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頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣

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頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣
様式1
「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」
平成26年度事後評価資料(実施報告書)
【公表】
補助事業名
史学一般
(分科細目コード)
3101
東アジア都市の歴史的形成と文化創造力
(採択年度)
( 平 成 23 年 度 )
代表研究機関名
大阪市立大学
代表研究機関以外
関連研究分野
J2303
整理番号
なし
の協力機関
主担当研究者氏名
仁木
宏
( 平 成 23 年 度 )
( 平 成 24 年 度 )
( 平 成 25 年 度 )
(合計)
補助金支出額
( 公 募 応 募 当 初 の「 申
請書」に記載の)
若手研究者の
( 平 成 23 年 度 )
( 平 成 24 年 度 )
(
派遣計画
( 平 成 23 年 度 )
( 平 成 25 年 度 )
2人 )
( 平 成 24 年 度 )
(合計)
5人
3人
5人
2人
52,470,766 円
17,810,76 6円
22,919,00 0円
11,741,00 0円
(
3人 )
( 平 成 25 年 度 )
(合計)
若手研究者の
4人
3人
4人
1人
派遣実績
(
1人 )
(
3人 )
(参考)
派 遣 期 間 が 30 0日
未 満 と な り 、 最 終 ( 平 成 23 年 度 )
的に若手派遣研究
1人
者派遣実績のカウ
ントから除外され
た者(外数)
( 平 成 24 年 度 )
( 平 成 25 年 度 )
1人
(
1人 )
1
人
(
人)
(合計)
1人
様式1
1 . 若手研究者の人材育成についての成果の達成状況
(1)申請書に記載した期待される成果の概要
(申請書(10-1)に記載した若手研究者の人材育成にかかる期待される成果の概要)
(1)派遣される若手研究者のうち、中国、台湾、韓国の都市文化を専攻するものは、
すでに留学、海外での研究発表を経験し、海外の研究者との交流経験ももっている。
また、中国や韓国出身の留学生も候補者のなかに含まれる。本事業では、国際的な研
究ネットワークを構築し、そのなかに若手研究者を組み込んで研究に従事させること
により、彼ら彼女らが「第二の飛躍」をすることが期待される。すでにもつ国際的経
験 を 生 か し つ つ 、日 本 で 培 っ た 研 究 方 法 、実 績 を も と に 、本 プ ロ グ ラ ム を バ ネ と し て 、
次の段階へと進む可能性が生まれる。帰国後、「飛躍」を遂げた若手研究者が、研究
成果を還元することで、日本の研究水準もアップするものと期待される。
(2)本事業では、派遣される若手研究者のほか、日本史学、国文学、社会学、地理学
など、日本社会を研究対象とする都市文化研究センター所属の若手研究者にも、国際
共同セミナー、個別セミナーなどで発表するチャンスを与える。海外の研究者や研究
機関の研究は、日本のみに限定せず、中国、東南アジアを含めて、アジア学と捉える
場合が多く、アジア全体の視点のなかに日本を位置づけている。これにより、日本人
研究者では思いつかない発想による研究視角がしばしば生み出されている。都市文化
研 究 セ ン タ ー 所 属 の 若 手 研 究 者 の 中 に は 、 21 世 紀 COE プ ロ グ ラ ム 、 グ ロ ー バ ル COE プ
ログラムなどの事業に参加して、相当の国際交流の経験を積んだ者もいるが、さらに
本事業に参加し、日本を含むアジア学を専攻する海外の研究者と交流することで、そ
れぞれの研究視角、手法を大きく発展させる可能性を有する。そのことが日本学の学
術振興に大きく寄与することになると考える。
(2)上述の期待される成果の達成状況の自己評価とその理由
【自己評価】
□期待を上回る成果を得た
■十分に達成された
□おおむね達成された
□ある程度達成された
□ほとんど達成されなかった
【理由】
(1)派 遣 さ れ た 若 手 研 究 者 の う ち 、日 本 人 は 、こ れ ま で 経 験 し な か っ た 長 期 間 の 海 外 研 究
の機会を得ることができた。その結果、国際的な研究ネットワークの場において研究の
実践を積み、海外の将来有望な研究者との強固な関係を結ぶことに成功した。また日本
・海外の多くの機会で研究発表するとともに、膨大な研究業績を上げることができた。
一方、外国人留学生で派遣されたものは、自国で腰を落ち着けて研究に取り組むことが
でき、まさに「第二の飛躍」を遂げたといえよう。今後は、日本と自国の研究ネットワ
ーク構築のために尽力してくれると期待される。
(2)大 阪 市 立 大 学 都 市 文 化 研 究 セ ン タ ー 所 属 の 若 手 研 究 者 は 、国 際 共 同 セ ミ ナ ー や 個 別 セ
ミナーなどで発表する多くの機会を得た。その結果、日本学や、日本をふくむアジア学
2
様式1
を専攻する海外・国内の研究者と交流して研究視角を学ぶとともに、新たな研究手法を
身につけたと評価できる。
以 上 の (1)(2)を 通 じ て 、 本 プ ロ グ ラ ム が 若 手 研 究 者 の 人 材 育 成 に 大 き く 寄 与 し 、 当 初
の目標は十分に達成できたといえよう。また、そのことを通じて、今後の日本学の学術
振興、日本の研究水準の向上に寄与できる基礎条件も整備できたと考えている。
3
様式1
2.国際共同研究課題の到達目標及び期待される成果の達成状況
(1)申請書に記載した国際共同研究課題の到達目標及び期待される成果の概要
( 申 請 書( 4 - 1 )に 記 載 し た 国 際 共 同 研 究 課 題 の 到 達 目 標 及 び 申 請 書( 1 0 - 2 )に 記 載 し た 国 際 共 同 研 究 に
おいて期待される成果概要)
中国都市は、帝国の政治的軍事的支配の拠点=城郭都市を骨格とし、宋代以降にお
いて、産業、商業の進展にともなって社会の都市化が進捗すると指摘されてきた。し
かし、そのとらえ方はしばしば構造的であり、時間的推移に関する把握が弱い傾向が
ある。16世紀以降の海域社会の流動化を経て、日本、中国、朝鮮で政治統合が実現
されるという東アジア全体の状況を認識したうえで、海外貿易に連動した商業の発展
と社会の都市化が政治権力のもとでいかなる結果を生み出したかが問題とされなけれ
ばならない。
現代の東アジア諸都市にとっての課題は19世紀以降資本主義に覆われ、均質化が
進 む な か で い か に そ れ ぞ れ の 伝 統 文 化 を 継 承 し 、固 有 の 都 市 文 化 を 創 造 す る か で あ る 。
これまでの研究を総括するとともに、都市文化創造の意義を解明したい。
以上の期待される研究成果については、外部評価委員会を組織し、その検証を経る
ものとする。
(2)上述の目標等に対する達成状況の自己評価とその理由
【自己評価】
□期待を上回る成果を得た
□十分に達成された
■おおむね達成された
□ある程度達成された
□ほとんど達成されなかった
【理由】
本研究によって、16世紀以降、中国本土においては、先進地域(江南)における社
会の都市化が漢民族の領域を越えて、多民族多文化の境界地帯へと拡大し、その結果と
して、中国文明への非漢族の包摂=儒教化が推進され、民族的境界上の都市が儒教化の
拠点として機能したことが判明した。こうした分析によって、従来の研究の弱点であっ
た近世の伝統都市に対する理解を深め、さらには伝統都市の成熟に至る都市形成の歴史
を連続的に把握することが可能となった。
中国の城郭都市と都市化の構造は朝鮮半島、日本にも影響を与えた。儒教化の潮流は
朝鮮を巻き込み、科挙制度、宗族など儒教文化が受容されたが、社会の都市化の局面は
ソウルなどごく狭い範囲にとどまった。儒教文化の普及にとっては、両班が居住した農
村のマウルがむしろ重要である。日本における都市の歴史は中国の都城を導入すること
で開始されたが、日本固有の都市は城壁をもたない都市として成立し、政治システムや
都市構造に対する儒教文化の影響は限定的であった。中国の儒教文明包摂の論理はその
ままでは朝鮮、日本に伝わらず、それぞれに独自の文化統合が行われたと予測する。
東アジア諸都市で独自に醸成された都市文化の伝統は、近代都市を依然として拘束し
、 1970年 代 以 降 の グ ロ ー バ ル 化 の な か で 成 立 す る 現 代 都 市 に お い て 新 た な 形 で 再 生 さ れ
つつある。本研究では、伝統文化を焦点とした比較研究により、域内に共通する固有の
都市文化の創造を見通した。
4
様式1
3.今後の展望について
これまでの実施状況を踏まえて、事業実施期間終了後の展望について記入して下さい。
①
自 己 資 金 、若 し く は 他 の 競 争 的 資 金 等 に よ る 海 外 派 遣 の 機 会 を 含 む 若 手 研 究 者 の 研 鑽・育 成 の 事 業 の 継 続( 又
はその見込み)状況
大 阪 市 立 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 で は 、 本 事 業 と 一 時 、 時 期 的 に 重 な っ て 、 JSPS の 「 組
織的な若手研究者等海外派遣プログラム」として「インターナショナルスクール若手研
究 者 等 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 」 が 採 択 さ れ て い た 。 こ の プ ロ グ ラ ム で は 、 平 成 22 年 3 月
12 日 ~ 平 成 25 年 3 月 11 日 の 3 年 間 に わ た り 、 合 計 の べ 112 名 の 本 研 究 科 所 属 の 若 手 教
員、都市文化研究センタードクター研究員、大学院生を海外に派遣した。この後継事業
として文学研究科では、「若手研究者海外渡航支援」プログラムを継続しており、平成
25 年 度 以 降 は 、 文 学 研 究 科 長 裁 量 経 費 、 な ら び に 大 阪 市 立 大 学 の 「 教 育 推 進 本 部 経 費 」
によって若手研究者の派遣をつづけてきた。
またインターナショナルプログラムでは、外国人講師による英語の授業、若手研究者
による英語での研究発表、外国人研究者による外国語での小規模な研究会などさまざま
な事業を展開しており、これらは本事業の成果をいかし、今後につづけてゆく試みとし
て定着している。
②
本 事 業 の 相 手 側 を 含 む 海 外 の 研 究 機 関 と の 研 究 ネ ッ ト ワ ー ク の 継 続 ・ 拡 大( 又 は そ の 見 込 み ・ 将 来 構 想 )状
況(組織において本事業で支援した若手研究者に期待する役割も含めて)
大阪市立大学大学院文学研究科は、本事業で協力いただいた海外の研究機関とは、い
ずれも本事業実施以前から相互に深いつながりがあったが、そうした関係は本事業によ
って一層強固になり、今後も発展させてゆく予定である。具体的には、教員クラスや若
手研究者の相互派遣、合同調査、国際学会の共同開催などである。たとえば、釜山大学
校とは、共同学術会議を毎年2月初旬、交互に開催し、報告者・参加者として教員のみ
ならず、若手研究者が参加している。今後もこの会議を継続してゆく予定である。
大阪市立大学の国際交流事業は、現在、大阪市立大学国際センターが全学的に統括を
進めており、本事業によって発展した海外の研究機関との研究ネットワークも今後は、
同センターに引き継がれ、大学間協定の締結にいたるなど、より展開してゆくものと思
われる。その際、本事業で海外に派遣した若手研究者がさまざまな面で活躍してくれる
ものと期待している。
③
本事業で支援した若手研究者の研究人材としての将来性について
派遣した若手研究者のうち、3人の日本人については、事業期間中から新しい研究成
果をあげていたが、今後はそれぞれの学問分野で最先端の研究をになう人材として活躍
してゆくものと期待される。外国人については、すでにパーマネントな職への就職をは
たし、新たな研究活動を開始している。彼らが国際的なネットワークにおいて中心的な
役割をはたすようになるまでにはまだ少し時間が必要であろうが、本事業で培った能力
と人脈によって、大阪市立大学はもちろん、日本の学術振興、国際交流において活躍さ
れることは十分期待されるところである。
5
様式1
(資料1)
資料1 実施体制
① 事業実施体制
フ
リ
ガ
ナ
担当研究者氏名
所属機関
所属部局
職名
(身分)
主担当研究者
ニ
キ
仁木
専門分野
備考
日本中世都市史・
ヒロシ
宏
大阪市立大学
大学院文学研究科
教授
アジア海 港 都 市 史
大阪市立大学
大学院文学研究科
教授
中国都市社会史
大阪市立大学
大学院文学研究科
教授
中国文学
大阪市立大学
大学院文学研究科
教授
中国都市社会史
大阪市立大学
大学院文学研究科
教授
朝鮮伝統文化論
大阪市立大学
大学院文学研究科
教授
日本近世都市史
大阪市立大学
大学院文学研究科
教授
日本近世都市史
大阪市立大学
大学院文学研究科
准教授
都市社会史
大阪市立大学
大学院文学研究科
准教授
都市社会史
担当研究者
イノウエ
トオル
井上
徹
マツウラ
ツネオ
松浦恆雄
ヒラタ
シゲキ
