...

環境・品質基準書

by user

on
Category: Documents
14

views

Report

Comments

Transcript

環境・品質基準書
環境・品質基準書(化学物質管理基準編)
Rev.8
環境・品質基準書
(化学物質管理基準編)
【 管理番号 CY-EQ-03 】
改訂日 :
発効日 :
承 認
2015 年 10 月
16 日
2015 年 10 月
26 日
確 認
作 成
フジコピアン株式会社
フジコピアン株式会社
Rev.8.0
環境・ 品 質 基 準 書 ( 化 学 物 質 管 理 基 準 )
改訂履歴
指定化学物質リスト
付則
改
訂
履
歴
改訂履歴
版数
改訂日
履
改 訂 内 容
従 来 の品 質 基 準 書 に新 たに環 境 基 準 を追 加 し、「 環 境 ・品 質 基 準 書 」として発 行 。
Rev.0
2004.11.24
Rev.1
2005.06.20
全 社 展 開 版 として発 行
Rev.2
2006.08.08
化 学 物 質 管 理 基 準 の見 直 し、グリーン調 達 ガイドラインとの統 合 他
Rev.2.1
2007.03.09
PCC 殿 基 準 への適 合 のため RoHS 規 制 物 質 の閾 値 の見 直 し
Rev.2.2
2007.05.15
特 採 申 請 書 、4M 変 動 申 請 書 を付 則 資 料 として追 加
Rev.3
2007.11.02
外 注 先 、購 買 先 への品 質 監 査 、環 境 監 査 結 果 に基 づ く改 訂 、 品 質 保 証 体 制 監 査 報 告 書 を付
則 として追 加 (環 境 ・品 質 監 査 規 程 の添 付 資 料 からの移 動 ) 他
なお本 版 (Rev.0)は、SIT 限 定 版 として発 行 。
用語の定義に「ポストコンシューマ材料」、「プレコンシューマ材料」及び「再生プラスチック」を追加。
禁止物質に「PFOS 及び類縁化合物」、管理物質に「PFOA 及びその塩」及び「ハロゲン」を追加。
付 則 に「 管 理 物 質 含 有 報 告 書 」、「樹 脂 管 理 基 準 書 」及 び「部 品 検 査 表 」を追 加
化 学 物 質 管 理 状 況 チェ ックシートに「樹 脂 管 理 体 制 」を追 記 他
Rev.4
2008.04.25
Rev.5
2008.05.20
再 生 材 出 荷 明 細 書 、製 品 納 入 時 フロー、出 荷 検 査 表 追 加
部品検査表見直し
Rev.5.1
2008.10.31
用 語 の定 義 の追 加 、内 部 監 査 結 果 に基 づ く改 訂 他
Rev.6
2010.02.15
指定化学物質リストの見直し
今後の改訂管理を容 易にするため、「環境・品質基準書」を、「一般 編」、「化学物質管 理基準編」、
及び「関連帳票類編」の 3 つの文書に分割。
Rev.6.1
2011.05.07
JAMP MSDS-plus のマイナーバージョンアップ(Rev.3.1a ⇒ Rev.3.1b)に伴い、指定化学物質リ
ストを見直した。
指定化学物質の管理区分を見直し、「報告物質」と「管理物質」を統合して、「管理物質」とした。
付 則 に「 JAMP 管 理 物 質 参 照 リスト」、「JAMP MSDS plus」及 び「JAMP AIS」のダウンロード先 を
明 記 した。
Rev.7
2012.03.20
JAMP MSDS-plus、及び AIS のバージョンアップ(Rev.4)に伴い、指定化学物質リストを見直した。
FCL01 に「三置換有機スズ化合物」、DBT 類、及び DOT 類を追加した。
「禁止物質非含有証明書兼管理物質含有報告書」を「禁止物質非含有証明書」に変更した。
Rev.7.1
2012.07.23
JAMP MSDS-plus、及び AIS の外部リストのバージョンアップに伴い、指定化学物質リスト【表 1】
の EU04,05、IA01,02 の対象改訂版を更新した。
指定化学物質リスト「2.含有調査状況」の回答書式欄の表現方法を変更した。
Rev.7.2
2013.11.29
添付資料の処理ルート見直し (環境・品質統制グループ → 環境・品質統制室)
Rev.8.0
2015.10.16
改正 RoHS に対応するために、指定化学物質リスト及び添付資料「FCL01」を見直した。 他
フジコピアン株式会社
Rev.8.0
環境・品質基準書(化学物質管理基準)
改訂履歴
付則
指 定 化 学物 質 リスト
化
1. 指定化学物質
