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科学研究費申請奨励研究費取扱要領

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科学研究費申請奨励研究費取扱要領
研 究 支 援 課
(平成22年11月)
科学研究費申請奨励研究費取扱要領
(頁)
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
概要
1
目
的
2
種
類
3
支給対象・使用期間・支給額
交付手続
………………………………………………………
……………………………………………………………
1
再申請支援経費の申込みについて
2
支給対象組織への通知
3
国内外研究期間中の取扱いについて
2
支出手続
1
奨励研究費の支出について
2
支出できる経費について
………………………………………
3
3
使途範囲
………………………………………
4
4
支出書類
………………………………………
5
5
証拠書類について
………………………………………
6
6
「報酬」で支払う<資料整理・実験補助等のアルバイト代>について
………………………………………
Ⅳ
1
7
予算管理
8
固定資産及び物品の管理等について
7
……………………………
8
科学研究費申請奨励研究費規程………………………………………
9
支出手続の流れ(添付省略)
(表紙裏・白紙)
Ⅰ
概
1 目
要
的
この取扱要領は、本学専任教育職員の科学研究費補助金(以下「科研費」という。)への申請
を促進しつつ、再申請の意思を有する有望な課題を重点的に支援・補強することで、研究費の採
択率の向上を図ることを目的として制定された、「科学研究費申請奨励研究費規程」の取り扱い
について必要な事項を定めることを目的とします。
2 種
類
科学研究費申請奨励研究費(以下「奨励研究費」という。)には、次の種類があります。
(1) 申請奨励研究費
(2) 再申請支援研究費
新たに科研費に申請した研究課題及び関連分野の研究に着手するた
めの事前準備等に充てる研究費
科研費に申請し、不採択となった研究組織が、次年度に同様の申請
を行う場合に、当該研究課題に継続的に取組むことで研究力を強化
充実し、採択率を大きく向上させるための研究費
3 支給対象・使用期間・支給額
種
類
支
給
対
象
申請奨励研究費 ・新たに科研費に申請した研究組織
・当該年度に再申請支援研究費の支給を受けた研
究組織には支給しません。
再申請支援研
究費
・科研費に申請し、不採択となった研究組織が、
引き続き科研費を申請する場合に支給します。
ただし、原則として次の事項を満たす研究組織
とします。
(ア) 文部科学省又は独立行政法人日本学術振興
会から開示される審査結果における総合評
価が「A」又は「B」であること。
(イ) 当該研究組織の研究代表者が、前年度と同
使用期間
支給額(円)
科研費の申請手
続きを行った年
度の12月1日
から2月末
80,000
不 採 択 の 審 査 結 不採択となった研究種目に
果の通知を受け
応じた支援研究費を下記
た年度の6月1
のとおり交付する
日から2月末
〔区分Ⅰ〕※
審査結果A―1,000,000
審査結果B― 700,000
一であり、かつ構成員の過半数が前年度と
同様の者であること。
(ウ) 前 年 度 申 請 時 と 同 様 の 研 究 課 題 で あ る こ
と。
・連続しての再申請は2回を限度とします。
・再申請支援研究費の交付を受け、科学研究費に
申請しなかった場合は、原則として交付額を返
還いただくこととなりますので、ご注意くださ
〔区分Ⅱ〕※
審査結果A― 500,000
審査結果B― 350,000
〔区分Ⅲ〕※
審査結果A― 300,000
審査結果B― 210,000
い。
※
研究種目
〔区分Ⅰ〕
特別推進研究、新学術領域研究(領域代表者)、特定領域研究(領域代表者)、
基盤研究(S)(A)
〔区分Ⅱ〕
新学術領域研究(研究代表者)、特定領域研究(研究代表者)、基盤研究(B)、若
