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救助(PDF形式 81キロバイト)
救助活動の概要 平成24年中の救助出動件数は、110件で前年に比べ11件の減少となっている。事故種 別による出動件数は、建物等による事故が33件、火災が26件、その他の事故23件、交通 事故が22件、ガス及び酸欠事故が3件、水難事故2件、風水害等自然災害が1件の順と なっている。 活動件数は、89件で前年に比べ3件の増加(救助出動件数に対する活動件数の率は、 80.9%)となっている。また、被救助人員は、70人で前年に比べ6人の減少となってい る。建物等よる事故による被救助人員が27人で全体の38.6%を占め、交通事故及びその 他の事故による被救助人員は、ともに18人で全体の25.7%となっている。 地区別救助出動件数では、5地区が10件以上で、その中でも、厚木地区が22件で最も 多く、全体の21.5%を占め、続いて睦合地区の20件、依知地区の18件と続いている。 1 救助出動状況調 (1)救助出動件数 事故種別 区 分 火災 出動件数 延べ出動隊員数 活動件数 延べ活動隊員数 交通 風水害等 自然災害 水難 (平成24年中) ガス及 その他 建物等 計 び酸欠 26 22 2 1 33 3 23 110 803 376 317 20 438 53 347 2,354 26 13 2 1 28 2 17 89 126 85 239 12 150 9 114 735 3 18 2 - 27 2 18 70 被救助人員 (平成24年中) 応 東 援 計 名 等 (2)地区別救助出動件数 地区別 区 分 火 災 厚 木 依 知 睦 合 小 鮎 荻 野 南 毛 利 玉 川 相 川 5 6 1 4 1 3 5 1 - - 26 交 通 事 故 2 3 4 4 - 1 2 2 3 1 22 水 難 事 故 - 1 1 - - - - - - - 2 風水害等自然災害 - 1 - - - - - - - - 1 建物等による事故 11 4 8 2 1 - 6 1 - - 33 ガス及び酸欠事故 - 1 - - 1 - 1 - - - 3 4 2 6 3 2 2 2 1 - 1 23 22 18 20 13 5 6 16 5 3 2 110 そ の 計 他 ※ 東名の件数については、市内件数を含める。 81 (3) 消防相互応援件数(救助) (平成 24 年中) 横 浜 市 相模原市 海老名市 伊勢原市 座 間 市 秦 野 市 愛 川 町 寒 川 町 清 川 村 計 援 − − 1 − − − − − 1 2 東名高速 − − − 1 − 1 − − − 2 受 援 − − 1 − − − − − − 1 東名高速 4 − − − − − − − − 4 応援市町村 区 分 応 (4) 救助出動の推移 130 121 120 118 114 115 113 110 108 110 99 100 94 90 80 80 70 15年 16年 17年 18年 19年 20年 82 21年 22年 23年 24年 (5)主な人命救助活動 発生月日 時 分 (平成 24 年中) 種 別 事故概要及び活動状況 使用資機材 3月 22 日 (覚 知) 12 時 39 分 山岳救助 (救 出) 14 時 43 分 ハイカーが下山中転倒し負傷したもの。要 救助者接触後、航空機特別応援に基づき川 崎市消防局航空隊のヘリコプターを要請、 バーティカルストレッチャーに縛着した 要救助者を同時介添えでホイストにて救 出し、荻野運動公園に待機していた救急隊 に引継ぎ救助完了する。 7月5日 (覚 知) 13 時 33 分 (救 出) 水難事故 7月 10 日 9時 13 分 相模川で遊泳中に流されたもの。救命ボー ト、徒歩にて検索及び潜水検索活動を実 施。圏央道橋脚付近に浮かんでいる要救助 者を発見し救出する。5 日間延べ 83 隊 290 人出動の活動となった。 