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(平成26年度事業対象)点検・ 評価報告書(PDF:2.5MB)

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(平成26年度事業対象)点検・ 評価報告書(PDF:2.5MB)
平成27年度
教育に関する事務の管理及び
執行状況の点検・評価に関する報告書
(平成26年度事業対象)
鴻巣市立吹上小学校
鴻 巣 市 教 育 委 員 会
目
次
Ⅰ
はじめに
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅱ
点検・評価の基本方針
Ⅲ
「第5次鴻巣市総合振興計画」の政策3
「心ゆたかでときめきのあるまちづくり(教育・文化の振興)」
における施策と指標の関係 ・・・・・・・・・・・・・・・・1
Ⅳ
点検・評価の結果
・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
◎施策1:学校教育の充実
・・・・・・・・・・・・・4
◎施策2:生涯学習の充実
・・・・・・・・・・・・・15
◎施策3:スポーツの振興
・・・・・・・・・・・・・22
◎施策4:市民文化の創造と交流の促進
◎施策5:人権尊重の推進
◎総括
Ⅴ
1
結びに
・・・・・・・27
・・・・・・・・・・・・・31
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
Ⅰ
はじめに
この報告書は、
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第26条の規定
に基づき、平成26年度に鴻巣市教育委員会がその権限に属する事務の管理及
び執行の状況について、自ら点検及び評価を行った結果についてまとめたもの
です。
Ⅱ
点検・評価の基本方針
1 目的
平成19年の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の一部改正
により、教育委員会は、その権限に属する事務の管理及び執行の状況を自
ら点検・評価を行い、その結果を議会に提出するとともに広く市民に公表
することになりました。
これは、効果的な教育行政の推進に資するとともに、市民に対する説明
責任を果たしていくことを目的としています。
2
点検・評価の対象及び方法
本市の教育行政の主要施策については市政運営の基本となる「第5次鴻
巣市総合振興計画」に掲げられています。総合振興計画は合併後の市内の
均衡ある発展と速やかな一体性の確立を図るため策定され、7つの政策、
33の施策、116の基本事業からなり、それぞれ具体的な成果指標を設
定し、評価・見直し・公表を行っていくという行政評価の手法を取り入れ
ています。
したがって、この振興計画に掲げられている教育委員会の施策を対象と
し、その指標の達成状況の把握を参考にしながら、平成26年度の取組に
ついて点検・評価を実施しました。
また、教育に関し学識経験を有する方から、各施策の取組に関して、ご
意見をいただきました。
Ⅲ
「第5次鴻巣市総合振興計画」の政策3「心ゆたかでときめきのあるまち
づくり(教育・文化の振興)」における施策と指標の関係
今回の点検・評価に当たっては、総合振興計画の政策3における教育委
員会各課と施設の5施策、17の基本事業を基に実施しました。17の基
本事業には目的達成度を示す指標として38の成果指標がありますが、今
回は、施策ごとの総合評価という観点で点検・評価を行いました。
点検・評価を行った施策と、それぞれの基本事業・成果指標の関係は次
のとおりです。
1
教育委員会が取り組んでいる5つの施策と17事業
施
策
名
基
本 事 業 名
①確かな学力の向上
・学習に対する意欲の割合
(学校支援課)
②心の教育の推進
・学習テストの結果(児童・生徒)
・規律ある態度の(児童・生徒)の割合
(学校支援課)
1 学校教育の充実
基 本 事 業 の 成 果 指 標
・不登校児童生徒の割合
頁
7
9
・健康な生活を送っている児童生徒の割合
③健康・体力の推進
(学校支援課)
主管課:学校支援課
・新体力テストの県平均を上回っている
11
種目の割合(小5・中2)
・施設維持管理上の不具合による教育支
④小・中学校施設の整備
(教育総務課)
障件数
13
・小・中学校の耐震化率
・学校・家庭・地域が連携していると思う
⑤学校を核とした教育環境の
整備
①生涯学習の推進体制の整備
(生涯学習課)
②公民館における学習機会の
提供
2 生涯学習の充実
保護者の割合
(学校支援課)
14
・生涯学習事業に対する満足度
・文化団体加入者数
17
・文化団体数
・公民館利用者数
(公民館) ・生涯学習講座参加者数
18
・貸出冊数(点数)
③図書館の利用促進
(生涯学習課)
主管課:生涯学習課
・貸出者数
19
・図書館利用者の満足度
・生涯学習施設の不具合による利用支障
④生涯学習施設の維持・整備
(生涯学習課)
件数
・生涯学習活動の場・施設が充実している
20
と思う市民の割合
⑤青少年の育成支援
・青少年健全育成活動の参加者数
(生涯学習課)
①
スポーツする機会の提供
(スポーツ健康課)
3 スポーツの振興
・子ども会等団体の会員数
21
・スポーツイベント・教室参加者数
・スポーツイベントの機会が十分だと思
24
う市民の割合
・スポーツ施設の利用状況
主管課:スポーツ健康課
②スポーツ施設の整備と有効
活用
・スポーツの場・施設の充足度
(スポーツ健康課) ・スポーツ施設の不具合による利用支障
件数
2
25
③
指導者・団体の育成と活用
(スポーツ健康課)
・スポーツ指導者登録数
・総合型スポーツクラブ参加者数
26
・スポーツ団体登録者数
・市内の指定文化財を知っている市民の
4
市民文化の創造
と交流の促進
①伝統文化の保護・継承
割合
(生涯学習課)
・文化財貸出点数
29
・保存・修復済指定文化財の延べ件数
主管課:生涯学習課
②芸術文化の振興
・公民館での芸術文化事業参加者数
(生涯学習課)
5 人権尊重の推進
主管課:生涯学習課
①社会人権教育の推進
(生涯学習課)
②学校人権教育の推進
・人権を侵害されたと思う市民の割合
・相手の気持ちを考え、やさしい言葉遣
(学校支援課)
3
いができる児童生徒の割合
30
32
33
施
策
1
学校教育の充実
施策の対象
児童、生徒
施策の意図
豊かな心と創造性をもち、はつらつとした学校生活を送っています。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
78.1
83.0
83.0
87.0
―
85.0
―
26 年度の主な取り組み
・少人数指導加配教員の配置(全小・中学校1~2名)による習熟度別学習等の実施
・いきいき先生(全小・中学校1~3名)日本語指導員、特別支援教育指導員の配置
による個に応じた指導の実施
・市教委委嘱による学校課題研究の推進(2年間)
学 校 が 好 き だと 回 答
・学校支援課・南部教育事務所合同訪問による各校の教育課程及び教育指導への指導・
し て い る 児 童生 徒 の
助言
割合
・
「特色ある学校づくり」事業、「学校花いっぱい運動」事業等による豊かな体験活動
の実施
【学校アンケート】
・教育支援センターを中心とした、各学校、さわやか相談員、スクールカウンセラー
と連携した教育相談体制の確立
・体力向上推進委員会を中心とした児童生徒の体力向上や基本的な生活習慣を確立す
る取組
・吹上小木造校舎の改築及び老朽化した学校施設の改修・整備
・各学校における学校応援団の活動推進
(学校支援課)
【成果指標】
成果を示す指標です
成果状況/達成度評価
平成26年度は、指標としている「埼玉県学力学習状況調査」が実施されず、その
代わりとなる調査もなかったため、指標値を得ることができませんでした。
〈参考資料〉
平成26年度全国学力・学習状況調査(小6と中3で実施)の質問紙調査で、
「学校に行くのは楽しい
と思いますか」という項目では、
「そう思う」
「どちらかといえばそう思う」と答えた児童生徒の割合が、
89.15%となっている。
