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上映作品
/
サウダーヂ
▼
㎜
助 監 督:河 上 健 太 郎 /編 集:富 田
野 貴 子 /録 音・音 響 効 果:山 﨑 厳
し い 地 方 都 市。
“ 中 心 ”街。シ
◎ 不 況 と空 洞 化 が叫 ばれて久
介、川瀬陽太
/
克 也、高 野 貴 子 /制 作:空 族 ■
/ 出
演:鷹 野 毅、伊 藤 仁、田 我 流( from ャ ッ タ ー 通 り、ゴ ー ス ト タ ウ
ン。それがアジア
の経済
)
、デ ィ ー チ ャ イ・パ ウ
stillichimiya
大 国 と呼 ばれた日 本 の地 方 都
脚 本:
/
イ ー ナ、尾 﨑 愛、工 藤 千 枝、デ ニ
分 /日 本
市の現状である。しかし街から
いる剥き出しの“生”
戦えるか〟でしょう?﹂
︵富田
ディペンデントって〝如何に
向 か う し か な い。結 局 イ ン
年
/
㎜
/
・
Playback
/
/
分■ 脚 本・
(金)
宅 唱 /ラ イ ン プ ロ デ ュ ー サ ー:城
山恵二郎、玉川直人 /録音:川井崇
企画・プ
/
三宅唱
主任:伊達真人 /メイク:南梨絵子
編集・監督:
▲
1/31
年
2014
design: nu
衣 裳:影 山 祐 子 /制 作: PIGDOM
/
/ 製 作: DECADE inc.
■ 出 演:村
上淳、渋川清彦、三浦誠己、河井青
葉、山本浩司、テイ龍進、汐見ゆか
り、小林ユウキチ、渡辺真起子、菅
田俊、柴田貴哉、片方一予
居 など、 歳 を手 前 に人 生 の分 岐
◎ 仕 事 の行 き詰 まりや妻 との別
画プロデューサーは再起のチャン
他人事のようだ。彼をよく知る映
がすべてが彼 にとっ ては、まるで
点に立たされた映画俳優ハジ。だ
40
/
■ 監 督:
ス・オリヴェイラ・デ・ハマツ、イエ
年 秋 の公 開
▼
克也︶ ※本書より抜粋
の 姿 が あ っ た。■
より現 在 までロ ン グ
ラ ン を 続 け る、日 本
映画の常識を凌駕し、
日 本 におけるイ ン デ
B
&
W
集 大 成 でありエ ポ ッ
/
1
満 /助 監 督 /整 音:新 垣 一 平 /制 作
画は変 容し続けてい
内 政 芳 /撮 影:四 宮 秀 俊 /照 明:秋
映る。 サイレントからト
ロデュース:佐伯真吾、松井宏、三
ィペンデント」映画が面白
い。監督をはじめ、撮影や
録音等の現場スタッフ、プロ
デューサー、配給宣伝まで、
自らの声の届く小回りの利く
チーム編成を組み、しなや
かにかつしたたかに、自立
的な方法論を駆使して映画
を撮り、上 映している。 制
度や場に合わせて映画を撮
るのではなく、自分たちで制
度や場を作って映画を撮り、
上映し、そしてまた撮り続け
る。その方法論にひとつの
固定した解答はない。
クメイキング!
Dolby SR/日 本
85
年
相 澤 虎 之 助、富 田 克 也 /撮 影:高
人 がいなくなっ たわけではな
、あたらしい世代によ
1/25
と で 懸 命 に 生 き て ﹁ 逃 げられないものならば、
過 酷 な状 況 のも
た ち。 そ こ に は
人、移 民 労 働 者
めとするア ジ ア
タ イ 人 をはじ
系 ブ ラ ジ ル 人、
土 木 建 築 業、日
い。崩 壊 寸 前 の
ダ・デ・アルメイダ・ハマツ、野口雄
N
O
1
2
0
1
1
ィペンデント映画の
35
1
6
7
今るあたらしい「インデ
(土)
KINO
E
B
I
R
T
2014
1
1
3
35
富田克也
キノ
トラ
イブ
2
0
1
2
ーキーへ、モノクロからカラ
ーへ、スタンダードからシネ
スコ、ビスタへ、フィルムか
らデジタルへ。現在の世界
の在り方と同様に、映画もま
た多様性と多層性の混沌の
中にある。共同体なき時代
に、個人の力を乗り越える共
同体=映画的家族(TRIBE)
を探しながら、
「映画とは生
き方である」という態度を貫
くインディペンデント映画を
特集し、上映する。映画を
リ ブ ー ト
再起動させるために。
2
0
1
1
主催:キノトライブ 2014
(フィルムアート社、
カプリコンフィルム、
映画集団 Node)
共催:オーディトリウム渋谷、
特定非営利活動法人独立映画鍋 協力:CO2 東京上映展 2013、
DECADE、
DREAM KID、
ENBU ゼミナール、
LOAD SHOW、PIGDOM、PLANET+1、愛知芸術文化センター、アテネフランセ文化センター、「ヴァージン」 製作委員会、空族、神戸映画資料館、和エンタテイメント、はらほろ、陽光プロジェクト、吉田光希
フィルム
(アート社
)
刊行記念企画
『映画はどこにある─インディペンデント映画の新しい波』
ス を 与 え よ う と す る が、ま と
も に 取 り 合 お う と も し な い。
そ ん な ハ ジ が 旧 友 に 誘 わ れ、
久しぶりに故郷を訪れる道中、
ある出 来 事 が起 こる。居 眠 り
を し て 目 覚 め る と、な ん と 大
人 の 姿 の ま ま 制 服 を 着 て、高
校 時 代 に戻 っ ているのだっ た
……。現 在 と 過 去 が 交 錯 し、
反 復 さ れ る そ の 世 界 で、果 た
年
してハ ジ は再 び自 分 の人 生 を
取 り 戻 せ る の か。
▲
▲
が、父 の怪 我 をきっ かけに家 業 を
音 楽 を志 し東 京 で暮 らしていた
いたある日、雄 介 がかつて酪 農 の
と変らぬ年明けを迎えようとして
事が慣わしである狩谷家。いつも
るしかなかった。初日の出を見る
手伝うため故郷に戻った。しかし
手 解 きを受 けた叔 父・義 行 の牛 舎
消 えぬ音 楽 への思 いや酪 農 の現
で火災がおこる。雄介の中で何か
﹁ 物 語 になる一 歩 手 前 の感 情
状、恋 人 と の 行 き 違 い か ら、こ の
が静かに変わり始める……。
の流 れのような何 かが画 面
土 地 を引 き継 ぎ、酪 農 家 として生
んだ。
に 写 っ て い た と き に、
〝 これ
き て い く の か 迷 い を 抱 え て い た。
唱︶ ※本書より抜粋
の「 家 」に と っ て は そ の 子 が 唯 一
生との間に幼い息子がいた。夏生
恋 人・陽 子 には若 くして逝 っ た夏
真庭市の深い山なかで農業をつづ
り 方。都 市 か ら 遠 く 離 れ、岡 山 県
土地独 特 の人 間 模 様、将 来 見 え
ぬ不 安、見 つめ直 される家 族 のあ
:
の跡 継 ぎであるため、陽 子 が息 子
ひかりのおと
▼
/
/
分 /日 本■ 脚 本・監
ける映 画 作 家・山 崎 樹 一 郎 が酪 農
/ ラー
年 カ
ステレオ
/
と共に暮らすには今の生活を続け
/
繰り返される毎日を淡々と過ごし
/
分 日
/
って忘我の瞬間であった。出会わ
なければよかっ た、なんて決 して
思 わ な い。狂 お し く、誰 か の こ と
を想って止まない日々があるなん
て知らなかった……。オムニバス
本 として
制 作 され、最 も高 い評 価 を得 た本
企 画『 ヴ ァ ー ジ ン 』の
/
/
いた長編初監督作品。
〝地域の人間が叫ぶ映画 〟をつ
くれば、その土 地 にしか生 ま
▲ ▲
うにはあま
りにも才 気
と魅 力 に満
ちた傑 作 中
編。
千 尋( 染 谷
将 太 )は 父
を亡くして、
腹違いの兄・
斗 吾( 渋 川
清 彦 )が 彼
を引き取る。
斗 吾 と彼 の
恋 人・ 里 美
く迎 えるが、千 尋の孤 独 は
( 瀬 戸 夏 実 )は 千 尋 を 暖 か
消せない。千尋が夢中にな
る の は、同 い 年 の 直 也( 石
田 法 嗣 )とのダ ン ス だ。し
かし、無 心 に踊 る彼 らの街
ではやがて不 穏 なできご
合った義徳と不倫の関係を続けて
いる。妻との生活に息苦しさを感
◎ 風俗嬢の初江は、客として知り
じていた義 徳 は、初 江 との密 会 に
とが起こり始める…。
と、そ の 前 に 誰 か が い
安 ら ぎ を 感 じ て い た。一 方、他 者
﹁ 究 極 的 に は〝 カ メ ラ
れ ば 映 画 に な る 〟と 思
の連 帯 保 証 を引 き受 けるが、それ
徳 は会 社 の同 僚 に頼 まれて、借 金
く い ら れ る の だ っ た。あ る 日、義
義徳と過ごす時間だけは女性らし
と深 く関 わろうとしない初 江 も、
ってる﹂
︵濱口竜介︶ ※本書
より抜粋
▼
ト ー キョ ー ビ
ッ チ,ア イ ラ ブ
ユー
カラー
/
/
山朋宇
中 誠 一、西
撮
分 /日
/
今
木 風 太、田
酒 井 力、高
片隅で展開される刹那的なメロド
が発 端 となり、初 江 との関 係 は妻
の知るところとなる……。
/
日 本■ 監 督:
近 松 門 左 衛 門 の「 曽 根 崎 心 中 」
を現代の東京に翻案した同名舞台
分
影:志 田 貴 之 /照 明:中 西 克 之 /録
/
佐 々 木 靖 之 /音 響:黄 永 昌 /音 楽:
濱 口 竜 介 /脚 本:高 橋 知 由 /撮 影:
音・整 音:上 條 慎 太 郎 /メ イ ク・ス
/
本 ■ 監 督・脚 本・撮 影・編 集:
年
アンソニーの安息
カラー
長 嶌 寛 幸 /助 監 督:野 原 位 /制 作:
っ て 上 演 )の 映 画 化。こ れ ま で の
(「 オ ー ス ト ラ・マ コ ン ド ー」に よ
分
服役していた勝男(森田釣竿)が、
浦安魚市場に帰ってきた。勝男の
帰 郷 に、魚 市 場 からは悲 喜 こもご
な中、勝 男 の帰 郷 を心 待 ちにして
女、花 子。花 子 か ら 金 を 巻 き 上 げ
◎ 父 を亡 くし孤 独 の深 淵 にいた
矢野深雪、佐藤亮、阿久沢麗加
ラ ム など
タ ー やド
である。ギ
はバ ン ド
派〈漁港〉人情喜劇!
