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「賑わい」創出・伝承
「賑わい」創出・伝承 ~未来の宝と共に~ 高岡商工会議所青年部 企画委員会 委員長 :川津忠久 理 事 :中村幸嗣 米原史記 副委員長:牧野恵乗 松野光伸 メンバー 浦山和登 柴 大隣幸雄 窪田政三 栄貴 島田誠一 純 高島一誠 西森峰雄 平尾英明 福井康介 堀田 享 堀 松本敬住 谷口 三村正敏 嶋谷功一郎 畔田伸一郎 努 山崎光正 担当副会長:廣地 竹田昭二 米島功治 聡 目次 頁 1, 委員会方針 -----------------------------------------2 2, 事業内容 -----------------------------------------2 3, 活動内容 ----------------------------------------- 3 『願い七夕事業の企画、立案、推進』 3 『七夕例会』 6 『未来の宝とつくる賑わい事業』 8 『他地域、他団体の祭り、イベントの調査、研究』 16 4, まとめ ----------------------------------------21 企画委員会 - 1 - 【1.委員会方針】 高岡商工会議所青年部の諸先輩方が行政、各団体へ提案、提言、体現をしていただいた おかげで、市民参加型という祭りのかたちが広く周知されました。その中で企画委員会で は、未来の宝である子どもに祭りの楽しさ、賑わいをより体感してもらえる新たな企画を つくり、体現していきたいと考えます。 子どもに祭りの良さを印象付けるには、楽しんでもらうことが大事です。それを繰り返 すことで、高岡の祭りが好きになり、高岡の事にも興味を持ってもらえるようになります。 そして、将来も高岡に対して愛着を持ってくれることで高岡の発展、活性化に繋がると考 えます。 高岡の祭りでの賑わいを「未来の宝と共に創出し、次代へ伝承していくことで、地域貢 献、地域発展に繋げることを目的とします。 【2.事業内容】 ・未来の宝とつくる賑わいの企画、立案、推進 ・願い七夕事業の企画、立案、推進 ・他地域、他団体の祭り、イベントの調査、研究 ・日本海高岡なべ祭りへの参画 ・高岡万葉まつりへの参画 企画委員会 - 2 - 【3.活動内容】 『願い七夕事業の企画、立案、推進』 --目的-『願い七夕事業・願い七夕の杜製作』では、ウィングウィング前広場に、数多くの七夕 が彩りを飾る空間を表現した七夕の杜を造りたいと考えました。 また、「願いが叶う」を重視し、東西南北 4 方に「守り七夕(約 8m)」を建て、外部よ り邪気の侵入を防ぎ、願いを邪気にさらすことなく天まで届けます。そして、七夕の杜内 にも工夫を凝らし、賑わいを体感できる空間、仕掛けをつくりました。 ・高岡七夕まつりの新名所となるような彩華やかな趣向を凝らした新スポットを造り、中 心市街地である末広通り・駅前・御旅屋通りの回遊性を高めると共に、更なる来場者増に よる高岡七夕まつりの活性化に繋ることを目的とし、「新たな願い七夕事業の創造」にチ ャレンジしました。 1)願い七夕の杜・願い短冊インフォメーション 8 月 1 日(木)~8 月 7 日(木) 18 時 30 分~20 時 30 分 本年度も願い七夕事業願い短冊インフォメーションをウィングウィング高岡前広場に て開催しました。平成 23 年度からこの地にて開催されており、高岡駅から近く、中心市 街地への最初のアクセスポイントとなり、また、近年大盛況である事から場所を選定しま した。 市内の幼稚園・保育園・小学校・支援学校の皆様に書いていただいた願い七夕飾りで彩 られた空間を造り、四方には邪気の侵入を防ぐ中型(約 8m)の守り七夕を建設しました。 そして、近年継続している LED あまのがわを七夕の杜出口付近に飾り付け、願いが川を渡 り天にとどく演出を優しい光で表現しました。 8 月 1 日~4 日にかけて末広開発様の設えにより、高岡七夕ビアガーデンが開催された 事も相乗効果となり広場前は大盛況で、多くの来場者で賑わいました。 また、広場のスペースで落ち着いて七夕を楽しんでいただいた事で、市民の皆様方から も多くの願いをいただくことができ、また、高岡に深く根付く七夕文化に触れる事のでき る時間を共有しました。 企画委員会 - 3 - 2)新たな願い七夕事業の創造① 7 月 20 日(土) 21 日(日) 七夕飾りつけ 7 時~19 時 願い七夕事業七夕飾りつけにおいて、高岡商工ビル駐車場にテントを張り、2 日間の日 程で実施しました。開始前は「過去は倉庫等の施設内部で行っている。天候にも懸念材料 がある、建設本数を仕上げることは難しいのではないか。」といった否定的な意見も聞か れましたが、結果として 3m小型飾り 258 本、8m中型飾り 5 本を時間内に仕上げること ができました。 施設内部に拘ることは無い、外部でも十分に七夕飾りを作ることは可能であることを証 明しました。 --提案-今後は高岡市中心市街地内の広場で、市民も巻き込んだ飾り付けをしてはいかがでしょ うか。