平田茂樹
ノザキ
ミツヒコ
野崎充彦
ツ カ ダ
塚田
サ
ガ
佐賀
タカシ
孝
アシタ
朝
カ ワ ノエ イ ジ
川野英二
イ ヂ チ ノ リ コ
伊地知紀子
(H23.12.19追 加 )
計9名
② 相手側となる海外の研究機関と研究者
国名
研究機関名
相手側研究者氏名
職名
(身分)
中国
上海師範大学中国近代社会研究センター
唐力行
教授
台湾
中央研究院近代史研究所
巫仁恕
副所長
韓国
プサン大学校韓国民族文化研究所
金東哲
所長
韓国
ソウル市立大学校都市社会学科
張元皓
教授
計
4機関
6
備考
様式1
資料2
(資料2)
若手研究者の人材育成にかかる資料
(1)若手研究者の選抜方針・基準、選抜方法の概要
<選抜方針>
・国際共同研究課題を推進するにあたって、Ⅰ「都市文化の形成と成熟」、Ⅱ「グローバ
ル化のなかでの都市文化」の2セッションに分けた。派遣する若手研究者は、この 2 セ
ッションの研究計画と連携した研究計画を立てることを前提とする。
<選抜基準>
①これまでの研究業績、海外での研究活動実績など。
②研究・実験・フィールドワークの計画が明確であり、実行可能性が高いこと。
③上記の計画が「大阪市立大学文学研究科・文学部学術憲章」の「文学研究科・文学部の
理念」に沿っていること。
④ 上 記 の 計 画 が 、国 際 的 研 究 ネ ッ ト ワ ー ク に よ る 国 際 共 同 研 究 課 題 の 趣 旨 に 合 致 す る こ と 。
⑤将来、日本、韓国、中国、台湾における国際的な都市研究の場において、全体的な研究
動向をリードするような資質をもっていること。
<選抜方法>
文学研究科内に「『頭脳循環』プログラム運営委員会」を設置し、この運営委員会が、
若手研究者の派遣選抜を担当した。運営委員会は、海外派遣候補者の募集を行い、書類審
査および面接によって派遣に適切な者を選抜した。選抜の結果は、文学研究科教授会に報
告し、承認を受けた。
(2)若手研究者海外派遣時の支援体制の概要
(若手研究者の海外派遣が促進されるよう組織としてどのようなバックアップ体制を
とったかについて記載してください。)
主 担 当 研 究 者 を ト ッ プ 、伊 地 知 紀 子 を 事 務 局 長 と し 、事 務 員 を 1 名 雇 用 す る バ ッ ク ア ッ
プ 体 制 を と っ た 。若 手 研 究 者 の 派 遣 に か か わ る 事 務 的 手 続 き 、海 外 派 遣 中 の 日 常 的 連 絡 な
ど は 事 務 員 が 担 当 し 、適 宜 、主 担 当 研 究 者 と 事 務 局 長 が 助 力 し た 。ま た 、大 阪 市 立 大 学 研
究支援課も支援に組織的にくわわった。
個 別 に は 、上 海 師 範 大 学 に つ い て は 井 上 徹 、中 央 研 究 院 に つ い て は 平 田 茂 樹 、プ サ ン 大
学 校 、ソ ウ ル 市 立 大 学 校 に つ い て は 伊 地 知 紀 子 、野 崎 充 彦 が 、そ れ ぞ れ の 研 究 機 関 の 担 当
者と連絡をとりあって若手研究者の研究活動を支援したり、助言を与えたりした。
な お 、若 手 研 究 者 に は 毎 月 、研 究 報 告 の 提 出 を 受 け 、そ れ を H P に 載 せ る こ と で 研 究 内
容を公開するとともに、その進捗状況を確認した。
(3)若手研究者海外派遣計画の見直し(増減)状況とその理由
派 遣 期 間 中 、 1 人 の 若 手 研 究 者 に つ い て 派 遣 期 間 が 300 日 未 満 と な り 、 最 終 的 に 若 手 派
遣研究者派遣実績のカウントから除外された。これは当該研究者が、中国の研究機関に就
職したため、海外派遣者として認められなくなったためである。
7
様式1
(資料2)
(4)若手研究者の育成にかかる成果の概要
① 派遣された若手研究者の成果
( 資 料 4 に 記 載 す る よ う な 研 究 成 果 の 発 信 状 況 等 だ け で は な く 、将 来 的 に 主 要 な 研 究 者 と し て の 活 躍 が
見込まれるか等の観点も含めて記載してください。)
本事業において派遣された若手研究者は、中国・台湾、韓国において固有の学問的視角
から調査・研究に従事した。これまで日本で紹介されていなかった史料を調査したり、こ
れまで試みられたことのない聞き取りを行ったりすることで、研究者自身が成長するとと
もにそれぞれの学問領域に多大の影響を与え、あるいは与えつつあると評価できる。
彼ら彼女らはまた、それぞれの研究機関において、当該国の最新の研究事情を学習し、
最高レヴェルの研究者から指導をうけることができた。今後は、こうした経験を生かし、
大阪市立大学とそれぞれの研究機関、日本とそれぞれの国を結ぶ研究ネットワークの重要
な要員となるだろうことが見込まれる。
これ以外に、多くの若手研究者が、大阪市立大学での個別セミナー、当該国での国際共
同セミナーで報告を重ねた。多国間の研究活動に参加し、国際的な経験と感性を得ること
ができた。また、それらをそれぞれの研究に生かして、新たな研究ジャンルを切り拓くこ
とが期待される。
② 派遣した機関・組織の成果
(機関等として組織的に若手研究者を育成する枠組みが構築されたか、機関等の研究者の評価におい
て、海外での研究実績を重視するシステムが構築されたか等の観点も含めて記載してください。)
大阪市立大学大学院文学研究科では、本事業に引きつづき、頭脳循環を加速する若手研
究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム「 EU 域 内 外 に お け る ~ ト ラ ン ス ロ ー カ ル な 都 市 ネ ッ ト ワ ー
ク に 基 づ く 合 同 生 活 圏 の 再 構 築 」( 平 成 24~ 26 年 度 )に 採 択 さ れ た 。こ の 他 、科 学 研 究 費
などにおいても、国際交流、若手研究者の国際的育成を目的とする事業に積極的に乗り出
している。
都市文化研究センターでは、継続して若手研究者を研究科内外から採用しており、彼ら
彼女らには研究発表の機会を与え、海外での学会発表や調査などに補助するシステムを強
化している。そのため、毎年、学外の多くの若手研究者が、都市文化研究センターの研究
員への採用を求めてくる状況が生じている。
文学研究科では、従来から、外国語による論文執筆、国際学会での発表、海外研究者の
受入、海外出張・在外研究などを評価項目にふくめている。大阪市立大学全学の教員評価
システムと比較して、国際交流、国際貢献に重点を置いているのが文学研究科の特徴であ
る。本事業を遂行するにあたって、その経過・実績を教授会などで報告することにより、
文学研究科の科長をはじめ研究科構成員が海外での研究実績の重要性をより一層理解する
よ う に な り 、昨 年 度 末 に 実 施 さ れ た 研 究 科 の 自 己 評 価 活 動 に お い て も そ の 点 は 進 め ら れ た 。
これからも海外での研究実績が重視されることが一層進展するものと予想される。
8
様式1
(資料2)
(5)若手研究者の派遣実績の詳細【 氏 名 の み 非 公 表 】
派遣者①:
講
※派遣者毎に作成すること。
師
(当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動)
研究活動は主に資料調査・収集、現地踏査、学術動向把握の三つ。
(1)
資料調査・収集:ソウル大学校奎章閣韓国学研究院・高麗大学校中央図書
館 漢 籍 室 ・ 延 世 大 学 校 国 学 資 料 室 ・ 国 立 中 央 図 書 館 な ど の 機 関 に て 行 い 、『 燃 藜
室 記 述 』( 朝 鮮 図 書 刊 行 会 刊 、 朝 鮮 光 文 会 刊 ) お よ び 『 朝 野 記 聞 』・『 紫 海 筆 談 』・
『朝野僉載』など日本では閲覧自体が難しいものを含む諸種の資料を調査・収集
した。
(2)
現 地 調 査:ソ ウ ル を 拠 点 と し て ソ ウ ル・京 畿 道 に と ど ま ら ず 六 大 広 域 市( 釜
山・大邱・仁川・大田・光州・蔚山)およびその周辺地域の伝統文化・文禄慶長
の役(韓国で言う壬辰丁酉倭乱)関連の史跡を踏査。
(3)
学術動向把握:研究会・学会・シンポジウムへの参加、およびそこでの現
地 研 究 者 と の 交 流 。 民 族 文 学 史 研 究 所 /会 ・ 韓 国 思 想 史 学 会 ・ 韓 国 書 誌 学 会 ・ 高
麗 大 学 校 BK21 韓 国 語 文 学 教 育 研 究 団 、 ま た 拠 点 で あ る ソ ウ ル 市 立 大 学 校 の 都 市
科学研究院・ソウル学研究所・都市人文学研究所が主催する、内外の各種例会や
シンポジウムに参加し、動向把握や人的交流に努めた。
以上は、中期研究拠点として生活面(宿舎)までも含めた磐石なサポート、自由に研
究 活 動 で き る 環 境 を 御 提 供 下 さ っ た 、ソ ウ ル 市 大 の 御 協 力 に よ り 成 り 立 っ た も の で あ る 。
(具体的な成果)
・短期滞在では難しい数量・範囲の資料調査および現地踏査に時間をかけて従事するこ
とができた。特に『朝野僉載』のような大部の未刊行資料は現地での中長期滞在によっ
て可能な継続的実見の末、ようやく収集できるものである。また、ソウルや六大広域市
といった韓国の主要地域全体への史跡等調査は、韓国全体にわたる範囲と見てよい広さ
であり、朝鮮半島南部の広さと資料だけでは理解の難しい地域の特色を理解するのに資
するものであった。
・調査を通して諸種の原典を直接手にできたことや勉強会・現地踏査を通して得られた
知見・体験が資料を読むのに大きな助けとなっており、自身の成長を実感できた。
・日本における韓国古典研究をとりまく環境は、特に実際に閲覧できる資料をはじめと
して、十分に整っているとは未だ言えず、また一般向けの書籍も同様である。それはす
なわち、次の世代が韓国古典に触れる機会の少なさを意味しよう。
以上のような現状を改善し資料面・人員面といった基礎的環境の充実に資する研究者
になりたい。同時に、この派遣を通じて韓国の都市研究や主要都市について得られた知
見を生かし、首都だけでなく地方都市というファクターを取り入れた韓国文化研究を行
うことで、日本における都市文化研究に資していきたいと考えるようになった。
そして、こうした過程で今回の派遣先であるソウル市立大学校をはじめ今回の派遣で
面識を持てた研究機関・研究者との交流を大切にしつつ上述の目標を実現できるよう研
鑽を続け、これまで享けてきた御指導や御支援に報いられるよう、自身もまた次の世代
を育て、学問的成果を共有また伝達のできる研究者になることを目指すと決意した。
派遣先
(国・地域名、機関名、部局名、受入研究者)
派遣期間
平 成 23 年 度
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
合計
韓 国 、ソ ウ ル 市 立 大 学 校 、都 市 社 会 学 科 、
張元皓教授
30 日
9
363 日
318 日
711 日
様式1
派遣者②:
(資料2)
講
師
(当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動)
共同研究のテーマのなかで、中国辺境都市の歴史的形成の解明を担当した。伝統中国
都市における儒教化という動きが辺境都市でどのように展開していたのか、その手がか
り を 提 供 す る 研 究 で あ っ た 。 派 遣 者 ② が 選 ん だ 辺 境 都 市 は 、 18 世 紀 、 四 川 省 と 中 央 チ ベ
ットの境界地域の中心地であった打箭爐である。
上 海 で は 主 に 上 海 図 書 館 で 資 料 調 査 を お こ な っ た 。一 方 、研 究 テ ー マ の 都 市 は 18 世 紀
前半以来、清朝中央から関税を管理する官吏が派遣されていたため、官吏の上奏(皇帝
に直接送る報告書)などを調べるため、北京にある第一歴史档案館でも資料調査をおこ
なった。
派遣先の上海師範大学の中国近代史研究センターでは、授業に参加させていただき、
また若手研究者との交流に便宜をはかっていただいた。そして、資料調査に必要な助言
をいただいた。
(具体的な成果)
海外派遣を通じて自分の研究分野を更に広げることができた。派遣者②の専門分野は
清代政治史であるが、上海での一年間の滞在と資料調査を通じ、都市史へと関心が広が
った。辺境都市に関する専門的な研究は意外と日本で多くなく、江南の都市文化とは違
う辺境都市の文化・歴史を検討することは研究史においても意味を持つものである。上
海での一年間の研究生活を経て、現在、大学の教員になり、研究者としての新たな一歩
も歩み出すことが出来た。
派遣先
(国・地域名、機関名、部局名、受入研究者)
派遣期間
平 成 23 年 度
平 成 24 年 度
合計
平 成 25 年 度
中 国 、上 海 師 範 大 学 、中 国 近 代 社 会
研究センター、唐力行教授
日
10
352 日
日
352 日
様式1
派遣者③:
(資料2)
研
究
員
(当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動)
招待人の巫仁恕先生からは、中央研究院の諸機関の利用方法などの懇切丁寧な説明を
いただいたほか、長期・短期滞在で中央研究院に招聘された研究者や中央研究院の他の
研究者を紹介していただいた。また、黄克武所長には、唯一の日本人であり、中国語も
堪能ではない筆者を気遣って、本来、二人部屋である個室を1年間ほど筆者一人で使用