1 2 3 4 5 8月 21 日 (覚 知) その他の 14 時 40 分 事故(労働 (救 出) 災害) 16 時 03 分 工場内で崩れた鉄板(230 枚・23t)に作 業員が下敷きになったもの。工場内天井ク レーン(20t)及びマット型空気ジャッキ により間隙を作り救出する。 1 マット型空気ジャッキ 2 敷板等 3 ベルトスリング等 1 山岳資器材 2 バーティカルストレッチ ャー 潜水器具一式 救命ボート スバリ 浮標 各種ロープ類 2 救助技術の強化 多種多様化する人命救助事案に対して身体の鍛錬と救助技術を習得するとともに、他都 市との合同訓練を通じ、大規模災害への広域的な連携強化を図ることを目的とする。 (平成 24 年中) 参加 人員 内 容 水難救助合同訓練 海老名市社家 5月 28 日 4587 番地西側 相模大堰 33 人 3市・1町(厚木市・海老名市・ 座間市・愛川町)合同により、 基本・応用・想定訓練を実施 第 40 回全国消防 救助技術大会 8月7日 東京都江東区 豊洲 6 丁目 区画整理地内 5人 ほふく救出 1 組 3人 ロープ応用登はん 1 組 2人 国際消防救助隊 県内合同訓練 11 月7日 横浜市消防 訓練センター 7人 国際消防救助隊訓練に参加し実 災害に即した実践的な訓練を実施 11 月 10 日 キャンプ場東側 11 月 11 日 61 人 航空機(ヘリコプター)を活用 した実践的山岳救助訓練を実施 埼玉県新座市 陸上自衛隊 朝霞訓練場 7人 大規模地震を想定した実戦的な 救助訓練及び野営訓練を実施 訓練等区分 川崎市消防局航空隊 合同山岳救助訓練 緊急消防援助隊 関東ブロック訓練 月 日 場 所 七沢弁天の森 南沢林道 他 11 月 29 日 11 月 30 日 83 3 救助関係主要機械器具等一覧表 (平成25年4月1日現在) 一般救助用 用途 酸 素 溶 断 機 鉄 筋 カ チ ン ソ タ 31 15 3 23 1 2 破壊用 ︵ 3 7 ッ ー ︶ ︶ 可 燃 性 ガ ス 警 報 器 削 岩 機 8 2 呼吸保護用 ハ ン マ ー 49 ッ 放ポ 射ケ 能ト 測型 定含 器む マ ル ポ チ ケ ガ ス タ モ ブ ニ ル タ ド リ ル 2 空 気 呼 吸 器 酸 素 呼 吸 器 簡 易 呼 吸 器 防 毒 マ ス ク 84 2 2 57 陽 圧 式 化 学 防 護 服 化 学 防 護 服 防 毒 衣 20 79 4 隊員保護用 用途 名 称 送 排 風 機 一 式 耐 電 手 袋 耐 電 衣 耐 電 ズ ボ ン 耐 電 長 靴 耐 熱 防 護 服 放 射 能 防 護 服 数 量 7 27 15 15 19 6 10 水難救助用 用途 その他 画像探索機 ァ フ ト 4 5 3 1 ス コ プ Ⅲ 型 1 84 画 像 探 索 機 Ⅱ 型 除 染 設 備 一 式 5 1 ワ ン タ エ ア ー 59 船 外 機 イ バ ッ 10 救 命 ボ 夜 間 用 暗 視 装 置 ー 救 命 胴 衣 熱 画 像 直 視 装 置 ー 数 量 潜 水 器 具 一 式 ー 名 称 ー 5 有 毒 ガ ス 測 定 器 ( 10 2 ッ タ 測定用 数 量 1 ー ー タ ー 1 用途 名 称 電 動 カ ッ ー エ ン ジ ン カ ッ ソ ー エ ア ー︶ 3 複酸 素 合濃 ガ度 ス測 検定 知器 含 器む 2 キ ク キ 7 ン ブ ロ 油 圧カ 救 助タ 器 具 ッ ン チ チ ッ ャッ ト 型 空 気 ジ ︵ ィ 可 搬 式 ウ 20 救 助 用 油 圧 ジ ャッ 6 ー︶ 19 ル 救 助 器 具 ッ 3 ︵ 1 油 ス 圧 プ 救 レ 助 器 ダ 具 切断用 ェー ッ マ 数 量 ト 重量物排除用 用途 名 称 ス リ ン グ 平 担 架 救 助 用 簡 易 起 重 機 ェー 2 バ イ バ 救 助 縛 帯 マ ン ホ ー 15 救 命 索 発 射 銃 ー 7 は し ご ー 三 連 は し ご サ 空 気 式 救 助 マ ッ 数 量 か ぎ 付 は し ご ー 名 称 ワ イ ヤ 重量物排除用 チ テ ン ト テ ン ト 5 3 2