/
分 /日 本■ 監
で あ る。ギ・あ い う
」での上 映 を
Hors Pistes 2013
柴田剛を発見できていない。
本。日 本 映 画 は い ま だ 真 の 奇 才・
語るうえでも絶対に見逃せない
現代インディペンデントシーンを
はじめ、世界での評価が高い本作。
祭「
フ ラ ン ス パ リ のポ ン ピ ド ゥ ー
センターが主催する国際中編映画
界を奏でるために……。
え お ス は、旅 に 出 た ば か り だ。世
エピソード
の 空 間 や 人 々 と 交 わ る。こ れ は、
て、音を録り、画を撮り、行く先々
ワ ゴ ン で あ る「 く じ ら 号 」に 乗 っ
の旅に出た。ロケ車でありバンド
る。いま、ギ・あいうえおスは最初
れがギ・あいうえおス の活 動 であ
つくる。そ
に映 画 を
画制作の
うえおス
いた怪しい男が泉銀に現れ…。さ
る自 称 映 画 監 督 の彼 氏、浩 二。浩
の楽 器 は
◎ ギ・あ い
ら に は 妹 の あ さ り( 柳 英 里 紗 )が
二 を 翻 弄 す る 初 恋 の 女、エ リ カ。
持 たず、映
録 音:浦 原 真 一■ 出 演:
魚 屋 をやめたいと言 い出 し、事 態
あの誘 惑 の先 に見 えるモ ノ、見 え
ツールを
/
は思わぬ方向へと転じていく。
ないコト。
用 いて音
井真
にて上 映 さ
MOOSIC LAB2013
れ、圧 倒 的 観 客 支 持 を集 める。日
『 ア ナ タ の 白 子 に 戻 り 鰹 』で 注
目を浴びた今井真の映画学校時代
楽 のよう
本映画界に突如として現れた本格
の作 品 を、多 数 のリ ク エ ス ト に応
ギ・あいうえおス
/
原 案:柴 田 剛、
/
ュ ー サ ー:田 中 誠 一■ 出 演:柴 田
デ ュ ー サ ー:酒 井 力 /企 画 プ ロ デ
立志 /編集:高倉雅昭 /ラインプロ
か?﹂
︵柴田剛︶
ヒ ュ ッ と行 けるんじゃ ない
て い る け ど、本 当 は 横 か ら
らなきゃ いけないと思 われ
※本書より抜粋
剛、西 村 立 志、森 野 順、野 口 雄 介、
太 /録音・整音:森野順 /美術:西村 ﹁ 世 の中 には階 段 があっ て登
野口雄介、松永後彦 /撮影:高木風
督:
柴田剛
年
︱ずばぬけたかえうた︱
▼
え
回限りの特別上映を決行!
も の 野 次、祝 福 が 飛 び 交 う。そ ん
/
城 内 政 芳 /振 付:砂 連 尾 理 /製 作:
チ ー ル: Masayo/助 監 督:福 嶋 賢
監督作とは異なる新たな領域に挑
/
▼
不 気 味 なものの肌
に触れる
カラー
/
制作:内田沙季、倉田雄一朗 /スチ
/
■ 出演:染谷
LOAD SHOW, fictive
治 /制 作 担 当:清 水 裕 /音 楽:モ グ
戦 した吉 田 光 希 は、この大 都 市 の
/
ー ル:天 津 優 貴 /劇 中 歌・主 題 歌:
吉田光希
将太、渋川清彦、石田法嗣、瀬戸夏
モ ス /製 作: ARC vision
、吉 田 光 希
年
プ
/
分
’ S COMPANY
)/
KID
漁 港 /音 楽:福 田 裕 彦■ 出 演:森
年
な映画が生み出せるんじゃな
れ 得 な い〝田 植 え 歌 〟の よ う
実、村上淳、河井青葉、水越朝弓
喜生、影山祐子、伊藤公一
■ 出 演:八 椛 裕、武 本 健 嗣、小 嶋
いか﹂
︵山崎樹一郎︶ ※本書より抜粋
に向 けての壮 大 なる予 告 編、とい
◎ 構想段階にある長編『 FLOODS
』
濱口竜介
/
/
年 劇 場 公 開 され、同 年 第
で見 事 グ
TAMA NEW WAVE
カラー
/
制 作 統 括:濱 本 敏 治 /制 作:横 田
田釣竿、柳英里紗、川瀬陽太、深海
◎ 密 漁 者 に重 傷 を負 わせた罪 で
ロデューサー:北原豪、岡本英之、
回
ランプリを受賞した。
/
▼
アナタの白 子 に戻
り鰹
年
今井
日 本■ 監 督・脚 本・編 集:
蕗子、草野なつか /助監督:福田良
光一、阿久沢麗加
▼
日 本■ 監 督:
/
な 希 望 を「 土 地 か ら の 視 点 」で 描
家青年の葛藤と未来へのささやか
プロデ
山崎樹一郎
してきた。何かに感情や肉体を突
ていた。そんな和代の前にある日、
き 動 か さ れ る こ と は 決 し て 無 く、
ィ ル メ ッ ク ス において、ア ジ ア 映
年 の東 京 フ
画の将来において活躍が期待され
カラー
/
力的に現われる。それは和代にと
高校生の少年・遼(栁俊太郎)が暴
/
吉田光希
脚 本:斎 藤 香 織 /撮 影:志 田 貴 之
照明:中西克之 /録音:根本飛鳥
/
分
作をスピンオフ特別上映!
