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議事録 [PDFファイル/115KB]
第8回 岡山県土砂災害警戒区域等指定検討委員会 議事録(持ち回り審議) 日時:平成 19 年 9 月 14 日 ~平成 19 年 10 月 9 日 出席者:別紙 審議方法 ・ 各委員持ち回り形式での審議 (今回の審議方法については前回(第7回)の指定検討委員会で了承済み) 審議内容 【議事1】平成19年度土砂災害特別警戒区域の指定に伴う審議 ・ 土砂災害特別警戒区域指定までのフロー ・ 土砂災害特別警戒区域の指定予定箇所の説明 ・ 地元説明会の説明内容および主な地元意見(特に指定に対して反対意見無し) および当方の返答 ・ 指定に対しての市町村長の意見(反対意見無し)の説明 ・ 地元説明会の配布資料の説明(土砂災害警戒区域を総括図および基礎調査調書で説明) 【報告事項】平成19年度土砂災害警戒区域等の指定進捗状況 ・ 土砂災害警戒区域の指定進捗状況について説明 審議(名合委員長) 日 時 : 平成19年9月14日(金) 場 所 : 岡山県庁 ・各委員との審議方法・内容について協議 ・各委員へ事務局より個別に審議内容の説明を行ったのち、審議し意見を頂く。 ・審議して頂いた意見は事務局で議事録(案)としてとりまとめ、確認頂いたのち議事録作 成を行う。 1 意見(名合委員長) ・審議の方法(持ち回り形式での審議)について了解した。 ・審議内容である土砂災害特別警戒区域の指定については、手続きが適正に行われており、かつ 地元説明会で理解が得られたのであれば、指定を行うことに異議はない。 ・地元説明会で、それぞれの土砂災害特別警戒区域の範囲は、総括図や基礎調査調書の平面図で 行っているが、急傾斜地の崩壊では、横断図も使用し説明を行ったほうが、地元住民ががけの 状況をより理解できると思う。 回答(事務局) ・指定手続きは、土砂災害防止法に基づき適正に行っている。地元説明会では、指定箇所への 対策施設要望等の意見もだされたが、指定に対して理解は頂いたと考えている。 ・地元説明会で、土砂災害警戒区域のそれぞれの箇所説明は、平面図でしか行っていない。 がけの状況は、概要図で一般的な説明を行っている。説明時間の関係もあるが、出来るだけ 地元住民へ地形の状況等を理解してもらえる説明を行いたい。 審議(富阪委員) 日 時 : 平成19年9月19日(水)14:00~ 場 所 : 玉野市(自宅) 意見(富阪委員) ・地元説明会の参加者数は資料に書かれているが、土砂災害警戒区域内に人家戸数は何件あるの か? ・土砂災害特別警戒区域の指定は規制を伴うが、実質的に住民に影響するのはどのようなとき か?またこのことに対して住民から意見は出なかったのか? ・指定については、手続きが適正に行われており、かつ地元説明会でも指定に対して理解が得ら れたのであれば、指定を行うことに異議はない。 回答(事務局) ・土砂災害警戒区域内の人家戸数は箇所によって差はあるが、現在基礎調査を土砂災害危険箇所 の区分Ⅰ(人家戸数5戸以上)から行っているため、急傾斜地の崩壊では10件程度、土石流 では20件程度である。 ・住んでいる方が、建物を建て替えたり・新築を行う場合には、想定される衝撃に対して耐えう るだけの安全性を有した建築物として建築確認を受ける必要がある。 建築確認が必要なのは、建て替えや新築のときであり、既存建物の補強がすぐ必要とまでは 求めていないため、近々に予定がない家では緊急の問題ではないのか、説明会で建築確認に 対する懸念の意見は出されなかった。 ・指定手続きは、土砂災害防止法に基づき適正に行っている。地元説明会では、指定箇所への 対策施設要望等の意見もだされたが、指定に対して理解を得られたと考えている。 