させていただいた。そのため、非常に集中して研究に没頭することができた。
中央研究院内の諸図書館を随時利用するとともに、故宮博物院図書文献室善本室、台
湾国家図書館善本書室、国立台湾大学図書館、国立政治大学図書館、国立台湾師範大学
図書館、財団法人中華飲食文化基金会などにおける『太平広記』明清刊本の調査や、中
国飲食文化史関係の資料の蒐集を実施した。また、台北の士林・華西街・梧州街・饒河
街・師大夜市、基隆の廟口夜市、高雄の六合観光夜市、新竹の元宵節の「台湾ランタン
フェスティバル」、花蓮の七星柴魚博物館、台北の深坑・平渓老街などの実地調査に赴
いた。
2012 年 7 月 24 日 に 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 で 開 催 さ れ た 「 近 代 東 亜 城 市 的 社 会 群 体
与社会網絡」国際学術研討会において「宋代都市における魚食文化と魚行・魚商」と題
する報告を行ったほか、筆者が研究分担者として参加している「海域交流をキーワード
と し た 中 国 通 俗 文 芸 の 学 際 的 研 究 」の 科 学 研 究 費 メ ン バ ー を 中 心 に 、2013 年 2 月 2 日 に
は 、 「 海 域 交 流 與 日 中 文 學 」 國 際 學 術 研 討 會 を 開 催 し 、 ( 台 北 市 電 腦 公 會 聯 誼 中 心 505
號 、)、2013 年 9 月 6 日 に は 、第 3 回「 海 域 交 流 と 中 国 古 典 小 説 」研 究 会( in 台 北 )( 台
北凱撒大飯店香港庁)を開催し、筆者は前者の会議論文集の編集および研究報告や、後
者での研究報告をおこなった。
(具体的な成果)
論文・研究報告・講演・実地調査など多くの研究成果をあげることができた(論文・
研究報告・講演は資料4に記載)。また、台湾の大学での講演の経験や、中央研究院で
開催される世界各国の研究者による多くのシンポジウムや研究会に参加できたことは、
台湾の学生たちの中国史に関する知識を窺い知ることができるとともに、世界における
中国史研究の状況を生で触れることのできる得難い機会であった。さらに、こうした研
究会を通じて、近代史研究所のみならず、中央研究院の他研究所の先生方とも面識を得
ることができた。
<参加した学会・研究会>
1、「近代東亜城市的社会群体与社会網絡」国際学術研討会
( 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 档 案 館 中 型 会 議 室 、 2012 年 7 月 24・ 25 日 )
2、笠井直美(名古屋大学)「呉郡宝翰楼初探」
( 於 中 央 研 究 院 歴 史 語 言 研 究 所 、 2012 年 9 月 25 日 )
3、張 哲嘉( 中 央 研究院 近 代 史研究 所 )「『重 訂 解 體新書 』譯 詞的改 訂 與 方法」( 於 近 代
史
研 究 所 檔 案 館 中 型 會 議 室 、 2012 年 12 月 8 日 )
4 、黄 克 武( 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 )「 科 舉・宗 教 與 迷 信 的 再 思 考:靈 學 與 近 代 中 國 的 知
識 轉 型 」 ( 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 档 案 館 中 型 会 議 室 、 2012 年 12 月 13 日 )
5 、 「 唐 宋 變 革 課 題 國 際 學 術 研 討 會 」 ( 於 国 立 政 治 大 学 、 2012 年 12 月 23・ 24 日 )
6、段志強(復旦大学)「東南海疆與西北絶域道咸變局下的顧祠會祭」
( 於 中 央 研 究 院 歴 史 語 言 研 究 所 、 2013 年 1 月 10 日 )
7 、 第 145 回 宋 代 史 談 話 会 ( 於 大 阪 市 立 大 学 、 2013 年 1 月 26 日 )
豊田裕章(京都大学人文科学研究所共同研究員)
「中国における都城の概念の変化と日本の宮都」
高西成介(高知県立大学)「唐代致富譚再考――『続玄怪録』と致富譚」
8、「第九屆史學與文獻學國際學術研討會從社會到政治-再現中國近世歷史」
( 於 東 呉 大 学 、 2013 年 5 月 3 ・ 4 日 )
9、王 正 華( 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 )「 城 市 與 視 覺 商 品:清 代 初 中 期 蘇 州 版 畫 的 商 業 傾 向 」
11
様式1
(資料2)
( 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 档 案 館 中 型 会 議 室 、 2013 年 5 月 9 日 )
10、 Michael Chang (George Mason University)“ Xiong Cilü's Concept of 'Civil Rule'
at the Early Kangxi Court, 1670-1671”
( 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 研 究 大 楼 1106 号 、 2013 年 6 月 21 日 )
11、 郭 公 民( 湖 州 師 範 學 院 文 學 院 )「 藝 術 破 壞 — — 城 市 公 共 藝 術 中 作 為 否 定 性 接 受 反 應 的 公
眾 破 壞 行 為 」 ( 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 研 究 大 楼 1106 号 、 2013 年 6 月 27 日 )
12、 魏 舒 歌 ( 世 新 大 学 ) 「 橋 梁 還 是 鴻 溝 : 中 国 三 十 年 代 租 界 区 的 英 文 報 刊 」
( 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 研 究 大 楼 1106 号 、 2013 年 7 月 11 日 )
13、 Tobie Meyer-Fong( Johns Hopkins University)
「美国学界適研究太平天国的新視野」
( 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 档 案 館 中 型 会 議 室 、 2013 年 7 月 24 日 )
14、 Tobie Meyer-Fong( Johns Hopkins University)
「戦争的終結――十九世紀中国内戦的暴力・社区與記念」
( 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 研 究 大 楼 1106 号 、 2013 年 7 月 29 日 )
15、 平 成 25 年 度 宋 代 史 研 究 会 ( 於 静 岡 伊 東 市 ・ 山 喜 旅 館 、 2013 年 8 月 26~ 28 日 )
16、 柳 立 言 ( 中 央 研 究 院 歴 史 語 言 研 究 所 )
「從《宋大詔令集》看北宋統治者心目中的重要問題」
( 於 中 央 研 究 院 歴 史 語 言 研 究 所 、 2013 年 9 月 16 日 )
17、呉 啟 訥( 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 )「 鼓 吹 革 命 與 爭 取 正 統 ― ― 以《 義 勇 軍 進 行 曲 》和《 三
大 紀 律 八 項 注 意 》 ― ― 」 ( 近 代 史 研 究 所 檔 案 館 一 樓 中 型 會 議 室 、 2013 年 10 月 17 日 )
18、 張 寧 ( 近 代 史 研 究 所 ) 「 看 與 被 看 ― ― 跑 馬 及 通 商 口 岸 文 化 」
( 近 代 史 研 究 所 檔 案 館 一 樓 中 型 會 議 室 、 2013 年 11 月 14 日 )
19、 洪 秋 芬 ( 近 代 史 研 究 所 ) 「 戦 時 体 制 下 台 湾 婦 女 『 出 頭 天 』 」
( 近 代 史 研 究 所 檔 案 館 一 樓 中 型 會 議 室 、 2013 年 12 月 12 日 )
20、 王 国 斌 ( ( カ リ フ ォ ル ニ ア 大 学 ロ サ ン ゼ ル ス 校 ( UCLA) )
「 中 国 和 欧 州 之 政 治 経 済 的 工 業 化 ( 西 元 1750 至 2000 年 ) 」
( 近 代 史 研 究 所 檔 案 館 一 樓 中 型 會 議 室 、 2013 年 12 月 13 日 )
21、 中 島 楽 章 ( 九 州 大 学 ) 「 南 蛮 人 与 荒 唐 船 : 1544 年 葡 萄 牙 人 剽 略 到 朝 鮮 」
( 人 文 社 会 科 学 研 究 中 心 B 202 会 議 室 、 2013 年 12 月 24 日 )
22、 高 津 孝 ( 鹿 児 島 大 学 ) 「 琉 球 の 出 版 文 化 」
( 歴 史 語 言 研 究 所 研 究 大 楼 2 F 会 議 室 、 2013 年 12 月 27 日 )
23、 岩 間 一 弘 ( 千 葉 商 科 大 学 ) 「 “ 中 国 趣 味 ” 的 大 衆 化 ― ― 日 本 游 客 的 上 海 印 象 変 化 和 上 海
的 旅 游 城 市 化 」 ( 2014 年 1 月 10 日 ・ 近 代 史 研 究 所 研 究 大 樓 1 F 會 議 室 )
24、 第 164 回 宋 代 史 談 話 会 ( 於 大 阪 市 立 大 学 、 2014 年 1 月 25 日 )
伊藤一馬(大阪大学)「宋代地方文書行政と箚付」
豊島悠果(神田外国語大学)「遣金高麗使節の使行」
中林広一(立教大学)「河を遡る昆布―近代中国における昆布利用とその背景」
25、 平 田 茂 樹 先 生 「 宋 代 政 治 史 研 究 的 新 視 野 ─ ─ 以 科 挙 社 会 的 “ 人 際 綱 絡 ” 為 線 索 」
( 清 華 大 学 人 文 社 会 学 院 人 社 院 A302、 2014 年 1 月 25 日 )
<実施した調査>
1、中央研究院附属図書館……傅斯年図書館、郭廷以図書館・文哲研究所図書館・人文社
会研究所社会図書館・民族研究所図書館
2 、 「 會 動 的 清 明 上 河 圖 」 展 覧 会 ( 高 雄 ・ 高 雄 會 展 中 心 、 2012 年 8 月 )
3 、 高 雄 ・ 六 合 観 光 夜 市 の 現 地 調 査 ( 2012 年 8 月 )
4、中央研究院附属図書館……近代史研究所付属郭廷以図書館、歴史語言研究所付属傅斯
年図書館、中国文哲研究所付属文哲研究所図書館、民族学
研究所付属民族学研究所、人文社会科学研究中心付属人文
社 会 科 学 研 究 中 心 図 書 館 で の 版 本 調 査 ( 2012 年 9 月 )
5、故宮博物院図書館善本室
6、夜市関係……龍山寺界隈、永康街、饒河街夜市、華西街夜市、梧州街夜市、師大夜市
の 現 地 調 査 ( 2012 年 7 月 )
7、広島市立中央図書館浅野文庫における『太平広記』の明・許自昌刊本の版本調査
8、九州大学中央図書館における『太平広記』清・黄晟刊本の版本調査ならびに『談愷本
12
様式1
(資料2)
太 平 広 記 』 の 調 査 ・ 資 料 蒐 ( 2012 年 12 月 10 日 )
9 、 新 竹 ・ 元 宵 節 「 台 湾 ラ ン タ ン フ ェ ス テ ィ バ ル 」 の 実 地 調 査 ( 2013 年 2 月 24 日 )
10、 国 立 故 宮 博 物 院 図 書 文 献 館 に お け る 『 太 平 広 記 』 明 清 刊 本 の 調 査 ( 2013 年 3 ・ 4 月 )
11、 基 隆 ・ 陽 明 海 洋 文 化 芸 術 館 お よ び 廟 口 夜 市 ( 2013 年 3 ・ 4 月 )
12、 台 湾 国 家 図 書 館 善 本 書 室 ( 2013 年 6 月 )
13、 大 東 文 化 大 学 図 書 館 所 蔵 『 太 平 広 記 』 明 ・ 許 自 昌 刊 本 お よ び 清 ・ 嘉 慶 元 年
重 刻 本 の 調 査 ( 2013 年 8 月 21 日 )
14、 新 潟 大 学 附 属 中 央 図 書 館 佐 野 文 庫 所 蔵 『 太 平 広 記 』 明 ・ 許 自 昌 刊 本 の 調 査
( 2013 年 8 月 22 日 )
15、 京 都 大 学 人 文 科 学 研 究 所 所 蔵 『 太 平 広 記 』 明 ・ 許 自 昌 刊 本 の 調 査
( 2013 年 8 月 23 日 )
16、 国 立 公 文 書 館 所 蔵 『 太 平 広 記 』 林 羅 山 旧 蔵 許 自 昌 刊 本 ・ 紅 葉 山 文 庫 旧 蔵 許 自 昌 刊 本 ・
高野山釈迦門院旧蔵許自昌刊本・浅草文庫旧蔵許自昌刊本ならびに清・嘉慶重刻本、
北 平 文 友 堂 影 印 本 の 調 査 ( 2013 年 8 月 29・ 30 日 )
17、 東 洋 文 庫 所 蔵 『 太 平 広 記 』 明 ・ 許 自 昌 刊 本 の 調 査 ( 2013 年 8 月 30 日 )
18、台 湾 師 範 大 学 図 書 館 に お け る 厳 一 萍『 太 平 広 記 校 勘 記 』( 芸 文 印 書 館 、1970 年 )の 資 料
蒐 集 ( 2013 年 10 月 25 日 )
19、 台 湾 大 学 図 書 館 所 蔵 『 太 平 広 記 』 明 ・ 清 刊 本 の 調 査 ( 2013 年 10・ 11 月 )
20、 財 團 法 人 中 華 飲 食 文 化 基 金 會 圖 書 館 に お け る 資 料 蒐 集
