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身障者1級、愛護者1級の認定を受け

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身障者1級、愛護者1級の認定を受け
Q31(成年後見制度の申立て)(2)
質問:本人(44歳)は、幼児期に結核性脳脊髄膜炎を発症し、その後遺症による
四肢痙性マヒのため起立、歩行が困難となり、現在、身障者1級、愛護者1
級の認定を受けています。両親は生後まもなく行方不明となり、事実上の育
ての親が養育していましたが、その人も死亡しました。現在、医療福祉セン
ターに入所中のところ、事実上の育ての親の妹(70歳)が世話を行っていま
す。
そこで、施設との関係で、事実上の育ての親の妹に法的な後見人となって
もらいたいのですが、成年後見人を申立てるにはどうしたらよいですか。
事実上の育ての親の妹夫婦以外に後見人候補者はいますか。
本人より先に事実上の育ての親の妹夫婦が亡くなった場合は、本人の後見
人はどのようになるのですか。
回答:成年後見制度の申立人は、原則として、配偶者や4親等内の親族(いとこ
まで)等ですので、事実上の育ての親の妹夫婦は申立人とはなれません。こ
のような親族がいない場合には、市町村長による申立ができます。詳細は、
住所地の役場の担当課にお尋ね下さい。
成年後見人には特別な資格はいりませんので、事実上の育ての親の妹夫婦
も、成年後見人になることはできます。
事実上の育ての親の妹夫婦が成年後見人になれないような事情があるとき
は、成年後見人候補者がいなくなりますが、その場合は、その旨付記して申
立を行えば、裁判所を通じて弁護士等の第三者を成年後見人として選任して
もらうことができます。
本人より先に成年後見人が亡くなった場合には、利害関係人の申立又は裁
判所の職権で新たに成年後見人を選任することになります。
相談者:児童福祉センター
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