●教育委員会の自己評価
1
2
3
4
5
「学力」については、平成26年度は指標としている「埼玉県学力学習状況調査」「教育に関する3つ
の達成目標の確認テスト」が実施されなかったため指標値を得ることができなかったが、これまでに引
き続き、個に応じたきめ細やかな指導を行ってきた。今後も、教育環境の整備を進めるとともに、教員
の資質向上を図っていく。
「心の教育」については、
「教育に関する3つの達成目標の調査」が実施されなかったため指標値を得
ることができなかったが、これまでに引き続き、各学校や家庭での規範意識の高揚を図る取組を進めて
きた。今後も、心の教育の推進や教育相談の充実により不登校の減少やいじめの根絶を目指した取組を
進めていく。
「健康・体力向上」については、児童生徒の生活習慣や体力に課題がある。体力向上推進委員会を中心
に、児童生徒の体力の現状や課題を明確にし、改善策を各学校に広めていく必要がある。また、家庭と
の連携を図り、基本的な生活習慣の徹底や体力の向上を図っていく。
「小・中学校施設の整備」については、施設の不具合による支障が無い状態が、今後も継続できるよう
努力したい。また、小・中学校施設の耐震化については、平成25年度をもって完了した。さらに、吹
上小木造校舎の改築工事も平成26年度をもって完了した。
「教育環境の整備」については、平成23年度中に市内全ての小学校と中学校で学校応援団が組織され、
各種教育活動の充実が図られている。今後も、保護者や地域の方々の協力をいただき、教育活動の充実
や子どもたちの安全の確保に努めていく。
4
■学識経験者の意見
1
教員の指導力の向上において、各学校での若手教員中心の自主的な研修を継続的に行
っていただき、それを生かす指標や実践発表等を、今まで以上に他の教員への啓発に役
立ていただきたいと思います。
2
学校によっては、前年より不登校生徒が増えてしまった学校もあると聞きます。一般
的に「いじめ」「先生との関係」「学業不振」が不登校の原因と聞きますが、子ども同士
の「いじめ」に関して、学校ではどれくらい把握されているのでしょうか?最近は目に
見えないイジメも多く(LINE など)なってきています。既に、小中学生は夜間のスマ
ホ禁止としている地域も出てきているほどです。鴻巣市教育委員会としても、思い切っ
た対策を講じても良いのではないかとも感じております。
3
小中学校の芝生化が進んでおり、子どもたちが安全に屋外で運動できることはとても
良いことだと思います。しかし、学校によっては芝生が全面ではなく、植える場所や形
状に疑問を感じるケースがあります。学校に確認した上で計画されているとは思います
が、保護者の声や、スポーツ少年団等の意見が反映されていないケースがあるとの事で
残念に感じました。さらに、芝刈り等の保全に関して、人材が集まらない等の意見があ
り、今後の課題かと思われます。
4
学校教育の充実には、教員の指導力の向上が欠かせません。研修の基本は、自己研修
であると考えます。自らが自覚し、教員としての責務である研修を不断に実践すること
が求められます。そのため、鴻巣市独自の「褒賞規程による研究物」の制度の活用を願
います。毎年、多くの研究物が応募されておりますが、応募し易いように「実践報告書」
や「教材の工夫」などの応募も可とする応募対象の工夫を提起します。
5
学力向上は、数値だけでなく見ていくことが大切です。児童生徒の「学習意欲」や「自
己有用感」等が大切です。平成26年度の本市の全国学力・学習状況調査の結果概要に
おける「質問紙調査」の児童生徒の意欲や関心の割合は大変高いものがあります。是非
とも本市の特色として生かしてください。また、その調査書の学習指導改善の方策は、
9項目羅列的に述べられていますので、その中から1~3点項目程度重点として各学校
に指導してみてはいかがですか。学力の向上は長い目で見ることが大切です。
6
いじめ、不登校問題等の心の教育では、学校だけでなく、地域・PTA との更なる連携
の強化が重要です。
「学校を核とした教育環境の整備」の成果指標が下がっていることが
気になります。学校・家庭・地域の連携は今こそ必要です。
7
学校の校庭が計画的に芝生化され、大変良い環境になってきました。さらに良い環境
にするための市教委、学校の努力が不可欠です。
「花のまち鴻巣」ですが、学校間で取組
に差があるように感じますので、よろしくお願いします。
5
8
平成26年度においても学校支援課によりさまざまな取組がなされています。教育委
員会の自己評価に「学力については個に応じたきめ細やかな指導をし、教育環境の整備
を進め、教員の資質向上を図る」とありますが、最近の日本は世界と比較し以前より学
力が低下しています。その様な状況のなか、埼玉県の学力は全国平均を下回るとのこと
ですので、小学生の段階から今以上に習熟度別学習指導をしっかりと行い、基礎、基本
の徹底を図り、学習に対する意欲を高める指導が大切と思います。
9
心の教育の推進も大切な事業です。核家族が多く両親が働いている家庭が増えていま
す。そのため家族と過ごす時間が減少し、規律を教える機会が十分に持てない場合もあ
ると思います。働く両親への感謝や友人、知人への心遣い等それらを指導できる教員や
支援者の増強が望まれます。
6
基
本 事
業
1
確かな学力の向上
基本事業の対象
児童、生徒
基本事業の意図
基礎・基本の徹底が図られ、確かな学力が定着しています。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
%
85.3 84.4 84.7 85.6
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
―
90.0
―
26 年度の主な取り組み
学習に対する意欲の割合
【学校アンケート】
(学校支援課)
【成果指標】
・少人数指導加配教員の配置(全小・中学校1~2名)による習熟度別学習等の実施
・いきいき先生(全小・中学校1~3名)日本語指導員、特別支援教育指導員の配置による個に応じた
指導の実施およびゲストティーチャーによる学習支援
・指導委員・研究委員による授業研究(指導形態・指導方法等の実践研究)
・市教委等の委嘱による学校課題研究(2年間)
・学校支援課・南部教育事務所合同訪問による各校の教育課程及び教育指導への指導・助言
成果状況/達成度評価
平成26年度は、指標としている「埼玉県の教育に関する3つの達成目標の調査」が実施され
ず、その代わりのなる調査もなかったため、指標値を得ることができませんでした。
成果を示す指標です
〈参考資料〉
・平成26年度全国学力・学習状況調査(小6と中3で実施)の質問紙調査で、学習に対する意欲に関する調査
の結果は次のようになっている。
小学6年
中学3年
国語、算数(数学)の勉強が好きだ
67.94%
60.65%
(当てはまる、どちらかといえば当てはまると答えた割合)
国語、算数(数学)の勉強は大切だと思いますか
(当てはまる、どちらかといえば当てはまると答えた割合)
96.37%
国語、算数(数学)の勉強に対する意欲(平均)
成果指標
90.11%
78.76%
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
95.5
96.7 96.7
96.6
―
96.7
―
26 年度の主な取り組み
学習テストの結果(児童)
・少人数加配教員の配置による習熟度別指導等の実施
・いきいき先生の配置による個に応じた指導や支援の充実
・教科指導員・研究委員による授業研究の実践研究
・市教委等の委嘱による学校課題研究の取組(2年間)
・教職員全員研修会教科等分科会での学習指導改善の充実
・学校支援課・南部教育事務所合同訪問による、各校の取組に対しての指導・助言
成果状況/達成度評価
(学校支援課)
平成26年度は、指標としている「埼玉県の教育に関する3つの達成目標確認テスト」が実施
されず、その代わりとなる調査もなかったため、指標値を得ることができませんでした。
【成果指標】
成果を示す指標です
7
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
%
92.9
92.7
