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実施団体≫ きらりよしじまネットワーク

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実施団体≫ きらりよしじまネットワーク
置賜地域
≪実施団体≫
特定非営利活動法人
きらりよしじまネットワーク
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- 94 -
ローソンの店員さんにチャレンジ!
全3回
講
師:ローソン川西吉田店
オーナー 相原裕和氏
1 回目 7月 16 日(火) 16:00~17:00
参加人数 14 名
内容:物流の仕組み・陳列方法・裏側見学、冷凍冷蔵ケースの説明
2 回目 7 月 23 日(火) 16:00~17:00
参加人数 14 名
3 回目 8 月 1 日(木)
参加人数 13 名
内容:バックヤードや商品陳列・商品補充、商品陳列・惣菜調理と試食
9:30~10:30
内容:レジ打ち体験
成果
商品発注用の端末、飲料冷蔵ケースやレジの裏側など、普段見ることのない道具や店内の見学
ができた。客として訪れるだけではわからない、多くの仕事が存在することを学んだ。
商品の陳列や補充では、お客様への商品の“見せ方”にも工夫が必要で、取りやすさ、見やす
さを考えての作業が必要なこと、また惣菜作り等、一見簡単そうに見える作業が、実際にやって
みると時間がかかり、工夫が必要なことなどを学んだ。
参加児童それぞれが、客役・店員役両方を体験することで、レジでの挨拶・商品の扱い方・お
金の受け渡し方等、実践形式で学ぶことができた。お客様へのあいさつが練習通りにできず、大
きな声を出して挨拶することが思っていたよりむずかしい事だと実感できたようだ。
課題
学年により集中力にバラツキがあり、座学の合間に作業の時間を取り入れる工夫が必要だ。ま
た、一般のお客さんが混在しているため、産直スペースでの座学の時間では、産直に来店したお
客さんが入りにくそうにしている場面が見られ、産直の出入り口に誘導係を置く必要があった。
バックヤードでの飲料補充体験の時に、作業を終えた児童の待機場所がなく、次の作業を開始
するまでの時間の使い方にも工夫が必要である。来店した友人に気を取られて集中できない事も
あった。 ※
店舗側の都合でレジ打ち体験で買い物をする商品が決まっていたため、実際レジに立つ時間が
短かった。数種類の商品のレジ打ちができると大変さをより強く実感できたと思う。
(※店舗側の以前の体験企画の際に、レジ打ちに時間がかかりすぎて一般の客からクレームがあ
ったため)
実施写真
- 95 -
農業体験プログラム
全4回
講
師:JA 山形おいたま川西地区
青年部吉島地区
支部長 堀部秀樹氏
1 回目 「野菜の収穫をしよう!」
参加人数 15名
9:30~11:45 ※雨天中止
内容:畑の草むしり
2 回目 「野菜の収穫をしよう!」
参加人数 15名
7月 20 日(土)
収穫(ピーマン・ししとう)
8 月 12 日(月)
内容:畑の草むしり
9:00~11:45
収穫(じゃがいも・とうもろこし・すいか・メロ
ン)
3回目 「野菜の収穫と芋煮会!」
参加人数 16名
10 月 19 日(土) 9:00~12:00
内容:収穫(さつま芋・里芋・ネギ)
4回目 「郷土料理作り体験 そばがきをつくろう!」
参加人数 15名
芋煮会(芋煮とおにぎりつくり)
11 月 30 日(土)
9:00~12:00
内容:そばがきつくり新そば試食
成果
草むしりなど畑の手入れに挑戦し、上手に野菜を育てるためには十分な手入れが必要な事を学
んだ。その後、みんなですいかを食べて、収穫の喜びを感じる体験となった。収穫した野菜は分
け合って自宅に持ち帰り、家族にも成果報告ができた。
郷土料理である芋煮を、自分たちが育てた材料を使って調理し味わった事で、作る事、食べる
事の意味や大切さを学ぶ良い機会になった。
郷土料理づくりを体験することで、郷土料理のおいしさを味わういい機会となった。また、1つ
の物をみんなで協力して作る大切さ、楽しさを実感できたようだ
課題
雨天時でも開催できる内容も用意しておく必要がある。また、作業の合間を利用して簡単なゲ
ーム等を、取り入れられると良かった。
収穫後の畑ではどんな作業が必要になるのかなど、冬季、翌年に向けての農家の仕事について
学ぶ機会を設けると、一年間の農業の流れが理解できたのではと感じた。
今回は準備した材料から郷土料理を作る体験だったが、そばに関する学習ができるとよかった。
実施写真
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教えて、おまわりさん!