( 2013 年 10・ 11 月 、 2014 年 3 月 )
21、 花 蓮 調 査 ( 同 行 者 : 山 口 智 哉 ( 台 北 大 学 助 理 教 授 ) ) ( 2014 年 1 月 20~ 22 日 )
◎七星柴魚博物館(鰹節博物館)
◎太魯閣国家公園・天祥
◎花蓮県吉安郷・吉安慶修院
22、 深 坑 ( 台 北 ) 老 街 ・ 平 渓 老 街 ( 2014 年 2 月 27 日 )
派遣先
(国・地域名、機関名、部局名、受入研究者)
派遣期間
平 成 23 年 度
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
合計
台湾、中央研究院、近代史研究所、
巫仁恕研究員兼副所長
日
13
213 日
324 日
537 日
様式1
派遣者④:
(資料2)
非常勤講師
(当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動)
釜山大学校韓国民族文化研究所は招請フェロー研究員として研究室を用意して下さっ
た。また、外国人登録証を取得するさいにもお手伝いをしていただいた。
2012 年 9 月 27 日 、 同 研 究 所 に お い て 研 究 報 告 す る 機 会 を い た だ い た 。 そ こ で 、 「 日
本における英語教育の現状と人々にとっての英語の意味 ―グローバリゼーションとロ
ーカリゼーションの狭間で―」というタイトルで報告と質疑応答を行なった。
10 月 は 釜 山 大 学 校 中 央 図 書 館 に お い て 統 計 デ ー タ の 収 集 を 行 な っ た 。特 に 釜 山 に 移 住
した外国人についてのデータを参照した。また、釜山グローバルビレッジや京畿道坡州
市にある英語村「パジュ・キャンプ」を訪問した。
11 月 は 主 に 文 献 収 集 を 行 な っ た 。 釜 山 大 学 校 中 央 図 書 館 、 ソ ウ ル 図 書 館 、 韓 国 国 立 中
央図書館、韓国国立デジタル図書館を利用した。韓国における英語公用語化に関する議
論、英語村の運営に関する調査報告書、韓国における外国人の労働・生活・教育状況に
関する文献など、参考になるものが多かった。
2013 年 1 月 か ら 3 月 に か け て は 、イ ン フ ォ ー マ ル な 形 で 英 語 に 関 す る 話 の 聞 き 取 り を
始めた。国際言語教育院の韓国語講座には「言語交換プログラム(언어교환 도우미)」
というものがあり、韓国語を学習する我々に我々の母語を学びたい学生を紹介してくれ
る 。そ の 学 生 本 人 は も ち ろ ん 、そ の 学 生 の 友 人・知 人 を た ど っ て 話 を 聞 か せ て も ら っ た 。
4 月 は 釜 山 大 学 校 で 私 的 に 活 動 す る 「 日 本 語 サ ー ク ル ( 일 본 어 모 임 /동 아 리 ) 」 を 見
学した。週に 1 度集まって、1 回につき 2 時間程度、テーマを決めて日本語のみで会話
を す る サ ー ク ル で あ る 。 ま た 、 “ Language Cast” と い う 「 英 語 サ ー ク ル 」 も 見 学 し た 。
5 月 は 釜 山 に あ る 小 さ な 英 語 塾 を 見 学 し た 。全 生 徒 数 が 50 人 に 満 た な い 程 度 の 小 さ な
塾であったが、韓国において英語がどのように教えられ、学ばれるかの一端を見ること
ができた。また、塾長にいろいろと話を伺った。
6 月 13 日 、こ の 1 年 の 韓 国 で の 滞 在 で 得 た 知 見 に つ い て 、韓 国 民 族 文 化 研 究 所 で 報 告
する機会を頂いた。「英語と韓国社会 ―世界化・競争・両極化―」というタイトルで、
1 時間半程度の時間で発表と質疑応答を行なった。
7 月 は 国 際 言 語 教 育 院 で 開 講 さ れ た “ 2013 SUMMER ENGLISH CAMP” ( 2013 学 年 度 夏 休
み大学連携初等英語キャンプ/主催:釜山広域市東莱教育支援庁)のコーディネーター
にお話を聞かせて頂く機会を得た。
8 月は これまで話を聞かせて頂いた方々との関係を継続させつつ、そこでの話をも
とに、主に釜山大学校中央図書館で資料収集を行なった。特に、私教育費や塾(학원)
・読書室(독서실)に関する統計データや、公正性(공정성)や競争(경쟁)に関する
文 献 で あ る 。ま た 、釜 山 の み な ら ず 、ソ ウ ル で も 20〜 30 歳 代 の 男 女 に 韓 国 で の 英 語 教 育
に関する話を聞くことができた。
(具体的な成果)
共同研究成果の発表状況は資料4に記載
釜 山 に あ る 英 語 塾 で 調 査 を お こ な い 、韓 国 に お け る 最 新 の 英 語 教 育 の 実 態 を 把 握 し た 。
韓国において英語熱が高いのは、大学受験のためであり、韓国では家計の大きな割合を
私教育費が占めていること、費用が安いので最近はフィリピンが留学先として人気であ
ることなどが判明した。英語教育者側がコミュニケーション・ツールとしての英語を習
得させるべく努力している一方で、親たちは試験に合格するための英語学習を求めてい
るようである。
派遣先
(国・地域名、機関名、部局名、受入研究者)
派遣期間
平 成 23 年 度
平 成 24 年 度
合計
平 成 25 年 度
韓 国 、釜 山 大 学 校 、韓 国 民 族 文 化 研
究所、金東哲教授
日
14
212 日
153 日
365 日
様式1
(資料2)
(参考)
派 遣 期 間 が 300 日 未 満 となり、最 終 的 に若 手 派 遣 研 究 者 派 遣 実 績 のカウントから除 外 された者
準派遣者:
特別研究員
(当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動)
2012 年 2 月 末 か ら 9 月 末 ぐ ら い ま で 中 国 近 代 社 会 研 究 セ ン タ ー で 研 究 活 動 を 続 け た 。
明代思想家李卓吾が湖北省麻城におけるどのような交遊、社会活動をしたか明らかにし
た。
上海師範大学中国近代社会研究センターの先生方との交流で、中国固有の研究方法を
学んだ。また、実地調査ではたくさんの民間学者と出会い、多くの情報を得た。
(具体的な成果)
2012 年 3 月 8 日 上 海 師 範 大 学 で 市 立 大 学 都 市 研 究 セ ン タ ー と 上 海 師 範 大 学 中 国 近 代 社
会研究センターが共同催した「東アジアの都市文化と都市発展-第三期国際学術シンポ
ジウム」に参加し、「地方传统秩序得重建-以耿定向的邓豁渠批判为中心」というタイ
ト ル で 報 告 し た 。 2012 年 9 月 23- 25 日 、 河 南 商 城 で 行 わ れ た 「 李 贄 国 際 学 術 シ ン ポ ジ
ウム」に参加し、「耿李论争对李卓吾的影响」という報告を行った。
2012 年 5 月 中 旬 、湖 北 省 麻 城 に あ る 李 贄 研 究 セ ン タ ー を 訪 ね 、李 卓 吾 と 交 遊 関 係 を 持
った麻城四代家族の一つの麻城周氏と梅氏の族譜、及び彼らの文集を調べ、李卓吾の麻
城における交遊と社会活動について解明した。
派遣先
(国・地域名、機関名、部局名、受入研究者)
派遣期間
平 成 23 年 度
平 成 24 年 度
平 成 25 年 度
合計
中 国 、上 海 師 範 大 学 、中 国 近 代 社 会
研究センター、唐力行教授
30 日
15
200 日
日
230 日
様式1
資料3
(資料3)
国際共同研究の計画概要・方法
(1)実施期間中における研究のスケジュールと実施内容の概要
・運営組織:文学研究科に「『頭脳循環』プログラム運営委員会」を設置した。本委員会
は、主担当研究者、担当研究者の全員から構成され、文学研究科教授会に報告義務を負っ
た。本委員会はまた、文学研究科重点研究プロジェクト「アジア海域世界における都市の
文化力に関する学際的研究」運営委員会、都市文化研究センター、インターナショナルス
クール運営委員会と連絡をとりながら、本事業の企画・運営にあたった。
・研究活動:都市文化研究センター内に設けられた比較都市文化研究会を研究活動の基盤
とした。本研究では、国際共同研究を推進するに当り、Ⅰ「都市文化の形成と成熟」、Ⅱ
「グローバル化のなかでの都市文化」の2つのセッションに分け、研究科内の重点研究と
協力し、集中的に各個別課題を検討した。毎年度、中国・台湾、韓国の諸都市に主担当研
究者、担当研究者を派遣し、研究交流を行ったり、現地調査・文献収集に従事したりし
た。
・ 平 成 23 年 度 に お い て は 、 釜 山 大 学 校 に て 共 同 学 術 会 議「 都 市 移 住 民 と 空 間 変 形 」、上
海師範大学中国近代社会研究中心にて「东亚的都市文化与都市发展(東アジアの都市文化
と都市発展)」国際学術シンポジウム、大阪市立大学文学研究科都市文化研究センターに
て日中伝統芸能研究交流会「都市のメディア空間と伝統芸能」を開催した。
・ 平 成 24 年 度 に は 、 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 に て 、 「 近 代 東 亜 城 市 的 社 会 群 体 与 社 会 網 絡 」
国 際 学 術研討 会 、都市文 化 研 究セン タ ー にて、釜 山 大学校 韓 国 民族文 化 研 究所と 共 催 で、共 同
学術会議「近現代の都市下層―歴史性と現代性」を開催した。
・平 成 25 年 度 に は 、大 阪 市 立 大 学 に お い て 、総 括 シ ン ポ ジ ウ ム「 東 ア ジ ア 都 市 に お け る 集
団とネットワーク -伝統都市から近現代都市への文化的転回-」を開催し、日本・韓国
・ 中 国 ・ 台 湾 の 研 究 者 か ら 記 念 講 演 2 本 、 報 告 1 5 本 を 得 た 。 参 加 者 は の べ 約 100 名 に お
よび、大きな注目を集めた。
(2)成果の概要
日本、中国、台湾、韓国で開催した国際共同セミナーによって、中国、韓国、日本にお
ける都市の歴史的形成と文化創造をめぐる共通性・異質性や交流・影響などについて解明
することができた。
城郭都市を中心とする中国都市の歴史的空間的展開を時間軸に沿って再構成した。また
中国都市の影響を受容しつつ、朝鮮、日本がどのように独自の都市と社会を作り上げたの
か を 探 っ た 。伝 統 的 な 都 市 社 会 が 、資 本 主 義 が 広 く ア ジ ア を 覆 う 19 世 紀 以 降 の 時 代 に ど の
ように変容し、共通の都市空間と独自の文化を創り上げるのかを解明した。その上で、東
アジア都市の形成・成熟、都市文化創造の営為を、西欧都市などと対比し、全世界的なレ
ヴェルで評価するための基礎的条件を構築した。
・ 研 究 経 過 、 研 究 成 果 は 、 可 能 な 限 り 速 や か に HP 上 で 紹 介 し て き た 。
・東アジアの諸都市に関する文献及び史資料のデータベースとして、「東アジア都市文献
デ ー タ ベ ー ス 」 「 東 ア ジ ア 史 資 料 デ ー タ ベ ー ス 」 を 構 築 し 、 HP 上 で 公 開 し た 。
※本 プログラムによる共 同 学 術 研 究 に対 する外 部 評 価 者 名 3名 のレター添 付 あり。【非 公 表 】
(3)本事業を契機として新たに始まった国際共同研究
(件)
合計
うち、相手先機関以外
2
1
16
様式1
(資料4)
資料4.共同研究成果の発表状況
①学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文又は著書
論文名・著書名 等
(論文名・著書名、著者名、掲載誌名、査読の有無、巻、最初と最後の頁、発表年(西暦)について記入して
ください。)
(以上の各項目が記載されていれば、項目の順序を入れ替えても可。)
・査 読 が あ る 場 合 、印 刷 済 及 び 採 録 決 定 済 の も の に 限 っ て 記 載 し て 下 さ い 。査 読 中・投 稿 中 の も の は 除 き ま す 。
・さらに数がある場合は、欄を追加して下さい。
・著者名について、責任著者に「※」印を付してください。また、主担当研究者には二重下線、担当研究者に
ついては
下
線
、派遣した若手研究者については
波
線
を付してください。
・共同研究の相手側となる海外の研究機関との国際共著論文等には、番号の前に「◎」印を、また、それ以外
の国際共著論文については番号の前に「○」印を付してください。
・当該論文の被引用状況について特筆すべき状況があれば付記して下さい。
1
仁 木 宏 査 読 有 2011.11.20 「 日 本 中 世 に お け る 「 山 の 寺 」 研 究 の 意 義 と 方 法 」
p.58~ 63 日 本 遺 跡 学 会 『 遺 跡 学 研 究 』 8 特 集 2「 受 け 継 が れ る 祈 り の 遺 産 」
2
仁 木 宏 査 読 有 2012.3 Hiroshi, Niki, ‘ The city of Osaka in the medieval period
: Religion and the transportation of goods in the Uemachi Plateau’ , City, Culture
and Society 3-1, ELSEVIER, pp.15-19.