92.1 92.6
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
―
95.0
―
26 年度の主な取り組み
・少人数加配教員の配置による習熟度別指導等の実施
・いきいき先生の配置による個に応じた指導や支援の充実
・教科指導員・研究委員による授業研究の実践研究
・市教委等の委嘱による学校課題研究の取組(2年間)
・教職員全員研修会教科等分科会での学習指導改善の充実
・学校支援課・南部教育事務所合同訪問による、各校の取組に対しての指導・助言
学習テストの結果(生徒)
成果状況/達成度評価
(学校支援課)
平成26年度は、指標としている「埼玉県の教育に関する3つの達成目標確認テスト」が実施
されず、その代わりとなる調査もなかったため、指標値を得ることができませんでした。
【成果指標】
成果を示す指標です
〈参考資料〉
埼玉県教育に関する3つの達成目標の検証とは調査内容が違うので数値の比較はできないが、平成26
年度全国学力・学習状況調査(小6と中3で実施)によると、小学校の国語、算数、中学校の国語、数学
の正答率は次のようになっている。
平成26年度全国学力・学習状況調査における鴻巣市の結果の概要【小学校】
鴻巣市と埼玉県・全国との正答率比較
国
語
算
数
A問題(知識)
B問題(活用)
A問題(知識)
B問題(活用)
鴻巣市
73.3
55.5
76.4
57.8
埼玉県
72.5
55.5
76.9
57.8
全
72.9
55.5
78.1
58.2
国
平成26年度全国学力・学習状況調査における鴻巣市の結果の概要【中学校】
鴻巣市と埼玉県・全国との正答率比較
国
語
数
学
A問題(知識)
B問題(活用)
A問題(知識)
B問題(活用)
鴻巣市
79.8
49.7
65.5
59.0
埼玉県
79.4
51.5
66.2
59.3
全
79.4
51.0
67.4
59.8
国
8
基
本
事
業
2
心の教育の推進
基本事業の対象
児童、生徒
基本事業の意図
豊かな心が育まれ、よりよい人間関係が築かれます。
成果指標
単位
初期値
23 年度
%
81.5 82.9
24 年度
25 年度
83.9 85.0
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
―
82.0
―
26 年度の主な取り組み
規律ある態度の児童の割合
【学校アンケート】
(学校支援課)
・鴻巣市教育委員会における生徒指導委員会で「規律ある態度」の取組に係る実践研究
・学校支援課・南部教育事務所合同訪問による、各校の規律ある態度の育成に向けての取組に
対しての指導・助言
・保護者向け広報誌「かけはし」の発行による家庭と連携した生徒指導(年2回)
・児童生徒の発達の段階に応じた計画的・継続的な指導と評価の工夫
成果状況/達成度評価
平成26年度は、指標としている「埼玉県の教育に関する3つの達成目標の調査」が実施され
ず、その代わりとなる調査もなかったため、指標値を得ることができませんでした。
【成果指標】
成果を示す指標です
成果指標
単位
初期値
23 年度
%
74.0 75.8
24 年度
25 年度
76.6 77.4
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
―
80.0
―
26 年度の主な取り組み
規律ある態度の生徒の割合
【学校アンケート】
・鴻巣市教育委員会における生徒指導委員会で「規律ある態度」の取組に係る実践研究
・学校支援課・南部教育事務所合同訪問による、各校の規律ある態度に向けての取組に対して
の指導・助言
・保護者向け広報誌「かけはし」の発行による家庭と連携した生徒指導(年2回)
・児童生徒の発達の段階に応じた計画的・継続的な指導と評価の工夫
成果状況/達成度評価
(学校支援課)
【成果指標】
平成26年度は、指標としている「埼玉県教育に関する3つの達成目標の調査」が実施されず、
その代わりとなる調査もなかったため、指標値を得ることができませんでした。
成果を示す指標です
〈参考資料〉
平成26年度全国学力・学習状況調査(小6と中3で実施)の質問紙調査で、児童生徒の規律ある態度に関す
る調査の結果は次のようになっている。
小学6年
中学3年
学校のきまり(規則)を守っていますか
94.6%
94.4%
(当てはまる、どちらかといえば当てはまると答えた割合)
友達との約束を守っていますか
99%
96.9%
(当てはまる、どちらかといえば当てはまると答えた割合)
児童生徒の規範意識(平均)
96.78%
9
95.64%
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
0.92
1.0
0.87
1.05
0.86
0.7
△
26 年度の主な取り組み
不登校児童生徒の割合
・開設5年目となる教育支援センターの活用、専門教育相談員、SSWの継続的配置
・学校と教育支援センターの連携
・さわやか相談室(市内全中学校)
、適応指導教室の設置
・各学校の教育相談主任及び各相談員の情報交換と研修の場としての担当者会議の開催
・県スクールカウンセラーの配置
・総合教育センターとの共催による生徒指導・教育相談中級研修会の実施
成果状況/達成度評価
(学校支援課) 不登校児童生徒の割合は、25年度と比較して 0.19%減少し、校種別では、小学校が 0.05%減
少、中学校が 0.51%減少となっています。今後も、学校の組織的な対応(管理職・担任・さわ
【成果指標】
やか相談員・養護教諭・スクールカウンセラー等)及び関係機関との連携を図りながら、不登
校児童生徒の減少と登校復帰の支援に努めています。
成果を示す指標です
10
基
本
事
業
3
健康・体力向上の推進
基本事業の対象
児童、生徒
基本事業の意図
運動に親しみ健康な生活を送っています。
成果指標
単位
%
健康な生活を送っている
児童生徒の割合
【学校アンケート】
(学校支援課)
初期値
23 年度
69.6 67.7
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
70.6
74.5
―
80.0
―
26 年度の主な取り組み
・鴻巣市体力向上推進委員会の広報誌による、運動と食事の関係、食事(朝食)の大切さについての啓
発
・鴻巣市教育委員会における生徒指導委員会で「規律ある態度」の取組に係る実践研究
・保護者向け広報誌「かけはし」の発行による、家庭と連携した望ましい生活リズムの確立
成果状況/達成度評価
【成果指標】
平成26年度は、指標としている「埼玉県教育に関する3つの達成目標の調査」が実施されず、
その代わりとなる調査もなかったため、指標値を得ることができませんでした。
成果を示す指標です
〈参考資料〉
平成26年度全国学力・学習状況調査(小6と中3で実施)の質問紙調査で、健康な生活に関する
調査結果は、次のようになっている。
朝食は毎日食べていますか
(している、どちらかといえばしていると答えた割合)
毎日同じくらいの時刻に寝ていますか
(している、どちらかといえばしていると答えた割合)
毎日同じくらいの時刻に起きていますか
(している、どちらかといえばしていると答えた割合)
規則正しい生活を送っている児童生徒(平均)
成果指標
単位
%
初期値
23 年度
75.0 93.8
小学6年
中学3年
98.6%
96.1%
83.6%
79.1%
92.7%
93.7%
92.94%
89.66%
24 年度
25 年度
26 年度
87.5
68.8
75.0
H28 めざそう値
93.8
成果状況
×
26 年度の主な取り組み
新体力テストの県平均を
上回っている種目の割合
(小5)
・市体力向上推進委員会における各校の実態把握と取組に対する指導・助言
・運動好きな子どもの育成と体力向上をねらいとした体力向上推進委員会委嘱授業研究会の実施
・学校訪問、学校課題授業研究会等を通して、運動量の確保、技能の習得、指導方法等について
指導・助言
・体育実技講習会、体育授業研究会、体育研修会等への参加の促進
・小学校体育に関する調査をもとに、各校の体育授業、体育的活動の取組に対する指導・助言
(学校支援課) 成果状況/達成度評価
