Comments
Description
Transcript
IT戦略本部のタスクフォース等の状況について
資料2 IT戦略本部のタスクフォース等の状況について IT戦略本部の体制 IT戦略本部 本部長 :内閣総理大臣 副本部長:IT政策担当大臣、内閣官房長官、総務大臣、経済産業大臣 本部員 :本部長・副本部長を除く全国務大臣及び有識者(10名以内) 企画委員会(副大臣級会合) IT政策担当大臣(座長)、国家戦略室及び関係府省の副大臣又は政務官 ITS に※関する タスクフォース 医療情報化に関する タスクフォース 電子行政に関する タスクフォース 情報通信技術利活用の ための規制・制度改革 に関する専門調査会 ※Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)の略で、情報通信技術等を活用し、人と道路と車両を一体のシステムとして構築することで、 渋滞、交通事故、環境悪化等の道路交通問題の解決を図るもの。 1 (参考) タスクフォースの構成員等 ■電子行政に関するタスクフォース 石井 岩村 遠藤 川島 庄司 主査 森田 安井 [臨時構成員] 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科准教授 飯島 淳一 東京工業大学大学院社会理工学研究科 早稲田大学商学研究科教授 研究科長、教授 リコージャパン㈱代表取締役会長執行役員 坂本 泰久 日本電信電話(株)情報流通プラット 佐賀県最高情報統括監(CIO) フォーム研究所主幹研究員 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター主任研究員 手塚 悟 東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授 東京大学大学院法学政治学研究科教授 廣川 聡美 神奈川県横須賀市副市長 NPO団体アスコエ代表 村上 文洋 ㈱三菱総合研究所主席研究員 夏生利 充 紘一 宏一 昌彦 朗 秀行 ■医療情報化に関するタスクフォース 秋山 主査 小倉 神成 中島 中野 美紀 真治 淳司 直樹 智紀 武藤 森川 真祐 富昭 構成員 構成員 慶應義塾大学総合政策学部准教授 岐阜大学大学院教授 慶應義塾大学環境情報学部准教授 九州大学病院医療情報部准教授 社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス 東埼玉総合病院代謝内分泌科・地域糖尿病センタ祐ホームクリニック院長 徳島大学病院病院教授 ■ITSに関するタスクフォース 構成員 天野 植原 大前 肇 啓介 学 春日 主査 桑原 谷口 西成 伸予 雅夫 綾子 活裕 非営利活動法人ITS Japan専務理事 慶應義塾大学環境情報学部准教授 慶應義塾大学大学院政策・メディア 研究科准教授 芝浦工業大学工学部共通学群教授 東北大学大学院情報科学研究科教授 筑波大学大学院講師 東京大学先端科学技術研究センター教授 [臨時構成員] 石川 広己 (社)日本医師会常任理事 冨山 雅史 (社)日本歯科医師会常務理事 小田 利郎 (社)日本薬剤師会常務理事 ●情報通信技術利活用のための規制・制度改革に関する専門調査会委員 石戸 奈々子 特定非営利法人CANVAS副理事長 岩瀬 大輔 ライフネット生命(株)副社長 折田 明子 慶應義塾大学大学院特別研究講師 楠 正憲 日本マイクロソフト(株)法務・政策企画 統括本部技術標準部部長 後藤 玲子 茨城大学人文学部准教授 新保 史生 慶應義塾大学総合政策学部准教授 高島 宏平 オイシックス(株)社長 会長 野原 佐和子 (株)イプシ・マーケティング研究所社長 松村 敏弘 東京大学社会科学研究所教授 会長代理 森 亮二 弁護士 2 「新たな情報通信技術戦略」の検討経緯等 IT戦略本部(第52回) ① IT戦略本部の下に企画委員会を新設 ② 情報通信技術戦略(骨子案)を検討 5月11日 IT戦略本部(第53回) ・新たな情報通信技術戦略を決定 6月22日 IT戦略本部(第54回)(持ち回り) ・新たな情報通信技術戦略 工程表を決定 8月9日 企画委員会(第4回) ・タスクフォース(電子行政、医療情報化、ITS)の設置等 平成23年3月2日 仕組みは、共通した検討課題であるため共同WGを開催することに ※個人情報保護を確保し府省・地方自治体間のデータ連携を可能とする電子行政の共通基盤 