3
仁 木 宏 査 読 無 2012.9.5 「 都 市 に お け る「 場 」の 特 質 - 戦 国 大 名 法 か ら み る - 」 p91
~ 111 中 世 都 市 研 究 会 編 『 中 世 都 市 研 究 』 17《 都 市 的 な 場 》、 山 川 出 版 社
4
仁 木 宏 査 読 無 2012.9.30
「「 山 の 寺 」 研 究 の 方 法 を め ぐ っ て 」
西 村 山 地 域 史 研 究 会 『 西 村 山 地 域 史 の 研 究 』 30
5
仁 木 宏 査 読 無 2013.5 「 地 方 史 研 究 の 可 能 性 - 荘 園・都 市・城 を め ぐ っ て - 」 p.45
~ 65 第 50 回 中 世 史 サ マ ー セ ミ ナ ー 実 行 委 員 会 編 日 本 中 世 史 研 究 の 歩 み 中 世 史 サ マ ー
セ ミ ナ ー 50 周 年 記 念 シ ン ポ ジ ウ ム 報 告 集
岩 2013.5.1
書院ブ
歴と
史戦
考国
古時
学 代 の 畿 内 社岩
仁木 宏 査読無
「高山右近
会 」書 院
p.1~ 16
6
『 キ リ シ タ ン 文 化 研 究 会 会 報 』 141 号
p.4~ 15
キリシタン文化研究会
7
仁 木 宏 査 読 有 2014.3.4 「 戦 国 時 代 の 城 下 町 に お け る 『 町 づ く り 』」
- 1575 年 、 駿 河 国 駿 府 ( 静 岡 市 ) の 事 例 か ら -
p.56~ 64 『 都 市 文 化 研 究 』 16
大阪市立大学都市文化研究センター
8
井上
徹 、「 旧 羅 旁 地 方 調 査 記 録 ― ヤ オ 族 の 痕 跡 を 求 め て ― 」、 吉 尾 寛 編 『 民 衆 反 乱
と 中 華 世 界 ― 新 し い 中 国 史 像 の 構 築 に 向 け て 』 汲 古 書 院 、 査 読 無 、 421― 442 頁 、 2012 年
9
井 上 徹 、「 明 末 の 商 税 徴 収 と 広 東 社 会 」、『 < 年 報 都 市 史 研 究 19> 伝 統 都 市 論 』、 査 読 有 、
94― 108 頁 、 2012 年
10
井 上 徹 、「 関 于 東 亜 城 市 文 化 形 成 的 歴 史 理 解 」、 大 阪 市 立 大 学 ・ 上 海 師 範 大 学 共 催 ・ 第
3 届 国 際 学 術 研 討 会 論 文 集『 東 亜 的 都 市 文 化 与 都 市 発 展 』、大 阪 市 立 大 学 都 市 文 化 研 究 セ ン
タ ー 編 、 査 読 無 、 7― 14 頁 、 2012 年
11
井 上 徹 、「「 華 」は ど の よ う に「 夷 」を 包 摂 し た か ? 」、『 歴 史 評 論 』、査 読 有 、733 号 、57
― 70 頁 、 2011 年
12
松 浦 恆 雄 、「 黄 錦 樹 の 華 語 コ ン プ レ ッ ク ス 」、『 夢 と 豚 と 黎 明
査 読 な し 、 2011 年 9 月 、 363-369 頁 。
17
黄 錦 樹 作 品 集 』( 人 文 書 院 )、
様式1
(資料4)
13
松 浦 恆 雄 、「 四 大 名 旦 と 特 刊 」、『 中 国 学 志 』、 査 読 あ り 、 大 畜 号 ( 第 26 号 )、 2011 年 12 月 、
1-23 頁 。
14
松 浦 恆 雄 、「「 民 衆 小 説 戯 曲 読 本 」に つ い て 」、『 第 二 回 日 中 伝 統 芸 能 研 究 交 流 会 報 告 書
市 の メ デ ィ ア 空 間 と 伝 統 芸 能 』、 査 読 な し 、 2012 年 3 月 、 77-104 頁 。
15
平 田 茂 樹 、『 宋 代 政 治 構 造 研 究 』、 単 著 、 査 読 な し 、 汲 古 書 院 、 2012 年 2 月 、 全 546 頁
16
平 田 茂 樹 、『 文 書 ・ 政 令 ・ 信 息 溝 通 : 以 唐 宋 時 期 為 主 』、 編 著 、 査 読 な し 、 中 国 ・ 北 京 大 学
出版会、
2012 年 1 月 、 全 725 頁
17
平 田 茂 樹 、『 外 交 資 料 か ら 見 た 十 ~ 十 四 世 紀 を 探 る 』、 編 著 、 査 読 な し 、 汲 古 書 院 、 2013 年
12 月 、
全 396 頁
18
平 田 茂 樹 、「 従 選 挙 論 争 看 元 祐 时 代 的 政 治 」、『 河 南 大 学 学 報 ( 社 会 科 学 版 )』 2012 年 第 3 期
( 中 国 ・ 河 南 大 學 )、 単 著 、 査 読 有 り 、 pp.91-99
19
平 田 茂 樹 、「 両 宋 間 の 政 治 空 間 の 変 化 に つ い て 」、『 東 洋 史 研 究 』 第 72 巻 第 4 号 、 単 著 、
査 読 有 り 、 pp.59-93
20
平 田 茂 樹 、「 宋 代 政 治 史 研 究 的 新 視 野 」、『 史 学 月 刊 』 2014 年 第 3 期 ( 中 国 ・ 河 南 大 學 )、
単 著 、 査 読 有 り 、 pp.22-27
21
野 崎 充 彦 、「 風 水 マ ス タ ー を 通 じ て み る 韓 国 風 水 の 特 質 」『 術 の 思 想 』 所 収 ( 297~ 324 頁 )
風 響 社 2013 年 、 査 読 な し
22
野崎充彦、
「 仲 井 健 治 先 生 の 研 究 活 動 の 再 照 明 ― 白 湖 林 悌 を 中 心 に 」『 白 湖 林 悌 の 生 と 文 学 』
所 収 ( 14~ 23 頁 ) 全 南 大 学 湖 南 研 究 所 、 2012 年 、 査 読 な し
23
野 崎 充 彦 、「 15 世 紀 朝 鮮 に お け る 宗 教 文 化 」『 近 代 東 亜 城 市 社 会 群 体 与 社 会 網 』 所 収 ( 1 ~
13 頁 ) 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 、 2012 年 、 査 読 な し
24
野 崎 充 彦 、「 朝 鮮 の セ ル フ イ メ ー ジ を 求 め て 」『 説 話 文 学 研 究 』 第 46 号 ( 4~ 14 頁 ) 説 話 文
学 会 、 2012 年 、 査 読 な し
25
TSUKADA Takashi ‘Early Modern Osaka Hinin and the Population Registers’,in D.Chapman and
K.J.Krogness(eds), Japan’s Household Registration System and Citizenship:Koseki, Identification
and Documentation, London: Routledge, pp.21-42, 2014, 査読あり.
塚田孝「近世大坂の浄瑠璃興行の周縁」大阪市立大学文学研究科「上方文化講座」企画委
員 会 編 『 上 方 文 化 講 座 義 経 千 本 桜 』 和 泉 書 院 、 164- 173 頁 、 2013 年 、 査 読 な し 。
26
都
27
TSUKADA Takashi ‘The Hinin and City Neighborhoods of Nineteenth-Century Osaka,’ City
Culture and Society(CCS) “The Urban Social History of Osaka: A Study Focusing on the Lifeworld
of the Urban Masses”, 3-1, pp.59-64, 2012, 査読あり.
28
TSUKADA Takashi ‘Introduction The Urban History of Osaka,’ City Culture and Society(CCS)
“The Urban Social History of Osaka: A Study Focusing on the Lifeworld of the Urban Masses” 3-1,
pp.1-8, 2012, 査読あり.
29
TSUKADA Takashi ‘Les religieux mendients d’Ôsaka durant la période prémoderne,’ Annales.
Histoire, Sciences Sociales, 66e année, no 4, pp.1053-1077, 2011, 査読あり.
18
様式1
(資料4)
30
塚田孝『近世身分社会の比較史―法と社会の視点から』塚田孝・佐賀朝・八木滋編、清文
堂 出 版 、 ( 総 頁 数 1-446 頁 ) 、 2014 年 ( 文 学 研 究 科 叢 書 8 ) 査 読 な し
31
佐賀朝「近世~近代大阪の貧困と救済に関する覚え書き」『近世身分社会の比較史―法と
社 会 の 視 点 か ら 』塚 田 孝・佐 賀 朝・八 木 滋 編 、清 文 堂 出 版 、409-420 頁( 総 頁 数 1-446 頁 )、
2014 年 、 査 読 な し 。
32
佐 賀 朝 「 居 留 地 付 き 遊 廓 ―東 京 と 大 阪 ―」 『 シ リ ー ズ 遊 廓 社 会 2 近 世 か ら 近 代 へ 』 佐 賀 朝
・ 吉 田 伸 之 編 、 吉 川 弘 文 館 、 69-96 頁 ( 総 頁 数 1-364 頁 ) 、 2014 年 、 査 読 な し 。
33
佐 賀 朝「 解題 」『 小 林家 文 書「 御布 令 」慶 応四 年 / 明治元 年( 近 世大 坂 町 触関係 史 料 4)』
塚 田 孝 ・ 佐 賀 朝 ・ 近 世 大 坂 研 究 会 編 、 都 市 文 化 研 究 セ ン タ ー 、 1-9 頁 ( 総 頁 数 1-147 頁 ) 、
2013 年 、 査 読 な し 。
34
佐 賀 朝「 居 留 地 付 き 遊 廓 の 社 会 構 造 ― 東 京 築 地・新 嶋 原 遊 廓 を 素 材 に ― 」『 部 落 問 題 研 究 』、
203 号 、 2-47 頁 、 2013 年 、 査 読 あ り 。
35
SAGA Ashita, ‘From the Traditional City to the Modern City -Based on studies of urban regional
societies in 19th Century Osaka―’,(英訳 波形理世),Urban Scope, Vol.3, pp.34-54,2012, 査読あり.
36
SAGA Ashita, ‘Urban Lower-Class Society in Modern Osaka’,(英訳 John Porter)City, Culture and
Society ,Vol.9, pp.65-71, 2012, 査読あり.