【成果指標】
成果を示す指標です
本市の小学校5年生は、新体力テストの男女別16種目のうち、12種目で県の平均を上回って
います。上体おこし、立ち幅跳び、ボール投げは県平均を下回っており、課題になっています。
さらなる体力向上に向けて、学校ごとに課題に対する解決策を設定し、指導方法の工夫改善を図
りながら課題解決を目指します。
11
成果指標
単位
初期値
%
50.0 18.8
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
18.8
25.0
31.3
87.5
×
26 年度の主な取り組み
新体力テストの県平均を
上回っている種目の割合
(中2)
・市体力向上推進委員会における各校の実態把握と取組に対する指導・助言
・指導内容の明確化、運動量の確保等をねらいとした体力向上推進委員会委嘱授業研究会の実施
・学校訪問等を通して、運動量の確保、技能の習得、指導方法等について指導・助言
・各種実技講習会、授業研究会等への参加の促進
・中学校体育に関する調査をもとに、各校の体育授業、体育的活動の取組に対する指導・助言
成果状況/達成度評価
(学校支援課) 本市の中学校2年生は、新体力テストの男女別16種目のうち、5種目で県平均を上回りました。
昨年度よりは、上昇の傾向にありますが、まだ、県平均を下回っている種目の方が多く、特に、
【成果指標】
50m走とボール投げが課題となっています。
今後も、走・跳・投のバランスのとれた体力向上を目指して保健体育授業や運動部活動等の充実
成果を示す指標です
に取り組んでいきます。
12
基
本 事
業
4
小・中学校施設の整備
基本事業の対象
児童、生徒
基本事業の意図
安全で快適な学校施設で学ぶことができます。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
件
0
0
0
0
0
0
○
26 年度の主な取り組み
赤見台第一小屋内運動場、赤見台中屋内運動場の大規模改造工事、鴻巣南中屋内運動場の屋根
施設維持管理上の不具合に 等改修工事を実施しました。
よる教育支障件数
また、今後改修工事を予定している鴻巣南小校舎、川里中屋内運動場の改修設計を実施しました。
(教育総務課) 成果状況/達成度評価
【成果指標】
成果を示す指標です
成果指標
支障件数は0件で推移しています.学校施設の耐震化は平成25年度をもって完了しました
が、施設の老朽化に伴い、修繕箇所は増加傾向にあります。今後は、老朽化の程度、雨漏り等の
不具合を考慮しながら改修等を進めていきます。改修等が行われるまでは、学校からの要望に対
し、その都度、支障がないよう修繕で対応すると同時に増加が見込まれる修繕要望に対しては、
一定額の予算を確保したいと考えています。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
79.8
86.0
94.1
100
100
100
○
26 年度の主な取り組み
小・中学校の耐震化率
吹上小木造校舎の改築工事を実施しました。
(教育総務課) 成果状況/達成度評価
【成果指標】
小・中学校施設の耐震化は、平成25年度をもって完了しました。また、吹上小木造校舎の改
築工事も平成26年度をもって完了しました。
成果を示す指標です
成果指標
単位
初期値
23 年度
13
24 年度
25 年度
H28 めざそう値
成果状況
基
本
事
業
5
学校を核とした教育環境の整備
基本事業の対象
学校・家庭・地域
基本事業の意図
学校、家庭、地域が相互に協力して児童生徒を育む環境となっています。
成果指標
学校・家庭・地域が連携
して いると思う保 護者
の割合
【学校アンケート】
(学校支援課)
【活動指標】
手段や活動内容を示す
指標です。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
-
92.9
95.8
92.3
85.7
85.0
○
26 年度の主な取り組み
・市内全小・中学校において、学校応援団を設置
・地域の方や保護者のボランティアによる学校の教育活動への支援
・小学校では、登下校の安全の見守り、環境整備、学習支援等、中学校では、環境整備、学習支援、
部活動支援等を実施
成果状況/達成度評価
市内全小・中学校に学校応援団が設置され、学校・家庭・地域が連携した教育活動が推進されてい
ます。学校応援団の活動が充実し、学校支援ボランティアとして携わっている保護者や地域の方の
人数も十分に確保され、学校を核とした教育環境の整備が進んでいます。より一層、活動内容の見
直しを図り取り組んでいきます。
14
施
策
2
生涯学習の充実
施策の対象
市民
施策の意図
知性と豊かな心を育む生涯学習に取り組んでいる市民が増えています。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26年度
H28 めざそう値
成果状況
%
50.9
52.5
51.4
48.9
50.1
56.0
△
26 年度の主な取り組み
市民大学講座「こうのとりアカデミー」
、生涯学習フェスティバルを開催しました。
各公民館、生涯学習センター、図書館において各種講座を開催しました。
生涯学習に取り組んで
いる市民の割合
【市民アンケート】
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
25年度より1.2ポイント上がっているが、初期値を下回っています。多くの皆様に取り組んで
いただけるよう内容の充実を図ります。
【成果指標】
成果を示す指標です
●教育委員会の自己評価
1.中央公民館・中央図書館を中心に各公民館・図書館が各館同士の相互利用や様々な講座の開設に取り組
んで効果を挙げています。
2.生涯学習は、自らの意志に基づき、自己に適した手段・方法を選んで生涯を通じて様々な学習活動を続
け、健康で豊かな生活を営むことを目的としております。
住民の学習や活動のニーズを把握し、施設整備や学習の機会を提供することが重要であることから住民
のニーズの把握に努めるとともに、講座参加者の終了後の組織化や各種活動のリーダーの育成を図るなど、
市民の生涯学習講座参加後の道筋を示す点などにも、努力・工夫を行ってまいります。
3.子ども会活動は、少子化の影響もあり弱体化しつつあります。これは地域の活動をリードする指導者・
世話役・リーダーの不足が大きな要因となっていると思われます。
今後は、育成会やジュニアリーダーと連携し子ども会活動の活性化を図ってまいります。
15
■学識経験者の意見
1
市民への生涯学習推進の体制は充実してきていると思いますが、少子高齢化が進み、
人口減少は避けて通れない課題です。子育て中の年代は共に働く男女が多く、以前のよ
うに趣味に時間を割くことが難しくなっている状況と思います。また、公民館での学習
機会もいろいろ提供されていますが、継続的な企画は少ないように思います。
このままですと文化の継承者は激減するのではと感じております。文化団体連合会も
市の合併とともに、所属団体も広域になり10年を経過しました。会員の高齢化が進み
遠方の活動会場への車での移動が困難な状況になった団体も出てきています。
文化祭につきましては、芸能部門は会員のみという特典がありますが、作品展部門に
は特典がないため、運営に携わる団体は文化団体連合会を退会し、一般市民として出品
した方が楽と考える人も増えています。開催会場につきましても「時には吹上地域」と
の声も一部から出ています。これらは全て高齢化が影響しているものと思います。
体力のある時は考えも及ばなかったことですが、暫くはこのような状態が続くものと
思われますので、今後は子どもたちや若い人への勧誘にも重きを置きたいと思います。
文化の継承のためにも年代層を厚く、幅広い分野の人々により構成された文化団体に
なることが望ましいと思います。
2
学校図書館推進事業は今後とも積極的に推進してください。各学校とも読書力向上の
ために読み聞かせボランティアや朝読書等の取組みを積極的に推進しています。学校の
図書予算も限られています。市内3館の図書館、各公民館の蔵書をさらに活用すること
を望みます。
3
