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長篠荏柄 天神社 宝物展
長篠城址史跡保存館 平成28年度秋の特別展 な が し の え が ら てんじんしゃ 「長篠荏柄天神社宝物展」 開催期間:平成28年10月26日(水)~11月28日(月) ※開催期間中、休館日はありません 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 入 館 料: 個人 団体(20名以上) 一般 小中学生 一般 小中学生 単独入館券 210円 100円 160円 50円 共通入館券 400円 150円 300円 80円 ※共通入館券は長篠城址史跡保存館・設楽原歴史資料館の両方に入館できます ※未就学児は無料です ※ほの国こどもパスポートがご利用いただけます 新城市長篠城址史跡保存館 〒441-1634 愛知県新城市長篠字市場 22-1 TEL・FAX 0536-32-0162 E-mail [email protected] 展示概要 長篠荏柄天神社は長篠城址の北、天神山に鎮座する神社です。名前のとおり 祭神は天神様(菅原道真)で、鎌倉にある荏柄天神社の流れをくむ神社です。 鎌倉荏柄天神社は長治元年(1104 年)に創建された天神社で、鎌倉に幕府を 開いた源頼朝が「鬼門」の守護神として社殿を造営して以来、鎌倉幕府の歴代 将軍をはじめ、足利、北条、豊臣、徳川など武家から厚い崇敬を受けました。 足利家の支流である一色氏は、自領内に天神社を造営し、家の守護神として 崇敬しました。一色氏が旗本となり、元禄 11 年(1698 年)長篠に領地を与え られたことに伴い天神社を遷座しました。これが長篠荏柄天神社の始まりです。 一色氏は江戸定府の旗本であったため、長篠に居住することはなく代官を派 遣して政治を行いました。しかし、歴代の一色家当主は以前と変わらず長篠荏 柄天神社を崇敬し、たびたび宝物の寄進を行いました。 明治時代に入り、長篠が一色氏の支配から離れると、長篠荏柄天神社は地域 の人たちにより管理されるようになり、現在に至ります。 本特別展では、長篠荏柄天神社に伝わる宝物を特別公開するとともに、旗本 一色氏や、天神社と長篠の住民との関わりをご紹介します。あまり注目される ことのない江戸時代の長篠について知っていただく機会に、またお住まいの地 域の郷土史に興味をもつきっかけになりましたら幸いです。 また、開催について、長篠荏柄天神社関係者並びに地域住民の皆様に多大な ご協力を賜りました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。 主な展示品 ●刀剣 御神刀 銘「平安城住光房」 刀 銘「以南蛮鉄 越前康継」 刀 銘「武蔵山本内記康重」 ほか多数 ●書画 書 天満大自在天神(一色直政揮毫) 菅公午睡の図 梅図 御神刀 銘「平安城住光房」 菅公午睡の図 ●祭具 鰐口 3点 (天文九年銘・寛文四年銘・ 銚子(一色直與銘) 鏡 その他、金的・扁額等を展示予定 鰐口(天文九年銘)