手研究(A)
〔区分Ⅲ〕
基盤研究(C)、挑戦的萌芽研究、若手研究(B)、研究活動スタート支援
・ 次年度に今回不採択となった研究種目と異なる区分で申請を行う場合の交付額は、
今回不採択となった研究種目の区分、または再申請する研究種目の区分のいずれか
低い方の区分の額とします。
いずれの奨励研究費においても、同時に複数件の課題がある場合は、その件数分の研究費が支給されます。
なお、再申請支援研究費については、別途申し込み手続きが必要です。
1
Ⅱ
交付手続
1
再申請支援研究費の申込みについて
再申請支援研究費を申し込む場合、該当する研究組織の研究代表者は、「再申請支援研究費
申込書」(科研奨励11)に文部科学省又は独立行政法人日本学術振興会から開示された審査結
果(写し)を添えて、6月末日までに研究支援課に申し込んでください。
2
支給対象組織への通知
各奨励研究費の支給対象組織が確定しましたら、研究支援課から「通知書」及び「支払手続書
類」を該当する研究組織の研究代表者に送付しますので、支出手続を始めてください。
3
国内外研究期間中の取扱いについて
在外研究員、国内研究員及び研修員である場合も、奨励研究費を使用できます。
ただし、申請奨励研究費の使用期間中(科研費の申請手続を行った年度の12月1日から翌年2月末
日まで)に、当該研究組織の研究代表者が在外研究員である場合は、使用期間を翌年度に繰り延べ
ることとします。
Ⅲ
1
支出手続
奨励研究費の支出について
(1)奨励研究費の執行について
奨励研究費は、当該研究組織の研究代表者ならびに研究分担者(以下「研究者」という。)が使
用することができますが、その執行管理は、当該研究組織の研究代表者が行うものとします。
(2)その都度払方式について
研究代表者は、「物品購入願」(科研奨励3-1)又は「支出願」(科研奨励3-2)に証拠
書類を添付して、その都度、研究支援課に提出してください。ただし、人間健康学部に所属する
研究代表者は堺キャンパスオフィス、総合情報学部に所属する研究代表者は総合情報学部オフィ
ス、社会安全学部に所属する研究代表者はミューズオフィスに提出してください。(4「支出書
類」参照)
(3)研究者による直接調達について
経理規則細則第63条(委託調達)を準用し、支給額の範囲内で、経理規則及び経理規則細則に
基づく証拠書類(請求書)を整える場合に限り、研究者が直接調達することができます。
さらにこの場合、同じく証拠書類(領収書)を整える場合に限り、研究者が立替払をすること
もできます。立替払における振込手数料は、購入価額に含めることができます。
なお、消耗図書資料は、全て研究者が直接調達してください。
(4)研究者による立替払について
研究者が直接調達する場合、証拠書類(領収書)を整える場合に限り、研究者自身が立替払をす
ることもできます。奨励研究費を立替える場合の支払方法は、現金払、銀行振込、郵便振替、ク
レジットカードによる一括払に限ります。ただし商品券や図書カードのような金券等またはエデ
ィのような電子マネーによる支払は認められておりませんので、ご留意ください。なお、立替払
における振込手数料は、購入価額に含めることができます。上記以外による支払方法については、
事前に研究支援課へご相談ください。
2
2
支出できる経費について
(1)支出できる予算費目について
奨励研究費は、旅費交通費(一般出張旅費〔国内・国外〕及び交通費)、消耗品費(消耗
品費、消耗品ソフト費、消耗器具備品費、消耗図書資料費及び電算情報資料費)、印刷・製
本費(印刷費、製本費)、通信運搬費(郵券代、電話代、支払運搬費)、賃借料、報酬及び
雑費(その他の雑費)の教育研究経費並びに機械装置、器具備品の設備関係支出に充てるこ
とができます。
なお、上記の予算費目に該当する場合でも、次の経費は支出できませんのでご留意ください。
ア
建物等施設に関する経費
イ
雇用関係が生じるような月極めの給与、退職金、ボーナスその他各種手当
ウ
机、椅子、複写機、FAX等、研究機関で通常備えるべき設備備品を購入するため
の経費
エ
当該研究実施中に発生した事故・災害の処理のための経費
