Comments
Description
Transcript
サーモグラフィー用材料分野へ参入
報道関係 係各位 2015 5年7月6日 カー ーリットホー ールディング グス株式会社 東京 京都中央区京 京橋 1-17-10 サー ーモグ グラフ フィー ー用材料 料分野 野へ参 参入 低コ コスト・ ・高性能 能・大量 量供給が が可能な な結晶材 材料を開 開発 カーリッ ットホール ルディングス ス株式会社 社(東京都中 中央区 社長 長出口和男 男)R&D セン ンターと(以 以 下 RDC)、グループ会 会社の株式 式会社シリコ コンテクノロジー(東 東京都中央 央区 社長森 森下貴 以下 下 STC)では、新たにサ サーモグラフ フィー用材 材料分野への の参入を目指すことを をお知らせ せ致します。 。 車載やセ セキュリテ ティー用途、エネルギー ーマネジメ メント等で使 使用される る本分野の非 非冷却赤外 外 線カメラ市 市場は、世 世界規模で 2,200 2 億円 円(2012 年時 時点)となっ っており、 今後も市場 場拡大が見 見 込まれてお おります。一 一方、カメ メラのレンズ ズや窓材に に使用される材料は、原料資源の の絶対量が が 少なくコス スト高といった点で、普及の妨 妨げとなって ています。 当社では は、安価で大 大量供給が が可能なシ リコンに目 目をつけ、高い性能を 高 を持つ材料を を開発しま ま した。既に に国内外の複 複数の企業 業とのサンプ プルテスト トを実施し、良好な結果 果が得られ れています。 。 車載 載 安価 安 シリ リコン 高 性能 Si S セキュリ リティー 大 大量 供 供給 エネルギー ー 【この件に に関する問い い合わせ先】 カー ーリットホー ールディングス ス㈱ TEL L 03-6893-7 7060 広報部 部 E-maill:[email protected] / FA AX 03-6893 3-7050 サーモグラフィー用材料分野へ参入 低コスト・高性能・大量供給が可能な結晶材料を開発 ■開発経緯・背景 4,000,000 歩行者検知を満たす製品がポイント加算対象と 視用途での利用増も期待されており、2012 年時 Units Revenue 3,000,000 なり、車載ナイトビジョンカメラの需要が高 5,000 4,000 2,500,000 pcs まっています。また、監視カメラ、エネルギー監 6,000 3,500,000 2,000,000 3,000 1,500,000 M US$ 欧州では保険制度が改定され、2018 年~夜間 2,000 1,000,000 点で 2,200 億円規模の非冷却遠赤外線カメラ市 場は、今後も 2 倍以上に伸びると予想されていま す。 1,000 500,000 0 0 10 11 12 13(予) 14(予) 15(予) 16(予) 17(予) 18(予) 19(予) 20(予) 非冷却遠赤外線カメラの市場予測 ㈱テクノ・システム・リサーチ調べ 一方、遠赤外線カメラやセンサーのレンズや窓材として用いられる Ge やカルコゲナイドガラスは原料 資源の絶対量が少なく、またコスト高といった点で普及への障害となっています。そこで当社は、資源 が豊富で、低コスト化が可能な Si に目を付けました。元々STC では半導体用シリコンウェーハの製造を 行っていましたが、本用途としては、結晶内の酸素を除去するという技術的難点がありました。そこで STC と RDC の共同開発によってこの問題を解決し、従来品よりも高い性能を引き出すことに成功しま した。 ■製品特性 単結晶 Si の製造方法は 2 種類あります。Fz 法による製造は、遠赤外線の透過率が高く遠赤外線カメラ やセンサー用材料として高い性能持っていますが、高コストで小口径に限られていました。Cz 法では、 低コストで大口径の製造も可能ですが、遠赤外線の透過率が低く、トイレの人感センサーなどの用途に 限られていました。当社では、Cz 法で製造する際の装置や環境をコントロールすることで、Cz 並の低 コストで Fz 並の高性能な Si 材料を開発しました。 また、これまで国内で安定供給できる引上げメーカーが存在していなかった Ge についても、製造工程 を確立し供給体制を整えつつあります。 ■開発状況 当社では、2016 年度上期の上市を目指して開発を進めています。既に株式会社タムロンを初め、国 内外の複数の企業とサンプルテストを実施し、良好な結果が得られています。 また、従来にはない性能を持った材料への要望も高まっており、RDC では Si、Ge の結晶系の他に、 複合系材料の開発にも着手し、ラインアップ拡充を目指しています。 会社概要 商号 カーリットホールディングス株式会社 英語名 Carlit Holdings Co., Ltd. 設立 2013 年 10 月 1 日 代表者 代表取締役会長 兼 社長 本社所在地 〒104-0031 TEL:(03)6893-7070 出口 和男 東京都中央区京橋1丁目 17 番 10 号 FAX:(03)6893-7050 資本金 1,204,600,000 円 URL http://www.carlithd.co.jp 上場取引所 東京証券取引所(市場第一部) 証券コード 4275 事業年度 毎年 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日まで 事業目的 化学品、ボトリング、産業用部材事業等を行う子会社等の経営管理 およびそれに附帯または関連する業務 従業員数 連結:934 名(2015 年 3 月末時点) 関連企業 日本カーリット株式会社 (化薬・化学品・電子材料品等の製造販売および受託評価試験の請負) 日本研削砥粒株式会社(研削材・耐火材の製造販売) ジェーシーボトリング株式会社(清涼飲料水のボトリング) 株式会社シリコンテクノロジー(半導体用シリコンウェーハの製造販売) カーリット産業株式会社(主に日本カーリットのエンジニアリング、建設業務、白蟻防除) 第一薬品興業株式会社(火薬原料・工業薬品の販売) 富士商事株式会社(工業用塗料・塗料設備販売、塗装業務) 並田機工株式会社(耐火・耐熱金物等の製造販売) 株式会社総合設計(建築物、工作物、上下水・排水処理施設等の設計および監理) 東洋発條工業株式会社(自動車及び建設機械向け各種スプリングの製造・販売) 佳里多(上海)貿易有限公司(電子材料等の販売・輸出入) Carlit Singapore Pte.Ltd.(電子材料等の販売・輸出入) 上海騰発國際貿易有限公司(自動車及び建設機械向けスプリングの販売) 昆山唐発精密部品有限公司(自動車及び建設機械向けスプリングの製造・販売) 株式会社ジャペックス(産業用火薬類の販売) ルビコン・カーリット株式会社(機能性高分子コンデンサ等の製造販売) 株式会社西山フィルター(工業用繊維製品の製造・加工・販売)