「子ども大学」の取組は大変すばらしいと思います。今後とも是非充実した内容とな
るように願います。また、市内の高校、専門学校、近隣の大学等との連携による事業も
積極的に活用し、世界に羽ばたく児童生徒、また、鴻巣を拠点として活躍する人材を育
ててください。
4
現在小学生対象の「読書通帳」を、中学生や高校生・・・あるいは大人まで増やして
もいいのではないかと感じます。文科省が実施した調査では図書館の来館数が3倍以上
に伸びたというデータもあるようです。吹上駅前複合施設「コスモスふきあげ館」はと
ても素晴らしいと思います。児童専用コーナーや、AV の視聴コーナーまであることには
驚嘆いたしました。児童センターも隣接しているので、保護者同士の交流の場としては
最適かと思います。予算のかかる事ですが、他の地域でも是非複合施設が増えていく事
を期待しております。
16
基
本
事
業
1
基本事業の対象
基本事業の意図
成果指標
生涯学習の推進体制の整備
市民
生涯学習の推進体制が整備され、市民が生涯学習を積極的に取り組んでいます。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
62.1
63.1
64.0
65.7
70.4
68.0
○
26 年度の主な取り組み
生涯学習事業に対する
満足度
【市民アンケート】
市民大学講座「こうのとりアカデミー」、生涯学習フェスティバルを開催しました。市民大学講座に
は、立教大学公開講座を併設しました。全講座受講者は117名、公開講座のみの受講
者は61名ありました。
生涯学習フェスティバルには、493名の参加がありました。
サークルガイド・生涯学習ガイドを発行し各公民館のサークル、講座等の案内、活動状況紹介し
ました。
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
25年度と比較して4.7ポイント増加しており、市民満足度は向上しています。講座及び事業内容
の充実を図り、さらなる満足度の向上に努めます。
【成果指標】
成果を表す指標です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
1,263
1,165
1,134
1,106
892
1,347
×
26 年度の主な取り組み
文化団体加入者数
市民文化祭や市民文化講演会を開催するとともに、各種文化団体の交流を図り文化活動を
推進しました。
生涯学習の拠点として公民館を利用している団体が多いことから、公民館や広報を通じて
文化団体をPRし加入者数の増を図りました。
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
【活動指標】
平成25年度比214人の減少となりました。高齢化による脱会者及び団体ごと文化団体連合会から
脱会する団体の増加によるもの。文化団体連合会に所属することに魅力を感じることができない等の理
由が主な要因です。
手段や活動内容を示す
指標です
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
団体
59
59
62
59
52
60
×
26 年度の主な取り組み
文化団体数
市民文化祭や市民文化講演会を開催するとともに、各種文化団体の交流を図り文化活動を
推進しました。
生涯学習の拠点として公民館を利用している団体が多いことから、公民館や広報を通じて
文化団体をPRし加入者団体数の増を図りました。
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
【活動指標】
25年度比較で7団体減少しています。団体構成員の高齢化による団体の解散や文化団体連合会から
の脱退による減少が主な要因です。文化団体連合会に所属することにメリットがないことに起因してい
ますので、何らかの優遇措置を検討する必要があります。
手段や活動内容を示す
指標です
17
基
本
事
業
2
基本事業の対象
市民
基本事業の意図
成果指標
公民館における学習機会の提供
ニーズにあった学習機会が提供され、より多くの市民に利用されています。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
326,536
322,944
324,494
324,979
330,125
360,000
○
26 年度の主な取り組み
公民館利用者数
「あの日に帰り体操」「骨盤ストレッチ」など健康志向を反映させた講座を実施、青少年の講座は「ワクワク
ホリデー(学校週五日制事業)を中心に「子どもフラダンス教室」や「子ども木工教室」、「子ども将棋教室」
などを開催した。サークルや地域の方々との協働による公民館まつりや七夕まつりなどの公民館活動を実
施した。
成果状況/達成度評価
(公民館)
【活動指標】
25年度比5,146人増加しています。川里生涯学習センターが開館し、除々に主催講座も
軌道に乗り、利用者も今後増加が見込まれます。
手段や活動内容
を示す指標です
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
11,182
10,989
11,424
11,513
15866
12,300
○
26 年度の主な取り組み
生涯学習講座参
加者数
8公民館で青少年を対象に 125 講座、成人を対象に 278 講座、高齢者を対象に 63 講座を実施
し、全体で 405 講座、延べ参加者数 7,245 人の参加がありました。
成果状況/達成度評価
(公民館)
25年度比較で4,353人増加しています。今後も講座内容の充実に努めます。
【成果指標】
成果を表す指標
です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
18
25 年度
H28 めざそう値
成果状況
基
本
事
業
3
基本事業の対象
基本事業の意図
成果指標
図書館の利用促進
市民
市民が求める資料が整備され、利用しやすい図書館となり、利用者や貸出し数が増え
ています。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
点
738,433
772,492
778,721
761,665
763,060
880,000
○
26 年度の主な取り組み
貸出冊数
(点数)
・調べる学習コンクール(3館)
・図書館ツアー(3館)
・夏休み自由研究応援隊(吹上)
・交通安全教室(鴻巣)
・修理講座(鴻巣)
・映画会(川里)
・ナクソスミュージックライブラリー(鴻巣・吹上)
・ボランティアスキルアップ講座(鴻巣)
・工作会(3館)
・クラッシック講座(鴻巣)
・こども映画会(川里)
・学校図書館支援事業
・セカンドブック事業
(生涯学習課)
成果状況/達成度評価
【成果指標】
25年度比1,395点の増加となりました。来館者数の増加ほど貸出冊数が増えない傾向は、滞在型の
利用者が増えているためと考えられます。
成果を示す指
標です。
成果指標
単位
人
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
202,203
220,557
257,056
256,051
261,651
245,000
○
26 年度の主な取り組み
貸出者数
・調べる学習コンクール(3館)
・図書館ツアー(3館)
・夏休み自由研究応援隊(吹上)
・交通安全教室(鴻巣)
・修理講座(鴻巣)
・映画会(川里)
・ナクソスミュージックライブラリー(鴻巣・吹上)
・ボランティアスキルアップ講座(鴻巣)
・工作会(3館)
・クラッシック講座(鴻巣)
・こども映画会(川里)
・学校図書館支援事業
・セカンドブック事業
(生涯学習課)
成果状況/達成度評価
【成果指標】
25年度比5,600人増加しました。来館者数の増加ほど貸出者数が増えない傾向は、滞在型の利用者
が増えているためと考えられます。
成果を示す指
標です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
67.5
67.9
70.3
71.7
73.7
71.8
○
26 年度の主な取り組み
図書館利用者