全3回
講
師:吉島駐在所
小野克彦巡査部長
1回目 7月 29 日(月) 9:30~10:30
参加人数 16 名
2回目 8 月 6 日(火)
参加人数 8 名
内容:パトカー、警察官の装備品について
9:30~10:30
内容:仕事の内容・職種について
3回目 8 月 28 日(水) 16:00~17:00
参加人数 17 名
内容:米沢警察署の活動について・逮捕術
成果
装備品を実際に見られたことで、思っていたよりも大きさや重さが違うことを知り、それを身
につけて捜査やパトロールをしている警察官の大変さを感じられた。警察手帳は実際に触れるこ
とができたので興味深々に学習する姿が見られた。
白バイやパトカーの歴史を学び、県内の警察官の人数が思っていたよりも多いことに驚いてい
た。また、警察官という職業には多様な職種があり、職種ごとに多くの仕事があるという事を学
習できた。
米沢警察署や多くの関係団体が日頃どのような活動を行なっているのか、それらが自分達にとっ
ての見守りとなっていることなどを知るいい機会となった。その後川西町犬川地区の駐在さんの
ご協力のもと、逮捕術を見せていただき、その迫力に驚きの声が上がった。
課題
一つひとつの装備についてもう少し時間をかけての説明がほしかった。
座学だったので低学年の児童は集中力が途切れてしまった。途中で動きのあるメニューを取り
入れると良かった。
目で見られる逮捕術とともに、それに必要な訓練方法などを取り入れても良かった。
実施写真
- 97 -
郵便局のお仕事体験!
全3回
講
師:吉島郵便局長
神保裕和氏
1回目 7月 30 日(火) 9:30~10:30
参加人数 9 名
内容:郵便局の仕事の内容全国のおもしろい郵便局
2回目 8 月 2 日(金) 9:30~10:30
参加人数 9 名
3回目 8 月 5 日(月)
参加人数 8 名
内容:お金の数え方郵便物の流れ、料金について
9:30~10:30
内容:手作りはがきつくり
成果
防犯カメラの映像が実際どのように映っているのか、初めて見た児童が多く、防犯も大切な仕
事の一つであることを学習。次に資料をもとに郵便や郵便局の歴史を学び、郵便以外に保険や貯
金など様々な内容の仕事があること学んだ。
お金の計算は、昔は手作業だったが、現在はすべて機械で行い時間も短縮されたことを、かか
る時間の比較をし学んだ。次に郵便、ゆうパックの重さ、行き先、届ける速さ(普通と速達)に
よる料金の違いについて、実際に計測して学び、同じ行き先でも重さや速さで料金に違いがある
ことなど、実践を通して学べた。
手作りキッドを利用して、暑中見舞い用のポストカードを、一つひとつ心をこめて作り上げた。
市販されているはがき以外でも郵便が出せることを学んだ。
課題
郵便局側との確認ミスにより、立ったままの講義になってしまい、後半の時間では児童の集中
力が途切れてしまつた。
郵便物の計量の際に、実際にお客さんへの対応を経験できると良かった。
学年により作業の速さに差が出てしまい、特に 3 年生に関しては、スタッフが1人ついての作業
となったことで、全体の状況確認が手薄になった。
実施写真
- 98 -
魚屋さんに挑戦しよう!
