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ノーツR5/ドミノR5 リリース情報

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ノーツR5/ドミノR5 リリース情報
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー, ドミノ管理クライアント
R5.0.1:ノーツ/ドミノ/ドミノ デザイナーへようこそ
ロータス ノーツ、ドミノ サーバーとその関連製品、およびドミノ デザイナーへようこそ。
R5.0.1 は、情報管理、メッセージング、コラボレーション、および Web アプリケーション開発のための、世界
をリードする製品の最新リリースです。インターネットの品質と機能を考慮した R5 製品ラインは、ユーザーが
情報を検索、操作、および共有できることを保証し、あらゆる場所でのグループ、組織、およびユーザー間の通
信をさらに改善します。
これらのリリース情報には、R5 全製品に含まれているすべての新機能と機能拡張に関する情報が記載されていま
す。
R5.0.1 をインストールする前に、リリース情報の「お読みください」と「トラブルシューティング」の項をお読み
ください。
このリリースの機能の概要は、「新機能の紹介」の項を参照してください。
全文索引を使用しないで、『リリース情報』データベースの詳細なオンライン検索を行うには、[検索] ビューを
使用してください。
R5 の大規模な導入準備に関する情報の詳細は、『R5 システム管理ヘルプ』の『移行ガイド』を参照してくださ
い。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
リリース情報の入手と利用について
これらのリリース情報は、さまざまな形式および場所で入手できます。
ノーツ/ドミノデータベース形式 (README.NSF)
README.NSF は、次の場所から入手できます。
l
ノーツ/ドミノ CD-ROM のルート。
l
インストール後のノーツまたはドミノデータディレクトリの HELP サブディレクトリ。
l
ロータスの Web サイト (http://www.lotus.co.jp/) または Notes.net の Web サイト (
http://www.notes.net/doc) からダウンロードする。Web サイトには、常に最新バージョンのリリース情報が
公開されています。ロータスは、お使いのリリース情報が最新版であるかどうかを Web サイトでチェックす
ることを推奨します。
PDF 形式 (README.PDF)
PDF ファイルは、Adobe Acrobat Reader を使用して読むことができます。R5 CD-ROM には、Acrobat
Reader が含まれています。詳細については、CD-ROM 上の START.TXT ファイルを参照してください。追加の
読み取りソフトウェアは、アドビ システムズ社の Web サイト (http://www.adobe.co.jp) からダウンロードでき
ます。
README.PDF は、次の場所から入手できます。
l
ノーツ/ドミノ CD-ROM のルートディレクトリ
l
ロータスの Web サイト (http://www.lotus.co.jp/ ) または Notes.net の Web サイト (
http://www.notes.net/doc) からダウンロードする。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ロータス Web サイト
ロータスはいくつかの Web サイトを用意しており、これらのサイトを使用するとドミノやノーツなどのロータス
の製品についての最新情報を手に入れることができます。
よく利用されるロータスの Web サイトを次に示します。これらの URL のほとんどは米国 Lotus Development
Corporation のものです。日本の最新情報については http://www.lotus.co.jp/ をご覧ください。
製品情報、各種サービスについて知るには
l
ロータスのすべての製品、サービスについての概要 →http://www.lotus.com または http://www.lotus.co.jp
ロータスの全製品に関する一般的な情報および様々なサービス(広報資料、ソフトウェアのダウンロー
ド、サポート、有料の情報など)を受けることができます。次にリストするサイトやページに、このホ
ームページからアクセスすることもできますが、URLを使うとそのサイトやページに直接アクセスする
こともできます。
l
ノーツ製品とサービス → http://www.lotus.com/notes
ドミノとノーツ製品の情報およびソフトウェアが収められています。このサイトは、ノーツ クライアン
トに特化しています。ノーツ製品をダウンロードしたり、製品仕様、デモ、および広報資料を見直した
りできます。
l
ドミノの最新情報 → http://www.lotus.com/domino
ドミノの最新情報の Web サイトです。ソフトウェアに関するディスカッション、Web アプリケーショ
ン作成のヒント、各種文書、バグレポートなどが提供されています。
l
ロータストレーニング情報 → http://www.lotus.co.jp/lotus.nsf/view/education
ロータスの全製品に関するトレーニングの情報が含まれています。各コースの説明と予定、ロータス公
認のトレーニングセンターの場所、ロータス認定情報が含まれます。
l
ロータス製品サポート情報→ http://www.lotus.co.jp/lotus.nsf/view/support
ロータスの全製品に関して次のサポート情報がおさめられています。Q&A 集、ユーザーのディスカッシ
ョン、ダウンロードが可能なファイル、ロータスのサポート電話番号。この Web サイトでは、ナレッジ
ベースを検索してロータス製品に関する技術情報を検索することができます。
l
メッセージング関連情報 → http://www.lotus.com/notesmta
ロータス ノーツメッセージングサービスに関する情報が含まれています。ノーツの管理者はこのサービ
スを使って、さまざまなメールシステムからのメールのルーティングを設定できます。このメッセージ
ングサービスには、SMTP/MIME、cc:Mail、X.400 MTA などのメッセージ転送エージェント (MTA) が
含まれます。
ノーツアプリケーションについて知るには
l
ノーツ/ドミノ製品開発関連情報 → http://www.notes.net
Iris Associates (ノーツとドミノを開発しているグループ) が提供するサイト。ノーツ関連ソフトウェア
のダウンロード、エンドユーザー/アプリケーション開発者/システム管理者のための記事、ノーツ/ドミ
ノに関する意見を Iris と交換するためのディスカッションフォーラムなどが提供されています。
l
ドミノ開発ツール関連情報 → http://www.lotus.com/developers
ノーツと Web 用のドミノアプリケーションの開発と、ドミノアプリケーションとバックエンドシステム
(DBMS やトランザクションシステムなど) との統合に関する最新のツールや情報が含まれています。こ
の Web サイトは、ノーツ API の最新版のダウンロード、ソフトウェアディスカッションへの参加、最
新のヒントやテクニックの習得、技術白書や顧客リスト情報の参照のために使います。
l
アプリケーション開発者とビジネスパートナー関連情報→ http://www.lotus.com/partners
ノーツ アプリケーション開発とビジネス パートナーとに関する次の情報が収められています。開発のヒ
ントやテクニック、革新的なアプリケーション、開発者のディスカッション、および製品の最新のアッ
プデート版。このサイトでは、情報を検索したりロータスのビジネス パートナーにアプリケーションを
発注したりできます。
最新ヘルプ、リリース情報などのドキュメントについて知るには
l
ノーツ/ドミノ製品ドキュメント情報→ http://www.notes.net/notesua.nsf
ダウンロードできるドミノおよびノーツの文書データベースと Adobe Acrobat .pdf ファイル、追加マニ
ュアルの発注情報、製品使用上のヒント、ロータスへのコメントのためのフォームなどが提供されてい
ます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
注意:Web 上の情報にアクセスするには、Web ナビゲータ、Netscape Navigator、Microsoft Internet Explorer
などの Web ブラウザを使用する必要があります。ご使用のノーツ クライアントの Web への接続に関し
ては、サーバー管理者に問い合わせてください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ヘルプ データベース
R5 には、ノーツ、ドミノ、ドミノ デザイナー、およびドミノ管理クライアント用のヘルプデータベースがそれ
ぞれ提供されています。
インストール CD-ROM でこれらの製品のどれかをインストールすると、デフォルトではノーツまたはドミノの
データディレクトリ内の HELP ディレクトリに、ヘルプデータベースがインストールされます。
タイトル
データベースファイル名
説明
ノーツ R5 ヘルプ
HELP5_CLIENT.NSF
ノーツ クライアントのヘルプ。
ノーツ クライアントの機能を幅広く網羅し、操作方
法を説明しています。
R5 デザイナーヘルプ
HELP5_DESIGNER.NSF
ドミノ デザイナーおよびプログラミング言語のヘル
プ。
インターネットからイントラネット用のアプリケー
ション構築、プログラミング、運用方法について、
多角的な面から説明しています。
R5 システム管理ヘルプ
HELP5_ADMIN.NSF
ドミノ サーバーおよびドミノ管理クライアントのヘ
ルプ。
サーバーのセットアッププログラムによる設定の終
了後に行う各種設定や、システムの管理に必要な情
報が含まれています。
日本語環境設定ガイド
JCONFR5.NSF
ドミノディレクトリ日本語拡張機能のヘルプ。
ドミノディレクトリ日本語拡張機能を使った日本語
環境の設定と運用、ファーストステップキット R4.x
からの移行手順について説明しています。
ヘルプには次の方法でアクセスできます。
l
ノーツ、ドミノ デザイナー、またはドミノ管理クライアントの Welcome ページにある、ヘルプへのリンク
をクリックする。
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l
l
l
l
[ヘルプ] - [ヘルプの目次] を選択する。
[F1] キーを押す。
ダイアログボックスの右上隅にある [?] をクリックする。
[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択して、ローカルディレクトリまたはドミノ サーバーを参照す
る。
ノーツ/ドミノの Web サイト にアクセスする。
タイトル
URL
ノーツ R5 ヘルプ
http://domino.lotus.co.jp/pubhelp/help5_client.nsf
R5 デザイナーヘルプ
http://domino.lotus.co.jp/pubhelp/help5_designer.nsf
R5 システム管理ヘルプ http://domino.lotus.co.jp/pubhelp/help5_admin.nsf
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ノーツ クライアント
送信のための MIME のエンコードの設定が無視されないようになり
ました
ロケーション文書 ([詳細] - [MIME] タブ) の [添付ファイルのエンコード方法] フィールドでは、アウトバウンド
MIME メッセージの添付テキストのエンコード方法を選択できるようになっています。
R5.0 では Quated printable を選択していてもこのフィールドは無視され、添付ファイルは常に Base64 でエン
コードされました。
この問題は、R5.0.1 で修正されました。アウトバウンド MIME メッセージの添付テキストは Quated Printable
が選択されていれば、その通りにエンコードされます。
TSNW42CTED
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
R5.0.1 機能拡張レポート - 入手可能な障害修正情報リスト
R5.0.1 のノーツおよびドミノ製品には多くの機能拡張が行われたため、完全な障害修正情報のリス
トの検証は、このバージョンの『リリース情報』の NSF ファイル、および PDF ファイルを作成す
る際に行われました。
R5.0.1 の、ノーツまたはドミノ製品の障害修正情報、初期機能拡張に関するリストについては、下
記を参照してください。
オンラインの ノーツリリース情報
Webで参照、もしくはノーツ/ドミノデータベース形式で参照
(インターネット上での参照): 任意の Web ブラウザを使って、Domino and Notes User
Assistance の Web サイトで、オンラインのリリース情報を参照します。このサイトには、常
に最新バージョンのノーツリリース情報が掲載されています。当社では、このサイト (
http://www.notes.net/doc) を確認して、リリース情報の最新バージョンを入手することを推
奨します。
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l
(ノーツデータベース形式): http://www.notes.net/doc に接続して、ノーツデータベース形式
(readme.nsf) の最新バージョンをダウンロードし、ノーツクライアントで参照することもでき
ます。最新の『リリース情報』は常にこの形式です。
ノーツ/ドミノ修正リスト
[障害情報] ビューに示されている修正および機能拡張については、Notes.net の Web サイトでも
入手できます (ただし、Notes.net に掲載される修正リストは、ノーツリリース情報データベース
で示される修正のように1つの場所で総括的に示されるのではなく、製品別に説明されます。修正
リストは、Notes.net の Web サイトの Download エリア内にある Incremental Installer のダウ
ンロードページから入手できます)。オンラインの修正リストは、http://www.notes.net に掲載さ
れています。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ サーバー
NOTES.INI に環境変数が設定されるようになりました
R5.0 以降では、オペレーティングシステムのレベルで必要とされる環境変数は無効となり、NOTES.INI の設定で
置き換える必要があります。
たとえば、R4 での自動フォルトリカバリーを有効にするには、環境変数に "FaultRecovery=1" を設定しまし
た。
R5.x では、"FaultRecovery=1" を NOTES.INI に追加する必要があります。
オペレーティングシステムの環境変数は現在でも有効ですが、R5.x では "Notes_" というプレフィクスが必要に
なります。
たとえば次のようになります。
Notes_FaultRecovery=1
メモ 既存のオペレーティングシステムの環境変数には、"Notes_" のプレフィクスが付いていますので、既存の
環境変数に対してプレフィクスを追加する必要はありません。
MOHI47YE3C
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
一時的持ち出し証明書の変更点
外国を旅行する際に一時的持ち出し証明書を作成する場合、一時的持ち出し証明書は、メールファイル中にでは
なく、個人アドレス帳の中にある点に気を付けてください。
一時的持ち出し証明書を作成するには、個人アドレス帳を開いて、メニューから [作成] - [詳細] - [一時的持ち出
し証明書] を選択します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
HTTP タスクは常に Java Virtual Machine をロードします
R5.0.1 から、HTTP タスクが起動されると、常に Java Virtual Machine (JVM) をロードします。R5.0.1 以前
は、サーバーの [Java サーブレットサポート] 設定が [なし] の場合に JVM はロードされませんでした。この変
更は、Java エージェントやサーブレットを Web ブラウザから実行したときの、潜在的なメモリリーク問題を修
正するために行われました。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ デザイナー
lotus.domino パッケージ内の新規クラスは、アプレット関数を拡
張します
R5.0.1 より、クラス NotesAppletContext が、lotus.domino パッケージに追加されました。AppletBase を拡張
するアプレットは、NotesAppletContext を取得して、アプレットのソースを判別できます。アプレットでは、
このクラスを使用して、ノーツクライアントおよび Web ブラウザで動作するアプレットを作成できます。
AppletBase および JAppletBaseに関する新規演算子は、次のとおりです。
NotesAppletContext getContext(Session s)
NotesAppletContext を返します。
NotesAppletContext に関するプロパティは、次のとおりです。
getServer()
アプレットのダウンロード元となったサーバーの String 名を返します。
getDatabase()
データベースの Database オブジェクトを返します。
getDocument()
アプレットが文書内にある場合、アプレットが存在する Document オブジェクトを返します。 アプレ
ットが文書内に存在しない場合 (ページ上に存在する場合など) は、null を返します。
例:
public void notesAppletStart()
{
try {
NotesAppletContext ap = getContext(session);
System.out.println("Server: " + ap.getServer());
System.out.println("Db : " + ap.getDatabase().getFileName());
}
}
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ サーバー
DIIOP セッションの管理 - R5.0.1 での機能拡張
R5.0.1 より、 サーバー文書の [インターネット] - [IIOP]、の [アイドル状態のスレッドのタイムアウト] は、セ
ッションがサーバーによって強制的に閉じられる前にアイドル状態でいることができる時間の合計を決めるため
に、DIIP で使用されます。
さらに、DIIOP タスクは、次の2つの新規の tell コマンドを認識します。
l
tell diiop show users
DIIOP タスクは、DIIOP サーバーに接続しているユーザーのリストをレポートします。例えば、次のように
レポートされます。
User Name
Anonymous
l
Host Address
91.195.71.93
Minutes since last used
0
tell diiop drop all
DIIOP サーバーは、すべてのアクティブな接続を切断します。アクティブセッションでは、保存されていな
いデータが破棄される場合があるので、このコマンドは、頻繁に使用しないようにしてください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント, ドミノ サーバー
移行中のメールファイルのアクセス制御リストへの管理者の追加
R5.0.1の [ユーザーとグループの移行] ダイアログボックスの移行オプションのリスト内で、使用可能な新規選択
項目について説明します。
移行中にユーザー用のメールファイルを作成すると、デフォルトでは管理者 ID は新規メールファイルのアクセス
制御リスト (ACL) 内に一時的に置かれ、管理者権限が割り当てられます。移行が完了して移行ユーザーがノーツ
内に正常に登録されると、管理者 ID は ACL から削除されて、メールファイルの所有者の名前で置き換えられま
す。この時点で、メールファイルの所有者だけがメールファイルを開けます。
メモ: ユーザーのメールボックスを移行中で、移行中にデフォルトのメールファイル ACL を維持することを選択
すると、メールボックスの変換は失敗し、管理者 ID は ACL 内に管理者として残ります。
場合によってはユーザーをノーツに移行して、そのユーザー用のノーツメールファイルを作成してから、ユーザ
ー用の追加のメッセージを変換する必要があります。ただし、デフォルトのメールファイル ACL下では、管理者
として必要な権限のレベルを付与されず、ACL 内に自分の名前を復旧するように所有者に依頼する必要がありま
す。
後で時間を節約するために、2回目の移行などの実行が必要であることが予想できる場合は、移行するユーザー
を最初に選択したときに、[ユーザーとグループの移行] ダイアログボックス上のこのリストから、移行オプショ
ン [管理者をメールファイルのアクセス制御リストに追加] も選択しておきます。このオプションは、デフォル
トのメールファイル ACL を変更して、管理者がメールファイルに対する管理者権限を維持できるようにします。
メールファイルの所有者もデフォルトの管理者権限で ACL 内に残ります。
メモ: このオプションによってどのメッセージを移行したかに関わらず、管理者 ID は移行プロセス中に作成した
すべてのメールファイルの ACL に追加されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント
移行中のユーザーのパスワードの作成
このリリース情報では、移行ツールで、ユーザー用にランダムパスワードを作成するという方法につい
て、R5.0.1 に導入された変更を説明します。この情報は、『移行ガイド』の「ユーザーをノーツとドミノに移行
する概要」の情報と置き換わります。
R5.0.1 移行ツールには、ユーザーが呼び出したパスワードを、作成したランダムパスワードで上書きするため
の、新規オプションが用意されています。さらに、R5 のオプション、[ランダムなパスワードを作成する] は、
[パスワードなしでユーザーに対するランダムなパスワードを作成する] に変更されました。
ユーザー登録を正常に完了するためには、ユーザー用に指定したパスワードが、登録プリファレンスで設定した
最小のパスワードクオリティ要件と一致する必要があります。ユーザーのパスワードが要件と一致しない場合、
ユーザーを登録する前にパスワードを変更する必要があります。
デフォルトでは、ドミノの移行ツールの多くは、ノーツパスワードを、ユーザーの既存のパスワードに自動で設
定します。Windows NT、Novell GroupWise、および Netscape Messaging Server 用の移行ツールは、ユーザー
の既存のパスワードを呼び出しません。
移行ツールには、パスワードをもっていないユーザー、または既存のパスワードを呼び出さないユーザーを移行
するために、パスワードを自動的に作成する、次のオプションを備えています。
[パスワードなしでユーザーに対するランダムなパスワードを作成する]
[既存のパスワードをランダムパスワードで上書きする]
ノーツのパスワードを新規作成するユーザーは、ノーツクライアントを使ってパスワードを変更できます。作成
したパスワードは、登録時に設定したクオリティスケールと一致しなければなりません。
l
l
パスワードなしでユーザーに対するランダムなパスワードを作成する
呼び出すことができる既存のパスワードをもたないユーザー、またはパスワードを呼び出せないユーザー
(Windows NT のユーザーなど) の場合、移行ツールには、指定したパスワードクオリティスケールに一致するラ
ンダムパスワードを作成するオプションがあります。 このオプションのデフォルト設定は、移行ツールごとに異
なります。このオプションを使用する場合、ユーザーのパスワードは、パスワードフィールドが空の場合のみ作
成され、作成したパスワードは、移行元システムから呼び出されたパスワードを上書きしません。
このオプションとオプション [既存のパスワードをランダムパスワードで上書きする] は、相互に排除し合いま
す。 どちらかのオプションの1つを選択してから、もう一方のオプションを選択しようとすると、エラーメッセ
ージが表示されます。
メモ cc:Mail のドミノ移行ツールの現在のバージョンでは、オプション、[ランダムなパスワードを作成する] を
サポートしていません。ユーザーの cc:Mail メールボックスを正常に移行するには、ユーザーに cc:Mail パスワー
ドを指定する必要があります。cc:Mail 管理ツールを使って、移行前にユーザーのパスワードを作成します。
既存のパスワードをランダムパスワードで上書きする
このオプションを選択すると、移行元システムから呼び出しできるパスワードをもっているかどうかにかかわら
ず、すべての移行中のユーザーに、新しいランダムパスワードが作成されます。移行ツールは、現在の登録プロ
ファレンスで指定したパスワードクオリティスケールと一致するパスワードを作成します。移行中のユーザー
が、移行元システムから呼び出したパスワードをすでに付与されている場合、新規パスワードによってそのパス
ワードは上書きされます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント
延期されたメールボックスの移行に関のために cc:Mail MTA 配信
情報を保持する
この文書では、既存のユーザー文書から cc:Mail MTA ユーザーを登録するが、cc:Mail メールボックスの移行は
後で行いたいという場合に使用する、[cc:Mail Upgrade Advanced Settings] ダイアログボックス上の新規オプシ
ョンの使い方について説明します。これは、R5.0.1 からの新機能です。
延期されたメールボックスの移行のために cc:Mail MTA 配信情報を保持する
マイグレーションツールには、cc:Myuuail MTA ユーザーを、一度にすべて移行するのではなく、2段階に分けて
移行するオプションがあります。 このオプションを使用するには、次の手順に従って、移行を完了します。
段階 1 -- cc:Mail MTA により作成された既存のユーザー文書から、ユーザーを登録し、ノーツのメールファ
イルを作成します。
段階 2 -- メールメッセージを移行します。
移行の第一段階の実行
移行の第一段階では、次の手順を実行します。
1. [ユーザーとグループの移行] ダイアログボックスで、[有効なユーザー/グループ] から、移行する cc:Mail
MTA ユーザーを選択します。
2. 移行オプションリストでは、次のようにします。
[管理者をメールファイルのアクセス制御リストに追加] を選択します。
[メールを変換する] を選択解除します。
3. [Option] をクリックして、[cc:Mail Upgrade Advanced Settings] ダイアログボックスの [Conversions
Settings] ペインを開き、[Retain cc:Mail MTA routing information for deferred mailbox migration] を選択
します。
4. [Migrate] をクリックしてから、[終了] をクリックすると、ユーザーが登録キューに追加されます。
5. [ユーザー登録] ダイアログボックスで、登録するユーザーを登録キューから選択します。
6. [メール] ペインを選択してから、[メールシステム] フィールドで、[ロータスノーツ] を選択します。
7. [登録] をクリックします。
第一段階が完了すると、各ユーザーのユーザー文書が更新され、ユーザーが、ノーツ ID とメールファイルをもつ
ユーザーとして登録されたことが示されます。ただし、ユーザーは、cc:Mail でメールメッセージを受信し続
け、cc:Mail クライアントを使って自分のメールにアクセスします。これは、ノーツのユーザー文書に、cc:Mail
MTA 配信情報が残されているためです。
マイグレーションツールでは、[ユーザー 登録] ダイアログボックスで指定したメールシステムの設定 (ロータス
ノーツ) を設定しますが、この設定は有効にはなりません。かわりに、ユーザー文書内の [メールシステム] フィ
ールドは、 cc:Mail に設定されたままで、他の cc:Mail 配信情報が保持されます。その結果、cc:Mail MTA の配
信は継続され、移行したノーツのユーザーは、ノーツのメールシステムを使用しないですみます。 ユーザー
は、cc:Mail MTA ルーターを介してのみメールを受信するします。cc:Mail 登録名簿交換 (ADE) 機能は、ユーザ
ーの cc:Mail 登録名簿情報を、他の cc:Mail ポストオフィスに配信し続けます。
移行の第二段階の実行
移行の第二段階では、次の手順を実行します。
1. 第一段階で移行したユーザーと同じユーザーを選択します。
2. [ユーザーとグループの移行] ダイアログボックスの [移行オプション] リストで、[メールの変換のみ] を選択
します。
マイグレーションツールは、 cc:Mail MTA 設定を削除して、保存していた設定に置き換えます。つまり、メール
移行の延期を要求したかどうかにかかわらず、登録設定のすべてが保持されます。これには、ノーツのメールフ
ァイルの作成も含まれます。
LFRH45323R
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
R5.0.1 の新機能
ノーツ クライアント
最新ビューア
Windows 用のビューア機能が拡張され、Office 2000 文書が表示できるようになりました。
ドミノ デザイナー
ドミノ デザイナーの有用性
ドミノ デザイナーは、多くの改良と機能拡張が行われ、より一層使いやすくなりました。初期のリリースか
らの主な改良点は、ノーツリリース情報の「お読みください」の章の「機能変更」セクションで詳しく説明
されています。
Java アプレット
4つの Java アプレット (エディタ、ビュー、アウトライン、およびアクションバーアプレット)
は、JDK 1.1.6 でコンパイルされ、より小さく、より速くなりました。
l
l
エディタアプレットでは、アプレット外部からのプレーンテキストの切り取り、コピー、貼り付けをサ
ポートしました。このアプレットは、Lotus Development の認証によって署名されるので、初めて使用
するときにプロンプトが表示されて、署名者を確認します。アプレットは、URL 内でテキストを渡すの
ではなく、ページ上の非表示フィールドから取得します。これにより、ページが更新されると、入力し
たテキストが失われるという問題は解決されましたが、既存の R5.0 アプリケーションには影響がある場
合があります。
l
ビューアプレットでは、API に SetDblClickTarget メソッドが追加され、文書のフレームターゲット
を、ビューのフォームまたはページの onLoad イベント などで設定できるようになりました。
l
アウトラインアプレットでは、イメージもサポートしました。
JavaScript
ノーツクライアントでは、次のものをサポートします。
l
独自のウィンドウ内で高さと幅の設定して開くことができる window.open
l
イメージ (図形) 上の mouseOver および mouseOut イベント
日付/時間フィールド入力の解釈
日付フィールドを、月、日付、および年を入力できるようフォーマットし、これらの変数の1つだけが入力
された場合、ノーツでは、他の2つのエントリを解釈しようとします。月が入力されていない場合、デフォ
ルトは、オペレーティングシステムの設定に従って、現在の月になります。日が入力されていない場合は、
デフォルトは、「01」になります。年が入力されていない場合は、デフォルトは、現在の年になります。英
数字で入力すると、ノーツは、アルファベット文字を無視し、入力された数値に基づいて日付を判別しよう
とします。
ドミノ デザイナー クィックスタート
クィックスタートは、ドミノアプリケーション作成手順を提供するチュートリアルです。 ¥data¥quickstart
ディレクトリには、[ドミノ デザイナー クィックスタート] データベース以外にも、サンプルのドミノアプリ
ケーションを作成するのに必要なファイルが含まれています。さらに、ドミノ デザイナーの Welcome ペー
ジにもリンクが追加されました。クィックスタートは、Windows プラットフォーム設定上でのみ使用可能で
す。
DECS (ドミノ基幹連携サービス)
DECS に追加された拡張機能には、Oracle コネクタにおけるストアドプロシージャのサポー
ト、Collapse/Expand と Order メタコネクタのサポート、開く前の式のサポート、同時に実行可能なアクテ
ィビティの数の増加などがあります。
ロータス ドミノ コネクタ LSX
コネクションプーリングのサポートが追加されました。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
システム管理クライアント
メールファイル ACL へのシステム管理追加のための DUS オプション
Domino Upgrade Services (DUS) におけるユーザーとグループの移行の一部として、以下の2つの新規オプ
ションが追加されました。
l
[管理者をメールファイルのアクセス制御リストに追加] オプション
新規メールファイルの ACL に、管理者権限を使って管理者の名前を追加できます。これにより、管理者
は、2段階の移行の第2段階において、メールを新規メールファイルに移行でき、メール移行は、その
第2段階中に完了します。
l
[既存のパスワードをランダムパスワードで上書きする] オプション
移行済みのユーザーのランダムパスワードを作成し、既存のパスワードがある場合は、移行済みパスワ
ードを上書きします。
インターネットアドレスツールの機能拡張
インターネットアドレスツールは、システム管理者が、インターネットアドレスが設定されている、ユーザ
ーのレコードを選択できるよう拡張されました。システム管理者が、複数のユーザーレコードを選択して、
インターネットアドレスツールを起動すると、インターネットアドレスツールは、ドミノディレクトリから
選択したユーザー数を示して、選択したユーザーのみのインターネットアドレスを設定または上書きしま
す。
ドミノ サーバー
56 ビット暗号化のサポート
56 ビット暗号化 (DES) は、Web サーバーのインターナショナルライセンスでサポートされています。
LDAP スキーマデータベース
ドミノは、[ドミノ LDAP スキーマ] (SCHEMA50.NSF) と呼ばれるデータベースを、ドミノデータディレク
トリ内に構築します。このデータベースは、ドミノ LDAP スキーマ属性、オブジェクトクラス、および構文
に関する情報を提供します。ディレクトリスキーマを拡張する場合、サーバーコマンド [tell ldap
reloadschema] を使って、メモリ内のスキーマを更新してから、ディレクトリを変更して SCHEMA50.NSF
を更新します。このコマンドを使用しない場合、designer のタスクの実行時または LDAP サービスの終了お
よび再起動時に、これらの2つは、自動的に更新されます。関連情報については、「お読み下さい」
の「R5.0.1 におけるディレクトリ拡張」を参照してください。
トランザクションログ機能と改良点
ログ化されたデータベースまたはバックアップの状態を判別する以下の新規 API を追加。
STATUS LNPUBLIC NSFIsNewBackupNeeded
l
l
トランザクションログが再起動に失敗した場合、新規サーバーコンソールのエラーメッセージが、壊れ
たデータベースをリストして表示される。
l
ログが使用不可になった後に、初めて再起動している間、再起動復旧が最後に実行され、データベース
がクリーンアップされる。
セキュリティ
Netscape Navigator からのインターネット認証の呼び出し
Netscape Navigator から、インターネット認証をノーツ ID ファイルに呼び出すことができます。認証
は、SSL クライアント認証と、暗号化および署名済みの S/MIME メッセージに使用できます。PKCS #12互
換でもあるバージョンの Netscape Navigator では、Public Key Cryptographic Standard #12 (PKCS #12)
と互換する認証とキーは、ブラウザがローカルマシンにアクセス可能な場合、ノーツ ID に呼び出すことがで
きます。
インターネット認証の二重キーサポート
複数のインターネット認証が、ノーツ ID ファイルで使用可能な場合、ユーザーは、1つの認証を暗号化と署
名の両方に使用することを要求せずに、1つのインターネット認証を暗号化用に指定して、もう1つのイン
ターネット認証は、署名用に指定することができます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
テンプレート
レポート
ドミノメッセージレポートデータベース「reports.ntf」の新規バージョンが提供されます。reports.ntf の旧
バージョンは、R5 ベータビルドの一部ですが、R5 リリース済みコードでは、正式に出荷されていませんで
した。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ノーツ クライアント
インターネット認証のユーザー ID ファイルへの呼び出し方法
R5.0.1 で起動したノーツに、ブラウザからインターネット認証を呼び出すことができます。SSL クライアント認
証、および暗号化および署名済みの S/MIME メッセージにこれらの認証を使用できます。Public Key
Cryptographic Standard #12 (PKCS #12) と互換する Netscape Navigator を使用中で、ローカルのマシンから
アクセス可能な (PKCS #12 と互換性のある) インターネット認証およびキーをもっている場合、それらをノーツ
ユーザー ID ファイルへ呼び出すことができます。
1. [ファイル] - [ツール] - [ユーザー ID] を選択します。
2. ノーツのパスワードを入力します。
3. [オプション] をクリックして、[インターネット認証の呼び出し] をクリックします。
4. [Specify File Containing the Internet Certificates] ダイアログボックス内の認証を含むファイルを選択し
て、[開く] をクリックします。
5. ファイルがパスワード保護されている場合、プロンプトが表示されたときにパスワードを入力します。
6. (オプション) 各認証を選択して、[詳細] をクリックすると次の内容が表示されます。
-[発行者名]: 認証を発行する認証機関
-[件名]: 認証が属するユーザー
-[指紋]: 認証の一意の識別子
-[実行日]: 認証の作成時期
-[有効期限]: 認証の有効期限
-認証に対応するプライベートキーがあるかどうか
7. [Accept Internet Certificates] ダイアログ内で [Accept All] をクリックすると、ファイル内で認証と任意の
プライベートキーを受け入れます。
8. ノーツのパスワードを入力します。
メモ: 認証が ID ファイルに呼び出されたか確認するには、[ファイル] - [ツール] - [ユーザー ID] を選択して、
[認証] をクリックします。期限切れまたは無効な認証、あるいは不完全な認証は表示できません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ管理クライアント, ドミノ サーバー
R5.0.1 で改良されたメッセージングレポートデータベース
R5.0.1 には、新規バージョンの [レポート] テンプレート、「reports.ntf」が含まれています。
reports.ntf の旧バージョンは、R5 ベータビルドの一部でしたが、R5.0 でリリースされたコードでは、正式に出
荷されていませんでした。旧バージョンの reports.nsf データベースが、すでにサーバー上にある場合、テンプレ
ートの設計を [レポート] に手動で置換する必要があります。 (テンプレートを参照するには、[設計の置換] ダイ
アログボックスで、[詳細テンプレートの表示] を選択します。).
ベータバージョンからの内部テンプレート名は、R5.0.1 で、[Reports] から [StdReportsDatabase] に変更され
ました (これは、ベータバージョンの reports.nsf がサーバーにインストールされている場合、DESIGN タスクの
自動実行によって、テンプレートの設計は自動的に置換されないことを意味します)。
TGUZ48Q43X
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ サーバー
DES 暗号 (56 ビット) は、Web サーバーインターナショナルライ
センスでサポートされています
R5.0.1 より、ドミノでは、インターナショナルライセンスについて、DES暗号 (56 ビット) をサポートするよう
になりました。以前の R5 リリースでは、40 ビットの暗号のみ許可されていました。
SONL48NP3N
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ サーバー
トランザクションログの改良
R5.0.1 では、トランザクションログに対して、以下のように改良されました。
1. トランザクションログが再起動に失敗すると、壊れたデータベースをリストする、新規のサーバーコンソー
ルのエラーメッセージが表示されます。このリストを使って、これらのデータベースのバックアップコピー
を呼び出せるかどうか判別し (可能な場合)、壊れたデータベースをそのバックアップで置換するか、または
データベースはそのままの状態で、次にサーバーを起動している間に、データベース上で Fixup を実行でき
ます。ログされたデータベース上での Fixup の実行は、お勧めできません。
次に示すのは、壊れたデータベースごとに表示される新規のエラーメッセージです。
Recovery Manager: Logged Database cannot be accessed during Restart/Media Recovery Phase
dbname
2. ログを無効にしてから初めて再起動している間に、再起動復旧が最後に実行され、データベースはクリーン
アップされます。ログを無効にした後、次にサーバーを起動している間に、次のエラーメッセージがサーバ
ーコンソール上に表示されます。
Recovery Manager: Transactional Logging being disabled after this restart
3. 新しい API は、ログされたデータベースまたはバックアップの状態を判別します。
構文:
STATUS LNPUBLIC NSFIsNewBackupNeeded( const char far *
DWORD
Pad Log span in K */
DWORD far *
dbName,
comfortSpan, /* Requested
backupNeeded);
説明:
データベースまたはデータベースのバックアップの状態を、現在のログ状態に関して判別します。 この関数
は、comfortSpan が指定されている (キロバイトで指定) 場合は、ブール (0または1の値) を
backupNeeded として返すか、または0の comfortSpan が指定されている場合は、復旧に必要なログの実
際のスパンを返します。comfortSpan は、バックアップが、循環ログシステム内のログラップによって無効
となる前に、残しておきたいログの合計です。comfortSpan を指定する場合は、最低 65536 以上を指定
し、このサイズは、トランザクションログの1つのエクステントの大きさになります。
アーカイブログ用に、0 の comfortSpan がサポートされています。これは、データベースの回復プロセスに
必要なログの量を決定するために使用されます。このため、マウントされたメディアやネットワーク速度、
問題となっているデータベース用のログデータの実際の割合の量に応じた時間が必要となります。
この API を使って、必要なバックアップを実行する時期を決めることができます。例えば、2GB のトラン
ザクションログがあるシステムで、午後 10 時に 66036 の comfortSpan で、またその日の内に 65636 の
comfortSpan を指定して、この関数を呼び出すと、通常の夜間バックアップを実行できますが、バックアッ
プもその日のうちに必要かどうか決めます。
戻り値:
NOERROR - 正常終了。
ERR_ONLY_V5_DATABASES - データベースは、R5 データベースでないか、またはログされていない。
ERR_RM_RECOVER_NONBACKUP - データベースは、このサーバー/ログのインスタンスで、バックアッ
プされていない。
ERR_RM_GENERAL_FAILURE - サーバーはログされていない。
KGIE462R38, KGIE462RCX, RBAR46QPMD
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
新機能
ドミノ サーバー
CD-ROM に含まれている追加のアプリケーション
ノーツおよびドミノ製品における新機能の他に、R5.0.1 CD-ROM の ¥APPS ディレクトリには、ノーツ、デザ
イナー、およびドミノの機能を強化するアプリケーションが含まれています。これらのアプリケーションの詳細
については、「お読み下さい」の章の「インストールディレクトリと CD-ROM 構成」セクションにあ
る「Windows CD-ROMに含まれる付属品についての情報」のトピックを参照してください。R5.0.1 CD-ROM に
含まれている新規アプリケーションを次に示します。
Lotus Domino Translation Object R1.02
Lotus Domino Translation Object (DTO) により、ドミノ開発者は、最高品質の機械翻訳機能を、Translation
Connectors を使って、ノーツまたはドミノアプリケーションに統合できます。DTO では、プロパティおよびメ
ソッドの強力な組み合わせを備えた、2つのプログラミングインターフェース、ロータス スクリプト拡張、およ
び Java API を提供します。DTO で認証されたTranslation Connectors を使用すると、機械翻訳はドミノアプリ
ケーションに統合され、ノーツクライアントとドミノ サーバーの両方で機能します。
Domino Server.Load
Domino Server.Load は、さまざまなドミノ サーバーの容量と応答計測を測定して特徴づけるためのツールで
す。このツールにより、作業負荷を選択し、ターゲットサーバーに対して実行できます。作業負荷 (テストまたは
スクリプトとも呼ばれる) は、ノーツクライアントとサーバー間の操作の動作をシミュレーションします。
Domino "Tivoli Ready"
R5.0.1 より、Domino "Tivoli Ready" を作成するファイルは、Domino Server for Windows NT (Intel) と一緒に
出荷されるようになりました。 カスタマは、統合された Tivoli 管理保護下で、ドミノ サーバーソフトウェアを
管理できます。これにより、カスタマは、Tivoli Enterprise 管理の製品を自動的に検出、評価およびモニターで
きます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
NOTES.INI ファイルの新規ロケーション
R5 の新規(クリーン)インストールでは、セットアッププログラムによって次のロケーションに NOTES.INI フ
ァイルが配置されます。
オペレーティングシステム
NOTES.INI ロケーション
Microsoft Windows 95、Windows 98、Windows
NT(Intel)、Windows NT(Alpha)
ノーツのプログラムディレクトリ(例、c:
¥lotus¥notes)
UNIX
ドミノデータディレクトリ
パーティションサーバー
各サーバーのドミノのデータディレクトリ
共有インストール
Windows のシステムディレクトリ(例、c:
¥winnt)
これは、従来のリリースからの変更点です。従来は、デフォルトでシステムディレクトリに NOTES.INI ファイル
を配置していました。
注意 R5 へアップグレードする場合、アップグレードプログラムによって NOTES.INI ファイルは上表にリスト
された新しい場所に移動します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
UNIX 対応版の付属品についての情報
UNIX プラットフォーム用のディレクトリには、ドミノのインストールファイルのほかに、次のものが含まれてい
ます。
Adobe Acrobat Reader
ノーツおよびドミノ CD のルートディレクトリには、Adobe の Portable Document Format (PDF) 形式のリリ
ース情報が含まれています。README.PDF などの PDF 文書を表示するには、¥APPS¥ADOBE ディレクトリに
入っている Adobe Acrobat Reader を使用します。プラットフォーム固有の手順については、ルートディレクト
リにある START.TXT テキストファイルを参照してください。追加情報は、アドビ システムズ社の Web サイト
http://www.adobe.co.jp にあります。
ドミノ管理エージェント
ドミノ管理エージェントは、ドミノ SNMP エージェントと Mail Reflector を含み、ドミノ サーバー上で稼動し
ます。SNMP エージェントは、サーバーイベントを監視し、リアルタイムのアラートを NotesView 管理ステー
ションまたは SNMP がサポートされている任意のコンソールに自動的に転送します。SNMP エージェントで
は、ドミノ統計情報の収集、ドミノ サーバーの検索、およびドミノ サーバーの再起動を行うことができます。ノ
ーツ Mail Reflector は、単体で使用してメールの問題を診断できます。また、ノーツ Mail Reflector は、ロータ
ス NotesView のメールプローバをサポートします。
CD-ROM 上のこのリリースは、IBM AIX、Intel と Digital Alpha 用の Microsoft Windows NT、および SPARC
と Intel 用の Sun Solaris 上でドミノ 4.5x 以上とノーツ R4 サーバーをサポートします。エージェント
は、CD-ROM の /APPS/AGENTS ディレクトリに入っています。付属文書は、
/APPS/AGENTS/NVAGENTS.NSF に入っています。ドミノ管理エージェントの最新バージョンのエージェント
(およびノーツ R3 サーバーをサポートする旧バージョン) と付属文書は、必ず
http://www.lotus.com/home.nsf/welcome/systems のロータスシステム管理 Web サイトにあります。
メモ NVAGENTS.NSF データベース中の文書に含まれるリンクには、正しくリンクが動作しないものがありま
す。これは、リンク先が、/APPS/AGENTS ではなく、CD-ROM 上の /APPS/SYSMGMT/AGENTS ディ
レクトリを指しているためです。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
CD-ROM のディレクトリ構造
ノーツ R5/ドミノ R5 日本語版の CD-ROM のディレクトリ構成は以下のようになっています。
ノーツ/ドミノ/ドミノ デザイナー (PC 版) の CD-ROM の構成
AUTORUN.INF
README.NSF
README.PDF
SETUP.BAT
START.TXT
APPS
ADOBE
W32INTEL
DGW
DICTIONARIES
DTO
FONTS
TOOLS
SYSMGMT
FSKMIGRATION
AUTORUN
CLIENTS
W32INTEL
SERVERS
W32ALPHA
W32INTEL
ドミノ (UNIX 版) の CD-ROM の構成
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
ADOBE
WIN32INTEL
DIAGS
AGENTS
FSKMIGRT
IBMPOW
INSTALL
LICENSE.TXT
SCRIPT.DAT
SETS
TOOLS
SUNSPA
INSTALL
LICENSE.TXT
SCRIPT.DAT
SETS
TOOLS
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Windows CD-ROMに含まれる付属品についての情報
Windows プラットフォーム用のノーツ/ドミノの CD-ROM には、ノーツのインストールファイルのほかに、次
のものが含まれています。
■Adobe Acrobat Reader
ノーツおよびドミノ CD のルートディレクトリには、Adobe の Portable Document Format (PDF) 形式のリリ
ース情報が含まれています。README.PDF などの PDF 文書を表示するには、¥APPS¥ADOBE ディレクトリに
入っている Adobe Acrobat Reader を使用します。プラットフォーム固有の手順については、ルートディレクト
リにある START.TXT テキストファイルを参照してください。追加情報は、http://www.adobe.com の Adobe
Web サイトにあります。
■Domino Global Workbench R5(英語版)(PC版のみ)
Domino Global WorkBench R5 (DGW) は、ドミノベースのマルチリンガル Web サイトを簡単かつ対話的に作
成、更新、同期、および管理する一方で開発コストを最適化する、高度なツールとソフトウェアサービスの包括
的なセットを備えています。DGW によって、R5 ドミノ サーバーは、Web 用のインテリジェントな言語サーバ
ーになります。これは、ドミノベースのアプリケーションのローカライズに対する主要な応答であり、国際環境
で作業する組織に新しい可能性を提示します。Domino Global Workbench の詳細について
は、http://www.lotus.com/international のホームページを参照してください。DGW は、CD-ROM 内の
¥APPS¥DGW ディレクトリに保存されています。
DGW R5 の新機能
l
ユーザーインターフェース-- 「Click Here」プロンプトは、DGW プロセス全体を論理的にガイドします。
データベース設計要素の属性は、データベースを選択するだけで表示されます。WorkBench 内のデータベ
ースをダブルクリックすると、ドミノでそのデータベースが選択されます。単純な状況依存カラーコーディ
ングシステムによって、データベースのどの要素が変更され、どの要素を更新する必要があるかを参照でき
ます。
l
タグ付け -- Notes Global Designer 4.6 とは異なり、DGW は、別々のタグを付けたデータベースを作成
し、ソースデータベースに対しては変更を行いません。タグ付けは、属性付きのテキスト (リッチテキス
ト)、ロータス スクリプト内の翻訳可能テキスト、およびビットマップを処理します。JavaScript
は、HTML に埋め込まれているかどうかにかかわらず、認識はされますがタグ付けはされません。特定のタ
イプのテキスト、単語、およびフレーズをタグ付けから除外できます。ワイルドカードを使用して、特定の
接頭辞から始まるテキストを除外できます。DGW は、式テキストから用語集エントリを作成するときに、
式全体を用語定義文書の [説明] フィールドに含めます。
l
更新 -- データベースのタグ付けと構築のときに、設計要素の増分更新がサポートされます。
レポート -- WorkBench で実行されるときに状況依存情報を提供し、新しいログウィンドウとレポートデー
タベースでのローカライズ処理をトラッキングするマルチタブログペイン。
l
l
同期 -- 異なる言語間でのデータベースの同期により、ドミノアプリケーションの複数言語間またはマルチ
リンガル Web サイト間で文書を作成および管理できます。DGW は、ある文書で行われた変更を指定された
すべての言語に反映する、同期されたユニリンガルまたはマルチリンガルデータベースを構築できます。新
しい Synchronizer Report Database は、Web サイト間の同期の状態に関する情報を記録および格納するた
めに使用されます。これは、DGW を使用して同期を設定されたデータベースと文書に関するレポートを提
供します。
l
言語スイッチバー -- 文書から文書への言語間のナビゲーションを容易にします。言語スイッチバーは、同
期されたユニリンガルデータベースフォームの作成時に追加され、ユーザーが文書の表示に使用するほかの
言語バージョンを選択できるようにします。マルチリンガルデータベースの言語の切り替えは、安定性を増
すために、アドインとしてではなくドミノコアによって処理されるようになりました。ブラウザを介してマ
ルチリンガルデータベースにアクセスするユーザーは、データベースの設計の表示言語を変更できるように
なりました。
l
用語集 -- ユーザーインターフェースが拡張され、管理、ナビゲーション、および使用が以前よりも簡単に
なりました。新しい用語集レイアウトとナビゲーションは、翻訳プロセスを Translator および Manager タ
スクにより明確に分割することによって、ワークフロー作業を向上させます。
l
双方向機能 -- ヘブライ語とアラビア語の間でサポートされます。これらの言語のどちらかを含むローカラ
イズされたドミノアプリケーションを作成するときに、アプリケーション構造を変更して、ドミノ/ノーツ
R5 の新しい双方向機能改善を反映します。DGW は、翻訳されたテキストのセグメントが双方向かどうかを
認識し、それに応じて作成するので、用語集の個々の用語に単方向と双方向のテキストを混在させることが
できます。
DGW のシステム要件
l
Windows 95 または Windows NT 4.0
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
l
Intel Pentium プロセッサ
l
最低 16MB のメモリー
ソフトウェアをインストールするための約 32MB のハードディスク容量 (最小インストールでは 26MB)
l
ロータス ソフトウェアの要件
l
R5 ドミノ サーバー (ローカルデータベースへアクセスする場合は不要)
l
WorkBench と Tagger の使用、および用語集の管理のための R5 ドミノ デザイナー
l
ドミノ Global WorkBench の用語集を翻訳するための R5 ノーツ クライアントまたは R5 ドミノ デザイナ
ー
l
ドミノ Global WorkBench によって作成されたデータベースを使用するための R5 ノーツ クライアン
ト、R5 ドミノ デザイナー、または Web ブラウザ (次を参照)
ブラウザ要件
Web ブラウザでデータベースにアクセスするには、ドミノ サーバーを実行している必要があります。ブラウザ
は、HTTP 言語検出をサポートする機能があれば、どのブラウザでもかまいません。たとえば、Netscape
Navigator 3.0 以降、または Microsoft Internet Explorer 3.0 以降を使用できます。
■言語辞書ファイル
言語辞書ファイルは、ノーツ内でスペルチェックに使用されます。次の言語辞書ファイルは自己解凍形式のファ
イルとして ¥APPS¥DICTIONARIES ディレクトリに保存されています。ご使用の言語のバージョンのノーツに対
応した辞書ファイルが、自動的にインストールされます。下表に含まれる辞書リストで、自動的にインストール
されないものを使用したい場合は、自己解凍ファイル DICTIONARIES.EXE をハードディスクのテンポラリフォ
ルダに解凍してからノーツのデータディレクトリにコピーしてください。
言語
アフリカーンス語
アラビア語
カタロニア語
チェコ語
デンマーク語
オランダ語
オランダ語 (ベルギー)
辞書ファイル名
AFRIKAAN.DIC
ARABIC.DIC
CATALA.DIC
CZECH.DIC
DANSK.DIC
NEDERLND.DIC
オランダ語 (優先)
NEDPLUS.DIC
英語 (オーストラリア)
英語 (カナダ)
英語 (カリブ諸国)
英語 (ジャマイカ)
英語 (ニュージーランド)
英語 (米国)
英語 (アイルランド)
英語 (南アフリカ)
英語 (英国)
フィンランド語
フランス語 (ベルギー)
フランス語 (ルクセンブルク)
フランス語 (標準)
フランス語 (スイス)
フランス語 (カナダ)
ドイツ語 (オーストリア)
ドイツ語 (リヒテンシュタイン)
ドイツ語 (ルクセンブルク)
ドイツ語 (標準)
ドイツ語 (スイス)
ギリシャ語
ヘブライ語
ハンガリー語
アイスランド語
イタリア語 (標準)
イタリア語 (スイス)
AUS.DIC
US.DIC
UK.DIC
SUOMI.DIC
FRANCAIS.DIC
CANADIEN.DIC
DEUTSCH.DIC
DSCHWEIZ.DIC
HELLAS.DIC
HEBREW.DIC
MAGYAR.DIC
ISLENSK.DIC
ITALIANO.DIC
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
医学 (アメリカ)
医学 (イギリス)
医学 (イギリス IZE)
ノルウェー語 (ボークモール)
ノルウェー語 (ニーノシンク)
ポーランド語
ポルトガル語 (ブラジル)
ポルトガル語 (標準)
ロシア語
ロシア語 (Io)
スペイン語
スペイン語 (アルゼンチン)
スペイン語 (ボリビア)
スペイン語 (チリ)
スペイン語 (コロンビア)
スペイン語 (コスタリカ)
スペイン語 (ドミニカ共和国)
スペイン語 (エクアドル)
スペイン語 (グアテマラ)
スペイン語 (メキシコ)
スペイン語 (現代語)
スペイン語 (パナマ)
スペイン語 (パラグアイ)
スペイン語 (ペルー)
スペイン語 (ウルグアイ)
スペイン語 (ベネズエラ)
スウェーデン語
タイ語
トルコ語
US.MED
NORBOK.DIC
NORNYN.DIC
POLSKA.DIC
BRASIL.DIC
PORTUGAL.DIC
RUSSIAN.DIC
ESPANA.DIC
SVENSK.DIC
SPELLT.GRA
TURKIYE.DIC
■Monotype WorldType フォント
Monotype WorldType フォントは、マルチリンガルテキストの Unicode ベースの表示をサポートします。5種類
のフォントが使用可能で、それぞれ異なるマルチリンガル環境用に調整されています。フォントベースの文字セ
ットをサブセット化して使用すると、フォントのサイズが大幅に削減され、パフォーマンスが向上しま
す。Monotype の Unicode フォントに関する情報は、http://www.monotype.com にあります。
¥APPS¥FONTS ディレクトリの自己解凍ファイルには、次のフォントが含まれています。
l
MTSANS_W.TTF -- WGL4 文字セットを含みます。このフォントは、ラテンアルファベット (すべての発音
区別記号を含む) のほとんどの使用法と、ギリシャ語、スラブ語、トルコ語、アラビア語、およびヘブライ
語で使用するのに適しています。
l
l
l
l
MTSANS_J.TTF -- WGL4 文字と日本語を含み、他のアジア言語の一部もサポートします。
MTSANS_K.TTF -- WGL4 文字セットと韓国語を含み、他のアジア言語の一部もサポートします。
MTSANS_S.TTF -- WGL4 文字セットと中国語 (簡体字) を含み、他のアジア言語の一部もサポートしま
す。
MTSANS_T.TTF -- WGL4 文字セットと中国語 (繁体字) を含み、他のアジア言語の一部もサポートしま
す。
これらのフォントは、Windows でのみ使用するように設計されています。CD-ROM の ¥APPS¥FONTS ディレ
クトリにある自己解凍ファイル FONTS.EXE をハードディスクのテンポラリフォルダに解凍してから、オペレー
ティングシステムのフォント導入手順を使用してインストールできます。
1. [コントロール パネル] を開きます。
2. [フォント] フォルダを開きます。
3. [ファイル] - [新しいフォントのインストール] を選択します。
4. 自己解凍ファイルを解凍したドライブとディレクトリを指定します。
5. 通常は、上記のフォントの1つだけをインストールすることを選択します。
フォントがインストールされた後で、ノーツのユーザープリファレンス ([基本] パネル、[追加のオプション]) で
Unicode 表示を有効にする必要があります。WorldType フォントをノーツのデフォルトのマルチリンガルフォン
トにすることも必要です ([ユーザープリファレンス] の [基本] パネルを開き、[デフォルトフォント] ダイアログ
でデフォルトのマルチリンガルフォントを設定します)。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ドミノ管理エージェント
ドミノ管理エージェントは、ドミノ SNMP エージェントと Mail Reflector を含み、ドミノ サーバー上で稼動し
ます。SNMP エージェントは、サーバーイベントを監視し、リアルタイムのアラートを NotesView 管理ステー
ションまたは SNMP がサポートされている任意のコンソールに自動的に転送します。SNMP エージェントで
は、ドミノ統計情報の収集、ドミノ サーバーの検索、およびドミノ サーバーの再起動を行うことができます。ノ
ーツ Mail Reflector は、単体で使用してメールの問題を診断できます。また、ノーツ Mail Reflector は、ロータ
ス NotesView のメールプローバをサポートします。
CD-ROM 上のこのリリースは、IBM AIX、Intel と Digital Alpha 用の Microsoft Windows NT、および SPARC
と Intel 用の Sun Solaris 上でドミノ 4.5x 以上とノーツ R4 サーバーをサポートします。エージェント
は、CD-ROM の ¥APPS¥SYSMGMT¥AGENTS ディレクトリに入っています。付属文書は、
¥APPS¥SYSMGMT¥AGENTS¥NVAGENTS.NSF に入っています。ドミノ管理エージェントの最新バージョンの
エージェント (およびノーツ R3 サーバーをサポートする旧バージョン) と付属文書は、必ず
http://www.lotus.com/home.nsf/welcome/systems のロータスシステム管理 Web サイトにあります。
■ドミノが "Tivoli Ready" となりました
R5.0.1 から、Windows NT (Intel) 版ドミノ サーバーには、ドミノを "Tivoli Ready" にするファイルが出荷され
ます。Tivoli management umbrella との統合環境下でドミノ サーバーを管理することができるようになります。
これによって、ユーザーは Tivoli Enterprise 管理製品を使って、ドミノ サーバーを自動的に見つけて資源を管理
し、モニターできるようになります。Tivoli Ready パッケージは、サーバーインストールの一部としてはインス
トールされません。Tivoli Ready ファイルのインストールに付いて
は、APPS¥SYSMGMT¥TIVREADY¥W32INTEL ディレクトリにある README.TXT を参照してください。
■Domino Translation Object
Domino Translation Object (DTO) R 1.02 を使用すると、ドミノの開発者は、Translation Connectors を使用し
て、機械翻訳の機能をノーツまたはドミノのアプリケーションに統合することができます。Translation
Connectors は2つのプログラミングインターフェースを提供します。強力な プロパティとメソッドとを備え
た、LSX(LotusScript extension) と Java API です。DTO で認証された Translation Connectors を使用する
と、ドミノ アプリケーションに機械翻訳の機能を統合でき、ノーツ クライアントとドミノ サーバーと一緒に動
作させることができます。
Translation Connectors の詳細については、Alis Technologies 社の Web サイト http://www.alis.com
、Lernout & Hauspie 社の Web サイト http://www.lhs.com 、または ロータスの Web サイト
http://www.lotus.com/international を参照してください。
Domino Translation Object は、ノーツ/ドミノの CD-ROM の ¥APPS¥DTO サブディレクトリに入っていま
す。Domino Translation Object には、プログラムファイルと、機械翻訳(MT)可能なサンプルテンプレートが2
つ含まれています。
次のファイルです。
プログラムファイル
DTO プログラムファイルは DTO のヘルプデータベースの「Lotus Domino Translation Object program files」
という文書に含まれています。
l
l
l
l
LSXDTO.DLL
CNotesTransObj.DLL
CTransObj.DLL
TransObj.jar
DTO は、キャラクタ変換のために、さらに2つのサポートファイルが必要です。
ノーツ
1. TransObj.jar は、Web ブラウザ用に Java で機械翻訳(MT)機能をインプリメントする場合にのみ必要です。
2. LotusScript API のみを使用する場合、TransObj.jar は不要です。
機械翻訳(MT)可能なサンプルテンプレート
プログラムファイルに加えて、DTO には機械翻訳(MT)可能なサンプルテンプレートが2つ含まれています。メー
ルテンプレート (MAIL46MT.NTF) とディスカッションテンプレート (DISC46MT.NTF) です。ロータスの Web
サイト http://www.lotus.com/international で入手することもできます。
■Domino Server.Load
Domino Server.Load は、ドミノ サーバーの様々なキャパシティやレスポンスを測定して分析するためのツール
です。このツールを使用すると、ワークロードを選択して、対象となるサーバーに対して実行することができま
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
す。ワークロード(テストまたはスクリプトとも呼ばれます)はノーツのクライアントとサーバー間の操作の動
きをシミュレートします。
Domino Server.Load は、ノーツの管理者が組み込みのスクリプトを選択したり、コマンドライブラリからカスタ
ムスクリプトを作成したり、コマンドを手動で送信したりできる柔軟性を提供します。たとえば、組み込みの
Simple Mail Routing スクリプトを実行して、ユーザーがクライアント上でメールを読んだり送信する操作をシミ
ュレートできます。または、ノーツのメールデータベースを作成して開き、文書を作成するようなカスタムスク
リプトを作成することもできます。個別のコマンド(たとえばデータベースから文書を削除する)をテストして
実行したり、リモートサーバーコンソールコマンドを発行することもできます。
Domino Server.Load を使用すると、Real Time モニターウィンドウで、リアルタイムにサーバーの測定値をモ
ニターすることができます。
パフォーマンスツールである Domino Server.Load はノーツ/ドミノの CD-ROM の
¥APPS¥TOOLS¥SRVLOAD サブディレクトリに入っています。このツールは、Domino Performance Zone の
Web サイトで Tools and Resources のリンクをクリックした先のページにもあります。
http://www.lotus.com/home.nsf/welcome/performance
Domino Server.Load をインストールするには、ノーツ/ドミノの CD-ROM から SLOAD.EXE を実行して、画面
の指示に従ってください。追加の情報は、インストール後に、Server.Load のヘルプデータベース
(SLD10DOC.NSF) を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
ドミノ サーバーでの照合順序の設定
ドミノ サーバーでは、ロケール情報の決定のために、オペレーティングシステムの設定をデフォルトで使用しま
す。ロケール情報は、ドミノ サーバー上でビューをソートするためのインデクサによって使用される照合順序を
決定するために使用されます。
システム管理者は、NOTES.INI の値を変更して照合順序を変えることもできます。ドミノ サーバーを実行するオ
ペレーティングシステムのロケール設定(たとえば、US 英語用の en-US)とは別に、ドミノがソート用に使用
する照合順序を設定することもできます(たとえば、ロシア語用の ru)。
次に示す照合順序とキャラクタセットのテーブルに示される値を使って、サーバーの NOTES.INI に次の形式で設
定してください。
COUNTRY_LANGUAGE= xx (または xx-yy)
PLATFORM_CSID= nnnnnnn
照合順序のテーブル
CollationName
コード
アルバニア語
sq-al
アラビア語
ar
バルト語
lv
カタロニア語
ca
クロアチア語
hr
キリル文字言語
ru
チェコ語
cs
デンマーク語/ノルウェー語
da
オランダ語
nl
エストニア語
et-ee
フィンランド語
fi
フランス語
fr
フランス語 (カナダ)
fr-CA
ドイツ語
de
ギリシア語
el
ヘブライ語
he
ハンガリア語
hu
アイスランド語
is-is
イタリア語
it
日本語
ja
韓国語
ko
ラテン語 1
en
ラテン語 2
pl
リトアニア語
lt
スカンディナビア語
no
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ポーランド語
pl-pl
ポルトガル語
pt
ルーマニア語
ro
中国語(簡字体)
zh-cn
スロバキア語
sk
スロベニア語
sl-si
スペイン語 (Modern)
e2-es
スペイン語 (Traditional)
es
スウェーデン語
sv
タイ語
th
中国語(繁字体)
zh-tw
トルコ語
tr
ベトナム語
vi
キャラクタセットのテーブル
言語
Win95/WinNT
UNIX
英語
52
20
フランス語(カナダ)
52
20
ドイツ語
52
20
フランス語
52
20
イタリア語
52
20
スペイン語
52
20
ポルトガル語(ブラジル)
52
20
オランダ語
52
20
ノルウェー語
52
20
スウェーデン語
52
20
デンマーク語
52
20
フィンランド語
52
20
チェコ語
50
21
ハンガリー語
50
21
ポーランド語
50
21
ロシア語
51
24
リトアニア語
57
23
トルコ語
54
22
日本語
12
12
中国語(簡字体)
1B
1B
韓国語
18
18
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
タイ語
90
90
中国語(繁字体)
1A
1A
アラビア語
56
25
ギリシア語
53
26
ヘブライ語
55
27
アルバニア語
50
21
ベロルシア語
51
24
ブルガリア語
51
24
カタロニア語
52
20
クロアチア語
50
21
エストニア語
57
23
ラトビア語
57
23
マケドニア語
51
24
ルーマニア語
50
21
セルビア語(キリル)
51
24
セルビア語(ラテン)
50
27
スロバキア語
50
21
スロベニア語
50
21
ウクライナ語
51
24
CEE
D04
ベトナム語
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
双方向 (BIDI) 言語のサポート
双方向言語 (アラビア語かヘブライ語など) を使用するには、次のステップを実行します。
1. BiDi (bi-directional、双方向) Windows プラットフォーム (アラビア語かヘブライ語が利用可能、またはロー
カライズされている) に R5 クライアントをインストールします。
2. クライアントを実行してセットアップを完了し、すべてが正常に機能することを確認します。
3. NOTES.INI ファイルに次の行を追加して BiDi サポートを有効にします。
EnableBiDiNotes=1
4. ヘブライ語を使用し、すべての方程式を左から右に表示させる場合には、次の行も追加します。
EnableHebrewEquations=1
これらの設定は、アラビア語およびヘブライ語用にローカライズされたノーツバージョンではデフォルトで有効
になります。
追加の BiDi 関連設定は、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザープリファレンス] - [インターナショナル...]
で選択できます。
双方向言語の問題
l
以前のリリースのノーツでは、BiDi がサポートされていませんでした。ただし、一部のユーザーの R.4x デ
ータベースには、BiDi テキストを含む文書が入っていることがあります。ノーツ R5 を使用してこのような
文書を編集すると、BiDi テキストが R5 でサポートされる形式に変換されます。一度変換されると、ノーツ
R4.x ではこれらの文書の BiDi テキストを読めなくなります。
また、ノーツ R5 を使用して BiDi テキストを含む文書を作成または編集すると、このテキストは R4.x クラ
イアントからは見えなくなります。さらに、R4.x クライアントを使用してこのような R5 文書を編集する
と、BiDi テキストが失われます。
l
一番右に最上位列のあるビューを設計できます。ただし、クイック検索は、常に一番左の列に対して動作し
ます。クイック検索用に、適切なデータを含む隠し列を一番左に作成する必要があります。
l
アウトラインフローは左から右の順であり、ビットマップは常にテキストの左側にあります。
ドメイン名、組織名、ID ファイル名、メールファイル名、およびパスワードには、英語だけを使用すること
を推奨します。
l
l
アラビア語とヘブライ語のテキストを含むファックスを送信するには、BiDi をサポートする Windows
95/98/NT プラットフォームでサーバーを実行する必要があります。
l
アラビア語とヘブライ語の Windows を実行するときは、設定ダイアログを正しく表示するため
に、NOTES.INI で EnableBiDiNotes=1 を設定する必要があります。
l
Excel スプレッドシートのデータは、左から右の順に表の方向でノーツにインポートされます。
ノーツ文書を RTF 形式にエクスポートするときは、最初のパラグラフを読む順序は左から右になります。こ
のような文書は、改行から開始する必要があります。
l
l
l
l
l
l
l
左から右の順に読むノーツの表は、左から右の順に読む RTF 形式にエクスポートされます。
インポートとエクスポートは、&rlm、&lrm、&zwj、&zwnj の各文字を処理しません。
フィールドヘルプとデータベース一覧を読む順序は、常に左から右になります。
アルファベットの黒丸は、常に英語の文字を使用します。
検索 /置換は、BiDi 表を左から右に処理します。
バイリンガルテキストを含むホットスポットを作成するときは、ホットスポットに副言語文字列をすべて含
める必要があります。
l
検索バーエディタの文字列を読む順序を決定するときは、グレーのハイライト領域にあるすべてのテキスト
が、行全体の一部として扱われます。
l
右から左のタブ付き表では、テキストを一番右のタブに入力する前に、2番目のタブにテキストを入力する
必要があります。
l
スクロールされた右から左のパラグラフでタブまたはセルの幅を変更するときは、ルーラーをクリックする
のではなく [プロパティ] ボックスを使用します。
l
[ワードラップなし] 割り当ては、右から左に読む順序では機能しません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
l
[F11] を使用したテキストスタイルの変更は、BiDi テキストに対しては機能しません。
l
マークされた混在テキストを読む順序を変更すると、マークされた領域は予測不能になります。同じ現象
は、[元に戻す] を実行した場合にも起こります。
ヘブライ語固有の問題
EnableHebrewEquations=1 が設定されている場合
l
等式は、スペースを入れずに書く必要があります。
l
ピリオドは、常に数値の左に表示されます。
l
ネイティブの OS 制御での編集には影響しません (等式、通貨、日付の表示は、オペレーティングシステム
によって決定されます)。
視覚的な読み順序で受信された MIME メールは、ヘブライ語へのエンコードを選択することによって読むことが
できます (8859-8 Visual)。
場合によっては、[インターナショナル] 設定ダイアログでの設定にかかわらず、単位がインチで表示されること
があります。これは、設定を変更した後では正しく機能します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ユーロ通貨記号のサポート
ユーロ通貨記号を表示および使用するためには、Microsoft の Web サイト (http://www.microsoft.com) から必
要なアップデートモジュールをダウンロードする必要があります。
Windows 95 を実行している場合は、Microsoft のユーロ通貨サポートのアップデートモジュールをダウンロード
してインストールする必要があります。
Windows NT 4.0 を実行している場合は、NT 4.0 ヨーロッパ製品の更新または Windows NT Service Pack 4 を
ダウンロードしてインストールする必要があります。
Windows 98 を実行している場合は、追加の更新を行わなくてもユーロ通貨記号のサポートが使用可能です。
更新されたフォントの詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント
JIS X 0212-1990 のサポート
R5 では、JIS X 0212-1990 の日本語の漢字をサポートします。次の要件と注意事項をお読みください。
l
l
l
l
Service Pack 4 を搭載した Windows NT 4.0
JIS X 0212-1990 の文字は、 Windows 98 では使用できますが、この文字をダイアログボックスの中に入
力できません。これは、ノーツの制限ではなく、Windows 98 による制限です。
Windows 95 では JIS X 0212-1990 をサポートしません。
一部の古い IME (ATOK11/WXGなど) では、JIS X 0212-1990 をサポートしません。
ユーザープリファレンスの Unicode 表示が有効になっていることを確認してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ デザイナー
ユーロの ISO 通貨記号は R5 の最終ビルドで更新済み
ユーロの ISO 通貨記号が R5 の最終ビルドで更新されました。R5 の初期β版では提唱された ISO 記号「XEU」
が使われました。最終ビルドでは ISO 規格の 3 文字の通貨記号「EUR」に修正されています。
R5 のβ版で使われた ISO 規格の 3 文字の通貨記号でユーロの通貨フィールドを作成した場合は、そのフィール
ドのあるフォームを保存し直すまで、「EUR」ではなく古い「XEU」記号が使われます。
ISO の 3 文字の通貨記号の代わりにユーロ記号を使っていた場合は、フォームを保存し直す必要がないことに注
意してください。
ユーロに使われる 3 文字の「国コード」が、最初に提唱された XEU ではなく、EMU (European Monetary
Union) に変更されていることにも注意してください。この変更を明確にすることが目的で、通貨記号の使用には
影響を及ぼしません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
インターネットメールとキャラクタセットのサポート
ノーツ クライアントでは、ネイティブ MIME サポートの一環として、インターネットメールを送信する場合に最
も適切なキャラクタセットを検出する機能を備えています。次の表に示す地域がサポート対象になっています。
クライアントでのキャラクタセットサポートに加え、R5 ドミノ ルーターではノーツリッチテキストと MME の
変換機能を(下位互換のために)サポートしています。国際的な使用を考慮して、ルーターでは次の表に示す地
域すべてがサポート対象になっています。SMTP MTA を使用していた以前のバージョンでは、国際的な組織です
べてのキャラクタセットをサポートするためには複数の MTA が必要でしたが、R5 では 1 台のドミノ サーバー
で済みます。SMTP をサポートするようにサーバーを設定した場合でも、デフォルトでこの拡張キャラクタセッ
トサポートが有効になっています。
言語グループと対応するキャラクタセットは次のとおりです。
言語グループ
キャラクタセット
英語
US-ASCII
Unicode
UTF-8
日本語
ISO-2022-JP
中国語(簡字体)
GB2312
韓国語
ISO-2022-KR
中国語(繁字体)
BIG5
タイ語
Windows-874
西ヨーロッパ言語
ISO-8859-1
中央ヨーロッパ言語
ISO-8859-2
バルト海沿岸諸国言語
Windows-1257
キリル文字言語
KOI8-R
アラビア語
Windows-1256
ギリシャ語
Windows-1253
ヘブライ語
Windows-1255
トルコ語
Windows-1254
ベトナム語
Windows-1258
これらのキャラクタセットは、International English 版をはじめ、各言語対応版のすべての製品でサポートされて
います。
デフォルトの設定を変更する必要がある場合、クライアントでは個人アドレス帳の [MIME 言語設定] で変更しま
す。サーバーではドミノディレクトリの [サーバー設定] - [MIME] タブで変更します。これらの設定は、キャラ
クタセット、エンコード方法、フォントについて、インバウンドとアウトバウンドのそれぞれで変更できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
日本円記号と中国元記号は同じように表示されます
UNICODE システムの制限により、日本円記号と中国元記号は同じように表示されます。これは、Windows 98、
Windows 95、および Windows NT でも同じです。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
DNS 命名規則
新しい DNS (Domain Name System) サーバーでは、アンダーバー ( _ ) がサポートされていません。このためロ
ータスは、ドミノ サーバー名または TCP ホスト名にアンダーバー ( _ ) が含まれる名前を付けないことをお勧め
します。
R5 では、アンダーバー ( _ ) の付いたサーバー名からの移行として、次の条件下では2つの DNS 参照が行われま
す。
ドミノ サーバー名にアンダーバー ( _ ) が含まれる場合
ターゲットの TCP ホスト名にアンダーバー ( _ ) が含まれる場合
たとえば、 hr_1/Acme という名前のドミノ サーバーがあるとします。
1. hr1.acme.com を使って、TCP/DNS 参照が行われます。
2. using hr_1.acme.com を使って、TCP/DNS 参照が行われます。
たとえば、foo_bar.acme.com という名前の TCP ホストがあるとします。
1. foobar.acme.com を使って、TCP/DNS 参照が行われます。
2. foo_bar.acme.com を使って、TCP/DNS 参照が行われます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント
Windows RAS コールバック
コールバック接続が正常に機能するのは、標準の Windows 95/98 の DUN サービスをインストールして使用する
場合だけです。コールバックを使ってサーバーに接続している Windows 95/98 マシンでは、Windows95 Plus!
