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ノイズ発生器 - Keysight

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ノイズ発生器 - Keysight
Keysight 81150A/81160A
パルス/ファンクション/任意波形/
ノイズ発生器
Data Sheet
バージョン1.2
はじめに
汎用の信号作成機能、変調機能、歪み機能の搭載により強化された、高精度のパルスジェネレーター
– 正確な信号でデバイスをテスト可能
– 柔軟な波形/ノイズ発生機能を備え、将来にわたってストレステストの問題に対応
– アナログ、デジタル、ミックスド・シグナル・デバイスをテストするためのパターンジェネレーター
(オプション)
– 1台に統合することで、ケーブル、スペース、テスト時間を最小化
03 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
81150A パルスファンク
ション任意ノイズ発生器の
概要
– 1 μHz ∼ 120 MHzのパルス出力(立ち上がり/立ち下がり時間可変)
– 1 μHz ∼ 240 MHzの正弦波出力
– 14ビット、2 GSa/sの任意波形
– 1チャネル当たり512 kサンプルの大容量任意波形メモリ
– パルス、正弦波、方形波、ランプ波、ノイズ、任意波形
81150 A
– 26日の信号繰り返し時間のノイズ(クレストファクターの調整が可能)
– FM/AM/φM/PWM/FSK変調機能
– 1または2チャネルの結合/非結合
– 差動出力
– 2種類の出力増幅器を選択可能:
– 広帯域増幅器
振幅:50 mVpp ∼ 5 Vpp
(出力インピーダンス50 Ω、50 Ω終端の場合)
100 mVpp ∼ 10 Vpp(出力インピーダンス50 Ω、オープン終端の場合)
電圧ウィンドウ:±5 V
(出力インピーダンス50 Ω、50 Ω終端の場合)
±10 V
(出力インピーダンス50 Ω、オープン終端の場合)
±9 V
(出力インピーダンス5 Ω、50 Ω終端の場合)
– 高電圧増幅器
振幅:100 mVpp ∼ 10 Vpp
(出力インピーダンス50 Ω、50 Ω終端の場合)、
200 mVpp ∼ 20 Vpp(出力インピーダンス5 Ω、50 Ω終端の場合または出力インピー
ダンス50 Ω、オープン終端の場合)
電圧ウィンドウ:±10 V
(出力インピーダンス50 Ω、50 Ω終端の場合)
± 20 V
(出力インピーダンス5 Ω、50 Ω終端の場合または出力インピーダンス50 Ω、
オープン終端の場合)
– タイミングパラメータ(遅延、周波数、遷移時間、幅、デューティーサイクル)のグリッチ
のないタイミング変更
– Keysight 81101A、81104A、81105A、81110A、81130A、81160Aとのプログラミング
言語の互換性
– ISO 17025/Z540.3校正
– LXI class C(rev. 1.1)に準拠
– オプションのパターンジェネレーター:
– 最高120 Mbpsの理想的な任意ビット形状
– 2/3/4値の信号レベル
– 最大231のPRBS
– 16 Mビットのパターンメモリ
– 最高10 Mbpsの物理層テストとプロトコルテストの組み合わせに対応するパススルー
パターン
04 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
81160A パルスファンク
– 1 μHz ∼ 330 MHzのパルス出力(立ち上がり/立ち下がり時間可変)
ション任意ノイズ発生器の
概要
– 1 μHz ∼ 500 MHzの正弦波出力
81160 A
– 26日の信号繰り返し時間のノイズ(クレストファクターの調整が可能)
– 4ビット、2.5 GSa/sの任意波形
– 1チャネル当たり最大256 kサンプルの大容量任意波形メモリ
– パルス、正弦波、方形波、ランプ波、ノイズ、任意波形
– FM/AM/ΦM/PWM/FSK変調機能1または2チャネル、結合/非結合
– 差動出力
– 振幅:
50 mVPP ∼ 5 VPP(出力インピーダンス50 Ω、50 Ω終端の場合)
100 mVpp ∼ 10 Vpp(出力インピーダンス50 Ω、オープン終端の場合)
– 電圧ウィンドウ:
±5 V
(出力インピーダンス50 Ω、50 Ω終端の場合)
±10 V
(出力インピーダンス50 Ω、オープン終端の場合)
– タイミングパラメータ(遅延、周波数、遷移時間、幅、デューティーサイクル)のグリッチ
のないタイミング変更
– Keysight 81101A、81104A、81105A、81110A、81130A、81150Aとのプログラミング
言語の互換性
– ISO 17025/Z540.3校正
– LXI class C(rev. 1.1)に準拠
– オプションのパターンジェネレーター:
– 最高330 Mbps
(オプション330)または660 Mbps
(オプション660)の理想的な任意
ビット形状パターン
– 2/3/4値の信号レベル
– 最大231のPRBS
– パターンメモリ:4 Mビット(1チャネル構成)および2 Mビット/チャネル(2チャネル
構成)
– 最高10 Mbpsでの物理層テストとプロトコルテストの組み合わせに対応するパスス
ルーパターン
05 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
81150 A
波形タイプ
標準USB 2.0タイプA
チャネルの結合/非結合
トリガモード
外部入力
チャネル2:
チャネル1:
トリガ出力
トリガ出力
ストローブ出力
ストローブ出力
差動出力
差動出力
10 MHz基準入力
10 MHz基準出力
標準USB 2.0
LAN
タイプA
標準USB 2.0
タイプB
変調入力1、2
アドバンスドモード
GPIB
06 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
81160 A
波形タイプ
標準USB 2.0タイプA
チャネルの結合/非結合
外部入力
トリガモード
アドバンスドモード
チャネル2:
チャネル1:
差動出力
差動出力
同期出力A/B:
同期出力Aと同期出力Bの柔軟な
内部スイッチマトリクスにより、
論理トリガ信号1、論理トリガ信
号2、論理ストローブ信号1、論
理ストローブ信号2のいずれかに
10 MHz基準出力
ルーティング可能
10 MHz基準入力
変調入力
標準USB 2.0
1、2
タイプA
LAN
標準USB 2.0
タイプB
GPIB
07 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
今日の問題に対応するため
には新世代のテスト機器が
必要
製品のいち早い市場への投入が求められている中、デザインのスケジュールは短縮され、品質
目標は高くなる一方です。このような状況が改善されることはありません。市場では差別化が
生き残りの鍵であるため、独自の機能をテストする必要があります。信頼性のある結果を得る
ために、非常に柔軟性の高い有効なテストを選択する必要があります。
こうした問題に対応するには、以下の特長を備えた新世代のテスト機器が必要です。
– 信号源ではなくデバイスをテストできる確度
– 将来のテスト問題にも対応できる柔軟性
– 配線が少なく、場所をとらない、多くの機能が内蔵されたプラグアンドプレイ・ソリュー
ション
キーサイトの製品
必要な信号だけをテストできます。
4倍の汎用性:最適な信号忠実度
Keysight 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器は、デザインや
被試験デバイスを高速かつ正確に解析を行える、次世代ラボの標準となる機器です。81150A/
81160Aは以下を備えています。
– 性能検証/特性評価用の正確な信号を発生させることのできるファンクション/任意発生器
– テストを最適化できる柔軟な信号の生成
– DUTに必要な信号を作成できる変調機能
– 信号を歪ませてワーストケースシナリオを作成できるノイズ発生器
– アナログ、デジタル、ミックスド・シグナル・デバイスを理想的な条件や実環境条件でテ
ストできるパターンジェネレーター(オプション)
Keysight 81150Aおよび新しいKeysight 81160Aパルス/ファンクション/任意波形/ノイズ
発生器は、理想的な条件でのテストと実環境テストの高速化に不可欠です。
パルスジェネレーター
ファンクション/任意波形発生器
パターンジェネレーター
ノイズ発生器
08 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
パルスジェネレーター:
信号源の影響を受けずに
デバイスをテスト
優れたタイミングの安定性を持つ非常に正確なパルスにより、正確なテストを再現できます。
またトリガ/システム・クロック・アプリケーションに必要な信号品質とトリガ機能がすべて
揃っています。
タイミングパラメータ(遅延、周波数、遷移時間、幅、デューティーサイクル)のドロップアウ