全3回
講
師:吉島商工会 魚組合
島貫魚店
島貫義弘氏
寒河江魚店 寒河江一寿氏
マルハヤシかんの
神野孝一氏
1回目 8 月 23 日(金) 16:00~17:00
参加人数 4 名
内容: 物流について・お魚クイズ競りの疑似体験
2回目 8 月 30 日(金) 16:00~17:00
参加人数 5 名
内容:魚に触ろう・お魚クイズ匠の技披露(さばき方)
3回目 9 月 27 日(金) 16:00~17:00
参加人数 6 名
内容:さばきに挑戦 調理と試食
成果
物流の学習を通し、海のない置賜地方でも新鮮な魚介類を食べることができる仕組みを理解し
た。お魚クイズ、せりの擬似体験など、意欲的に取り組む姿が見られた。
魚の簡単な下処理を体験。実際に触れないとわからない感触を味わえた。最後に先生が捌きの
お手本を披露。お母さんの包丁裁きとは一味違う“匠の技”に触れた。
比較的扱い易い鯖と秋刀魚を使用し捌きに挑戦。先生のお手本の後 2 班に分かれて作業。各班に
先生が 1 人つき指導にあたり、安全に進められた。その後、火加減に注意し、慎重に調理をする
姿が見られ、真剣に取り組む姿勢に先生方も感心していた。
課題
今回は 2 名が欠席で 6 年生のみの参加だったため、集中した授業ができたが、多学年の交流が
あると違った良さが発見できたように思う。
子供たちが意欲的に取り組む様子が見られたため、予定以外の体験を急きょ取り入れたことで、
終了時間がオーバーしてしまった。
実際の作業時間がもう少し確保できると良かった。また、長期休みの時間を利用して、早朝の市
場での仕入れに同行し、卸売市場の雰囲気を味あわせたかった。
実施写真
- 99 -
おべんとうを作ろう♪
全3回
講
師:よしじま四季の市
小杉かつ江氏・島貫美恵子氏
星野和子氏・安部マツヨ氏
1回目 8 月 29 日(木) 16:00~17:00
参加人数 10 名
内容:吉島の特産物について
2回目 9 月 11 日(水) 16:00~17:00
参加人数 8 名
内容:お弁当のメニュー作り
3 回目 9 月 28 日(土) 9:30~11:30
参加人数 8 名
内容:家族のためのお弁当作り
成果
自分たちが知っている特産品の他にも、色々な野菜などが作られている事を学習。実際に手に
してみることで大きさ、柔らかさ等の触感を実感できた。
四季の市で実際に作っているお弁当のメニュー、家庭で食べている料理や、給食で出されてい
るものを参考にした。また学年混合の班分け(2 班)にしたこと、それぞれの班に先生がついた
ことで会話が弾み、積極的に意見が出され料理名が挙げられた。
各班に 2 名の先生が付き指導に当たり、順調に進められた。火加減や味付けに注意を払い、盛り
付けでは美味しそうに見えるコツを学習できた。完成後はそれぞれ自宅に持ち帰り、学んだ事の
成果を家族に報告する事もできた。
課題
年間を通して作られているもの、旬のものを見ることができたが、まだ生産途中のものも多く、
品数が少なかったのが残念であった。
自分の好みに偏りがちだった。また、材料の準備にも参加できればさらに料理に興味を持った
のではないかと感じた。
仕事の都合で参加できない父兄もいるため、出来上がった弁当は持ち帰りとなったが、できれば
親子で 3 回目の体験ができれば良かった。
実施写真
- 100 -
特別プログラム in 石巻
全2回
講
師:宮城県青年団連絡協議会
岩崎大輔氏
1回目 8 月 31(土)
参加人数 16 名
8:45~16:00
内容:被災地現状視察(かまぼこ工場・津波跡地)
2回目 9 月 1 日(日) 9:00~15:40
参加人数 16 名
内容:産直視察
成果
かまぼこ工場では操業できないほどの被害があったが、多くの人の支援のおかげで復活できた
と聞き、沿岸部の工場に勤務している青年団の方からは、自分の仕事を続けながら、当時の様子
や復興の状況を伝えて行こうとする活動の様子をうかがった。多くの人が復興に力を注いでいる
事を理解した様子だった。
多くの地元野菜や海産物、その他多くの商品が並んでいる様子を見て、少しずつではあるが復興
が進んでいる様子を学んだ。
課題
小中学校の現在の様子などを学ぶと、自分たちに置き換えて色々と考える事ができたのではと