弊 社 が管 理 対 象 とする指 定 化 学 物 質 は、JAMP(アーティクルマネジメント推 進 協 議 会 )基 準 、及 び弊 社 独 自 基
準 に基 づき、下 表の通 り設定 します。
【 表1 】
記号
管理対象基準
弊社管理区分(※)
禁止
管理
JP01
化審法 第一種特定化学物質
○
J
JP02
安衛法 製造禁止物質
○
A
JP03
毒劇物法 特定毒物
○
M
EU01
RoHS 指令
○
P
EU02
ELV 指令
○
管
EU03
CLP [Annex VI Table3.2 CMR-Cat.1,2]
○
理
EU04
REACH Annex XVII [除;EU03]
○
対
EU05
REACH 規則 SVHC
○
象
EU06
POPs Annex I
○
物
OT01
ESIS PBT (Fulfilled)
○
質
IA01
GADSL
○
IA02
JIG
○
FCL01
FCL 独自基準(禁止物質)
○
JAMP 管 理対 象 物質 の JAMP のホームページ(http://www.jamp-info.com/list)を、また、FCL01 の詳
細 については、添付 資 料を参 照 して下 さい。
※ 弊社管理区分
(1) 禁止
しきいち
製 品 への意 図 的 含 有 を禁 止 する物 質 です。なお、閾 値 の設 定 がある物 質 は、不 純 物 等 の非 意 図 的 含 有 に対
しても、閾値 以 上の含有 を禁 止 します。
(2) 管理
含有の有無について、弊社に報告して頂く物質です。
2. 含有状況調査
2.1 定期調査
(1) 調 査 頻 度 :
1 回 /1~2 年を原則 とします。但 し、法冷 の変更 等の対 応のために、これより短 い間 隔 で調査
を行うこともあります。(2.4 項 参照 )
(2) 対 象 範 囲 :
弊 社 が指定する製 品
(3) 回 答 書 式 :
JAMP MSDSplus 若 しくは JAMP AIS で回 答 して下 さい。但 し、これらの様 式 での回 答 に時
間 が掛 かり、弊 社 が指 定 した期 間 内 での回 答 が困 難 な場 合 は、先 ずは「禁 止 物 質 非 含 有 証
明 」(添 付資 料 参照 )を提 出して下 さい。
< フジ コピア ン株 式 会 社 環 境 ・ 品 質 基 準 書 >
フジコピアン株式会社
指
定
化
学
物
質
リ
ス
ト
環境・品質基準書(化学物質管理基準)
改訂履歴
指 定 化 学物 質 リスト
Rev.8.0
付則
化
2.2 新製品、4M 変動品
(1) 調 査 時 期 :
新 製 品または 4M 変 動 品の量 産納 入 前
(1) 対 象 範 囲 :
弊 社 が指定する新 製 品または 4M 変 動品
(2) 回 答 書 式 :
JAMP MSDSplus 若 しくは JAMP AIS で回 答 して下 さい。但 し、これらの様 式 での回 答 に時
間 が掛 かり、弊 社 が指 定 した期 間 内 での回 答 が困 難 な場 合 は、先 ずは「禁 止 物 質 非 含 有 証
明 」(添 付資 料 参照 )を提 出して下 さい。
2.3 顧客要請に基づく調査
表 1 の物 質以 外 でも、弊 社の顧 客からの要求 によっては、調 査をお願いする場 合 がありますので、その際 は調
査 にご協 力 頂 くようお願 いします。
(1) 調 査 時 期 :
不定期
(2) 対 象 範 囲 :
弊 社 が指定する製 品
(3) 回 答 書 式 :
弊 社 が指定する書 式
2.4 その他
化 学 物 質 規 制 が新 たに制 定 または改 訂 された場 合には、追 加 、変 更 内 容 に基 づき調 査を実 施する場 合があり
ますので、その際 は調 査にご協力 頂 くようお願 いします。
< フジ コピア ン株 式 会 社 環 境 ・ 品 質 基 準 書 >
フジコピアン株式会社
指
定
化
学
物
質
リ
ス
ト
環境・ 品 質 基 準 書 ( 化 学 物 質 管 理 基 準 )
改訂履歴
指定化学物質リスト
Rev.8.0
付則
1. 添付資料
・
FCL01 フジコピアンが指定する禁止 物 質
・
禁 止 物 質非 含 有証 明 書
付
付
則
2. 資料入手先
・
JAMP 管 理対 象 物質 参 照 リスト ······ http://www.jamp-info.com/list
・
JAMP MSDS plus ·············· http://www.jamp-info.com/msds
・
