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資料3-1 現状と課題の整理

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資料3-1 現状と課題の整理
ライフサポート関連産業における現状・課題、ニーズ等
領域
日
常
生
活
支
援
高
齢
者
ニーズの原因となる状況
ニーズ
課題解決の障害となる状況(困難事由、改善項目など)
・わざわざ頼むほどではないがちょっとしたことが気にな
る。(庭の草取り、廊下の隅のほこり)
・道具を使ったり、力仕事などができない。
・民間の家事援助サービスは価格が高い。
・電球の取り換えなど小さいが困ること、庭の草取り、廊下
の隅のほこりの掃除など必須ではないが気になること、ま
どを頼めるところがほしい。
・低価格で、手軽に家事援助を使いたい
楽
し
み
、
意
欲
生
き
が
生
い
き
・
が
社
い
会
・
参
コ
加
ミ
等 会
ュ
参
ニ
加
ケ
ー
シ
ョ
ン
・
社
・親切相談員(商店会)
・スーパーのイズミヤがファミマのFCに加盟店となって店舗
展開。ファミマの商品にイズミヤの商品を加え、イートイン
スペースを設ける。イオン「まいばすけっと」、100円ローソ
ンなど
・商店街による御用聞き・宅配サービスが欲しい
・地域の個店は一人でやっているところが多く、御用聞きや ・本業の家電販売の顧客に定期的な訪問御用聞き。本業
・高齢者でも、使いやすいネットショップの品揃え・サービス 配達などのサービスに対応することが難しい。
以外の困りごと支援も行う。(ヤマグチ、家電販売・電気工
が求められる
・後継者不足によって商店等が閉鎖する。
事業)
・百貨店、スーパー、コンビニ、ドラッグストア等のネット
ショップ、宅配サービス
・スーパーの電話注文(発注したものを売り場からピック
アップして届けてくれる)
・買い物は自分で確かめて、選んで買いたい。
・「グランドジェネレーションズモール葛西」シニア向けの
・自分でできることは自分でやりたい。
ショッピングモール展開(イオン)
・「佐久っ子ワオンカード(電子マネー)」イオンのカードが商
店街でも使える。イオンで商店街のPRができる。
・中野区内共通なかのハート商品券(商連)
・個別なニーズに対してきめ細やかな対応が望まれる。
・シニア向けパソコン教室(アビバ)
・高齢者の中でも一人暮らしの人が増えている
身体だけでなく心のケアが必要
・日常生活が孤立している。誰ともしゃべらない。出かけな
い。
・自ら出かけたくなる魅力的な場所が欲しい
・行きやすく、使いやすい場所、店舗、施設が欲しい
居
・商店街に集う場所、休憩所が少ない
場
・安全・安心に通行できないまち並み、道路が多い
所
・
環
境
ニーズに対応する先行事例・既存事例
・「シニア引っ越しサポートプラン」60歳以上の引っ越しをま
るごとサポートするプラン。片づけパートナーが訪問し荷物
の仕分けや梱包をサポート(長谷川ホールディングス)
・ほほえみサービス(社協)
・困りごとの問合せ先や相談先、苦情の受付先など必要な ・相談や利用できるサービス案内などの情報へのアクセス
情報が見つからない。
が簡単にできるといい。
・介護保険制度の枠外の家事や家のメンテナンスを頼む場
所がわからない(ペットの散歩、居室外の掃除、家族の食
不 事)
便 ・親切相談員など既存の制度をうまく利用しきれていない。
の
・コンビニはシニアの利用が約2割を占める
・単身、高齢者夫婦など、家族構成の変化や高齢化に配慮 ・「個食」に対応した商品は包装や手間などコストがかか
解
した、使い勝手の良い、サービス、商品、店舗が欲しい
り、利益率が落ちる。
消
・買い物に一人で出かけることが困難
・買ったものをもってかえってくるのが大変
・近くの商店街では買い物が済まない。
・ネットで買い物等日常の用事を済ませる人が増える
資料3
・「老人給食協力会ふきのとう」(世田谷ボランティア団体、
社会福祉法人ふきのとうの会)
・ファミレス「ガスト」をシニア向けに改装(すかいらーく)
・買い物の途中など、日常生活の中で、交流したい。
・人が集まれる場所、床面積を確保する必要があるが、用 ・認知症カフェ(NPO法人、社会福祉法人、家族の会、自
・買い物の途中で、休憩できたり、一人でも、高齢者でも利 途地域の制限により、老朽化施設を更新できないため、需 治体)
用しやすいサービスが欲しい。
要に応えきれいない。
・一人参加限定ツアー「クラブ・ララ」(クラブツーリズム)