RAS(リモートアクセスサーバー)サービスは、無効にする必要があります。
コールバックを使用する Windows 95/98 下のノーツで RAS 接続を試行する場合、はじめて接続を実行した後
に、Windows はノーツに対して、新しい接続を実行している間はポートがまだ使用中であることを継続的に伝え
ることができます。Windows 95 RAS サーバーの稼動中に、コールバックを使って実行された電話帳入力だけ
は、「使用中」の状態のままです。この電話帳入力を開放してもう一度使用できるようにするには、コンピュー
タをリブートする方法しかありません。
The Windows 95 RAS サーバーは、Windows 95 Plus! のソフトウェアパッケージでのみ利用できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
SPX の接続性と AIX ipx.base 設定
SPX プロトコルによる UNIX AIX ドミノ サーバーへの接続性は、ipx.base のデフォルト設定によって制限され
ています。 デフォルト値では、ノーツ クライアントは接続に失敗し、ドミノ サーバーのコンソールに SPX ラッ
パーエラーが表示されます。
ipx.base で設定されているデフォルトの接続数は 100 です。 SPX 接続でさらに多くの接続数が要求される場合
には、サーバーマシンにスーパユーザとしてログインし、AIX の smit (gui) または smitty インターフェイスを
使用して設定を変更します。次のメニューの中から選択します。
[Communications Applications and Services]->
[Novell Network Services 4.1]->
[Further Configuration]->
[IPX/SPX]->
[General IPX/SPX Variables]
[SPX の最大接続数] フィールドを探して値を増やします (デフォルトの 100 より多い適切な値を選択します) 。
変更を適用してその画面を終了します。
JCOS3S4KES
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
スレッド プール
ドミノ サーバーは、「スレッド プール」という技法を使用して実装されています。サーバーは、スレッド プー
ルを使用して、ユーザーセッションに割り当てる実行スレッド数を減らすことにより、メモリフットプリントを
削減し、拡張性を高めることができます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Windows の 32 ビット TCP/IP スタック
次の Windows TCP/IP 32 ビット スタックがテスト済みです。
l
NetManage, Inc の On-Net Kernel v4.0(Windows 95、Windows 98)
l
Microsoft Corporation の Windows 95
l
Microsoft Corporation の Windows 98
l
Microsoft Corporation の Windows NT from
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント
ビューアーに関する情報
ノーツ R5 には、Verity の KeyView ビューアーテクノロジーが含まれています。新しいビューアーによって、
次の機能拡張が提供されます。
l
l
l
l
ロータス フリーランスのフルオブジェクトサポート
.AVI および .MOV ファイルのサポート (アニメーションの表示)
.DIB、.EPS ファイルのサポート
Microsoft Office 2000 ベータファイル形式のサポート
次のファイル形式に対して、Windows 95、Windows 98、および Windows NT 用のビューアーが使用可能です。
l
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l
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l
l
l
l
l
l
l
アミプロ 3.x (.SAM)
AmiDraw (.SDW)
ビットマップ (.BMP)
CCITT グループ3ファックス (.TIF)
CompuServe (.GIF)
Computer Graphics Metafile (.CGM)
実行可能ファイル (.EXE)
HTML (.HTM)
JPEG ファイル (.JPEG、.JPG)
ロータス 1-2-3 3.0、4.0、5.0、6.x (.WK*、.123)
ロータス 1-2-3 97、98、2000(.123)
ロータス 1-2-3 for Macintosh
ロータス 1-2-3 for OS/2 (.WG2)
ロータス フリーランス for OS/2 (.PRS)
ロータス フリーランス (.PRE、.PRZ)
ロータス PIC (.PIC)
ロータス ワードプロ 96/97、R9 (.LWP)
Microsoft Excel 2.x、3.0、4.0、5.0、7.0、97、Office 2000 (.XLS)
Microsoft PowerPoint 4.x、7.0、97 (.PPT)
Microsoft Word for Macintosh 2.0、3.0
Microsoft Word for Windows 6.0、7.0、97、Office 2000 (.DOC)
Paintbrush/DCX (マルチページ PCX) (.PCX)
PICT および PICT2 グラフィックス (.PCT)
Revisable Form Text (.RFT)
リッチテキスト形式 (.RTF)
Tagged Image File 形式 (.TIF および .EPS)
テキストファイル (.TXT)
Windows メタファイルグラフィック (.WMF)
WordPerfect 5.x、6.x、7.x
WordPerfect 8
WordPerfect for Macintosh 2.0、3.0
WordPerfect Graphics (.WPG)
XyWrite
ZIP ファイル (.ZIP)
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント
呼び出し用と書き出し用のフィルタ
ノーツ R5 では、Inso Corporation のテクノロジを使用して呼び出しと書き出しを行います。次に、このテクノ
ロジでサポートされたファイル形式のリストを示します。
表計算ファイル
ファイルタイプ
リッチテキストフ 文書またはビュー ファイル拡張子
ィールドまたはビ からの書き出し
ューへの呼び出し
アプリケーションバージョン
ロータス 1-2-3
両方
ビュー
.WKS
.WK1
.WK3
.WK4
ロータス 1-2-3 for DOS 1A また
はそれ以上で作成されたワークシ
ートの全体または指定範
囲、1-2-3 for Windows、1-2-3
for Macintosh
Microsoft Excel
リッチテキスト
フィールド
サポート無し
.XLS
Microsoft Excel 4.0 および 5.0
グラフィックファイル
ファイルタイプ
リッチテキストフ 文書またはビュー ファイル拡張子
ィールドまたはビ からの書き出し
ューへの呼び出し
ファイル記述
PCX イメージ
リッチテキスト
フィールド
サポート無し
.PCX
ラスターグラフィック
ロータス PIC
リッチテキスト
フィールド
サポート無し
.PIC
1-2-3 または Symphony で作成さ
れたピクチャー
CGM イメージ
リッチテキスト
フィールド
文書
.CGM
.GMF
ANSI メタファイルをサポートする
ソフトウェアで作成されたピクチ
ャー
TIFF 5.0 イメー
ジ
リッチテキスト
フィールド
文書
.TIF
TIFF をサポートするソフトウェ
アの中にスキャンされたビットマ
ップイメージ
Bitmap イメージ
(UNIX 以外)
リッチテキスト
フィールド
サポート無し
.BMP
ビットマップイメージ
GIF イメージ
リッチテキスト
フィールド
サポート無し
.GIF
Graphics Interchange Format イ
メージ
JPEG イメージ
リッチテキスト
フィールド
サポート無し
.JPG
Joint Photographics Experts
Group イメージ
ワープロファイル
ファイルタイプ
リッチテキストフ 文書またはビュー ファイル拡張子
ィールドまたはビ からの書き出し
ューへの呼び出し
アプリケーションバージョン
ロータスアミプ
ロ
リッチテキスト
フィールド
文書
.SAM
アミプロ 1.x、2.x、3.x
Microsoft リッ
チテキスト形式
リッチテキスト
フィールド
文書
.RTF
.RTF をサポートするアプリケーシ
ョン (Microsoft Word など)
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
WordPerfect
リッチテキストフ 文書
ィールド
.DOC
.WPD
.WPT
WordPerfect 5.1、6.0、6.1
Microsoft Word
リッチテキスト
フィールド
.DOC
Word for Windows 6.0
文書
テキストファイル
ファイルタイプ
リッチテキストフ 文書またはビュー ファイル拡張子
ィールドまたはビ からの書き出し
ューへの呼び出し
ファイル記述
ASCII
リッチテキスト
フィールド
文書
任意
書式なしのテキスト
テキスト付きの
バイナリ
リッチテキスト
フィールド
サポート無し
任意
非テキストファイルからテキスト
を呼び出す
表の ASCII テキ
スト
ビュー
ビュー
任意
行と列に配置された ASCII テキス
ト。レコードあたりの合計は
1,536 文字に制限されている。
構造化 ASCII テ
キスト
ビュー
ビュー
任意 (
.TAB、.TXT、.P
RN、.RPT 以外)
フィールドおよびフィールド値と
して配置された ASCII テキスト。
シンプルテキストフィールドあた
り 256 バイトに制限されている。
HTML ファイル
ファイルタイプ
リッチテキストフ 文書またはビュー ファイル拡張子
ィールドまたはビ からの書き出し
ューへの呼び出し
ファイル記述
HTML
リッチテキスト
フィールド
HTML の全バージョン。
HTML ファイルに含まれているイ
メージで、たとえば、C:
¥LOTUS¥NOTES¥GRAPHIC.GIF
のようにローカルなものは呼び出
されない。赤い枠がプレースフォ
ルダーとして表示される。
サポート無し
.HTM
.HTML
メモ
WordPro 97 を除き、ノーツ R5 ではスーパーオフィス97、スーパーオフィス98 ファイル形式の呼び出しと
書き出しをサポートしません。
l
l
ノーツ R5 には MS Office 97 形式のための呼び出し/書き出しテクノロジがありません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
AIX 設定
IBM AIX サーバーのカーネル設定
SMIT を使用して、次のカーネルパラメーターを設定します。
l
ユーザー1人当たりの最大処理数は、少なくとも 128 必要です。
l
512 MB 未満のシステムに対して、少なくともページングスペースは実際のメモリの2倍が必要です。
l
インストールするライセンス数 は、最低 2 です。
致命的エラーが発生したイベントでの CORE ファイルの生成
致命的エラーが発生したイベントにおいて、ドミノ サーバーを使用してコアファイルを生成したい場合
は、NOTES.INI ファイルに次の変数を設定します。
DEBUG_ENABLE_CORE=1
注: デフォルトでは、コアファイルの生成を行ないません。オプションとして、NSD ユーティリティを実行して
致命的エラーについての情報を生成できます。
/etc/security/limits のデフォルトサイズ
/etc/security/limits で指定されるすべてのデフォルトサイズは、無制限 (-1 に設定) として指定する必要があり
ます。
大きなファイルをサポートするためのファイルシステムの設定
AIX 上のドミノ サーバーでは、大きなファイル (2GB 超) をサポートするにはファイルシステムを明示的に設定
する必要があります。ファイルシステムが大きなファイルをサポートするように設定されていないと、データベ
ースが成長して2GB の制限を超えた場合に、サーバー上で異常終了が発生する可能性があります。認定された
AIX システム管理者は、smit を使用して、ファイルシステムが大きなファイルをサポートするように設定する
か、サポートしていることを確認する必要があります。
l
l
l
l
l
l
システム記憶領域管理
ファイルシステム
ファイルシステムの追加/変更/表示/削除
ジャーナルファイルシステム
ジャーナルファイルシステムの特性の変更/表示
Large File Enabled -> true
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
R5 のプラットフォームとシステム要件
ノーツ、 ドミノ デザイナー、 ドミノ 管理クライアント
プラットフォーム
Windows 95/Windows 98
Windows NT
サポート OS
Windows 95 (サービスパックの情
報はリリース情報を参照してくだ
さい。)
Windows 98
Windows NT Workstation 4.0 (サ
ービスパックの情報はリリース情
報を参照してください。)
プロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
メモリ
最小 16 MB
推奨 32 MB 以上
最小 32 MB
推奨 48MB 以上
ディスク容量
ノーツ クライアント:
90MB 最小
150MB 以上を推奨
ノーツ クライアント:
90MB 最小
150MB 以上を推奨
ドミノ デザイナー:
180MB 最小
230MB 以上を推奨
ドミノ デザイナー:
180MB 最小
230MB 以上を推奨
ドミノ 管理クライアント :
150MB 最小
190MB 以上を推奨
ドミノ 管理クライアント :
150MB 最小
190MB 以上を推奨
すべてのクライアント :
230MB 最小
280MB 以上を推奨
すべてのクライアント :
230MB 最小
280MB 以上を推奨
カラーモニター
カラーモニター
AppleTalk
なし
なし
Banyan VINES
あり
あり
ISDN*
あり
あり
NetBIOS/NetBEUI
あり
あり
SNA*
なし
なし
SPX
あり
あり
SPX II
なし
あり
TCP/IP
あり
あり
X.25*
なし
なし
X.PC
あり
あり
モニター
ネットワークプロトコルのサ
ポート
* ノーツ WAN ドライバ (X.25 接続用、SNA 接続用、および CAPI ISDN 接続用) は http://www.lotus.com か
らダウンロードすることができます。ただし、ノーツ WAN ドライバには日本でサポートされていないものもあ
りますので、注意してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ サーバー
プラットフォーム
AIX
Solaris
サポート OS
AIX 4.3.1
AIX 4.3.2
Solaris 7
(AIX パッチ情報はリ
リース情報を参照して
ください。)
Windows NT
5
(Solaris パッチ情報は
リリース情報を参照し
てください。)
Windows NT Server
4.0
Windows NT
Workstation 4.0
Windows 95
Windows 98
(Windows サービスパ
ックに関する情報はリ
リース情報を参照して
ください。)
プロセッサー
PowerPC, POWER,
POWER2
SPARC
Intel Pentium, Alpha
SMP サポート
あり
あり
あり
メモリ
64 MB 最小
128 MB 以上を推奨
64 MB 最小
128 MB 以上を推奨
48 MB 最小
96 MB 以上を推奨
ディスク スペース
750 MB 最小
1 GB 以上を推奨
750 MB 最小
1GB 以上を推奨
750 MB 最小
1GB 以上を推奨
スワップ サイズ
実メモリの3倍以上 を推
奨
実メモリの3倍以上 を推
奨
64 MB
モニター
カラーモニター
カラーモニター
カラーモニター
AppleTalk
なし
なし
あり
Banyan VINES
なし
なし
あり (Intel Pentium)
なし (Alpha または
SMP)
ISDN
なし
なし
あり
NetBIOS/NetBEUI
なし
なし
あり
3
なし
なし
あり
SPX
4
あり
なし
あり
SPX II
あり
あり
あり
TCP/IP
1
2
ネットワークプロトコ
ルサポート
3
SNA
あり
あり
あり
3
なし
なし
あり
X.PC
あり
あり
あり
X.25
注意
ドミノ サーバーをインストールするオペレーティングシステムが最低限のパッチ要件を満たしていない場合、シ
ステムの安定性を欠く可能性があります。使用するプラットフォームについて、このリリース情報に記載されて
いるパッチ要件に関する文書をよくお読みください。これらの文書は、 [お読みください] のセクションに分類さ
れています。
脚注の説明
1
SMP (Symmetrical Multiprocessing) サポートは、一覧にあるオペレーティングシステムの内、SMP が有効に
なっているバージョン用のものです。オペレーティングシステムのバージョンが SMP をサポートしているかど
うかの詳細については、オペレーティングシステムの販売元またはロータスの販売員に問い合わせてください。
2
ディスク容量の要件には、ドミノシステムの機能 (1 つまたは複数のメールデータベースとアプリケーション)
に必要な空きディスクスペースの推定値が含まれています。実際にドミノファイルのインストールに必要なディ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
スク容量は、最小値および推奨値よりも少なくなります。
3
ノーツ WAN ドライバ (X.25 接続用、SNA 接続用、および CAPI ISDN 接続用) は http://www.lotus.com から
ダウンロードすることができます。ただし、ノーツ WAN ドライバには日本でサポートされていないものもあり
ますので、注意してください。
4
ドミノ クラスタおよびパーティションサーバーの設定では、IPX/SPX プロトコルはサポートされていません。
現在ロータス社では、将来のリリースでこれらの機能の IPX/SPX ネットワークサポートを提供する予定はあり
ません。
5
ドミノ サーバーを Solaris 7 上で実行する場合、Solaris は 32-bit モードで起動してください。64-bit モード
の Solaris はサポートされていません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
Solaris パッチの必要性
ドミノ R5 は、Solaris 2.6 で認証されています。Solaris 上で R5 ドミノ サーバーを正常に稼動させるに
は、Solaris 2.6 の以下のパッチが必要です。
パッチは、オペレーティングシステムの問題を解決するために、OS ベンダーが提供するものです。このため、ロ
ータスでの動作確認後に新しいパッチが入手可能になる場合があります。
警告 次に示すカーネルの更新パッチに加えて、R5 ドミノ サーバー をインストールする前に、Solaris バグ ID
420640 の修正をインストールする必要があります。
バグ ID 4206401 の修正を受け取るには、Sun Microsystems サポート担当員に連絡するか、URL:
http://sunsolve2.sun.com/sunsolve/4206401/ からコピーをダウンロードします。修正には、前提条件として
下記に指定されているカーネル更新パッチが必要です。
この修正を適用しないと、Solaris 2.6 が異常終了する原因となり、データが失われる可能性があります。
次のパッチは、Sun Microsystems から入手してインストールするか、Sun の Web サイト http://www.sun.com
からダウンロードできます。
Solaris SPARC
SPARC: 105181-14 Kernel update patch
SPARC: 105490-05 linker patch
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
AIX パッチの必要性
AIX 4.3.1 パッチ
ドミノ R5 では、次に示すパッチを当てた環境で AIX 4.3.1 の動作確認が行われました。パッチはオペレーティン
グシステムの問題を解決するために OS ベンダーが提供するものです。このため、ロータスでの動作確認後に新
しいパッチが入手可能になる場合があります。最新のパッチは IBM の Web サイト http://www.ibm.com からダ
ウンロードできます。
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Fix IX85874
bos.adt.debug 4.3.1.1
bos.adt.syscalls 4.3.1.1
bos.rte.bind_cmds 4.3.1.1
bos.rte.commands 4.3.1.1
bos.rte.control 4.3.1.1
bos.rte.cron 4.3.1.1
bos.rte.install 4.3.1.1
bos.rte.shell 4.3.1.1
bos.sysmgt.smit 4.3.1.1
devices.graphics.com 4.3.1.1
X11.base.rte 4.3.1.1
X11.compat.lib. X11R5 4.3.1.1
xlC.rte 3.6.4.1
AIX 4.3.2 パッチ
AIX 4.3.2 は、ドミノ R5 でサポートされます。パッチはオペレーティングシステムの問題を解決するために OS
ベンダーが提供するものです。このため、ロータスでの動作確認後に新しいパッチが入手可能になる場合があり
ます。次のパッチは IBM の Web サイト http://www.ibm.com からダウンロードできます。
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Fix IX85874
xlC.rte 3.6.4.1
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Windows の Service Pack
R5 は、下記の Service Pack を適用した Windows 95、Windows 98 および Windows NT 4.0 での動作が保証さ
れています。ただし、 Service Pack はオペレーティングシステムの問題を解決するために OS ベンダ
ー(Microsoft)が随時提供するものです。このため、ロータスでの動作確認後に新しいものが入手可能になる場
合があります。
次の Service Pack や、最新の Service Pack は Microsoft の Web サイト(
http://www.microsoft.com/msdownload/ )からダウンロードできます。
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Windows 95、Windows 98 : Service Pack1 および Service Pack1 の最新版
Windows NT 4.0 Workstation および Server : Service Pack4
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
UNIX の Checkos パッチチェックユーティリティ
UNIX プラットフォームで、Checkos は、ドミノ R5 を最初にインストールしたときに起動するパッチチェック
ユーティリティです。使用している オペレーティングシステム (OS) のパッチが存在しない場合、Checkos によ
ってプロンプトが表示されます。正しいパッチがすべてインストールされると、「The OS appears to have the
correct patches」というメッセージが表示されます。
この機能は R5 ドミノ サーバーの新機能です。
このリリース情報の「はじめにお読みください」セクションの UNIX のパッチ要件に関する文書に、パッチ要件
と、適切なレベルのパッチを当てないことによる問題について説明がありますので参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
Solaris と SPARC のサポート、認証
R5.0.1 より、Solaris 2.6 および SPARC がサポートされるようになりましたが、ドミノ サーバーではプラット
フォームとして認証されません。また、R5.0.1 より、 Solaris 7 がドミノで認証プラットフォームになりまし
た。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
HP-UX、Macintosh、および OS/2 プラットフォームの遅れ
HP-UX 用の R5 ドミノ サーバー、 Macintosh PowerPC 用のノーツクライアント、および OS/2 プラットフォ
ーム用のドミノ サーバーは発売が遅れていて、今後3ヶ月以内に発売される予定です。この間、Macintosh
PowerPC 用のノーツクライアントおよび OS/2 用のドミノ サーバーのベータ版は、Notes.net Web サイト (
http://www.notes.net) で、ダウンロードできます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ノーツ/ドミノのための Java のロゴのテスト
Sun は "Java Compatible" ロゴを Java テクノロジーを使って開発されたコンパニオン製品のために作成してい
ます。
"Java Compatible" ロゴは、Java を販売製品中に統合するために、Java ランタイムソースコードのライセンス
を持つ Java OEM ソースライセンスのために作られたものです。
Java の認証は、ノーツ/ドミノとともに出荷される JVM (Java Virtual Machines) が Java Compliance Kit の定
める Sun の認可仕様を完全に満たしていることを保証します。ロータス/IBM は、その仕様を満たすように製品
をテストしました。ロータスはソースコードから JVM を( Win32 Intel、AIX、Solaris の各プラットフォーム上
で)コンパイルしたので、 Java Compliance Kit のすべてのテストを実行し、合格する必要がありました。ノーツ
/ドミノとともに出荷される他の JVM (Win32 Alphaなど) は再パッケージされただけのものなので、これらの
JVM はオリジナルの認可を受けています。
Java に関する情報については、Sun の Web サイトを参照してください。
http://java.sun.com/nav/business/licensed-logos.html
http://java.sun.com/
ノーツ/ドミノ 上での Java の使い方に関する情報については、『R5 デザイナーヘルプ』や『R5 リリース情
報』の関連する項目を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ サーバー
Windows NT Server Enterprise Edition はドミノでサポートされて
います
ドミノ サーバー R5 は、Windows NT Server Enterprise Edition 上での動作確認は行っていませんが、Windows
NT スタンダード版と同等のサポートが保証されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
標準時と DST の設定
クライアント設定
標準時と サマータイム(DST)の設定は、オペレーティングシステムの設定と同期をとっています。ノーツを起
動すると、オペレーティングシステム(OS) と DST の設定は、現在のノーツのロケーションの設定と一致する
ように更新されます。以前のリリースでは、ノーツは標準時と DST の設定ではなく OS の時計を更新していた
ため、OS の時間と標準時が一致しませんでした。 R5 では、別の標準時を持つロケーションに変更する場合、ま
たは現在のロケーションの標準時を変更する場合、オペレーティングシステムの標準時と DST 設定は、それに一
致するように更新されます。そのため、標準時、DST のオン/オフとグリニッジ標準時(GMT)が、オペレーテ
ィングシステム上で正しく設定されていることが重要です。たとえば、オペレーティングシステムが「DST オ
フ」に設定され、時計を手動で変更して DST に合わせた場合、ノーツを実行すると DST は OS 内でオンにな
り、OS の時計は、1 時間でオフになります。
Windows 95/98/NT プラットフォーム
ロケーション文書を編集する場合、選択対象である標準時のリストは、オペレーティングシステムの標準時と現
時点で一致しています。DST の開始日と終了日も、オペレーティングシステムの日付と同じです。別の標準時を
持つロケーションに変更すると、その標準時の DST 開始日と終了日が有効になります。さらに、ノーツの稼働中
にコントロールパネルで OS 標準時または DST 設定を変更すると、現在のロケーションの標準時と DST が OS
に合わせて更新されます。
R5 にアップグレードする場合、ロケーション文書の中にオペレーティングシステムの標準時と一致しない標準時
を含むものがあったら、特定の標準時を選択する画面が表示される場合があります。
サーバー
Windows 95/98/NT プラットフォームでは、ノーツの標準時と DST の設定は、オペレーティングシステムから
取り出されます。サーバーの設定は、クライアントの設定と一致しなければなりません。複製サーバーは、すべ
て同じ設定にしなければなりません。サーバーの設定が一致しない場合(たとえば、あるサーバーでは DST がオ
ンで、別のサーバーでは DST がオフの場合)、特定の時刻にエージェントによって異常な動きが実行される場合
があります。この徴候として、次のようなメッセージが表示されます。
98/10/08 03:59:13 PM
AMgr: Time span since last reset of hourly statistics is negative
非 Windows プラットフォームでは、選択対象である標準時のリストはノーツの以前のリリースのリストと同じで
す。
Windows プラットフォームでは、OS の標準時と DST の設定が、サーバーの稼働中にコントロールパネルを通
して変更されても、サーバーが再起動されるまでは有効にはなりません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ デザイナー
メール API サービスプロバイダのサポート
ドミノ メール API (MAPI) サービスプロバイダは、Windows NT、Windows 95、および Windows 98 上の次のソ
フトウェアでテストが行われ、動作します。
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l
l
Exchange バージョン 5.0.1458.47
Outlook 97 バージョン 8.02.4212
Microsoft Office 97
プロバイダは MAPI の仕様に従うため、Outlook 98 や Microsoft Office 98 などの他の MAPI クライアントと共
にも動作します。ただし、本リリースでは、これらの環境でのテストは十分には行われていません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ノーツ クライアント
EasySync
ロータス ノーツ R5 は、各種 PDA と EasySync R2.0 を利用して、情報の同期をすることができません。R5 対
応バージョンに関しての情報は、随時ロータスの Web サイト http://www.lotus.co.jp/ に掲載していく予定で
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ロータス コンポーネンツ
以下は、ロータス コンポーネンツをノーツおよびドミノ デザイナーとともに使用する場合の要件と既知の問題で
す。
l
ロータス コンポーネンツのバージョン 2.0 は、ノーツ R5 ではサポートされていません。ロータス コンポ
ーネンツの次期バージョンは、ノーツ R5 の出荷後まもなく使用可能になり、ノーツ R5 で正式にサポート
される予定です。
l
バージョン 2.0 のコンポーネントのすべてのインスタンスは、ノーツ R5/ドミノ R5 との完全な互換性を保
つために、次期バージョンのコンポーネントで削除し、再作成する必要があります。
l
文書プロパティは、ひとつの文書に複数のコントロール (コンポーネント) を格納する場合は、サポートされ
ないので注意してください。
MCAL3ZUR62, MCAL437JRW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ デザイナー
ロータス スクリプト データオブジェクト プラットフォーム
ロータス スクリプト データオブジェクト (LS:DO) はロータス スクリプトを使って、外部の ODBC データソー
スへの読み込みと書き出しへの完全なアクセスを提供します。 LS:DO は 3 つのクラスのセットで成り立ちま
す。それらは ODBCConnection、ODBCQuery、ODBCResultSet で、強力なプロパティやメソッド、 SQL の
完全な機能が一式備わっています。LS:DO の設計はロータス スクリプトの BASIC 書式や他のロータス スクリ
プト ノーツクラスと一貫しているため、簡単に学習して使うことができます。
ノーツは OS/2、Windows 3.1、Windows 95、Windows NT、AIX、Solaris Intel Edition、および SPARC
Solaris プラットフォーム上での LS:DO をサポートします。LS:DO は AS/400 と OS/390 プラットフォームに
もあります。これらのプラットフォームでは、LS:DO は ODBC ではなく、ネィティブなオペレーティング シス
テムのエンタープライズインテグレーションを使って導入されます。これらのプラットフォームへのインストー
ルと導入の詳細については、プラットフォームごとのマニュアルを参照してください。
LS:DO の使い方についての詳細は、『ドミノ デザイナー R5 ヘルプ』、または 『ドミノ デザイナー プログラマ
ーズガイド 2 (ロータス スクリプト ノーツクラス)』 を参照してください。
LS:DO についての最新情報やトラブルシューティングの追加情報は、ロータスの開発者対象の Web サイト、
http://www.lotus.com/devtools から入手できます。
また、次の LS:DO の新機能にも注目してください。
コネクション プール
Connection Pooling では ODBC データソースへの接続を再使用できます。この機能を有効にすると、同じユー
ザー名とパスワードを用いた接続が接続プールにないかどうかが最初にチェックされます。プールでの接続が利
用できる場合は、ユーザーは接続を待たずにすみます。
新たに NOTES.INI に変数 ODBCConnectionPooling が追加されて、LS:DO を ODBC Driver Manager 3.x 接続
プール機能で使えるようになりました。この機能を有効にするには、LS:DO が実行されるマシンで
ODBCConnectionPooling=1 と設定します。また、ODBC Administrator でこの機能を ODBC Driver Manager
に対しても有効にし、設定する必要があります。詳細は ODBC のマニュアルを参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ノーツ クライアント
ノーツ R5 とスーパーオフィスのパフォーマンスの問題
ノーツ クライアント R5 とスーパーオフィスを同時に実行すると、スーパーオフィス96、スーパーオフィス97、
スーパーオフィス98 でアプリケーションがハングアップするというパフォーマンス上の問題があります。多数の
ノーツ文書を開いているとき、または 「ベーシック」以外の Welcome ページのスタイルを使用すると、この問
題が発生しやすくなります。
回避策 1
この問題を修正するユーティリティがノーツ R5 インストール CD-ROM の ¥APPS¥SMARTSUITE¥SSN5.EXE
にあります。SSN5 をインストールすることを推奨します。または、パッチをロータスカスタマーサポート Web
ページ http://www.support.lotus.com/homeframe.nsf/pages/SmartWin からダウンロードできます。
SSN5 アプリケーションのインストール
1. ノーツおよびすべてのスーパーオフィスアプリケーションを終了します。
2. Windows または Windows NT のエクスプローラを起動します。
3. ノーツ R5 CD-ROM の ¥APPS¥SMARTSUITE ディレクトリを開き、SSN5.EXE. をダブルクリックしま
す。SSN5 アップデートで問題が検出された場合は、終了する前に警告メッセージが表示されます。
メモ: オプションのコマンド行パラメータを使って、検索と更新を特定ドライブのファイルに制限できます。次に
例を示します。
SSN5 X
ここで、X は更新するファイルを検索する唯一のドライブを表します。
SSN5 アップデートはネットワークドライブおよびリムーバブルドライブを除くすべてのドライブを自動的に検
索するので、通常はオプションパラメータは必要ありません。ただし、サーバーのインストールを伴ったネット
ワークドライブへの書き込みアクセス権を有するシステム管理者は、このパラメータを指定する必要がありま
す。また、リムーバブルドライブにインストールされたスーパーオフィスのコピーを更新するときも、このパラ
メータを指定する必要があります。
回避策 2
各製品でバブルヘルプをオフに設定することで、すべてのスーパーオフィス アプリケーション(1-2-3 97 以
外)でこの問題を取り除くことができます。1-2-3 97 での問題を修正するには、上記の回避策1で示したアップ
デートユーティリティを実行するか、または 1-2-3 の最新バージョンへのアップグレードを実行する必要があり
ます。
スーパーオフィス製品のアプリケーションのバブルヘルプをオフに設定する手順は、次のとおりです。
1. [ファイル] - [ユーザープリファレンス] - [スマートアイコン] を選択します。
2. [アイコンの説明を表示] チェックボックスのチェックマークを消します。
3. 手順 1 と手順 2 をインストールしたスーパーオフィス製品ごとに繰り返します。
THS452KF2
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ノーツ クライアント
IMAP メールクライアントの認証
ノーツ R5 IMAP メールクライアントは、次の IMAP4rev1 サーバーを使って認証が行われました。
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ロータス ドミノ R4.6
l
ロータス ドミノ R5
l
IBM Research Server 03010711
l
Microsoft Exchange 5.5
l
Netscape Messaging Server 3.01
l
University of Washington 11.241
l
Eudora
l
Worldmail 2.0
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Java の認証
次のプラットフォームで、ノーツ R5 とドミノ R5 では、Sun Microsystems の JDK 1.1.6 ベースの Java
Virtual Machine を実装しています。
l
l
l
AIX
Solaris SPARC
Windows 95、Windows 98、Windows NT (Intel および Alpha)
Java Virtual Machine は、Sun による公式の Java 認証テストに合格します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ サーバー
Solaris の設定
ページングの優先順位を使うには、Solaris 2.6 (SPARC) を少なくともカーネルパッチ 105181-09 と共に使うこ
とが必要です。
ページングの優先順位を有効にするには、/etc/system に次を設定します。
set priority_paging=1
Solaris 7 用の新しい設定項目はありません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Web ブラウザの認証
ノーツ/ドミノの R5.0以降のリリースで認証されている Web ブラウザを次の表に示します。
プラットフォーム
Internet Explorer
AIX 4.3.1
N/A
Netscape Communicator
Notes Native Browser
4.5
N/A
4.01
(日本語表示は不可)
4.5
N/A
Windows 95/98
4.01 SP1
4.5
現在のリリース
Windows NT 4.0 (Alpha)
4.01 SP1
N/A
N/A
Windows NT 4.0 (Intel)
4.01 SP1
4.5
現在のリリース
2, 5
4.5
N/A
4.01
(日本語表示は不可)
1, 2
4.5
N/A
N/A
4.04
N/A
Solaris SPARC 2.6
1, 2
Macintosh PowerPC 8.1
HP-UX 11.0
3
OS/2 Warp Server 4
3
3
4.01
4
1
Java の実装による設計制限のため、Internet Explorer は UNIX プラットフォームで Java をサポートしていま
せん。Java を必要とするいくつかのノーツテンプレートとその他の機能は、この制限の影響を受ける可能性があ
ることに注意してください。
2
SSL アプリケーションプログラム (クライアント認証要求/受理) は、使用不可の Active X コントロールにその
機能が依存しているため、Macintosh や UNIX では、Internet Explorer 4 で動作しません。
3
ノーツ/ドミノは、これらのプラットフォームで認証されていませんが、これらのブラウザは使用が認証されて
います。
4
ノーツ ネイティブ ブラウザは、リモート (CORBA) 操作をサポートしません。最初にローカルクラスを見つけ
てローカルに実行します。
5
Macintosh 上の Internet Explorer 4.0.1 では、Web メールはサポートされていません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ サーバー
サーバーリソースの要件
サーバープラットフォーム全体を、できるかぎりドミノ サーバー専用にしてください。システムの OS やリソー
スによっては、ドミノ サーバープロセスとほかのアプリケーションプロセスを同時に実行すると、リソースに制
約がかかることがあります。たとえば、ファイルやプリンタの共有サービスやほかの共有リソース、テープバッ
クアップエージェント、SNA 端末ゲートウェイサービス、同時アクセス頻度の高い複数のドミノ サーバー(パー
ティションサーバー)の実行などに制約がかかります。プラットフォームのハードウェア容量とスケーラビリテ
ィが組織での要件に合うことを確認してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ サーバー
メールファイルにアクセスする場合、ブラウザクライアントは
800×600 の解像度をサポートしている必要があります
Web ブラウザからメール、カレンダー、タスクリストにアクセスするドミノのユーザーは、画面解像度が 800×
600 以上をサポートするシステムを使用する必要があります。VGA (640×480) の画面解像度を使用するユーザ
ーには、2次アプリケーションウィンドウに表示されるメールファイルのアイテムが表示されない可能性がありま
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ノーツ クライアント用には SVGA (800x600)の解像度を推奨します
ノーツ クライアントは、VGA (640×480)の画面解像度のマシンで動作しますが、よいパフォーマンスで動作さ
せるためには SVGA (800×600) の画面解像度のマシンを使用することを推奨します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Domino LDAP Schema データベース - R5.0.1 の拡張機能
R5.0.1 から、 tell ldap exportschema コマンドを使用して、ドミノのデータディレクトリに、Domino LDAP
Schema データベース (SCHEMA50.NSF) を作成・更新できます。
このデータベースは、ユーザーフレンドリーなフォーマットでディレクトリスキーマに関する情報を提供し、デ
ィレクトリスキーマを拡張した場合には変更を反映させることができます。
ディレクトリスキーマを拡張する場合、tell ldap reloadschema コマンドを使用して、
ロータスでは、ドミノ LDAP スキーマによりサポートされる属性やオブジェクトクラス、書式についての情報を
DominoLDAP Schema (SCHEMA50.NSF) というデータベースで提供します。このデータベースは Web
(http://notes.net/notesua.nsf/find/schema50) で入手できます。
スキーマの各属性に対して、Domino LDAP Schema データベースは、LDAP 名、OID、対応するドミノ フィー
ルド、属性の基となる LDAP スキーマ、および書式の型を提供します。
ヒント: 属性を使うフォームを決めるには、LDAP ObjectClasses ビューに切り替えて属性について全文検索し、
次にビューの「Notes Name」列をご覧ください。
スキーマの各オブジェクト・クラスに対して、LDAP 名、OID、オブジェクトクラスに対応するドミノディレクト
リのフォーム、オブジェクトクラスの基となる LDAP スキーマを提供します。また、オブジェクト・クラスの型
(抽象、構造、補助) や相対優位、付属オブジェクトクラス、関連する必須または任意の属性も提供します。
各書式に対して、LDAP 名 (および別名)、OID、ノーツでのデータ型のマッピング、書式の基となるスキーマを
提供します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
エディタアプレットデータの受信方法が変更されました
エディタアプレットで、ドミノからデータを受信する方法が R5.0.1 で変更されました。以前のエディタアプレッ
トは、HTTP 要求を介してドミノからデータを受信しますが、ドミノはデータの URL をエディタアプレットに入
力パラメータとして渡し、アプレット側は、その URL からデータをロードしていました。この方法は、5.0.1 で
変更され、エディタアプレットに対する入力が、保存されていない場合、ページの更新時になくなってしまうと
いう問題が回避されました。エディタアプレットに含まれているページ上のボタンの1つに
@Command([ViewRefreshFields]) が使用されていたのが、この現象の原因でした。
現在、ドミノは、 HTML ページ上の非表示フィールドで、エディタアプレットにデータを渡します。エディタア
プレットは、JavaScript から Java への通信機能 (ベンダーによっては LiveConnect ともいう) を使用して、この非
表示フィールドからデータを取得します。JavaScript から Java への通信機能をサポートするブラウザだけが、エデ
ィタアプレットの使用をサポートします。 ドミノは、データが検出できる URL を示すアプレットにパラメータ
は渡さず、エディタアプレットは、このパラメータをチェックしません。
アプレットでの編集時にページを更新すると、要求どおりに作動して、すべてのデータが保持されます。
DBRO478M2L
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ラス
ファイアウォールサポート: CORBA-enabled lotus.domino Java ク
新規の Notes.ini パラメータ DIIOP_IOR_HOST が追加され、ファイアウォールサポート用に DIIOPサーバーを設
定できるようになりました。ドミノ サーバーと JAVA アプレット/アプリケーションとの間にファイアウォール
があり、CORBA-enabled lotus.domino クラスを使用する必要がある場合、このパラメータを、IP アドレスまた
はファイアウォールのホスト名に設定しなければなりません。設定後、Java アプレット/アプリケーションは、
ファイアウォールに直接送られるので、IIOP ポートを介するように設定する必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ノーツ クライアント
ユーザー補助:埋め込み制御内外でのフォーカスの表示
[カレンダー] ビュー内のカレンダーから日付を選択するなどの機能に対する埋め込み制御がある文書内では、埋
め込み制御へ移動し、その埋め込み制御内でフォーカスを与えてから、そのフォーカスを削除して文書内の移動
を続けることができます。
[スペース] バーを押して、埋め込み制御にフォーカスを与えます (フォーカスは太い黒枠で囲まれて表示されます
が、[スペース] バーを押すと削除されます)。 [ESC] キーを押すと、埋め込み制御内のフォーカスは削除され
(太い黒枠は再表示されます)、文書内の移動を継続します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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ドミノ サーバー
R5.0.1 におけるディレクトリ拡張
新規ディレクトリデータログ設定オプション
[グループの種類] フィールドで使用できる、ディレクトリカタログ用の新規オプションは次の2つです。
l
[最初のディレクトリ内すべて] は、[含めるディレクトリ] フィールドにリストされている最初のドミノディ
レクトリからのグループのみ、およびこれらのグループのうち、[メールのみ] または [多目的] というタイプ
のグループのみ、ディレクトリカタログに組み込みます。
l
[なし] は、ディレクトリカタログからのすべてのグループを除外します。
ディレクトリカタログ内の [ユーザー] ビューの名前を変更できます
ディレクトリカタログ内の [ユーザー] ビューの名前は、User という名前を別名として保持している間は、変更
できます。
匿名の LDAP アクセスのフィールド設定は、ディレクトリカタログに適用されます
LDAP サービスを実行しているサーバー上で、ディレクトリカタログを使用する場合、匿名のアクセスフィール
ド設定は、ディレクトリカタログの LDAP 検索に引き継がれます。匿名の LDAP ユーザーが検索しようとして
いるフィールドが、ディレクトリカタログ設定の一部である場合、LDAP サービスは、常に一次ドミノディレク
トリに [Choose fields that anonymous users can query via LDAP] を設定してフィールドのリストを参照し、
ユーザーが特定のディレクトリエントリ内でフィールドを検索できるかどうかを判別します。検索しようとして
いるフィールドが、ディレクトリカタログ設定の一部でない場合、LDAP サービスは、エントリの抽出元となる
ドミノディレクトリの匿名設定を参照して、LDAP ユーザーが特定のエントリ内でフィールドを検索できるかど
うか判別します。
たとえば、次の事項が真であると仮定します。
l
一次ドミノディレクトリに [Choose fields that anonymous users can query via LDAP] を設定すると、
[Location] および [CompanyName] フィールドへの匿名アクセスが可能になる
l
l
二次ドミノディレクトリに同じ設定をしても、これらのフィールドのどちらにもアクセスできない
[Location] フィールドは、ディレクトリカタログ内に組み込まれますが、[CompanyName] フィールドは、
カタログ内に組み込まれない
LDAP ユーザーが [Location] フィールドを検索する場合、LDAP サービスは、一次および二次ドミノディレクト
リの両方に存在するエントリに対するフィールド値を返します。ユーザーが、[CompanyName] フィールドを検
索する場合、LDAP サービスは、一次ドミノディレクトリからのエントリに対するフィールド値を返しますが、
二次ドミノディレクトリからのエントリについては、フィールド値を返しません。
LDAPSEARCH ユーティリティ
LDAP 検索ユーティリティは、サポートされているすべてのプラットフォーム上で使用できます。このユーティ
リティの使用についての説明に対する修正に関しては、「マニュアルの変更」カテゴリにあるリリース情
報「LDAP 検索ユーティリティについての正誤」を参照してください。
[ドミノ LDAP スキーマ] データベース
新規コマンド [tell ldap exportschema] を使って、ドミノのデータディレクトリ内に、[ドミノ LDAP スキーマ]
データベース (SCHEMA50.NSF) を作成および更新できます。このデータベースでは、ユーザーフレンドリーな
フォーマットのディレクトリスキーマに関する情報を提供し、ディレクトリスキーマを拡張した場合に、ユーザ
ーが加えたあらゆる変更を反映できます。ディレクトリスキーマを拡張する場合、コマンド[tell ldap
reloadschema] を使って、最新のスキーマをメモリにロードしてから、[tell ldap exportschema] を使用します。
また、設計タスクで、このコマンド実行すると、スキーマはメモリに再ロードされて、[ドミノ LDAP スキーマ]
データベースを作成または更新します。
LDAP 属性検索に対する変更
R5.0では、構文 attribute ; バイナリ を使わずに、バイナリ属性を検索した場合でも、LDAP サービスは、その属
性値を返しました。R5.0.1で同じことを実行しても、LDAP サービスは値を返しません。例えば、photo と呼ば
れるディレクトリ内にバイナリ属性がある場合、LDAP サービスでは、photo を検索してもその内容は返さ
ず、photo ; バイナリまたはすべての属性を検索する場合のみ、その内容を返します。
R5.0.1 では、LDAP サービスは、認証構文 (バイナリ属性の一種) をサポートしています。R5.0 では、構文 ; バ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
イナリを使用した場合、userCertificate 属性をサポートしていました。R5.01では、; バイナリの指定の有無にか
かわらず、すべての認証属性をサポートします。
グループの LDAP 検索の変更
R5.0.1 では、「メールのみ」グループ以外のすべての種類のグループの検索は、LDAP サービスが、デフォルト
で、ドミノディレクトリ内のビューを使って、これらのグループを検索するため、R5.0 と同じように全文検索を
使用するよりも、検索速度が早くなります。
ただし、「メールのみ」グループの検索の処理は異なります。LDAP サービスは、デフォルトで、次の事項のす
べてが真である場合、「メールのみ」グループの結果を返しません。
1.
検索情報は、等式フィルタ objectclass=value を使用し、ここで、values は
groupOfNames、groupOfUniqueNames、dominoGroup または group のオブジェクトクラスの中の1つにな
ります。
2.
検索情報は、member、uniqueMembe、または members の属性のどれかをもつ、等式フィルタを使用しま
す。
3. 上記2つのフィルタは、AND 演算子を使って連結します。
通常、上記検索条件のすべてを満たす検索情報が認証に使用されるので、このデフォルトの動作によって、「メ
ールのみ」グループを認証に使用しないようにすることができます。LDAP サービスでは、上記検索条件の一部
にしか一致しない検索情報を使用する場合は、「メールのみ」グループの結果が返され、これらの場合、全文索
引を使って、「メールのみ」グループを検索します。
例えば、LDAP サービスは、デフォルトで、次の検索情報を使用する場合、「メールのみ」グループの結果を返
しません。
(&(objectclass=dominoGroup)(member=cn=jack brown,o=acme))
(|(&(objectclass=groupOfUniqueNames)(uniqueMember=cn=jack
brown,o=acme))(&(objectclass=groupOfNames)(member=cn=jack brown,o=acme)))
ただし、次の検索情報を使用する場合は、「メールのみ」の結果が返されます。
(&(objectclass=dominoGroup)(member=*br*))
(member=cn=jack brown,o=acme)
(|(objectclass=dominoGroup)(member=cn=jack brown,o=acme))
(|(&(objectclass=dominoGroup)(member=cn=jack brown,o=acme))(cn=*groupname*))
NOTES.INI 設定 LDAP_MailOnlyGroupOption を使って、LDAP サービスが、「メールのみ」グループの検索を
処理する方法を変更します。
LDAP_MailOnlyGroupOption=1 を使うと、「メールのみ」グループの検索結果を常に返します。
LDAP_MailOnlyGroupOption=2 を使うと、「メールのみ」グループの検索結果を常に除外します。
UTF-8 文字コードセットを使って、LDAP V2 クライアントへ検索結果を返す
R5.0.1 では、インターナショナル文字を使って検索結果を LDAP V2 クライアントに返す場合、LDAP V2 RFC
で UTF-8 の使用がサポートされていなくても、LDAP サービスは、デフォルトで、UTF-8 文字コードセットを
使います。これは、Netscape Communicator および EudoraPro 4.1 などの、UTF-8 も使用する LDAP V2 と
互換するために行われました。
UTF-8 を使用しない LDAP V2 をサポートするために、このデフォルトの動作を変更する場合は、NOTES.INI
設定、LDAP_UTF8Results=0 を使用します。(設定 LDAP_UTF8Results=1 は、デフォルトの動作を示します。)
LDAP_UTF8Results=0 を使用すると、UTF-8 を使用するどの LDAP V2 クライアントでも、インターナショナ
ル文字を使って返された結果を受けることができなくなる場合があります。.
この問題は、LDAP V2 クライアントにのみ関するもので、Microsoft Outlook Express などの LDAP V3 クライ
アントまたは Notes R5 クライアントには関係ないという点に注意してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント
ュ
IMAP と NNTP: 改良されたニュースグループ用メッセージキャッシ
ノーツ R5 を使って、IMAP または NNTP を作成した場合、プロキシデータベースの設計は、5.0.1 のインストー
ル時に、自動的に更新されません。次の手順に従うと、簡単に最新の設計にできます。
1. R5.0.1 をインストールします。これにより、最新の IMAP および NNTP テンプレートがデータディレクト
リに追加されます。
2. ローカルアドレス帳を開いて、[アカウント] ビューに切り替えます。
3. 現在の IMAP または NNTP アカウントを削除します。必ず、ビューを更新してアカウントを削除します。
4. [アカウントの追加] アクションを使って、アカウントを再作成します。
キャッシュの機能
IMAP または NNTP アカウントを開くと、ノーツは、メッセージ概要を検索します。ただし、メッセージ概要
は、ローカルキャッシュ内に (実際は、プロキシデータベース自体に) 格納されています。同じメールボックスや
ニュースグループを二度目に開いたとき、ノーツは、概要を再度検索しません。ノーツの最下部にあるステータ
ス行に、次のような情報が表示されます。
「キャッシュから n メッセージの概要を取得しました」
メールボックスまたはニュースボックスを最後に確認した後に、新規のメッセージが届いている場合は、次の情
報も表示されます。
「n メッセージの概要を取得しました」
メールボックスまたはニュースボックスを最後に確認した後に、期限切れになったメッセージがある場合は、次
の情報が表示されます。
「Removed n expired/deleted messages from cache」
制限
IMAP メールボックスまたは NNTP ニュースグループで数日間作業をした場合、メッセージ概要キャッシュは、
リモートサーバーとの同期から発生する場合があります。このような状況が考えられる場合、メッセージ概要を
完全に更新することができます。 IMAP の場合は、[更新] アクションをクリックして、[概要] オプションを選択
します。NNTP の場合は、[Refresh Summaries] アクションをクリックします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
R5.0.1 に追加されたボタン幅に関するオプション
R5.0.1 では、ボタンの幅 (フォーム、ページおよび文書) を編集する場合、次の4つのオプションから選択できま
す。
l
l
l
l
[最大幅]
[最小幅]
[固定幅]
[ウィンドウに合わせる]
[最大幅] は、ノーツの旧バージョンと全く同じように機能します。これは、旧バージョンとの完全な互換のため
の残されました。
[固定幅] は、ボタンの幅が、ラベルのサイズに関係なく、n インチであることを示します。文字の折り返しをオ
ンに設定して、ラベルが指定した幅に収まらない場合、ラベルの文字は、新しい行に折り返されます。文字の折
り返しをオフに設定して、ラベルが指定した幅に収まらない場合、ラベルの文字は、切りつめられます。切りつ
めは、ピクセル境界上で発生します (単語の境界では起こりません)。最小値は、25 インチです。
[最小幅] は、ボタンの幅が n インチであることを意味しますが、文字の折り返しをオフに設定する場合、文字が
ボタンの幅に収まらない場合でも、文字に合わせてボタンの幅を広げます。文字の折り返しをオンに設定する場
合、固定幅と同じ機能になります。文字は、ボタンの中央に配置されます。最小値は、25 インチです。
[ウィンドウに合わせる] は、ボタンが、文字に合わせた幅になることを示します。 このオプションを設定する
と、[幅フィールド] ([余白] フィールド) および [ラベルの文字の折り返し] オプションは両方とも使用不可になり
ます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ドミノアプレットアーキテクチャの変更
R5.0.1 より、4つの Java ベースドミノアプレット (エディタ、ビュー、アウトライン、およびアクションバー)
が、JDK 1.1.6 でコンパイルされ、より小さく、より速くなりました。さらに、アプレットは、JavaScript から
Java への通信機能 (LiveConnect とも呼ばれる) に依存し、ドミノ サーバーからデータを取得します。
メモ: アプレットは、JavaScript から Java への通信機能をサポートしていないブラウザでは、機能しませ
ん。Microsoft Internet Explorer 3.0x および Netscape Navigator 3.0x は、JDK 1.1 をサポートしないので、ド
ミノアプレットはこれらのブラウザ上では機能しません。このアプレットは、Microsoft および Netscape のバ
ージョン 4.x のブラウザでは、いくつかのプラットフォームでサポートされます。ただし、R5.0.1 では、ノーツ
ブラウザはサポートしません。
エディタアプレットの機能拡張
エディタアプレットで、外部の切り取り、コピー、貼り付けをサポートします。エディタアプレットからデータ
をコピーして、別のプログラムへ貼り付けできます。別の製品からエディタアプレットにデータを貼り付けるこ
ともできます。唯一制限されているのは、コピーしたり貼り付けたりできるのは、リッチテキストではなく、プ
レーンテキストデータであるという点です。これは、システムクリップボードと交換されるデータが、プレーン
テキスト文字列に制限されるという JDK 内のエラーが原因です。エディタアプレットそのものにおける切り取
り、コピー、貼り付けは、これまでと同様、リッチテキストデータおよびイメージをサポートしています。
エディタアプレットからシステムクリップボードへアクセスして、他のアプリケーションと切り取り、コピー、
貼り付けを実行するために、エディタアプレットは、Lotus Development Corporation によって署名されます。
署名は、アプレットが Java セキュリティモデルの「サンドボックス」制限外の操作を行い、システムクリップ
ボードにアクセスしようとする際に必要です。Internet Explorer の使用時に、エディタアプレットがロードされ
る前に、セキュリティマネージャによってプロンプトが表示されます。 自分のシステムでエディタアプレットを
使用するためには、エディタアプレットを信頼して受け入れる必要があります。Lotus Development
Corporation によって署名されたすべての内容を信頼できると選択した場合は、次にエディタアプレットをロー
ドするときに、プロンプトは表示されません。
Netscape では、切り取り、コピー、貼り付け操作の実行時に、ブラウザのセキュリティマネージャによってプロ
ンプトが表示されるだけです。アプレットの、システムクリップボードへのアクセス要求を受け入れると、外部
の切り取り、コピー、貼り付け操作が完了します。要求を受け入れない場合は、内部での切り取り、コピー、貼
り付け操作だけが許可されます。要求を受け入れるときに、[Remember this decision] ボックスをチェックする
と、次にエディタアプレットをロードして、切り取り、コピー、貼り付けを実行するときに、プロンプトは表示
されません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
お読みください
ドミノ デザイナー
ドミノ デザイナーの機能拡張
ドミノ デザイナーは、いくつかの改良と機能拡張が行われ、さらに使いやすくなりました。初期のリリースから
の主な改良点は次のとおりです。.
R5.0.1
使用可能機能
l
オプションで、ドミノ デザイナーから Domino Global Workbench (DGW) を起動できます。
l
クライアント内のウィンドウタブを右クリックすると、新規オプション [デザイナーで開く] が表示され
ます。
l
デザイナーの [データベースを開く] ダイアログに、データベースにブックマークを付ける機能が組み込
まれました。
l
Web ブラウザで、プレビューを使用する前に設計要素を保存する場合、わかりやすいメッセージが表示
されます。
l
[go-to-client]、[go-to-DGW]、[go-to-admin] ボタンが使用可能になりました。
データベース上をダブルクリックすると、[データベースのプロパティ] インフォボックスが開きます。
ブックマークフォルダのドロップダウンメニュー (左上のボタン) に、クライアント上ある [フォルダの
作成] が含まれました。
l
l
l
l
プログラムペインの [リファレンス] タブ内のドロップダウンボックスのサイズを広げました。
フィールドインフォボックスの [境界線] コンボボックスで、 混乱を避けるため、「なし」という言葉
を追加しました。
l
[Can't Debug @Dialog Box ...] メッセージボックスに、[Do not display this message again] チェック
ボックスを追加しました。
l
既存リストに、新規共有イメージを追加した場合、リストはスクロールされ、新規に追加したイメージ
は、選択されたアイテムとして表示されます。これによって、イメージがリスト内の別のところで表示
されているため、追加されなかったと思うようなことがなくなります。
l
プログラムペイン内でフィールド間を移動する場合、デザイナーでは、各フィールドが変更された後に
最初に移植されたイベントに切り替わるのではなく、ユーザが最初に選択した同じイベントが表示され
続けます。
l
IDE の [検索] ダイアログボックスで、デザイナーでは、最後に検索されたいくつかの値を表示し、再入
力しなくても選択できるようなりました。
l
[式ウィンドウ] ダイアログボックスが、サイズ変更可能なウィンドウになりました。
デフォルトのナビゲータペインでは、使用可能なすべての言語ではなく、優先言語のみ表示されます。
[Removed Design] メニューオプションにより、ドミノ デザイナーの [Welcome] ページ上
で、bookmarks.nsf 内の設計要素を誤って作成することがなくなりました。
l
l
設計のオプション
l
ホットスポットボタンのプロパティインフォボックスで、[ウィンドウに合わせる] および [固定幅] な
どの幅のオプションを追加しました。
l
フォームページ、および文書に、背景色オプションとして、[システム] が追加されました。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ドミノ デザイナー, ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント
ノーツ モデムファイルの提供について
ノーツ R5/ドミノ R5 では日本で販売されている最新のモデムの機種に対応したノーツモデムファイルを提供し
ています。
これらのモデムファイルが対応する機種名、サポート等に関しては以下の記述を参照してください。
1 モデムファイル
(1) 3Com (3C563C,563D) Etherlink III LAN+33.8 Modem PC Card
(2) AIWA PV-AF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
(3) AIWA PV-AF3361 V.34/V.FC 33600bps modem
(4) AIWA PV-BF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
(5) AIWA PV-BW3360 V.34 33600bps modem
(6) AIWA PV-BW5600 V.34 33600bps & 56K(×2) modem
(7) AIWA PV-JF3360 V.34 33600bps PCMCIA card modem
(8) AIWA PV-PF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
(9) ASTEL AI-15 32K Digital Communication Modem
(10) ASTEL XN-11, XN-12
(11) HUCOM TA64H V.110
(12) HUCOM TA64H V.120
(13) HUCOM V.34ES2,HUCOM-EX/EX336,Simple 288,V.34 ES Card SJ
(14) Kyocera DS-110 Ver.2.1 PIAFS Modem Card
(15) Kyocera DS-110 Ver.3.1 PIAFS Modem Card
(16) Kyocera DS-320 Ver.1.0 PIAFS Modem Card
(17) Kyocera DS-320 Ver.1.0 (Alpha DATA 14400bps)
(18) MICRO CORE MC288 Series V.34
(19) MICRO CORE MC336 Series V.34
(20) MicroResearch MDS128TA V.110(38.4K Async)
(21) MicroResearch MR560 Series K56flex/V.34
(22) NEC Aterm IT45
(23) NEC Aterm IT55, IT65 (ASYNC 57.6K)
(24) NEC COMSTARZ MULTI 144
(25) NEC COMSTARZ MULTI 144Ⅱ
(26) NEC COMSTARZ MULTI 288
(27) NEC COMSTARZ MULTI 336
(28) NEC COMSTARZ MULTI 560
(29) NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(19200bps)
(30) NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(38400bps)
(31) NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(9600bps)
(32) NTT-TE MN128
(33) NTT DoCoMo ADAPTER(RS-232C)9600
(34) NTT DoCoMo Card(PCMCIA)9600
(35) NTT Personal 321S,DC-1S,DC-1P,DC-1N,DC-2S,DC-2P,DC-2N
(36) OMRON ME3314B
(37) OMRON ME5614A
(38) OMRON ME3314C-D, LC, LC-D 33600 V.42
(39) OMRON MT128B-D SYNC 128K/ASYNC 38.4K
(40) OMRON ME5614C 56000 V.42
(41) OMRON ME5614CL 56000 V.42
(42) OMRON MT128B2-D SYNC 128K/ASYNC 38.4K
(43) OMRON ME5614B 56000 V.4
(44) TDK DF3314ES
(45) TDK DF5600
(46) TDK DF5600 DX
(47) TDK DF5633EX(DF5633ES)
(48) TDK DF5660
(49) TDK DF56 CF
(50) TDK DFL3200 Mobile Networker
(51) TDK DP9600
(52) TDK DFL9610 LAN Digital Cellular
(53) TDK DVP3314
(54) TDK Global Networker TDK DFL3410
(55) TU-KA DATA/FAX CARD 9600 Plus
(56) TU-KA HIGHSPEED UNIT 9600
(57) USRobotics Megahertz XJ1560J CC1560J XJ5560J
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
(58) USRobotics Megahertz XJ4336J
(59) USRobotics Megahertz XJEM3336J,CCEM6336
(60) USRobotics Sportster Voice 336
(61) USRobotics Voice 560 super560
(62) SUNTAC MS336EF
(63) SUNTAC MS56KEF
(64) Hayes Accura 288 V.34
(65) Hayes Accura 336 V.34
(66) Toshiba T144NW Noteworthy 14.4 Data/Fax Modem
-------------------------------------------------------------------------------2 モデムファイルの詳細情報
(1) 3Com (3C563C,563D) Etherlink III LAN+33.8 Modem PC Card
モデムメーカー名:スリーコムジャパン(株)
モデムモデル名:EtherLinkIII LAN+33.6 Modem PC Card 3C563D
モデムファイル名:3COM563D.MDM
モデム名:3Com (3C563C,563D) Etherlink III LAN+33.8 Modem PC Card
サポート先 : スリーコム アダプタ サポートセンター Tel : 03-3375-7356
サポート受付時間 : 10:00 - 18:00
(2) AIWA PV-AF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
メーカー名:アイワ(株)
モデムモデル名:PV-AF3360
モデムファイル名:AWAF3360.MDM
モデム名:AIWA PV-AF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
サポート先 : アイワ(株)サポートセンター Tel : 03-3371-7925
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(3) AIWA PV-AF3361 V.34/V.FC 33600bps modem
メーカー名:アイワ(株)
モデムモデル名:PV-AF3361
モデムファイル名:AWAF3361.MDM
モデム名:AIWA PV-AF3361 V.34/V.FC 33600bps modem
サポート先 : アイワ(株)サポートセンター Tel : 03-3371-7925
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(4) AIWA PV-BF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
メーカー名:アイワ(株)
モデムモデル名:PV-BF3360
モデムファイル名:AWBF3360.MDM
モデム名:AIWA PV-BF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
サポート先 : アイワ(株)サポートセンター Tel : 03-3371-7925
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(5) AIWA PV-BW3360 V.34 33600bps modem
メーカー名:アイワ(株)
モデムモデル名:PV-BW3360
モデムファイル名:AWBW3360.MDM
モデム名:AIWA PV-BW3360 V.34 33600bps modem
サポート先 : アイワ(株)サポートセンター Tel : 03-3371-7925
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(6) AIWA PV-BW5600 V.34 33600bps & 56K(×2) modem
メーカー名:アイワ(株)
モデムモデル名:PV-BW5600
モデムファイル名:AWBW5600.MDM
モデム名:AIWA PV-BW5600 V.34 33600bps & 56K(×2) modem
サポート先 : アイワ(株)サポートセンター Tel : 03-3371-7925
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(7) AIWA PV-JF3360 V.34 33600bps PCMCIA card modem
メーカー名:アイワ(株)
モデムモデル名:PV-JF3360
モデムファイル名:AWJF3360.MDM
モデム名:AIWA PV-JF3360 V.34 33600bps PCMCIA card modem
サポート先 : アイワ(株)サポートセンター Tel : 03-3371-7925
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(8) AIWA PV-PF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
メーカー名:アイワ(株)
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
モデムモデル名:PV-PF3360
モデムファイル名:AWPF3360.MDM
モデム名:AIWA PV-PF3360 V.34/V.FC 33600bps modem
サポート先 : アイワ(株)サポートセンター Tel : 03-3371-7925
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(9) ASTEL AI-15 32K Digital Communication Modem
メーカー名:(株)アステル東京
モデムモデル名:AI-15 32K Digital Communication Modem
モデムファイル名:ASLAI15.MDM
モデム名:ASTEL AI-15 32K Digital Communication Modem
サポート先 : (株)アステル東京 法人営業部 Tel : 03-3578-0632
(10) ASTEL XN-11, XN-12
メーカー名:(株)アステル東京
モデムモデル名:XN-11
モデムファイル名:ASLXN12.MDM
モデム名:ASTEL XN-11, XN-12
サポート先 : (株)アステル東京 法人営業部 Tel : 03-3578-0632
(11) HUCOM TA64H V.110
メーカー名:(株)ヒューコム
モデムモデル名:TA64H
モデムファイル名:HU64H110.MDM
モデム名:HUCOM TA64H V.110
サポート先 : (株)ヒューコム Fax : 03-5306-7336
サポート受付時間 : Faxで受付
(12) HUCOM TA64H V.120
メーカー名:(株)ヒューコム
モデムモデル名:TA64H
モデムファイル名:HU64H120.MDM
モデム名:HUCOM TA64H V.120
サポート先 : (株)ヒューコム Fax : 03-5306-7336
サポート受付時間 : Faxで受付
(13) HUCOM V.34ES2,HUCOM-EX/EX336,Simple 288,V.34 ES Card SJ
メーカー名:(株)ヒューコム
モデムモデル名:V.34ES2,HUCOM-EX/EX336,Simple288,V.34 ES Card SJ
モデムファイル名:HU336.MDM
モデム名:HUCOM V.34ES2,HUCOM-EX/EX336,Simple 288,V.34 ES Card SJ
サポート先 : (株)ヒューコム Fax : 03-5306-7336
サポート受付時間 : Faxで受付
(14) Kyocera DS-110 Ver.2.1 PIAFS Modem Card
メーカー名:京セラ(株)
モデムモデル名:DS-110 Ver.2.1
モデムファイル名:DS110V2P.MDM
モデム名:Kyocera DS-110 Ver.2.1 PIAFS Modem Card
サポート先 : 京セラ(株) Tel : 045-943-6157
サポート受付時間 : 9:00 - 17:00
(15) Kyocera DS-110 Ver.3.1 PIAFS Modem Card
メーカー名:京セラ(株)
モデムモデル名:DS-110 Ver.3.1
モデムファイル名:DS110V3P.MDM
モデム名:Kyocera DS-110 Ver.3.1 PIAFS Modem
サポート先 : 京セラ(株) Tel : 03-3797-4685
サポート受付時間 : 9:00 - 17:00
(16) Kyocera DS-320 Ver.1.0 PIAFS Modem Card
メーカー名:京セラ(株)
モデムモデル名:データスコープ
モデムファイル名:DS320P.MDM
モデム名:Kyocera DS-320 Ver.1.0 PIAFS Modem Card
サポート先 : 京セラ(株) Tel : 03-3797-4685
サポート受付時間 : 9:00 - 17:00
(17) Kyocera DS-320 Ver.1.0 (Alpha DATA 14400bps)
メーカー名:京セラ(株)
モデムモデル名:データスコープ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
モデムファイル名:DS320A.MDM
モデム名:Kyocera DS-320 Ver.1.0 (Alpha DATA 14400bps)
サポート先 : 京セラ(株) Tel : 03-3797-4685
サポート受付時間 : 9:00 - 17:00
(18) MICRO CORE MC288 Series V.34
メーカー名:(株)マイクロ総合研究所
モデムモデル名:MC288XL,MC288XE,MC288XI,MC288XLⅡ,MC288XR,MC288PC,MC288LAN
モデムファイル名:MRL336.MDM
モデム名:MICRO CORE MC288 Series V.34
サポート先 : (株)マイクロ総合研究所 Tel : 03-3458-9031
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(19) MICRO CORE MC336 Series V.34
メーカー名:(株)マイクロ総合研究所
モデムモデル名:MC336XLⅡ,MC336XR,MC336XRi,MC336PC,MC336LAN
モデムファイル名:MRL336.MDM
モデム名:MICRO CORE MC336 Series V.34
サポート先 : (株)マイクロ総合研究所 Tel : 03-3458-9031
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(20) MicroResearch MDS128TA V.110(38.4K Async)
メーカー名:(株)マイクロ総合研究所
モデムモデル名:MDS128TA
モデムファイル名:MRLTA38.MDM
モデム名:MicroResearch MDS128TA V.110(38.4K Async)
サポート先 : (株)マイクロ総合研究所 Tel : 03-3458-9031
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(21) MicroResearch MR560 Series K56flex/V.34
メーカー名:(株)マイクロ総合研究所
モデムモデル名:MR560XL,MR560XLi,MR560PC
モデムファイル名:MRL560.MDM
モデム名:MicroResearch MR560 Series K56flex/V.34
サポート先 : (株)マイクロ総合研究所 Tel : 03-3458-9031
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(22) NEC Aterm IT45
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:AtermIT45
モデムファイル名:ATIT45.MDM
モデム名:NEC Aterm IT45
サポート先 : 日本電気(株)パーソナルコミュニケーションインフォメーションセンター
フリーダイヤル Tel : 0120-361-138
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(23) NEC Aterm IT55, IT65 (ASYNC 57.6K)
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:AtermIT55, AtermIT65ProDSU
モデムファイル名:ATIT65.MDM
モデム名:NEC Aterm IT55, IT65 (ASYNC 57.6K)
サポート先 : 日本電気(株)パーソナルコミュニケーションインフォメーションセンター
フリーダイヤル Tel : 0120-361-138
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(24) NEC COMSTARZ MULTI 144
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:COMSTARZ MULTI 144
モデムファイル名:MULTI144.MDM
モデム名:NEC COMSTARZ MULTI 144
サポート先 : 日本電気(株) Tel : 03-3256-6478
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(25) NEC COMSTARZ MULTI 144Ⅱ
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:COMSTARZ MULTI 144Ⅱ
モデムファイル名:MULTI142.MDM
モデム名:NEC COMSTARZ MULTI 144Ⅱ
サポート先 : 日本電気(株) Tel : 03-3256-6478
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
(26) NEC COMSTARZ MULTI 288
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:COMSTARZ MULTI 288
モデムファイル名:MULTI288.MDM
モデム名:NEC COMSTARZ MULTI 288
サポート先 : 日本電気(株) Tel : 03-3256-6478
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(27) NEC COMSTARZ MULTI 336
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:COMSTARZ MULTI 336
モデムファイル名:MULTI336.MDM
モデム名:NEC COMSTARZ MULTI 336
サポート先 : 日本電気(株) Tel : 03-3256-6478
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(28) NEC COMSTARZ MULTI 560
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:COMSTARZ MULTI 560
モデムファイル名:MULTI560.MDM
モデム名:NEC COMSTARZ MULTI 560
サポート先 : 日本電気(株) Tel : 03-3256-6478
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(29) NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(19200bps)
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:Comstarz Plus PC , PC Dash
モデムファイル名:PCPCD192.MDM
モデム名:NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(19200bps)
サポート先 : 日本電気(株) Tel : 03-3256-6478
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(30) NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(38400bps)
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:Comstarz Plus PC , PC Dash
モデムファイル名:PCPCD384.MDM
モデム名:NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(38400bps)
サポート先 : 日本電気(株) Tel : 03-3256-6478
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(31) NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(9600bps)
メーカー名:日本電気(株)
モデムモデル名:Comstarz Plus PC , PC Dash
モデムファイル名:PCPCD96.MDM
モデム名:NEC Comstarz Plus PC/PC Dash(9600bps)
サポート先 : 日本電気(株) Tel : 03-3256-6478
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 , 13:00 - 17:00
(32) NTT-TE MN128
メーカー名:(株)エヌ・ティ・ティ・テレコムエンジニアリング東京
モデムモデル名:MN128シリーズ
モデムファイル名:MN128.MDM
モデム名:NTT-TE TOKYO MN128,-V3,-SOHO 38,4Kbps
サポート先 : (株)エヌ・ティ・ティ・テレコムエンジニアリング東京 フリーダイヤル Tel : 0120-238-172
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 13:00 - 18:00
(33) NTT DoCoMo ADAPTER(RS-232C)9600
メーカー名:NTT移動通信網(株)
モデムモデル名:モバイルデータアダプタ 96F1
モデムファイル名:DOCOMOA2.MDM
モデム名:NTT DoCoMo ADAPTER(RS-232C)9600
サポート先 : NTT DoCoMo サポートデスク Fax : 03-5572-6334
サポート受付時間 : Faxで受付
(34) NTT DoCoMo Card(PCMCIA)9600
メーカー名:NTT移動通信網(株)
モデムモデル名:モバイルデータカード96P1
モデムファイル名:DOCOMOC2.MDM
モデム名:NTT DoCoMo Card(PCMCIA)9600
サポート先 : NTT DoCoMo サポートデスク Fax : 03-5572-6334
サポート受付時間 : Faxで受付
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
(35) NTT Personal 321S,DC-1S,DC-1P,DC-1N,DC-2S,DC-2P,DC-2N
メーカー名:NTT中央パーソナル通信網(株)
モデムモデル名:Paldio,Paldio 321S, Paldio Data Card DC-1S, DC-2N, DC-2P
モデムファイル名:NTTPDC1.MDM
モデム名:NTT Personal 321S,DC-1S,DC-1P,DC-1N,DC-2S,DC-2P,DC-2N
サポート先 : NTT Personal E-mail : [email protected]
サポート受付時間 : E-mailで受付
(36) OMRON ME3314B
メーカー名:オムロン(株)
モデムモデル名:ME3314B
モデムファイル名:OM3314B.MDM
サポート先 : オムロンカスタマサポートセンター Tel : 0559-77-4717
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 12:00 - 21:00
(37) OMRON ME5614A
メーカー名:オムロン(株)
モデムモデル名:ME5614A
モデムファイル名:OM5614A.MDM
モデム名:OMRON ME5614A
サポート先 : オムロンカスタマサポートセンター Tel : 0559-77-4717
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 12:00 - 21:00
(38) OMRON ME3314C-D, LC, LC-D 33600 V.42
メーカー名:オムロン(株)
モデムモデル名:ME3314C-D
モデムファイル名:OM3314C.MDM
モデム名:OMRON ME3314C-D, LC, LC-D 33600 V.42
サポート先 : オムロンカスタマサポートセンター Tel : 0559-77-4717
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 12:00 - 21:00
(39) OMRON MT128B-D SYNC 128K/ASYNC 38.4K
メーカー名:オムロン(株)
モデムモデル名:MT128B-D
モデムファイル名:OMMT128B.MDM
モデム名:OMRON MT128B-D SYNC 128K/ASYNC 38.4K
サポート先 : オムロンカスタマサポートセンター Tel : 0559-77-4717
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 12:00 - 21:00
(40) OMRON ME5614C 56000 V.42
メーカー名:オムロン(株)
モデムモデル名:ME5614C
モデムファイル名:OM5614C.MDM
モデム名:OMRON ME5614C 56000 V.42
サポート先 : オムロンカスタマサポートセンター Tel : 0559-77-4717
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 12:00 - 21:00
(41) OMRON ME5614CL 56000 V.42
メーカー名:オムロン(株)
モデムモデル名:ME5614CL
モデムファイル名:OM5614CL.MDM
モデム名:OMRON ME5614CL 56000 V.42
サポート先 : オムロンカスタマサポートセンター Tel : 0559-77-4717
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 12:00 - 21:00
(42) OMRON MT128B2-D SYNC 128K/ASYNC 38.4K
メーカー名:オムロン(株)
モデムモデル名:MT128B2-D
モデムファイル名:OMT128B2.MDM
モデム名:OMRON MT128B2-D SYNC 128K/ASYNC 38.4K
サポート先 : オムロンカスタマサポートセンター Tel : 0559-77-4717
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 12:00 - 21:00
(43) OMRON ME5614B 56000 V.4
メーカー名:オムロン(株)
モデムモデル名:ME5614B
モデムファイル名:OM5614B.MDM
モデム名:OMRON ME5614B 56000 V.4
サポート先 : オムロンカスタマサポートセンター Tel : 0559-77-4717
サポート受付時間 : 9:30 - 12:00 , 12:00 - 21:00
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
(44) TDK DF3314ES
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DF3314
モデムファイル名:TDKDF33.MDM
モデム名:TDK DF3314ES
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(45) TDK DF5600
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DF5600
モデムファイル名:TDK5600.MDM
モデム名:TDK DF5600
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(46) TDK DF5600 DX
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DF5600 DX
モデムファイル名:TDK56DX.MDM
モデム名:TDK DF5600 DX
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(47) TDK DF5633EX(DF5633ES)
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DF5633EX, DF5633ES
モデムファイル名:TDK56E.MDM
モデム名:TDK DF5633EX(DF5633ES)
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(48) TDK DF5660
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DF5660
モデムファイル名:DF5660V.MDM
モデム名:TDK DF5660
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(49) TDK DF56 CF
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DF56 CF
モデムファイル名:TDK56CFN.MDM
モデム名:TDK DF56 CF
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(50) TDK DFL3200 Mobile Networker
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DFL3200
モデムファイル名:TDKDFL32.MDM
モデム名:TDK DFL3200 Mobile Networker
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(51) TDK DP9600
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DP9600
モデムファイル名:DP9600.MDM
モデム名:TDK DP9600
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(52) TDK DFL9610 LAN Digital Cellular
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DFL9610
モデムファイル名:DFL9610.MDM
モデム名:DFL9610 LAN & Digital Cellular
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(53) TDK DVP3314
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DVP3314
モデムファイル名:TDKDVP33.MDM
モデム名:TDK DVP3314 Modem & Digital Cellular
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(54) TDK Global Networker TDK DFL3410
メーカー名:TDK(株)
モデムモデル名:DFL9610
モデムファイル名:DFL9610.MDM
モデム名:TDK DFL9610 LAN Digital Cellular
サポート先 :TDK(株) フリーダイヤル Tel : 0120-650-660
サポート受付時間 : 10:00 - 12:00 , 13:10 - 17:00
(55) TU-KA DATA/FAX CARD 9600 Plus
メーカー名:(株)ツーカーセルラー東京
モデムモデル名:DATA/FAX CARD "Plus"
モデムファイル名:TKPLUSDO.MDM
モデム名:TU-KA DATA/FAX CARD 9600 Plus
サポート先 : (株)ツーカーセルラー東京 フリーダイヤル Tel : 0120-020-020
サポート受付時間 : 9:00 - 17:00
(56) TU-KA HIGHSPEED UNIT 9600
メーカー名:(株)ツーカーセルラー東京
モデムモデル名:高速データ通信ユニット9600
モデムファイル名:TKADPTDO.MDM
モデム名:TU-KA HIGHSPEED UNIT 9600
サポート先 : (株)ツーカーセルラー東京 フリーダイヤル Tel : 0120-020-020
サポート受付時間 : 9:00 - 17:00
(57) USRobotics Megahertz XJ1560J CC1560J XJ5560J
メーカー名:USロボティックス(株)
モデムモデル名:XJ1560J
モデムファイル名:MHZ1560J.MDM
モデム名:USRobotics Megahertz XJ1560J CC1560J XJ5560J
サポート先 : USロボティックス・テックサポートセンター
東京:03-5352-6300
関西:06-377-2509
東海:0584-75-6322
九州:092-624-3116
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 13:00 - 17:00
(58) USRobotics Megahertz XJ4336J
メーカー名:USロボティックス(株)
モデムモデル名:XJ4336J
モデムファイル名:MHZ4336J.MDM
モデム名:USRobotics Megahertz XJ4336J
サポート先 : USロボティックス・テックサポートセンター
東京:03-5352-6300
関西:06-377-2509
東海:0584-75-6322
九州:092-624-3116
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 13:00 - 17:00
(59) USRobotics Megahertz XJEM3336J,CCEM6336
メーカー名:USロボティックス(株)
モデムモデル名:XJEM3336J
モデムファイル名:MHZ3336J.MDM
モデム名:USRobotics Megahertz XJEM3336J,CCEM6336
サポート先 : USロボティックス・テックサポートセンター
東京:03-5352-6300
関西:06-377-2509
東海:0584-75-6322
九州:092-624-3116
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 13:00 - 17:00
(60) USRobotics Sportster Voice 336
メーカー名:USロボティックス(株)
モデムモデル名:SP336V
モデムファイル名:USRSP336.MDM
モデム名:USRobotics Sportster Voice 336
サポート先 : USロボティックス・テックサポートセンター
東京:03-5352-6300
関西:06-377-2509
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
東海:0584-75-6322
九州:092-624-3116
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 13:00 - 17:00
(61) USRobotics Voice 560 super560
メーカー名:USロボティックス(株)
モデムモデル名:SP560S
モデムファイル名:USRSP560.MDM
モデム名:USRobotics Voice 560 super560
サポート先 : USロボティックス・テックサポートセンター
東京:03-5352-6300
関西:06-377-2509
東海:0584-75-6322
九州:092-624-3116
サポート受付時間 : 9:00 - 12:00 13:00 - 17:00
(62) SUNTAC MS336EF
メーカー名:サン電子(株)
モデムモデル名:MS336EF
モデムファイル名:MS336EF.MDM
モデム名:SUNTAC MS336EF
サポート先 : SUNTACユーザーサポートセンター
サポート受付時間 : 10:00∼16:00(12:00∼13:00を除く); 月曜日∼金曜日(祝祭日を除く)
(63) SUNTAC MS56KEF
メーカー名:サン電子(株)
モデムモデル名:MS56KEF
モデムファイル名:MS56KEF.MDM
モデム名:SUNTAC MS56KEF
サポート先 : SUNTACユーザーサポートセンター
サポート受付時間 : 10:00∼16:00(12:00∼13:00を除く); 月曜日∼金曜日(祝祭日を除く)
(64) Hayes Accura 288 V.34
メーカー名:緑電子(株)
モデムモデル名:Accura 288
モデムファイル名:HYACCV34.MDM
モデム名:Hayes Accura 288 V.34
(65) Hayes Accura 336 V.34
メーカー名:緑電子(株)
モデムモデル名:Accura 336
モデムファイル名:HYACC336.MDM
モデム名:Hayes Accura 336 V.34
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ドミノ デザイナー, ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント
ドミノディレクトリ内の休日文書について
ドミノディレクトリテンプレート (pubnames.ntf) には、あらかじめ休日文書が 5 年間分設定されています
が、2001 年以降の休日は変更になる場合があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
日本語環境設定ガイドについて
日本語環境設定ガイドの署名について
日本語環境設定ガイド (help¥jconfr5.nsf) をインストールした場合には、このデータベースをドミノ管理クライア
ントを使用してデータベースの署名を行うことを推奨します。署名を行わない場合、ユーザーがアクセスするご
とに相互認証の要求のダイアログボックスが出ますが、サーバー管理者が署名を行っておくことでこのダイアロ
グボックスを一般ユーザーに出さないようにすることができます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ管理クライアント
R5 環境での cc:Notes の動作について
ノーツ R5/ドミノ R5 と R4.x 混在環境で cc:Mail to ノーツマイグレーションツール R4.x を動作させるには
cc:Mail to ノーツマイグレーションツール R4.x は、ドミノディレクトリ (ドミノ R5 のドミノディレクトリテン
プレート pubnames.ntf が names.nsf) を使用しているノーツ R4.5x/R4.6x 上で正しく動作しません。動作させ
るためには以下の手順に従ってください。
1. ドミノディレクトリ データベース (names.nsf) を、ドミノ デザイナー R5 から開きます。
2. [リソース] - [イメージ] ビューを開きます。
3. [people.gif] リソースをダブルクリックします。
4. インフォボックスの [別名] を "people" 以外の名前 (たとえば "people1") に変更します。変更を保存し、イ
ンフォボックスを閉じます。
5. ドミノディレクトリのアイコンを右クリックし [データベース] - [プロパティ...] メニューを選択します。
6. ドミノディレクトリのインフォボックスの [設計] タブをクリックし、[テンプレートから設計を引き継ぐ] の
チェックボックスを解除します。
7. ドミノ デザイナーを終了します。
8. 設計を変更したドミノディレクトリのレプリカを cc:Mail to ノーツマイグレーションツールを動作させるド
ミノ R4.x サーバー上に作成します。
9. 管理者クライアントデータペース (ccseta.nsf) を cc:Mail to ノーツマイグレーションツール R4.x のインス
トールされたコンピュータ上で設定し、移行を行います。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
いて
日本語対応版全文検索エンジン(GTR)で作成された索引の更新につ
ノーツ/ドミノ R4.5、R4.6 に同梱されている日本語対応版全文検索エンジン(GTR)で作成された索引の更新について
(標準版に関するヘルプ中の記述)
R5 に更新すると、データベースの複製やローカルにあるデータベースの索引を作り直す必要があります。
(日本語対応版についての追記事項)
標準版と同様の手順で、日本語対応版の索引も作り直す必要があります。
(標準版に関するヘルプ中の記述)
R5 に更新すると、ドミノ サーバーにより R4.6 のデータベース索引が検索され、自動的に R5 に更新されます。
この更新中に検索を実行しようとすると、エラーメッセージが表示されます。
(日本語対応版についての追記事項)
標準版と同様に日本語対応版の索引もR5に自動的に更新されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
ドミノディレクトリ日本語拡張機能の利用について
ドミノディレクトリ日本語拡張機能(DJX) を利用してユーザー操作をする場合
ユーザーの登録、名称の変更、削除などを行う場合にはシステム管理データベースが必要になります。また認証
ログデータベース (certlog.nsf) も作成しておかなくてはなりません。これらを作成しないで DJX のこれらの機
能を使用した場合、サーバーの異常終了を含む予期しない結果を招くことがあります。
ドミノディレクトリ日本語拡張管理ツール (DJX管理ツール) に関する制限事項
l
グループ選択リクエストの条件 1 を指定しないままグループ選択マスターを作成すると、DJX 管理データベ
ースのビュー上で選択条件が表示されません。
l
グループ選択リクエストにまったく条件を指定しない場合に、グループ選択マスターが作成できてしまいま
す。このグループにはユーザーは含まれません。
l
部署リクエストでグループ名を指定し、グループタイプを空白にした場合に、DJX 管理データベース上では
グループタイプが「不明」と表示されます。また、このグループはドミノディレクトリに作成されません。
l
CSV ファイルから部署を読み込む際に、グループ名の指定がなくてもグループタイプの指定ができます。こ
の場合、グループ文書の作成は行われません。
l
CSV ファイルから作成したリクエストをノーツクライアント上で編集しなおしてから実行すると、ログビュ
ーに作成者の名前が表示されません。
l
CSV ファイルからユーザー変更リクエストを読み込む際に、インターネットパスワードに全角文字を指定し
てもエラーが表示されず、全角文字をパスワードに指定するリクエストが作成されてしまいます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー
ドミノ Web サーバー SSL 管理の日本語使用に関する制限
キーリングファイル名と識別名
キーリングファイル名、識別名の各項目の指定には、半角英数字以外の文字を使用できません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ管理クライアント
メールの移行ツールのサポートについて
本リリースに同梱されている移行ツール (cc:Mail, GroupWise 4, GroupWise 5, Netscape, Microsoft Schedule+,
OnTime, Organizer, Eudora Pro) は、移行元システムのデータに日本語が含まれている場合には正しく動作いた
しません。
ロータスカスタマーサポートは、これらのツールに関してサポートを行っておりません。
『R5 システム管理者ヘルプ』には、cc:Mail, Microsoft Mail, Exchange, Windows NT ユーザー, LDIF からの移
行ツールのみについて記載されています。
Eudora Pro, GroupWise 4, GroupWise 5, Microsoft Shcedule+, OnTime, Organizer, Netscape からの移行ツー
ルに関するヘルプの記載はありません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ノーツ 関連製品等のノーツ R5/ドミノ R5 上での動作状況
ロータスでは既存のノーツ/ドミノ R4.x 対応製品をノーツ R5/ドミノ R5 上で動作検証を行っております。以下
の表は既存のノーツ/ドミノ R4.x 対応製品の R5 上での動作状況(99/04/15 現在)は以下のようになります。
この表は、ノーツ/ドミノ R5 出荷時点で既にリリースされていた製品と ノーツ/ドミノ R5 との動作検証結果で
す。ノーツ/ドミノ R5 出荷後に発売された製品と ノーツ/ドミノ R5 との動作検証はそれぞれの製品情報を参照
してください。
分類 :
1 : ノーツ R5/ドミノ R5 上で問題なく動作 (ノーツ R5/ドミノ R5 との組み合わせでの動作上の問題がな
い。)
2 : 既存のアプリケーションにアップデートモジュールの提供が必要な製品
3 : 新規バージョンでノーツ R5/ドミノ R5 対応を計画している製品
4 : 対応予定はありませんがワークアランドが提示できる製品
5 : 検証・対応予定はありません。
6 : 現在検証中です。
(99/04/15 現在)
分類
製品名
動作状況
1
ロータス eSuite Devpack R1.5
Notes R5 READY!
1
ファーストステップキット R4.5,
R4.6
2
1-2-3 98
ロータス スーパーオフィス98に含まれる製品のうち1-2-3
98, アプローチ 98, フリーランス97, ワードプロ97, スマート
2
アプローチ 98
センター 97, スクリーンカム 97 はノーツ R5/ドミノ R5 に
2
フリーランス97
対応しておりません。 ノーツ R5/ドミノ R5 対応モジュール
2
ワードプロ 97
に関しましてはロータスホームページ (
2
スマートセンター 97
http://www.lotus.co.jp/) より情報を提供させていただきま
2
オーガナイザー 97
す。
2
スクリーンカム 97
2
ロータス コンポーネンツ R2.0
ロータス コンポーネンツ R2.0 はノーツ R5/ドミノ R5 に対
応しておりません。 ノーツ R5/ドミノ R5対応モジュールを
提供に関しましてはロータスホームページ (
http://www.lotus.co.jp/) より提供させていただきます。
2
ロータス ノーツティッカー R1.0
ノーツティッカーはノーツ R5/ドミノ R5 に対応しておりま
せん。 ノーツ R5/ドミノ R5対応モジュールを提供に関しま
してはロータスホームページ (http://www.lotus.co.jp/) より
情報を提供させていただきます。
2 または 3 ロータス ノーツメイト R1.0
ノーツメイト R1.0 はノーツ R5/ドミノ R5 上では正常に動
作しません。ノーツ R5/ドミノ R5 に対応した最新バージョ
ンのリリースに関する情報は近日中にロータスホームページ (
http://www.lotus.co.jp/) より提供させていただきます。
3
ロータス ノーツ ODBC ドライバ
ノーツ ODBC ドライバ R2.04はノーツ R5/ドミノ R5非対応
R2.04
製品です。
3
ロータス ノーツポンプ R2.5
ノーツポンプ R2.5はドミノ R4.5/R4.6対応製品です。R5で
は、ノーツポンプ R3.0 (LEI) をお使いください。
3
ロータス ラーニングスペース R2.5
ラーニングスペース R2.5はノーツ R5/ドミノ R5 上では動作
しません。
ノーツ R5/ドミノ R5 上で動作する最新版の提供に関する情
報はロータスホームページ (http://www.lotus.co.jp/) より提
供させていただきます。
3
ロータス EasySync R2.0 (ザウルス EasySync R2.0 ザウルス対応版はノーツ R5/ドミノ R5 上で
版)
は動作しません。ノーツ R5/ドミノ R5対応版に関する情報
はロータスホームページ (http://www.lotus.co.jp/) より提供
させていただきます。
3
ロータス EasySync R2.0 (パームパイ EasySync R2.0 PaimPilot対応版は、Workpad日本語版に同
ロット版)
梱されている製品を含めてノーツ R5 上では動作しません。
ノーツ R5対応版に関する情報はロータスホームページ (
http://www.lotus.co.jp/) より提供させていただきます。
3
ロータス ポケットベルゲートウェイ ポケットベルGW R2.03はドミノ R5 上では動作しません。ロ
R2.03
ータスではドミノR5対応版に関する情報をロータスホームペ
ージ (http://www.lotus.co.jp/) より提供させていただきま
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
3
3
3
3
3
4
5
5
5
5
5
5
6
6
6
6
ロータス ドミノ FAX サーバー R4.5a ドミノ FAX サーバー 4.5a はノーツ R5/ドミノ R5 上では動
作しません。
ただし、ノーツ クライアント R4.6.x とドミノ サーバー R5
との組み合わせでは動作します。
ノーツ R5/ドミノ R5対応版に関する情報はロータスホーム
ページ (http://www.lotus.co.jp/) より提供させていただきま
す。
ロータス ドミノ FAX サーバー R4.5 ドミノ FAX サーバー for SME はノーツ R5/ドミノ R5 上で
for SME
は動作しません。ノーツ R5/ドミノ R5対応版に関する情報
はロータスホームページ (http://www.lotus.co.jp/) より提供
させていただきます。
ロータス ドミノワークスペース
ドミノワークスペース R1.0/R2.0/R2.0.1 はノーツ R5/ドミ
R1.0/R2.0/R2.0.1
ノ R5 上での動作検証を行っておりません。R5対応バージョ
ンに関する情報はロータスホームページ (
http://www.lotus.co.jp/) より提供させていただきます。
ロータス ドミノドック 1.x
ノーツ R5/ドミノ R5 上ではドミノドック 1.x/ R2.1 を動作
検証を行いません。ロータスではノーツ R5/ドミノ R5 対応
ロータス ドミノドック R2.1
版のドミノドック最新バージョンを開発中です。最新情報は
ロータスホームページ (http://www.lotus.co.jp/) より提供さ
せていただきます。
ロータス ノーツカレンダービューワ ノーツカレンダービューワー R2はノーツ R5/ドミノ R5上で
ー R2.0
の動作しません。ノーツR5にはグループスケジュールの機能
が追加されましたので、そちらをご利用ください。
ロータス ノーツビュー R4.6
ノーツ R5/ドミノ R5上での動作検証を行っておりません。
ノーツ SAP LSX 開発ガイドブック
ドミノマーチャント
ロータス ウェブリケータ
ロータス ノーツ InfoMail ゲートウェ
イ
インスタント・チームルーム R1.1
ノーツ R5/ドミノ R5 上では動作しません。
FrontPage コネクター
現在ノーツ R5/ドミノ R5 との間での動作検証を行っており
ロータス ネットオブジェクツ フュー ます。
検証結果はロータスホームページ (http://www.lotus.co.jp/)
ジョン コネクター R1.1
より提供させていただきます。
Lotus LSCube R2.0
ノーツドミノ 会計/給与連携パッケー
ジ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ノーツ R5 でインポート/エクスポート可能なファイル形式
ノーツ R5 では、下表に示す日本語ファイル形式のインポートとエクスポートが可能です。
○
×
---
: 動作可能です。
: 動作上の問題が一部あります。
: 対応フィルターがありません。
ファイル形式
1-2-3 (WK4)
アミプロ
ワードプロ 96
ワードプロ 97 powerup
Microsoft Excel 4.0
Microsoft Excel 5.0
Microsoft Word 6.0
ASCII Text
Rich Text Format
HTML (SJIS)
HTML (EUC)
HTML (JIS)
Binary with text
GIF
CGM Image
PCX Image
TIFF 5.0 Image
インポート
○
○
×
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○
エクスポート
--○
--------×
○
○
--------------○
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ノーツ/FX、OLE に関する動作状況
ノーツ R5 を使用して既存のアプリケーションとの間でのデータ交換を容易に行うことが可能です。
ノーツ R5 と既存のアプリケーション、またノーツ R4.x と既存のアプリケーションで構成された既存の資産がノ
ーツ R5 上で動作することを、以下の日本語アプリケーションに関して動作検証しております。
○ : 動作上問題はありません。
--- : 未検証
(99.04.06 現在)
製品名
1-2-3 98 (.123)
1-2-3 (WK4)
Lotus PIC
アプローチ 98
アミプロ
ワードプロ 96
ワードプロ 97 パワーアップ
フリーランス 96
フリーランス 97 パワーアップ
一太郎 8
一太郎 9
Microsoft Excel 95
Microsoft Excel 97
Microsoft Word 95
Microsoft Word 97
Microsoft Word 98
Microsoft PowerPoint 95
Microsoft PowerPoint 97
富士通 OASYS V6
*1 一部障害があります。
ノーツ/FX
○ *1
----○ *1
----○ *1
--○ *1
---------------------
OLE2
○
----○
--○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○ *1
○
○
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
ノーツ R5/ドミノ R5 上でのファイルビューアー機能がサポートす
る日本語ファイル形式
ノーツ R5 では以下の日本語版ファイル形式に関してファイルビューアー機能をサポートしております。
○ : 動作上問題はありません。
× : 動作しません。
ファイル形式
1-2-3 98 (.123)
1-2-3 2000 (.123)
1-2-3 (WK4)
アミプロ
ワードプロ 96
ワードプロ 97 パワーアップ
フリーランス 96
フリーランス 97 パワーアップ
Microsoft Excel 95
Microsoft Excel 97
Microsoft Word 6.0
Microsoft Word 7.0
Microsoft Word 95
Microsoft Word 97
Microsoft PowerPoint 95
Microsoft PowerPoint 97
ASCII Text
リッチテキスト形式
HTML (SJIS)
HTML (EUC)
HTML (JIS)
CGM Image
WMF
ZIP
ビューアー
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
×
×
○
○
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
ニュースレターエージェントで作成された文書について
ニュースレターエージェントが作成し送信するメールの本文中、[Search Results]、[Link]、[Title] の3個所が英
語のままで表示されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー
ドミノ SNMP エージェント
ドミノ SNMP エージェント
ドミノ サーバー R5 上で動作します。本製品に同梱されたドミノ SNMP エージェントをドミノ サーバー R5上
で稼動させることによりノーツ クライアント R4.6.X上のノーツビュー管理クライアントから SNMP を使ったサ
ーバー監視が可能になります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ管理クライアント, ドミノ デザイナー, ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
ドミノディレクトリの [ユーザー] ビュー、[グループ] ビューに
ついて
ドミノディレクトリの [ユーザー] ビューと [グループ] ビューのビューの名前は、ドミノ管理クライアントを使
用した際に発生する問題を回避するため、それぞれ People、Groups と英語のままとなります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
添付ファイルの検索
ノーツ R5 ではリッチテキストフィールドに添付されたファイル内の文字列を検索することができます。
以下の日本語ファイルフォーマットに関して検索の可否を検証しています。
<WIN32>
プラットフォーム
W32-Intel (詳細)
○
○
○
○
○
○
添付ファイル
1-2-3 2000
ワードプロ 2000
フリーランス 2000
Microsoft Word 2000
Microsoft Excel 2000
Microsoft PowerPoint 2000
W32-Intel (簡易)
○
×
×
×
×
×
<UNIX>
添付ファイル
1-2-3 2000
ワードプロ 2000
フリーランス 2000
Microsoft Word 2000
Microsoft Excel 2000
Microsoft PowerPoint
2000
1-2-3 98 (.123)
1-2-3 (WK4)
アミプロ
ワードプロ 96
ワードプロ 97 パワー
アップ
フリーランス 96
フリーランス 97 パワ
ーアップ
一太郎 6.3
Microsoft Excel 95
Microsoft Excel 97
Microsoft Word 95
Microsoft Word 97
Microsoft PowerPoint
95
ASCII Text
リッチテキスト形式
HTML (SJIS)
HTML (EUC)
HTML (JIS)
Adobe Acrobat
Solaris (詳細)
○
×
○
○
○
○
プラットフォーム
Solaris (簡易)
○
×
×
×
×
×
AIX
○
×
×
×
×
×
○
○
○
×
×
○
○
○
×
×
○
○
○
×
×
○
○
×
×
×
×
×
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○
×
○
○
×
○
○
×
○
○
○
×
×
×
○
×
○ *1
○ *1
×
×
○
×
○ *1
○ *1
×
×
*1 UNIX での HTML ファイルの検索は、OS の言語設定の影響を受けます。
OS の言語設定を SJIS にすると、SJIS の HTML ファイルは検索可能であり、
言語設定を EUC でにすると EUC の HTML ファイルが検索できます。
その他の組み合わせ(たとえば言語設定 EUC, SJIS HTML ファイルの検索)での検索はできません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ管理クライアント
Exchange アドレス帳の姓、名をノーツ ユーザー名として使用する
Microsoft Exchange to ノーツ マイグレーションツールは、デフォルトで Microsoft Exchange アドレス帳の
[表示名] をノーツ ユーザー名として取得します。Microsoft Exchange アドレス帳の [姓]、[名] をノーツ ユーザ
ー名として使用する場合、DUS を実行する管理者クライアントの NOTES.INI に次の行を追加してください。
ExchangeMigrationUseNameParts=1
NMAA44XCH4
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ管理クライアント
ユーザー名に日本語を使用している環境からのアップグレード方法
ユーザー名に日本語を使用している他システム環境から ノーツ へのアップグレード方法について記述します。
日本語名を使用する前に、認証者 ID を日本語名で再認証する必要があります。詳しくは、『R5 システム管理者
ガイド』 と 『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。
移行元システムが Microsoft Mail の場合:
Microsoft Mail のユーザー名に日本語を使用している場合、移行前にユーザー名を ASCII に変更する必要が
あります。
1. Microsoft Mail ポストオフィスのユーザーをファイルにエクスポートします。
エクスポートの方法は Microsoft Mail のマニュアルを参照してください。
2. エクスポートしたファイルを編集し、日本語ユーザー名を ASCII だけのユーザー名に変更します。編集
したファイルを別のファイルに保存します。
3. 編集したファイルを Microsoft Mail ポストオフィスにインポートします。Microsoft Mail アドレス帳の
ユーザー名が ASCII のみに変更されていることを確認してください。インポートの方法は Microsoft
Mail のマニュアルを参照してください。
4. DUS を使用して Microsoft Mail ポストオフィスをノーツに移行します。
移行の手順は『R5 システム管理者ヘルプ』を参照してください。
5. 1. でエクスポートしたファイルと 2. で作成したファイルからそれぞれ、ユーザーの日本語名と対応する
ASCII 名を取り出し、次のような DJX ユーザーリクエスト用 CSV ファイルの行を作成します。詳細は
『日本語環境設定ガイド』 を参照してください。
2,1,日本語名の姓の部分,日本語名の名の部分,[姓のよみがな],[名のよみがな],ASCII 名の姓の部分,ASCII 名の
名の部分,ASCII 名のミドルネームの部分,[組織単位],[組織単位の別名],,,[インターネットパスワード],[社員
番号],[役職名],[部署名],[兼任部署その1],[兼任部署その2],,,,[コメント],[ユーザー ID ファイル名],[認証の
有効期限]
メモ: ASCII 名の姓の部分、ASCII 名の名の部分、ASCII 名のミドルネームの部分はドミノディレクトリ
に移行された該当 Microsoft Mail ユーザーの FirstName, LastName, MiddleInitial フィールドと一致す
る必要があります。
6. 作成した CSV ファイルを DJX で読み込み、ユーザーリクエストを作成します。DJX の手順書に従い
移行された Microsoft Mail ユーザーに日本語名を追加します。詳しくは、 『日本語環境設定ガイド』
を参照してください。
移行元システムが Microsoft Exchange の場合:
Exchange アドレス帳の姓と名に日本語を使用している場合は移行前に、姓と名を ASCII のみに変更する必
要があります。ユーザー名の変更の方法は Microsoft Exchange のマニュアルを参照してください。表示名
は日本語のまま移行できます。
1. DUS を実行する管理者クライアントの notes.ini に次の行を追加してください。この設定により DUS
は Exchange ユーザーの姓、名からノーツユーザー名を作成します。
ExchangeMigrationUseNameParts=1
2. DUS を使用して Exchange サーバーをノーツに移行します。
移行の手順は『R5 システム管理者ヘルプ』を参照してください。
3. Exchange 管理者クライアントを用いて Exchange アドレス帳を CSV ファイルにエクスポートしま
す。
4. CSV ファイルを編集し、Exchange ユーザーの表示名と対応する姓と名 (ASCII) を取り出し、次のよう
な DJX ユーザーリクエスト用 CSV ファイルの行を作成します。詳細は 『日本語環境設定ガイド』 を
参照してください。
2,1,表示名の姓の部分,表示名の名の部分,[姓のよみがな],[名のよみがな],姓,名,ミドルネーム,[組織単位],[組
織単位の別名],,,[インターネットパスワード],[社員番号],[役職名],[部署名],[兼任部署その1],[兼任部署そ
の2],,,,[コメント],[ユーザー ID ファイル名],[認証の有効期限]
メモ: 姓、名、ミドルネームはドミノディレクトリに移行された該当 Exchange ユーザーの FirstName,
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
LastName, MiddleInitial フィールドと一致する必要があります。
5. 作成した CSV ファイルを DJX で読み込み、ユーザーリクエストを作成します。DJX の手順書に従い
移行された Exchange ユーザーに日本語名を追加します。詳しくは、 『日本語環境設定ガイド』 を参
照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
Webメール:スケジュール作成の際に繰り返し機能を使用したとき
の不具合
ブラウザから、スケジュールエントリ(会議、タスク等)を作成する際に [繰り返し] 機能を使用した場合、以下
のような不具合があります。この問題は、OSの日付の表示形式がYY/MM/DDの場合に発生します。
作成した各エントリに編集をいれて再保存をした場合、[会議ビュー] フレーム等に表示されるスケジュールエン
トリの年月日表示が不正になります。また、表示が不正になったエントリはカレンダービュー/フレーム上で元の
正しい日付の位置に表示されません。
ただし、全ての繰り返しエントリに対して一括更新をする場合、フレーム上での年月日表示やカレンダービュー
/フレーム上でのエントリ表示に問題はありません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
す
Oracle Connector がプロシージャのパラメータを名前で転送しま
ドミノ基幹連携サービス (DECS) およびドミノ コネクタ LSX で提供された Oracle Connector では、ストア
ドプロシージャのパラメータを名前で転送します。したがって、Oracle パラメータは RealTime アクティビティ
のフィールド位置ではなく、RealTime アクティビティで定義されたフィールド名と一致しなければなりませ
ん。Oracle Connector の旧バージョンでは、フィールド位置を使ってパラメータをストアドプロシージャへ転送
します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
LDAP クライアント検索に対する全文索引の更新
LDAP クライアントを使用してローカルのアドレス帳を検索する場合、エントリの追加または編集を行った後、
ローカルのアドレス帳の全文索引を更新する必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
LDAP クライアントを使用したローカルアドレス帳の検索
検索情報が適切に定義されていない場合に過度のエントリを生成すると、LDAP クライアントはエントリのすべ
てを表示しない可能性があります。
電話番号のセパレータは異なる場合があるので、連続する数字のセットを検索するのが最適です。
たとえば、(123) 456-7890 などの電話番号を検索する場合は、市外局番 123 または市内局番 456 を検索しま
す。
LNOL44BQPN, DJOS45ZR3C
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
LDAP クライアントでのインターネット認証を介したユーザー認証
LDAP アカウントレコードが [オプション]フィールドで、「SSL」および「要求時に SSL 証明書を送信する」を
有効にして設定されていて、さらに「SSL 認証を先に行う」を有効にすると、クライアントは SSL ネゴシエー
ション中に渡されたインターネット認証で提供される証明書を使用して LDAP サーバーで認証できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
マッピング/リダイレクション文書および仮想サーバー文書のアッ
プグレード
これまでのリリースでは、ドミノ Web サーバー設定データベース (DOMCFG.NSF) を使用して、ドミノ Web サ
ーバー上の URL のマッピングとリダイレクトを行い、仮想サーバーをセットアップしました。今回のリリースで
は、マッピング/リダイレクション文書および仮想サーバー文書はドミノディレクトリに保管されています。ドミ
ノでは、サーバーを初めて起動した後に既存のマッピング/リダイレクション文書および仮想サーバー文書が移行
されます。マッピング/リダイレクション文書および仮想サーバー文書は、ドミノ管理クライアントの [設定] タ
ブにある [Web] - [Web サーバー設定] ビューに表示されます。NOTES.INI ファイルの DominoConfigLevel 変数
は、文書がアップグレード済みかどうかを示します。またこの変数は、domino¥adm-bin ディレクトリ用のファ
イル保護文書が作成済みかどうかも示しています。
DominoConfigLevel の次の値に設定されます。
l
1 -- ドミノ Web サーバー設定データベース (DOMCFG.NSF) 内のマッピング/リダイレクション文書および
仮想サーバー文書はアップグレード済みですが、domino¥adm-bin 用のファイル保護文書は作成されていま
せん。
l
2 -- domino¥adm-bin 用のファイル保護文書は作成済みですが、ドミノ Web サーバー設定データベース
(DOMCFG.NSF) 内のマッピング/リダイレクション文書および仮想サーバー文書はアップグレードされてい
ません。
l
3 -- ファイル保護文書作成もドミノ Web サーバー設定データベースのアップグレードも完了しています。
ドミノ Web サーバー管理ファイルへのアクセスの制御や、マッピング/リダイレクション文書の移行に関する問
題のトラブルシューティングに DominoConfigLevel の設定を使用してください。NOTES.INI ファイルのこの設
定は変更しないでください。
アップグレードの詳細については、『移行ガイド』 または 『R5 システム管理ヘルプ』 を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
設定文書にフィールドが欠落しているときのルーターエラー
サーバーコンソール上にメッセージ「Router: Unable to update field MTENABLED. Received error: Item not
found」がレポートされるのは、メッセージトラッキングに必要な項目が欠落していることが原因です。この状況
は、既存のサーバー設定文書を持つ R4.x サーバーからアップグレードしたときに発生します。その文書には、メ
ッセージトラッキングに関連する新しい項目が含まれていないためです。このメッセージが表示されないように
するには、サーバー設定文書を開いて保存します。このアクションによって、欠落している項目が文書に追加さ
れます。
GHED45TM76
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
システム管理要求データベースへのユーザー作成者アクセス
現在、多くのドミノサイトでは、システム管理要求データベースへのアクセスを管理者に限定しています。R5 で
は、メールファイル代理人、メールファイル移動、およびユーザーライセンスの種類の変更に関連するシステム
管理要求は、ノーツユーザーによって作成されます。新機能を利用するためには、ユーザーがシステム管理要求
データベースに対して作成者アクセスを行える必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Reporter タスクが Collect タスクに置き換えられました
R5 の Collect タスクは、Reporter タスクと R4.x の Collect タスクの両方の機能を果たすようになりまし
た。R4.x サーバーで Reporter タスクを実行していたユーザーは、統計イベント、アラームおよび統計レポート
を [統計レポート] データベース(STATREP.NSF)で生成するには、Collect タスクを実行する必要がありま
す。
R4.x から R5 へのアップグレードを実行するときに、Reporter タスクは NOTES.INI から自動的に削除されて、
新しい Statistic Collector (Collect) タスクを含む新機能をサポートするために、[統計 & イベント] データベー
ス(EVENTS4.NSF) の設計がアップグレードされます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
COLLECT4.NSF が EVENTS4.NSF にアップグレードされません
R5 統計収集 (Collect) タスクは [統計レポートの設定] データベース (COLLECT4.NSF) を使いません。[統計レ
ポートの設定] データベースで作成された統計モニターは、R4.x から R5 へのアップグレード後に [統計 & イベ
ント] データベース (EVENTS4.NSF) で作成し直す必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
古い [Stats タスクのメール受信] データベースと文書の削除
R4.x から R5 にアップグレードすると、新しく [Stats タスクのメール受信] データベース文書と、それに関連し
た [Stats タスクのメール受信] データベースが自動的にドミノ サーバーに作成されます。このため、R4.x バー
ジョンに対応するデータベースを削除できます。
[Stats タスクのメール受信] データベース文書を削除するには、ドミノ管理クライアントで [メール受信データベ
ース&リソース] ビューを開きます。削除できる R4.x [Stats タスクのメール受信] データベースが次のように表
示されます。
タイトル: <ServerName/Organization> Stats
ファイル名: STATSnnn.NSF
注意: statsnnn.nsf の「nnn」は 3 桁の数字であることに注意してください。
データベース自体を削除するには、[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択し、ブラウズしてデータベース
を探します。データベースを開いたら、[ファイル] - [データベース] - [削除] を選択します。データベースが現
在開かれているため、後で削除されますという旨のメッセージが表示されます。データベースを閉じると、デー
タベースが削除されます。
新しい R5 [Stats タスクのメール受信] データベースは次のとおりです。
タイトル: <ServerName> Stats/<OrganizationName>
ファイル名: STATMAIL.NSF
MROE45KSBA
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
R4.x からのアップグレード後にイベントモニターが機能しません
R4.x イベントモニターが、R5 へのアップグレード後に作動しない場合があります。すべての R4.x イベントモニ
ターはアップグレード時に R5 イベント通知に変換されて、[統計 & イベント] データベース (EVENTS4.NSF) の
[イベント通知] ビューに置かれます。イベントのログが記録されなくなった場合は、各 [イベント通知] を開
き、編集して保存することが必要です (変更は不要です)。
MROE45X5DC
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
Web ページの同時呼び出し設定
R5 では、クライアントとサーバーの両方で Web ページの同時呼び出し設定のデフォルト値が新しい値に更新さ
れています。以前のリリースや R5 ベータ版からアップグレードした場合は、設定を変更して R5 のデフォルト
値を反映する必要があります。
ノーツ クライアントの場合、[ファイル] - [プリファレンス] - [ロケーション...] を選択し、[詳細] - [Web ナビゲ
ータ設定] タブの [同時に処理できるリトリバーの最大数:] フィールドをデフォルトの 15 に設定します。
ドミノ サーバーの場合、サーバー文書の [サーバータスク] - [Web Retriever] タブの [同時に処理できるリトリ
バー数:] フィールドをデフォルトの 50 に設定します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドメインカタログの ACL
R4.x の標準のカタログ(CATALOG.NSF)を R5 のドメインカタログにアップグレードする場合に、ドメインカ
タログの ACL が正しく設定されないことがあります。ドメインカタログの ACL に次のエントリがあることを確
認してください。
LocalDomainCatalogServers
LocalDomainServers
PMGL45QRW6
編集者
編集者
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
R5 ベータ版の [空き時間情報] データベースの削除
R5 の [空き時間情報] データベース(BUSYTIME.NSF と R5 クラスタサーバー用の CLUBUSY.NSF)の形式に
は変更点があります。R5 のいくつのかのベータバージョンで作成した [空き時間情報] データベースに古い日付
や不正確な日付が残ることがあります。ドミノ システム管理者は、R5 のベータテストに使用した R5 サーバー
にある [空き時間情報] データベースを手動で削除してください。スケジュールマネージャタスクを初めて起動す
る前に、CLUBUSY.NSF(クラスタサーバー)か BUSYTIME.NSF(非クラスタサーバー)を削除するだけで構
いません。
この作業は、サーバーを R5 のベータ版から正規の R5 にアップグレードするとき一度だけ行います。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
SMTP MTA を使用するサーバーのアップグレード
SMTP MTA を使用している R4.x サーバーを R5 にアップグレードした場合、プログラムファイル
NSMTPMTA.EXE および NOTES.INI ファイル設定 ServerTasks=SMTPMTA は自動的に削除されません。ドミ
ノのプログラムフォルダから実行ファイルを、また NOTES.INI ファイルから設定を手動で削除する必要が
あります。
HNAA46FB44
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
Web アプリケーション中の背景図形
背景図形のオプションである [図形をタイル表示にしない] は、Web アプリケーションでは動作しませんが、ノー
ツ クライアントのアプリケーションでは動作します。
LDEY45PQ35
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ノーツ クライアント中の埋め込みナビゲータ
埋め込みナビゲータは、ノーツ クライアント R5 ではサポートされていません。同等の機能を実現するために
は、ノーツ クライアント用のアプリケーションでイメージマップの機能を使ってください。
KSOA43NRPH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
埋め込みアウトラインには、現在のデータベースへのリンクは表示
されません
アウトライン中に、現在のデータベースへのリンクを設定している場合、そのアウトラインがページやフォーム
に埋め込まれた時には現在のデータベースへのリンクが表示されません。
VMAA457N68
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
NOTES.INI における環境変数
環境変数の名前は、NOTES.INI ファイル内で 62 文字未満にすることをお奨めします。
環境変数の名前を 62 文字に設定すると、NOTES.INI が非常に大きくなるため、パフォーマンスが低下します。
これが原因で、アプリケーションが異常終了する場合もあります。
この現象が起こったら、環境変数の名前を 62 文字未満に制限して、環境変数を手動で消去します。
CRAO3V2JK6
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
複数値を区別して表示するにはソートが必要
ビューの列プロパティ [複数値を区別して表示] がマークされているが、ビューのどの列もソートされていない場
合、文書ごとに複数の値の内の 1 つだけが表示されます。複数値を区別して表示するには、複数値を含む列をソ
ートする必要があります。
HARL44JSDE
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
フレームセットが含まれたデータベース設計の置換や更新
フレームセットが含まれたテンプレートを使って、データベース設計を置き換えるか更新するときは、一度デー
タベースを閉じて開き直すと新しい設計が表示されます。
AGRS45WNET
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
イメージリソースが Web ブラウザで表示されません
名前にプラス記号 (+) が含まれるイメージリソースが Web ブラウザで表示されません。この問題を修正するに
は、イメージリソース名からプラス記号 (+) を取り除きます。たとえば、my+picture.gif は mypicture.gif としま
す。
MJON45SSUZ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
フレームセットの問題
l
データベースの起動オプションが「指定のフレームセットを開く」に設定されている場合、フレームのマー
ジン幅属性はノーツクライアントによって無視されます。
l
フレーム内の特定要素の要素属性 (フォーム、ページ等) を切り替える際のエラーを避けるには、初めに
Value フィールドをクリアしてください。
KSOA3Z7PYV, KSOA3VJT8Z
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ナビゲータからフォームへのホットスポットのコピー
フォームに呼び出したナビゲータが含まれ、そのナビゲータにロータス スクリプトのアクションが含まれる場合
は、ナビゲータを呼び出した後でフォームのホットスポットを編集する必要があります。クリックアクション
で、「Source As Navigator」 を「Source As Button」に置き換えます。フォームを再保存するとロータス スク
リプトが機能します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
アニメーション GIF を表の背景に使う
アニメーション GIF を表の背景に使うとステーショナリーになります。
SCGN3ZYR7S
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
分類された埋め込みビューのノーツでの表示
[単一カテゴリの表示] オプションがオンになっている分類された埋め込みビューをノーツでプリビューする場合
に、カテゴリが省略されていると埋め込みビュー内の文書は表示されません。埋め込みビュー内の文書を表示す
るには、カテゴリを展開します。
この現象はノーツ クライアントでも起こります。たとえば、データベースを埋め込みビューに開いてカテゴリを
省略します。埋め込みビューを含むフォームで文書を作成します。このとき、埋め込みビューに文書は表示され
ません。
VMAA442TRC
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ビューでの複数の通貨とユーロのサポート
R5 では、ユーロを含む複数の通貨を扱えるアプリケーションを作成できます。これらの通貨の金額や記号は、ロ
ケール設定やオペレーティングシステムのデフォルトの通貨記号とは独立しています。
フォームを作成するとき、フィールドのプロパティインフォボックスで通貨フィールドを定義できます。通貨フ
ィールドを定義するとき通貨記号を選択します。通貨記号を選択すれば、このフィールドには必ず通貨記号と通
貨金額が一緒に表示されます。
R5 で、ビューに通貨フィールドの金額を表示する方法は以前とは異なっています。ビュー列に通貨フィールドを
表示するには、次の例に類似した列式を私用します。例は、ビューに日本円を表示する列式です。
@If(JapaneseCurrencyValue!="";"¥"+@Text(JapaneseCurrencyValue;"F,2");"")
JapaneseCurrencyValue はフォームのフィールド名で、"F,2" は精度が2桁の固定長形式を設定する文字列
です。
ビュー列は右揃えに設定して金額の桁が正しく揃うようにします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
アウトラインエントリの問題
l
フィールド値に基づく非表示式を含むアウトラインエントリは、フィールド値に関係なく表示されます。ア
ウトライン自体の非表示式は機能します。
l
ウィンドウよりも大きいアウトラインの下部からエントリを削除し、[ホーム] や [上に戻る] などを使用して
アウトラインのトップに戻ると、アウトラインに欠落箇所ができます。アウトラインを省略してアウトライ
ンのサイズを小さくしても同じ現象が起こります。エントリを再表示するには、矢印キーを使用してエント
リが欠落している領域を超えてアウトラインを上限にスクロールします。
l
現在のユーザーが一度も開いたことがないデータベースを示すアウトラインエントリで、そのデータベース
を初めて開くことはできません。
VMAA44DJ64, VMAA3YLSGX, VMAA45GR86
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
フォルダビューリンクのアウトラインへの貼り付け
フォルダをビューリンクとしてコピーしてアウトラインにエントリとして貼り付けると、このエントリは自動的
にビューとして分類されます。このアウトラインをクライアントで使用するとき、ドラッグ&ドロップなどのフ
ォルダ操作は機能しません。
フォルダのアウトラインエントリを作成するには
1.