今以上に市民の願いも集まる上に、高岡七夕まつりに対する意識の向上と気持ちの 高まりの醸成を育む絶好の機会になると考えます。 3)新たな願い七夕事業の創造② 願い七夕庭園 今年度は新たな試みとして「願い七夕庭園」をセリオスカイガーデンに造りました。期 間中の一般開放には高岡大和来場者のみならず、この願い七夕庭園を目当てに多くの市民 が集いました。 願い七夕庭園がかもしだす幻想的な空間とコラボした企画を実施したいと、他団体から の要請があり、ハワイアン企画が開催され多くの市民で盛り上がりました。 例年行われている花火大会でも願い七夕庭園を夜間開放し、多くの市民が屋上から眺め る打ち上げ花火と、ほんのりと温かみのある光を浮かべる願い七夕庭園が奏でる非日常空 間の融合を満喫しました。 その中で、 「高岡七夕まつりに七夕飾りが増える事は良い事だ」 「高岡七夕まつり期間中のみ、いつもと違う風景が生まれるのは面白い企画だ」 「高岡七夕まつりの七夕飾りが彩りを飾る風景を改めて見直すきっかけとなった」 企画委員会 - 4 - といったご意見も頂き、高岡七夕まつりにおける来場者の底上げを達成した上で、今後の 高岡七夕まつりの賑わいを長く継続していく上での貴重なヒントを得ることができまし た。 --提案-勇気と情熱を懸けて新しいことにチャレンジし、既存の願い七夕事業にプラスαを盛り 込む事が大切であると考えます。そうすることで多くの市民の注目を集め、更なる来場者 増及び高岡七夕まつりの活性化に繋がる事と確信しています。 『七夕例会』 --目的-高岡商工会議所青年部が「高岡七夕まつり」を通じて長年携わってきた「願い七夕事業」 は、毎年多くの来場者で賑わっています。今後も地域の活性化、地域に根差した祭りの賑 わいづくりに繋がるこの事業をしっかりと継続していくことが重要だと考えます。 そこで本年度は、高岡の七夕文化を受け継ぐ「願い七夕事業」を会員、会員家族で今一 度見つめ直し、より理解を深めていただきます。また、「願い七夕事業」の新たな空間づ くりの一助を担うことで、「高岡七夕まつり」の賑わいづくりに寄与することに繋げる事 を目的とし開催しました。 開催日時 8 月 3 日(土) 16 時 30 分~ 開催場所 大和屋上(セリオスカイガーデン) 事業内容 七夕例会、願い七夕庭園製作 テーマ 見つめよう!願い七夕 ~大空に願いをこめて~ 8 月七夕例会は大和屋上セリオスカイガーデンにて開催し、願い七夕庭園製作を会員、 会員家族が力を合わせて行いました。その中では笑いと笑顔が絶えることなく、高岡市に 根付いた七夕文化の良さは元より高岡商工会議所青年部が長く継続している“神企画”で ある願い七夕事業の良さに改めて触れる絶好の機会になったと確信しております。 企画委員会 - 5 - また、七夕神輿、川流しでは、高岡の風物詩でもあった威勢よく町衆が七夕神輿を担ぎ 街を練り歩く姿、沿道に並ぶギャラリー、川を渡って願い七夕飾りが天にとどく事での願 い成就という高岡七夕特有の姿を表現することで、高岡七夕まつりに寄与する気持ちの底 上げにも繋がりました。 --ヒアリング結果— 七夕例会の懇談会では、今後の願い七夕事業に活かすためのデータを得るためにヒアリ ング調査を実施しました。 問1 高岡駅前で行われていた時代の願い七夕事業についての感想 ・ジャンボの復活を望む。※特に多い意見 ・懐かしい。いろいろな先輩方の若い頃の姿が見ることができて良かった。 ・古くさい感じがした。 ・今後も駅前開催を望む。 ・一体感を感じることができる願い七夕の杜ができて良かった。 ・町練り、七夕流しができなくなったのが残念。 問2 ウィング前に場所を変えてからの願い七夕事業についての感想 ・場所の変更には最初は戸惑いがあったが、きれいな飾り付けの願い七夕の杜が造られ良 いと思う。また、願い七夕の杜が若返った感じがし、相乗効果で人の流れも増え、変化し たことにより新たな賑わいがうまれたような気がする。 ・場所を変えた平成 23 年度廣地委員長がすごい。 ・LED が天の川みたいで良かった。 ・杜の中に飲食ブースを設けるような飲食ブースも含めた事業にすれば良い。 ・イベントによってはスケジュール変更があり大変だと思う。 ・良い場所だと思うが、高岡駅が完成したら戻った方が良い。 企画委員会 - 6 - 問3 七夕飾り付けを体感してみての感想 ・自分のつくった七夕飾りの提灯が点灯され、きれいで、貴重な体験ができた。 ・提灯点灯しての乾杯が印象的。 ・子どもが楽しみ、喜んでいた。また、子どもの書いた短冊で癒された。 ・仲間同士で竹に飾り付けすることで、一体感が生まれた。また、先輩が行ってきたこと の大切さを学ぶことができ、七夕文化が理解できた。 ・没頭する事ができた。 ・普通。特に印象に残らない。時間が余りすぎ。 問4 願い七夕庭園についての感想 ・一同真ん中に集まっているのが良い。幻想的で素晴しい試みである。 ・夏祭り、納涼祭の雰囲気を絡めても面白いと思う。 ・夜間は涼しく、庭園の雰囲気と暗さがちょうど良かった。また、夜景がきれいなので、 夜間開放すべき。 ・周知を徹底し、継続した上で一般に開放すべき。 ・庭園という設定は面白いが、光の調節等も含め場所を有効に活用していないように感じ た。また、雰囲気を作る BGM が大切であると感じた。 ・点灯式をもっと盛り上げるべき。カウントダウンを全員で行うべきだと感じた。 問5 継続していく上で新たにどのような試みがあれば良いと思いますか。 ・新しい場所で実施(高岡新駅・千保川・おとぎの森)等、常に新しいことに取り組む必 要がある。また、新しくなる駅にも七夕飾りで彩られた空間をつくると良い。 ・見るだけで終わりではもったいない。市民にも飾り付け体験をしてもらうと良い。 ・昨年の願いがどのようになったのかを追跡する。 ・街の活性化の為に他地域からも多くの人が来てもらえる設えが必要。 ・現状のまま継続すれば良い。お金を集め、努力してもっと派手にしていけば良い。 --提案-今回実施したヒアリング調査では願い七夕事業を継続していく上で新しい場所での実 施や新しい試みにチャレンジしていく事が大切であるという意見を多数いただくことが でき、次年度以降の実施に向けてのアイデア、ヒントを多数頂く事ができました。 また、「高岡商工会議所青年部ジャンボ七夕復活を望む」といった声も多数聞くことが でき、高岡七夕まつりのシンボルであり、高岡商工会議所青年部の象徴でもあった「ジャ ンボ復活」の機運が高まっていることも導き出しました。 企画委員会 - 7 - 願い七夕事業を願い七夕の杜建設+αで実施する事が可能であることは本年度企画委 員会が証明しましたので、次年度は、「願い七夕の杜」「願い七夕庭園」「ジャンボ復活」 の 3 本立ての願い七夕建て方に挑戦していただき、更なる賑わい創出及び高岡七夕まつり の活性化に繋げていただきたいと思います。 『未来の宝とつくる賑わい事業』 --目的-「未来の宝とつくる賑わい」事業では、子どもに祭りの楽しさを体感してもらえる企画 を立案、実施します。子どもが祭りを楽しむことで、祭りに対する愛着を生み、郷土愛が 芽生え、地域に根付くことで、将来の高岡の発展と活性化に繋げます。 そして、企画に参加してくれた子どもや同行していた大人(親御さん)の生の声、感想 を聞き、まとめた内容を今後の高岡の祭り、イベントでも子ども参加企画がより積極的に 行われ、賑わい創出の一助となるように実行委員会や行政へ提言、提案します。 1)砺波商工会議所青年部「タピ・ドゥ・フルーとなみ」視察・意見交換会 砺波商工会議所青年部では、チューリップの花びらを利用し、地上絵を市内小学生と協 力して製作する「タピ・ドゥ・フルーとなみ・チューリップアート」を行っています。 特産品であるチューリップに対して愛着を持ってもらい、砺波に郷土愛を持ち、次代に も受け継いでほしいという思い、狙いがあります。我々が取り組もうとしている事業を先 に実践されている方々と意見交換をすることで、後の実施に活かすことができました。 4 月 27 日(土)砺波市チューリップ広場にて開催されている「タピ・ドゥ・フルーとな み」を企画委員会 5 名にて視察しました。(詳細は別項に表記) 5 月 14 日(火)砺波商工ビルにて「タピ・ドゥ・フルーとなみ」意見交換会を砺波 YEG 事業委員会 5 名、高岡 YEG 企画委員会 13 名参加にて行いました。 意見交換会では、まず冒頭に『タピ・ドゥ・フルーとなみの歴史』をテーマとし、 ①タピ・ドゥ・フルーとなみ誕生 ③本年度の新たなる試み ②市民周知の実践、マンネリを防ぐ新たな工夫 ④未来のタピ・ドゥ・フルーとなみに向けて 企画委員会 - 8 - の項目を 4 名の講師に講演いただきました。 その後に『未来へ繋ぐ、子どもとつくる賑わいの具現化』をテーマとし意見交換会を開 催しました。 ●砺波商工会議所青年部「タピ・ドゥ・フルーとなみ」意見交換会・内容 ※タピ・ドゥ・フルーとなみを始めたきっかけについて ・砺波商工会議所青年部では、以前から行っていた「デコレーションパネルの制作」「花 の馬車」などの事業に変えて、「花のじゅうたん」の制作を引き受けることになった。 ・平成 10 年 第 1 回「タピ・ドゥ・フルーとなみ」を駅前フラワーロードにて開催。 ・当初は、フラワーアートコンテストとして、かなりの予算をかけて開催された。 ※長く続けられているタピ・ドゥ・フルーとなみを飽きさせない工夫について ・マンネリ化対策として、毎年様々なイベントを開催。 ◆平成 20 年 80m の巨大アートに変更(旧 5m 四方)、ライトアップ等(当時 本江委員 長) ◆平成 21 年 小学校からのアートデザイン公募、子供歌舞伎特別公演 ◆平成 23 年 気球体験搭乗 など その年の委員長のカラーを前面に出し、工夫を凝らし実施してきた。 ※どのような周知活動を行ったのか ・各学校へのチラシ配布の他、同じ青年部会員が商店街でお店をやっておられ周知に協力 して頂いた。 ※商店街で行った成果、商店街のにぎわいについて ・イベント実施日にお店を閉めておられる店舗が多かったが、商店街に人が多く集まり活 気づいていると感じて頂けた。 ※チューリップアート作成で意識されている点 ・作成時間中(2 時間程度)みんなで協力して作成してもらうことを意識付けた。 ※子どもが参加したくなる仕掛つくり、参加人数を維持させる工夫について ・開催当初は各学校単位でチューリップアートを作成し表彰していたが、チューリップア 企画委員会 - 9 - ートの下絵を各学校単位で募集し一つの絵をみんなで作りあげる方式に変更し、参加した 子どもみんなで達成感を得ることができる仕組みにした。 ・チューリップアート作成場所の周囲で子どもが遊べるイベントを企画し子どもたちが常 に作成場周辺に留まるような工夫を施した。 ・参加した子供たちが書いた絵を回りに飾ることにより自分の書いた絵、友達が書いた絵 を見にくるような工夫を施した。 ・チューリップフェア会場に飾ってあるので県外の方にも自分の書いた絵を見てもらえる 喜びを感じてもらえるとようにした。 --まとめ-みんなで協力して 1 枚の大きな絵を完成させ、達成感に満ち溢れた子どもの表情が特に 印象的でした。地上絵描き終了後には美術館の地上絵を眺めることができるスペースに製 作した絵を眺める事を目的に、多くの子どもたちが集まり賑わっていました。地域の特産 を意識付けることが郷土愛を育むことに繋がることをタピ・ドゥ・フルーとなみ視察、意 見交換会を通じて強く感じました。 地上絵描き以外には、参加してくれた子どもが作業終了後に帰らない、帰りたくならな い工夫を随所に施してあり、その中でも会場内に散りばめられた金銀銅貨を子ども達に集 めてもらい、いろいろなゲームに挑戦できる企画を実施した事が特に印象的でした。 企画を通じ子どもたちにいろいろな箇所を廻ってもらえ、楽しみながら新たな発見、気 づきに繋がる事が狙いで、祭り・イベントを回遊させる仕掛けづくりが重要であることを 学ばせていただきました。 2)願い七夕の杜 宝探し 子ども賑わいブース 8 月 1 日(木)~8 月 7 日(木) 18 時 30 分~20 時 30 分 本年度、ウィングウィング前に建設した願い七夕の杜には内部をくまなく廻る仕掛けと して宝(金短冊)探しを盛り込み、見つけてきた子ども達は子ども賑わいブースにて開催し た縁日体験を楽しむことのできる企画を実施しました。 多くの子ども達が満面の笑顔で参加してくれた事が何よりの喜びであり、また、高岡七 企画委員会 - 10 - 夕まつりの楽しさを強く印象付ける事ができたと確信しております。 3)高岡七夕ウォーク~七夕まつり不思議発見~ 8 月 4 日(日) 13 時~18 時 願い七夕の杜インフォメーションにて願い事を短冊記入し、願い七夕庭園まで歩き、企 画委員会メンバー扮する七夕仙人に会ってくるという内容です。高岡七夕まつり実施会場 のメインストリートを通過し、特有の風情に触れることで、より高岡七夕まつりを印象付 ける事ができました。また、七夕仙人に会うという不思議体験を体感することも祭りに対 する思い出作りの一助になったと感じました。 参加した子どもからは「町中に飾られた七夕飾りがきれいだった」といった感想を多く 聞くことができ、高岡の歴史ある「高岡七夕まつり」により愛着を持ってもらえたと確信 しております。 4)探検!体験!!高岡なべ祭り!!! 1 月 11 日(土)・12 日(日) 11 時~16 時 日本海高岡なべ祭りでは、 ・子どもたちに日本海高岡なべ祭りをもっと身近に感じてもらい、非日常空間を楽しみな がら体感してもらうことで楽しいお祭りであるというイメージを定着させる。 ・この祭りが長く続いてほしいという気持ちを芽生えさせ、将来の日本海高岡なべ祭りの 活気と賑わいに繋げる。 ・企画に参加してくれた子どもに同行した大人から意見、感想を聞き、得たデータを今後 高岡で行われる祭りの賑わいづくりに活かす。 企画委員会 - 11 - の目的を掲げ、ウォークラリーとなべづくり体験を実施しました。 チェックポイントを与えられたヒントを手がかりにして探し出し、トッピング食材を集 めてなべづくりを行う、「ゲーム」感覚をなべ祭り会場に盛り込む事により、多くの子ど もに喜んで参加してもらう事ができました。 チェックポイント探しをする中で、日本海高岡なべ祭り会場特有の非日常空間を満喫し てもらう事ができ、子どもが興味を持ちにくいと考えられる「食」を題材とした祭りでも 楽しい祭りであるというイメージを十二分に定着させる事ができました。 --参加者数-11 日(土) 参加者 250 名 提供数 203 杯 12 日(日) 参加者 273 名 提供数 223 杯 --アンケート結果-日本海高岡なべ祭り及び高岡で行われる祭りの今後の賑わいづくりに活かすことを目 的として実施。 問1 アンケート対象人数 209 人 日本海高岡なべ祭りは子どもが興味を持ったり、楽しむ事のできる企画が少なく感 じます。現状に満足していますか? 満足 68 人(33%) やや不満 問2 36 人(17%) やや満足 不満 101 人(48%) 1 人(1%) 無回答 その理由を以下よりお選び下さい。