ト/グリッチのない変更が可能です。この特許取得済みの業界最高の機能により、クロック周
波数を掃引してデバイスの特性を評価する際に、被試験デバイスをリブート/リセットする必
要はなく、連続動作させることができます。タイミングパラメータのフル制御のほか、必要に
応じてレベルとエッジの調整も行えます。
チャネル1のパルス設定
複雑な測定のセットアップ
81150Aと81160Aのどちらのパルスファンクション任意ノイズ発生器にも、1チャネルと2チャ
ネルのバージョンがあります。2チャネルバージョンでは、チャネルを分離して個別に動作さ
せることも、チャネル間の遅延を定義してチャネルを結合することもできます。
各チャネルには、トリガ出力、ストローブ出力、差動出力があり、多くの複雑なテストセットアッ
プのベースになります。
ストローブとトリガを使用した測定
4つのゲーティッドバースト
外部入力
トリガ出力
ストローブ出力
出力
09 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
ファンクション/
任意波形発生器
デバイスの限界までストレスを印加
さらにKeysight 81150A/81160Aパルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器では、柔
軟な波形/変調機能により、デバイスのテスト要件に適したさまざまな信号を作成できます。
最大10 MHzおよび50 MHzの変調周波数で、AM/FM/FSK/ΦM/PWMを使用できます。
Keysight 81150A/81160Aパルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器は、内部または
外部変調源を使用できます。内部変調は、第2チャネルまたは内部変調源により可能です。
振幅変調
AM周波数
AM変調度
周波数シフトキーイング変調
パルス幅変調
周波数掃引
ストローブ
出力
出力1
掃引時間
10 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
トリガ、ストローブ、変調、搬送波
を使用したセットアップ
連続ΦM
位相偏移180 °
搬送波正弦波 0.04 MHz
0.02 MHzの正弦波による変調
変調信号
トリガ出力
ストローブ
出力
出力
ノイズ発生器:再現性のある
確率的ノイズ
ジッタやノイズによりエッジやレベルのミスアライメントが生じ、データエラーの原因となり
ます。ノイズの原因は突然の電圧変化に起因する信号干渉から送信中に発生した歪みまでさま
ざまなので、その性質上、予測不可能です。
例えば、受信システムに起因する相加性雑音を識別するには、ノイズによる動作不良をシミュ
レートできることが重要です。トランスミッターのパワーを上げるより、雑音指数を下げる方
が安価に実現できます。Keysight 81150A/81160Aパルス/ファンクション/任意波形/ノイ
ズ発生器を使用すれば、各種仕様に従って、ノイズ品質を制御し、さまざまなケースをテスト
することができます。
ホワイトガウスノイズは、多くの実環境の良好な近似であり、統計的に独立した値を用いて、
トレーサブルなモデルを数学的に作成できます。Keysight 81150A/81160Aパルス/ファンク
ション/任意波形/ノイズ発生器は、20日または26日の信号繰り返しレートで、デターミニス
テックなホワイトガウスノイズを出力できます。また設定も非常に簡単で任意の分布を選択し
て、必要に応じてトリガによりノイズ出力を開始できます。
ガウス曲線と分布
正規分布
一般式:
イベント数=n×σ
平均値
ノーマライズした
イベント数
イベント数
σ
σ
σ
σ
電圧
11 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
電圧レベルのクレストファクター
VP/VRMSまたはVPP/VRMSスケールを使用して、テストを行う規格に応じて、4つの値の中から
クレストファクター(信号品質の指標)を選択することもできます。
81150A/81160Aでは、クレストファクター=VP/VRMSの定義を使用しています。
電圧レベルのクレストファクター
電圧
結果は、以下の2つの条件を組み合わせたノイズになります。
– ストレステストに適したランダムで再現性があるノイズ
– 十分にランダムなノイズ
パターンジェネレーター:
アナログ、デジタル、
ミックスド・シグナル・
デバイスのテスト
シリアルバスや、アナログ/デジタル/ミックスド・シグナル・デバイスでは、パターンを使
用してデザインにストレスを印加する必要があります。Keysight 81150A/81160A任意ビット
形状パターンジェネレーター(オプション)を使用すれば、理想パターンと実環境パターンを印
加できます。任意ビット形状パターン(オプションPAT)を備えたKeysight 81150Aでは、最高
120 Mbpsの速度でオーバーシュート、非対称遅延、デューティーサイクル歪みをエミュレー
トできます。さらにKeysight 81160Aでは、最高330 Mbpsでエミュレートできます(オプショ
ン330)。660 Mbpsでエミュレートすることも可能で(オプション660)、簡単にパターンを設
定したり、歪ませることができます。
12 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
デバイスの限界までストレスを印加:独自のビット形状を定義可能
以下のような影響をエミュレート
NRZ
– チャネルの容量性負荷
最小電圧レベル
遷移時間=1/3×周期の
NRZモード
– 非対称遅延
– クロスポイントの偏差
最大電圧レベル
最小遷移時間でのNRZモード
モード
データパターン:01001101
任意波形
最小遷移時間でのNRZモード
周期
遷移時間
– デューティーサイクル歪み
– 任意の遷移時間
– レベルノイズ
– 電気的なアイドル状態の前後の遅延
前のビットが現在のビットに影響を与える
ような遷移を定義することによる
ビット形状
ビット形状波形
最小電圧レベル
0→0
(ユーザー定義)
モード
最大電圧レベル
0→1
1→0 1→1
最大電圧レベル
最小電圧レベル
出力波形
81150A/81160Aパターン・ジェネレーターを使用すれば、前のビットが現在のビットに影響
を与えるようなビットからビットへの遷移を定義できます。またユーザー独自の任意ビット形
状を設定できます。
PRBS
ユーザー定義のパターンに加えて、最大231のPRBSなどの標準パターンを使用できます。
シーケンサー
シーケンサーの使用により、被試験デバイスがテストモードに入るように、プリアンブルシー
ケンスを設定できます。
2値の信号、3値の信号、4値の信号
2値の信号だけでなく、3値の信号や4値の信号を作成することもできます。3値の信号を備えて
いるので、さまざまな信号を追加して電気的なアイドルに対応する必要はありません。3値の
信号はイーサネット環境などで使用され、4値の信号はPAM-4アプリケーションなどで使用さ
れます。
ビット/ブロック・トリガ・モード
さらに、連続ビットやブロック・トリガ・モードなどの標準的なトリガモードでは、アプリケー
ションニーズに合わせた選択が可能です。ビットモードでは、1ビットのトリガごとにシーケ
ンスが進められます。アプリケーション例としてはビットクロックがありますが、外部クロッ
ク、そしてさらにトリガ入力に供給できます。
ブロックモードでは、トリガイベントごとにデータブロック全体が1回作成されます。これは、
プロトコルデータを用いるアプリケーションなどに有用です。
最高10 Mbpsの物理層テストと
プロトコルテストの組み合わせに
対応するパススルーパターン
81150A/81160Aパターンジェネレーターは、データを被試験デバイスにパススルーして、あ
らゆる種類のストレス(形状/タイミングの変更)を印加できます。
最高10 Mbpsの速度で、プロトコルと物理層のテストを同時にリアルタイムに実行可能
物理層テストとプロトコルテストの組み合わせにより、テスト効率が向上
プロトコル
エクセサイザー
変調
入力
プロトコルデータの
送信
VPT1000 FlexRayなど
81150A/81160A
パススルー
パターン
柔軟な変調と
再ストレステストに
よるリアルタイムで
のデータパススルー
DUT
合否判定
テスト
プロトコルハンドシェーク
パススルーパターン機能は、プロトコルデータを変調入力経由で取り込んで、あらゆる種
類のストレス(形状/タイミングの変更)を印加できます。
13 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
変調
パターン信号の変調により、実環境条件をエミュレートできます。
AM:パターン信号の振幅に変調信号を乗算して、データ信号の歪みレベル(正弦波干渉など)
をエミュレートできます。
FM:パターン信号の周波数を変調して、データ信号のSSCをエミュレートできます。
ΦM:データビットの位相を変調して、データ信号のジッタをエミュレートできます。
インタフェース
任意メモリへの保存