2.
3.
4.
5.
6.
アウトラインに新規エントリを作成します。
(省略可能)エントリにラベルと別名を付けます。
最初の [種類] リストから [名前付き設計要素] を選択します。
最初のリストの右に表示される2番目の [種類] リストから [フォルダ] を選択します。
[値] ボックスの隣のフォルダのアイコンをクリックします。
[フォルダ] リストからフォルダ名を選択します。
DCOY44Y8NQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ダ
共有フォルダリストやフォルダ移動リストに表示される個人フォル
共有フォルダリストやフォルダ移動リストに個人フォルダが入れ子になって表示されるのを防ぐには、一番上レ
ベルの個人フォルダを最初に作成してから、サブレベルの個人フォルダを作成します
JSTH464P9F
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
種類が [共有、個人] のビューがアウトラインで更新されない場合
種類が [共有、個人] のビュー用のアウトラインエントリがあるアウトラインには placeholder を含めておかなけ
ればなりません。省略するとエントリは更新されません。
VMAA45NLX7
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
日本語版 Windows NT ではユーロ通貨記号が表示できません
日本語版 Windows NT 上のドミノ デザイナーでは、フィールドのプロパティインフォボックスに、ユーロ通貨
の実際の記号は正しく表示されません。これは Windows NT システムの制限です。クライアントの実際の文書で
は記号は正しく表示されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
カンマを含む複数値区切り文字
読者型または名前型の複数値フィールドを作成するときに、開発者が区切り文字としてカンマを選択肢から削除
した場合、フォームを保存すると削除した選択肢は再び追加されます。ノーツ クライアントのユーザーが名前、
カンマ、および次の名前の前に改行を入力すると、改行の後ろに入力した名前はすべて失われます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
UNIX ではインストール時にデフォルトのユーザーとグループを使
用できません
R5 以前では、デフォルトのユーザー「notes」とデフォルトのグループ「notes」 を使用して、UNIX にインス
トールできました。R5 では、これらのデフォルトは機能しないため、サーバーは起動しません。インストールの
デフォルト値を、別の値に変更する必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ロングディレクトリネームが含まれるドライブへのインストールに
ついて
サードパーティ製ソフトウェアの問題により、Windows 95 または Windows 98 ファイルシステムにインストー
ルキットがあり、パスに (8文字を超える) ロングディレクトリネームが含まれる場合には、Windows NT でイン
ストールプログラムを実行することはできません。
たとえば、次のようなディレクトリパスではインストールが機能しません。
f:¥download¥Notes¥NotesR5_client¥
この問題を回避するには、パス名を次のような DOS 互換形式に変更します。
f:¥download¥Notes¥NotesR~1¥
NSHS3YCDV5
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
マスターアドレス帳テンプレートはインストール時に削除されます
マスターアドレス帳テンプレート (MAB45.NTF) は、サーバーのインストール中に削除されます。このテンプレ
ートをカスタマイズしていて変更を保存しておきたい場合は、ドミノ R5 をインストールする前に安全な場所に
コピーしてください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
NT サービスとしてのドミノのインストール
ドミノ サーバーを NT サービスとしてインストールする場合は、サービスを起動する前に、サーバーを設定する
必要があります。設定の前にサービスを起動しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Services: Could not start the Lotus Domino Server <サーバー名> service on ¥¥<ローカルホス
ト>
Error 2140. An internal Windows NT error occurred.
注意: <サーバー名> は、パーティションサーバーのインストールでのみ表示されます。
このエラーが表示された後にサーバーを設定しようとすると、設定クライアントの実行後に次のメッセージが表
示されます。
デスクトップファイルが開けません。ノーツは前回のセッションで異常終了しています。ログオフ
またはシステムをシャットダウンしてからノーツを再起動してください。
先に進む前に Windows NT をリブートする必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
インストール時のデータ転送エラー
Windows 95/98/NT のインストール時に [データ転送エラー] ダイアログボックスが表示されたら、インストー
ルを中止して他のアプリケーションすべてを終了してください。ほとんどの場合、これはインストールプログラ
ムが更新しようとする .DLL (Dynamic Link Library) ファイルが使用中のために起こります。システムにログオン
し直してから、インストールを再度行うのも有効な方法です。
[データ転送エラー] ダイアログボックスの例
データ転送エラー情報
ComponentError returned the following data transfer error.
Setup will now abort.
Media Name: DATA
Component: Domino as an NT Service
File Group:
File:
Error Number: -115
TAN45S6NJ, PEN45VW3X
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ノーツ クライアントのアップグレードインストール
ロータスがサポートしているアップグレードインストールでは、既存のノーツ クライアント、NOTES.INI、デー
タベースがアップグレードされるようになっています。これ以外の方法でアップグレードを行う場合、次のよう
な作業が必要になります。
1. 既存の NOTES.INI がシステムディレクトリ以外にある場合には、インストールプログラムはその
NOTES.INI ファイル名を NOTES.00x に書き換えた上で、新規の NOTES.INI を ノーツのプログラムディレ
クトリに作成します。アップグレードインストールを継続する前に、NOTES.00x ファイルの名前を
NOTES.INI に戻し、プログラムファイルに移動して、インストールプログラムが作成したデフォルトの
NOTES.INI ファイルに置き換える必要があります。
2. ノーツ R5 をインストールする前に、すでにインストールされているノーツ クライアントをアンインストー
ルすることもできますが、この場合、一部のファイルやデータベース(NAMES.NSF など)は削除されませ
ん。ノーツ クライアントをアンインストールして既存のデータベースを引き続き使用する場合は、残された
データベースをそのままにして、新しいディレクトリにノーツ R5 をインストールし、インストールと設定
が終了した後で、既存のデータベースを新しいノーツのデータディレクトリに移動してください。
ノーツ R5 のインストール、設定時にすでにデータベースが存在していると、NOTES.INI の再設定や削除が
実行されても、起動時のロケーションが以前のノーツ クライアントで設定したものと異なるなど、ノーツ
クライアントの起動設定で不整合が生じる可能性があります。
以前のバージョンのノーツをアンインストールし、既存の設定ファイルを削除せずに R5 をインストールす
るという方法は、サポートされていませんので避けてください。
DOG439KK6, JON469PDU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
追加サーバーセットアップのエラー
Windows プラットフォームで追加サーバーをセットアップするときに、シリアルポートを選択してからネットワ
ークに戻って変更し、[終了] をクリックすると、次のエラーが表示されます。
ノーツエラー: The server name is different than the one you specified
このエラーを回避するには、ドミノを再インストールする必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Windows でのサーバーセットアップ:管理ユーザーにはミドルネー
ムを使用できません
Windows プラットフォームでのセットアップ中に管理ユーザーにミドルネームを使用する場合、そのミドルネー
ムはドミノディレクトリのユーザーレコードに追加されず、管理グループに追加されます。
回避策としては、セットアップ中に管理ユーザーにはミドルネームを使用しないことです。セットアップ後、ミ
ドルネームは正しく処理されます。
TDOE46GJMK
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドミノ サーバーのインストール後に AIX の OS ロケールを変更す
る場合
インストール後にドミノのロケールを変更したい場合は、次の手順を行います。
1. AIX の OS ロケールを確認します。次のコマンドを dtterm で入力します。
locale
2. ロケールが、使用する言語または国名に正しく合っていることを確認します。ロケールが正しくない場合
は、AIX のヘルプを参照して、正しい言語ロケールのインストールと設定方法に関する情報を得てくださ
い。
ドミノのインストール後に OS ロケールを変更するには、次の手順をスーパーユーザー権限で行う必要がありま
す。
1. ドミノのリソースディレクトリへ移動します。 [../res/C]:
2. C リソースディレクトリを $LANG ディレクトリへコピーします。次のコマンドを入力します。
cp -r /opt/lotus/notes/5000/ibmpow/res/C /opt/lotus/notes/5000/ibmpow/res/$LANG
メモ $LANG には、インターナショナルロケールを指定します。たとえば、ドイツ語の場合は de_DE、ロシ
ア語の場合は ru_RU 、トルコ語の場合は tr_TR となります。ディレクトリ名は、この手順で指定してくださ
い。
3. $LANG ディレクトリが作成されて、ファイルが次の通りに正しくコピーされたかを確認してください。
ls -la /opt/lotus/notes/5000/ibmpow/res
GROS42HF6G
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
い
LAN およびダイヤルアップ設定では追加モデムを設定しないで下さ
LAN および直接ドミノ サーバーへダイヤルするという両方の方法を選択してクライアントセットアップを行った
ときに、ユーザーが、[追加の設定] ダイアログボックスで、[モデム設定] ボタンを選択して、ポートスピードや
スピーカ音量などを設定すると、セットアッププログラムは、ドミノディレクトリ内でのユーザー名の検索時
に、「サーバーが応答しません。」というエラーを表示して、異常終了します。
このエラーを避けるには、クライアントセットアップ中に、[モデム設定] ボタンを選択せず、セットアップが正
常終了した後に、[ユーザープリファレンス] の [ポート] タブを使って、ポートスピード、スピーカ音量およびそ
の他の設定を変更します。ユーザーが、直接ドミノ サーバーへダイヤルして接続しているだけの場合は、[モデム
設定] ボタンを使っても、何の問題もなく、速度やその他の設定を変更できます。
KBAR48RKJ3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
NT または Windows 95/98 のプラットフォームでは、サーバーロケ
ーション文書でタイムゾーン/サマータイムを選択しないで下さい
NT または Windows 95/98 プラットフォーム上のサーバーロケーション文書は、タイムゾーン/サマータイムが
選択できるようになっている場合があります。しかし、これらのプラットフォームでは、常にサーバーがオペレ
ーティングシステムからタイムゾーンおよびサマータイム情報を得ているため、この選択肢を使用できません。
オペレーティングシステムの値と異なる値を選択した場合は、その選択肢は無視されますが、基本的に変更しな
い方がよいでしょう。この制限は、他のプラットフォームで再現しないので、Win32 以外のプラットフォームで
は、タイムゾーン/サマータイムの選択肢を使用できます。
APAI48VNPK
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Windows NT サーバーをアップグレードする前に、Windows NT サー
ビスとしてのドミノを削除してください
ドミノ R4.x が Windows NT サービスとしてインストールされている場合、ドミノ R5.x へアップグレードする前
に Windows NT サービスから削除してください。ドミノ サーバーをアップグレードする前に、ntsvinst -d コマ
ンドを実行して、ドミノ R4 NT サービスを削除します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
サイレントインストールの記録時に [戻る] ボタンを使用しないで
ください
サードパーティー製ソフトウェアのバグが原因で、自動化されたインストール(サイレントインストール)の記
録時に [戻る] ボタンを選択すると、結果コード 12 (ダイアログの順序が不正)が発生して、サイレントインス
トールは失敗します。
このような場合は、[戻る] ボタンを選択しないで、再度、サイレントインストールの記録をする必要がありま
す。
setup.log ファイルには、次のようなエラーが記録されます。
[InstallShield Silent]
Version=v5.00.000
File=Log File
[Application]
Name=Notes
Version=5.0
Company=Lotus
Lang=0009
[ResponseResult]
ResultCode= -12
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ドミノはパススルー HTML 内の通常テキストを前処理しません
R5 では、ドミノはパススルー HTML 内の通常のテキストを前処理しません。必要なすべての HTML タグを記述
する必要があります。たとえば、ドミノ R5 では R4 と違って、自動的に <BR> (改行) タグが生成されません。
R4.6 で次のようなパススルー HTML 付きの文書を作成したとします。
[<b>Line 1
Line 2
Line 3</b>]
この場合ドミノは次のような HTML を生成します。
<b>Line 1<BR>
Line 2<BR>
Line 3</b>
R5 では、設計者がパススルー HTML に <BR> タグを入れない限り、ドミノが <BR>タグを入れるようなことは
ありません。このため、この例は、Web ブラウザで見るとすべての行がつながって表示されます。
別の例として R4.6x では、パススルー HTML 内に URL ホットスポットを作成した場合、ドミノはアンカータグ
を生成します。R5 ではドミノはアンカータグを生成しません。
JCHN3ZMLR9
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Anonymous 認証がない場合の Web メールへのアクセス
Web からメールにアクセスする際、サーバー文書の Web 認証オプション [Anonymous] が「いいえ」に設定され
ていると、名前とパスワードの入力を何度か要求されることがあります。Microscoft Internet Explorer がハング
アップする場合があります。
[Anonymous] が [いいえ] に設定されている場合、Web サーバー上のすべての領域で Anonymous アクセスが禁
止されます。ほとんどのデフォルトのサーバー設定では、メールファイルは「/mail」領域に保管され、Java ア
プレットは「/domjava」領域に保存されます。これらは、ドミノ サーバーのデータディレクトリ内にあるディレ
クトリです。 「/domjava」は「domino/data/domino/java」ディレクトリを示していることに注意してくださ
い。
これは、[Anonymous] 設定がノーツデータベース (NSF) ファイルにのみ適用された R4.6 からの変更点で
す。R5 では、この設定が Java アプレットファイルを含むすべてのタイプのファイルに適用されます。
サーバー文書の [Anonymous] が「はい」に設定されている場合には、余分な認証は行われません。
問題を回避するには次のことを行います。
l
サーバー文書で、[ポート] - [インターネットポート] - [Web] - [認証オプション] - [Anonymous] オプシ
ョン - [Anonymous] を「はい」に設定し、すべてのドミノデータサブディレクトリをファイル保護文書で明
示的に保護します。ファイル保護文書の「デフォルト」エントリを「get」に設定すると、対応するサブディ
レクトリへの anonymous アクセスが許可されます。
l
サーバーの Web 領域文書を作成することによって [Anonymous] の「いいえ」という設定を無効にします。
この Web 領域文書 には次の設定を適用します。
1. IP アドレスをブランクに設定
2. パスにドミノデータのフルパスを設定 (例、c:¥domino¥data)
3. ブラウザに戻す領域にサーバー領域を設定。ここで、サーバー領域の値は任意の単純な文字列にするこ
とができます。
MQUE44T25N
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
サーブレットではファイル保護文書は機能しません
『R5 デザイナーヘルプ』と『R5 システム管理ヘルプ』には、ファイル保護文書を使用して Java サーブレット
への Web クライアントアクセスを制御すると記載されています。これは、R5 では正しく動作しません。サーブ
レットクラスファイル、アーカイブ (.JAR および .ZIP) ファイル、またはサーブレットディレクトリには、ファ
イル保護文書を作成しないでください。この問題は、将来のリリースで修正されます。
JCHN3ZUPWK
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
NNTP:既知の問題
ノーツとドミノで NNTP (Network News Transfer Protocol) サービスを使用した場合に発生する、R5.0.1 で
の既知の問題の一部を下記に示します。
l
アカウントを作成したニュースサーバーに 32,000 を超えるグループが含まれている場合、使用可能なグルー
プリストでは 32,000 件で切り捨てられます。リストが切り捨てられたことを示す警告が表示されます。
l
[ニュースグループ] ダイアログボックスで [更新] ボタンをクリックすると、[Ctrl] + [Break] キーを使って
更新操作を中止または取り消すことはできません。更新操作を取り消すには、[キャンセル(C)] ボタンを使う
か、[Esc] キーを押してください。
l
購読したいニュースグループの名前にアンパサンド (&) 文字が含まれていると、メッセージ「Invalid
newsgroup name」が返されます。
l
全文索引の検索機能は動作しますが、[Body] フィールドの中でヒットした検索結果はハイライト表示されま
せん。[Subject] フィールドや [Newsgroups] フィールド、[From] フィールド中でヒットした検索結果は正
しくハイライト表示されます。
DDEY43AJL6, GCUN42ES6K, GCUN452SHH, DMAS45GTXH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
X.509 認証を追加できない
二次 (信頼された) ディレクトリにいるユーザーが X.509 クライアント認証を要求したとき、一次ディレクトリに
いる別のユーザーが同じ名前を持っていた場合、認証機関アプリケーションでは二次ディレクトリのユーザーの
ユーザー文書にクライアント認証を追加できません。
CROU3RTSZN
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
サーバーワイドのカスタムエラーメッセージの問題
サーバーワイドのカスタムエラー用に設定された DOMCFG.NSF を使用する場合
Error 500 が発生したときに、ユーザーは「一般的」カスタムエラーメッセージを受け取ることになっていま
す。ところが、Web ブラウザを使って非データベースファイル (たとえば、.HTM または .GIF ファイルなど)
にアクセスしたときに Error 500 が発生すると、「一般的」カスタムエラーメッセージではなく、通常のシ
ステムエラーが不正に表示されます。
l
l
サーバーワイドのカスタムエラーフォームに埋め込みビューが含まれていると、Web ブラウザを使って非デ
ータベースファイル (たとえば、.HTM または .GIF ファイルなど) にアクセスしたときに、カスタムエラーは
表示されません。かわりに、汎用のシステムエラーメッセージを受け取ります。
DMKA45GQET, DMKA45PL9L
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
ノーツ Web ナビゲータの問題
l
ノーツ Web ナビゲータで表示可能な HTML 中のTABLE の制限は、255 行と 64 列です。これらの制限のい
ずれかに違反すると、ノーツはメッセージを表示し、ページはロードされません。これらのページを表示す
るには別のブラウザが必要です。
l
Web ページに 64K を超える JavaScript がある場合、ノーツのブラウザで表示されません。「段落やフィー
ルドは 64KB よりも大きくはできません。」 というメッセージが表示されます。これらのページを表示する
には別のブラウザが必要です。
l
R4.6 サーバー Web ナビゲータデータベースは R5 に移行しても自動的にアップグレードされません。R4.6
テンプレートの設計を置換するには、サーバー Web ナビゲータを開いて [ファイル] - [データベース] - [設
計の置換] を選択して [サーバー Web ナビゲータ (R 5.0)] を選びます。
注意: R4.6 からの一部のサンプラーセクションのリンクは使用できなくなりました。このリンクを削除する唯
一の方法は設計を置換する前に WEB.NSF を削除することです。データベースを削除したくなければ、サン
プラーからロードしないページは無視します。
l
フレームミングされた Web ページのコピーをノーツのネイティブなブラウザを使って転送する場合([アク
ション] - [転送] - [このページのコピーを転送])、最初のフレームだけが電子メールに挿入されます。
l
ノーツブラウザは Web ページで VBScript をサポートしていません。 VBScript は ActiveX コントロール
の処理に使用されます。
l
[アクション] - [インターネット設定] で、表示設定の HTML保存オプションを [MIME 形式のみで保存] に設
定して、HTML を正しく表示しなければなりません。ノーツ R4.6 データベースがある場合、[リッチテキス
トのみで保存] に設定しなければならないこともあります。
SMEE462L4F, KSOA45VRL2
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Internet Explorer 3.x での JavaScript の問題
ドミノ R5 は、Microsoft IE 3.x でサポートされていない JavaScript を生成する、フレームセッ
トへのリダイレクションの拡張サポートを提供しています。Microsoft IE 4.x は、すべてのドミノ
R5 Web 要素を完全にサポートします。
ページを動的に生成するときに、ドミノは要求を行うブラウザのバージョンを検出できます。IE
3.x ユーザーが 3.x ではサポートされていない JavaScript 設計要素を含むページを要求した場
合、ドミノは次のエラーを生成します。
Error 500 HTTP Web Server: Your browser's JavaScript implementation does not
adequately support usage of this feature. Upgrade your browser to be able to use this
feature.
IE 3.x でサポートされていないドミノ R5 の機能
次のタイプの機能によって、ドミノは IE 3.x でサポートされていない JavaScript を自動的に生成
します。
l
「Web アクセス:ページ生成時に JavaScript を使用」データベースオプションが有効化され
ている。
l
設計要素の [起動時のプロパティ] の [設計したフレームセットを開く] オプションなど、フ
レームセットへの URL リダイレクションを発生させるオプションが選択されている。
l
URL ターゲットが次のような式によって定義されている。
l
@SetTargetFrame
l
タブ付きテーブル
l
「ターゲットフレーム」が指定されている設計要素 (たとえば、フォーム、ビュー、ペー
ジ)
たとえば、上記のエラーメッセージは、&BaseTarget 引数を含む URL に返されます。このURL は [Web アクセ
ス:ページ生成時に JavaScript を使用] データベースオプションが有効であるドミノページ内のあるページを示
します 。同じ URL が、JavaScript オプションが無効になっている同じデータベースで使用される場合、URL
は要求どおりに動作します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Microsoft IIS 対応ドミノでのドメイン検索や RepID の調整
Microsoft IIS 対応ドミノの設定では、IIS が受け取る URL で文字列「.nsf」を含むものはすべてドミノに渡され
ます。URL の書式に「.nsf」を含まないためにデフォルトの設定ではドミノに渡されないドミノページも、ドミ
ノの複製 ID を使って識別することができます。ドメイン検索では結果を返す場合も複製 ID を使用することに注
意してください。
Microsoft IIS 対応版ドミノ R5 サーバーを使用しており、複製 ID を含む URL をサポートする必要がある場合
や、R5 サーバー間でドメイン検索を使用する場合は、NOTES.INI に次の行を追加してください。
DominoGenR5RepIdSyntax=1
この行を追加すると、ドミノ サーバーは、次の書式を使用して、ドミノが生成するすべてに URL に文字列
「.nsf」を追加します。 これにより、IIS フィルタは要求をドミノに渡すことができます。
http://server/__replication_id.nsf/?Command
replication id は、データベースの 16 桁の ID に下線が2つ付加されたものです。
例:
http://www.lotus.com/__852559DF0070D6E7.nsf/?OpenDatabase
この書式を使用する URL には、ドメイン検索の結果であるページで作成されたものが含まれます。ドミノ R5 サ
ーバーはこのページを通常どおり処理します。ドミノ R4.x サーバーはこの種類の URL 識別しません。
複製 ID を使用する明示的な URL を含む R4.x の Web サイトをアップロードし、Microsoft IIS 対応ドミノ設定
で実行したい場合は、上記の書式に合うように手動で URL を変更する必要があります。
この解決策は一時的なものであり、将来のリリースで対応します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Last-Modified HTTP ヘッダーと JavaScript データベース
ドミノ R5.0a では、データベースのプロパティインフォボックスで [Web アクセス: ページ生成時に JavaScript
を使用] オプションを選択しているデータベースからの応答に対して、Last-Modified ヘッダーを送信しません。
ドミノ R5.0.1 では、HTTP/1.0 プロトコルを指定したリクエストに対しては同様の動作をします。ただし、リク
エストが HTTP/1.1 を指定していると、ドミノ R5.0.1 からは Cache-Control: private ヘッダー付きの
Last-Modified ヘッダーが返されます。Cache-Control: private ヘッダーは、ブラウザのローカルキャッシュに
応答がキャッシュされるが、プロキシサーバーのようなパブリックなキャッシュにはキャッシュされないことを
表します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
AIX 上のインターネットプロトコルに対するリスナーエラー
インターネットプロトコルに対してリスナーエラーがレポートされることがあります。保留になっているサード
パーティ製品の問題があり、SSL と非 SSL ポートでリスナー/バインド問題が起こる可能性があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Netscape Navigator を使用したクライアント証明書の要求
Netscape Navigator を使用してドミノ CA にクライアント証明書を要求するとき、名前とパスワードのフィール
ドに漏れなく入力しておかなければなりません。これらのフィールドは、クライアント証明書の要求に必要で
す。漏れがあると、要求を提出した後でメッセージ「Invalid or non-existent distinguished name component」
が表示されます。
DMKA3XVJZ6
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
Verisign にインターネット認証の要求を送信します
http://www.verisign.com/client/index.html から、インターネット認証機関の Verisign にインターネット認証の
要求を出せます。「Choose Your Browser」と表示されたページで Microsoft と Netscape のアイコンだけが表
示され Notes や Domino のアイコンがない場合は、Netscape のアイコンをクリックします。
個人情報を入力し、フォームを送信すると、「Error Online Enrollment Status: 3041」と書かれたページが表示
されることがあります。このページが表示される場合は、NOTES.INI ファイルに次の1行を追加する必要があり
ます。
WebUserAgent=Mozilla/4.0 (Windows-NT)
ノーツを再起動し、Verisign にクライアント認証の要求を送信します。
ノーツブラウザに対応するように Verisign 社が Web サイトを変更するまで、このような手順が必要になりま
す。Verisign 社は、近い将来、Web サイトでの対応を行う予定です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
URL にはデータベース名以外に .nsf を使用しないでください
ドミノ HTTP タスクは、ファイル拡張子「.nsf」や「.ns4」を含む URL の部分はドミノデータベースを示すもの
と想定しています。したがって、Web アプリケーションでデータベース名以外にこれらの拡張子を使用してはい
けません。ディレクトリ名やデータベースの設計要素名にも使用しないでください。たとえば、次のような URL
は使用しないでください。
www.acme.com/directory.nsf/sales.nsf/view.nsf?OpenView
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
新しい [認証機関] データベースを閉じて再度開く
管理者が ([認証機関] テンプレート (CCA50.NTF) で) [認証機関] データベースを作成するときに、その管理者が
メインナビゲータ画面で任意のオプションを選択しようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。
ビューまたはナビゲータ defView は存在しません。
続いて次のメッセージが表示されます。
操作を実行する権限がありません。
これらのエラーメッセージは、管理者がデータベース ACL にロール [CAPrivilegedUser] を割り当てられていな
い場合に発生します。このデータベースを作成した管理者がこのロールに自動的に割り当てられます。ただし、
データベースを最初に作成したときはデータベースを閉じて再度開くまでそのロールは認識されません。
TGAN46CMRY
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
複数値をもつ日付/時刻に関する問題
ドミノ HTTP サーバーを Windows NT 上で実行し、デフォルトの OS 日付/時刻形式を YY-MM-DD に設定して
いる場合、日付の値を入力できません。たとえば、Web ブラウザから複数値をもつノーツの日付/時刻形式フィ
ールドオプションに「1999-1-1」を入力したような場合です。
このような場合、次のエラーが表示されます。
Error 500
HTTP Web サーバー: ロータス ノーツの例外 Unrecognized Notes error
この問題を避けるには、次の回避策を使います。
l
ダッシュ以外の日付区切り文字 (「1999/1/1」など) を使用する。
l
OS の日付時刻形式を変更してダッシュ以外の日付区切り文字を使用する。
RSHI46FN72
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
NNTP レプリカはローカルでのみ作成できます
NNTP データベースのレプリカを新規作成する場合は、サーバーロケーションとして、[ローカル] (これはデ
フォルト値です) を選択する必要があります。[ローカル] 以外のサーバー値を選択すると、複製できなくなります
(ノーツは、「サーバーへのパスが見つかりません」というエラーを返します)。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
NNTP/IMAP アカウントの [複製する際に複製履歴を使用する] オプ
ションの説明
この機能については、まだ文書化されていません。
NNTP
NNTP インターネットアカウント文書の [詳細] タブには、[複製する際に複製履歴を使用する] という名前のフィ
ールドがあります。これを [はい] に設定すると、レプリケータは、以前の複製についてオフのままになっている
場所に基づき、記事の抽出を開始できます。これはデフォルトの設定になっていて、NNTP データベースを複製
する場合に最も効率の良い方法です。この値を [いいえ] に設定すると、複製時にすべての記事 (最初の記事から
開始) がチェックされて、レプリカに取り込む必要があるかどうか判別されます。レプリカから記事を削除して、
元に戻す場合は、この値を [いいえ] に設定する必要があります。
IMAP
IMAP インターネットアカウント文書の [詳細] タブには、[複製する際に複製履歴を使用する] という名前のフィ
ールドがあります。これを [はい] に設定すると、レプリケータは、以前の複製でオフのままになっている
場所から、メッセージの抽出を開始できます。(レプリカまたはサーバーメールファイル内のいずれかで、変
更、削除、移動またはコピーされたメッセージも、複製されるという点に注意してください。) このオプションを
[はい] に設定すると、若干の副次的作用によって、パフォーマンスが向上するので、多くのユーザーは、このオプ
ションを [はい] に設定したままとなるでしょう。
[複製する際に複製履歴を使用する] を [いいえ] に設定すると、IMAP 複製では、すべてのメッセージ (最初のメ
ッセージから開始) がチェックされ、レプリカに取り込む必要があるかどうか判別されます。Inbox から削除した
メッセージを inbox に再度取り込むためには、このオプションを [いいえ] に設定することがあります。ただ
し、Inbox がサーバーベースのメールファイルにある場合、このオプションを [いいえ] に設定すると、全く同じ
2つのメッセージを受け取るという点に注意してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
暗号化された会議招集の Web ブラウザでの処理
会議またはグループ「タスク」の参加者のなかに、Web ブラウザを介して招集を処理する参加者がいると思われ
る場合は、ユーザープリファレンスで送信メールを暗号化するオプションを選択解除します ([ファイル] - [プリ
ファレンス] - [ユーザー] - [メールとニュース] - [送信メールを暗号化])。このオプションは、デフォルトでは選
択解除されています。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
カレンダー印刷の問題
l
1週間形式のビューでエントリの範囲外にカレンダービューが印刷されます。
l
特に1か月形式および 1週間形式のカレンダービューで、同じ日に多くのタスクや予定が設定されている
と、その日の内容をすべて入れるために複数のページが生成されます。生成されるページ数を減らすため
に、最初の行だけを印刷する設定が可能です。この設定は、印刷のメインダイアログボックスでカスタマイ
ズボタンをクリックし、最初の行だけを印刷する設定にチェックを入れることで有効になります。
l
Hewlett Packard PCL (または互換) で印刷ダイアログボックスの原稿品質ボタンにチェックを入れてカレン
ダーを印刷すると、通常のカレンダーのテキストよりかなり大きく印刷されます。
BJON42B2KM, SSCZ464SWW, SSCZ45WPRT
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
繰り返し会議/タスクに関する問題
l
インスタンスを選択して [Delete] キーを押すことによって繰り返し会議のインスタンスの1つを削除する場
合、繰り返しエントリのすべてのインスタンスに取消線が引かれます。F9 を押して更新すると、削除するイ
ンスタンスの選択肢が表示されます。
この問題の別のケースは、繰り返し会議のすべてではなく一部のインスタンスが変更されてから、そのうち
の1つのインスタンスに取消線がつきます。更新すると、インスタンスの部分的なリストが表示されます。
削除するインスタンスのセットに関する選択 ([この文書のみ]、[すべて]、[このエントリ以降のすべてのエン
トリ]、および [このエントリ以前のすべてのエントリ]) を行うと、すべてのインスタンスに対して選択が有
効になります。
l
繰り返し会議またはグループタスクを送った後に議長が参加者の追加を決定した場合、新しい参加者は完全
な繰り返し情報を受け取りません。繰り返し会議/グループタスクを最初にドラフトとして保存してから送信
すると同じ問題が起こります。
l
エラーを起こさないようにするには、スケジュール変更通知を開く前に繰り返し会議またはタスクへの会議
招集に応答します。
l
繰り返し会議または繰り返しグループタスクのインスタンスの一部またはすべてについて新しい時間を提案
するには、まず会議招集または割り当てを受理する必要があります。受理すると、新しい時間や日付を提案
できます。
l
繰り返しグループタスク割り当てを開いたとき、フォームをダブルクリックして [繰り返し] ボタンをクリッ
クすると、繰り返し情報が表示されます。
l
繰り返し会議やグループタスクに対して会議室を予約するときに、会議室が使用可能でない日がある場合
は、議長が2つの通知を受け取ります。1つは拒否通知で、もう1つは受理通知です。どのインスタンスが
受理または拒否されたかを調べるために、議長は会議室/予約データベースに移動し、日付を確認する必要が
あります。議長が繰り返し会議の1つのインスタンスについてのみ会議室を予約したい場合でも、繰り返し
すべてのインスタンスに対して予約が行われます。
l
[Delete] キーを使用して1回または繰り返し会議やグループタスクのエントリを削除する場合は、[カレンダ
ー] ビューを使用します。ブラウザを使用して繰り返しエントリの1つのインスタンスで [削除] ボタンを選
択すると、すべてのインスタンスが削除されます。
l
[カレンダー] ビューでは、期限を過ぎた繰り返しタスクは、本日の日付に表示されません。
[新しい時間の提案] は送信する前にドラフトとして保存した繰り返し会議の参加者用の応答オプションで
す。参加者は新しい時間を提案する前に会議を受理する必要があります。
l
l
繰り返し会議の議長が、フィールド [この月の最後から開始] をチェックすると、その情報は会議招集に表示
されません。参加者は会議招集を受理してカレンダーを見ない限り、指定された日付にスケジュールされて
いるが月の終りからカウントされていることが分かりません。回避策として、議長は [説明] フィールドに、
繰り返し会議は指定された日付に開催される予定だが、月の終りからカウントされる旨のメモを書く必要が
あります。
l
会議招集の送信時に [あいまいな名前] ダイアログボックスが表示される場合は、組織名を伴った完全な名前
を選択してください。この問題は、個人アドレス帳で組織名なしにユーザーが指定されており、同じユーザ
ーがドミノディレクトリにも指定されているときに起きます。
RGUR44ZQZX, FGRN3YBKPV, FGRN3Z4KB8, FGRN45ELVR, FGRN3ZXUCH, FGRN43WQFX, FGRN45KPMF, FGRN43YLAN,
RGUR45ZMRQ, FGRN45QP36, FGRN44KNA5, FGRN45VSFG, FGRN46AKFP
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
アラームメッセージテキストは不完全です
アラーム通知ボックスに表示されるのは、[アラーム] ダイアログの [詳細] フィールドに入力されたテキストの1
行目だけです。最初の改行より後のテキストは、通知ボックスに表示されません。
FGRN43LMD9
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
R5 ベータ版ユーザーへの注意事項
ノーツ R5 のベータ版を使用しているときに自動アラームを設定していた場合は、R5 の製品版で自動アラームを
設定する前に、メールファイルの [$Alarms] フォルダを変更する必要があります。次の操作のどちらかを実行し
てください。
[$Alarms] フォルダを削除する
この操作を行うと、すでに設定しているアラーム情報はすべて失われます。メールファイルから [$Alarms] フォ
ルダを削除するには、次の操作を行います。
1. [表示] - [設計] を選択します。
2. ドミノ デザイナーの左側のペインで [フォルダ] を選択します。
3. [$Alarms] フォルダを選択し、[Delete] キーを押します。
4. ドミノ デザイナーを終了します。
5. [ファイル] - [データベース] - [設計の置換...] を選択して、メールファイルの設計を置換します。
[$Alarms] フォルダから不要な行を削除する
自動アラームだけを削除することができます。すでに設定してある自動アラーム以外のアラームは、R5 の製品版
でも正しく機能します。自動アラームを削除するには、次の操作を行います。
1. メールファイルを閉じます。
2. [Ctrl] キーと [Shift] キーを押しながらブックマークバーのメールアイコンをクリックします。
3. [$Alarms] フォルダを開き、「ERROR」で始まる行をすべて削除します。
4. メールファイルを保存してから閉じ、もう一度開きます。
FGRN3YMLQU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
サイトプロフィールの名前にカンマを使用しないでください
会議室予約データベースでサイトプロフィールに名前を付ける場合、カンマ(,)を使用しないでください。名前
にカンマを付けると、会議室やリソースに会議招集を送信する場合に問題が発生します。
MALZ3FWSBB
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
MIME メール優先を指定した場合のスケジュール機能
通常、スケジュール機能を使用するユーザーは、メール形式の設定で [ノーツリッチテキスト優先] か [優先なし]
を使用してください。[MIME 優先] を指定した場合、次のような問題が発生します。
l
l
l
l
l
l
会議招集で [詳細:] フィールドとコメントフィールドに会議情報が重複して設定されます。
会議の議長に送信された返信文書で参加者の名前がなくなってしまいます。
参加者から会議の議長に送信された返信で、すべてのコメントフィールドに会議情報が重複して設定されま
す。
コメントページに添付された添付ファイルがなくなってしまいます。
参加者からの [情報の要求...] に対して議長が [更新情報を送信...] を実行できません。
ユーザーが所有者のみに制限された会議室やリソースを予約した場合、会議室予約要求への文書リンクがテ
キストに変換されます。会議室やリソースの所有者は、予約要求を処理するために、会議室予約データベー
スを開いて [承認待ち] ビューに切り替える必要があります。
APAI45DMZF, APAI45FRP9, APAI459NAM
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
既存の会議招集で会議室のキャンセルや追加を実行する場合
会議室を含めて会議招集を送信した後で、議長がその会議室のキャンセルや別の会議室の追加をしても、その変
更通知は参加者に送信されません。議長はカレンダーエントリを開き、[アクション] - [参加者にメールを送る]
を選択して、更新情報を送信する必要があります。
FGRN46AS3G
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
予約文書の [コメント:] フィールドと [目的:] フィールド
会議室予約データベースの予約文書にある [コメント:] フィールドと [目的:] フィールドは、基本的に同じ目的に
使用します。手動で予約を作成する場合、どちらかのフィールドに予約についての追加情報を記録することがで
きます。会議招集経由で会議室やリソースを予約する場合、会議招集の [件名:] フィールドに設定された情報が予
約文書の [目的:] フィールドに記録されます。
APAI45LTJ7
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
リソースのコピーと貼り付け
予約の競合を避けるために、会議室予約データベースでリソースのコピーや貼り付けは行わないでください。必
ず [リソース作成] アクションを使用して新規リソースを作成してください。
APAI43VMZ7
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
同じ休日を含む複数の国の休日設定を取り込む場合
同じ休日を含む複数の休日設定を取り込むと、カレンダーでそれらの休日は重複して表示されます。重複したエ
ントリのどれかを削除することもできます。ほかの休日に影響することはありません。
APAI45ULBU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
空き時間のスケジュールとサマータイム
議長のユーザーはサマータイムを使用しない標準時に属しており、参加者のユーザーはサマータイムを使用する
標準時に属しているがサマータイムを実施していない場合、空き時間の検索で正しくない結果が返されます。た
とえば、議長のユーザーは日本の標準時を使用しており、参加者のユーザーは北京などの標準時を使用していて
サマータイムを実施していない場合には、空き時間の検索で参加者の空き時間を正しく参照できません。
ASHH4583MS
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
グループスケジュールに「保留」のカレンダーエントリが表示され
ない場合
[保留] チェックボックスをオンにして保存したカレンダーエントリは、グループスケジュールのグリッドに表示
されません。
APAI45FMXU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
会議以外のエントリでの [会議の招集と予約] タブ
会議と個人タスク以外の種類のカレンダーエントリの場合、ブラウザで [会議の招集と予約] タブを選択すると
[詳細:] フィールドだけが表示されます。フォームの [基本] タブに戻るには、ブラウザの [戻る] ボタンをクリッ
クします。
FGRN463L2A
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
代理の会議招集に会議室情報が設定されない場合
会議の参加者が別のユーザーを代理に指名すると、議長が元の会議招集に会議室の情報を設定していた場合で
も、代理に指名されたユーザーの会議招集には会議の場所に関する情報が設定されません。
FGRN46ARS9
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
サイトプロフィールの削除時に待ち状態の予約に対する警告が表示
されません
会議室予約データベースのサイトプロフィールを削除する場合、警告が表示されたり削除が拒否されたりするこ
とはありません。サイトを削除する前に、待ち状態の予約がないことを確認してください。
APAI44TRNL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
グループスケジュールで複数のエントリの1つだけが表示されます
カレンダーの同じ日時のスロットに複数のカレンダーエントリが設定されている場合、グループスケジュールの
グリッドではそのうちの1つだけが表示されます。開くことができるエントリも1つだけです。
APAI45U2ZK
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
議長が参加者を追加した場合のスケジュール変更通知
ブラウザからメールファイルにアクセスし、既存の会議招集を編集して参加者を追加した場合、スケジュール変
更通知が元の参加者全員に送信されます。元のカレンダエントリに変更が加えられていない場合でも、元の参加
者は変更通知に対して返信を出す必要があります。
CUMA45MTCY
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
別の重複に対して同じ警告メッセージが表示されます
カレンダーのプリファレンスで [スケジュールの重複を自動的にチェックする] を有効にしてあると、予定を設定
するときに、次の2種類の重複に対して同じ警告メッセージが表示されます。
l
l
同じタイムスロットにすでに予定が設定されている場合
空き時間設定に含まれていない日時を指定した場合
APAI3YDQYE
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Schedule_Check_Entries_When_Validating
負荷の大きいサーバーや入出力多いサーバーの NOTES.INI ファイルで
Schedule_Check_Entries_When_Validating の設定を有効にしないでくださ
い。Schedule_Check_Entries_When_Validating は [空き時間情報] データベースのエントリをユーザーごとに調べ
るので、この設定を有効にするとサーバーパフォーマンスが下がります。
BKAN433SKK
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
午前0時をまたいで空き時間を設定しないでください
カレンダープリファレンスの空き時間設定では、午前0時をまたぐように勤務時間を設定しないでください。午
前0時をまたいで設定した場合、[空き時間の検索] ダイアログボックスに間違った情報が表示されます。
APAI45KSTW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
カレンダーにタスクを表示する場合
プリファレンスで [現在のタスクを常にカレンダーに表示] オプションを有効にするには、プリファレンスを保存
し、データベースをいったん閉じてから、開き直してください。エージェントが次に実行されるタイミングで、
カレンダーにタスクが表示されて、その当日のスロットが更新されます。
CREG463U2P
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
カレンダービューか会議招集を開いて会議招集を処理する場合
繰り返しの会議招集を処理するには、カレンダービューで [参加者のアクション] ボタンを使用するか、会議招集
を開いて [返信] か [コメント付き返信] のボタンを使用します。
主催者が会議に関するアクションを実行する場合は、カレンダービューで [議長のアクション] ボタンを使用する
か、会議招集を開いて [アクション] ボタンを使用します。
RGUR45VRZW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
返信の前に参加者を削除してください
参加者が返信する前に議長がその参加者を削除した場合でも、送信された会議招集はその参加者のメールファイ
ルから自動的に削除されません。
APAI45H27B
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
会議やグループタスクのスケジュールを変更する前にブラウザの表
示を更新してください
ブラウザで会議やグループタスクに対して [議長アクション] の [参加者のステータスの表示] を使用する場合、
スケジュールを変更する前に表示を更新する必要があります。参加者のステータスを表示した直後にスケジュー
ルを変更しても、変更通知は送信されず、議長のカレンダーエントリやグループタスクも更新されません。
CUMA45RU2W
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
グループカレンダーとモバイルディレクトリカタログ
ドミノディレクトリ内のグループは、グループメンバーを含まないモバイルディレクトリカタログを使用してい
る場合、グループカレンダー内の個々のメンバーまでは拡張されません。両方の機能を使用するには、次のこと
を行います。
1. 個人アドレス帳 (NAMES.NSF) が [ユーザープリファレンス] の [メールとニュース] の設定でディレクトリ
カタログの前にリストされているかどうか確認します。
2. ドミノディレクトリでグループ名を選択します。
3. [個人アドレス帳へコピー] を選択します。
別の方法として、グループカレンダー内の各グループメンバーをそれぞれリストする、または公開グループのメ
ンバーを含む管理者からディレクトリカタログを取得することができます。
JKEN46CSWU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
Web のみ - 年の終わりにまたがるイベントのスケジュール
Web ブラウザのユーザーが複数年にまたがるイベント (たとえば、開始日が 98/12/21 で、終了日が 99/1/2) を
作成する場合、フィールドを切り替える際に次のメッセージが表示されます。
開始日には終了日以前の日付を指定してください。
このエラーを回避するには、イベントの終了日を再入力してからすぐに [保存] と [閉じる] ボタンをクリックし
ます。日付を変更した後に別のフィールドに情報を入力すると、同じメッセージが表示されるので、この実行順
序は非常に重要です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドミノ Web サーバー管理ファイルへのアクセスの制御
ドミノ Web サーバー管理ファイルは、ドミノデータディレクトリの domino¥adm-bin サブディレクトリに保管
されています。権限のないユーザーが ドミノ Web サーバー管理にアクセスできないように、このディレクトリ
へのアクセスを保護しなければなりません。ドミノでは、サーバーを初めて起動するときに、デフォルトでこの
サブディレクトリ用のファイル保護文書が作成されます。ファイル保護文書は、ドミノ管理クライアントの [設
定] タブにある [Web] - [Web サーバー設定] ビューに表示されます。NOTES.INI ファイルの 変数
DominoConfigLevel は、サーバー起動時にファイル保護文書が作成されたかどうかを示します。またこれは、マ
ッピング/リダイレクション文書および仮想サーバー文書がドミノディレクトリにアップグレードされたかどうか
も示します。さらに詳しい説明およびマッピングとリダイレクションについては、「トラブルシューティング」
の項の「マッピング/リダイレクション文書および仮想サーバー文書の移行」リリースノートを参照してくださ
い。
DominoConfigLevel の次の値に設定されます。
l
1 -- ドミノ Web サーバー設定データベース (DOMCFG.NSF) 内のマッピング/リダイレクション文書および
仮想サーバー文書はアップグレード済みですが、domino¥adm-bin 用のファイル保護文書は作成されていま
せん。
l
2 -- domino¥adm-bin 用のファイル保護文書は作成済みですが、ドミノ Web サーバー設定データベース
(DOMCFG.NSF) 内のマッピング/リダイレクション文書および仮想サーバー文書はアップグレードされてい
ません。
l
3 -- ファイル保護文書作成もドミノ Web サーバー設定データベースのアップグレードも完了しています。
ドミノ Web サーバー管理ファイルへのアクセスの制御や、マッピング/リダイレクション文書の移行に関する問
題のトラブルシューティングに DominoConfigLevel の設定を使用してください。NOTES.INI ファイルのこの設
定は変更しないでください。
ファイル保護文書の詳細については、『R5 システム管理ヘルプ』を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
R5 で保護指示が無視される
R5 の ドミノ Web サーバーは、ユーザーが旧バージョンのソフトウェアを使って HTTPD.CNF ファイルで指定
した保護指示を無視します。R5 では、システム管理者がドミノディレクトリにファイル保護文書を作成して、他
の Web ブラウザのユーザーがファイルとディレクトリにアクセスできないように保護します。
DMKA3X3KDQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
LDAP ディレクトリでの Web クライアントの認証
Web クライアントが初めて LDAP サーバーと認証するとき、サーバーの応答が遅いことがあります。これは、ド
ミノで LDAP ディレクトリのビューを初期化するために時間がかかるからです。次回からの認証では応答時間は
短くなります。
SONL42DM6H
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
拡張文字を含む証明書
ドミノディレクトリで [アクション] - [選択されたユーザーへのインターネット認証の追加] を実行すると、次の
X.509 認証の ASN1 エンコード方法でインターネット認証が作成されます。
1. Printable
2. IA5
3. Latin-1
4. BMP(Unicode の形式)
ただし、NOTES.INI 設定ではデフォルトで BMP ではなく UTF8 が設定できるようになっています。
ユーザー名に拡張文字(Printable、IA5、Latin-1 以外)が使用されていると、上記のアクションで作成される
X.509 認証に BMP(または UTF8)というラベルの文字列が追加されます。証明書にこのような BMP 文字列や
UTF8 文字列が含まれるユーザーが送信した署名付きメールを Netscape で開くと、Netscape が強制終了しま
す。
証明書を作成してキーリングファイルの要求を認証する場合や、ドミノ認証機関経由で Web クライアント認証要
求から証明書を作成する場合、識別名の文字列は次のようにエンコードされます。
文字列に ASN1 Printable 文字のみが含まれている場合、DER Printable 文字列としてエンコードされま
す。
文字列に US-ASCII 文字のみが含まれている場合、IA5 文字列としてエンコードされます。
文字列に US-ASCII 以外の文字が含まれている場合、Latin-1 キャラクタセットを使用する T.61 文字列と
してエンコードされます。
US-ASCII 文字列のエンコード方法を変更するには、NOTES.INI の IntlDERStringEncodeType 設定を次のよう
に指定します。この設定は、ドミノ認証機関アプリケーションとドミノ証明書管理アプリケーションを実行する
ドミノ サーバーとノーツ クライアントの両方で指定する必要があります。
IntlDERStringEncodeType=1 US-ASCII 以外の文字列を UTF8 でエンコードする
IntlDERStringEncodeType=2 US-ASCII 以外の文字列を BMP でエンコードする
MFLY45UPDU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドミノ CA が発行した証明書のデフォルトの有効期間
ドミノ CA が発行した証明書のデフォルトの有効期間は空白です。この場合、有効期間は1日になります。この
デフォルト値を変更するには、ドミノ認証期間アプリケーションのプロフィールを変更する必要があります。プ
ロフィールを変更するには、ドミノ認証期間アプリケーションを開き、[認証期間プロフィールの設定] をクリッ
クします。
CROU437RYB
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ドミノ サーバー
サーバーキーリングファイルの所有者をサーバーにしてください
サーバーキーリングファイルをドミノ サーバーのデータディレクトリにコピーする場合、ファイルの所有者がサ
ーバーを実行しているアカウントと同じになっていることを確認してください。所有者とアカウントが異なって
いると、サーバータスクでキーリングを読み込めないことがあります。
KSMH467SEV
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
認証機関の電子メール通知が Web メールで読めません
[認証機関] データベースで [要求者に通知の電子メールを送信する] オプションを選択すると、Web メールを使
って電子メール通知を開けず、ノーツ クライアントで開くか、または別の方法を使ってシーケンス番号を認証宛
先へ転送しなければなりません。
Web メールで開いた場合、 電子メールは表示されず、Web サーバーは [Corrupt Data Exception] というメッセ
ージをクライアントに返します。
この問題を解決するには、次の操作を行います。
1. ドミノ デザイナーでデータベースを開きます。
2. MailClientCertRequestApproved フォームを開き、そのフォームのプロパティを開きます。
3. オプション [フォームを文書に保存] を選択します。
4. フォームを保存します。
これで、すべての電子メールを Web メールで読めるようになります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
アクセント文字を含む X.509 クライアント認証
アクセント文字を含む X.509 クライアント認証は、ドミノディレクトリのユーザー文書では詳細が正しく表示さ
れません。
ドミノディレクトリのユーザー文書にアクセスすると、ユーザーは文書を編集モードにしてから [インターネット
認証のテスト] をクリックして X.509 クライアント認証を照合できます。X.509 クライアント認証が表示され、
ダイアログボックスには認証についての詳細情報 (有効日付、発行先、シリアル番号、指紋など) が表示されま
す。このクライアント認証を発行した認証機関の識別名にアクセント文字が含まれている場合、この情報は表示
されません。
これは表示上のみの問題です。クライアント認証は有効で、認証は適切に行われます。
DMKA468RQX
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
ユーザー文書の切りつめられたインターネット認証
ユーザー文書を編集して、[インターネット認証のテスト] をクリックすると、発行された認証、シ
リアル番号、認証対象などの特定の属性は、現在の画面解像度 (ピクセル設定) のために一部表示
されなくなります。
SONL45HARN
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
デフォルトのインターネット認証の暗号認証としての設定
ドミノディレクトリ内のユーザー文書または個人アドレス帳の接続文書に、暗号化に使用できる複
数のインターネット認証がある場合、そのインターネット認証のうち1つだけが S/MIME 暗号に使
用されます。ユーザー文書または接続文書に入力した最後の認証が、S/MIME 暗号に使用されます。
RPAI44ALU3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ローカルレプリカでの共通のアクセス制御リストの使用
ローカルレプリカで、[このデータベースのレプリカはすべて共通のアクセス制御リストを用いる]
を使用する場合には、注意が必要です。データベースのローカルレプリカを作成して、このオプシ
ョンをオンにすると、レプリカを更新したり、レプリカに対してアクセス制御の変更ができなくな
ることがあります。ローカルレプリカを削除して、やり直ししなければならない場合があります。
HAS39LGEA
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
インターネット認証の冗長な発行者名
[ファイル] - [ツール] - [ユーザー ID] を使用して、ノーツ ID ファイル上のインターネット認証を参照する場
合、冗長で、スペースを含む発行者名は、[名前] フィールドで切りつめられます。
MFLY45TVGZ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
S/MIME 暗号および署名用の2つのインターネット認証
R5.0 では、ノーツ ID ファイルに追加されたインターネット認証は、S/MIME 暗号および電子署名の両方に使用
されていました。R5.0.1 では、暗号と署名の両方に同じインターネット認証を使用する必要がなくなりました。
複数のインターネット認証をノーツ ID ファイルに追加した場合、1つのインターネット認証を暗号用に指定し
て、別のインターネット認証を署名用に指定できます。例えば、サードパーティーの CA が、インターネット認
証を発行して、暗号化されたメールメッセージ用に使用し、また違うインターネット認証を発行して、署名され
たメールメッセージ用に使用する場合、これらの認証を両方ともノーツ ID に追加して、1つの認証を暗号用に、
もう一つの認証を署名用に使用できます。
2つのインターネット認証の使用については、リリース情報の「マニュアルの変更」の章の、「S/MIME 暗号お
よび署名用の2つのインターネット認証」を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ノーツではインターネット認証の追加時にエラーが発生してもメッ
セージは表示されません
インターネット認証をユーザーのユーザー文書へ追加するときに、サーバーおよびサーバーのドミノディレクト
リに対するユーザー認証に、認証を発行した CA のルート認証が含まれていない場合、ノーツでは、ユーザーの
ID ファイルに認証は追加されず、また、このプロセスが失敗したことを示すメッセージも表示されません。ルー
ト認証は、インターネット認証を ID ファイルに追加する前に有効にするのに必要です。
MFLY438QEQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ドミノ サーバー
ユーザー名の別名を追加した後の再認証
R5.0 では、Administration Process サーバータスクが、マルチバイトキャラクタのユーザー名の別名を持つ認証
者 ID によって発行されたドミノディレクトリのユーザーの再認証要求を処理していましが、次のようなメッセー
ジを表示して失敗することがありました。
File name: names.nsf; Error: The signature on the certificate was found to be invalid. Check the log file for
details.
この問題の原因は、ドミノディレクトリの認証者文書に、切り捨てられたマルチバイトキャラクタのユーザー名
の別名を含む無効なパブリックキーが含まれていることです。切り捨てられたパブリックキーを、認証者 ID ファ
イルからの完全なパブリックキーで置き換えて修正する必要があります。
この問題は、マルチバイトキャラクタ(たとえば日本語)の認証者 ID と、ドミノ管理クライアント R5.0 で作成
された 10 文字以上のユーザー名の別名を持つ一部の ID に影響します。
次の手順を行って、この問題を回避してください。
1. ドミノ サーバーとドミノ管理クライアントを R5.0.1 へアップグレードします。
2. パブリックキーをクリップボードへコピーします。
a. [Configuration] タブで、 [ツール] - [認証] - [ID のプロパティ] を選択します。
b. 認証者 ID のファイルを選択して、パスワードを入力します。
c. [詳細オプション] を選択します。
d. [パブリックキーのコピー] ボタンをクリックします。
3. ドミノディレクトリの認証者文書を編集します。
a. [認証されたパブリックキー] フィールドの内容を消去します。
b. クリップボードにコピーされているパブリックキーを、[認証されたパブリックキー] フィールドに貼り付
けます。
c. 認証者文書を保存します。
ASHH494RCE
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
署名済みのドミノ サーバー認証を使用した SSL による LDAP
Netscape または Internet Explorer 4.0 などの Web ブラウザを使用して、署名済みのサーバー認証により、パス
ワードで保護された LDAP 検索 (SSL) をドミノ サーバー上で実行するには、最初に別のプロトコル(たとえば
HTTPS または IMAP)でサーバーに接続し、ダイアログボックスが表示された時にブラウザでサーバーの認証を
追加する必要があります。
署名済みの認証は、信頼された認証機関によって発行されるわけではないので、SSLが使用できるブラウザは発
行者を認識しないで、ユーザーに警告を表示します。警告のダイアログウィンドウの中で、ユーザーはブラウザ
に対して認証の追加を指示することができます。この処理は、SSL による LDAP 検索が実行される前に行わなけ
ればなりません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
承認のためのクライアント認証による LDAP
クライアント認証が有効であり、匿名および名前とパスワード認証が LADP に対して無効になっている場合は、
ドミノ LADP サーバーによって要求されたときに LDAP を介してクライアント認証を送信する現在のクライア
ントだけが、ノーツ/ドミノ LDAP クライアントになります。現在、LDAP を使用している場合は、サーバーか
ら要求されたときに Microsoft Outlook Express と Netscape Communicator はどちらもクライアント認証を送
信しません。したがって、これらの LDAP クライアントと SSL を使用している場合に通信するには、名前とパ
スワードまたは匿名認証を有効にする必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドメイン間の「アドレス帳での削除」要求の署名者
ドメインが「アドレス帳のユーザー削除」要求または「アドレス帳のサーバー削除」要求を受信し、送信側ドメ
インの管理者が通常は即時削除を実行している場合は、送信側ドメインのドミノディレクトリのシステム管理サ
ーバーが、送信側ドメインのインバウンドの要求設定文書の [承認済みの署名者の一覧] フィールドに存在してい
る必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
パフォーマンス向上のために完全な名前参照を無効化する
デフォルトでは、設定文書の [ルーター/SMTP] - [基本] タブで使用可能なメールルーター設定オプション [完全
な参照] は、無効にされています。このデフォルトの設定をそのままにしておいた場合、ルーターは名前を一度見
つけると、他のディレクトリを引き続き検索しません。完全な参照の無効化を使用するとルーターのパフォーマ
ンスが改善されます。
設計では、[完全な参照] の無効化は、ディレクトリカタログには適用されません。(複数の二次ディレクトリに対
する検索を実行する必要はなく)一つのデータベースですべての名前を高速に検索できるため [完全な検証] が無効
にされている場合でも、ルーターは、一次ドミノディレクトリを検索した後で、ディレクトリカタログを引き続
き検索します 。
複数のディレクトリエントリに対応する名前をディレクトリカタログ内で検索して、メールサーバー、メールフ
ァイルやドメインがエントリごとに異なる場合に、ルーターは送信エラーを戻します。2つのエントリが実際は
同じユーザーを表している場合(たとえば、組織内で誰かの名前とディレクトリロケーションが変更されたが、
元の名前を使ってメールを送るようにしたい場合)に、このような送信エラーを防ぐには、エントリごとに同一
のメールサーバー、メールファイル、およびドメインフィールドにエントリを作成しします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
「Anonymous access allowed」は保護されていない LDAP だけを指
します
ドミノでは、保護された LDAP (デフォルトポート 389)と保護されていない LDAP(デフォルトポート636)
の両方に対して匿名アクセスを使用可能にしたり使用不可にしたりできます。Notes Log に、次に示す太字のメ
ッセージ記録されることがありますが、この場合は、保護されていない LDAP ポートのみの動作状況を示してい
ます。
02/07/99 02:51:47 PM LDAP Server: Started
02/07/99 02:51:47 PM LDAP Server: Serving Directory c:¥notes¥data¥names.nsf in
the acme.com Internet Domain
02/07/99 02:51:47 PM LDAP Server: Maximum entries returned = Unlimited
02/07/99 02:51:47 PM LDAP Server: Time limit for search = Unlimited seconds
02/07/99 02:51:47 PM LDAP Server: Minimum characters needed for wild card = 1
02/07/99 02:51:47 PM LDAP Server: WARNING: Authenticated Users do not need SSL
02/07/99 02:51:47 PM LDAP Server: Anonymous access allowed
02/07/99 02:51:47 PM LDAP Schema: Started loading...
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
OID は LDAP 検索フィルタでは使用できません
LDAP を使用してドミノディレクトリを検索するときは、OID を検索フィルタで使用することはできません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ディレクトリカタログのコピーの全文索引は手動で作成する必要が
あります
ディレクトリカタログの全文索引はレプリカだけで自動的に作成されます。ディレクトリカタログのコピーでは
全文索引は自動的には作成されません。手動で作成しなければなりません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ディレクトリアシスタントが次の最善のレプリカにフェイルオーバ
ーしません
ディレクトリアシスタントで同一ドメイン内の複数のレプリカを指定した場合、現在使用されているレプリカが
何らかの理由で利用できなくなると、他のレプリカへフェイルオーバーするようになっていますが、フェイルオ
ーバーが動作しない場合があります。この問題は次のリリースで修正されます。
この問題を回避するには、ディレクトリアシスタント文書のどのフィールドでも構わないので編集、保存しま
す。これにより、ディレクトリアシスタントはテーブルを再ロードし、前回には利用できなかったサーバーにア
クセスを再試行します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
Directory Cataloger の実行
ディレクトリカタログは、ドミノディレクトリのサーバー文書で Directory Cataloger のスケジュールを有効に
して作成、更新することを推奨します。次の2つのコンソールコマンドを使用してディレクトリカタログを即時
に作成、更新することもできます。
最初のコマンド
tell dircat quit
次のコマンド
load dircat filename
filename はディレクトリカタログのファイル名です。サーバー文書の [サーバー] - [ステータス] タブの [タスク]
- [開始] - [Directory Cataloger] を選択してディレクトリカタログを即時に作成、更新しないでください。この
ツールではディレクトリカタログのファイル名を指定できません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
「LDAP error 'DSA is unwilling to perform' (0x35)」
全文索引化されていないディレクトリカタログを検索しようとすると、LDAP サービスでは、エラ
ー「LDAP error 'DSA is unwilling to perform' (0x35)」が返されます。この問題を解決するに
は、ディレクトリカタログ上に全文索引を作成します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
LDAP ディレクトリに対する短縮名での検索
次の状況で、ドミノ サーバーは、サードパーティの LDAP サーバーを検索する場合、最初に短縮名属性を検索し
ます。
l
サードパーティの LDAP サーバーを使ってドミノ Web クライアントを認証するように、ディレクトリアシ
スタントを設定し、さらに、Web サーバーの認証オプション [弱いセキュリティと複数の名前のバリエーシ
ョン] を選択する
l
ノーツユーザーがメールアドレスにサードパーティ LDAP サーバーを使用するようにディレクトリアシスタ
ントを設定し、ノーツユーザーは共通名 (John など) の一部を入力して [F9] を押す
これらの検索タイプでは、サードパーティのサーバーのスキーマに短縮名フィールドが含まれていない場合、検
索速度が遅くなります。これらの検索タイプの速度を上げるには、属性の短縮名をサーバーのスキーマに追加し
ます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ディレクトリカタログからの重複ユーザーの削除
ディレクトリカタログ設定オプション [重複ユーザーの削除] で、[はい] を選択し、ディレクトリカタログに、同
じ階層名をもつ複数のエントリがある場合、ディレクトリカタログには、その名前がついている最初のエントリ
だけが追加されます。ディレクトリは、[含めるディレクトリ] 設定フィールドにリストされている順序で検索さ
れます。
ソースディレクトリから重複ユーザーのエントリを削除し、ディレクトリカタログ内で使用されているそのエン
トリを1つ削除する場合、その名前は、次のどちらかが起こらない限り、ディレクトりカタログ内に含まれませ
ん。
(1)他のユーザーが残りのエントリを変更したために、ディレクトリカタログを次に実行したときに、ディレクト
リカタログにそのエントリが追加される、または、
(2) ディレクトリカタログを再構築する
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
エディタアプレットの問題
l
Web とノーツクライアントの両方から編集可能な文書では、イメージの使用はお奨めしていません。ブラウ
ザで文書を編集した後、イメージはノーツクライアントには保存されません。Web 上の文書を編集したり参
照するだけの場合は、イメージリソースを使用して、ノーツクライアントのオリジナル文書にイメージを追
加できます。
l
アプレット内の切り取り、コピー、貼り付けは、それぞれ CTRL-X、CTRL-C、CTRL-V のキーストローク
を使って実行できます。アプレット外の切り取り、コピー、貼リ付けは、JDK 1.02 ではサポートされていな
いため、アプレット内でもサポートできません。
l
Microsoft Internet Explorer(IE)3.0 は、エディタアプレットによってサポートされません。エディタアプ
レットからサブミットすると、Microsoft Internet Explorer 3.0 による JavaScript エラーが発生し、アプレ
ットの内容が失われます。
l
タイの通貨記号バーツは、Internet Explorer 4.0x 上のエディタアプレットでは表示されません。これ
は、JVM で使用されてるフォントに、通貨記号バーツが含まれていないためです。エディタアプレット上で
正しく表示されませんが、バーツ記号はエディタアプレットによって正しく解釈されて、保存されます。
PCHE3VAS5X, DPAT466QRL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ビューアプレットの問題
l
列の見出しを設計するときに指定したフォントによって、タイトルのテキストがクリップされることがあり
ます。
l
埋め込みビューやテキストを文書に挿入する場合は、 埋め込みビューを設定してアプレットとして表示し、
次に Web ブラウザで [プリビュー] を選択すると、埋め込みビューだけが表示されます。この問題を回避す
るには、ブラウザで一番上のビューを開いてから文書を開きます。
l
ビューアプレットで文書を選択して Delete キーを押すと、選択列にごみ箱のアイコンが表示されます。ノー
ツとの違いは、ここで F9 キーを押しても文書を削除するプロンプトは表示されないということです。
@Command ([EmptyTrash])アクションによって、選択された文書が実際に削除されます。.
l
[ビュープロパティ - 行の高さを内容に合わせる] はビューアプレットに対して常にオンになっているので、
[行の幅] フィールドへの変更が正常に実行されません。
l
ビューアプレットをノーツのブラウザを使って表示すると、 [セキュリティ違反] ダイアログボックスにクリ
ップボードアクセス警告が表示される場合があります。この表示は、 [ファイル] - [プリファレンス] - [ユー
ザープリファレンス] - [セキュリティオプション] - [Java アプレットセキュリティ] 画面での設定にもとづ
いて行われます。
l
Netscape Navigator 4.5 では、ウィンドウのサイズが変わっても、ビューアプレットのサイズは自動的に変
更されません。これは、Netscape の既知の制約です。 Netscape は、ブラウザのウィンドウやフレームの
サイズを変更しても、アプレットのサイズを自動的に変更しません。ただし、更新した場合は、アプレット
のサイズを変更する必要があります。
l
ブラウザを使用してデータベース(メールテンプレートから作成したもの)を参照していて、ブラウザキャ
ッシュのビューに影響するデータベースに対して変更を加えた場合は、ブラウザの [ビュー] - [更新] オプシ
ョンを使用して、ビューを更新してください。
l
次のサードパーティー製ソフトウェアの問題が認識されています。
Macintosh 版の Netscape 4.5 では、Java 1.1 のアプレットが埋め込まれた文書を開こうとすると、動作が
止まります。
JBBK48XSMD, PCHE48MQD9
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
す
リッチテキストアプレットが表内で正しく機能しないことがありま
問題点:
1. リッチテキストアプレットが表のセル内で最初のアイテムである場合には、後に続くアイテムが表示されま
せん。
2. リッチテキストアプレットが、表のセル内で HTML としてリッチテキストフィールドに続く場合には、アプ
レットのツールバーの一部は表示されますが、アプレットは使用できません。
3. リッチテキストアプレットがタブ付きの列のマージされたセル内にある場合には、リッチテキストアプレッ
トは表示されません。
解決方法:
l
リッチテキストアプレットの幅および高さの値を正確に設定します。それによって表のセルのサイズが適切
に計算され、アプレットが正しく表示されます。
l
リッチテキストフィールドの HTML 属性を使って、ドミノ デザイナーでアプレットの幅と高さを手動で指
定します。「width=xx height=yy」と入力します。
MJAS44RQ3N
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
Internet Explorer で表示されるアウトライン アプレット
Service Pack 1 (SP1) をあてずに Microsoft Internet Explorer (IE) 4.0 を実行している場合、最初にページをロ
ードしたときにアウトライン アプレットのいくつかが表示されないことがあります。ページを更新したりサイズ
を変更すると、アウトライン アプレットが表示されます。SP1 をインストールするとこの問題を解決できます。
JTHN3UPLNP
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
アクションバーのアプレットの問題
Service Pack 1 を導入する以前の Internet Explorer 4.0 を実行している場合は、初回のページのロード時に、ア
クションバーのアプレット、アウトラインアプレット、ビューアプレットが表示されない場合があります。ペー
ジを更新すると、アプレットが表示されます。Service Pack 1 とともに IE 4.0 をインストールすると、問題が解
決します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
英語以外の言語でエディタアプレットを使用する場合
英語以外の言語を使う地域でエディタアプレットを使うときにはいくつかの問題点があります。エディタアプレ
ットは UNICODE や英語以外の言語を完全にサポートしていない Java Developer's Kit (JDK) 1.0.2 で記述され
ています。ブラウザによって、また Java Virtual Machines (JVMs) のハンドルによって英語以外の言語の処理が
異なります。
Netscape の問題
英語以外の文字を適切に表示、入力するためには、使用する言語でオペレーティング システムを稼動するこ
とが必要です。たとえば、キリル文字を使うドミノ サーバーに接続して文書を編集するには、キリル文字の
オペレーティングシステム上で作動するブラウザから行う必要があります。これは JVM がオペレーティン
グシステムからフォントを取得するためです。米語版のオペレーティングシステムの場合は、Java フォント
は Latin 1 になり、すべての文字が Latin 1 として解釈されます。
ダブルバイト言語は中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、日本語、韓国語です。ダブルバイトのオペレーティン
グシステムで実行するときにエディタアプレットが適切なキーコードを Netscape 4.x ブラウザから取得でき
ません。IME (入力モード) へ文字を入力してもエディタアプレットに入力されません。この問題を解決する
ために、エディタアプレットは ZH、JA、KO ロケールで実行するときにデータ領域の一番下にテキストフ
ィールドを表示します。[F4] キーを押してカーソルをこのテキストフィールドに移動し、IME を使って文字
をテキストフィールドに入力します。[Return] キーを押して文字をアプレットのデータ領域に移動します。
[F4] キーを再度押してカーソルをエディタアプレットのデータ領域に戻します。IME は Internet Explorer
4.01 で適切に作動するので、この余分なテキストフィールドは表示されません。
Netscape と Internet Explorer の問題
インターナショナルキャラクタはしばしば [Alt] や [Esc] シーケンスを使ってエディタに挿入されます。文
字の挿入メソッドはブラウザによって大きな違いがあり、動作に互換性がありません。この問題を回避する
ため、エディタアプレットに Unicode キャラクタ値を入力できるようにします。エディタアプレット上のボ
タンを押してください。テキストフィールドが表われるので、そこに Unicode キャラクタ値を 10 進か 16
進で入力します。16 進での値の前には必ず 0x (ゼロ x) を付けます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
エディタアプレットのサイズ変更の問題
Unicode 文字を入力するための入力フィールドがエディタアプレットで正しく表示されないことがあります。プ
ロンプト、入力フィールド、ボタンのどれも Editor アプレットの幅に合いません。したがって、これらのコント
ロールは間違った箇所で折り返し、入力フィールドを使用できません。
2つの回避策があります。
1. この機能に表示されるプロンプトを変更します。変更はドミノ サーバー上で行って、サーバーがホストする
エディタアプレットのすべてのインスタンスに影響を及ぼさなければなりません。英語のプロンプトは
editor.properties ファイルに定義されています。ほかの言語のプロンプトは editor_xx_yy.properties ファイ
ルにあります。xx は2文字列言語コード、yy は2文字の国別コードです。これらのファイルはサーバーのデ
ータディレクトリの ¥DOMINO¥JAVA サブディレクトリにあります。editor.properties ファイルを開
き、UNICODE_PROMPT = Unicode 値を入力 (decimal または 0xhex): を UNICODE_PROMPT =
(Unicode 値を入力、またはプリファレンス) に変更して保存します。
2. エディタアプレットのサイズを変更します。これはデータベースのテンプレートで行います。このアプレッ
トを使用するように設定されている各本文フィールドで、HTMLBodyAttributes が height = ¥"300¥" width
= ¥"625¥" エントリ(値はフィールドごとに異なります)を含んでいないかチェックし、幅を大きい値に変
更します。
DPAT466ULN
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
長時間のダウンロードを避けるためのドミノアプレットのローカル
へのインストール
Java アプレットに関するダウンロード時間を避ける方法の一つは、クライアント (ブラウザ) マシン上でこれら
のアプレットのクラスファイルをインストールすることです。 ここでは、ドミノアプレット (アウトライン、ビ
ュー、エディタ、アクションバー) を、手動でローカルにインストールする方法を説明します。
重要: ドミノアプレットがクライアントマシン上にインストールされると、これらのローカルのアプレットは、サ
ーバーにインストールされたアプレットより優先されます。新規のノーツビルドのインストール時には、次に示
す手順を使って、新規クラスファイルを再インストールすることが重要です。ローカルのクラスファイルを削除
する方法もあります。こうするとサーバーにインストールされたクラスファイルが使用されます。
クラスのロード方法
ブラウザでは、次の順序で Java クラスファイルを検索します。
1. ローカルの、CLASSPATH 環境変数に指定されているディレクトリ内を検索する。
2. ローカルの、ブラウザ固有のディレクトリ内を検索する。
3. ARCHIVE または CABBASE タグで指定されたアーカイブ (.zip、.jar、.cab ファイル) を使ってサーバー上
を検索する。
4. アーカイブが指定されていない、または存在しない場合、.class ファイルを使用しているサーバー上を検索
する。Internet Explorer 3.x では、CAB ファイルが指定されていて検出されない場合、例外エラーが表示さ
れ、アプレットはロードされません。
インストール方法
メモ: 次の方法は、Microsoft Internet Explorer 3.x では使用できません。
ドミノアプレットのクラスファイルを含むアーカイブファイルは、<ノーツデータディレクトリ>¥domino¥java
ディレクトリ内に格納されています。ビュー、アウトライン、エディタ、およびアクションバーアプレットのア
ーカイブは、それぞれ、NVAPPLET.JAR、 OUTLINE.JAR、EDITOR.JAR、および ACTIONBAR.JAR になりま
す。これらの jar ファイル内に格納されている .class ファイルは、次の表に示されている適切なブラウザ固有の
ディレクトリに、解凍する必要があります。PKUnzip または WinZip などのユーティリティを使用します。jar フ
ァイル内に格納されているディレクトリ構造は、必ず pkunzip で -d オプションを追加するか、または WinZip
で [Use Folder Names] をチェックして使用する必要があります。
.class ファイルを解凍した後に、「lotus¥notes」で始まるディレクトリ階層を、適切なディレクトリに格納しな
ければなりません。.
ブラウザ
ディレクトリ
Netscape Navigator 3.x+ (Windows
95/NT)*
<インストールフォルダ>¥program¥java¥classes
Netscape Navigator 3.x+ (Mac)
<インストールフォルダ>¥Java¥netscape-classes
Netscape Navigator 3.x+ (Unix)
Class ファイルが CLASSPATH にインストールされていなけ
ればならない
Internet Explorer 4.x (Windows 95)
c:¥windows¥java¥classes
Internet Explorer 4.x (Windows NT)
c:¥winnt¥java¥classes
*Windows 上の Netscape Navigator 4.x の場合のみ、適切な .jar ファイル (複数可)
(nvapplet.jar、outline.ja、editor.jar、actionbar.jar) を、解凍された .class ファイルの代替として、ブラウザ固
有のディレクトリにコピーできます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ノーツブラウザでは、エディタアプレットは使用しません
エディタアプレットでデータを取得する方法が、R5.0 と R5.0.1 間で変更されました。R5.0 で
は、エディタアプレットは、「INPUTSRC」アプレットパラメータを使って、ドミノ Web サーバーに
個別の呼び出しを行い、そのデータを取得していました。この方法では、ユーザーが、何か (ボタ
ンなど) を起動すると、ページを最初に保存していない場合にそのページが更新されてしまうた
め、アプレットの内容が失われるなどの、いくつかの問題がありました。 R5.0.1 のエディタアプ
レットは、非表示の HTML フィールドから JavaScript から Java への通信機能を使って (LiveConnect と
して知られている規則を使って)、データを取得します。
現在のノーツブラウザは、JavaScript から Java への通信機能に対応していません。このためドミノ Web
サーバーでは、ノーツブラウザ用にエディタアプレットを使用する HTML は作成されません。その
かわり、ノーツブラウザは、ドミノ Web サーバーから通常の HTML 入力エリア (つま
り、<TEXTAREA>) を受け取ります。
HTML 入力エリアのデフォルトサイズを上書きするには、HTML の属性オプション (「rows=15
cols=80」など) を使用します。
DBRO478M2L
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
エディタアプレットは、古い Web ブラウザでは機能しません
エディタアプレットは、外部の切り取り、コピー、貼り付けをサポートするために更新され、Java Development
Kit (JDK) 1.1 を使用するようになりました。Microsoft Internet Explorer 3.0x および Netscape Navigator 3.0x
のブラウザは、JDK 1.1 をサポートしていないので、エディタアプレットは、これらのブラウザでは機能しませ
ん。
さらに、エディタアプレットは、現在 JavaScript から Java への通信機能 (LiveConnect とも呼ばれます) に依
存して、そのデータをドミノから取得します。このため、エディタアプレットは、JavaScript から Java への通
信機能をサポートしていないブラウザ上では機能しません。Microsoft および Netscape のバージョン 4.x のブ
ラウザではこの機能をサポートしていますが、現在ノーツのブラウザではサポートしていません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
Netscape 4.6 の使用は推奨されません - LiveConnect の問題
Netscape Navigator 4.6 で LiveConnect を実行する際、ドミノ Java アプレットに影響を与える問題がありま
す。特に、アウトライン、アクションバー、エディタアプレットを使用すると、セキュリティの例外が発生し、
ブラウザがハングアップしてしまいます。Netscape では既知の問題で、修正方法を調査中です。
Netscape Navigator 4.51 ではこの問題は発生しません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
トークンリングや FDD、LAN/WAN の混合トポロジネットワーク環境
と SPX
Microsoft の NWLink を使用する Windows 95、Windows 98、Windows NT システムでは、SPX ネットワークの
巨大なパケットをサポートしません。このプロトコル上の制約はトークンリングや FDDI、また場合によっては
IPX/SPX を使う LAN/WAN 混合トポロジネットワークで問題となり、次のノーツ/ドミノのエラーを生成しま
す。
クライアントまたはサーバーのエラーメッセージ
:
l
l
l
「サーバーが応答しません。」
「ネットワークの処理が適当な時間内に完了しませんでした。」
「リモートシステムが応答しません。」
サーバーセッションのエラー:
l
l
l
メールルーターが他のサーバーに複数のセッションを開きます
複製が失敗し、他のサーバーに複数のセッションを開きます
パススルーサーバーを使うときの「セキュリティのコンテキストエラー」です
この問題を修正するには次の 2 つの方法があります。
1.
2.
