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第1973回 - 東大阪中央ロータリークラブ
(第 2660 地区) WEEKLY BULIETIN No.39 東大阪中央ロータリークラブ 創 立 例 会 日 例会場所 事 務 局 〒543-0031 昭和47年2月20日 毎週月曜日 12:30~ シェラトン都ホテル大阪 3F 大阪市天王寺区石ヶ辻町2-8 クレアツィオーネ上本町 704号 TEL : 06-6772-2320 FAX : 06-6772-2327 E-mail : [email protected] 会 長 細 川 勝 治 会 長 エ レ ク ト 三 木 武 志 副 長 小 川 高 弘 事 岡 本 慎 一 会 報 委 員 長 中 塚 賀 晴 会 幹 Light Up Rotary ロータリーに輝きを 2014~2015 年度 第 1973 回例会 国際ロータリー会長 ゲイリーC.K.ホァン 平成 27 年 6 月 29 日(月曜日)第 39 号 本日の例会 6月29日(月) ◎ソング 「限りなき道ロータリー」 大いに期待しております。若い新入会員が入会しますと、 ◎卓 『年度末会長挨拶』 クラブも自然に活気に漲り、賑わう例会風景が想像出来 話 細川 ◎本日の献立 次回の例会 ◎ けている様です。 第4例会 ます。今から楽しみにしております。 勝治会長 ブッフェ 7月6日(月) 出 席 報 告 第1例会 『会長挨拶並びに方針説明』 会長:三木 大変心強く、嬉しく思っています。 武志 飯田 本日の会員数 26名 本日の出席者数 20名 委員 会長ノミニー・ロータリー財団委員長:小川 高弘 本日の出席規定適用免除会員 10名 副会長・クラブ奉仕・ロータリー情報:百済 洋一 本日の出席率 90.91% 5月25日の修正出席率 88.00% 幹事・クラブ研修リーダー:佐藤 前回の例会 ◎ビジター 6月22日(月) 大阪東RC 三千秋 幹 事 報 告 第3例会 佐々木 1. 恭一様 幹事 岡本 慎一 7月13日(月)太閤園での「直前会長幹事慰労会」 の回覧を回しております。 会 長 挨 拶 会長 細川 勝治 全員参加で宜しくお願い致します。 この1年間、例会時に会長の時間を頂き、私なりに社 会の出来事、大きな自然災害の発生等を取り上げるお話 ニコニコ箱報告 をして参りましたが、何と言ってもロータリーの話が中 細川会長 心になりました. 岩橋 副SAA 皆様、改めて会員増強のご協力を宜しくお願 い致します。 特に、一番力を注いで話をさせて頂きました「会員増 出原会員 今期も最終例会を残すのみとなりました。細 員」ですが、未だ努力不足で未達です。不徳の致す所で 川会長、一年間お疲れさまでございました。 あります。 又、近いうちにどうぞ。 その事を、感じて頂いたかどうか分かりませんが、前 小川会員 回の例会の後に長堀会員と少し話す機会があり、彼から 先月、飛鳥CCのブリジストン杯で優勝しま した。賞品でドライバーをゲットしました。 秋頃までに2名の新入会員を予定し現在アプローチをか 1 卓 話 三木 武志会員 青少年奉仕活動委員会 委員長 金子勝信 【交換留学生紹介】 【ロータリークラブに入会してから今日まで】 入会は 2000 年宮田会員と近藤会員のご紹介で入会し 青少年交換留学生として、 ました。入会時は会社で三年間の約束でしたがずるずる 8 月 27 日にカナダ・オタワより と今日に至っております。 Celia 2000 年当時は同年代も多く楽しかった思い出がありま B e n h o c i n e さんが 来日します。 す、ゴルフも一年間に十六回あり一回はお泊りでした。 1999 年 7 月 14 日生れで、 早くからゴルフ場に行きああでもないこうでもないと騒 来日時で 16 歳の女の子です。 いでいました、個別に新地や、南や、京橋といろんな場 所でクラブのことやプライベートな話に盛り上がってい 先日、不安と期待の入り交ざったメールが届きましたの ました。 でご紹介いたします。皆様宜しくお願い致します。 旅行にも数人で国内外へ何度も行きました、数年がた ち国際奉仕委員長になりこの時に初めてミャンマーに行 Hello there! きました。当時私は日本に困っている人がいるのになぜ 私はセリア、カナダの地区 7040 からロータリーアウトバ よその国にボランティアするのかよく分かりませんでし ウンドの学生をしています。 た。それぐらい国際奉仕に無知で理解がありませんでし た、そんな私が現実を目の当たりにすると目からうろこ First of all, I am so pleased to meet you and to が落ちるとは此のことでしょう。