オ
外国に居住する研究者の招へい旅費
(2)私費の充当の禁止について
奨励研究費の使用限度額に私費を充当して、消耗器具備品、機械装置及び器具備品(学校法
人関西大学固定資産及び「物品管理規程」の管理対象となるもの。)を購入することはできま
せん。
(3)異なる奨励研究費の合算使用の禁止について
支給を受けた異なる種類の奨励研究費を合算して使用することはできません。
(4)他の校費等との併用の禁止について
奨励研究費は、他の校費や国からの補助金等との併用を禁止しています。
例えば、他の校費等に奨励研究費を加算して、1個又は1組の物品を購入したり印刷物を発注
したりすることはできません。
ただし、旅費については、奨励研究費による用務と他の用務とを合わせて出張をする場合は、
奨励研究費と他の校費等との負担区分を明らかにして支出することができます。
(5)物品等の設置場所について
消耗器具備品及び機械装置・器具備品の設置場所は、関西大学(個人研究室等)に限りま
す。
3
3 使 途 範 囲
使途範囲は、次のいずれかに該当する範囲とします。(消費税込み)
予
算
費
目
使
一般出張旅費
旅費交通費
交
通
費
消 耗 品 費
消耗品ソフト費
消耗器具備品費
消 耗 品 費
消耗図書資料費
電算情報資料費
印刷・製本費
通信運搬費
賃
借
料
印
刷
費
製
本
費
郵券代・電話代
支払運搬費
賃
借
料
報
酬
報
酬
雑
費
その他の雑費
機械装置・
器 具 備 品
機械装置・
器 具 備 品
途
範
囲
〇 研究情報(各種調査、研究の打合せ)、資料収集等を行う場合の旅費。
〇 研究代表者及び研究分担者が、学会において、資料収集及び成果発表を行う場合の
旅費。(参加費・懇親会費含む)
〇 「旅費規程」により計上してください。
〇 交通実費。なお、アルバイトの交通費も含みます。
○ 講演料等に付随する交通費は源泉徴収が必要になります。
〇 1件又は1組の価額が5万円未満のもの。
ただし、通信費を伴うファックス等及び机・椅子・複写機等研究機関が通常備え
るべき物品は除きます。
〇 ソフトウェアの購入。(価額不問)
〇 1件又は1組の価額*1が5万円以上20万円未満で、耐用年数が1年以上のもの。
ただし、中古品、通信費を伴うファックス等及び机・椅子・複写機等研究機関が
通常備えるべき物品は除きます。
○
○
○
○
○
○
〇
図書(和書・洋書)
雑誌(学会等の講演論文集・報告書を含む。)
マルチメディア形態(CD-ROM等)の資料情報
AV資料(カセットテープ、ビデオテープ、スライド等)
文献複写料(学内に設置された複写機によるものを除きます。)
送料(書店等から資料費とともに請求された送料に限ります。)
図書館等における情報検索料(パソコン通信等による情報検索のための電話料金は
除きます。)
〇 論文別刷等の印刷。
〇 消耗図書資料の合冊等の製本。
〇 資料等の郵送・発送等。
○ パソコン、会議室等の賃借。
○ 資料整理・実験補助等のアルバイト代
・ 単価は本学定時事務職員の時間給に準じます。
資料整理 1時間当たり 900円
実験補助 1時間当たり 1,100円
○ 翻訳・校閲に対する報酬
翻訳 日本語 400字当たり概ね4,800円〔税込〕
校閲 外国語 300語当たり概ね2,600円〔税込〕
○ 専門的知識の提供等に対する報酬
・ 単価は「教務事務に関する申合せ事項(4講演会等講師及び通訳者の謝礼につ
いて)」によります。
講演会等講師の謝礼は、講演時間を90分として
学内者は33,333円〔税込〕
学外者は66,666円〔税込〕を上限とします。
通訳者に対する謝礼は、講演等講師に対する謝礼の半額
通訳者が学内者 16,666円〔税込〕
通訳者が学外者 33,333円〔税込〕を上限とします。
〇 上記以外に必要な経費については、研究支援課に事前に相談してください。
○ 講演料等に付随する経費(宿泊費等)は源泉徴収が必要になります。
〇 1件又は1組の価額が20万円以上で、耐用年数が1年以上のもの。
ただし、中古品、通信費を伴うファックス等及び机・椅子・複写機等研究機関が
通常備えるべき固定資産は除きます。