JAMP AIS ··················· http://www.jamp-info.com/ais
フジコピアン株式会社
Rev.8.0
環境・ 品 質 基 準 書 ( 化 学 物 質 管 理 基 準 )
改訂履歴
付則
指定化学物質リスト
添付資料
【 FCL01 フジコピアンが指 定する禁 止 物質 】
化学物質名称
No.
CAS No.
閾値等
7440-43-9 他
1
カドミウム及びその化合物
2
鉛及びその化合物
7439-92-1 他
3
水銀及びその化合物
7439-97-6 他
4
六価クロム化合物
18540-29-9 他
5
PBB
67774-32-7 他
6
PBDE (Deca-BDE を含む)
1163-19-5 他
DEHP (フタル酸ビス(2-エチルヘキシル))
117-81-7
7
※1 参照
8
DBP (フタル酸ジブチル)
9
BBP (フタル酸ブチルベンジル)
10
84-74-2
85-68-7
DIBP (フタル酸ジイソブチル)
84-69-5
11
PCT 類(ポリ塩化ターフェニル類)
意図的含有なし
61788-33-8 他
12
アスベスト類
意図的含有なし、かつ 1,000ppm 未満
意図的含有なし
132207-32-0 他
13
14
短鎖型塩化パラフィン(炭素鎖長 10~13)
オゾン層破壊物質(モントリオ-ル議定書対象物質)
85535-84-8
意図的含有なし
15
HCHO(ホルムアルデヒド)
気中濃度 0.1ppm 未満(対象は木工製品のみ) 50-00-0
16
特定のアミンを形成するアゾ染料・顔料 (※2)
四塩化炭素(テトラクロロメタン)
30ppm 未満
意図的含有なし
91-59-8 他
18
1.1.1-トリクロロエタン
意図的含有なし
71-55-6
19
トリクロロエチレン
意図的含有なし
79-01-6
20
テトラクロロエチレン
意図的含有なし
DBBT 類
127-18-4
21
意図的含有なし
22
ミヒラーケトン
100ppm 未満
23
フマル酸ジメチル(DMF)(別名:ジメチルフマレート)
0.1ppm 未満
24
TBTO(ビス(トリブチルスズ)=オキシド)
1,000ppm 未満
25
放射性物質
意図的含有なし
26
三置換有機スズ化合物
1,000ppm 未満
27
ジブチルスズ化合物 (DBT 類)
1,000ppm 未満
28
ジオクチルスズ化合物 (DOT 類)
1,000ppm 未満
17
56-23-5
99688-47-8 他
90-94-8
624-49-7
※1 閾 値
No.
禁止物質名
樹脂,ゴム,フィルム
インク、インク材料
金属
包装材
20ppm 未満
20ppm 未満
75ppm 未満
各々80ppm 未
合 計 も 80ppm
未満
その他
40ppm 未満
1
カドミウム及びその化合物
2
鉛及びその化合物
100ppm 未満
100ppm 未満
500ppm 未満
3
水銀及びその化合物
100ppm 未満
100ppm 未満
1,000ppm 未満
1,000ppm 未満
4
六価クロム化合物
100ppm 未満
100ppm 未満
100ppm 未満
100ppm 未満
5
PBB
100ppm 未満
―――――
―――――
―――――
―――――
6
PBDE(Deca-BDE を含む)
100ppm 未満
―――――
―――――
―――――
―――――
7
DEHP ( フ タル 酸 ビス(2エチルヘキシル))
8
DBP (フタル酸ジブチル)
9
BBP (フタル酸ブチルベン
ジル)
10
DIBP (フタル酸ジイソブチ
ル)
満かつ、4 物質
500ppm 未満
1,000ppm 未満
新規材料 : 2015 年 8 月 31 日 より適用
既存材料 : 2018 年 7 月 1 日 より適用
フジコピアン株式会社
添
添
付
資
料
環境・ 品 質 基 準 書 ( 化 学 物 質 管 理 基 準 )
改訂履歴
指定化学物質リスト
付則
Rev.8.0
添付資料
適 用 除 外について
(1) RoHS 指 令 の適用 除 外項 目 は、適 用 除外 とする。
(2) 包 装 材 は、当 社 で製品 を包 装する際 に使 用する部 材 が規制 対 象 であり、通 函のように業者 が当社 に納 入
添
するために使 用する包 装材 料 や緩 衝 材は対象 外 とする。
※2 特定アミン
化 学 物 質 名 称 (和 名 )
化 学 物 質 名 称 (英 名 )
CAS No.
1
4-アミノアゾベンゼン