/
Dressing UP
/
カラー
/
▼
年
安川
撮 影:四 宮 秀 俊 /照 明:
/
日 本■ 監 督・脚 本・編 集:
有果
撮 影:岩 永 洋 /録 音:茂 木 祐
/
介 /美 術:金 子 陽 介 /助 監 督:細 川
真
泉 /美 術:塩 川 節 子 /衣 装:金 井 塚
充 由、佐 藤 亮 /撮 影 助 手:米 山 舞
大 嶋 龍 輔 /録 音・整 音・音 楽:松 野
池奈緒、大西信満 悠香 /メイク:北川恵里 /特殊メイ
夫、清 水 艶 ■ 出 演:祷 キ ラ ラ、鈴
/
◎ 薬剤師として働く和代(正木佐
ク: 仲 谷 進(
哲郎、村上ユキヒコ、大橋美香、菊
絵未里、勝呂宙香、平山悟士、武井
ツヤ、よしのまり、美輪玲華、鈴木
太郎、内田慈、間宮祥太朗、岸田タ
戸 田 幸 延■ 出 演:正 木 佐 和、栁 俊
キ ャ ス テ ィ ン グ プ ロ デ ュ ー サ ー:
整 音:加 藤 大 和 /装 飾:大 和 昌 樹
/
/
本■ 監 督・脚 本:
年
▼
ふかくこの性 を 愛
すべし
メンション」を受賞。
る 監 督 に 贈 ら れ る「 ス ペ シ ャ ル・
を証 明 した。
ラ マ において、その着 実 な演 出 力
酪 農 を営 む狩 谷 家 の長 男・雄 介 は
◎ 岡 山 県 北、山 深 きところ。代 々
史
本光一、大倉朝恵、浅雄涼、大塚雅
本 良 子、佐 藤 順 子、辻 総 一 郎、坂
友、森 衣 里、真 砂 豪、佐 藤 豊 行、中
陽光プロジェクト■ 出演:藤久善
子 /製 作 協 力:シ ネ マ ニ ワ /製 作:
一 /照明助手:吉川慎太郎、蟻正恭
木村文洋 /演出助手:兼沢晋、進巧
森 博 之 /音 楽:増 岡 彩 子 /監 督 補:
健 /録音:近藤崇生(丹下音響)
、大
本 隆 /撮 影:俵 謙 太 /照 明:大 和 久
ューサー:桑原広考、加納一穂、岡
督:
/
で い い ん だ 〟と 思 え た ﹂︵ 三 宅
Vol.2
木卓爾、佐藤歌恋、渡辺朋弥、平原
夕馨、デカルコ・マリィ
◎ 桜井育美は父親と二人暮らしの
中学一年生。授業で「将来の夢」に
ついて考えるという課題が出るが、
自分の未来を想像することが出来
な い。
「 母 親 のような立 派 な人 に
なりたい」というク ラ ス メ イ ト の
発 言 を聞 いた育 美 は、死 んだ母 親
がどういう人だったのか興味を持
ち 始 め る が、あ る 日、隠 さ れ て い
た母親の過去を知ってしまう。
(シネアストオーガニゼー
1
70
50
ロ カ ル ノ 国 際 映 画 祭 のコ ン ペ
『2045 carnival
Folklore』
『ギ・あいうえおス
―ずばぬけたかえうた― 』
本 と し て 制 作、
0
H
D
(土)
1
月25日
24
時∼ 対バン
上映!
Vol.1 シ ョ ン 大 阪 )の
56
54
50
D
V
H
D
に正 式 出 品 され、同 年 全 国 各
chihei hatakeyama
カメラを持った男with
H
D
H
D
2
0
1
1
1
2
0
1
0
70
2
0
1
3
奇才・柴田剛と、俊英・加藤直輝が自
身の作品のLIVE・対バン上映に挑戦!
一夜限りのカオティックで
エクストリームな映画体験!
1
1978年生まれ。神奈川県出身。chihei hatakeyamaとしてソ
ロ活動を行う。電子音楽ユニットOpitope、佐立努とのLuis
Nanook、ダブ・ロックバンド All The Frogs Are Our Weekendと
しても活動。独自の楽曲制作の他、映画などにも楽曲を提
供。2006年に Kranky よりファ
ーストアルバムをリリースし、
世界中から何重にもプロセッ
シングされた楽器音が構築す
る美しい音色が評価された。
以後各国のレーベルから積
極的に作品の発表を続けて
いる。http://www.chihei.org/
「漁 」
港 LIVE!! 「日本の食文化を魚に戻し鯛」を主たる目的とした世界唯一のフィッシュロックバンド。魚食啓蒙活動が注目を
集めている。バンドの船長である森田釣竿(ボーカル・包丁)は浦安魚市場の魚屋「泉銀」の三代目として毎朝店
頭に立つ。魚食の素晴らしさや重要性を伝え、豊かな魚食文化を次の世代に繋げていくため、魚も音楽も鮮度や
旬を“鯛切”に、活動を続けている。http://www.gyoko.com/
フィッシ ュ
ロックバンド
柴田剛vs加藤直輝
H
D
1
(電子音楽家)
『アナタの白子に戻り鰹』上映後
9
H
D
V
44
2
0
1
3
16
2
0
1
3
H
D
和)は、 年間、堅実に静かに暮ら
35
『カメラを持った男』
chihei hatakeyama
1月26日( )18時10分の回
kino(to)LIVE ALLNIGHT!
C
O
2
I V日 E イ ベ ン ト
2
0
1
2
地で劇場公開され大きな反響を呼
映画カメラによる映画的真実〈キノ・プラウダ〉を問い続けたジ
ガ・ヴェルトフに、電子による音楽の意味を問い続ける電子音
楽家 chihei hatakeyama の音がぶつかり、共鳴し、反響する。誰も
観たことのない『カメラを持った男』がスクリーンに投影され
る。傑作サイレント映画と電子音楽による新たな「オーディオ
ヴィジュアル」体験を創成する!
L
キノトLIVE上映オールナイト!
2
0
1
2
14 2
0
1
3
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0
1
3
89
2
0
1
1
2
0
1
2
/
16:9/ 分 /日本■ 監
原 作・
/
パートカラ
/
H
93 D
プレミア上映
–年
2
0
1
3
14
▼
2045 carnival
Folklore
/
加藤直輝
ー /ステレオ
督・脚 本:
/
脚 本・音 楽:増 田 圭 祐 /撮 影:定 者
先
ゼミ
E
N
B
U
如文 /録音:黄永昌 /編集:鈴木宏
ナール、はらほろ /助成:
A
C
Y
制作:原尚子 /製作:
井 順 也、岡 美 咲、奥 瀬 繁、林 亮 佑、
駆的芸術活動支援事業■ 出演:石
海老原恒和、大西冬馬、大村昌也、
上がらせる異色ドキュメン にユーモアを交えながら、描
タリー。昨年公開し話題を呼 き出す。
んだ「ドキュメンタリー映画 【 上 映 後、ト ー ク あり】
100万回生きたねこ」へと連 司会:土屋豊(映画監督『タ
なる、フォトジェニックな映 リウム少女の毒殺日記』)
像と、ドキュメンタリーであ 登壇者:小谷忠典、壱岐紀
りながらフィクションも交 仁、石川学、太田信吾
えた小谷監督独特のアプロー
1月30日(木) 18:30∼
チの原点でもある。
『空にきえていく』
▲
◎スチールカメラマン、壱岐
紀仁がムービーカメラマン
として参加。ライフワークで
ある子供を被写体にした数々
の作品を目にした石川監督
が、カメラマンに抜擢。みず
みずしく活 き活 きと動 く子
どもたちを、映像でも見せて
くれた。
『卒業』
( 監 督:太 田 信 吾/2009年/
58分)
〈鍋講座出張版・世界の独立
映画事情 インドネシア編〉
『空を飛びたい盲目のブタ』
( 脚 本・監 督・プ ロ デ ュ ー
サー:エドウィン/プロデュー
サー:メイスク・タウリシア/
2008年/インドネシア語/カ
ラー/77分/インドネシア)
▲
(監督:石川学/撮影監督:
壱岐紀仁/2013年/16分)
▲
◎『うらぎりひめ』が話題を
呼んだ在仏の舞踏家・岩名雅
記の長編劇映画第一作。敗戦
◎沖縄出身の住民が3割を占
める大阪府大正区。監督の小
谷忠典は恋人と恋人の子ど
も、そして酒におぼれる彼の
父親との日々に、ストレスを
ため込んでいた。ある日、小
谷は大正区とつながりのあ
る沖縄へ向かうことを思い
立ち、沖縄の歓楽街、コザ吉
原へと足を運ぶ。自らの家族
や沖縄・コザ吉原の娼婦たち
を通して、人と人とのつなが
りや家 族 のきずなを浮 かび
岡 奈 穂 子、河 添 由 夏 子、小 崎 愛 美
理、土 屋 陽 平、成 瀬 大 樹、濱 仲 太、
『LINE』
( 監 督:小 谷 忠 典/2008年/
52分)
▲
▲
『ジェラシー/Jealousy』
パイロットフィルム
(監督:山本
俊輔/2013年/HD/3分40秒)
平岡祐介、矢野杏子、岡本英之、増
1月28日(火) 18:30∼
〈独立映画鍋・クラウドファン
ディング・リアル! vol.2〉
『朱霊たち』
司会:伊 達 浩 太 朗( 映 画プ
ロデューサー、
『サウダーヂ』 ( 監 督:岩 名 雅 記/2007年/
104分/モノクロ/スタンダー
『 妙子の恋 』他)登壇者:寺
岡裕治(映画文筆)+薮崎今 ド/16㎜)
日子(フィルムアート社編集)
+深田晃司、他
1月27日(月) 18:30∼
〈独立映画鍋・クラウドファン
ディング・リアル! vol.1〉
7年後の東京、空から撒かれ
たビラを追って不思議な館
にたどり着いた少年の夢と
現実のドラマ。そこには陽射
しに当 たることの出 来 ない
難病を持った人々が幽閉さ
れるように暮らしている。あ
る日、行政によるガス執行が
告げられ---。死にたい人間た
ちの最後の「生き様」が始ま
る。呪いと祈り、生と死が交
錯する幻惑世界。少年が見た
のは夢か現実か?東京初上
映では異例の63%の稼働率
を記録、また同作品は2009年
の英国ポルトベロ国際映画
祭でグランプリ受賞。文化庁
「平成17年度・新人監督支援
助成」作品。
『マタニティ・ブルー』
( 監 督:山 本 俊 輔/2006年/
8㎜/17分/R-18)■監督・脚
本・撮影:山本俊輔 特殊メ
イク:我那覇智■出演:望月
梨央/千川彩菜/向夏/広江
美奈/長友健太/ア(cnss)オ
/石川ゆうや/本田唯一■ゆ
うばり国際ファンタスティッ 「死と生、聖と俗に彩られた少年
ク映画祭2008オフシアター・ 版『不思議の国のアリス』」
(漫
コン ペ ティション 正 式 出
画家・諸星大二郎氏)
品、プチョン国際ファンタス 【 上 映 後、ト ー ク あり】
ティック映画祭2006正式出
登壇者:山本俊輔、歌川達人
品、トロマダンス映画祭2007
(『うらぎりひめ』宣伝) 他
正式出品
◎常世に蔓延る憂鬱。内へ内
へと向かう破壊衝動。ゼロ年
代・日本の心象風景を鋭く抉
【 上 映 後、ト ー ク あり】 り、某映画祭コンペの審査員
『映画はどこにある─インディ を激怒させたバイオレンス・
ペンデント映画の新しい波』 ポルノ。今、スクリーンに凱
旋。
刊行にあたって
▲
KinoTribe Classics
俗 に い う「 古 い 映 画 」な ど こ の 世
に存在しない。なぜなら映画は上
映 され観 客 の目 に触 れていると
き、そ れ は 常 に「 現 在 」な の だ か
け て み よ う。リ ュ ミ エ ー ル、メ リ
ら。■ 一 方、映 画 の起 源 に 目 を 向
エス、グリフィス、ラング、ムルナ
いながらも、変 化 を余 儀 なくされ
キノトライブ・
クラッシクス!
