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原価マネジメント の 考え方

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原価マネジメント の 考え方
IME 経営セミナー
2016 年 2 月 26 日
中小企業の生き残り作戦!
定期経営セミナー開催予定
• 場所
大田区産業プラザ(Pio) 蒲田
中堅・中小製造業の経営革新
〒144-0035 東京都大田区南蒲田1-20-20
TEL:03-3733-6600
• 日時
原価マネジメント
の
考え方
2月26日(金)
3月25日(金)
4月22日(金)
F会議室
F会議室
F会議室
18:30から1.5~2時間程度
• テーマ
• 企業経営関連のテーマを時期と希望により選定する
株式会社
代表取締役
立居場誠治
1.社会、受注の変化
変化の
方向性
先進国需要
に
顕著な傾向
数量的問題
質的問題
多品種化
高度化
ハイテク化
小量化
小ロット化
高品質化
短納期化
ライフサイクル
短命化
低価格化
対応多様化
カスタマイズ
多機能化
簡素化
高信頼性
安全性
デザイン性
操作性
対
応
早期
正確
適切
妥当
満足
安心
利益
存続
© Seiji Tateiba 2015 Tokyo jp
2 原価マネジメントの重要性
(1)経験によるコストダウンの期待
経験曲線(experience curve)
• 累積生産量が増えるほど、その生産や販売などに掛かる
コストが下がる現象をいう考え方。
• 労働集約的で同じ作業
経験曲線 (experience curve)
を繰り返す産業ほど、
累積生産量が増えるほ
経験曲線効果は高い傾 一
ど、その生産や販売など
向がみられる。
単
に掛かるコストが下がる
位
の
コ
ス
ト
現象
(
単
価
)
累積生産量
(2)多品種小量化の影響
多品種少量生産により、段取り回数(比率)が増加し
稼働率が低下する。
また、製品毎に各工程の仕事量が異なる為、多品
種化はバランスロスによる時間ロスを生じさせる。
(3)短納期化の影響
納期に余裕があれば、類似品をまとめて生産し、工
程分担やシフトを変化させてバランスロスに対応す
ることができる。しかし、短納期であれば多能工が多
数いない限りバランスロスの随時対応は困難であ
る。
(4)短命化の影響
前出の経験曲線効果が得られない為、日常の工夫
などで自然にコストを下げることは期待できない。
www.ime-net.com
1
© Seiji Tateiba 2016Tokyo JP
IME 経営セミナー
2016 年 2 月 26 日
3.原価マネジメントの方向性
原価企画
(1)原価の比較
(0)原価資料作成
コストテーブル
売価の決定
・材料単価マスター
・加工費レート
目標利益率
目標原価の設定
見積原価計算
見積(成行)材料費
部門別見積加工費
の計算
部門別
目標材料費の設定
目標加工費の設定
ギャップ分析
NG
(2)原価改善
改善余地分析
・ポートフォリオ分析
・材料費ロス分析
・労務費ロス分析
・経費ロス分析
OK
原価決定
材料費の改善計画
材料単価改善
材料使用量改善
加工費の
部門別改善計画
部門別労務費改善
経費節減改善
目標原価決定
生産計画
生産活動
(3)原価管理
材料費の構成と品質コストの関係
価格ロス
在
庫
管
理
ロ
ス
過剰な仕様・品質ロス
材
料
単
価
要
因
設計・材料改善余地
技
術
歩
留
ロ
ス
生
産
歩
留
ロ
ス
生
産
不
良
ロ
ス
理想材料費
材料消費量要因
(1)単価ロス:賃率差異 (労務費レート差異)
理想労務費
単
価
要
因
理想設備費
製
品
改
善
余
地
生
産
方
式
改
善
余
地
(2) (3) (4)
操 作業 管
業 改善 理
ロ 余地 者
ス Ⓜ 責
(3) 任
設備 ロ
改善 ス
余地 Ⓟ
(5)
作
業
者
責
任
ロ
ス
Ⓟ
Ⓜ
(1)単価ロス:設備費レート差異
消費量(時間)要因
5.原価マネジメントの要領・計画
実態調査と
改善活動
計画作成
1)売上・利益目 6)改善教育
標設定
7)稼動分析
2) 原 価 目 標 設 8)工程分析
定
(改善考案)
3) 製 品 別 原 価
9)生産方法の
計算
改善
4)コストダウン
10)
作業の標
計画
準化
5) 教 育 訓 練 の
充実
www.ime-net.com
システム構築
管理活動
11) 生 産 管 理 13) 原 価 管 理
シ ス テ ム の 委員会
改善
14) 実 績 検 討
12) 原 価 管 理 会
シ ス テ ム 構 15)管理ロスの
築
改善
16)作業ロスの
改善
2
© Seiji Tateiba 2016Tokyo JP
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