Microsoft NWLink クライアントを、フレームサイズを制限できる NIC ドライバを用意して使う
Novell クライアントサービスを、リンクサポート層を最大バッファサイズに設定できる ODI NIC ドライ
バを用意して使う
これらのアプローチでは、クライアントサービスおよび NIC ベンダーのドライバによっては、IPX/SPX パケッ
トサイズのコントロールが必要です。
Microsoft スタック:
NIC ベンダーのドライバによって、インターフェースのプロパティを変更するか、レジストリを編集してフレー
ムサイズを調整する必要があります。アダプタに同梱のマニュアルを参照するか、インターフェースのベンダー
サポートスタッフに要件を問合せてください。フレームサイズの設定値を決めるには、下の表を参照してくださ
い。
Novell スタック:
Novell クライアントサービスは、他のシステムには大き過ぎて受け取れないような SPX パケットを作成しない
ための方法を提供します。「Link Support Layer Max Buffer Size」設定を使うと、転送バッファサイズが制御さ
れます。LSL バッファ設定を作動させるには、ODI ベースのアダプタドライバも必要です。アダプタに同梱のマ
ニュアルを参照するか、インターフェースのベンダーサポートスタッフに要件を問合せてください。パケットサ
イズの設定を制御するのに必要な LSL バッファ設定値を決めるには、下の表を参照してください。
トポロジ/フレームタイプ
フレームサ IPX パケットサ
イズ
イズ
Ethernet/DIX または RAW 1518
1500
Ethernet/802.2 LLC
1518
1496
トークンリング/802.2
1522
1500
LLC
SPX データサ
イズ
1458
1454
1458
LSL バッファ
サイズ
N/A
N/A
1500
コメント
トークンリング/802.2
LLC
トークンリング/802.2
LLC
トークンリング/802.2
LLC
トークンリング/802.2
LLC
トークンリング/802.2
LLC
FDDI/802.2 LLC
1518
1496
1454
1496
2048
2026
1984
2026
4096
4074
4032
4074
エントリは参照用
エントリは参照用
ブリッジかルーターを使って DIX で Ethernet
と接続するか、RAW で TR と接続する SPX
用に最適化済み
ブリッジかルーターを使って LLC で TR まで
Ethernet と接続する SPX 用に最適化済み
古い 4Mb アダプタと、そのアダプタを使用す
るネットワークで必要
パフォーマンス最適化済み
4202
4180
4138
4180
Novell デフォルトのフレームサイズ
4500
4478
4436
4478
1538
1500
1458
1500
FDDI/802.2 LLC
1534
1496
1454
1496
FDDI/802.2 LLC
4112
4074
4032
4074
ブリッジかルーターを使って DIX で Ethernet
と接続するか、RAW で FDDI と接続する SPX
用に最適化済み
ブリッジかルーターを使って LLC で FDDI ま
で Ethernet と接続する SPX 用に最適化済み
ブリッジかルーターで 4096 fs を使って FDDI
まで TR と接続する
SPX 用に最適化済み
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
FDDI/802.2 LLC
4218
4180
4138
4180
FDDI/802.2 LLC
4516
4478
4436
4478
FDDI/802.2 LLC
FDDI/802.2 LLC
FDDI/802.2 LLC
4096
4202
4500
4058
4164
4462
4016
4122
4420
4058
4164
4462
ブリッジかルーターで 4202 fs を使って FDDI
まで TR と接続する SPX 用に最適化済み
ブリッジかルーターで 4500 fs を使って FDDI
まで TR と接続する SPX 用に最適化済み
パフォーマンス最適化済み
Novell デフォルトのフレームサイズ
注意: トークンリングではこの表に記載されているのよりも大きなフレーム/パケットを処理できます。ほとんど
の場合、上記はネットワークで使われる値です。他の値が必要な場合は下記の式を使って算出してください。
注意: LLC/SNAP フレームを使う IPX は推奨できないため、これらの表に含まれていません。
注意: SPX II を使う Windows NT システムでは、必要な共通パケットサイズをシステム間で調整します。
上記の表の値は、次の式から算出されました。
フレーム/IPX パケット
DIX フレームサイズの Ethernet - MAC ヘッダ (18) = IPX パケットサイズ
LLC フレームサイズの Ethernet - MAC ヘッダ (18) - LLC ヘッダ (4) = IPX パケットサイズ
トークンリングのフレームサイズ - MAC ヘッダ (18) - LLC ヘッダ (4) = IPX パケットサイズ
FDDI フレームサイズ - MAC ヘッダ {ANSI 標準} (34) - LLC ヘッダ (4) = IPX パケットサイズ
IPX パケットから SPX へのデータサイズ (ノーツ RPC データストリーム)
IPX パケット - IPX ヘッダ (30) - SPX ヘッダ (12) = SPX データサイズ
注意: 測定値の単位はすべてオクテットです。バイトという用語がよく用いられますが、技術的に同じでは
ありません。
ワークステーション (IPX クライアント) の接続プロセス時に、NetWare サーバーにアクセスして、Netware サ
ーバーが受け取る最大フレームサイズを含む追加設定情報を取得します。デフォルトでは最大フレームサイズが
4202 に設定されています。Ethernet ネットワークでは、トポロジの制限値 1518 が優先されますが、トークン
リングや FDDI ネットワーク、また混合トポロジネットワークではこの値が SPX との通信で問題となる場合があ
ります。
フラットなネットワーク内では、ノーツとドミノ サーバーのシステムの設定が NetWare で要求されるデフォル
トの設定値に設定されていることを確認してください。トークンリングまたは FDDI のどちらかにスイッチ、ブ
リッジ、ルーターで構成されたネットワークがある場合は、NetWare サーバーの設定で「Set Maximum
Physical Receive Packet Size」を 4096 に変更することを推奨します。スイッチ、ブリッジ、ルーターのメモ
リバッファの適合性が向上します。混合トポロジネットワークでは、上記の表に記載された最適化の中からいず
れかを選択して使うことが必要になる場合があります。その際のガイドラインを下に示します。
l
トークンリングまたは FDDI での透過ブリッジやストレートルートのネットワーク: 表から必要なエントリ
を使います
l
トークンリングでのソースルートブリッジ構成のネットワーク: IPX パケット、SPX パケット、LSL バッ
ファの設定値からさらに 30 バイトを引いた値が RIF フィールドの値になります。これはトークンリングや
FDDI ネットワークの値と、SPX への変換を最適化しない Ethernet だけに対して適用します。
l
トークンリングや FDDI と Ethernet ネットワーク間を接続するトランスレーショナルブリッジ: 表から必
要な最適化リストを使います
l
FDDI とトークンリング間を接続する透過またはソースルートブリッジ: 表から必要な最適化リストを使い
ます
SPX は SPX II とは異なり分割可能なプロトコルではないため、異種トポロジで構成されたシステムを持つネッ
トワークでは、 フレーム/パケットのサイズを変更して、トポロジ間で許可される小さなサイズ(最大共通サイズ)
に調整することが必要です。システムがより大きなフレームを使えるトポロジに接する場合、各端末システムの
最大サイズが同じに設定されていれば、障害が発生しません。それ以外は、混合トポロジでは次の変更が必要で
す。
l
トークンリングや FDDI から Ethernet ネットワークへのルーティング、またはトークンリングから FDDI
ネットワークへのルーティング: 表で必要な最適化リストを使います
NetWare サーバーをルーターとして使う
トークンリングで NetWare サーバーをルーターとして使う場合は、NetWare サーバーの STARTUP.NCF ファ
イルに次の行を追加することを推奨します 。
「Set Maximum Physical Receive Packet Size = 4096」
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
次に必要な変更があればドミノ サーバーとノーツ クライアント システムに対して行います。 これで NetWare
サーバーにアクセスするすべての端末で必ず 4096 のフレーム制限が使われることなります。
注意: ネットワークセグメントが低いフレームやパケットサイズに設定されている場合は、ネットワークに別の値
が必要な場合があります。ネットワーク管理者と障害の可能性について相談して、ネットワークでサポートでき
る最大値を使ってください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
TCP/IP MTU サイズ変更の問題
システムの TCP/IP スタック (端末とルーター) のバージョンや、ネットワークを構成する機器のタイプ、トポロ
ジによっては、TCP/IP MTU (Maximum Transmission Unit ) のサイズ変更で問題が生じることがあります。こ
の問題は端末システム (ドミノ サーバーやノーツ クライアント) がトークンリングや FDDI ネットワークで直接
接続されている場合 、または Ethernet ネットワークセグメントや WAN、SLIP/PPP でのダイヤルアップ接続
が共存する混合環境にある場合に、ネットワークを超えてアクセスしようとするときに起こります。
PING TCP/IP ツールを使って、ネットワークの制限を確認できます。必ずしもすべての PING のバリエーショ
ンが同じ機能を提供するわけではないことに注意してください。PING ユーテリティは可変長のテスト用パケット
を作成できなければならず、パケットがルーターや直接つながっている端末システムによって分割されるのを防
ぐために「Don't Fragment」フラグを設定できなければなりません。Windows 95/98/NT 版の PING にはその
機能があります。下の表を使って、テスト用パケットの測定値を判断してください。ここでは、テスト用パケッ
トの送信に成功する度に通知を返してから、1 バイトづつ追加していき、パケットの分割が必要になった場合は
エラーを示すように設定してあります。このブレークポイントが経路でサポートされる最大サイズです。場合に
よっては、大きなテスト用パケットを使うと、1 つまたは 2 つのエラーが返されることがあります。パケットの
サイズ変更上の問題ではないのでここでは取り上げませんが、ネットワークの状態に問題があることを示してい
るので、ネットワーク管理者と一緒に調査してください。
TCP/IP スタックやネットワーク機器によっては、MTU サイズを手動で設定しなければならないことがありま
す。ほとんどの TCP/IP スタックが最大セグメントサイズ (MSS) を使ってローカルセグメント (ルートセグメン
ト) の TCP データサイズを学習し、次にそれを IP パケットサイズに変換します。TCP/IP MSS が見つからない
ときは、デフォルトで 576 が使われます。最新の TCP/IP スタックでは MTU パス発見メソッドを使って、経路
全体の制限を学習します。場合によっては、このメカニズムが必要な制限値を提供するのに失敗したり、トポロ
ジ機能を効率的に使うのを妨げることがあります。TCP/IP スタックの中には手動での設定が必要なもの
や、LAN ネットワーク (Ethernet、トークンリング、または FDDI) には推奨できない値である、デフォルトの最
小値 (576) に設定されているためにローカルセグメントトポロジに対するチューニングが必要なものがありま
す。スタックの設定が必要か、使用中の LAN トポロジに対して正しいサイズになっているか、より小さな値に設
定されている WAN リンクがないかどうかを確認してください。MTU を手動でロックする必要がある場合は、次
のガイドラインを使って必要なサイズを設定してください。
フレームサ IP パケッ Ping テス
イズ
ト/
ト用パケ
コメント
1024
MTU サイ ットサイ
ズ
ズ
1006
978
1518
1500
1472
ARPA フレームをサポートする古いルーターでまだ使われている
が、めったにない。
Ethernet ネットワークに適切なサイズ
1518
1492
1464
Ethernet だけのネットワークではほとんど使われていない
1522
1500
1472
1518
1492
1464
2048
2022
1994
ブリッジかルーターを使って DIX で Ethernet と接続するか、TR
と接続する TCP/IP 用に最適化済み
ブリッジかルーターを使って SNAP で Ethernet と接続するか、TR
と接続する TCP/IP 用に最適化済み (めったに使われない)
古い 4Mb アダプタと、そのアダプタを使用するネットワークで必要
N/A
2048
2020
4096
4070
4042
パフォーマンス最適化済み
4202
4176
4148
NetWare 3.x/4.x サーバーでの TCP/IP 最適化済み
4500
4474
4446
ほとんどのルーターでのデフォルトサイズ
1542
1500
1472
FDDI/802.2 SNAP 1526
1492
1464
FDDI/802.2 SNAP 4096
FDDI/802.2 SNAP 4104
4054
4070
4026
4042
FDDI/802.2 SNAP 4202
4160
4132
ブリッジかルーターを使って DIX で Ethernet と接続するか、FDDI
と接続する TCP/IP 用に最適化済み
ブリッジかルーターを使って SNAP で Ethernet と接続する
か、FDDI と接続する TCP/IP 用に最適化済み (めったに使われな
い)
パフォーマンス最適化済み
ブリッジかルーターを使って TR と接続するか、FDDI と接続する
TCP/IP 用に最適化済み
NetWare 3.x/4.x サーバーでの TCP/IP 最適化済み
トポロジ/フレームタ
イプ
ARPA または
SLIP
Ethernet/DIX ま
たは PPP
Ethernet/802.2
SNAP
トークンリング
/802.2 SNAP
トークンリング
/802.2 SNAP
トークンリング
/802.2 SNAP
Wide-Band/フレ
ームリレー
トークンリング
/802.2 SNAP
トークンリング
/802.2 SNAP
トークンリング
/802.2 SNAP
FDDI/802.2 SNAP
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
FDDI/802.2 SNAP 4440
4474
4446
FDDI/802.2 SNAP 4394
FDDI/802.2 SNAP 4500
4352
4458
4324
4430
ブリッジかルーターを使って TR と接続するか、FDDI と接続する
TCP/IP 用に最適化済み
RFC 1188 IETF 規格
フル FDDI パケットを使う TCP/IP 最適化済み (推奨しない)
注意: トークンリングではこの表に記載されているのよりも大きなフレーム/パケットを処理できます。ほとんど
の場合、上記はネットワークで使われる値です。他の値が必要な場合は下記の式を使って算出してください。
注意: MTU や TCP のウィンドウサイズを必要に応じて変更する方法の詳細は、OS か TCP/IP スタックベンダー
のマニュアルを参照してください。
上記の表の値は、次の式から算出されました。
フレーム/IP パケットのサイズ変更
DIX フレームサイズの Ethernet - MAC ヘッダ (18) = IP パケットサイズ
LLC フレームサイズの Ethernet - MAC ヘッダ (18) - LLC/SNAP ヘッダ (8) = IP パケットサイズ
トークンリングのフレームサイズ - MAC ヘッダ (18) - LLC/SNAP ヘッダ (8) = IP パケットサイズ
FDDI フレームサイズ - MAC ヘッダ {ANSI 標準} (34) - LLC/SNAP ヘッダ (8) = IP パケットサイズ
Ping テスト用データサイズ
IP パケット - IP ヘッダ (30) - UDP ( TCP) ヘッダ (12) = Ping テスト用パケットサイズ (TCP データサイズ)
注意: 測定値の単位はすべてオクテットです。バイトという用語がよく用いられますが、技術的に同じではありま
せん。
フラットなネットワーク内では、ノーツとドミノ サーバーのシステムの設定が LAN トポロジで可能な最大のフ
レーム/パケットサイズに設定されていることを確認してください。トークンリングまたは FDDI のどちらかにス
イッチ、ブリッジ、ルーターで構成されたネットワークがある場合は、フレーム/パケットサイズを 4096 に変更
することを推奨します。スイッチ、ブリッジ、ルーターのメモリバッファの適合性が向上します。混合トポロジ
ネットワークでは、上記の表に記載された最適化の中からいずれかを選択して使うことが必要になる場合があり
ます。その際のガイドラインを下に示します。
l
トークンリングまたは FDDI での透過ブリッジやストレートルートのネットワーク: 表から必要なエントリ
を使います。
l
トークンリングでのソースルートブリッジ構成のネットワーク: IP パケットと MTU 設定値からさらに 30
バイトを引いた値が RIF フィールドの値になります。これはトークンリングや FDDI ネットワークの値
と、Ethernet に対して最適化されない値だけに適用します。
l
トークンリングや FDDI と Ethernet ネットワーク間を接続するトランスレーショナルブリッジ: 同じ IP パ
ケットサイズを提供する最適化リストを使います (共通サイズ)。
l
FDDI とトークンリング間を接続する透過またはソースルートブリッジ: 必要な最適化リストを使います
ClassicIP または LANE を使う ATM は他の端末で使っている LAN トポロジと一致させてください。
ATM を使う WAN リンクは小さなパケットサイズを使ってリンクの BER を補ってください。
T1/E1、T3/E3 広帯域リンクまたはフレームリレーリンクを使う WAN ネットワークは、LAN トポロジ
MTU に一致させるか、LAN トポロジ MTU を変更して、広帯域リンクまたはフレームリレーリンクに一致
させます。
l
l
l
注意: WAN 接続では、2 枚目の NIC をドミノ サーバーシステムに追加する方法があります。この方法だ
と、ローカルユーザーやサーバーアクセスに影響を及ぼすことなく、WAN リンクの制約に対して TCP/IP
スタックを最適化できます。
IP は分割可能なプロトコルのため、異種トポロジ上にあるシステムとルーターで直接接続された、分割サービス
を提供するネットワークでは、トポロジ間で許可されるように小さなサイズ (最大共通サイズ) に変更する必要が
ありません。システムがより大きなフレームを使えるトポロジと接続する場合は、各端末システムの最大サイズ
が同じであれば、MTU の障害が生じません。それ以外の場合で、スイッチやブリッジ、ルーターを使って異種ト
ポロジ間を接続した混合ネットワーク環境で分割サービスが提供されないか、サービスが無効になっている場合
は、次の変更を行う必要があります。
l
トークンリングや FDDI から Ethernet ネットワークへのルーティング、またはトークンリングから FDDI
ネットワークへのルーティング: 必要とする、同じ IP パケットサイズを提供する最適化リストを使います
(共通サイズ)。
l
専用線、Fractional T1/E3、T1/E1、Fractional T3/E3、T3/E3 またはフレームリレーネットワークと接
続するトークンリングや FDDI ネットワーク間: 必要とする、同じ IP パケットサイズを提供する最適化リ
ストを使います (共通サイズ)。これらのネットワークではマルチホームにして、ローカル LAN のトラフィ
ックがチューニングの必要なリモートトラフィックとは別の NIC にアクセスするように構成することを強
く推奨します。
l
GEO ステーショナリーサテライトのアップ/ダウン リンクアクセスを使うときは、ロケーションごとに別
の NIC を使ってドミノ サーバーをマルチホームにし、MTU と TCP のウィンドウサイズをサテライトパス
待ち時間に対して手動でチューニングできるようにしなければなりません。
注意: ルーターがさかんにパケットを細分化する場合は、ルーターポートの MTU 設定を変更して、より小さ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
なセグメントで一致するようにします (端末システムでより小さなパケットが使われることになります)。ド
ミノ サーバーで細分化が行なわれる場合は、システムに 2 枚目の NIC を追加します。この方法だと、ロー
カルユーザーやサーバーアクセスに影響を及ぼすことなく、経路の制約に対して TCP/IP スタックを最適
化できます。
NetWare サーバーをルーターとして使う
トークンリングで NetWare サーバーを TCP/IP ルーターとして使う場合は、STARTUP.NCF ファイルに「Set
Maximum Physical Receive Packet Size = 4096」と追加し、ドミノ サーバーとノーツ クライアントのシステ
ムの TCP/IP スタックを 4096 フレームサイズに変更します。これによって、NetWare サーバーにアクセスする
すべての端末で 4096 フレーム制限が使われます。
注意: 低いフレームサイズに設定されたネットワークセグメントがある場合は、別の値が必要になることがありま
す。ネットワーク管理者と障害の可能性について相談して、ネットワークでサポートできる最大値を使ってくだ
さい。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Windows NT クライアントの認証エラー
Microsoft Windows NT Service Pack 4 での不具合が原因で、Windows NT クライアントから、NetBIOS を使用
した 通信を行おうとすると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
不明な種類の権限メッセージを受信しました。
通常、このメッセージは、Windows NT 以外のドミノ サーバーに接続しようとした場合に表示されます。このメ
ッセージを表示しないようにするには、ノーツ クライアントが使用している Microsoft TCP/IP のプロパティで
[DNS を使わない] を選択します。
ISTO42TMQM, ISTO44HTFW, ISTO3SUQJT, ISTO42XMPJ, ISTO439MH3, ISTO44SQ7U
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
SPX を使用する AIX でのドミノの可用性
AIX 対応版のドミノにSPX プロトコルで接続するとサービスを拒否されることがあります。この場合、SPX リス
ナータスクはエラーをまったくレポートしません。サービスもバインダリに表示されます。クライアントには
「サーバーが応答しません」というエラーメッセージが表示されますが後で接続できます。この問題は調査中で
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
サードパーティ製の WinSock サービスに関する問題
サードパーティ製の PPP ダイアラーや TCP/IP プロキシクライアントサービス、プロトコルトネリングソフト
ウェアなどの一部には、Windows システムに付属の WinSock サービスを置き換えるものがあります。これらの
アプリケーションをインストールして接続障害が発生する場合は、そのアプリケーションをアンインストールし
て元の WinSock サービスに戻してください。また、Windows ディレクトリにある、名前を変更された元の
DLL(ダイナミックリンクライブラリ)ファイルを探して、その名前を元に戻す必要もあります。障害が発生し
た場合は、そのアプリケーションの製造元にお問い合わせください。ドミノ サーバーやノーツ クライアントのソ
フトウェアを実行するには、Windows 95/98/NT に付属している、Microsoft 社製の WinSock DLL サービスが
必要です。
メモ:Microsoft 社製の WinSock 2.1 サービスもサポートされています。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
RAS ダイヤルアップでの接続文書の電話番号指定について
ネットワークダイヤルアップ接続文書で電話番号のフィールドに何も入力しないと、ダイヤルアップネットワー
クエントリの電話番号が使用されます。ロケーション文書の [電話] タブで特別な設定をしていない限り、この設
定で正しく機能します。
しかし、アクティブなロケーション文書の [電話] タブで、外線発信番号に 9 などの番号を指定している場合、こ
の追加情報がダイヤルアップネットワークのダイアラーに渡されるので、正しい電話番号で呼び出すことができ
ません。
このような問題を避けるには、ロケーション文書の [電話] タブの情報を削除しておきます。接続文書に電話番号
が設定されているものと設定されていないものがある場合は、それぞれの接続文書用に別々のロケーション文書
を作成してください。電話番号に先頭や末尾に付ける番号を加えたものを接続文書に指定して、ロケーション文
書の [電話] タブのフィールドは空白にしておくという方法もあります。
GSPT46ALY9
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
AIX で SPX ポートを再起動できない
AIX 対応版のドミノで「restart port spx」を使おうとしたりコマンドシーケンスを停止/再起動しようとする
と、SPX で修復不可能なリスナータスクの障害が発生することがあります。この障害が発生したら、SXP プロト
コル経由のクライアント接続を受け入れるには、ドミノを一度シャットダウンして再起動しなければなりませ
ん。
CMAO44UN7F
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
NetWare 5.0 のみを使用するネットワークでの IPX/SPX の使用
SPX か SPX II を使用しているドミノ サーバーやノーツ クライアントでも、NDS にアクセスするために
IPX/NCP サービスにアクセスする必要があります。NetWare 5.0 サービスのみを使用しているネットワークで
は、ドミノ サーバーやノーツ クライアントが NetWare 5.0 NDS サービスにアクセスできるように、IPX ゲート
ウェイサービスを有効にする必要があります。ネットワーク内で NetWare 3.xx や IntranetWare 4.xx が使用され
ていれば、バインダリサービスを利用できます。
メモ:SPX や SPX II のプロトコルでは、Novell の新しいネイティブサービスである IPX over IP サービスを使
用するネットワーク外にパケットを転送できません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
ポート設定ツールの使用
ドミノ管理クライアントで [サーバー] - [ステータス] タブのポート設定ツールを使用してポートを作成した場
合、ポート行のサイズ上限に達すると、最初のポート行の最後に *NEXT PORTS LINE* という文字列が追加さ
れて Ports1 行が作成され、次のエラーメッセージが表示されます。
サーバーエラー: 指定したコマンドへのサーバーからの返答がありません。
NOTES.INI ファイルには、ポート情報は正しく追加されます(TCPIP= TCP, 0, 15, 0 など)が、NOTES.INI の
アクティブポート行(Ports=)には追加されません。
この問題に対処するには、NOTES.INI の Ports= 行に手動でポート名を追加します。
CSMH44WV2C
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
アウトラインとデータベースオブジェクトの再利用の問題
OutlineEntry、Outline、Database のクラス階層での抑制により、Outline と OutlineEntry をインスタンス化し
た後にアプリケーションで Database.recycle() を呼び出す場合は、この順番どおりに、OutlineEntry.recycle()、
Outline.recycle() そして最後に Database.recycle() を呼び出す必要があります。必ずこの順番で呼び出さなけれ
ばなりません。それ以外では、Database.recycle() をまったく呼び出さないようにします。
MKOA4644X5
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
JavaScript の問題
l
ノーツ R5 クライアント内での DOM (Document Object Model) のサポートは、Notes Document Object
Model データベースで定義されたとおりです。
このデータベースは http://www.notes.net/doc で入手できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ロータス スクリプトの Terminate
ロータス スクリプトモジュールが実行を停止するとすべてのファイルハンドルが閉じるので、サブルーチンの
Terminate に「Close」ステートメントは必要ありません。
Terminate は、一時ファイルの削除など、他の種類のクリーンアップに使用できますが、モジュールの初期化中
にタイムアウトになると、Terminate がコールされて完了してしまうので、Terminate は可能な限り短くするべ
きです。たとえばモジュールが 1 分でタイムアウトになり、モジュールの Terminate の実行に 2 分かかる場
合、モジュールは合計 3 分間実行されることになります。
制御切れによってモジュールが停止した場合、Terminate の実行には制御切れ後 1 秒もかからず、その結果を予
測することはできません。
停止理由
Initialize ()
Terminate ()
ファイルハンド
ル
正常終了
実行され完了
実行され完了
すべて閉じる
初期化 () 中のタイムアウト
タイムアウトで停止
実行され完了
すべて閉じる
Terminate () 中のタイムアウト
実行され完了
実行され完了
すべて閉じる
初期化 () 中の制御切れ
制御切れで停止
最初の 1 秒未満で実行
すべて閉じる
Terminate () 中の制御切れ
実行され完了
継続時間 1 秒未満
すべて閉じる
JKAH3SPRHC
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
テンプレートの JavaScript
Web メール、ディスカッション、チームルームなどのテンプレートを使用して作成されたデータベースで
JavaScript を正しく機能させるには、データベースに .NSF 拡張子が必要です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
NotesRegistration.AddUserProfile
NotesRegistration.AddUserProfile メソッドは正しく動作しません。回避策として、GetDocumentByKey メソ
ッドを使用してユーザー文書を検索し、値を置換します。この問題は、将来のリリースで修正されます。
LBRD3VDKBR
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
AIX 上でロータス スクリプト データオブジェクトを使う方法
Intersolv Driver Pack version 3.02 for AIX には、ドライバマネージャ、libodbc.a のアーカイブ版が含まれてい
ます。一方、LS:DO (ロータス スクリプト データオブジェクト) にはドライバマネージャの実行ファイルまたは
共有オブジェクト版が必要です。libodbc.a のタイプを調べるには、次のコマンドを入力します。
file libodbc.a
アーカイブファイルの場合は、ドライバマネージャ、odbc.so の実行ファイルまたは共有オブジェクト版を抽出
する必要があります。次のコマンドを入力します。
ar -x libodbc.a
ドライバマネージャを実行ファイルまたは共有オブジェクトファイルにするために、アーカイブ版を保存し
odbc.so の名前を libodbc.a に変更します。次のコマンドを入力します。
mv odbc.so libodbc.a
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
OutlineEntry.isHidden が正しく動作しません
Java のバックエンドクラスの OutlineEntry.isHidden() は、R5 で正しく動作しません。OutlineEntry.isHidden()
は、設定したプロパティを返すべきですが、そのように動作しません。
MKOA45D5X4, MKOA45BPHR
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
OutlineEntry.setHidden によって非表示のプロパティが2つとも
設定されます
OutlineEntry.setHidden(true) は、[非表示] タブの [段落非表示] - [ ノーツ R4.6 以降] および [非表示] タブの
[段落非表示] - [Web ブラウザ] の2つのプロパティを両方とも設定します。OutlineEntry.setHidden(false) は、
両方のプロパティの設定を解除します。このリリースでは、各プロパティを個別に設定することはできません。
これらのプロパティのうちの1つを設定または設定解除する必要があるときは、ドミノ デザイナーを使って設定
しなければなりません。
JBBK3Z2QUH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
モジュールレベルの実行可能コードの作成
モジュールレベルの実行可能コードはサポートされません。Execute 文中にあってあらゆる機能の外部にあるコ
ードは、モジュールレベルであり、避ける必要があります。
たとえば
Execute │
Print "Hello World!"
│
というコードは次のように書き直す必要があります。
Execute │
Sub Initialize
Print "Hello World!"
End Sub
│
RBEE3WMSUN
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
多くの余白を含んだ文字列での FullTrim の使い方
FullTrim はスペースで区切られた文字列を常に返すものとは限りません。たとえば、文字列中の2つの単語の間
にスペース、スペース、タブ、タブ、タブ、スペース、スペース、タブ、タブを入力します。その結果、2つの
単語の間にスペース、タブ、スペース、タブから成る十分な余白ができます。つまり、FullTrim は、スペース文
字をそのまま重複させておくかわりに、隣接したスペース文字の重複を排除します。
PDIK3ZYNLW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
Web サーバーは最後の @SetTargetFrame と@コマンドを使います
@SetTargetFrame は、一定の@コマンドとともに作動する新しい@関数です。互換性のある@コマンドのリスト
について『R5 デザイナーヘルプ』の「@SetTargetFrame」を参照してください。
ここでは、複数の @SetTargetFrame と@コマンドの効果について説明します。
ボタンまたはホットスポットを次のようにプログラムします。
@SetTargetFrame("FrameA")
@Command([OpenForm]; "Form A");
@SetTargetFrame("FrameB")
@Command([OpenForm]; "Form B");
この式により、ノーツ クライアントでは FrameA の Form A と FrameB の Form B が開きます。Web ブラウザ
では、最後の @SetTargetFrameと@コマンドの組み合わせだけが実行され、FrameB の Form B は開きます
が、FrameA のFormA は開きません。
この問題を回避し、Web サーバーの1つのボタンまたはホットスポットから複数のフレームの中に複数のページ
を開けるようにするには、JavaScript を使います。次の例では、フレームセットの中に3つのフレームが入って
います。
FrameNav には、FrameA と FrameB という2つの兄弟フレームがあります。.
FrameNav にロードされたページは、次の JavaScript コードを実行するホットスポットまたはボタンを持つこと
ができます。
parent.FrameA.location = "http://myserver/mydb.nsf/FormA?OpenForm";
parent.FrameB.location = "http://myserver/mydb.nsf/FormB?OpenForm";
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
大文字と小文字を区別する StrCompare の使い方
ノーツの内部で、次のサンプルコードをエージェントで実行すると、結果は +1 になります。 ノーツの外部で実
行すると、結果は -1 になります。
Sub Initialize
Print StrCompare( "A", "a")
End Sub
動作の違いは、ノーツのビルドとスタンドアロン ロータススクリプトのビルドで使われている ccstr のバージョ
ンが異なるために生じます。現在では両方が同じ ccStr バージョンを使うようになったので、同じ動
作、strcompare ("A", "a") == 1 が得られます。これは、ノーツの旧バージョンとの相違点です。
RBEE3YZTFX
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
JavaScript とレイアウト領域
JavaScript はレイアウト領域では作動しません。JavaScript が適切に作動するのを確認するには、スクリプトオ
ブジェクトをレイアウト領域外に配置してください。
注意 上記の情報はノーツ アプリケーションだけに当てはまります。Web アプリケーションではレイアウト領域
を使わないでください。
LDEY45WKPZ, BMGH43PSS7
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
埋め込み Java アプレットの問題
ドミノ デザイナーでのアプレット共有リソースには 32K のサイズ制限があります。フィールドにはリソースの一部である
ファイル一覧があり、このフィールドが 32K バイトより小さくなければなりません。このサイズ制限を回避するには、フ
ァイルを別々のリソースに分割します。
l
呼び出せる Java アプレットファイルには 64k のサイズ制限があります。アプレットに格納できるデータの結合量 (シグ
ネチャ情報、 アプレットのパラメータ情報、アプレットに関連付けられたファイル一覧が含まれます) は 64K バイトまで
に制限されています。
l
パラメータ値の貼り付けをキャンセルしても、元の値に戻らない場合があります。アプレットのパラメータが 1 つ以上あ
るときは、[x] を押すと次の値での貼り付け操作が取り消されて、最初のパラメータの値で置き換えられます。
l
巨大な Java アプレットをロードしたり再ロードするとメモリ不足の状態になります。
回避策は、NOTES.INI で JavaUserClasses を使って、クラス全体またはクラスをまとめてロードします。これによって
クラスは一度だけしかロードされないため、ロードする各アプレットのインスタンスでヒープサイズが著しく増大するこ
とがありません。この回避策には複製する上で問題があります。なぜなら、複製ではデザイナーのコントロール外である
ファイルシステムからロードされたクラスが必要だからです。
LSHR44AQHS, KWOD44JMCK, TMEK45N9WD, JGIM44RVY3
l
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ロータス スクリプトと Java の CreateFromTemplate メソッド
CreateFromTemplate メソッドで、参照元のデータベースがテンプレートかどうかを判断する方法が変更されま
した。R4.6 では、参照元のデータベースに NTF という拡張子が付いるだけで構いませんでした。R5 では、拡張
子が NTF で [テンプレートのデータベース] プロパティがオンの場合にのみ、テンプレートとして扱われるよう
になりました。それ以外の場合には、参照元データベースは通常のデータベースとして扱われ、角カッコ付きの
ACL エントリ([-Default-] など)は、新たに作成されるデータベースで通常の ACL エントリに変換されませ
ん。
LBRD46ALK4
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
OutlineEntry.setImagesText() で値が保存されないことがあります
アウトラインを保存する場合、新規作成したアウトラインエントリのフレーム名に対する変更が失われることが
あります。この問題を解決するには、イメージファイル名を設定する前に、アウトラインにエントリを追加して
おきます。たとえば、次の順序で呼び出しを実行すると、イメージファイル名は保存されません。
Outline outline = db.createOutline("Test");
OutlineEntry oe = outline.createEntry("Domino");
oe.setImagesText("abc.gif");
outline.addEntry(oe, null);
outline.save();
oe.setImagesText() を outline.save() の後に移動すると、イメージファイル名を保存できます。
MKOA464S8B
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
最初のアウトラインエントリを削除して保存すると異常終了します
最初のアウトラインエントリを削除した後で保存を実行すると、アプリケーションが異常終了します。この問題
を解決するには、元々は最初にあった2番目のエントリを最初のエントリの前に移動してから、目的のエントリ
を削除します。
MBEN464NL5
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
Session.getAgentContext で null が返ります
データベースが空の場合に [データベースのすべての文書] に対してエージェントを実行する
と、Session.getAgentContext() が null を返したり、異常終了したりすることがあります。この問題を解決する
には、AGENTRUNNER.NSF で適切なエージェントコンテキスト文書を開いて保存します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
共有ロータス スクリプトアクションと UnprocessedDocuments
共有されていないアクションやライブラリを使用しないイベントが含まれていないビューで、共有ロータス スク
リプトアクションからスクリプトライブラリを呼び出すようにしていると、ボタンの最初のクリックで
NotesDatabase.UnprocessedDocuments メソッドが空のリストを替えします。2回目以降のクリックでは正常
に動作します。
この問題を解決するには、UnprocessedDocuments メソッド呼び出しがあるスクリプトライブラリを使用してい
るビューに、共有されていないアクションを追加します。新規アクションの [オプション] セクションで、共有ア
クションで使用されているスクリプトライブラリごとに USE ステートメントを作成します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
Java エージェント実行中の createSession メソッドの使用
エージェント実行中に Session クラスで createSession() メソッドを使用するとエラーになります。このような
場合は createSession() ではなく getSession() メソッドを使用してください。getSession() メソッドを実行する
と、そのエージェントの、必要なコンテキストが得られます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
MaxLevel が設定されていると ViewEntry が返されます
次のメソッドで ViewNavigator を作成した場合の説明です。
l
createViewNavFromCategory
l
createViewNavFromChildren
l
createViewNavFromDescendants
この場合、MaxLevel が設定されていると、次のメソッドの呼び出しで、ナビゲータではない ViewEntry が返さ
れます。
l
l
l
gotoPos
gotoEntry
getPos
JELL3ZFQTQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
@SetTargetFrame と定義済みのターゲット名
あらかじめ定義されたフレーム名に、_parent や _self などの相対フレーム名が含まれていると、
@SetTargetFrame は機能しません。
VMAA45ATBL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ACLEntry.isAdminReaderAuthor は 不正に false を返します
システム管理サーバー ACLEntry を [アクセス制御リスト] で [すべての読者フィールドと作成者フィールドを更
新する] に設定し、次にこの ACLEntry をバックエンドアプリケーション、たとえば、バックエンドコール
「ACL.getEntry(エントリ名)」で取得すると、ACLEntry にすべての読者フィールドと作成者フィールドを変
更する権限があっても、「isAdminReaderAuthor」 を呼び出すと不正に false が返されます。代わり
に、setAdminReaderAuthor( true ) をバックエンドアプリケーションで true に設定している場
合、isAdminReaderAuthor は正しく true を返します。
DBRN4654K3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
バックエンドコールの Database.getSize は負の値を返します
ロータス スクリプト および Java のバックエンドクラスのプログラミングでは、使用しているデータベースのサイ
ズが 2 GB を超えた場合、Database.getSize() を呼び出すとさらに小さい負の倍数を返します。
この負の倍数をデータベースのサイズに反映される正しい正の倍数に変換するには、Database.getSize() から返
された負の倍数の絶対値を得てから (返された値を 0 から引いてその符号を変更する) その絶対値に 2^31 (2 GB)
を加えます。
CBRN3N9U6S
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
Database.getURLHeaderInfo は導入されません
バックエンドクラスコール、Database.getURLHeaderInfo() は、R5 では動作が不安定になります。
これは R5 がそのデータベースを呼び出すアプリケーションのコンテキストに左右されるからです。このため、
このメソッドは導入されていないものとみなされ、呼び出されません。ロータス スクリプトでは、このメソッド
を呼び出すと「not implemented」というエラーが発生します。
リモートの IIOP Java では、NotesExceptionの「not implemented」 が出されます。Java エージェントで
は、Web Retriever タスクが実行されていない場合、メソッドは null または空の文字列を返します。Java エー
ジェントでは、Web Retriever タスクが実行されている場合、エージェントがハングアップする場合がありま
す。
DBRN43T7WE, KBET3RETBQ, BLUU3JFLLF
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
UI とバックエンド ACLEntry 設定の違い
次の内容は Java およびロータス スクリプトのバックエンドクラスに適用されます。
ユーザーインターフェース (UI) では、ACLEntry を「システム管理サーバー」として設定すると、その種類
は自動的に「サーバー」となります。バックエンドクラスでは、ACLEntry を「システム管理サーバー」と
して設定しても、種類は変更されません。
l
l
ユーザーインターフェース (UI) では、ACLEntry を「システム管理サーバー」として設定すると、ACL の既
存のシステム管理サーバーエントリはどれもシステム管理サーバーではなくなります。バックエンドクラス
では、ACLEntry を「システム管理サーバー」として設定すると、ACL の既存のシステム管理サーバーエン
トリはすべてシステム管理サーバーのままです。複数のエントリをシステム管理サーバーとして設定するこ
とができます。
DBRN4654K3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
JavaScript と日付
ノーツでは、2桁の日付は次のように扱われます。
l
50 未満の場合は年は 20nn に設定されます。
l
49 より大きい場合は 19nn に設定されます。
JavaScript DateObject コンストラクタはこの規則に準拠しません。2桁の年を JavaScript DateObject コンス
トラクタに渡すと、常に 19 が返されます。
たとえば、ノーツの日付 01/28/01で @Year を実行した場合、2001 を受け取ります。一方、 01/28/01 で
JavaScript の日付オブジェクトを作成し、getYear() をコールすると、1901 を受け取ります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
文書の代替エディタに関する問題
l
Microsoft Word 95/97 (バージョン 7.0 と 8.0) は、文書の代替エディタとしてサポートされています。ロー
タス ワードプロ 97 もサポートされていますが、新しい ActiveX 機能を利用することはできません。ロータ
ス ワードプロ 96 は、メールの代替エディタとしてはサポートされません。
l
新規文書のヘッダーとメモ本体の間で切り換えを行う過程で、再作成の問題に直面する場合があります。新
規文書のヘッダーと文書本体の切り換えを行った後、アクションボタン([送信] など)を 1 つ選択した場合
に、この問題が起こります。
l
文書の代替エディタから印刷すると、3つの印刷ジョブが生成されます。リッチテキストフィールド、OLE
オブジェクト、およびメールヘッダ付きの文書がすべて印刷されます。文書の代替エディタをビューから印
刷すると、1つの印刷ジョブが生成されます。
JTHN43YRMB
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
UNIX 上では sendmail と SMTP の両方を使用しないでください
sendmail daemon が稼働している UNIX プラットフォームのサイトでは、マシン上でドミノのオプション SMTP
コンポーネントを有効にしないようにします。デフォルト設定では、各プログラムはポート 25 を使ってサービス
を提供しようとしますが、このポートを取得できるのはその内 1 つのプログラムだけです。そのため SMTP サー
ビスが必要な場合には、sendmail daemon と SMTP コンポーネントの両方ではなく、どちらか 1 つだけを有効
にすることをお奨めします。マシン上で SMTP サービスが稼働していない場合には、通常の警告が適用されま
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
SMTP のインバウンドの宛先制御フィールドは、グループを展開し
ません
ドミノディレクトリ内のサーバー設定文書によって、組織内で外部のインターネットドメインからメールを受け
取れるかユーザーを制限できます。これらの制限は [ルーター/SMTP] - [制限と制御] - [SMTP インバウンド]
タブの [インバウンドの宛先制御] セクションの下にある [次のインターネットアドレスへのみ、メールを許可]
フィールドおよび「次のインターネットアドレス宛てのメールを拒否」で設定します。これらのフィールドの 1
つにグループを入力すると、ルータはそのグループをグループのメンバに展開せず、制限は機能しません。この
問題は将来のリリースで解決される予定です。
PMIA44WLX2
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
IMAP
ノーツ クライアント
IMAP クライアント:既知の問題
l
l
以前のバージョンのノーツを使用して、すべてのプロキシデータベースを作成し直すことをお勧めします。
ロケーション文書にメールデータベースとしてプロキシデータベースを指定している場合、[Welcome] ペー
ジの表示に不具合がある場合があります。プロキシデータベースにはカレンダー情報とタスクリストが含ま
れません。このため、[Welcome] ページのベーシックで新しいカレンダーエントリやタスクを作成しようと
すると、「文書が無効またはありません。」というエラーメッセージが表示されます。ベーシック以外のス
タイルの [Welcome] ページの場合でも、フレームに受信ボックスとカレンダービューが含まれる場合には
同じエラーメッセージが表示されます。
l
ドラフトフォルダまたは送信フォルダを IMAP プロキシデータベースから削除すると、ドラフトまたは送信
メールを保存しようとしたときに、エラーが生じます。フォルダを再び作成するか、またはアカウント文書
の設定オプションを変更して、ドラフトと送信メールを受信箱かその他のフォルダに保存するように設定し
ます。
l
IMAP プロキシデータベースでは、証明書を署名済みのメッセージからアドレス帳に直接に追加することは
できません。インターネットで暗号化されたメールを送信するには、受信者の証明書が必要です。この問題
を回避するには、IMAP オフラインモードまたは POP3 を使ってメッセージをダウンロードして R5 メール
テンプレートに入れるか、または暗号化されたメールを送信するときに LDAP を使って証明書を検索しま
す。IMAP プロキシデータベースから、ネットスケープサーバー上のフォルダを改名することはできませ
ん。
l
IMAP プロキシデータベースから新規メールの通知を受け取るには、次のことを行う必要があります。
1. メールの [ユーザープリファレンス] で、[メールプログラム] を Lotus Notes に設定します。
2. プロキシの名前をロケーション文書に入力します。
いくつかの状況下で、ネットスケープの V3.0 メッセージングサーバーでは、メッセージが含まれていたフ
ォルダまたはサブフォルダを含んだフォルダが、完全に削除されません。これらのフォルダは、No Select
フォルダに変換されます。
Cyrus サーバーに対してメッセージを添付すると、エラー「cannot find the message's UID」が生じる場合
があります。このエラーが起きたときは、メッセージを保存せずに閉じて、再び試みてください。
l
l
l
cc:Mail サーバーでは、MIME の保存が現在サポートされていません。保存すると、メッセージ本文に
HTML タグが出現します。メッセージの text¥html の部分が、cc:Mail サーバーでは text¥plain として保存
されます。
l
cc:Mail サーバーに接続された IMAP サーバープロキシデータベースを複製することはできません。
ノーツ IMAP クライアントデータベースは、BODY [HEADER.FIELDS] との関連で、IMAP 仕様 RFC 2060
に準拠していないサーバーでは使用できません。バージョン 8.30 より前の Alta Vista サーバーおよび
cc:Mail サーバーは、この仕様に準拠していません。
l
これらのサーバーでは、下記の標準 IMAP コマンドを正しく解釈できません。
FETCH
X:Y (BODY [HEADER.FIELDS
(FROM DATE SUBJECT MESSAGE-ID)])
ノーツでは、このコマンドを使って IMAP メールボックス内のメッセージに関する要約情報を取得しま
す。IMAP サーバープロキシデータベースを開くときに、このコマンドを使うことでパフォーマンスが改善
されます。上記で、X:Y はメッセージのセットを表します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
メールファイルの移動
ユーザーのメールファイルのロケーションが移動されていることを R5 クライアントが認識すると、ユーザーの
新しいメールサーバー上のシステム管理要求データベースに対して、クライアントはシステム管理要求をポスト
しようと試みます。ユーザーが新しいメールサーバーにアクセスできない場合、この要求はポストされません。
結果的に、古いメールサーバーのメールファイルは削除されません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
IMAP の正確なメッセージサイズ
サーバーの設定文書の [IMAP サーバーが正確なメールサイズを返すかどうか] フィールドは、デフォルトで [有
効] に設定されています。しかし、MIME 形式以外のメッセージを処理する IMAP サーバーで正確なメッセージ
サイズを要求すると、ただ単にメッセージの要約を表示するために、すべてのメッセージをMIME 形式に変換し
なければなりません。したがって、メッセージサイズを概算で処理するクライアントを使用する場合は、パフォ
ーマンスのためにこのフィールドを無効に設定することを強く推奨します。Netscape Navigator 4.5 以上または
Pine をブラウザとして使用する場合は、デフォルトを使用する必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
[MIME 優先] への切り替え
ノーツメールを使ってメッセージを受信した後に、[優先なし] または [ノーツリッチテキスト優先] から [MIME
優先] へ設定を変更して、そのメールデータベースにインターネットクライアントでアクセスすると、ノーツのリ
ッチテキストのメッセージを受信したときの方がメッセージの取り出しに時間が長く掛かることがあります。そ
れは、クライアントへメッセージをダウンロードするときに、ノーツのリッチテキスト形式から MIME 形式へメ
ッセージを変換しなければならないからです。大きなメッセージを変換するときにタイムアウトにならないよう
に、インターネットクライアントでダウンロードのタイムアウト値を増やす必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
AIX での sendmail の使用禁止
AIX プラットフォームの場合に限って、インバウンドメールがインターネットメールクライアントから受信され
てロータス ノーツ クライアントへ転送されていることを確認するために、ドミノ サーバーの sendmail デーモン
をいったん終了してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
メールのルールの問題
l
メールのルールの条件 [インターネットドメイン] は、受信する一部のインターネットメールで作動しないこ
とがあります。
l
既存のメールのルールを編集する場合は、保存して閉じる前に、有効にしてください。[ルール] ビューレベ
ルでメールのルールを有効にすると、ルールは古いアクションを実行し続けます。
l
メールのルールを作成する際、システムが個人用フォルダの選択を許可してしまうという問題があります。
メールのルールによってメールを個人用フォルダに移動することはできません。
l
Netscape Navigator 4.5 でメールのルールを編集するときに、古いキャッシュデータが表示されることがあ
ります。ブラウザの更新ボタンをクリックして、確実に現在のデータにしてください。
MQUE3Y6NH5, MQUE45GM65
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
cc:MAIL IMAP サーバーのフォルダを開くには
cc:Mail IMAP サーバー上の送信フォルダやドラフトフォルダにあるメッセージをノーツ IMAP クライアント デ
ータベースから開けない場合は、 [Ctrl] + [Break] キーを押すと通常の操作を再開できます。
PLOI44QK36
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
Cyrus IMAP プロキシへのメッセージ貼り付け
Cyrus IMAP クライアントを使ってカット&ペーストを行うときに、次のエラーメッセージ「Cannot find the
message's UID」が表示される場合があります。この回避策は [編集] メニューから [貼り付け] を再度選択するこ
とです。2 度目にはエラーが表示されません。
PLOI43VP9K
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
不在通知エージェントの問題
現在、不在通知のセットアッププロセスではエージェント実行へのアクセス権がない場合に通知しません。適切
なアクセス権を持っているかを確認するには、[エージェント] ビューを開いて、手動でエージェントを有効にし
てみてください。適切なアクセス権を持っていない場合は、その旨を示すダイアログボックスが表示されます。
不在通知エージェントの例外「インターネットアドレスからのメールには、自動的に返信しない」が、すべての
受信インターネットメールに対して機能しない場合があります。
MQUE43PLB2
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
メールのレプリカから重複を検出する
サーバーのメールを複製するときに、複製履歴を使わない場合は、メールメッセージが重複する場合がありま
す。これは、「複製の履歴を使用」のプロンプトで [いいえ] が選択されていることが原因で起こります。ノーツ
は、メッセージが既にサーバー上のメールファイルにあるかどうかをチェックしません。
なお、ローカルメールファイルに複製する時には重複は生じません。
PLOI42TKHH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
Web メールに関する問題
l
ブラウザを使用して、ノーツ R4 で作成されたフォルダにアクセスすると、フォルダでは新しい [表示] および [アクショ
ンバー] アプレットが使用されません.
l
暗号化されたメールはブラウザから読めません。
l
[次] または [前] アクションを使用すると、ブラウザが [表示/フォルダ] ペインの表示を停止することがあります。
l
色付きのテキストを電子メールの本文に追加する場合、そのメッセージをノーツユーザーまたは別の Web
メールユーザーに送信すると色の属性は失われます。
l
受信ボックスからのメッセージに履歴付きで返信する場合、リッチテキストフィールドで生成されたヘッダ
はユーザーの電子メールアドレスを最初に示し、その下の [送信者] に実際の送信者の電子メールアドレス
が表示されます。これは正しい相手に返信する際の妨げにならないようにしなければなりません。
l
Web メールを使って誰かにメールを送信するのにメールテンプレートを使用している場合、ブラウザでは暗
号化ファイルは使用されないので、メールを暗号化しないようにしてください。そのため、ブラウザではメ
ールの暗号の解除ができません。また、Web メールユーザーは暗号化オプションのセットをもつクライアン
トから送信された会議招集を処理できません。
l
[すべての文書] ビューでカレンダーエントリーの表示を切り替えるために利用する設定はありません。ま
た、[送信] ビューで会議招集の表示を切り替えることもできません。これらの機能は、将来のリリースで拡
張、追加される予定です。
l
Web メールの利用者で、サーバーに対してローカルなデータディレクトリ以外にメールファイルを設置する
と、メッセージを送信したり、カレンダーエントリーを作成または返答を送ったときに、次のエラーメッセ
ージを受け取ります。
Error 404 HTTP Web Server: Lotus Notes Exception - File does not exist
たとえば、サーバー管理者がメールファイルをサーバー上のローカル
(C:¥DOMINO¥DATA¥MAIL¥MYMAIL.NSF) に設置せずに、メールファイルへのデータベースリンク
(G:¥MAIL¥MYMAIL.NSF) を作成した場合に、エラーが発生します。
l
R5.0.1 からは、ドミノ Java アプレットが改良されました。ドミノ Java アプレットは、Netscape
Navigator 4.x、Microsoft Internet Explorer 4.01(またはそれ以上)、または互換性のあるリリースのブラ
ウザ上で動作します。このため、Web メールにアクセスする場合は、これらのブラウザのバージョン
R4.x(またはそれ以降)を使用することをお勧めします。
参照 この『リリース情報』の「一般的な認証とシステム要件」セクションにある「Web ブラウザの認証」
というトピックを参照してください。
MQUE42SRCD, MDEU45DPSN, MQUE438LL4
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
自動署名を有効にした新規メモの作成
新規メモを作成しているときに、そのファイルが存在しないことを示すメッセージが表示された場合は、自動署
名が有効になっているか、参照しているその署名ファイルが存在していない可能性があります。
DJOS455QBA
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Netscape サーバーに接続するときの IMAP プロキシエラー
Netscape サーバーは、IMAP プロキシを使用しているときに不正メッセージを検出すると、接続を切断します。
エラー「リモートシステムが応答しません。」が表示されます。Netscape は、エラーメッセージが除去されるま
で接続の切断を続けます。
PLOI42YK2R
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
信
インターネットを介したほかのノーツユーザーへのノーツ文書の送
インターネットのみを介してほかのノーツユーザーへノーツ文書を送信する送信オプションの [詳細] タブにある
オプションは、アウトバウンドインターネットメールサーバーが R5 より前の SMTP MTA を実行している場合
に機能します。このオプションは、インターネットのみを介して R5 より前のノーツメールユーザーにノーツメ
ールを送信する R5 メールユーザーをサポートするためにあります。
JKEN44RRUN
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
インターネットアドレスへのメールの宛先指定
個人アドレス帳にリストされている「Jane Smith」などのユーザー名に電子メールの宛先を登録すると、アドレ
スは [email protected] のようにインターネットアドレスだけで置換され、「Jane Smith」を受信者として表示さ
せるアドレスには置換されません。フレーズを含むアドレスが必要な場合は、電子メールに以下のようなフレー
ズが含まれているか確認します。
"Jane Smith" <[email protected]>
JBII44JQZ2
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ん
テキストの色は、HTML からノーツリッチテキストに変換されませ
メッセージが MIME/HTML フォーマットからノーツリッチテキストに変換されるときに、テキストの色属性は保
持されません。
GCUN44LMN3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
送信されたメールフォーマットと保存されるメールフォーマット
送信したメールを保存する R5 ユーザーは、メールの保存フォーマットはインターネットユーザーに送信された
フォーマットと異なる場合があることに注意してください。保存されるメールのほとんどはノーツリッチテキス
トですが、インターネットメールは MIME フォーマットで送信されることがあります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
同じサーバー上にある2つのメールボックスに接続できません
同じサーバー上にある2つのメールボックスに接続することはできません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
言語の設定
次の例は、システムでの文字変換の設定方法を示しています。この例では
ベトナム語の設定を示していますが、ほかの言語グループにも応用できま
す。
設定文書の設定
1. ドミノ管理クライアントで [設定] タブをクリックし、[メッセージン
グ] セクションを展開します。
2. [設定] を選択します。
3. [サーバー設定の追加] をクリックしてサーバー設定文書を新規作成し
ます。
4. [基本] タブの次のフィールドに情報を設定します。
フィールド
設定値
すべてのサーバーのデフォルトの設定とし
て使用:
[はい] をオンにする
この文書の MIME 言語設定:
[有効] をオンにする
最適化された LDAP 検索:
[はい] を選択
5. [LDAP] タブの次のフィールドに情報を設定します。
フィールド
設定値
匿名ユーザーが LDAP で検索可能なフィー
ルドの選択:
適切なフィールドをリストします。
6. [MIME] - [基本] タブで次のフィールドに情報を設定します。
フィールド
設定値
1次キャラクタセットグループ
ベトナム語
2次キャラクタセットグループ
Unicode
7. [MIME] - [キャラクタセット] タブで次のフィールドに情報を設定します。
フィールド
設定値
下のアウトバウンドメールオプションで、
すべての可能性を選択
チェックボックスをオンにし、メッセージ
のヘッダーと本文の設定中にすべてのキャ
ラクタセットが使用できるようにします。
キャラクタセットグループ別の MIME 設定:
ベトナム語
8. [MIME] - [詳細] - [インバウンド] タブで次のフィールドに情報を設定します。
フィールド
設定値
MIME でないメールや MIME でキャラクタ
セットが不明な場合、次の8ビットのキャ
ラクタを仮定:
Windows-1258
9. [MIME] - [詳細] - [アウトバウンド] タブで次のフィールドに情報を設定し、サーバー設定文書を保存しま
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
フィールド
設定値
多言語メールの MIME への変換時:
良く表現できるキャラクタセットで送信
10. 異種 SMTP ドメイン文書を作成します。
11. グローバルドメイン文書を作成します。
12. サーバー文書を次のように編集します。[インターネットプロトコル] タブの次のフィールドに情報を設定
し、サーバー文書を保存します。
フィールド
設定値
HTTP クライアントからのデータベース参
照を許可:
はい
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
インバウンドインターネットメールのデコード
UUENCODE 形式でエンコードされたデータを含むインターネットメールをノーツ クライアントで受信した場
合、正しくデコードできない場合があります。ドミノ サーバーでの処理は、受信者のメール形式設定で決まりま
す。ユーザーのメール形式は、R5 ドミノディレクトリのユーザー文書にある [メール] タブの [受信メールの形
式:] フィールドで設定します。
メール形式設定が [ノーツリッチテキスト優先] になっているユーザーに配信されたインバウンドインターネット
メールは、ノーツ形式に変換されます。MIME 形式以外のインターネットメール(MIME-Version ヘッダーも
MIME Content- ヘッダーも含んでいないメール)は、UUENCODE 形式のデータがあるかどうか調べられます。
メール内に UUENCODE 形式のオブジェクトがあれば、それぞれデコードされてノーツ形式の添付ファイルに変
換されます。同様に、MIME 形式のインターネットメールも、転送エンコード方法が X-UUENCODE(または同
種のエンコード方法の1つ)の MIME 部分があるかどうか調べられます。UUENCODE 形式の部分があれば、こ
れもそれぞれデコードされてノーツ形式の添付ファイルに変換されます。1つの MIME 形式の本文中に
UUENCODE 形式のオブジェクトが複数存在する場合は、最初のオブジェクトだけがデコードされます。
メール形式設定が [MIME 優先] か [優先なし] になっているユーザーに配信されたインバウンドインターネットメ
ールは、ノーツ形式に変換されません。メールに含まれる UUENCODE 形式のデータは UUENCODE 形式のまま
残ります。最も簡単な対処方法は、ノーツ クライアントからメールを書き出し、外部のデコードプログラムを使
用して、メールに含まれる UUENCODE データをデコードすることです。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
翻訳版の Web メールへのアクセス時に英語のメッセージが表示さ
れます
ローカライズされたサーバーキットか同等のドミノ環境を使用しているユーザーの場合、Web メールにアクセス
するときに英語のメッセージが表示されます。
ローカライズされたサーバーキットは次のコンポーネントで構成されています。
l
International English 版ドミノのプログラムコード(DLL)
l
サーバーとクライアントの翻訳されたテンプレート
l
翻訳されたヘルプデータベース
この問題を解決するには、ドミノで次の修正作業を実行します。
1. 各言語のインストールディスクからドミノ サーバーに次のファイルをコピーします。
メモ:C:¥LOTUS¥DOMINO はユーザーのドミノプログラムディレクトリを、XX は言語の識別子を表してい
ます。
C:¥LOTUS¥DOMINO¥DATA¥DOMINO¥ICONS¥SRCHXX.HTM
C:¥LOTUS¥DOMINO¥DATA¥DOMINO¥ICONS¥SCHBXX.HTM
C:¥LOTUS¥DOMINO¥NHTRSXX.DLL
2. 次の NOTES.INI 設定をドミノ サーバーの NOTES.INI ファイルに追加します。XX は言語の識別子を表して
います。
DOMINORESLANG=XX
言語の識別子
言語
識別子
言語
識別子
言語
識別子
ドイツ語
de
デンマーク語
da
ポーランド語
pl
フランス語
fr
オランダ語
nl
チェコ語
cs
スペイン語
es
ノルウェー語
no
ハンガリー語
hu
イタリア語
it
スウェーデン語
sv
ロシア語
ru
ポルトガル語(ブラジ
ル)
pt
フィンランド語
fi
トルコ語
tr
ギリシャ語
el
スロベニア語
sl
3. サーバー文書を開き、[インターネット] - [Domino Web Engine] タブを選びます。[キャラクタセットのマッ
ピング] セクションで、[リソースの言語] オプションを必要な言語に設定します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
MIME 言語設定が読み込まれないことがあります
クライアントの個人アドレス帳で MIME 言語設定を変更すると、その言語設定が自動的に読み込まれます。ただ
し、ドミノディレクトリでは自動的に読み込まれません。
また現時点では、MIME 言語設定はグループ固有のサーバー設定文書からは読み込まれません。
JEIN45S2DJ, JEIN45S2AW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
送信エラーレポートで US-ASCII 以外の [件名:] フィールドのデ
ータが保存されません
ルーターで SMTP DSN 形式の送信エラーレポートを生成する場合、送信エラーレポートの文字が US-ASCII で
なければ、その文字をエンコードするためのキャラクタセットが正しく選択されません。このため、US-ASCII
以外の文字では、SMTP 経由で送信された送信エラーレポートの件名が読めなくなってしまいます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
メールファイルの変換で -s オプションを使用する際の問題
メールファイル変換ユーティリティを使用するとき、 -s オプションを使用してメールファイルの変換の際にフォ
ルダのアップグレードを防ぐことができます。ただし、R4.6 から R5 にアップグレードする場合、このオプショ
ンは [受信ボックス] フォルダのアップグレードも妨げてしまいます。その結果、データベースを開くと次のエラ
ーメッセージが表示されます。
Illegal circular USE: Object Variables
この問題を回避するには、変換済みのメールファイルの設計を編集します。設計のプロパティで [更新時に再設計
/設計の置換を禁止する] をオンにし、変換ユーティリティに -s オプションを付けて再実行します。
メモ:システム管理者からエンドユーザーに送信するメール通知によるアップグレードでは -s オプションは使用
しません。
TAN44ZDVW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
R4.x でカプセル化されたメールが R5 クライアントで読めません
R4.6x クライアントでカプセル化されたメールが SMTP 経由でインターネットから R5 サーバーに転送された場
合、ユーザー文書の [受信メールの形式:] フィールドを [MIME 優先] か [優先なし] に設定しているユーザーに対
しては、そのメールが正しく変換されません。R5 クライアントで表示できない ENCAP2.OND 添付ファイルに
ついてのメッセージが表示されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
デフォルトで返信を暗号化します
受信者のユーザー文書で、受信時にすべてのメールを暗号化するように指定してあると、そのユーザーがメール
の返信を出す場合、デフォルトで返信メールも暗号化されます。必要であればすべての返信を暗号化できます。
また、[送信オプション] ダイアログボックスで個々のメールに対して暗号化を無効にすることもできます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
R4.6 ユーザーからのメールに返答するときのエラー
同じノーツドメインの別のユーザーに対するメールに返答したときに、「該当するエントリがありません」とい
うエラーが発生した場合、[宛先:] フィールドに「完全な」アドレスを入れることでこの問題は回避できます。
たとえば、Jane Doe/East/Acme に返答する場合、アドレスに「@ドメイン」を追加します。ここでの「ドメイ
ン」はノーツメールドメインの名前です。たとえば、Jane Doe/East/Acme@Acme となります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
[コピー不可] オプションを指定すると、印刷、転送、履歴付き返
信を実行できません
ノーツのメールユーザーは配信オプション [コピー不可] を使って他のユーザーと共有できない文書を送信できま
す。受信者が印刷、転送または電子メールに履歴付きで返信しようとすると、「コマンドを実行できません」と
いうエラーが表示されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
R4.x クライアントは UNIX から提供されたインラインイメージを
使えません
MIME 形式のメッセージに R4.x クライアントからアクセスする、または R4.x サーバーに複製する場合、R5 サ
ーバーは、動作中、そのメッセージを CD レコードに変換します。MIME 形式のメッセージにインラインイメー
ジが含まれている場合、イメージの変換は失敗する可能性があり、その結果、イメージは R4.x クライアントから
アクセスできない添付ファイルに変換されます。R4.x クライアントでメッセージを表示すると添付ファイルのア
イコンは表示されますが、その添付ファイルを表示、起動、または保存しようとするとエラー「文書が無効また
はありません」が発生します。
元の MIME 形式のメッセージにはまだイメージが含まれているので、R5 クライアントや Web ブラウザでは正常
にアクセスできます。
この問題は、R5 サーバーが UNIX サーバーである場合に、常に起こります。NT サーバーでは、この問題はほと
んど起こりません。問題はインラインイメージだけに影響し、イメージ添付ファイルには影響がありません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
メール送信を使用する UNIX 上の SMTP
UNIX プラットフォーム上で SMTP をロードする場合は、必ず、ポート (25) を使用する別のメールシステムを無
効にします。例えば、Send Mail をアクティブにして、ドミノ サーバーを起動した場合、SMTP を有効にしよう
とすると、サーバーが使用できなくなります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
メールファイル移動プロセス中の設計要素の複製
管理者プロセスで、メールファイルの移動中に、新規メールサーバー上にメールファイルのレプリカを作成する
場合、古いメールサーバー上のメールファイル内にあるすべての個人設計要素は、新規メールサーバに複製され
ます。個人設計要素には、フォルダ、ビュー、およびエージェントがあります。
メールファイルのレプリカが新規メールサーバーにすでに存在している場合、古いメールサーバーのメールファ
イルにおける個人設計要素は新規メールサーバーに複製されません。
レプリカを新規メールサーバー上に作成した後に、個人設計要素を古いメールサーバー上のメールサーバーに追
加した場合、新規個人設計要素は新規メールサーバーに複製されません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ヘルプに示されている特定のメール機能が確認できない理由
ノーツ R5 クライアントを実行中に、アクションバーの [ツール] ボタンなどの、特定のメール機
能が確認できないのは、ドミノのシステム管理者が、ユーザーのドミノ サーバーを R5 に更新して
いないことが原因である可能性があります。R5 ドミノ サーバーがサポートされていない場合、こ
の機能を含むノーツ R5 メールテンプレートは使用できません。[ツール] ボタンを使うと、メール
のプリファレンスを変更したり、不在通知を指定したり、署名を挿入したり、その他の R5 新機能
を使用できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
Netscape 4.6 で Web メールが機能しない理由
Netscape 4.6 で LiveConnect の実行する際、ドミノ Java アプレットに影響を与えるバグが公表
されました。Netscape 4.6 では、セキュリティの例外が生成され、その結果、ブラウザがハングア
ップしてしまうため、Web メールに Netscape 4.6 を使用することは、お勧めできません。
YUMA48QLMM
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
日本語メッセージ中のマーカー文字は正しく変換されません
Microsoft Exchange 用のドミノ マイグレーションツールは、日本語キャラクタセット(コードページ 932)を
使った環境から移行したメッセージに含まれるマーカー文字(・)を正しく変換しません。
SYOA426AUL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Mail
ドミノ管理クライアント
Microsoft Mail マイグレーションツールは Windows NT 上でのみ稼
動します
ドミノ管理クライアント内の Microsoft Mail マイグレーションツールは Windows NT 上でのみ機能しま
す。Windows 95 および Windows 98 には競合する DLL (ダイナミックリンクライブラリ) があるため、これらの
プラットフォーム上では移行ツールを使用できません。
ただし Microsoft Mail マイグレーションツールを使用して、Microsoft Mail ポストオフィスから、Windows
NT、AIX、Solaris、OS/390、および AS/400 を含む任意のドミノプラットフォームにユーザーを移行すること
はできるということに注意してください。Windows NT のみという制限は、移行ツールが実行できる場所だけに
適用されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
せん
移行した cc:Mail メッセージには既読/未読のマークが保存されま
cc:Mail マイグレーションツールを使用して移行されたメッセージには、既読/未読マークが保存されないことが
あります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
パスワードがないと cc:Mail ユーザーの登録/移行ができません
cc:Mail ユーザーがメールボックスを移行するためには、メールボックス上にパスワードが必要です。パスワード
が存在しない場合は、移行によってノーツユーザー文書とメールファイルは作成されますが、ユーザーのメール
の変換は失敗します。
DB6 ポストオフィスにメールボックスを持つユーザーに対しては、移行中にランダムパスワードを生成するオプ
ションを使用して、現在 cc:Mail パスワードを持たないユーザーを正常に移行できます。DB8 ポストオフィスに
メールボックスを持つユーザーに対しては、ランダムパスワードオプションを使用してパスワードを割り当てて
も、メールの変換は成功しません。
DB8 ポストオフィスからメールメッセージを移行する前に、ポストオフィスユーザーが有効な cc:Mail パスワー
ドを持っていることを確認してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
cc:Mail の移行中の初期化失敗
cc:Mail ポストオフィスを開いて移行するときに、次のエラーメッセージが表示される場合があります。
Initialization of cc:Mail Migration engine failed
このエラーが表示された場合は、次のことを行ってください。
1. ポストオフィス名、パス、ポストオフィスのパスワードが正しいかを確認してから、再度ポストオフィスへ
の接続を試してください。
ポストオフィスに関する正しい情報を入力しても同じエラーが表示される場合は、CCVER.TB ファイルが
破損している可能性があります。
2. 既存の CCVER.TB ファイルを別の場所にコピーします。ポストオフィスディレクトリにあるファイルを削
除します。
3. バックアップから完全な CCVER.TB ファイルのコピーを入手して、cc:Mail ポストオフィスディレクトリ
にそのファイルをコピーし、移行を再開します。
CN0F07
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ノーツ クライアント
R8 クライアントとの動作が保証されていない cc:Mail アップグレ
ードウィザード
cc:Mail アップグレードウィザード(エンドユーザーの移行ツール)は、cc:Mail R2.x または R6.x クライアント
と動作する設計になっています。また、ユーザーの個人アドレスやアーカイブファイルのロケーションのような
特定の情報を、クライアントマシン上の .INI ファイルから読み込むために設計されていました。
cc:Mail の以前のバージョンとは異なり、R8 クライアントではこれらの情報を .INI ファイルに保存していませ
ん。このため、R8 から移行するユーザーがアップグレードウィザードを実行する時に、個人アドレスを移行でき
ません。移行するアーカイブ(.CCA ファイル) のロケーションを参照して選択する必要があります。この問題は、
将来のリリースで修正するかを検討しています。なお、R8 ユーザーはアップグレードウィザードを使って、個人
のメーリングリストを移行することはできます。
KMER3Z2M86
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
cc:Mail 移行ツールのメールのみの変換での不正確なエラー
不正確なエラーは、次の状況で発生します。
1. cc:Mail 移行ツールを使ってユーザーを cc:Mail から ノーツへ移行します。
2. 移行したユーザーの ID ファイルを使って、移行したメールファイルを開きます。
3. ノーツのメールファイル用のアクセス制御リストにノーツのシステム管理者の名前をマネージャのアクセス
権で登録します。
4. ノーツ システム管理者として、[Mail Only] オプションを指定してユーザーの cc:Mail メールボックスを再度
移行します(ユーザーの再登録はしない)。移行が正常に終了します。
5. 下記のログは、Six Pwd というユーザーの移行セッションが正常に終了した場合のノーツログのサンプル文
書です。不正確なメッセージは太字で示していますが、これはエラーではありませんので無視してくださ
い。
たとえば、Six Pwd というユーザーがいます。エラーは太字で示されています。
03/15/99 10:03:43 AM Registration completed. Now converting mail file for Six Pwd...
03/15/99 10:03:44 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11009 Processing messages for user
"Pwd, Six" on post office "6"...
03/15/99 10:03:45 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11019 Processing messages in
Drafts...
03/15/99 10:03:45 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11020 Processing messages in
Message Log...
03/15/99 10:03:46 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11018 Processing messages in
Inbox...
03/15/99 10:03:57 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11010 Processing messages in folder
"three"...
03/15/99 10:04:00 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11010 Processing messages in folder
"two"...
03/15/99 10:04:03 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11024 Processing private mailing
lists...
03/15/99 10:04:26 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11043 Completed processing messages
for user "Pwd, Six" on post office "6"; "23" messages(s) in total, "23" messages(s)
successfully migrated, "0" messages(s) unsuccessfully migrated
03/15/99 10:04:26 AM cc:Notes/DOMINO Admin Server: I:11030 Processing alias entries...
03/15/99 10:04:26 AM The name is not in the list.
03/15/99 10:04:26 AM Six Pwd registered successfully
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
cc:Mail R6.3 ユーザーの再移行時に2つ目のメールファイルが作
成されます
cc:Mail R6.3 ユーザーのメールボックスを再移行するときは、次に示すシナリオのように、間違ってユーザーに
2つ目のメールファイルが作成されてしまうことがあります。
1. cc:Mail 移行ツールを使ってユーザーを cc:Mail から cc:Mail R6.3 へ移行します。
2. 移行が正常に終了したら、¥CCDATA¥NOTES.USR を開き、メールと ID ファイルのリストを確認します。
3. システム管理者として、ユーザーの cc:Mail メールボックスを再度移行します。既存のメールファイルへの
アクセス権を持っていない場合は、新規メールファイルを作成するように指示されます。
4. 一意のファイル名を指定すると、ディレクトリのユーザー文書を更新するように指示されます。これで、ユ
ーザーは2番目のメールファイルへ正常に移行されました。
5. ユーザーのユーザー文書を調べ、期待どおりに2つ目のメールファイルを参照していることを確認しま
す。NOTES.USR ファイルを調べて、元のメールファイルを引き続き参照していることを確認してくださ
い。ノーツメールが配送されるファイルと、ユーザーのログファイルは異なります。
この問題を回避するには、cc:Mail R6.3 ユーザーに2つ目のメールファイルを作成しないでください。ユーザー
の cc:Mail のメールボックスを再移行する必要がある場合は、移行の間に、移行対象のノーツメールファイルの
アクセス制御リスト (ACL) に、移行を行う管理者を登録してください。後でメールファイルを結合することがで
きます。この設定は、移行オプションの [Add administrator to mail file access control list] を使用します。
JSWR462VUQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
LDIF
ドミノ管理クライアント
LDIF 移行ツールでサポートされるスキーマ
LDIF 移行ツールの現在のバージョンでは、サポートされるスキーマの範囲が限定されています。次のスキーマに
対する属性の呼び出しがサポートされます。
LDAP
l
X.500
l
Internet White pages
ドミノディレクトリから LDIF ファイルにユーザーを書き出し、次に LDIF 移行ツールを使ってファイルを呼び出
すと、サポートされるスキーマに適合しないノーツの属性は呼び出されません。
l
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
cc:Mail とオーガナイザーから非 ASCII データを移行できません
cc:Mail マイグレーションツールは、シングルバイトの非 ASCII キャラクタ、ダブルバイトキャラクタセット、
またはアラビア語やヘブライ語のように右から左へ読む双方向言語を使用した言語の、cc:Mail やオーガナイザー
のデータ移行はサポートしていません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
本文のないメッセージに関するエラーは無視されます
ドミノマイグレーションツールと、Microsoft Exchange のエンドユーザーのアップグレードウィザードに対し
て、ノーツログに間違ってエラーが記載されることがあります。このエラー表記は件名はあるが、本文のないメ
ッセージを移行するときに起こります。これらのログエントリは無視してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
LDIF
ドミノ管理クライアント
LDIF ツールはすべての属性を呼び出すわけではありません
LDIF 用のドミノマイグレーションツールは、LDIF ファイルのエントリから次の属性を呼び出しません。
l
MailSystem
l
AltFullnameLanguage
MailSystem
ノーツ属性 MailSystem の値は、ユーザーの実際のメール設定を反映するためのものです。マイグレーションの
前に、電子メールの交換に使用されるシステムに基づいて、管理者がこの属性に値を指定します。この属性の呼
び出し値は、管理者が設定する設定と矛盾することがあるので、マイグレーションツールは MailSystem の値を
呼び出しません。
AltFullnameLanguage
ノーツ属性 AltFullnameLanguage の値は、ユーザーのノーツ名の代替言語版を格納するために使用可能な言語を
指定します。たとえば、この属性の値として French を設定すると、Steven というユーザーに対して Etienne
などのフランス語の別名を提供できます。使用可能な代替言語は、ユーザーの登録に使用される認証者 ID に依存
します。ユーザー別名は、認証者 ID によってサポートされている言語でのみ指定できます。
マイグレーションを実行する前に、LDIF マイグレーションツールは使用される認証者 ID が
AltFullnameLanguage で指定された言語をサポートするかどうかを判断できません。このため、マイグレーショ
ンツールは AltFullnameLanguage の値を呼び出しません。
AltFullname
移行ツールは、LDIF ファイルのユーザーエントリから属性 AltFullname を呼び出しますが、ノーツはマイグレー
ションされたユーザーに対して管理者が適切な代替言語 (AltFullnameLanguage) を設定した場合にだけこの属性
を使用します。登録に使用される認証者 ID が指定された代替言語をサポートしない場合、ノーツは AltFullname
属性の値を無視します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
LDIF
ドミノ管理クライアント
識別名を基にした LDAP 検索に失敗する原因
LDIF ファイルからユーザーを移行する場合、[ノーツのユーザー文書に指定したフルネームで登録する] オプショ
ンを選択していると、ユーザーの LDAP 識別名(DN)はノーツのユーザー文書の2次ユーザー名として追加さ
れます。1次ユーザー名は、名字と名前に認証者 ID から取り出された組織情報を加えたものになります。ユーザ
ーをディレクトリエントリとしてのみ移行し、ノーツ ユーザーとして登録しない場合でも、この規則が適用され
ます。
たとえば、Acme 社の認証者 ID(/Acme Corp)を使用して次の LDIF ファイルを呼び出したと仮定します。
dn: cn=Bruce Bitter, ou=Product Development, o=Acme, c=US
objectclass: top
objectclass: person
objectclass: organizationalPerson
objectclass: inetOrgPerson
ou: Product Development
cn: Bruce Bitter
cn: BBitter
cn: BBitter Alias
sn: Bitter
givenname: Bruce
l: Boston
uid: bbitter
mail: [email protected]
移行が完了すると、ユーザーを登録したかどうかに関わりなく、ユーザー文書の [ユーザー名:] フィールドには次
の名前が設定されています。
Bruce Bitter/Acme Corp
Bruce Bitter
Bruce Bitter/Product Development/Acme/US
Bbitter
Bbitter Alias
1次名には、LDIF ファイルの属性ではなく、認証者 ID から取り出された組織情報(/Acme Corp)が使用され
ていることに注意してください。
ドミノディレクトリの LDAP 検索ではユーザー文書の1次ユーザー名のみが調べられます。このため、呼び出し
た識別名に含まれる組織階層(/Product Development/Acme/US)に検索ベースを限定して検索を行っても、
ドミノディレクトリにはその階層名が含まれていないので目的のユーザーは見つかりません。ドミノディレクト
リでこのようなユーザーを正しく検索するには、検索ベースに「o=Acme Corp」を指定します。
ldapsearch -l 300 -L -h server -b "o=Acme Corp" "(cn=Bruce Bitter*)"
正しい検索ベースが分からない場合は、検索ベースの指定を省略します。検索ベースを省略すると、有効な階層
すべてに含まれるユーザーが検索対象になります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
LDIF
ドミノ管理クライアント
LDIF 移行ツールで [countryname] と [c] の属性がインポートさ
れるようになりました
R5 では、LDIF 移行ツールは、[countryname] と [c] の LDAP 属性がインポートされませんでした。
R5.0.1 では、これらの属性は正しくインポートされるようになりました。対応を次に示します。
l
l
l
LDIF の c 属性は、ノーツの OfficeCountry 属性にマップされます。
LDIF の countryname 属性は、ノーツの OfficeCountry 属性にマップされます。
LDIF の HomeCountry 属性は、ノーツの Country 属性にマップされます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
Microsoft Exchange 移行ツールの [有効なユーザー/グループ] リ
ストに表示される項目
l
移行する Exchange Server に接続すると、移行できるユーザーの名前が [有効なユーザー/グループ:] リス
トに表示されます。このリストに表示される名前は、Exchange ディレクトリの [姓:] と [名:] のフィールド
の名前ではなく、[表示名:] フィールドの名前です。Exchange の表示名は移行ツールにより解析されて、ユ
ーザー文書の [姓:] と [名:] のフィールドに設定されます。
l
[有効なユーザー/グループ:] リストには [Microsoft Schedule+ Free/Busy Connector] というオブジェクト
が表示されます。この項目はユーザーではないので移行対象にしないでください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
Microsoft Exchange からカスタム受信者を移行できない
Microsoft Exchange ディレクトリのカスタム受信者リストは移行できません。[有効なユーザー/グループ:] リス
トには、カスタム受信者の名前は表示されません。また、Microsoft Exchange のグループ(配布リスト)を移行
する場合も、グループのメンバーに含まれるカスタム受信者は移行されず、ノーツのグループメンバーとして登
録されません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
名前に非 ASCII 文字を含む個人フォルダを移行できません
Microsoft Exchange のアップグレードウィザードでは、名前に次の非 ASCII 文字を含む個人フォルダのデータ
を移行できません。
l
中央ヨーロッパ言語(1250)
l
キリル文字言語(1251)
l
ギリシャ語(1253)
l
トルコ語(1254)
l
バルト海沿岸諸国語(1257)
AMCY464N3X
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
西ヨーロッパ言語コードページの文字を正しく変換できません
Microsoft Exchange の移行ツールでメールを変換する場合、西ヨーロッパ言語コードページ(1252)の次の文
字を正しく変換できません。
AMCY435GU7
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
[削除済みアイテム] フォルダを移行できません
Microsoft Exchange のアップグレードウィザードでは、ユーザーの個人フォルダの [削除済みアイテム] フォル
ダに含まれるアイテムを移行できません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
日本語のメールのフォントを正しく割り当てられません
Microsoft Exchange の移行ツールで日本語キャラクタセット(コードページ 932)を使用する環境でメールを変
換する場合、メールに含まれるフォント設定が、次に示すように正しく割り当てられません。
Exchange
ノーツ
MSP ゴシック
MS ゴシック
MSP 明朝
MS ゴシック
MS ゴシック
MSP 明朝
MS 明朝
MSP ゴシック
SYOA426DQN
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
Microsoft Exchange のメールとフォルダの移行での問題
このリリース情報では、ユーザーの Exchange メールファイルに関して、移行できないメールメッセージとフォ
ルダをリストで示します。
メールメッセージ
ドミノの Microsoft Exchange 移行ツールでは、次のメールアイテムは移行されません。
l
メールの本文で、埋め込みオブジェクトよりも後に位置する添付ファイル。
l
別のメールメッセージに挿入されたメッセージ。
l
メールの BCC フィールドに設定された情報。
l
255 文字を超える CC の受信者リスト。CC フィールドの先頭からの 255 文字だけが移行対象になりま
す。
l
l
l
既読マークと未読マーク。
フォント情報の一部。移行したメールメッセージ中の文字の表示に使用されるフォントが、元の Exchange
メッセージで使用されているフォントと異なる場合があります。
大きなサイズの Outlook の「メモ」アイテム。このようなアイテムを移行しようとすると、ドミノ管理クラ
イアントが動作しなくなります。
受信メッセージ
ドミノの Microsoft Exchange 移行ツールでは、自動的に生成されたメールメッセージに含まれる次の情報は移
行されません。
l
移行以前に既読マークが設定されており、Exchange の [受信トレイ]、[削除済みアイテム]、[個人フォルダ]
に保存されている受信確認通知の本文。
l
配信確認通知の本文。
配信不能メールレポートの本文。
Outlook/Exchange ユーザーが受信した未読メールの確認通知。
l
l
たとえば、Outlook/Exchange ユーザーAが Outlook/Exchange ユーザーBに受信確認の通知を設定した
メールを送信し、移行までそのメールが未読のままになっている場合、ユーザーAとBを移行した後で、ユ
ーザーBがノーツでそのメールを開いても、ユーザーAに受信確認メールは送信されません。
フォルダ
ドミノの Microsoft Exchange 移行ツールでは、次のフォルダアイテムは移行されません。
l
[送信トレイ]、[送信済みアイテム]、[下書き] フォルダのサブフォルダ。これらのフォルダ内にあるメール
は、メールファイルの [すべての文書] ビューに移行されます。
l
l
名前に「¥」や「|」という文字を含むフォルダ。これらのフォルダの名前は移行時に変更されます。
ユーザーの [受信トレイ] と [削除済みアイテム] フォルダから移行されるサブフォルダのフォルダ階層。こ
れらのフォルダから移行されるサブフォルダは、次のような名前のフォルダ内に配置されます。
ExchangedInboxSubfolders
ExchangedDeletedItemsSubfolders
たとえば、ユーザーの [受信トレイ] にある [CurrentProjects] というサブフォルダを移行した場合、ノー
ツのメールファイルでは、このフォルダは同じ名前で [ExchangedInboxSubfolders] という名前のフォルダ
内に配置されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
大量のダブルバイト文字 (DBCS) を含む Microsoft ユーザーの属
性を呼び出せないことがあります
Microsoft Exchange 移行ツールでは、ノーツのユーザー文書に含まれるユーザー属性に対応する、ユーザー属性
のみが移行対象になります。ただし、ダブルバイト文字 (DBCS) のコードページを使用する環境では、次のノー
ツ属性に対応する Exchange 属性に大量のデータが設定されている場合、そのデータを移行できないことがあり
ます。
MiddleInitial
OfficePhoneNumber
l
OfficeFAXPhoneNumber
l
CellPhoneNumber
l
PhoneNumber_6
l
Assistant
l
StreetAddress
l
City
l
State
l
Zip
l
Country
l
PhoneNumber
l
Comment
このような問題は、ノーツフィールドに割り当てられる Exchange フィールドに大量のデータが設定されている
場合にのみ発生します。データの量が少なければ、フィールドは正しく割り当てられ、移行は正常に終了しま
す。
l
l
SYOA42KDXL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
Exchange 配布リストの [所有者:] フィールドが移行されません
Exchange の配布リストをノーツグループに移行する場合、Exchange のリストに含まれる [所有者:] フィールド
は、移行後のノーツグループの [所有者:] フィールドに移行されません。必要に応じてグループ文書を編集し、所
有者を指定してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
Microsoft Exchange
ドミノ管理クライアント
Microsoft Exchange アップグレードウィザードの進行状況表示が
正確ではありません
ユーザーの個人メールデータを移行する場合、Microsoft Exchange のアップグレードウィザードに表示される進
行状況は、移行されたデータ数を正確に表しているわけではありません。
Microsoft Exchange のアップグレードウィザードでは、Outlook 連絡先データと個人アドレス帳(PAB)の2つ
からユーザーの個人アドレスを移行します。アップグレードウィザードでは、Exchange Server に保存されてい
る Outlook 連絡先データを、ドミノの移行ツールが生成したメールの添付ファイルから取り出して変換し、新た
に作成されたノーツのメールファイルに保存します。Outlook 連絡先データは個人フォルダにも保存されていま
す。
アップグレードウィザードで [自動実行] を選択した場合や、[選択して実行] を選択して個人アドレス帳の移行を
指定した場合には、アップグレードウィザードの進行状況表示は、ノーツに移行された有効な情報の数を表しま
す。このリリースでの進行状況表示は、Exchange Server に保存された Outlook 連絡先データから変換された情
報の数のみを表しています。したがって、個人アドレス帳に記録されている Outlook 連絡先データの数は反映さ
れません。
個人フォルダの情報を移行する場合の進行状況表示も、正確ではありません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
タイ文字で書かれたメッセージは正しく表示されません
cc:Mail DB6 または DB8 フォーマットから移行されたタイ文字で書かれたメッセージは正しく表示されません。
これは将来のリリースで修正される予定です。
BCHL42ZDZ6
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
空の cc:Mail フォルダは、移行中作成されません
cc:Mail メールボックスの移行時は、移行中のメールボックス内のフォルダにメッセージが1つも含まれていない
場合、移行ツールは、移行先メールデータベース内に同じノーツフォルダを作成しません。移行ツールは、メッ
セージが含まれるフォルダのみを作成および移植します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
cc:Mail から空の二次レベルのサブフォルダを移行中にドミノ管理
クライアントは異常終了します
空の二次レベルのサブフォルダ (Folder¥subfolder1¥subfolder2 など) が格納されている cc:Mail メールボックス
の移行時に、ドミノ管理クライアントは異常終了します。サブフォルダに、1つ以上のアイテムが格納されてい
ると、移行は問題なく進行します。ユーザーを移行する前に、メールボックスから空のサブフォルダを削除する
よう、ユーザーに指示します。
CNIN46AGFS
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
cc:Mail
ドミノ管理クライアント
空の cc:Mail 掲示板は移行されません
cc:Mail ポストオフィスの移行時に、[Convert bulletin boards to Notes discussion database] オプションを選択
すると、1つ以上のメッセージを含む掲示板だけが移行されます。空の cc:Mail 掲示板は、移行されません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
[保存して閉じる] ボタンで保存されますが文書が閉じません
ドミノ管理クライアントを次の状況で使用する場合は、文書が閉じませんのでご注意ください。
1. サーバーを選択します。
2. [設定] タブをクリックします。
3. [サーバー] ペインで、[サーバー] をクリックし、[現在のサーバー文書] をクリックします。
4. [サーバーの編集] をクリックして、変更を加えます。
5. [保存して閉じる] をクリックします。
変更内容は保存されますが、文書は編集モードで開いたままとなります。
BDME42HMXP
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
R4 から R5 へのパーティションサーバーのアップグレードが認証
されるようになりました
R5.0 では、Windows NT プラットフォーム上のパーティションサーバーのアップグレードインストー
ル(R4.5x、R4.6.x から R5へ)はサポートされていませんでした。
R5.0.1 では、Windows NT と 現在の UNIX プラットフォーム上のパーティションサーバーのアップグレー
ド(R4.5x、R4.6.x から R5へ)が、サポートおよび認証されています。
MPEY465SP5
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ブックマーク
R5 のブックマークについて知っておくべきこと
R5 で注意しなければならないのは、ブックマークとワークスペースの間では同期が取られていないということ
です。また、ブックマークエントリを削除しても、対応するデータベースがワークスペースから削除されないた
め、ノーツの再起動時にブックマークが再表示されてしまいます。
さらに、複数のレプリカを表すブックマークを削除すると、そのレプリカに対するすべての参照が削除されま
す。単一のレプリカを削除したい場合は、ブックマーク上で右クリックし、[レプリカを開く]、[管理リスト] の
順に選択します。
ブックマークを使用して新しいレプリカを作成した後、複製を強制的に実行する場合は、[複製] ダイアログボッ
クスで、[バックグラウンドレプリケータで複製する] オプションを使用するか、ワークスペース上で新しいレプ
リカスタブを使用するか、またはレプリケータページに移動してそこから複製を実行する必要があります。
注: [複製] ダイアログで [オプションの複製] を使用した場合、ブックマークを使用して新しいレプリカを作成し
た後、複製を強制的に実行しようとするとエラーが発生します。
他の問題:
ブックマークリスト内のデータベースを再編成する場合、ページを超えてスクロールすることはできませ
ん。
l
l
データベースを右クリックすると表示されるメニューから、[作成] - [返答] を選択すると、「文書が選択さ
れていません」というエラーが発生します。
l
4.x からアップグレードした後、4.x の任意のデータベースを開くと、アイコンは表示されますがブックマー
クリストには名前がありません。データベースをもう一度ブックマークリストに追加してこれを修正できま
す。
l
デフォルトの bookmark.nsf 以外のブックマークファイルを使用する場合(ロケーション文書で指定してロ
ケーションごとに使うブックマークを切り替えるときなど)は、クライアントを再起動してそのブックマー
クファイルが使用されるようにする必要があります。
l
ブックマークバーに、画面に表示できる数よりも多くのアイコンがある場合は、現在表示されていないアイ
コンにスクロールできます。ブックマークバーをスクロールするには、最初にブックマークバーをフォーカ
スする必要があります。ブックマークバーをフォーカスするには、ブックマークバーの一部またはブックマ
ークバー上のアイコンをマウスの右ボタンでクリックし、[Esc] を押してポップアップメニューを閉じま
す。これで、上矢印と下矢印を使用してブックマークバーをスクロールできるようになります。
l
ブックマークバーのキーボードナビゲーションを有効にすることによって、アクセシビリティ機能「拡張ア
クセラレータを表示」を拡張できます。NOTES.INI に AllowBookmarkFocus=1 という行を追加し、ノーツ
を再起動します。[Alt] + [B] を押してから、上矢印、下矢印、[Home]、[End]、[PageUp]、および
[PageDown] キーを使用して、ブックマークバーをナビゲートできます。ブックマークバーのアイコンを選
択するには [Enter] を使用し、終了するには [Esc] を使用します。
注意 この機能は、[ユーザープリファレンス] で「拡張アクセラレータを表示を有効にする」が有効になっ
ているときにだけ使用できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Stats タスクがシャットダウンすることがある
Stats タスクは、新規サーバーの初回の実行時に [メール受信] データベースを作成した後、すぐにシャットダウ
ンすることがあります。このとき表示されるメッセージは、「Stats Agent Shutdown」です。これは、Windows
NT で新規ドメインの最初のサーバーを初めて実行したときや、新規追加サーバーを初めて実行したときに発生す
ることがあります。このエラーが起きたときは、単にタスク (load stats) を再起動してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
印刷プリビューの問題
l
印刷プリビューではビットマップの色によってデータが不鮮明になりますが、実際の印刷では問題ありませ
ん。
l
[カレンダーの印刷プリビュー] では、拡大表示する前にカレンダーの上部に不要なテキストと番号が表示さ
れます。印刷中および拡大表示中は、これらのテキストと数字が表示されず読みやすくなります。
CLIR3TRRD4, SSCZ463QCL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
作成
Windows デスクトップでのノーツ データベースショートカットの
ほとんどのノーツデータベースでは、ノーツで開いているデータベースの [ビュー] タブから Windows のデスク
トップにドラッグ アンド ドロップすることによって、ノーツ データベースへの Windows ショートカットを作成
できます。ただし制限により、すべてのノーツデータベースでこの機能を利用できるわけではありません。
この問題を回避するには、[編集] - [リンクのコピー] - [データベースリンク] を選択して Windows のデスクトッ
プに切り替え、右クリックして [ショートカットの貼り付け] を選択します。または、ブックマークから Windows
のデスクトップにデータベースをドラッグ アンド ドロップすることもできます。
MCAL42JQ4Q
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ブラウザで、表内のリッチテキストフィールドの内容が消えること
があります
ブラウザでは、「1行のみ表示」が有効な表で表の別の列に切り替えると、セル内のリッチテキストフィールド
の内容が失われます。他のすべてのフィールドタイプでは残したい内容がそのまま保持されます。この問題を回
避するには、リッチテキストフィールドの内容の追加を、保存前の最後の処理として行います。
MJAS44QSJ9
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
日付/時間 フィールド更新時の遅延
エンドユーザーには、固有のスケジュールの日付/時間フィールドを更新するには F9 を二度押す必要があるよう
に見えるかもしれません。カレンダーおよびスケジュールの制御機能には、テキストを時間または日付の値に変
換する前に、若干の遅延が組み込まれています。その遅延の間に F9 を押すと、フィールドの更新に混乱が生じ
ます。これには将来のリリースで対応する予定です。
BKAN44SPX9
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
認証者 ID には少なくとも 8 文字以上のパスワードが必要です
セットアップ処理の間に認証者 ID を作成する場合には、少なくとも8文字以上のパスワードを指定する必要があ
ります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
フランスフラン通貨記号
Windows 95 に、フランスフランに設定された通貨記号がある場合、ノーツクライアントによって通貨フォーマ
ットフィールドに読み込まれる記号は F になり、FF という正しい記号になりません。これは Windows 95 の問
題です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
データベースに複数フィールドを許可
R5 形式のデータベース (On Disk Structure または ODS) は、[データベースのプロパティ] ボックスの [オプシ
ョン] タブで [データベースに複数フィールドを許可] オプションを有効にすることによって、最大 64,000 のフ
ィールドを持つことができます。R4 形式のデータベースと、このオプションを有効にしていない R5 データベー
スは、最大 3000 のフィールドを持つことができます (連結したフィールド名の合計長は、64KB 未満です)。
[データベースに複数フィールドを許可] を有効にすると、データベースにより多くのフィールドを作成できます
が、全文索引、フォーム別検索、ドミノ デザイナーの [設計] ペインでのフィールドリストの反映などの一部の機
能は使用できなくなります。また、[データベースに複数フィールドを許可] を有効にしたデータベースと R4 サ
ーバー上のそのデータベースのレプリカの間で、複製が失敗します。このオプションを有効にしているデータベ
ースの新しいレプリカを、R4 サーバーに作成することはできません。
ロータスでは、R5 サーバーと R4 サーバーの両方にレプリカを持つデータベースに対しては、[データベースに
複数フィールドを許可] オプションを有効にしないことを推奨します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
AIX サーバーと Solaris SPARC サーバー上ではフォルダを削除で
きません
AIX サーバーと Solaris SPARC サーバー上の空のフォルダは、システム管理クライアントの [ファイル] パネル
の [ツール] - [フォルダ] - [削除] を使用して削除できません。削除プロセスが試行されると、無効なステータス
メッセージがサーバーコンソールに表示されます。
Delete - Successfully processed
フォルダがデータベースとサブフォルダで反映されるときに、このフォルダが空でないことを示す警告メッセー
ジはユーザーに対して表示されず、削除プロセスが試行された後に、同じ無効なステータスメッセージがサーバ
ーコンソールに表示されます。この問題は、将来のリリースで修正されます。
KLME42SSU6
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
[ファイル] タブには、MAIL.BOX の不正なログステータスが表示さ
れます
[ファイル] タブには、MAIL.BOX のトランザクションログのステータスが正しく表示されません。MAIL.BOX の
ログが記録されているときでも、[ファイル] タブの [ログ] 列には「いいえ」が入ります。この問題は、将来のリ
リースで修正されます。
RBAR45EBHM
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
更新中は、[ファイル] タブの [フォルダ] および [データベース
ツール] が表示されません
F9 を押した後や新しいサーバーへ接続した後などの [ファイル] タブの更新中は、[フォルダ] と [データベースツ
ール] が消え、更新が完了するまで再表示されません。この問題は、将来のリリースで修正されます。
KLME45PP7K
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
制限値の設定ツールは文字を受け付けます
[制限値の設定] ダイアログボックスの [データベースサイズの制限値の設定] および [警告するしきい値の設定]
フィールドには、誤って文字の入力が許可されます。これらのフィールドは、数値だけを受け付ける必要があり
ます。この問題は、将来のリリースで修正されます。
KLME45SPY7
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
文書を期限切れにしたときのエラー
一定の条件のもとでは、文書を期限切れにする / しないを実行しようとすると、エラーメッセージ「文書は保
存されていません」が表示されることがあります。ビューを表示しているときにこのエラーが発生した場合
は、新しい文書が表示されているほかのウィンドウをすべて閉じ、文書をもう一度マークしてみてください。そ
のデータベース内の新しい文書を表示している場合は、文書を閉じてもう一度文書をマークしてください。
このエラーは、文書ライブラリ、ディスカッション、チームルーム、および MS オフィスライブラリの各テンプ
レートに影響します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
国際通貨記号
国際通貨記号は、国別オペレーティングシステムではサポートされていません。いくつかの通貨記号は、ほかの
記号に変更されます。マルチリンガル環境で R5 を使用する場合は、国際通貨記号の設定を使用しないでくださ
い。
RSHI45ERHH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
サーバーモニターの問題
l
サーバータスクに、タスクが設定されていないサーバー上のデータベースと同じ名前がある場合 (たとえば、
サーバータスク課金情報にデータベース BILLING.NTF と同じ名前がある場合) は、サーバーモニターがこの
タスクを散発的に実行中としてレポートしたりしなかったりすることがあります。
l
サーバー上のインデクサが大きなデータベースの全文索引を更新するときに、サーバーモニターはインデク
サの応答なしをレポートすることがあります。
l
サーバーモニターは、問題のあるサーバーを画面の一番上に自動的にソートします。現在選択されているサ
ーバーの状態が変化すると、モニターが画面を調整し、このサーバーはサーバーリストの新しい位置に表示
されたままになります。サーバーモニターの画面をリストの一番上に合わせるには、安定しているサーバー
(ソートされたリストの一番下にあります) をクリックしてから、画面を一番上にスクロールします。選択し
たサーバーは表示されないので、モニターは、問題のあるサーバーをリストの一番上に継続的に表示しま
す。
l
サーバーモニターがクラスタレプリケータとクラスタレプリケータだけを実行しているサーバー上のレプリ
ケータの両方を監視するように設定されている場合、サーバーモニターはレプリケータを散発的に実行中と
してレポートしたりしなかったりすることがあります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
OLE の問題
ノーツ クライアントとドミノ デザイナー クライアントで OLE ( オブジェクトのリンクと埋め込み) を使うとき
にわかっている問題のいくつかを下記に記します。
l
ActiveX コントロールはタブのあるテーブルではサポートされません。ActiveX コントロールを持たないタ
ブ間を切り替えるときは、ActiveX コントロールはアクティブのままになります。
l
フォームに ActiveX コントロールが埋め込まれている文書を開く時に、イベントが正しく実行されずに、
「存在しない製品のオブジェクト名です」というエラーが表示されることがあります。
この場合、次の操作を行います。
1. ActiveX コントロールが埋め込まれているフォームを編集します。
2. ActiveX コントロールを選択して、メニューから [アプレット] - [オブジェクトのプロパティ] を選択
します。
3. [アプレットのプロパティ] インフォボックスで [文書の読み込み時にオブジェクトを実行する] オプシ
ョンをチェックします。
4. フォームを保存して閉じます。
l
このように設定すると、文書を開いた時にイベントが正しく実行されるようになります。
埋め込み OLE オブジェクトを非アクティブにすると、ノーツの後ろ向き矢印 に現在リンクしている履歴が
消去されます。新しい履歴が作成されるまでは、後ろ向き矢印を使っても履歴をたどることはできません。
l
新規の OLE オブジェクトにデータを入力して [ESC] キーを押すと、OLE オブジェクトにデータが表示さ
れないことがあります。これは ロータス 1-2-3、ワードプロ、Microsoft Excel、Word Pad などの OLE
オブジェクトが [ESC] キーの押し下げをデータと解釈するためです。
l
ロータス 1-2-3 97 では埋め込んだワークシートの、「オブジェクトをウィンドウに合わせる」プロパティ
の設定がサポートされません。ワークシートオブジェクトを編集モードで開くとオブジェクトのサイズが縮
小されて、列や行の見出しが表示されません。
l
2 つのキーを組み合わせる、ノーツ R5 の新しいキーボードショートカットキーが OLE オブジェクトと競
合する場合があります。R5 では [Alt] + [W] でタスクボタンに、[Alt] + [B] でブックマークにアクセスで
きます。Bitmap 画像に対してキーボードのショートカットキーを使いたい場合は、[Alt] + [B] + [B] と押
します。ロータス 1-2-3 ワークシートに対してキーボードのショートカットキーを使いたい場合は、[Alt]
+ [W] + [W] と押します。
l
Adobe Acrobat 3.01 OLE オブジェクトが埋め込まれた文書を保存すると、ノーツが異常終了することがあ
ります。この問題を回避するには、フォーム上で Notes/FX を無効にします。ドミノ デザイナーでフォー
ムを開き、[設計] - [フォームのプロパティ] - [フィールドの更新不可] を選択します。フォームを保存して
閉じます。
l
Microsoft Music Control オブジェクトは、ドミノではサポートされていません。このオブジェクトをフォ
ームや文書に追加すると、異常終了の原因になることがあります。
JTHN457NLJ, VMAA45GLNN, JTHN44GKZ8, JTHN46YQ2E
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
[F6] キーの後にスペースバーでナビゲータペインで選択します
[F6] キーを使用して操作の中心をナビゲータペインに移動した後では、スペースバーを使ってナビゲータペ
インの項目を選択します。これは、前のリリースからの変更点です。前のリリースでは、カーソルを上下に移動
したりマウスでクリックするだけで項目が選択され、該当するビューまたはフォームが表示されました。
操作の中心がビューペインにすでに置かれているときは、前のリリースと同じ方法でナビゲータペインの項目を
クリックすることで、ビューまたはフォームを選択し、開くことができます。[F6] キーを使って操作の中心をナ
ビゲーションペインに移動した場合にのみ上記のことが適用されます。
VMAA3XYLXH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
メッセージトラッキングの問題
l
メッセージトラッキングは、データを定期的に収集します。メッセージの配信情報を収集する前にメッセー
ジのトラッキングを実行すると、「不明」ステータスが報告されます。メッセージトラッキングのデータ収
集間隔は、デフォルトで 15 分に設定されています。この値は、サーバーのサーバー設定文書で設定できま
す。
l
ドミノ管理クライアントまたは Web 管理クライアントを使い、ユーザー名の別名を使ってメッセージを検
索することはできません。現在、メッセージトラッキングではユーザー名だけがサポートされます。
MQUE449N2R, MQUE45GSF9, BLEE42Q5G7
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
カレンダーを開いたままで午前0時を過ぎると更新されません
カレンダーのビューペインを表示させている Welcome ページを一晩中開いたままにしておくと、更新を実行し
てもカレンダービューを更新できません。
カレンダーを更新するには、ノーツを再起動してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
インターナショナルのスペルチェックのトラブルシューティング
インターナショナル言語のスペルチェック機能が作動しないときは、次の方法で解決できるかどうかを調べま
す。
l
該当する言語辞書がデータディレクトリに存在することを確認します。存在しない場合は、ノーツのインス
トール CD-ROM の ¥APPS¥DICTIONARIES ディレクトリから適切な辞書ファイル (DIC) をコピーしま
す。
l
ユーザープリファレンスのインターナショナル ([ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] - [インターナ
ショナル] を選択する) で、使用しているインターナショナル辞書が正しいかどうかを確認します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ごみ箱アイコンがヘッドライン受信ボックスに表示されません
メールファイルの受信ボックスに削除マークの付いた文書が入っていると、ごみ箱アイコンがヘッドラインの受
信ボックスに表示されません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ホットスポットとリンクの問題
ノーツ クライアントおよびドミノ デザイナーで URL リンクまたはホットスポットを使用または作成するとき
に、発生することがわかっているいくつかの問題があります。
l
URL のホットスポットフレームでは、属性が保存されません。この問題は、URL 文字列のホットスポットに
限って発生します。つまり、ユーザープリファレンス [インターネットの URL (http://......)をホットスポット
にする] を有効にして、文書に挿入された URL のすべての文字列を変換することで作成された URL で問題
が起きます。URL ホットスポットのフレーム属性は、正しく保存されます。
l
[テキストをハイライト] オプションを選択した後にホットスポットのプロパティボックスを開くと、パネル
がブランク表示されます。ホットスポットのプロパティボックスをいったん閉じてから再び開くと、パネル
の色が元に戻ります。
l
式のポップアップに対するマウスの式は、正常に動作しますが、いったん文書を保存して閉じると、編集で
きなくなります。 文書を再び開いたとき、ホットスポットのプロパティボックスで、ポップアップのテキス
トの編集制御が正しく表示されません (無意味な ASCII 文字が入っている)。通常、式のポップアップでは、
ポップアップのテキスト制御はいっさい表示されません。[On Click] イベントを使った式のポップアップは
正常に動作します。
l
ホットスポットビューのリンク (およびデータベース、文書のリンク) は、(ワークスペーススタック上の) 現
在のレプリカのサーバーがダウンしたときでも、別のレプリカへフェイルオーバーしません。別のレプリカ
へフェイルオーバーするかわりに、「サーバーが応答しません」というメッセージが表示されます。
KSOA45JAG8, KSOA45TUBT, GCUN45UN9V, VMAA46DLFY
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
[元に戻す] の機能変更
[元に戻す] は、R5 で機能変更されました。
ノーツの前のリリースでは、[元に戻す] を実行すると、最後の保存コマンド以降に入力したテキストだけが削除
されました。次に例を示します。
1. 文書を開きます。
2. 段落 1 を入力します。
3. 文書を保存します。
4. 段落 2 を入力してから、[編集] - [元に戻す] を選択します。これにより、段落 1 だけが削除され、段落 2
はそのまま残ります。
R5
1.