37
佐 賀 朝「 近 代 大 阪 に お け る 都 市 下 層 社 会 の 展 開 と 変 容 ― 1930 年 代 の 下 層 労 働 力 供 給 の 問 題
を 素 材 に ― 」『 桃 山 学 院 大 学 経 済 経 営 論 集 』、53 巻 3 号 、159-195 頁 、2012 年 、査 読 あ り 。
38
川 野 英 二 'Insécurité de l'emploi et insécurité de parcours des travailleurs japonais',
Eiji Kawano Informations Sociales, 査 読 有 no.168. pp.22-29. 2011.
39
川 野 英 二「 フ ラ ン ス 都 市 社 会 政 策 と 社 会 的 不 利 地 区 」川 野 英 二『 部 落 解 放 研 究 』no.193. 査
読 無 pp.85-98.2011
40
川 野 英 二「 大 都 市 の 健 康 と 不 平 等 、社 会 的 断 絶 (SIRS)国 際 比 較 プ ロ ジ ェ ク ト の 概 要 」川 野 英
二『貧困層の健康と社会的排除についての実態調査と地域の社会医療のあり方についての
研 究 』 平 成 22 年 度 総 括 研 究 報 告 書 福 原 宏 幸 編 査 読 無 pp.79-92.2012
41
川 野 英 二 「 大 阪 市 民 の 貧 困 観 と 近 隣 効 果 ―貧 困 層 は 対 立 し て い る の か ? 」 川 野 英 二
困 研 究 』 第 9 号 貧 困 研 究 会 査 読 有 pp.18-29.2012
42
川 野 英 二『 ア ジ ア の な か の 大 阪 と 大 阪 市 民 の 社 会 生 活 ―2011 年 度 社 会 学 実 習 a 報 告 書 』 川
野 英 二 編 大 阪 市 立 大 学 文 学 部 社 会 学 教 室 査 読 無 p.216.2012
43
川 野 英 二 「 大 阪 市 民 の 労 働 環 境 と メ ン タ ル ヘ ル ス へ の 影 響 - 職 業 統 合 の 類 型 分 析 ―」 川 野
英二「貧困層の健康と社会的排除についての実態調査と地域の社会医療のあり方について
の 研 究 」 平 成 24 年 度 総 括 研 究 報 告 書 福 原 宏 幸 編 査 読 無 2013
44
川 野 英 二 「 東 京 オ リ ン ピ ッ ク の 前 に 、 都 市 社 会 政 策 と 貧 困 を 考 え る ―フ ラ ン ス 、 ア メ リ カ 、
大 阪 か ら 」 シ ノ ド ス 電 子 ジ ャ ー ナ ル 査 読 無 2013
http://synodos.jp/society/6608
45
伊 地 知 紀 子 「 국외 출가 해녀 」 ( 国 外 出 稼 海 女 ) < 共 著 > 朴 賛 植 他 編 『 제주여성사 Ⅱ
일 제 강 점 기 』( 済 州 女 性 史 Ⅱ 日 帝 強 占 期 )제 주 발 전 연 구 원( 済 州 発 展 研 究 院 )査 読 無 2011
年 6 月 291-344
46
伊 地 知 紀 子 「 在 日 済 州 島 人 の 移 動 と 生 活 — 解 放 前 後 を 中 心 に −」 < 共 著 > 津 波 高 志 編
『東アジアの間地方交流の過去と現在―済州と沖縄・奄美を中心にして―(琉球大学人の
移 動 と 21 世 紀 の グ ロ ー バ ル 社 会 V) 』 彩 流 社 、 123-141 頁 、 査 読 無 2012 年 3 月 31 日
19
『貧
様式1
(資料4)
47
伊 地 知 紀 子 『 재 일 제 주 인 의 생 활 사 1 안 구 의 땅 을 찾 아 서 』 ( 安 住 の 地 を 求 め て −在 日 済 州
人 生 活 史 1 ) 共 著 (伊 地 知 紀 子 ・藤 永 壮 ・高 正 子 ・鄭 雅 英 ・皇 甫 佳 英 ・高 村 竜 平 ・村 上 尚 子 ・福 本
拓 ・高 誠 晩 ) 선 인 (ソニン)、ソウル、韓 国 、総 頁 342、査 読 無 2012 年 1 月 10 日 (韓 国 語 )
48
伊 地 知 紀 子「 재 일 제 주 인 의 이 동 과 생 활 」윤 용 택 •이 창 익 •쓰 하 다 카 시 편 『동 아 시 아 지 역 간 의
이 동 과 교 류 』제 주 대 학 교 탐 라 문 화 연 구 소 •재 일 제 주 인 센 터 (=「在 日 済 州 人 の移 動 と生 活 」
<共 著 >尹 龍 澤 ・ 李 昌 益 ・ 津 波 高 志 編 『 東 ア ジ ア 地 域 間 の 移 動 と 交 流 』 済 州 大 学 校 耽 羅 文
化 研 究 所 ・ 在 日 済 州 人 セ ン タ ー )、 296-320 頁 、 査 読 無 2013 年 2 月 (韓 国 語 )。
49
伊 地 知 紀 子 국 제 고 려 학 회 일 본 지 부「 재 일 코 리 안 사 전 」편 집 위 원 회 편 『 재 일 코 리 안 사 전 』
선 인 ,서 울 ( = 国 際 高 麗 学 会 「 在 日 コ リ ア ン 辞 典 」 < 共 編 著 > 編 集 委 員 会 編 『 在 日 コ リ ア ン
辞 典 』 ソ ニ ン 、 ソ ウ ル ) 、 総 頁 518、 査 読 無 2012 年 7 月 。
50
伊 地 知 紀 子「 帝 国 日 本 と 済 州 島 チ ャ ム ス の 出 稼 ぎ 」『 日 本 学 』第 34 輯 、東 國 大 学 校 分 か 学
術 院 日 本 学 研 究 所 、 韓 国 、 2012 年 5 月 、 71-117 頁 、 査 読 有 。
51
伊 地 知 紀 子 『 탐 라 무 화 학 술 총 서 16 日 本 人 学 者 가 본 제 주 인 의 삶 -생 활 세 계 의 창 조 와
실 천 』제 주 대 학 교 탐 라 문 화 연 구 소 ,경 인 문 화 사 ,2013 년 12 월 . 単 著 、査 読 無( =『 耽 羅 文 化
学 術 叢 書 16 日 本 人 学 者 が 見 た 済 州 人 の 生 — 生 活 世 界 の 創 造 と 実 践 』 済 州 大 学 校 耽 羅 文 化
研 究 所 、 景 仁 文 化 社 、 ソ ウ ル 、 2013 年 12 月 )
伊 地 知 紀 子 事 典 項 目 執 筆 「 「 解 放 」 と 朝 鮮 人 の 移 動 」 蘭 信 三 編 『 人 の 移 動 事 典 ・日 本 と ア
ジ ア 』 丸 善 出 版 、 68−69、査 読 無 、 2013 年 11 月
52
53
塩 卓悟 「宋代都市における魚食文化と魚行・魚商」『「近代東亜城市的社会群体与社会
網 絡 」 国 際 学 術 研 討 会 会 議 論 文 集 』 、 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 、 2012 年 7 月 24 日 、 査 読
無
54
塩 卓悟 「中央研究院附属図書館所蔵の『太平広記』の諸版本――傅斯年図書館を中心に
― ― 」 ( 『 中 国 学 研 究 論 集 』 29、 2012 年 12 月 25 日 、 査 読 有 )
55
塩 卓悟 「尾張藩における『太平広記』の受容――蓬左文庫所蔵本を手掛かりに――」
( 『 「 海 域 交 流 與 日 中 文 學 」 國 際 學 術 研 討 會 會 議 論 文 集 』 、 2013 年 2 月 2 日 、 査 読 無 )
56
塩 卓 悟 「 楊 守 敬 旧 蔵 葉 敬 池 刊 『 太 平 広 記 』 に つ い て 」 ( 『 中 国 古 典 小 説 研 究 』 18、 中 国
古 典 小 説 研 究 会 、 2014 年 3 月 31 日 、 査 読 有 )
57
塩 卓悟 「尾張徳川公の愉しみ──蓬左文庫所蔵の唐宋小説──」(静永健編『東アジア
海 域 に 漕 ぎ だ す 6 海 が は ぐ く む 日 本 文 化 』 、 東 京 大 学 出 版 会 、 2014 年 4 月 28 日 、 査 読
有)
58
塩 卓悟(共訳、共訳者高西成介氏)「『夷堅志』明州関連記事訳注稿」(中)」<訳注>
( 『 高 知 県 立 大 学 文 化 論 叢 』 創 刊 号 、 2013 年 3 月 31 日 、 査 読 有 )
59
塩 卓悟(共訳、共訳者高西成介氏)「『夷堅志』明州関連記事訳注稿」(下)」<訳注>
( 『 高 知 県 立 大 学 文 化 論 叢 』 2 号 、 2014 年 3 月 31 日 、 査 読 有 )
60
塩 卓 悟 「 中 国 の 民 衆 は 何 を 食 べ て き た の か ? ― ― 中 林 広 一『 中 国 日 常 食 史 の 研 究 』― ― 」
< 書 評 > ( 『 東 方 』 388、 2013 年 6 月 5 日 、 査 読 無 )
61
塩 卓 悟 「 唐 宋 代 の 夜 市 」 ( 『 東 洋 史 研 究 』 第 73 巻 第 2 号 、 2014 年 9 月 30 日 刊 行 予 定 、
最終校済、査読有)
20
様式1
(資料4)
②学会等における発表
発表題名 等
(発表題名、発表者名、発表した学会等の名称、開催場所、口頭発表・ポスター発表の別、審査の有無、発
表年月(西暦)について記入してください。)
(以上の各項目が記載されていれば、項目の順序を入れ替えても可。)
・ 発 表 者 名 は 参 加 研 究 者 を 含 む 全 員 の 氏 名 を 、論 文 等 と 同 一 の 順 番 で 記 載 す る こ と 。共 同 発 表 者 が い る 場 合
は 、全 て の 発 表 者 名 を 記 載 し 、主 た る 発 表 者 名 は「 ※ 」印 を 付 し て 下 さ い 。発 表 者 名 に つ い て 主 担 当 研 究
者 に は 二 重 下 線 、担 当 研 究 者 に つ い て は
下
線
、派 遣 し た 若 手 研 究 者 に つ い て は
波
線
を付して
ください。
・口頭・ポスターの別、発表者決定のための審査の有無を区分して記載して下さい。
・さらに数がある場合は、欄を追加して下さい。
・共同研究の相手側となる海外の研究機関の研究者との国際共同発表には、番号の前に「◎」印を、また、
それ以外の国際共同発表については番号の前に○印を付してください。
1
仁木 宏 審査無 口頭発表
2011.8.11 明 清 史 夏 合 宿 2011 研 究 企 画 「 伝 統 都 市 の 形 成 」 第 2 セ ッ シ ョ ン
日本中世における都市の展開 -京都、政治都市、港町- 於 聖護院御殿荘
2
仁木 宏 審査無 口頭発表
2011.10.1 西 村 山 地 域 史 研 究 会 30 周 年 記 念 大 会 記 念 講 演
日本中世における「山の寺」研究の意義 於 寒河江市文化センター
3
仁木 宏 審査無 口頭発表
2011.11.27 シ ン ポ ジ ウ ム 「 飯 盛 山 城 と 戦 国 時 代 の 河 内 」
戦国日本のなかの飯盛山城 於 四條畷学園短期大学清風学舎
4
仁木 宏 審査無 口頭発表
2011.12.4 キ リ シ タ ン 文 化 研 究 会 大 会
戦国時代の高槻領と高山右近 於 上智大学中央図書館
5
仁木 宏 審査無 口頭発表
2011.12.18 「 山 の 寺 」 科 研 総 括 シ ン ポ 「 中 世 「 山 の 寺 」 研 究 の 最 前 線 」
新しい「山の寺」研究の方法と成果 於 大阪歴史博物館
6
仁木 宏 審査無 口頭発表
2012.3.8 上 海 師 範 大 學 中 國 近 代 社 會 研 究 中 心 、 大 阪 市 立 大 學 大 學 院 都 市 文 化 研 究 中 心
“東亞的都市文化与都市發展” 第三屆國際學術研討會 於 上海師範大学
会 集50 回 中 世 変
仁木 宏 審査無 紀
口 頭都
発市
表 都2012.8.26 社 第
史容
サマーセミナー記 念 シンポジウム
7
「 中 世 史 研 究 の 歩 み - サ マ ー セ ミ ナ ー 50 周 年 に よ せ て - 」 地 域 史 研 究 の 可 能 性
-荘園・都市・城をめぐって- 於 埼玉県立嵐山史跡の博物館
8
仁木 宏 審査無 口頭発表
2012.9.1 中 世 都 市 研 究 会 2012 大 阪 大 会 「 中 世 都 市 か ら 城 下 町 へ 」
城下町 -中世都市から天下一統の拠点へ- 於 大阪歴史博物館
9
仁木 宏 審査無 口頭発表
2012.9.22 第 45 回 日 本 古 文 書 学 会 大 会 公 開 講 演
信長の安土 -文書に見る天下人の拠点- 於 東大寺総合文化センター
10
仁木 宏 審査無 口頭発表
2012.11.3 引 田 城 シ ン ポ ジ ウ ム
秀吉時代、讃岐第一の城。その姿にせまる
