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短歌 俳句 俳句 薩摩郷句 日本一から世界一へ カイルブロック

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短歌 俳句 俳句 薩摩郷句 日本一から世界一へ カイルブロック
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俳 句 ( はつはな句会 )
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*Ha
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本村多可子
八久保千鶴子
坂本 順子
鮫島 容子
飯野寿美子
春日 ふく
本村 湧水
坂元 幸子
川畑 充子
of 31 syllables
筍は縄文 遺 跡 探 り く る 梅雨晴間 山 の ひ だ ひ だ 白 け む り
陶土ねり 女 陶 工 汗 み ど ろ 一匹の蛍 が わ れ の 手 に 止 ま り
考えを変 へ た る 蜻 蛉 回 れ 右
ご先祖と 半 分 づ つ の 冷 し 瓜
豌豆を剥 け ば 莢 よ り 踊 出 で 髪切って 青 田 の 風 に 吹 か れ け り
志布志市に来て2年間過ごしました。有明地
区の学校を中心に訪問しました。志布志市で出
会った人たちはとてもいい人たちばかりでした。
学校で出会った子どもたちもみんな素晴らしい
です。私は、志布志市の子どもたちとのかかわ
りを通して、教育の道に進みたいと思いました。
次は与論島でALTをします。もっともっと日
本の文化を吸収したいと思っています。グッバ
イ。
か
ゆ
に
つぎ
ちゅ
ふね
ちゅ
け
市長コラム
本田修一
の
れ に よ り、 市 民 の 皆 様 が よ り 安
なサービスが開始されました。こ
板」という愛称も決まり、本格的
政 放 送 番 組 に「 S B S 元 気 告 知
し 志( こ こ ろ ざ し ) ネ ッ ト 」
、行
が完成、光ファイバー網に「しぶ
7月 日の市情報センター開局
により、市情報通信基盤整備事業
しれません。
分 野 で は、「 世 界 一 」 と な る か も
り組みの中で、もしかするとこの
す。日本一を目指している市の取
皆様のご協力に感謝申し上げま
ニュースです。これまでの市民の
されることは、本当にすばらしい
市民一丸となって取り組んでき
た志布志モデルがこのように評価
せんが、今後、市民の皆様の意見
まだ活用の仕方が十分ではありま
りました。始まったばかりでまだ
市民チャンネルによる放送が加わ
に設置された行政告知放送端末と
きましたが、これからは市内全域
線や一部地域の有線放送で行って
特に嬉しかったのは、なでしこ
ジャパンを率いた佐々木監督が
元気づけられたことと思います。
で の 朗 報 と な り、 誰 も が 感 動 し、
震災で日本が閉塞状態にあった中
で 走 り 抜 い て 勝 ち 取 っ た 栄 冠 は、
たが、他国の選手よりも小さな体
「まさか」という驚きもありまし
身の綾小路きみまろさんの漫談で
ます。本市出身の志あふれる日本一
余生という寂しき夏のふところ手
梅は実に六十路の坂は迷ひ道 青田往く耳鳴りいつか消えており
原発は人災だべさ螢も来ねぇべ
入梅や独りぐらしの茶づけ飯
少年に還る日波と戯れる つばくろは赫い夕陽を銜えくる
許せとは言わぬ夏木の一本気
校庭に風の神くる花あうち
母ひとり子ひとり我も早老いて 新樹の森で 肩の力をスパット抜く
永山 又生
坪田 秀邑
山本せつ子
暉峻 康瑞
肱岡ちか子
岩根 長初
肥後 洋子
吉田 十二
東平 要一
川崎 川幸
藤
後むつ子
文芸コーナーでは市民の皆様のオリジナルの未発表の写真や絵画、イラスト等を紹介します。多く
ODA、JICAの事業により海
を渡り、フィジー国を中心とした
南太平洋の国々で取り組まれるこ
全・安心な生活を送ることができ
とになりました。
る第一歩を踏み出せたと感じてい
さて、世界一といえば、先の女
子サッカーワールドカップで、な
日本一から世界一へ
ます。
な り ま し た。 期 待 し て い た 反 面、
も取り入れながら、さらに有効な
チームの緊張感をほぐすために
でしこジャパンが優勝、世界一と
