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【第06回:「課題実習」は特許出願のトレーニング】2014年7月14日

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【第06回:「課題実習」は特許出願のトレーニング】2014年7月14日
ポリ テ ク カレ ッジ 京 都
部 長 室 の解 説 コーナー
【 第 6 回 : 「 課 題 実 習 」 は 特 許 出 願 のトレ ーニ ン グ】 2 0 1 4 年 7 月 1 4 日
専 門 課 程 の 特 長 と し て、 実 験 ・ 実 習 に 多 く の 時 間 が 割 かれ て い る こと はす で に 述 べ まし た が 、そ の 中
に「 総 合 制 作 実 習 」 と いう 科 目 があ り ます 。
総 合 制 作 実 習 は、 1 年 次 から 2 年 次 にか け て 学 んだ 知 識 や 、 腕 を 磨 いて きた 技 能 ・ 技 能 を 駆 使 し て、
独 自 の作 品 を仕 上 げていく実 習 です。応 用 課 程 の「標 準 課 題 」・「開 発 課 題 」と合 わせて「課 題 実 習 」
と 総 称 し て い ま す 。 こ れ ら 3 つ の 科 目 に は 、 そ れ ぞ れ 異 なる コ ン セ プト が あ る た め 、 名 称 や 時 間 配 分 が
違 う ので す が、 共 通 し て いる こと の 1 つが「 特 許 出 願 のトレ ーニ ン グ」 であ る と いう 点 で す。
ここでは、前 回 と同 様 に、今 この文 章 を読 んでおられる高 校 生 の皆 さんが、「作 るエンジニア」として
仕 事 に 就 いた こと を 想 定 し 、「 特 許 」 の 意 義 を お 話 し まし ょう 。
【ご注 意 】以 下 は、あくまでも将 来 エンジニアになろうとしている高 校 生 の皆 さんへの「心 構 え」を述 べた
ものであり、特 許 制 度 や実 用 新 案 との違 いなどについて解 説 したものではありません。詳 細 をお知 りに
なりた い 方 は 、 特 許 庁 ホ ーム ペ ージ ( http://www.jpo.go.jp/indexj.htm) など をご 覧 くだ さ い 。
また、特 許 法 はその時 代 の動 向 に基 づいて改 正 されます。そのため、以 下 の文 章 の一 部 で、現 在
の 特 許 法 の 下 で の 解 釈 と 多 少 異 なる 表 現 が 含 ま れて い る 場 合 が あ りま す が ご 了 承 くだ さ い 。
(1 ) 特 許 は エン ジ ニ ア の 業 績
エンジニアの業 績 は、じつにさまざまです。設 計 部 門 ならば、技 術 開 発 して設 計 した製 品 がヒット商
品 になることや、顧 客 の高 い評 価 を得 たりすることが業 績 となるのです。また、研 究 部 門 なら、まったく
新 しい発 想 の研 究 が成 功 して、個 人 だけでなくその会 社 が学 術 的 な評 価 を得 ることでしょう。一 方 、生
産 現 場 では 、 日 々の 生 産 活 動 で 気 づ いた 問 題 点 を 解 決 し た 「 改 善 提 案 」 な ど が 評 価 さ れ ます 。
しかし、どのようなエンジニアの仕 事 の中 でも、新 規 性 のあるアイデアは、特 許 として申 請 することが
できると考 えてよいでしょう。それは、基 礎 研 究 や応 用 研 究 の部 門 だけではなく、ひんぱんに行 われる
製 品 の 設 計 変 更 や 、 生 産 方 法 の 改 良 によ っ ても 生 まれ ます 。
研 究 開 発 にたずさわるエンジニアにとって、特 許 は対 外 的 に発 明 者 の個 人 名 を出 すことが許 されて