の満足度
【市民アンケ
ート】
・26年度より指定管理となったことへの、利用者から3割程度でやや向上したという声をいただいている。
・セカンドブック事業を開始
・学校支援事業を実施することにより、図書館と学校との連携を密に図る。
・各図書館の主催行事の充実
・川里図書館でのパソコン利用開始(ネット検索)
・図書館ホームページの情報提供促進
・鴻巣中央図書館の建物外部からの返却ポストの設営により利用者への利便性を図る
(生涯学習課)
成果状況/達成度評価
【成果指標】
前年比2.0ポイントの増加となりました。更なる満足度の向上を目指します。
成果を示す指
標です。
19
基
本
事
業
4
生涯学習施設の維持・整備
基本事業の対象
市民・生涯学習施設
基本事業の意図
生涯学習施設の維持・整備が図られ、施設の安全性、利便性が確保されています。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
件
2
0
0
0
0
0
○
26 年度の主な取り組み
生涯学習施設の不具合
による利用支障件数
(生涯学習課)
【成果指標】
施設管理を定期的に行い、施設の維持、整備を図りました。
成果状況/達成度評価
生涯学習施設維持・管理上でのメンテナンスをしっかり行っている結果です。
成果を示す指標です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
62.7
63.4
64.4
66.7
70.0
69.0
○
生涯学習活動の場・施
設が充実していると思
う市民の割合
【市民アンケート】
26 年度の主な取り組み
(生涯学習課)
成果状況/達成度評価
【成果指標】
成果を示す指標です。
成果指標
吹上生涯学習施設の供用を開始しました。
吹上北側生涯学習施設建設のため基本設計に着手しました。
前年度比3.3ポイント上がっており、順調に推移しています。更に、充実するよう努
めます。
単位
初期値
23 年度
24 年度
20
25 年度
H28 めざそう値
成果状況
基
本
事
業
基本事業の対象
基本事業の意図
成果指標
5
青少年の育成支援
青少年
青少年の自主性を伸ばし、協調性・社会性を育み、地域貢献が行われています。
地域で子育てが行われています。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
1,860
2,302
2,142
2,218
2,682
2,500
○
26 年度の主な取り組み
青少年健全育成活動の
参加者数
(生涯学習課)
【活動指標】
青少年健全育成のためのイベントを開催しました。
・青少年健全育成市民のつどい
・家族ふれあい映画劇場
・彩の国21世紀郷土かるた鴻巣大会 ・青少年非行防止パトロール
・ジュニアリーダー研修会
成果状況/達成度評価
前年度比464人増加し、順調に推移しています。
手段や活動内容を示す
指標です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
693
544
532
689
578
693
×
26 年度の主な取り組み
子ども会等団体の会員
数
(生涯学習課)
【活動指標】
手段や活動内容を示す
指標です。
成果指標
青少年相談員協議会やジュニアリーダーと連携し、子ども会活動の支援を行いました。
リーダー育成のためキャンプ体験などのジュニアリーダーの養成講座や年少リーダー研
修会を育成会と連携し実施しました。
成果状況/達成度評価
前年度比111人減少しました。子ども会等団体については、各団体の解散による会員
数の減少や少子化の影響で厳しい状況にあります。
単位
初期値
23 年度
24 年度
21
25 年度
H28 めざそう値
成果状況
施
策
3
スポーツの振興
施策の対象
市民
施策の意図
自分に合ったスポーツを見つけ、スポーツに親しむ市民が増えています。
成果指標
単位
初期値
%
42.1
23 年度
43.6
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
42.7
42.2
43.3
50.0
○
26 年度の主な取り組み
市民を対象にスポーツ教室(12教室)
、スポーツ大会(市民大会等 32大会)
を実施しました。
週1回以上スポーツをす
る18歳以上の市民の割
合
【市民アンケート】
昨年度より開催している「障がい者スポーツ教室」を充実させ、7回の教室参加
者が延べ150名増えて240人の参加をいただきました。
成果状況/達成度評価
(スポーツ健康課)
【成果指標】
成果を表す指標です
25年度より1.1ポイント増えています。
アンケート結果を分析し、施策の成果指標の達成度の低い地域や年齢層に対する
施策、スポーツ団体の育成などに取り組んでいきます。特に普段身体を動かす機会
の少ない高齢者や障がい者を対象としたレクリエーションスポーツを推進するこ
とで、さらに成果を上げていきたいと考えます。
●教育委員会の自己評価
1.スポーツ活動の充実
2020年東京オリンピックの開催が決定し、青少年世代がオリンピックを目指す機運も高まることを
踏まえ、一流選手と触れ合えるようなスポーツ教室を「市制施行60周年記念事業」として開催しました。
指導をしていただいたのは、少年野球教室は、熊谷市に本拠地を置く、BCリーグの埼玉県民球団「武
蔵ヒートベアーズ」。少年少女サッカー教室は、浦和レッズの協力を受け延べ230人の参加がありまし
た。平成27年度以降も続けていきたいと考えています。
また、健康づくりや生きがいづくりを進めるために、スポーツの果たす役割が重要であると考えること
から、健康づくり部との連携を強化してまいります。
2.スポーツ施設の充実
全スポーツ施設の利用者数は、大幅に減少しています。これは、
「総合体育館」の耐震改修工事や平成2
6年2月の大雪の被害を受け、
「総合体育館」
・「コスモスアリーナふきあげ」の修繕工事の影響と考えて
います。
今後は、施設の有効利用を図っていくことが必要になってくると考えられます。施設の老朽化や、施設・
機能の統廃合が、課題になると想定されますので、利用しやすい環境整備に努めてまいります。
22
■学識経験者の意見
1
パンジーマラソンは、開催時期(3月第1土曜日)、規模、ボランティアの数、運営面
での配慮等参加者から高い評価を得ています。参加することを楽しみにしている方もた
くさんいるとお聞きしています。今後とも良い企画となるよう願います。
2
スポーツ健康課の取組は、健康づくりとタイアップすることになると思いますが、市
民が参加し易く、こうすればより健康になることがわかるような可視化された取組を望
みます。
3
健康寿命を延ばすための市民の意識が高まり、スポーツをする人が増えています。開
催したイベントやスポーツ教室の参加者のアンケート結果を検討して次の事業の実施に
反映させていることは、大変望ましいことですし増え続ける高齢者への配慮もなされて
いるように思います。指導者の養成やリーダーの育成などにも力を入れ、気軽にスポー
ツが楽しめる環境が整えられることは元気な市民が増えることに繋がり、
「健康づくり都
市宣言」をした本市に相応しい施策と思います。今後とも市民が健康な日々を過ごせる
よう事業の推進を望みます。
4
子ども達の新体力テスト等での数値が下がっている要因の1つとして、スポーツ少年
団参加者が減ってきていることも繋がっているのではないでしょうか。スポーツ少年団
は、試合の時などの送迎や練習時の当番など保護者も参加しないといけません。共働き
家庭も多いなか「参加させたいけど時間が取れない」という声もよく聞きます。たくさ
んの方が参加できるような体制整備を実施すると入団率も上がると思われます。
23
基
本
事
業
1
基本事業の対象
市民
基本事業の意図
成果指標
スポーツする機会の提供
スポーツに親しむ機会が充実し、より多くの市民が参加しています。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
21,260
20,781
19,707
12,210
22,217
22,000
○
26 年度の主な取り組み
スポーツイベント・教