・街中に回遊しやすいような動線があるといい
・安心・安全に出かけることができるインフラ整備をしてほし
い(道路や広場、交通機関など)
・「あ・える倶楽部」介護ヘルパー付旅行販売、トラベルヘ
ルプサービス提供事業。(株式会社エス・ピー・アイ)
・ほほえみサービスでは話し相手や囲碁の相手などの利用 ・日常生活の中でコミュニケーションしたい。
もある
・地域活動に参加したい。
・家族や地域の人から認められ、地域やコミュニティーへの
参加の実感がほしい。
・社会参加を寄り添いながら支援していくメンター的な人、
制度がないと、自分からは関われない
・全ての人に配慮した地域活動を用意するのは困難であ
る。
・「高齢者による高齢者のための安否確認サービス」(豊島
区)
・退職後、6割以上が自宅に引きこもると言われている
・事故や事件などのリスク管理のしくみが必要
・退職後の時間を知的、技術的なことに使いたいと思う人
が増え、単純労働は物足りないと感じる人が増え、マッチン
グが難しい。
・平均70歳の起業「葉っぱビジネス」(株)いろどり
・顧客から専属添乗員へ「フェローフレンドリースタッフ」(ク
ラブツーリズム)
・シルバー人材センター
・顧客からスタッフとして会誌配付・仲間づくり「エコースタッ
フ」(クラブツーリズム)
・就業などで自分の能力を発揮することができる機会を求
めている。
・子育てや家事など、自身の経験が生かせる場が欲しい
・報酬が低額でも能力を活かしたい
・学習意欲が高い
・個店の専門性を活かして魅力発信「まちゼミ」(青梅商工
会議所他)
・社会人向けの公開講座や連続講座の開講(大学)
・「中高年向けテーマ型旅行」(クラブツーリズム)
1/3
ライフサポート関連産業における現状・課題、ニーズ等
領域
安
全
・
安
心
現状
ニーズ
障害、困難事由、改善項目など(マイナス面)
・高齢者の独り暮らしが多い
・孤独死が発生している
・警備会社大手は高齢者住宅向けサービスを成長分野と
位置付けている。
・高齢者をターゲットにした詐欺商法が横行している。実際
に詐欺商法の被害者は高齢者が圧倒的に多い。
・災害時、犯罪発生時への支援が必要
・詐欺商法など民間事業者への警戒感が強い。
・日常的な見守りにより、異変の早期発見や早期対応が求
められる
・体だけでなく、心のケアが求められている。
・一人暮らし高齢者が亡くなると、空き家になる
・空き家の管理を行うシステムが必要
・管理されていない空き家が防犯、防災上の問題になって ・空き家を有効に再利用することが必要
いる。
高
齢
者
健
康
・
介
護
予
防
資料3
ニーズ対応の先行事例
・高齢者向け緊急通報サービス+見守りサービス+α
(24h健康相談受付など)綜合警備保障、アイホン、安全セ
ンター、立山システム、セコム、セントラル他
・「認知症サポータ―の店」商店街が高齢者が住みやすい
環境を整えるため、防犯カメラの設置や認知症サポータの
養成などに取り組んでいる(商連)
・介護サービス事業所と連携して認知症対策(薬師あい
ロード商店街)(商連)
・地域のグループホームの運営協議会に商店街が参加
(薬師あいロード商店街)(商連)
・空き家管理ビジネス(見回り、メンテ、転貸等(アルソック、
リロケーションインターナショナル)
・制度内の介護予防事業でなく、日常生活の中や、積極的
に出かけることで、健康が維持できるように、高齢者自身
が楽しみに出かけることができる場所のバリエーションが
必要。
・計設備、安価による手軽なフィットネスクラブの運営(カー
ブス)
・「DAM倶楽部中野」近隣の高齢者を集客し、介護予防や
健康増進に有効な歌や音楽を組み合わせたプログラムを
提供(株式会社第一興商)
・運動特化型デイサービス(TAC)
手軽に楽しく健康管理が行えるといい。
・医療機関でのリハビリ終了者対象、医療機関と連携した
リハビリ支援サービス(コナミスポーツライフ)
・「からだカルテ」メタボ対策向けの有料健康サイト・「ヘル
スプラネット」ヘルスデータを収集・蓄積・活用するためのプ
ラットフォーム(以上タニタ)
2/3
ライフサポート関連産業における現状・課題、ニーズ等
領域
現状
・民間の家事援助サービスは高いと感じる。(社協)
不 ・幼稚園などで一時預かりのサービスが増えている
便
の
解 ・商店街の情報を届けづらい
・使えるサービスや制度を知らない、たどり着かない
消
日
常
生
活
支
援
子
育
て
ニーズ
障害、できない理由
・商店街による御用聞き・宅配サービス
資料3
ニーズ対応の先行事例
