信号線グランド SLD シールド FG フレームグランド ステータスLED LED名称 RUN 点灯 ・正常 消灯 点滅 ・リセット中 ・通信不能 - SD ・送信中 - - RD ・受信中 - - ERR ・設定異常 ・CRCエラー発生 ・ 正 常 ・故障 ・設定変化時 図 9 CC-LinkのコネクタとステータスLED AD-4408C 38 5.2.1 アドレスマップ リ モ ー ト レ ジ ス タ( 占 有 局 数:4 局 ) 局 1 2 3 4 AD-4408C⇒マスタ局 マスタ局 ⇒AD-4408C リモート バッファ リモート バッファ 名称 名称 レジスタ メモリ レジスタ メモリ RWr0000 2E0 RWw0000 1E0 正味 RWr0001 2E1 RWw0001 1E1 内部予約 RWr0002 2E2 RWw0002 1E2 総量 RWr0003 2E3 RWw0003 1E3 RWr0004 2E4 RWw0004 1E4 内部予約 RWr0005 2E5 RWw0005 1E5 内部予約 RWr0006 2E6 エラーコード RWw0006 1E6 RWr0007 2E7 エラー補 助 コード RWw0007 1E7 RWr0008 2E8 RWw0008 1E8 RWr0009 2E9 RWw0009 1E9 内部予約 内部予約 RWr000A 2EA RWw000A 1EA RWr000B 2EB RWw000B 1EB RWr000C 2EC コマンドデータ RWw000C 1EC コマンドデータ 応答 RWr000D 2ED RWw000D 1ED RWr000E 2EE コマンド No.応 答 RWw000E 1EE コマンド No. RWr000F 2EF 内部予約 RWw000F 1EF 内部予約 リモートレジスタ(占有局数:2局) 局 1 2 アドレスは局番1に設定した場合の値です。 アドレスは局番1に設定した場合の値です。 AD-4408C⇒マスタ局 リモート バッファ 名称 レジスタ メモリ RWr0000 2E0 表示値 (正 味 /総 量 ) RWr0001 2E1 RWr0002 2E2 エラーコード RWr0003 2E3 エラー補 助 コード RWr0004 2E4 コマンドデータ応 答 RWr0005 2E5 RWr0006 2E6 コマンド No.応 答 RWr0007 2E7 内部予約 マスタ局 ⇒AD-4408C リモート バッファ 名称 レジスタ メモリ RWw0000 1E0 RWw0001 1E1 内部予約 RWw0002 1E2 RWw0003 1E3 RWw0004 1E4 コマンドデータ RWw0005 1E5 RWw0006 1E6 コマンド No. RWw0007 1E7 内部予約 39 AD-4408C リモートレジスタ(占有局数:1局) 局 1 AD-4408C⇒マスタ局 リモート バッファ 名称 レジスタ メモリ RWr0000 2E0 表示値 (正 味 /総 量 ) RWr0001 2E1 RWr0002 2E2 エラーコード RWr0003 2E3 エラー補 助 コード アドレスは局番1に設定した場合の値です。 マスタ局 ⇒AD-4408C リモート バッファ 名称 レジスタ メモリ RWw0000 1E0 RWw0001 1E1 内部予約 RWw0002 1E2 RWw0003 1E3 リモートレジスタの数 値 表 現 数 値 は す べ て 16 進 数 で す 。 負 の 値 は 2 の 補 数 で 表 し ま す 。 10 進 数 -10 -1 0 1 10 16 進 数 ( 16bit) 16 進 数 ( 24bit) 16 進 数 ( 32bit) FFF6 FFFFF6 FFFFFFF6 FFFF FFFFFF FFFFFFFF 0000 000000 00000000 0001 000001 00000001 000A 00000A 0000000A 内 部 予 約 のエリアは書 込 み禁 止 内部予約のエリアは書込み禁止です。 内部予約のリモート出力(RY)およびリモートレジスタ(RWw)の書き込み を行うと誤動作のおそれがあります。 な お 、内 部 予 約 の リ モ ー ト 入 力( R X )お よ び リ モ ー ト レ ジ ス タ( R W r )の 値は不定です。 エラーコード エラーコード 0 1 2 3 4 5 AD-4408C エラー状 態 フラグ(機 器 のエラー) エラーなし ADエラー(モジュールエラー) EEPROMエラー(書 き込 みエラー) RAMエラー(書 き込 みエラー) 校 正 エラー(校 正 値 エラー) 計 量 表 示 エラー(モードエラー) 40 リモート入出力(占有局数:4局) 局 1 2 ~ 3 アドレスは局番1に設定した場合の値です。 