4-Aminoazobenzene
60-09-3
2
o-アニシジン
ο-anisidine
90-04-0
3
2-ナフチルアミン
2-naphthyl amine
91-59-8
4
3,3'-ジクロロベンジ ジン
3,3'-dichlorobenzidine
91-94-1
5
4-アミノビフェニル
biphenyl-4-ylami ne
92-67-1
6
ベンジジン
Benzidine
92-87-5
7
o-トルイジン
ο-tol uidine
95-53-4
8
4-クロロ-2-メチルア ニリン
4-chl oro- ο-toluidi ne
95-69-2
9
2,4-トルエンジアミン
2,4-tol uenediami ne
95-80-7
10
o-アミノア ゾトルエン
ο-aminoazotoluene
97-56-3
11
5-ニトロ-o-トルイジン
5-ni tro- ο-toluidi ne
99-55-8
12
3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジ フェニルメタン
3,3'-dichloro-4,4'-diami nodiphenylmethane
101-14-4
13
4,4'-メチレンジア ニリン
4,4'-methylenedianiline
101-77-9
14
4,4'-ジアミノジフェニルエー テル
4,4'-diami nodiphenylether
101-80-4
15
p-クロロアニリン
p-chl oroaniline
106-47-8
16
3,3'-ジメトキシ ベンジジン
3,3'-dimethoxybenzidine
119-90-4
17
3,3'-ジメチルベンジ ジン
3,3'-dimethylbenzidine
119-93-7
18
2-メトキシ-5-メチルアニリン
2-methoxy-5-methylaniline
120-71-8
19
2,4,5-トリメチルアニリン
2,4,5-trimethylaniline
137-17-7
20
4,4'-ジアミノジフェニルスルフィド
4,4'-thi odianiline
139-65-1
21
2,4-ジアミノアニソー ル
4-methoxy-m-phenylenediami ne
615-05-4
22
4,4'-ジアミノ-3,3'-ジメチルジ フェニルメタン
4,4'-methylenedi-o-toluidine
838-88-0
No.
フジコピアン株式会社
添
付
資
料
フジコピアン株式 会 社 御 中
禁止物質 非 含有証明 書
<環 境 ・品 質 基 準 書 (化 学 物 質 管 理 基 準 編 )Rev.8.0 対 応 >
貴 社 へ納 入 している以 下 の対 象 製 品 について、下 表 の調 査 対 象 欄 にチェック(
)のある禁 止 物 質 の含 有 (※) が
無 いことを証 明 いたします。
※ 意 図 的 に製 品 (部 品 ・部 材 )に含 有 した場 合 を「含 有 」とし、不 純 物 等 による意 図 的 でない含 有 については「非 含 有 」としま
す。但 し、意 図 的 で無 い場 合 でも、当 社 が定 めた閾 値 を超 えて含 有 する場 合 は「含 有 」とします。
対象製品 :
調査対象
【特 記 事 項 】
記号
管理対象基準
対象版
JP01
化審法 第一種特定化学物質
2014/03/19
JP02
安衛法 製造禁止物質
2007/09/07
JP03
毒劇物法 特定毒物
2007/08/15
EU01
RoHS 指 令
(EU)2015/863
EU02
ELV 指 令
2000/53/EU , 2011/37/EU
FCL01
FCL 独 自 基 準 (禁 止 物 質 )
Rev.8 (2015/10/16)
証 明 書 の発 行 に際 して、適 用 除 外 等 の 付 帯 事 項 があれば記 入 して下 さい。 (例 :再 生 樹 脂 は除 く 等 )
社 印 または代 表 者 サイン
回答日
年
月
日
(化 学 物 質 管 理 責 任 者 印 /サインでも可 )
会社名
(商 社 様 名 )
※ 商社様経由の場合
(
)
化学物質管理責任者
処 理 ルート) お取 引 先 様 -(原 本 )→ 弊 社 担 当 部 門 (内 容 承 認 後 原 本 保 管 ) -(コピー)→ 環 境 ・品 質 統 制 室
< フジコピアン株 式 会 社 環 境 ・品 質 基 準 書 >
【 CY-EQ-03 F1 Rev.3 】
Fly UP