ていく小林家。感傷を排した演出、
人と人との関係性から現代日本の
本 質 を 掴 み、世 界 を す く い 取 る。
監督深田晃司、プロデューサーも
兼 ねる女 優 杉 野 希 妃、平 田 オ リ ザ
率いる青年団の演技派俳優たちに
よるコラボレーションによって紡
回東京国際映
ぎだされたオルタナティブな喜劇
映画の可能性。第
画 祭 日 本 映 画・ある視 点 部 門 での
◎最新作『ほとりの朔子』が
ナント三大陸映画祭でグラ
ンプリを受賞した深田晃司
監督と杉野希妃主演による
『 歓 待 』のデ ィ レ ク タ ー ズ
カット版、東京初上映! 下
町の一角で印刷屋を営みな
がら平穏な日常を送ってい
た小林家に、流れ者の男・加
川が突然訪れ……。2010年東
京国際映画祭日本映画「ある
視点」部門で作品賞受賞。ヘ
イトスピーチの問題で揺れ
る現在こそ見るべき傑作!
田 圭 祐、 Ryo HAMAMOTO
、長 嶌 寛
『歓待1.1』
(2010年→2013年/96分/HD)
■脚本・監督・編集:深田晃司
/プロデュース:杉野希妃・深
田晃司■出演:山内健司・杉
野希妃・古館寛治・兵藤公美
を生 みなが
Ver.
1月25日(土) 11:00∼
〈プレミア上映〉
幸、 T.MIKAWA
◎『 Sonic Road Movie YOKOHAMA!
』
KinoTribe!
としていくつもの
me
ets
ら未だ完成してないあの映画が再
年 のフ ァ ー イ ー
媛 のご当 地 ア イ ド ル・ひめキ ュ ン
独立映画鍋
▲
方、芳 賀 は東 京 からやっ てきた大
フルーツ缶と完全タッグを組んで
特別企画
編集を経てまたまた今回限りの特
スト。かつて日本と呼ばれた国は
別 上 映。
天災によってすべての原発がメル
トダウンし、崩壊した。数年後、と
あるシティが奇跡的な復興を遂げ
る。絶望した人々の集合的無意識
が理想郷を実現したのだ。完璧に
調和された社会。そこに外から密
命 を帯 びた異 邦 人 がやっ てくる。
この映 画 は彼 が提 出 した報 告 書
で あ る。リ ス ト に は 人 工 麻 薬、ミ
ュ ー タ ン ト、ス カ ム パ ン ク ス、ノ
2
0
4
5
▲
作:岩 井 秀 世、入 江 初 美、市 川 潤
真正面からアイドル成長物語を監
督!乞うご期待!
手 レ コ ー ド 会 社 の黒 岩 に、ゆるキ
新 ユ ニ ッ ト「 ゆ る キ ュ ン 」の 結 成
ャ ラ とア イ ド ル を組 み合 わせた
白 石 博 一 /プ ロ デ ュ ー サ ー:朱 永
を提案される。無理難題を強いら ﹁ 自 分 の範 囲 内 では面 白 くな
分 /日本
ウ、ヒッチコック、フォード、マキ
作 品 賞 を受 賞 をはじめ、世 界 各 国
の映画祭からのオファーが殺到し
落 ちた時 から無 声 映 画 時 代 には、
ノ、伊藤大輔、 etc.
■ 映 画 は生 まれ
すでにほぼ完成形に達していたと
た 話 題 作。次 第 に 崩 壊 し て い く、
つぎはぎだらけの家 族 模 様 を、洗
言ってよい。■つまり二つの意味
に お い て 映 画 に「 歴 史 」は 存 在 し
な い。そ れ ゆ え、い ま だ 誕 生 す ら
㎜ /モ ノ ク ロ /無 声
していない映画は決して死ぬこと
/
もないのだ。
年
サンライズ
分 /ア メ リ カ ■ 監 督: ・ ・
/
練 されたユ ー モ ア で包 みながら、
時 にシ リ ア ス に問 題 提 起 をし、時
23
ィ ブ・プ ロ デ ュ ー サ ー:伊 賀 千 晃・
菁、田 中 雄 之 /音 楽:井 上 卓 也・山
れ解 散 の危 機 が迫 るア ス ナ ロ だ
A
する時 に面 白 くなる﹂︵真利子
/
96
一 /編 集:田 中 直 毅 /エ グ ゼ ク テ
下 智 輝 /制 作 プ ロ ダ ク シ ョ ン:ド
っ たが……。
『 NINIFUNI
』でのもも
哲也︶ ※本書より抜粋
1.1
い。手の届かないものを吸収
リ ー ム キ ッ ド /製 作:マ ッ ド マ ガ
いろクローバーとのコラボも記憶
歓待
▼
-年 /カラー
2
0
1
0
13
深田晃
/
プ ロ デ ュ ー サ ー:杉 野 希 妃、
/
■ 監 督・脚 本・編 集:
司
深田晃司 /芸術監督:平田オリザ
撮 影・照 明:根 岸 憲 一 /美 術:鈴 木
健 介 /音 楽:や ぶ く み こ /整 音・編
集 協 力:新 垣一平■ 出 演:山 内 健
題を抱える現代日本を鋭く風刺し
ながら、家 族 とは何 かを見 事 に問
』を日本
い か け る。本 企 画 で は「 デ ィ レ ク
ターズカット版」
『歓待
司、杉 野 希 妃、古 館 寛 治、 Bryerly に爆笑を誘う。共同体と排除の問
、オノエリコ、兵藤公美
Long
◎ 下町の印刷所で、一見「平和」な
生活を営む小林家の元にフラリと
1.1
▼
/
F
W
16
現 わ れ た 胡 散 臭 い 訪 問 者・加 川。
人 観 れば
製 作:ウ ィ リ ア ム・フ ォ ッ ク ス
/
ムルナウ /脚本:カール・マイヤー
影:チ ャ ー ル ズ・ロ シ ャ ー、カ ー
原作:ヘアマン・ズーダーマン /撮
1
95 9
2
7
初上映。
離 を 取 り、
1
0
0
居 座 り、引 ﹁ 映 画 的 カ タ ル シ ス からは距
通りに見方が分かれる
1
0
0
っ 掻 き回
し て い く。
映画をつくりたい﹂︵深田晃司︶ ※本書より抜粋
ル・ストルス■ 出演:ジョージ・オ
ブ ラ イ エ ン、ジ ャ ネ ッ ト・ゲ イ ナ
ー、マ ー ガ レ ッ ト・リ ヴ ィ ン グ ス
ト ン、ボ デ ィ ル・ロ ー シ ン グ、 ・
フ ァ レ ル・マ ク ド ナ ル ド、ラ ル フ・
シッパーリー
を殺 しかけた田 舎 暮 らしの男 が、
◎ 都会から来た女に誘惑され、妻
都会に逃げた妻を負って夫婦の絆
を取 り戻 すという、今 もっ て普 遍
的 な、ともすれば通 俗 的 ともいえ
J
加 川 の横
暴 に戸 惑
大木萠(映画監督)
:1986年北海道北見市生まれ。日本ジャーナリスト
専門学校卒業後、バラエティ番組のADを経て井土紀州監督の『犀の角』
(2009年)に助監督として参加。その後、
「桃まつり presents うそ」に共
同監督として参加する。2012年、初長編映画『花火思想』を制作。自ら売
り込み2014年1月渋谷ユーロスペースでの公開が決定。
のらりく らりと家 族 を 煙 に巻 き、
大木萠×安川有果
(『 Dressing
UP 』監督)
に新 しい真 利 子 哲 也 が、今 度 は愛
(月)
1月27日
21時30分の回
『 Dressing UP』上映後
わ れら黄 金 の1986 年 世 代、五 黄 の 寅 年 生 まれ
ジンレコード、徳間ジャパンコミ
UZ
柴崎友香(作家)
:1973年大阪生まれ。
「きょうのできごと」
(2000年)で
デビュー。
『その街の今は』
(2007年)で第57回芸術選奨文部科学大臣新
人賞、第23回織田作之助賞大賞を受賞。著書に『きょうのできごと』、
『次
の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』
『青空感傷ツアー』
『ショートカッ
ト』、
『フルタイムライフ』、
『また会う日まで』、
『主題歌』などがある。
ュ ニ ケ ー シ ョ ン ズ ■ 出 演:ひ め
キ ュ ン フ ル ー ツ 缶、山 田 裕 二(
)
、玉 井 英 棋、 nanoCUNE
、
YARMAN
タルト人、しまぼう、バリィさん
山 本 剛 史 /愛 媛 の ご 当 地 キ ャ ラ:
◎ ひ め キ ュ ン フ ル ー ツ 缶 主 演!