AD-4408C⇒マスタ局 リモート バッファ 信号名称 入力 メモリ RX0000 内部予約 RX0001 内部予約 RX0002 コマンド処 理 応 答 RX0003 書 込 み/読 出 し応 答 RX0004 内部予約 RX0005 内部予約 RX0006 CPU 正 常 動 作 RX0007 内部予約 小数点 RX0008 0E0 位 置 20 3ビット 小数点 の RX0009 1 位置2 2進 数 小数点 RX000A 位 置 22 RX000B 内部予約 RX000C 内部予約 RX000D 内部予約 RX000E 内部予約 RX000F 内部予約 RX0010 内部予約 RX0011 内部予約 RX0012 内部予約 RX0013 内部予約 RX0014 内部予約 RX0015 内部予約 RX0016 内部予約 RX0017 安定 0E1 RX0018 内部予約 RX0019 ひょう量 オーバ RX001A ホールド中 RX001B 内部予約 RX001C 内部予約 RX001D 内部予約 RX001E 内部予約 RX001F 計量異常 RX0020 0E2 内部予約 ~ ~ RX005F 0E5 41 マスタ局 ⇒AD-4408C リモート バッファ 信号名称 出力 メモリ RY0000 内部予約 RY0001 内部予約 RY0002 コマンド処 理 要 求 RY0003 書 込 み/読 出 し指 定 RY0004 内部予約 RY0005 内部予約 RY0006 内部予約 RY0007 内部予約 RY0008 160 内部予約 RY0009 内部予約 RY000A 内部予約 RY000B RY000C RY000D RY000E RY000F RY0010 RY0011 RY0012 RY0013 RY0014 RY0015 RY0016 RY0017 RY0018 RY0019 RY001A RY001B RY001C RY001D RY001E RY001F RY0020 ~ RY005F 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 ゼロ ゼロクリア 風袋引き 風 袋 クリア ホールド 正味表示 総量表示 プリントコマンド 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 161 162 ~ 165 内部予約 AD-4408C 局 4 AD-4408C⇒マスタ局 リモート バッファ 信号名称 入力 メモリ RX0060 正 味 オーバ RX0061 正 味 アンダ RX0062 総 量 オーバ RX0063 総 量 アンダ RX0064 A/D オーバ RX0065 A/D アンダ RX0066 正 味 センタゼロ RX0067 総 量 センタゼロ 0E6 RX0068 正味表示中 RX0069 総量表示中 RX006A 風 袋 引 き中 RX006B ローバッテリエラー RX006C ゼロ補 正 エラー RX006D 風 袋 引 きエラー RX006E 正 味 表 示 エラー RX006F □表 示 連 動 RX0070 内部予約 RX0071 内部予約 RX0072 内部予約 RX0073 内部予約 RX0074 内部予約 RX0075 内部予約 RX0076 内部予約 RX0077 内部予約 0E7 RX0078 イニシャル処 理 要 求 フラグ RX0079 イニシャル設 定 完 了 フラグ RX007A エラー状 態 フラグ RX007B リモート READY RX007C 内部予約 RX007D 内部予約 RX007E 内部予約 RX007F 内部予約 AD-4408C 42 マスタ局 ⇒AD-4408C リモート バッファ 信号名称 出力 メモリ RY0060 内部予約 RY0061 内部予約 RY0062 内部予約 RY0063 内部予約 RY0064 内部予約 RY0065 内部予約 RY0066 内部予約 RY0067 内部予約 166 RY0068 内部予約 RY0069 内部予約 RY006A 内部予約 RY006B 内部予約 RY006C 内部予約 RY006D 内部予約 RY006E 内部予約 RY006F 内部予約 RY0070 内部予約 RY0071 内部予約 RY0072 内部予約 RY0073 内部予約 RY0074 内部予約 RY0075 内部予約 RY0076 内部予約 RY0077 内部予約 167 RY0078 イニシャル処 理 完 了 フラグ RY0079 イニシャル設 定 要 求 フラグ RY007A エラーリセット要 求 フラグ RY007B 内部予約 RY007C 内部予約 RY007D 内部予約 RY007E 内部予約 RY007F 内部予約 リモート入出力(占有局数:2局) 局 1 アドレスは局番1に設定した場合の値です。 