...

2年生に進級し、一ヶ月が経とうとしています。それぞれのクラスの雰囲気

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

2年生に進級し、一ヶ月が経とうとしています。それぞれのクラスの雰囲気
山口大学教育学部附属光中学校 第2学年 学年だより 2号
平成 28 年4月 25 日発行
2年生に進級し、一ヶ月が経とうとしています。それぞれのクラスの雰囲気も、4月当初に比べ
て随分と和んできたように感じます。また、部活動では後輩ができ、
「先輩って呼ばれた!」
「後輩
がかわいい!」など嬉しそうにしている様子は、見ていて微笑ましく思います。そして、各教科の
授業も始まりました。学年が上がると、やはり勉強の内容も難しくなってきますので、ご家庭でも
しっかりと復習などに取り組む習慣を身に付けておくことが大切になります。ぜひ、お子さん達を
励ましてあげてください。では、今回は最近の授業の様子を、幾つかお届けします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
社会科は、今年は歴史と地理で担当教員が異なります。歴史の担当は関本先生です
が、毎回、知的好奇心を刺激し、じっくりと考えさせられる課題が出されます。先
日の授業では、
「江戸幕府は、どのようにして大名に下剋上を起こさせないようにし
たのか」という課題から、学習がスタートしました。宿題で調べてきたことをもと
に参勤交代制について語る子や、資料集の図を示しながら親藩・譜代・外様の大名
の位置関係を指摘する子もいました。教師側からも、大名の種類によって役割が違
うことが示され、様々な視点から幕府と各藩の関係が大きく見えてきたところで、これを関係図に
していこう、と新たな課題が出されました。
図にまとめ、物事を整理できる力は、様々な教科に応用できる力です。社会科では一年を通して
例えばこうした思考力も鍛えていくそうです。さて、子どもたちはこの作図を通して何を学んだの
か、ご家庭の夕食時の話題の一つに、こんな話もいかがでしょうか。
教科書の最初に出てくる「見えないだけ」という詩は、「あんなに確かに在るもの
が/まだここからは見えないだけ」という最後の二行が、何かに行き詰まった時に大きな支えとな
ってくれるような温かい作品です。授業では、詩の表現を丁寧に読むことで、作者の牟礼慶子さん
の思いをより確かに受け取ろうとする学習を進めています。
【
この学習に入る前に、1年生の最後に自分たちが作った詩を互いに読み、
生
も そ 目
心に残る作品を伝え合う1時間をとりました。ふりかえりでは「どの詩も、 う こ の
残 徒
その人らしいところが出ていた。詩だけでこんなことがわかるのはすごいと
思った。」「読むと自分もそんな気持ちが分かって泣きたくなってくる。」「詩
は、自分を表す方法の一つだなと感じました。」などの感想が書かれていまし
た。この学習の延長で今回の「見えないだけ」も読めるなら、単に言葉の意
味の理解に留まらない、作者の牟礼さんの人柄に触れる読みができるのでは
ないかと期待しています。よろしければ、保護者の皆さまもぜひ、国語の教
科書を開いてご覧ください。
い で 前
な 笑 の
い っ か
た ら
き っ
み ぽ
は の
い
す
像 作
品
よ
り
】
数学では「代表値」についての学習を行いました。A選手とB選手のボウリングの
スコアを基に,「あなたが代表選手を選べるとすると,どちらの選手を選ぶか」という課題に取り
組みました。各班で,どちらを選ぶのが良いのかを考える中で,様々な友達の考えに出会うととも
に,正しく資料を読み取る姿や,
「代表値」
(“最大値”
“中央値”
“最頻値”)などの数学的用語を用
いて説明しようとする姿が見られました。この授業を通して,
「代表値」
についての理解を深めることができたと思います。
子どもの感想の中には,
「苦手な単元だけど,色々な代表値を求めた
り,ボウリングのルールを考えたりするのが楽しかったです」という
ものもあり,充実した時間を過ごすことができたようです。
道徳では、副読本にある「律子と敏子」を読んで、友情について考えました。転勤
族の「律子」と仲良く過ごしてきた「敏子」。気持ちが離れかけた時もありましたが、再び仲良く
なった頃に、また「律子」が転校していくことになります。その別れの空港で、
「律子」は「敏子」
の本当の思いに初めて気づくという話です。授業では、「二人は本当に友達と言えるのだろうか」
という問いから、友情とは何か、友情を育むにはどうすればいいかを考えました。こうした正解の
ない課題は特に、意見を聴き合うことで互いの考えが深まっていくように感じます。二人は心配し
合っているから友達と言える、という意見や、本当の思いを伝えたり気
付いたりできていないので、友達と言うには不十分だ、という意見が交
わされ、50分間、友情を深める上で大切なことを考えていきました。
中学生にとって、友達との関係は勉強と同じくらい(あるいは、それ
以上に!)大切な課題です。これからも、機をとらえて学んでいくこと
になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
の
日
曜日
行事予定
予
定
日
曜日
予
定
2
月
午前中で下校(市内中学校の教員研修会のため) 24
火
内科検診
6
金
振替休日(4月23日分)
26
木
総合考査Ⅰ
10
火
2-1,2-2耳鼻科検診
27
金
光市「雇用の日」メッセージフェア ※弁当日
11
水
2-3耳鼻科検診
30
月
前期教育実習開始
12
木
小中合同防犯訓練
31
火
※給食日
18
水
参観日・部活動懇談会
雇用の日には市内の中学生が一堂に会し、市民ホールで職業講話を聴きます。将来を考えていく
上で、貴重な学びになると考えています。また、18日には参観日、部活動懇談会を予定していま
す。なお、27日が弁当日になる関係で31日が給食日となりますので、ご確認ください。
6月の予定
6月13日(月)~17日(金)自由参観日
Fly UP