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チャイルド・ユースサポート章 [子ども・若者育成支援] 未来少年久留米運営会議 [福岡県推薦] 代表者名:嶽崎 巌 団体構成人数:15 名 ■ 活動内容等 同会は、非行等の問題を抱える少年の立ち直りを目的に、関係機関・ 団体等が連携し、さまざまな支援活動を行っています。専任の支援コー ディネーターを配置するなど継続した関わりを持つことで、社会的自立 への意欲や規範意識の向上を図り、早期の立ち直りを支援しています。 活動の成果として、数多くの少年が就労・就学、資格取得等に至っており、 市内における再犯者率の低下等、治安の改善に大きく寄与しています。 同会の運営する立ち直り支援施設「みらくるホーム」は、青少年及び 保護者に対して支援プログラムについて説明し、両者からの同意を得 清掃活動の様子 た上で、個々の状況に応じたきめ細やかな支援を実施しています。就 学・就労支援、原付バイク免許取得等の資格取得支援、生活改善支援及 び清掃活動等のボランティア活動、さらにはボランティアとの協働によ る農園事業等の居場所づくり、定期的な社会参加型体験活動、通所困難 少年に対する出張型支援活動のほか、支援コーディネーターが円滑に 活動するための支援活動費の創出等、独自の事業を展開しています。特 に、清掃活動や落書き消し等のボランティア活動、料理体験等の体験活 動は、少年自身の社会性を育てるとともに、地域コミュニティーの再生 に貢献しています。 同ホームは、利便性のよい場所にあり、年中無休(年末年始及び祭日 を除く。 )で必ず親身に相談にのってくれる支援コーディネーター等の 活動が口コミや紹介により広く普及し、少年たちの居場所として定着 相談風景 しているとともに、同ホームの取組が新聞に取り上げられ、活動に対す る地域住民の理解もすすんでいます。また、関係機関・団体に広く認知 されて高評価を得ており、同事業に賛同する協力事業所が増加すると ともに、就労支援により就労に至る少年も増加しています。さらに、警 察や保護司会等にも広く認知され、警察官や保護司などが直接支援依 頼に来所するようにもなっています。 ■ 受章者からの一言 子どもたちは何もなく非行に走るものではありま してもいいから、とにかく前に向かって進めるよう。 せん。そこには色々な原因が潜んでいます。その原 最後に笑って暮らせるよう。それが私たちの願いで 因をコーディネーターが、一人の人間として温かく す。これからもこの章に恥じないよう子ども達と一 包みながら、ひとつひとつ聞き、そしてどうすれば 緒に歩んでいきます。 いいか一緒に考えていきます。 子どもたちの笑い顔が私たちの原動力です。失敗 64