AD-4408C⇒マスタ局 リモート バッファ 信号名称 入力 メモリ RX0000 内部予約 RX0001 内部予約 RX0002 コマンド処 理 応 答 RX0003 書 込 み/読 出 し応 答 RX0004 内部予約 RX0005 内部予約 RX0006 CPU 正 常 動 作 RX0007 内部予約 小数点 RX0008 0E0 位 置 20 3ビット 小数点 の RX0009 1 位置2 2進 数 小数点 RX000A 位 置 22 RX000B 内部予約 RX000C 内部予約 RX000D 内部予約 RX000E 内部予約 RX000F 内部予約 RX0010 内部予約 RX0011 内部予約 RX0012 内部予約 RX0013 内部予約 RX0014 内部予約 RX0015 内部予約 RX0016 内部予約 RX0017 安定 0E1 RX0018 内部予約 RX0019 ひょう量 オーバ RX001A ホールド中 RX001B 内部予約 RX001C 内部予約 RX001D 内部予約 RX001E 内部予約 RX001F 計量異常 43 マスタ局 ⇒AD-4408C リモート バッファ 信号名称 出力 メモリ RY0000 内部予約 RY0001 内部予約 RY0002 コマンド処 理 要 求 RY0003 書 込 み/読 出 し指 定 RY0004 内部予約 RY0005 内部予約 RY0006 内部予約 RY0007 内部予約 RY0008 160 内部予約 RY0009 内部予約 RY000A 内部予約 RY000B RY000C RY000D RY000E RY000F RY0010 RY0011 RY0012 RY0013 RY0014 RY0015 RY0016 RY0017 RY0018 RY0019 RY001A RY001B RY001C RY001D RY001E RY001F 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 ゼロ ゼロクリア 風袋引き 風 袋 クリア ホールド 正味表示 総量表示 プリントコマンド 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 内部予約 161 AD-4408C 局 2 AD-4408C⇒マスタ局 リモート バッファ 信号名称 入力 メモリ RX0020 正 味 オーバ RX0021 正 味 アンダ RX0022 総 量 オーバ RX0023 総 量 アンダ RX0024 A/D オーバ RX0025 A/D アンダ RX0026 正 味 センタゼロ RX0027 総 量 センタゼロ 0E2 RX0028 正味表示中 RX0029 総量表示中 RX002A 風 袋 引 き中 RX002B ローバッテリエラー RX002C ゼロ補 正 エラー RX002D 風 袋 引 きエラー RX002E 正 味 表 示 エラー RX002F □表 示 連 動 RX0030 内部予約 RX0031 内部予約 RX0032 内部予約 RX0033 内部予約 RX0034 内部予約 RX0035 内部予約 RX0036 内部予約 RX0037 内部予約 0E3 RX0038 イニシャル処理要求フラグ RX0039 イニシャル設定完了フラグ RX003A エラー状 態 フラグ RX003B リモート READY RX003C 内部予約 RX003D 内部予約 RX003E 内部予約 RX003F 内部予約 AD-4408C 44 マスタ局 ⇒AD-4408C リモート バッファ 信号名称 出力 メモリ RY0020 内部予約 RY0021 内部予約 RY0022 内部予約 RY0023 内部予約 RY0024 内部予約 RY0025 内部予約 RY0026 内部予約 RY0027 内部予約 162 RY0028 内部予約 RY0029 内部予約 RY002A 内部予約 RY002B 内部予約 RY002C 内部予約 RY002D 内部予約 RY002E 内部予約 RY002F 内部予約 RY0030 内部予約 RY0031 内部予約 RY0032 内部予約 RY0033 内部予約 RY0034 内部予約 RY0035 内部予約 RY0036 内部予約 RY0037 内部予約 163 RY0038 イニシャル処 理 完 了 フラグ RY0039 イニシャル設 定 要 求 フラグ RY003A エラーリセット要 求 フラグ RY003B 内部予約 RY003C 内部予約 RY003D 内部予約 RY003E 内部予約 RY003F 内部予約 リモート入出力(占有局数:1局) 局 1 アドレスは局番1に設定した場合の値です。 AD-4408C⇒マスタ局 リモート バッファ 信号名称 入力 メモリ RX0000 内部予約 RX0001 内部予約 RX0002 内部予約 RX0003 内部予約 RX0004 内部予約 RX0005 内部予約 RX0006 内部予約 RX0007 安定 0E0 RX0008 内部予約 RX0009 ひょう量 オーバ RX000A ホールド中 RX000B 内部予約 RX000C 内部予約 RX000D 内部予約 RX000E 内部予約 RX000F 計量異常 RX0010 内部予約 RX0011 内部予約 RX0012 内部予約 RX0013 内部予約 RX0014 内部予約 RX0015 内部予約 RX0016 内部予約 RX0017 内部予約 0E1 RX0018 イニシャル処理要求フラグ RX0019 イニシャル設定完了フラグ RX001A エラー状 