〈 ア イ ド ル 〉と〈 ゆるキ ャ ラ 〉の愛
媛 は松 山 で繰 り広 げる、ちょ っ ぴ
りゆるくて純情本気の青春爆発ス
トーリー!愛媛のアイドルグルー
柴崎友香×三宅唱
(『 Playback 』
監督)
イズアニミスム、ソイレントフー
分
め て も P l a y b a c k !
ド、そしてマ ン ド ラ ゴ ラ などの項
/
」は、プロデューサ
A
目がある。本企画での上映がワー
ルドプレミアとなる。
あすなろ参上!
▼
カラー
82
プ「アスナロ
て も 覚
ーの芳賀とともに精力的な活動を
寝
している。地元のゆるキャラを助
(水)
1月29日
18時30分の回
『 Playback 』上映後
けようとしてライブに遅刻するな
ど、ゆ る く て 純 情 な 彼 女 た ち。一
山内マリコ:1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都
でのライター生活を経て上京。2008年「女による女のためのR-18文学賞」
読者賞を受賞。12年8月、地方都市を舞台にした短編連作集『ここは退屈
迎えに来て』
(幻冬舎)でデビュー。13年12月、書き下ろしに1年をかけた
初の長 『アズミ・ハルコは行方不明』を発表。
真利
都築響一×山内マリコ
都築響一:1956年東京生まれ。ポパイ、
ブルータス誌の編集を経て、現代
美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆・編集活動を続けている。
93年『 TOKYO STYLE』刊行(京都書院/ちくま文庫)
。96年刊行の『ROADSIDE
(アスペクト/ちくま文庫)で、第23回木村伊兵衛賞を
JAPAN 珍日本紀行』
受賞。その他著書多数。現在、個人で有料メールマガジン
『ROADSIDERS'
。
weekly 』を毎週水曜日に配信中(http://www.roadsiders.com/)
H
D
/
け ろ!
/
け 抜
2
0
1
3
年
を 駆
話 ) /日 本■ 監 督:
イ ド
(全
サ
撮 影:青 木 穣、清 水
ド
6
/
ー
子哲也
ロ
絵 里 加 /照 明:太 刀 掛 進 /音 響:黄
1月25日(土)
19時の回
『サウダーヂ』上映後
永 昌 /助 監 督:森 下 佳 /監 督 補:渡
辺裕子 /ヘアメイク:高岡笑子 /制
トークイベント
©babibutafilm2008
◎『動物園からのポストカー
ド』でベルリン国際映画祭コ
ンペ部門にインドネシア映
画で初めてノミネートされ
たエドウィンの長編第1作。
バドミントン、吊るされたブ
タ、ゲイのカップル、キリス
ト教のテレビ番組、といった
断片的イメージの連鎖。サン
ドイッチに爆竹をはさんで
食べる少女リンダ、スティー
ビー・ワンダーよろしくサン
グラスをかけ熱唱しながら
治 療 する盲 目 の歯 科 医、と
いった奇妙な人物たち。
「真
正のインドネシア人になる
にはどうしたらいいのか?
真正のインドネシア人にな
る必要なんて、あるんだろう
か?」
(エドウィン)。ロッテ
ルダム国際映画祭国際批評
家連盟賞受賞作。
◎数年間に渡って自室に引
きこもりを続 けてきた青 年
が、ふとしたきっ かけから、
部屋から出る決意をする。休
学していた大学に復学届を
出し、もう一度、大学へと通
い出し始める青年。しかし、
彼は次第に何のために大学
に入ったのかすら、思い出せ
ない自分に嫌気を感じるよ
うになる…存在の不安や、コ
ミュニケーション弱者とし
【 上 映 後、ト ー ク あり】
て孤独を抱えながらも、周囲 登 壇:メイスク・タウリシア
の人間たちと向かい合い、関 ( 映 画プロデュー サ ー『 動
係性を回復させながら、社会 物園からのポストカード』
『空
的自立を目指して青年が過 を飛びたい盲目のブタ』)
ごすささやかな日常を、とき
独立映画鍋とは?映画の多様性の創出を目的に2012年に立ち上げられた映画人のための互助組織。特定非営利活動法人。
三
宅
深田晃司
柴
田
剛
唱
山崎樹一郎
ヤバくてエモい!
「
腕に覚えあり」
の若き
映画人たちの証言集、堂々の完成!
『映画はどこにある─インディペンデント映画の新しい波』
︻
﹃映画はどこにある﹄
の内容 ︼◎ 人の監督インタビュー〈インディペンデント映画に関する の旅程〉富田克也(空族)/相澤虎之助(空族)/深田晃司/山崎樹一郎/真利子哲也/
濱口竜介/三宅唱/山戸結希/木村文洋/松林要樹/リム・カーワイ/柴田剛 ◎インディペンデント映画の現場から 桑原広考(プロデューサー)/大澤一生(プロデューサー)/高木風
太(撮影)/岩永洋(撮影)/黄永昌(録音)/島津未来介(録音)/根本飛鳥(録音)/直井卓俊(宣伝)/加瀬修一(宣伝)
/岩井秀世(宣伝)/ Load Show
岡本英之( WEB
配信)
/ KINEATIC
橋本侑生
( WEB
配信)
/菅原睦子(仙台短篇映画祭)/塩田時敏(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭)/千浦僚(オーディトリウム渋谷)/オーディトリウム渋谷/ユーロスペース[渋谷]/ポレポレ東中野
/ ’
[新宿]
/名古屋シネマテーク/シネマスコーレ[名古屋]/第七藝術劇場[大阪]/シネ・ヌーヴォ[大阪]/横川シネマ[広島]/シネマルナティック[松山]
/森宗厚子/寺岡裕治
K s cinema
真 庭 市 在 住。学 生のころ
京都国際学生映画祭の企
画運営に携わる。大学卒
業後、映画監督・佐藤訪米
の経営する「 園みみお」
にてスタッフ兼助監督とし
て過ごし、8年間の京都生
活を止め父の実家である
真 庭 市に移 住。現 在、農
業を営む。真庭作品第1作
目として2008年に『 紅葉 』
を発 表。2011年 には、
『ひ
かりのおと』を製 作し、岡
山県内51カ所巡回上映す
る一方、東京やロッテルダ
ムの国際映画祭にて上映
される。ドイツ・ニッポンコ
ネクションにてニッポン・ヴ
ィジョンズ・アワード受賞。
また映画上映・製作グルー
プ[cine/maniwa]として岡
山芸術文化賞グランプリ、
福武文化奨励賞を受賞。
現在、山中一揆をモチーフ
とした時代劇映画を準備
中。その序章となるドキュ
メンタリー作品『つづきの
ヴォイス-山中一揆から現
在- 』
(13)が完成。
1978年 神 奈 川県 生まれ。
東 京 大 学 文 学 部 を卒 業
後、映 画の助 監 督やテレ (まりこ・てつや)
ビ 番 組 のADを経て、2006
1981年 東 京 生まれ。21歳
の頃に自主制作した『極東
年に東京藝術大学大学院
のマンション』が13の映画
映像研究科監督領域に入
学。修了制作の『 PASSION 』 祭から招待され、ゆうばり
国際ファンタスティック映
(08)が国 内 外 の映 画 祭
画祭オフシアター部門グラ
で高い評価を得る。その後