室参加者数
市民が年齢や体力に応じて、生涯にわたりスポーツ・レクリエーション活動に親しみ、健康で
生きがいのある生活が営めるように、きっかけづくりとしてスポーツ教室を実施している。
スポーツ教室(12 教室) 延べ 1,848 人
市民大会(22大会) 延べ 19,798 人(市民体育祭 6,300 人、パンジーマラソン 4,888 人)
成果状況/達成度評価
(スポーツ健康課)
【成果指標】
スポーツイベント・教室参加者は、25 年度から大幅に増え、目指そう値を達成しました。
事業終了後のアンケート結果を取り入れた結果と考えています。今後もスポーツ教室などを
開催し、スポーツを始めてもらうキッカケづくりを進めていきます。
成果を表す指標です。
成果指標
単位
%
初期値
64.9
23 年度
67.1
24 年度
66.5
25 年度
67.8
26 年度
69.9
H28 めざそう値
成果状況
68.0
○
26 年度の主な取り組み
スポーツイベントの
機会が十分だと思う
市民の割合
【市民アンケート】
スポーツ教室の際に参加者にアンケートを依頼し、教室の内容、開催時期、講師の指導な
どの満足度、今後希望する教室について調査を行い、以後の教室の実施に反映させています。
市民大会については参加状況をみながら、種目の工夫や安全性の向上等を検討材料として
います。
成果状況/達成度評価
(スポーツ健康課)
【成果指標】
成果を表す指標で
す。
成果指標
25 年度より 2.1 ポイント上昇し、H28 目指そう値を達成しました。スポーツ教室参加者
のアンケート結果を分析し、参加者の意見を今後の教室等に取り入れることで成果を上げて
いきたいと考えます。また、スポーツ教室等でスポーツを始めた人に継続して取り組んでも
らえるように、初級教室の修了者を対象とした上級者教室の開講やサークルの作成につなげ
るなど支援していきたいと考えます。
単位
初期値
23 年度
24 年度
24
H28 めざそう値
成果状況
基
本
事
業
2
基本事業の対象
市民
基本事業の意図
成果指標
スポーツ施設の整備と有効活用
スポーツ施設をより多くの市民が活用しています。
単
位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
791,866
801,566
817,436
784,665
771,172
810,000
△
26 年度の主な取り組み
スポーツ施設の利用
状況
総合体育館 50,719 人
第 2 体育館
33,372 人 コスモスアリーナふきあげ 125,803 人
陸上競技場 86,358 人
吹上総合運動場 6,341 人
吹上荒川総合運動公園
24,490 人
上谷総合公園 79,376 人
赤見台近隣公園 19,853 人
糠田運動場
38,654 人
天神テニスコート 46,167 人
常光テニスコート 1,972 人
東町公園テニスコート 6,409 人
ひばり野中央公園テニスコート 2,819 人
吹上富士見テニスコート
4,572 人
吹上富士見ゲートボール場
2,999 人
吹上パークゴルフ場
49,569 人
かわさとグラウンドゴルフ場 11,111 人
川里中央公園 13,581 人
あかぎ公園 6,247 人
学校体育施設(体育館・校庭)160,760 人
成果状況/達成度評価
(スポーツ健康課)
25年度から 13,493 人減少しています。これは、総合体育館が耐震改修工事のため8ケ月の間利用に供する
ことが出来ず。利用者数が減少したことが大きな要因となっています。
【成果指標】
成果を表す指標です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
56.8
56.9
57.9
59.2
60.1
60.0
○
26 年度の主な取り組み
スポーツの場・施設の
充足度
【市民アンケート】
総合体育館耐震改修工事を行いスポーツ施設の充足度の向上に努めました。また箕田小学校の防球
ネット設置工事をおこない、安全性向上のための施設整備を行いました。
成果状況/達成度評価
25 年度より 0.9 ポイント増加し、後期目指そう値を達成しました。22 年度からの継続事業である小学
校防球ネット設置工事を 26 年度は箕田小学校で施工し、施設整備を積極的に行いました。更に、24
【成果指標】
年度外野等に天然芝を整備し、25 年度は養生期間としていた上谷総合公園野球場を、26 年度から本格
成果を表す指標です。 的に供用開始させました。また、26 年度に総合体育館の耐震改修工事を行い、27 年度より供用開始と
なります。
(スポーツ健康課)
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
件
1
2
1
1
8
0
△
26 年度の主な取り組み
スポーツ施設の不具
合による利用支障件
数
平成26年2月の大雪による、施設の不具合(体育館の雨漏り)や残雪による屋外スポーツ施設の
閉鎖期間が長引いてしまった。
成果状況/達成度評価
総合体育館で耐震改修工事を行い、8ケ月休館しました。また、工事関係では、コスモスアリーナ
の火災感知器工事、吹上総合運動場のグラウンド整備工事、上谷総合公園テニスコートの夜間照明設
【成果指標】
置工事、サッカー場のライン貼替工事を行いました。これとは別に台風や雪害による雨漏りが3件あ
成果を表す指標です。 りました。工事はやむを得ない部分がありますが、雨漏り等については事前対応で防げる部分もある
と思うので、指定管理者と共に予防保全に努めていきたいと思います。
(スポーツ健康課)
25
基
本
事
業
3
基本事業の対象
基本事業の意図
成果指標
指導者・団体の育成と活用
スポーツ指導者・団体
スポーツ指導者・団体が育成され、地域でのスポーツ活動が盛んになっています。
単
位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
586
603
567
515
545
600
△
26 年度の主な取り組み
スポーツ指導者登録
数
(スポーツ健康課)
毎年、スポーツ少年団認定員研修、スポーツ少年団認定員養成講習会とリーダー育成事業を
開催し、指導者養成を進めています。26年度は次のとおり実施しました。
・スポーツリーダー養成講習会兼スポーツ少年団認定員養成講習会
12月17・18日(土・日)
参加者 56名
・リーダー育成事業 3月27日(金) 参加者 28名
成果状況/達成度評価
スポーツ指導者登録者は 25 年度より30人増加しました。スポーツ少年団の指導者登録は、年度ごとの有料
登録となっており、毎年、新たに指導者資格を取得する方がいる一方、子どもの卒団を機に指導者登録をや
成果を示す指標です。
めてしまう方が多いのが現状です。
【成果指標】
成果指標
単
位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう
値
成果状況
人
487
560
781
594
704
700
×
26 年度の主な取り組み
総合型スポーツクラ
ブ参加者数
(スポーツ健康課)
活動中の総合型地域スポーツクラブの会員数は増加しましたが、新規クラブの設立はできませんで
した。
成果状況/達成度評価
25 年度より 110 人増加し、H28 目指そう値を達成しました。今後も、地域住民が育み発展させ、地
域に開かれた公益性を有する総合型地域スポーツクラブの運営を支援するとともに、クラブがない地
成果を示す指標です。
域への設立を支援していきます。
【成果指標】
成果指標
単
位
初期値
23 年度
人
9,406
9,397
24 年度
9,213
25 年度
8,672
26 年度
8,285
H28 めざそう値
成果状況
10,000
×
26 年度の主な取り組み
スポーツ団体登録者
数
①体育協会
20団体 5,087人
②スポーツ少年団
10団体 1,559人
③レクリエーション協会
7団体 1,639人
合計 8,285人の登録がされております。
成果状況/達成度評価
(スポーツ健康課)
昨年より 387 人の減となりましたが、現状数を維持できるようにスポーツ団体の支援を続けていき
たいと考えています。