任意メモリに波形を保存する方法は複数あります。標準で6個の任意波形が内蔵されています
が、81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器をサポートしている
Keysight 33503A BenchLink Waveform Builder Proソフトウェアを使用して、測定器または
PC上で、必要な波形を作成することも可能です。33503Aソフトウェアは、波形の作成、キー
サイトのオシロスコープからの波形のインポート、81150A/81160Aへの波形のダウンロード
用にデザインされています。
MS Excel
*.csv
VEE
LabView
I/Oライブラリ
I/OライブラリまたはIVI.COM
Keysight 33503A BenchLink
Waveform Builder Pro
I/OライブラリまたはIVI.COM
‐IntuiLInk (.wvf)
‐CSV (.csv)
‐バイナリ
‐テキスト (.txt)
‐33500シリーズASCII (.arb)
‐33500シリーズ バイナリ (.barb)
‐33500シリーズ シーケンス (.seq)
‐81100シリーズ シーケンス (.dseq)
I/OライブラリまたはIVI.COMの手動サンプリング
Keysight 2000/ 3000/4000 Xシリーズ
InfiniiVisionオシロスコープ
14 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
いつでもどこでも
測定が可能
ウェブインタフェースを内蔵し、Keysight 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波
形/ノイズ発生器のすべての機能をウェブブラウザーから使用できます。
ウェブインタフェース
チャネル1:信号のセットアップ
波形の決定
ウェブインタフェース
チャネル2:ノイズの追加
必要なクレストファクター/確率関数を選択
15 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
増幅器の概念
アプリケーションやデバイスによって、必要な帯域幅や電圧レベルは異なります。ニーズに合っ
た製品をお選びいただけます。
330 MHz
81150Aには、広帯域増幅器と高電圧
増幅器が実装されています。
一方、81160Aは1つの増幅器で
帯域幅
81160A
全スペクトラムをカバーします。
120 MHz
81150A 広帯域増幅器
50 MHz
81150A 高電圧増幅器
5V
10 V
電圧
柔軟な信号同期
81150Aは、チャネルごとにトリガ出力とストローブ出力が1つずつあります。
81160Aは、チャネルごとにトリガ信号とストローブ信号が内部で生
成されます。柔軟に設定できるスイッチマトリクスにより、4つのう
ち2つの内部信号を同期出力Aまたは同期出力Bにルーティングでき
ます。
81160A:同期出力A/B
16 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
動作モード
動作モードには4つの要素があります。
– チャネル間の結合
– トリガモード
– 波形タイプ
– アドバンスドモード
チャネル1と2の結合
2チャネルバージョンには、2つの動作モードがあります。
– 結合オフ:2個のチャネルが独立に動作します。両方のチャネルの周波数は同じクロック
基準に基づいていますが、個別に選択できます。
– 結合オン:トリガモード、波形タイプ、アドバンスドモードは、両方のチャネルで同じです。
チャネル1とチャネル2の固定遅延も同じです。
トリガモード
– 連続:連続波形、バースト、掃引、変調で使用できます。連続モードでは外部入力は使用
できません。
– 外部トリガ:外部入力でトリガ(立ち上がり、立ち下がり、またはその両方)による、単一
の波形、バーストまたは掃引がスタートします。
– 外部ゲーティッド:外部入力でアクティブレベル(ハイまたはロー)が検出されると、波形、
バースト、掃引がオンになります。最後の波形、バースト、掃引は常に完了します。
– 内部トリガ:内部クロックが外部トリガソースの代わりに使用されます。波形、バースト、
掃引に対して適用できます。
– 手動:単一のトリガが発生します。ソースは、フロントパネルのボタンまたはリモートコ
マンドです。
トリガレート(内部トリガ)
81150A:1 μHz ∼ 120 MHz
81160A:1 μHz ∼ 330 MHz
トリガレート(外部トリガ)
81150A:DC ∼ 120 MHz
81160A:DC ∼ 330 MHz
17 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
波形タイプ
– 標準波形:パルス、正弦波、方形波、ランプ波、ノイズ、任意波形
– 定義済み任意波形:指数立ち上がり、指数立ち下がり、sin
(x)/x、心電図波、DC
– パルス、正弦波、ランプ波、ノイズ、任意波形(50 Ωの信号源インピーダンスを、50 Ωの負荷インピー
ダンスで終端して測定)。
パルス特性
81150A
81160A
周波数レンジ
広帯域増幅器
高電圧増幅器
1 μHz ∼ 120 MHz
1 μHz ∼ 50 MHz
1 μHz ∼ 330 MHz
周波数分解能
1 μHz
1 μHz
4.1 ns ∼(周期 − 4.1 ns)、代表値
10 ns ∼(周期−10 ns)
1.5 ns ∼(周期−1.5 ns)、仕様
100 ps、6桁
±500 ps±50 ppm
100 ps、6桁
± 300 ps±50 ppm
パルス幅
レンジ
広帯域増幅器
高電圧増幅器
分解能
確度
遷移時間
(独立した立ち上がり/立ち下がり)
レンジ
広帯域増幅器
2.5 ns ∼ 1000 (
s 10 % ∼ 90 %)
高電圧増幅器
7.5 ns ∼ 1000 (
s 10 % ∼ 90 %)
分解能
100 ps、6桁
確度
広帯域増幅器
±500 ps±50 ppm
高電圧増幅器
−1000 ps ∼+500 ps±50 ppm
オーバーシュート
1.
2.
1.0 ns ∼ 1000 (
s 10 % ∼ 90 %)
100 ps、6桁
±300 ps±50 ppm
2 %(代表値)1
4 %(代表値)2
>5 ns
(広帯域増幅器)および>15 ns
(高電圧増幅器)の遷移時間の間、オーバーシュートがなくなります。
>2 nsの遷移時間の間、オーバーシュートがなくなります。
正弦波特性
81150A
81160A
1 μHz ∼ 240 MHz
1 μHz ∼ 50 MHz
1 μHz ∼ 500 MHz
高電圧増幅器
周波数分解能
1 μHz
周波数レンジ
広帯域増幅器
高調波歪み
(広帯域増幅器の出力
インピーダンス
50 Ωを50 Ωで終端)
1 μHz ∼ 2 MHz
2 MHz ∼ 10 MHz
10 MHz ∼ 35 MHz
35 MHz ∼ 70 MHz
70 MHz ∼ 240 MHz
1 μHz ∼ 8 MHz
8 MHz ∼ 50 MHz
10 VPP
<−40 dBc
<−25 dBc
高調波歪み
(高電圧増幅器の
出力インピーダンス50 Ωを
1 μHz
1 VPP
<−62 dBc
(仕様)
<−57 dBc
(仕様)
<−45 dBc
(仕様)
<−35 dBc
(仕様)
<−22 dBc
(仕様)
3 VPP
<−62 dBc
(仕様)
<−52 dBc
(仕様)
<−40 dBc
(仕様)
<−30 dBc
(仕様)
<−17 dBc
(仕様)
1 μHz ∼ 2 MHz
2 MHz ∼ 10 MHz
10 MHz ∼ 50 MHz
50 MHz ∼ 200 MHz
200 MHz ∼ 500 MHz
1 VPP
<−62 dBc
(仕様) <−53 dBc
(仕様)
<−50 dBc
(仕様) <−40 dBc
(仕様)
<−30 dBc
(仕様) <−27 dBc
(仕様)
<−22 dBc
(仕様) <−20 dBc
(仕様)
50 Ωで終端)
非高調波(スプリアス)
歪み
SSB位相雑音(10 kHzオフセット)
1 MHz
10 MHz
100 MHz
240 MHz
500 MHz
1 μHz ∼ 20 MHz
20 MHz ∼ 200 MHz
200 MHz ∼ 240 MHz
−60 dBc
(代表値)
−55 dBc
(代表値)
−50 dBc
(代表値)
1 μHz ∼ 1 MHz
1 MHz ∼ 10 MHz
10 MHz ∼ 280 MHz
280 MHz ∼ 330 MHz
330 MHz ∼ 500 MHz
−119 dBc/Hz
(代表値)
−115 dBc/Hz
(代表値)
−115 dBc/Hz
(代表値)
−115 dBc/Hz
(代表値)
−
−110 dBc/Hz
(代表値)
−93 dBc/Hz
(代表値)
−
−
−100 dBc/Hz
(代表値)
3 VPP
<−65 dBc
(仕様) <−63 dBc
(仕様)
−50 dBc
(代表値)
−55 dBc
(代表値)
−50 dBc
(代表値)
−45 dBc
(代表値)
−43 dBc
(代表値)