態 フラグ RX001B リモート READY RX001C 内部予約 RX001D 内部予約 RX001E 内部予約 RX001F 内部予約 マスタ局 ⇒AD-4408C リモート バッファ 信号名称 出力 メモリ RY0000 ゼロ RY0001 ゼロクリア RY0002 風袋引き RY0003 風 袋 クリア RY0004 ホールド RY0005 正味表示 RY0006 総量表示 RY0007 プリントコマンド 160 RY0008 内部予約 RY0009 内部予約 RY000A 内部予約 RY000B 内部予約 RY000C 内部予約 RY000D 内部予約 RY000E 内部予約 RY000F 内部予約 RY0010 内部予約 RY0011 内部予約 RY0012 内部予約 RY0013 内部予約 RY0014 内部予約 RY0015 内部予約 RY0016 内部予約 RY0017 内部予約 161 RY0018 イニシャル処理完了フラグ RY0019 イニシャル設定要求フラグ RY001A エラーリセット要 求 フラグ RY001B 内部予約 RY001C 内部予約 RY001D 内部予約 RY001E 内部予約 RY001F 内部予約 計量異常 正 味 オーバ 正 味 アンダ 総 量 オーバ 総 量 アンダ A/Dオーバ A/Dアンダ ローバッテリエラー ゼロ補 正 エラー 風 袋 引 きエラー 正 味 表 示 エラー 45 AD-4408C 5.2.2 コマンド マスタ機器からAD-4408Cに対し動作の指示を行う場合、書き込みコマンド を使用します。 詳 細 は 「 5.2.3 タ イ ミ ン グ チ ャ ー ト 」 の 「 ④ 書 き 込 み コ マ ン ド 」 を 参 照 く だ さい。 コマンドNo. AD-4408C コマンドデータ コマンド名 称 0 1 ゼロ 0 2 ゼロクリア 0 3 風袋引き 0 4 風 袋 クリア 0 5 ホールド 0 6 正味表示 0 7 総量表示 0 8 プリントコマンド 46 5.2.3 タイミングチャート 局番を1、占有局数を4に設定した場合の例です。 ①電 源 投 入 時 A D - 4 4 0 8 C に 電 源 を 投 入 し 、 CC-Link の 通 信 が 可 能 な 状 態 に な る と 、 イ ニ シ ャ ル 処 理 要 求 フ ラ グ ( RX0078) が オ ン し ま す 。 マスタはそれを確認し、初期化を行ってから、イニシャル処理完了フラグ ( RY0078) を オ ン し て く だ さ い 。 A D - 4 4 0 8 C は イ ニ シ ャ ル 処 理 要 求 フ ラ グ ( RX0078) を オ フ す る と と も に 、 リ モ ー ト READY( RX007B) を オ ン し ま す 。 マ ス タ は イ ニ シ ャ ル 処 理 完 了 フ ラ グ ( RY0078) を オ フ し て く だ さ い 。 ※ C C F 0 4 イ ニ シ ャ ル 処 理 を 0:不 要 に 設 定 す る と 、イ ニ シ ャ ル 処 理 を 省 略 し 、 リ モ ー ト READY( RX007B) が オ ン し ま す 。 イニシャル処理要求フラグ(RX0078) がオンになったら、イニシャル処理 完了フラグ(RY0078)をオンします。 イニシャル処理要求フラグ(RX0078) イニシャル処理要求フラグ (RX0078)がオフしたら、 イニシャル処理完了フラグ (RY0078)をオフします。 通電 イニシャル処理完了フラグ(RY0078) リモート READY(RX007B) 図 10 電 源 投 入 時 の動 作 ②計 量 が停 止 するモードからの復 帰 AD-4408Cは、キャリブレーションモードやオフモードなど、計量が停止する モードでは正しい計量値を出力できないため、リモート READY(RX007B)をオフ しています。 この状態からの復帰は、電源投入時と同様の手順で行ってください。 47 AD-4408C ③マスタ側 からのイニシャル設 定 要 求 マスタ側からAD-4408Cにイニシャル設定を要求する場合は、リモート READY(RX007B)がオンしている状態で、イニシャル設定要求フラグ(RY0079)を オンしてください。 AD-4408Cはリモート READY(RX007B)をオフし、イニシャル設定の作業 を行います。 イニシャル設定が完了すると、イニシャル設定完了フラグ(RX0079)をオンしま すので、マスタはイニシャル設定要求フラグ(RY0079)をオフしてください。 リモート READY(RX007B)がオン したら、イニシャル設 定 要 求 フラ グ(RY0079)をオンします。 イニシャル設定完了フラグ ( RX0079) が オ ン し た ら 、 イニシャル設定要求フラグ ( RY0079) を オ フ し ま す 。 イニシャル設定要求フラグ(RY0079) リモート READY(RX007B) イニシャル設定完了フラグ(RX0079) イ ニ シ ャ ル 設 定 完 了 フ ラ グ (RX0079)がオフし、再びリモート READY( RX007B) が オ ン し ま す 。 