その翌年からほぼ毎年 be a part of your family for the first months of ミャンマーを訪問しています。ついでにラオス、カンボ my exchange. It has been a long time since I have ジア、ベトナム、タイ、インドネシア、ネパールと行き been looking forward to my departure, which is only ました。 a little more than two months away. I am going to pick up my VISA at the Japanese embassy on Thursday, 本当に百聞は一見にしかずだと思います。クラブに入 会して最大最高のメリットだったと思います。東大阪中 guaranteeing my departure from Ottawa on August 央ロータリークラブに入会していなければ一生知ること 26th in the afternoon. I will get to Osaka the next なく人生を終えたと思います。何よりそんな私を見て一 day in the afternoon as well! 番びっくりしているのは母だと思います。 ここ最近何年間はクラブに対する気持ちは年々冷えて As for myself, I am 15 years old. Both of my parents きていました。仲良くしていたメンバーもいろんな事情 are Berbers from Algeria and I have lived in the から退会していきました、活動の少ないクラブへの不満、 city of Montreal, Quebec until I was 9 years old. 人数が急激に減っていく寂しさでした。 Thus, my first language is French. However, I have 通常例会にはほぼ欠席した記憶がないですけどクラブ learned English quickly as soon as my family moved 行事に参加する気になりませんでした。そんな時、西ク to Ottawa. Rotary asked us to write a presentation ラブとの合同例会の時の帰りタクシーを待っていると郷 letter, back when we yet had to find out our host 田元会員に声をかけられました「三木君は会長をするの country. I wonder if you have received it? Anyhow, がいやかあ?、まだ若いけどなあ」普段そんなにお話も I also live with my younger brother who is 11 years したことなかったので正直驚きましたが即答で「決して old and my parents, who work at the Government of そんなことはありません」とお答えしましたがタクシー Canada. に一人になってから郷田さんの目にはそのように映って I wanted to learn more about you, my host family,and いることを確信しました。 get to know you a little more before I arrived in それから数年がたちもう一週間もすると会長という大 役がやってきます。こんな私が一年間何が出来るかわか Japan! Is there anything special that I should りませんが何かが良くなったと思えるように頑張って行 know? きますので宜しくお願いいたします。 Sincerely, Celia Benhocine 2 東日本震災支援報告 宮城県亘理郡亘理町 東大阪中央ロータリークラブ様 日本国際飢餓対策機構 2011 年 3 月 11 日、東日本大震災で宮城県亘理町 は、漁協事務所、製氷工場、漁船給油所が壊滅的な 被害を受けました。荒浜漁港係留の漁船 84 艘のうち 82 艘がながされ、内 56 艘が廃船となりました。わた り温泉鳥の海、海水浴場、陸上競技場などの公共施 設も壊滅的被害を受けました。 ※亘理町内の死者は257人、住宅・建物被害は3501件でした 復興へ向けて 東日本大震災から 3 年、2014 年 10 月4日に東日本大震災の復興 事業として宮城県亘理町が整備し た水産センターが完成し、仮設で 営業していた産直施設「鳥の海ふ れあい市場」が再開、水産センタ ーは荒浜漁港魚市場向かいに整 備され、被災した近くの町営温泉 施設「わたり温泉鳥の海」も再開し ました。亘理町の漁業は、着実に ※荒浜漁港水産まつり(2014 年) 復興に向かっています。 東大阪中央ロータリー様や韓国国際飢餓対策機構、国際飢餓対策機構カナダ、カナダ のアライアンス教会の協同支援協力で、2014 年 7 月 11 日に「真イワシ」用の漁網が贈呈さ れました。受け取られた地元の森漁業(代表:森 敏行氏)によると、真イワシを含め、ヒラ メ、マダイ、鮭など、季節ごとの魚を水揚げし、震災前漁獲量の 70%まで戻ってきていると のことでした。 ※支援いただいた漁網での真イワシ漁 2014 年の収入は 3 千万円(震災前 2 千万円)となりました。震災前より漁獲量が増加し たことと、水産会社が高額で買い取りをしてくれるためです。 さらなる漁獲量アップを目指して 昨年支援していただいた網を使用してワンシーズン漁(東北地方イワシのシーズンは7 月~8月)をしましたが、換金率の高いサイズのイワシを捕るには、網の補修・修正が必要 と感じました。しかしながら、人手も不足していて、網の修正まで手が回っていないのが現 状です。そのため、今年は、支援して頂いた網の使用できる部分で小イワシを捕り、それを 餌にして換金率の良いアナゴを捕り、漁獲量アップにつなげようと考えています。 多くの方々の支援があって、海に出られていることに改めて感謝しておられました。 フィリピン・ビコール地域スラ地区 小学校と地域保健センターでの手洗い場設置プロジェクト フィリピン・ビコール地域スラ地区 小学校と地域保健センターでの手洗い場設置プロジェクト 報告書 2015 年 6 月 背景 フィリピンのビコール地域は、住民の42パーセントが貧困レベルで生活しているフィリピンで最 も貧しい地域のひとつです。ビコール地域の中でもスラ地区は、ルソン島沿岸の小島にあるため、 最寄の町へ行くための唯一の交通手段はボートであり、住民は、生活に必要な水を島の井戸から取 らざるを得ない状況にあります。清潔な水源が不足し地域の衛生環境が悪いために病気になり、学 校で十分に学ぶことの出来ない子ども達がたくさんいます。 プロジェクト概要 当プロジェクトの目的は、劣悪な衛生環境が引き起こす病から子ども達を守り、子ども達が健康的 な学校生活を送れるよう、スラ地区の P.Barbin 小学校と地域の保健センターに手洗い場を設置 することです。東大阪中央ロータリークラブの皆さまの御支援により、当プロジェクトの現地カウ ンター・パートとなった国際飢餓対策機構/フィリピンと地元住民のグループを通して、小学校に手 洗い場 2 つとトイレを 20 基、保健センターに手洗い場1つとトイレを6基設置しました。その受 益者は、P.Barbin 小学校の生徒 239 人とスタッフ、地域に住む 300 家族です。これらは、2015 年 2 月に小学校と地域の代表に譲渡されました。 地域での施設の活用 御支援いただいた手洗い場と トイレは、設置後、子ども達と 地域の人々に保健衛生の重要 さを教える重要なツールとし て活用されています。学校では、 手洗い場は、歯磨きや手洗い・ うがいの正しい方法を子ども 達に教えるのに使われ、子ども 達は食事の後に手洗い場で歯 磨きと手洗いをする習慣が身 についてきました。 トイレも衛生環境の改善に役立っています。トイレができる前、子ども達は、用を足したあと近 くの井戸で水をくみ上げて流さなければなりませんでしたが、今はポンプから水が流れるので清潔 になりました。また、学校の教師によると、水を使えるようになったことで、校庭の農園の状態も 改善されました。子ども達の栄養状態を改善するために、毎年校庭の農園で様々な野菜を育ててい ますが、そこでも十分に水が使えるようになりました。 地域の保健センターに設置された手洗い場は、センターでの定期健診に使われた医療機器を洗浄 するためにも使われており、地域での保健衛生環境の向上に役立っています。 スラ地区小学校の視聴覚教材・機器購入 プロジェクト概要 このプロジェクトでは、東大阪中央ロータリークラブの皆さまのご支援により、スラ地域に住む 子ども達の学習環境の向上のため、P.Barbin 小学校で使用する DVD やプロジェクター、コンピュ ーターなどの視聴覚機器を一式購入しました。これらの教材と機器が学校におかれることで、子ど も達に配布される教科書だけでは十分な指導が出来ないと感じている教師も視聴覚教材を活用す ることで独創的な指導を行えるようになりました。