18 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
方形波特性
81150A
81160A
周波数レンジ
広帯域増幅器
高電圧増幅器
1 μHz ∼ 120 MHz
1 μHz ∼ 50 MHz
1 μHz ∼ 330 MHz
周波数分解能
1 μHz
1 μHz
デューティーサイクル
広帯域増幅器
高電圧増幅器
(周波数/240 MHz)∼ 1−(周波数/240 MHz)
例、60 MHz 25 % ∼ 75 %
(周波数/100 MHz)∼ 1−(周波数/100 MHz)
例、1 MHz 1 % ∼ 99 %
(周波数/660 MHz)∼ 1−(周波数/660 MHz)
例、115 MHz 25 % ∼ 75 %
例、3.3 MHz 0.5 % ∼ 99.5 %
分解能
0.1%
0.1%
遷移時間(10 % ∼ 90 %)
広帯域増幅器
高電圧増幅器
2.5 ns(代表値、固定)
6 ns(代表値、固定)
1.1 ns(代表値、固定)
オーバーシュート
2 %(代表値)
4 %(代表値)
ランプ波特性
81150A
81160A
周波数レンジ
1 μHz ∼ 5 MHz
1 μHz ∼ 20 MHz
周波数分解能
1 μHz
1 μHz
リニアリティー
< 0.1 %
(f < 10 kHz)
< 0.1 %(f < 10 kHz)
対称性
0.0 % ∼ 100 %
0.0 % ∼ 100 %
81150A
81160A
120 MHz(代表値)
40 MHz(代表値)
160 MHz(代表値)
ノイズ特性
帯域幅
広帯域増幅器
高電圧増幅器
振幅分布
ガウス分布の選択が可能、ユーザー定義
ガウス分布の選択が可能、ユーザー定義
クレストファクター(ピーク/RMS)を
選択可能
3.1、4.8、6.0、7.0(代表値)
(ガウス分布)
3.1、4.8、6.0、7.0(代表値)
(ガウス分布)
ノイズタイプ
デターミニステック、トリガ可能
デターミニステック、トリガ可能
繰り返し時間
最大26日
最大20日
19 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
任意波形特性
81150A
81160A
D/Aコンバーターのサンプリングレート
1
2 GSa/s(固定)
2.5 GSa/s(固定)
波形長
2 ∼ 512 kポイント
1チャネル構成:2 ∼ 256 kポイント
2チャネル構成:2 ∼ 128 kポイント
波長対メモリ・アクセス・レート
2 ∼ 512 kポイント(1,000 MSa/sの
1
メモリ・アクセス・レートで)
1チャネル構成、自動選択:
128 ∼ 256 kポイント(625 MSa/sのメモリ・アクセス・
DAC分解能
14ビット
14ビット
周波数レンジ
1 μHz ∼ 120 MHz
1 μHz ∼ 330 MHz
周波数分解能
1 μHz
1 μHz
遷移時間(10 % ∼ 90 %)
広帯域増幅器
高電圧増幅器
1.7 ns(代表値)
5 ns(代表値)
1.0 ns(代表値)
フィルター帯域幅
広帯域増幅器
高電圧増幅器
240 MHz(代表値)
80 MHz(代表値)
500 MHz(代表値)
PPジッタ
1 ns(代表値)
400 ps(代表値、2,500 MSa/sのメモリ・アクセス・
1.
2.
3.
レートで)2
64 k ∼ 128 kポイント(1,250 MSa/sのメモリ・アクセス・
3
レートで)
2 ∼ 64 kポイント(2,500 MSa/sのメモリ・アクセス・
レートで)
2チャネル構成、自動選択:
64 k ∼ 128 kポイント(625 MSa/sのメモリ・アクセス・
レートで)2
32 ∼ 64 kポイント(1,250 MSa/sのメモリ・アクセス・
レートで)3
2 ∼ 32 kポイント(2,500 MSa/sのメモリ・アクセス・
レートで)
レートで)
2個のメモリサンプル間を1ステップリニア補間。D/Aコンバーターのクロックレートは2,000 MSa/s。
2個のメモリサンプル間を3ステップリニア補間。D/Aコンバーターのクロックレートは2,500 MSa/s。
2個のメモリサンプル間を1ステップリニア補間。D/Aコンバーターのクロックレートは2,500 MSa/s。
20 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
アドバンスドモード
3つのアドバンスドモードがあります。
– 変調:変調タイプ(AM、FM、φM、FSK、PWM)を選択可能
– 掃引:周波数掃引用
– バースト:選択した波形をn回繰り返す
変調
各チャネルの変調入力(AM、FM、φM、FSK、PWM用)がリアパネルにあります。2チャネル構成
の測定器では、1チャネルを使用して他方のチャネルを変調することもできます。
変調入力1/変調入力2
81150A
81160A
入力レンジ(フルスケール)
±2.5 Vまたは±5 Vを選択可能
±2.5 V
周波数レンジ
DC ∼ 10 MHz
DC ∼ 10 MHz
入力インピーダンス
10 kΩ、50 Ω(公称値)を選択可能
10 kΩ、50 Ω(公称値)を選択可能
コネクタ
BNC、リアパネル
BNC、リアパネル
AM
81150A
81160A
搬送波波形
正弦波、方形波、ランプ波、任意波形
正弦波、方形波、ランプ波、任意波形
内部変調
正弦波、方形波、ランプ波(アップ、50 %、ダウン)、 正弦波、方形波、ランプ波(アップ、50 %、ダウン)、
ノイズ、任意波形
ノイズ、任意波形
変調周波数
内部
外部
1 mHz ∼ 10 MHz
DC ∼ 10 MHz
1 mHz ∼ 50 MHz
DC ∼ 10 MHz
変調度
0 % ∼ 120 %
0 % ∼ 120 %
両側波帯抑圧搬送波
オン/オフの選択可能
オン/オフの選択可能
ソース
内部、外部、チャネル
内部、外部、チャネル
FM
81150A
81160A
搬送波波形
正弦波、方形波、ランプ波、任意波形
正弦波、方形波、ランプ波、任意波形
内部変調
正弦波、方形波、ランプ波
(アップ、50 %、ダウン)、 正弦波、方形波、ランプ波(アップ、50 %、ダウン)、
ノイズ、任意波形
ノイズ、任意波形
変調周波数
内部
外部
1 mHz ∼ 10 MHz
DC ∼ 10 MHz
1 mHz ∼ 50 MHz
DC ∼ 10 MHz
偏移レンジ
1 μHz ∼ 240 MHz1
1 μHz ∼ 500 MHz1
ソース
内部、外部、チャネル
内部、外部、チャネル
81150A
81160A
搬送波波形
正弦波、方形波、ランプ波、任意波形
正弦波、方形波、ランプ波、任意波形
内部変調
正弦波、方形波、ランプ波
(アップ、50 %、ダウン)、 正弦波、方形波、ランプ波(アップ、50 %、ダウン)、
ノイズ、任意波形
ノイズ、任意波形
ΦM
変調周波数
内部
外部
1 mHz ∼ 10 MHz
DC ∼ 10 MHz
1 mHz ∼ 50 MHz
DC ∼ 10 MHz
偏移レンジ
0 ∼ 360˚
0 ∼ 360 ˚
ソース
内部、外部、チャネル
内部、外部、チャネル
1.
最大周波数は選択した波形に依存します。
21 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
FSK
81150A
81160A
搬送波波形
正弦波、方形波、ランプ波、任意波形
正弦波、方形波、ランプ波、任意波形
内部変調
50 %方形波
50 %方形波
1 mHz ∼ 50 MHz
1 mHz ∼ 10 MHz
1 mHz ∼ 50 MHz
1 mHz ∼ 10 MHz
周波数レンジ
1 mHz ∼ 240 MHz1, 2
1 mHz ∼ 500 MHz1
ソース
内部、外部、チャネル
内部、外部、チャネル
FSKレート
内部
外部
1.
2.
最大周波数は選択した波形に依存します。
エクスポート制御用:実効スイッチング時間は40 ns。
PWM
81150A
81160A
搬送波波形
パルス
パルス
内部変調
正弦波、方形波、ランプ波(アップ、50 %、ダウン)、 正弦波、方形波、ランプ波(アップ、50 %、ダウン)、
ノイズ、任意波形
ノイズ、任意波形
変調周波数
内部
外部
1 mHz ∼ 10 MHz
DC ∼ 10 MHz
1 mHz ∼ 50 MHz
DC ∼ 10 MHz
偏移レンジ
パルス幅の0 % ∼ 100 %
パルス幅の0 % ∼ 100 %
ソース
内部、外部、チャネル
内部、外部、チャネル
掃引
各チャネルに対して独立した周波数掃引を提供します。
81150A
81160A
波形
パルス、正弦波、方形波、ランプ波、三角波、
任意波形
パルス、正弦波、方形波、ランプ波、三角波、
任意波形
タイプ
リニアまたはログ
リニアまたはログ
方向
アップまたはダウン
アップまたはダウン
掃引時間
100 μs ∼ 500 s
50 μs ∼ 500 s
スタート周波数/ストップ周波数
1 μs ∼ 240 MHz3
1 μHz ∼ 500 MHz1
−
1 μHz ∼ 500 MHz ±0.5 dB(代表値)
トリガソース
外部、内部、手動
外部、内部、手動
マーカー
周波数マーカー
周波数マーカー
振幅フラットネス
(1 kHz、2 VPPを基準にして)
3.
