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トピックス1:ダスキン品質を支える生産事業の2つのつとめ〈商品

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トピックス1:ダスキン品質を支える生産事業の2つのつとめ〈商品
トピックス1
ひ と に や さし い 商 品・サ ー ビ ス の 追 求
商 品・サ ー ビ ス の 価 値 向 上
ダ スキン 品 質 を 支 える 生 産 事 業 の 2 つ の つとめ
ダスキンは、
モップやマットなど暮らしのキレイに役立つレンタル商品をお客様に定期的にお届けし、使用済みの商品を回
( 石川県 七 尾 市 )
社員たちの技と志が、
レンタルに適した
長持ちするモップを生み出します。
お客様視点に立った
高品質商品の
安定供給を支える
ダスキンモップの製造
収。
お返しいただいた商品を洗浄・加工などで大切に再生し何度もレンタルすることで、お客様とともに社会の省資源化
に貢献しています。
このため、ダスキンでは商品の製造とともに、使用済み商品の再生を生産事業として位置づけていま
す。長持ちする高品質商品をしっかりつくり、それを繰り返し丁寧に再生する。
これが、 喜びのタネまき で世の中の役に
立ちたいと願うダスキン独自の生産事業です。
株式会社 和倉ダスキン
1台で200kgものマットを洗浄(写真左)
・乾燥(写真右)
する全自動ライン。
大阪中央工場
( 大 阪 府 吹田市)
ダスキンモップの製造を
一手に担うダスキンの礎
和倉ダスキンの取り組み
資源を大切に使う
レンタルシステムの要
使用済みモップ・マットの
再生生産
かなめ
スタイルフロア ララと、スタイルハンディ シュシュ
ララは軽くてコンパクト、
シュシュは隙間の奥や高い
ところにも届 いて便 利で
す。
リビングに置けるスタイ
リッシュな 色 やデ ザイン
も好評です。
1日95万枚お届け
ダスキンの直営 工 場
(3%)
様にお届けしたいという社員たちの熱意と努力に他なりません。
︵
%︶
万枚再生
大阪中央工場は、創業工場として、モップやマット
再利用
有効利用
などの洗浄・加工を行うダスキン独自の再生生産
ダスキンの
レンタルシステム
万枚回収
95
92
97
として創設。その後、各地に分散していたモップの縫製を
を重ねてきました。染色・吸着加工も行うほか、芳香剤も
製造。社員一丸となって世界一のモップメーカーを目指
(3%)
ダスキンの
生産事業所
多くが、ここから生まれ広がっていきました。全国
1967年、創業者・鈴木清一がモップ・マットの修理工場
集約し、モップ製造を一手に担う 原点の地 として歩み
全国
48生産事業所
3万枚
を牽引。モップ・マット大量再生生産のノウハウの
ダスキンの
お店
しています。
小さな機械一つにも、経験に育まれた独自の工夫が凝らされています。
48生産事業所のうち直営工場は当工場と横浜の2
拠点。大阪中央工場では、全国の生産事業所が1日
産業用のモップとして生まれ変わり
利用されます。
に再 生するモップ・マット9 2 万 枚 のうち約 3 万 枚
を、再生生産しています。
焼成
長年の経験を集積した
再生システムが支える品質とスピード
細なのにパイル抜けなどのトラブルが極めて少ない高品質を
も困難でした。
それを実現したのは、
より使いやすいモップをお客
お客様
リサイクルの品 質
現在、家庭用の主力となっているスタイルハンディ シュシュ
とスタイルフロア ララは、
使いやすさを徹底追求した形状と、
極
実現しています。
しかし細いパイルは縫製が極めて難しく、機械化
新品
3万枚
「 大 阪中央工場」における
新商品開発を支えた品質への絶対のこだわり
セメント工場
使えなくなったモップは、
セメント工場の
燃料の一部として有効利用しています。
長年の経験と最新技術を集積した再生システムが、膨大な回収品を高
品質なモップ・マットへとスピーディに再生させる活動を支えています。
ダスキン創業の志が息づく一大製造拠点
女 性の眼 差しが生かされる職場づくり
創生期に新品モップの生産機能を集約し、 喜びのタネを
社員数78名※のうち59名が女性。管理職も7名中5名が女
まく という創業の志を体現。当初の思いを今に伝えつつ発
性。和倉ダスキンは、
ダスキングループの中でも女性の活躍が
展を続けています。パイル(モップの糸)づくりから最終仕上
目立つ職場です。
モップをお使いになるお客様も大半が女性と
げまで全工程をカバー。モップづくりの原点の地として、ま
いう中、本社の商品開発部門の女性担当者との開発の協業か
た、創業者の志を継承する唯一の事業所として、グループの
ら日々のものづくりまで、職場の至るところで女性の眼差しが
精神的支柱ともなっています。
大きく生かされています。
試行錯誤の末生み出した、和倉ダスキン独自の技術で製造される極細のパイル。
幾度もの困難をチームの結束力と努力で乗り越え、今や主力商品となったシュシュと
ララの生産を実現しました。※パート・アルバイトを除く(2016年2月1日現在)
■ 汚 れ たモップ が キレイになるまで
入 荷
洗 浄
仕分け
乾 燥
回収されてきた使用済みモッ
プを、種類・色・サイズ別に分
類します。
23 DUSKIN REPORT 2016
洗浄、
すすぎ、脱水、吸着剤を
つける加工を行った後、温風
乾燥させます。
油分率
チェック
一つひとつ手に取り、乾燥度
や圧力転位試験機で油分率
を確認します。
ブラッシング
金属検出
機械でパイルを整え、小さな
金属片や異物などが入ってい
ないかX線・金属検出機で調
べます。
品質
検査
品質判定能力ライセンスを持
つ社員が、素早く確実に品質
を判定します。
DUSKIN REPORT 2016 24
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