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財団法人盛岡観光コンベンション協会平成18年度事業

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財団法人盛岡観光コンベンション協会平成18年度事業
財団法人盛岡観光コンベンション協会平成18年度事業計画
(平成 18 年 3 月 29 日 理事会議決)
1 コンベンション誘致支援事業
(1)サポーター派遣育成事業
受付案内等のコンベンションサポーターの派遣を行うとともに、サポ
ーターの育成支援を行う。
(2)誘致対策事業
コンベンション誘致用パンフレット作成し、首都圏等及び地元のコンベ
ンション主催者事務局に対する情報収集・誘致活動を行う。
(3)支援事業
① 歓迎ステッカーの配布
賛助会員用のコンベンション歓迎ステッカーの発行・配付を行う。
② 盛岡駅前歓迎表示看板の設置
一定規模以上の全国大会が開催される場合、盛岡駅前歓迎表示看板
を設置する。
③
コングレスバッグの提供等
コングレスバッグの提供及び各種観光パンフレットの提供を行う。
④
案内所(臨時)設置に伴う案内板の作成
盛岡駅等で使用する案内板を作成し、コンベンション主催者に貸出
しを行う。
2 広報宣伝事業
(1)広報宣伝事業
① 広告宣伝
旅行雑誌、新聞・テレビ等により、諸イベントを効果的に宣伝する。
② インターネットの活用
メールマガジン等インターネットによる情報発信を強化する。
(2)観光カレンダー製作事業
盛岡の観光四季カレンダーを作成し、関係団体・旅行会社等へ配布す
る。(1,800 部)
(3)コンベンションカレンダー製作事業
コンベンションカレンダーを作成し、関係団体へ配布するとともに会員
向けにインターネットで公開する。
3 企画開発調査事業
(1)観光地まちづくり運動
盛岡駅前通りから始まった「きららトイレ」(善意トイレ)など市民か
1
ら起こった一連のおもてなし活動に呼応して、助言・協力を実施する。
(2)振興セミナー事業
賛助会員を対象とした観光コンベンション振興セミナーを開催すると
ともに、賛助会員懇談会を実施する。
(3)情報収集事業
① コンベンション開催アンケートを実施し、コンベンション誘致・支援活
動に活用するとともに、コンベンションカレンダー作成の資料とする。
② 新潟を含む東北地区のコンベンション組織との連携強化、協力関係5市
(熊本、高松、静岡、金沢及び当市)による情報交換会への参加で情報収集
を行う。
③ 仙台観光コンベンション協会と協力し、新潟を含む東北地区のコンベ
ンション組織から職員を招き「東北地区コンベンション推進協議会職員
研修会」を実施する。
4 人材育成及び案内啓発事業
(1)観光振興人材育成事業
観光事業者の中堅・若手有望職員を対象に、専門家を招いて研修会を
実施する。
(2)接遇研修事業
旅館・ホテル従業員の観光マナーの向上に資するため、関係団体と「も
てなしの心向上研修会」を開催する。
(3)観光案内施設事業
① 観光文化情報プラザの運営
プラザおでって(盛岡市観光文化交流センター)内に、観光文化情
報プラザを開設し、市街地及び近郊、さらには、広域圏をも対象とし
た観光情報に加え、各種文化情報をも発信する。
② 北東北観光センターの運営
北東北三県をはじめ、市、八幡平国立公園協会など関係機関、団体
とともに運営し、盛岡・八幡平地域の観光情報提供を行うほか、広域
連携を密にして観光案内機能の充実を図る。
③ 市民観光案内所
ミニ観光案内所として、観光パンフレット等の資料提供はもとより、
市内周遊観光客にきめ細かな案内、情報を提供する。また、ホテル、旅
館等に観光案内所としての業務を依頼し、市民観光案内所の充実を図る。
④ 観光案内資料展示掲出
岩山スカイハイツを利用して観光案内写真や市内鳥瞰図を展示し、
岩山自然公園地区を訪れる観光客に対する観光宣伝と市内周遊を図る。
2
⑤
盛岡駅前広告塔の活用
盛岡駅バスロータリー内にある広告塔を多国籍語表示にし、増加す
る外国人観光客を歓迎する。
(4)観光ボランティア「盛岡ふるさとガイド」事業
多様化するニーズに対応し、郷土愛や誇りの持てる地域文化の再発
見・創造といった地域アイデンティティの確立を目指し、住民参加の観
光ボランティアガイド事業を推進する。
(5)観光案内板整備事業