思う。
生産者の話が聞けると、石巻周辺の農業の様子など学べたのではと思う。
実施写真
- 101 -
お菓子屋さん体験♪
全3回
講
1回目 9 月 17 日(火)
参加人数 23 名
師:菓子処 神戸屋
情野光一氏
16:00~17:00
内容:上手に焼くコツ ホットケーキの焼き方
2回目 10 月 11 日(金) 16:00~17:00
参加人数 20 名
内容:匠の技披露和菓子作り
3回目 10 月 25 日(金) 16:00~17:00
参加人数 22 名
内容:匠の技披露ケーキのデコレーション
成果
粉や卵の種類の違いや、焼き方ひとつで出来上がりに違いがある事などを学んだ。学年混合の
班編成(6 班)で、協力しての作業、下級生の手助けをする大切さを学んだ。
匠の技を披露。手の中で徐々に形作られていく様子に興味深く見入っていた。その後 6 班に分
かれての作業、真剣に知り組んでいる様子がうかがえた。
生クリームを絞り出す作業が意外に力がいる事、左右対象にデコレーションする難しさを実感し
た。6 年生が率先して片付けや低学年の手助けをし、責任を持って作業をすることの大切さを学
ぶいい機会になった。
課題
参加児童が多く、焼きあがるまでに時間がかかり、終了時間がオーバーしてしまった。
和菓子のあん作りから学習する時間がほしかった。少し違う形のものも作り、色々な形や用途
があることを学習できると良かった。
チョコレートや果物など、色々な種類のデコレーションを体験できると良かった。
実施写真
- 102 -
大工さんに挑戦!!
全4回
講
1回目 9 月 19 日(木)
参加人数 7 名
小杉建築
小杉靖宏氏
匠建築 遠藤
遠藤一樹氏
(有)豊材建設
島貫誠氏
16:00~17:00
内容:大工道具について
2回目 10 月 4 日(金)
参加人数 8 名
師:川西町建築組合青年部
16:00~17:00
内容:墨付け体験(墨つぼの使い方)
3回目 10 月 12 日(土) 9:30~11:30
参加人数 6 名
内容:加工・刻み体験(ノミ・のこぎりの使い方)
4回目 10 月 26 日(土) 9:30~11:30
参加人数 7 名
内容:組建て体験
成果
ノミ、カンナなど道具 1 つでも種類が様々あること、かなづちは玄翁と呼ぶことを学び、講師
がカンナの刃を調整する様子など、普段見られない作業を見られた。
大工さんが実際に使用している墨つぼを用い、材木に線を引いたが、きれいに線を引けず、一
つ一つの作業の難しさを学べた。材木に筆を用いて、文字を書いて印をつける作業もあり、大工
さんの仕事を身近に感じることができたようだ。
ノミ、ノコギリを使い材木の加工を行った。初めは上手に使えなかったが、徐々に上達してい
く様子が見られた。6 年生はノミを使用して、材木に穴をあける作業を行い、集中して作業し貫
通させ、使ったことのない道具を使用し、貴重な体験ができた。
木製ゴミステーションの組み立てを行った。ハンマーを使って、材木を組み込んでいったが力が
足りず、物をつくる大変さを感じていたようだった。また、電動のこぎりやカンナなどを使用し
ている様子を見て、大工さんの技に感動していた様子だった。
課題
大工さんの道具を子どもたちに見せてもらったが、紹介だけで終わる部分もあったので、もう
少し子どもたちに触れてもらえる時間もあればよかった。
低学年(3 年生)では、集中力が切れてしまいふざけてしまう場面もみられた。保護者の参加を
呼びかけたが 1 名だけの参加だった。もっと保護者の方への参加を促していきたい。
組み立てには時間がかかってしまい、時間内に完成させることができなかった。
また、屋根の
くぎ打ちなど危ない作業もあり、組み立て工程で子どもたちが参加出来ない箇所があった。
悪
天候で雨も降り、寒くて外での作業は厳しいものがあった。温かい時期に開催できると良かった。
3 名の保護者の参加があった。
- 103 -
実施写真
- 104 -
アナウンサー体験プログラム
全3回
講
師: フリーアナウンサー
伊藤こず恵氏
1回目 9 月 20 日(金) 16:00~17:00
参加人数 9 名
内容:仕事の内容について腹式呼吸と早口言葉
2回目 9 月 24 日(火) 16:00~17:00