(注)予算費目の機械装置・器具備品は、経理規則第33条第1項に定める固定資産に、消耗器具備品費は、同第41条第1項に定
める用品に、消耗品費・消耗図書資料費は、同第41条第1項に定める消耗品を指します。
なお、以下に物品という場合は、用品及び消耗品を指します。
4
4 支 出 書 類
支出手続に必要な書類の概略は、次のとおりです。
予 算 費 目
提
一般出張旅費
旅費交通費
交
通
費
消 耗 品 費
消耗品ソフト費
消耗器具備品費
※2
消 耗 品 費
印刷・製本費
消耗図書資料費
電算情報資料費
印
刷
費
製
本
費
通信運搬費
郵券代・電話代
支払運搬費
賃
料
賃
報
酬
報
雑
費
その他の雑費
機械装置・
器 具 備 品
機械装置・
器 具 備 品
借
借
料
酬
出
書
類
<国 内>
・「支出願」(科研奨励3-2)
・「国内出張命令書」(科研奨励1)
・ 開催通知・実施要領他
<外 国>
・「支出願」(科研奨励3-2)
・「外国出張申請書」(科研奨励2-1)
・「外国出張命令書」(科研奨励2-2)
・「外国出張帰国届」(科研奨励2-3)
・ 旅券の写(出国日、帰国日のスタンプのある頁)
・ 航空運賃の領収書
・「支出願」(科研奨励3-2)
・「交通費支払申請書」(科研奨励4)
・「物品購入願」(科研奨励3-1)
・ 証拠書類(研究者が調達する場合のみ):「請求書」又は「*1領収書」
*1
「領収書」として、次のものも含みます。
銀行発行の「振込金受取書」又は「計算書」
郵便局発行の「受領証」又は「受領証書」
カード発行会社の「ご利用代金明細書」(1回払いのみ)
なお、購入物品の内容・金額等が確認できるカタログ・パンフレット・
見積書・納品書等があれば、必ず添付してください。
・「ライセンス取得・失効届」(写)(※2ソフトウエア及びパソコン購入時のみ)
・「支出願」(科研奨励3-2)
・ 証拠書類<上記参照>
・「物品購入願」(科研奨励3-1)
・ 証拠書類<上記参照>
・「支出願」(科研奨励3-2)
・「郵送・発送内訳記入表」(科研奨励10)
・ 証拠書類<上記参照>
・「物品購入願」(科研奨励3-1)又は「支出願」(科研奨励3-2)
・ 物品の内容・金額等が確認できるカタログ・パンフレット又は証拠書類<上記参照>
<資料整理・実験補助等のアルバイト代>
・「支出願」(科研奨励3-2)
・「勤務表」(科研奨励6)
・「銀行口座振込依頼書」(科研奨励9)
・ 扶養控除申告書
<翻訳・校閲>
・「支出願」(科研奨励3-2)
【業者に依頼した場合】 ・証拠書類<上記参照>
【個人に依頼した場合】 ・「請求書」(科研奨励7)
<専門的知識の提供等に対する報酬>
・「支出願」(科研奨励3-2)
・ 案内状・実施要領等
・「支出願」(科研奨励3-2)
・ 証拠書類<上記参照>
※ 機械装置・器具備品は、研究支援課をとおしてのみ調達することができます。
・「物品購入願」(科研奨励3-1)
・ 物品の内容・金額等が確認できるカタログ・パンフレット
5
5 証拠書類について
(1) 証拠書類は必ず本書を提出してください。
電子取引にかかるパソコン出力文書は、本書として認められません。
なお、本書が提出できないような形態での振込等は利用しないでください。
(例えば、振込専用通帳により銀行のATMから振り込む場合)
(2) 証拠書類について
・「請求書」
発行年月日、宛名(「関西大学▲▲様」としてください。)、社名・社印、請求金額、請求明細が必要と
なります。
なお、支払方法が、銀行振込の場合は振込口座(銀行名、支店名、預金種別、口座番号、口座名義[要フ
リガナ])、郵便払込の場合は郵便振替口座(口座番号、加入者名)が必要となります。
・「領収書*1」
発行年月日、宛名(「関西大学▲▲様」としてください。)、社名・社印、領収金額、摘要が必要となり
ます。
・「レシート」
できるかぎり「領収書」を徴収してください。
*1
「領収書」には、次のものも含みます。
・銀行発行の「振込金受取書」又は「計算書」
・郵便局発行の「受領証」又は「受領証書」
・カード会社発行の「ご利用代金明細書」(1回払いに限る)