ンプリをはじめ、7映 画 祭
も日韓共同製作作品『 THE
で賞を獲得したことで一躍
(10)、東 北 記 録
DEPTHS 』
映画三部作『なみのおと』 注目を浴びる。翌 年 発 表
『なみのこえ』
『うたうひと』 した『マリコ三十騎』では、
世 界で最も歴 史のあるオ
(11∼13/ 共 同 監 督:酒
ーバーハウゼン国際短編
井耕)、4時間を超える長編
映画祭・映画祭賞を受賞。
『 親 密さ』
(12)、
『 不気味
なものの肌に触れる』
(13) ロッテルダム国際映画祭
など18の映 画 祭から招 待
を発 表。2013年 春 より神
戸に拠点を移して活動中。 され、史上初の2年連続と (ふかだ・こうじ)
1980年東京都生まれ。大
なるゆうばり国際ファンタ
学在学中に映画美学校3
スィティック映画祭のグラ
期フィクション科に入学。
ンプリ受賞を含む9映画祭
(しばた・ごう)
プロ・アマ多数の現場に参
で賞を獲得。その他、数々
1975年 神 奈 川県 生まれ。
加しながら、2001年、はじ
の短編映画を発表して国
99年、大阪芸大卒業制作
めての自主 制 作 映 画『 椅
内外から高い評価を受け
で『 NN- 891102 』
(99)を制
子』を監督、2004年にアッ
る。その後、東京芸術大学
作。ロッテルダム映 画 祭
プリンク・ファクトリーにて
の修了作 品として監 督し
等 各 国の映 画 祭に出品、
公開される。2005年より現
た長編映画『イエローキッ
世界の映画人を刮目させ、
代口語演劇を目指す青年
ド』は、毎日映画コンクー
一躍異端的映画作家の系
団演出部に所属しながら、
ルにてスポニチグランプリ
譜の最右翼に躍り出る。続
映画制作を継続。2006年
新人賞、高崎映画祭にて
く『おそいひと』
(04)は第
(みやけ・しょう)
若手監督グランプリ、日本 『ざくろ屋敷 』を東映アニ
1984年 札 幌 生まれ。2007
5回東京フィルメックスで
メーションより発表。パリ
映画プロフェッショナル大
ワールドプレミア、実際の
年映画美学校フィクション
賞にて新人監督賞を受賞。 KINOTAYO映画祭にて新人
重度身体障害者・住田雅
コース初等 科修了。2009
賞 を受 賞 する。2009年 に
続く『 NINIFUNI 』はロカル
清が自身の役柄を演じ、連
年一橋大学社会学部卒
ノ国際映画祭特別上映、 長 編『 東 京 人 間 喜 劇 』を
続殺人事件を起こしてゆ
業。2009年短編『スパイの
全 国 劇 場 公 開を果たす。 発表。同作はローマ国際
くという日常に潜むタブー
舌』
(08)が第5回シネアス
映画祭、パリシネマ国際映
最新作『 FUN FAIR 』は全編
ト・オーガニゼーション・ に斬り込み多くの観 客の
画祭に選出、シネドライヴ
マレーシアで撮影され、各
共 感を生んだ一 方、国内
大 阪(CO2)エキシビショ
2010大 賞 受 賞。2010年 発
地で高い評価を受けた。
外で賛否両論を巻き起こ
ン・オープンコンペ部門に
表の『歓待』では東京国際
す。
『青空ポンチ』
て最 優 秀 賞を受 賞。2010
(08)を
映 画 祭「ある視 点 」部 門
経て長編第4作『堀川中立
年初の長編作として『やく
作品賞受賞し、世界100ヵ
たたず』を製作・監督( 第
売』が全国公開、大きな話 (やまさき・じゅいちろう)
所以上の映画祭からオフ
題となる。愛 知 芸 術 文化
6回CO2助成作品)。最新作
1978年大阪出身。岡山県
ァーが殺到した。最新作の
真利子哲也
映画が上映される現場から
る物 語 を、圧 倒 的 な演 出 により神
年
1
8
8
8
話的領域にまで表現。まごうこと
W
なきサイレント映画の金字塔であ
F
る。
日 はド イ ツ・ビ ー レ フ ェ ル
28
・ ・ム ル ナ ウ は
月
12
センター・オリジナル映像
作品の制作作家に選出さ
れ、
『ギ・あいうえおス ―ず
ばぬけたかえうた―』
(10)
を制作。フランス・ポンピド
ゥーセンターが主 催する
国際中編映画祭「Hors Pis
tes 2013」での上映やスペ
インでの「第8回PUNTO DE
VISTA国際ドキュメンタリー
映画祭」のコンペティション
部門に選出など海外での評
価も高い。
トにて出生。ハイデルベルク大学
で美 術 史 を学 び、第 一 次 世 界 大 戦
中はパイロットとして従軍。映画
黄 金 時 代 のド イ ツ で活 動 をはじ
め、
『最後の人』
『ファウスト』等で
名声を確立。芸術映画の製作とい
濱口竜介
(はまぐち・りゅうすけ)
う野 心 を抱 いたプ ロ デ ュ ー サ ー、
次郎、伏見直江、伏見信子
『 Playback 』
(12)が第65回
ロカルノ国際映画祭イン
ターナショナル・コンペテ
ィション部門に正式出品、
また第27高崎映画祭新進
監督グランプリ、第22回日
本プロフェッショナル映画
大賞新人監督賞を受賞。
東京では10週のロングラン
上映を記録した。
ウ ィ リ ア ム・フ ォ ッ ク ス の招 きに
応 じて渡 米 し、破 格 の大 作 である
メ ン タ リ ー 映 画 作 家 ロ バ ー ト・フ
月
3
『サンライズ』を監督した。ドキュ
年
歳 で死 去。
1
9
42 3
1
ラ ハ テ ィ と 共 同 で『 タ ブ ウ 』を 完
11
日 交 通 事 故 により
に よ る 映 画 的 真 実〈 キ ノ・プ ラ ウ
1972年山梨県甲府市生ま
れ。高 校 卒 業 後、音 楽の
道を志し上京。音楽活動
に出口を見いだせず映 画
を観まくる日々、いつしか
自身で映画を撮りたいと思
うようになる。都内で配送
業に従事しながら、制作期
間5年をかけた処女作『 雲
の上』
(8㎜ /140分)を2003
年に発表し、
「映画美学校
映画祭2004」のスカラシッ
プを獲得。その頃、既存の
映画ビジネスとは一線を
画し、自ら制作・配給・宣伝
までを行なう「空族」を仲
間らと立ち上げる。2007年、
『 国 道20号 線 』
(16㎜ /77
分)を発表。同年10月に甲
府の桜座で自主上映会を
開催後、全国単館系劇場
にて公開された。
「映画芸
術 」誌 上にて2007年日本
映画ベスト9位選出、映画
界に波紋を呼ぶ。2011年、
『サウダーヂ』
(35㎜ /167
分)では、ロカルノ国際映
画祭正式出品を皮切りに、
ナント三大陸映画祭グラ
ンプリ、高 崎 映 画 祭 最 優
秀作品賞、毎日映画コンク
ール優秀作品賞・監督賞
をダブル受賞。2012年フラ
ンスにて全国公開された。
成 させた直 後 の
代後半であった。
れる。ヴ ェ ル ト フ は『 カ メ ラ を持
与える義賊が一匹!鼠小僧次郎吉
◎ 富 める者 から奪 い、貧 しい者 に
ルトフ /撮影:ミハイル・カウフマ
ダ 〉の 重 要 性 を 説 き、映 画 の 可 能
灯 が闇 に浮 び、彼 を追 い詰 める!