いる業 績 です。成 立 すれば、「発 明 者 」の名 として特 許 証 に記 載 され、特 許 広 告 として多 くのエンジニ
ア の 目 に 触 れ る こ と に なり ます( 事 例 PDF) 。
(2 ) ま ず 書 く こと
研 究 開 発 業 務 の中 で実 験 がうまくいったら、仮 説 が正 しかったということを意 味 します。時 間 をおか
ず に 、 報 告 書 を 書 き ま し ょ う 。 そ し て 、 次 の 応 用 を 考 える の で す 。 重 要 な こ と は 、「 実 験 結 果 」 と 「 成 果 」 と
は異 なるということです。何 らかの形 でビジネスに応 用 され、組 織 に貢 献 ができたときに、初 めて成 果 と
し て 認 めら れる ので す。
報 告 書 の応 用 方 法 はいくつもあります。たとえば、設 計 の過 程 での実 験 ならば、そのまま特 許 や設
計 基 準 に利 用 することができます。また、社 内 でそうした情 報 を共 有 することによって、設 計 の品 質 を
高 める こと もで きま す。 論 文 の 発 表 を 認 め て いる 企 業 では 、 学 会 活 動 も で き ます 。
そもそも、研 究 開 発 というものは事 業 に役 立 たなくてはなりません。実 験 が終 了 して結 果 を出 すこと
はできても事 業 に反 映 できないとか、事 業 計 画 に対 して時 間 的 に間 に合 わないようでは、何 の価 値 も
あり ま せん 。
「 成 果 」 にす る た めの 第 1 段 階 は 、「 書 くこ と 」 です 。 学 生 時 代 に 、 山 のよ う な 実 験 レ ポート を 書 いた こ
と を 思 い 出 し ま し ょう 。 何 のた め の レ ポ ート 書 き だ っ た の で す か? そ の 頃 、 提 出 期 限 に 追 わ れ て 徹 夜 を
したことはありませんか? すべては、プロのエンジニアとして実 務 にたずさわるための訓 練 だったので
す。
むしろ、仕 事 の一 部 として報 告 書 や実 験 レポートが堂 々と書 ける、ということに誇 りを持 つべきです。
エン ジ ニ ア か ら「 書 く こと 」 を 取 り 除 いた ら 何 も 残 ら な いと 考 え まし ょう 。
(3 ) 設 計 から 特 許 を 出 願 す る
まったくの白 紙 から画 期 的 な発 明 するのは理 想 的 なことですが、企 業 のエンジニアにとって、それは
決 して容 易 なことではありません。特 許 というと、何 か特 別 でひじょうに技 術 水 準 の高 いアイデアや設
計 を 思 い 浮 か べる かも し れま せん 。 つ い つ い「 タ イ ムマシ ン 」 や「 永 久 機 関 」 と い った S F 的 な 装 置 を 想 像
し がち です 。
しかし、それは間 違 いです。極 端 なことをいえば、設 計 で使 ったちょっとしたアイデアや、システムにな
ったときに初 めて意 味 を持 つような装 置 の原 理 など、ごく日 常 的 にエンジニアが業 務 で行 っているもの
すべ てが 特 許 に なりう る ので す。
重 要 なことは、技 術 レベルではなく「特 許 になりうる」という可 能 性 です。というのも、特 許 の世 界 は
「早 い者 勝 ち」。先 にアイデアを特 許 庁 に出 願 しなければ、特 許 証 を得 ることができません。ほかの会
社 の 前 例 が あ る の に 、 そ れ を 知 ら な い で 同 じ 特 許 を 出 し てし ま っ た ら 、 当 然 の こ と な が らそ れ は 特 許 と し
て成 立 しません。それを防 ぐために、企 業 では「特 許 部 」や「知 的 財 産 部 」といった部 門 を設 置 し、専 門