中世引田の港と城下町形成 於 東かがわ市引田公民館
11
仁木 宏 審査無 口頭発表
2012.11.11 飯 盛 山 城 を 考 え る 関 西 山 城 サ ミ ッ ト
NPO 法 人 摂 河 泉 地 域 文 化 研 究 所
畿 内 の 戦 国 時 代 と 山 城 於 四 條 畷 学 園 短 期 大 学 清 風 学 舎 80 周 年 記 念 ホ ー ル
12
仁木 宏 審査無 口頭発表
2013.6.15
第 37 回 地 中 海 学 会 大 会 記 念 講 演 京 都 (み や こ )の 変 貌
「洛中洛外図屏風」から豊臣秀吉の時代へ 於 同志社大学寒梅館 ハーディーホール
13
仁木 宏 審査無 口頭発表
2013.9.1 関 西 山 城 サ ミ ッ ト 2013 in 烏 帽 子 形 城
「烏帽子形城跡と戦国時代の奥河内」 於 河内長野市立市民交流センター
基
演「
城 究 戦 時代 摂 泉 域
21
様式1
14
仁木 宏 審査無 口頭発表
2013.10.9 大 坂 城 下 町 研 究 会
豊臣期大坂城下町研究のあゆみ
(資料4)
於
大阪歴史博物館
15
仁 木 宏 審 査 無 口 頭 発 表 2013.11.23
平 成 25 年 度「 平 泉 の 文 化 遺 産 」の 拡 張 登 録 に 係 る 研 究 集 会「 日 本 の 都 市 史 の な か の 平 泉 」
日本中世固有の都市類型 -宗教都市と城下町- 於 一関文化センター
16
仁 木 宏 審 査 無 口 頭 発 表 大 阪 市 立 大 学 文 学 部 創 設 60 周 年 記 念 学 術 シ ン ポ ジ ウ ム
PartⅠ 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プ ロ グ ラ ム 「 東 ア ジ ア 都 市 の 歴
史的形成と文化創造力」総括シンポジウム 於 大阪市立大学学術情報センター
集
ネ
仁 木 宏「 東審 査ジ無 都口市頭 発 表 2014.1.25
17
大 阪 歴 史 学 会 中 世 史 部 会 書 評 会 海 津 一 朗 編 『 中 世 都 市 根 来 寺 と 紀 州 惣 国 』( 同 成 社 、
2013 年 ) 「根 来 寺 都 市 論 と 紀 州 惣 国 」 於 キ ャ ン パ ス ポ ー ト 大 阪
18
井 上 徹 、「 近 世 城 市 社 会 史 的 日 中 比 較 」、 上 海 大 学 文 学 院 歴 史 系 主 催
「歴史視野下的城市空間、文化与社会」国際研討会、上海大学楽乎新楼、口頭発表、
審 査 無 し 、 2014 年 1 月
19
井 上 徹 、「 問 題 提 起 ― 伝 統 都 市 を め ぐる議 論 ―」、 日 本 学 術 振 興 会 頭 脳 循 環 を 加 速 す る若 手
研 究 者 戦 略 的 海 外 派 遣 プログラム・総 括 シンポジウム「東 アジア都 市 における集 団 とネットワーク-
伝 統 都 市 か ら 近 現 代 都 市 への 文 化 的 転 回 -」 、 大 阪 市 立 大 学 学 術 情 報 総 合 セ ン タ ー、 口 頭 発
表 、審 査 無 し、2013 年 12 月
20
井 上 徹 、「民 族 反 乱 鎮 圧 後 の戦 後 体 制 と城 郭 都 市 ―広 東 羅 定 州 の創 設 」、中 国 都 市 史 セミナ
ー「中 国 周 縁 の都 市 を考 えるー」(主 催 :中 国 近 世 近 代 史 研 究 会 、共 催 :近 世 大 坂 研 究 会 /頭 脳
循 環 加 速 プロジェクト、大 阪 市 立 大 学 文 学 部 、口 頭 発 表 、審 査 無 し、2013 年 9 月
21
井 上 徹 、「 明 末 的 商 税 征 収 和 広 東 社 会 」、人 民 大 学 国 学 院・ミ ネ ソ タ 大 学 歴 史 系 共 催「 明
清 城 市 和 明 清 研 究 工 作 坊 」、 人 民 大 学 国 学 院 、 口 頭 発 表 、 審 査 無 し 、 2013 年 7 月
22
井 上 徹 、「 明 末 的 商 税 征 収 和 広 東 社 会 」、 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 ・ 大 阪 市 立 大 学 都 市
文 化 研 究 所 共 催 「 近 代 東 亜 城 市 的 社 会 群 体 与 社 会 網 絡 」 国 際 学 術 研 討 会 /特 別 講 演 、 中 央
研 究 院 近 代 史 研 究 所 、 口 頭 発 表 、 審 査 無 し 、 2012 年 7 月
23
井 上 徹 、「 関 于 東 亜 城 市 文 化 形 成 的 歴 史 理 解 」、 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 ・ 大 阪 市 立 大
学都市文化研究所共催「近代東亜城市的社会群体与社会網絡」国際学術研討会、中央研
究 院 近 代 史 研 究 所 、 口 頭 発 表 、 審 査 無 し 、 2012 年 7 月
24
井 上 徹 、“ On Urban Cultural Formation in East Asia: A Historical Perspective”、
大阪市立大学・ミネソタ大学共催頭脳循環プロジェクト研究会、ミネアポリス、口頭発
表 、 審 査 無 し 、 2012 年 3 月
25
井 上 徹 、「 東 ア ジ ア 都 市 の 文 化 形 成 に 関 わ る 歴 史 的 把 握 」、 第 3 回 大 阪 市 立 大 学 ・ 上 海
師 範 大 学 国 際 共 同 セ ミ ナ ー 「 東 亜 的 都 市 文 化 与 都 市 発 展 」、 上 海 師 範 大 学 、 口 頭 発 表 、 審
査 無 し 、 2012 年 3 月
26
井 上 徹 、「 第 2 回 羅 旁 地 方 調 査 記 録 」、 中 国 近 世 近 代 史 研 究 会 「 辺 境 都 市 を 考 え る ー 都
市 広 州 と 羅 定 城 ― 」、 大 阪 市 立 大 学 文 学 部 、 口 頭 発 表 、 審 査 無 し 、 2012 年 3 月
27
松 浦 恆 雄 、「 「 民 衆 小 説 戯 曲 読 本 」 に つ い て 」、 審 査 無 し 、 第 二 回 日 中 伝 統 芸 能 研 究 交 流
会 、 2012 年 3 月 10 日 、 関 西 学 院 大 学 。
28
松 浦 恆 雄 、「 聴 衆 か ら み た 電 化 教 育 ― ― ラ ジ オ ド ラ マ を 中 心 に ― ― 」、 審 査 無 し 、 頭 脳 循
環プログラム・総括シンポジウム「東アジアにおける集団とネットワーク――伝統都市
か ら 近 現 代 都 市 へ の 文 化 的 転 回 ― ― 」、 2013 年 12 月 6 日 、 大 阪 市 立 大 学
29
松 浦 恆 雄 、「 程 小 林 的 故 事 ― ― 廃 名 『 橋 』 的 結 構 」、 審 査 無 し 、 聚 散 離 合 的 文 学 時 代
( 1937-1952) 学 術 研 討 会 、 2014 年 1 月 13 日 、 北 京 大 学 。
22
様式1
(資料4)
30
平 田 茂 樹 、「 宋 代 的 御 前 會 議 與 宰 相 執 政 會 議 」、「 中 原 與 域 外 : 唐 宋 史 、 中 西 交 流 、 域 外 漢
學 」 審 査 無 し 、 國 際 學 術 研 討 會 、 2011 年 5 月 25 日 、 台 湾 ・ 国 立 政 治 大 学
31
平田茂樹、
「 両 宋 間 的 政 治 変 化 」、「 宋 代 政 治 史 研 究 的 新 視 野 」審 査 無 し 、国 際 学 術 研 討 会 、
2013 年 9 月 2 日 、 中 国 ・ 北 京 大 学
32
平 田 茂 樹 、「 宋 代 科 挙 社 会 的 人 際 網 絡 」、 Letters and Notebooks as Sources for Elite
Communication in Chinese History, 900-1300、 審 査 無 し 、 2014 年 1 月 9 日 、 イ ギ リ ス
・オックスフォード大学
33
野 崎 充 彦 、「 15 世 紀 朝 鮮 に お け る <儒 > の 位 相 」 頭 脳 循 環 シ ン ポ ジ ウ ム 、 大 阪 市 立 大 学 、
口 頭 発 表 、 審 査 な し 、 2013[H.25]/12/6
34
野 崎 充 彦 、「 仲 井 健 治 先 生 の 研 究 活 動 の 再 照 明 ― 白 湖 林 悌 を 中 心 に 」
白 湖 林 悌 国 際 学 術 シ ン ポ ジ ウ ム 、 羅 州 市 庁 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 、 2012[H.24]/11/30
35
野 崎 充 彦 、「 15 世 紀 朝 鮮 に お け る 宗 教 文 化 」 頭 脳 循 環 シ ン ポ ジ ウ ム 、
中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 、 2012[H.24]/7/24
36
塚田孝「「近世大坂の非人の〈家〉と人別」、釜山大学校韓国民族文化研究所・大阪市
立 大 学 都市文 化 研 究セン タ ー 共催:第 4 回 共 同 学 術会議「 中 世・近 世 に おける 都 市 の 姿
と 生 ―韓 国 と 日 本 の 事 例 ―」 、 釜 山 大 学 校 、 2014 年 2 月 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 。
37
塚 田 孝「「 都 市 社 会 史 の 方 法 ―日 本 近 世 都 市 史 研 究 の 展 開 と 大 坂 ―」、「 頭 脳 循 環 」総 括
シ ン ポ ジ ウ ム「 東 ア ジ ア 都 市 に お け る 集 団 と ネ ッ ト ワ ー ク ―伝 統 都 市 か ら 近 現 代 都 市 へ の
文 化 的 展 開 ―」 、 大 阪 市 立 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 主 催 、 大 阪 市 立 大 学 、 2013 年 12 月 、
口頭発表、審査なし。
38
塚田孝「「近世大坂の垣外仲間と人別」、台湾中央研究院近代史研究所‧ 大阪市立大學
都市文化研究中心(都市文化研究センター)共催國際學術研討會「近代東亞城市的社會
群 體 與 社 會 網 絡 」 、 台 湾 中 央 研 究 院 、 2012 年 7 月 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 。
39
佐 賀 朝 「 The Social History of Japan’s Brothel Districts: Reflections on the Current State of Research
in Japan, with Particular Reference to the Tokugawa-Meiji Transition( 日 本 遊 廓 社 会 史 研 究 の 到
達 点 と 課 題 ―近 世 ~ 近 代 移 行 期 を 中 心 に ―)」、イ ェ ー ル 大 学 東 ア ジ ア 研 究 委 員 会 特 別 シ
ン ポ 「 Embodied Histories: New Perspectives on Prostitution and Disease in Modern Japan」 、 ア メ
リ カ ・ イ ェ ー ル 大 学 、 2014 年 3 月 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 。
40
佐 賀 朝「 近 代 大 阪 の 都 市 空 間 形 成 ―伝 統 都 市 か ら 近 代 都 市 へ 」、大 阪 市 立 大 学・上 海 大 学
国 際 共 同 シ ン ポ ジ ウ ム「 都 市 社 会 史 の 方 法 と 実 践 ―中 国 と 日 本 の 比 較 を 通 じ て ―」、上 海
大 学 、 2014 年 1 月 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 。
41
佐 賀 朝 「 大 正 ~ 昭 和 初 年 の 都 市 大 阪 に お け る 市 場 社 会 ―中 央 卸 売 市 場 設 置 問 題 を 素 材 に
―」 、 大 阪 歴 史 科 学 協 議 会 2013 年 度 大 会 、 関 西 学 院 大 学 、 2013 年 6 月 、 口 頭 発 表 、 審
査なし。
42
佐 賀 朝「 近 代 大 阪 の 都 市 下 層 社 会 」、イ ェ ー ル 大 学 東 ア ジ ア 研 究 委 員 会 特 別 シ ン ポ「 City