っ た男 』により世 界 的 名 声 を得 る
ン
伊 藤 大 輔 …… 金 融 恐 慌 の頃、現 代
が江戸を騒がせる。無数の御用提
劇では検閲必至のテロリズムとニ
性 を広 げることを追 求 したジ ガ・
歳 の若 き映 画 作 家 ジ ガ・
※本企画では、完全無声、日本語字幕無し
歳 で「 日 本 映 画 に最 初 の人 間 的
ヒ リ ズ ム を時 代 劇 に込 め、わずか
息 吹 を 与 え た 」と 評 さ れ る『 忠 次
こ と と な っ た が、そ の 後、ソ 連 政
◎ 当時
での上映となります。ご了承ください。
/
旅 日 記 』三 部 作 を撮 っ てしまっ た
ヴェルトフに連帯を示す時なのか
リ ュ ッ ク・ゴ ダ ー ル がジ
㎜ モ
/ ノクロ /
無声
府 からは形 式 主 義 的 との批 判 を
ジャン
ピ エ ー ル・ゴ ラ ン らと結 成
/
御誂次郎吉格子
▼
年
ヴ ェ ル ト フ による、ロ シ ア 革 命 の
ャン
反逆児!しかし当時のフィルムは
分(現存版) /日本■ 監督・脚本:
もしれない。
捉えた実験的ドキュメンタリーの
し た 映 画 製 作 グ ル ー プ「 ジ ガ・ヴ
消耗品。彼のこの時期の作品はど
受 け映 画 製 作 の機 会 を奪 われた。
傑作。プロパガンダ映画を装いつ
ェルトフ 集 団 」の名 称 の由 来 とな
伊 藤 大 輔 /原 作:吉 川 英 治 /撮 影・
富田克也
(とみた・かつや)
『サンライズ』製作当時、ムルナウ
/
※本企画では、完全無声、日本語字幕無し
30
監督プロフィール
熱 気 冷 めやらぬソ 連 社 会 の発 展
つ、ヴ ェ ル ト フ が提 唱 したカ メ ラ
ったことは有名である。映像がま
編 集:唐 澤 弘 光■ 出 演:大 河 内 傳
年代商業映画から離れた
が 記 録 す る 映 画 的 真 実〈 キ ノ・プ
すます氾 濫 する現 代 こそ、人 間 の
=
ラ ウ ダ 〉によっ て、その「 発 展 」は
視 覚 を拡 張 する映 画 眼〈 キ ノ・キ 〉
29
を、あ り と あ ら ゆ る 角 度・方 法 で
労 働 とシ ス テ ム によっ て下 支 え
16
=
されていることも浮 き彫 りにさ
79 1
9
3
1
1
9
7
0
33
はまだ
での上映となります。ご了承ください。
㎜ /モノクロ /
無声
カメラを持った男
/
16
▼
年
分 /ソビエト■ 監督:ジガ・ヴェ
75 1
9
2
9
千浦僚
オーディトリウム渋谷のオープンと震災と
『サウダーヂ』
『 ほとりの朔 子 』
(13)で、
第35回ナント三大陸映画
祭にて、金の気球賞(グラ
ンプリ)と若い審査員賞の
ダブル受賞。
加藤直輝
(かとう・なおき)
ァージン』の一 として劇
場公開。最新作『トーキョ
ービッチ,アイラブユー』
が2013年東京フィルメック
スにおいてスペシャル・メ
ンションを受賞。
今
井
真
1980年、東 京 生まれ。立 (いまい・まこと)
教大学フランス文学科卒
1986年東京生まれ。大学
業。在学時は映画研究会
在学中から映画を作り始
に所 属。2007年、東 京 藝
め、ENBUゼミナールの卒
術大学大学院映像研究
業制作として『アンソニー
科( 映 画 専 攻・監 督 領 域
の安 息 』を監 督。卒 業 後
は助監督や宣伝スタッフと
1期生)を修了。修了制作
して活動し、
「MOOCIC LAB
作品『 A Bao A Qu 』が第12
回 山国際映画祭コンペ
2013」にて「 漁 港 」主 演
部門にノミネートされるほ
映画『アナタの白子に戻り
か、ドイツやオーストラリ
鰹』を監督。観客賞・最優
アなど各国の映画祭で上
秀男優賞(森田釣竿)を受
映。10年『アブラクサスの
賞した。
祭』
(原作:玄侑宗久 出
演:スネオヘアー、ともさ
かりえ 音 楽:大 友良英 )
(やすかわ・ゆか)
で監督・共同脚本として商
1986年生まれ。大阪美術
業作品デビュー。サンダン
専門学校で映像制作を学
ス映 画 祭2011、 山国 際
び、09年「桃まつり presen
映画祭2010など各国の映
ts うそ 」にて『カノジョは
画祭で上映された。
大 丈 夫 』を監 督。渋 谷ユ
ーロスペース他にて上映
される。この作品を参考作
品に、11年大阪映像文化
(よしだ・こうき)
振 興 事 業CO2に出した企
1980年生まれ。東京造形
大学卒業。在学中より諏
画 が通 り、
『 Dressing UP 』
訪敦彦監督に師事。また
を監 督。主 演の祷キララ
塚本晋也監督作品を中心
がCO2新人俳優賞を受賞
に映画制作現場に参加。 した他、ドイツ・ニッポンコ
卒業後は製作プロダクシ
ネクションで上映された。
ョンにてCMやPVの制作に
新作がポレポレ東中野に
て今春公開予定。
携わる傍ら、自主製作映画
『 症 例X 』
(07)で、第30回
PFFの審 査 員 特 別 賞を受
賞。同作は第61回ロカル
(ちくま・やすとも)
ノ国際映画祭の新鋭監督
1983年 栃 木 県 足 利 市 生
コンペティション部門に入
れ。役者としての活動を経
選。ウィーン国際映画祭、
て、2009年、自身が監 督、
メキシコ市国際近代映画
脚 本、主 演を務めた映 画
祭、ブエノスアイレス国際
『 今、僕は』を発表。
『 今、
インディペンデント映画祭
僕は』はドイツ 、オランダ、
の招 待 作 品となる。第20
イギリス、カナダの映画祭
回PFFスカラシップの権利
で招待上映され、日本では
を獲得し、
『家族X 』で劇場
渋谷のUPLINKで劇場公開
デビューを果たし、ベルリ
し8週間の超ロングラン上
ン国際映画祭、全州国際
映を記録した。最新作『
映 画 祭などで上 映。2012
気楼』がいよいよ完成。
年『ふかくこの性を愛すべ
し』がオムニバス映画『ヴ
安川有果
吉田光希
竹馬靖具
オーディトリウム渋谷・支配人
覚えている人はいないかもしれないけど、 たっていうか。お客さんがじわじわちょっ
2011年の3月11日は金曜日だったんで とずつ増えていく感じでした。普段映画
す。そして、土曜の12日がオーディトリ を観なさそうな人たちも来てました。ヒッ
ウム渋谷のオープン初日で、上関原発計 プホップ寄りの人たちとか。メディア上
画に向き合う人々などを追った鎌仲ひと でも「赤旗」から宇多丸さん、菊地成孔さ
み監督の記録映画、
『ミツバチの羽音と地 んにまで評価されて。
球の回転』
(10)を上映する予定でした。
『ミツバチ』もそうですけど、予見的な何
地震のときはオーディトリウム渋谷の かを持っていたんですよ。つくり手なりに
支配人になる前に勤務していたアテネフ 「俺らには世界がこう見えている」という
ランセ文化センターにいて、チラシ棚が ことを映画に込めていたら、世の中の人々
倒れたり積んであったフィルムが降って も「そうだな」と思えるものが、震災後だ
くるなか、早くから並んでいたお客さん からこそかもしれないけど、強くあった
んだなと思います。
を避難誘導していました。
夕方にオーディトリウムに来ました。 『サウダーヂ』の世界って、人物には希
すでに鎌仲さんがいて、テレビで報道が 望がないじゃないですか。そして、公的
出る前でしたけど、原発が「今、一番心配 なものへの「ふざけんな!」という態度を
なこと」だとおっしゃっていました。夜は、 もっている。そこにめちゃくちゃ共感し
渋谷の街に帰宅困難者がたくさん出たの ますよね。観念から発するんではなくて身
で、テレビを観たい人は一階のカフェ・テ 体的な感覚から発する反体制感というか、
オにいてもらって、寝たい人には劇場を そこで受け入れられたんじゃないかと思
寝場所として解放しました。不機嫌そう うんです。
*
なサラリーマンから東京ディズニーラン
ドの袋を下げた女の子から、年配の方ま 支配人になってから映画館にずうっと
居るので、上映をトータルで考えたときの
でたくさんの人が来てました。
次の日は、上映できないことはないか 社会との関わりが見えてきた気がします
も、ということで朝の回をやってみたら、 ね。
こういうことには一家言あるぞという風 同じ数の人が集まっていても全然違う
情のお客さんが親子連れで来た。でも、そ んです。年に一本しか映画を観ないよう
の後は誰も来ない。結局、劇場の入ってい な人が来る作品もあるし、チケットを買
るビル全体で休業になりました。自粛的 わされた人が来る作品もあるし。そして、
な意味もあるだろうし、上映しても余震 映画館でお客さんに見られたからといっ
があってお客さんも集中できないだろう て、スクリーンがえぐれるわけでも、映画
し。そのときに「映画っていうのは平常時 に還流して作品が変わるわけではないけ
の余暇に観るものなんだなあ」とつくづ ど、見られることによって世の中と作品の
関わりは変わる。作品のことがTwitterで
く思い直しましたね。
4月に仕切り直しで再オープンし、
『ミ 拡散していくことも大きいと思います。
ツバチ』を上映しました。もともと震災前 テレビでもレンタルDVDでもネットで
にユーロスペースで上映していた作品で も映画にアクセスはできるけど、それっ
すが、その頃とは比べ物にならないぐらい てアテにならない。テレビをつけてはい
ても、視線は違う所に落ちてるかもしれ
お客さんが来たんですよね。
今はみんな忘れてしまっているかもし ないし……でも、映画館では実際に人が
れないですけど、当時はテレビで公共広 集まって、暗闇の中でスクリーンを観て
告機構のCMばっかり見せられて、そうい いる。それは単純に観に来た人数には還
う映像は商業主義的な論理に縛られてい 元できないはずなんです。全国百館級で
て、僕らは情報を牛耳られているんだって やっているメジャー作品だと観客は数に
気づいた時期だったと思うんですね。そ 還元されてしまうけど、どう上映して宣伝
のときに「つくりたい」という意志があっ するかも含めて監督と決めていくインディ
て、企画発案されて、儲かるかどうかわか ペンデント映画上映の場合、映画と一人一
らないのにつくられている映画こそ、
「何 人の観客との関係は違う。映画館で作品
かを発しているな」と、みんなも気づいた を見られている光景を知ったら、つくり
と思うんです。お金の意味では自由では 手の意識も確実に変わってくるし。
ないですけど、縛りのないところで自由さ だから、作品ができあがった後の「出来
を持っているのがインディペンデント映画 事」を監督も参加してつくっているな、と
思いますね。
「出来事」がなんであったか
だな、と僕も再確認したんですね。
そして2011年の12月17日から年をま というのは、それが終わった後になって
たいで1月13日までにオーディトリウム みないとわからないという。
で『サウダーヂ』
(11)を上映しました。そ インディーズ映画界隈は現在進行形で
の頃には非常事態の意識は薄れていたけ あり、まだ何だかわからない渦中にいると
ど、以前とは人々の意識が変わったと思う 思っています。オーディトリウムもいつ
んですよね。震災とか原発とかのことを 潰れるか、数週間後にはないか、とも思い
考えてから観てみると、以前はよかった ながらやってますよ。……って、この発言、
のに今観ると通じないな、という作品は 「15万部重版出来」と広告に打たれるぐら
多かったから。けど『サウダーヂ』は震災 いのビジネス書にできませんかね、サン
前につくられたにも関わらず、全然通じて マーク出版辺りから発売して……。
映画を再起動
させる、10年代の顔たちが見つめるものは…?