家 が 調 査 や 出 願 手 続 き を 担 当 し て い る の です 。
それでは、どのように設 計 を特 許 出 願 につなげるのでしょうか? あわただしい設 計 工 程 に、「特 許
出 願 のた め のレ ポート 書 き」 な どと い った 項 目 な ど あり ま せん 。 特 許 に する コ ツ は 、 設 計 工 程 の 1 つと し
て 存 在 で きな い ほ ど 短 時 間 で、 出 願 範 囲 を 決 める こと で す 。
企 業 の設 計 部 門 を例 にとりましょう。たいていは、スペックが決 まっていて、そこに述 べられた機 能 や
電 気 的 特 性 な ど を ク リ ア す る よ う に 、 図 面 を 作 成 し 、 必 要 に 応 じ て 実 験 を し ま す 。そ の 過 程 で つ く ら れる
さまざまなメモや失 敗 コピー用 紙 などを捨 てないでファイルしておきます。それも、すべてです。たとえば
CA D で 描 い た も の よ り も 自 筆 の メ モ の 方 が 、 は る か に 記 憶 が 鮮 明 に 残 り ま す 。 あ な た が 学 生 な ら よ く お
わかりだと思 いますが、論 理 的 な数 学 の証 明 問 題 などは、「書 いて憶 える」ことによって、「理 解 と記 憶 」
の 両 方 が 安 定 し ます 。
設 計 は、まさに論 理 的 な検 証 作 業 です。エンジニアが設 計 に没 頭 すると、その過 程 で考 えたことの
すべてを記 憶 しているものです。その中 から、日 の目 を見 なかった部 分 的 な設 計 を組 み合 わせることに
よって、他 社 が出 願 していない方 式 を導 き出 すことができます。もし記 憶 が不 鮮 明 であったとしても、た
くさ ん の 失 敗 コ ピ ー 用 紙 が 助 けて くれ る こと でし ょ う 。
(4 ) 防 衛 特 許 が 切 り 札
本 来 ならば、エンジニア自 身 が過 去 の「特 許 公 報 」などをチェックして、自 分 のアイデアと同 じものが
な い か 確 認 す べ き な ので し ょ う 。し か し 、 現 実 に は な かな か 時 間 が 取 れ な い も ので す 。そ れ よ り も 、 エ ン ジ
ニアがやるべきことは、アイデアをたくさん生 むことです。確 かに特 許 は、量 よりも質 です。商 品 価 値 の
な いア イデ ア よ り も、 大 き な 利 益 を 組 織 にも た らす ア イ デア が 評 価 さ れ ます 。
しかし、無 知 ゆえに他 社 と同 じアイデアを出 して特 許 訴 訟 にまで発 展 し、多 くの時 間 とお金 を費 やし
たとすれば、それらすべてがムダになってしまいます。つまり、特 許 には質 も量 も重 要 ということなのです。
そ んな こと がで きる のでし ょう か?
エンジニアが質 も量 も意 識 しながら特 許 を出 す方 法 として、「防 衛 特 許 」という考 え方 があります。
「防 衛 」とは少 しぶっそうなことばですが、ここでは将 来 マネされると困 るアイデアをあらかじめ特 許 にす
ることを意 味 します。必 ずしも画 期 的 ではないけれども、それまでの設 計 では採 用 されなかったちょっと
し た ア イデア 、 ある い は 設 計 基 準 など を 特 許 にし て お くの です 。
そうすると、他 社 がもし将 来 的 にマネをしたとしても、「その設 計 で生 産 しないでくれ」とか「つくるのな
らアイデアを買 ってほしい」と申 し出 ることができます。決 して大 きな価 値 ではないかもしれませんが、
「 防 衛 特 許 」 は「 質 と 量 」 を 兼 ね 備 えた 出 願 コン セ プト です 。
(5 ) 特 許 の 価 値 と はな に か?