この間、電子行政TF 15回、医療情報化TF 10回、 ITS・TF 7回、規制・制度改革に関する専門調査会 9回開催 平成23年7月14日 8月3日 企画委員会(第6回)開催 IT戦略本部(第55回)開催 6月18日「新成長戦略」 閣議決定 電子行政TF 企画委員会(第5回)(持ち回り) ① 専門調査会及びタスクフォースにおける検討状況を報告 ② 社会保障・税に関わる番号制度及び国民ID※制度の連携 を検討→個人情報保護の仕組み及びITを活用した情報連携の 連携 新成長戦略 平成22年3月19日 社会保障・税 に関わる番号 制度の検討 共同WG ・平成22年6月決定の工程表の改訂 ・電子行政推進に関する基本方針等の策定等 3 「新たな情報通信技術戦略」の概要 (2010年5月IT戦略本部決定) ◆基本認識 ○ 政府・提供者主導から国民主導の社会への転換に、徹底的な情報公開が必要であり、情報通信技術が果たす役割は大 ○ 国民主導の社会では、市民レベルで知識・情報が共有され、新たな「知識情報社会」への転換が実現し、暮らしの質を飛躍的に向上 ○ 本戦略は、新たな国民主権の社会を確立するための非連続な飛躍を支える重点戦略(3本柱)に絞り込んだ我が国の持続的成長を支持 ○ 戦略の実施に当たり、これまで効果を上げていない原因を徹底的に追究し、関係府省間、自治体等との連携等を進め、国を挙げて推進 ◆重点戦略(3本柱) 国民本位の電子行政の実現 これまでの情報通信技術投資を総括した 上で、実質的権能を有す政府CIO( Chief Information Officer )を設置し、行政刷新と 連携した行政の効率化を推進 便益の高い住民票等の行政サービスを週 7日24時間、オンライン/オフライン(行政キ オスク端末※1等)でいつでも利用可能 国民ID制度の整備、自己の情報の活用を 本人が監視等できる制度等を整備 行政が保有する情報を2次利用可能な形 で公開して、原則、 すべてインターネット で利用可能にするとともに、新事業を創出 ◆その他 地域の絆の再生 国民が自らの健康・医療情報を電子的に 活用可能な全国レベルの情報サービスを 創出 新市場の創出と国際展開 情報通信技術関連の研究開発を重点的 に推進し、早期に市場へ投入 デジタルネイティブ※2の能力を活かし、コ ンテンツ等の新事業を創出 独居高齢者の安否確認や在宅医療・介護 等で必要なケア情報の提供など、情報通 信技術を積極活用 データ利活用による新産業創出等により、 クラウドコンピューティングサービスを推進 子ども同士が教え合い学び合うなど、双方 向でわかり易い授業の実現等が図られる よう、21世紀にふさわしい学校教育の環境 を整備 国内外でのスマートグリッドの推進や住宅 等の省エネ化、人やモノの移動のグリーン 化、環境負荷低減を実現する新技術の開 発等を推進 市民メディアの全国展開、地域の文化・観 光等ふるさとコンテンツの制作・発信、災害 時等の防災機関間の情報共有等を推進 戦略分野について、官民・府省・産業横断 の オールジャパン体制を整備し、海外市 場での国際標準等の獲得、輸出・投資を促 進 政治活動に関する電子化 選挙運動におけるインターネット活用、電子投票、国会活動における電子化について、行政においても必要な基盤整備や環境整備を検討 ※1 行政キオスク端末:各種証明書(例:住民票の写し、戸籍謄抄本)の交付、各種申請手続等を利用するために、行政機関や民間事業者店舗等に設 置される情報端末設備のこと。 ※2 デジタルネイティブ: 子供の頃からインターネットが存在し、使ってきた年代・世代。 4 今後のIT戦略本部、企画委員会 スケジュール案 1~3月 2012年 4~6月 IT戦略本部 IT戦略本部 IT戦略本部 (第56回) (第57回) 企画委員会 企画委員会 (第7回) 主な議題 7~12月 2013年 必要に応じて開催 必要に応じて開催 • 行政キオスク端末:サービスメニューの拡大、導入自治体の拡大、設 置場所(コンビニ)拡大 • レセプト情報:データベースからの情報提供、自治体、医療機関等が 自ら保有するレセプト情報の活用の検討 • 政府の情報システムの刷新 • オープンガバメント取組方針 • 情報通信技術を活用した防災ライフラインの検討及び普及 • 工程表の改訂 • その他:「どこでもMY病院」構想、国民ID制度 等 5 行政キオスク端末について(概要) 