盛岡市の整備計画に連携し、観光客の利便を図るため、観光案内板等
を補修整備する。
5 観光客誘致促進事業
(1)観光客誘致キャンペーン事業
① 祭り文化芸能キャンペーンの支援・活用
盛岡の伝統的祭りや芸能または文化団体等が県外及び海外において各種
イベント等に参加し、公演活動を行う場合、必要に応じてこれを支援す
る。
② 2007 年問題(団塊の世代退職)をクローズアップし、団塊の世代を対
象とした PR 活動や熟年世代対象の旅行展出展等、熟年観光客誘致活動を
推進する。
(2)教育旅行誘致事業
① 教育旅行誘致説明会への参加
岩手県観光協会が実施する誘致説明会に参加し、積極的な誘致を図
る。
② インターネットの活用
ホームページの教育旅行分野を充実し、事前学習の利便を図る。
③ 教育旅行客体験学習メニューの作成
修学旅行客の体験学習をすすめるため、さんさ踊りや啄木・賢治青
春館等の体験メニューづくりをすすめ、受入体制の整備につとめる。
④ 教育旅行の利便対策
プラザおでっての引率教師向けに待機場を提供、併せて生徒見回り
用として、レンタサイクル事業の情報提供を図る。
(3)広域圏観光連携事業
① 湯雪王国キャンペーン事業
盛岡市をはじめ県北西部地域市町村及びその観光協会との連携によ
る冬季観光誘致事業「湯雪王国キャンペーン」
(首都圏等を対象とした
3
12 月~3 月の冬の旅行企画)を推進する。
② 広域観光推進事業
盛岡広域圏各町村観光協会との連携事業の推進
(4)冬季観光振興事業
① スキー場振興
低落傾向にあるスキー客の誘客を図るため、スキー場エリア協議会
と連携して誘客活動を展開する。
② 冬のイベント振興事業
盛岡市街地への誘客を図るため冬期イベントを企画・支援する。
17年度からの本格実施を目指して実施した「もりおか雪あかり」は、
中津川および岩手公園、盛岡駅前を主会場に、雪やキャンドル、氷の彫
刻を活用した、市民・観光客参加型のイベントとして、引き続き平成1
8年度も盛岡の新しい風物詩づくりを目指すとともに、小岩井農場で開
催される「岩手雪まつり」、安比スキー場で開催される「APPI イリュー
ジョン」、八幡平市で開催される「八幡平ゆきまつり」や、毎年、元旦
に実施される「チャグチャグ馬コ初詣」(蒼前神社)等と相互連携を図
って誘客を目指すほか、国内外の観光客に事前に開催情報を提供し、冬
の魅力をさらにPRする。
(5)旅行商品造成促進事業
①旅行商品造成支援及び旅行会社またはマスコミ研修会の実施
石川啄木生誕 120 年、宮澤賢治生誕 110 年、岩手公園開園 100 年、十和
田・八幡平国立公園設定 50 周年記念事業と連携し、盛岡をゲートウェイ
とした旅行商品造成を図るため商品造成支援を行う他、旅行会社やマス
コミ企画担当者研修等を実施するなど、積極的 PR 活動を推進する。
②盛岡広域圏観光地情報(一定基準に基づいた情報タリフ)を更に促進し、
旅行会社や教育市場へ発信して商品造成を促す。
(6)その他の観光客誘致宣伝事業
産業観光タリフの推進
盛岡地域には特色ある地場産業や先端的な製造業等が集積している。こ
れらは地域生活や文化に育まれ、また進んだ技術による産業として、人々
の関心も高い。
近年、こうした産業を観光に結びつける動きも出てきており、観光から
地場産業などへの波及効果や地域ブランドの促進も期待できることから、
関係団体や企業と連携してタリフ(一定基準に基づいた、営業時間・料金
など記した施設説明表)作成に向けた情報収集を行う。
4
6 外国人観光客誘致促進事業
(1)外国人観光客誘致事業
① 第 14 回 台北國際旅行博(通称 ITF2006)への出展
航空会社による大型機材導入や輸送コスト削減、花巻空港施設問題等
により、特に台湾からの国際チャーター便の乗り入れが激減している中
で、国際観光に対する危機感が生まれている。この状況に甘んじていて
は大型空港化が進んでいる近隣県との地域間競争に遅れをとることか
ら、広域観光団体や県土整備部港湾空港課(岩手県空港利用促進協議会)
等と連携を図り、ITF2006(平成 18 年 11 月、台北市)へ出展、支援す
るとともに、定期的な情報発信を行い、さらなる観光客の誘致と盛岡ブ
ランドの周知に努める。
② 盛岡広域圏観光地情報(一定基準に基づいた情報タリフ)の英語翻訳
を行い、台湾や香港の旅行会社へ発信して商品造成を促す。