図 11 イニシャル設 定 要 求 の動 作 ④書 き込 みコマンド 書 き 込 む デ ー タ の 種 類 を 、 コ マ ン ド No.( RWw000E) で 指 定 し ま す 。 書 き 込 む デ ー タ は コ マ ン ド デ ー タ ( RWw000C~ 000D) に 置 き ま す 。 読み出し/書き込み指定(RY0003) はオフです。 読み出し/書き込み指定( RY0003) コ マ ン ド No.( RWw000E) コ マ ン ド デ ー タ ( RWw000C~ 000D) コ マ ン ド 処 理 要 求 ( RY0002) 読 み 出 し / 書 き 込 み 応 答 ( RX0003) コ マ ン ド No.応 答 ( RWr000E) コ マ ン ド 処 理 応 答 ( RX0002) 図 12 書 き込 みコマンド AD-4408C 48 ⑤CPU 正 常 動 作 CPU 正 常 動 作( RX0006)は 、A D - 4 4 0 8 C が 通 電 さ れ 正 常 に 動 作 し て い る こ と を 確 認 す る た め の 信 号 で す 。正 常 動 作 中 は 0.5~ 1 秒 の 間 隔 で 信 号 が 反転します。 CPU 正 常 動 作 ( RX0006) 0.5~1 秒 図 13 CPU 正 常 動 作 信 号 ⑥エラー状 態 フラグ A D - 4 4 0 8 C に 何 ら か の エ ラ ー が 発 生 す る と 、リ モ ー ト READY ( RX007B) が オ フ に な る と と も に 、 エ ラ ー 状 態 フ ラ グ ( RX007A) が オ ン し 、 エ ラ ー の 発生をマスタ機器に伝えます。 マスタ機器はエラーリセット要求フラグ(RY007A)により、エラー状態フラグの リセットを要求します。 エラー状態フラグ(RX007A) エラーリセット要求フラグ(RY007A) リモート READY(RX007B) エラーコード(RWr0006) エラー補助コード(RWr0007) エ ラ ー コ ー ド ( RWr0006)、 エ ラ ー 補 助 コ ー ド(RWr0007) は 0 にクリアされます。 図 14 エラー状 態 フラグのリセット 49 AD-4408C 6. 保守 6.1 エラー表示 エラーが表示された場合には対処法に従い対処してください。 エラー表示 Ad Err rA Err EEPErr CALErr Lb C Err ErrX Err AD-4408C dt 原因 対処法 A/Dコンバータからデータを 修理が必要です。 得られません。 バッテリバックアップ領域に 修理が必要です。 データを書き込めません。 初期化を行ってください。 不 揮 発 性 メ モ リ( E E P R O M ) 解消されない場合には修理が から正常なデータを読めません。 必要です。 キャリブレーションを行って 校正データが異常です。 ください。 バッテリバックアップが切れて ゼ ロ ま た は ゼ ロ ク リ ア を 行 ゼロ補正値、風袋値がクリアさ い、ゼロ補正値を更新してく れています。 ださい。 キャリブレーションのエラー 「 4.3.4 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン です。 のエラー」を参照してください。 設定値を確認し設定し直して 設定値が設定範囲外です。 くださ い 。 50 6.2 各動作のチェック チ ェ ッ ク モ ードにて、表示器、キースイッチ、外部入出力の動作確認を行います 。 6.2.1 チェックモードへの入 り方 Step 1 設定キーを押しながら F キーを押すと、「一般ファンクションモード」 (「 F n c 」) に 入 り ま す 。 「通常モード」に戻るには 解除キーを押してください。 Step 2 ゼ ロ キ ー を 押 し な が ら 設 定 キ ー を 押 す と 「 チ ェ ッ ク モ ー ド 」 (「 C h c 」) に 入 り ま す 。 さらに、 設定キーを押すとチェック項目が表示されます。 Step 3 ∧ ∨ キ ー に よ り 目 的 の チ ェ ッ ク 項 目 を 選 び 、 設 定 キ ー を 押 し て 、 選 択 し た 内 容 の チ ェ ッ ク モ ー ド に 移 り ま す 。各 チ ェ ッ ク モ ー ド と も 解除キーで抜けることができます。 表示 チェック項目 ChcKEy キースイッチのチェック Chc CL 標準シリアル出力のチェック Chc CC CC-Linkのチェック Chc rS テスト端子のチェック Chc Ad A/D(ロードセル)のチェック Chc in 内部カウントのチェック ChcPrg プログラムのバージョン CS Prg プログラムのチェックサム CS EEP メモリ(EEPROM)のチェックサム 6.2.2 キースイッチのチェック キ ー ス イ ッ チ を 押 す と 、そ の キ ー に 対 応 す る( □ )表 示 が 上( □ )に 動 き ま す 。 