and Region in Japanese History」、イ ェ ー ル 大 学 、2012 年 3 月 、口 頭 発 表 、審 査 な し 。
43
佐賀朝「近代大阪の都市下層社会」、大阪市立大学都市文化研究センター・釜山大学校
韓国民族文化研究所第 2 回合同シンポジウム「都市移住民と空間変形」、釜山大学校、
2012 年 2 月 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 。
44
川 野 英 二 「 プ ロ セ ス と し て の 社 会 的 排 除 」 2011[H.23]/10/2
東京 立正大学 口頭発表 審査無 招待講演
45
川 野 英 二 「 現 代 大 阪 の 貧 困 と 社 会 的 紐 帯 の 脆 弱 化 」 2012[H.24]/7/24「 近 代 東 亜 城 市 的
社会群体与社会網絡(近代東アジア都市の社会集団と社会ネットワーク)国際学術研討
会 台北市 台湾 口頭発表 審査無
23
日本社会病理学会
様式1
(資料4)
46
川 野 英 二「 都 市 セ グ リ ゲ ー シ ョ ン と 住 民 意 識 の 近 隣 効 果 ― 大 阪 市 社 会 健 康 調 査 の 分 析 ― 」
2012[H.24]/9/9 日 本 都 市 社 会 学 会 東 京 都 立 教 大 学 口 頭 発 表 審 査 無
47
川野英二「都市セグリゲーションと貧困観―大阪が壊れるとき」
2013[H.25]/1/2 大 阪 市 立 大 学 頭 脳 循 環 を 加 速 す る 若 手 プ ロ グ ラ ム 第 3 回 個 別 セ ミ ナ ー
「大阪が壊れるとき」大阪市 大阪市立大学 口頭発表 審査無
48
川野英二「大阪の都市セグリゲーションと大阪市民の貧困観―生活保護基準引き下げ支
持 の 近 隣 効 果 ― 」 2013[H.25]/3/5 国 際 セ ミ ナ ー 「 健 康 格 差 と 都 市 の 社 会 経 済 構 造 : 歴
史と現在から探る」 大阪市 口頭発表 審査無
49
Eiji Kawano 'Comparaison internationale sur la ségrégation urbaine et la perception de la
pauvreté'
2013[H.25]/6/13 "L'école thématique: LA COMPARAISON,
POUR QUOI FAIRE ? CNRS" ビ ア リ ッ ツ フ ラ ン ス 口 頭 発 表 審 査 有
50
Eiji Kawano 'Le rôle d’aidant familial et la vie professionnelle. Méthode et premiers résultats
de la comparaison France/Japon'
Kurumi Sugita, 2013[H.25]/9/2 第 5 回 フ ラ ン ス 社 会 学
会大会 ナント フランス 口頭発表 審査有
51
川野英二「失業および不完全雇用が精神的健康に与える影響―ソーシャル・サポートの
調 整 効 果 一 」 田 中 宏 明 ・ 川 野 英 二 他 2013[H.25]/11/3 関 西 心 理 学 会 第 125 回 大 会 口
頭発表 審査無
52
伊 地 知 紀 子 「生 活 史 から見 る在 日 済 州 島 出 身 者 の移 動 経 路 」朝 鮮 史 研 究 会 第 48 回 大 会 パネ
ル 2「解 放 後 ・在 日 済 州 島 出 身 者 の生 活 史 」、於 :立 命 館 大 学 衣 笠 キャンパス、審 査 無 、 口 頭 発
表 、 2011 年 10 月 23 日 。
53
伊 地 知 紀 子 「 帝 国 日 本 と 済 州 島 チ ャ ム ス の 出 稼 ぎ」 東 国 大 学 校 文 化 學 術 院 日 本 學 研 究 所
第 45 回 国 際 学 術 シンポジウム、ソウル、韓 国 、審 査 無 、 口 頭 発 表 、2011 年 12 月 17 日 。
54
伊 地 知 紀 子 「「 国 境 を ま た ぐ 生 活 圏 」 の 形 成 — 在 日 済 州 島 出 身 者 の 生 活 史 か ら ― 」
釜山大学校韓国民族文化研究所・大阪市立大学都市文化研究センター共催第二回共同学
術 会 議 、 釜 山 、 韓 国 、 審 査 無 、 口 頭 発 表 、 2012 年 2 月 9 日 。
55
伊 地 知 紀 子 「 在 日 済 州 島 出 身 者 の 生 活 史 調 査 に 学 ぶ 」 現 代 韓 国 朝 鮮 学 会 第 12 回 大 会 、 於
: 神 戸 大 学 、 審 査 無 、 口 頭 発 表 、 2011 年 11 月 19 日 。
56
伊 地 知 紀 子 「 海 女 に 学 ぶ 」、『 韓 国 ・ 日 本 海 女 フ ォ ー ラ ム 』、 主 催 : 三 重 県 鳥 羽 商 工 会 議
所 、於:韓 国 麗 水 万 博 会 場 カ ン フ ァ レ ン ス ホ ー ル 、審 査 無 、口 頭 発 表 、2012 年 7 月 19 日 。
57
伊 地 知 紀 子 「 大 阪 と 「 故 郷 」 と 結 ぶ 在 日 済 州 島 人 の 同 郷 ネ ッ ト ワ ー ク 」、 台 湾 中 央 研 究 院
近代史研究所・大阪市立大学都市文化研究センター共催国際シンポジウム「近代東亜城
市 的 社 会 群 体 與 社 会 網 絡 」( = 「 近 代 東 ア ジ ア 都 市 に お け る 社 会 集 団 と ネ ッ ト ワ ー ク 」)、
於 : 台 湾 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 、 審 査 無 、 口 頭 発 表 、 2012 年 7 月 25 日 。
伊 地 知 紀 子 「 海 を 越 え 生 野 ・ 猪 飼 野 に や っ て き た ― 済 州 島 の あ ま ち ゃ ん 」「 多 文 化 共 生 を
考える」講演会 大阪市生野区地域福祉アクションプラン推進委員会在日韓国朝鮮籍・
外 国 籍 住 民 推 進 チ ー ム 、 生 野 区 社 会 福 祉 協 議 会 、 審 査 無 、 口 頭 発 表 、 2013 年 12 月 10 日
58
59
伊地知紀子「共生から共感へ:多文化社会への第一歩 — 在日済州島出身者の生活史から
考えるー」連続講座「東アジアを考える」第Ⅰ期「大阪から見る日本と朝鮮半島」
大 阪 自 由 大 学 、 審 査 無 、 口 頭 発 表 、 2013 年 12 月 18 日
60
伊地知紀子「境界を渡る人びと:在日済州島出身者の生活史から」京都人類学会 2 月例
会 、 京 都 大 学 、 審 査 無 、 口 頭 発 表 、 2014 年 2 月 28 日
61
伊地知紀子「人と暮らしがつなぐ韓国・済州島と大阪」大阪市市民局 ダイバーシティ
推進室人権企画課ネットワーク型市民セミナー、大阪市立難波市民学習センター、審査
無 、 口 頭 発 表 、 2 0 1 4 年 3 月 15 日
24
様式1
(資料4)
62
金 子 祐 樹 「『 東 国 新 続 三 綱 行 実 図 』「 新 続 忠 臣 図 」 に 収 録 さ れ た 壬 辰 倭 乱 以 前 の 人 物 事
例 に つ い て 」、高 麗 大 学 校 BK21 第 16 回 韓 国 語 文 学 教 育 研 究 団 国 際 学 術 シ ン ポ ジ ウ ム 、2013
年 1 月 29 日 、 審 査 無 、 口 頭 発 表 、
63
金子祐樹 「壬辰倭乱期の漢城における道徳・非道徳の実践相―漢城の「王都性」との
関 連 に つ い て の 一 考 察 」、釜 山 大 学 校・大 阪 市 立 大 学 共 同 シ ン ポ ジ ウ ム 、2014 年 2 月 9 日 、
審査無、口頭発表、
64
柳 静我「清代、辺境都市打箭爐の形成と発展」「頭脳循環」総括シンポジウム「東アジ
ア 都 市 に お け る 集 団 と ネ ッ ト ワ ー ク ―伝 統 都 市 か ら 近 現 代 都 市 へ の 文 化 的 展 開 ―」、大 阪
市 立 大 学 大 学 院 文 学 研 究 科 主 催 、 大 阪 市 立 大 学 、 2013 年 12 月 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 。
65
塩 卓悟「宋代都市における魚食文化と魚行・魚商」(「近代東亜城市的社会群体与社会
網 絡 」 国 際 学 術 研 討 会 ・ 於 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 档 案 館 中 型 会 議 室 、 2012 年 7 月 24
・ 25 日 ) 口 頭 発 表 、 審 査 な し
66
塩 卓悟「日本の食文化と中国・台湾」<講演>(於
10 月 22 日 ) 口 頭 発 表 、 審 査 な し
静 宜 大 学 日 本 語 文 学 系 、 2012 年
67
塩 卓 悟「 日 本 の 食 文 化 と 中 国 ・ 台 湾 」< 講 演 >( 於
口頭発表、審査なし
高 知 県 立 大 学 、2012 年 12 月 5 日 )
68
塩 卓悟「唐宋代の夜市」(関西比較中世都市研究会、・於
タ ー セ ミ ナ ー 室 、 2012 年 12 月 7 日 ) 口 頭 発 表 、 審 査 な し
69
塩 卓悟「中央研究院所蔵の『太平広記』の諸版本――傅斯年図書館を中心に――」(第
2 回 「 海 域 交 流 と 中 国 古 典 小 説 」 研 究 会 ・ 於 大 栄 教 育 シ ス テ ム 広 島 大 手 町 校 、 2012 年
12 月 8 日 ) 口 頭 発 表 、 審 査 な し
70
塩 卓 悟 「 唐 宋 代 の 肉 食 に お け る 性 差 」 ( 平 成 24 年 度 九 州 史 学 会 大 会 ・ 於 九 州 大 学 法 文
系 講 義 棟 、 2012 年 12 月 9 日 ) 口 頭 発 表 、 審 査 な し
71
塩 卓悟「尾張藩における『太平広記』の受容――蓬左文庫所蔵本を中心に――」
( 「 海 域 交 流 與 日 中 文 學 」 國 際 學 術 研 討 會 ・ 於 台 北 市 電 腦 公 會 聯 誼 中 心 505 號 、 口 頭
発表、審査なし
塩 卓年
悟 「 楊 守 敬)
旧蔵葉敬池刊『太平広記』について」(第3回「海域交流と中国古典小
72
大阪市立大学文化交流セン
説 」 研 究 会 ( in 台 北 ) ・ 台 北 凱 撒 大 飯 店 香 港 庁 、 2013 年 9 月 6 日 ) 口 頭 発 表 、 審 査 な し
73
塩 卓悟「日本の茶文化と中国・台湾」<講演>(於
11 月 20 日 ) 口 頭 発 表 、 審 査 な し
74
塩 卓 悟「 唐 宋 時 期 的 夜 市 」< 講 演 >( 於
審査なし
75
塩 卓悟「近世・近代東亞《太平廣記》的流傳――以國立故宮博物院館藏楊守敬舊藏本
為 中 心 ― ― 」 < 講 演 > ( 清 華 大 学 人 文 社 会 学 院 D 302 研 討 室 、 2014 年 3 月 7 日 ) 口 頭 発
表、審査なし
76
田 保 顕「 日 本 に お け る 英 語 教 育 の 現 状 と 人 々 に と っ て の 英 語 の 意 味 — グ ロ ー バ リ ゼ ー シ
ョ ン と ロ ー カ リ ゼ ー シ ョ ン の 狭 間 で — 」、研 究 所 セ ミ ナ ー 、2012 年 9 月 27 日( 場 所 : 釜
山大学校韓国民族文化研究所セミナー室)、口頭発表、審査なし。
77
田 保 顕 「 英 語 と 韓 国 社 会 — 世 界 化 ・ 競 争 ・ 両 極 化 — 」 、 研 究 所 セ ミ ナ ー 、 2013 年 6 月
13 日 ( 場 所 : 釜 山 大 学 校 韓 国 民 族 文 化 研 究 所 セ ミ ナ ー 室 ) 、 口 頭 発 表 、 審 査 な し 。
78
田 保 顕 「 英 語 教 育 と 韓 国 社 会 — 釜 山 市 で の イ ン タ ビ ュ ー か ら — 」 、 第 17 回 個 別 セ ミ ナ
ー ( 都 市 周 縁 研 究 会 ) 、 2013 年 11 月 25 日 ( 場 所 : 大 阪 市 立 大 学 経 済 学 部 棟 2 階 第 4 会
議室)、口頭発表、審査なし。
静 宜 大 学 日 本 語 文 学 系 、 2013 年
曁 南 国 際 大 学 、2013 年 11 月 22 日 )口 頭 発 表 、
25
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