2.
3.
4.
では、次のように機能します。
文書を開きます。
段落 1 を入力します。
文書を保存します。
段落 2 を入力してから、[編集] - [元に戻す] を選択します。これにより、両方の段落が削除されます。
間違って [編集] - [元に戻す] を選択した場合は、変更を保存せずに文書を閉じると文書が元の状態に戻ります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
[文書のプロパティ] で [ヘッダー情報] タブのキーワードが更新
されません
文書の分類を実行したときに、[文書のプロパティ] の [ヘッダー情報] タブの [キーワード] フィールドが更新さ
れません。このエラーは、ビューから [文書のプロパティ] にアクセスした場合に限って発生します。ビュー内の
別の文書にいったん切り替えてから元の文書に戻ると、[キーワード] フィールドが更新されます。これは将来の
リリースでの修正が予定されています。
JDEY4GTS6H
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ユーザープリファレンスのローカルアドレス帳の変更
ユーザープリファレンスのローカルアドレス帳の設定を変更した場合は、クライアントを再起動するまで、アド
レスの入力補完機能と LDAP クライアントによって変更後の設定が認識されません。
DJOS42DRPU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
ん
イメージマップホットスポットがピクチャ上でハイライトされませ
プログラムペインのオブジェクトタブからイメージマップホットスポットを選択すると、ピクチャ上でそのホッ
トスポットがハイライトされません。この機能を有効にするには、編集するホットスポットをクリックします。
これにより、選択したホットスポットのクリックイベントがフォーカスされます。
LDEY3T7MXL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
表の問題
表の表示を更新するときに下記のようないくつかの問題点があります。
l
一番下の境界線が表示されないことがあります。スクロールすると修正される更新上の問題です。
l
列のサイズを調整したり、列を挿入または削除すると、タブ付きの表で表示上の問題が生じることがありま
す。また、境界線の外側を選択した場合にも問題が生じることがあります。これはスクロールするか
[Enter] キーを押すと修正される更新上の問題です。
l
列幅には当初影がついていますが、編集すると修正されます。
l
境界サイズを変更すると、テキストが右端で適切に折り返されなくなることがあります。この状態が起こっ
たら、文書を保存して再度開くと折り返しが調整されます。
その他の既知の問題
l
タブ付きの表の中にあるセルをマージすると、表示および編集上の問題を生じる可能性があるのでお奨めで
きません。
回避策: タブ付きの表で境界をゼロに設定することによって、セルのマージと同じ効果を生じます。
l
固定幅の表が中央揃えや右揃えに設定され、列幅に値が表示される場合は表が左寄りに配置されます。
回避策: 余白を使って表を置きたい場所に配置します。
l
行や列を挿入したり追加すると、セルの背景イメージは表示されません。
回避策: 背景イメージを含むセルにカーソルを戻して [すべてを選択] を選択します。
l
特別な境界線スタイル (エンボス 1/エンボス 2) が選択されたときは、セルの背景イメージと表の色が内容
として認識されなくなります。セルには読み込みモードで境界線の色が設定されます。
回避策: スペースを入力すると、セルのイメージと表の色が読み込みモードで表示されます。
テキストをインデントしてからアウトデントすると、大きな境界線でテキストが上書きされることがありま
す。
l
回避策: 列幅を調整します。
l
[変化] を選択するときは、セルごとに選択する必要があります。複数のセルでハイライトを選択すると、一
番右側のセルだけに変化が適用されます。
l
繰り返しオプションとして [1回繰り返し] を指定して、特別な方法で表の行を表示する場合は、2 行以上が
必要です。1 行では、読み込みモードで表示されません。
回避策: 1 行だけ表示したい場合は、表示する行の上に行を挿入し、すべての境界線幅をゼロに設定して、
見えない行を効果的に作成します。
ISTO42TMQM, ISTO44HTFW, ISTO3SUQJT, ISTO42XMPJ, ISTO439MH3, ISTO44SQ7U
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
印刷に関する問題
l
l
l
l
l
Hewlett Packard PCL (または互換) で検索ハイライトのついた文書を印刷すると、検索ハイライトの上に黒
いボックスが表示されます。
現在、ノーツではプリンタ名にスペースが含まれるプリンタに印刷できません。
Welcome ページの印刷はテキストを適切に読み込むために横長モードで印刷される必要があります。縦長モ
ードで印刷すると、テキストはページからはみ出ます。
複数ページにわたる OCX (OLE コントロール拡張子) の印刷は、現在最初のページだけを印刷します。
Hewlett Packard PCL (または互換) プリンタでの Unicode フォント (たとえば、Monotype Sans WT
J) でフォーマットされたテキストの印刷に問題がある場合、ダウンロード可能なソフトフォントまたはビ
ットマップとして文字をプリンタに送信するプリンタ設定のオプションを選択してみてください。テキスト
は画面上には表示されますが、正しく印刷できない場合もあります。
l
個人アドレス帳で、2ページにわたるアカウント文書を印刷する場合、印刷出力は2ページ目に誤って表示
されます。これは将来のリリースで修正される予定です。
l
Web ページを正確に印刷するには、ノーツ以外のブラウザを使用します。ノーツでの Internet
Explorer、Netscape Navigator、Microsoft Internet Explorer は正常に動作し、Web ページの情報を正確に
印刷できます。
l
図表の背景の上部は、正確に印刷されません。
ビューの印刷時に、長いタイトル行がある場合はページに収まりません。
l
TBOO457PMU, SKH45UJGJ, PLAE463QDT, KGOD39DL4J, SSCZ43XQSN, SSCZ45TS8W, RMAA46ASW7, SSCZ46ERJ2,
SSCZ475S9L
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
長い会議通知メッセージのランダム文字
ドミノ管理クライアントのサーバーコンソールから 64 バイトを超える文字を含む会議通知メッセージを送信すると、目的のメ
ッセージに加えてランダム文字が表示されます。
KPHG444EYX
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
[Anonymous]/[なし] アクセス権の設定は ISpy エラーを引き起こ
します
ドメインの最初のサーバーを設定するとき、すべてのサーバーデータベースのアクセス制御リストに、アクセス
権が [なし] の [Anonymous] を追加するオプションがあります。 このオプションを選択し、サーバーに runjava
ISpy タスクをロードすると、次のエラーがコンソールに表示されます。
You are not authorized to perform this operation [/homepage.nsf?Open]
このエラーは無視しても構いません。このエラーは問題を起こすものではなく、将来のリリースで修正されま
す。このエラーを表示したくない場合は、HOMEPAGE.NSF を開き、[Anonymous] のアクセスレベルを [なし]
から [読者] に変更します。
MROE45UR8L
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ デザイナー
複数のドミノ デザイナー インスタンスを開いたままデータベース
を削除する
複数のドミノ デザイナー インスタンスを開いているときに、データベースを削除することはできません。デザイ
ナー インスタンスを 1 つだけ開いているときにデータベースを削除してください。複数のデザイナー インスタ
ンスを開いたままデータベースを削除すると、そのデータベースは履歴リストから削除されません。
履歴リストからデータベースを消すには、リストに 5 個以上のデータベースを追加します。デザイナーを終了し
て再起動したとき、フォルダには最近使用した 5 個のデータベースだけが入っています。
LDEY468M3J
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
REPORTS.NSF の結果が空になります
REPORTS.NSF でレポートタスクを実行しても、オリジナルの要求情報だけ表示されて結果が空の場合は、レポ
ートデータベースにプロテクトの問題があります。この現象が起こったら、次のことをチェックします。
1. REPORTS.NSF の ACL で、レポートを実行する ID に少なくとも [編集者] アクセス権があることを確認し
ます。エージェントが実行するアクションにはこのレベルのアクセス権が必要です。
2. デザイナーで $UpdatedBy フィールドの署名を調べます。エージェントの署名者が [編集者] アクセス権を
持っていないとエージェントは機能しません。
3. エージェントの署名者がこのサーバーで制限なしエージェントを実行できることを確認します。これは、ド
ミノ ディレクトリの [セキュリティ] タブで確認できます。
4. エージェントの署名者はサーバーの管理者でなければなりません。管理者でない場合は、エージェントをデ
ザイナーで編集して保存します。これによりエージェントに再署名できます(手順3を参照)。
5. レポートがスケジュールされたエージェントで作成される場合は、サーバーに [管理者] アクセス権がある付
与されていることを確認します。
6. スケジュールされたエージェントでレポートがまったく作成されない場合は、このエージェントが有効にな
っていることを確認します。スケジュールされたエージェントを有効にすると再署名することになるので、
上記の手順3を実行します。
7. データベースに全文索引を作成していないことを確認します。
メモ:レポートが空ということと、メッセージトラッキングストア(¥DATA¥MTDATA にある MtStore)が空か
存在しないことは違います。MtStore が空か存在しない場合は、MtStore の問題としてレポートにメッセージが
表示されます。
上記の手順を実行してもレポートの実行に問題がある場合は、SPR を作成してください。SPR プロセスを手早く
片づけるには、NOTES.INI 変数の DEBUG_REPORTS=1 を設定してレポートエージェントのデバッグを有効に
します。スケジュールされたレポートの出力はサーバーコンソールに表示されます。一回限りのレポートの出力
はクライアントのデバッグウィンドウに表示されます。この出力を SPR に添付してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
[常に上部に表示] の使用時にヘルプウィンドウがフリーズしたよ
うに見えます
次のような状況では、ヘルプデータベースのウィンドウがフリーズしたようになります。
1. ヘルプウィンドウで [表示] - [常に上部に表示] を選択します。
2. [ファイル] - [データベース] - [開く...] などを選択してダイアログボックスを表示しても、ヘルプウィンドウ
の背面に表示されるので、ユーザーからは見えません。
3. この場合、ヘルプウィンドウがユーザーによる操作を受け付けなくなります。これは、ダイアログボックス
が開いている状態では、ヘルプウィンドウでの移動ができないからです。
このような状況になった場合は、[Esc] キーを押して、ヘルプウィンドウの背面にあるダイアログボックスを閉じ
ると、ヘルプウィンドウを操作できるようになります。
SDOE45TJSA
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
インターネットドメインへのメールのトラッキングに失敗した場合
ドミノ管理クライアントを使用して、あるインターネットドメインから別のインターネットドメインに送信され
たメールをトラッキングする場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。
サーバーへのパスが見つかりません: <インターネットドメイン>
同じメールに対してエンドユーザーのメールトラッキングは正常に機能します。
PTAM45CR95
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
Microsoft Office ライブラリでの問題
Microsoft Word、Excel、PowerPoint などを使用して Microsoft 製品の文書を作成し、文書の件名を入力するた
めにプロパティインフォボックスを選択すると、フォーカスの移動で問題が発生します。[OK] をクリックしてプ
ロパティインフォボックスを閉じても、Excel、Word、PowerPoint などが表示されたままになり、メニューは使
用できなくなります。フォーカスとメニューを元に戻すには、いったん別のタスクボタンを選択してから、文書
を入力していた元のタスクボタンを選択し直す必要があります。
JTHN44YSFE
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
Netscape のブックマークフォルダがノーツ クライアントに表示さ
れません
Netscape Navigator か Netscape Communicator がインストールされていることを検出すると、ノーツ クライ
アントのブックマークバーに Netscape のアイコンが表示されます。
Netscape アイコンを表示するには、Netscape のブックマークファイルがインストールされたディレクトリで検
出できなければなりません。通常、このファイルは BOOKMARK.HTM という名前です。Windows 95/98/NT 対
応のほとんどの Netscape 製品では、レジストリを参照することによって、このディレクトリを特定できます。
Netscape Communicator の最新バージョンの一部では、レジストリを使わずにブックマークファイルの場所を
記録する新しい機構が採用されています。現時点では、ノーツはこの機構をサポートしていません。Netscape
Communicator をインストールしてあるのに Netscape アイコンが表示されない場合は、NOTES.INI の
NetscapeUserDirectory 設定を使用して、BOOKMARK.HTM ファイルが保存されている Netscape ユーザーデ
ィレクトリを指定してください。NOTES.INI での設定は次のようにします。
NetscapeUserDirectory=c:¥Program Files¥Netscape¥Users¥Default
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
メッセージレポートに棒グラフが表示されないことがあります
UNIX プラットフォームのサーバーでスケジュールされたレポートを実行すると棒グラフが表示されます。ただ
し、グラフの表示には、X Windows などのウィンドウシステムが必要です。ウィンドウシステムが実行されてい
ないサーバーでレポートを実行するとレポートの棒グラフは表示されません。この場合、次のメッセージがサー
バーコンソールに表示されます。レポートの棒グラフ以外の部分は正常です。
AMgr: Agent ('Daily Report Agent aaDailyReportAgent' in 'Reports.nsf') error message:
java.lang.InternalError: Can't connect to X11 window server using ':0.0' as the value of
the DISPLAY variable.
将来のリリースでは、上記のメッセージはレポート自体に含まれるようになります。
MSKA45UJU4
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント, ドミノ サーバー
UNIX で Latin1 以外の文字が正しく表示されないことがあります
UNIX プラットフォームのリモートコンソール、サーバーコンソール、Web サーバー管理ツールで、ファイル名
に含まれる Latin1 以外のキャラクタセットの文字が正しく表示されない場合があります。ファイル名に各国語の
キャラクタセットの文字を使用すると、このような状況が発生することがあります。ただし、ログファイルには
正しいファイル名が記録されます。
GROS44XJTH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
[サーバー] - [モニタリング] タブで [Page Up]、[Page Down] が
正しく動作しません
[サーバー] - [モニタリング] タブに 10 を超えるサーバーがリストされている場合、[Page Up] キーや [Page
Down] キーを押すと、エージェントのステータスだけがスクロールされ、サーバー名のリストはスクロールされ
ません。この結果、ステータスとサーバー名が画面上で対応していない状態になります。
RBAR45LD4K
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
[サーバー] - [モニタリング] タブの表示速度の低下
[サーバー] - [モニタリング] タブの [タイムライン別] ビューで [列のスケール] スライダを左端の位置に戻さな
いで [ステート別] ビューに切り替えると、[ステート別] ビューの表示に著しく時間がかかる場合があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Web サーバー管理ツール:既知の問題
l
Web サーバー管理ツールに問題がある場合は、データベースが破損している可能性があります。HTTP をシ
ャットダウンし、WEBADMIN.NSF を削除し、HTTP を再起動します。HTTP が起動すると既存の
WEBADMIN.NSF をチェックします。WEBADMIN.NSF が存在しなければテンプレート WEBADMIN.NTF か
ら新規作成します。
l
Web サーバー管理ツールで認証にトラブルが発生した場合は、ユーザー文書の [ユーザー名:] フィールドの
指定されたどれかの別名でログインし、[インターネットパスワード:] に指定したパスワードを使用している
ことを確認します(短縮名は [ユーザー名:] フィールドに追加された場合だけに有効なノーツでの別名で
す)。サーバー文書の [ブラウザからのサーバーの管理:] フィールドと WEBADMIN.NSF の ACL にもアクセ
スするユーザーの名前が追加されていなければなりません。Web サーバー管理ツールの実行ファイルのファ
イル保護文書も正しく設定されていることを確認します(このリリース情報の「ドミノ Web サーバー管理フ
ァイルへのアクセスの制御」を参照)。ドミノ サーバーとシステム管理者のどちらも domino/adm-bin ディ
レクトリに投稿と取得(読み書き)アクセス権が持っていることを確認します。
l
ブラウザの設定によっては、領域の扱い方の違いから、2 つの認証が必要になることがあります。この場
合、リモートコンソールおよび一部のアプレットは、2 番目の認証が行われるまで正常に動作しません。必
要であれば、コンソール情報を選択して2 番目の認証を強制します。
l
ドミノ Web サーバー管理アプリケーション R5 には、管理者がドミノ サーバー上の ASCII テキストファイ
ル(NOTES.INI ファイルなど)を編集できる新機能が取り入れられています。この機能を有効にするには、
WEBADMIN.NSF をノーツ クライアントで開いて [ブラウザからのアクセスに対して制限なしのエージェン
トを署名する] ボタンをクリックします。これには、ACL で管理者のアクセス権が必要です。また、UserID
の階層名をサーバー文書の [制限なし LotusScript/Java エージェントの実行:] フィールドに追加する必要も
あります。
l
ドミノ サーバー ID でパスワードを使用している場合に、ドミノ Web サーバー管理を使用してデータベース
の ACL やロールなどのデータベースセキュリティを変更したい場合は、サーバー ID とノーツアドインのパ
スワードを共有するように設定します。そうしないと、WebAdmin を使ってデータベースの ACL を変更す
るときに、ドミノ サーバーがハングすることがあります。この設定は、ノーツ クライアントで [ファイル] [ツール] - [ユーザー ID...] を選択し、[他のノーツベースのプログラムからパスワードのプロジェクト表示し
ない(ノーツアドインとこのユーザー ID のパスワードを共有する)] チェックボックスをオンにします。
l
デフォルトでは、Web 管理者はノーツデータベースのセキュリティを変更することはできません。これは、
通常、ノーツデータベースの [Web ユーザーによるアクセスの上限] が [編集者] に設定されているためで
す。Web ブラウザからノーツデータベースのセキュリティを変更したい場合は、ノーツ クライアントを使用
してこのパラメータを [管理者] に変更する必要があります。Web ブラウザからノーツ文書を編集したい場合
は、このパラメータを [編集者] 以上に設定する必要があります。
l
Web ブラウザのキャッシュは常に文書をチェックするように設定しておかなければなりません。
インターネット エクスプローラ 4.x のユーザーは HTTP 1.1 を無効にする必要があります。この設定は、
[表示] - [インターネット オプション...] - [詳細設定] タブの下部にあります。
l
l
ロケーション文書の [インターネットブラウザ:] が [Notes with Internet Explorer] か [Microsoft Internet
Explorer] に設定してある場合は、ロケーション文書の [詳細] タブの [キャッシュの更新:] を [毎回] に設定
しなければなりません。この設定は Microsoft インターネット エクスプローラの上記の設定を上書きしま
す。
l
ドミノ Web サーバー管理は、Macintosh 上の Netscape Navigator 3.01 Gold で完全にサポートされていま
す。これ以降のバージョンでは、JavaScript の機能の問題でドロップダウンインターフェースとプレーンイ
ンターフェースだけサポートするものもあります。同様の JavaScript の問題と HTTP 1.0 をサポートしな
いことから、Macintosh または UNIX プラットフォーム上のインターネット エクスプローラのすべてのバー
ジョンは正常に動作しません。
l
ドミノ Web サーバー管理 5.0 データベースツールは、データベースのアクセス制御リストでグループメンバ
ーを認識しません。
l
ドミノ Web サーバー管理 5.0 で、データベースまたはレプリカの作成にトラブルが発生した場合は、サーバ
ー文書の [新規データベースの作成] または [複製データベースの作成] フィールドが正しく設定されていな
いことが原因です。
l
タイ文字は、Windows 95/98 のドミノ Web サーバー管理アプレットには表示されません。Windows NT の
アプレットでは問題なく表示されます。したがって、タイ語環境でのサーバー管理には、Windows NT でド
ミノ Web サーバー管理アプレットを実行することを推奨します。
GZYN3ZXCEM, CPRT3Z27SS
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドメイン間 (アウトバウンド) のシステム管理プロセスの設定
ADMIN4.NSF で 「ドメイン間の要求設定」文書をアウトバウンド要求用に作成すると「フィールドの値が不正で
す」というエラーが返されます。
回避策
サポートされている要求の一部またはすべてについて「ドメイン間の要求設定」文書をアウトバウンド要求用に
作成したら、[レプリカの作成] にその文書を組み込む必要があります。宛先のドメインにデータベースのレプリ
カを作成していない場合、仮のサーバー名 (宛先のドメインに存在していないことが判明している名前) を [受信
側サーバーが次のいずれかの場合、上記のドメインにレプリカの作成要求のみを送信する:] セクションの[サー
バー名] フィールドに入力します。
たとえば、/AcmeSouth と呼ばれる別のドメインに対してすべての [ドミノディレクトリからの削除] 要求を送り
たい場合、「ドメイン間の設定」 文書を次のようにセットアップできます。
フィールド名
管理プロセス要求の送信先ドメイン:
送信する管理プロセス要求の一覧:
受信側サーバーが次のいずれかの場合、上記のド
メインにレプリカの作成要求のみを送信する:
承認済みの署名者の一覧:
設定内容
/AcmeSouth
[レプリカの作成]、 [ドミノディレクトリからの削
除]
仮のサーバー/AcmeSouth, /AcmeSouth
承認済みユーザー/ドメイン
上記回避策は、インバウンド要求に対して「ドメイン間の要求設定」文書を作成する場合には必要ありませんの
で注意してください。
MBOD46FU95
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
複数サーバーのアクセスプローブは一つの統計だけしか生成しない
同じサーバーを調査する複数サーバーのアクセスプローブを作成する場合、生成される統計は一つだけです。た
とえば次のようになります。
l
l
l
プローブ #1 - Server1 はサーバーにアクセスするだけで任意のポートについて Server2 を調査する
プローブ #2 - Server1 は NAMES.NSF を開いて任意のポートについて Server2 を調査する
プローブ #3 - Server1 は EVENTS4.NSF を開いて任意のポートについて Server2 を調査する
このフォーマットで得られる統計結果は次の一つだけです。
Server.Server1.Server2=xxx
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Solaris のスケジュール管理にはガベージエラーテキストが含まれ
ている可能性があります
Solaris のスケジュール管理で記録されたエラーメッセージの一部はガベージエラーとして、またはどのエラーに
もまったく関連しないものとして表示されます。実際に記録されている本当のエラーメッセージもありますが、
最適化の問題が不正に検索されたエラーコードになります。これは将来のリリースで修正する予定です。
他のすべてのプラットフォームでは、適切なエラーテキストが表示されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
サーバーモニターリングが新しいドメインからのサーバーを追加し
ません
[システム管理] を使って新しいドメインを追加すると、サーバーモニターリングは新しいサーバーをすぐに表示
しません。 この問題を解決するには、[管理情報] - [サーバーリストの更新] - [すべてのドメイン] を選択しま
す。
CNIN46GKKQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ノーツ クライアントで Java、JavaScript、LiveConnect を有効に
するには
JavaScript と LiveConnect(JavaScript から Java への通信機能)はデフォルトで有効になりますが、正しく設定
されないことがあります。JavaScript から Java アプレットを起動するには、次の手順を行ってください。
1. [ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択します。
2. [基本] タブで次のオプションがチェックされていることを確認します。
[Java アプレットを有効にする]
l
[JavaScript を有効にする]
l
[JavaScript から Java へのアクセスを有効にする]
3. 設定を何も変更していない場合でも、必ず [OK] ボタンをクリックします。これによって正しい設定が
NOTES.INI ファイルに書き込まれ、プリファレンスの設定が有効になります。
l
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ管理クライアント
UNIX の Collector サーバーはサーバーモニターで動作しません
サーバーモニターを使ってドメインをモニターしている時に、Collector(プロキシ) サーバーとして UNIX サー
バーを選択していると、モニターしているドメインにあるサーバーのステータスが返されません。
モニターしている各サーバーからは「Could not get Statistic from server」というメッセージが返されます。
KLME46PJBL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
[チームルーム] の問題
l
チームルーム設定を使うときに、カーソルが画面にないように見えることがあります。実際は、カーソルの
フォーカスはテーブルの各タブのヘルプ ホットスポット上にあります。[タブ] キーか下向きの矢印キーを押
すと、カーソルが編集可能な最初のフィールドに戻されます。これはソフトウェアの制約のために起こるも
のです。
l
Web ブラウザで作成した新規チームルーム文書では、[リンクを担当者に送信] または [ここをクリックする
と、ユーザーとサブチームのリストから・・] のホットスポット(青字の下線部分)をクリックしたときに、
リッチテキスト領域の保存されていない情報がすべて消去されます。これら 2 つのホットスポットを使う前
にリッチテキスト領域に文字をいっさい入力しないようにするか、またはこれらの領域をクリックする前に
文書を保存して再び開くことを推奨します。この問題は、領域内にすでに保存されているテキストには影響
がありません。
カテゴリ、サブチーム、文書の種類を定義する時に、アイテムの一部としてコンマを使用しないでくださ
い。コンマが使用された場合、削除されます。たとえば、「tools, hand」と入力された場合、「tools
hand」となります。
l
JSTH46CLFY
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
エラー時のサーバー自動再起動(UNIX プラットフォームのみ)
R4.5 及び R4.6 での異常復旧システムの設定は、R5 では有効ではありません。R5 サーバーで異常復旧システ
ムを使用する場合は、以下の設定を行う必要があります。
1) NOTES.INI に次の行を追加します。
FaultRecovery=1
2) コマンドラインで UNIX環境変数 Notes_FaultRecovery を 1 に設定します。
%setenv Notes_FaultRecovery 1
もしくは
$Notes_FaultRecovery=1
$export Notes_FaultRecovery
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
パフォーマンス向上のためのヘッドラインの無効化
ヘッドラインを使用しない場合、ヘッドラインを無効にすることでリソースを解放し、ノーツのパフォーマンス
を向上させることができます。
ヘッドラインを無効にするには、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択して、[基本] をクリックし
ます。[起動オプション] の下で、[購読の確認] を解除します。
問題を起こす古い headline.nsf がある場合、次の方法で、修正します。
l
headline.nsf を削除し、新規テンプレート情報を使って headline.nsf を再作成する
l
headlines.nsf に関するアーカイブを変更して、365 日ではなく、2日ごとにパージする
l
headline.nsf データベースで、新規メール購読を無効にする。
l
購読のアウトラインから、[新規メール] を右クリックして、ポップアップダイアログ内で、[削除] を選
択する。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
保存とメール送信ができないスケジュールレポートの回避策
レポート結果をデータベース内に保存してメール送信するオプションを使って、スケジュールレポ
ートを作成すると、レポート結果は保存されません。メールで送信されるだけです。この問題は報
告済みです。回避策は、保存だけを指定したレポートと、メール送信だけを指定したレポートの、
2つのスケジュールレポートを作成することです。これらのオプションは、個別に機能します。た
だし、メール送信だけを要求するスケジュールレポートは、スケジュールレポートビューに表示さ
れません。これらの要求が実行されると、レポート結果が生成されます。ビューの問題は、ビュー
の選択式を編集して、次の文字列を削除することで、修正できます。
"& ResultDisposition != "ka_Mailed""
MSKA48QHSE, MSKA48QJB3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドメイン検索と HTML ファイル
ドメイン検索のためにドミノで HTML ファイルの索引を作成する場合、デフォルトでは <BODY> フィールドだ
けが対象となっています。これ以外のフィールドに含まれる文字は、索引の対象となりません。<META> または
<TITLE> フィールドなど、すべての HTML フィールドをドメイン索引に含めるには、次のことを行います。
1. ノーツまたはドミノディレクトリで FORMATS.INI ファイルを編集します。
2. 210=htm 文を探し、次のように入力して REM 文にします。
REM 210=htm
3. ノーツまたはドミノディレクトリで NOTES.INI ファイルへ次の変数を追加します。
FT_HTML_TITLE=1
MBAB468MPW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
Netscape 3.04 とドメイン検索
ブラウザに Netscape 3.04 をご使用の場合、ドメイン検索フォームは正しく表示されません。正しく表示するた
めには、Netscape Communicator 4.0 以上をご使用ください。
MACY45LNYT
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
全文検索の問題
l
全文索引には複数のコードページ (索引を作成したデータベースに複数の言語が存在する場合) が含まれ、ク
エリーで特定のフィールドを検索したときにそのフィールドが日付、または数値フィールドだと重複した検
索結果が表示されます。
l
例から検索する機能 ([サンプルフォームの利用] ボタン) を個人アドレス帳で使うと、致命的ではないエラ
ーが返されます。
l
カテゴリ別ビューでの検索結果が、単独文書のように表示されません。これは「ソート方法」オプションの
「現在のソート方法の維持」や「すべての文書」を使うときに起こります。文書を表示するには、検索を実
行する前に [カテゴリ] の三角アイコンをクリックして展開するか、ビューのカテゴリを展開 ([表示] - [す
べてを展開]) しておきます。
l
全文検索後に、「ソート方法」オプションの「現在のソート方法の維持」や「すべての文書」を使うときだ
け、列でソートできます。
l
全文検索で「最大結果」を超えるメッセージ数が見つかった場合のメッセージがわかりにくいです。「最大
結果」を 20 に設定したときに 25 の文書が検索された場合、ステータスバーには「20 以上の文書が検索さ
れました」と表示されるべきですが、「20 文書が検索されました」と表示されます。
l
中国語、韓国語、および日本語の文字で書かれた単語の全文検索の実行は、文書にその単語があっても単語
の途中に改行があると正しく動作しない場合があります。たとえば、3つの中国語文字から構成される単語
を検索する場合に、文書内にこの単語があっても、その単語の最初の文字の後に改行があると、ノーツは文
書を見つけることができません。
l
現在のところ、ダブルバイト文字列1 + シングルバイトのスペース + ダブルバイト文字列2というパター
ンの検索語の全文検索を実行する方法はありません。ダブルバイト文字列とは、一連の中国語、韓国語、ま
たは日本語文字を意味します。このような単語パターンを検索するには、「あいまい検索」オプションを指
定して、ダブルバイト文字列1 + ダブルバイト文字列2というパターンを使用してください。
l
デフォルトでは、「あいまい検索」オプションは、検索語と 75% 以上一致する単語を検索します。このオプ
ションの値は、「matchinglevel」演算子を使って変更できます。たとえば、文字列「matchinglevel 80
user」を使用して検索すると、結果には「user」が単語全体の 80% を占める単語が反映されます。
l
中国語、韓国語、または日本語で書かれた単語を検索するときは、ワイルドカード文字 (* または ?) を使用
できません。
R4.x での次の全文索引の作成オプションは R5 でサポートされません
l
「シソーラスを使う」
l
「索引条件ファイルを使用する」
l
「NEAR 演算子の使用」
DMAS3XRLRV, DMAS3XRLA7, DREY3Y8QUJ, KTAA43TQ4S, YXUU43NCEA, JHMN42K3J4
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ドメイン検索の問題
l
ドメイン検索フォームで、ドメインの索引に複数のコードページが含まれている場合 (索引化されたデータ
ベースに複数の言語が存在する場合)、日付による文書の検索 (作成日 / 更新日) を実行すると、重複し
た検索結果が表示されます。
l
クライアントで検索を行うと、返された文書で結果がハイライト表示されません。
ファイルシステムのドメイン検索では、カテゴリがサポートされていません。カテゴリを選択すると、文書
は返されません。
l
l
ファイルシステムのドメイン検索では、文字として文書の索引が作られます。したがって、数値の検索はサ
ポートされません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
い
ドメイン索引 : ディレクトリにファイルをコピーしないでくださ
ドメインインデクサが更新するディレクトリに、オペレーティングシステムを使ってファイルをコピーしないで
ください。タイムスタンプが現在の日時よりも古いファイルは索引に登録されません。この問題は、ディレクト
リに対してドメイン検索を設定し、タイムスタンプが現在の日時よりも古いファイルをこのディレクトリにコピ
ーしたときだけ起こります。ドメイン検索を初めて設定するときには起こりません。
MBAB45GTBA, KGIS462UP3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドメイン検索とレプリカデータベース
各索引に同じレプリカデータベースを含む単一のノーツドメインに複数のドメイン索引サーバーがある場合に、
ドメイン索引に含むサーバーの範囲を制限すると、予期できない結果になることがあります。回避策として、ド
メイン索引に含めないデータベースのプロパティインフォボックスで [サイト索引に含む] をオフにします。
MBAB45UP2Q
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
UNIX ファイルシステムでのドメイン検索
UNIX サーバー対応版ドミノでのドメイン検索で判明している問題点を次に説明します。
ファイルシステムのパスの指定
UNIX サーバー対応版ドミノでファイルの索引を作成する場合にファイルがドミノデータディレクトリのサブディ
レクトリにある場合は、ドミノデータディレクトリへの相対パスを指定します。このパスは、ドメインカタログ
のファイルシステム文書の [ファイルシステム] フィールドに指定します。UNIX サーバー対応版ドミノでは、ド
ミノデータディレクトリのサブディレクトリのファイルシステムを指定する場合は、このファイルシステムの相
対パスが必要になります。
たとえば、次のディレクトリを検索するファイルシステムとして指定するものとします。
/lotus/domino/data/files
この場合、ファイルシステム文書の [ファイルシステム] フィールドに次の値を指定します。
/files
相対パスは UNIX サーバーだけで必要です。Windows NT ではファイルシステムの完全パスが必要です。
ファイル名に含まれる空白
UNIX サーバー対応版ドミノのファイルの索引を作成する場合にファイル名に空白が含まれていると、ファイルを
変更し、索引を更新するとエラーになります。ファイルに関連した情報を検索しようとすると、「ファイルが切
り捨てられました。ファイルが破損しているかもしれません。」というエラーが表示されます。
日付によるソート結果
ドメイン検索を使用して UNIX サーバー対応版ドミノでファイルシステムを検索し、[Sort by] を [Newest First]
か [Oldest First] に設定した場合、ソート結果は正しくありません。
MBAB45ZUJ6, MACY45EQ77
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
UNIX での全文索引
R5 では、添付ファイルの索引をより正確に作成するために「バイナリ」という方法を提供しています。これによ
り、添付ファイルの全内容を「検索可能な索引」の中に含めることができます。ただし、特定のドミノ UNIX プ
ラットフォームで作成された一部のファイルタイプの索引は、NT または Alpha で作成された索引ほど正確でな
い場合があります。次に詳細を示します。
l
Sun Solaris Intel X86 と IBM AIX 対応版ドミノでは、添付ファイルの索引は作成されますが、これら 2 つ
の UNIX プラットフォームでは「バイナリ」方法が機能しないので、正確な結果は得られません。
l
Word Pro で作成した添付ファイルは索引されますが、 Intel NT、Windows NT、Windows 98 以外のプラッ
トフォームでは「バイナリ」方法が機能しないので、正確な結果が得られません。
l
IBM AIX と Sun SPARC 対応版ドミノでは、1252 コードページ表から拡張文字を検索したときに、追加の
結果が返されることがあります。
l
IBM AIX と Sun SPARC 対応版ドミノでは、1252 コードページ表から 1 つの拡張文字を検索したときに、
エラー (検索条件が理解できません) が返されることがあります。
l
Sun Solaris Intel X86 対応版ドミノでは、語尾変化を含む検索オプションを正しく実行できません。次のよ
うな現象があります。
1. [語尾変化を含む] が有効になっていると、単語を検索できない (FT 検索またはドメイン検索)。
2. 一致が存在するときに「検索文字列が見つかりませんでした」という結果が返されることがある。再度検
索を実行すると、一致が見つかることがある。
l
IBM AIX、Sun SPARC、Sun Solaris Intel X86 対応版ドミノでは、ファイルシステムを検索して詳細な結
果を表示すると、文書の概要フィールドの文字が壊れていることがあります。
DMAS46FQU2, DMAS468RCH, DMAS464QV9, DMAS469LGE, MACY45WRXN
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
UNIX Intel サーバーでの拡張文字の全文検索
全文検索で拡張文字を検索する場合、UNIX Intel サーバーにあるデータベースでは正しい検索結果を得られませ
ん。
DMAS468NEQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
全文検索:多言語キャラクタセットの添付ファイル
添付ファイルに対して全文検索用の索引を正しく作成するには、ファイルが添付されている文書に、添付ファイ
ルと同じ言語の文字を入力したフィールドが含まれている必要があります。たとえば、添付ファイルの内容が中
国語の場合、文書のフィールドに中国語の文字を入力しておく必要があります。
添付ファイルが保存されている文書で、フィールドに文字が入力されていない場合、ノーツ/ドミノで添付ファイ
ルの内容に使用されている言語とキャラクタセットを特定できません。この結果、添付ファイルが正しく変換さ
れず、検索を実行しても情報を取り出せなくなります。
この問題は、コードページ 1252(Latin1)以外のコードページを使用するすべての言語に当てはまります。
JWAG45F92X
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
全文検索:タイ語の未サポート
全文検索では、タイ語の文字の検索はサポートされていません。タイ語は将来的にサポートされる予定です。
KPHG44QFD4
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ドメイン検索結果の [新しい順] や [古い順] での表示が正しくな
い場合
ドメイン検索を実行し、検索結果を [新しい順] か [古い順] でソートする場合、結果の最初のページは正しく表
示されますが、2ページ目以降の表示は正しくありません。
MACY45NK4J
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
カテゴリでドメイン検索を制限する場合
ドメイン検索の実行で、検索結果を1つ以上のカテゴリで制限する場合、カテゴリ名の全部か一部にその文字列
が含まれる文書が検索されます。たとえば、「保険」というカテゴリでの制限を指定してドメイン検索を実行し
た場合、「保険」カテゴリの文書以外にも、「生命保険」「住宅保険」「自動車保険」などのカテゴリの文書が
検索されます。
SRIO464KXQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
[データベースカタログに表示] オプション
データベースのプロパティインフォボックスで [データベースカタログに表示] オプションをオフにして
も、Catalog タスクに影響はありません。すべてのデータベースは、ドメインカタログに含まれます。
HEK476HQS
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
全文索引ファイルの最大サイズ
ドミノでは、全文索引ファイルのデフォルトの最大サイズは 6MB です。サイズの大きい添付ファイルを保存して
いるデータベースの全文索引を作成する場合には、NOTES.INI 変数 FTG_Index_Limit = xxx を使用してデフォル
トのサイズを増加できます。xxx には最大サイズにしたい MB 単位の値を指定します。
RSNR44WNPZ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ナビゲーションボタンと全文検索
全文検索の結果を表示している文書の下部にあるナビゲーションボタンを使用しても、全文検索結果ビューでの
前の文書や次の文書に移動できるとは限りません。
DMAT464V53
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ドメイン索引に登録されたデータベースの ACL の更新
ドメインインデクサの一部のデータベースの ACL を変更するとき、データベース内の文書も変更しなければなり
ません。データベース文書に対して変更、追加、削除のどれかの操作を行わないと、ドメインインデクサ
は、ACL 情報を含めデータベースの索引ファイルを更新しません。
データベースのカテゴリを更新するときにも同様の問題があります。カテゴリ変更に該当する文書の索引エント
リ更新するには、これらの文書をすべて変更しなければなりません。
KGIS462UP3, MACY44JNXY
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
フィールド別検索では termweight 構文を使用できません
フィールド別に検索する場合、termweight 構文を使用できません。この問題は将来のリリースで対応する予定で
す。
TOKA43LBF2
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
作成日が 2050/01/01 以降の文書をドミノで検索する場合
ドミノ検索を使って文書を作成日別に検索すると、文書の作成日が 2050/1/1 以降である場合、ドミノは予期せ
ぬ結果を返します。
DMAS45UPG5
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
[$UpdatedBy] フィールドでの作成者別ドメイン検索
ドメイン検索を使って作成者別で検索すると、 [$UpdatedBy] フィールドにリストされている姓に対してのみ検
索が行われて結果が返されます。
DMAS444TX9
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
ASCII 以外の文字を使用しているファイルシステムのドメイン検索
ファイル名やディレクトリに ASCII 以外の文字 (日本語やキリル文字を含むファイル名やディレクトリなど) を使
用しているファイルシステムでは、ドメイン検索は使用できません。
JEIN46CMAR
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
添付ファイルを検索する FIELD CONTAINS 構文
FIELD CONTAINS 構文はリッチテキストフィールドの添付ファイルの内容に対するヒットを検索しません。添
付ファイルは $FILE という名前の別のフィールドの内部に保存され、表示されている場合でも、リッチテキスト
フィールドの一部として表示されます。
MKOA42XRX5
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
韓国文字セットを使用する添付ファイルの全文索引
ドミノでは、文書に韓国文字セットを使用する添付ファイルがある場合、データベースに対して全文索引を作成
しません。添付ファイルだけがフィールドの内容である場合にこの問題は発生します。フィールドに添付ファイ
ル以外の内容がある場合はこの問題は発生しません。
JHMN46AGZW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
検索結果のハイライト表示
検索する際、次のような場合は文書内に検索結果を示すハイライト表示が現れません。
l
l
暗号化されたフィールドのテキストを検索する
ネイティブコントロールスタイルを使用するフィールドのテキストを検索する
また、ハイライトされた単語を含む検索結果の文書を印刷すると、ハイライト表示の部分が黒い四角で印刷され
る場合があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
[読者] フィールドを索引する
[読者] フィールドをドメインインデクサで索引するには、サーバーの名前を [読者] フィールドに入れる必要があります。
サーバー名は正規形のフォーマットで、たとえば CN=ServerName.acme.com,O=DomainName のようにする必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
[最大結果] の値はすべてのデータベースに対して設定されます
全文索引の付いたデータベースで、検索バーの [詳細] セクションを開き、 [最大結果] ボタンをクリックして、
ノーツで表示する検索結果の最大数を設定すると、この値は現在のデータベースだけでなく検索するすべてのデ
ータベースに適用されます。
DMAS3ZGQ6J
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
検索情報構文
[検索] フィールドで使用する検索情報構文には次の内容が適用されます。
R5 では、NOT 表現を使う場合丸カッコ表現が必要になります。たとえば、次のようになります。
l
NOT (field number1 = 20)
NOT (field number1 =20 or field number1 = 21)
l
複雑な検索情報を次のようにいくつかの部分に分割します。
(Field subject contains cat) or (field subject contains dog)
([subject] contains apple) and ([date1] = 12/31/1996)
l
検索情報は1語につき半角で最大 65 文字まで入力できます。単語の間にダッシュが入っている場合、
65 文字を計算するときにダッシュも 1文字として計算されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ドミノ サーバー
拡張文字を使用する文書の検索
コードページ 1252 から拡張文字を検索する場合、次の状況において無効な検索結果が返されます。
l
検索する文書に2つの拡張文字を含む添付ファイルがあり、その拡張文字の後にテキストが何も入っていな
い場合。文書が、[簡易検索] オプションを有効にして添付ファイルの索引付けがされている場合。
l
コードページ 1252 から拡張文字を検索すると、LMBCS で同じコードを使用する句読点を使った文書が返
された場合。
PHAN45CMBN, DMAS436S39
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
あいまい検索を使用しないと検出されない拡張文字
全文検索を実行している場合、1252 コードページからの特定の拡張文字 (¥, -, -, -, -) は、[あ
いまい検索] オプションを選択しない限り、検出されません。
DMAS478MGA
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
OR 演算子およびドメイン検索に関する既知の問題
l
ドメイン検索および OR 演算子の使用に関する問題点を次に示します。
l
OR 演算子を使用すると、ドメイン検索にカッコの正しい形式が含まれないことがあります。
l
文字を検索して該当語句の頻度順に表示するときに、クエリーに OR 演算子が含まれていると、ドメイン検
索では、正しい結果が返されません。
DMAS469SCG, DMAS48NQ9Y
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
[サイト検索] データベースでの作成日別検索の問題
[サイト検索] データベースで、作成日別検索を実行し、[より前] オプションを選択すると、検索条件に一致しな
い結果を受け取る場合があります。これは、調査中の既知の問題です。
LMAU3ZFGZM
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
検索情報では二重引用符を使用します
全文検索情報では、特定の文字列を検索することを示す場合に一重引用符は使用できないという点
に注意してください。二重引用符を使用する必要があります。
DMAS438JH2
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
最大検索結果数を超えた場合に表示されるメッセージ
R5.0.1 では、最大検索結果数を超えた場合に、ノーツでステータスバーに表示されるメッセージ
は、正しくありません。ノーツでは、「xxx 文書が見つかりました」 と表示されますが、正しく
は、「xxx 以上の文書が見つかりました」と表示されるべきです。
DREY3Y8QUJ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ドメインインデクサは、削除したデータベース情報を削除しません
ドメインインデクサで、データベース用の索引を作成し、データベースをサーバーから削除した場合、ドメイン
検索を実行すると、削除されたデータベースから文書を検索できます。
データベースカタログ (CATALOG.NSF) には、必ず正しい ACL を設定するようにします。データベースカタロ
グに対する ACL の設定については、『R5 システム管理ヘルプ』 (HELP5_ADMIN.NSF) を参照してください。
PMGL462RER
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
分類されたビュー内での全文検索
カテゴリを省略した状態でビューを全文検索すると、ソートオプション、[現在のソート方法の維持(ソート可
能)] または [全ての文書(ソート可能)] を使用する場合、個別の文書は返されません。この問題を回避するに
は、検索する前に、ビュー内のすべてのカテゴリを展開します。
DMAS3XRLRV
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
貼り付けられた HTML ページ上では、不正な検索結果がハイライト
されます
文書にコピーして貼り付けた Web ページが、ノーツ文書に含まれている場合、全文検索では不正な文字列がハイ
ライトされるという点に注意してください。
BHAS44WLSN
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
全文検索と数値フィールドの検索
フィールドを検索するカッコで囲まれた OR 演算子を含む全文検索情報は、カッコの外にある数値フィールドを
検索するために AND 演算子も含む場合、エラーを返します。例えば、次の検索情報は、「検索条件が理解でき
ません」というエラーを返します。
(Field Subject contains "First Doc" or Field Color contains "Purple") and Field Quantity = 2
数値フィールドをカッコで囲むと、このエラーを避けることができます。例えば、次のようになります。
(Field Subject contains "First Doc" or Field Color contains "Purple") and (Field Quantity = 2)
BHIR48RVXQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ドメイン検索と結果ページ上の文書リンクのビットマップ
ドメイン検索結果ページ上に表示される、文書リンクのビットマックをクリックしても、ノーツ文書は表示でき
ません。文書を表示するには、テキストをクリックする必要があります。
PMGL483229
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
全文索引検索ビルダーでのフォームの除外
[フォームのプロパティ] インフォボックスで、[サイト検索に含む] のチェックを外しても、何の影響もありませ
ん。フォームは、データベースの全文索引の作成時に検索ビルダーリストに含まれます。
LDEY47YQET
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
全文検索エージェントは、[検索条件の呼び出し] メニューに表示
されません
共有のエージェントを1つ作成して、エージェントオプション [検索バーメニューを表示] を選択
すると、エージェントは、データベースを閉じて再度開くまで、検索バーの [検索条件の呼び出し]
メニューに表示されません。
DMAS45GTJH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
ドメイン検索と多数の結果の表示
ドメイン検索を使って、ファイルシステムを検索する場合、[表示(ページごと)] を多数に変更すると、一部の
検索結果しか返されません。
SRIO47FKHX
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
検索オプションの問題
[表示(ページごと)] と [最大] を、検索結果数よりも小さい数値に設定すると、検索で返された文書の1つを
変更して、検索を再度実行すると、ドメイン検索は、不完全な結果を表示することがあります。
例えば、[表示(ページごと)] と [最大] を「4」に設定して、20 の一致する結果をもつ単語を検索すると、ド
メイン検索では、4つの文書が返されます。検索条件と一致しないように、返された文書の1つを変更した場
合、検索を再度実行すると、ドメイン検索では、3つの文書だけが表示されます。
SRIO46CHGE
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
ドメインインデクサと [サブディレクトリ以下も処理] オプション
ドメインカタログ (catalog.nsf) のファイルシステム文書の設定時には、[サブディレクトリ以下も処理] オプショ
ンを、常に選択する必要があります。このオプションを選択しない場合、検索によって返された URL は、正しく
フォーマットされません。
PMGL48NRKF, PMGL48NSBB
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
適合順序は、正確性が高くありません
検索結果は、適合順序によって表示されますが、これは V4.x ほど、正確性が高くありません。
DMAS47ZJUV
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント
感嘆符を含む添付ファイル名
ノーツ文書にファイルを添付し、そのファイル名に感嘆符が 2 つ (!!) 含まれている場合には、そのファイル名は
表示されません。!! はノーツにとって内部ネットワーク区分を意味し、これに先立つ文字は一切表示されませ
ん。
LCAL3DQTSC
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
トラブルシューティング
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
添付ファイルの全文索引
添付ファイルの全文索引を使うと、パニック状態が生じる可能性があります。このとき報告されるパニックは、
「チェイン解放の pool が無効です」です。次の手順により、この問題を回避できます。
1. ノーツのデバッグウィンドウまたはノーツログを参照して、索引を最後に作成したときに使用したデータベ
ースの名前を取得します。
2. [データベースのプロパティ] ボックスを開き、[全文検索] タブをクリックします。.
3. [索引の削除] を選択して既存の索引を削除します。
4. [索引の作成] を選択します。.
5. [添付ファイルを索引する] オプションのチェックマークを削除してこの オプションをオフに設定します。
6. 索引を再作成します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
.COL ファイルでの全角文字の使用について
R5
[ファイル - 呼び出し] で使用できる .COL ファイルでは、全角文字列は使用できません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
ノーツ R5/ドミノ R5 におけるファーストステップキットの制限事
項
ファーストステップキットをノーツ R5/ドミノ R5 上で使用する場合、いくつかの制限事項があります。
ドミノ R5 のインストール
ドミノ R5 のインストールにより、NOTES.INI 中のいくつかの項目が失われることがあります。
以下のように設定されていることを確認し、必要があれば再設定してください。
NAMES=names.nsf,namesknj.nsf
FSKConfirmMigration=1
*1
*2
*1 namesknj.nsf が設定されていない場合、[宛先の設定] ダイアログボックスに漢字アドレス帳がリストさ
れなくなります。
*2 FSKConfirmMigration=1 が設定されていない場合、1STKIT.NSF を開いたとき [R4.5x からの移行確認]
メッセージボックスが表示されます。
[申請データベース] または [ファーストステップ R4.6] からの新規ユーザー登録
サーバーマシン上の NLNOTES.EXE を起動して、REGIST.NSF や 1STKIT.NSF からユーザー登録を行う
と、ドミノディレクトリのユーザー文書のメールファイル名が空になります。
R5 上で REGIST.NSF または 1STKIT.NSF からの新規ユーザー登録はサポートされませんが、新規にユーザ
ーを登録する必要がある場合は、ユーザー登録後、手動で適切なメールファイル名を指定してください。
[漢字アドレス帳] アクションにより宛先が指定されたメールの送信
[漢字アドレス帳] アクションにより宛先が指定されたメールを送信すると、メールは正しく送信されます
が、漢字アドレス帳の個人フォルダ ([1.To]/[2.Cc]/[3.Bcc]) からユーザー文書が削除されずに次のエラーメ
ッセージが表示されます。
Can't move document to shared Private On First Use folder (1.To)
[漢字アドレス帳] アクションで宛先を指定した場合、送信後、以下の操作を行ってください。
1.
2.
3.
4.
[漢字アドレス帳] データベースを開く
ナビゲータ上の [宛先] を選択する ([1.To] 個人フォルダを開く)
すべてのユーザーを選択する
[フォルダから削除] アクションを実行する
Cc や Bcc に対しても同様に [フォルダから削除] アクションを実行してださい。
メモ [宛先] アクションを実行すると表示される [宛先の設定] ダイアログボックスから宛先を指定した場合
は問題ありません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
カレンダー印刷の制限事項
カレンダーの印刷をすると、ヘッダーに小さいカレンダーが印字されますが、その曜日が正しく印字されませ
ん。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
添付ファイルビューアーの制限事項
R5.0での添付ファイルビューアーの日本語に関係する制限事項です。
l
ワードプロファイルで、箇条書きを使って書かれた日本語が正しく表示されないことがあります。
l
ワードプロファイルで、半角カタカナは表示されずに空白になります。
l
英語版ワードプロで作成されたファイルを、日本語版ノーツクライアントの添付ファイルビューアーで見た
場合、一部の記号が正しく表示されません。
l
Shift-JIS 以外の文字コードでエンコードされたhtmlファイルの日本語は正しく表示されません。
l
CGMファイルの日本語は正しく表示されません。
TOKA44D5Q6, TOKA3XXD7T, TOKA44REHZ, TOKA3XZ9QV, YXUU3YMSL8
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
ディレクトリカタログのビュー名の制限について
ディレクトリカタログテンプレート (dircat5.ntf) から作成したディレクトリカタログは、ビュー名
(Configuration、Users)が英語のままとなります。
HHII44HEK5
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
ブックマークにおける曜日の表示について
Windows NT 4.0 において、コントロールパネルでカレンダーの種類を西暦に設定している場合、ブックマーク
(bookmark.nsf)上に表示される曜日が英語で表示されることがあります。和暦を選択している場合には問題は発生
しません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
添付ファイルの索引における制限事項
[詳細検索] を選ぶと、多くのアプリケーションのファイルが索引できますが、以下の制限事項があります。
l
l
PDF ファイルの日本語の検索はできません。
Shift-JIS 以外の文字コードでエンコードされた HTML ファイルの日本語の検索はできません。
[簡易検索]では以下の形式の日本語の検索はサポートされていません。
l
l
l
l
l
l
ワードプロ 96/97
Microsoft Excel 97
Microsoft Word 97
リッチテキスト形式
PDF
Shift-JIS 以外の HTML
TOKA45K5VW, TOKA45KCTU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
呼び出し/書き出しに関する制限事項
ノーツ文書を [ファイル] - [書き出し] で書き出す場合、次のような制限があります。
テキスト形式 (ASCII Text) で書き出すときに一行何文字で改行するかを設定できますが、このオプションは
全角文字列に対して有効ではありません。
l
l
Word 6.0 形式 (Word for Windows 6.0)での書き出しは日本語はサポートされていません。
他のアプリケーション文書を [ファイル] - [呼び出し] で呼び出す場合、次のような制限があります。
l
ワードプロ形式 (WordPro 96/97) の呼び出しは英語版ワードプロ文書のみのサポートです。
l
CGM イメージ形式 (CGM Image) の呼び出しは日本語はサポートされていません。
ビューを [ファイル] - [書き出し] で書き出す場合、次のような制限があります。
l
ロータス 1-2-3形式 (Lotus 1-2-3 Worksheet) で書き出すときにファイル名の拡張子として .wk4 .wk3 を指
定すると、ビューに全角文字が含まれる場合にノーツが異常終了する場合があります。(このような場合
は、拡張子なしで書き出した後にファイル名を変更してください。)
TOKA3YSB8H, DYUU3XSD7K, TOKA3Y5932, TOKA46H87K
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
検索ビルダーの制限事項
検索ビルダーで日付により検索を行う場合、日付を入力する時には必ず、年月日、全てを入力してください。
たとえば年を省略して 6/8 と入力した時に 1999/6/8 と変換したい場合に、2006/8/1 に変換されてしまうこと
があります。
ASHH463QR7
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
会議室予約の制限
会議室予約で、リソースに所有者を設定する場合、ユーザーの別名は指定しないでください。 リソースの承認
ができなくなる場合があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
全文検索結果のハイライト表示の制限事項
以下の制限は、R5.0.1 で修正されました。
R5クライアントのローカルデータベース、もしくはR5サーバー上のデータベースにR5クライアントがアクセスした場
合
日本語の検索結果のハイライトは、検索された単語だけでなく、その単語を含む文章全体もしくは半角の空白や
記号(" ", ( ), < > 等)で区切られる位置まで行われます。
R5クライアントからR4サーバーのデータベース、もしくはR5サーバー上のデータベースにR4クライアントがアクセス
した場合
日本語の検索、または日本語を含む文書内の英語の検索を行った場合は、検索された単語以外の文字がハイライ
トされることがあります。
ASHH3ZRTSL, TOKA42E5ZS, TOKA42E84K
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
ドミノディレクトリ日本語拡張機能のメールに関する制限事項
ドミノディレクトリ日本語拡張機能(DJX)に関する制限事項
DJXメールを使用して、部署別宛先ボタンによって宛先を選ぶ場合、本文フィールドにカーソルがある場合は正
しく宛先選択できません。宛先選択を行う場合には 宛先、Cc、Bcc、件名 のいずれかのフィールドにカーソル
を戻してから選択してください。
DJXメールを使用して、部署別宛先ボタンによって宛先を選ぶ場合、メールデータベースを持たないユーザーも
宛先として選択可能です。このユーザーにメールを実際に配送した場合は、メールサーバーからエラーメールが
送られてくる場合があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー
ドミノディレクトリ日本語拡張機能のエージェントの制限事項
ドミノディレクトリ日本語拡張機能 (DJX) の制限事項について
Win32/Intel 以外のドミノ サーバー上で DJX のスケジュールされたエージェントによるユーザーリクエストの実
行は正しく動作しません。
次のいずれかの方法で、エージェント処理を行ってください。
l
手動でエージェントを動作させる
l
アクションバーから動作させる
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
NotesDateTime クラスの制限事項
Windows の日付の設定で、カレンダーの種類を [和暦] にしていると ロータススクリプトの NotesDateTime ク
ラスは誤った日付の値を返すことがあります。
例えば1999/06/08 (平成11年) に次のスクリプトを実行すると、2011/06/08 が返されてしまいます。
Dim dateTime As New NotesDateTime(Today)
Messagebox dateTime.localtime
HKOE44XNCS
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
ヘッドラインでの Web ページの表示について
ヘッドラインで Web ページを表示中、そのページの HTML で <A HREF> タグに [target="_top"] が指定されて
いる場合、画面を分割した状態で表示させていても、リンク先のページを開くと全画面での表示になります。そ
のような場合、画面右上の [戻る] ボタンでもとの画面に戻ることができます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
R4.6 の個人アドレス帳で入力した [氏名読み] フィールドのデー
タについて
R4.6 の個人アドレス帳の [氏名読み] フィールドにユーザーの名前の読みを入力していた場合、R5 にアップグレ
ードが完了した時点では入力した読みが表示されません。読みが表示されないユーザーをビュー上で選択後、[ア
クション] - [よみがなの移行] を選択してエージェントを実行してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ノーツ クライアント
ドミノディレクトリからユーザー情報をノーツクライアン
ト(LDAP)経由で取得する際の制限
ドミノディレクトリのユーザー文書の情報をノーツクライアントのLDAP経由で個人アドレス帳に追加するとき、
その他の詳細タブのフルネームフィールドに、リターンコードがつく場合があります。 ノーツクライアントか
らメールを暗号化して送信するときなど、個人アドレス帳のユーザー情報を参照する際には、このリターンコー
ドを削除して下さい。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
■ 日本語独自の制限事項 ■(必ずお読みください)
ドミノ サーバー
IMAPメールに対する検索のエラーメッセージ
IMAPドミノサーバ上のメールファイルに対して文字列の検索をしようとしたとき、サーバからエラー番号が返さ
れることがあります。
主に以下のようなものがあります。
SEARCH: Code 0F:02
メールファイルに索引がありません。全文索引を作成してください。
SEARCH: Code 0F:09
検索情報が理解できません。 入力した文字列を再確認してください。
SEARCH: Code 0F:1F
検索情報のフィールド名がメールデータベースに見つかりません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ユーザーの管理
ドミノ サーバー
外部ディレクトリの同期を許可
ドミノディレクトリのユーザー文書、グループ文書、およびメール受信データベース文書で、オプション [外部デ
ィレクトリの同期を許可] が使用可能です。このオプションによって、これらの文書の情報を、cc:Mai ポストオ
フィスディレクトリや Microsoft Exchange アドレス帳などのポストオフィスディレクトリと同期できます。こ
のオプションは、組織に異なるタイプの複数のメールシステムが設定されていて、ユーザーがほかのメールシス
テムのユーザーにメールを送信する必要がある場合に使用します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ユーザーの管理
ドミノ サーバー
事業所階層情報
管理者は、ユーザーに階層情報を割り当てることができます。ノーツは、ユーザーが [検索] メニューの [ユーザ
ーの検索] を選択してほかのユーザーを検索できるときに、指定された階層にしたがってユーザーをリストしま
す。
事業所階層は、ユーザー文書の [会社/自宅] - [事業所階層情報] タブで割り当てます。レベル0は、検索リスト
に表示されるカテゴリのリストです。レベル1は、レベル0フィールドにリストされるカテゴリのサブカテゴリ
をリストし、レベル2は、レベル1フィールドにリストされるカテゴリのサブカテゴリをリストします。以下同
様にリストされます。
たとえば、ユーザーの事業所階層を次のように設定できます。
階層1
階層2
階層3
レベル0:
部門名
部門#
ロケーション
レベル1:
販売
224
Cambridge
レベル2:
Rogers St
ユーザーが [検索] メニューで [ユーザーの検索] を選択すると、次の画面が表示されます。
部門名
部門#
販売
224
ロケーション
Cambridge
Rogers St
個人番号を入力することによって、名前の表示をさらに詳細化できます。この設定は、アルファベット順に姓が
ソートされるデフォルトのソート順序を上書きします。たとえば、Phyllis Spera と Alan Jones がどちらも同じ
部門の同じロケーションにいる場合に、Phyllis の個人番号が1で Alan Jones が個人番号を持たない場合
は、Phyllis の名前が Alan の名前より先に表示されます。Phyllis と Alan がどちらも個人番号を持たない場合
は、Alan の名前が Phyllis の名前より先に表示されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
セキュリティ
ドミノ サーバー
ドミノディレクトリのビュー名を使用したアクセス制御
「ドミノ サーバーへのアクセスの制御」の章には、[サーバー文書] フィールドに *People を指定することによ
ってアクセスを制御できるという間違った記述があります。[($Users)] ビューにリストされているすべてのユー
ザーに対してアクセスを許可するには、*People ではなく *($Users) を使用します。
この変更は、次のトピックに影響します。
「パススルーサーバーまたはパススルーの対象サーバーへのアクセスの制御」
l
「ユーザーによるサーバー上のデータベースのモニターを制限する」
l
「データベースとレプリカの作成を制御する」
l
「ノーツユーザーやドミノ サーバーからドミノ サーバーへのアクセスの設定」
l
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ユーザーの管理
ドミノ サーバー
ユーザー文書の [Web ページ] フィールド
ユーザーと管理者は、ユーザー文書にユーザーの Web ページを指定することを選択できます。このフィールド
は、情報提供だけを目的とするもので、たとえば、ユーザーが組織のイントラネットに個人 Web ページを設定し
ている場合に使用できます。少なくとも作成者権限とユーザー文書を編集するための UserModifier ロールを持っ
ているか、ユーザー文書の [管理者] フィールドに自分の名前がリストされている必要があります。
ユーザー文書に Web ページを指定する手順は、次のとおりです。
1. [ユーザーとグループ] タブを選択し、ユーザー文書を開きます。
2. [その他] タブを選択し、[Web ページ] フィールドに URL アドレスを入力します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ネットワークの設定
ドミノ サーバー
ネットワーク設定トピックに対する訂正
次のネットワーク設定トピックでは、「ノーツプリファレンス」というテキストを「ユーザープリファレンス」
で置換する必要があります。
l
l
l
l
l
l
「IPX/SPX ネットワーク上のドミノ サーバーを探す」
「NetBIOS のポート設定オプション」
「SPX のポート設定オプション」
「Macintosh でのノーツ クライアントと AppleTalk の実行」
「Windows NT 上でのドミノと Apple Talk の設定」
「ドミノと複数の TCP/IP ポートの設定」
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Web サーバーとニュースサーバー
ドミノ サーバー
ドミノの URL での Last-Modified ヘッダーのサポート
ドミノ R5 では、ほとんどのドミノの返答に Last-Modified ヘッダーが付いています。これにより、多くの Web
ブラウザまたはプロキシーサーバーでドミノページをキャッシュすることが可能になり、パフォーマンスが向上
します。
HTTP の Last-Modified ヘッダーでは、サーバーから返された情報が最後に更新された日付と時刻を示します。
また、ファイルシステムに HTML ページと画像を格納する従来からの Web サーバーの場合、最終更新時刻はフ
ァイルが最後に更新された時刻を示します。
HTTP の Last-Modified ヘッダーを使い、ユーザーが選択した設定に応じて、ブラウザ−のローカルキャッシュ
を管理します。通常は、ユーザーがブラウザのキャッシュ内のページを要求すると、キャッシュ内のページの更
新時刻を示す HTTP ヘッダー If-Modified-Since を付けてページ要求がブラウザからサーバーへ送信されます。
サーバーでは、If-Modified-Since ヘッダーの時刻と、ディスクに保管されたページの時刻を比較します。ヘッダ
ーに示された時刻以降にページが更新されていなければ、サーバーから「Not modified」ステータスコードが送信
され、キャッシュ内のページを再表示するように通知されます。ページが更新されていれば、サーバーから新規
ページが送られてきます。
ドミノでは、それぞれの要求の種類に応じて、最終更新日時を次のように計算します。
ファイルシステム内のファイル
オペレーティングシステムのファイルの更新時刻に設定されま
す。これは、ドミノ R4.5x および R4.6x でもサポートされてい
ます。
添付ファイルおよびドミノデー
タベースのその他の埋め込みオ
ブジェクト
オブジェクトの添付先文書の変更時刻に設定されます。
その他のドミノのデータベース
要求
データベースの更新時刻、つまり、データベースが最後に「変更
された時刻」に設定されます (これは、データベース内のあらゆ
る文書や設計要素が最後に更新された時刻と同じです)。データ
ベースの更新時刻は、[データベースのプロパティ] ボックスに表
示されます。
この種類の要求のうち、Last-Modified ヘッダーの効果が最大と
なるのは、ヘルプテスクや製品カタログのデータベースのよう
に、頻繁に変更されないデータベースです。
ドミノでは、次の種類の要求が出された場合、その返答に Last-Modified ヘッダーを付けません。
l
ページの内容が現在時刻に依存している場合 (たとえば、@Now を使ったフィールド式など)、または時
刻の依存性を適切に判断できない場合 (たとえば、フィールド式で使われた @DbColumn がもう 1 つのデ
ータベースを参照する場合など)。
l
l
l
l
l
l
OpenAgent
OpenNavigator
CreateDocument
EditDocument
SaveDocument
DeleteDocument
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Web サーバーとニュースサーバー
ドミノ サーバー
IIS 対応ドミノでの Web クライアント認証の使い方
IIS 対応ドミノでは、クライアント認証を単独で使用することも、他のあらゆる認証オプションと結合して使用す
ることもできます。どのケースでも、認証の署名者の検証は IIS に委ねられています。IIS 対応ドミノでは、IIS
から送られた認証の共通名を使用するので、認証をドミノディレクトリに格納する必要はありません。SSL ポー
トでクライアントの認証を使用可能に設定すること以外は、ドミノの設定はいっさい不要です。
ここでは、クライアント認証を使った認証のしくみを順を追って説明します。
1. ユーザーが SSL を使った IIS との接続を開き、クライアント認証を提示します。
2. IIS は、認証の署名者を検証します。
3. SSL セッション中に出されたすべてのドミノ要求について、クライアント認証がIISからドミノに転送されま
す。また、次のいずれかの条件が真である場合は、要求とともにユーザー名を転送します。
- IIS でクライアント認証のマッピングが有効になっている。この場合のユーザー名は、マップされた NT ア
カウント名です。
- 認証のマッピングは有効になっていないが、基本認証が IIS で有効になっており、基本認証ヘッダーがブ
ラウザから送信された。この場合のユーザー名は、ユーザーがブラウザに入力した名前です。
- 認証のマッピングは有効になっていないが、IIS で NTLM が有効になっている。この場合のユーザー名
は、ユーザーの NT アカウント名です。
4. ドミノでは、認証の共通名がないかドミノディレクトリの中を探します。見つかった場合は、ディレクトリ
で指定された識別名にユーザーをマップします。ドミノでは、識別名を使って ACL をチェックします。ま
た、CGI 変数 REMOTE_USER にも識別名を設定します。
5. ディレクトリで認証の共通名が見つからなかったが、要求とともにユーザー名が IIS から転送されていれ
ば、ドミノはディレクトリでユーザー名を探します。ユーザー名が見つかると、上記のようにドミノはユー
ザーを識別名にマップします。ユーザー名が見つからなかった場合は、エラー401を返します。
6. ディレクトリで認証の共通名が見つからず、要求でユーザー名が送信されていない場合は、匿名としてユー
ザーを認証します(SSL ポートで匿名が使用可能に設定されている場合)。匿名が使用可能でない場合は、
エラー401を返します。
クライアント認証の事例および SSL
ヒント
事例1: ドミノ/ IIS での NT ユーザーアカウントにマップされた既存 IIS クライアント認証の使い方
この事例では、SSL を使った既存 MS IIS 構成について説明します。ここでは、現在使われている既存のクライ
アント認証があり、NT アカウントにマップされているものとします。クライアント認証とともにマップされ、既
存のNTユーザーアカウントで定義されたユーザーが、保護されたドミノ データベースにアクセスするには、それ
に対応したユーザー文書がドミノディレクトリに存在する必要があります。ドミノでは、ユーザー文書のユーザ
ー名フィールドの名前を検証することで、ユーザーを認証します。ユーザー名フィールドには、認証の共通名か
別名としての NT アカウント名が含まれている必要があり、それらをドミノの識別名にマップする必要がありま
す。下記の最初の例は、ドミノ識別名にマップされたユーザー認証の共通名を示しています。2番目の例は、ドミ
ノ識別名にマップされた NT アカウント名を示しています。データベースの ACL 設定は、ユーザー名フィールド
の最初のエントリだけにアクセス権を与えます。この事例では、クライアント認証が IIS によって検査され、す
でにドミノディレクトリに存在すれば、その認証は使われません。ドミノの SSL ポート設定が尊重され、匿名、
基本およびクライアントの認証に対してデフォルトで有効化されています。
Joe Smith/CorpSales
Joe Smith
.....any other aliases
または
Joe Smith/CorpSales
SALES¥JSmith
......any other aliases
事例2: ドミノに現在登録されている既存のドミノ クライアントの認証を使い、引き続き新規ユーザーを登録する方法
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
IIS 対応ドミノを使っているときは、実際の SSL 接続は IIS によって処理されます。現在 SSL を使っていて、ド
ミノ サーバーのキーリングが設定済みの場合は、そのキーリングを使わずに、IIS に対してキーリングを作成す
る必要があります。クライアントの認証とともにドミノディレクトリに登録されたすべてのユーザーは、保護さ
れたドミノデータベースへのアクセス権のために引き続き既存のクライアント認証を使います。これを達成する
には、IIS での匿名アクセスを使用可能にし、クライアント認証を受け入れるように IIS のディレクトリセキュリ
ティを設定する必要があります。クライアント認証を持ったユーザーは、「匿名で」 IIS サーバーで認証処理が
でき、IIS から要求された後にクライアント認証を送信できることが必要です。また、ドミノでも、サーバー文書
でクライアント認証の認証を使用可能に設定しておく必要があります。新規のクライアント認証の登録は、ドミ
ノディレクトリにユーザー文書を作成した後に、ドミノ CA アプリケーションを使って継続できます。この事例
のユーザー名フィールドは、事例1の場合と同じです。ユーザーが NT アカウントを持っている場合は、それを
匿名として使用できます。
このオプションを導入した場合の利点
l
l
l
ドミノ クラスタなどの機能の有効利用のために、ユーザーが(IIS に対応していない)よそのドミノ サ
ーバーにアクセスできる。
IIS 認証を免れるための巧妙な策を提供する。
認証のための NT ユーザー名を作成する必要がない。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドメイン検索
ドミノ サーバー
ドメインカタログサーバーの削除
ドメインカタログサーバーを削除して元の「通常の」ドミノ サーバーとして動作させたい場合、またはサーバー
を完全に撤去したい場合は、次の手順を実行します。
1. 削除しようとしているサーバーを活動中のユーザーが使用していないこと、および各ユーザーのロケーショ
ン文書で別のサーバーがカタログ/ドメイン サーバーとして指定されていることを確認します。
2. サーバー文書を編集します。[サーバータスク] - [Domain Indexer] タブで、[ドメイン全体の索引の作成] フ
ィールドを無効にします。
3. ドミノディレクトリの LocalDomainCatalogServers グループ文書を編集してグループリストからサーバー
名を削除します。
4. サーバーからドメインカタログデータベース (CATALOG.NSF) を削除します。
5. ドミノデータディレクトリの FTDOMAIN.DI サブディレクトリを削除します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Web サーバーとニュースサーバー
ドミノ サーバー
NNTP サービスのサーバー文書の設定
サーバー文書を設定するときに、次のニュースリーダーのパラメータを定義する必要があります。
l
投稿を許可 - 次のどれか1つを選択します。
ニュースリーダークライアントに記事のポストを許可する場合は、[はい] (デフォルト) を選択します。
すべてのニュースリーダークライアントについて記事のポストを禁止する場合は、[いいえ] を選択します。
l
ポストの最大サイズ - ニュースリーダークライアントがニュースグループにポストできる記事の最大サイズ
(単位はKB) 。デフォルトは 1024 KB。
l
接続あたりの最大サイズ - 1回のクライアントセッションで許可される記事の最大合計サイズ。デフォルト
は 10 MB。
l
接続のタイムアウト - アイドル中のニュースリーダークライアントセッションがドミノ NNTP サーバーに
よって終了されるまでの秒数。デフォルトは 600 秒 (10 分)。
l
接続の最大数 - 同時に接続可能なニュースリーダークライアントの最大数。デフォルトは 20。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドメイン検索
ドミノ サーバー
ドメイン検索結果の文書タイトルの選択
ドメインインデクサでは、索引を作成するときに、文書のタイトルとして使用できるノーツのフィールドまたは
項目を探します。インデクサは、各文書で次の項目を順番に探します。
l
l
l
l
l
l
タイトル
件名
ヘッドライン
トピック
ドミノ アプリケーションの開発者によって指定されたウィンドウタイトルを計算する
デフォルトフォームとデフォルトビューを使ってビューの概要を計算する
上記の項目が1つも見つからなかった場合は、「文書にタイトルがありません」を返します。
すべての文書についてウィンドウタイトルを計算すると、CPU の利用度がさらに高くなります。システム管理者
は、次の変数をドメインカタログサーバーの NOTES.INI ファイルに設定することで、この計算を省略できます。
FT_NO_COMPWINTITLE=1
たとえば、Microsoft Office または ロータス スーパーオフィスの文書など、個人用のファイルでは、文書のプロ
パティの [タイトル] フィールドからタイトルを抽出します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント
パスワードの復旧情報のメッセージボックス
このリリースノートは、ユーザーの登録、サーバーの登録、組織単位の登録を行うときに使用するヘルプ手順の
補足情報です。
現在の認証 ID に復旧情報が含まれていない場合は、ユーザー、サーバー、組織単位の登録中にメッセージボック
スが表示されます。「現在使用している認証 ID には復旧情報が含まれていないので、この証明書によって作成さ
れた ID を使って ID またはパスワードを復旧できません。「EscrowAgent」 ID 復旧メカニズムは、現在ではサ
ポートされていません。」という旨のメッセージが返されます。将来このメッセージを表示したいかどうかを指
定するために、[はい] または [いいえ] をクリックします。
ID とパスワードの復旧の詳細は、『R5 システム管理ヘルプ』の「ID の保護と管理」の章を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
セキュリティ
ドミノ サーバー
S/MIME を使った安全なメッセージ
S/MIME を使ってメールメッセージを暗号化するようにノーツ クライアントをセットアップするには、クライア
ントに次の証明書が必要です。
l
個人アドレス帳やドミノディレクトリ、または LDAP ディレクトリに格納された受信者のインターネット証
明書。
l
個人アドレス帳に格納された相互認証。この相互認証は受信者のインターネット証明書か、受信者の証明機
関 (CA) に対して発行されなければなりません。相互認証が受信者のインターネット証明書に対して発行さ
れた場合は、その受信者へのメッセージだけが暗号化されます。相互認証が受信者の証明機関に対して発行
された場合は、その証明機関によって発行された証明書を持つすべての受信者に対して、暗号化したメッセ
ージを送信できます。
S/MIME 暗号化メッセージを解読できるようにノーツ クライアントをセットアップするには、クライアントに次
の証明書が必要です。
l
ノーツ ID ファイルに格納されたインターネット証明書
S/MIME を使って署名されたメッセージを送信できるようにノーツ クライアントをセットアップするには、クラ
イアントに次の証明書が必要です。
l
ノーツ ID ファイルに格納されたインターネット証明書
電子署名メッセージを照合するには、クライアントに次の証明書が必要です。
個人アドレス帳に格納された相互認証。この相互認証は署名者のインターネット証明書か、署名者の証明機
関に対して発行されなければなりません。相互認証が署名者のインターネット証明書に対して発行された場
合は、その署名者へのメッセージだけが照合されます。相互認証が署名者の証明機関に対して発行された場
合は、その証明機関によって発行された証明書を持つユーザーが署名したすべてのメッセージの署名が照合
されます。
l
信頼したルート証明書は、クライアントが相互認証を作成するときだけ必要です。個人アドレス帳で相互認証が
作成された後は、受信者のインターネット証明書への信頼 (S/MIME 暗号化) と、署名者のインターネット証明書
への信頼 (S/MIME 署名) が確立されます。
インターネット証明書と相互認証の取得に関する情報は、『R5 システム管理ヘルプ』 を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
セキュリティ
ドミノ サーバー
S/MIME への安全なアクセスのための相互認証の使用
トピック「相互認証を使ってサーバーにアクセスし、安全な S/MIME メッセージを送信」にはインターネットの
相互認証について正しくない情報が含まれています。インターネットの相互認証では暗号化したメッセージの送
信者に対して、受信者のインターネット証明書が有効であることを保証します。さらに、相互認証では署名され
たメッセージの受信者に対して、メッセージの署名に使われたのが有効な署名であることを保証します。
インターネットの相互認証は個人アドレス帳の認証者文書に収められています。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
セキュリティ
ドミノ サーバー
ノーツまたはインターネット相互認証を要求に応じて追加
ユーザーのインターネット証明書が LDAP ディレクトリにある場合は、要求に応じてインターネット相互認証を
追加できません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Microsoft IIS 対応ドミノ
ドミノ サーバー
Microsoft IIS 対応ドミノでの SSLキーリングの設定
SSL サーバーのキーリングを設定し、信頼された証明機関のルート認証をインストールするためのヒント:
以下は SSL とドミノ/IIS の使用を開始するのに役立ちます。 キーマネージャの使い方と Microsoft IIS サーバー
に SSL を設定する方法の詳細については、Microsoft NT 4.0 Option Pack のオンラインマニュアルを参照して
ください。
サーバーのキーリングを作成する
1. Microsoft 管理コンソールで「既定の Web サイト」をハイライトし、キーマネージャを選択します。
2. [キー] - [新しいキーを作成] を選択し、Web サイトの DNS 名 (例、www.sales.com) と共通の名前などのすべ
ての情報をキーリングに入力します。
3. 証明書要求をファイルに保存します。他に、証明機関への送信を選択できます。
証明書要求を送信する
1. エディターかメモ帳を使って、証明書要求ファイルを開き、テキストをクリップボードにコピーします。特
に、Begin Certificate から End Certificate までの行が含まれるようにします。
2. この要求をドミノ認証機関に送信するときは、オプション「ドミノ R5 の認証機関アプリケーション中の [サー
バーの証明書の要求] 」の下に用意されている領域に内容を貼り付けます。ほとんどの証明機関がこの方式をサポ
ートします。
署名したサーバー認証をインストールする
1. 証明書要求を証明機関に送信した後、ドミノ証明機関からピックアップ ID を電子メールで受け取ります。
2. ブラウザを使ってドミノ証明機関 Web サイトとアプリケーションにアクセスし、[サーバー証明書のピックア
ップ] を選択します。ピックアップ ID を入力します。Microsoft Certificate Server が証明機関の場合は、証明
書をファイルにダウンロードできます。
3. 署名した証明書をまずクリップボードにコピーしてから、メモ帳を使って新規テキストファイルに貼り付けま
す。Begin Certificate から End Certificate までの行が含まれるようにします。
4. Microsoft 管理コンソールに戻ってキーマネージャを選択し、次に [キー] を選択して [キー証明書のインスト
ール] を選択します。署名した証明書が含まれるファイルを選択すると、キーリングに結合されます。
5. キーマネージャのキーリングは、ポートを割り当ててデフォルトに設定します。
6. Web サイトを再開します。
信頼されたルートをローカルレジストリにインストールする
完全な手順は、Microsoft NT 4.0 Service Pack 4 readme ファイルを参照してください。
1. ドミノ証明機関を使っている場合は、IIS Web サーバーマシンにある Internet Explorer 4.x でドミノ証明機関
Web サイトにアクセスします。
2. ブラウザで [この認証機関をブラウザに受け入れる] を選択します (サーバーの [Accept this Authority] を選択
しないでください) (ドミノ以外の証明機関にアクセスする場合はこの手順はアプリケーション固有のものになり
ます)。
3. [このファイルを上記の場所から実行する] を選択し、[OK] をクリックします。
4. [証明書のインストール] をクリックします。このダイアログボックスが表示されない場合は、SP4 の再イン
ストールが必要かもしれません。
5. [証明書管理インポート] ウィザードが開始したら [次] をクリックします。
6. [すべての証明書を次の場所へ保管する] を選択します。
7. [参照] をクリックし、次に [保存場所を表示] をクリックします。
8. 信頼されたルートの認証機関を展開し、[ローカルコンピュータ] を選択して [OK] をクリックします。
9. [次] をクリックし、次に [終了] をクリックします。
10. Web サーバーを再開します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
セキュリティ
ドミノ サーバー
S/MIME の認証と相互認証の取得
S/MIME 署名メールを読むには、署名者または署名者の CA に対する相互認証がクライアントに必要で
す。S/MIME 暗号化メールを送信するには、受信者または受信者の CA に対する相互認証と受信者のインターネ
ット認証がクライアントに必要です。受信者のインターネット認証は、送信者の個人アドレス帳、ドミノディレ
クトリ、または LDAP ディレクトリに格納できます。相互認証は、送信者の個人アドレス帳に格納する必要があ
ります。ノーツは、これらの認証をこれらの場所で検索し、見つかった場合に自動的に使用します。
S/MIME 製品のなかには、特定の認証機関を自動的に有効化するものもあります。ノーツは、インターネット認
証と相互認証を要求することによって、有効にするユーザーをより柔軟に制御できるようにしています。
インターネット認証の追加
受信者のインターネット認証を個人アドレス帳またはドミノディレクトリに追加するには、受信者から署名済み
のメールを受信したときに、アドレスまたはユーザー文書に認証を追加します。これを行うには、[ツール]- [送
信者をアドレス帳に追加] を選択します。
相互認証の追加
相互認証を追加する方法はいくつかあります。1人のユーザーに対する相互認証を追加した場合は、そのユーザ
ーにだけ暗号化されたメールを送信でき、そのユーザーから送信された署名済みのメールだけを読むことができ
ます。CA に対する相互認証を追加した場合は、その CA から発行された認証を持つすべてのユーザーに対して
暗号化されたメールメッセージを送信でき、それらのユーザーからの署名済みのメールメッセージを読むことが
できます。
相互認証を追加するには、次のいずれかを実行します。
1. 個人アドレス帳またはドミノディレクトリでアドレスまたはユーザー文書を開いて [アクション] - [相互認証
の作成] を選択することにより、ユーザーに対する相互認証を追加します。この方法は、ユーザーが個人アド
レス帳またはドミノディレクトリにある場合にだけ使用できます。この方法は、ユーザーが LADP ディレク
トリにある場合には使用できません。この方法の詳細については、『R5 システム管理ヘルプ』の「セキュリ
ティ」の項を参照してください。
2. [ファイル] - [ツール] - [インターネット相互認証の追加] を選択することにより、ユーザーの CA に対する
相互認証を追加します。この方法の詳細については、『R5 システム管理ヘルプ』の「セキュリティ」の項を
参照してください。
3. ユーザーの CA に対する相互認証を、ドミノディレクトリから個人アドレス帳にコピーします。
4. ユーザーの CA に対する相互認証を、個人アドレス帳テンプレートから追加します。
項目3および4の方法については、次の手順を参照してください。
ドミノディレクトリに相互認証を追加する手順
暗号化されたメールを送信するには、送信者の個人アドレス帳に相互認証が格納されている必要があります。署
名済みのメールメッセージの署名を照合するには、署名者の相互認証が個人アドレス帳に格納されている必要が
あります。ドミノ管理者は、相互認証をドミノディレクトリに追加して、ユーザーが相互認証を簡単に個人アド
レス帳にコピーできるようにすることができます。たいていの場合、ドミノ管理者は、ユーザーのインターネッ
ト認証ではなくユーザーの CA に対する相互認証を作成するので、その CA によって発行された認証を持つすべ
てのユーザーが有効化されます。
管理者は、[ファイル] - [ツール] - [インターネット相互認証の追加] を使用して、インターネットサーバーから
ドミノディレクトリに相互認証を追加できます。この方法の詳細については、『R5 システム管理ヘルプ』を参照
してください。
サーバーをはじめてインストールしたときに、ドミノは、共通に使用されているインターネット認証をドミノデ
ィレクトリに自動的に追加します。これらのインターネット認証から相互認証を作成できます。ドミノディレク
トリの設計を置換してもこれらのインターネット認証はドミノディレクトリに自動的には追加されないので、ア
ップグレードする場合は、ドミノディレクトリからではなくドミノディレクトリテンプレート
(PUBNAMES.NTF) から相互認証を作成する必要があります。相互認証をドミノディレクトリに追加すると、組
織内のすべてのユーザーがこれらの認証を使用できるようになります。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
ドミノディレクトリまたはドミノディレクトリテンプレート (PUBNAMES.NTF) を開きます。
[サーバー] - [認証] ビューで、相互認証を作成するインターネット認証者を開きます。
[アクション] - [相互認証の作成] を選択します。
相互認証する認証を選択し、[OK] をクリックします。
[認証者] ボタンをクリックして、組織認証者 ID ファイルを選択します。
[サーバー] を選択して、相互認証を作成するサーバーを指定します。
(オプション) 件名、件名の別名リスト、および有効期限を選択します。
[相互認証] をクリックします。
ドミノは、[認証] ビューの [相互認証] カテゴリで指定したサーバー上のドミノディレクトリに相互認証を追加し
ます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ユーザーは、個人アドレス帳内のユーザーに対してのみ使用できる相互認証も作成できます。ドミノディレクト
リの場合と同様に、インターネット認証は、クライアントがはじめてインストールされたときに個人アドレス帳
に追加されます。アップグレードする場合は、ユーザーが個人アドレス帳テンプレート (PERNAMES.NTF) から
相互認証を作成する必要があります。ユーザーは、個人アドレス帳テンプレート (PERNAMES.NTF) の [オプシ
ョン] - [認証] ビューを使用して上記の手順に従い、相互認証を個人アドレス帳にローカルに追加できます。
ドミノディレクトリから個人アドレス帳に相互認証をコピーする手順
管理者がドミノディレクトリに相互認証を追加した後で、クライアントは相互認証を個人アドレス帳に追加でき
ます。
1. ノーツクライアントから、ドミノディレクトリを開きます。
2. [サーバー] - [認証] ビューで、追加する1つ以上の相互認証を選択します。
3. [個人アドレス帳へコピー] をクリックします。
ノーツは、個人アドレス帳の [オプション] - [認証] ビューの [インターネット相互認証] カテゴリに相互認証を
追加します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
システム管理プロセス要求
ドミノ サーバー
ドメイン間のレプリカの作成システム管理要求
データベースを選択してからドミノ管理クライアントのツールペインで [データベース] - [レプリカの作成] を選
択することにより、システム管理プロセスを使用してドメインにデータベースレプリカを作成できます。次の要
求が生成されます。
新規レプリカ作成のアクセス権チェック - 送信側ドメイン
トリガー: ドミノ管理クライアントから [レプリカの作成] コマンドを発行します。
実行対象: アクションを開始したサーバー。
実行: 即時
結果: 適切なドメイン間設定文書と接続文書がチェックされます。レプリカの作成システム管理要求が受信側ドメ
インに送信されます。
レプリカの作成 - 受信側ドメイン
トリガー: 送信側ドメインからのレプリカの作成システム管理要求の受信。
実行対象: ドメイン間設定文書で受信側サーバーとして指定されたサーバー。
実行: 即時
結果: 受信側サーバー上にレプリカが作成されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント
グループメンバーの検索
ドミノ管理クライアントで次の操作を行うと、グループのメンバーをすばやく検索できます。
1. [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
2. [グループ] を選択します。サーバーのドミノディレクトリにあるグループのリストが表示されます。
3. [アクション] - [グループメンバーの検索] を選択するか、アクションバーで [グループメンバーの検索] をク
リックします。このボタンを表示するには、アクションバーを右方向にスクロールします。
4. 共通名(Jane Doe など)を入力し、[OK] をクリックします。グループメンバーが見つかれば、そのメンバ
ー名を含むグループの左側にチェックマークが表示されます。
ドミノディレクトリでは、次の操作を行います。
1. [グループ] をクリックします。
2. [アクション] - [グループメンバーの検索] を選択するか、アクションバーで [グループメンバーの検索] をク
リックします。
3. 共通名(Jane Doe など)を入力し、[OK] をクリックします。グループメンバーが見つかれば、そのメンバ
ー名を含むグループの左側にチェックマークが表示されます。
KOS45NDZA
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
MIME/インターナショナルキャラクタセット
ドミノ サーバー
MIME とインターナショナルキャラクタセット変換オプション
サーバー設定文書を使うと、複数のドミノ サーバーの MIME とインター
ナショナルキャラクタセット変換を設定できます。[グループ/サーバー
名] フィールドにワイルドカード文字(*)を入力すると、ノーツドメイ
ンのすべてのサーバーを指定することができます。サーバー設定文書で制
御する特定のサーバー名やグループ名を指定することもできます。サーバ
ー設定文書の [基本] タブの [この文書の MIME 言語設定] をオンにする
と、すべてのサーバーのインターナショナル MIME 設定はこの文書の設
定に従うことになります。このフィールドが設定文書でチェックされてい
ない場合は、文書に対するインターナショナル MIME 設定は無視されま
す。これにより組織では、サーバー毎に言語固有の情報をメールメッセー
ジに対して設定することができます。
[MIME] - [基本] タブ
ドミノ R5 は Unicode を含む 16 種類の異なるキャラクタセットグループ(言語グループ)をサポートしていま
す。日本語のように、1言語に対応する言語グループもあります。中央ヨーロッパのように、複数のキャラクタ
を使用する地域に対応する言語グループもあります。
1つの1次キャラクタセットと、複数の2次キャラクタセットグループを指定できます。これらの設定は、イン
バウンド(MIME からノーツ CD)とアウトバウンド(ノーツ CD からMIME)の変換に影響します。
インバウンド用の設定には、受信した MIME または 非 MIME メッセージにキャラクタセットの情報が含まれな
い場合に、キャラクタセットの自動判別をすることが必要です。ドミノは正確に(完全にではありません)、中
国語(簡字体)、日本語、韓国語、中国語(繁字体)で使われている多種のキャラクタセットを区別できます。
自動判別をより正確に実行するには、ドミノにキャラクタセットの優先順位を割り当てておくことが必要です。
たとえば、受信したメッセージが EUC-KR(韓国語のキャラクタセット)または GB2312(中国語(簡字体)キ
ャラクタセット)のいずれかである可能性が高いとします。この時、優先順位を指定した1次キャラクタセット
と2次キャラクタセットに基づいて、どちらのキャラクタセットとして解釈するかが決まります。1次キャラク
タセット、2次キャラクタセット(複数を指定している場合でも順序は関係ありません)、オペレーティングシス
テム(たとえば Windows NT のロケール)の順序で、優先順位が高いと判断されます。
アウトバウンド用の設定では、ドミノはメッセージのテキストに基づいて MIME キャラクタセットを選択しま
す。タイ語のメッセージように、キャラクタセットが明白な場合もあります。ヨーロッパ言語のように、重複す
る部分が多く、使用する MIME キャラクタセットの判別が難しい場合もあります。1次キャラクタセット、2次
キャラクタセット、オペレーティングシステムの順序で、使用するキャラクタセットの判別が行われます。たと
えば、メッセージに韓国語とも日本語とも判別できるすべてのキャラクタセットが含まれているとします。この
ような場合に、1次キャラクタセットと2次キャラクタセットの設定を基にして、使用するキャラクタセットを決
定します。
メモ ノーツ クライアントでは、ユーザーの個人アドレス帳にある MIME 言語設定文書に設定する1次キャラク
タセットと2次キャラクタセットを追加で使用できます。たとえばエンコードダイアログにデフォルトで表
示されるキャラクタセットを決定するために使用します。
フィールド
設定値
1次キャラクタセットグループ
組織で使用する適切な言語や領域を選択 -- たとえば、日本語
2次キャラクタセットグループ
組織で使用する適切な言語や領域を選択 -- たとえば、西ヨー
ロッパ諸国語
[MIME] - [変換オプション] - [一般] タブ
このタブでは、インターネットに対してインバウンドとアウトバウンドのメッセージの受信確認を受け取るかど
うかを指定できます。
フィールド
設定値
受信確認
[有効] に設定すると、アウトバウンドやインバウンドの
SMTP メッセージの受信確認を受け取れます。インバウンド
メッセージでは、Disposition-Notification-To と
Return-Receipt-To のどちらもサポートしています。デフォ
ルトは [無効] です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
[MIME] - [変換オプション] - [インバウンド] タブ
このタブのフィールドはインバウンドメッセージの変換方法を制御します。
フィールド
設定値
1行の文字数
インバウンドメッセージの本文の1行の最大文字数です。メ
ッセージに、URL などの空白がない長い文字列が含まれる場
合に有用です。デフォルトは 75 です。
メールのキャラクタセット情報が
無い場合、自動判定を行う
[はい] を選択すると本文に使用するキャラクタセットをその
内容から判断します。ASCII 以外のキャラクタセットでエン
コードされた非 MIME メッセージをいつも受信するサイトで
便利です。忠実度は増しますがパフォーマンスは低下しま
す。デフォルトは [いいえ] です。
[MIME] - [変換オプション] - [アウトバウンド] タブ
このタブのフィールドはアウトバウンド SMTP メッセージの変換方法を制御します。
フィールド
設定値
添付ファイルのエンコード方法
アウトバウンド SMTP メールの添付ファイルのエンコード方
法を設定します。
次のどれかを選択します。
- [Base64](デフォルト)
- [Quoted Printable]
- [UUencode]
メッセージコンテント
メッセージの変換方法を設定します。次のどちらかを選択し
ます。
- [ノーツ形式からインターネットメール形式に変換](デフォ
ルト)
- [MIME 形式とノーツ形式をカプセル化したものを
Multi-part alternative で作成]。内容とカプセル化の忠実度が
増します。
タブをスペースに変換
[はい] にするとテキスト内のタブをスペースに変換します。
デフォルトは [いいえ] です。
アウトバウンドの1行の文字数
アウトバウンドメッセージの本文の1行の最大文字数です。
メッセージに、URL などの空白がない長い文字列が含まれる
場合に有用です。
表か転送メールヘッダーがある場合は、1行の長さは2倍に
なるので 150桁まで改行は起こりません。デフォルトは 75
です。
インターネットアドレスが文書で
定義されていない時、ノーツアド
レスを検索
[有効] にすると、[宛先] フィールドに値がなとユーザー文書
でインターネットアドレスを検索します。
[無効](デフォルト)にすると、スペースを下線に変換し、ノ
ーツドメインを % 記号にエンコードしてインターネットアド
レスを作成します。たとえ
ば、John_Smith%[email protected] を作成します。
[MIME] - [キャラクタセット] タブ
これらのフィールドを利用すると、各キャラクタセットグループに対して、キャラクタセットやフォントなどの
デフォルト値を上書きすることができるようになります。
フィールド
設定値
下のアウトバウンドメールオプシ
ョンで、すべての可能性を設定
このチェックボックスをオンにすると、ヘッダーと本文のキ
ャラクタセットの設定ですべてのキャラクタセットを使用で
きます。これは非標準的なキャラクタセットを使用する多種
な言語を設定するための詳細オプションです。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
キャラクタセットグループ別の
MIME 設定
設定時に異なるグループを選択できるから選択するためのリ
ストです。文書の保存時に、どの値が設定されていても問題
はありません。タブ間で切り替えを行う再に使用されるだけ
です。
[MIME] - [キャラクタセット] タブ
[インバウンドメールオプション] - [フォントオプション] セクション
フィールド
設定値
HTML プロポーショナル
インバウンド SMTP メッセージのプロポーショナルフォント
に使用されるフォントの種類。デフォルトは Default Scans
Serif です。
HTML 固定ピッチ
インバウンド SMTP メッセージの固定ピッチフォントに使用
されるフォントの種類。デフォルトは Default Monospace
です。
HTML サイズ
インバウンド SMTP メッセージの HTML テキストに使用さ
れるフォントのサイズ。デフォルトは 12 ポイントです。
プレーンテキスト
インバウンド SMTP メッセージのプレーンテキストに使用さ
れるフォントの種類。デフォルトは Default Monospace で
す。
プレーンテキストサイズ
インバウンド SMTP メッセージのプレーンテキストに使用さ
れるフォントのサイズ。デフォルトは 10 ポイントです。
[MIME] - [キャラクタセット] タブ
[アウトバウンドメールオプション] セクション
メッセージのヘッダーと本文のキャラクタセットとエンコード方法を設定します。この設定は添付ファイルには
適用されません。言語(地域)グループごとにデフォルトのキャラクタセットがあります。たとえば、日本語で
は ISO-2022-JP がデフォルトのキャラクタセットです。Shift_JIS や EUC-JP を選択することもできます。ヘ
ッダーと本文には別々のキャラクタセットとエンコード方法を指定できます。
一般的に、アウトバウンドメッセージのヘッダーと本文には同じキャラクタセットを使用します。韓国語は例外
で、ヘッダーと本文は別のキャラクタセットを使用して送信されます。デフォルト値はこれを反映しています。
次の表は、メッセージ本文と添付ファイルのエンコード方法の組み合わせのサポート状況です。
メッセージ本文のオプション
Base 64
Quoted Printable
UUencode
ロータス ノーツを使用しないユーザー [MIME]
はい
はい
はい
ロータス ノーツを使用することも使用しないこ
ともあるユーザー(推奨しません)
はい
いいえ
いいえ
メモ:値の選択肢は、システム管理クライアントに対して [編集者] アクセス権があるドミノ システム管理者でな
いと表示されません。
フィールド
選択肢
ヘッダー - キャラクタセット
キャラクタセット。デフォルトのキャラクタセットは、[キャ
ラクタセット別の MIME 設定:] で選択したキャラクタセット
です。
本文 - キャラクタセット
キャラクタセット。デフォルトのキャラクタセットは、[キャ
ラクタセット別の MIME 設定:] で選択したキャラクタセット
です。
ヘッダー - エンコード
アウトバウンドヘッダーのエンコード方法。
次のどれかを選択します。
- [Base 64]
- [Quoted Printable]
- [なし](デフォルト)
本文 - エンコード
アウトバウンド本文のエンコード方法。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
[MIME] - [詳細] - [インバウンド] タブ
フィールド
設定値
元のヘッダーよりも Recent ヘッダーを優
先する
[有効] にすると、 RFC822 Resent ヘッダーがある
場合、通常のヘッダーの代わりに使用します。デフ
ォルトは [無効] です。
ヘッダーからグループ名を削除
[有効] にすると、すべてのグループ名をアドレスヘ
ッダーから削除します。デフォルトは [いいえ] で
す。
それぞれの受信者のアドレスがどのアドレ
スヘッダーにも現れない場合、それらのア
ドレスを BCC リストに加える
[はい] にすると、宛名のアドレスとヘッダーのアド
レスの違いを解決します。RFC822 に準拠しないア
ドレスは、メッセージのコピーの BCC にヘッダー
フィールドに追加されます。デフォルトは [いいえ]
です。
MIME でないメールや MIME でキャラクタ
セットが不明な場合、次の8ビットキャラ
クタセットを仮定
[メールのキャラクタセット情報が無い場合、自動判
定を行う] オプションが無効、またはキャラクタセッ
ト検索が失敗した場合、このキャラクタセットをデ
フォルトとして仮定します。
キャラクタセット名の別名
キャラクタセット名の別名を入力して、MIME をネ
イティブ MIME に変換できるようにします。
別名を使用するとインバウンドメッセージのキャラ
クタセットネームタグを別のキャラクタセットであ
るかのように扱います。たとえば、"ISO-8859-1"
を "KOI8-R" にマップしておくと、受信メッセージ
のデータがKOI8-R (キリル文字)である場合に、時々
ISO-8859-1 (西ヨーロッパ語)とラベルがついている
環境などで便利です。
[MIME] - [詳細] - [アウトバウンド] タブ
Macintosh 添付ファイルの変換のサポート
Macintosh 添付ファイルを送受信すると特有の問題が生じます。従来のオペレーティングシステムでは、ファイ
ルは構造のないビット列として、ファイル名、作成日時などのわずかな説明情報を追加して保存しま
す。Macintosh のオペレーティングシステム(MacOS)では追加情報が多く、ファイルを3つの部分に分けて保
存します。
1. ファインダ情報:この部分にはファイルクリエータの種類とファインダウィンドウでのファイルアイコンの
位置情報が含まれています。ファイルクリエータは 32 ビットのバイナリ識別子(通常は4桁の文字列)で
す。
2. リソースフォーク:標準のシステムツールで操作できる構造化された情報です。文字列、音声、図形、コー
ドセグメント、アイコン、GUI 要素などが含まれています。
3. データフォーク:構造化されていないバイトストリームです。
Macintosh ユーザーが添付ファイルを交換する場合、上記の情報がすべて維持されることを期待します。データ
フォークだけ維持すると、添付ファイルのアイコンが違う、起動できない、全く使用できないなどの障害が起こ
ります。
RFC1740 と BinHex
Macintosh ユーザーがこの問題に対処する従来の方法は、エンコーダの BinHex を使用して Macintosh ファイル
をエンコードするものでした。BinHex では、Macintosh ファイルの3つの部分を ASCII キャラクタセットのサ
ブセットを使用して単一のテキストファイルにエンコードします。。BinHex でエンコードした Macintosh ファ
イルは非 Macintosh システムで安全にメールしたり保存できます。Macintosh 上でデコードすると元の完全なフ
ァイルが生成されます。
BinHex は Macintosh 間ではすぐれた方法ですが、Macintosh ユーザーから PC ユーザーに、JPEG イメー
ジ、QuickTime ビデオ、ロータス 1-2-3 ワークシートなどの有効なクロスプラットフォームデータを含むファ
イルを送信することもあります。BinHex はこのケースでは適切ではありません。BinHex 添付ファイルをデコー
ドできる PC ユーティリティもありますが、手動の手順が増えてしまいます(ユーティリティを入手、インスト
ールする手間のことではありません)。この問題を解決するためにインターネットコミュニティで RFC1740 と
いう規格が定められました。Macintosh の添付ファイルをメールする場合に、Macintosh ユーザーにとって最大
限の忠実度を維持しながらクロスプラットフォームデータを非 Macintosh ユーザーが受信できるようにする規格
です。RFC1740 エンコードは、大半は、Macintosh 添付ファイルの送信に使用されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
アウトバウンドの Macintosh 添付ファイルの MIME エンコード(ノーツからインターネット)
RFC1740 エンコード規格はアウトバウンド MIME 処理のとき、[Macintosh 添付ファイルの変換] フィールドが
[AppleDouble(base64 のみ)] に設定されているときに使用されます。添付ファイルにリソースフォークがあ
る]場合は、ノーツ形式から MIME へのコンバータは必ずリソースフォークを送信し、その後にデータフォークを
送信します。MIME からノーツ形式へのコンバータは2つのフォークをどちらの順序でも処理します。添付ファ
イルにリソースフォークがない場合は、データフォークは「通常の方法」(標準の MIME)で送信されます。
メッセージが MIME としてアウトバウンドに送信される場合に、[Macintosh 添付ファイルの変換] フィールドが
[BinHex] に設定してあり、ノーツ形式から MIME への変換が行われるときは、添付ファイルは
application/mac-binhex40 として送信されます。
すべてのケースで、application/applefile 部分がなくても受信側ユーザーエージェントが添付ファイルを正しいク
リエータで保存して添付ファイルが正常に起動するように、添付ファイルには MIME の x-mac-type と
x-mac-creator パラメータが付加されています。
インバウンド(インターネットからノーツ)