最大周波数は選択した波形に依存します。
バースト
波形
各チャネルに対して個別のバースト機能を提供します。
81150A
81160A
パルス、正弦波、方形波、ランプ波、三角波、
任意波
パルス、正弦波、方形波、ランプ波、三角波、
任意波
周波数
1 μHz ∼ 120 MHz
1 μHz ∼ 330 MHz
モード
外部トリガ、内部トリガ、外部ゲーティッド
外部トリガ、内部トリガ、外部ゲーティッド
バースト内の波形数
2 ∼ 2 −1(約2,000,000,000)
2 ∼ 231−1(約2,000,000,000)
31
トリガ周期
16.7 ns ∼ 9999 s
6.1 ns ∼ 9999 s
スタート位相4
−360 ∼+360 ˚
−360 ∼+360 ˚
ゲートソース
外部
外部
トリガソース
外部、内部、手動
外部、内部、手動
4.
パルス、方形波、ランプ波を除くすべての波形に使用できます。
22 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
出力
メイン出力
フロントパネルの各チャネルに対して、シングルエンド出力または差動出力(選択可能)を提供します。
最大周波数
81150A
81160A
広帯域増幅器
120 MHzパルス/240 MHz正弦波
330 MHzパルス/500 MHz正弦波
高電圧増幅器
50 MHz
出力1/出力2
出力タイプ
振幅(出力インピーダンス50 Ωで50 Ω
終端の場合)
広帯域増幅器
1 μHz ∼ 120 MHz
120 MHz ∼ 240 MHz
1 μHz ∼ 330 MHz
330 MHz ∼ 500 MHz
高電圧増幅器
1 μHz ∼ 50 MHz
81150A
81160A
シングルエンドまたは差動
シングルエンドまたは差動
1
50 mVpp ∼ 5 Vpp(代表値)
1
50 mVpp ∼ 3 Vpp(代表値)
1
100 mVpp ∼ 10 Vpp(代表値)
振幅(出力インピーダンス50 Ωでオー
プンの場合、出力インピーダンス5 Ωで
50 Ω終端の場合)
広帯域増幅器
1
1 μHz ∼ 120 MHz
100 mVPP ∼ 10 VPP(∼
9 VPP2)
1
120 MHz ∼ 240 MHz
100 mVpp ∼ 5 Vpp
1 μHz ∼ 60 MHz
高電圧増幅器
1 μHz ∼ 50 MHz
200 mVpp ∼ 20 Vpp1
DC振幅確度
1
50 mVpp ∼ 5 Vpp(仕様)
1
50 mVpp ∼ 3 Vpp(仕様)
±(設定の1.5 %+5 mV)
電圧ウィンドウ(出力インピーダンス50
Ωで50 Ω終端の場合)
広帯域増幅器
−5 V ∼+5 V
(代表値)
高電圧増幅器
−10 V ∼+10 V
(代表値)
電圧ウィンドウ
(出力インピーダンス50 Ωでオープン
終端の場合、出力インピーダンス5 Ωで
50 Ω終端の場合)
1
広帯域増幅器
−10 V ∼+10 V(−
9 V ∼+9 V2)
(代表値)
高電圧増幅器
−20 V ∼+20 V
(代表値)
100 mVpp ∼ 10 Vpp1, 4
±(設定の1.5 %+5 mV)
−5 V ∼+5 V
(仕様)
−10 V ∼+10 V
(仕様)4
DCオフセット確度
±5 V電圧ウィンドウ
±10 V電圧ウィンドウ
±20 V電圧ウィンドウ
±(25 mV+1 %)
±(50 mV+1 %)
±(75 mV+1 %)
±(25 mV+1 %)
±(50 mV+1 %)
分解能
1 mV、4桁
1 mV、4桁
出力インピーダンス
50 Ω/5 Ω(代表値)を選択可能
50 Ω(公称値)
可変負荷インピーダンス
0.3 Ω∼ 1 MΩ3
0.1 Ω∼ 1 MΩ
保護
ショート保護、過負荷の場合はメイン出力をオフ
ショート保護、過負荷の場合はメイン出力をオフ
コネクタ
BNC、フロントパネル
BNC、フロントパネル
1.
2.
3.
4.
振幅はすべてシングルエンド振幅です。差動ピークツーピーク振幅は、シングルエンド値の2倍です。
出力インピーダンス50 Ωでオープン終端の場合は10 VPP、出力インピーダンス5 Ωで50 Ω終端の場合は9 VPPです。
ノーマル出力の電流+コンプリメント出力の電流は、1チャネル当たり440 mAに制限されます。
出力インピーダンス50 Ωでオープン終端の場合のみ。
23 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
クロック基準
外部基準出力
81150A
81160A
周波数
確度
安定度
経時変化
10 MHz(代表値)
±50 ppm
±2 ppm、0 ∼ 50 ℃
±1 ppm/年
10 MHz(仕様)
±10 ppm
± 2 ppm、0 ∼ 55 ℃
±1 ppm/年
出力レベル
1 V(公称値)
1 V(公称値)
インピーダンス
50 Ω(公称値)、AC結合
50 Ω(公称値)、AC結合
コネクタ
BNC、リアパネル
BNC、リアパネル
外部基準入力
81150A
81160A
ロックレンジ
10 MHz±500 ppm
10 MHz±500 ppm(代表値)
入力レベル
200 mVpp ∼ 5 Vpp
200 mVPP ∼ 5 VPP(代表値)
インピーダンス
1 kΩ(公称値)、AC結合
1 Ω(公称値)、AC結合
コネクタ
BNC、リアパネル
BNC、リアパネル
内部周波数特性
81150A
81160A
確度
±50 ppm
±10 ppm
安定度
±2 ppm、0 ∼ 50 ºC
±2 ppm、0 ∼ 55 ℃
経時変化
±1 ppm/年
±1 ppm/年
外部入力
フロントパネルの両方のチャネルに共通の外部入力を提供します。
外部トリガモードまたは外部ゲートモードには、外部入力が使用されます。
81150A
81160A
周波数レンジ
DC ∼ 120 MHz
DC ∼ 330 MHz
入力レンジ
−10 V ∼+10 V
−5 V ∼+5 V
最大入力振幅
10 VPP
10 VPP
入力感度
200 mVPP
ヒステリシスLow:200 mVPP
ヒステリシスHigh:350 mVPP
しきい値
レンジ
分解能
−10 V ∼+10 V
−5 V ∼+5 V
100 mV
100 mV
インピーダンス
10 kΩ/50 Ωを選択可能、DC結合
1 kΩ/50 Ωを選択可能、DC結合
スロープ
立ち上がり/立ち下がり/両方を選択可能
立ち上がり/立ち下がり/両方を選択可能
パルス幅
>3.3 ns
>1.3 ns
遷移時間
<100 ns
コネクタ
BNC、フロントパネル
周波数カウンタ
外部入力の周波数が測定されます
ゲート時間、最大330 MHz
−
1 s、固定
確度
−
クロック基準の仕様を参照
BNC、フロントパネル
24 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
81150Aのトリガ出力
81150Aの場合、フロントパネルの各チャネルに対して、個別のトリガ出力があります。
アドバンスドモードの内部/外部変調(AM、FM、φM、PWM)では、トリガ出力は、搬送波
波形の周波数で50 %デューティーサイクルになります。
FSK変調の場合、トリガ出力は、データ出力と同じ周波数を出力します。すなわち、2つの周
波数を交互に切り替えます。
ノイズを選択した場合、内部、外部、または手動でノイズが再スタートされたときに、トリガ
信号が発生します。
他のすべての動作モードで、トリガ信号(TRIGGER OUT)は各波形の開始時に出力されます。
81150Aのトリガ出力1/トリガ出力2
81150A
出力レベル
TTL
ECL
TTL/ECLを選択可能
0 V/2.5 V(公称値)
−0.85 V/−1.80 V
(公称値)
パルス幅
内部トリガ、連続
外部トリガ
50 %のデューティーサイクル(代表値)
4 ns(代表値)
遷移時間(20 % ∼ 80 %)
2.0 ns(代表値)
最大レート
120 MHz1
インピーダンス
50 Ω(公称値)
コネクタ
BNC、フロントパネル
1.