CAL キーはマイナスLEDが点灯します。 解除 キーを2回押すと、キースイッチのチェックモードを抜けることができます。 51 AD-4408C 6.2.3 標 準 シリアル出 力 のチェック 設 定 キ ー を 押 す た び に 、テ ス ト デ ー タ「 S T , G S , + 0 0 0 0 0 . 0 k g < C R > < L F > 」が 一般ファンクションで設定したボーレートで送信されます。 0.0 6.2.4 CC-Linkのチェック CC-Linkの通信状況を確認できます。 ∧ ∨ キーでアドレスを変更できます。 CAL キーでイニシャル処理要求を送信します。 2 桁 : ア ド レ ス ( 00~ 3F) 4 桁 : デ ー タ ( 0000~ FFFF) 8 8 8 8 8 □ □ □ □ □ □ リ モ ー ト 局 Ready エラー状態 イニシャル設定完了 イニシャル処理要求 CPU 正 常 動 作 リンク状態 アドレス 05~0C 0D~1C 25~2C 2D~3C リモート入出力 RY0000~RY007F RWw0000~RWw000F RX0000~RX007F RWr0000~RWr000F バッファメモリ 160~167 1E0~1EF 0E0~0E7 2E0~2EF 6.2.5 テスト端 子 のチェック テスト端子チェック用です。 使用しないでください。 6.2.6 A/D(ロードセル)のチェック ロードセル出力信号の値を mV/V で表示します。 例)内部カウントが1.23456mV/Vの場合 1.23456 ±7m V / V の 範 囲 を 超 え る 場 合 は 、 ロ ー ド セ ル の 破 損 や 接 続 ミ ス が 考 え ら れ ま す 。「6.4 デジタルマルチメータを使用したロードセルの接続確認方法」を 参照し、接続を確認してください。 AD-4408C 52 6.2.7 内 部 カウントのチェック 内部カウント(表示の10倍)を表示します。 例)内部カウントが123の場合 123. 6.2.8 プログラムのバージョン プログラムのバージョンを表示します。 例)バージョン1.00の場合 P 1.00 6.2.9 プログラムのチェックサム プログラムのチェックサムを表示します。 例)チェックサムがEFの場合 CS EF 6.2.10 EEPROMのチェックサム EEPROMのチェックサムを表示します。 一般ファンクション設定のメモリはカウントしません。 例)チェックサムがEFの場合 CS EF 6.2.11 キャリブレーション関 係 ファンクションのチェック キャリブレーション関係ファンクションの設定を閲覧できます。 ※ 内容、操作についてはキャリブレーション関係ファンクションを参照 してください。 ※ 設定の変更はできません。 53 AD-4408C 6.3 初期化 初 期 化 は 、不 揮 発 性 メ モ リ( R A M お よ び E E P R O M )の 内 容 を 初 期 値 に 戻 す 操作です。 初期化モードにはその範囲により3種類あります。 初期化モード 表示 内容 rA RAMのみを初期化します。ゼロ補正値、風袋値 は R A M に 記 憶 し て あ り ま す の で 、0 に な り ます。 一般ファンクション iniFnc 初期化モード RAMおよびEEPROM内に記憶している 一般ファンクション設定を初期化します。 RAM 初期化モード 全データ 初期化モード ini iniALL RAM、EEPROMともすべて初期化します。 キャリブレーションに関するデータも初期化さ れますので再びキャリブレーションを行わなけ ればなりません。 6.3.1 RAM初期化モード、一般ファンクション初期化モードの場合 Step 1 Step 2 Step 3 Step 4 Step 5 AD-4408C 設定キーを押しながら F キーを押すと、「一般ファンクションモード」 (「 F n c 」) に 入 り ま す 。 「通常モード」に戻るには 解除キーを押してください。 ゼロキーを押しながら設定キーを押すと「チェックモード」 (「 C h c 」) に 入 り ま す 。 ∧ ∨ キーにより「初期化モード」(「ini」)を選択し、設定 キー を押します。 ∧ ∨ キーにより初期化する項目を選び、 設定 キーを押します。 状態表示LEDが全部点滅し、確認を促します。初期化を行う場合は 設定 キーを3秒以上押し続けてください。 初期化が実行されると、リセットされ、全点灯表示してから「通常モード」 となります。 誤ってこのモードに入ったときは 解除 キーで抜けてください。 54 6.3.2 全 データ初 期 化 モードの場 合 Step 1 Step 2 フ ロ ン ト パ ネ ル の 左 下 に あ る キ ャ リ ブ レー シ ョ ン ス イ ッ チ の カ バ ー をはずし CAL キー(中のキースイッチ)を押します。