Inbound、AppleSingle、AppleDouble、BinHex がサポートされています。Macintosh 添付ファイルはエンコード
方法に関係なく、通常のノーツ Macintosh 添付ファイルとして保存されます。PC ユーザーにとってデータフォ
ークに意味があれば、PC のノーツユーザーは添付ファイルを通常どおり起動できます。
次の例では、明記しない限り、「添付ファイルが通常どおり保存、起動できる」や「ノーツ内から起動できる」
と記述してあれば、添付ファイルを正常に開くために必要なアプリケーションをユーザーのシステムにインスト
ールしてあるものとします。MIME 準拠ユーザーエージェントを使用することも仮定します。
1. Macintosh の Netscape ユーザーが JPEG イメージを含む JPEGview ファイル(リソースフォークはな
し。これが通常のケースです)を2人の受信者に送信します。どちらもノーツユーザーで1人は
Macintosh、もう1人は PC でノーツを使用しています。
どちらの受信者も添付ファイルを完全な状態で受信します。Macintosh ユーザーが JPEGview をインストー
ルしていれば、添付ファイルは JPEGview ファイルアイコンで表示され、ノーツ内から起動できま
す。JPEGview がなければ添付ファイルは汎用ファイルアイコンで表示され、ノーツ内からは起動できませ
ん。PC ユーザーの場合も汎用アイコンが表示され、添付ファイル名 .JPG で終わり、.JPG 拡張子の関連付
けが設定されている場合だけノーツ内から起動できます。すべてのケースで、[添付ファイル] - [表示] コマ
ンドを使用すればノーツ内で表示することができます。
2. Macintosh Claris Emailer ユーザーが 1-2-3 ワークシートを2人のノーツユーザーに送信します。1人は
Macintosh、もう1人は PC でノーツを使用しています。
どちらの受信者も 1-2-3 添付ファイルを完全な状態で受信します。Macintosh ユーザーは、添付ファイル名
が何であっても、ノーツ内から起動したり、保存してからダブルクリックして起動できます。
PC ユーザーは、ファイル名が .WK1、.WK3、.123 などの 1-2-3 に関連付けられた拡張子で終わっている場
合だけ、ノーツ内から起動したり、保存してからダブルクリックして起動できます。これは Windows の制限
でノーツでは補完できません。
3. PC のノーツユーザーが 1-2-3 ワークシートを Macintosh Claris Emailer ユーザーに送信します。.
Macintosh では最新の 1-2-3 バージョンが 1-2-3 R1 なので、PC ユーザーはワークシートを 1-2-3 R1 ワ
ークシートとして保存する必要があります。このワークシートはロータスが定義したプライベートの MIME
タイプ X-Lotus-123R1 としてエンコードされます。これはプライベートの MIME タイプなので、通
常、Claris Emailer では理解できません。したがって、添付ファイルには正しいデータが含まれていますが
直接起動することはできません。まず、1-2-3 を起動し、[ファイル] - [開く...] コマンドを使って手動で開
きます。
代替手段として、Claris Emailer では、広く使用されているフリーソフトウェアの Internet Config で保守管
理されているマッピングテーブルを使用して MIME タイプを検索し、Macintosh ファイルタイプとクリエー
タコードにマップします。Internet Config を使用して X-Lotus-123R1 タイプをマッピングに追加するのは
簡単です。これを最初に行っておけば、この例の添付ファイルは Macintosh で直接起動できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
フィールド
設定値
Macintosh 添付ファイルの変換
Macintosh 添付ファイルの形式。どちらかを選択します。
- [AppleDouble (Base64 のみ)](デフォルト)
- [BinHex4.0]
RFC822 フレーズパートの扱い
アドレスヘッダー内のフレーズの処理方法。どれかを選択し
ます。:
- [フレーズパートなし](デフォルト)
- [識別名をフレーズパートとして使用](フレーズにドメイン
名を使用)
- [利用できる場合は、ユーザー名の別名を使用します。それ
以外の場合は、識別名を使用します。](別名かドメイン名を
使用します)
インターネットメールサーバーの
メール内のノーツ独自のアイテム
の送信
[有効] にすると、インターネットの標準以外のアイテムは
IMAP か POP3 クライアントに送信されます。これによ
り、RFC822 にないすべてのノーツヘッダーアイテムを使用
できます。デフォルトは [無効] です。
ヘッダーから削除するノーツフィ
ールド
ノーツ独自のアイテムがメッセージに表示されるように設定
した場合(1つ上のフィールドを参照)、アウトバウンドの
インターネットメッセージで送信しないノーツアイテム名の
リストです。
多言語メールの MIME への変換時
複数の言語グループを含むメッセージのキャラクタセット。
ほかのキャラクタセットの一部しか含まないキャラクタセッ
トもあります。どちらかを選択します。
- [Unicode (UTF8) で送信]
- [良く表現できるキャラクタセットで送信]
キャラクタセッ名の別名
キャラクタセット名の別名を入力して、MIME をネイティブ
MIME に変換できるようにします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
複数ディレクトリ
ドミノ サーバー
サーバーディレクトリカタログとディレクトリアシスタント
下記に示した、『R5 システム管理ヘルプ』の「サーバーディレクトリカタログとディレクトリアシスタント」の
記述の内、太字の部分は間違いです(この項目は [印刷ビュー] の『システム管理者ガイド』の「第15章 複数ディ
レクトリの管理」にも表示されます)。この部分は次のように訂正します。
「ディレクトリカタログで検索要求を処理できない場合、たとえば、ディレクトリカタログに設定されていない
フィールドを LDAP クライアントで検索すると、ディレクトリアシスタントを設定してあれば、検索は完全なデ
ィレクトリに拡張されます。」
(ヘルプ中の記述)
サーバーは常にそれ自体の1次ドミノディレクトリを検索し、次にサーバーのディレクトリカタログを検索して
からディレクトリアシスタントを使用します。通常は、サーバーディレクトリカタログとディレクトリアシスタ
ントを両方設定することを推奨します。サーバーディレクトリカタログは、メールのアドレス指定要求などの各
種要求を満たすことができる場合が多いので、サーバーが検索する必要があるのは複数の2次ディレクトリでは
なく、ディレクトリカタログだけです。
ディレクトリカタログの各エントリには、エントリの取得元になったドミノディレクトリのレプリカ ID と、その
エントリの UNID、つまり複製された文書で一意の ID が記録されています。ディレクトリカタログに含まれてい
ないフィールドに対する LDAP 検索処理など、カタログで検索を処理しきれない場合には、サーバーはこの情報
とディレクトリアシスタントから取得した情報を利用することで、2次ドミノディレクトリの全エントリへのア
クセスをすばやく行えます。
サーバーディレクトリカタログとディレクトリアシスタントに同じ2次ドミノディレクトリを設定する必要はあ
りません。2次ドミノディレクトリをディレクトリアシスタントに設定して、サーバーディレクトリカタログに
は設定しないと、サーバーはディレクトリカタログを検索してから、2次ドミノディレクトリを検索します。2
次ドミノディレクトリをサーバーディレクトリカタログ設定に追加して、ディレクトリアシスタントには設定しない
と、2次ドミノディレクトリの検索が必要になった場合、サーバーはディレクトリカタログの文書リンクを使用してデ
ィレクトリ内の完全なエントリを見つけます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
NOTES.INI の設定
ドミノ サーバー
FTG_Index_Limit
ドミノでは、全文索引ファイルのデフォルトの最大サイズは 6MB です。サイズの大きい添付ファイルを保存して
いるデータベースの全文索引を作成する場合には、NOTES.INI 変数 FTG_Index_Limit = xxx を使用してデフォル
トのサイズを増加できます。xxx には最大サイズにしたい MB 単位の値を指定します。
RSNR44WNPZ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
NOTES.INI の設定
ドミノ サーバー
HTTP/SSL のトラブルシューティング用の設定
SSL を使用した HTTP 接続のトラブルシューティングをシステム管理者が行えるように、NOTES.INI の設定が
2つ追加されました。
ReportSSLHandshakeErrors=1
HTTP SSL ハンドシェークのエラーをコンソールと LOG.NSF にレポートします。この設定はエラーをレポート
するだけなのでデフォルトで設定しても問題ありません。
TraceSSLHandshake=1
ハンドシェークの詳細をコンソールと LOG.NSF に出力するので、エラーを正確に特定できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
セキュリティ
ドミノ サーバー
メールの暗号化
「メールの暗号化」の「S/MIME メールを暗号化する仕組み」の手順3に説明が不足しています。
ノーツ クライアントから暗号化された S/MIME メールを送信する場合、クライアントがアクセス権を持ってい
る個人アドレス帳、ドミノ ディレクトリ、LDAP ディレクトリで受信者のインターネット(X.509)認証が検索
されます。認証が見つかった場合は、インターネット認証を信頼できることを示す相互認証がクライアントの個
人アドレス帳で検索されます。認証が信頼できる場合は、インターネット認証内にある受信者のパブリックキー
でメッセージが暗号化されます。受信者の認証が見つからなかった場合は、この宛先へのメッセージは暗号化で
きないという内容の警告が表示されます。送信者は、メッセージの送信を中止するか暗号化しないでメッセージ
を送信するかのどちらかを選択できます。
相互認証が見つからなかった場合、送信者は、受信者の相互認証を作成して暗号化メールを送信することもでき
ます。
「メールを暗号化する」の「送信メールを暗号化するには」の説明が不足しています。
S/MIME 暗号化メールの送信者の個人アドレス帳には、受信者のインターネット認証が信頼できることを示す相
互認証がなければなりません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
セキュリティ
ドミノ サーバー
ノーツ クライアントとインターネットクライアントでの SSL クラ
イアント認証の設定
ヘルプでは、ノーツ クライアントで SSL を使用するには、信頼されたルート証明書が必要である、と記述され
ていますが間違いです。信頼されたルート証明書は相互認証の作成に必要ですが、一度相互認証を作成してしま
えば必要なくなります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドメイン検索
ドミノ サーバー
ドメイン検索の結果の URL には、サーバー文書にホスト名が必要
です。
ブラウザのユーザーがドメイン検索を実行すると、その結果は適切な文書へリンクする URL の1ページとしてフ
ォーマットされます。
ドメインカタログサーバーで有効な URL を形成するには、ドメインカタログサーバーはそのサーバー文書に指定
されたホスト名が必要です。
サーバー文書を正しく記入するには、次の手順を実行します。
1. ドメインカタログサーバーのサーバー文書を開きます。
2. [インターネットプロトコル] タブを選択します。
3. [HTTP] タブの最初のフィールドに、ドメインカタログサーバーとなるコンピュータの完全なホスト名を入
力します。(例、servername.acme.com)
4. サーバー文書を保存して閉じます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
システム管理プロセス要求
ドミノ サーバー
トピック「サーバー間でメールファイルを移動する」
メールファイルをあるサーバーから別のサーバーに移動するプロセスの一部として、[メールファイルのフィール
ドを置換する] システム管理プロセス要求が発行された後に、ユーザーは移動元のメールサーバー上のデータベー
スを開いて、移動元のメールサーバー認証する必要があります。
この認証に続いて、[新しいメールサーバーに変更をプッシュする] システム管理要求が発行されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
システム管理プロセス要求
ドミノ サーバー
トピック「サーバーの DNS ホスト名を保存する」
『R5 システム管理ヘルプ』の『システム管理者ガイド』のトピック「サーバーの DNS ホスト名を保存する」の
一部を次の内容で置き換えてください。
結果 サーバーの DNS ホスト名が、サーバー文書の [基本] タブの [完全なインターネットホスト名] フィー
ルドに追加されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ユーザーの管理
ドミノ サーバー
トピック「ユーザーのメールファイルを移動する」
『R5 システム管理ヘルプ』のトピック「ユーザーのメールファイルを移動する」の手順6にある次の部分は不要
なため無視してください。
「ドミノディレクトリにあるユーザーのユーザー文書を編集し、新しいサーバー名にします。この操作で
は、ドミノディレクトリに対する [編集者] アクセス権が必要になります。」
ドミノ R5 では、ユーザーのメールファイルを移動するプロセス中で、自動的にユーザー文書が更新されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
トランザクションログ
ドミノ サーバー
トピック「トランザクションログの設定」
『R5 システム管理ヘルプ』のトピック「トランザクションログの設定」の一部は、次の内容で置き換えてくださ
い。
ログのパスを変更するには
次の手順で、ログのパスを変更します。
1. すべてのデータベースについて完全バックアップを実行します。
2. [ログのパス] フィールドを編集し、サーバー文書を保存します。
3. サーバーを停止して、オペレーティングシステムを使い、既存のログファイルを新しいパスに移動します。
4. サーバーを再起動して、変更を有効にします。
ログのサイズを変更するには
次の手順で、ログのパスを変更します。
1. すべてのデータベースについて完全バックアップを実行します。
2. [最大ログ領域:] フィールドまたは [ログデバイスの利用できる領域を使用:] フィールドのどちらかを編集
して、サーバー文書を保存します。トランザクションログが取られ、変更が有効になりますから、サーバー
を再起動する必要はありません。
ログのスタイルを変更するには
次の手順で、ログのパスを変更します。
1. すべてのデータベースについて完全バックアップを実行します。
2. [ログ形式] フィールドを編集し、サーバー文書を保存します。
3. サーバーを再起動して、変更を有効にします。
4. 別の完全バックアップをすべてのデータベースに対して実行します。これは、新しい DBIID がすべてのデー
タベースに割り当てられるからです。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント, ドミノ サーバー
lsearch を使って別名言語を検索する
ドミノ R5 の新機能である、lsearch ユーティリティを使った別名言語での検索を行うには、ドミノディレクトリ
で、LDAP を使った別名言語での検索を有効にします。
別名言語の2次属性を使用するには、次の構文を使用してください。
"(attribute;lang-code=value)"
パラメータの説明:
attribute
code
value
そのユーザーに関する一般的な属性です。
言語のコードです。
ユーザー名の別名言語の2次属性の値です。
たとえば、次のようになります。
ldapsearch -h ldap.acme.com "(sn;lang-fr=Moutal)"
サポートされている別名言語のコードを次の表に示します。
言語
コード
言語
コード
アルバニア語
sq
日本語
ja
アラビア語
ar
韓国語
ko
ブルガリア語
bg
ラトビア語
lv
ベロルシア語
be
リトアニア語
lt
カタロニア語
ca
マケドニア語
(FYROM)
mk
中国語 (簡字体)
zh-CN
ノルウェー語
no
中国語 (繁字体)
zh-TW
ポーランド語
pl
クロアチア語
hr
ポルトガル語
pt
チェコ語
cs
ルーマニア語
ro
デンマーク語
da
ロシア語
ru
オランダ語
nl
セルビア語
sr
英語
en
スロバキア語
sk
エストニア語
et
スロヴェニア語
sl
フィンランド語
fi
スペイン語
es
フランス語
fr
スウェーデン語
sv
ドイツ語
de
タイ語
th
ギリシア語
el
トルコ語
tr
ヘブライ語
he
ウクライナ語
uk
ハンガリア語
hu
ベトナム語
vi
イタリア語
it
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
LDAP
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
LDAP 検索ユーティリティについてのヘルプの正誤
『R5 システム管理ヘルプ』では、LDAP 検索ユーティリティの記述に誤りがあります。正しい説明は次のとおり
です。
l
ヘルプではユーティリティの名前が LSEARCH.EXE となっていますが、正しい名前は LDAPSEARCH.EXE
です。LSEARCH.EXE や LSEARCH となっている箇所はすべて、LDAPSEARCH.EXE か LDAPSEARCH
と読み替えてください。
l
ヘルプでは、ユーティリティを実行するときにプラットフォーム固有のプリフィックスを使用してくださ
い、という指示がありますが、この記述は誤りです。プリフィックスは必要ありません。NLDAPSEARCH
などではなく、LDAPSEARCH と入力するだけで済みます。
l
R5.0.1 のリリースでは、このユーティリティはサポートされるすべてのプラットフォーム上で使用できま
す。
なお、『R5 システム管理ヘルプ』の第14章には、-L パラメータに関する記述がありません。
このパラメータは、LDAPSEARCH の出力フォーマットを LDIF フォーマットにします。LDIF フォーマットで
は、等記号(=) ではなく、コロン(:) を使って属性を表わします。LDIF フォーマットを使用すると、LDAP 対応の
ディレクトリに出力ないようをインポートすることができます。
-L を使用した出力例
dn: CN=joe smith,O=acme
o: acme
cn: joe smith
-L を使用しない出力例
dn= CN=joe smith,O=acme
o= acme
cn= joe smith
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ サーバー
DIIOP サーバーの新規セキュリティフィールドチェック
DIIOP サーバーでは、サーバー文書内の次の2つの追加フィールドをチェックして、リモートアクセスを制限し
ます。
l
[セキュリティ] タブにある、サーバー文書の [Web サーバーアクセス] フィールドの値を使用して、ユーザ
ー名を有効化するためのビューを判別する
l
[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブにある、サーバー文書の [HTTP クライアントからのデータベー
ス参照を許可] フィールドの値を使用して、DbDirectory.getFirstDatabase 呼び出しが許可されるかどうか
を判別する
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント, ドミノ サーバー
Restart コマンドは Restart Server に変更されました
Restart サーバーコマンドは、Restart Server に変更されました。
構文: Restart Server
説明: サーバーを停止してから、わずかに遅れてサーバーを再起動します。
データベースの複製中やメールの配信中に、サーバーを停止した場合、これらのタスクは、サーバーの再起動
後、次のスケジュールされた間隔で再開されます。複製またはメールの配信は、データベースが完全に複製さ
れ、完全なメールメッセージが送信者に転送または返されるまで、継続します。
Restart サーバーコマンドを使用してサーバーを停止する前に、Broadcast サーバーコマンドを使って、サーバ
ーを停止する前に現在実行しているタスクを終了するよう、ユーザーに警告します。
SBRT47VGRC
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
S/MIME 暗号および署名用の2つのインターネット認証
次に示す、S/MIME 暗号および署名用の2つのインターネット認証に関する情報は、R5.0.1 の新機能で、『R5
システム管理ヘルプ』には記載されていません。この情報は、将来のリリースで、文書に追加されます。
R5.0 では、ノーツ ID ファイルに追加されたインターネット認証は、S/MIME 暗号および電子署名の両方に使用
されていました。R5.0.1 では、暗号と署名の両方に同じインターネット認証を使用する必要がなくなりました。
複数のインターネット認証をノーツ ID ファイルに追加した場合、1つのインスターネット認証を暗号用に指定し
て、別のインターネット認証を署名用に指定できます。例えば、サードパーティーの CA が、インターネット認
証を発行して、暗号化されたメールメッセージ用に使用し、また違うインターネット認証を発行して、署名され
たメールメッセージ用に使用する場合、これらの認証を両方ともノーツ ID に追加して、1つの認証を暗号用に、
もう1つの認証を署名用に使用できます。
複数のインターネット認証のノーツ ID への追加
複数のインターネット認証をノーツ ID に追加して、別の CA によって認証を発行するようにするには、各 CA
のサイトを参照して、CA が指定する手順に従います。ドミノ CA によって作成されたインターネット認証を追
加している場合は、『R5 システム管理ヘルプ』 (help5_admin.nsf) を参照してください。追加するインターネッ
ト認証が、同じ CA によって発行されている場合は、CA のサイトを参照して、認証の1つを追加し、[ファイル]
- [ツール] - [ユーザー ID] の、[インターネット認証の呼び出し] を使って、2つ目の認証を追加します。同じ
CA によって発行された複数のインターネット認証の追加を試みる場合、ノーツでは、ID ファイルに最後に追加
された認証を使用します。認証の呼び出しの詳細については、「インターネット認証のユーザー ID ファイルへの
呼び出し方法」を参照してください。
暗号または署名用に使用するデフォルトのインターネット認証の指定
署名用に使用するデフォルトのインターネット認証を指定するには、次の手順に従います。
1. [ファイル] - [ツール] - [ユーザー ID] を選択します。
2. パスワードを入力します。
3. [認証] を選択します。
4. 電子署名用に使用するインターネット認証をハイライトします。
5. [This is your default signing certificate] を選択して、[OK] をクリックします。
選択したインターネット認証を、暗号および認証の両方に使用する場合、ノーツでは、この認証を署名および暗
号用のデフォルトとして使用します。他の場合、ノーツでは、指定したインターネット認証を署名用に使用し、
およびノーツ ID に最後に追加されたインターネット認証を暗号用に使用します。デフォルトの署名認証も、SSL
クライアント認証用に使用される認証です。
ユーザーへの暗号用インターネット認証の送信
R5.0 で、ユーザーのインターネット認証を個人アドレス帳に追加するには、署名したメールメッセージを送信
し、受信者は、[ツール] - [送信者をアドレス帳に追加] を選択して送信者用の接続文書とインターネット認証を
追加します。この手順は、R5.0.1 でも同じです。署名したメッセージを送信して、署名と暗号用に異なる2つの
認証がある場合は、ノーツでは、受信者に対して、暗号と署名用のデフォルトのインターネット認証が送信され
ます。受信者が、[ツール] - [送信者をアドレス帳に追加] を選択すると、ノーツでは、接続文書が追加され、そ
の接続文書に暗号および署名用のインターネット認証が追加されます。暗号化されたメッセージを送信すると、
ノーツでは、接続文書から暗号用のインターネット認証のみ抽出されます。
オンデマンドの相互認証
受信者が、署名されたメッセージを受信すると、ノーツでは、個人アドレス帳で、そのメッセージに含まれてい
る署名認証が信頼できることを示す、相互認証を確認します。 相互認証が表示されていない場合、ノーツでは、
受信者が「オンデマンド」の相互認証を行うことができるダイアログボックスが表示されます。リーフ認証また
は CA のいずれかに対して相互認証を作成できます。リーフ認証に対して相互認証を作成するには、認証の所有
者 (この場合、署名されたメッセージの送信者) についてのみ信頼性が示されます。CA に対する相互認証では、
その CA によって発行された認証をもつすべてのユーザーについての信頼性が示されます。
オンデマンドで相互認証すると、ノーツでは、署名認証用の相互認証が作成されますが、暗号認証については相
互認証は作成されません。ただし、署名および暗号化認証が、同じ CA から発行されて、CA 用の相互認証を作
成した場合は、署名認証用に作成された相互認証も、暗号認証用の認証を有効化するのに使用できます。署名認
証および暗号認証が異なる CA から発行される場合、暗号化メッセージを送信する前に、暗号化認証を発行した
CA に対する相互認証を作成する必要があります。相互認証作成に関する詳細については、『R5 システム管理ヘ
ルプ』 (help5_admin.nsf) を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント
パスワードクオリティスケール
指定したパスフレーズのクオリティを判別する保守的式をここに示しますが、この式は、ノーツによって返され
る割合よりも大きい数値または同等の数値を常に返します。
指定したパスフレーズは、パスフレーズの長さと同じ割合で、開始されます。次のうち1つを含む場合は、25%
のボーナスを受領し、2つ以上を含む場合は、50% のボーナスを受領します。
大文字と小文字
数値
句読点
予想可能であるとプログラム的に判別できるもの (辞書内で最も重要な単語) がパスフレーズに含まれている場合
は、割合が低くなります。
Quality
Rating
1
3
6
8
13
15
20
Example (only accurate for R5)
"b", "3"
"password", "doughnut"
"lightferret", "b 4D"
"pqlrtmxr", "wefourkings",
"4891spyONu"
"lakestreampondriverocean", "stRem2pO()"
"stream2pond3river4lake5ocean"
次に示すのは、パスワードクオリティスケール用に提案された代替のフレーズです。
0:
Password is optional.
1:
Allow any password.
2-6: Allow a weak password, even though it might be guessed by trial and
error.
7-11: Require a password that is difficult to guess, but might be
vulnerable to an automated attack
12-16:Require a strong password, even though the user may have difficulty
remembering it.
現在、予想可能な文字列のチェックで、「password」のような簡単で明白な文字列の検索さえ失敗するという結
果を起こす、ソフトウェアのエラーがあります。これは、初めてのインストールで完全に初期化されていないス
ペルチェックで処理する必要があり、文書をスペルチェックすると、この問題は簡単に回避できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント, ドミノ サーバー
追加サーバーコマンド
Show Performance
構文: Show Performance
説明: ドミノサーバの実行時に、ユーザとトランザクションの値を1分ごとに表示します。コマンドを再入力する
と、パフォーマンスのモニターが使用不可になります。
Show Transactions
構文: Show Transactions
説明: ドミノサーバの実行中に、トランザクションの特定のタイプについて、NRPC トランザクションの合計数、
特定のトランザクションの最速実行時間、特定のトランザクションの最低速度実行時間、全トランザクションの
合計実行時間、および特定トランザクションの平均実行時間を表示します。すべての時間が、ミリセカンド単位
でレポートされ、多くのトランザクションタイプに関する情報が表示できます。このコマンドは、非常に時間の
かかるトランザクションを識別する場合に、大変役に立ちます。
メモ: インターネットの作業負荷 (SMTPPOP3、IMAPHTTP (web) など) については、Show Stat コマンドを発
行して、次の統計をモニターします。
SH
SH
SH
SH
SH
STAT
STAT
STAT
STAT
STAT
SMTP
POP3
IMAP
LDAP
Domino (HTTP Server stats の場合)
例: Show Transactions コマンドの入力時に、サーバーコンソールによって表示される出力例を次に示します。
ここでは、次のようになります。
Count
Min
Max
Total
Avg
=
=
=
=
=
トランザクションの数
トランザクションの最小実行時間 (ミリセカンド単位)
トランザクションの最大実行時間 (ミリセカンド単位)
全トランザクション実行の合計時間
合計/数
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
Show Trans
Function
Count
Min
Max
Total
ILLEGAL
OPEN_DB
CREATE_DB
GET_SPECIAL_NOTE_ID
OPEN_NOTE
UPDATE_NOTE
SET_SPECIAL_NOTE_ID
DB_INFO_GET
DB_MODIFIED_TIME
DB_REPLINFO_SET
DB_REPLINFO_GET
ALLOC_OBJECT
REALLOC_OBJECT
READ_OBJECT
WRITE_OBJECT
ALLOC_UPDATE_OBJECT
FREE_UPDATE_OBJECT
REMOTE_CONSOLE
CLOSE_DB
CLOSE_COLLECTION
OPEN_COLLECTION
READ_ENTRIES
NAME_LOOKUP
NAME_GET_AB
GET_NAMED_OBJECT_ID
POLL_DEL_SEQNUM
SERVER_AVAILABLE_LITE
START_SERVER
GET_UNREAD_NOTE_TABLE
SET_DBOPTIONS
FINDDESIGN_NOTES
600
997
200
600
604
59818
200
4
4
207
58352
200
200
600
9946
9359
184
3211
3
604
605
3
2
2
3
1
1
982
601
400
600
0
0
15
0
0
0
15
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
500
0
0
0
188
32
0
0
0
16
15
0
0
0
313
1410
516
562
781
9280
328
16
0
188
1270
391
672
453
1500
1750
16
4000
31
500
17410
1110
47
0
31
0
16
2500
1250
609
531
2029
212142
15266
3684
2710
8501055
5825
32
0
3391
62246
7172
7158
1436
274834
529877
95
1620479
31
8744
2258889
1892
79
0
46
0
16
82666
143566
3448
1424
Average
3
212
76
6
4
142
29
8
0
16
1
35
35
2
27
56
0
504
10
14
3733
630
39
0
15
0
16
84
238
8
2
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
AgentContext プロパティ
Java AgentContext プロパティを使用すると、現在のプログラムがエージェントから実行されていない場合にプ
ロパティが例外を与えます。
JBBK42CNV6
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
getItemValueInteger メソッド
Java getItemValueInteger メソッドは、フィールドが存在しないときにゼロを戻します。getItemValueInteger
を使用する前にフィールドが存在することを確認するには、hasItem メソッドを使用します。
JBBK3R4S85
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
Session.getUserNameList()
Java Session.getUserNameList() は実装されていません。セッションが IIOP を介して取得されたリモートセッ
ションである場合に、Java プログラムが Session.getUserNameList() をコールすると、ドミノは「not
implemented」例外をスローします。
SNAR457RME
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
Agent.runOnServer
クライアントのフォアグラウンドエージェントとアプリケーションがサーバー上のデータベースにあるエージェ
ントを取得して、そのエージェントをサーバー上で実行できるようにするために、Java Agent.runOnServer() メ
ソッドが用意されています。エージェントは、そこで runOnServer() がコールされると即時に実行されます。
runOnServer は、ノーツからコールされたときには、サーバーエージェントの署名者のセキュリティのもとで実
行されます。runOnServer が Web ブラウザから コールされたときは、Web からエージェントを開始したユーザ
ーのセキュリティのもとで実行されます。
SNAR45LMDC
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
Agent.runOnServer
クライアントのフォアグラウンドエージェントとアプリケーションがサーバー上のデータベースにあるエージェ
ントを取得して、そのエージェントをサーバー上で実行できるようにするために、ロータス スクリプト
Agent.runOnServer メソッドが用意されています。エージェントは、そこで runOnServer がコールされると即
時に実行されます。
runOnServer は、ノーツからコールされたときには、サーバーエージェントの署名者のセキュリティのもとで実
行されます。runOnServer が Web ブラウザから コールされたときは、Web からエージェントを開始したユーザ
ーのセキュリティのもとで実行されます。
SNAR45LMDC
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
NotesAgent.ServerName
ロータス スクリプト NotesAgent クラス ServerName プロパティのトピックでは、次のテキストは誤りです。
親データベースがクライアントにあるときは、このプロパティは現在のユーザーの名前を返します。
このテキストは、次のように読む必要があります。
親データベースがワークステーション上にある場合、このプロパティは空の文字列を戻します。
Java ServerName プロパティも空の文字列を戻します。ヘルプトピックの同様のテキストは正確です。
RNAO45GTNA
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
Registration.registerNewCertifier メソッド
Java Registration.registerNewCertifier メソッドは、タイプ orgUnit の認証者の登録をサポートするようになり
ました。この動作は、登録プロパティ OrgUnit を目的の組織単位の値に設定することによってオンにします。組
織単位が指定されているときは、組織と国の入力パラメータは無視されるので注意してください。
JBBK3T7KYJ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
NotesSession.ConvertMime
ロータス スクリプト。読み込み/書き込み。アイテムをインスタンス化するときに TYPE_MIME_PART のアイテ
ムをリッチテキストに変換するかどうかを指定します。
メモ これはリリース 5.0 での新しいプロパティです。
定義
NotesSession
データ型
Boolean
構文
取得: flag = notesSession.ConvertMime
設定: notesSession.ConvertMime= flag
有効な値
True
False
デフォルト値は False です
用法
TYPE_MIME_PART 項目の変換を回避するには、項目を instantiate する前に ConvertMime Session プロパティ
を FALSE に設定します。
TYPE_MIME_PART 項目の変換を強制するには、項目を instantiate する前に ConvertMime Session プロパティ
を TRUE に設定します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
NotesDatabase.GetProfileDocCollection
ロータス スクリプトの NotesDatabase.GetProfileDocCollection では、profilename$ パラメータの指定はオプ
ションです。profilename$ パラメータを指定しなければ、データベース内のすべてのプロフィール文書から成る
文書コレクションが返されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
アプリケーション開発者ガイド
ドミノ デザイナー
ロータス スクリプトと Java エージェントの操作上の制約
ヘルプの目次の「ロータス スクリプトと Java エージェントの操作上の制約」では、次の太字で示した記述に誤
りがあります。
アクセス制限のないユーザーは、ネイティブなメソッドが入っているクラスファイルのファイル名を Notes.ini
パラメータ「JavaNotesClasses」に設定する必要があります。
正しい記述は、次のとおりです。
アクセス制限のないユーザーは、ネイティブなメソッドが入っているクラスファイルのファイル名を Notes.ini
パラメータ「JavaUserClasses」に設定する必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
NotesSession.UpdateProcessedDoc
ロータス スクリプトの NotesSession.UpdateProcessedDoc メソッドは、エージェントが終了するまで、エージ
ェントによって処理された文書に処理済みマークを付けません。したがって、それ以降にエージェント内で
NotesDatabase.UnprocessedDocuments のプロパティを呼び出したときに返される文書の件数
は、NotesSession.UpdateProcessedDoc を呼び出す前のときと同じ値です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
Session.ConvertMime のプロパティ
Java クラスです。読み込みと書き込みができます。
アイテムをインスタンス化するときに TYPE_MIME_PART のアイテムをリッチテキストに変換するかどうかを指
定します。
メモ これは R5 での新しいプロパティです。
定義する場所
[HOTSPOT HotLink]Session
データタイプ
Boolean
構文
public boolean isConvertMime()
throws NotesException
public void setConvertMime(boolean)
throws NotesException
正規の値
True
False
デフォルトは False
使い方
アイテムをインスタンス化する前に ConvertMime Session プロパティを FALSE に設定しておけ
ば、TYPE_MIME_PART のアイテムは変換されません。
TYPE_MIME_PART のアイテムを変換する場合は、アイテムをインスタンス化する前に ConvertMime Session
プロパティを TRUE に設定します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
式言語
ドミノ デザイナー
新しい@関数と@コマンド
以下は R5 の新しい@関数と@コマンドですが、R5 デザイナーヘルプには載っていません。
@関数
@HardDeleteDocument
@LocationGetInfo
@PasswordQuality
@コマンド
@Command([CreateCrossCert])
@Command([Directories])
@Command([ViewAddInternetCertificate])
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
Agent クラスの Trigger プロパティでの値の追加
Agent クラスの Target プロパティには、新たに 8 という値が追加されています。プロパティの定数リストには
表示されません。この値は エージェントの「1度だけの実行」に対応しています。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
DateTime クラス
Java の DateTime クラスには、新たに次のメソッドが追加されています。
timeDifferenceDouble
int timeDifferenceDouble(DateTime dt)
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
Outline クラスの addEntry メソッド
Java の Outline クラスの addEntry メソッドで、参照するエントリの引数に null を指定すると、空のアウトライ
ンに最初のエントリが追加されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
NotesAgent クラスの Target プロパティでの値の追加
NotesAgent クラスの Target プロパティには、新たに 8 という値が追加されています。プロパティの定数リス
トには表示されません。この値はエージェントの「1度だけの実行」に対応しています。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
NotesACLEntry クラスの IsAdminReaderAuthor プロパティ
次の説明は、ノーツ スクリプトの NotesACLEntry クラスに関する項目の補足です。
IsAdminReaderAuthor プロパティ
読み込みと書き込みができます。ACLEntry の [読者] フィールドと [作成者] フィールドを変更できるかど
うかを示します。ドミノ デザイナーの [データベース] - [アクセス制御リスト] ダイアログボックスの [詳細]
ペインの UI と同じです。ACLEntry はシステム管理サーバーでなければなりません。ACLEntry がシステム
管理サーバーではない場合(IsAdminServer プロパティを参照)、IsAdminReaderAuthor( true ) という呼
び出しを実行しても、何も変更されず、プロパティは false のままです。例外は発生しません。プログラム
で ACLEntry を作成してシステム管理サーバーにする場合は、IsAdminServer( true ) を呼び出した後
で、IsAdminReaderAuthor( true ) を実行します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
ACLEntry クラスの IsAdminReaderAuthor プロパティ
次の説明は、Java の ACLEntry クラスに関する項目の補足です。
IsAdminReaderAuthor プロパティ
読み込みと書き込みができます。ACLEntry の [読者] フィールドと [作成者] フィールドを変更できるかど
うかを示します。ドミノ デザイナーの [データベース] - [アクセス制御リスト] ダイアログボックスの [詳細]
ペインの UI と同じです。ACLEntry はシステム管理サーバーでなければなりません。ACLEntry がシステム
管理サーバーではない場合(IsAdminServer プロパティを参照)、IsAdminReaderAuthor( true ) という呼
び出しを実行しても、何も変更されず、プロパティは false のままです。例外は発生しません。プログラム
で ACLEntry を作成してシステム管理サーバーにする場合は、IsAdminServer( true ) を呼び出した後
で、IsAdminReaderAuthor( true ) を実行します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
NotesOutline クラス addEntry メソッド
ロータス スクリプトの NotesOutline クラスの addEntry メソッドで、参照するエントリの引数に null を指定す
ると、空のアウトラインに最初のエントリが追加されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
Database.getOutline
getOutline メソッドのトピックの「アウトラインを作成します」という説明 は間違って記述されていま
す。getOutline メソッドの正しい説明は「リクエストされたアウトラインを取得する」になります。アウトライ
ンを作成するには、createOutline メソッドを使用します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
Java クラス
ドミノ デザイナー
Database.isMultiDbSearch() の説明
このプロパティは [データベースプロパティ] ボックスの [基本] タブの [データベースの種類] ドロップダウンボ
ックスに相当します。その種類を [マルチデータベース検索] に設定すると、このプロパティに true が返されま
す。これは、[データベースプロパティ] ボックスの [設計] タブにある [サイト検索を含む] オプションと混同し
ないようにします。
SNAR45USP6
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ロータス スクリプトクラス
ドミノ デザイナー
GetEntryByKey メソッドでのエラー
NotesView クラス GetEntryByKey のロータス スクリプトメソッドに関するマニュアルの「戻り値」セクション
で、戻り値は notesviewentrycollection であると記述されています。これは間違った値です。正しい値は
notesviewentry です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
トピック「例:@URLOpen」
トピック「例:@URLOpen」にある3番目の例が次のように書かれていますが、これは間違いです。
@URLOpen("http://www.acme.com"/; 1)
正しくは次のとおりです。
@URLOpen("http://www.acme.com/"; 1)
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
式の言語: @URLOpen 関数
@URLOpen 関数の3つ目の例は、次のように間違って記載されていました。
@URLOpen("http://www.acme.com"/; 1)
正しくは次のようになります。
@URLOpen("http://www.acme.com/"; 1)
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
ACLEntry.Usertype 定数名のエラー
マニュアルでは、次に示す定数名が、NotesACLEntry.UserType プロパティの有効な定数名であると示されてい
ます。
正規の値
ACLTYPE_Unspecified
ACLTYPE_Person
ACLTYPE_Server
ACLTYPE_MixedGroup
ACLTYPE_PersonGroup
ACLTYPE_ServerGroup
0
1
2
3
4
5
上記の代わりに、マニュアルは次のとおり訂正されます。
正規の値
ACLTYPE_Unspecified
ACLTYPE_Person
ACLTYPE_Server
ACLTYPE_Mixed_Group
ACLTYPE_Person_Group
ACLTYPE_Server_Group
SBRT46NLNH
0
1
2
3
4
5
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
NotesEmbeddedObject.Verbs の詳細情報
デザイナーヘルプの NotesEmbeddedObject の Verbs プロパティに関する文書に、次の内容が追加されました。
添付ファイルタイプの埋め込みオブジェクトの場合、ノーツは次のエラーを生成します。「Error 4246: No
embedded object is present, cannot perform this action」
これは、エラーメッセージを明示し、このプロパティが、OLE オブジェクト (オブジェクトまたはオブジェクト
リンク) にのみ適用することを反復しています。
SBRT478HT3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
Outline および OutlineEntry クラス (ロータス スクリプト およ
び Java)
Outline クラスおよび OutlineEntry クラスに対する変更を次に示します。
R5.01 での意味の変更 (Java および ロータス スクリプト)
isHidden は、ユーザーがノーツ クライアントで、ノーツでの非表示がチェックされている場合、真を返します。
isHidden は、ユーザーが Web ブラウザクライアントで、Web ブラウザでの非表示がチェックされている場合、
真を返します。
setHidden は、ノーツおよび Web ブラウザでの非表示の両方をチェックします。
ロータス スクリプトでは、これは IsHidden プロパティになります。
R5.01 の新規プロパティ (ローカルの Java および ロータス スクリプト)
R5.02 (一時的) までのリモート (IIOP) Java からの制限
isHiddenFromNotes は、ノーツでの非表示がチェックされている場合、真を返します。
setHiddenFromNotes は、ノーツでの非表示をチェックします。
ロータス スクリプトでは、これは IsHiddenFromNotes プロパティになります。
isHiddenFromWeb は、Web ブラウザでの非表示がチェックされている場合、真を返します。
setHiddenFromWeb は、Web ブラウザでの非標示をチェックします。
ロータス スクリプトでは、これは IsHiddenFromWeb プロパティになります。
getHideFormula は、式ウィンドウで string を返します (または空の string)。
setHideFormula は、式ウィンドウに string を設定します。
ロータス スクリプトでは、これは HideFormula プロパティになります。
getUseHideFormula は、[式により段落を非表示] がチェックされている場合、真を返します。
setUseHideFormula は、[式により段落を非表示] をチェックします。
ロータス スクリプトでは、これは UseHideFormula プロパティになります。
getKeepSelelectionFocus は、 [選択フォーカスを保持しない] がチェックされていない場合、真を返します。
setKeepSelectionFocus は、[選択フォーカスを保持しない] をチェックしません。
ロータス スクリプトでは、これは KeepSelectionFocus プロパティになります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ノーツ地域サポートリスト
「Afrikaans」および「Afrikaans(South Africa)」が、ノーツおよびドミノ R5.0.1 の内容の言語に追加されまし
た。次に、ノーツ/ドミノ地域サポートの完全なリストを示します。
地域
使用する場所
l
l
[ユーザープリファレンス] - [インターナショナル] - [地域の設定]
@LanguagePreference([Region]) は、次のリストからいくつかの地域コードを返します。
locale code
--------ar
be
bg
ca
cs
da
de
el
en
en-US
es
et
fi
fr
fr-CA
he
hr
hu
it
ja
ko
lt
lv
mk
nl
no
pl
pt-BR
pt-PT
ro
ru
sk
sl
sq
sr
sv
th
tr
uk
vi
zh-CN
zh-TW
locale name
------------------Arabic
Byelorussian
Bulgarian
Catalan
Czech
Danish
German
Greek
English
English(United States)
Spanish
Estonian
Finnish
French
French(Canada)
Hebrew
Croatian
Hungarian
Italian
Japanese
Korean
Lithuanian
Latvian
Macedonian(FYROM)
Dutch
Norwegian
Polish
Portuguese(Brazil)
Portuguese(Portugal)
Romanian
Russian
Slovak
Slovenian
Albanian
Serbian
Swedish
Thai
Turkish
Ukrainian
Vietnamese
Chinese(Simplified)
Chinese(Traditional)
内容の言語
使用する場所
l
l
l
[ユーザープリファレンス] - [インターナショナル] - [内容の言語]
@LanguagePreference([Content]) は、次のリストからいくつかの地域コードを返します。
@Locale([NotesLocale]) は、次の地域カードの完全なリストを返します。
locale code
---------
locale name
-------------------
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
af
af-ZA
ar
ar-AE
ar-BH
ar-DZ
ar-EG
ar-JO
ar-KW
ar-LB
ar-MA
ar-OM
ar-QA
ar-SA
ar-TN
ar-YE
be
bg
ca
cs
da
de
de-AT
de-CH
de-DE
de-LI
de-LU
el
en
en-AU
en-CA
en-GB
en-IE
en-JM
en-NZ
en-US
en-ZA
es
es-AR
es-BO
es-CL
es-CO
es-CR
es-DO
es-EC
es-ES
es-GT
es-MX
es-PA
es-PE
es-PR
es-PY
es-UY
es-VE
et
fi
fr
fr-BE
fr-CA
fr-CH
fr-FR
fr-LU
he
hr
hu
it
it-CH
it-IT
ja
ko
Afrikaans
Afrikaans(South Africa)
Arabic
Arabic(United Arab Emirates)
Arabic(Bahrain)
Arabic(Algeria)
Arabic(Egypt)
Arabic(Jordan)
Arabic(Kuwait)
Arabic(Lebanon)
Arabic(Morocco)
Arabic(Oman)
Arabic(Qatar)
Arabic(Saudi Arabia)
Arabic(Tunisia)
Arabic(Yemen)
Byelorussian
Bulgarian
Catalan
Czech
Danish
German
German(Austria)
German(Switzerland)
German(Germany)
German(Liechtenstein)
German(Luxembourg)
Greek
English
English(Australia)
English(Canada)
English(United Kingdom)
English(Ireland)
English(Jamaica)
English(New Zealand)
English(United States)
English(South Africa)
Spanish
Spanish(Argentina)
Spanish(Bolivia)
Spanish(Chile)
Spanish(Colombia)
Spanish(Costa Rica)
Spanish(Dominican Republic)
Spanish(Ecuador)
Spanish(Spain)
Spanish(Guatemala)
Spanish(Mexico)
Spanish(Panama)
Spanish(Peru)
Spanish(Puerto Rico)
Spanish(Paraguay)
Spanish(Uruguay)
Spanish(Venezuela)
Estonian
Finnish
French
French(Belgium)
French(Canada)
French(Switzerland)
French(France)
French(Luxembourg)
Hebrew
Croatian
Hungarian
Italian
Italian(Switzerland)
Italian(Italy)
Japanese
Korean
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
lt
lv
mk
nl
nl-BE
nl-NL
no
no-NO
ny-NO
pl
pt
pt-BR
pt-PT
ro
ro-MD
ro-RO
ru
sk
sl
sq
sr
sv
th
tr
uk
vi
zh-CN
zh-TW
Lithuanian
Latvian
Macedonian(FYROM)
Dutch
Dutch(Belgium)
Dutch(Netherlands)
Norwegian
Norwegian(Norway)
Norwegian(Nynorsk)
Polish
Portuguese
Portuguese(Brazil)
Portuguese(Portugal)
Romanian
Romanian(Moldavia)
Romanian(Romania)
Russian
Slovak
Slovenian
Albanian
Serbian
Swedish
Thai
Turkish
Ukrainian
Vietnamese
Chinese(Simplified)
Chinese(Traditional)
ユーザー別名の言語
使用する場所
l
[ユーザープリファレンス] - [インターナショナル] - [ユーザー別名の言語]
l
@LanguagePreference([AltName]) は、次のリストからいくつかの地域コードを返します。
l
@Locale([AltNameLocale]) は、次の地域コードの完全なリストを返します。
l
@UserNameLanguage は、次のリストから1つの地域コードを返します。
l
LSXBE: NotesName.Language は、次のリストから1つの地域コードを返します。
l
ユーザー登録上のユーザー名の別名言語
locale code
--------ar
be
bg
ca
cs
da
de
el
en
es
et
fi
fr
he
hr
hu
it
ja
ko
lt
lv
mk
nl
no
pl
pt
ro
ru
sk
locale name
------------------Arabic
Byelorussian
Bulgarian
Catalan
Czech
Danish
German
Greek
English
Spanish
Estonian
Finnish
French
Hebrew
Croatian
Hungarian
Italian
Japanese
Korean
Lithuanian
Latvian
Macedonian(FYROM)
Dutch
Norwegian
Polish
Portuguese
Romanian
Russian
Slovak
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
sl
sq
sr
sv
th
tr
uk
vi
zh-CN
zh-TW
Slovenian
Albanian
Serbian
Swedish
Thai
Turkish
Ukrainian
Vietnamese
Chinese(Simplified)
Chinese(Traditional)
ソート
使用する場所
l
[ユーザープリファレンス] - [インターナショナル] - [ソート]
locale code
--------ar
ca
cs
de
da
e2-ES
el
en
es
et-EE
fi
fr
fr-CA
he
hr
hu
is-IS
it
ja
ko
lt
lv
nl
pl
pl-PL
pt
ro
ru
sl-SI
sq-AL
sv
th
tr
vi
zh-CN
zh-TW
ODOE45NT4F, HKOE483JVG
locale name
------------------Arabic
Catalan
Czech
German
Danish/Norwegian
Spanish(Modern)
Greek
Latin1
Spanish(Traditional)
Estonian
Finnish
French
French(Canada)
Hebrew
Croatian
Hungarian
Icelandic
Italian
Japanese
Korean
Lithuanian
Baltic
Dutch
Latin2
Polish
Portuguese
Romanian
Cyrillic
Slovenian
Albanian
Swedish
Thai
Turkish
Vietnamese
Simplified Chinese
Traditional Chinese
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
更新: カレンダーの埋め込み
デザイナーで作成できるグラフィカルカレンダーには、日時フィールド用のグラフィカルカレンダー表示と埋め
込みカレンダーの、2つのタイプがあります。
日時フィールドへの入力を、ユーザー用に使いやすくする場合は、日時フィールド用のグラフィカルカレンダー
表示を作成します。このタイプのカレンダー表示の作成については、『R5 ドミノ デザイナーヘルプ』 のトピッ
ク「日付および時刻フィールドの図形表示を作成する」を参照してください。
ページまたはフォーム上で、埋め込みカレンダーを使って、ユーザー定義のカレンダーアプリケーションを作成
します。埋め込みカレンダーでは、月間カレンダーが表示されます。カレンダービューのフレームセット内で使
用する場合、カレンダーで特定の日付をクリックすると、フレームセットに対してメッセージが配信され、カレ
ンダービュー内の該当する日付が開き、その日のすべてのカレンダーエントリが表示されます。この機能
は、Web 上ではサポートされていません。
カレンダーを埋め込むには
1. ページまたはフォーム、サブフォーム、あるいは文書のリッチテキストフィールド上で、カレンダーを表
示する場所にカーソルを移動します。
2.
[作成] - [埋め込み構成要素] - [カレンダー] を選択します。
カレンダーのプロパティの設定
[設計要素] - [カレンダーのプロパティ] を選択して、次の内容を設定します。
l
縦と横のサイズ
l
フォントのスタイルと色
l
文字揃えとスペース
l
非表示オプション
ユーザー定義のカレンダーアプリケーションの作成
1. ぺージまたはフォーム上にカレンダーを埋め込みます。
2. カレンダービューを表示します。
3. 複数のフレームをもつフレームセットを作成します。
4. フォームまたはページをフレームセットの1つのフレーム内に置き、別のフレームにカレンダービューを置
きます。
カレンダー上で、日付をクリックすると、カレンダービューでは、自動的にその日付が開きます。 追加のプログ
ラムは、必要ありません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
Replication クラスのプロパティ
次の Replication プロパティは、文書化されましたが、リリース前に R5 から削除されました。
DoNotBrowse
DoNotCatalog
HideDesign
MultiDbIndex
NeverReplicate
NoChronos
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
文書のプリビューの自動表示に関するトピックの更新
文書のプリビューの自動表示
データベース内でハイライトされた文書の内容を表示するプリビューペインを、文書を開く前に、自動で表示で
きます。この機能によって、ユーザーは、各文書を開いたり閉じたりしなくても、データベース内の内容を確認
できます。プリビューペインを自動で表示しない場合は、[表示] - [文書のプリビュー] を選択すると、表示され
ます。
1.
設計中のデータベースを選択または開いて、[ファイル] - [データベース] - [プロパティ] を選択します。
2.
[起動] タブ
3.
4.
5.
[プリビューペインの位置] ボタンをクリックします。
文書のプリビューペインを表示するロケーションを選択します。
[データベースが開いているときにプリビューを最大化する] をチェックすると、プリビューペインは自動
で表示されます。
をクリックします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
ホットスポットボタンの幅プロパティの変更
ホットスポットボタンのプロパティインフォボックスの [ボタン情報] タブには、ラベルフィールドおよび幅フィ
ールドに対する機能拡張が含まれています。
ホットスポットボタンのプロパティインフォボックスの [ボタン情報] タブでは、次のプロパティを設定できま
す。
l
ラベル: ボタン上に表示される文字を入力します。
ボタンの幅に収まらない文字列を入力し、ボタンの幅に自動的に収まるようにしたい場合は、[ラベルの
文字の折り返し] をチェックします。
l
幅: ボタンの幅の値をインチ単位で指定します。
次の幅オプションのうち、1 つを選択することもできます。
l
[最大幅] -- [幅] フィールドの値を、ボタンの最大幅になるよう指定する。ボタン上の文字数が
少ない場合は、幅も小さくすることができます
l
[最小幅] -- [幅] フィールドの値を、最小幅になるよう指定する。ボタン上の文字数が多い場合
は、ボタンの幅を広げることもできます
l
[固定幅] -- [幅] フィールドの値を、ボタンの実際の幅になるよう指定する。[ラベルの文字の折
り返し] をチェックすると、ボタンの固定幅に収まらない文字列は、自動的に折り返されます。
[ラベルの文字の折り返し] をチェックしないと、ボタン固定幅に収まらない文字列は、消えてし
まう場合があります
l
[ウィンドウに合わせる] -- [ラベル] フィールドで指定した指定した文字列の幅に合わせて、ボタ
ンの幅を設定する。このオプションを選択すると、幅は手動で設定できなくなります
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
ターゲットフレームの設定における優先順位
多くのプロパティボックスで、ターゲットフレームを設定するかどうか尋ねられます。互いに競合しているよう
な複数のターゲットフレームを設定できます。例えば、アウトラインエントリ、アウトラインエントリを含む埋
め込みアウトライン、その埋め込みアウトラインを含むページ、またはページを含むフレーム上で、ターゲット
フレームを設定できます。 どのターゲットフレームが優先されるのでしょうか。
一般的には、最も特殊な要素が優先されます。この場合、アウトラインエントリが優先されます。アウトライン
エントリ内にターゲットフレームを指定しなかった場合は、埋め込みアウトライン内に設定したターゲットフレ
ームが優先されます。 埋め込みアウトライン内にターゲットフレームを指定しなかった場合は、埋め込みアウト
ラインが含まれているページに設定したターゲットフレームが優先されます。 さらに、ページ内にターゲットフ
レームを指定しなかった場合は、フレーム内のターゲットフレームが優先されます。
この階層のどこにもターゲットフレームを指定しなかった場合は、リンクを含むフレーム内のリンクが開きま
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
Web 上でサポートされる @Command
次に示す @コマンドは、Web 上でサポートされています。
サポートされている @Command
コメント
@Command([CalendarFormat])
@Command([CalendarGoTo])
@Command([Compose])
サーバー引数は適用されませんが、null 文字列 ("") として指
定する必要があります。
@Command([EditClear])
現在の文書を削除します。フォームのアクションでのみ使用し
ます。ビューのアクションではサポートされていません。
@Command([EditDocument])
現在の文書を編集します。フォームでのみ使用します。ビュー
のアクションではサポートされていません。
@Command([EditInsertFileAttachment])
この @Command は、Web ボタンを [Web アクセス: ページ生成
時に JavaScript を使用] データベースプロパティで有効にし
たときは、無効になります。 [作成] - [Web 構成要素] - [フ
ァイルアップロード制御] を使っても同じ効果が得られます。
@Command([FileCloseWindow)]
データベースプロパティ [Web アクセス: ページ生成時に
JavaScript を使用] を有効にした場合にサポートされます。コ
マンド自体を使って、[ノーツファイル] - [閉じる] コマンド
をシミュレートし、 ビューまたはオープンデータベースにユー
ザーを返します。コマンドの前に @Command([FileSave]) を置
いて、[送信] ボタンをシミュレートします。
@Command([FileOpenDatabase])
サーバー引数は、null 文字列 ("") として、指定する必要があ
ります。
@Command([FileSave])
データベースプロパティ [Web アクセス: ページ生成時に
JavaScript を使用] を有効にした場合にサポートされます。
@Command([FileCloseWindow]) と一緒に使って、[送信] ボタン
をシミュレートします。
@Command([NavigateNext])
@Command([NavigatePrev])
@Command([NavigateNextMain])
@Command([NavigatePrevMain])
フォームでのみ使用されます。ビューのアクションでは、サポ
ートされません。
@Command([OpenFrameset])
@Command([OpenHelpDocument])
@Command([OpenPage])
@Command([OpenNavigator])
@Command([OpenView])
@Command([OpenView]; "ViewName"; "key")
@Command([ToolsRunMacro])
@Command([ViewChange])
OpenView と同じように機能しますが、ビュー名を入れる必要が
あります。
@Command([ViewExpandAll])
@Command([ViewCollapseAll])
@Command([ViewShowSearchBar])
@Command([ViewRefreshFields])
データベースプロパティ [Web アクセス: ページ生成時に
JavaScript を使用] を有効にした場合にサポートされます。
文書を閉じずに、すべてのフィールド式を再計算します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
@Command([CopyToFolder])
@Command([EmptyTrash])
@Command([Folder])
@Command([MoveTrash])
@Command([RemoveFromFolder])
CCT
ビューアプレットでのみサポートされます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
NotesView クラスの GetParentDocument メソッド
トピック「例: GetParentDocument メソッド」に示されている1つ目の例は間違っています。かわりに、次に示
す例を使用します。
1. このスクリプトは、ディスカッションデータベースの [カテゴリ別] ビューで、最後の文書の親を検索し、そ
の universal ID を表示します。
Dim db As New NotesDatabase( "Byzantium", "discuss.nsf" )
Dim view As NotesView
Dim doc As NotesDocument
Dim parentDoc As NotesDocument
Set view = db.GetView( "By Category" )
Set doc = view.GetLastDocument
If doc.IsResponse Then
Set parentDoc = view.GetParentDocument( doc )
Messagebox parentDoc.Universalid
End If
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
NotesDatabase クラスの ReplicationInfo プロパティ
NotesDatabase クラスの replicationInfo プロパティについて示されている例には、間違いが1つあります。 次
に示す、訂正済み例と置き換える必要があります。
次の例を使って、現在のデータベースに関する間隔の中断を表示します。
Dim session As New NotesSession
Dim db As NotesDatabase
Dim rep As NotesReplication
Set db = session.CurrentDatabase
Set rep = db.ReplicationInfo
Messagebox rep.cutoffinterval
Call rep.Save()
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
NotesReplication クラスの例
トピック「例: NotesReplication クラス」の、例3および4は間違っています。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
NotesUIView クラスの ViewAlias プロパティ
ロータス スクリプト。読み込み専用。ビュー別名。
メモ: このプロパティは、R5.0.1 の新規プロパティです。
定義:
NotesUIView
データタイプ:
String
構文:
取得するには次の構文を入力します。 viewalias$= notesUIView.ViewAlias
例:
次の例では、現在のビューの別名を表示します。
Dim workspace As New NotesUIWorkspace
Dim uiview As NotesUIView
Set uiview = workspace.Currentview
Messagebox uiview.ViewAlias
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
@HardDeleteDocument
式を実行しているエージェントでは、データベースで、削除取り消しが有効になっている場合、
@HardDeleteDocument は、現在処理されている文書をデータベースから完全に削除します。データ
ベースで、削除取り消しが無効になっている場合は、@HardDeleteDocument は、 @DeleteDocument
と同じアクションを実行します。
構文:
@HardDeleteDocument
使い方:
この関数は、式を実行するエージェントでの使用のみを目的としているので、他で実行している場
合は、何の効果もありません。
アイコン、またはビュー、またはフォームのアクションから削除する文書をマークするには、
@Command[EditClear] を使用します。
文書の削除を取り消すには、@DeleteDocument を使用します。
式を使用せずに、データベースから文書を削除するエージェントを作成するには、エージェントビ
ルダーで、アクション [データベースから削除] を選択します。
Web アプリケーションでは、この関数は使用できません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
@PasswordQuality
関数 @PasswordQuality は、パスワードデータ型フィールドの戻り値を数値を評価します。戻り値が高いほど、
パスワードの解読が難しくなります。
構文
@PasswordQuality(field_name)
パラメータ
field_name
パスワードデータ型を指定するフィールド名
戻り値
passwordQuality
数値。 パスワードの複雑さのレベルを示す割合。数値の高さは、解読が困難で複雑なパスワードを示し
ます。
使い方
この関数は、Web 上で使用できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
@Command([Directories])
@Command([Directories]) により、[ディレクトリ] ダイアログボックスが表示され、そのダイアロ
グボックスで、ユーザーはアドレスを検索して、そのアドレスを自分の個人アドレス帳に追加でき
ます。
構文
@Command([Directories])
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ デザイナー
ドミノ デザイナーでの XML のサポート
XML とは
Extensible Markup Language (XML) は、文書内のデータの構造と意味を記述する、マークアップ言語作成のため
の標準です。XML は、文章のコンテントをその表示から分離し、World Wide Web (WWW) または企業のイントラ
ネットを介してデータを転送するための共通フォーマットを提供します。つまり、使用している関連システムに
関わらず、データを使用可能にするテクノロジーです。
XML の機能
XML は、マークアップ言語そのものではなく、必要に応じたタグの作成を可能にする1組の規則です。XML で
は、文書はいくつかの部分に分解され、各部分は独立しています。文書の見た目は、スタイルシートで決定さ
れ、文書のコンテントは、個別のファイルに格納され、またタグの定義は、Document Type Definition (DTD)
と呼ばれる別のファイルに格納されます。共通のデータフォーマットを使用し、データをそのフォーマットおよ
びタグ定義から分離すると、簡単にアクセス可能および再使用可能なデータになります。あるアプリケーション
からのデータを、DTD またはスタイルシートを変更して、別のアプリケーションで使用できます。現在、XML
で使用されているスタイルシートは、Cascading Style Sheets (CSS) および Extensible Stylesheet Language
Transformation (XSLT) です。CSS は、クライアント上で直接データのスタイルを設定し、XSLTは、XML デー
タを HTML、または XML の別のフォームに変換するのに使用されます。
XML は、文書のコンテントをその基本構造要素に分解します。例えば、オンラインのブックカタログには、タイ
トル、著者、発行者の価格表、小売り価格、販売価格および ISBN 番号などの、各書籍に関する情報が記載され
ています。XML を使うと、書籍自体のタグの他に、各サブ要素を記述するタグを作成することもできるので、発
行者の価格表、小売り価格および販売価格などのデータを識別できるようになります。文書内の要素を、このよ
うに識別することができるので、人的介入を少なくして、コンピュータでより正確に情報を処理できます。
システムからシステムへ情報を転送しているサーバー間アプリケーションは、XML によって情報処理をより強力
にすることができるものの1つです。XML を使用すると、アプリケーションは、完全に自動化して開発できま
す。例えば、企業で、従業員が手当情報を更新するのに使用する、あるアプリケーションを所有しているとしま
す。従業員は、ブラウザまたはノーツクライアントを使って、1年の中で、指定した時に手当選択を更新しま
す。変更が完了すると、ドミノなどのサーバーでは、XML フォーマットの従業員の情報を別のサーバーへ渡し、
処理します。セカンドサーバーでは、Java サーブレットを実行して、Peoplesoft などのバックエンドの人事ア
プリケーションと交信して、トランザクションを完了します。更新が完了すると、サーバーは、従業員の手当が
新規項目に反映されたことを、ドミノに通知します。
XML の利点
XML の人気の高まりは、強固で、柔軟なツールを使用する利点と関係があります。XML を使用する利点とし
て、次の点が挙げられます。
l
l
l
l
使いやすさ
拡張性
非独占性
大きくて、複雑な文書に対する完全対応
XML テクノロジーは、これまでにない情報の共有機能を提供します。実際、あらゆる種類のデータを、XML で
示したり、カプセル化したり、ネットワーク間で移動したり、サーバー間で自動処理することができます。ドミ
ノは、このような情報共有を可能にするアプリケーション開発のための、安全な環境を提供します。
XML アプリケーション作成の詳細については、Lotus Web サイト ( http://www.lotus.com/xml) を参照してくだ
さい。
ドミノアプリケーションと XML
XML の最も明らかな利点の1つに、この新しいテクノロジーは、HMTL および SGML の標準に基づいて構築さ
れているので、新しいハードウェアやソフトウェアを要求する変革ではなく、データ共有についての進歩を象徴
しているという点があります。XML は、ドミノアプリケーションと完全に一体化されました。XML では、デー
タを記述して、ネットワーク間で共有するための強力な機能を提供し、ドミノは、データ共有を安全で、信頼性
が高く、効率的なものにするための、その他のツールをすべて提供します。さらに、XML データを作成して
XML パーサーに送るメディアを提供する以外に、ドミノデザイナーは次のものを提供します。
l
協調性のある電子ビジネスアプリケーション構築のための、1組のプログラミングツールを含む、強力な開
発環境
l
データベースアクセス制御から個別のフィールド暗号までの、データ保護に必要なセキュリティ層
ユーザーが効果的にデータを配置するための検索機能
l
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
l
注文確認、電子メール通知、および文書レビューなどのワークフローオペレーションのためのメッセージン
グ
ドミノデザイナーが提供する開発ツール以外にも、主要なバックエンドシステムを使ったアプリケーションへの
接続を可能にする、次の接続性サービスを提供します。
l
l
l
SAP、PeopleSoft、Oracle、および JD Edwards などの、ERP システム
DB2, Sybase、および Oracle などの、リレーショナルデータベース
IBM CICS、MQ Series、WebSphere、および BEA Tuxedo などのトランザクションシステム
XML で拡張されるアプリケーション
デザイナーアプリケーションにおける、XML の統合方法を説明するために、さまざまな例の中から、書籍を販売
するオンラインサイトを取り上げてみます。各書籍に関するデータを記述する XML タグは、<bookTitle> および
<bookAuthor> などの標準化されたタグです。書籍に関してデータを処理するどのアプリケーションでも、これ
らの標準タグを使って、書籍に関する固有のデータを記述できます。アプリケーションは、この標準データフォ
ーマットを使って、書籍ベンダーだけでなく、購入者とも交信できます。
あらゆるアプリケーションについて、XML を使って作業できます。例えば、自動車部品のオンラインカタログを
提供する電子商取引サイトを保守する、自動車用品ストアについて考えてみましょう。部品情報を記述するため
に、XML を共通言語として使うと、購入先のエージェントは、部品の価格や入荷などに関するさまざまなベンダ
ーからの情報を、ドミノデータベースに直接取り込むことができます。ユーザーは、このデータベースにアクセ
スし、オンラインで注文できる、最新の部品情報を得ることができます。ドミノは、部品注文および在庫管理の
ための安全なオンライントランザクションを完了するために必要な、すべてのツールを提供します。
もう1つの例は、従業員が自分の個人データにアクセスして管理するのに使用できる、人事の「セルフサービ
ス」アプリケーションです。例えば、企業で、イントラネット上に手当情報を掲載し、従業員は、ノーツクライ
アントまたは Web ブラウザを使ってオンラインで手当を選択できます。選択した後に、従業員は XML フォーマ
ットのデータを、IBM の WebSphere Application Server などのサーバーに送ります。サーバーは、Java サーブ
レットを使って、Peoplesoft データベースなどの、HR バックエンドシステムにデータを渡し、ドミノに、トラ
ンザクションが完了したことを伝えます。XML タグで、渡されたデータを記述すると、Peoplesoft データベース
内のデータと、ドミノアプリケーションのデータは同じ意味になります。
デザイナーアプリケーション内に XML を取り込む方法
デザイナーアプリケーションに XML を取り込み、XML パーサーにデータを送るための方法はいくつかありま
す。
フォームまたはページ上でデータを記述する XML タグを入力できます。フォームまたはページのコンテント
を、HTML として扱うことによって、XML を、タグを解釈できる XML パーサーに送ります。XML は、表示さ
れているデータを記述します。フォームまたはページ上のデータをフォーマットして、スタイルを設定するに
は、Extensible Stylesheet Language (XSL) で作成された、スタイルシートを使用して、データを HTML に変換
するか、または、Cascading Style Sheet (CSS) を使って、XML をクライアント上で直接スタイル設定できま
す。
また、XML タグを列式に取り込むことで、XML データをビューで作成することもできます。ビューをサーバー
に渡すには、正しい XML 文書定義タグ内にビュー全体を収めるために、ページまたはビュー上でデータを埋め込
む必要があります。
エージェントまたはサーブレットを使って、XML を動的に作成または格納できます。エージェントは、ドミノア
プリケーション内でスケジュールされたプロセスを実行する場合に役に立ちます。サーブレットは、Web ブラウ
ザからの要求に基づいてサーバー上で実行します。
フォームまたはページ内に XML を置く
フォームは、XML のための完全な媒体です。XML タグを入力し、データ用のタグ内にフィールドを取り込むこ
とができます。結果は、XML パーサーへの配信時に意味をもつデータを使った XML 文書になります。
ページ上にも XML を置くことができます。ドミノデザイナー内のページは、情報を表示するデータベース設計要
素になります。ホームページなどの、従来のアプリケーションコンテントにページを使用したり、XML タグを使
って、ページ上のデータを記述できます。XML の使用については、ビューのセクションで参照できるので、ペー
ジは、ビューを処理するために、ビューの埋め込みや必要な XML タグを追加する場合に役立ちます。ま
た、extensible stylesheet (XSL) または cascading style sheet (CSS) を作成して、サーバーまたはブラウザ
に、XML タグで記述されたデータのフォーマット方法を指示する場合にも、ページは役に立ちます。
XML 要素を使ったフォーム上のでデータの定義
フォームまたはページ上で XML 要素を使う場合は、有効な XML を作成するための規則に従って、XML タグを
適切にフォーマットする必要があります。
XML タグは、HTML タグとよく似ています。データをマークアップするときに従う XML タグを構造化するため
の規則に違いがあります。例えば、XML を入れ子するための要件は、HTML タグを入れ子するための要件よりも
厳格です。XML タグを使ったデータのマークについては、IBM XML Web サイト ( http://www.ibm.com/xml)
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
を参照してださい。
フォーム上での XML 使用の例として、オンラインのブックカタログ内での各書籍のエントリは、次のようになり
ます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<BOOK>
<bookTitle>Chess for the Master</bookTitle>
<bookCategory>Games</bookCategory>
<bookAuthor>Alice B. Charles</bookAuthor>
<bookPrice>10</bookPrice>
<bookListPrice>12</bookListPrice>
<bookISBN>0-980-38475-81</bookISBN>
<bookDatePublished>April 1997</bookDatePublished>
<bookAbstract>The authority on all the latest chess moves, including the entire Big Blue
arsenal.</bookAbstract>
</BOOK>
XML フォーマットで文書を作成するには
1. フォームまたはページを新規作成します。
2. 次のように、文書タイプの宣言を入力します。
<?xml version="1.0" ?>
オプションで、エンコード属性を追加できます。例えば、次のようになります
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
3.