特 許 には 、「 特 許 的 価 値 」 と 「 市 場 価 値 」 と い う 2 つの 価 値 が あり ます 。
特 許 的 価 値 は、そのアイデアの新 規 性 や技 術 的 な高 さのこと。一 方 、市 場 価 値 とは、ビジネスにど
れくらい結 びつくのかということです。確 かに、技 術 的 にすばらしい発 明 はそのエンジニアの能 力 の高 さ
を証 明 するものです。しかし、「自 社 の製 品 にすぐ使 えるのか?」「その特 許 を買 ってくれる企 業 がある
か ? 」 「 そ の 技 術 で つ く っ た 製 品 は 売 れ る の か ? 」 と い う 問 い か け に 対 し て 「 NO 」 で あ れ ば 、 結 果 的 に は
さ ほ ど 価 値 の な いも の に なって し ま い ます 。
しかし、エンジニアにしてみれば、特 許 的 価 値 と市 場 価 値 を同 時 に考 慮 しながら、研 究 開 発 に取 り
組 む こと は む ず かし い こと です 。 研 究 や 設 計 に 没 頭 し て いる と 、 どう し て も 特 許 的 価 値 の 方 を 意 識 し てし
まいます。なぜなら「前 例 のない独 創 的 な特 許 か?」「過 去 の発 明 を改 良 したものか?」によって特 許
の 価 値 が 大 き く 変 わる か らです 。も ち ろ ん、 独 創 的 な 特 許 の 方 が い い に 決 ま って い ます 。
もう 1 つ 重 要 な こと は 、 特 許 の 範 囲 が 広 い か 狭 い か によ っ ても 特 許 価 値 が 変 わ る と いう 点 です 。 こ れ
も 、 広 け れ ば 広 い ほ ど 、 他 社 が マ ネ し に く く な り ま す 。た と え ば 設 計 部 門 で は 、 慣 れ た 分 野 の 設 計 で あ っ
て も 、 わ ず か な 変 更 で 製 品 の 性 能 を 改 良 で き る こ と が あ り ま す 。 そ のと き の 改 良 は 、 小 さ な ア イ デ ア で あ
ったかもしれません。しかし、従 来 からの設 計 技 術 と統 合 することで、特 許 の請 求 範 囲 が広 がっていく
ので す。
い ず れ にし て も エン ジ ニ ア は、 特 許 の 取 得 そ のも の が 業 績 の 1 つと し て 、 正 当 に 認 めら れて い る 職 業
です。企 業 のエンジニアを評 価 する方 法 はいくつもありますが、公 的 機 関 が客 観 的 に審 査 したうえで、
そ の 内 容 が 広 く 公 開 さ れ る と いう 点 で 、 特 許 は エン ジ ニ ア の 能 力 を 判 断 す る 重 要 な 尺 度 で す。
(6 ) 特 許 と ノル マ
特 許 は、エンジニア自 らが研 究 開 発 業 務 の中 から問 題 点 を見 つけ、それを解 決 することによって初
めて出 願 できます。もし問 題 点 が見 つからないとすれば、そこでの技 術 がすでに確 立 されているか、ま
だまだ研 究 不 足 だということです。つまり、エンジニアの問 題 意 識 が高 くなればなるほど、特 許 の出 願
件 数 が 増 え る わ け です 。
企 業 には、出 願 件 数 についてノルマを決 めているところがあります。「ノルマ」というと、なにか無 理 強
い し て い る よ う に 聞 こ え ま す 。し か し 、 実 際 に 経 験 し て み る と わ か る こ と で す が 、 不 思 議 と 「 イ ヤ だ な 」 と 感
じることはありません。エンジニアというのは、そもそもアイデアを出 すのが好 きな生 き物 なのです。ライ
バル意 識 より、むしろ「よし、もっと改 良 してやろう」とか「このアイデアは別 の機 種 にも応 用 できるので
は?」 と い う 方 向 に 気 持 ち が 動 い てし ま い ます 。
そ し て 、 もし ノ ル マ が 達 成 さ れた な ら 、さ ら に エ ン ジ ニ ア と し て の 自 信 に つ な がり ま す 。そ れ がき っ か け と
なって、どんなにつらい仕 事 であっても楽 しく感 じてしまいます。しかも、特 許 申 請 によって、エンジニア
自 身 の個 人 名 が「発 明 者 」として登 録 されるわけですから、間 違 いなく特 許 は「自 分 のために出 すもの」
と 考 えてよ い の です 。
(7 ) 特 許 はだ れの もの か ?