「CAL 」が 表示され、「 キ ャ リ ブ レ ー シ ョ ン モ ー ド 」 に 入 る こ と を 知 ら せ ま す 。 「通常モード」に戻るには、 解除 キーを押してください。 設定キーを押し、キャリブレーションモードに入ります。 Step 3 ∧ ∨ キーにより全デ ー タ 初 期 化 モ ー ド を 選 び 、設 定 キ ー を 押 し ま す 。 Step 4 状態表示LEDが全部点滅し、確認を促します。初期化を行う場合は 設定 キーを3秒以上押し続けてください。 初期化が実行されると、リセットされ、全点灯表示してから「通常モード」 となります。 誤ってこのモードに入ったときは 解除 キーで抜けてください。 55 AD-4408C 6.4 デジタルマルチメータを使用したロードセルの接続確認方法 ロードセルの接続は、デジタルマルチメータがあれば簡単に確認できます。 図15は、ロードセルの接続を確認するときの測定箇所です。 和算箱を使用している場合は、その内部でも同様な測定をする必要があります。 図 15 ロードセルの接 続 確 認 方 法 ロードセルの接続確認の測定内容 測定箇所 EXC+ ① SEN+ ② EXC+ ① EXC④ SEN③ EXC④ SIG⑥ EXC④ SIG+ ⑤ SIG⑥ AD-4408C 測定内容 電 圧 の判 定 方 法 通 常 100mV 以 下 になりますが、極 端 に長 ロ ー ド セ ル ケ ー ブ ル の いロードセルケーブルの場 合 、1V を超 える EXC+側 の電 圧 降 下 ことがあります。4 線 式 の場 合 は、0V でな ければなりません。 ロードセル印 加 電 圧 4.75~5.25V の範 囲 であれば正 常 です。 通 常 100mV 以 下 になりますが、極 端 に長 ロ ー ド セ ル ケ ー ブ ル の いロードセルケーブルの場 合 、1V を超 える EXC-側 の電 圧 降 下 ことがあります。4 線 式 の場 合 は、0V でな ければなりません。 印 加 電 圧 の約 半 分 の 2.5V 前 後 になりま ロードセルの中 点 電 圧 す。 ロードセルの定 格 、実 荷 重 および印 加 電 ロードセルの出 力 電 圧 圧 から求 まる理 論 値 との比 較 をします。 一 般 的 に 0~15mV の範 囲 になります。 56 正 常 に 動 作 し な い 場 合 は 、下 表 に 必 要 事 項 を 記 入 し 、弊 社 F E 部 ま た は お 買 い 上 げの営業所にお問い合わせください。 お客 様 のご使 用 状 況 項目 備考 型 番 、定 格 、測 定 値 等 4 線 式 の場 合 は EXC+と SEN+の □ 4 線式 ロードセルの配 線 方 法 間 、 お よ び EXC- と SIG-の 間 に □ 6 線式 ジャンパが必 要 。 使 用 しているロードセル の型 番 ロードセルの定 格 容 量 [単 位 ] ロードセルの定 格 出 力 [mV/V] ロードセルの許 容 過 負 荷 [%] ロードセルの使 用 本 数 [本 ] 和 算 箱 の使 用 状 況 インジケータから和 算 箱 等 までの 延 長 ケーブルの長 さ [m] 長さ 計 量 器 の初 期 荷 重 [単 位 ] 小数がある場合はその桁もすべて。 計 量 器 の最 小 目 盛 [単 位 ] 例 0.002kg 小数がある場合はその桁もすべて。 計 量 器 のひょう量 [単 位 ] 例 10.000kg -0.1mV/V~ロードセルの定 格 感 初 期 荷 重 時 (無 負 荷 時 ) [mV/V] 度 値 のロードセル出 力 値 (初 期 荷 重 による) ひょう量 荷 重 時 では、初 期 荷 重 ひょう量 荷 重 時 (または任 荷 重 [単 位 ] 時 の出 力 値 + ロードセルの定 格 意 の 分 銅 荷 重 時 ) のロー において、ロードセル出 力 出力値 [mV/V] ドセル出 力 値 (許 容 過 負 荷 以 内 であること) 測定箇所 EXC+ SEN+ ① ② EXC+ EXC① ④ SENEXC③ ④ SIGEXC⑥ ④ SIG+ SIG⑤ ⑥ 測定内容 ロードセルケーブルの EXC+側 の電 圧 降 下 ロードセル印 加 電 圧 ロードセルケーブルの EXC-側 の電 圧 降 下 測定結果 [mV] [V] [mV] ロードセルの中 点 電 圧 [V] ロードセルの出 力 電 圧 [mV] 57 AD-4408C 7. 設定リスト 設 定 リ ス ト は 、お 客 様 の A D - 4 4 0 8 C の 保 守 の た め 、メ モ と し て ご 活 用 く だ さい。 また、お問い合わせの際はユーザ設定値をお知らせください。 