カードを使用する場合の支払方法は、1回払いに限ります(例えば、分割払い、リボルビング払い、ボー
ナス一括払いによる利用はできません)。カード使用時に受け取る「ご利用控」、「領収書」、「レシート」で
はなく、後日カード会社から送付される「ご利用代金明細書」を提出してください。
なお、「ご利用代金明細書」本書の提出が困難な場合は、「ご利用代金明細書」コピーに「ご利用控」、
「領収書」、「レシート」のいずれかの本書を添付してください。
また、「ご利用代金明細書」は、本奨励研究費の支払対象となる項目だけを残し、それ以外の項目は抹
消してください。
・「カード利用代金明細書」の引落日は、各奨励研究費の使用期間内のものに限ります。
(3) 税務処理並びに経理規則及び経理規則細則上、証拠書類(請求書・領収書)あるいは納品書には必ず署名・
押印と明細が必要です。証拠書類に明細がない場合は、必要事項を記入した各申請用紙等が明細の代わりと
なります。
なお、証拠書類の内容・金額等が確認できるカタログ・パンフレット・見積書・納品書等があれば、必ず証
拠書類に添付してください。
また、消耗図書資料費は、書名・冊数を証拠書類のおもてに記入していただくか、別に購入リストを添付し
てください。
<証拠書類の貼付について>
・ 証拠書類が、
A4サイズと同じ場合は、
A4サイズより大きい場合は、
A4サイズより小さい場合は、
そのままで提出してください。
A4サイズにおさまるように折りたたんで提出してください。
「証拠書類添付用紙1(請求書用)」(科研奨励5-1)又は
「証拠書類添付用紙2(領収書用)」(科研奨励5-2)に、
はがれないように糊付けしてください。
<貼付の際、次の点に注意してください。>
・ 請求書の場合は、
・ 領収書の場合は、
「証拠書類添付用紙1(請求書用)」(科研奨励5-1)に、請求書1枚のみを貼付してください。
「証拠書類添付用紙2(領収書用)」(科研奨励5-2)に、立替者が同じで予算費目が同じで
あれば、1枚に複数枚の領収書を貼付しても結構です。ただし、内容がわかるよう、重ならない
よう貼付してください。消耗図書資料費は証拠書類の写しを登録台帳とする関係上、特にご意
ください。
6
6「報酬」で支払う<資料整理・実験補助等のアルバイト代>について
PD・RAは、本学での兼職任用は禁止されていますので、アルバイトを依頼する場合は、必
ず、本人に、PD・RAとして雇用されていないことを確認してください。
業務は、すべて研究者の監督の下に行ってください。自宅での勤務は認められません。
アルバイト代は、勤務表に従って就業者本人の銀行口座に直接振込みます。研究者による立替
払いはできませんので、ご留意ください。
留学生がアルバイトをする際には、別途「資格外活動許可証」(写)の提出が必要です。
なお、支払の単位は「月払い」となっておりますので、勤務表は、月ごとに締めて原則翌月5日ま
で(源泉徴収票作成のため、11月勤務分については当月中)に、他の支払必要書類と共に研究支
援課に提出してください。支払日は、毎月25日(25日が金融機関の休業日に当たるときは、25日に
最も近い営業日に繰り上げる)といたします。
同一人について、その年の初回支払依頼時(翌月5日まで)のみ「給与所得者の扶養控除等
(異動)申告書」の提出が必要となります。
本学から同一人に複数のアルバイト代が支払われる場合には、当月の支払金額を通算し、源泉
徴収税額が発生する場合には、当該金額を控除して就業者に支払うこととなります。
なお、源泉徴収税額を控除した場合は、控除前合計金額、源泉徴収税額及び控除後合計金額を
記載した「支払額計算書」を研究者に送付いたしますので、就業者へご周知いただきますようお
願いいたします。「源泉徴収票」につきましては、年末に人事課から就業者宛(本学学生は大学・大
学院届出住所、それ以外の方は勤務表記載住所宛)に送付いたします。
7 予算管理
執行に際しての予算残高の照会は、研究支援課までお問い合わせください。
(1)予算の差引は、執行手続の順ではなく、金額が確定したものから差し引くことになります。