一 方 、「特 許 はだれのものか」という点 については、法 的 なことを理 解 しておかないといけません。特
許 は、明 らかにエンジニア個 人 が生 みだした業 績 ですが、会 社 という組 織 の中 で創 作 活 動 をした場 合 、
それは「職 務 創 作 」と呼 ばれます。なにしろ、会 社 のお金 を使 って研 究 開 発 しているのだから当 然 のこ
と です 。
もし、あなたが勤 務 先 で行 っている研 究 開 発 とはまったく異 なる分 野 について個 人 で勝 手 に発 明 を
し、さらに自 費 で特 許 を出 願 するのであれば、何 の問 題 もありません。それが成 立 すれば、その特 許 は
あなた 個 人 の もの です 。
しかし職 務 創 作 とは、使 用 者 (国 ・地 方 公 共 団 体 ・法 人 ・団 体 など)の指 揮 監 督 下 での、従 業 者 の
創 作 活 動 と そ の 成 果 のこ と で、 2 つ に 分 か れて い ま す。「 法 人 な どの 発 意 で 職 務 上 作 成 さ れる 著 作 物 」
を職 務 著 作 といい、著 作 権 は原 則 としてその法 人 などに帰 属 されます。「帰 属 」とは、所 有 することで
す。
もう 1 つは 、「 使 用 者 な ど の 業 務 範 囲 に 属 する 発 明 ( また は 考 案 、 意 匠 ) の 創 作 行 為 が 、 従 業 者 の
現 在 または過 去 の職 務 に属 する場 合 」を職 務 発 明 (考 案 、意 匠 )といって、特 許 などを受 ける権 利 は
従 業 者 に 帰 属 す る の です 。
ところが、職 務 発 明 については、使 用 者 がその特 許 権 などを無 償 で利 用 できる権 利 があって、「通
常 実 施 権 」といいます。つまり、企 業 の社 員 として何 か発 明 をして特 許 が成 立 すれば、エンジニア個 人
の名 前 が「特 許 証 」と呼 ばれる証 書 に載 ることになるのですが、あくまで企 業 という団 体 の中 の個 人 と
して登 録 されるだけです。特 許 権 の内 容 そのものは、会 社 が自 由 に使 えるのです。がっかりされたかも
し れ ま せん が 、 企 業 組 織 の 設 備 や 費 用 を 使 わ せ ても らっ て 初 め て 、 出 願 が でき る と い う 点 は 理 解 し て お
く必 要 が あり ます 。
た だ し 、 特 許 に 大 き な 価 値 が ある こ と は 、 あ ら ゆ る 企 業 が 認 め て い る こと で あ り、 職 務 発 明 に つ い て も、
たんにエンジニアの業 績 として認 定 するだけではなく、しだいに報 酬 としての見 返 りを大 きくする傾 向 に
あります。それよりも、やはり特 許 証 に名 が刻 まれることの方 が「エンジニアにとっての誇 り」であると考
える べ き です 。
(引 用 ・参 考 文 献 :加 藤 肇 (2004)『エンジニアのための開 発 生 活 ガイド』講 談 社 ブルーバックス)
著者紹介
【氏 名 】加 藤 肇 (かとうただし)
【役 職 】能 力 開 発 部 長
【 職 歴 】 日 本 電 産 ㈱ にて 約 1 0 年 間 、 技 術 部 門 で モ ータ 駆 動 回 路 や 電 源 回 路 の 設 計 な ど
に 従 事 。 そ の 後 、 ポリ テ ク カレ ッジ 千 葉 、 高 度 ポリテ クセン タ ー、 ポ リテ ク カ レッ ジ 新 潟 な どで
教 鞭 を 執 る 。2 0 1 4 年 4 月 よ り 現 職 。
【 著 書 】 1 9 9 2 ~2 0 1 0 年 発 行
① 共 著 : 『 モ ータ ー を 創 る 』 、『 図 解 ・ わ かる 電 子 回 路 』 、『 図 解 ・ で きる パソ コ ン 接 続 』 ( 以
上 、 講 談 社 ブル ーバ ック ス) 、『 イ ン バ ータ の 実 用 設 計 』 ( 工 業 調 査 会 ) 、『 図 解 ・ わか る オ ペ
アンプ回 路 』(総 合 電 子 出 版 社 )
② 単 著 : 『 図 解 ・ で きる パ ソコン グ ラフ ィク ス』 、『 C D - RO M 付 電 子 回 路 シ ミ ュレ ータ 入 門 』
及 び 同 名 「 増 補 版 」 、『 エ ン ジ ニ ア のた めの 開 発 生 活 ガ イド 』 、『 図 解 つく る 電 子 回 路 』 、
『 CD- R O M 付 動 かし な がら 理 解 する C P U の 仕 組 み』 ( 以 上 、 講 談 社 ブ ルー バッ クス)
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