7.1.1 基 本 機 能 関 係 ファンクション番 号 設定内容 設定範囲 キースイッチの禁 止 FncF01 0:禁 止 しない 000000 1:禁 止 する ~111111 FncF02 0~6 FncF03 1~3 FncF04 0~3 FncF05 0~9 F キーの機 能 0:なし 1:マニュアルプリントのプリントコマンド 2:ホールド 3:オルタネートスイッチ 4:モーメンタリスイッチ 5:風 袋 クリア 6:ゼロクリア 表 示 書 換 えレート 1:20回 /s 2:10回 /s 3: 5回 /s □表 示 の機 能 0:無 し 1:ゼロトラッキング中 2:アラーム 3: F キーのアクティブ デジタルフィルタ(カットオフ周 波 数 ) 0:なし 1:11.0Hz 2: 8.0Hz 3: 5.6Hz 4: 4.0Hz 5: 2.8Hz 6: 2.0Hz 7: 1.4Hz 8: 1.0Hz 9: 0.7Hz 初期値 000000 (2進 数 ) 0 1 0 8 FncF06 1~10 サンプリング分 周 比 1 FncF07 1~2 ホールドの動 作 1:通 常 のホールド 2:ピークホールド 1 AD-4408C 58 ユーザ 設定値 7.1.2 標 準 シリアル出 力 関 係 ファンクション番 号 設定範囲 CL F01 1~5 CL F02 1~3 CL F03 1~2 設定内容 出 力 データ 1:表 示 計 量 値 2:総 量 3:正 味 4:風 袋 5:総 量 /正 味 /風 袋 データ転 送 モード 1:ストリーム 2:オートプリント 3:マニュアルプリント ボーレート 1:600bps 2:2400bps 初期値 ユーザ 設定値 1 1 2 7.1.3 CC-Link関 係 ファンクション番 号 設定範囲 CC F01 1~64 CC F02 0~2 CC F03 0~4 CC F04 0~1 CC F05 0~2 設定内容 局番 n:局 番 占有局数 0:1局 1:2局 2:4局 ボーレート 0:156kbps 1:625kbps 2:2.5Mbps 3: 5Mbps 4: 10Mbps イニシャル処 理 0:不 要 1:要 出 力 データ 0:表 示 計 量 値 1:正 味 2:総 量 初期値 ユーザ 設定値 1 2 4 1 0 59 AD-4408C 7.1.4 キャリブレーション関 係 ファンクション(CAL Fnc) ファンクション番 号 設定範囲 設定内容 初期値 CALF01 0~3 単位 0:なし 1:g 2:kg 3:t 2 CALF02 0~5 小 数 点 位 置 10 n 桁 0 CALF03 1~6 CALF04 1~999999 CALF05 0~100 CALF06 0.0~5.0 CALF07 0.0~9.9 CALF08 0.0~9.9 CALF09 0~9 CALF10 0~1 CALF11 0~1 CALF12 0~1 AD-4408C 最小目盛 1:1 2:2 3:5 4:10 5:20 6:50 ひょう量 小 数 点 位 置 はCALF02に連 動 します。 ゼロ補 正 範 囲 (%) キャリブレーションでゼロ校 正 を行 った点 を 中 心 にした、ひょう量 に対 する%で表 しま す。 ゼロトラッキング時 間 (秒 ) 0.0のときはゼロトラッキングを行 いません。 ゼロトラッキング幅 (0.1d単 位 ) 0.0のときはゼロトラッキングを行 いません。 安 定 検 出 時 間 (秒 ) 0.0のときは安 定 検 出 を行 いません。 安 定 検 出 幅 (d) 1 20000 2 0.0 0.0 1.0 2 不 安 定 時 の風 袋 引 き及 びゼロ補 正 0:計量値が不安定な時は受付けません。 1:計 量 値 が不 安 定 でも受 付 けます。 総 量 が負 の時 の風 袋 引 き 0:総 量 が負 のときは受 付 けません。 1:総 量 が負 でも受 付 けます。 オーバフロー及 び不 安 定 時 の出 力 0:しない 1:する 60 1 1 1 ユーザ 設定値 ファンクション番 号 設定範囲 CALF13 1~3 CALF14 1~2 CALF15 0~1 CALF16 0~1 CALF17 -7.00000 ~7.00000 CALF18 0.00001 ~9.99999 CALF19 1~999999 CALF20 0~1 CALF21 0~1 CALF22 1~2 設定内容 初期値 総 量 のマイナスオーバ条 件 1:総 量 < -999999 2:総 量 < -ひょう量 3:総 量 < -19d 正 味 のマイナスオーバ条 件 1:正 味 < -999999 2:正 味 < -ひょう量 ゼロクリアの選 択 0:不 可 能 1:可 能 パワーオンゼロの選 択 0:しない 1:する 1 1 1 0 ゼロ点 の入 力 電 圧 □.□□□□□(mV/V) 0.00000 スパン(計 量 点 -ゼロ点 )の入 力 電 圧 □.□□□□□(mV/V) 2.00000 スパンの入 力 電 圧 に対 する分 銅 値 マイナス出 力 禁 止 0:禁 止 しない 1:禁 止 する ユーザ 設定値 20000 0 通信制限 0:制 限 しない 1:制 限 する シリアル出力の第2ヘッダ 1:GS/NT/TR 2:G_/N_/T_ 0 1 61 AD-4408C 8. 外形寸法図 単 位 :mm 図 16 寸 法 AD-4408C 62