参加人数 9 名
内容:伝え方・話し方
3回目 10 月 7 日(月) 16:00~17:00
参加人数 6 名
内容:伝え方(カメラの前で)
成果
日頃の仕事の内容やアナウンスするための訓練方法等を学んだ。大きな声の出し方、それに必
要な腹式呼吸の方法を学び、実際に声を出して体験できた。
新聞のイベント写真の内容について、それを伝えるために必要な情報はどんなことか、読者は
何を知りたいかなど、紹介記事の作り方を学んだ。自分で内容を考えて発表することで何を伝え
る事が大切なのかを学習出来た。
2 回目に宿題として出されていた自分の家族についての発表を行なった。考えてきた事がうまく
話せなかったり、説明不足になった子供達もいて、伝えることの難しさを実感したようだ。
課題
初回という事もあり、声を出すときに恥ずかしさが見られていたが、早口言葉の練習では、楽
しんで取り組めていた。
ほとんどの時間が考える作業だったため、集中が途切れてしまう場面が見られた。低学年には
少し難しい内容だったように思えた。
話す内容が自分の夢や将来取り組みたい事などにした方が、話しやすかったのではないかと感じ
た。
実施写真
- 105 -
取材クルー体験プログラム
全5回
講
師:ハイテックプランニングセンター
髙橋優子氏・木村利明氏
今井千紘氏
1回目 10 月 2 日(水)
参加人数 9 名
16:00~17:00
内容:仕事の内容について取材の企画を立てよう 1
2回目 10 月 9 日(水)
16:00~17:00
参加人数 8 名
内容:取材の仕方(カメラの取り方・インタビューの仕方)取材の企画を立てよう2
3回目 10 月 23 日(水) 16:00~17:00
参加人数 6 名
内容:突撃インタビュー運営委員長(児童)にインタビュー先生(校長・他 2 名)にインタビュー
4回目 11 月 10 日(日)
8:30~14:00
参加人数 5 名
内容:ケーブ TV NCV「おらほの宝」収録※よしじまふれあい祭 2013 の会場にて、出演者、
参加者への取材
5回目 11 月 27 日(水)
15:30~16:30
参加人数 5 名
内容:ケーブル TV NCV「おらほの宝」CM 上映会 エフエム NCV「おきたま GO!」収録
成果
インタビューするうえで気を付けるポイントや役割分担について学習。取材に使用するカメラ
に触れたり、撮影した映像をモニターで見られたことなど、普段できないことが体験できた。
カメラマンから上手に撮影するコツや注意するポイントを学習。また次回、インタビューする
内容について、直接アドバイスをもらえたことが良かった。次にインタビューの手本を見せてい
ただき、手順や注意するポイントは何かなどを学習し、講師とスタッフを交えて、インタビュー
のリハーサルを行い、児童たちもインタビューの流れをイメージできたようだ。
前回計画した企画に沿って小学校の先生にインタビューを行った。インタビュアーはマイクを
手に緊張しながら用意した質問をし、カメラマンは教わったことを意識して、撮影していた。自
分たちの聞きたいことを聞きだす難しさを感じていた。
取材プログラムで学んだことを活かして、よしじまふれあい祭 2013 でインタビューを行った。
自分たちが考えた質問をもとに本格的な取材を行うことができた。
地区の方たちを迎え、「おらほの宝」吉島地区の CM を鑑賞してもらうことで、自分たちが学ん
だことの成果を発表することができた。おきたま Go!のラジオ収録も体験できた。
- 106 -
課題
アナウンサー、ホームページ、取材と 3 つのプログラムを関連性を持たせて日程を組んだため
日程の変更が多々あり、講師、参加児童、保護者に迷惑をかけてしまった。
座学が中心だったので、企画を考える内容だと 3 年生になると集中力が途切れてしまい、ふざけ
てしまう時があった。
学校への確認ミスにより、日程を急遽変更しなければいけなくなった。事前連絡を密にする必
要があった。
取材の合間に休憩を入れたが、長時間の活動となったため少し疲れが見えている様子がうかが
えた。
CM 上映時間帯の関係により、参加児童の保護者の参加が少なかったのが、残念であった。
実施写真
- 107 -
全3回
重機屋さんに挑戦!!
