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2016.03.18 41号 - 社会福祉法人筑北村社会福祉協議会
そよか ぜ 平成28年 3月号 第41号 2016年3月18日発行 共同募金配分金で発行 されています。 住民参加による地域福祉活動と 地域づくりが大切 ドラマ「サイレント・プア」から 一昨年 4 月から NHK テレビで放映されたドラマ、 「サイレント・ 講演する勝部さん「プロフェッショナル プア(声なき貧困) 」をご覧になった方は多いと思います。 仕事の流儀」にも出演し取り組みが紹介 社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカー(CSW= 福 された。 祉活動専門員)が、 ゴミ屋敷となっている一人暮らしの高齢者世帯、 若年性認知症や引きこもりの家庭など、SOS を発信できずにいる人々の救済のため、奔走する姿を題 材にしたドラマです。 このモデルとなったのは、大阪府豊中市社協参事兼地域福祉課長の勝部麗子さん。先日、松本圏域 の社協ブロック研修会で講演がありました。 福祉課題がますます多様化、複雑化しているなか、救済のための様々な福祉制度があっても、基準 に該当しないために社会的排除となってしまう、正に制度の狭間にある人を救うため、制度によらない 支援のための仕組みづくり、体制整備が必要になります。 勝部氏は、社会の中の「困った人」とそれを「排除する人」の間に立ち、 「盾になる人」を増やすこ とが CSW の仕事、社会で「困った人」とは、 「困りごとを抱えている人」で、その困りごとを解決す ることで、その人の社会復帰の手助けができるといいます。講演の最後に、 「一番厳しい状況の人を見 捨てる社会は、いつか自分が見捨てられる社会」と話し、 「ひとりぼっちをつくらない」ために、問題 を抱える人を横につなぎ、支え合う地域をつくっていくことの大切さを訴えました。 社会福祉協議会は、制度によるサービスの充実はもちろん、制度の狭間で苦しんでいる方をいち早く 見つける手段と、その方に寄り添ったケアを通じ、地域での支え合いを充実させるよう、長期構想の実 践と合わせて、地域福祉の向上を図る活動をより活発に行う体制づくりをすすめていきます。 「支え合う地域づくり」のためにできること 毎日の生活の中でちょっとしたことで「困ったな」と思うことはあると思います。自分だけで は解決できないとき、困りごとを話せる人や駈けつけてくれるご近所さんが周りにいるでしょう か。また、本人が訴えることができない場合、ご近所の「気づき」がとても大切になってきます。 どんなときも人とのつながりが大きな力となります。日ごろから近所や地域での人と人との結び つきを強め、信頼関係、協力関係を築いておきましょう。 「困っているんじゃないかな」と感じたとき、声かけすることができますか? ご近所だけでは解決できないとき相談できる場所があるでしょうか。迷った時 は、地域の民生委員さんや役場、社協へご相談ください。 1 4 月から 募集します !! じぶんの町を良くする活動 (社福)長野県共同募金会筑北村共同募金委員会では、地域で 活躍している団体(グループ)を応援するため、事業資金を助成 します。 みなさんのご応募をお待ちしています。 ◆助 成 対 象 者 村内で活動するボランティア団体や福祉団体、 NPO 法人、自治会、学校等 ◆助成対象事業 助 成 対 象 者が H29 / 4 / 1 ~ H30 / 3 / 31 に実施完了する事業 ◆募 集 期 間 H28 / 4 / 1(金)~ H28 / 5 / 31(火) ◆助 成 額 1 事業につき 10 万円以内 ◆申 込 方 法 委 員会事務局(社協)の窓口で申し込み用紙 をお渡しします。必要書類を添えてお申し込み ください。 ※詳しくは、別に配布するチラシをご覧ください。 ありがとう共同募金 【お茶っこくらぶ】 <毎月第 1・3 水曜日開催> 気軽に集まれて、楽しくお茶っこができる 場所ができました。冠着荘近くの老人レクリ エーション施設が会場です。みなさん和気あ いあいと笑顔で過ごされています。だれでも お気軽にお出掛けください。 この事業の立ち上げ準備に、共同募金から の助成金が活用されました。 助成先団体:筑北村ボランティア連絡協議会 坂井支部様 ~助成金活用事業の例をご紹介します~ 【筑北村福祉コンサート】 < 2 月 21 日(日)開催> 本城農村環境改善センター多目的ホールに おいて、 「2016 ひまわりコンサート」が開催 されました。 村内外から、多くのみなさんにお越しいた だき、ご出演の「ビエント」さんの美しい歌 声に聴き入りました。 共同募金の助成で、コンサートがより身近 なものになりました。 助成先団体:筑北村福祉コンサート実行委員会様 上の例以外にも、筑北村身体障害者福祉協会様、筑北村知的障害者育成会様、坂井小学校様、筑北 小学校様、聖南中学校様ほか、たくさんの事業に助成金が活用されています。詳しくは、中央共同募金 会が運営する赤い羽根データベース「はねっと」 (http://hanett.akaihane.or.jp/)で情報公開しています。 