リ
ブ
ー
ト
編者:寺岡裕治 発行元:フィルムアート社 四六版/400頁予定 予価:2600円(本体価格)予定 2014年1月下旬、全国書店で発売!!
1月25日(土)∼、オーディトリウム渋谷にて特別販売!! 書籍についての詳細情報はフィルムアート社ウェブサイト(http://filmart.co.jp/)にて公開中
12
12
年、奇 跡 的 に本 作 の
㎜ /モ ノ ク ロ
笑い合う冒頭から作品世界に引き
込まれること間違いなし!
/
16
れも完全な形を遺していない……
だが
全 篇 に近 い個 人 蔵 フ ィ ル ム が発
三里塚 辺田部落
年
分 /日本■ 監督:小川紳介
/
/
◉
▼
1
9
7
3
見された。
『忠次』のトリオが再結
集! 唐 沢 弘 光 が撮 影 技 巧 生 かし、
撮 影:田 村 正 毅、川 上 晧 市 /録 音:
主演の大 河 内 傳 次 郎 が跳 び、 歳
久保田幸雄
ちに制 作 されたいわゆる「 三 里 塚
◎ 一 連 の成 田 闘 争 を通 過 したの
シリーズ」の到達点で最高傑作と
の 呼 び 声 も 高 い 記 録 映 画。
『日本
解 放 戦 線・三 里 塚 の 夏 』に 見 ら れ
たような、機 動 隊 との激 しいス ペ
クタクル溢れる闘争は描かれない
く!劇場で「映画が若かった頃」の
分
に なっ た 伊 藤 大 輔 が 情 念 込 め 描
若き熱情に触れずにいられるか
/
1
4
6
33
1
9
7
6
1/31 金
御誂次郎吉格子
※サイレント
12:00
◉
12:10
◉
◉
御誂次郎吉格子 三里塚 辺田部落 カメラを持った男 三里塚 辺田部落
※サイレント
13:50
◉
※サイレント
15:00
※ 本 企 画 では、完 全 無 声 での上 映 となり
㎜ /モ ノ ク ロ
春秋一刀流
/
サンライズ
※サイレント・無字幕
!?
1/30 ㊍
◉
14:00
◉
カメラを持った男 御誂次郎吉格子
春秋一刀流
ます。ご了承ください。
▼
年
18:10
が、三 里 塚 の農 民 の生 活 や日 常 を
17:10
アナタの白子に
戻り鰹
+LIVE:漁港
74
※サイレント
13:30
◉
15:50
日 本■ 監 督・脚 本・原 作:丸 根 賛
+トーク(予定)
/
あすなろ参上!
通して、いわば「見えない闘争」を
+トーク(予定)
※サイレント
13:00
★
16:00
不気味なものの
肌に触れる
カメラを持った男
16
1/29 氺
12:20
◉
◉
ギ・あいうえおス
太 郎 /助 監 督:安 田 公 義 /撮 影:谷
11:00
14:00
◉
春秋一刀流
※サイレント・無字幕
2045 carnival Playback
+トーク(予定)
Folklore
描 き、見 事 に 成 功 し て い る。も と
サンライズ 本精史 /録音:佐々木稔郎■ 出演:
もと三 里 塚 闘 争 の現 地 レ ポ 型 映
リー映画史の中でも飛び抜けた破
1/28 ㊋
片岡千恵蔵、沢村国太郎、原健作、
壊力を持つ必見作。小川プロ=小
画( 運 動 の 映 画 )で あ っ た 小 川 プ
ビュー作。本作の公開からほどな
川 紳 介 が実 践 し続 けた、土 地 に根
1/27 ⺼
志村喬、轟夕起子
くして時代は太平洋戦争に突入す
付 い た 集 団 制 作 体 制、自 主 制 作・
◉
ロ の 作 品 が 真 に「 映 画 」に な っ た
るが、山 中 貞 雄 や伊 丹 万 作 らが生
自 主 上 映 を基 本 ス タ イ ル として、
+『映画はどこに
ある』出 版 記 念
トーク
×深田晃司 11:00
1/26 ㊐
◎ マ レ ー ネ・デ ィ ー ト リ ッ ヒ をモ
み出 したユ ー モ ア 溢 れる「 マ ゲ を
日 本 の「 農 民 の 魂 」を 伝 え よ う と
歓待1.1
★
転 換 点 であり、日 本 ド キ ュ メ ン タ
つけた現 代 劇 」テ イ ス ト が見 事 に
する試 みは、今 は形 を変
1/25 土
ジ っ た監 督 ネ ー ム ともいわれる、
継承されている。天気のいい日に
2014. 1/25 土 –1/31金[7日間]
当 時、 歳 の丸 根 賛 太 郎 鮮 烈 のデ
血 の雨 が降 る激 しい戦 を、加 勢 し
画 において
え、山 崎 樹 一 郎 らの劇 映
引 き継 がれ
ようとして
い る。こ れ
てお互いを斬り合うはずの用心棒
二 人( 片 岡 千 恵 蔵
と 原 健 作 )が 丘 の
上でサボタージュ、
は現 代 のイ
ンディペン
デント映画
における活
動 の一 つの
指 針 となる
だろう。
上映スケジュール
25
1
9
3
9
※サイレント
15:30
13:50
◉
13:00
ひかりのおと
春秋一刀流
15:20
16:35
16:00
◉
サンライズ
※サイレント・無字幕
16:40
トー キョービッ
チ,
アイラブユー
不気味なものの
肌に触れる
17:00
Dressing UP
18:05
ギ・あいうえおス
17:00
17:50
★
トー キョー ビッ
サウダーヂ
Playback
チ,
アイラブユー
+トーク:
+トーク:
2045 carnival
〈独立映画鍋 vol.1〉
〈独立映画鍋 vol.2〉
〈独立映画鍋 vol.3〉
+
都築響一×
柴崎友香×
Folklore
ふかくこの 性 を
山内マリコ
三宅唱
19:00 愛すべし 20:30
18:30
18:30
19:10
19:10
18:30
〈kino(to)LIVE
アナタの白子に
Dressing UP
ALLNIGHT!〉★◉
戻り鰹
+トーク:
竹馬靖具新作
ひかりのおと
柴田剛 VS加藤直輝 オールナイト
+
安川有果×
関連イベント
&カメラを持った ライブ上映
アンソニーの
男 with Chihei
大木萠
安息
21:30
21:30
21:40
21:30
Hatakeyama
ギ・あいうえおス+
2045 carnival
Folklore+カメラ
を持った男 24:00
通常料金:当日一般1200円 大学高校専門1100円 当日・前売り3
回券:3000円
1月25日(土)オールナイト料金 前売り2000円 当日2500円 各回自由席入替制
★ プレミア上映
◉ キノトライブ・クラッシクス!
【KINO TRIBE2014×
『ほとりの朔子』連帯企画! 半券相互割引実施
!】
『ほとりの朔子』
(シアター・イメージフォーラム1月18日公開)の半券をご提示頂く
200円引きとなります。また、KINO TRIB2014の半券を『ほとりの朔子』鑑賞時にご と、当日一般料金から
提示頂くと、当日一般料
金から200円引きでご鑑賞頂けます。ぜひご活用下さい。
※土日祝も利用可、オーディトリウム渋谷、シアター・イメージ
フォーラム限定 ※チケット1枚につき、1名様有効
谷
リウムU渋
ト
ィ
F
2
デ
S
A
オー
K INOH
山町1-5
円
渋谷区
uya.jp/
東京都
9 - 05 38 http://a-shib
0
8
-6
3
0
TEL . a-shibuya.jp
info@
http://kino-tribe2014.jimdo.com/
『ほとりの朔子』二階堂ふみ・鶴田真由主演。
深田晃司 監督(『 歓待 』
『 東京人間 喜劇 』)
最新作! ナント三大陸映画祭グランプリ受
賞を経ていよいよ渋谷シアター・イメージ
フォーラムにて1月18日(土)より公開!
『映画はどこにある─インディペンデント
映画の新しい波』
(フィルムアート社)
期間中、劇場でも特別販売!
http://filmart.co.jp/
Fly UP