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平成23年度事業計画書(PDF形式 703 キロバイト)
新潟ユニゾンプラザ 平成 23 年度 事業計画・収支計画 【指定管理者:社会福祉法人 新潟県社会福祉協議会】 目 Ⅰ 次 事業計画書 1 (1) (2) 2 (1) 施設全体の運営及び維持管理の総合的な方針 ア 施設の現状認識及び将来への展望 イ 総体的な基本方針 ウ 施設運営の基本方針 エ 施設維持管理の基本方針 オ 備品類の管理及び帰属に関する方針 カ 危機管理の方針 達成目標の設定及び達成方策 ア 施設利用者の数値目標 イ 達成方策の基本方針 施設の管理・運営体制に関する提案 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 組織体制 ア 組織図及び所掌業務 イ 職員等の雇用形態 ウ 職員等の勤務体制 エ 経験者の活用及び資質向上の方針 個人情報の取扱い (3) 環境に配慮した取り組み (1) (2) 3 管理・運営を行う上での基本方針 (2) 3 ・・・・・・・・・・・・・・ 福祉機器展示室・図書閲覧室の管理・運営に関する提案 管理・運営の基本方針 ア 基本方針 イ 業務一部外部委託の方針 サービス向上、利用促進に向けた提案 ア 利用時間・休館日 イ サービスの向上を図るための取組み ・・・・・・・・・・ 15 (3) 4 (1) (2) (3) 5 (1) (2) (3) (4) 管理・運営に関するその他の提案 ア 利用者ニーズの把握と施設運営への反映の取組み イ 経費の縮減に関する提案 ウ その他、自主事業等の提案 貸室の管理・運営に関する提案 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 管理・運営の基本方針 ア 基本方針 イ 業務一部外部委託の方針 サービス向上、利用促進に向けた提案 ア 利用料金 イ 利用時間・休館日 ウ 使用申込手続きの工夫 エ その他、サービスの向上を図るための取組み 管理・運営に関するその他の提案 ア 利用者ニーズの把握と施設運営への反映の取組み イ 経費の縮減に関する提案 ウ その他、自主事業等の提案 公共部分の管理・運営に関する提案 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 管理・運営の基本方針 ア 基本方針 イ 業務一部外部委託の方針 サービス向上、利用促進に向けた提案 ア 管理・運営上の工夫 イ その他、サービスの向上を図るための取組み 管理・運営に関するその他の提案 ア 利用者ニーズの把握と施設運営への反映の取組み イ 経費の縮減に関する提案 ウ その他、自主事業等の提案 駐車場の管理・運営に関する提案 6 公用・目的外使用部分の管理に関する提案 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 (1) 管理の方針 ア 基本方針 イ 業務一部外部委託の方針 (2) 経費の縮減に関する提案 (3) 連絡・調整の提案 Ⅱ ア 県機関・入居団体との連絡、連携 イ 県と目的外使用者との連絡、調整 収支計画書 1 収支計画書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 2 水道光熱費収支計画明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 3 保守管理委託業務等収支計画明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 Ⅰ 事業計画 -1- -2- 1 施設全体の運営及び維持管理の総合的な方針 (1) 管理・運営を行う上での基本方針 ア 施設の現状認識及び将来への展望について (ア)施設の現状認識 新潟ユニゾンプラザは、人にやさしい福祉社会及び男女共同参画社会の実現に寄与 することを目的に設置された、次の機能を有する施設である。 a 社会福祉推進の活動拠点 (a)福祉関係者の研修、交流、活動の場であること。 (b)福祉関係団体による相談からサービスの提供まで、一連の支援を行う。 b 男女共同参画社会実現の活動拠点 (a)女性関係者の研修、交流、活動の場であること。 (b)女性関係団体による相談からサービスの提供まで、一連の支援を行う。 c 県民の各種生活相談の窓口 ・消費生活相談 ・女性に関する各種相談 ・母子寡婦の就職相談 ・福祉に関する総合相談(高齢者、低所得者、苦情解決、権利擁護等) ・福祉職場への就職斡旋 d 県民への情報受発信基地 ・福祉機器展示室及び図書閲覧室の各種情報提供。 ・多目的ホール及び研修室・会議室を利用する多彩な催し物の開催。 (イ)将来への展望 「福祉及び女性に関する活動拠点」として位置づける。すなわち、 「県民、ボランテ ィア、福祉団体及び行政等の交流活動の拠点」とする。 a 県民の福祉、女性に関する意識の向上と社会参加活動の促進 県民の福祉向上と女性の地位向上のため、さらなる機能発揮に努め、交流活動の 中心拠点とすること。 b 民間の自主的活動の推進 福祉に限らず、環境、医療、教育等あらゆる部門のボランティアやNPOが活発 に活動・交流すること。 -3- c 公私(県、県民、民間団体)の連携強化の促進 入居団体と関係行政機関及びボランティア団体等が、互いの役割分担のもとに連 携を深め、県民サービスの向上を図ること。 (ウ)将来展望実現のために(指定管理者の役割) ― 将 来 展 望 福祉及び女性に関する活動拠点 県民の福祉、女性に関 する意識の向上と社会 民間の自主活動の推進 ― 公私(県・県民・民間 団体)連携強化の促進 参加活動の促進 実現のための 指定管理者の役割 a 施設管理の実績を踏まえた、適正な管理運営 b 公共的団体の特性を生かした管理運営 c 社会福祉関係団体とのネットワークを活用した管理運営 私どもが有する次の優れた点を生かした管理運営を行う。 a 施設管理の実績(開設以来 13 年の経験・指定管理者として3年の実績)を踏まえ た、適正な管理運営 (a)私どもは、平成 18 年度に指定管理者に選定されて以来、施設の将来展望の実現 に向けて着実に事業計画に基づく管理・運営を実施してきた。 (b)利用者数は、漸増傾向にあり、利用料収入も計画目標額(19 年度 74,000 千円) を上回る実績を確保している。 (c)長年培ってきた実績は、利用者との揺るぎない信頼関係によるもので、施設の 利用率にも現れており、今後とも県民の期待に十分応えることができるものと考え る。 b 公共的団体の特性を生かした管理運営 (a)私どもは、社会福祉の増進を目的とする社会福祉法に定められた社会福祉法人 である。 -4- (b) 「将来展望(福祉の増進及び女性の地位向上)」及び「公の施設の設置目的(公 平・公正な施設管理) 」を具現化していくためには、私ども団体が有する「民間」と 「公共性」の特性を生かした効率的、効果的な管理運営が実践できる。 c 社会福祉関係団体とのネットワークを活用した管理運営 (a)私どもは、 「社会福祉の民間団体の中核団体」であることから、県内の市町村社 会福祉協議会や、民間福祉団体と密接な関係にある。 (b)これらの関係団体とのネットワークを活用した管理運営を行い、 「将来展望(社 会福祉の増進)」の実現を図る。 イ 総合的な基本方針 (ア)県民起点、県民参加の施設利用 県民のための施設であるという基本認識のもとに、だれもが等しく気軽に利用・交 流できるよう管理運営を行う。 (イ)公私協働によるサービス提供 行政と民間団体が各々の特徴により分担し合い、協働(ともに考え、ともに力を出 し合って活動すること)して県民にサービス提供できるよう管理運営を行う。 (ウ)援助などを必要とする人への適切な支援 家庭や高齢者の相談、消費生活や性的差別等種々のことで困った方々が気兼ねなく 利用できるよう管理運営を行う。 (エ)県民の自主的民間活動への支援 NPOやボランティア等県民の自主的、自発的な活動拠点として、広く活用される よう管理運営を行う。 (オ)共に生きる福祉社会及び男女共同参画社会への推進 この施設が、高齢者や障害者、また男性と女性とが同じ社会の一員として、等しく 幸せに生きる社会の実現のための中心拠点として、県民に広く活用されるよう管理運 営を行う。 ウ 施設運営の基本方針 (ア)県民サービスの向上 県民のための利用施設であることを念頭に、物的サービス(利用しやすい施設)及 び人的サービス(親切、丁寧な応接)を充実し、県民サービスの向上を図る。 a 利用時間帯や料金などのニーズを的確に把握し、サービスの充実に心掛ける。 -5- b 施設利用者を対象とした「施設利用に関するアンケート調査」を実施し、その結 果に基づき、利用者の声を反映させたサービスを提供し、サービスの向上を図る。 c 入居団体、福祉団体と共に率先して、 「福祉及び女性に関する活動拠点」での県民 参加の事業活動を展開し、利用者の増加を図る。 (イ)安全管理の遵守 公の施設の管理は、常に「安全性」を重視し、細心の注意と不断の努力により安 全管理に万全を期する。 a 関係規程を遵守し、善良な管理者の注意義務に従った安全管理を行う。 b 火災や事故等の防止に努めるとともに、緊急時の対応について徹底を図る。 ・緊急連絡網の徹底 ・消防訓練の実施 c 県の「環境にやさしい率先行動計画」を準拠し、環境に配慮した管理を行う。 ・喫煙対策の実施 ・廃棄物減量と再資源化対策の徹底 ・冷暖房温度の抑制の取組み (ウ)コスト管理の徹底 民間管理の特色を生かした効率、効果的な運営に努め、経費の節減を図る。 a 社会福祉協議会職員の協力体制により、人件費の抑制に努め、経費の節減を図る。 b 社会福祉協議会の経理規程に則り、競争入札や消耗品管理等の徹底を図る。 c 業務日誌等により日常の業務の点検を行い、省エネや外部委託等の徹底を図る。 (エ)ニーズへの的確な対応 県民や援助などを必要とする方々からの意見を的確に把握し、常に利用者のニー ズを反映させた運営を行う。 a 個人情報保護規程(平成17年4月1日施行)に従った適切な個人情報保護に努 める。 b 「お客様の声」と表した提案箱を活用し、ニーズに即した運営を行う。 c 高齢者、障害者に対する接客マナーを徹底し、心のかようサービスを行う。 (オ)行政等との連携 県をはじめとする行政機関と密接な連携を図るとともに、入居団体や関係民間団 体等と協調した運営を行う。 a 県の所管部局と常時連絡を密にし、県の公の施設の設置目的に沿った管理運営を 行う。 b 入居団体と協調し、入居団体が業務を円滑に行えるよう協力するとともに、相互 -6- に防災、安全等に十分配慮して維持管理に努める。 c 関係行政機関(消防、警察、労働、医療等)の指導に従い、法令を遵守した管理 運営を行う。 エ 施設維持管理の基本方針 (ア)高齢者、障害者も安心できる管理 高齢者、障害者にやさしい施設であり続けるよう、高齢者等利用者の声、入居 団体からの意見等をもとに、積極的にニーズに即した維持管理を行う。 (イ)経験豊かな人材配置と信頼のおける業者への委託管理 a 施設管理及び設備管理のみならず、業務全体に精通した人材を配置し、尐数 精鋭で業務を遂行する。 b 施設・設備の保守及び環境保全業務等は信頼できる専門業者に委託する。 (ウ)中長期修繕計画に基づく施設の長寿命化 「施設・設備中長期修繕計画」を県と協議のうえ策定し、中長期的視点に立っ た施設・設備の計画的管理を行い、長寿命化を図る。 オ 備品類の管理及び帰属に関する方針 (ア)効果的、安価かつ良質な物品の取得 利用者のニーズ及び利用度等から、物品の更新の必要性を的確に判断し、安価で良 質な物品の取得を図る。 (イ)利用者へのアドバイス・技術支援による設備機器の安全管理 利用者に対して、目的にあった機器の紹介・相談及び操作指導・支援を行うことに より、設備機器の損耗を防ぐ。 (ウ)管理簿、現物確認による亡失管理 常日頃から現物確認を行い、管理簿による物品管理の徹底を図る。 (エ)購入物品の県への寄付 調達・購入した物品で、施設機能として必要な物品については、「募集要項」に 従い県に寄付・帰属させる。 -7- カ 危機管理の方針 (ア)事故防止対策の取組及び事故発生時の対応 a パトロール及び機械警備による監視と専門業者の保守点検による事故防止 チェックリストによる閉館前パトロールの実施、機械警備による監視体制により 万全を期すとともに、信頼のおける専門業者による施設設備の保守点検により、事 故を未然に防止する。 