(2)使用限度額を超えた場合の取扱いは、次のとおりです。
ア
一般出張旅費、交通費
使用限度額内での支払となります。
イ
消耗器具備品費、機械装置・器具備品
購入することはできません。購入価格の一部に私費を充当して購入することもできません。
ウ
上記(ア及びイ)以外の費目
請求書での支払はできません。ただし、立替払の場合には、領収書による使用限度額内で
の支払となり、超過分は自己負担となります。
7
8
固定資産及び物品の管理等について
(1)現物照合について
固定資産及び物品管理規程に基づき、固定資産(機械装置、器具備品)は、毎年1回現物
照合を行います。
(2)帰属手続について
ア
イ
購入物件登録台帳の作成
・ 消耗図書資料…………
研究支援課がその都度、「登録台帳」を作成します。
・ 消耗器具備品…………
管財局がその都度、「管理票」を作成します。
・ 機械装置、器具備品…
管財局がその都度、「台帳」を作成します。
物品へのラベルの貼付
・ 消耗図書資料… 購入した研究者が、その都度、「図書ラベル」を貼付してください。
・ 消耗器具備品
・ 機械装置、器具備品
… 購入した研究者が、その都度、「管理ラベル」を貼付してください。
(3)廃棄手続について
ア
消耗器具備品、機械装置、器具備品の廃棄等
廃棄等については、必ず研究支援課にご相談ください。
イ
消耗図書資料の抹消
抹消は、「抹消ラベル」の貼付により完了します。破損・汚損・価値滅失などの理由で抹
消する場合、「抹消ラベル」をお渡ししますので、研究支援課にお申し出ください。
8
○ 科学研 究費 申請奨 励研 究費規 程( 平成 15年7月 10日制 定)
科 学研究 費申 請奨励 研究 費規程
平 成15年 7月 10日
制定
( 目的)
第 1条 この 規程は 、本 学専任 教育 職員( 特別 契約教 授を 含む。 )( 以下「 教員 」とい う。 )の科 学
研 究費補 助金 (以下 「科 研費」 とい う。) への 申請を 促進 しつつ 、再 申請の 意思 を有す る有 望な課
題 を重点 的に 支援・ 補強 するこ とで 、科研 費の 採択率 の向 上を図 るこ とを目 的と する。
( 種類)
第 2条 前条 の目的 を達 成する ため 、次に 掲げ る経費 (以 下「奨 励研 究費」 とい う。) を支 給する も
の とする 。
(1 )
申請 奨励研 究費 新た に科 研費を 申請 した研 究課 題及び 関連 分野の 研究 に着手 する ための
事 前準備 等に 充てる 研究 費
( 2) 再申 請支援 研究 費 科 研費 に申請 し、不採 択とな った研 究組 織が、次年度に同様の申請を行う
場合に、当該研究課題に継続的に取組むことで研究力を強化充実し、採択率を大きく向上させるための
研究費
( 支給対 象)
第 3条 奨励 研究費 の支 給対象 は次 のとお りと する。
(1 )
申請 奨励研 究費 新た に科 研費を 申請 した研 究組 織に支 給す る。た だし 、当該 年度 に再申
請 支援研 究費 の支給 を受 けた研 究組 織には 支給 しない もの とする 。
( 2) 再申 請支援 研究 費 科 研費 に申請 し、 不採択 とな った研 究組 織が、 次年 度に引 き続 き科研
費 を申請 する 場合に 当該 研究組 織に 支給す る。た だし、原 則と して次 の事 項を満 たす ものとする。
(ア ) 文 部科 学省又 は独 立行政 法人 日本学 術振 興会か ら開 示され る審 査結果 にお ける総 合評 価が
「 A」又 は「 B」で ある こと。
(イ ) 当 該研 究組織 の研 究代表 者が 前年度 申請 時と同 一で あり、 かつ 構成員 の過 半数が 前年 度申
請 時と同 様の 者であ るこ と。
(ウ ) 前 年度 申請時 と同 様の研 究課 題であ るこ と。
2 再申請支援研究費の支給は、連続して2回を限度とする。
( 支給額 )
第 4条 奨励 研究費 の支 給額は 、別 に定め る。
( 奨励 研究費 の請 求)
第 5条 奨励 研究費 の請 求は、 その 都度証 拠書 類を添 付の うえ、 支出 願を研 究支 援課に 提出 するも の