(複数回答可) 十分に楽しむ事のできる祭りである 81 人(39%) 食そのものが楽しむ事のできるコンテンツである 楽しむ事のできる企画はそもそも必要ない 遊ぶ事のできる場所が少ない 8 人(4%) 49 人(23%) 行列に嫌気がさし、帰りたがってしまう 食のイベントに対し興味が少ない 88 人(42%) 36 人(17%) 8 人(4%) 企画委員会 - 12 - 3 人(1%) 他の娯楽が蔓延している為、祭りに魅力を感じない 5 人(2%) その他の意見 ・現状のなべ祭りでは子どもを対象とした企画が少なく感じる。子どもが行きたいと言え ば今以上の来場者増につながるので、子ども参加型企画やつまんこ等、縁日のような催し を増やすべきである。 ・幼稚園、保育園に対する周知が不足している。もう少し連携があっても良いと感じる。 ・食べるときの座席が少なすぎる。 ・寒い時期なので、子どもが行きたがらない。 問3 子どもに日本海高岡なべ祭りは楽しい祭りであることをより印象付け、身近に感じ ていただけるよう、スタンプラリー、こどもシチューなべかきまぜ体験を開催しました。 ご意見、ご感想をお聞かせください。 良い企画だと思う 無回答 192 人(92%) 工夫が必要 13 人(6%) 4 人(2%) 意見・感想 ・伝統産業のまち高岡ということで、大きな鍋を製作し祭りがはじまった。その歴史を子 どもたちに伝える設えがあると良い。 ・失敗しても良いので、新しい企画にチャレンジして欲しい。 ・実際にシチューをかきまぜて、なべづくりの楽しさを分かることができた。 ・好き嫌いのある子どもでも食に興味を持ってくれれば食育になると思う。 ・なべづくりをしている人の気持ちも少し分かったのではないかと思う。 ・スタッフの方が親切で、写真を撮りやすくしてくれたのが良かった。 ・シチューが子どもの好きな食べ物なので良かった。 ・嫌いな食べ物でも、自分で作ると食べたくなる。 ・自分でよそったり、具をのせたりできると良かった。 ・祖父母と孫が楽しめる新しい子ども向け企画があると良い。 ・記念撮影があれば良かった。 ・料理が好きな子どもなので、なべ祭りをより楽しんでくれた。 ・祭りの雰囲気を楽しめればよいと思うので、子どもにそんなに気を使う必要が無い。 ・もう少し大きいなべでも良いと思う。 ・海鮮シチューなべとかぶっているので、違うなべでも良かったと思う。 ・まぜるのみで、作るという部分に対する面白味が不足している。 企画委員会 - 13 - ・なべ券を有効活用できる企画があると良い。 ・なべづくり体験コーナーの場所が狭く感じた。 ・ウォークラリーの実施箇所が広域すぎるので、コンパクトにまとめるべき。 ・スタンプを押す箇所を増やし、子どもが自分で押せると良いと思う。 ・かきまぜ体験のほかにプラスαの何かもう一工夫があるとさらに良い企画だった。 ・終了時刻が早すぎる。 ・具材に地場産の野菜たり、とろろ昆布等高岡らしいトッピングを入れればより良いと思 う。 [意見・感想のまとめ] チェックポイントを探しまわり、トッピングを自分で集め、自分でつくったなべなので 喜んで食べていた。その中でも、今までに見たことのない大鍋をかきまぜる事を短時間で 体験でき、良い機会だった。無料なので参加しやすかったので、今後も可能であれば継続 していただきたい。 しかし、開催場所が分かりにくい、食べる場所が少ない、天候対策の不備、事前周知の 不足等、見直すべき課題も多々見受けられた。良い企画なのだからもっと大きく宣伝した 上で、反省を踏まえ、より多くの子どもが参加できる企画にすべきであると感じた。 問4 どのような企画があれば、より子どもが日本海高岡なべ祭りに参加してくれると思 いますか?(複数回答可) 競い合う形式のウォークラリー企画 16 人(16%) なべ祭り会場全体を利用した宝探し企画 なべづくりをより体験できる企画 餅つきのような体を動かす企画 83 人(40%) 73 人(35%) 86 人(41%) 手芸、工作のようなものづくりを体験できる企画 縁日の雰囲気を味わう事のできる企画 ゲームで遊ぶ事のできる企画 31 人(15%) 68 人(33%) 68 人(33%) その他の意見 ・振る舞いなべを増やす。 ・移動遊園地等、アトラクションの導入。 ・富山産にとことん拘ったなべを提供する(港直送)。 ・有名店とのコラボなべの販売。 ・なべ祭りイラストコンテスト。 企画委員会 - 14 - 問5 高岡市で開催されている他の祭り、イベントでも子どもが積極的に参加したくなる ような企画が必要だと思いますか? 必要 192 人(92%) 特に必要ない 4 人(2%) 無回答 13 人(6%) 日本海高岡なべ祭りに関する、意見、要望 ・御旅屋通りに人気のある鍋は外してほしい。行列ができると狭くなり人混みで詰まって しまう。その状態に嫌気がさし子どもが帰りたがってしまう。 ・多くの食の出店があり非常に良い祭りである。場所によって鍋券のみ可、現金可と異な るのが不満である。統一してほしい。 ・子どもが集まれば、必然的に親、祖父母等の来場が増え、その結果全体の来場者数増に つながる。 ・子どもに待つことを教えるのによい機会であると思うが、行列を待つのが辛い。寒い時 期なので、風邪をひかせたくない思いから子どもを連れていくのに躊躇する親が多いと思 う。その辺に配慮、工夫があるとありがたい。 --アンケートまとめ-引率の大人の方に行ったアンケート調査でも 92%が「良い企画だと思う」と回答いた だき、大成功であったと思います。 アンケートでは、「子どもと来る上で、日本海なべ祭りに満足していますか?」の問い に対し、81 パーセントの方が満足であると言う回答で、 「食そのものが楽しむ事のできる コンテンツとして成立し、子どもが十分に楽しめる祭りである」という調査結果を得るこ とができました。 その中で、「現状のなべ祭りでは子どもを対象とした企画が少なく感じる、子ども参加 型企画を増やすべきである。」という意見を得ることができ、 「子どもが楽しむ場所、企画 を増やすことによる来場者増が見込める」「縁日のような催しを増やすべきである」とい った、賑わい作りに直結する具体的な意見もいただく事ができました。今後のなべ祭りの 活気と賑わいに繋げる為にも実践していくべきであると考えます。 また、「高岡市で開催されている他の祭り、イベントでも子どもが積極的に参加したく なるような企画が必要である」という回答が 92%あり、本年度企画委員会が実践したよ うな子ども参加型の試みが必要であると感じている方が多数おられる現状を導き出す事 が出来ました。 企画委員会はこの調査結果を高岡市の祭りに携わる実行委員会に報告し、未来の祭りの 賑わいの継続に繋がるよう強く訴えていきます。 企画委員会 - 15 - 『他地域、他団体の祭り、イベントの調査、研究』 事業名称 タピ・ドゥ・フルーとなみ 2013 主催団体 砺波商工会議青年部 開催場所 となみチューリップフェア会場内砺波美術館前 開催期間 平成 25 年 4 月 27 日(土) ・4 月 28 日(日) 来場者数 約 1000 人 事業目的 以前のタピ・ドゥ・フルーとなみは、市民参加型というスタイルでしたが、今回 は子どもにスポットをあて、花を愛する心を育んでもらい、楽しんでもらう事を目 的とした。 事業内容 親子で参加できるフラワーアレジメント、フラワーアートでは、色分けされたチ ューリップを親子で一緒に花びらだけを取り出しその後、画になるよう色ごとに花 びらを大きなキャンバスに配置した。 子ども参加型ということで、今回は子どもブースも会場内に設置し、ゲームやア トラクションで、子どもに飽きないような仕掛けもたくさん作られていた。 その他、砺波文化ブースと題して、チューリップ以外の砺波文化を紹介するコー ナーも設置。 砺波の代表的なお祭りとして、砺波夜高祭りや出町子ども歌舞伎曳山の紹介も実 施した。 事業効果 今まで、砺波の商店街で行われていたタピ・ドゥ・フルーを今回より砺波チュー リップフェア会場へ移行したことにより、県内外の観光客の方々へも砺波文化のP Rに繋がった。 今回の目的でもあった子どもにより楽しんでもらえる仕掛けは、初日の悪天候に より、十分に楽しんでもらえなかったのが非常に残念だった。しかし、二日目は天 候にも恵まれ、みんなで制作した大きなチューリップアートを見にたくさんの子ど もが集まった。自分たちが制作したチューリップアートを見つめる顔には万遍の笑 みがあふれているのが印象的でした。 子どもに飽きさせない仕掛けとして作られたブースでは、ミニゲームやアトラク ションで大いに賑わった。 企画委員会 - 16 - 事業名称 戸出七夕まつり 主催団体 高岡商工会 開催場所 戸出商店街周辺 開催期間 平成 25 年 7 月 3 日(水)~7 月 7 日(日) 来場者数 約 15 万人 事業目的 男の子の健やかな成長を願うため。 長男のために七夕を飾る風習は明治時代に高岡を中心として広まっていたとされ る。 事業内容 町内によって特大七夕制作し七夕コンテストでそれぞれの出来を競い合う。 民謡踊り街流し YOSAKOI戸出 ライブin戸出などの各種イベント。 事業効果 戸出七夕まつりが 50 周年の節目を迎えイメージキャラクターを募集しており、戸 出七夕まつりの赤提灯をモチーフとした「たなっちょ」なるゆるキャラといして登 場していた。 戸出商工会全体の祭りとなっており戸出地区の数多くのかたが参加するイベント が多く地区全体で盛り上がっている祭りだと感じた。 戸出町のメインストリートに竹のしなり具合がよく竹飾りが豪華な七夕が多くあ り賑やかで優雅な祭りであることが感じとれた。 事業名称 よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり 主催団体 公益社団法人 新川青年会議所 共催 魚津市、魚津商工会議所、魚津観光協会 他 後援 魚津市教育委員会、魚津商工会議所青年部 他 開催場所 魚津駅前大通り、魚津市市役所前公園 開催期間 平成 25 年 5 月 18 日(土) 来場者数 約 12000 人 事業目的 地元ににぎわいと活気を生み出そうと立ち上がった魚津の若者有志が「魚津祭組」 を結成し他団体との新たなネットワークの構築を図りながら、地域に根差した魅力 企画委員会 - 17 - や可能性、"ソーシャル.ストック"を再発見し、同時に地域をさらに明るく豊かに する新たな文化の創造の構築。 事業内容 よっしゃこい!!CHOUROKUコンテスト。