b 公共機関・保守管理業者との休日等の通報体制の整備 警察、消防、電気、ガスはもとより、保守管理及びその他の施設設備関係業者との夜 間・休日等の連絡体制を整備し、事故発生時には迅速な復旧を行う。 c 県への通報体制の確立 事故発生後、速やかに県へ緊急通報をするとともに、事故の顛末・対応の報告書を提 出し、県と処理対策について連携を図る。 d 施設損害保険への加入及び賠償責任条項の委託契約の明記 施設の設置・管理瑕疵に係る損害賠償保険に加入するとともに、保守管理業者との 契約に賠償責任条項を明記し、不測の事態に備える。 (イ)防災、防犯対策の取組及び災害等発生時の対応 a ネットワークを活用した防災・防犯通報体制の確立 警備会社との通報体制を確立する。また、入居団体との緊急連絡網を整備すると ともに、警察、消防署はもとより、町内会等とも常日頃から連携を図る。 b 入居団体協働による防災体制の確立と防災訓練の実施 消防計画に基づく年2回の防火委員会の開催と、高齢者・障害者の避難救出を重 点とした消防訓練を実施する。また、地震防災マニュアルをもとに毎年、地震防災 訓練を実施する。 -8- (2) 達成目標の設定及び達成方策 ア 施設利用者の数値目標 【福祉機器展示室】 (単位:名) 福祉機器に 高齢者 関する相談者数 疑似体験者数 12,661 2,793 325 実績 H19 14,146 5,418 319 実績 H20 12,780 4,641 440 実績 H21 H22 14,188 12,675 5,095 4,747 279 378 実績 H23 15,000 5,750 340 計画値 年度 来客者数 H18 備 考 見込 【図書閲覧室】 (単位:名) 年度 利用者数 備 H18 9,087 実績 H19 8,144 実績 H20 8,893 実績 H21 8,362 実績 H22 9,429 見込 H23 10,162 開館時間 考 (9:00~18:00→9:00~19:00) 計画値 【貸室】 (単位:%) 主な貸室の利用率 年度 利用率 多目的 ホール 大研修室 大会議室 中研修室 備考 H18 31.56 39.58 55.62 53.22 51.10 実績 H19 33.29 36.59 55.78 52.30 55.36 実績 H20 34.63 40.09 61.38 56.00 56.58 実績 H21 33.15 38.62 59.46 56.39 54.95 実績 H22 35.73 33.64 61.20 55.65 52.71 見込 H23 36.50 46.45 56.32 53.54 56.23 計画値 ※利用率(%)=利用回数/利用可能回数 【自主事業】 (ア) 福祉教育推進の観点から、小中学校のユニゾンプラザ実地見学を積極的に受け 入れる。 (イ) 新潟まつり花火大会に障害者等を招待するとともに、一般県民にも施設開放を 行う。 -9- (ウ) 入居団体が共催、後援する催し物については、ユニゾンプラザ利用を提唱すると ともに、屋内イベント広場等の活用を促す。 イ 達成方策の基本方針 【福祉機器展示室】 (ア) 福祉機器展示室の利用者の利便を図るため、利用者ニーズに合わせた開設時間 にするとともに、開設時間外は予約等により弾力的に対応する。 (イ) 福祉機器等に関する相談実績及びモニタリングの実施等に基づき、生活及び移 動に関する用品を重点に展示品の充実を図る。 (ウ) 私どもが受託実施している新潟県介護実習・普及センター事業の更なる推進に より、県民への介護・福祉機器への理解促進、並びに介護支援専門員等の専門家 が行う相談・支援業務に対する支援を行う。 (エ) 県民への福祉機器に対する理解と福祉機器展示室及び相談業務についての周知 及び利用促進を図るため、当会の機関紙及びホームページ、並びに市町村社会福 祉協議会の機関紙等の媒体を有効活用しPRを行う。 【図書閲覧室】 (ア) 蔵書整備を図り、利用者のニーズにあった適切な情報提供を行う。 (イ) 他の図書館との連携を図り、利用者のニーズにあった適切な情報提供を行う。 (ウ) タイムリーな情報、資料をより一層活用し、迅速な情報提供を行う。 (エ) 図書情報閲覧室の周知および利用促進を図るため、当会の機関紙及びホームペ ージ、並びに市町村社会福祉協議会の機関紙等の媒体を有効活用しPRを行う。 【貸室】 (ア) 利用者のニーズに合わせた設備等の充実に努め、貸し室の利便性を高める。 (イ) 利用率の低い調理実習室を、利用者のニーズに合わせた利用時間帯、料金への 変更を提案する。(平成 21 年度より継続) (ウ) ホームページを充実し、各種情報の提供とPRを図る。 (エ) 愛される会館とするため、利用者の声を反映したサービスの改善を図る。 - 10 - 2 施設の管理・運営体制に関する提案 (1) 組織体制 ア 組織図及び所掌業務 【組織図】 新潟ユニゾンプラザ管理運営事業 本部(県社協) (8名―兼務4名、常勤4名) 現 場 [施設管理室] 嘱 現場責任者:嘱託A 託B 非常勤職員a 非常勤職員b (一部業務委託) [福祉機器展示室](全部業務委託) 総括責任者 補 佐 所 長 (兼事務局長) (兼事務局次長) (兼介護実習・ 店 長 店 員 (福祉用具専門相談員)(福祉用具専門相談員) 普及センター所長) 店 経理担当者 (福祉用具専門相談員) (兼主事) [図書閲覧室] 図書館司書 (主事) (一部業務委託) 【所掌業務】 (ア)本 部 職 員 業 務 事務局長 総括責任者 事務局次長 補 所 福祉機器展示室の管理運営 長 佐 経 主 事 員 理 ・予算及び決算 ・利用料等の入金チェック ・支払い業務等 - 11 - (イ)現 場 【施設管理室】 職 員 業 嘱託A 務 施設管理の現場責任者 入居団体、関係機関・団体との調整業務等 嘱託B 貸室の管理 非常勤職員a 施設及び設備の管理 非常勤職員b 貸室の管理 【福祉機器展示室】 職 員 業 務 福祉用具 展示室の責任者(店長:福祉用具専門相談員) 貸与事業者 福祉用具の展示、相談及び情報提供(福祉用具専門相談員) 【図書閲覧室】 職 員 主事 業 務 図書館司書としての図書管理 福祉情報の収集・整理 イ 職員等の雇用形態 (ア)人件費節減の観点から、本部職員は県社協職員の兼務とし、現場職員については嘱 託職員及び非常勤職員を配置する。 (イ)現場の一部業務について、外部委託を積極的に活用する。 