これまでの行政情報発信の取り
組みは、広報紙、チラシ、防災無
活用方法を考えていきたいと思い
この情報通信基盤整備事業をは
じめ、市では様々な分野で「日本
あったことです。
「おやじギャグ」を使っていたそ
一 づ く り 」 に 取 り 組 ん で い ま す。
ます。
その中の一つ、ごみの分別につい
年多額のふるさと納税をされてい
き み ま ろ さ ん は、 市 に 対 し て 毎
本一のリサイクル率を誇っていま
の漫談師の漫談が、世界一の原動力
うですが、その元ネタが、本市出
て、志布志市は全国の市の中で日
す。そのごみ分別の取り組みであ
暉峻 康瑞
池ノ上一枝
竹永 南海
となったことを誇りに思います。
る「志布志モデル」が、外務省の
二時間の山より車の出でし里冥途ならねど氷菓のうまし
け
俳句 (志布志左右句会)
息をのみ鳥肌立ちぬ大津波春浅き日の東北の惨状
も
しょっみ
リストラち女房け言がならじ職探しけ
あくっ
て
べそをけっごろいとち眠っしもた孫
た
五時間目欠伸の次にゃ舟を漕っ よめ じ
え つなん
こし
満留 ぐみ
福山 吉連
嫁支度き山を売ろ言が買手が無し
末村 琢詩
としなもん か
こえ
ちゃ
髙齢者掛け声かけっ立っ上がっ 竹之内零余子
くらや
ばば
み
省エネち暗闇み婆はテレビ観い 野村 三味
び
もど
よ
と と
背広どまぞろ引っ帰い酔くれ亭主
橋口 笑二
樋渡草団子
な
な
地震津波これでもか言て放射線
びんた
ど
長雨い頭ん中けも黴がねっ
こたん
日すがらを施設の椅子に腰かけて迎へ待つてふ友の背な撫づ 宮
原 順子
そ つ じ ゅ
九十寿なる義姉は逝きたり葬送の車の道辺桜は盛り 山田 和子
みどり子の泣き止まぬを持て余し何故に泣くのと問いいる孫よ 山元ハツミ
若松田鶴子
いとまなく季は巡りて庭隅のいちごに白きつぼみほころぶ
娘の住みし温泉郷の滞在に親子で浴びる朝湯のぬくもり 岡元 初子
義援金に幼が千円入れておりつま立ちをして大切そうに 児玉 末子
土手草を映してゆるく流れゆく田に引く水のせせらぎの音 西江美津子
濃いごいと甘茶戴き釈迦祭り今年の縁も尊くありぬ 林 靜子
あと幾つ春の訪れ迎ゆるやだーれも知らない私の寿命 平川 澄子
通院に付き添いしことも思い出に発酵するを知りし歳月 益倉 睦美
松下 芙美
逝きし子と生きて十八年の年月の日々をひもとく吾も還暦を越し
u *2 011.8 帯ゆるく締めて亡夫と蛍見に恋文を胸に身の火照りゆく
つなん
薩摩郷句 (志布志薩摩郷句会)
しゅしょ
木
藤 富美
新地 十意
土俵際ん首相を津波が押し戻でっ 伊地知 孝
今村千代子
どひゅぎわ
25
短歌 (南船志布志短歌会)
私は去年、志布志市に来ました。志布志地区
の学校やふれあい教室を訪問しました。志布志
市に来たこと、志布志市で生活できたこと、志
布志市で出会った人たちみんな、すべて私の誇
りです。これからも大事にしていきます。私は、
将来外交官になりたいと思っています。アメリ
カに帰ってそのための勉強を始めます。そして、
外交官になってまた日本に、志布志市に帰って
きたいと思います。
p o e m * C o mic
メアリーマーガレット・ギリアム 先生
Ha
ik
カイルブロック・ベンジャミン 先生
東電の答弁い腹が立っ通えっ
2011.8 ■市報しぶし 26
の皆様の投稿をお待ちしています。
27 市報しぶし■ 2011.8
これまで、志布志市の小・中学校でALTとして外国語
活動や英語科の勉強をともにしてきた2人の先生が、7月
末をもって異動することになりました。
与論町へ異動となったメアリーマーガレット・ギリアム
先生(写真右)は2年間、有明地区の小・中学校(蓬原小、
野神小、有明小、通山小、原田小、山重小、有明中、宇都
中、伊﨑田中)で学習してきました。
アメリカへ帰国したカイルブロック・ベンジャミン先生
(写真左)は1年間、志布志地区の小・中学校(志布志小、
香月小、潤ケ野小、安楽小、志布志中)で学習してきました。
先生方は、慣れない土地での生活や子どもたちの学習、
交流に積極的に関わっていただきました。ありがとうござ
いました。
棒入れて 覗 き た る 過 去 蝉 の 穴
田之浦山宮神社夏祭りで披露された子ども神楽
Thank you & Good bye!!
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