・おばあちゃんのお手伝いの感覚で家事、育児のサポート
(シルバー人材センター)
・相談や利用できるサービス案内などの情報へのアクセス
が簡単にできるといい
・3世代同居世帯は1986年に全世帯の15%強⇒2010年は ・保育とともに家事援助や相談相手となってくれる人が身近
8%弱に減少
に欲しい
・毎回同じ担当者がベビーシッターと家事を引き受け、相談
役になる「家事代行」(ベア―ズ)
・企業で働く大卒女性が出産時に退職すると、数年後に再 ・職場復帰への支援が必要
就職しても、生涯賃金は数千万円減る。(国民生活白書) ・仕事を続けるために、保育園待機期間を補うサービスが
必要
・「エデュケアセンター東中野」民間認証保育園、駅直結型
保育園。1週間分の着替えのランドリーサービスや送迎
サービス有。(株式会社パソナフォスター)
・「おうち保育園」民間施設を活用した小規模保育園・(認定
NPO法人フローレンス)
・「日本初の訪問型・共済型病児保育」(認定NPO法人フ
ローレンス)
・「復興支援美容室ラポールヘア」従業員もお客も無料で利
用できる託児所がある美容室。
・ダイバーシティ型保育施設「キッズハーモニー・新宿」複数
企業と利用契約を締結し、各企業は利用人数に合わせて
必要な枠数を購入する(パソナフォスター、JR東日本)。
就
労
支
援
・病児の夜間預かりをしてもらえるところが少ない
・病児の夜間預かりをして欲しい
・緊急時にすぐ使えるサービスが必要
・保育資格を持ちながら保育士として就労していない潜在
保育士は約57万人(業界推計)
・病児保育もOKのベビーシッター(ベビーシッター会社ポピ
ンズ
・「保育ママ」保育者の自宅で預かる制度、家庭的保育
サービス(自治体)
・「ファミリーサポート」保育者が利用者宅に出向いて預かり
(社協)
・早めに夕食を食べさせて生活のリズムを維持させたいの ・自治体の学童保育は保護者の多様化したニーズに対応
家
で学童保育で夕食を出してほしい。
するのは難しい。
庭
の
・レスパイト(親の休息)のためのサービス
環維
・自分が病気の時に使えるサービス(預かり、家事援助)が
境持
欲しい
改・
・他の家族対応(介護、看護)の時に、子どもをみてほしい。
善子
ど ・一人で過ごさせる心配から「安全安心を求める保護者の ・災害時、犯罪発生時への対応してもらえる仕組みが必
も ニーズが高まっている。」(杉並区)
要。
の
居
場
所
・
環
境
・安全・安心に通行できないまち並み、道路が多い
・商店街等に集う場所、休憩所が少ない
・近隣に親子で過ごせる場所、親子が一緒に集う(知り合
う)場がない
生
き
が
い
・
・未就学児親子は孤立しがち
社
生 ・地域活動に参加したくても、条件的に難しい。
会
き
参 シ
が
加 ョ
い
等 ン
・
・
コ
社
ミ
会
参ュ
ニ
加
ケ
ー
・子連れでも利用しやすい店舗やサービスが欲しい
・商店街、まち中に授乳室、おむつ交換所、休憩室、公園
などの施設が欲しい
・子どもが親しみを覚える商店街があるといい
・安心・安全に出かけることができるインフラ整備をしてほし
い(道路や広場、交通機関など)
・買い物途中に休憩し、交流したい
・回遊しやすいような動線が街中にあるといい。
・親子で過ごせる場、親子が一緒に集い、知り合う場が欲
しい。
・特別な場所でなく、日常生活の中にコミュニケーションが
求められている
・自然に困りごとが解決するようなコミュニケーションが成
立する場がほしい
・ママ友の交流ができる場所が欲しい
・学生・教員が参加した親子遊びの広場「プリプリキッズ」
(帝京平成大学中野キャンパス)
・商店街、町会、NPOが連携しきれない(お互いの接点が
持ちにくい)
・全ての人に配慮した地域活動を用意するのは困難であ
る。
・あくまでもサービスと割り切ってファミリーサポートを利用
したい人が増えている。
・家族や地域の人から認められ、地域やコミュニティーへの ・社会参加を寄り添いながら支援していくメンター的な人、
参加の実感がほしい。
制度がないと、自分からは関われない。
・就業などで自分の能力を発揮することができる機会を求
めている
3/3
・「伝統工芸の巾着をビジネス化」家に居ながら仕事がで
き、出来高制で収入があり、技術向上のためのワーク
ショップ事業は同世代の交流の場となる(一般社団法人ワ
タリス)
・地域の支え合いに重点を置いてマッチングさせている
「ファミリーサポート」(社協)
・親切相談員(商店会)
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