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広域派遣調整事業のフロー図

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広域派遣調整事業のフロー図
地域リハ活動支援推進のための人材育成
はじめに
・2016 年より、滋賀県の PT、OT、ST 士会による広域派遣事業が開始されました。主なシステム及び流れは次
のスライドに記入しております。
・この広域派遣事業とは、市町(地域包括ケアセンターを含む。)が取り組む介護予防・日常生活支援総合事業
等において、リハビリテーション(主に医学的リハビリテーション)の視点から支援やアプローチが必要な場合
に、リハビリテーション専門職の職能団体が、それぞれの職能の観点から支援を行うもの
・主な活動内容としては…地域ケア会議、離島への対応、講習会の講師などが考えられます。
広域派遣調整事業のフ ロ ー図
滋賀県の広域派遣事業のシステム
各 県 士 会
④依頼文
サポート
二次医療圏域
市町
地域包括支援セ ン タ ー
③連絡・⑤派遣
PT
士会
①支援依頼
OT
士会
各会派遣調整役
ST
士会
⑥報告
②連絡
課題分析等
保健所
・ 地域課題の把握
・ 取組の評価 な ど
県立リ ハビ リ テ ーシ ョ ン セ ン タ ー
・ 専門職派遣の申込窓口
協力
詳細は滋賀県リハビリテーションセンターHP リハビリテーション専門職広域派遣に記載されております。
滋賀県を7圏域(湖西・大津・湖南・甲賀・東近江・湖東・湖北)に分けて対応
・滋賀県は医療圏が7圏域に分けられている。
・7圏域毎に PT,OT,ST の窓口担当を設置して対応を行っている。
・今年は県より基金がおり、その資金で活動準備(圏域で各療法士の顔合わせや会議など)を検討している。
・今後将来は圏域の療法士が市町及び士会と連携していき、地域の問題を解決していく
・その活動を円滑かつ充実した内容にするために人材育成講習を開催して、人材バンクを作成。
注意
・今から人材育成研修について簡易ではございますが、説明させて頂きますが、以下の点についてご注意下さい。
①この研修は現在取り組まれている圏域毎のブロック研修は異なる研修であります。
②PT,OT 士会は数年前より研修を開始されております。ST 士会は今年度より開始させて頂きますので、研修修
了者がいない状況であり、可能な限り参加をお願い致します。
③PT,OT 士会も同様の研修を行っております。初期研修は PT,OT 士会の研修に参加されても結構ですが、導入
研修は PT,OT 士会の専門性が高くなると思われますので、ST 士会の研修に参加されることを推奨します。今後
は PT,OT,ST 士会で連携していくことも検討します。参加後は士会にご連絡下さい。
開始の背景
1.初期研修
初期研修の構成
地域包括ケア
① 介護保険のしくみについて
② 介護保険サービスについて
介護予防
① 介護予防総論
② 口腔・嚥下機能定価予防
③ 認知機能低下予防
④ コミュニケーション支援
*各講義 90 分とする
2.導入研修
導入研修では、基本的な知識と実践的な活動能力を結び付けていけるよう、地域ケア会議におけるリハ専門職の
役割を理解することや介護予防プログラムの企画・提案のイメージを形作ることを目的としている。
地域によっては、早期の人材育成と確保が必要となることも考えられるので、開催回数は制限しない。
理学療法士会、作業療法士会との共同開催など、士会の状況に応じた方法で開催していただきたい。
ただし、初期研修を免除されるものには可能な限り協会版の導入研修を受講することを薦める。
導入研修の構成
90 分1コマとし、4 コマを基準とする。
2 日以上に分けて開催してもよい。
モデルとなる講義資料を士会に配布するが、必ずしも一護一句同じ形で講義する必要はない。地域特性の情報を
盛り込むなど、スライドの追加をしながら、講義資料をかつようしていただきたい。
地域包括ケア
① 地域包括ケアシステムの背景
② 地域ケア会議が必要となされる背景
③ 地域ケア会議に求められる言語聴覚士
④ グループワーク「高齢者の生活課題と支援」
介護予防
① 新しい介護予防事業
② 介護予防に関わる機関・職種との連携
③ 介護予防の実践
④ グループワーク「介護予防事業計画の立案」
*各講義 90 分とする
地域包括ケアコース
地域包括ケアシステムが求められる背景、地域包括ケアシステムが何なのかを理解することから始め、その上で
地域ケア会議の必要性と目的、その中でのリハ専門職の役割を理解し、地域ケア会議に出席することを目指す。
地域ケア個別会議(模擬研修会)に関するモデル研修も参考にしていただきたい。
介護予防コース
知識の習得が実地での活動に有機的に繋がっていくように、すでに予防活動に従事している理学療法士などから、
介護予防プログラムの実際について講義を受けることで、、実際の予防プログラムの企画・提案・運営における
イメージを形作ることが肝要と考える。また、グループワークなどにより、予防プログラムの企画・提案を仮に
でも経験することで、実践能力の習得を目指す。
*導入研修については現在内容を検討中でございます。決まり次第改めて連絡をさせて頂きます。
今年度の講習開催予定
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今年度は滋賀県言語聴覚士会としては初期研修のみ開催予定
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介護予防研修:平成 28 年 12 月開催予定
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地域包括ケア研修:平成 29 年 2 月開催予定
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講習料は基金で賄いますので、講習料は無料で検討しています。
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詳細は後日追ってご連絡致します。
先生方が更なる市町での活躍に活用できる内容を検討しております。その際はご応募の程、よろしくお願い致し
ます。
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