また、これらの教材と機器の活用による地域全 体の教育レベルの向上も期待しています。当プロジェクトの受益者は、機器が設置される P.Barbin 小学校の生徒 239 人とスタッフ 7 人ですが、地域のより良い運営のためにも活用されることが期待 されます。 地域での機材の活用 2015 年 5 月、P. Barbin 小学校で、生徒 の代表と両親など 45 人が参加して、基 本的なコンピューターの使い方教室が 開かれました。参加者は、コンピュータ ーの各部分や、ハードウェアとマイクロ ソフトエクセル、オフィス、パワーポイ ントなどのソフトウェアの使い方と機 能について学びました。小学校では今年 から、御支援いただいたコンピューター を使ってのコンピューターの授業が始 まります。一方、マルチメディアの教材を使っての算数と理科の授業も始まりました。ビデオを使 うことで、生徒の教科への関心が増すので、学習効率が上がっています。 学校スタッフもこのたびの御支援に心から感謝しています。学校で視聴覚資料を使った報告書 を作成できるので、報告書作成の時間が短縮され、その時間を学校の他の仕事に使うことが出来る ようになりました。 ご支援いただいたコンピューターは、地域の自治体が証明書や法的な文書を発行する際にも活 用されています。これまで、長年にわたってタイプライターを使って文書を作成していましたが、 コンピューターを使えるようになり、 「作成が迅速にしかもきれいにできるようになった」との報 告が届いています。 東大阪中央ロータリーの皆さまの御支援に心から感謝いたします。 マラボン市キャトモン地区・女性による魚の燻製プロジェクト マラボン市キャトモン地区・女性による魚の燻製プロジェクト 報告書 2015 年 6 月 背景 フィリピンでは、女性は家を守り、子どもの世話をする役割を担っていました。けれども、 長引く不況と時代の変化にしたがって、女性が仕事を持ち、家族の基本的な必要を満たす ために家計の収入を助けることが多くなってきました。キャトモン地区のほとんどの女性 は、 (様々な食品を売り歩く)商売、洗濯、調髪、ペディキュアとマニキュアなどにより収 入を得ています。しかし、これらの仕事は不安定な上、十分な収入をもたらすものではあ りません。このような現状を受け、当プロジェクトは、キャトモン地区に住む女性たちの 収入向上のために実施されました。 地域で流通していて販売に適した商品は何かについて女性達と話し合った結果、マラボン 地区は海に近く魚が多く取れる、という利点から、一般に良く知られている魚の燻製の製 造がプロジェクトとして選ばれました。 活動の内容: a. 魚の燻製の製造を小規模ビジネスとして立ち上げる30人の女性を支援する。 b. 参加する女性の組織をつくり、ビジネスと同時に貯蓄について教える。 c. ビジネスを始めるために必要な器具を提供する。 プロジェクトの経過: 魚の燻製ビジネスの立ち上げ まず最初の受益者として、18 人の女性が当プロジェクトに参加しました。地域のリーダー と協力しながら、この女性たちが必要な技術を学ぶためのオリエンテーションとトレーニ ングを 3 ヶ月間実施しました。 女性たちがトレーニン グを受けている間に、参加者 の夫たちが、魚の燻製を調理 して乾燥させるための簡易施 設を、ブロックや材木を使っ て建設しました。 トレーニングの後、まず週に 一度のペースで 20 キロの燻製 の製造が始まりました。サバ ヒー20 キログラムは、およそ 30-36 匹に相当します。一匹 80-90 ペソで販売すると、一回の製造で、700-800 ペソが得られます。もしビジネスが拡 大し、製品が良く売れるようならば、生産回数を増やし、週に三回燻製を製造することも 計画しています。 参加女性たちで組織を作り、ビジネスの収益で貯蓄グループを作ることを通して、 財政的責任について学び、お金の運用について学ぶことが出来ます。 プロジェクト開始以来、参加者たちは定期的に燻製を製造し、市場で友人や近所の人々 に製品を売っています。彼女たちは今、週二回のペースで燻製を生産しています。彼女た ちのつくる製品は地域でも知られるようになり、お得意さんが増え、この取り組みを地域 が応援しています。地域のリーダーによれば、彼女たちは自分たちの時間を賢く使って、 成果を上げ、地域に住む他の女性たちのモデルとなっています。 今後更にこの活動を広げていくために、別の地域(キャトモン地区エルナンデス) で新しい女性のグループを選出し、収入向上につなげていく予定です。 皆さまのご支援に心から感謝いたします。