「行政キオスク端末」とは、各種申請手続や証明書の交付等の行政サービスを利用するために、 行政機関や民間事業者等の店舗に設置される設備の総称(例:コンビニのマルチコピー機) 【行政キオスク端末によるサービスイメージ】 これまでは役所の窓口に出向いて証明書を取得 (受付時間は開庁時間のみ) 「行政キオスク端末」で住民票の写し、 印鑑登録証明書等を簡便に取得 (コンビニ等で休日や早朝・夜間でも取得可能) 行政キオスク端末 役 所 ※ 全国の自治体数 ※ コンビニ店舗数 郵便局数 約1,800 約42,000 約24,000 役所、コンビニ、郵便局等 【行政キオスク端末の例(コンビニ交付サービス)】 平成22年2月より全国のセブン-イレブン店舗(約13,800店舗)に設置してある行政キオスク端末(マルチコピー機)で、 「住民票の写し」と「印鑑登録証明書」が発行可能となっている(一部団体では、「各種税証明書」及び「戸籍証明書」も 発行可能)。現在、以下の43団体が参加。今後、順次参加自治体の拡大が見込まれている。 【コンビニ交付実施団体(43団体、平成24年2月時点)】 北海道音更町、岩手県奥州市、福島県会津若松市、福島県須賀川市、福島県相馬市、栃木県下野市、茨城県古河市、 埼玉県戸田市、埼玉県小鹿野町、埼玉県北本市、千葉県市川市、千葉県松戸市、千葉県木更津市、東京都葛飾区、 東京都荒川区、東京都中野区、東京都三鷹市、東京都渋谷区、東京都小金井市、東京都町田市、神奈川県座間市、 神奈川県藤沢市、山梨県甲州市、山梨県笛吹市、山梨県南アルプス市、山梨県韮崎市、山梨県富士河口湖町、 山梨県富士吉田市、静岡県掛川市、滋賀県愛荘町、長野県伊那市、長野県駒ヶ根市、長野県辰野町、長野県箕輪町、 長野県南箕輪村、長野県宮田村、富山県南砺市、新潟県三条市、奈良県生駒市、兵庫県三木市、兵庫県西宮市、 セブン-イレブンに設置してある 福岡県大牟田市、熊本県益城町 6 行政キオスク端末 <行政キオスク端末 普及拡大に向けた取組> 11年度 サービス メニュー の拡大 住 氏 名 本 籍 現 住 所 氏 名 本 籍 現 住 所 氏 名 本 籍 現 住 所 氏 名 本 籍 現 住 所 民 票 (例) 生年月日 性別 続柄 性別 続柄 性別 続柄 性別 続柄 12年度(重点取組) 1月:戸籍証明書の交付サービスの開始 筆 頭 者 異 動 日 備 考 生年月日 筆 頭 者 異 動 日 備 考 生年月日 筆 頭 者 異 動 日 備 考 生年月日 筆 頭 者 異 動 日 備 考 2月:各種税証明書の交付サービスの開始 この写しは、世帯全員の住民票の原本と相違ないことを証明する。 200X年(平成XX年)XX月XX日 XXXX市長 ×× ××× 印 ※住民票の写し、印鑑登録証明書の交付サービスは2010年2月より開始 政令指定都市等に集中展開 導入自治体 の拡大 先行自治体において導入 市町村の実施ニーズの発掘 他のコンビニ事業者への拡大 設置場所 の拡大 セブン-イレブンにおいて実施中 (2010年2月~) 大型商業施設等への拡大 7 政府CIO制度について ■電子行政の取組を強力に推進するため、政府の電子行政推進に係る司令塔として、「政府CI O制度」を導入。 ※CIO:Chief Information Officer(情報化統括責任者) 経緯 ◆「新たな情報通信技術戦略」(平成22年5月IT戦略本部決定) 政府CIO制度の整備について規定 ◆「電子行政推進に関する基本方針」(平成23年8月IT戦略本部決定) 上記戦略を踏まえ、政府CIO制度の役割、基本設計等の検討の方向性を整理 新たな電子行政の推進体制(政府CIO制度) 【政府CIO制度の役割等】 ○電子行政に関する戦略の企画・立案・評価等 ○政府全体のIT投資の全体最適の実現 ・政府全体のIT投資の状況把握、事前・事後の投 資対効果等の評価 ・制度・業務プロセス改革の徹底 ・情報システムに関するルール等の整備 ・IT人材の確保・育成 等 ○地方、民間との連携 【政府CIO体制の整備】 ○政府CIOの体制 ・十分な権限と責任の下、統率力・調整力を確保 する観点から、閣僚級やそれに準ずる者等を政 府CIOとする。 ・政府CIOの活動を支える政府CIO室を整備。 ○各府省との関係 ・各府省において、府省内のIT投資を統括。技 術的知見やノウハウの提供等により、各府省に おけるガバナンス強化を支援。 