出力周波数>120 MHzの場合、トリガレートは出力周波数の4分の1です。周波数掃引またはFSK周波数
が120 MHzを超えると、トリガレートは出力周波数の4分の1になります。
25 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
81150Aのストローブ出力
81150Aのフロントパネルの各チャネルに対して、ストローブ出力があります。ストローブ出
力信号の機能は、動作モードに応じて異なります。
アドバンスドモードを選択しない場合は、ストローブ出力は常にローです。
アドバンスドモードの内部/外部トリガまたはゲーティッドバーストでは、ストローブ出力は
バーストの持続時間を示す信号を提供します。ストローブ信号の立ち上がりエッジは、バース
ト内の最初の波形周期の開始に同期し、立ち下がりエッジは、バースト内の最後の波形周期の
開始に同期しています。
周波数マーカーをオフにしたアドバンスドモード掃引では、ストローブ出力は掃引の半分の持
続時間を持つパルスです。ストローブ信号は、掃引の開始で立ち上がります。
周波数マーカーをオンにしたアドバンスドモード掃引では、ストローブ出力が掃引の開始で立
ち上がり、マーカー周波数で立ち下がります。
パターンモード(ブロックモード=オン)では、ストローブ出力がパターンの開始で立ち上がり、
パターンの最後のビットで立ち下がります。詳細については、ユーザーガイドを参照してくだ
さい。
アドバンスドモードの内部/外部変調(AM、FM、FSK、φM、PWM)では、ストローブ出力
はアナログ変調波形です。
パターンモード(ブロックモード=オン)では、論理ストローブ信号がパターンの開始で立ち上
がり、パターンの最後のビットで立ち下がります。詳細については、ユーザーガイドを参照し
てください。
81150Aのストローブ出力1/ストローブ出力2
81150A
デジタル出力レベル
TTL
ECL
アナログ出力レベル(変調器)
TTL/ECLを選択可能
0 V/2.5 V(公称値)
−0.85 V/−1.80 V
(公称値)
−2.0 V ∼ 2.0 V
(フルスケール)
インピーダンス
50 Ω(公称値)
コネクタ
BNC、フロントパネル
最小パルス幅
4 ns(代表値)
遷移時間(20 % ∼ 80 %)
2.0 ns(代表値)
26 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
81160Aのトリガ出力/
ストローブ出力:
同期出力A/同期出力B
1チャネルの場合も、2チャネルの場合も、2つの高速出力(同期出力Aと同期出力B)がフロント
パネルあります。内部スイッチマトリクスによってこれらの同期出力の信号を非常に柔軟に設
定できます。以下のスイッチマトリクスの設定に従って、トリガ信号やストローブ信号を出力
できます。
1チャネル構成
81160A
同期出力Aソース
なし、論理トリガ信号1、論理ストローブ信号1
同期出力Bソース
なし、論理トリガ信号1、論理ストローブ信号1
例えば、論理トリガ信号1を同期Aと同期Bに同時にルーティングできます。
2チャネル構成
81160A
同期出力Aソース
なし、論理トリガ信号1、論理ストローブ信号1、
論理トリガ信号2、論理ストローブ信号2
同期出力Bソース
なし、論理トリガ信号1、論理ストローブ信号1、
論理トリガ信号2、論理ストローブ信号2
例えば、論理トリガ信号1を同期Aと同期Bに同時にルーティングできます。
同期出力A/同期出力B
81160A
デジタル出力レベル
TTL
ECL
アナログ出力レベル(変調器)
TTL/ECLを選択可能
0 V/2.5 V(公称値)
−0.85 V/−1.80 V
(公称値)
−2.0 V ∼ 2.0 V
(フルスケール)。
論理ストローブ出力にルーティングする場合に
使用可能
インピーダンス
50 Ω(公称値)
遷移時間
0.8 ns(代表値)(20%/80%)
コネクタ
BNC、フロントパネル
論理トリガ出力と論理ストローブ出力の機能を以下で説明します。
論理トリガ信号
論理トリガ信号は内部で生成される信号で、同期出力Aまたは同期出力BのBNCコネクタにルー
ティングできます。2チャネル構成では、論理トリガ信号は、チャネル1とチャネル2の両方に
対して出力されます。
アドバンスドモードの内部/外部変調(AM、FM、φM、PWM)では、論理トリガ信号の周波
数は、変調されていない搬送波波形の周波数で、デューティーサイクルは50 %です。
FSK変調では、論理トリガ信号はデータ出力と同じ周波数を出力します。すなわち、2つの周
波数を交互に切り替えます。
ノイズを選択した場合は、内部、外部、または手動でノイズが再スタートされたときに、トリ
ガ信号が発生します。
他のすべての動作モードで、論理トリガ信号は各波形周期の最初に出力されます。
27 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
論理トリガ信号1/論理トリガ信号2
81160A
パルス幅
内部トリガ、連続
外部トリガ
50 %のデューティーサイクル(代表値)
1.5 ns(代表値)
最大レート
330 MHz1
1.
出力周波数>330 MHzの場合、トリガレートは出力周波数の2分の1です。パターンモードのビットレー
トが>330 Mbpsの場合、トリガレートは出力周波数の2分の1です。周波数掃引またはFSK周波数が
330 MHzを超える場合、トリガレートは出力周波数の2分の1です。
論理ストローブ信号
論理ストローブ信号は、内部で生成される信号で、同期出力Aまたは同期出力BのBNCコネク
タにルーティングできます。2チャネル構成では、論理ストローブ信号は、チャネル1とチャネ
ル2の両方に対して出力されます。
論理ストローブ信号の機能は、動作モードに応じて異なります。アドバンスドモード以外を選
択した場合は、論理ストローブ信号は常にローです。
アドバンスドモードの内部/外部トリガまたはゲーティッドバーストでは、論理ストローブ信
号はバーストの持続時間を示します。論理ストローブ信号の立ち上がりエッジは、バースト内
の最初の波形周期の開始に同期しています。立ち下がりエッジは、バースト内の最後の波形周
期の開始に同期しています。
周波数マーカーをオフにしたアドバンスドモード掃引では、論理ストローブ信号は掃引の半分
の持続時間のパルスです。ストローブ信号は、掃引の開始で立ち上がります。
周波数マーカーをオンにしたアドバンスドモード掃引では、論理ストローブ信号は掃引の開始
で立ち上がり、マーカー周波数で立ち下がります。
アドバンスドモードの内部/外部変調(AM、FM、FSK、φM、PWM)では、論理ストローブ
信号はアナログ変調波形です。
パターンモード(ブロックモード=オン)では、論理ストローブ信号がパターンの開始で立ち上
がり、パターンの最後のビットで立ち下がります。詳細については、ユーザーガイドを参照し
てください。
28 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
デジタルチャネルの加算
測定器に2つの出力チャネルが装備されている場合、チャネル2をチャネル1に内部的に加算で
きます。チャネル1の最大出力電圧は変わりません。チャネル加算を選択した場合、チャネル2
はチャネル2の波形をそのまま出力します。
Channel 1
Delay,
width
Data
Channel 1
Channel 2
Data
Delay,
width
Channel 1 +
XOR
Channel 2
Channel 1
Channel 2
Channel 1 +
Channel 2
タイミング特性
外部入力のタイミング特性
81150A
81160A
366 ns(代表値)
350 ns(代表値)
404 ns(代表値)
404 ns(代表値)
パターンモード:オン可変遅延1
レンジ
分解能
確度
406 ns(代表値)
出力1と出力2に対して個別
404 ns(代表値)
出力1と出力2に対して個別
0 s ∼ 1000 s2
1 ps、6桁
±25 ps±50 ppm
0 s ∼ 1000 s2
1 ps、6桁
±35 ps±50 ppm
遅延
外部入力とトリガ出力1、2間 外部入力と同期出力A、B間
遅延:外部入力とメイン出力1、2間
固定遅延
アドバンスドモード:オフ、
バースト
アドバンスドモード:掃引
固定遅延
アドバンスドモード:オフ、
バースト
アドバンスドモード:掃引
パターンモード:オン
ジッタ3
外部入力とメイン出力1、2間
外部入力とトリガ出力1、2間
外部入力とストローブ出力
1、2間
外部入力と同期出力A、B間
1.