区 分 委 託 先 社団法人新潟市シルバー人材センター(休日・夜間等) 施設管理室 ※窓口業務委託 平日:午後4時30分~午後10時 土日祝祭日:午前8時~午後10時 福祉機器展示室 はあとふるあたご株式会社(午前9時から午後6時) 社団法人新潟市シルバー人材センター (火曜日から金曜日の午後、夜間等) 図書閲覧室 ※管理事務業務委託 平日:午後0時~午後7時 土日祝祭日:午前9時~午後7時 ウ 職員等の勤務体制 施設の管理運営に支障がないよう、また、利用者の要望に応えるため、次の勤務態勢 とする。 - 12 - 【施設管理室】 ・嘱託A・B(勤務時間 1 時間延長:H20 6 時間→H21 7 時間) 午前8時~午後4時と午前9時~午後5時の2つの時間帯とする。なお、勤務時 間帯はAとBで1週間毎の交替制とする。 ・非常勤職員a・b(勤務時間:従来どおり 6 時間) 午前9時~午後4時の時間帯を1週間のうちaは3日、bは2日の勤務とする。 【福祉機器展示室】※委託時間 ・午前9時~午後6時(閉店時間を午後5時から午後6時に1時間延長する。 ) 【図書閲覧室】 ・午前8時30分~午後5時30分 エ 経験者の活用及び資質向上の方針 (ア)経験者の活用(現場) 【施設管理室】 職 員 経 験 等 嘱託 A 行政、施設管理の経験豊富な県OB 嘱託 B 施設管理の経験豊富な職員 非常勤職員a 施設管理及び設備等維持管理の経験豊富な県OB(技術職員) 非常勤職員b 施設管理の経験豊富な県OB 【福祉機器展示室】 職 員 福祉用具 経 験 等 験 等 福祉用具専門相談員 貸与事業者 【図書閲覧室】 職 員 主事 経 図書館司書 (イ)資質の向上方針 区 共 分 通 方 針 現場職員及び外部委託員の資質向上を図るため、専門機関の講 師を招請する等、サービス精神や接遇マナー等の技術習得を図る。 施設管理室 新潟県公共文化施設連絡協議会(施設機能を十分発揮するため、 に相互の連絡研究を目的に県内34の公立文化施設で構成)との 連絡を密にし、情報の交換や研修に参加し、資質の向上を図る。 - 13 - 福祉機器展示室 日本福祉用具供給協会、テクノエイド協会及び保健福祉広報協 会等との連携を密にし、情報の交換や国際福祉機器展等の研修に 参加し、資質の向上を図る。 図書閲覧室 図書館管理の研修会等に参加し、情報交換及び図書管理・情報 提供技術の習得を図る。 (2) 個人情報の取扱い ア 平成 17 年4月1日施行の「個人情報保護規程」及び「コンピュータ情報システムの運 用管理に関する規程」を制定しており、この規定に基づき、個人の権利利益及び情報の 保護に努める。 イ 個人情報保護の研修会に参加し、適正な取り扱いに努める。 (3) 環境に配慮した取り組み ア 喫煙対策として、建物外部の喫煙場所以外は、全面禁煙を継続する。 イ 廃棄物減量計画に基づき、年間1%の廃棄物減量化を進めるとともに、廃棄物の分別 化を推進し、現在 55.6%(H19)となっている廃棄物の再資源化率をより高める。 ウ 夏期に室内温度が上がる貸し室等は、窓ガラスに遮光性の高い多層構造フィルムを貼 付し冷房温度の抑制を図る。なお、「環境にやさしい新潟県の率先行動計画」に準拠し、 省エネルギー・省資源への取り組みを行う。 - 14 - 3 福祉機器展示室・図書閲覧室の管理・運営に関する提案 (1) 管理・運営の基本方針 ア 基本方針 【福祉機器展示室】 (ア) 高齢者、障害者等の自立支援と家族の介護負担の軽減のため、福祉機器の展示及び 相談業務を通じ、高齢者等とその家族の福祉の増進に努める。 (イ) 県民の誰もが気軽に利用できるものとし、利用者の個人情報の保護に努め、安心で 信頼できる展示室の管理・運営に努める。 (ウ) 福祉機器の展示にあたっては、モニタリングによる利用者ニーズ把握や福祉機器の 動向を踏まえ、最新の展示品の充実を図るよう努める。 (エ) 新潟県介護実習・普及センター事業や入居団体等の事業に積極的に協力し、一般県 民はもとより、福祉専門職の相談・支援に努める。 【図書閲覧室】 (ア) 福祉及び女性についての学習・研究に役立つ図書・資料の収集・管理を行う。 (イ) 利用者の利便性に配慮するとともに、利用者カード作成に係る利用者の個人情報を 個人情報保護規程に基づき管理運営を行う。 (ウ) 他の図書館との連携を図り、利用者のニーズに合わせた資料の相互貸借、資料及び 情報の提供を行い、利用の促進を図る。 イ 業務一部外部委託の方針(業務の内容、委託先、選定方法等) 【福祉機器展示室】 (ア)委託業務内容 a 福祉機器展示室の管理運営 b 施設に付帯する設備及び備品の維持管理 c 福祉用具の展示 d 福祉用具に関する情報提供 e 福祉用具に関する相談 f 高齢者疑似体験事業及び福祉用具説明講習会の実施 g その他福祉用具の利用支援に関して必要なこと (イ)委託先 平成 23 年度から委託先を変更する。 □委託先: (新)はあとふるあたご株式会社 (旧)さくらメディカル株式会社 - 15 - 【図書閲覧室】 (ア)委託業務内容 a 福祉、女性、社会問題に関する図書、フィルム、ビデオ等の閲覧及び貸出 b 調査、研究のための資料及び情報の紹介、提供 c 日本十進分類法による書架の管理 d 蔵書点検 e ビデオロボットの視聴・提供管理 f インターネット、ホームページによる情報提供 g 利用者カード申込者の個人情報データーベースの管理 h 機関誌、資料の閲覧の受付 (イ)委託先 社団法人 新潟市シルバー人材センター (2) サービス向上、利用促進に向けた提案 ア 利用時間・休館日(仕様書に記載の利用時間等に対してどのように対応するか等を記載) 【福祉機器展示室】 (ア)利用時間 午前9時から午後6時まで。 (閉店時間を午後5時から午後6時に1時間延長する。) (イ)休室日 a 毎月第2月曜日 その日が国民の祝日に関する法律[昭和 23 年法律第 178 号]に規定する休日[下「祝 日」という] に当たるときは、その直後の平日[日曜日及び祝日以外の日をいう] b 12 月 29 日~翌年の1月3日までの日 c 新潟ユニゾンプラザ規則に定める、施設の保守点検に必要な日 【図書閲覧室】 (ア)利用時間 午前9時 30 分から午後7時まで - 16 - (イ)休室日 a 月曜日 その日が国民の祝日に関する法律[昭和 23 年法律第 178 号]に規定する休日[以下 「祝日」という] に当たるときは、その直後の平日[日曜日及び祝日以外の日をいう] イ b 12 月 29 日~翌年の1月3日までの日 c その他、蔵書点検期間の臨時休室日 サービスの向上を図るための取組み 【福祉機器展示室】 (ア) 最新の福祉機器を揃え、利用者が見て、触れて、納得してもらえるよう対応する。 (イ) 利用者のニーズに合った機器を利用してもらうため、フィッティング技術、知識の 向上に努める。 (ウ) 利用者の中で特定福祉用具を選定され事前了解を得られた方を対象に、モニタリン グを実施し、ニーズの把握に努める。 (エ) 介護予防を重点に相談者のニーズを汲み取り、介護状態にならないようフォローに 努める。 (オ) 当会及び委託事業者との連携により、ホームページを利用しやすいよう充実させ、 福祉機器情報の提供に努める。 (カ) 展示室の案内板等を改善し、利用者にわかりやすく、気軽に立ち寄り相談できる雰 囲気づくりに努める。 (キ) 利用者へのマナーの徹底と常に最新の介護知識や技術の研鑽、向上に努める。 (ク) 利用者へのサービスに遺漏ないよう、福祉用具専門相談員(委託事業者職員)を利 用者等のニーズに応じて必要数を配置する。 (ケ) 据え付けの器機が開館設立当初からのものであり、年月の経過による老朽化や時代 に合わなくなってきている現状を踏まえ、時代に合った器機を展示するため、備え付 けではなく自由な入れ替えができるよう、委託事業者と協働により研究・工夫したい。 【図書閲覧室】 (ア) 常に蔵書等の整備を図り、利用者ニーズに合った図書・資料等の貸出に努める。 (イ) 利用者に対し適切な情報提供を行うため、福祉及び女性に関する専門図書館として の役割を認識し、常に資料の収集・提供に努める。 (ウ) 福祉及び女性に関する関係機関・団体と情報を共有化するため、ネットワークを構 築し、タイムリーな情報・資料の収集・提供に努める。 (エ) 利用者の満足度を高めるため、職員の接客マナー等を徹底し、また、利用者の要望 に的確に対応するための検索技術等の向上に努める。 (オ) 図書閲覧室の開室カレンダー、新刊図書に関する情報など、ホームページの内容を 充実させ、利用者の増大に努める。 - 17 - (カ) 提案箱(お客様の声)の設置により、利用者のニーズの把握及び迅速な対応を行う ため、体制整備等に努める。 (キ) 司書1名の配置の他、委託時間においても利用者へのサービスに遺漏のないよう、 必ず人員を配置する。なお、OPAC(オンライン閲覧目録)の導入及び逐次刊行物 のバックナンバー導入は、費用が高額になることから、今後も引き続き検討する。 (3) 管理・運営に関するその他の提案 ア 利用者ニーズの把握と施設運営への反映の取組み 【福祉機器展示室】 (ア) モニタリングの実施等、利用者のニーズを的確に把握し、親切で丁寧な説明と相談 対応に努める。 (イ) 全国各地で設置されている福祉機器展示室、市町村社会福祉協議会並びに地域包括 支援センター等と連携し、最新の情報提供と適切な相談業務を遂行し、利用者の利便 性に努める。 (ウ) 居宅介護支援専門員、福祉用具専門相談員、地域包括支援センター、在宅介護支援 センター、理学療法士、作業療法士及び福祉用具・住宅関係専門相談員等を対象とす る福祉用具・住宅改修研修会の開催に協力し、専門家に対する相談・支援をとおして、 利用者ニーズの把握に努める。 【図書閲覧室】 利用者の満足度を高めるため、図書・資料等に関するアンケートの実施及び意見箱の活 用により利用者のニーズを把握し、常に管理運営に反映させるよう迅速な対応に努める。 イ 経費の縮減に関する提案 【福祉機器展示室】 福祉用具貸与・販売事業者に業務委託することにより、人件費及び設備等の経費節減が 図られる。 【図書閲覧室】 司書1名配置の他、利用者へのサービスに遺漏のないよう窓口業務を委託し人件費の節 減を図る。 ウ その他、自主事業等の提案 【福祉機器展示室】 (ア) 敬老の日(9月 15 日) 、福祉用具の日(10 月1日)、介護の日(11 月 11 日)に合わ せて、関係団体と連携、協力によりイベントの開催や福祉用具・住宅改修や介護の普 - 18 - 及・啓発に努める。 〈福祉機器・住宅改修に関係する機関・団体〉 日本福祉用具供給協会、日本在宅医療福祉協会、新潟県理学療法士会、新潟県作業療 法士会、新潟県介護福祉士会、新潟県ホームヘルパー協議会、新潟県医師会、新潟県 看護協会、新潟県医療ソーシャルワーカー協会、新潟県老人福祉施設協議会、新潟県 建築士会、福祉住環境コーディネーターネットワーク (イ) 等 介護福祉士、理学療法士、作業療法士及び介護支援専門員等の介護専門職員を対象 に、北欧の先進的な介護軽減の技術普及を図るため、委託事業者との共催により研修 会を開催する。 【図書閲覧室】 私どもが所有する図書・資料等を提供するとともに、指定管理者として、利用者のニー ズの高い短期間で更新の必要な受験用資料・図書などの整備を行うことで、県による蔵書 整備費をバックアップする。 - 19 - 4 貸室の管理・運営に関する提案 (1) 管理・運営の基本方針 ア 基本方針 (ア)ユニゾンプラザの設置目的に沿った管理運営 会館の設置目的に沿って、入居団体との連携を強化し、これらの活動を支援する とともに、県の施策に積極的に協力する。 (イ)可能な限り、利用者のニーズに対応できる管理運営 設置目的を踏まえながらも、利用時間、貸し出し方法等、利用者ニーズに対応し た平等かつ柔軟な管理運営を実現するとともに、ホームページによる情報提供によ り、利用者の利便性を図る。 (ウ)利用者ニーズと評価に基づき、愛される貸館運営 「お客様の声」箱を活用するとともに、利用者アンケート調査の定期的な実施、 利用者と入居団体等で構成する「利用者懇談会」の開催など、ニーズと評価を常に 把握し、効率的かつ利用者の満足度を高めるための運営を図る。 (エ)県と連携を密にした管理運営 所管部局と常時連携を密にし、助言・指導を受け、適切な管理運営を行う。 イ 業務一部外部委託の方針(業務の内容、委託先、選定方法等) (ア)業務内容 a 音響映像機器の保守管理 b 舞台照明の保守管理 c 電動椅子の保守管理 d ピアノの保守管理 e 舞台吊り物の保守管理 f ホール管理業務 (イ)委託先選定方法 経理規程に基づく、競争入札を原則とする。