4.
5.
6.
XML 要素を入力します。通常は、サブ要素をもつルート要素になります。
XML でマークしているデータを保持するフィールドを入力します。
[設計] - [フォームのプロパティ] を選択します。
[デフォルト] タブ上で、[文書の内容を HTML として扱う] を選択します。
このプロパティによって、HTML タグを生成せずに、文書テキストのすべてを HTTP 要求者に渡すようド
ミノに指示されます。
7. フォームを保存して、閉じます。
8. フォームから作成した文書を表示するには、XML フォームの名前となるフォーム式を使用するビューを作
成します。
スタイルシートを使った XML データのフォーマット
XML の属性の1つに、XML はデータを記述するだけで、データの表示に関しては何も行わないというものがあ
ります。表示は、コンピュータ間のトランザクションではそれほど重要ではありません。Web サイトで、データ
を記入するなど、データをユーザーに示す場合にのみ必要になります。XML 文書は、通常スタイルシートに依存
して、データの表示やレイアウトを決定します。ブラウザの中には、<Para>、<List>、および <Item> などの、
よく使用される要素のデフォルトスタイルを提供しているものもありますが、通常は、スタイルシートを使っ
て、データのフォーマットを記述する必要があります。XML で使用できるスタイルシートには次の2つのタイプ
があります。
l
extensible stylesheet language (XSL) は、XML を HTML または別バージョンの XML に変換する方法を
記述する
cascading stylesheet (CSS) は、CSS をサポートする Web ブラウザ上で、XML を直接スタイル設定する
スタイルシートを使用するには、XML 宣言の直後、およびルート要素の直前にスタイルシートの参照タグを挿入
します。例えば、次のようになります。
l
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<?xml-stylesheet type="text/css" href="bookdisplay.css"?>
<BOOK>
ページ上でスタイルシートを作成する場合は、ページのプロパティを、[文書の内容を HTML として扱う] に設定
します。
書籍に関する情報を HTML に変換する XSL スタイルシートは、次のようになります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
<?xml version="1.0" ?>
<xsl:stylesheet xmlns:xsl="http://www.w3.org/TR/WD-xsl" >
<xsl:template pattern="BOOK">
<HTML>
<HEAD>
<TITLE><xsl:value-of select="BOOKTITLE" /></TITLE>
</HEAD>
<BODY bgcolor="F0FFF8">
<B><xsl:value-of select="BOOKAUTHOR"/></B>
</BODY>
</HTML>
</xsl:template>
</xsl:stylesheet>
<?xml:stylesheet type="text/xsl" href="/roibooks.nsf/bookform.xsl"?>
XML を HTML に変換する代わりに、cascading stylesheet (CSS) は、各 XML 要素の変換方法について、サー
バーに直接指示を送ります。書籍に関する CSS は、次のようになります。
BOOK {
display: block;
border: 1px solid #cccccc;
}
BOOKTITLE {
display: block;
float: left;
margin-right: 10px;
padding: 5px;
}
BOOKAUTHOR {
display: block;
font-style: italic;
}
XML 作成のためのビューの使用
ビューを使うと、どの文書を XML で示すかを制御し、情報を追跡して XML に変換し、イントラネットまたは
Worle Wide Web を介して配布できます。Lotus Web サイト (http://www.lotus.com/xml) の、 ROI Books アプ
リケーション内にあるこのセクションで説明されているビューを参照できます。
XML タグのビューへのマップ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ビューを使って XML を作成するには、DTD からの XML タグを、ビュー内の列にマップする必要があります。
ビューを作成して、XML タグをそのビューにマップしたら、ビューをページに埋め込みます。ページに埋め込ま
れたビューは、ノーツクライアントアプリケーションのビューの1つとして、Web 上で同じ機能を果たし、これ
によって、ビュー表示のサイズや表示を制御できるようになります。XML を表示するビューの場合、ページに
は、XML 宣言およびルート要素が含まれます。
例:
ROI Books アプリケーションは、列式を使って、文書内の各要素およびフィールドを、XML ビュー内の列に
割り当てます。次に示すように、最初の子要素の列式にも、開始親タグが含まれ、また最後の子要素の列式
には、閉じ親タグが含まれます。
"<BOOK><BOOKTITLE>"+bookTitle+"</BOOKTITLE>"
親要素は <BOOK>、子要素は <BOOKTITLE>、および bookTitle は <BOOKTITLE> タグのコンテントを含
むフィールドの名前になります。このビューに含まれている <BOOK> には他の子要素もあるの
で、<BOOK> 要素は、最後の子要素が追加されてから閉じられます。ROI Books アプリケーションで、最後
の子要素は、ビューの最後の列に割り当てられます。最後の列の式は、次のようになります。
"<BOOKPUBLISHDATE>"+bookDatePublished+"</BOOKPUBLISHDATE></BOOK>"
XML ビューは、XML 宣言およびルート要素 <BOOKCATALOG> を含むページに埋め込まれます。
XML をビューにマップするには
1. ビューを作成して、開きます。
2. [編集] - [プロパティ] を選択して、[ビューのプロパティ] ボックスを開きます。
3. [詳細] タブをクリックします。
4. [Web アクセス] で、[ビューの内容を HTML として扱う] を選択します。このプロパティを選択しない場
合、ドミノは、ビューのコンテンツについて、HTML を作成します。また、このプロパティを選択しない
と、ページに埋め込まれたビューのコンテンツは、表示できません。
5. [オブジェクト] タブの [ビューの選択] をクリックして、どの文書をビューに含めるか定義する選択式を追
加します。例えば、オンラインのブックストアのアプリケーションには、承認された注文用のビューがあり
ます。次の式を使って、ビュー用の文書を選択します。
SELECT status="Approved"
6. [オブジェクト] タブの [フォームの式] をクリックして、テンプレートフォームを選択する式を入力しま
す。
7. 列をビューに追加します。
8. ビューの最初の列をクリックします。
9. 次の構文を使って、スクリプトエリア内に列式を入力します。
"<PARENT><CHILD>"+fieldname+"<¥CHILD>"
任意の列に、複数の要素がある場合、最初の列式の最後に、セミコロン (;) を追加し、その下の次の要素の
列式を追加します。
"<PARENT><CHILD>"+fieldname+"<¥CHILD>";
"<CHILD>"+fieldname+"<¥CHILD>";
"<CHILD>"+fieldname+"<¥CHILD>"
ヒント
次の構文を使って、フィールドを要素の属性にします。
"<CHILD attributeName=¥""+fieldname+"¥">"+fieldname2+"</CHILD>
10. 2列目をクリックし、次の構文を使って、列式をスクリプトエリアに入力します。
"<CHILD>"+fieldname+"<¥CHILD>"
11. 最後の1つを除き、XML 要素ごとに、手順 10 を繰り返します。
12. 最後の子要素については、次の構文を使用します。
"<LASTCHILD>"+fieldname+"<¥LASTCHILD></PARENT>"
ページでのビューの埋め込み
1. ページを開く、または作成します。
2. [設計] - [ページのプロパティ] を選択します。
3. [ページ情報] タブをクリックします。
4. [Web アクセス] で、[文書の内容を HTML として扱う] を選択し、[ページのプロパティ] ボックスを閉じま
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
す。
5.
6.
7.
8.
埋め込みビューを表示する場所の上に、XML 宣言を入力します。
埋め込みビューを表示するカーソルを置きます。
[作成] - [埋め込み設計要素] - [ビュー] を選択します。
(オプション) すべての状況で、同じビューを表示しない場合は、[ビューの選択] をクリックします。次
に、[OK] をクリックして、ダイアログボックスを閉じ、プログラムペイン内で式を作成して適切なビュー
を表示します。
9. (オプション) 埋め込みビューをクリックして、[要素] - [ビューのプロパティ] を選択して、配置、またはス
タイルを変更するか、あるいは特定の状況で要素を非表示にします。
10. ビューの下に、閉じルートタグを入力します。
埋め込みビューを削除するには、ワークペインで埋め込みビューをクリックして、[編集] - [消去] を選択しま
す。
XML 作成のためのエージェントの使用
エージェントを使って XML を作成する最大の利点は、柔軟性です。エージェントは、イベントに基づき、または
URL コマンドに応答して、スケジュール通りに実行するよう設定できます。このような柔軟性は、自動化された
XML アプリケーションを作成するのに必要です。例えば、ブックストアの Web サイトには、カスタマが、月刊
のニュースレターに記事を投稿しているデータベースがあります。このデータベースには、編集および承認ワー
クフロープロセスがあり、記事は承認されるまでシステム内を移動します。エージェントは1時間ごとに実行さ
れて、発行の準備をしている記事を収集して、その記事を XML に変換します。次に、エージェントは、購読者が
記事を収集する別のデータベースに、静的な XML 文書として記事を置きます。
ROI Books アプリケーションには、ビュー内の各文書の XML を作成する createXML と呼ばれるエージェント
があり、ブラウザまたはサーバーからの要求に基づいて、このエージェントを送信します。このエージェントの
出力を参照するには、Microsoft Internet Explorer 5 で ROI Books アプリケーションを開いて、XML エージェ
ントリンクをクリックするか、次の OpenAgent URL コマンドを使ってエージェントを実行します。
http://host/roiBooks.nsf/createXML?OpenAgent
エージェントは、出力を印刷するだけでなく、string 変数で XML 出力を 格納して、LS:DO または DECS コネ
クタ API を使って、静的 XML 文書または別のデータベースシステムにその出力を書き込むために、作成できま
す。
例: XML エージェント
この例は、XML と呼ばれるビューで各文書を検索するロータス スクリプトエージェントで、コンテントから
XML を作成し、出力を印刷します。
Dim
Dim
Dim
Dim
s As New NotesSession
db As NotesDatabase
doc As NotesDocument
view As NotesView
Set db = s.currentDatabase
Set view = db.GetView( "XML" )
Set doc = view.GetFirstDocument
Print "Content-type: text/xml"
'Prevents Domino from sending default headers.
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
Print "<BOOKCATALOG>"
'BOOKCATALOG is the root element of the XML document.
While Not ( doc Is Nothing )
'Loop as long as there are document objects available.
Print "<BOOK>"
'Send the parent element for each book document.
Print "<bookTitle>"+doc.bookTitle(0)+"</bookTitle>"
Print "<bookAuthor>"+doc.bookAuthor(0)+"</bookAuthor>"
Print "<bookPrice>"+doc.bookDiscountPrice(0)+"</bookPrice>"
Print "<bookCategory>"+doc.bookCategory(0)+"</bookCategory>"
Print "</BOOK>"
'Close the book element tag.
Set doc = view.GetNextDocument( doc )
'Get the next document in the view.
Wend
Print "</BOOKCATALOG>"
'Closes the root element.
XML 作成のための Java サーブレットの使用
サーブレットは、Web ブラウザからの要求に応じて実行する Java プログラムです。エージェントとは異なり、
サーブレットは、Web サーバーが起動され、サーバー上に常駐しているときに、ロードされます。サーブレット
は、通常、Web ページを動的に作成および更新したり、異なるアプリケーション間でデータを交換するために使
用されます。サーブレットの権限を拡張し、アプリケーション間の共通言語として XML を使用して、アプリケー
ション間をつなぎます。Java サーブレットは、XML タグを作成して、処理のためにサーバーに配信するだけで
なく、LotusXSL プロセッサと交信して、XML タグによって記述されたデータをフォーマットすることもできま
す。XSL に関連する XML は、データの転送をカスタマイズする強力なツールを提供します。
XML サーブレットアプリケーションの例
サーブレットが XML に影響を与えて、カスタマイズしたデータのパッケージを配信する方法の例として、フィー
ルド販売員が、ノーツクライアント、ブラウザ、または PDA などのさまざまなデバイスを使って、ドミノデータ
ベースから情報をダウンロードしている組織を取り上げます。販売員は、ドミノアプリケーションから、特定の
クライアントに関するすべての情報を要求できます。サーブレットは、さまざまなデータソースからの情報を組
み立てて、適切な XML タグを使ってデータをパッケージ化します。サーブレットは、LotusXSL プロセッサを使
って、XML でタグ付けされたデータにスタイルを適用し、接続デバイスに最適なフォーマットでデータを配信す
ることもできます。このシナリオでは、低帯域幅の電話回線上で、PDA と接続している販売員は、広帯域幅のネ
ットワーク接続上で実行しているノーツクライアントと接続している販売員よりも、得られる情報が少なくなり
ます。
次の図は、接続デバイス、サーブレットを実行しているドミノアプリケーション、およびバックエンドのデータ
ベース間の関係を示します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
サーブレットが、意味のある、カスタマイズされたデータを提供する方法の別の例として、ドミノデータベース
に格納されている、住宅販売に関するデータを使った不動産アプリケーションを取り上げます。不動産エージェ
ントまたは潜在的バイヤーは、Web ブラウザを使って、ドミノアプリケーションから、販売のプロパティに関す
る情報を要求します。ユーザーは、希望のベッドルーム数などの、検索条件を指定します。サーブレットは、ド
ミノアプリケーションで実行され、指定した条件と一致するすべての文書を検索して組み立てます。サーブレッ
トは、データを動的にまとめて、<HOUSE> および <HOUSETYPE> などの、正しい XML タグで検索します。次
に、LotusXSL プロセッサを使って、XML スタイルシートからスタイルを適用して、XML でタグ付けされたデ
ータを HTML に変換し、適切にフォーマットされたデータを要求したブラウザに送ります。
サーブレットの作成および使用
サーブレットを新規作成して、その URL によって既存のサーブレットに適用するか、前に作成したサーブレット
を使用できます。サーブレットを変更するたびに、サーバーを再起動して、変更内容を確認します。サーブレッ
トを実行して、サーブレットの作成、ドミノ内でのサーブレットサポートの有効化、さらに必要に応じて、サー
ブレットのプロパティの設定を行います。
ドミノ サーバー上でのサーブレット実行に関する詳細については、ドミノデザイナー R5 のオンラインヘルプを
参照してください。
Java サーブレットの一般的な情報については、Sun Microsystems のサイト (http://www.java.sun.com) を参照
してください。
サーブレット内での XML の取り込み
Java サーブレット内に XML タグを取り込むには、LotusXSL プロセッサが必要です。LotusXSL プロセッサ
は、IBM の AlphaWorks サイト (http://alphaworks.ibm.com/formula/LotusXSL) からダウンロードできます。
XML 用語集
重要な XML 関連の用語と定義に関するリストを次に示します。
属性: XML タグ内部に組み込まれた名前とその値。例えば、タグ <book isbn="0-395-73679-X"> で
は、isbn はその名前で、値は 0-395-73679-X になります (値は、一重または二重引用符で囲まれます)。
Cascading Style Sheet (CSS): XML または HTML 文書の外観をクライアント上で直接定義するスタイルシー
ト。
子: 別の XML 要素内に配置されている XML 要素。
内容モデル: XML における、要素内で許可する要素およびデータを指定する式。
文書型宣言: Document Type Definition (DTD) を含むまたは指定する宣言。
Document Type Definition (DTD): XML 文書の許可要素および構造を記述する、1つまたは複数の XML ファ
イルに含まれているマークアップ宣言のコレクション。DTD は、統一構造が、すべての文書で使用されるこ
とを確認します。
DTD 省略: DTD を使用しない XML ファイル。ブラウザは、構造をあらかじめ定義する DTD がない文書の
読み込み中に、XML 文書構造を処理します。
要素: 開始タグと終了タグで構成された XML 文書内のテキストのブロック、およびタグ間のコンテント。空
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
のタグも要素になります。例えば、<price>$12.60</price> および <price/> は両方とも要素です。
エンコード属性: 文書内のエンコードのレベルを示す XML 宣言内の属性。たとえば <?xml version="1.0"
encoding="UTF-8"> は、Unicode の圧縮フォームを使用して、ASCII 文字では1バイト、他の共通文字で
は2バイト、および他のすべての文字では3バイトを割り当てることを示します。
Hypertext Markup Language (HTML): 文書の構造と外観を記述するのに使用される事前定義済みタグで構成さ
れるマークアップ言語。
親: 別の XML 要素を含む XML 要素。親によって含まれる XML 要素は、子要素になります。
ルート要素: XML 文書内の他の要素のすべてを含む要素。
スキーマ: XML 文書の構造を定義するためのテクノロジーニュートラル言語。
SGML: Standard General Markup Language。XML の基本となる初期のマークアップ言語。
スタンドアロン属性: 完全な XML 文書が現在のファイルに含まれているかどうか、または他のファイルを呼び
出す必要があるかどうかを示す XML 宣言内のオプションの属性。例えば、<?xml version="1.0"
standalone="yes"?> となります。
スタイル: フォント、太字、イタリック体などの要素の外観の特性を定義します。
スタイルシート: 別の文書のスタイル情報を指定する文書。
妥当な XML: 文書タイプ宣言によって定義される制約と一致する XML。
バージョン属性: XML 文書が従う XML 仕様のバージョン番号を示す、XML 宣言内の属性。例えば、<?xml
version="1.0"?> となります。
整形式の XML: XML 文書は、1つのルート要素がある場合、整形され、さらにその子要素のすべては相互
に、適切に入れ子されます。開始タグには、終了タグが必要で、各空タグは、バックスラッシュ
(<emptyTag/>) をつけるように作成する必要があります。また、すべての属性が引用され、すべてのエント
リが宣言される必要があります。
XML: Extensible Markup Language。マークアップ言語構築のための標準。
XML アプリケーション: XML を使って作成したマークアップ言語。
XML 宣言: XML 文書として文書を指定する処理指示で、バージョン属性およびオプションのスタンドアロン
属性とエンコード属性が含まれます。XML 宣言は、XML 文書の1行目にあります。
XSLT: Extensible Stylesheet Language Transformations。 XML 文書を、XML のフォーム間で変換する方
法を定義する XML アプリケーション。XSLT は、通常、クライアント上で示されるために XML データを
HTML に変換する場合に使用されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
トピック「圧縮オプション」の訂正
『R5 システム管理ヘルプ』の『データベース管理者ガイド』の第8章にある「圧縮オプション」というトピック
に次の訂正があります。
オプション
同等のコマンドラインオプショ
ン
説明
圧縮方法 - コピー圧縮方式
-C と記載されていますが、
正しくは小文字で -c です。
コピー圧縮方式を行います。このオプ
ションは、たとえば R5 形式のデータ
ベースが破損してそれを解決する場合
などに使います。
文書の階層情報を使用しない
- オン
-h と記載されていますが、
正しくは大文字で -H です。
データベースプロパティの [文書の階
層情報を使用しない] をオフにしま
す。コピー圧縮方式が実行されます。
文書の階層情報を使用しない
- オフ
-H と記載されていますが、
正しくは小文字で -h です。
データベースプロパティの [文書の階
層情報を使用しない] をオンにしま
す。コピー圧縮方式が実行されます。
未読マークを使用しない - オ
ン
-u と記載されていますが、
正しくは大文字で -U です。
データベースプロパティの [未読マー
クを使用しない] をオフにします。
未読マークを使用しない - オ
フ
-U と記載されていますが、
正しくは小文字で -u です。
データベースプロパティの [未読マー
クを使用しない] をオンにします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
チームルームのトピック
トピック「チームルームのメイン文書」では、次のテキストを
10. この文書を個人用にする場合は、画面の一番上にある [非公開] アクションボタンをクリックします。個人文
書は、作成者と、作成者が [レビューする人]、[担当]、[参加者] フィールドで指定したユーザーだけが読め
る文書です。
次のテキストで置換する必要があります。
10. この文書を個人用にする場合は、画面の一番上にある [非公開] アクションボタンをクリックします。テンプ
レートの「非公開」および「公開」アクションを使用して、自分以外のユーザーが特定の文書を読めるかど
うかを制御できます。たとえば、特定の文書の作成がまだ完了していない場合は、「非公開」アクションを
クリックして、ほかのユーザーがその文書を参照できないようにすることができます。文書が完成したら、
[公開] アクションをクリックして、ほかのユーザーがその文書を読めるようにすることができます。
トピック「チームルームカレンダー」では、次のテキストを
[カレンダー] には、会議文書や期限に関連付けられたその他の文書がグラフィカルに表示されます。期限が設定
されたすべての文書は、ステータスが未了か完了かに関係なく、[カレンダー] ビューに表示されます。
次のテキストで置換する必要があります。
チームルームカレンダーは、アクティブなイベント、会議文書、および期日が関連付けられているその他の文書
をグラフィカルに表示します。
DBRO45PRYZ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
ブックマークの削除
ブックマークを削除するには、そのブックマーク上で右クリックしてポップアップメニューから [ブックマークの
削除] を選択します。
データベースのレプリカを削除するには、ブックマーク上で右クリックして [レプリカを開く] - [管理リスト] を
選択します。ダイアログボックスでレプリカを選択し、[削除] ボタンをクリックします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
会議ビューからの会議の繰り返しの削除
会議の繰り返しを作成した後で会議ビューから削除するときは、キャンセル通知が会議の参加者に送信されませ
ん。参加者にキャンセル通知を送信するには、カレンダービューから会議の繰り返しを削除します。
#RGUR45ZMRQ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
フォルダ名に下線は使用できません
フォルダに名前を付けるときは、下線 (_) を使用しないでください。
PL013WPMDU
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
全文検索:2バイト文字言語でのハイライト表示
検索結果文書での検索文字列のハイライト表示は、単語を区切るスペースが存在しないので2バイト文字ではサ
ポートされていません。文章や段落の文字列すべてがハイライト表示されます。
ASHH3ZRTSL
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
キーボードを使用したブックマークバーの操作
キーボードからブックマークバーを操作できるようにすると、[アクセラレータを展開して表示] 機能を有効に活
用することができます。NOTES.INI に AllowBookmarkFocus=1 という1行を追加し、ノーツを再起動しま
す。[Alt] + [B] キーを押し、[↑]、[↓]、[Home]、[End]、[Page Up]、[Page Down] の各キーを使用すると、
ブックマークバー上を移動できます。ブックマークバーアイコンを選択するには [Enter] キーを押します。終了
するには [Esc] キーを押します。
メモ:この機能は、[ユーザープリファレンス] ダイアログボックスで [アクセラレータを展開して表示] をオン
にしている場合にのみ使用できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
レターヘッドへのカスタマイズした図形の追加方法
ユーザー定義の図形は、プレーンテキストのレターヘッドの下に表示されます。
1. メールを開き、[ツール] をクリックし、[プリファレンス] を選択します。
2. [レターヘッド] をクリックして、[プレーンテキスト] を選択します。
3. [ステーショナリー] ビューを開いて、[新規ステーショナリー] をクリックして、[パーソナルステーショナリ
ー] を選択します。
4. ヘッダーの下の最初のカッコ内に図形を挿入します。
5. [保存] をクリックして、ステーショナリーにタイトルをつけます。
メモ メールの送信時にこのレターヘッドを使用するには、[ツール] をクリックして、 [新規メール(ステーショ
ナリーを使用)] を選択し、[Select Stationery] ダイアログボックスで、そのステーショナリーを選択します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
カスタマイズした図形の署名への追加方法
カスタマイズした図形を署名に追加するには、次の手順に従います。
1. [メール] の [ステーショナリー] ビューを開き、[新規ステーショナリー] をクリックして、[パーソナルステ
ーショナリー] を選択します。
2. 赤いカッコの下のカッコ内に図形を挿入します (その上に一行入れます)。
3. [保存] をクリックして、ステーショナリーにタイトルをつけます。
メモ: メールの送信時にこの署名を使用するには、[ツール] をクリックして、 [新規メール(ステーショナリーを
使用)] を選択し、[Select Stationery] ダイアログボックスで、そのステーショナリーを選択します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
[Activate recipient name type-ahead] フィールド
電子メールメッセージの作成中にクイック検索を使って、入力した各文字、または入力した各区切り記号 (カンマ
など) に基づき、ノーツで、名前を検索できます。
クイック検索機能の設定を有効化または変更するには、ロケーション文書内の [メール] の、[受信者名の入力補完
機能] フィールドで、[ローカルのみ] または [ローカルからサーバー] を選択します。[On Each Character] を選
択して入力した各文字を検索するか、[On Delimiter] を選択して、カンマやタブ記号などの、入力した区切り記
号のみを検索します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
アドレス帳へのインターネット認証の追加
メールメッセージに添付されているインターネット認証を含めるには、[送信者をアドレス帳に追加] ダイアログ
内の [オプション] タブをクリックして、[利用可能なとき X.509 認証を含める] を選択します。 インターネット
認証を含めると、アドレスに送信するメッセージを暗号化することができます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
ビュー内でのキーボードショートカット (最新情報)
実行内容...
ビューの右端に移動
ビューの左端に移動
ビューのボタンに移動
ビューの最上部に移動
キー...
[END]
[HOME]
[CTRL]+[END]
[CTRL]+[HOME]
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
S/MIME 暗号および署名用の2つのインターネット認証
次に示す、S/MIME 暗号および署名用の2つのインターネット認証に関する情報は、R5.0.1 の新規情報で、『ノ
ーツ R5 ヘルプ』には記載されていません。この情報は、将来のリリースで、文書に追加されます。
R5.0 では、ノーツ ID ファイルに追加されたインターネット認証は、S/MIME 暗号および電子署名の両方に使用
されていました。R5.0.1 では、暗号と署名の両方に同じインターネット認証を使用する必要がなくなりました。
複数のインターネット認証をノーツ ID ファイルに追加した場合、1つのインスターネット認証を暗号用に指定し
て、別のインターネット認証を署名用に指定することができます。例えば、サードパーティーの CA が、インタ
ーネット認証を発行して、暗号化されたメールメッセージ用に使用し、また違うインターネット認証を発行し
て、署名されたメールメッセージ用に使用する場合、これらの認証を両方ともノーツ ID に追加して、1つの認証
を暗号用に、もう1つの認証を署名用に使用できます。
複数のインターネット認証のノーツ ID への追加
複数のインターネット認証をノーツ ID に追加して、別の CA によって認証を発行するようにするには、各 CA
のサイトを参照して、CA が指定する手順に従います。ドミノ CA によって作成されたインターネット認証を追
加している場合は、『R5 システム管理ヘルプ』 (help5_admin.nsf) を参照してください。追加するインターネッ
ト認証が、同じ CA によって発行されている場合は、CA のサイトを参照して、認証の1つを追加し、[ファイル]
- [ツール] - [ユーザー ID] の、[インターネット認証の呼び出し] を使って、2つ目の認証を追加します。同じ
CA によって発行された複数のインターネット認証の追加を試みる場合、ノーツでは、ID ファイルに最後に追加
された認証を使用します。認証の呼び出しの詳細については、「インターネット認証のユーザー ID ファイルへの
呼び出し方法」を参照してください。
暗号または署名用に使用するデフォルトのインターネット認証の指定
署名用に使用するデフォルトのインターネット認証を指定するには、次の手順に従います。
1. [ファイル] - [ツール] - [ユーザー ID] を選択します。
2. パスワードを入力します。
3. [認証] を選択します。
4. 電子署名用に使用するインターネット認証をハイライトします。
5. [This is your default signing certificate] を選択して、[OK] をクリックします。
選択したインターネット認証を、暗号および認証の両方に使用する場合、ノーツでは、この認証を署名および暗
号用のデフォルトとして使用します。他の場合、ノーツでは、指定したインターネット認証を署名用に使用し、
およびノーツ ID に最後に追加されたインターネット認証を暗号用に使用します。デフォルトの署名認証も、SSL
クライアント認証用に使用される認証です。
ユーザーへの暗号用インターネットメールの送信
R5.0 で、ユーザーのインターネット認証を個人アドレス帳に追加するには、署名したメールメッセージを送信
し、受信者は、[ツール] - [送信者をアドレス帳に追加] を選択して送信者用の接続文書とインターネット認証を
追加します。この手順は、R5.0.1 でも同じです。署名したメッセージを送信して、署名と暗号用に異なる2つの
認証がある場合は、ノーツでは、受信者に対して、暗号と署名用のデフォルトのインターネット認証が送信され
ます。受信者が、[ツール] - [送信者をアドレス帳に追加] を選択すると、ノーツでは、接続文書が追加され、そ
の接続文書に暗号および署名用のインターネット認証が追加されます。暗号化されたメッセージを送信すると、
ノーツでは、接続文書から暗号用のインターネット認証のみ抽出されます。
オンデマンドの相互認証
受信者が、署名されたメッセージを受信すると、ノーツでは、個人アドレス帳で、そのメッセージに含まれてい
る署名認証が信頼できることを示す、相互認証を確認します。 相互認証が表示されていない場合、ノーツでは、
受信者が「オンデマンド」の相互認証を行うことができるダイアログボックスが表示されます。リーフ認証また
は CA のいずれかに対して相互認証を作成できます。リーフ認証に対して相互認証を作成するには、認証の所有
者 (この場合、署名されたメッセージの送信者) についてのみ信頼性が示されます。CA に対する相互認証では、
その CA によって発行された認証をもつすべてのユーザーについての信頼性が示されます。
オンデマンドで相互認証すると、ノーツでは、署名認証用の相互認証が作成されますが、暗号認証については相
互認証は作成されません。ただし、署名および暗号化認証が、同じ CA から発行されて、CA 用の相互認証を作
成した場合は、署名認証用に作成された相互認証も、暗号認証用の認証を有効化するのに使用できます。署名認
証および暗号認証が異なる CA から発行される場合、暗号化メッセージを送信する前に、暗号化認証を発行した
CA に対する相互認証を作成する必要があります。相互認証作成に関する詳細については、「ドミノシステム管理
」を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
ブール検索演算子 FIELD とカッコ
通常のノーツクライアントまたは web クライアントのどちらを使用中の場合でも、ブール検索演算子 FIELD ま
たは [ ] (フィールド名を囲むカッコとフィールド名の前の単語 FIELD は同じ ) を使って、任意のデータベース内
で、フィールドの内容を検索できます。「ノーツ R5 ヘルプ」の演算子の表では、web では、FIELD を使用でき
ないと記載されています。これは、将来のリリースで修正される予定です。
ただし、ドミノ検索においては、FIELD だけを使って、$UpdatedBy および _RevisionDate フィールド内の内容
を検索できます。
現在、検索情報内でのカッコの使用に関するヘルプ文書はありませんが、将来のリリースで追加する予定です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
データベースと文書のアーカイブ
次の情報は、5.0.1の新規情報で、オンラインヘルプデータベースでは入手できません。
データベースと文書のアーカイブ
ノーツでは、データベースを通常の方式で、または手動でアーカイブします。指定した日付に基づいて、データ
ベース内の古い文書をアーカイブできます。いつでも、文書を1つ以上選択して、すぐにアーカイブできます。
データベースや文書をアーカイブする前に、アーカイブの設定 (アーカイブプロフィール) をしておく必要があり
ます。 [アクション] メニューの [アーカイブ] コマンドは、メールデータベース内にいるときに限り、表示され
るという点に注意してください。他のデータベースの場合は、[ファイル] - [データベース] - [アーカイブ] コマ
ンドを使用する必要があります。
アーカイブプロフィールを設定するには
1. データベースを開きます。
2. [ファイル] - [データベース] - [プロパティ] を選択します。
3. [アーカイブの設定] をクリックします。
4. [基本] および [オプション] ボタンをクリックすると、すべての設定を参照できます。
データベースをアーカイブするには
1. データベースを開きます。
2. [ファイル] - [データベース] - [アーカイブ] を選択します。
3. データベースにアーカイブ設定を行っていない場合は、設定を行うかどうか尋ねられます。
4. このデータベースの文書をアーカイブするかどうか尋ねるダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリ
ックします。
メール内の選択した文書をアーカイブするには
1. 1つ以上の文書を選択します。
2. [アクション] - [アーカイブ] - [選択された文書] を選択するか、選択した文書をビューフォルダペイン内のア
ーカイブアイコンにドラッグします。
アーカイブプロフィールを最初に作成してから、アーカイブデータベースを開いたり閉じたりしなけれならない
点に注意してください。
アーカイブ済み文書を検索するには
1. [ファイル] - [データベース] - [開く] を選択します。
2. [参照] ボタンをクリックします。.
3. [アーカイブ] フォルダを選択します。
4. アーカイブ済みデータベースを選択します。アーカーブ済みデータベースの前には、 「a_」 という文字がつ
いています。
5.
6.
7.
8.
9.
[開く] をクリックすると、データベースが開きます。
検索する文書を1つまたは複数選択します。
[編集] -[コピー] を選択します。
アーカイブ済み文書を復旧するデータベースおよびビューを開きます。
[編集] - [貼り付け] を選択して、アーカイブ済み文書を復旧します。
自動アーカイブを有効にするには
1. [ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザープリファレンス] を選択します。
2. [定期ローカルエージェントの有効化] ボックスを選択します。
3. [プリファレンス] を閉じます。
4. [アクション] - [アーカイブ] - [ローカル定期アーカイブの有効化] を選択します。
メモ
l
データベースをアーカイブする前に、データベースのアーカイブ設定を作成する必要があります。
l
アーカイブを行うと、[ナビゲーション] ビューに小さな黄色のファイリングキャビネットが置かれます。ア
ーカイブファイリングキャビネットを使用して、選択した文書をすぐにアーカイブするには、まず、アーカ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
イブ設定を作成してから、データベースを閉じて再度開きます。
l
デフォルトでは、アーカイブファイルには、archive¥a_xxxxxx.nsf という名前になり、ここで、archive¥
は、フォルダを示し、データベース名の最初の6文字の前に「a_」 がつきます。
l
アーカイブが終了すると、アーカイブされた文書の数と削除された文書の数が、メッセージボックスに示さ
れます。
l
最終使用、最終更新、または有効期限を記した日からの日数に基づいて、文書をアーカイブできます。
l
ノーツでは、すべての文書の使用状況に関するログが維持されます。デフォルトでは、アーカイブログファ
イルは archive¥l_xxxxxx.nsf という名前になり、ここで、archive¥ は、フォルダを示し、データベース名前
の最初の6文字の前に「l_」 がつきます。[アクション] - [アーカイブ] - [ログを開く] を選択すると、ログ
を参照できます。
l
スケジュールされたアーカイブを有効にするには、まず、[ユーザプリファレンス] ダイアログボックスの
[基本] タブ上の [定期ローカルエージェントの有効化] をクリックする必要があります。 ([ファイル] - [プリ
ファレンス] - [ユーザープリファレンス])。
ヒント
詳細については、[ヘルプ] - [目次] を選択して、[索引] でアーカイブを検索してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント
MIME フォーマット対リッチテキストフォーマットを使ったインタ
ーネットメールの送信
メールフォーマットに関する次の情報は、「ノーツ R5 ヘルプ」には、記載されていません。将来のリリース
で、ヘルプファイルに取り込む予定です。
メールの送信時に使用できるフォーマットオプションがいくつかあります。メールは、プレーンテキス
ト、HTML フォーマット、またはその両方で送信できます。ノーツでメールを送信し、受信者がディレクトリ内
に見つからず、設定されたフォーマットが判別できない場合、ノーツでは、メールフォームで指定したデフォル
トフォーマットで、メールが送信されます。デフォルトのメールフォームは、ノーツリッチテキストですが、ノ
ーツ以外のユーザーにインターネットメールを日常的に送信する場合は、MIME フォーマットに変更できます。
デフォルトのフォームは、ロケーション文書で1つのアイテムを変更して、上書きできます。このフィールドを
編集するには、次の手順に従います。
1. [ファイル] - [モバイル] - [ロケーションの編集] を選択します。
2. [モバイル] タブを選択します。
3. [インターネットアドレス宛てのメールのフォーマット] フィールドで、[リッチテキストフォーマット] では
なく、[MIME フォーマット] を選択します。
メッセージアドレスのフォーマットを、インターネットアドレスとリッチテキストに設定しておくのは、ノーツ
ユーザーのために、メールを常にデフォルトのリッチテキストにしておきたい場合のみです。例えば、ノーツ
で、ディレクトリ内のアドレスを検索できず、ユーザーがノーツユーザーか、またはインターネットアドレスか
判別できない場合、メッセージはリッチテキストフォーマットで送信されます。ノーツリッチテキスト
は、SMTP で送信する場合、MIME に変換する必要があり、デフォルトのメールフォームがリッチテキストフォ
ーマットに設定されている場合は、この変換によって正確性が失われるという点に注意してください。
ノーツでは、デフォルトで、メッセージを送信するフォーマットのタイプに関するプロンプトが表示されます。
このプロンプトを表示せず、プリファレンスを設定して特定のフォーマットで電子メールを送信するには、次の
手順で、メールのプリファレンスを編集できます。
1.
2.
3.
[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択します。
[メールとニュース] アイコンをクリックします。
[インターネットメールの形式] で、オプションを1つ選択します。
オプション
[プレーンテキスト] - インターネット形式のアドレスをもつ受信者が、プレーンテキストを受信できるようにす
る場合は、プレーンテキストを選択します。受信者のメールプログラムで、HTML フォーマットのメッセージま
たはリッチテキストフォーマットのメッセージを読めるかどうか分からない場合に使用できる、最も安全なオプ
ションです。
[HTML フォーマット] -インターネット形式のアドレスをもつ受信者が、HTML フォーマットのテキストや図形
を受信できるようにする場合に選択します。ノーツリッチテキストは、SMTP で送信する場合、MIME に変換す
る必要があり、デフォルトのメールフォームがリッチテキストフォーマットに設定されている場合は、この変換
によって正確性が失われるという点に注意してください。受信者は、HTML 電子メールを読み込むことができる
場合には、HTML 電子メールを受信します。電子メールプログラムが、MIME をサポートしていない場合は、メ
ッセージを読むことができません。
[HTML と プレーンテキスト] - MIME をサポートする電子メールプログラムを使用している受信者の場合
は、HTML フォーマットのメールを受信します。MIME をサポートしていない電子メールプログラムを使用して
いる受信者の場合は、プレーンテキストを受信します。
HTML フォーマットのメッセージ (MIME) を送信し、受信者の電子メールプログラムが、MIMEをサポートできる
場合は、メッセージは HTML フォーマットで配信されます。それ以外の場合、受信者は、プレーンテキストのメ
ッセージを受信します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ サーバー
R5 ハブのあるノーツドメイン内の新規 R4.6x サーバー
R5 のハブサーバーのあるノーツドメインに R4.6x サーバーを追加する場合には、R4.6x サーバーのサーバー文書
で、[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブの [ホーム URL] フィールドを変更します。[ホーム URL] フィ
ールドのデフォルト設定は次のとおりです。
/homepage.nsf?Open
Homepage.nsf は R5 データベースです。[ホーム URL] フィールドのエントリを、ユーザーが ?OpenServer コ
マンド等でブラウザからサーバーを開くときに見せたい URL に変更します。
[ホーム URL] フィールドを変更する手順は次のとおりです。
1. ドミノ管理クライアントから、[設定] タブをクリックします。
2. [サーバー設定] セクションを拡張します。
3. [すべてのサーバー文書] をクリックします。
4. [ホーム URL] フィールドを変更するサーバーのサーバー文書をダブルクリックします。
5. [サーバーの編集] をクリックします。
6. [インターネットプロトコル] - [HTTP] タブをクリックします。
7. [マッピング] セクションの下に、ユーザーがブラウザでサーバーにアクセスするときに見るべき Web ページ
またはデータベースを入力します。
8. [保存] をクリックしてから [閉じる] をクリックします。
[ホーム URL] フィールドを
/?Open
または
/?OpenServer
に設定して、サーバーにあるデータベースのリストをユーザーが見られるようにするには、次の手順も実行する
必要があります。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
ドミノ管理クライアントから、[設定] タブをクリックします。
[サーバー設定] セクションを拡張します。
[すべてのサーバー文書] をクリックします。
[ホーム URL] フィールドを変更するサーバーのサーバー文書をダブルクリックします。
[サーバーの編集] をクリックします。
[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブをクリックします。
[HTTP クライアントに] フィールドで [はい] を選択します。
[保存] をクリックしてから [閉じる] をクリックします。
この変更を行わないと、Web クライアントがデータベースのリストをブラウズしようとしても、その権限を与え
られていないのでエラーになります。R4.6x では、[HTTP クライアントに] のデフォルト設定は「はい」で
す。R5 では、デフォルト設定は「いいえ」です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
リリースが混在する環境での複数フィールドの許可
R5 形式のデータベース (On Disk Structure または ODS) は、[データベースのプロパティ] ボックスの [オプシ
ョン] タブで [データベースに複数フィールドを許可] オプションを有効にすることによって、最大 64,000 のフ
ィールドを持つことができます。R4 形式のデータベースと、このオプションを有効にしていない R5 データベー
スは、最大 3000 のフィールドを持つことができます (連結したフィールド名の合計長は、64KB 未満です)。
[データベースに複数フィールドを許可] を有効にすると、データベースにより多くのフィールドを作成できます
が、全文索引、フォーム別検索、ドミノ デザイナーの [設計] ペインでのフィールドリストの反映などの一部の機
能は使用できなくなります。また、[データベースに複数フィールドを許可] を有効にしたデータベースと R4 サ
ーバー上のそのデータベースのレプリカの間で、複製が失敗します。このオプションを有効にしているデータベ
ースの新しいレプリカを、R4 サーバーに作成することはできません。
ロータスでは、R5 サーバーと R4 サーバーの両方にレプリカを持つデータベースに対しては、[データベースに
複数フィールドを許可] オプションを有効にしないことを推奨します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ サーバー
1回の接続での最大要求
R5 では、サーバー文書の [インターネットプロトコル] - [HTTP] タブのフィールド [1回の接続での最大要求]
のデフォルト値は1です。リリース 4.6 では、デフォルト値は5でした。この変更によってパフォーマンスが改
善されます。R4 サーバーを R5 にアップグレードする場合は、このフィールドで設定した値が保持され、変更さ
れません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
訂正
トピック「データベースとアプリケーションのアップグレード」の
『移行ガイド』の第8章のトピック「データベースとアプリケーションのアップグレード」で、次の太字のテキ
ストは誤りなので無視してください。
2.
サーバーとデータベースを R5 の形式にアップグレードするが、データベースの設計と機能を R4 のままに
する。
この場合、すべてのクライアントからデータベースに正常にアクセスできますが、 R4 クライアントではデー
タベースのローカルレプリカを作成するときに .NS4 レプリカであることを指定する必要があります。
アップグレ
ードに関する問題はありません。データベースを新しい ODS に圧縮してください。
3.
サーバー、データベースの形式、データベースの設計、およびデータベースの機能を R5 にアップグレード
する。
R4 クライアントからは R5 の機能を使用できません。また、データベースのローカルレプリカを作成するとき
に .NS4 レプリカであることを指定する必要があります。新しい機能を使用するには、アプリケーションを変
更しなければならない場合があります。データベースを新しい ODS に圧縮し、R4 の設計を R5 の設計に置
換し、必要な R5 の新しい機能を追加してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント
トピック「ユーザー文書に識別名を追加する」
LDIF 移行のトピック「ユーザー文書に識別名を追加する」で、次の太字の部分は正しくないため、無視してくだ
さい。
ユーザーをディレクトリエントリだけとして呼び出すときは、[ユーザーとグループの移行] ダイアログボッ
クスで移行オプションの「ユーザー文書に識別名を追加する」を選択します。このオプションを選択すると、
すべての階層情報 (CN, OU, O, と C 属性) を含む完全な識別名が、移行ツールによって
プライマリーエントリとし
て個人文書の [ユーザー名] フィールドに追加されます。
個人文書の [ユーザー名] フィールドのプライマリー・エントリは常に [名] と [姓] のコンポーネントから入力さ
れます。組織名も認証者 ID から入力されます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント
cc:Mail からのユーザーの移行を準備する:DIRSTAT
「移行用の登録簿を準備する」というトピックで、cc:Mail DIRSTAT コマンドの書式が次のように間違って記載
されています。
DIRSTAT po_name po_pass po_path /DL /LU /LOG output.txt
正しい書式は次のとおりです。
DIRSTAT /N po_name /P po_pass /D po_path /DL /LU /LOG output.txt
MKHL45PV9J
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント
る
cc:Mail の掲示板をノーツディスカッションデータベースに変換す
「掲示板をノーツディスカッションデータべースに変換する」というトピックで、次の太字の部分は正しくない
ので無視してください。
cc:Mail MTA を使って cc:Mail とドミノの共存を提供するネットワークでは、MTA が自動的に掲示板を同期
します。cc:Mail MTA バージョン 2.0 以降を使っている場合に、cc:Mail 掲示板とノーツ [ディスカッション] デー
タベース間で情報の同期を維持したい場合は、ポストオフィスからユーザーを初めて移行するときに [掲示板の変
換] オプションを選択すると、ディスカッション データベースが作成されます。データベースを メール受信データ
ベースにしてください。
cc:Mail MTA を使ってノーツ [ディスカッション] データベースを作成すると、データベース CCMTABBX.NSF
(テンプレート CCMTABBX.NTF を使用) が作成されます。cc:Mail マイグレーションツールは掲示板をデータベ
ース CCNOTBB.NSF に移行します。これら 2 つのデータベースは独立していて情報を共有しません。cc:Mail
とノーツが共存し、同期をとる必要があり、時間のかかる移行の時に cc:Mail MTA を掲示板の同期化に使いたい
場合は、移行ツールのオプション「Convert bulletin boards」を使わないでください。移行時間が短い場合は、
掲示板の変換オプションを使うと掲示板を一回で変換できます。
『R5 システム管理者ガイド』の『移行ガイド』にあるトピック「cc:Mail の掲示板とノートのディスカッション
データベースを同期化する」には、[ディスカッション] データベースで掲示板を同期する手順が正しく記載され
ています。
NMAA45P9XR
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ サーバー
インバウンドのインターネットメールを変換するように R5 メール
ハブに強制する
ドミノ サーバーの NOTES.INI ファイルに変数 MailConvertMIMEOnTransfer=1 を追加すれば、インバウンドの
インターネットメールを、MIME からドミノ ディレクトリの受信者のユーザー文書に指定されている形式に変換
するようサーバーに強制できます。この設定により、R5 サーバー上のルーターは、R4 SMTP/MIME メッセージ
転送エージェントの機能を模倣します。この変数を設定しないと、R5 ルーターはネイティブ MIME メッセージ
を次の中継サーバーに転送します。ユーザーのメールファイルに配信する際に必要な変換が行われます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
ユーザーのメール形式の設定
R5 ドミノディレクトリのユーザー文書では、[メール] タブの [受信メールの形式:] フィールドで、ユーザーが使
用するメール形式を設定できます。選択できる形式には次の3つがあります。
l
[MIME 優先] を選択すると、ユーザーのメールファイルへの配信時にノーツリッチテキスト形式のメールが
MIME 形式に変換されます。ユーザーが POP3 や IMAP を使用してメールにアクセスする場合は、この設
定をお勧めします。
l
[ノーツリッチテキスト優先] を選択すると、ユーザーのメールファイルへの配信時に MIME 形式のメールが
ノーツリッチテキスト形式に変換されます。ユーザーが R4 ノーツ クライアントを使用してメールにアクセ
スする場合は、この設定をお勧めします。
l
[優先なし] を選択すると、どちらの形式のメールもそのままユーザーのメールファイルに配信されます。メ
ールの形式は変換されません。ユーザーが R5 ノーツ クライアントを使用してメールにアクセスする場合
は、この設定をお勧めします。
R5 でユーザーを新規登録する場合、ノーツ、POP3、IMAP などからそのユーザーのメールシステムを選択しま
す。[受信メールの形式:] フィールドは、この選択に従って設定されます。
l
l
ユーザーのメールシステムがノーツの場合、フィールドの設定は [優先なし] になります。
ユーザーのメールシステムが POP3 か IMAP の場合、フィールドの設定は [MIME 優先] になります。
あるユーザーについてこの設定を変更する場合は、そのユーザーを登録した後でドミノディレクトリのユーザー
文書を編集します。登録時にこの設定を変更することはできません。R5 ではデフォルトの設定を使うことをお勧
めします。各形式間での変換が最小限に抑えられるので、最適なパフォーマンスを実現できます。
R4 ユーザーを新規登録する場合は、R4 クライアントを使って登録してください。
R4.6 より前のバージョンでは、ユーザー文書にメール形式の設定がありませんでした。したがって、R4.6 より前
のバージョンから R5 にアップグレードすると、R4 で登録されたユーザーのフィールドは空白になります。ドミ
ノでは、空白のフィールドは [リッチテキスト優先] として処理されます。このフィールドを変更するには、ユー
ザー文書を編集して、別の設定を選択します。
メモ:アップグレードしたユーザー文書を編集する場合、[受信メールの形式:] フィールドを変更しないと、デフ
ォルトの [優先なし] の設定で文書が保存されます。R4 ユーザーや POP/IMAP ユーザーの場合は、正しい設定
に変更するようにしてください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
マニュアルの変更
ドミノ管理クライアント
管理者のノーツクライアントにインストールされている cc:Mail
R6.3 メールテンプレート (R63MAIL.NTF)
『移行ガイド』マニュアルの、トピック「cc:Mail R6.3 クライアントを使用しているユーザーを移行する」 の、
ファイル R63MAIL.NTF のロケーションに関する次の記述は間違っています。
cc:Mail R6.3 クライアントのユーザーを移行するには、ユーザーのメールサーバーのデータディレクトリにあるメ
ールテンプレート R63MAIL.NTF を使用します。
ファイル R63MAIL.NTF は、ドミノ サーバーにインストールされていません。ファイルは、ドミノ管理クライア
ントおよび cc:Mail to ノーツ マイグレーションツールがインストールされている、クライアントのノーツデータ
ディレクトリにインストールされています。このファイルを、cc:Mail R6.3 クライアントの移行をサポートする
各メールサーバーのドミノデータディレクトリにコピーします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ん
読み込み専用のメディア上の R4 データベースは R5 から開けませ
R5 クライアントから R4 データベースを開くと、ビューが再構築されます。ビューの再構築には、R4 データベ
ースを格納するメディアに対して書き込みのアクセスが必要です。R4 データベースが、CD-ROM のような読み
込み専用のメディアに格納されている場合、R5 クライアントはビューを再構築することができないため、データ
ベースを開くことができません。この場合は、ハードディスクのような読み書き可能なメディアにデータベース
をコピーしてください。
たとえば、R5 インストールディスクのルートディレクトリに提供されている『R5 リリース情
報』(README.NSF) は、R4 形式のデータベースです。R4 クライアントからは、CD-ROM 中のファイルを直接
開くことができます。R5 クライアントから参照する場合は、CD-ROM上のファイルをハードディスクにコピー
してからファイルを開いてください。
VAY42ZQUZ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント
個人ビューの使用
R5 のインストール中に、デスクトップ情報は DESKTOP5.DSK ファイルおよび BOOKMARK.NSF ファイルに
移行されます。個人ビューの情報はこれらのファイルに保管されます。R5 では個人のビュー情報が R4 とは別の
ファイルに保管されることになります。ほとんどの場合、これによって問題が起きることはありません。ただ
し、R4 クライアントと R5 クライアントを切り替えて使用している場合には、R4 クライアントでデータベース
内に作成する個人フォルダが、R5 クライアントで同じデータベースを見るときには表示されない可能性があるこ
とに注意してください。
これを回避するには、R5 の DESKTOP5.DSK ファイルおよび BOOKMARK.NSF ファイルを削除して、それら
を R5 クライアントで R4 クライアントのファイルから再構築します。これによって、R4 クライアントで作成
された個人ビューが表示されるようになります。この回避策をとると R5 の個人ビューとすべてのカスタムブッ
クマークが削除されるので、実行にあたっては慎重さが必要です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
ドミノ デザイナー R5 が起動中のときはノーツ R4.6 を起動しな
いでください
ドミノ デザイナー R5 クライアントが起動中の場合は、ノーツ R4.6 クライアントを起動しないことを推奨しま
す。R4.6クライアントを起動する前に、ドミノ デザイナー R5 を閉じてください。
LDEY45SSMW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ デザイナー
ビューの列のソートでの大文字 / 小文字とアクセントの区別
R4 では、ビューの列のプロパティ、「大文字 /小文字を区別してソートする」と「アクセントを区別してソート
する」の意味は、大文字 /小文字またはアクセントの違いを考慮しないでソートして、2つの文字列が同じであっ
た場合は、大文字 /小文字とアクセントを使って 2 つの文字列を区別するということです。つまり、ソートでの
大文字 /小文字とアクセントの区別は、使われないときの方が多いということになります。
R5 では、これらのプロパティを設定すると、常時大文字 /小文字とアクセントを区別してソートが行われます。
これは、R4 の場合と根本的に異なります。このため、R4 から変換された R5 データベースは、最初から選択さ
れているプロパティはありません。
PHAN3YNCEM
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
R5 に埋め込んだ構成要素のフォーム設計を R4 で保存すると失わ
れます
R5 では、アウトライン、カレンダー、グループスケジュールコントロールをフォームに埋め込めます。次にフォームを編集し
て R4.x で保存すると、埋め込んだ構成要素が表示されなくなります。R4 ではホットスポットの処理が R5 と異なるため、R5
で埋め込んだ構成要素が適切に R4 で保存されません。埋め込んだ場所をクリックしても、埋め込み要素のプロパティボック
スは、フォーム設計でも文書でも表示されません。R5 で保存し直しても表示できません。削除して R5 で構成要素を再度追加
することが必要です。
VMAA42JRBV
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント
ノーツ R4.x では R5 メールやカレンダーファイルを開けない
前のバージョンのノーツ クライアントでは、ノーツ R5 メールやカレンダーファイルを開けません。
WEBB42RFQT
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント
R4 と R5 が混在しているクライアントでのサーバーベースのパス
ワードチェック
[パスワードをチェックする] が有効になっているドミノ サーバーで、1人のユーザーが R4 と R5 の両方のクラ
イアントを使用している場合、パスワードを変更すると問題が発生することがあります。特に、R4 で ID ファイ
ルに設定したパスワードは、R5 で ID ファイルに設定した同じパスワードと一致せず、「パスワードがサーバー
のアドレス帳のエントリと一致しません。」というエラーメッセージを受け取る可能性があります。回避策とし
て、認証が成功したクライアントからユーザーの ID ファイルを認証が失敗したクライアントにコピーします。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント
R5 と R3 間での ID ファイルの共有
ID ファイルは R4 と R5 間で互換性がありますが、R4 および R5 で特定の操作を実行すると、 ID ファイルを
R3 クライアントでは読み込めない形式に書き換えます。R5 で実行する新しい操作は次のとおりです。
l
l
ユーザーがパスワードを忘れても ID ファイルが復旧できるようにリカバリー情報を追加する
インターネット X.509 認証を ID ファイルに追加する
R3 を使用しているユーザーにこれらの操作のいずれかが必要な場合、ID ファイルの個別のコピーを、その操作
を実行するために保持しておく必要があります。また ID ファイルのコピーは R5 クライアントで使用してはなり
ません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー
バージョンが混在するクラスタリングでの空き時間情報は削除され
ないことがあります
R5 のスケジュールマネージャは、ユーザーのホームサーバーがクラスタの一部である場合、空き時間情報を反映
しません。スケジュールマネージャが他のクラスタも R5 サーバーであると不正に見なしてしまうのが原因で
す。ただし、クラスタリング機能は R4.x でもサポートされていますが、空き時間情報はクラスタリングされませ
ん。
たとえば、サーバーA(R5)上のユーザーがサーバーB(R4.6.4)に移動するとします。サーバーAはユーザーの
空き時間情報を反映しません。このため、他の R5 クラスタは古くて不正確な情報をもっていることになりま
す。サーバーBは R5 以前のサーバーであるため、クラスタされた空き時間情報をハンドルできず、サーバーAが
使っている情報を維持できません。
この問題を解決するには、システム管理者が CLUBUSY.NSF のユーザーエントリを削除する必要があります。
これは、クラスタ機能を使用していない R5 サーバーには関係しない問題です。空き時間情報システムは R4.x サ
ーバー上で動作します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー
Web Server Access オプションと LDAP 4.6.x サーバー
Web サーバーアクセスのオプションである [少ない名前のバリエーションで高いセキュリティ] を、R4.6.x サー
バー用のドミノ LDAP ディレクトリアシスタント文書を持つ Web サーバーに指定しないでください。
このオプションは uid を使用するフィルターを生成します。またこの属性は R4.6.x サーバーでは認識されませ
ん。
BAKH43XKMW
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー
R5 のハブサーバーを使用するノーツドメインへの R4.6x サーバー
の追加
R5 のハブサーバーのあるノーツドメインに R4.6x サーバーを追加する場合には、R4.6x サーバーのサーバー文書
で、[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブの [ホーム URL] フィールドを変更します。[ホーム URL] フィ
ールドのデフォルト設定は次のとおりです。
/homepage.nsf?Open
Homepage.nsf は R5 データベースです。[ホーム URL] フィールドのエントリを、ユーザーが ?OpenServer コ
マンド等でブラウザからサーバーを開くときに見せたい URL に変更します。
[ホーム URL] フィールドを変更する手順は次のとおりです。
1. ドミノ管理クライアントから、[設定] タブをクリックします。
2. [サーバー設定] セクションを拡張します。
3. [すべてのサーバー文書] をクリックします。
4. [ホーム URL] フィールドを変更するサーバーのサーバー文書をダブルクリックします。
5. [サーバーの編集] をクリックします。
6. [インターネットプロトコル] - [HTTP] タブをクリックします。
7. [マッピング] セクションの下に、ユーザーがブラウザでサーバーにアクセスするときに見るべき Web ページ
またはデータベースを入力します。
8. [保存] をクリックしてから [閉じる] をクリックします。
[ホーム URL] フィールドを
/?Open
または
/?OpenServer
に設定して、サーバーにあるデータベースのリストをユーザーが見られるようにするには、次の手順も実行する
必要があります。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
ドミノ管理クライアントから、[設定] タブをクリックします。
[サーバー設定] セクションを拡張します。
[すべてのサーバー文書] をクリックします。
[ホーム URL] フィールドを変更するサーバーのサーバー文書をダブルクリックします。
[サーバーの編集] をクリックします。
[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブをクリックします。
[HTTP クライアントに] フィールドで [はい] を選択します。
[保存] をクリックしてから [閉じる] をクリックします。
この変更を行わないと、Web クライアントがデータベースのリストをブラウズしようとしても、その権限を与え
られていないのでエラーになります。R4.6x では、[HTTP クライアントに]のデフォルト設定は「はい」で
す。R5 では、デフォルト設定は「いいえ」です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー, ノーツ クライアント
複合クラスタでの相互運用性の問題
複数のドミノ R5 サーバーとドミノ R4.x サーバーが混在するクラスタを使う場合は、メールデータベースのセッ
トアップ時に次のことに配慮してください。
l
R5 のメールテンプレートは、R4.x サーバー上で正しく機能しません。R5 のメールデータベースを使用して
いるユーザーがいる場合、そのデータベースのレプリカを R4.x サーバー上には作成しないでください。
l
クラスタレプリケータにより、レプリカの間でテンプレートの設計が常に複製されます。したがって、ユー
ザーのメールのレプリカデータベースで使うメールテンプレートは、 R5 だけまたは R4.x だけのどちらかに
設定する必要があります。
ドミノ R5 サーバーとドミノ R4.x サーバーの間でフェイルオーバーすると、次のような食い違いが発生します。
R4.x サーバーでは、MIME 形式で受信した文書がノーツ CD レコード形式に変換されるので、R5 サーバー
の場合と表示が異なります。R5 サーバーでは、これらの文書がネイティブ MIME で表示されます。
l
l
R4.x サーバーから送信される MIME 形式の文書は、CD レコード形式に変換されます。したがって、R5 サ
ーバーから送信される MIME のメッセージとは、表示が異なります。さらに、R4.x サーバーでは、MIME の
オリジナルバージョンをメッセージに添付しますが、R5 サーバーではメッセージをネイティブ MIME で送
信するので、オリジナルを添付する必要はありません。
l
暗号化された S/MIME 文書は、R5 サーバーでは暗号を解除できますが、R4.x サーバーでは解除できませ
ん。クラスタの自動参照または複製によって R4.x サーバーがこのような文書を受信すると、文書の内容をイ
ンターネット認証で暗号化された文書であるため読めないことを示す警告で置き換えます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー
クラスタレプリケータとドミノディレクトリプロフィール
R4.6.3a またはそれ以下のサーバーを R5 サーバーと同じでドメインで実行し、そのドメインにクラスタが存在す
ると、クラスタレプリケータによってドミノディレクトリプロフィールのエントリが削除されます。これを避け
るために、次の拡張機能が R4.6.3b に追加されました。
SPR# SALR3Y8NZH - クラスタレプリケータで複製されないプロフィール文書の問題を修正する
R5 ドミノ サーバーを伴ったクラスタの複製には、R4.6.3b 以上のサーバーが必要です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー
LDAP 4.6x サーバーを認証に使うときのエラーメッセージ
LDAP ディレクトリアシスタントをドミノ Web サーバーにセットアップして、ドミノ R4.6 LDAP サーバーの公
開アドレス帳にあるサーバーのユーザー名とパスワードが使用されるようにすると、Web ユーザーが次のように
2 つの cn 構成要素を使って識別名を指定する場合に、認証に失敗します。
「cn=qa/cn=recipients/ou=acmeqa/o=acme.」 サーバーに表示されるエラーメッセージは次の通りです。
Failed search on LDAP Server xxxxxx(server name).com Reason: Insufficient access.
SONL3YLQU8
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー
R4.6 LDAP サーバーと R5 ドミノディレクトリ
R4.6.3 以前では、公開アドレス帳が R5 ドミノディレクトリにアップグレードされた場合、R4.6 の LDAP サー
バーは正しい電子メールアドレスを提供できませんでした。この問題は R4.6.3 以降で修正されました (SPR#
BAKH3Z9QW3)。
BAKH3Z9QW3
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
テンプレートの相互運用
この表には、ノーツ、ドミノ デザイナー、ドミノド管理クライアント、およびドミノ R5 にインストールできる
テンプレートがリストされています。3番目の列は、混在環境の R4.6x クライアントでテンプレートを使用でき
るかどうかを示しています。
ノーツ
テンプレートのファイル名
テンプレートのタイトル
R4.6x クライアントサポート
ALOG4.NTF
エージェントログ
はい
ARCHLG50.NTF
アーカイブログ R5.0
はい (外観の変更)
BOOKMARK.NTF
ブックマーク
(デスクトップはブックマークに変換される)
いいえ
BUSYTIME.NTF
空き時間情報
はい
CACHE.NTF
Local Document Cache
該当せず
DBLIB4.NTF
DBライブラリ
はい
DECSADM.NTF
DECS R5 Administrator Template
一部
DOCLBM50.NTF
Microsoft Office ライブラリ (R5.0)
はい
DOCLBW50.NTF
Web 文書ライブラリ (R5.0)
はい
DSGNSYN.NTF
設計一覧
いいえ
HEADLINE.NTF
購読
いいえ
IMAPCL5.NTF
メール (IMAP)
いいえ
JOURNAL4.NTF
個人ジャーナル (R4)
はい
LOG.NTF
ノーツログ
はい
MAIL50.NTF
メール (R5.0)
いいえ
MAILBOX.NTF
メールボックス (5.0)
はい
NNTPCL5.NTF
ニュース
いいえ
PERNAMES.NTF
個人アドレス帳
はい (外観の変更)
PERWEB50.NTF
個人 Web ナビゲータ (R5.0)
はい
R63MAIL.NTF
cc:Mail ユーザーからノーツへのアップグレードを容
易にする DLL
はい
テンプレートのタイトル
R4.6x クライアントサポート
ALOG4.NTF
エージェントログ
はい
ARCHLG50.NTF
アーカイブログ R5.0
はい (外観の変更)
BOOKMARK.NTF
ブックマーク
(デスクトップはブックマークに変換される)
いいえ
BUSYTIME.NTF
空き時間情報
はい
CACHE.NTF
Local Document Cache
該当せず
ドミノ デザイナー
テンプレートのファイル名
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
CLUSTA4.NTF
クラスタ分析
はい
DBA4.NTF
データベース分析
はい (外観の変更)
DBLIB4.NTF
DBライブラリ
はい
DECOMSRV.NTF
Decommission Server Reports
はい (外観の変更)
DECSADM.NTF
DECS R5 Administrator Template
一部
DOCLBM50.NTF
Microsoft Office ライブラリ (R5.0)
はい
DOCLBW50.NTF
Web 文書ライブラリ (R5.0)
はい
DOMADMIN.NTF
ドミノ管理クライアント (R5)
いいえ
DSGNSYN.NTF
設計一覧
いいえ
EVENTS4.NTF
統計 & イベント
はい (外観の変更)
HEADLINE.NTF
購読
いいえ
IMAPCL5.NTF
メール (IMAP)
いいえ
JOURNAL4.NTF
個人ジャーナル (R4)
はい
LOGA4.NTF
ノーツログ Analysis
はい (外観の変更)
LOG.NTF
ノーツログ
はい
MAIL50.NTF
メール (R5.0)
いいえ
MAILBOX.NTF
メールボックス (5.0)
いいえ
NNTPCL5.NTF
ニュース
いいえ
NTSYNC45.NTF
NT/Migrating Users' Passwords
はい
PERNAMES.NTF
個人アドレス帳
はい (外観の変更)
PERWEB50.NTF
個人 Web ナビゲータ (R5.0)
はい
R63MAIL.NTF
cc:Mail ユーザーからノーツへのアップグレードを容
易にする DLL
はい
STATREP5.NTF
統計レポート 5.0
はい
USERREG.NTF
ユーザー登録
いいえ
テンプレートのタイトル
R4.6x クライアントサポート
ADMIN4.NTF
システム管理要求 (R5.0)
はい (外観の変更)
ALOG4.NTF
エージェントログ
はい
ARCHLG50.NTF
アーカイブログ R5.0
はい (外観の変更)
BILLING.NTF
課金情報
はい
BOOKMARK.NTF
ブックマーク
(デスクトップはブックマークに変換される)
いいえ
BUSYTIME.NTF
空き時間情報
はい
CACHE.NTF
Local Document Cache
該当せず
CATALOG.NTF
データベースカタログ (5.0)
はい (外観の変更)
CCA50.NTF
ドミノ R5 認証機関
はい
ドミノ管理クライアント
テンプレートのファイル名
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
CERTLOG.NTF
認証ログ
はい
CLDBDIR4.NTF
クラスタディレクトリ (R5)
はい (外観の変更)
CLUSTA4.NTF
クラスタ分析
はい
CSRV50.NTF
サーバー証明書管理
いいえ
DA50.NTF
ディレクトリアシスタント
はい (外観の変更)
DBA4.NTF
データベース分析
はい (外観の変更)
DECOMSRV.NTF
Decommission Server Reports
はい (外観の変更)
DECSADM.NTF
DECS R5 Administrator Template
一部
DIRCAT5.NTF
ディレクトリカタログ
いいえ
DISCSW50.NTF
Web ディスカッション (R5.0)
いいえ
DOMADMIN.NTF
ドミノ管理クライアント (R5)
いいえ
DOMCFG.NTF
ドミノ Web サーバー設定
はい
DOMLOG.NTF
ドミノ Web サーバーログ
はい
DSGNSYN.NTF
設計一覧
いいえ
DSPA.NTF
Server.Planner: Analyst
はい
DSPD.NTF
Server.Planner: Decision Maker
はい
DSPV.NTF
Server.Planner: Vendor
はい
EVENTS4.NTF
統計 & イベント
はい (外観の変更)
HEADLINE.NTF
購読
いいえ
IMAPCL5.NTF
メール (IMAP)
いいえ
JOURNAL4.NTF
個人ジャーナル (R4)
はい
LOGA4.NTF
ノーツログ分析
はい (外観の変更)
LOG.NTF
ノーツログ
はい
MAIL50.NTF
メール (R5.0)
いいえ
MAILBOX.NTF
メールボックス (5.0)
はい
MAILLIST.NTF
メーリングリスト R5.0
はい
MTSTORE.NTF
Domino MailTracker Store
いいえ
NNTPCL5.NTF
ニュース
いいえ
NNTPDI50.NTF
ネットニュース (R5.0)
はい
NNTPPOST.NTF
クロスポスト (NNTP)
該当せず
NTSYNC45.NTF
NT/Migrating Users' Passwords
はい
PERNAMES.NTF
個人アドレス帳
はい (外観の変更)
PERWEB50.NTF
個人 Web ナビゲータ (R5.0)
はい
PUBNAMES.NTF
ドミノディレクトリ
はい (外観の変更)
PUBWEB50.NTF
サーバー Web ナビゲータ (R5.0)
はい
REPORTS.NTF
レポート
はい
RESRC50.NTF
会議室予約 (5.0)
はい
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
SIREGW50.NTF
Site Registration 5.0
はい
STATREP5.NTF
統計レポート 5.0
はい
TEAMRM50.NTF
チームルーム R5.0
いいえ
USERREG.NTF
ユーザー登録
いいえ
WEBADMIN.NTF
ドミノ Web サーバー管理 R5
いいえ
ドミノ エンタープライズサーバー
テンプレートのファイル名
テンプレートのタイトル
R4.6x クライアントサポート
ADMIN4.NTF
システム管理要求 (R5.0)
はい (外観の変更)
ALOG4.NTF
エージェントログ
はい
ARCHLG50.NTF
アーカイブログ R5.0)
はい (外観の変更)
BILLING.NTF
課金情報
はい
BOOKMARK.NTF
ブックマーク
(デスクトップはブックマークに変換される)
いいえ
BUSYTIME.NTF
空き時間情報
はい
CACHE.NTF
Local Document Cache
該当せず
CATALOG.NTF
データベースカタログ (5.0)
はい (外観の変更)
CCA50.NTF
ドミノ R5 認証機関
はい
CERTLOG.NTF
認証ログ
はい
CLDBDIR4.NTF
クラスタディレクトリ (R5)
はい (外観の変更)
CLUSTA4.NTF
クラスタ分析
はい
CSRV50.NTF
サーバー証明書管理
いいえ
DA50.NTF
ディレクトリアシスタント
はい (外観の変更)
DBA4.NTF
データベース分析
はい (外観の変更)
DBLIB4.NTF
DBライブラリ
はい
DECOMSRV.NTF
Decommission Server Reports
はい (外観の変更)
DECSADM.NTF
DECS R5 Administrator Template
一部
DIRCAT5.NTF
ディレクトリカタログ
いいえ
DISCSW50.NTF
Web ディスカッション (R5.0)
いいえ
DOCLBM50.NTF
Microsoft Office ライブラリ (R5.0)
はい
DOCLBW50.NTF
Web 文書ライブラリ (R5.0)
はい
DOMADMIN.NTF
ドミノ管理クライアント (R5)
いいえ
DOMCFG.NTF
ドミノ Web サーバー設定
はい
DOMLOG.NTF
ドミノ Web サーバーログ
はい
DSGNSYN.NTF
設計一覧
いいえ
DSPA.NTF
Server.Planner: Analyst
はい
DSPD.NTF
Server.Planner: Decision Maker
はい
DSPV.NTF
Server.Planner: Vendor
はい
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
EVENTS4.NTF
統計 & イベント
はい (外観の変更)
HEADLINE.NTF
購読
いいえ
IMAPCL5.NTF
メール (IMAP)
いいえ
JOURNAL4.NTF
個人ジャーナル (R4)
はい
LOGA4.NTF
ノーツログ分析
はい (外観の変更)
LOG.NTF
ノーツログ
はい
MAIL50.NTF
メール (R5.0)
いいえ
MAILBOX.NTF
メールボックス (5.0)
はい
MAILLIST.NTF
メーリングリスト R5.0
はい
MTSTORE.NTF
Domino MailTracker Store
いいえ
NNTPCL5.NTF
ニュース
いいえ
NNTPDI50.NTF
ネットニュース (R5.0)
はい
NNTPPOST.NTF
クロスポスト (NNTP)
該当せず
NTSYNC45.NTF
NT/Migrating Users' Passwords
はい
PERNAMES.NTF
個人アドレス帳
はい (外観の変更)
PERWEB50.NTF
個人 Web ナビゲータ (R5.0)
はい
PUBNAMES.NTF
ドミノディレクトリ
はい (外観の変更)
PUBWEB50.NTF
サーバー Web ナビゲータ (R5.0)
はい
REPORTS.NTF
レポート
はい
RESRC50.NTF
会議室予約 (5.0)
はい
SIREGW50.NTF
Site Registration 5.0
はい
SRCHSITE.NTF
サイト検索
はい
STATREP5.NTF
統計レポート 5.0
はい
TEAMRM50.NTF
チームルーム R5.0
いいえ
USERREG.NTF
ユーザー登録
いいえ
WEBADMIN.NTF
ドミノ Web サーバー管理 R5
いいえ
テンプレートのタイトル
R4.6x クライアントサポート
ADMIN4.NTF
システム管理要求 (R5.0)
はい (外観の変更)
ALOG4.NTF
エージェントログ
はい
ARCHLG50.NTF
アーカイブログ R5.0)
はい (外観の変更)
BILLING.NTF
課金情報
はい
BOOKMARK.NTF
ブックマーク
(デスクトップはブックマークに変換される)
いいえ
BUSYTIME.NTF
空き時間情報
はい
CACHE.NTF
Local Document Cache
該当せず
ドミノ メールサーバー
テンプレートのファイル名
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
CATALOG.NTF
データベースカタログ (5.0)
はい (外観の変更)
CCA50.NTF
ドミノ R5 認証機関
はい
CERTLOG.NTF
認証ログ
はい
CLDBDIR4.NTF
クラスタディレクトリ (R5)
はい (外観の変更)
CLUSTA4.NTF
クラスタ分析
はい
CSRV50.NTF
サーバー証明書管理
いいえ
DA50.NTF
ディレクトリアシスタント
はい (外観の変更)
DBA4.NTF
データベース分析
はい (外観の変更)
DBLIB4.NTF
DBライブラリ
はい
DECOMSRV.NTF
Decommission Server Reports
はい (外観の変更)
DECSADM.NTF
DECS R5 Administrator Template
一部
DIRCAT5.NTF
ディレクトリカタログ
いいえ
DISCSW50.NTF
Web ディスカッション (R5.0)
いいえ
DOCLBM50.NTF
Microsoft Office ライブラリ (R5.0)
はい
DOCLBW50.NTF
Web 文書ライブラリ (R5.0)
はい
DOMADMIN.NTF
ドミノ管理クライアント (R5)
いいえ
DOMCFG.NTF
ドミノ Web サーバー設定
はい
DOMLOG.NTF
ドミノ Web サーバーログ
はい
DSGNSYN.NTF
設計一覧
いいえ
DSPA.NTF
Server.Planner: Analyst
はい
DSPD.NTF
Server.Planner: Decision Maker
はい
DSPV.NTF
Server.Planner: Vendor
はい
EVENTS4.NTF
統計 & イベント
はい (外観の変更)
HEADLINE.NTF
購読
いいえ
IMAPCL5.NTF
メール (IMAP)
いいえ
JOURNAL4.NTF
個人ジャーナル (R4)
はい
LOGA4.NTF
ノーツログ分析
はい (外観の変更)
LOG.NTF
ノーツログ
はい
MAIL50.NTF
メール (R5.0)
いいえ
MAILBOX.NTF
メールボックス (5.0)
はい
MAILLIST.NTF
メーリングリスト R5.0
はい
MTSTORE.NTF
Domino MailTracker Store
いいえ
NNTPCL5.NTF
ニュース
いいえ
NNTPDI50.NTF
ネットニュース (R5.0)
はい
NNTPPOST.NTF
クロスポスト (NNTP)
該当せず
NTSYNC45.NTF
NT/Migrating Users' Passwords
はい
PERNAMES.NTF
個人アドレス帳
はい (外観の変更)
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
PERWEB50.NTF
個人 Web ナビゲータ (R5.0)
はい
PUBNAMES.NTF
ドミノディレクトリ
はい (外観の変更)
PUBWEB50.NTF
サーバー Web ナビゲータ (R5.0)
はい
REPORTS.NTF
レポート
はい
RESRC50.NTF
会議室予約 (5.0)
はい
SIREGW50.NTF
Site Registration 5.0
はい
SRCHSITE.NTF
サイト検索
はい
STATREP5.NTF
統計レポート 5.0
はい
TEAMRM50.NTF
チームルーム R5.0
いいえ
USERREG.NTF
ユーザー登録
いいえ
WEBADMIN.NTF
ドミノ Web サーバー管理 R5
いいえ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
文書ライブラリの設計を R4.6 または R5 の設計に置換
文書ライブラリ R4 の設計を次のテンプレートで置き換えるときの手順を説明します。
l
l
文書ライブラリ R4.6
文書ライブラリ R5.0
設計を置換したら、文書を開く前に [R4.5以前の文書ライブラリのアップグレード] エージェントをデータベース
に対して実行します。エージェントが [文書ライブラリ R4.6] 、[文書ライブラリ R5.0] テンプレートのアクショ
ンメニューに表示されます。エージェントが実行されていない場合は、変換する文書を開こうとしたときにエラ
ーメッセージ「演算子または @関数のデータの種類が不適切です」が表示されます。また、その場合はステータ
スがビューに正しく表示されません。
VOA3S2L4A
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー
[Server.Planner] テンプレートの複製エラー
R4.6x サーバーから R5 サーバーに [Server.Planner] テンプレート (DSPA.NTF, DSPV.NTF, DSPD.NTF) を複
製するときに、次のようなメッセージが表示される場合があります。
Unable to store document in dspa.ntf (NoteID = 326) from
toshi/46x dspa.ntf (NoteID = 322): Field is too large (32K) or View's column &
selection formulas are too large
このメッセージが現れないようにするには、テンプレートを R4.6.x サーバーから削除して、R5 サーバーから複
製してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
R4.6 および R4.5 の R5 互換性に対する拡張が行われました
R4.6.4
テンプレート - メールファイル
SPR# FGRN3YFSN3 - 繰り返し会議のスケジュール変更通知を議長から最初に受信するのではなく、R5 ユーザ
ーから受け取ったときに発生する間違ったエラーメッセージ (Object variable not set) を受け取るという問題を
修正しました。 [4.6.4、4.6.3b]
テンプレート - Web メールファイル
SPR# FGRN3WPHWF, FGRN3ZJQCT - R5 ユーザーからの Web ユーザーによって受信された繰り返し会議に
関して、カレンダーエントリ上の [RSVP] ボタンは [出席] ボタンに置き換えられます。[RSVP] ボタン (Web ユ
ーザーには無効) を使用すると、エラー「元の案内文書が見つかりません (wNoticeOpen)」が表示されます。
[4.6.4、4.6.3b]
R4.6.3b
テンプレート - メールファイル
SPR# FGRN3YFSN3 - 繰り返し会議のスケジュール変更通知を議長から最初に受信するのではなく、R5 ユーザ
ーから受け取ったときに発生する間違ったエラーメッセージ(Object variable not set)を受け取るという問題を
修正しました。
SPR# FGRN3ZJQCT - 新しい日付と時間が R5 ユーザーによって提案されたときに日付と時間が保存されてい
ない繰り返し会議の最初のインスタンスに関する問題は訂正されます。
SPR# FGRN3WPHWF, FGRN3ZJQCT, FGRN3Z8HSR - R5 ユーザーからの Web ユーザーによって受信された
繰り返し会議に関して、カレンダーエントリ上の [RSVP] ボタンは [出席] ボタンに置き換えられます。[RSVP]
ボタン (Web ユーザーには無効) を使用すると、エラー「元の案内文書が見つかりません (wNoticeOpen)」が
表示されます。
R4.6.3
テンプレート
SPR# RJAN3WCLSH - メールテンプレートと [会議室予約] テンプレートすべてにおける繰り返し会議について
は R5 と互換性があります。 [4.6.3]
R4.5.7
Templates
SPR# RJAN3WCLSH -メールテンプレートと [会議室予約] テンプレートのすべてにおける繰り返し会議につい
ては将来のリリースと互換性があります。[4.6.3、4.5.7]
FGRN3YFSN3, FGRN3WPHWF, FGRN3ZJQCT, FGRN3YFSN3, FGRN3ZJQCT, FGRN3WPHWF, FGRN3ZJQCT, FGRN3Z8HSR,
RJAN3WCLSH, RJAN3WCLSH
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ デザイナー
R5 のエージェントは R3 と互換性がありません
R5 で作成されたエージェント、または有効/無効を設定したエージェントは、R3 サーバーとは互換性がありませ
ん。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ デザイナー
ノーツ クライアント R4.x の設計機能とドミノ デザイナー R5と
の互換性
データベースを設計するのに、一回でもドミノ デザイナー R5 を使用したら、今後もドミノ デザイナー R5 で設
計する必要があります。あとでそのデータベースをノーツ クライアント R4.x で設計し直すと、変更が必ずしも
すべてのユーザーに対して反映されないことがあります。たとえば、ドミノ デザイナー R5 を使用してフォーム
を保存した場合、その後にノーツ クライアント R4.x の設計機能を使用して行ったアクションの変更が、R5 クラ
イアントで反映されなくなります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
別のプラットフォーム上へデータベースをコピーする
大きな UNK テーブルオプションが有効にされているデータベースは、別のプラットフォーム上へ移動することが
できません。
これは、ODS (On Disk Structure) サイズに互換性がないことが原因です。このようなデータベースの場合、別
のプラットフォーム上に新しくコピーしてもデータベースを開くことができません。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ドミノ サーバー
R4.6 LDAP サーバーの R5 へのアップグレード
R4.6 LDAP サーバーからは正しいインターネットアドレスがノーツ R5 クライアントに返されません。たとえ
ば、ノーツ R5 クライアントが組織の異なる R4.6 LDAP サーバーからインターネットアドレスを取得できませ
ん。この機能を使いたい場合は、すべての R4.6 LDAP サーバーを R4.6.3 か R5 にアップグレードしてくださ
い。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
相互運用
ノーツ クライアント
[MIME 優先] からの切り替え
[MIME 優先] に設定してしばらく使用した後に、[優先なし] または [ノーツリッチテキスト優先] に切り替える
と、[MIME 優先] モードで受信して保存した添付ファイルは、R5 クライアントだけで解読でき、R4 クライアン
トでは解読できません。R4 クライアントでは、添付ファイルを起動できません。また、添付ファイルを切り離す
と、Base64 (エンコード) 形式になります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
新規機能と機能拡張の履歴リスト
以前の R5 リリース情報で発表した、すべての修正を要約したリストは、ロータス ノーツおよびロータス ドミノ
製品の各新規リリース時に出荷される、オンラインのリリース情報 README.NSF データベース内で参照できま
す。以前の R5 リリース (R5.0a など) 時に新たに導入された機能および機能拡張については、「変更履歴」の章
で参照できます。 その章にリストされているすべての機能および機能拡張については、別段の記述がない限り、
現在のノーツおよびドミノ R5 の四半期メンテナンスリリース (QMR) でも繰り返されています。
修正および機能拡張に関する障害修正情報も Notes.net の Web サイトで入手できます。 (ただし、これらの
Notes.net の修正リストは、オンラインのリリース情報データベースで報告されている修正と同じように1つの
場所にまとめて示されているのではなく、製品別に示されています。修正リストは、Notes.net の web サイトの
Download エリア内の Incremental Installer ダウンロードページから入手できます)。
コア製品と一緒に出荷される他に、リリースに関する修正リストを含むオンラインのリリース情報データベース
は、 Notes.net でダウンロードするか、または使用している web ブラウザで参照することができま
す。Notes.net のドキュメンテーションサイトは、http://www.notes.net/doc です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー
日付/時刻フィールドの新機能に関する注意事項
R5.0の日付/時刻フィールドは、ユーザーの誤入力や省略などにより不正な値が入力された時には、与えられたデ
ータに応じて、数値の入れ替えや補完、文字列の判断など可能な限りの推測をして日付/時刻への変換を行いま
す。また、最終的に変換が不可能な場合にはエラーメッセージを出してユーザーに知らせます。この変換機能に
より、各国の文化により異なる日付/時刻の入力形式にも柔軟に対応します。
この変換は入力有効式に先立って行われるので、予期せぬ入力・変換を避けたいと考えるアプリケーション開発
者は、ユーザーに正しい入力形式を明示する必要があります。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ デザイナー
Java クラス
lotus.domino パッケージが lotus.notes に取って代わります。lotus.domino パッケージには R4.6 の lotus.notes
パッケージに含まれるものと全く同じ内容に加えて、新しいクラスやメソッドなどが追加されています。R4.6 の
lotus.notes パッケージは下位互換としてのみ、引き続きサポートされます。R4.6 の lotus.notes パッケージに
は、R5 のlotus.domino パッケージに追加された機能は含まれません。
エージェントはプログラムペイン中に直接コーディングでき、コンパイルも可能です。インポートも R4.6 と同様
に行えます。
ドミノ以外のマシン上のアプレットとアプリケーションは、ドミノ サーバーへの IIOP 呼び出しを使って
lotus.domino オブジェクトにアクセスできます。
R5 で新しく追加されたロータス スクリプトのクラス、メソッド、プロパティ、イベントを次に示します。詳細
については、『R5 デザイナーヘルプ』または『ドミノ デザイナー プログラマーズガイド』を参照してくださ
い。
新しいクラス
Outline
OutlineEntry
Replication
RichTextParagraphStyle
RichTextTab
ViewEntry
ViewEntryCollection
ViewNavigator
ACL クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
getNextEntry (additional method)
removeACLEntry
InternetLevel
ACLEntry クラスの新しいプロパティ
IsCanCreateLSOrJavaAgent
IsCanCreateSharedFolder
IsAdminReaderAuthor
IsAdminServer
IsGroup
IsPerson
IsServer
Name
UserType
Agent クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
runOnServer
IsNotesAgent
IsWebAgent
ServerName
Target
Trigger
Database クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
createOutline
enableFolder
FTDomainSearch
getOutline
getProfileDocCollection
FolderReferencesEnabled
MaxSize
ReplicationInfo
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
DateRange クラスの新しいプロパティ
Parent
DateTime クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
toJavaDate
LocalTime (additional methods)
Parent
DbDirectory class new property
Parent
Document クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
putInFolder (additional method)
FolderReferences
IsDeleted
IsValid
DocumentCollection クラスのメソッド
addDocument
deleteDocument
getDocument
getNextDocument (additional method)
getPrevDocument (additional method)
FTSearch (additional method)
putAllInFolder (additional method)
Form クラスの新しいプロパティ
Parent
International クラスの新しいプロパティ
Parent
Log クラスの新しいプロパティ
Parent
Name クラスの新しいプロパティ
Addr821
Addr822Comment1
Addr822Comment2
Addr822Comment3
Addr822LocalPart
Addr822Phrase
Language
Parent
Newsletter クラスの新しいプロパティ
Parent
RichTextItem クラスのメソッド
addPageBreak
appendParagraphStyle
appendDocLink (additional methods)
RichTextStyle クラスの新しいプロパティ
Parent
PassThruHTML
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
Session クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
getDatabase
createRichTextParagraphStyle
resolve
ServerName
UserNameList
View class
新しいメソッド
新しいプロパティ
createViewNav
createViewNavFrom
createViewNavFromCategory
createViewNavFromChildren
createViewNavFromDescendants
createViewNavFromMaxLevel
getAllEntriesByKey
getEntryByKey
getColumn
AllEntries
BackgroundColor
ColumnCount
ColumnNames
HeaderLines
IsCategorized
IsConflict
IsHierarchical
IsModified
IsPrivate
RowLines
Spacing
TopLevelEntryCount
ViewColumn クラスの新しいプロパティ
Alignment
DateFmt
FontColor
FontFace
FontPointSize
FontStyle
HeaderAlignment
IsAccentSensitiveSort
IsCaseSensitiveSort
IsField
IsFormula
IsHideDetail
IsIcon
IsResize
IsResortAscending
IsResortDescending
IsResortToView
IsSecondaryResort
IsSecondaryResortDescending
IsShowTwistie
IsSortDescending
ListSep
NumberAttrib
NumberDigits
NumberFormat
Parent
TimeDateFmt
TimeFmt
TimeZoneFmt
Width
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ サーバー
新規 HTTPD.CNF ファイル
R5 には、ドミノの設定ファイル HTTPD.CNF の新規バージョンが含まれています。その設定ファイルで
は、HTTP のサーバータスクに対する MIME 定義と制御ディレクティブを指定します。HTTP タスクに対する重
要な設定のすべては、ドミノ ディレクトリのサーバー文書の中に含まれているので、管理者は通常 HTTPD.CNF
ファイルを修正する必要はありません。
HTTPD.CNF は、サーバーのデータディレクトリにインストールされます。ドミノ サーバー インストールプログ
ラムでは、既存の HTTPD.CNF ファイルを上書きしません。そのため、すでにドミノがインストールされてお
り、HTTPD.CNF の新規バージョンを取得したい場合は、インストールプログラムを実行する前に、既存ファイ
ルを削除するか、名前を変更する必要があります。HTTPD.CNF ファイルに変更を加えた場合(ユーザー定義の
MIME タイプの追加など)、インストールプログラムを実行する前に元のファイル名を変更し、元のファイルか
ら新しいファイルへ変更をコピーしなければなりません。
HTTPD.CNF の新規バージョンでは、MIME タイプの再編成された最新リストが提供されます。次の MIME 拡張
子が新たに追加されました。
共通 Web MIME タイプ
.class
application/octet-stream
# Java クラスファイル
.cdf
application/x-cdf
# Channel ファイル
.css
text/css
# Cascading Style Sheet
.js
application/x-javascript
# JavaScript
.vcf
text/x-vcard
# VCard
.xml
text/xml
# XML
.wrl
x-world/x-vrml
# VRML
.wrz
x-world/x-vrml
# VRML
.xaf
x-world/x-vrml
# VRML
.xof
x-world/x-vrml
# VRML
.rm
application/vnd.rn-realmedia
# RealPlayer
.rpm
audio/x-pn-realaudio-plugin
# RealAudio plug-in
.ra
audio/x-pn-realaudio
# RealPlayer
.ram
audio/x-pn-realaudio
# RealPlayer
.rv
video/vnd.rn-realvideo
# RealPlayer
.dcr
application/x-director
# Shockwave for Director
.dir
application/x-director
# Shockwave for Director
.dxr
application/x-director
# Shockwave for Director
VRML
RealAudio media players と プラグ
イン
Macromedia players と プラグイン
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
.swf
application/x-shockwave-flash
# Shockwave Flash
.spl
application/futuresplash
# Future Splash Animator
.wks
application/vnd.lotus-1-2-3
# Lotus 1-2-3 97
.sam
application/vnd.lotus-wordpro
# Lotus WordPro 97
.imp
application/vnd.lotus-improv
# Lotus Improv
.dot
application/msword
# Microsoft Word
.pub
application/x-mspublisher
# Microsoft Publisher
.mpp
application/vnd.ms-project
# Microsoft Project
.pot
application/vnd.ms-powerpoint
# Microsoft Powerpoint
.ppt
application/vnd.ms-powerpoint
# Microsoft Powerpoint
.pps
application/vnd.ms-powerpoint
# Microsoft Powerpoint
.scd
application/vnd.ms-schedule
# Microsoft Schedule
.wcm
application/vnd.ms-works
# Microsoft Works
.wdb
application/vnd.ms-works
# Microsoft Works
.wps
application/vnd.ms-works
# Microsoft Works
.wri
application/x-mswrite
# Microsoft Write
.xla
application/vnd.ms-excel
# Microsoft Excel
.xlc
application/vnd.ms-excel
# Microsoft Excel
.xlm
application/vnd.ms-excel
# Microsoft Excel
.xls
application/vnd.ms-excel
# Microsoft Excel
.xlt
application/vnd.ms-excel
# Microsoft Excel
.xlw
application/vnd.ms-excel
# Microsoft Excel
.eml
message/rfc822
# Outlook Mail Message
.mht
message/rfc822
# Mail Message
.mhtml
message/rfc822
# Mail Message
.cmx
image/x-cmx
# Corel CMX format
ベンダー固有の MIME タイプ
次の要素は、MIME リストから削除されました。
l
使用頻度の低い CAE と CAD ファイル拡張子
ファイル拡張子の大文字による異形(ファイル拡張子の比較は大文字と小文字の区別をしないので、必要あ
りません。)
l
使用されていない属性「quality」と「encoding」
l
HTTPD.CNF に対するもう一つの大きな変更点は、サポートされていないディレクティブの削除です。ドミノの
HTTP のスタックコードは、IBM の Web サーバー製品で使用されているコードを取り入れていま
す。HTTPD.CNF の元のバージョンには、ドミノのコード実行に適用されなかった複数タイプのディレクティブ
が含まれています。これらのディレクティブはすべて削除されました。その結果、新しい HTTPD.CNF は元のバ
ージョンよりもかなり小さくなりました。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ デザイナー
ロータス スクリプト データオブジェクトの機能拡張
ODBCConnection オブジェクトの変更
l
トランザクションモード、CommitTransactions、および RollbackTransactions をサポートするため
に、AutoCommit と CommitOnDisconnect プロパティが ODBCResultSet オブジェクトからここに移され
ました。これらのタスクは引数を取りません。AutoCommit はデフォルトで True になります。ドライバと
データソースがトランザクションをサポートする場合は、 False に設定してトランザクションモードを入力
できます。
l
GetRegistrationInfo と IsTimedOut メソッドが削除されました。
DisconnectTimeOut と Exclusive プロパティが削除されました。
問い合せの非同期実行に対するサポートが削除されました。IsSupported プロパティは False を返し、スク
リプトが非同期モードを使うときに正しく動作するようにします。
l
l
l
l
ConnectTo メソッドは未登録のデータソースの自動登録を行いません。
ExecProcedure メソッドが削除されました。新しく ODBCResultSet オブジェクトに追加された
ExecProcedure メソッドでストアドプロシージャを実行します。
また、次の障害に気を付けてください。
l
ListProcedures メソッドがドライバによっては機能しないことがあります。
l
ODBC ドライバが実際にはサポートするのに、特定のモードをサポートしないと表示する現象がありま
す。ODBC ドライバの問題のために、ODBCConnection オブジェクトの IsSupported プロパティに正しく
表示されない場合があります。DB_SUPP_READONLY 項目で、ODBC の制約により正しく報告されない場
合があります。
ODBCResultSet オブジェクトの変更
l
プロパティ AutoCommit と CommitOnDisconnect は ODBCConnection オブジェクトに移動しまし
た。ODBCConnection オブジェクトの AutoCommit プロパティを False に設定して (DBMS によってサポ
ートされている場合)、トランザクションモードに入ることができます。このモードは、すべての検索と、そ
の接続に関連する結果セットに適用されます。
l
Transactions メソッドと、Close メソッドの Commit および Rollback 関数は、ODBCConnection オブジ
ェクトの CommitTransactions メソッドと RollbackTransactions メソッドで置換されました。これらの新
しいメソッドには引数がなく、その接続で保留中のすべてのトランザクションに適用されま
す。INTERSOLV ドライバでエラー 720「You cannot have more than one statement active, when
SQL_AUTOCOMMIT is false」が発生することがあります。回避策として、「Res.Execute」の後、か
つ「Res.Execute」または「Res.Delete Row」の前に、「Call Res.LastRow」を実行することを推奨しま
す。
l
Asynchronous および Override プロパティは削除されました。
新しい ExecProcedure メソッドでは、ストアードプロシージャを実行できます。
RefreshRow メソッドは削除されました。
l
l
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ デザイナー
ドミノ デザイナーの新機能 - R5.0 初回リリース
ドミノ デザイナーへようこそ。
ドミノ デザイナーは、開発者や Web サイトの設計者によるドミノアプリケーションサーバーのためのセキュア
な対話形式のアプリケーションの作成、管理および展開を可能にする統合アプリケーション開発環境です。
ドミノアプリケーションは、ロータス ノーツまたは Web による情報の共有、収集、管理、体系化を可能にしま
す。ドミノアプリケーションが受け持つ広範なビジネスソリューションには、次のものがあります。
l
l
l
l
l
l
ワークフロー - ルート情報。
トラッキング - プロセス、プロジェクト、パフォーマンス、タスクの監視。
コラボレーション - ディスカッションおよびコラボレーションのためのフォーラムの作成。
データの統合 - リレーショナルデータベースおよびトランザクションシステムとの統合。
パーソナリゼーション - ユーザー名、ユーザープロフィール、アクセス権、時刻などに基づく動的コンテン
トの作成。
グローバリゼーション - Domino Global WorkBench を使ったグローバルサイトの作成。
ドミノ デザイナーは、ドミノアプリケーションサーバーとともに、組織のエンタープライズシステムとフロント
エンドビジネスプロセス間での情報の流れを円滑にするアプリケーションの構築を実現する最適な開発環境で
す。
このリリース情報では、ドミノ デザイナー R5 の新機能と利点の概要を示します。
開発環境の改善
l
l
包括的な開発環境 -- アプリケーションの開発と整備に必要な設計ツールと開発ツールがすべて揃った環境。
直感的なビジュアル環境-- 新しいドミノ デザイナーのルック & フィールにより、開発者はプロジェクトの
ブックマークを作成することで作業環境を最適化できます。開発者は、すべての設計要素とアプリケーショ
ンのメタデータに容易にアクセスできます。タスク指向の環境は、開発者のニーズを幅広くサポートしま
す。結果として、開発時間とコストが削減されます。
l
プログラミング環境の改善-- プログラマーズペインからすべてのアプリケーションオブジェクトへのアクセ
ス、ドミノ オブジェクトおよび言語に関するすべての参照情報へのアクセスが可能です。使用するプログラ
ミング言語またはツールにかかわらず、一貫したプログラミング環境。新規および更新されたツールによ
り、コードおよびオブジェクトへの容易なアクセス、使用、再使用が可能になります。
l
マルチ ブラウザのプリビュー-- エンドユーザーが要求するすべてのブラウザで作業をプリビューできます。
これには、ノーツ、ノーツ ブラウザ、Microsoft Internet Explorer、Netscape Navigator などが含まれま
す。開発者のデスクトップにインストールされているブラウザを自動的に検出してプリビューボタンを追加
します。
l
コンテキストヘルプ -- 統合ツール (ページ、フォーム、アウトライン、またはフレームセットなど) の使用中に [F1] キーを押
のヘルプトピックが表示されます。[リファレンス] タブにある機能のどれかが強調表示されているときに [F1] キーを押すと、
これまでのリリース同様、その機能についてのヘルプトピックが表示されます。
-新しいサイトレイアウトおよびプレゼンテーションツール
l
アウトラインデザイナー-- アウトラインデザイナーは、アプリケーションの構造とナビゲーションを設計す
るためのビジュアルツールです。階層的なレイアウトによって、URL、設計要素およびアクションへのリン
クを設計し表示することができます。アウトラインは完全にプログラミング可能で、ユーザー、時間、また
はその他の基準に基づいてナビゲーション構造をカスタマイズできます。アウトラインはページまたはフォ
ームに組み込むことができ、図形やマウスを上にのせた時の効果を加えることができます。
l
フレームセット デザイナー-- フレームセット デザイナーでは、アプリケーションに対するマルチペイン イ
ンターフェースを作成できます。用意された手順を1つずつ処理することで、HTML の知識がなくてもフレ
ーム付きの Web サイトの設計にすぐ着手できます。
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ページ デザイナー -- ページ デザイナーは、WYSIWYG の HTML オーサリングツールです。設計者はこのツ
ールを使用して、スタイル付きのテキスト、画像、画像マップ、表、HTML、Java、ActiveX コンポーネン
トおよびマルチメディアオブジェクトをアプリケーションに追加することができます。
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ドミノ アプレット -- Java コンポーネントを使用することで、今までブラウザに対して提供できなかった高
度な機能を Web サイトに加えることができます。アプレットには、ビュー、アクションバー、アウトライ
ン、およびテキストエディタが含まれています。
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HTML 4 のサポート -- メニューオプションやプロパティボックスを使い、ビジュアルな開発環境内で HTML
4 のプロパティにアクセスできます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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表の拡張 -- 表の拡張には、スタイルテンプレート、表のネスト、1つの表の中での固定および可変列幅のサ
ポート、セルの背景色およびその他の多数の拡張機能が含まれます。これらを使用することで、ページレイ
アウトに対する制御が向上します。今までのように、ページのレイアウトや表の特徴に対する必要な制御を
得るために、ロー HTML コードを使って作業することがなくなります。
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共有リソース -- 画像、アプレット、共有アクションおよび Java ライブラリが既存の共有コードリソースに
追加されました。
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イメージマップ -- ピクチャーにインラインのホットスポットを追加することで、イメージマップを作成でき
ます。
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ピクチャーのプロパティ-- プロパティボックスに用意された垂直位置合わせ、テキストの回り込み、および
フロートオプションなどの HTML 属性を使用できます。
エンタープライズの統合
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ドミノ基幹連携サービス (DECS) -- ドミノ基幹連携サービス (DECS) は、企業内のデータやアプリケーショ
ンへのライブでネイティブなアクセスを可能にする Web アプリケーションの作成に使用できる、ビジュアル
ツールでありハイパフォーマンスなサーバー環境です。ビジュアルツールにはアプリケーションウィザード
とオンラインヘルプが含まれており、DB2、Oracle、Sybase、ファイルのディレクト
リ、EDA/SQL、ODBC などの外部データソースとの接続や、接続される外部データとともに自動的に更新
されるアプリケーション内部のフィールドの定義が容易になっています。レガシーデータベースとの接続の
詳細については、ノーツまたはドミノのデータディレクトリにある『DECS ガイド』を参照してください。
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ロータスコネクタ LSXクラス (LC LSX) - ロータスコネクタ LSXクラス(LC LSX)では、リレーショナルデ
ータベース、トランザクション処理システムおよびエンタープライズリソースプランニング(ERP)アプリ
ケーションに対して、ロータススクリプトを介したプログラマチックなアクセスにより、ロータス ドミノ
コネクタのネイティブな接続性を提供します。このリリースのロータス ドミノ コネクタに
は、DB2/UDB、EDA/SQL、ODBC、Oracle、Sybase、およびテキストとファイルが含まれます。ERP お
よび Transaction System Connectors 用のその他のロータス ドミノ コネクタは、ロータスから別途入手す
ることができます。製品情報については、http://www.eicentral.lotus.com にある Lotus Domino
Enterprise Integration の Web ページを参照してください。ノーツまたはドミノのデータディレクトリにあ
る『LSX for Domino Connectors On-line Manual』(LSXLC.NSF)に、詳細な文書があります。また、
『ロータス スクリプトのデータオブジェクト (LS:DO) 』文書に、LSX の使用に関するより一般的なガイド
ラインがあります。
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DB2 LSX クラス (NLSXDB2.DLL) - DB2 LSX クラス (NLSXDB2.DLL) は、Windows 95、Windows 98 およ
び Windows NT プラットフォーム上の、ノーツクライアント、ドミノ サーバー、およびドミノ デザイナー
に含まれています。DB2DAHLP.NSF は、DB2 LSX の DB2 専用機能について記述したドキュメントデータ
ベースです。DB2SAMP.NSF には、DB2 LSX の DB2 専用機能の使用法を示す一連のエージェントが含ま
れています。DB2 LSX は『ロータス スクリプトのデータオブジェクト (LS:DO)』と密接に関連していま
す。DB2 LSX の使用に関するより一般的なガイドラインについては、『ロータス スクリプトデータオブジ
ェクト (LS:DO)』を参照してください。
注意 DB2 LSX AutoCommit のデフォルトは FALSE です。DB2 ODBC スクリプトの中には、ユーザーが
AutoCommit を TRUE に設定しないと機能しないものがあります。
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JDBC (Java Database Connectivity) -- 業界標準の JDBC を介して Java のエージェントからリレーショナ
ルデータへアクセスできます。また、JDBC - ODBC ブリッジもドミノの一部となっています。
Web 標準言語のサポート
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HTML 4 のサポート -- ドミノ デザイナーは、W3C HTML 規格によって定められた機能をサポートしま
す。HTML コードを作成する必要はありません(ユーザーが作成したい場合以外)。
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画面で見たものをそのままページやフォームに取り入れて HTML コードとして編集できます
-- 画面で見たもの
をそのまま HTML コードとして編集できる WYSIWYG 環境とネイティブ HTML コードをサポートします。
自分で HTML コードを作成したいとき、または必要なときに、HTML を使用できます。
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HTML ページの呼び出し -- 既存の HTML ページを呼び出すことができ、これらは自動的にドミノ デザイナ
ーのページに変換されます。
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既存の HTML ファイルのアップグレード-- 既存の HTML ファイルをドミノ デザイナーに呼び出して、ドミ
ノの便利な機能を利用できます。
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Web 用のプログラムとスクリプトオプションの利用--ドミノ デザイナー R5 では、Web の標準言語
(Java、JavaScript、HTML 4.0) をサポートしているので、Web の標準設計言語とツールをドミノ デザイナ
ーで使用できます。
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CORBA/IIOP のサポート -- Common Object Request Broker Architecture & Internet InterORB Protocol
は、ドミノサービスへのリモートアクセスを許可します。CORBA/IIOP によって、HTTP だけの場合よりも
効果的にサーバーと通信できるアプレットやアプリケーションを構築できます。
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ドミノ オブジェクトの追加-- ドミノ オブジェクトは、多くの業界標準言語からアクセスできるアプリケー
ションオブジェクトの統合セットを提供します。新規のアプリケーションオブジェクトが、アプリケーショ
ン開発のための豊富なオブジェクトモデルの1つとして追加されています。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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Java の拡張 -- ドミノ デザイナーでは、その他のプログラミングオプションと同様に Java をサポートしま
す。Java コードをエージェントビルダー内で直接コンパイル、編集できます。Java ライブラリの共有もサ
ポートします。
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JavaScript -- ドミノ デザイナーは JavaScript による開発を直接サポートします。「onMouseOver」
や「onBlur」などの JavaScript イベントをドミノ フォームやページ要素のイベントリストに追加できま
す。クライアント側のスクリプトの作成は、ノーツおよびブラウザの両方で可能です。R5 ノーツ クライア
ント内での DOM (Document Object Model) のサポートは、ノーツ Document Object Model データベース
で定義されたとおりです。このデータベースは、http://www.notes.net/doc から入手できます。
ローカライゼーション機能
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Domino Global WorkBench -- Domino Global WorkBench の機能性を使い、アプリケーションの設計を複数
の言語で作成できます。アプリケーションを複数の言語に迅速にローカライズし、アプリケーションの構成
や内容の変化に対応して、それらを最新の状態に維持します。
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他言語のサポート -- データベースやデザインの属性を経由して、さまざまな言語によるデザイン要素と文書
を作成およびメンテナンスできます。サポートされた言語を使い、ローカル、グローバル、変換可能なコン
テントを作成できます。ワークフローにより、ローカライズされた文書を容易にレビューおよび承認できま
す。「スイッチバー」を使い、マルチリンガル Web サイトで同期化された適切な言語のページに切り替える
ことができます。世界中のすべてのユーザーに対して正確なコンテントが同時に表示されます。適切な情報
へのタイムリーなアクセスを適切な(各ユーザーに対応した)言語で提供します。変換プロセスをアプリケ
ーションの中に構築することで、Web コンテントを円滑に素早く変換できます。
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他国の通貨サポート -- フォームやビュー内で複数の通貨を保存し、計算することができます。通貨表示はフ
ィールドに格納されるので、各ユーザーのローカルコンピュータのシステム設定に応じて変化せず、一貫し
た通貨表示が維持されます。さまざまな通貨の計算と表示を行うアプリケーションが、簡単に作成できま
す。ユーザーは通貨記号によって使用通貨を直ちに理解でき、財務的な数字に間違いがないかを調べるため
に、めんどうな計算をする必要がなくなりました。.