2.
3.
366 ns(代表値)
350 ns(代表値)
406 ns(代表値)
404 ns(代表値)
404 ns(代表値)
404 ns(代表値)
15 ps RMS(代表値)
15 ps RMS(代表値)
15 ps RMS(代表値)
−
−
−
15 ps RMS(代表値)
15 ps RMS(代表値)
掃引または変調を選択した場合には使用できません。
トリガ周期≧可変遅延。
外部入力の振幅>500 mV。外部入力の遷移時間<10 ns。外部トリガのパルス、方形波、正弦波、ラン
プ波、任意波形に有効です。外部トリガによるノイズまたは外部トリガによる掃引には、81150Aで8
nsのp-pジッタ、81160Aで3.2 nsのp-pジッタが含まれています(50 Ωの信号源インピーダンスでメイ
ン出力で測定)。
29 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
連続または内部トリガのタイミング特性
81150A
81160A
遅延
固定遅延
可変遅延出力1、21
連続モードのレンジ2
内部トリガモードのレンジ3
分解能
確度
トリガ出力1、2とメイン出力1、2間
0 ns(代表値)
出力1と出力2に対して個別
0 ∼ 1の波形周期
0 s ∼ 1000 (
s 代表値)
1 ps、6桁
±25 ps±50 ppm
同期出力A、Bとメイン出力1、2間
0 ns(代表値)
出力1と出力2に対して個別
0 ∼ 1の波形周期
0 s ∼ 1000 (
s 仕様)
1 ps、6桁
±35 ps±50 ppm
遅延
アドバンスドモード:バースト
トリガ出力1、2とストローブ出力1、2間
0 ns(代表値)
同期出力Aと同期出力B間
0 ns(代表値)
ジッタ4
ジッタ
メイン出力1、2とメイン出力1、2間:
7 ps RMS(代表値)
トリガ出力1、2とメイン出力1、2間:
8 ps RMS(代表値)
トリガ出力1、2とストローブ出力1、2間:
9 ps RMS(代表値)
トリガ出力1、2とトリガ出力1、2間:
9 ps RMS(代表値)
ジッタ
メイン出力1、2とメイン出力1、2間:
7 ps RMS(代表値)
同期出力A、Bとメイン出力1、2間:
8 ps RMS(代表値)
同期出力Aと同期出力B間:
9 ps RMS(代表値)
1.
2.
3.
4.
掃引または変調を選択した場合には使用できません。
アドバンスドモード=オフまたはアドバンスドモード=バースト。
トリガ周期≧可変遅延。
50 Ωのソースインピーダンスでメイン出力で測定。連続または内部トリガのパルス、方形波、正弦波、ランプ波、任意波形に有効です。内部トリガまたは連続
(代表値)のp-pジッタ、81160Aで3.2 ns
(代表値)のp-pジッタがあります。
のノイズまたは掃引には、81150Aで8 ns
結合モードオン時のタイミング特性
81150A
81160A
遅延:メイン出力1とメイン出力2間
固定遅延
0 ns(代表値)
0 ns(代表値)
可変遅延出力1、25
連続モードのレンジ6
内部トリガモードのレンジ7
分解能
確度
出力1と出力2に対して個別
0 ∼ 1の波形周期
0 s ∼ 1000 (
s 代表値)
1 ps、6桁
±25 ps±50 ppm
出力1と出力2に対して個別
0 ∼ 1の波形周期
0 s ∼ 1000 (
s 仕様)
1 ps、6桁
±35 ps±50 ppm
5.
6.
7.
掃引または変調を選択した場合は、使用できません。
アドバンスドモード=オフまたはアドバンスドモード=バースト。
トリガ周期≧可変遅延。
30 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
パターンジェネレーター(オプション)
81150A
オプションPAT
データレート
1 μbps ∼ 120 Mbps
(内蔵パターンソースで)
81160A
81160A
オプション330
オプション660
1 μbps ∼ 330 Mbps
1 μbps ∼ 660 Mbps
パターンメモリ
16 Mビット、1ビット分解能
4 Mビット(1チャネル構成)
2 Mビット/チャネル(2チャネル構成)
パターンメモリ分解能
1ビット
レベル数
2、3または4(ユーザー選択可能)
シーケンス設定
プリアンブルの後にループ・データ・ブロックが1個続く。ループカウント:
1 ∼ 10,000,000。シーケンス全体を無限にループまたはトリガ可能
1 μbps ∼ 330 Mbpsの
データレート:1ビット
330 Mbps ∼ 660 Mbpsの
データレート:2ビット
トリガモード
連続、ゲーティッド、トリガイベントごとに1ビット、トリガイベントごとに1シーケンス
パターンメモリ
内部:PRBS –7/9/11/15/23/31
ユーザー定義
外部:パススルー・パターン・モード。パターンは変調入力に印加され、サンプリングされます。パターン長無限。
最大10 Mbps。非同期動作に対して自動サンプリング、または同期動作に対して固定サンプリングを選択可能
外部サンプリング
自動/固定
パターン変調
AM、FM、φM
任意ビット形状
ユーザー定義および定義済みのビット遷移
(ビット遷移当たり最大64個の任意波形ポイント)
31 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
ダウンロード時間
ブロック転送は、Keysight 81150Aと81160Aのどちらのパルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器でも最高速の波形のダウンロード方
法です。
ダウンロード時間:ブロック転送(測定値)
81150A
81160A
USB 2.0
GPIB
LAN
USB 2.0
GPIB
LAN
1 kポイント
31 ms(代表値)
35 ms(代表値)
35 ms(代表値)
23 ms(代表値)
44 ms(代表値)
27 ms(代表値)
8 kポイント
65 ms(代表値)
120 ms(代表値)
80 ms(代表値)
68 ms(代表値)
198 ms(代表値)
86 ms(代表値)
64 kポイント
700 ms(代表値)
1(
s 代表値)
730 ms(代表値)
330 ms(代表値)
1.36 (
s 代表値)
449 ms(代表値)
256 kポイント
−
−
−
1.25 (
s 代表値)
5.4 (
s 代表値)
1.75 (
s 代表値)
512 kポイント
2.9 (
s 代表値)
5.2 (
s 代表値)
3.7 (
s 代表値)
−
−
−
ダウンロード時間:整数カンマ区切り値(測定値)
81150A
81160A
USB 2.0
GPIB
LAN
USB 2.0
GPIB
LAN
1 kポイント
220 ms(代表値)
200 ms(代表値)
220 ms(代表値)
214 ms(代表値)
188 ms(代表値)
181 ms(代表値)
8 kポイント
1.8 (
s 代表値)
1.6 (
s 代表値)
1.4 (
s 代表値)
1.6 (
s 代表値)
1.45 (
s 代表値)
1.39 (
s 代表値)
64 kポイント
14.2 (
s 代表値)
12.6 (
s 代表値)
12 (
s 代表値)
13.0 (
s 代表値)
11.5 (
s 代表値)
11.0 (
s 代表値)
ダウンロード時間:浮動小数点カンマ区切り値(測定値)
81150A
81160A
USB 2.0
GPIB
LAN
USB 2.0
GPIB
LAN
1 kポイント
290 ms(代表値)
280 ms(代表値)
270 ms(代表値)
297 ms(代表値)
256 ms(代表値)
236 ms(代表値)
8 kポイント
2.4 (
s 代表値)
2.1 (
s 代表値)
1.9 (
s 代表値)
2.23 (
s 代表値)
1.98 (
s 代表値)
1.8 (
s 代表値)
64 kポイント
20 (
s 代表値)
16 (
s 代表値)
15 (
s 代表値)
18.2 (
s 代表値)
15.7 (
s 代表値)
14.3 (
s 代表値)
32 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
一般仕様
81150A
81160A
電源
100 V ∼ 240 V、50 ∼ 60 Hz
100 V ∼ 127 V、50 ∼ 400 Hz
100 V ∼ 240 V、50 ∼ 60 Hz
100 V ∼ 127 V、50 ∼ 400 Hz
消費電力
110 W(公称値)
90 W(公称値)
動作温度
0 ∼ 50 ℃
0 ∼ 55 ℃
動作高度
最高2000 m
最高2000 m
保管温度
−40 ∼ 70 ℃
−40 ∼ 70 ℃
保存ステート
4個の名前付きユーザー設定と工場設定
4個の名前付きユーザー設定と工場設定
電源投入時の状態
デフォルトまたは直近ステート
デフォルトまたは直近ステート
インタフェース
2×標準USB 2.0タイプA、
1×標準USB 2.0タイプB、
GPIB、LAN
2×標準USB 2.0タイプA、
1×標準USB 2.0タイプB、
GPIB、LAN
プログラミング言語
SCPI-1997
IEEE-488.2
LXI class C(rev. 1.1)に準拠
SCPI-1997
IEEE-488.2
LXI class C(rev. 1.1)に準拠
寸法(幅×高さ×奥行)
ベンチトップ
ラックマウント
439 mm×108 mm×456 mm
428 mm×89 mm×439 mm
439 mm×108 mm×456 mm