地元の伝統芸能である「蝶六踊り」 をよさこい風にアレンジし幼児から大人まで 600 名を超える参加者が 12,000 人の観 衆の前で踊りを披露した。 飲食ブースでは、B級グルメをはじめ、富山県内のカラーラーメンが集結。その 他、たてもん曳き回しや、夜にはキャンドルナイト、魚津に思い入れのあるアーテ ィストが夜のライブを開催。朝から夜まで丸一日魚津の街中がにぎわいであふれる お祭りとなった。 事業効果 魚津の若者中心に立ち上げた「魚津祭組」によって各団体とのネットワークを構 築する大きな役割を果たせたとのこと。 今までにないお祭りの形として地元住民をはじめ市外県外から約 12,000 人の来場 者を集めることに成功し、魚津をより印象付けるお祭りとして賑わいの構築、新た な文化の創造が出来た。 事業名称 中田かかし祭り 主催団体 中田かかし祭実行委員会 開催場所 中田市街地、中田中央公園 開催期間 平成 25 年 9 月 21 日(土)~23 日(月) 来場者数 約 10 万人 事業目的 1983 年に商店街を活性化させようとスタートし、30 年の歴史を刻んでいる。 事業内容 伝統芸能や時代風刺、アニメ、おとぎ話の主人公、政治や社会風刺などアイデア に富んだ約 200 体のかかしが中心市街地を飾る。世相を反映した「かかし」たちが 並びファンタジーの世界を繰り広げるユニークな祭り。かかしコンクールのほか、 マジック、お笑い、よさこい、民謡踊り等、多彩なイベントが行われる。 ・かかし展示 かかしコンクールについて。団体、個人、こども(中学生以下) 、素朴なかかし、 事業所 CM の各部門。 審査の要点について。ユーモア、社会風刺、アイデア、製作技術に富んでいるも の、かかしの素朴さが保たれているもの、容姿、色彩等が人目を引くもの。 企画委員会 - 18 - ・スタンプラリー スタンプラリーの開催について。チェックポイントを子供が製作したかかしを展 示してある場所に設け、子どもが楽しめるような趣向も凝らしてある。スタンプラ リー用の台紙は中田小学校の生徒よりデザインを公募し、その中から選ばれたデザ インを採用することで、子どもがより参加しやすいように工夫している。また、す べてのチェックポイントを廻った子供には、参加賞としてオリジナル缶バッチを贈 呈した。 ・フリーマーケット かかしまち流しフリーマーケット、ほたる茶店、屋台村など。 ・過去のかかし祭写真展示 事業効果 商店街活性化事業の一環として始まった「中田かかし祭」も平成 21 年度からは、 地域あげての祭に衣替えし、地区住民が一丸となり明るく和やかなイベントとなる よう取り組み、地区内外のお客様を暖かくお迎えしている。 成人し、県外に居住を移している過去の祭りに携わってきた子供達も、この時期 には次の世代の子ども達と共に帰省し 3 世代に亘る家族連れでも賑わっている。 また、福岡つくりもんまつりの会場と無料シャトルバスで繋ぐことにより、より たくさんの来場者で賑わっている。 事業名称 高岡開町まつり 400+4 主催団体 高岡 RAKUICH 開催場所 関野神社 たかのみや・御旅屋通り 高岡古城公園 開催期間 平成 25 年 9 月 23 日 来場者数 約 500 人 事業目的 ・開町 400 年の盛り上がりを次代に伝える。 ・前田利長公が入城したとされる 9 月を市民、子どもに高岡の誕生日として印象付 ける。 事業内容 市内の子ども達約 200 人による「入城行進」を、参加者は加賀藩 2 代藩主、前田 利長や妻の永姫などに扮して関野神社から古城公園本丸広場までの市中心部を練り 歩いた。 本丸広場では入城セレモニーや高岡の歴史に関する○×クイズなどが行われたほ か、行進参加者に高岡産のホウレンソウを使った「高岡グリーンラーメン」や「高 企画委員会 - 19 - 岡チキンチーズコロッケ」が振る舞われた。 事業効果 オーディションにて選ばれた利長、永姫役の 2 人を中心に約 200 人での行進は迫 力があり、沿道には見物客も立ち並び、更なる賑わいが生まれていた。子ども達は その非日常空間をそれぞれに楽しんでいた。 本丸広場会場に入りオープニングセレモニーでは、利長・永姫役の二人に感想を 聞く一幕もあり、 「良い思い出になった」「きれいな衣装を着られてうれしかった」 と答え、その時の笑顔が印象的でした。 高岡の歴史に関する○×クイズが行われ、楽しみながら高岡の事をより知る事が できる設えとなっており、この時の正解数が後の縁日コーナーでのゲームが出来る 回数に反映されていたため、子ども達はより真剣にクイズに参加した。 事業名称 福岡町つくりもんまつり 主催団体 つくりもんまつり実行委員会 開催場所 福岡地区市街地一円 開催期間 平成 25 年 9 月 23 日(月) ・24 日(火) 来場者数 約 15 万人 事業目的 福岡地区では古くからお地蔵さまを一軒の家に集めてお供えをし、供養する地蔵 祭りが行われており、余興としてお供えした作り物の催し物があった。 長い年月を経てつくりもんとなり、奇祭として観光行事になっている。 事業内容 事業効果 つくりもんコンクール 地蔵まつり つくりもん写真コンテスト 他 市街地全体につくりもんが設置されておりつくりもんを見ながら見て回るので回 遊性が非常に高い。 