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ユーロ通貨のサポート-- ユーロ通貨記号の入力、表示、四捨五入を含む、完全なユーロ通貨サポートを提供
します。新ユーロ通貨を使用したアプリケーションが簡単に作成できます。ユーザーは、めんどうな計算を
する必要なしに、ユーロ通貨で計算された財務数字の表示をすぐに利用できます。上記の多数の通貨機能と
合わせると、本当にグローバルなアプリケーションの作成に必要なツールがすべて揃います。
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長い日付の表示 -- 日付フィールドに長い日付フォーマットを指定できます。たとえば、01-January-1999
など。これにより、MM/DD/YY と DD/MM/YY の日付フォーマットのあいまいさをなくすことができま
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ノーツ クライアント
ノーツの新機能 - R5.0 初回リリース
■概要
ロータス ノーツは、革新的な統合化された電子メールおよび文書コラボレーションのためのインターネットクラ
イアントです。最新のリリースであるノーツ R5 では、さまざまな面で機能が拡張、強化されています。最新版
で最も注目に値する改善点は、ノーツが本当に使いやすい環境になったことです。カスタマイズ可能であるた
め、自分にとって一番使いやすいパーソナルな環境で、ノーツのすべてのパワーを使いこなすことができます。
ノーツ R5 を使ってみると、シンプルな Web ブラウザのような使いここちの良さを経験します。Web ページや
ニュースグループのディスカッション、ノーツ文書へのリンクを1つのロケーションにまとめることができる便
利さを想像してください。
ノーツ R5 は、インターネットの使いやすさを満足させるとともに、R4.6 で取り入れられたキャビネットのよう
な機能をさらに強化しています。また、ノーツ R5 では、cc:Mail やオーガナイザーなどの他のロータス製品の機
能性をサポートするとともに、それらを1つの統合化された最新の電子メール、カレンダー、グループスケジュ
ール、Web 情報管理ツールと合わせてインターネット標準サポートを提供しています。これらのすべての機能は
ドミノベースのインフラがなくても使用できるものです。機能の拡張は、ノーツ R5 の設計者が目指した、次に
示すゴールに反映されています。
1. どのサーバーとも接続できること
2. 本当に使いやすいインターネットクライアントであること
3. 先進のアプリケーションであること
4. モバイルのサポートと簡単な装備
5. コラボレーションでの革新性(ナレッジマネジメント)
■どのサーバーとも接続できること
ノーツ R5 は、プロトコル (メールでは POP3、IMAP4、SMTP。ニュースでは NNTP。ディレクトリでは
LDAP v3。) およびコンテント (MIME、S/MIME、HTML、ネイティブのイメージフォーマッ
ト、Java、JavaScript、X.509 証明書) を完全にサポートします。したがって、ISP (インターネットサービスプ
ロバイダ) のメールアカウントを利用している場合でも、ノーツ R5 を使ってインターネットメールを送信、受
信、管理できます。また、ノーツ R5 は他の Web サーバーにアクセスでき、イントラネットまたは Web アプリ
ケーションへのアクセスを忠実に再現して表示します。
はじめてノーツ R5 を起動すると、ノーツを使って ISP のメールにアクセスしたいかどうかを尋ねてきます。ノ
ーツは、オペレーティング環境からできる限りの情報を取得して、メールアカウントにアクセスできるようにク
ライアントをセットアップします。複数のアカウントを1つのロケーションで設定できるので、ノーツのロケー
ションを変更する必要なしに複数のメールアカウントを安全に扱うことができます。ユニバーサル受信ボックス
と Web のネイティブフォーマットのサポートによって、インターネットメールの内容は忠実に再現されます。
■機能と特長
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POP3 と IMAP4 のサポート -- ノーツは R4.6 より、POP3 クライアントとして使用できるようになりまし
た。ノーツ R5 では、IMAP4 に完全に対応したクライアントとなりました。POP3 メールは、ユーザーのメ
ールファイルの中へ直接保存できます。IMAP は別のメールテンプレートと、個人アドレス帳内のIMAP アカ
ウント文書を使って管理されます。
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ネイティブ MIME のサポート -- MIME(Multipurpose Internet Mail Extension)は、インターネットメー
ルで使われている標準のメッセージフォーマットです。IETF の技術仕様では、1つ以上の部分から成るメッ
セージを構築するためのフォーマットとルールが記述されています。たとえば、MIME では1つ以上のグラ
フィックイメージを含んだメールを送ることができます。R5 に実装された MIME 仕様には、MIME のすべて
の基本仕様のほか、多数の拡張が含まれています。たとえば、R5 では HTML ベースのエディタを使用でき
るので、表現力の豊かなメールコンテントを作成できます。HTML ページは、複数の URL が相互に関連し
合っているなど、複合的なコンテントで構成されることがあります。この場合も、変換はいっさい不要であ
り、すべてのメッセージが忠実に再現されます。この仕様を実装することによって、ノーツ R5 はインター
ネットメールに最高の豊かさをもたらします。
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S/MIME のサポート -- ノーツでは数年来、卓越したパブリックキーインフラストラクチャ(PKI) を使用
してきましたが、これは S/MIME が実現するセキュリティによく似ています。今回、S/MIME をサポートす
ることで、従来のノーツのセキュリティが拡張され、ノーツ以外のメール受信者に対するメッセージにもセ
キュリティが確保されました。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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X.509 証明書との完全統合 -- X.509 はオープンな標準認証フォーマットとして、アプリケーション間での認
証に使われています。ノーツ R5 ユーザーは、従来のノーツ認証または X.509 v3 認証のどちらか一方を利用
できます。
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LDAP のサポート -- ノーツクライアントは、LDAP に完全に対応しています。LDAP を使ってあらゆるア
ドレスを参照できるので、ノーツユーザーは外部の公開 LDAP ディレクトリを使って電子メールの宛先を指
定できます。また、LDAP 検索を使ってローカルアドレス帳にアクセスすることもできます。
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ネイティブアドレスのサポート -- ノーツ R5 では、諸基準に準拠したインターネットアドレスをパラレルな
ネイティブアドレスフォームで扱います。これは、ノーツ R5 のユーザーが、メールのアドレスをインター
ネットメールアドレスまたはノーツの階層的アドレスフォーマット(もしくはその両方)で指定でき、送信
者および受信者のインターネットアドレスとノーツの階層的アドレスの両方が、R5 のメールメッセージに含
まれることを意味します。
■使いやすいインターネットクライアント
ノーツ R5 の目標は、生産性を高める環境を構築することです。そのため、ノーツでは、業務に必要なすべての
情報ソースにアクセスできる、一貫した環境を用意しました。ノーツは一部の競合製品とは違い、複数の製品を
バンドルしたものではありません。業界で最も優れた統合インターネットクライアントを出荷するとともに、メ
ール、スケジューリング、Web クライアントの優れた機能がすべて揃った1つのシームレスな使いやすい環境を
利用できるというメリットを利用者に提供します。R5 の主な生産的な新機能は次のとおりです。
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Welcome ページ -- ノーツ R5 では、クライアントを起動したときに表示される最初のページに、タスク指
向の Welcome ページを使用しています。クライアントでデフォルトで表示される [ベーシック] ページは、
シンプルでわかりやすいユーザーインターフェースで構成されており、ユーザーは画面からメール、スケジ
ュール、連絡先にアクセスできるようになっています。クライアントが提供するその他のスタイルに変更す
ることも、好きなようにページをカスタマイズすることもできます。Welcome ページの1つに、ヘッドライ
ンと呼ばれるページがあります。
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ヘッドライン -- カスタマイズ可能な環境で、受信箱や Web サイト、ニュースグループなど、情報の発信源
にかかわらず、すべての情報への移動、フィルタリング、アクセス、対応ができます。たとえば、マネージ
ャからのすべての電子メールにフィルターを設定したり、競合他社の Web サイトを監視したり、その日の大
事な会議予定や急な業務の一覧を表示するなど、これらすべてのことがヘッドラインページから実行できま
す。また、株価情報や競合他社の Web サイトの更新状況なども、このパーソナルなページで直接セットアッ
プして監視できます。このように的確な情報を的確なタイミングで入手でき、ノーツを起動した瞬間から、
より生産的な1日を過ごすことができます。
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購読機能 -- ユーザーが指定した条件を満たす文書をドミノ データベースで監視できるというのは、R5 で
の大きな革新的機能です。各データベースで簡単なプロフィールフォームを使うことで、ドミノデータベー
スに対して好きなだけ購読を設定できます。いったん購読を設定すると、ヘッドラインページに概要が表示
されます。
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ナビゲーションバー -- 多くのブラウザ利用者が慣れ親しんでいる前後の矢印ボタンのようなツールがあり
ます。直感的に操作できる前後のボタンを使うことで、毎日流れ込んでくる大量の情報も、簡単にページを
切り替えながら読んでいくことができます。加えて、停止と更新ボタン (メールを含むすべてのアプリケーシ
ョンで使用可能) 、検索ボタン、Web ブラウザを起動して URL アドレスを入力する機能も用意されていま
す。
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ブックマークボタンを備えたブックマークバー -- ブックマークのボタンを使って、R4 のデスクトップにあ
ったメールやカレンダーなど、ノーツのコアアプリケーションにアクセスできます。ノーツ R5 の新しいブ
ックマークのボタンやフォルダにより、さまざまな情報とのリンクが設定できるようになりました。たとえ
ば、受信ボックスのビュー、カレンダーのエントリ、お気に入りの Web サイトまたはその他の文書など、ド
ミノアプリケーションの一部であっても、他のソースの情報であっても、リンクを設定してあとからアクセ
スできます。ブックマークバーでは、メール、カレンダー、タスク、連絡先といったコアアプリケーション
への素早いアクセスを提供できるように設定されています。その下のフォルダでは、ユーザーがそれぞれの
情報へのリンクを追加できます。フォルダの使い方としては、単に大切な情報とのリンクを保存できるばか
りでなく、リンクの張られた情報をブックマークバーへ直接ドラッグアンドドロップすることができます。
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タスクボタン -- タスクボタンによる操作は、ノーツ R5 クライアントの「Web のような」使用感をいっそ
う高め、シンプルなブラウザよりもずっと豊かな情報管理ツールとして機能します。新しい文書、Web ペー
ジ、ビューを開くたびにタスクボタンがメニューバーの下に出現し、ノーツ クライアントからアクセスした
情報をボタン1つで表示させることができます。タスクボタンは、従来の [ウィンドウ] メニューに代わるも
ので、直感的な操作でこれまでアクセスした画面を切り替えることができます。これまでに開いたがボタン
として表示されるので、ボタンをクリックするだけで素早く移動することができます。ボタンには、その内
容を示すタイトルが表示されます。ウィンドウを閉じるには、ボタンの右側の X 印をクリックします。閉じ
た後でも履歴は残っています。[戻る] ボタンをクリックすることで、閉じた画面を再表示できます。タスク
ボタンをブックマークバーのフォルダまたは直接バーの上にドラッグすることで、ブックマークが作成され
ます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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HTML の編集 -- HTML 4 をサポートすることで、ノーツの編集機能は Web コンテントを作成するのに最適
なソースとなりました。画像や表などを制御する機能を使い、アニメーション GIF や JPEG などのネイティ
ブフォーマットをサポートする完全な HTML で、見栄えのするページを簡単に作成できます。
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表の拡張機能 -- 拡張されたプロパティボックスから、次の新しい表機能のすべてが利用できます。
1. 段落スタイルの文字揃え
2. スタイルテンプレート
3. 「影付き」効果
4. 表の積み重ね
5. 表の入れ子 (表の中の表)
6. タブ付きの表
7. 複数の列にまたがるテキスト (テキストが次の列にまたがって表示される)
8. 表のセルの背景色
9. 1つの表の中でセル幅の固定と自動調節の両方を設定できる
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印刷プリビュー -- 印刷ダイアログボックスにプリビューオプションが付けられ、印刷前に文書の体裁を確
認できます。
■先進のアプリケーション
ノーツ R4 以来、多くの cc:Mail 機能がノーツに取り込まれました。まずはフォルダや3面ペインのインターフ
ェースから着手しました。ノーツ R5 では、メール機能全体が大幅に拡張され、さらに多くの cc:Mail 機能が取
り込まれました。ノーツ R5 の新しいメールアプリケーションで一番注目に値するものは、メッセージの宛先部
分(ヘッダー部分)が本文と分かれていること、タイプダウンアドレッシング機能、高速なアドレスの入力補完
機能、受信ボックスのビューに新着メッセージを表示する機能、シンプルなルールの設定などがあります。これ
らの中心的な機能とノーツの文書編集機能、インターネット標準のサポートを合わせると、ノーツ R5 の電子メ
ールはすべての機能が取り揃った比類のないインターネットメールクライアントとなります。
ロータスでは、個人情報管理 (PIM) ソフトウェアとして絶賛されたオーガナイザーを、ノーツのカレンダー、ス
ケジューリング、タスク管理機能に取り込みました。たとえば、電子スケジュール管理製品を使っている多くの
人々は、そのスケジュールを印刷したいと思うでしょう。ノーツ R5 の豊富な印刷機能は、複数の印刷スタイル
をサポートします。新たに追加されたグループスケジュールビューを使えば、これまでにない使いやすさで複数
のスケジュールを閲覧でき、今後の予定もたてやすくなり、個人とグループの生産性が向上します。
主な新規メール機能には、次のものがあります。
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メッセージヘッダーの分離 -- メッセージの宛先部分は、メッセージの本文とは別に、専用のペインに表示
されます。本文をスクロールしても、ヘッダー情報は常に表示されています。これはメッセージの宛先が多
いときにたいへん役立ちます。
アドレスの入力補完機能 -- ノーツ R5 でのパフォーマンスの向上により、メールの宛先を設定するときなど
に、この機能がいっそう使いやすくなりました。
タイプダウンアドレス入力 -- 宛先指定のダイアログボックスで、アドレスの入力補完機能を使って候補が
表示されたとき、上下の矢印キーを使って候補に表示された名前のリストの中を上下に移動できます。この
機能はモバイルディレクトリカタログ(下に説明があります)と連携して機能します。
メールのルール -- 複数の条件を指定して自動処理タスクを作成し、メールの自動フィルタリングを実行で
きます。複数のアクションを選択することもできます。これらはサーバーベースのルールであり、24 x 7 の
連続処理を行えます。
MAPI のサポート -- R5 をインストールすると、ノーツはデフォルトのメールアプリケーションとして登録
されるようになりました。これにより、ノーツ R5 のメッセージーング機能は、MS Office や MS Internet
Explorer などの製品との統合が可能になり、これらのアプリケーションからノーツをメールクライアントと
して起動できるようになりました。
ノーツ マインダー -- このユーティリティは Windows 95、Windows 98、Windows NT のシステムトレイに
アイコンが表示され、新着メッセージのヘッダーを確認することができ、そこから必要に応じてノーツを起
動できます。
送信ビューの新しい振る舞い -- 送信済みビューで非表示にしたい文書を、メッセージを削除しようとする
と、「他のフォルダーからも削除される」という旨の通知を受けます。
メールプリファレンス -- メールプリファレンスには次のものが含まれます。送信メールの自動スペルチェ
ックオプション、送信の優先順位、メッセージへの自動署名および署名ファイル、メッセージの内容につい
てのオプション(HTML のみ、テキストのみ、またはその両方)、メールの重要度、セキュリティオプショ
ン、代理オプション。
主な新規スケジュール機能には、次のものがあります。
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カレンダーの印刷 -- スケジュールを印刷して、ロータスオーガナイザーのスタイルに似たハードコピーを
持ち歩けるようになりました。
グループスケジュールビュー -- 複数のユーザーの空き時間を確認できます。代理人のアクセス権を設定す
れば、さらに詳細な情報も参照できます。
休日設定のサポート -- 国(地域)または宗教的な休日をカレンダーに追加できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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会議招集と管理機能の向上 -- 任意または必須参加を指定して、FYI として会議招集を通知します。代理の禁
止、変更依頼の禁止などの配信オプション。欠席通知を送信した後も、会議招集の変更があった場合に通知
を受け取ることができます。会議を取り消したり、スケジュールを変更するときに、コメントを挿入できま
す。
会議室、備品の管理 -- 会議室、備品の予約は、会議招集の重要な要素です。ドメインを越えての予約が可
能になり、アクセス制御が設定できるようになったことで、会議の召集に必要なすべてが確保されました。
アラーム機能の拡張 -- サウンドファイル (たとえば、.wav ファイル) がサポートされました。予定に加えて
タスクにもアラームを設定できるようになったほか、アラーム設定を参加者に送信できます。
[主催者] アクションボタンと [参加者] アクションボタン -- カレンダービューで予定を表示したときに、必
要なすべての機能がリストされます。これにより、確認メールの送信、会議の取り消し、会議の変更、別の
時間の提案などができます。
統合タスクマネージメント -- タスクは自動的にカレンダーに表示されます。タスクにはアラームを入れる
ことができ、周期的な予定やプライベートといったマークを付けることができます。さらに、グループのタ
スクもサポートされています。
■モバイルのサポートと簡単な装備
ノーツでは常に、オフラインでの優れた使用環境を提供してきました。どこにいても、さまざまな情報にアクセ
スし、情報をコントロールできます。ノーツ R5 では、オフラインでの機能がさらに追加され、ユーザーが現在
所有している情報および共有している情報に対するコントロールがさらに強化されました。インターネットメー
ルや Web ページに変更が加えられた場合は、それらへ再接続した際に変更が反映されます。
さらに、モバイルディレクトリカタログなどの拡張機能が加えられました。これは、企業内のすべてのディレクト
リを1つのデータベースに収容する機能であり、営業マンにとって欠かせない機能です。これまでは、ユーザー
あたり 10 KB になるところを、100 バイト程度のサイズに抑えて、複製した情報の一部を圧縮形式で格納しま
す。この圧縮されたディレクトリの「カタログ」には、十分な情報が含まれており、必要であれば、ユーザーか
らは見えない方法で、ディレクトリオブジェクト全体に関する情報が自動的に提供されます。この新しいディレ
クトリはディスクスペースが最小限に抑えられているので、モバイルユーザーは容量を気にせずにローカルハー
ドディスクに情報のコピーを維持できます。
次のような特長があります。
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オフラインでの使用 -- メール、Web ページ、ニュースのオフラインでの閲覧と管理。簡素なモバイル構成
と簡単な設定。ブックマークを使用してレプリカを容易に管理できます。
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リモート接続での使用 -- 既存のインターネットサービスプロバイダと接続してノーツを使用できます。
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モバイルディレクトリカタログ -- エンタープライズ規模のディレクトリのコピーを最適化してローカルに
保存できるので、組織内のユーザーに関する重要な情報に素早くアクセスできます。リモート接続でもオフ
ラインでも、組織の大きさにかかわらず、常に素早く情報にアクセスできます。
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モバイルロケーションの強化 -- 新規のユーザーがセットアップを行う際には、接続文書とダイヤルアップ
ネットワークのエントリが自動的に作成されます。接続設定ウィザードをエンドユーザーに提供すること
で、リモートアクセス接続文書を簡単にセットアップできるようになりました。ウィザードでは、ダイヤル
アップネットワークを介したイントラネットへの接続を設定することもできれば、インターネット上のサー
バーへの接続や、X.PC による Notes Direct Dial-up を使ったリモートのドミノ サーバーへの接続を設定す
ることもできます。
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ネイティブ PDA のサポート -- ノーツ R5 では、PDA (Personal Digital Assistants) をサポートしており、
メールや連絡先、スケジュールを複製できます。
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非同期スクリプト実行中のユーザー入力 -- ノーツでは Promptuser というスクリプトコマンドを提供して
おり、これによってノーツは接続を呼び出す際にパスワードダイアログボックスをポップアップできるの
で、ユーザーはパスワードが期限切れになったときにリダイヤルする必要がありません。
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接続文書およびダイヤルダイアログに隠されたパスワード -- パスワードはサーバー接続文書とダイヤルダ
イアログボックスに隠されており、ユーザーにより高いレベルのセキュリティを提供します。
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ネットワークダイヤルアップ接続文書の拡張 -- ユーザーは、ネットワークダイヤルアップ接続文書に、市
外局番、国コード、およびクレジットカード番号を入力できます。これによって、現在 X.PC で利用可能な
ネットワークダイヤルアップの拡張されたダイヤルサポートを利用できます。
■コラボレーションでの革新性 - ナレッジマネジメント
ノーツ R5 にとって、ヘッドラインページ、ブックマーク、検索機能の拡張などによる機能強化は、ノーツとド
ミノでナレッジマネジメントアプリケーションを使用できるようになった例です。R5 では、業務に役立つたいせ
つな情報を分析し、発見できるように、いくつかの新機能を提供しています。次にその一部を紹介します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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Welcome ページ -- ヘッドラインは電子メールのフィルタリングを行うばかりではありません。ヘッドライ
ンをカスタマイズすることで、その日の情報を一目で確認することができ、1日を生産的に過ごすこができま
す。ドミノデータベースに対して購読を設定できるようになり、ユーザーは大事な情報にタイムリーにアク
セスできます。
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検索エンジンと UI の変更 -- 検索アイコンは、画面の右上隅でツールバーに表示されています。検索エンジ
ンには、日本アイ・ビー・エムの GTR (Global Text Retriever) を使用しています。[検索] ダイアログボッ
クスにも、あいまい検索など、多くの拡張が行われました。
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ファイルシステムの全文索引 -- あらゆるファイルシステムをファイルシステム設定フォーム (ドミノ サー
バーのドメインカタログに格納されています) で参照し、索引に追加できます。
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検索結果の要約機能 -- 検索結果の内容を数行に要約して表示できます。特別なアルゴリズムによって選択
された最も有為な文章が表示されます。
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ファイルフィルターの追加 -- R5 では、Verity の KeyView フィルターを使って索引の作成ができる形式に
添付ファイルを変換することで、文書全体の索引を作成します。サポートされているファイル形式
は、Acrobat PDF、Word、WordPerfect、Word Pro、1-2-3、Excel、Freelance、PowerPoint、および
HTML です。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ デザイナー
関数言語
以下は、R5 の新規および拡張された @関数と @コマンドです。それぞれの詳細については、『R5 デザイナーヘ
ルプ』または『ドミノ デザイナー プログラマーズガイド』を参照してください。
新しい @関数
@AddToFolder
@BrowserInfo
@FontList
@FormLanguage
@HardDeleteDocument (not in Help)
@IsAppInstalled
@LanguagePreference
@LaunchApp
@Locale
@NameLookup
@Narrow
@PasswordQuality (not in Help)
@SetTargetFrame
@UndeleteDocument
@UserNameLanguage
@UserNamesList
@V4UserAccess
@ValidateInternetAddress
@Wide
新しい @コマンド
@Command([AddBookmark])
@Command([CreateCrossCert]) (not in Help)
@Command([Directories]) (not in Help)
@Command([OpenFrameset])
@Command([OpenHelpDocument])
@Command([OpenPage])
@Command([RefreshParentNote])
@Command([ReloadWindow])
@Command([ViewAddInternetCertificate]) (ヘルプにはありません)
既存の @関数 と @コマンドへの拡張機能
@DialogBox - 新規パラメータ
@Name - 新規アクション
@UserName - 新規パラメータ
@Command([CalendarFormat]) - 新しい値
次の @コマンドにより、ビューアプレットがプログラミング可能になりました。
@Command([EmptyTrash])
@Command([ViewCollapse])
@Command([ViewCollapseAll])
@Command([ViewExpand])
@Command([ViewExpandAll])
@Command([ViewRefreshFields])
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ サーバー
ドミノの新機能 - R5.0 初回リリース このリリースノートでは、ドミノ サーバー R5 の新機能の概要について説明します。
■インターネット メッセージング
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ネイティブなインターネットアドレス対応 --ドミノは既存のノーツ アドレスと同様に、インターネットアド
レスも扱えます。
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ネイティブな MIME コンテントのサポート --メッセージの内容をノーツ リッチテキストか MIME のどちらか
で保存できます。必要に応じてフォーマットが変換されるので、ノーツのユーザーが MIME フォーマットで
インターネットユーザーとメールをやりとりするときに、メッセージを変換する必要がなくなりました。R5
と R5 以前のノーツを両方使用している環境では、ノーツ クライアント R5 が MIME または ノーツリッチ
テキストを生成するので、変換の必要はありません。
l
ネイティブな SMTP ルーティング -- ドミノ ルーターはインターネット/イントラネットメールを転送するプ
ロトコルとして SMTP を使用できるようになりました。ノーツ メールのルーティングプロトコルも前のリ
リースとの互換性を保つために使用できます。前のリリースに含まれていた SMTP MTA はもはや必要あり
ません。R5 ドミノを R5 クライアントとともに使用する場合、ノーツ クライアントが MIME を完全にサポ
ートするので、MIME とノーツリッチテキストとのメッセージの変換はルーティングレイヤで排除されま
す。
同じサーバー内に SMTP とノーツの両方のルーティングプロトコルが共存するよう設定できます。ドミノ
ルーターは SMTP 標準の規格だけでなく、拡張 SMTP (ESMTP) 機能 (たとえば 8BITMIME や SMTP
PIPELINING) もサポートしており、SMTP のパフォーマンスを最適化します。さらに、Delivery Status
Notifications 規格のような拡張機能もサポートしており、ノーツやドミノ SMTP ではノーツ クライアント
から配信状況の確認もできます。
メモ R4 の MTA から R5 のMTA へのアップグレードは自動では行われません。手動で R4 から R5 への
アップグレードを行う手順については、『R5 システム管理ヘルプ』の『移行ガイド』
の「SMTP/MTA(Message Transfer Agent) を使用するサーバーの R5 へのアップグレード」を参照し
てください。
l
複数キャラクタセットのサポート-- ノーツリッチテキストと MIME との間で変換を行う際に、ドミノ メー
ル ルーターが、メッセージの送受信に使用するあらゆるキャラクタセットをサポートできるようになりまし
た。以前のリリースでは、複数のキャラクタセットをサポートするためにいくつかの SMTP MTA が必要で
した。
■セキュリティ
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インターネット標準である X.509v3 証明書のより完全なサポート --管理者が新しいユーザーを登録するとき
に、これまでのノーツの証明書と、インターネット互換の X.509v3 の証明書を発行することができます。ノ
ーツ クライアントは、Web サーバー (SSL) への安全なアクセスと安全なインターネットメール (S/MIME)
のために、これらのインターネット証明書を使用できます。
l
暗号化機能の強化 -- 北米向けドミノは、SSL でドミノに接続するユーザー用に、これまでより強力な RSA
キー (1024 bits) と、同様に強化された RC2 キー (128 bits) を作成します。さらに北米向けノーツ クライア
ントでは、これらの強化されたキーを SSL と S/MIME に使用します。
l
S/MIME -- ノーツおよびドミノはインターネットメールの安全な暗号化とデジタル署名に関する IETF 標
準、S/MIME v2 をサポートしています。
l
全インターネットプロトコルへの SSL V3 対応 --サポートされるあらゆるインターネットプロトコルでドミ
ノ サーバーにアクセスする場合、R5 では SSL (Secure Sockets Layer) v3 を使って証明書ベースの認証
確認と暗号化を行えます。 サポートされるプロトコルには、IIOP、LDAP、HTTP、POP3、IMAP、および
NNTP が含まれます。
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仮想 Web サーバーごとに異なるキーリング --それぞれ異なる SSL v3 キーリングを複数のドミノ仮想 Web
サーバーで使うことができるようになりました。これは、各仮想サーバーごとに独自の認証 ID を持つことが
でき、独自の認証確認セットを使ってユーザーを認証できることを意味します。
l
ノーツ ユーザーへのパスワードの復旧 --リカバリーエージェントがパスワードと ID の変更をログに記録し
ます。管理者とユーザーは忘れてしまったパスワードや、破損、紛失したノーツ ID ファイル、および暗号化
された情報を復元できます。
l
即時の暗号化 -- 個人アドレス帳やローカルのディレクトリカタログに証明書のないモバイルユーザーが、サ
ーバーに証明書を複製すれば電子メールを暗号化できます。
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サードパーティのディレクトリによる認証 --管理者は、信頼したサードパーティの LDAP ディレクトリで認
証確認を行うことも選択できます。ドミノディレクトリアシスタントによって、管理者は、認証とアクセス
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
制御のためのユーザーやグループの調査に使用する、信頼できるサードパーティの LDAP ディレクトリを指
定できます。
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パスワードの設定レベル -- パスワードの推測や辞書アタックを防ぐために、管理者は、Notes ID の保護に使
用するパスワードの質を制御することができます。管理者は質のレベルについて 16 の選択肢を与えられて
おり、レベルが高いほどパスワードが複雑で推測が難しくなります。
l
Web サーバー認証インターフェース (ドミノ サーバー API に含まれます) --DSAPI を介すると、ドミノの認証
メカニズムの代わりに外部プログラム (たとえば単一のサインオンユーティリティ) を作成して Web ユーザ
ーを認証することができます。外部システムや特別のアルゴリズムを利用する、独自の認証スキーマをドミ
ノに対して作成できます。
■ドミノディレクトリ
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ドミノディレクトリ -- ドミノディレクトリ(旧名、アドレス帳または公開アドレス帳) はドミノのディレク
トリサービスです。
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パフォーマンス、スケーラビリティ、および信頼性の改善-- ドミノディレクトリではドミノ データベース テ
クノロジーを使用しており、ドミノ R5 でこのコアテクノロジーに施された改良を利用することができま
す。これにはトランザクションログ、オンラインですぐに使える圧縮機能、高速化されたオンラインビュー
の索引再作成が含まれます。さらに R5 のドミノディレクトリでは、特定機能のパフォーマンスが改善され
ています。
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LDAP v3 のサポート -- IETF が規定する Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) version 3 を完
全にサポートし、追加、削除、変更、比較、中止機能を持ちます。さらにドミノは LDAP 回送、UTF-8 キ
ャラクタセット (Unicode と同等)、高度な検索機能、言語タグ、および X.509 v3 証明書ベースの認証をサ
ポートします。ドミノでは、サードパーティの LDAP ディレクトリとの互換性を確保するために、IETF 標
準の LDAP ディレクトリスキーマをサポートしています。
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拡張スキーマ -- ドミノ デザイナーを使用すると、管理者はカスタマイズして拡張した文書を作成し、ドミ
ノディレクトリに新しい文書タイプを作成できます。これらのカスタマイズはドミノディレクトリのデザイ
ンテンプレートに保存され、LDAP v3 とドミノ管理クライアントで検索し、更新できます。
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ディレクトリカタログ -- ディレクトリカタログは、1 つまたは複数のドミノディレクトリのユーザー情報を
統合します。ディレクトリカタログは、クイック検索、ユーザー情報サイズのコンパクト化 (デフォルト属性
では 1 エントリあたり約 100 バイト) 、そして無数のエントリによるスケーラビリティを実現するために最
適化されています。サイズが最小限になるように設計されているので、ユーザーのデスクトップに複製した
り、出張時にモバイルユーザーがノートブックコンピュータに会社全体のディレクトリのレプリカを取って
持ち出すことができます。管理者はディレクトリカタログエントリに入れる属性を選択でき、内容やソート
順の異なる複数のディレクトリカタログを作成できます。ディレクトリカタログでは LDAP が完全に利用可
能で、標準的な LDAP クライアントを使って検索することができます。
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ディレクトリアシスタント -- ディレクトリアシスタント (旧名マスターアドレス帳) によって、ドミノ サー
バーへのディレクトリ検索要求を、ディレクトリアシスタントデータベースに定義された命名ルールに基づ
いて、他のドミノディレクトリやサードパーティの LDAP ディレクトリに転送することが可能になっていま
す。R5 では、ドミノ サーバーは、サードパーティの LDAP ディレクトリに保管されたグループの定義を参
照でき、これらのグループを使って、ドミノアプリケーションへの Web ユーザーのアクセスを判断します。
l
LDIF の呼び出しと書き出し-- ドミノは、IETF 標準の LDIF ファイルフォーマットを使用したディレクトリ
エントリの呼び出しと書き出しをサポートしています。
l
他国語名に対するユーザー名の別名のサポート-- ドミノとノーツでは、ノーツユーザーの第二の名前として
ユーザー名の別名をサポートするようになりました。たとえば、ユーザー名の別名がユーザーの母国語とそ
のキャラクタセットでできており、ノーツで使用する第一のユーザー名には英語のアルファベットを使用す
るといったことが可能です。ユーザー名の別名は安全で、認証されており、ユーザーはユーザー名の別名を
使ってメールの送信と検索を行うことができます。
■メッセージ管理
l
メッセージトラッキング -- ドミノ R5 ではメッセージの詳細なトラッキングとモニターができます。Simple
Message Tracker Collector Protocol (SMTCP) によって、メッセージのトラッキング情報の記録方法が提
供され、そのログが各メールサーバー上にある [MailTracker Store] データベースに格納されま
す。MailTracker Collector はデータをクエリー可能な形式に変換します。クエリーオプションには、送信者
(ワイルドカードが使えます)、受信者 (ワイルドカードが使えます)、データ範囲、件名 (ワイルドカードが使
えます)、メッセージサイズの範囲があります。
l
メッセージレポート -- ドミノ R5 はメールサーバーレポートを自動的に作成します。レポートは 11 種類あ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
り、作成者やサイズ別のメッセージ件数、メッセージの配信ルート別、ボリュームサマリーなどの表題で作
成されます。データはノーツ形式で保存されるのでユーザーがビューを作成してレポートを生成できます。
シングルコピーメッセージストア管理 --Message Store Management (旧名 SCOS) が改善されて、管理者がメッセージの
格納や古いメッセージのアーカィブをユーザー単位で行える管理ツールが提供されました。メッセージの格納データベースに
がなくなったことに加えて、ドミノ R5 ではデータベースがオペレーティングシステムで割り当てられたサイズ制限を超過し
メッセージ格納データベースを自動的に作成する機能を提供します。
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ルーティングコントロール管理の改善 --管理者が選択できるルーティングオプションが増えました。オプシ
ョンには次のものがあります。特定のドメインだけからのメールの受信、指定した組織からのメールの受
信、指定した組織からのメールの拒否、最大メッセージサイズの割当て、サイズなどの条件に一致した場合
は低い優先度でメールを送信。また、次のルーティングコントロールが追加されました。
ネイティブな拡張 SMTP ルーティング - バッチのルーティングでパイプラインを使えます。フィルターを使
って不用なジャンクメール (UBE、UCE) を受け取らないようにできます。ユーザーにメッセージのサイズを
割り当てることができます。
プッシュリクエストのルーティング - 新しいルーターは「プッシュリクエスト」ルーティングをサポートす
るので、ソースサーバーが対象サーバーに「プッシュリクエスト」を送信できます。その後、対象サーバー
がソースサーバーに対してメッセージの送信を要求します。この機能
では、設定可能な 4 つのオペレーションモードをサポートし、NRPC、SMTP のどちらの接続にも同じ機能
を提供します。
ルーティングトポロジ - 管理者が組織におけるルーティングの最適化をより柔軟に行えます。
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メッセージのサイズ割当て -- 管理者はユーザーのメールファイルのサイズを簡単に設定できます。
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組み込み移行ツール -- ドミノ アップグレードサービスは、cc:Mail、Microsoft Mail、Windows
NT、Microsoft Exchange、LDAP (LDIF)、Novell Groupwise 4.x、Novell Groupwise 5.x、および
Netscape Mail Server 用の、簡単に使用できる移行ツールを提供します。さらに、ロータスのビジネスパー
トナーとサードパーティの開発者用にオープン API が備わり、カスタマイズしたドミノ アップグレードサー
ビスを作成できるようになりました。
■データベースとアーキテクチャーの改良
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上限なしのデータベース容量 -- R5 では、ドミノデータベースはサイズの上限がないものとして設計され、
64GB までを仕様として認証します。サイズの問題はドミノ サーバーが稼動するシステムのプラットフォー
ムによってのみ制限されます。
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メモリと I/O の最適化 -- アーキテクチャの中でも比較的低いレベルでのリソース管理面における改善が行わ
れ、飛躍的にパフォーマンスが向上しています。この中に含まれるのは、圧縮、シーケンシャル I/O 制御、
大きなページ単位で分割されたデータ構造、ページのスロット化、ノンサマリーデータの適応処理、シング
ルバッファーマネージャ、先読み機能付きのバックグラウンド I/O スレッドなどです。
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トランザクションログ -- データベースの世界で標準となっているトランザクションログをサポートしている
ので、以前より高い信頼性を持つデータベースとなりました。トランザクションログにはすべての処理がシ
ーケンシャルに記録されるため、様々な場所に分散して書き込むよりも高速に処理できます。トランザクシ
ョンログは、データベースへの書き込みが発生する度に、その都度ディスクに直接書かれます (メモリだけで
はありません)。 トランザクションログはデータベースの Fixup に置き換わり、その結果、システムの再起
動が数段早くなりました。
l
拡張性の改善 -- 拡張性の改善は 2 つの面で構成されています。一つはデータベース容量、もう一つは 1 台
あたりのサーバーが扱うことのできるユーザー数です。上の記載にあるように、データベース容量はシステ
ムプラットフォームの制限に依存します。少なくとも 100 万人以上のユーザーが登録できるようにディレク
トリが改善されていることは注目に値します。1 台のサーバーでサポートされるノーツ クライアン
ト、IMAP、POP、ブラウザクライアントの数は R4.6.x 時と比べて 2 倍から 4 倍になっています。
■連続運用性と信頼性
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インターネットクラスタマネージャ --これまでノーツ クライアントが対象だったフェールオーバーと負荷分
散 (ロードバランシング) の機能を Web ブラウザ (HTTP と HTTPS) でも使えるようになりました。この機
能はインターネットクラスタマネージャ (ICM) とクラスタリングの機能を使って実現されています。
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OS クラスタとの統合 -- ドミノは、Microsoft Cluster Server (MSCS) で構成されたサーバー上
で、Active/Passive、Active/Active の両方のモードをサポートしています。Active/Passive モードで
は、1 台目に問題があった場合に、MSCS は待機している 2 台目のドミノ サーバーへ渡し、その時点でドミ
ノ サーバーが起動を開始します。Active/Active モードでは、2 台目のサーバーでもドミノ サーバーが別の
インスタンスとして常に起動しており、1 台目がダウンした場合には、すぐに 2 台目に引き継がれていきま
す。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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クラスタリングの拡張 -- クラスタ化された複数のドミノ サーバーを、ユーザーに対しては単一のシステムと
して見せるためにいくつかの機能追加、強化がなされています。カレンダー & スケジューリングについても
フェールオーバーが動作します。また、未読文書の表示をレプリカ間で同期を取る点が改善されたほか、ノ
ーツクライアントのフェールバックの機能が改善されています。
l
パーティショニング機能の拡張 -- R4.x までは最大 6 台までの制限がありましたが、R5 からは制限がなくな
りました。したがってハードウェアへの投資を最大限に活かすことができます。加えて、NT 上で稼動してい
るパーティションサーバーはそれぞれ別々のサービスとして認識されているので、起動およびシャットダウ
ンを NT のサービスマネージャから個別に行えます。
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オンラインインデックス -- サーバー上でアップデートされているビューにアクセスできます。また、ドミノ
ディレクトリの $Users ビューがアップデートされている時にでも、サーバーにアクセスできます。
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自動再起動機能の改善 -- 管理者はすべてのファイルをクリーンアップした後で、サーバーをダウンさせるこ
とができます。これは、ハードウェアクラスタリング/フェールオーバーを行っている際には大変便利な機能
と言えます。特に、Sun FullMoon など UNIX を使用してクラスタリングを組んだ場合には緊密な連携を取る
ことができます。管理スクリプトを編集して、ドミノが異常終了した場合に自己診断情報を集めるなどとい
った使い方が可能です。
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オンラインでのインプレイスデータベース圧縮 --データベースが使用中であっても、圧縮を行うことができま
す。また、管理プロセスがシステムとして一定間隔をおいてデータベース圧縮を行っていますが、ユーザー
は圧縮作業に影響されず、データベースを使い続けることができます。
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完全/差分のオンラインバックアップのサポート --公開される API セットを使用して、差分バックアップのソ
リューションをサードパーティで作成できます。
■Web サーバー
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HTTP スタックの機能向上 -- ドミノ ネイティブ HTTP エンジンに多くの改良が加えられ、パフォーマンス
の向上やサーブレットのサポートが含まれています。
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Microsoft IIS へのドミノサービスの提供 -- HTTP サーバーへのエンジンとして、ドミノ以外に Microsoft IIS
を使うことができます。Microsoft IIS をお使いの NT ユーザーの場合、ドミノの安全な分散型サーバー機
能、そしてクロスプラットフォームに対応した Web アプリケーション機能を IIS に付加することができま
す。
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CORBA/IIOP プロトコルのサポート -- R5 では Common Object Request Broker Architecture & Internet
InterORB Protocol (CORBA/IIOP) をサポートしています。 これにより、ノーツ クライアント以外でもク
ライアント・サーバーコンピューティングが可能になります。CORBA/IIOP を使うことで、アプレットは
HTTP を用いるより効率よくサーバーと通信できるようになります。
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HTML やその他ファイルへの ACL 設定 -- ドミノのネイティブ HTTP スタックを使用する際、ファイルシス
テムに、ファイル (HTML、GIF など) 単位でのアクセスコントロールリストを設定することが可能となりま
した。
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Domino web server API (DSAPI) -- ドミノ サーバーの API が用意され、Web サーバー拡張機能を作成でき
ます。DSAPI 拡張または「フィルター」 は、Web サーバーに何らかのイベントが発生した場合に、他のプ
ログラムを起動できます。たとえば、特定の URL にリクエストがあったり、HTTP クライアントの認証プロ
グラムを実行するような使い方ができます。
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インターネットクラスタマネージャ --ドミノのクラスタリング、ロードバランシング、フェールオーバーの
機能が Web クライアントでも使用できるようになりました。ドミノ Web サーバーが負荷過重で利用できな
い場合に、Web ブラウザのリクエストがクラスタ内の別のサーバーにリダイレクトされます。
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HTTP セッション認証 -- ドミノ R5 では、HTTP セッションと暗号化したクッキーを使う認証を選択できま
す。ドミノがサービスを提供する Web サイトから「ログイン」したり「ログアウト」する機能が提供されま
す。
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ブラウザ機能に関する情報取得 -- @BrowserInfo を使ってユーザーが使用しているブラウザの機能について調
べることができます。
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サーブレットサポートのアップグレード --ドミノ Web サーバーは JSDK 2.0 をサポートします。
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HTTP ヘッダーの最終更新情報 -- ドミノ R5 では、ほとんどの返信において Last-modified ヘッダーを送信
します。これにより多くの Web ブラウザやプロキシブラウザでドミノページのキャッシュが行なわれるので
パフォーマンスの向上につながります。
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仮想サーバーのログ作成機能 -- 仮想サーバーの情報を拡張ログ形式で出力できます。
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仮想サーバーの SSL とキーリングのサポート --システム管理者は、各仮想サーバーに対してそれぞれ異なる
キーリングを設定することができます。これによって、各仮想サーバーが SSL を使えるようになります。さ
らに、各仮想サーバー毎にポートセキュリティを設定することができます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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コントロールサーバーのログ記録期間の設定 --管理者はログファイルに記録される長さの単位を設定できるよ
うになりました。設定できる単位は、1 日、1週間、1ヶ月です。
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バイトレンジ送信機能-- ドミノ R5 では、Web クライアントがセクション単位 (バイトレンジ) でファイル
をダウンロードできるようになりました。これにより、効率的かつ耐障害性のあるダウンロードが可能とな
りました。たとえば、ファイルをダウンロードしている途中で接続が突然切れた際にバイトレンジをサポー
トしていない場合には、また最初からやり直しとなりますが、バイトレンジの送信機能がついているため、
中断されたところから再送してダウンロードを再開することができます。
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シンプルな URL -- ドミノ R5 では、ドミノデータベース内のページに名前を付け、シンプルな URL で表記
する機能をサポートしています。たとえば、www.acme.com/News.nsf/Today?OpenPage といった URL
で「Today」がページの名前です。名前が紛らわしくなければ URL をさらにシンプルにして
www.acme.com/News.nsf/Today とすることもできます。
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最大パフォーマンスを自動設定で達成 --R5 では、様々なサーバーオプションが自動的に設定され、Web メー
ルや Web アプリケーション、メールとアプリケーションの両方など、実行するアプリケーションの種類に基
づき HTTP のパフォーマンスを最適化することができます。
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エンタープライズインテグレーション --ドミノ基幹連携サービス (DECS) は、企業内のデータやアプリケー
ションへのライブでネイティブなアクセスを可能にする Web アプリケーションの作成に使用できる、ビジュ
アルツールでありハイパフォーマンスなサーバー環境です。ビジュアルツールにはアプリケーションウィザ
ードとオンラインヘルプが含まれており、DB2、Oracle、Sybase、ファイルのディレクト
リ、EDA/SQL、ODBC などの外部データソースとの接続や、接続される外部データとともに自動的に更新
されるアプリケーション内部のフィールドの定義が容易になっています。外部データベースとの接続の詳細
については、ノーツまたはドミノのデータディレクトリにある『DECS ガイド』を参照してください。
■インストールとセットアップ
l
InstallShield -- Windows プラットフォーム用のドミノ R5 およびノーツ R5 のインストールプログラムは
InstallShield ウィザードに基づきます。新しい手順は以前よりずっとシンプルです。
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クライアントなしでサーバーセットアップを行う機能 --Windows 以外のプラットフォームでは、インストー
ル終了後 Web ブラウザを立ち上げて、サーバーの設定を行えます。
l
クライアントの自動セットアップ -- 管理者が、集中管理でクライアントをセットアップできます。セットア
ップ中に接続するサーバー先や、ユーザーのデスクトップを設定できます。
l
サーバーセットアッププロファイルの拡張 --管理者がサーバーセットアッププロファイルを作成できます。管
理者は、遠隔地にあるサーバーサイトに配布して、サーバーのセットアップと運用を行えます。
■管理プロセス
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プログラマビリティ -- 管理プロセスを公開 API を使用してプログラムできます。管理者やサードパーティ
ベンダーはこの管理プロセスのコアにアクセスする仕組みを利用して、ドミノの管理機能を他の管理製品と
統合する製品を開発したり、管理機能をカスタマイズする製品を作ることができます。
l
クロスドメインでの機能 -- 管理プロセスが拡張され、名前の変更、ユーザーの追加や削除、サーバーのアッ
プグレードや削除などの管理プロセスサービスがドメインを横断して利用可能となりました。
■セキュリティ/デスクトップ管理
l
クライアント設定の集中管理 -- ドミノ R5 では、管理者がホームサーバーやプロキシサーバー、また UI プリ
ファレンス、ブックマークなどのデスクトップ設定を集中的に設定、管理できます。さらに、管理者は設定
が変更されないようにデスクトップをロックすることができます。
l
アップグレードの集中管理 -- 管理者がクライアントのソフトウェアのアップグレードを配信できます。この
機能は UNC (Universal Naming Convention) をサポートしているため、すべてのクライアントで常にドライ
ブの割当てを一定にしておく必要がありません。
■モニタリング
l
エンタープライズワイドモニタリング --ドミノ管理クライアントの新しい UI 機能を使うと、巨大な数のサー
バーの中から検索したり、サーバーをモニターすることが簡単になります。モニタリングでは分散型モデル
にしたがって、管理者が管理権限を持つサーバーだけを表示します。
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エキスパート分析ツール -- 以下のツールを使うと、管理者がサーバーのパフォーマンスを時間を追って分析
し、問題の発生を未然に防ぐことができます。
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コアサービス分析 -- サーバーの主要用途
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
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サービスレベルの同意 -- サーバーの応答時間と複製スケジュールを含む、SLA の設定とトラッキング
相関サービス分析 -- SLFA が一致しない場合にこのツールを使うと、相関関係にあるサービスを分析
して管理者が問題点を見つけるのに役立ちます。たとえば、サーバーの応答時間が長い場合は、接続中
のユーザー数やインデクサー、レプリケーター、エージェントのアクティビティなどの関連するサービ
スの状態をチェックします。
データベースの使用状況分析 -- よく使われるデータベースや使用頻度を知ることは、サーバーをチュ
ーニングして最適化する管理者にとって役立ちます。アプリケーションの負荷分散や、不用のデータベ
ースをアーカィブしてディスク容量を活用するのにも役立ちます。
アプリケーションのモニターと分析 -- 管理者がアプリケーションの作動状況をチェックできます。デ
フォルトのビューを開くまでに要する時間や、デフォルトのフォームを使って文書を作成するのにかか
る時間を計算します。ビューが大きくなり過ぎたかどうかを調べるのに役立ちます。
ISpy -- 管理者にドミノ サーバーがサポートする TCP/IP サービスのサービスレベルの統計を取得する機能
を提供します。取得できる統計には、利用可能なサービスや特定のサービスへの応答時間などがあります。
また、ISpy にはサーバーに対して ping コマンドを使ってメールのルーティングを調べたり、応答時間のチ
ェックや、メール配信に問題がある場合の管理者への警告送信機能があります。ISpy はドミノのイベント &
統計と完全に統合されていて、管理者は独自の目標応答時間を設定したり、サービスが管理者の予期したと
おりに実行されない場合は幅広い自動アクションの中から選択することができます。
■管理機能の拡張
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ドミノ UNIX サーバー用のサーバーコンソールへの Telnet --ドミノ R5 はドミノ UNIX サーバーのサーバー
コンソールで、UNIX や NT workstation からの Telnet (またはリモートログインでの) 接続を表示する機能
を提供します。これにより、サーバーコンソールの状況の履歴を表示でき、リモートのクライアントからサ
ーバーコマンドをコンソールに入力することができます。
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バッチコンソールコマンド -- バッチファイルから多くのコマンドを実行する機能です。
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撤去サーバー分析ツール -- ドミノ R5 はサーバーの撤去の分析が行えるツールを管理者に提供します。ソー
スサーバーと対象サーバーを比較した詳細な情報が選られます。不整合があるとフラグが立てられます。
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パススルーログ -- パススルーサーバーとして設定された場合、ドミノ サーバーはそのサーバーを通して確
立されたセッションのログをとることができます。
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ポートの停止/開始機能 -- 管理者は、ポートの開始およびポートの停止コンソールコマンドによって、個々
のドミノ サーバーのポートを開始および停止することができます。
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接続トラッキング機能の拡張-- 接続トラッキングオペレーションについてとられたログ情報の量について補
助的なコントロールが利用できます。
■検索ツール
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ドメイン検索 -- R5 では、ドメイン内のすべてのデータベースをサイト検索と参照可能なファイルシステム
で自動的に検索できます。ACL で少なくとも読者権限があるノーツ文書のみを一覧として返します。さら
に、新しいデータベースに対しては自動的にインデックス作業を行い、既存のものと併せてすべてのデータ
ベースのインデックスは集中的に格納されます。
l
内容の分類 -- データベースに関わらず、単一の階層構成または分類に従って、ドメイン内のすべての文書
を分類する機能を提供します。Web ページも同様に分類できます。ドメインカタログにはこの内容のマップ
をブラウズするために使用できるビューが含まれています。
l
フィルター -- ドミノ R5 では Verity's KeyView フィルターを使って、次の形式の添付ファイルの内容も併
せて全文索引を行うことができます。Acrobat PDF、Word、WordPerfect、ワードプロ、1-2-3、Excel、フ
リーランス、PowerPoint、HTML、その他多数。
l
ダブルバイト対応の全文索引および検索機能 --全文索引および検索オペレーションはすべてダブルバイトに完
全に対応しています。
l
ページ単位の検索結果表示 -- 検索結果は、インターネットの検索ページに似た形で 1 ページに整形されて表
示されます。各ページにはデフォルトで 20 件づつが表示され (設定変更可能)、次頁のボタンを押すと次の
ページが順次表示されます。ページにロゴを加えたり、検索結果の内容のサマリー、作成者、相関度、最終
変更日時を表示することもできます。
l
全文検索の SPI -- 他の検索エンジンを使用するための、Service Provider Interface の API が提供されま
す。これを利用すると、ドミノ データベースのコアにフックをかけることができます。
l
ファイルシステムに対する全文索引機能-- ドメインカタログ DB のファイルシステム設定フォームで、検索
対象となるファイルシステムの範囲を設定すると、索引が作成されて検索可能となります。
l
ドメインカタログ -- すべてのデータベースの属性の一覧を集中して保持します。属性にはロケーション、イ
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ンデックスの設定、ACL の設定などがあります。このカタログには検索設定と結果のフォーム、ファイルシ
ステム設定フォームも格納されます。
l
クラスタリングで有効な検索機能 -- クラスタ化されたドメインカタログサーバーを検索しクラスタ内の最も
負荷が少ないサーバーにリダイレクトして、バランス要求を自動的にロードします。また、フォルトトレラ
ントドメイン検索はクラスタにも実行できます。ドメインカタログサーバーの 1 つが異常終了しても、クラ
スタ内の残りのドメインカタログサーバーに検索要求が自動的にリダイレクトされます。
l
あいまい検索 -- 検索文字にミススペルした文字を入力しても正しい文字が検索時にヒットします。逆に文書
内の単語に多少のミススペルがあっても検索時にヒットします。
■ネットワークプロトコルのサポート
l
HTTP Tunnel Proxy -- ドミノ サーバーとノーツクライアントでは、業界標準の HTTP Tunnel Proxy を使
用して、ファイアウォールを通した相互接続、およびインターネット標準のクライアントやサーバーとの接
続を行うことができます。POP3、IMAP、SMTP、LDAP、および NNTP プロトコルは、HTTP Tunnel
Proxy 経由で SSL (Secure Socket Layer) を使用して、または使用しないでサポートされます。ノーツの
内部プロトコル (ノーツ RPC または NRPC) も、これまで同様 HTTP Tunnel Proxy 経由でサポートされま
す。
l
柔軟なノーツの TCP/IP 接続名/サーバー名-- TCP/IP ベースのドミノ サーバーに接続する際、サーバーに
正式な TCP/IP 名がある場合でも、サーバーの名前をシンプルなホスト名で入力することができます。たと
えば「fred」と入力して、Fred/Sales/Acme または fred.acme.com/Acme という名前のドミノ サーバー
にアクセスすることができます。
l
外部ドメインネットワーク情報文書-- 管理者は、他のドミノドメインからこの文書にアドレス情報を読み込
むことができます。
l
NetWare Directory Services (NDS) サポートの向上 --ドミノは、NetWare NDS administration tool
(NWADMIN) 用のスナップイン DLL を提供します。 これによって管理者は、NDS 内のドミノ サーバーオ
ブジェクトのブラウズと更新を行うことができます。ドミノ R5 では、新しい 32 ビット スナップイン イ
ンターフェースを使用して、32 ビットの NWADMIN ツールを使用可能にしています。ドミノは、現在ログ
インしているユーザーの命名文脈を使用して自動的に NDS 内のサーバーオブジェクトを検出します。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ管理クライアント
ドミノ管理クライアントの新機能 - R5.0 初回リリース ドミノ管理クライアントは、ドミノ サーバーの新しい管理クライアントです。直感的なタスク指向のインターフ
ェースで、サーバーが階層構造で表示されるので、サーバーの検索や切り替えが簡単に行えます。 管理者のこれ
までの経験や技術を活かせるように、ドラッグアンドドロップや [Shift] キーと [Ctrl] キーを使っての複数選
択、右クリックによる状況依存のメニューなどのよく使われる機能がそのまま使えます。
ドミノ管理クライアントはタスク完了に必要な機能や手順をまとめて簡単にし、サーバーのモニターやサービ
ス、複製、ルーティングをグラフィカルに実行できます。 6 つの主要なタブがあり、管理や運営を組織的に行え
ます。
ディレクトリ
ディレクトリタブではユーザー登録、認証、他のメールシステムやディレクトリからの移行、および外部のディ
レクトリ管理など、ディレクトリ管理機能のすべてを集中管理できます。
ファイル
ファイルタブではデータベースの移動や圧縮、ACL 管理、ファイル複製の設定、索引作成、サイズの設定などの
データベースやテンプレート管理機能のすべてを集中管理できます。
サーバー
サーバータブではサーバー分析、モニタリング、コンソールコマンド、そしてパフォーマンス情報などのサーバ
ー管理機能のすべてを集中管理できます。
メッセージング
メッセージングタブでは共有メール管理、メールボックスの割当て、メールルーティングのトポロジ、メッセー
ジ追跡および報告などのメッセージング管理機能にアクセスできます。
複製
複製タブでは複製スケジュールの設定、トポロジマップ、トラブルシューティングなどの複製管理機能を集中管
理できます。
設定
設定タブではサーバー、メッセージング、複製、クラスター、Web サーバー、または統計 & イベントなどの設定
を集中管理できます。
ドミノ管理クライアントの使用法の詳細については、『R5 システム管理ヘルプ』をご覧ください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ デザイナー
ロータス スクリプト
以下は、R5 の新規および改良されたロータス スクリプトのクラス、メソッド、プロパティ、およびイベントで
す。それぞれの詳細については、『R5 デザイナーヘルプ』または『ドミノ デザイナー プログラマーズガイド』
をご覧ください。
新しいクラス
NotesOutline
NotesOutlineEntry
NotesReplication
NotesRichTextParagraphStyle
NotesRichTextTab
NotesViewEntry
NotesViewEntryCollection
NotesViewNavigator
NotesACL クラスの新たなプロパティ
InternetLevel
NotesACLEntry クラスの新たなプロパティ
CanCreateLSOrJavaAgent
CanCreateSharedFolder
IsAdminReaderAuthor
IsAdminServer
IsGroup
IsPerson
IsServer
UserType
NotesAgent クラスの新たなプロパティ
HasRunSinceModified
IsNotesAgent
IsWebAgent
Target
Trigger
NotesDatabase クラス
新しいメソッド
拡張されたメソッド
新しいプロパティ
CreateOutline
EnableFolder
FTDomainSearch
GetOutline
GetProfileDocCollection
CreateCopy
CreateFromTemplate
FolderReferencesEnabled
IsDirectoryCatalog
MaxSize
ReplicationInfo
NotesDateTime クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
TimeDifferenceDouble
IsValidDate
NotesDocument クラスの新たなプロパティ
FolderReferences
IsDeleted
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
NotesDocumentCollection クラスのメソッド
新しいメソッド
拡張されたメソッド
AddDocument
DeleteDocument
GetDocument
PutAllInFolder
NotesName クラスの新たなプロパティ
Addr821
Addr822Comment1
Addr822Comment2
Addr822Comment3
Addr822LocalPart
Addr822Phrase
Language
ODBCQuery クラスの新たなメソッド
UseRowID
ODBCResultSet クラスの新たなメソッド
ExecProcedure
NotesRegistration クラスの拡張されたメソッド
RegisterNewUser
NotesRichTextItem クラスのメソッド
新しいメソッド
拡張されたメソッド
AddPageBreak
AppendParagraphStyle
AppendDocLink
NotesRichTextStyle の新たなプロパティ
PassThruHTML
NotesSession クラス
新しいメソッド
拡張されたメソッド
新しいプロパティ
GetDatabase
CreateRichTextParagraphStyle
NotesBuildVersion
UserNameList
NotesUIDatabase クラス
新しいメソッド
拡張されたメソッド
新しいイベント
OpenNavigator
OpenView
PostDragDrop
QueryDragDrop
新しいメソッド
拡張されたメソッド
新しいイベント
FindFreeTimeDialogEx
FindString
GetSelectedText
Import
SpellCheck
Refresh
PostSave
NotesUIDocument クラス
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
NotesUIView クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
Print
CaretCategory
ViewName
NotesUIWorkspace クラス
新しいメソッド
拡張されたメソッド
新しいプロパティ
Folder
GetListOfTunes
OpenFileDialog
OpenFrameset
OpenPage
PickListCollection
PickListStrings
PlayTune
Prompt
RefreshParentNote
ReloadWindow
SaveFileDialog
SetCurrentLocation
SetTargetFrame
DialogBox
CurrentDatabase
CurrentView
NotesView クラス
新しいメソッド
新しいプロパティ
CreateViewNav
CreateViewNavFrom
CreateViewNavFromCategory
CreateViewNavFromChildren
CreateViewNavFromDescendants
GetAllEntriesByKey
GetEntryByKey
AllEntries
BackgroundColor
ColumnCount
HeaderLines
IsCategorized
IsConflict
IsHierarchical
IsModified
IsPrivate
RowLines
Spacing
TopLevelEntryCount
NotesViewColumn クラスの新たなプロパティ
Alignment
DateFmt
FontColor
FontFace
FontPointSize
FontStyle
HeaderAlignment
IsAccentSensitiveSort
IsCaseSensitiveSort
IsField
IsFormula
IsHideDetail
IsIcon
IsResize
IsResortAscending
IsResortDescending
IsResortToView
IsSecondaryResort
IsSecondaryResortDescending
IsShowTwistie
IsSortDescending
ListSep
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
NumberAttrib
NumberDigits
NumberFormat
TimeDateFmt
TimeFmt
TimeZoneFmt
Width
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ デザイナー
eSuite DevPack
ロータス eSuite DevPack は Java ベースのビジネスアプレットセットです。ドミノ開発者はこのアプレットセ
ットを使って、ノーツ クライアントと Web ブラウザ向けの対話型アプリケーションを作成できます。DevPack
についての詳細は、eSuite のホームページ ( http://www.lotus.com/esuite )か eSuite DevPack の開発者向けサ
イト ( http://esuite.lotus.com ) を参照してください。
eSuite DevPack 2.0 とドミノ R5 の拡張機能により、開発者は、次の機能を含む広範囲の機能を使用できます。
DevPack アプレットへのインポートかリンクを選択すると、ノーツ クライアントや Web ブラウザ向けの対話型
アプリケーションをすばやく簡単に構築できます。
デザイナーの統合 JavaScript サポートにより、開発者は、DevPack アプレットの完全な機能をノーツ クライア
ントや Web ブラウザに提供できます。
ドミノの統合 Java サポートには、DevPack アプレットからドミノオブジェクトモデル(バックエンドクラスや
ノーツオブジェクトインターフェースとも呼びます)へのリモートアクセスを可能にする CORBA/IIOP プロト
コルのサポートも含まれています。
新しい eSuite Servlet Kit を使用すると、開発者は、ドミノのサーブレット機能を活用してアプリケーションを作
成できます。この機能は、Java をサーバー側の開発に利用し、DevPack アプレットを開発アプリケーションに
取り入れたいエンタープライズアプリケーション開発者に特に便利です。
新しいデータアクセスアプレット Infobus/FX は、OLE オブジェクトと共に使用する Notes/FX の機能に類似し
た機能を提供します。このアプレットを使用すると、開発者は、埋め込み DevPack アプレットとドミノ文書内
のフィールドの間でデータを交換できます。
新しいデータアクセスアプレット AgentGateway を使用すると、開発者は、ドミノ サーバーに接続してドミノエ
ージェントに値を渡すことができます。ドミノエージェントは処理結果をアプレット内で使用するために
DevPack InfoBus に発行します。このアプレットにより、開発者は、DEC(Domino Enterprise Connectivity)
を直接簡単に利用してエンタープライズデータへのアクセスを提供できます。
ドミノ統合オプションがある DevPack の新しいインストールプログラム
でアプレット、サンプル、ヘルプをノーツ
クライアントとドミノ サーバーの両方にインストールできます。
DevPack 2.0/ドミノ R5 の新しい2つのテンプレートの eSuite Contact Manager と eSuite Project Scheduler
は、DevPack アプレットを広範囲に使用しています。2つのテンプレートはノーツ クライアントと Web ブラウ
ザ用に設計されています。開発者は設計をそのまま使用してカスタマイズのベースにすることも、独自アプリケ
ーションの学習用に使用することもできます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
ロータス ノーツ、ドミノ、ドミノデザイナー R5.0 へようこそ
リリース 5 (R5) ロータス ノーツ、ドミノ サーバーとその関連製品、およびドミノ デザイナーへようこそ。R5
は、情報管理、メッセージング、共有および Web アプリケーション開発において、世界をリードする製品の最新
版です。R5 製品ラインは、インターネットの品質と機能性を重視し、ユーザーによる情報の検索、処理、共有を
可能にし、また、あらゆる場所にいるグループ、組織およびユーザー間でのコミュニケーションの向上をお約束
します。
このノーツリリース情報には、全 R5 製品に盛り込まれた多くの新機能と機能拡張に関する情報が、記載されて
います。
R5 をインストールする前に、必ず、リリース情報の「はじめにお読みください」および「トラブルシューティング
」のセクションをお読みください。
このリリースの機能の概要については、「新機能」セクションを参照してください。
全文索引を使用せず、オンラインで広範な検索をする場合は、オンラインのリリース情報 (readme.nsf) の「検索
」ビューを参照してください。
R5 の大規模な移行の準備に関しては、Notes.net (www.notes.net/doc) で、マニュアル『移行ガイド』を参照す
るか、またはダウンロードします。このマニュアルは、ドミノシステム管理ヘルプの一部として入手できます。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ サーバー
UNIX 用 Checkos パッチチェッカーユーティリティ
UNIX プラットフォームの場合、 Checkos は、ドミノ R5 を初めてインストールした時に開始されるパッチチェ
ッカーユーティリティです。使用しているオペレーティングシステム (OS) にパッチが見当たらない場
合、Checkos はプロンプトを表示します。正しいパッチがインストールされている場合、「The OS appears to
have the correct patches」というメッセージが表示されます。これは、ドミノ サーバー R5.0 の新規機能で
す。
パッチ要件、および適切なパッチレベルで実行されていない事に関する特定の問題ついては、リリースノートの
「お読みください」の章に記載されている UNIX パッチ要件を参照してください。
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ管理クライアント, ノーツ クライアント, ドミノ デザイナー, ドミノ サーバー
R5.0aでの拡張機能
ロータス ノーツ/ドミノ R5.0a 四半期メンテナンスアップデート(QMU)
この文書には、R5 の四半期ごとのメンテナンスアップデート (QMU) の内容が記載されています。この QMU は
R5.0a と呼ばれ、18 の修正が含まれています。R5.0a の修正のリストを以下に示します。このリストのコピー
は、印刷しユーザーに配布することができます。北米版とインターナショナル英語版の R5 -> R5.0a 差分インス
トーラは、notes.net で今週末にはダウンロードできます (http://www.notes.net/qmrdown.nsf/QMRWelcome
.)。この QMU はすべてのプラットフォームの R5 クライアントおよびサーバーに適用されます。北米版およびイ
ンターナショナル英語版の CD の出荷は、1999/05/28 に予定されています。
R5.0a QMU 修正リスト
すべてのプラットフォーム
エージェント
l
障害番号 MPEY46BVSB, JKAH46SQKX - Web サーバー管理から、データベースの新しいレプリカとコピ
ーが作成できない問題を修正しました。
クライアント
障害番号 JKEN46PSWC - [受信メールを暗号化する] オプションを設定したメールファイルから、インター
ネットメールを使ってメッセージを転送すると添付ファイルがなくなってしまう問題を修正しました。
l
l
障害番号 JPKR46YT69 - ドミノディレクトリの管理 ECL を編集する時に、クライアントの ECL が更新さ
れてしまう問題を修正しました。システム管理者がドミノディレクトリで、[アクション] - [操作制御リスト
の編集] を選択し、[Java アプレットのセキュリティ] か [JavaScript セキュリティ] のラジオボタンを選択
すると、システム管理者のワークステーションの ECL も同様に変更されていました。
l
障害番号 CBRN4772PS - ノーツ クライアント R5(フランス語版) がポートの暗号化を使って、インター
ナショナル英語版もしくは北米版のドミノ サーバーに接続できないという問題を修正しました。この修正が
機能するには、R5.0a のクライアントと R5.0a のサーバーでなければならないことに注意してください。
ドミノ基幹連携サービス (DECS)
障害番号 GSAN46HTU3 - ORACLE データベースへの接続問題を修正しました。
l
デザイナー
l
障害番号 DPAT46FU4X - [アクションバーのプロパティ] インフォボックスの 2番目のタブで、アクション
バーの背景に割り当てたイメージリソースファイルを、そのイメージファイル名を消去して削除しようとす
ると、アクションバーが破損する問題を回避しました。アクションは削除され、アクションバーを表示しよう
とするクライアントが動作しなくなったり、異常終了する可能性があります。
サーバー
l
障害番号 MACY463P5D - ドメインインデクサに対して検索するとき、サーバーが異常終了する、もしくは
間違った該当数を返す、という問題を修正しました。
l
障害番号 DKEY46APTZ - SCOS データベースが圧縮時に破損してしまう問題 (シングルコピーオブジェク
トストアとしての内容を失う) を回避しました。すでにデータベースが破損してしまった場合には、 ノーツ
サポートサービスにご連絡頂くか、www.support.lotus.com にて、データベース修復ツールを入手してくだ
さい。
l
障害番号 MCHT46FKL6 - ドミノディレクトリのビューから文書が消えるという、断続的に起こる問題を回
避しました。この問題は、複製エラーの様な問題を引き起こす可能性がありました。Fixup ユーティリティが
実行されると、そのビューを再構築し、ビューを修復します。
l
障害番号 GPFM46VNXL - [NSF モニタプールがいっぱいです] というエラーメッセージが現れても、メール
送信が行えるようになりました。 この問題に関しては、後のバージョンでエラー発生を回避してから、詳し
く記述する予定です。
l
障害番号 RHON474SQ7 - メモリの内容が壊れて、データが破壊されたり、サーバーが異常終了する問題を
修正しました。
SMTP サーバー
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
l
障害番号 MGAN46XK6V - 受信メールの不正な処理により、SMTP サーバーが異常終了する問題を修正しま
した。
テンプレート - ドミノディレクトリ
l
障害番号 RJAN46VR44 - テンプレートの複製が正しく行われるために、R5 ドミノディレクトリテンプレー
トのレプリカ ID を、R4 の公開アドレス帳テンプレートのレプリカ ID に合わせました。
Web サーバー
l
障害番号 JCHN46SR34 - メモリの内容が壊れ、Microsoft HTTP サーバーが機能しなくなる問題を修正し
ました。
l
障害番号 AWHN46ZN34 - 断続的に HTTP サーバーが異常終了する、という再現性の低い問題を修正しまし
た。
UNIXのみ
インストール
l
障害番号 TCAR47DJ4N - ドミノの CD からコピーしたキットイメージでインストールできるようにインス
トーラーを修正しました。
l
障害番号 TDOE47ELYW - R4.5x から R4.6x にアップグレードしたマシン上では、 R5 のインストールが行
えない問題を修正しました。
Web サーバー
l
障害番号 SLYS46PSQX - AIXサーバー上で、ユーザーのロケーションを判別するために IP の逆検索を使用
したアプリケーションが正常に動作しないという問題を回避しました。
MPEY46BVSB, JKAH46SQKX, JKEN46PSWC, JPKR46YT69, CBRN4772PS, GSAN46HTU3, DPAT46FU4X, TCAR47DJ4N,
TDOE47ELYW, MACY463P5D, DKEY46APTZ, MCHT46FKL6, GPFM46VNXL, RHON474SQ7, MGAN46XK6V, RJAN46VR44,
JCHN46SR34, SLYS46PSQX, AWHN46ZN34
ノーツ R5/ドミノ R5 リリース情報
ドミノ サーバー, ドミノ デザイナー, ノーツ クライアント, ドミノ管理クライアント
R5.0a での拡張機能(追加)
全プラットホーム
テンプレート
l
障害番号 HKIA47JE9V - ドミノ Web サーバー管理データベースにおいて、データベースの [作成] ボタ
ン、および [ツール] ボタンが正しく動作しなかった問題がありましたが、修正されました。 [5.0a]
l
障害番号 MSUI47JBFN - Web ナビゲータ データベースから Web ページを表示させた場合、ページを開く度にエ
ラーダイアログが表示される問題がありましたが、修正されました。 [5.0a]
Web サーバー
l
障害番号 MSUI47F6YH - 全文検索フォームで、検索結果の表示順序の新しい順、古い順の機能が
逆になっている問題がありましたが、修正されました。 [5.0a]
HKIA47JE9V, MSUI47JBFN, MSUI47F6YH
R5 リリース情報について
このデータベースは、ロータス ノーツ R5/ドミノ R5 のリリース情報をまとめたもので、次の章か
ら構成されています。
1 新機能の紹介
ドミノとノーツの紹介、このリリースの新機能と拡張機能について
の説明、および詳細についての説明があります。
2 お読みください
サポートするプラットフォームと環境、およびインストールする前
に知る必要のあるその他の情報について説明します。
3 トラブルシューティング
4 マニュアルの変更
ドミノとノーツに関連する制限事項と問題点について説明します。
ドミノとノーツのドキュメントについての訂正および内容の更新に
ついて説明します。
5 相互運用
R5 と R4.x との間の制限事項または非互換性について説明しま
す。R5 プラットフォーム間の相互運用性およびドミノ サーバーと
の相互運用性についても説明します。
6 変更履歴
以前のリリースから R5.0.1 への変更に関する情報が追加されまし
た。
このデータベースの中の文書はあなたのサイトの現状にあうように編集してかまいませんが、デー
タベースの内容を編集した場合、それはあなたの組織のみでの使用に制限されます。この文書を他
の組織に再販売したり他の方法で配布したりすることは、文書が変更されているか否かに関わらず
認められません。ロータスはこの文書に加えられたいかなる変更に対しても技術的な正当性を保証
しません。
警告
本書は、(印刷媒体、電子媒体の種類を問わず)閲覧のみを目的としたものです。本書に記載されている情報の正確さには万全を
期していますが、いかなる保証をも生じさせるものではなく、商品性および特定の目的に対する適合性を含むその他の事項に
ついて、明示・黙示を問わず、ロータスは一切の保証をいたしません。お客様が故意もしくは過失により本書およびその他の
ヘルプ/マニュアルを誤用することによって生じたあらゆる損害については、その損害の直接性、間接性に関わらず、ロータス
は責任を負いません。また、それ以外の状況においても、本書およびその他のヘルプ/マニュアルでの記述は、ロータス(ソフ
トウェア供給者およびライセンス供与者)による保証もしくは責務、ならびにソフトウェア使用許諾契約にある用語もしくは
条件の変更を生じさせるものではありません。
著作権について
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る同意なく本製品およびヘルプ/マニュアルの一部または全部の無断転載、無断複写、翻訳、または電子媒体等への変換を禁止
いたします。当書の内容は予告なく変更することがあります。
改訂履歴 オリジナル:ロータス ノーツ R5/ドミノ R5
第1回改訂:ロータス ノーツ R5/ドミノ R5
1999年7月28日
発行
(1999/04/26 作成)
第2回改訂:ロータス ノーツ R5.0a/ドミノ R5.0a
(1999/05/26 作成)
第3回改訂:ロータス ノーツ R5.0a/ドミノ R5.0a
(1999/06/01 作成)
第4回改訂:ロータス ノーツ R5.0.1/ドミノ R5.0.1
(1999/07/28 作成)
第一版発行
Lotus Development Corporation
55 Cambridge Parkway
Cambridge, MA 02142
(C)Copyright 1985 - 1999
All Rights Reserved.
商標の一覧
l
Domino、cc:Mail、Notes、NotesBench、Notes/FX は Lotus Development Corporation の商標です。
Freelance、Freelance Graphics、Lotus、Lotus Notes、LotusScript、Notes
Mail、NotesSQL、NotesView、1-2-3、 Organizer、SmartIcons、SmartSuite は Lotus Development Corporation の
登録商標です。
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OS/2 Warp PowerPC は International Business Machines Corporation の商標です。
AIX、IBM、OS/2、Presentation Manager、SNA は International Business Machines Corporation の登録商標です。
l
Tivoli/Courier は Tivoli Systems Inc. の商標であり、International Business Machines Corporation にライセンスが与
えられています。
l
その他のすべての会社名および製品名はそれぞれ各社の商標です。
ND50RN10
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