428 mm×89 mm×439 mm
質量
8 kg
8 kg
安全規格
IEC61010-1
UL61010
CSA22.2 61010.1認証
IEC61010-1
UL61010
CSA22.2 61010.1認証
EMC規格
IEC61326
IEC61326
ウォームアップ時間
30分
30分
校正間隔
2年間、推奨
2年間、推奨
冷却要件
本器を動作させる場合は、背面に80 mm以上、両側に 本器を動作させる場合は、背面に80 mm以上、両側に
30 mm以上の空間をあけてください。
30 mm以上の空間をあけてください。
定義
仕様
特に記載のない限り、0 ℃∼+55 ℃の動作温度範囲内で少なくとも2時間保管し、45分間のウォームアップを
行った後の、校正済み測定器の保証性能を表わしています。温度は自動校正後±10 ℃以内。仕様には測定の不
確かさが含まれています。仕様はすべて、ISO-17025メソッドおよびZ540メソッドに準拠して作成されています。
特に記載のない限り、本書に掲載されているデータは仕様です。
代表値
特性性能を表します。製造した測定器の80 %以上が適合する値です。このデータは保証されたものではなく、
測定の不確かさは含まれていません。室温(約23 ℃)でのみ有効です。
公称値
期待される平均性能値またはコネクタタイプ、寸法、動作速度などのデザインにより決まる特性性能です。
このデータは保証されたものではなく、室温(約23 ℃)で測定されたものです。
測定値
期待される性能を示すために設計段階で測定された値です。このデータは保証されたものではなく、
室温(約23 ℃)で測定されたものです。
確度
仕様パラメータのトレーサブルな確度を表します。測定誤差、タイムベース誤差、校正源の不確かさが含まれ
ています。
33 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
使用可能な動作モード
連続
81150A/81160A
アドバンスドモード:
オフ
パルス
方形波
正弦波
ランプ
波
ノイズ
任意
波形
DC
○
○
○
○
○
○
○
アドバンスドモード:バースト
○
○
○
○
×
○
×
アドバンスドモード:
変調
AM
×
○
○
○
×
○
×
FM
×
○
○
○
×
○
×
ΦM
×
○
○
○
×
○
×
FSK
×
○
○
○
×
○
×
PWM
○
×
×
×
×
×
×
×
○
○
○
×
○
×
アドバンスドモード:掃引
内部トリガまたは外部トリガ
81150A/81160A
アドバンスドモード:
オフ
パルス
方形波
正弦波
ランプ
波
ノイズ
任意
波形
DC
○
○
○
○
○
○
×
アドバンスドモード:バースト
○
○
○
○
×
○
×
アドバンスドモード:
変調
AM
×
×
×
×
×
×
×
FM
×
×
×
×
×
×
×
ΦM
×
×
×
×
×
×
×
FSK
×
×
×
×
×
×
×
PWM
×
×
×
×
×
×
×
×
○
○
○
×
○
×
パルス
方形波
正弦波
ランプ
波
ノイズ
任意
波形
DC
アドバンスドモード:
オフ
○
○
○
○
○
○
×
アドバンスドモード:バースト
○
○
○
○
×
○
×
アドバンスドモード:
変調
AM
×
×
×
×
×
×
×
FM
×
×
×
×
×
×
×
アドバンスドモード:掃引
ゲーティッド
81150A/81160A
ΦM
×
×
×
×
×
×
×
FSK
×
×
×
×
×
×
×
PWM
×
×
×
×
×
×
×
×
○
○
○
×
○
×
アドバンスドモード:掃引
34 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
オーダー情報
81150 A
Keysight 81150A
#001
1チャネル パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器
#002
2チャネル パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器
#1A7
ISO17025校正証明書
#Z54
Z540.3校正証明書
#PAT
120 Mbpsパターンジェネレーターのライセンス
付属品
– 校正証明書
– 各国用電源コード
– USBケーブル
– 製品CD
(ユーザーガイド、入門ガイド、IVI-COMドライバー、リモートアクセス用サンプ
ルプログラム)
オプションのアクセサリ
#DOC
製本版マニュアル(印刷された入門ガイドとユーザーガイドを含む)
#1CP
ラックマウントキット
81150Aのアップグレード(81150AU)
#PAT
パターンジェネレーターのライセンス
#DOC
製本版マニュアル
#EHD
100 Mビットイーサネット/HDMI 1.4用フィクスチャ
35 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
オーダー情報
81160 A
Keysight 81160A
#001
1チャネル パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器
#002
2チャネル パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器
#1A7
ISO17025校正証明書
#Z54
Z540.3校正証明書
#330
330 Mbpsパターンジェネレーターのライセンス
#660
660 Mbpsパターンジェネレーターのライセンス
付属品
– 校正証明書
– 各国用電源コード
– USBケーブル
– 製品CD
(ユーザーガイド、入門ガイド、IVI-COMドライバー、リモートアクセス用サンプ
ルプログラム)
オプションのアクセサリ
#DOC
製本版マニュアル(印刷された入門ガイドとユーザーガイドを含む)
#1CP
ラックマウントキット
81160Aのアップグレード(81160AU)
#330
330 Mbpsパターンジェネレーターのライセンス
#660
660 Mbpsパターンジェネレーターのライセンス
#326
#DOC
330 Mbpsから660 Mbpsへのパターンジェネレーターのアップグレードラ
イセンス
製本版マニュアル
関連カタログ
カタログ番号
『パルス/パターン・ジェネレーター・ファミリー』、Brochure
5980-0489J
『81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器』、
5989-7718JAJP
Demo Guide
『81150Aパルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器』、Flyer
5989-7720JAJP
『81150A/81160A パルス・パターン/ファンクション/任意波形/ノイズ
発生器』、Application Booklet
5989-7860JAJP
『81150A Quick Fact Sheet』
5990-4565EN
『81160A Quick Fact Sheet』
5990-6984EN
『33503A BenchLink Waveform Builder Pro/Basicソフトウェア』、Data Sheet
5990-7569JAJP
このドキュメントの最新バージョンについては、
www.keysight.co.jp/find/81150 または
www.keysight.co.jp/find/81160
で、「技術資料ライブラリ」をクリックしてください。
36 | Keysight | 81150A/81160A パルス/ファンクション/任意波形/ノイズ発生器 – Data Sheet
myKeysight
www.keysight.co.jp/find/mykeysight
ご使用製品の管理に必要な情報を即座に手に入れることができます。
www.lxistandard.org
LXIは、ウェブへのアクセスを可能にするイーサネットベースのテストシステム
用インタフェースです。Keysightは、LXIコンソーシアムの設立メンバーです。
www.keysight.com/go/quality
Keysight Technologies, Inc.
DEKRA Certified ISO 9001:2008
Quality Management System
契約販売店
www.keysight.co.jp/find/channelpartners
キーサイト契約販売店からもご購入頂けます。
お気軽にお問い合わせください。
www.keysight.co.jp/find/81150
www.keysight.co.jp/find/81160
キーサイト・テクノロジー合同会社
本社〒192-8550 東京都八王子市高倉町9-1
受付時間 9:00-18:00(土・日・祭日を除く)
TEL
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FAX
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Email [email protected]
www.keysight.co.jp
© Keysight Technologies, 2011 - 2015
Published in Japan, November 18, 2015
5989-6433JAJP
0000-00DEP
www.keysight.co.jp
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