よさこいや地元中学校のブラスバンド演奏などが行われており福岡地区全体で盛 り上がっている。 野菜などをつかってつくりもんが作られており、見て回ってみても非常に興味深 い。 企画委員会 - 20 - 【4.まとめ】 本年度企画委員会は勇気と情熱を懸け、子どもと一緒に祭りの賑わいを創出することに チャレンジしました。回遊性を盛り込んだ企画を実施する事で、情緒や非日常空間を満喫 してもらえ、愛着を持ってくれたと思います。その積み重ねが来場者増、そして、いつま でも続く祭りの活性化につながると考えます。 本年度も多くの市民の皆様は元より多くの子ども達に集い、楽しんでいただき、賑わい を創出する事ができました。活動を実施し、祭りの楽しさ、良さを体感してもらう事で子 ども達は、大人になった時に地域経済発展の一翼を担う良い人財となり、必ず郷土高岡に 恩恵をもたらす事と確信しています。 また、多くの子ども達と接し、真摯に祭りと向き合うことで、企画委員会自身も更なる 郷土愛を得ることができ、地域の為にエネルギーを降り注ぐ気持ちの高揚に繋がりました。 我々も大きな無形の財産を得ることができるという観点から捉えても、未来の宝である 子どもに目を向けて事業を行う事は大変有意義な事です。 また、例年実施している「願い七夕事業」では、「新たな願い七夕事業の創造」に着手 し、高岡七夕まつりの来場者増の一翼を担うことができました。 新たなスポットを増やすことにより、市民の注目をより向けることができ、更には我々 高岡商工会議所青年部を広くPRすることができました。時間の限られる中で多くの成果 を残すことができたのは、企画委員会メンバーが一丸となり『限りない向上心』を持って 事業に邁進した賜物であると確信しております。 「高岡七夕まつり」「日本海高岡なべ祭り」への参画は、企画委員会のみならず我々青 年部にとって重要な位置付けにある事業です。そして、祭りへの参画は 1 人 1 人の協力が 賑わい創出の原動力となり、まちの活性化に反映され、また、それを身を持って実感する 事ができる重要な機会です。 一人一人の向上心を持った行動が、まちを活性化させる原動力となります。明るい高岡 の未来へ向け、青年部活動を通じた地域貢献に向上心を持って取り組みましょう! 企画委員会 - 21 - 企画委員会 第1回 年間事業計画の説明 平成 25 年 4 月 15 日(月) 高岡商工ビル(503) 第2回 未来の宝とつくる賑わい① 詳細説明 願い七夕事業 七夕例会 企画立案 平成 25 年 4 月 24 日(水) 高岡商工ビル(908) 第3回 願い七夕事業 七夕例会 企画立案 平成 25 年 5 月 7 日(火) 高岡商工ビル(403) 第4回 未来の宝とつくる賑わい② 意見交換会 平成 25 年 5 月 14 日(火) 砺波商工会議所 第5回 未来の宝とつくる賑わい③ 意見交換会のまとめ 実施Ⅰ企画立案 願い七夕事業 七夕例会 企画書作成 第6回 平成 25 年 5 月 24 日(金) 高岡商工ビル(908) 平成 25 年 6 月 12 日(水) 高岡商工ビル(908) 平成 25 年 6 月 24 日(月) 高岡商工ビル(908) 願い七夕事業 七夕例会 詳細確認 平成 25 年 7 月 10 日(水) 高岡商工ビル(908) 8 月例会リハーサル 平成 25 年 7 月 28 日(日) セリオスカイガーデン 平成 25 年 8 月 4 日(日) ウィングウィング前広場 未来の宝とつくる賑わい④ 実施Ⅰ準備 願い七夕事業 七夕例会 準備 第7回 未来の宝とつくる賑わい⑥ 実施Ⅰ役割分担 願い七夕事業 七夕例会 役割分担 第8回 第9回 第 10 回 未来の宝とつくる賑わい⑥ 実施Ⅰ詳細確認 未来の宝とつくる賑わい 実施Ⅰ セリオスカイガーデン 第 11 回 未来の宝とつくる賑わい実施Ⅰ成果と反省 願い七夕事業・七夕例会 成果と反省 平成 25 年 8 月 12 日(月) 高岡商工ビル(403) 他祭りの調査・研究のまとめ 平成 25 年 9 月 12 日(木) 高岡商工ビル(908) 第 13 回 未来の宝とつくる賑わい⑧ 平成 25 年 10 月 16 日(水) 高岡商工ビル(403) 第 14 回 未来の宝とつくる賑わい⑨ 平成 25 年 11 月 12 日(火) 高岡商工ビル(501) 第 15 回 未来の宝とつくる賑わい⑩ 平成 25 年 12 月 10 日(火) 高岡商工ビル(908) 第 16 回 未来の宝とつくる賑わい実施Ⅱ 平成 26 年 1 月 11・12 日(土・日) 日本海高岡なべ祭り会場 第 17 回 未来の宝とつくる賑わい実施Ⅱ 成果と反省 第 12 回 未来の宝とつくる賑わい⑦ 未来の宝とつくる賑わい 年間まとめ 事業発表会 準備 平成 26 年 1 月 22 日(水) 高岡商工ビル(501) 第 18 回 事業発表会 準備 平成 26 年 2 月 5 日(水) 高岡商工ビル(702) 第 19 回 年間事業まとめ 平成 26 年 3 月 15 日(土) 庄川 庄永閣