講
1回目 10 月 3 日(木)
参加人数 3 名
師: 秋山和彦氏
16:00~17:00
内容: 重機の種類について
2回目 10 月 17 日(木) 16:00~17:00
参加人数 3 名
内容:重機の操縦体験
3回目 10 月 22 日(火) 16:00~17:00
参加人数 3 名
内容:重機の操縦体験 重機のメンテナンス体験
成果
重機について簡単な説明を受けた後、バックホー14t,1t の 2 台の操縦に挑戦。実際に操縦す
ることでその難しさや講師の操縦との違いを体験できた。
材木や土砂を運ぶのに、重機と人との力の違いを体験。人の力ではやっと運べるものも、重機
を使用することで簡単に持ち上がることを実感。また重機で材木を掴む作業や油圧ショベルで土
砂を運ぶ作業も体験し、重機のパワーをより実感できた。
油圧ショベルのアタッチメント交換とメンテナンスを行った。アタッチメントには多くの種類が
あること、重量も重く、交換するのが大変なことなどを学ぶことができた。メンテナンスでは、
多くの場所にグリスを入れる作業をして、操縦以外にメンテナンスも大変な作業であることを学
んだ。
課題
参加人数は 3 名で、重機の操縦は講師に教えてもらいながら、1 人ひとりが操縦することがで
きたが、重機の台数の関係もあり体験する時間が足りなかった。
重機の台数と材木、土砂の置いてある場所が1つずつしかなかったため、1 人待っている時間
があった。
10 月下旬になると日が暗くなるのが早く、寒くなっていた。重機の操縦や説明は外で行ってい
たので大変であったことが挙げられる。
実施写真
- 108 -
ホームページ作り体験プログラム
全4回
講
師:株式会社Gazi工房
原 一宜。氏
1回目 10 月 10 日(木) 16:00~17:00
参加人数 10 名
内容:ホームページについてインターネットの危険性
2回目 10 月 24 日(木) 16:00~17:00
参加人数 9 名
内容:ホームページのデザイン載せて良い情報・悪い情報知りたい情報・載せたい情報
3回目 10 月 28 日(月) 16:00~17:00
参加人数 9 名
内容:記事を載せる
4回目 平成 26 年 1 月 17 日(金)
参加人数 5 名
16:00~17:00
内容: ホームページの閲覧
成果
インターネット、Web、ホームページとは何なのかを学習し、気軽に使っていたインターネッ
トには様々な危険が存在し、犯罪につながる場合もある事を学んだ。
子供同士が積極的に話し合いをする様子が見られ、先生も感心するほどだった。それにより、
学年混合の班編成で協力してもの作りをする楽しさ、大切さを学んだ。
アナウンサー、取材、ホームページ作りのプログラムを連携させたため、取材プログラムで自
分達が実際に取材した内容を、動画、記事ともに掲載する事ができた。
完成した吉島小学校のホームページを校長先生と一緒に閲覧した。自分たちで考えたチーム(作
業班)の名前や、打ち込みをした記事が搭載されているのを見て、完成した事を実感していた。校
長先生から頑張って活動していた事を褒めていただき、達成感を味わった様子だった。
課題
座学中に低学年の集中が切れてしまう場面が見られた。
積極的に話し合いができていたので、もっと時間をかけて作業を進めたかった。
実際に画面に向かっての作業時間がもう少し欲しかった。回数を増やす必要があると思う。
家の都合等で半数の児童が参加できなかった事が残念だった。もっと回数を増やし学校行事等
のレポートをするのも勉強になったと思う。
実施写真
- 109 -
PPバンドでオリジナルなかごを作ろう!!