なお、今年度の募金は 1,497,237 円で、来年度実施事業に活用されます。ご協力ありがとうございま した。 2 趣味三昧 大人顔負けの鉄道ファン 花岡大雅さん(10 代 本城) このコーナー初、中学生の登場です。 大雅(たいが)さんは小学生の頃から金管バンド に入り、現在は吹奏楽部でユーフォニアムを担当す る普通の中学生…と思いきや、なんと彼は筋金入り の " 鉄道ファン " なんです。 大雅さんの部屋には、鉄道グッズが所狭しと並び、 きちんと整頓された鉄道関係雑誌やダイヤグラム (運行計画の線図)があったり、まるでおとなの趣味 の部屋といった感じです。 そもそも大雅さんが鉄道好きになったのは保育園 の頃、プラレールとの出会いが始まりだったといい ます。当時かなりハマり、そこから N ゲージ(9mm 鉄道グッズに囲まれて笑顔の大雅さん 幅レールの電動鉄道模型)へ進み、ついに " 本物(実車)" へと興味が移ってきたそうです。 大雅さんが特に好きなのは、配給電車という(現行の営業車ではない)新造車両が運搬される状態 です。 ただ、この電車は時刻表には載らないので、インターネッ トの書き込みや、運行ダイヤを見たりして得た情報から、 自分でその通過時刻を計算して見に行くそうです。しかし、 計算通りにお目当ての電車が通る確率はだいたい 30% 程 度とのこと、なかなか大変です。取材に伺った時も、自転 車で坂北に行ってきたとのことでしたが、残念ながらこの 日はハズレだったようです。 今、大雅さんが大注目しているのは、営業運転が開始さ れる予定の「スーパーあずさ」の新型車両 E353 系。現在 ラストランの記念プレート 試運転が行われており、大雅さんもシャッターチャンスを狙っています。 配給電車以外にも JR の車両が好きで、特に国鉄時代の 189 系 L 特急は、信越線でのラストラン記念 プレートまでゲットしていました。 (ちなみに 189 系は毎朝 7 時半頃に西条付近を通過するおはようラ イナーに使われています) 鉄道ファンではない方にはなかなか理解が難しい世界ですが、大雅さんにとっては、鉄道は車両の外 見だけではなく、車両から聞こえるモーター音や、車窓からの景色、駅のホームで流れる発車メロディー などなど、幅広い楽しみ方があり、奥が深い魅力があるといいます。 中学生として学業との両立を果たすことで、ご家 族の理解も得ており、 「全力で打ち込めるもの」の話 をする時の大雅さんの目の輝き、楽しそうな表情が 印象的でした。 コレクションの一部の乗り場案内板 3 ボランティア 運転ボランティア 活動仲間を募集しています。 ・ボランティア活動者の送迎 ・高齢者の買い物など生活に 必要な場所への送迎支援 ちくほっくるボランティア スタッフと一緒に活動してくださる方を 募集しています。 まかない作り・調理・工作・学習補助・ 農業・パン作り・外出・スポーツ・女子会 お問い合わせは「ちくほっくる」へ TEL 66ー0150 お問い合わせは社協ボランティア担当へ TEL 66ー2506 この他にも地域にはいろいろなボランティア 活動があり、臨時募集しています。 ボランティア活動に興味のある方、何か始め てみたい方、まずは社協にお問合わせください。 理事会だより 平成 28 年度事業計画案を協議 第 3 回理事会開催 2 月 2 日に第 3 回理事会を開催し、協議しました。 【協議事項】 ⑴ 第 3 四半期事業概況及び平成 27 年度決算 見通しについて ⑵ 平成 28 年度事業計画案について ⑶ 平成 28 年度予算案及び固定資産取得計画 案の概要について ⑷ 平成 27 年度決算事務要領と決算日程につ いて ⑸ 平成 28 年度事業体制(地域福祉サポート センター等)変更案について ⑹ 生活困窮者食糧支援(フードバンク事業) について ⑺ 評議員の会長委嘱について 【報告・連絡事項】 ⑴ 筑北村教育委員長交代による理事の補欠 選任について ⑵ 正職員登用試験実施内規及び嘱託職員登 用内規について ⑶ 障がい者グループホーム建設計画経過に ついて ⑷ 役員候補者候補者選考委員会経過について ⑸ 2016 ひまわりコンサートの開催について ⑹ 長期構想前期中期計画経過等について ご寄付のお礼 八木「来てくれる会」様 10,000円 匿名希望様 商品券 5,000円 匿名希望様 タオル50本 100,000円 他、有償サポーター(賛助会員様)による活 動費のご寄付もいただいています。 求む!食料品 社協では、緊急的かつ一時的に食料支 援が必要となった方への支援を行ってい ます。食料のご寄付をいただいています が、まだまだ不足しています。 レトルト食品や缶詰などで、賞味期限 が 1 か月以上あるものに限ります。 ご協力をお願いします。 社協窓口にお持ちいただくか ご連絡ください。 編集・発行:筑北村社会福祉協議会 広報編集委員会 〒399-7501 筑北村西条 3507 番地 TEL0263-66-2506 FAX0263-66-4175 http://www.chikuhoku-shakyo.or.jp/ E-mail:[email protected] 4 印 刷:社会福祉法人ながのコロニー 長野福祉工場 発行日:平成28年3月18日