2 審議(岸委員) 日 時 : 平成19年9月20日(木)9:30~ 場 所 : 岡山市(事務所) 意見(岸委員) ・地元説明会の地元への周知・案内はどのような方法で行っているのか? ・地元説明会では、横断図を使用した説明等 住民が理解しやすい資料で行うよう努めて欲しい。 ・指定が行われた箇所で、土地の価格が下落した等の風評被害が出ている事例は把握しているの か? ・指定については、手続きが適正に行われており、かつ地元説明会でも指定に対して理解が得ら れたのであれば、指定を行うことに異議はない。 回答(事務局) ・地元への案内は、浅口市では市から、地元代表者を介して周知を行った。 ・地元説明会では、住民の方が理解しやすい資料での説明に努めたい。 ・指定により、土地の価格が下落した等の事例は、他県でも聞いてはいない。 ・指定手続きは、土砂災害防止法に基づき適正に行っている。地元説明会では、指定箇所への 対策施設要望等の意見もだされたが、指定に対して理解が得られたと考えている。 審議(大森委員) 日 時 : 平成19年9月20日(木)11:00~ 場 所 : 岡山市(事務所) 意見(大森委員) ・旧鴨方町の地元説明会の出席者数が少ない(2名) 。地元周知ということから言うと十分とは言 えない。説明会後地元への周知を行ったのか? ・指定については、手続きが適正に行われており、かつ地元説明会で指定に対して周知が図られ たのであれば、指定を行うことに異議はない。 回答(事務局) ・旧鴨方町の地元説明会では、出席者が少なく、1名も説明を受けていない地区もあったため、 後日、市から各地区の代表者へ説明を行い、住民へ資料の回覧を行い周知を図った。また、 資料の配布を行った地区からも、指定に対して反対という意見は無かった。 ・指定手続きは、土砂災害防止法に基づき適正に行っている。出席していない地区の住民へも 回覧を行っており、一定の周知は図られたと考えている。 3 審議(戸田委員) 日 時 : 平成19年9月28(金)10:00~ 場 所 : 岡山県庁 意見(戸田委員) ・指定については、手続きが適正に行われているのであれば、指定を行うことに異議はない。 回答(事務局) ・指定手続きは、土砂災害防止法に基づき適正に行っている。地元説明会では、指定箇所への 対策施設要望等の意見もだされたが、指定に対して強い反対意見は無かった。 審議(花村委員) 日 時 : 平成19年10月4日(木)10:00~ 場 所 : 岡山市(岡山大学) 意見(花村委員) ・旧鴨方町の地元説明会の出席者数2名と少ないが、この地区へは市から代表者に説明を行い住 民へ回覧しており、周知が図られたと理解できるため問題はない。 ・指定については、手続きが適正に行われており、かつ地元説明会で指定に対して周知が図られ たのであれば、指定を行うことに異議はない。 回答(事務局) ・旧鴨方町の地元説明会では、出席者が少なく、1名も説明を受けていない地区もあったため、 後日、市から各地区の代表者へ説明を行い、住民へ資料の回覧を行い周知を図った。また、 資料の配布を行った地区からも、指定に対して反対という意見は無かった。 ・指定手続きは、土砂災害防止法に基づき適正に行っている。出席していない地区の住民へも 回覧を行っており、一定の周知は図られたと考えている。 4 審議(内田委員) 日 時 : 平成19年10月9日(火)11:00~ 場 所 : 岡山市(岡山大学) 意見(内田委員) ・指定については、手続きが適正に行われており、かつ地元説明会でも指定に対して理解が得ら れたのであれば、指定を行うことに異議はない。 回答(事務局) ・指定手続きは、土砂災害防止法に基づき適正に行っている。地元説明会では、指定箇所への 対策施設要望等の意見もだされたが、指定に対して理解を得られたと考えている。 (委員会取りまとめ) 議事(1) 「土砂災害特別警戒区域の指定に伴う審議」については委員会で検討した結果、妥当 であると判断する。 5