導入プロセス ・今年度、政府CIO制度の導入に向けた準備体制(有識者会議、準備室)を整備。 8 政府CIO制度による電子行政の推進 ■政府全体に対して牽引力を発揮する電子行政の体制として、「政府CIO制度」を導入し、 政府全体を通じたIT投資の効率化、国民サービスの向上、行政運営の効率化等を実現。 政府情報システムの刷新 ■国の情報システム総数は、約2,000システム。 いわゆる旧式(レガシー)システムをはじめとす る情報システムの改善・刷新は道半ば。 IT人材・体制の強化 ■無駄のない効率的なシステム開発・運用を実現 するために、各府省におけるIT人材不足、シス テム設計・開発時のフォロー体制が課題。 行政運営の高度化 ■行政運営の効率化、国民目線の行政サービス の提供のために、行政運営におけるITの効果 的な活用が必要。 政府内のシステムを一元的に把握 統廃合・集約化等によるシステムの刷新・改善 ・約2,000の政府情報システム全体を棚卸し、不要なシ ステムの廃止、統合・集約化の推進等の改善・刷新 に取り組む。 各府省CIO体制の機能強化・連携 システム開発における発注者能力の向上 番号制度(マイナンバー)の活用・府省間連携 ・バックオフィス連携徹底による効率化、一人ひとり のニーズに対応したプッシュ型情報提供 等 行政改革との連携 これまでの経緯と今後の予定 「新たな情報 通信技術戦 略」の策定 「電子行政推進 に関する基本方 針」の策定 IT戦略本部及び 行革実行本部の 下に準備体制を 構築 制度設計 制度発足 先行的取組に着手 9 今期の電子行政に関するタスクフォースの検討 「新たな情報通信技術戦略」(平成22年5月)、「新たな情報通信技術戦略 工程表」(平 成23年8月改訂)、「電子行政推進に関する基本方針」(平成23年8月)、「新たなオン ライン利用に関する計画」(平成23年8月)等のIT戦略本部決定等を踏まえ、今期のタ スクフォースにおいては、以下の課題について検討。 1.国民ID制度 (1) 情報連携基盤等を活用した新たな行政サービスの推進 ・情報連携基盤を活用した、幅広い行政分野における新たな行政サービス(ワンストップ、プッシュ型 情報提供)の実現に向けたロードマップ (2) マイ・ポータル等における民間連携・民間活用の推進 ・マイ・ポータル等を活用した民間連携、民間活用の実現に向けたロードマップ (3) 企業コードの整備・活用 ・企業コードの整備・活用に関する基本構想 2.オンライン利用計画 ・各府省の業務プロセス改革計画関係のヒアリング ・各府省のオンライン利用の範囲の判断関係のヒアリング 3.オープンガバメント ・行政情報の提供方法、ソーシャルメディアの活用方策等に関する、オープンガバメント取組の方針 4.その他 ・「電子行政推進に関する基本方針」のフォロー 等 10 「どこでもMY病院」構想の実現について (自己医療・健康情報活用サービス) 個人が自らの医療・健康情報を医療機関等から受け取り、それを自らが電子的に管理・活 用することを可能とするサービス 「どこでもMY病院」が実現する世界 〈個人(患者)主体の医療情報の利活用〉 紙の「お薬手帳」の調剤薬局で の利用率は、約6割(平成21年) 病院 診療所 各医療機関から 電子的に提供された 情報を個人が一元管理 電子版「お薬手帳」サービス開始 2013年度 糖尿病患者数(含む予備軍) 計2,210万人(平成19年) 薬局 必要に応じて 医療機関に提示 自らの健康管理に活用 「糖尿病記録」サービス開始 2014年度 「どこでもMY病院」構想により、以下のようなメリットが実現できる。 ○初診時に過去の受診・服薬履歴等の情報を正確に伝えることにより、「かかりつけ医」と 同様な医療を受けることが可能。 ○医療機関が緊急時等に服薬履歴等の患者の医療情報を容易に把握可能。 ○個人が自分の医療・健康情報を主体的に管理することにより、健康や生活習慣病等に 対する自己管理への意識が高まる。 11 シームレスな地域連携医療の実現について 医療機関間等で切れ目のない医療・介護情報の連携を実現することにより、地域の医療・ 介護サービスの質の向上を目指す。 医療の受診 現状 診療情報の発生 地域内での医療情報連携ネットワー クが全国各地で構築されつつある 医療情報連携ネットワークで情報共有 さらに広域的な医療情報連携を実現 するための標準的なアーキテクチャ (ネットワーク構造や接続するための 機能等)の検討等 機関の違い、地理的・職種の境界を超えて情報共有を実現 病院 機関の境界 診療所 診療所 地理的境界 介護 広域的な医療情報連携の実現 職種の境界 医療機関間等の情報連携により、例えば以下のような医療・介護サービスの質の向上が実現できる。 ・中核病院と地域の診療所との連携により、疾病の悪化抑制等が可能 ・過去の診療履歴に基づく質の高い医療を提供 ・検査の重複が避けられることにより負担を軽減 ・大規模災害の際に、医療機関が被災した場合にもバックアップにより過去の診療情報を保有可能 12 レセプト情報等の活用による医療の質の向上について 自治体等が保有するレセプト情報等を分析して、地域の医療資源を見える化し、自治体 の医療関連施策等に活用する。そのため、標準的な分析手法のモデル化、全国の自治 体における活用を促進。 レセプト情報等に基づく 地域医療の定量的な分析・見える化 自治体での利用 (例えば医療計画への反映) (医療需給状況、医療機関の機能分化等) A A B C E レセプト情報等 地域における 医療の需給状況 B C D E 医療圏の再設定 地域における効果的な 医療・介護連携体制の 構築 地域医療の 現状の見える化 地図情報等 D 基準病床数への反映 都道府県 自治体や医療機関等が保有するレセプト情報等の活用を促進することにより、地域の医療資 源の最適配分、地域医療連携の構築等、地域における医療の質の向上に資する。 13 ITSの推進について 交通事故対策への貢献(安全運転支援システム) 交通事故死亡者数数、負傷者数 警察庁 DSSS 国交省道路局 ITSスポットサービス 一般道での路車間通信 光ビーコン この先、 信号機あり 高速道路等での路車間通信 ♪この先渋滞、 注意 出典:警察庁交通局 総務省 ITS電波メディア 事故類型分析 その他 (16%) 正面衝突(2%) 歩行者(10%) 出会い頭(27%) 追突 (32%) 人身事故データ (警察庁 2010) ITS用途の電波の 割当て及び開発 国交省自動車局 ASV 経済産業省 標準化 車車間通信の技術的ガイドライン作成 ISO(国際標準化機構)に おける国際標準化の推進 車両単独では 対処が困難 衝突軽減ブレーキシステム、 カーブ速度警報システム等 の標準化 右折と直進車 左折巻き込み (13%) 交通流の改善(CO2削減)への貢献(グリーンITS) 日本の二酸化炭素排出量のうち、運輸部門からの排出量は約20%、 運輸部門の約90%が自動車 ITSにより、道路交通情報を収集・活用し、最適経路案内な どによって渋滞を緩和 データセ ンター 交通情報 渋滞緩和 混雑解消 最適ルート 14 ITS推進協議会について 1.開催趣旨 「新たな情報通信技術戦略」(平成22年5月11日IT戦略本部決定)及び「ITSに関するロードマップ」 (平成23年8月3日IT戦略本部決定)に基づき、官民連携の下、情報通信技術を活用した安全運転支 援システム等の普及・発展を進めるため、官民の取り組みについての情報共有と連携の強化を図る ことを目的として開催。 2.構成員 (敬称略、順不同) 内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付) 内閣府政策統括官(科学技術政策・イノベーション担当)付参事官 警察庁長官官房参事官(高度道路交通政策担当) 総務省総合通信基盤局電波部移動通信課長 経済産業省製造産業局自動車課長 国土交通省道路局道路交通管理課長 国土交通省自動車局技術政策課長 社団法人日本経済団体連合会産業技術本部長 特定非営利活動法人ITSJapan会長 続橋 聡 渡邉浩之 トヨタ自動車株式会社取締役・専務役員 日産自動車株式会社執行役員 本田技研工業株式会社常務執行役員 マツダ株式会社執行役員 小 豊 野 藤 平 増 中 原 信 俊 俊 清 沖電気工業株式会社取締役専務執行役員 住友電気工業株式会社常務取締役 株式会社東芝執行役上席常務 社会インフラシステム社カンパニー社長 株式会社デンソー常務役員(ITS事業部担当) 日本電気株式会社執行役員常務 パナソニック株式会社 役員 オートモーティブシステムズ社社長 株式会社日立製作所技監 富士通株式会社常務理事 三菱電機株式会社常務執行役 宮下正雄 矢野 厚 真崎俊雄 岩田悟志 西村知典 柴 鈴 須 四 田 木 山 方 雅久 學 寛 進 因 一 彦 志 ※議長は内閣参事官 15