③ 日本の近隣諸国の産業振興が進む中で、産業を観光に結びつける動き
(Technical Visit)も出てきており、観光から地方の優秀な産業などへの波及
効果や地域ブランドの促進も期待できることから、関係団体や企業と連携して
一定基準に基づいた産業観光タリフ(外国語)作成に向けた情報収集を行う。
(2)外国人観光客受入対策事業
八幡平国立公園協会・北東北観光センター・タクシー協会等と連携し、
受入側(旅館・ホテル・観光施設・タクシー等)に必要な情報提供を行い、
誘客受入体制の促進を図る。
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まつり行事振興事業
各種まつり行事の支援助成を行うとともに、まつり行事の宣伝普及に努め
る。主なまつり行事の日程は次のとおり。
①盛岡さくら祭り
4 月 22 日~5 月 5 日
②大盛岡神輿祭
6月4日
③盛岡さつき祭り
6 月中旬
④チャグチャグ馬コ
6 月 10 日
⑤第30回北上川ゴムボート川下り大会
7 月 30 日
⑥盛岡つなぎ温泉御所湖夏まつり
7 月下旬
⑦盛岡さんさ踊り
8 月 1 日~4 日
⑧盛岡七夕まつり
8 月 4 日~7 日
⑨盛岡花火の祭典
8 月上旬
⑩舟っこ流し
8 月 16 日
⑪盛岡秋まつり
9 月 14 日~16 日
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10 月初旬
2 月上旬
2 月上旬~中旬
⑫いものこまつり
⑬もりおか雪あかり
⑭いわて雪まつり
8 文化イベント振興事業
(1)観光文化イベントの日程
①盛岡市産業まつり
10 月中旬
②みちのく国際ミステリー映画祭 in 盛岡
10 月中旬
③全日本わんこそば選手権大会
11 月
④大通り「YOSAKOIさんさ」
5月 28 日
⑤盛岡文士劇
12 月
(2)フィルムコミッション事業
盛岡、岩手の先人及び伝説または小説等の素材・特産品等を活かして、
映画・テレビなどの映像化を推進するとともに、盛岡広域フィルムコミッ
ションの支援活動を推進する。特にNHK朝の連続ドラマの誘致を積極的
にすすめる。
(3)その他文化振興事業
観光行事や先人たちの顕彰に関連する各種観光文化コンクール等を支
援協力するとともに、盛岡独自の文化イベント、観光客の誘客が可能な文
化イベントを支援し、文化情報の提供を図る。
9 ブランド振興事業
(1)協会オリジナル企画推進事業
① ブランドグッズ事業
盛岡絵葉書、観光名刺、受入多国籍語集等、協会及び観光協会運営施設
のオリジナルグッズ製作及び販売を行う。
② 盛岡広域共通温泉入浴券事業(おへれんせ入浴券事業)
盛岡市民・広域市町村民及び観光客を対象に、健康増進とリフレッシ
ュを目的とした「おへれんせ入浴券」を制作及び販売を行い、温泉への
訪問回数頻度を増進させるとともに温泉施設の自主企画等の周知を図る。
*販売枚数
限定 10,000 枚 2500 セット
*参加施設数 29 施設
* 販売施設数
9 施設(近隣市町村観光協会・道の駅:雫石、西根、
紫波)
10 観光資源活用及びその他の観光コンベンション振興事業
(1)観光資源保全活用(観光客受入対策)事業
① 街づくり事業及び美化運動の推進
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盛岡市の花とみどりの街づくり運動と呼応し、観光案内拠点施設であ
る「プラザおでって」で景観を活かした花とみどりの環境作りを行う。
また、市内を流れる河川を活かした観光振興を図り、環境を守る市民
団体等とともに観光美観の保持の為、美化運動を盛り上げる。
② ほたるの里整備
クリーンで優れた自然環境を象徴する「ほたる」の育成、繁殖を図る。
(盛岡ほたるを守る市民の会共催)
③ レンタサイクル事業
市街地観光を推進するため、賛助会員及びプラザおでってのレンタサ
イクル事業を宣伝し、活用を図る。
(2)協会推せんの店事業
観光客が安心して利用できる「協会推せんの店」を指定し、推せんの
店マップやインターネットなどにより宣伝し、利用促進を図る。
(3)東京事務所連携事業
盛岡市東京事務所及び東京ふるさと会等と連携し、首都圏での観光コ
ンベンション振興事業をすすめる。
(4)もりおか料事館事業
首都圏で、盛岡の地酒や郷土料理等を提供する飲食店を「もりおか料