なお、随意契約によるものについ ても、相見積もり及び受託内容の提案を聴取する等の手法により、安価かつ信頼 のおける委託先を選定する。 - 20 - (2) サービス向上、利用促進に向けた提案 ア 利用料金(条例等で定める料金に対してどのような料金設定をするか等について記載) 利用者がわかりやすい料金設定を継続する。 (ア) 冷暖房料金を組み込んだ現行利用料金は、わかりやすいと利用者の評価を得てい るのでこれを継続する。(通年設定料金の継続) (イ) 一部貸し室では、設備料金をも組み込んだ実態にあったわかりやすい利用料金と しており、これを継続する。 (ウ) 設備料金については、多様なニーズに対応できる設備のセット料金となっており、 これを継続する。 イ 利用時間・休館日(仕様書に記載の利用時間等に対してどのように対応するか等を記載) (ア)開館時間の継続 開館時間を午後10時までとしたことで利便性が高まり、評価を得ているので 現行の開館時間帯を継続する。 (イ)利用時間の弾力運用 準備等のためのニーズに対して、利用時間を弾力的に運用している。特に30分 前の貸し室の鍵の貸出は、柔軟な対応と評価されているので継続する。 (ウ)調理実習室の時間帯変更及び料金の見直し 調理実習室の利用実態を踏まえ、より利用しやすくするため、利用時間帯を「午 前9時~午後3時」と「午後4時~午後 10 時」の2回とし、併せて利用料金の見直 しを行う提案について、県と協議する。 ウ (平成 21 年度より継続) 使用申込手続きの工夫 指定管理者としての提案で、貸室部分のホームページを開設し予約状況を開示したこ とで、利用申込みの利便性の向上が図られたものと認識している。また、ウェブ上の申 込みを可能としたが、更にウェブ申込みが多くなるようPR等に努める。 エ その他、サービスの向上を図るための取組み (ア)ホームページの運営による各種情報提供 現行の内容を更に充実させ、利用者のニーズに応えていく。 〈コンテンツ〉 ・施設概要 ・利用案内 ・イベント情報 ・交通アクセス ・リンク情報 ・貸室予約案内 ・貸室予約 等 (イ)案内表示板の改善 入館者からの催し物会場等の問い合わせに対応するため、指定管理者として設置 - 21 - 場所の変更や増設を行った効果が発揮されていると認識している(継続)。今後も引 き続き、利用者のニーズに即した案内表示板の設置に努める。 (ウ)和室の備品整備 姿見を設置する等、利用実態にあわせた細かいサービスに引き続き取り組む。 (エ)調理実習室の器具等更新 利用率向上に向け、調理器具を一部更新するとともに、調理器具類の清潔な管理 に努める。 (H21 より継続) (オ)夜間時間帯の利用促進 夜間時間帯における各部屋の利用率向上に向け、ホームページ等によりPRに努 める。特に、ホームページにおいては掲載情報等を研究し効果的なPRに努める。 (カ)「特別会議室」及び「調理実習室」の利用促進 各部屋の利用率向上に向け、ホームページ等によりPRに努める。特に、ホーム ページにおいては掲載情報等を研究し効果的なPRに努める。 調理実習室においては、現状の利用実態を踏まえた利用時間帯の変更と利用料金 の見直しを提案します。 (キ)コピー・ファックスサービスの実施(H19~継続) コピーサービス:白黒コピー10 円/枚、カラーコピー50 円/枚(用紙サイズ不問) ファックスサービス:市内・市外ともに 10 円/回(送信枚数不問) (ク)他会館との連携 市内他会館と連携を図り、お客様の利用希望施設が満杯の場合、他会館を紹介する協 力体制を推進する。 (ケ)質の高い接客マナーへの取り組み a 名札、ユニホームの着用 b 業務委託時間帯における利用者アンケートも実施し、接客マナーの向上に資す る。 (3) 管理・運営に関するその他の提案 ア 利用者ニーズの把握と施設運営への反映の取組み (ア)「お客様の声」箱の活用 お客様の声を反映するための提案箱を活用し、ニーズ把握とサービス向上に役立て る。 - 22 - (イ)アンケート調査の実施 定期的(年4回)に利用者へのアンケート調査を実施し、利用者の満足度等を測定 し、サービスの向上を図る。 (ウ)「利用者懇談会」の設置 利用者、入居団体等で構成する「利用者懇談会」の外部委員を拡大するなどの工夫 をするなどして年1回開催し、より多くの利用者ニーズ及び評価を把握し、効率的な 管理運営を図り、利用者の満足度を高める。 イ 経費の縮減に関する提案 (ア)人件費の節減 a 管理部門の人件費の節減を図る。 社会福祉協議会職員の兼務比率の見直し(社会福祉協議会としての協力体制の 強化)を行う。 b 現場部門については、担当業務の垣根を作らない総合担当化、業務のマニュア ル化による管理に努める。 (イ)設備機器の効率的な修繕・交換 a 破損しやすい設備機器については、これまでの経験を生かし、利用マニュアル を作成するとともに利用者へ適切に指導する。 b 設備機器の交換周期を参考としつつも、利用頻度や経験をもとに計画的な修繕 計画を立て、それを常に見直し、コストの軽減を図る。 c H23 の修繕計画は次のとおり。 〈県予防保全計画に基づく修繕〉 ・EVオーバーホール、部品取替 ・ESオーバーホール、部品取替 ・多目的ホール調光装置オーバーホール、部品取替 等 〈本会が自主的に取り組む修繕〉 ・4・5F空調機系統ドレンホッパー等取替 ・貸室部分蛍光灯安定器取替 等 (ウ)光熱水費の節減 a 冷暖房温度について、利用者の声を聞きながら県の推奨温度に近づける。 b 夏期に室内温度が上がる貸し室等は、窓ガラスに遮光性の高い多層構造フィル ムを貼付し冷房温度の抑制を図る。なお、 「環境にやさしい新潟県の率先行動計画」 を準拠し、省エネルギー・省資源への取り組みを行う。 - 23 - ウ その他、自主事業等の提案 (ア)自主事業 a 福祉教育の観点から、小中学校のユニゾンプラザ実地見学積極的に受け入れる。 b 新潟まつり花火大会に障害者等を招待するとともに、一般県民にも施設開放を 行う。 c 入居団体が共催、後援する催し物については、ユニゾンプラザ利用を推奨する こととし、屋内イベント広場等の活用を促す。 (イ)リサイクル・リユースのために 貸し室部分において発生した弁当殻については、納品業者に対し回収義務の徹底 を図る。 - 24 - 5 公共部分の管理・運営に関する提案 (1) 管理・運営の基本方針 ア 基本方針 次の基本方針のもとに管理運営を行う。 (ア) 入館者が入り安く、快適に憩える空間に (イ) 安全・安心にすごせる空間に (ウ) 清潔で、すがすがしい空間に (エ) 迷わずに目的地に行けるように イ 業務一部外部委託の方針(業務の内容、委託先、選定方法等) (ア)委託業務内容 a 環境衛生点検 b 消防点検 c 会館警備 d 植栽等外構管理 (イ)委託先選定方法 経理規程に基づく、競争入札を原則とする。なお、随意契約によるものについて も相見積もり、受託内容の提案を聴取する手法により、安価かつ信頼のおける委託 先を選定する。 (2) サービス向上、利用促進に向けた提案 ア 管理・運営上の工夫 案内表示板の設置 エレベーター、エスカレーター、トイレ等の表示を利用者にわかりやすいものに改 善してきたが、さらに利用者のニーズ等がある場合には、それに対応すべく改善に努 める。 イ その他、サービスの向上を図るための取組み 屋外イベント広場ステージのフラット化工事により、使用が可能となるスペースが 拡充されることから、駐車場の満車対策の一環として、広場が使用されない時に限り 駐車スペースとして有効的に活用する。 (3) 管理・運営に関するその他の提案 ア 利用者ニーズの把握と施設運営への反映の取組み 「お客様の声」等を通じて提案を聞き、改善を図るとともに、内部的には、管理部門 と現場部門との意見交換を活発にし、 「利用者懇談会」、 「入居者連絡会」による評価を聴 取することにより、サービス向上につなげる。 - 25 - イ 経費の縮減に関する提案 (ア) 廊下等公共部門の照明について、一部取り外すことなどによる節電を図る。 (イ) 閉館後の外部周り照明(街路灯等)について、極力消灯に努め節電を図る。 (ウ) 窓ガラスに遮光性の高い多層構造フィルムを貼付するなど、冷房温度の抑制に努 めるとともに、暖房温度についても県の奨励温度を維持し支払い電力料の縮減を図 る。 ウ その他、自主事業等の提案 (ア) 福祉教育の観点から、小中学校のユニゾンプラザ実地見学積極的に受け入れる。 (イ) 新潟まつり花火大会に障害者等を招待するとともに、一般県民にも施設開放を行 う。 (ウ) 入居団体が共催、後援する催し物については、ユニゾンプラザ利用を推奨するこ ととし、屋内イベント広場等の活用を促す。 (4) 駐車場の管理・運営に関する提案 (ア)屋外イベント広場の活用 屋外イベント広場ステージのフラット化工事により、使用が可能となるスペースが 拡充されることから、駐車場の満車対策の一環として、広場が使用されない時に限り 駐車スペースとして有効的に活用する。 (イ)ホームページへの駐車情報の提供 ホームページで駐車場の満車予測情報を提供し、また、自家用車の相乗り、公共交 通機関の利用等での来館を未然に防ぐ。 (ウ)ユニゾンプラザハート館との協定 隣接するハート館と協定し、満車の場合の相互利用を図る。 - 26 - 6 公用・目的外使用部分の管理に関する提案 (1) 管理の方針 ア 基本方針 (ア)親切・丁寧な窓口業務 入居団体の諸業務に精通した熟練者を配置し、電話や来館者の応対にあたり、親 切・丁寧をモットーに入居団体の案内等の窓口業務を行う。 (イ)入居団体への支援 入居団体の業務が円滑に遂行できるよう、きめ細かな施設管理を心がける。 (ウ)入居団体のよき相談相手 定期、随時の入居団体連絡会を開催し、情報交換をするとともに、いつでも相談 できる雰囲気作りに努める。 (エ)県と入居団体の相談役 常に県と入居団体との窓口になり、連絡役だけでなく調整役ともなり、両者の業 務の円滑化に努める。 イ 業務一部外部委託の方針(業務の内容、委 託先、選定方法等) (ア)委託業務内容 ・清掃業務 ・空調設備の保守点検・電気工作物の保守点検・昇降機の保守点検 ・工業用テレビの保守点検・自動ドアの保守点検 ・LED設備(火災警報、避難誘導の電光表示板)の保守点検 (イ)委託先選定方法 経理規程に基づく、競争入札を原則とする。なお、随意契約によるものについて も相見積もり及び、受託内容の提案を聴取する手段等により安価かつ信頼のおける 委託先を選定する。 (2) 経費の縮減に関する提案 (ア)リサイクル、リユースの徹底 a 入居団体に呼びかけ、印刷済みの用紙のメモとしての再利用、再生可能な用紙 の分別回収の徹底を図り、再資源化率を向上させる。 b 入居団体の弁当殻は、分別ゴミ箱を利用するよう徹底を図る。 - 27 - (イ)光熱水費の節減 夏期に室内温度が上がる入居団体事務室は、窓ガラスに遮光性の高い多層構造フ ィルムを貼付し冷房温度の抑制を図る。なお、冬の暖房についても県推奨温度を履 行し、電気・ガス料金の節減に努める。 (3) 連絡・調整の提案 ア 県機関・入居団体との連絡、連携 (ア)入居団体連絡会の開催(定期年4回のほか随時) (イ)随時情報提供(棚入れ)と情報収集 (ウ)光熱水費、公益費の算定基準・方法等の公開 (エ)防火・防災訓練の実施と反省会 イ 県と目的外使用者との連絡、調整 県と目的外使用者との連絡窓口、調整役として、常に両者の業務の円滑化に努める。 - 28 - Ⅱ 収支計画書 - 29 - - 30 - 平成23年度 新潟ユニゾンプラザ収支計画書 単位:千円 施設区分 費 目 経 収 県 支 出 金 施 指 定 管 理 委 託 料 施 設 整 備 小 全施設区分 a+b+c 公の施設区分 a 公用施設区分 b 目的外施設区分 c 備 考 チェック 23,560 20,250 2,938 372 費 0 0 0 0 23,560 0 計 23,560 20,250 2,938 372 23,560 設 利 用 料 金 収 入 78,100 78,100 0 0 78,100 入 居 者 分 担 金 収 入 14,151 0 0 14,151 14,151 公 衆 電 話 等 利 用 料 収 入 180 180 0 0 180 入 50 50 0 0 50 息 30 30 0 0 30 計 116,071 98,610 2,938 14,523 116,071 費 16,647 16,647 0 0 16,647 給 10,856 10,856 0 0 10,856 当 2,338 