講
全3回
師: 市川米男氏・市川幸子氏
1回目 2 月 19 日(木) 16:00~17:00
参加人数 3 名
2回目 3 月 1 日(土)
内容:PP バンドの使い方 匠の技を披露
9:00~12:00
参加人数 7 名 保護者 4 名
3回目 3 月 8 日(土)
内容:PP バンドでかご作り
9:00~12:00
参加人数 6 名 保護者 4 名
内容:かご作りの仕上げ完成品の披露
成果
PP バンドや ”はけご” について学習。昔からの使い方、現在の多様な使われ方についてなど
を学習した。その後、講師の作業“匠の技“に触れることができた。
先生からの指導を受け、好きな形と色を選びかご作りに挑戦。初めての作業に戸惑い気味だっ
たが、作業を進め形が見えてくると懸命に作業に取り組む姿が見られた。
仕上げ作業では針金を使うため先生の手助けが必要になったが、自身でも取り組みたい様子が
見られ、材料から仕上げまで、ものづくりの一環を楽しみながら体感したようだ。
課題
PP バンドの色選びをしただけで終わってしまった。匠の技をもう少し見学できると良かった。
初めて PP バンドを扱う参加者がほとんどで、扱いにくい様子だった。そのため作業が軌道に
乗ってくるまでに時間がかかった。
作業速度にばらつきがあり、2 つ目のかごを作り始めた参加者と 1 つで終了となった参加者との
差が生じた。そのため個々の完成披露ができなかった。
実施写真
- 110 -
〈全体総括〉
1
企
画
・成
果
子ども達が普段体験できないことが体験できる内容であったと思う。重機の操縦や小学
校の先生へのインタビュー、コンビニのレジ打ち、魚を捌くなど学年を問わず楽しめる内
容であった。講師との打合せの中でも講師から、積極的にプログラムのアイディアを頂く
ことができた。
・課
題
座学のときやグループに分かれて企画などを行う際には、3,4 年生になると途中で飽き
てしまう場合があった。座学や企画するプログラム等がある場合は対象学年やプログラム
内容の検討を考慮する必要があった。
2
広
報(周
・成
知)
果
募集を 7 月初旬にまとめて行ったため、事前に全てのプログラムの参加人数が把握で
きた。講師との打ち合わせ時にプログラムの内容を人数によって考慮できてよかった。
発表の場では、地域の文化祭でブースをつくり作品や活動内容を展示できたことや、地元
ケーブルテレビと連携して置賜地域に放送出来たことは、大きな波及効果があった。
・課
題
学校スケジュールの確認ミスにより、急なスケジュールの変更からプログラムをお知ら
せするチラシの配布が遅くなったことが挙げられる。また、小学校の授業が早く終了した
のに、プログラムのスタート時間の 16 時まで子ども達が長時間待つ場面もあった。小学
校のスケジュールの確認する時間を設け、小学校との連携強化が必要であったと感じた。
2
プログラム
・成 果
①
地域の方との交流があったこと
地域の企業等にご協力いただき、地域の方に講師として子ども達にご指導いただいた。
子ども達は実際に活躍しているプロの技を見ることができたこと。講師の方々は普段
会話をしない子ども達と触れ合うことができたことなど、お互いに楽しむことができた。
②
会場や時間、人数の設定がよかったこと
小学校が大変協力的であったため、基本的に小学校の空き教室が会場であったが保護
者のアンケートより、会場が学校であることは安心できる、1 時間程度の学習は丁度い
い時間だと思う、などの声をいただいた。
- 111 -
・課
①
題
時期やプログラムに応じた時間の設定ができなかった
調理を伴うプログラムは 1 時間では終了できなかった。調理・片付けを含めると 1.5
~2 時間は必要であったと感じた。
また、
10 月以降では 17 時に終了すると外が暗く、
アンケートでも暗くなってからの帰宅は不安であるなどの声があった。
夏休みなどの長期休みの利用や 10 月以降は学校のスケジュールを確認し、プログラ
ムのスタート時間を早める配慮が必要であったと感じた。
②
プログラム数の過多
全 14プログラムの実施は 7 月から 10 月の 4 ヶ月間であった。冬期間、マイクロ
バスの送迎で帰宅する子どももいるため帰宅環境の都合上、プログラムを詰め込んでし
まった。特に 9 月以降からはプログラムがほぼ毎日実施したため多数のプログラムに
参加した子どもたちに少し負担になったようであった。
実施期間に合わせたスケジューリングやプログラム数の設定を早期に設定すること
が必要であると感じた。
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