事館」として指定し、郷土の味覚の普及に努めるとともに、観光パンフ
等を配置し、定点的な観光案内交流拠点として観光宣伝に努める。
11 プラザおでって(盛岡市観光文化交流センター)事業
(1)管理運営事業
盛岡市から指定管理者として指定を受けたことから、プラザおでって
(盛岡市観光文化交流センター)の管理運営業務を行う。
(2)自主企画事業
ホール・ギャラリー事業を市民協働型事業として実施する。市民企画
公募やおでって伝統芸能館、おでってリージョナル劇場等地域発信型企
画を展開する。
主な事業は次のとおり。
・市民企画公募(ホール・ギャラリー企画を市民から通年で公募し、
市民企画選考委員会にて採択し実施)
・おでって伝統芸能館(ホール企画・年3回)
・おでってリージョナル劇場(市民参加型演劇企画)
・モリーオの音楽家たち(ホール音楽事業)
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もりおか啄木・賢治青春館事業
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(1)管理運営事業
盛岡市から指定管理者として指定を受けたことから、上記施設の管理
運営を行い、啄木・賢治の青春時代とその当時の盛岡の姿を、多くの観
光客に親しまれるような形で紹介する。
(2)自主企画事業
2階展示ホールにおいて啄木・賢治ゆかりの企画展や美術展を行うほか、
小さな音楽会・朗読会他を開催する。なお、企画に当たっては、専門家の
アドバイスを得るほか、幅広い市民の協力を得ることとする。
主な事業は次のとおり。
ガラス絵作家・児玉房子が描く「宮沢賢治の絵本原画」(宮沢賢治生誕
110 周年記念事業の一つとして、賢治の童話絵本の原画を紹介する作品展)
、
「中村誠作品展(仮称)
」(日本を代表するグラフィックデザイナーの一人
である中村誠氏が平成 17 年度盛岡市勢振興特別功労者表彰を受賞したの
を記念した作品展)、「啄木と明治の盛岡展」(盛岡市内の啄木ゆかりの施
設である石川啄木記念館・盛岡市先人記念館・盛岡てがみ館とともに 4 館
合同で行なう連携企画展。青春館では平成 15 年度の「盛岡ぼくらの時代
展」の明治ヴァージョン版ともいうべき大掛かりな会場設営で石川啄木の
愛した明治の盛岡を体感してもらう企画展を展開)、「拓本でみる宮沢賢治
展(仮称)
」(独自の拓本技法で注目されている文学碑拓本研究家・澤尻弘
志氏の協力を得て、県内・全国に点在する 90 を超える石碑の拓本を通じ
て、賢治作品と建立されている地域との関連を紹介)、「啄木・賢治作品イ
メージ イラスト・ポスター展(仮称)」(岩手デザイナー協会の協力を得
て、啄木・賢治の作品からイメージした新作オリジナルのイラストとポス
ターを紹介)、岩手の近代洋画家「白石隆一展(仮称)」(岩手近代洋画界の
代表画家の一人である白石隆一の油絵作品を紹介)。
「モリーオ童話館」(賢治童話の全読破をめざす朗読シリーズ)
、「モリー
オ童話館スペシャル」(宮沢賢治生誕 110 周年記念、7 月)、ちいさな音楽
会(年2回)、SP レコードコンサート(年4回)など。
13 その他観光施設管理運営事業
(1)啄木新婚の家事業
盛岡市より啄木新婚の家の管理委託を受け、同施設の管理に当たるほ
か、啄木夫妻及び新婚の家顕彰事業として、6月3、4日の 2 日間、啄
木ローマ字日記を元にした一人芝居「SETSU-KO」の上演を行うとと
もに、施設を活用した啄木顕彰・紹介事業を推進する。
(2)観光バス駐車場事業
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上ノ橋観光バス等駐車場の管理運営を行うとともに、市立病院跡地の
臨時観光バス駐車場の利用促進を行う。
(3)芝水園事業
高松芝水園の施設を、釣りや憩いの場として運営する。
14 第3種旅行業事業
(1) 北東北観光センターの案内時間を補完し、併せて観光客の利便性を図
るため、ホテル・旅館・定期観光バス等、盛岡及び広域の予約斡旋事業
及び観光案内を行う。
(2) 盛岡で開催される小規模のコンベンションで、旅行会社等が取り扱う
規模以下の宿泊及びバス等の予約斡旋業務を支援する。
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