2,338 0 0 2,338 非 常 勤 職 員 給 与 1,421 1,421 0 0 1,421 金 0 0 0 0 0 雑 収 受 取 入 経 支 人 常 収 員 職 員 退 俸 諸 手 職 退 職 積 立 金 0 0 0 0 0 法 定 福 利 費 1,861 1,861 0 0 1,861 福 利 厚 生 費 171 171 0 0 171 費 99,424 81,963 2,938 14,523 99,424 金 100 100 0 0 100 費 35 35 0 0 35 費 2,206 2,022 14 170 2,206 169 事 業 諸 謝 旅 費 消 収 入 件 職 常 利 交 耗 通 品 器 具 什 器 費 169 169 0 0 印 刷 製 本 費 420 420 0 0 420 水 道 光 熱 費 35,126 22,785 2,004 10,337 35,126 車 両 費 0 0 0 0 0 燃 料 費 0 0 0 0 0 修 繕 費 8,017 7,795 81 141 8,017 費 748 748 0 0 748 費 0 0 0 0 0 費 45,163 40,451 838 3,874 45,163 料 668 666 1 1 668 料 56 56 0 0 56 料 2,301 2,301 0 0 2,301 課 3,518 3,518 0 0 3,518 費 713 713 0 0 713 費 184 184 0 0 184 通 信 会 運 搬 議 業 務 手 委 託 数 損 害 賃 保 険 借 租 税 教 養 公 娯 楽 雑 支 出 経 経 常 常 支 出 計 116,071 98,610 2,938 14,523 116,071 収 支 差 額 0 0 0 0 0 - 31 - 差異 平成23年度 新潟ユニゾンプラザ水道光熱費収支計画明細表 単位:千円 項 目 貸室部分 公共部分 公用部分 目的外使用部分 合 計 金 額 備 考 電気料金 11,773 ガス料金 5,278 水道料金 898 工業用水 25 小計 17,974 電気料金 2,884 ガス料金 1,616 水道料金 304 工業用水 7 小計 4,811 電気料金 1,317 ガス料金 439 水道料金 243 工業用水 5 小計 2,004 電気料金 6,496 ガス料金 1,795 水道料金 2,008 工業用水 38 小計 10,337 電気料金 22,470 ガス料金 9,128 水道料金 3,453 工業用水 75 合計 35,126 - 32 - 平成23年度 新潟ユニゾンプラザ保守管理委託業務等収支計画明細表 単位:千円 施設区分 委託項目 全施設区分 a+b+c 公用施設区分 a 目的外使用部分 貸室・公共部分 b c 清掃・ガラス清掃 ゴミ処理 鼠・害虫駆除 7,360,891 630,000 292,950 314,044 26,878 12,498 1,344,409 126,814 58,969 5,702,438 476,308 221,483 外構清掃 貸室部分日常清掃 小計 535,290 1,418,089 10,237,220 22,838 107,750 376,258 1,637,942 404,702 1,418,089 8,223,020 3,087,000 131,703 621,390 2,333,907 空調機器点検・清掃 空調保守点検 中央制御装置保守 1,618,995 945,000 69,073 40,317 325,892 190,221 1,224,030 714,462 冷温水処理剤 小計 空気環境・煤煙測定 346,500 5,997,495 433,940 14,783 255,876 18,514 69,748 1,207,251 87,349 261,969 4,534,368 328,077 126,000 368,907 5,376 15,739 25,363 74,258 95,261 278,910 排水設備点検 環境衛生技術者選任 小計 7,875 109,620 1,046,342 336 4,677 44,642 1,585 22,066 210,621 5,954 82,877 791,079 消火設備保守点検 警報設備保守 防火防煙設備等保守 避難設備保守 非常用発電機保守 291,900 472,500 97,650 30,450 294,000 291,900 472,500 97,650 30,450 222,277 清 掃 冷温水機等保守 冷却塔補給水水質検査 環境衛生点検 消防点検 貯水槽等点検・清掃・検査 12,543 59,180 12,543 59,180 会館警備 施設時間外管理 植栽管理 電気工作物保守 1,186,500 585,900 5,259,654 583,800 793,170 33,840 159,659 昇降機保守 工業用テレビ点検 LED表示設備保守 1,504,440 70,000 448,350 64,185 302,833 19,128 90,250 1,137,422 70,000 338,972 415,800 310,275 17,740 13,238 83,697 62,456 314,363 234,581 9,971,389 2,940,000 148,131 698,895 9,124,363 2,940,000 小計 施設管理 電話設備保守 自動ドア保守 小計 音響映像機器保守 貸室管理 舞台照明保守 電動椅子保守 ピアノ保守 舞台吊り物保守 ホール管理業務 施設予約システム保守 小計 保守管理合計 レンタル 1,114,777 585,900 5,259,654 583,800 599,671 945,000 231,000 60,000 945,000 231,000 60,000 339,150 5,733,000 339,150 5,733,000 413,695 10,661,845 39,100,791 グリーンリース 397,404 BGMソフトレンタル 小計 113,400 510,804 0 837,450 0 3,813,889 413,695 10,661,845 34,449,452 397,404 0 - 33 - 0 113,400 510,804 備 考 - 34 -