と する。 ただ し、人 間健 康学部 の教 員は堺 キャ ンパス オフ ィス、 総合 情報学 部の 教員は 総合 情報学
部 オフィ ス、 社会安 全学 部の教 員は ミュー ズオ フィス を提 出先と する 。
( 支給の 方法 と使用 期間 )
第 6条 奨励 研究費 は、 前条の 請求 に基づ き支 給する 。
2 奨励 研究 費を使 用で きる期 間は 、次に 掲げ るとお りと する。
(1 )
申請 奨励研 究費 は、科 研費 の申請 手続 を行っ た年 度の 12月1 日から 2月 末日ま でと する。
( 2) 再申 請支援 研究 費は、 不採 択の審 査結 果の通 知を 受けた 年度 の6月 1日 から2 月末 日まで
と する。
( 使途範 囲)
第 7条 奨励 研究費 は、 旅費交 通費 (一般 出張 旅費( 国内 ・国外 )、 交通費 )、 消耗品 費( 消耗品 、
消 耗器具 備品 及び消 耗図 書資料 )、 印刷・ 製本 費、通 信運 搬費、 賃借 料、報 酬及 び雑費 の諸 経費並
び に機械 装置 及び器 具備 品の支 出に 充てる もの とする 。
2 奨励 研究 費の使 用限 度額に 私費 を充当 して 、前項 の消 耗器具 備品 、機械 装置 及び器 具備 品(学 校
法 人関西 大学 固定資 産及 び物品 管理 規程の 管理 対象と なる もの。 )を 購入す るこ とはで きな い。
3 支給 を受 けた異 なる 種類の 奨励 研究費 を合 算して 使用 するこ とは できな い。
9
( 奨励研 究費 の執行 )
第 8条 奨励 研究費 の執 行管理 は、 当該研 究組 織の代 表者 が行う もの とする 。
( 奨励研 究費 の繰越 )
第 9条 奨励 研究費 の残 額は、 次年 度に繰 り越 すこと がで きない 。
( 購入物 件の 帰属)
第 10条 奨励 研究費 によ り購入 した 消耗器 具備 品、消 耗図 書資料 、機 械装置 及び 器具備 品は 、その 都
度 、所定 の手 続によ り大 学に帰 属さ せるも のと する。
(再申 請支 援研究 費の 返還)
第 11条 再申請支援研究費の交付を受け、科研費に申請しなかった場合には、原則として交付額を返還しなけ
ればならない。
( 所管)
第 12条 奨励 研究費 に関 する事 務は 、研究 支援 課が行 う。
附 則
こ の規程 は、 平成 15年11月1 日から施 行する 。
附 則
こ の規程 (改 正)は 、平 成16年 4月 1日か ら施 行する 。
附 則
こ の規程 (改 正)は 、平 成18年 4月 1日か ら施 行する 。
附 則
こ の規程 (改 正)は 、平 成18年 10月 12日か ら施 行し、 平成 18年8 月1 日から 適用 する。
附 則
1 この 規程 (改正 )は 、平成 18年 12月1 日か ら施行 する 。
2 第7 条及 び第8 条の 規定に かか わらず 、こ の規程 (改 正)施 行時 におい て、 現に採 択奨 励研究 費
を 受けて いる 場合の 使途 範囲及 び執 行管理 は、 なお従 前の 例によ る。
附 則
こ の規程 (改 正)は 、平 成21年 4月 1日か ら施 行する 。
附 則
こ の規程 (改 正)は 、平 成21年 7月 17日か ら施 行し、 平成 21年4 月1 日から 適用 する。
附 則
こ の規程 (改 正)は 、平 成22年 11月 1日 から施行 する。
10
∗ 研究推進部のホームページをご活用ください。
1
フォーマットの掲載場所
研究推進部ホームページ
・ アドレス(URL)http://www.kansai-u.ac.jp/Kenkyushien/
※ 関西大学ホームページ(トップページ)からもリンクされています。
2
用意しているフォーマット形式
・ MS-Word文書(Windows版)
※ 直接入力してお使いいただけます。
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