【成果指標】
成果を示す指標です。
26
施
策
4
市民文化の創造と交流の促進
施策の対象
施策の意図
市民・文化団体・伝統芸能・文化財・在住外国人
伝統文化、芸術文化、国際交流など多様な文化に触れ合う機会が増え、市民が心豊かな
生活を送っています。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
24.5
26.5
24.3
26.3
27.7
29.5
○
26 年度の主な取り組み
多様な文化に触れて、心
豊かな生活を送っている
と感じている市民の割合
【市民アンケート】
生出塚埴輪窯跡出土品をクレアこうのすに常設展示するとともに、
「鴻巣の赤物製
作技術」が重要無形民俗文化財として国の指定を受けたことから、DVD を作成し図
書館、公民館、各小中学校に配布し PR しました。
文化財の保存・修復、郷土芸能保存団体への支援により、文化財の保護や後継者
の育成を図りました。
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
【成果指標】
25年度との比較で1.4ポイント向上しました。今後とも広報・ホームページなど
を活用し、情報提供に努めます。
成果を表す指標です。
●教育委員会の自己評価
1.各基本事業の成果は横ばいの状況にあります。
文化財は地域にとって、歴史や文化の理解に欠くことができない貴重な資産であるとともに、現在及び
将来の社会の発展向上のために無くてはならないものです。文化財を適切に保存・活用し、確実に次世代
に継承していくよう努めます。
2.郷土芸能保存団体に補助金を支出し支援していますが、郷土芸能に携わる人々の高齢化による後継者の
育成が課題となっています。
27
■学識経験者の意見
1
文化財を適切に保存・活用し、確実に次世代に継承していく目的で DVD を配布し、
PRに努めていることは大変素晴らしいことと思います。可能であれば、鴻巣市に在籍
の児童生徒全員に一度は本物の埴輪や赤物の制作技術などを見る機会を与えてくださる
ことを望みます。他市へ出かける社会見学も大切ではありますが、自分の育った街を知
り、鴻巣市民としての誇りを持ってもらうためにも大変良い教材になるのではと思いま
す。
2
文化財啓発のため郷土芸能まつりを行ったことは後継者の育成のためにも素晴らしい
取組みと思います。今後も定期的に続けることを希望します。
3
年々文化祭の作品展示の内容が良くなってきているように感じます。須田剋太展の内
容も充実してきました。市民への参加のアピールや小・中学生にも参加してもらい、身
近な文化作品に触れたり、鑑賞したりしてほしいです。
4
市の貴重な文化財(生出塚埴輪窯跡出土品等)や郷土芸能等の展示を本庁舎1階に展
示スペースを作り展示してはどうか。鴻巣市の優れた歴史的な文化財や伝統文化の啓発
に最適な場所と思います。
28
基
本
事
業
1
伝統文化の保護・継承
基本事業の対象
基本事業の意図
成果指標
文化財・伝統芸能
文化財や伝統芸能を保護・継承し、活用しています。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
68.1
69.5
69.3
72.0
70.5
72.7
○
26 年度の主な取り組み
市内の指定 文化財を
知っている 市民の割
合
【市民アンケート】
生出塚埴輪窯跡出土品をクレアこうのすに常設展示するとともに、平成23年3月9
日に「鴻巣の赤物製作技術」が重要無形民俗文化財として国の指定を受けたことから
DVD を作成し図書館、公民館、各小中学校に配布し PR しました。
郷土芸能保存団体に補助金を支出し活動を支援しました。
文化財啓発のため、郷土芸能まつりを実施しました。
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
【成果指標】
前年度から若干減少しています。初期値を上回っています。引き続き文化財の適切な
保存と活用に取組みます。
成果を表す指標です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
点
20
8
17
25
30
20
○
26 年度の主な取り組み
文化財貸出点数
写真など文化財に関する資料の貸し出しを行いました。
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
【活動指標】
文化財貸出点数は、平成25年度から5件増加し、順調に成果が向上しています。しかし、
文化財の貸出しは、貸出先の状況によって大きく左右されます。今後も、文化財の保存と活
用に取り組んでいきます。
手段や活動 内容 を示
す指標です
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
件
40
44
52
57
61
56
○
26 年度の主な取り組み
国指定重要文化財である生出塚埴輪窯跡出土品の解体修復を実施しました。
保存・修復済指定文化
財の延べ件数
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
25年度から4点の増加となりました。着実に指標値が向上しています。
【活動指標】
手段や活動 内容 を示
す指標です
29
基
本
事
業
2
芸術文化の振興
基本事業の対象
市民
基本事業の意図
市民が芸術文化にふれあう機会が増えています。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
人
3,305
3,300
3,341
3,347
4,022
3,905
○
26 年度の主な取り組み
公 民館 での 芸術 文化
事業参加者数
(公民館)
【成果指標】
コスモス大学校(吹上生涯学習センター)の「ふるさとの歴史と文化」、「鴻巣の花卉産業」な
どの講座や田間宮生涯学習センターの「ピアノアフタヌーンコンサート」などの事業・講座を実
施した。全体で159の事業・講座を実施し、延べ4,022人の参加があった。
成果状況/達成度評価
前年度比675人増加し、順調に推移しています。
成果を表す指標です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
H28 めざそう値
成果状況
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
H28 めざそう値
成果状況
30
施
策
5
人権尊重の推進
施策の対象
施策の意図
市民
お互いの人権を尊重しあい共に生きる社会が形成されています。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
59.1
57.1
58.7
58.9
58.7
65.0
×
26 年度の主な取り組み
人権が尊重されている社
会であると思う市民の割
合
【市民アンケート】
集会所の利用者や、商工会、社会福祉協議会などの職員を対象とした人権教育指
導者養成講座や老人クラブ連合会人権啓発研修会、吹上ふれあいセンター利用者リ
ーダー研修会などの人権啓発研修会を開催し人権意識の高揚を図りました。
また、各種講座やふれあいの旅を実施し、人権問題に対する理解、認識の向上と
ふれあいを通して人権感覚の高揚を図りました。
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
【成果指標】
成果を表す指標です。
25年度比較して、人権が尊重されている社会であると思う市民の割合は、0.2ポ
イント減少しましたが、ほぼ横ばいに推移しています。これまでの人権教育・啓発活動
が浸透し、人権意識の高揚に結びついていると考えられます。
今後も、引き続き人権教育・啓発活動に努めていきます。
●教育委員会の自己評価
1.成果指標値は横ばいではあるが 50%を超え、概ね順調に推移しています。
人権問題はすべての人の日常的かつ身近な問題です。自分の権利と同様に他人の人権を尊重する人権感
覚を養うことが求められています。人権教育・啓発は、家庭、学校、地域社会、職域など、様々な機会を
通して実施することで効果を上げるもので、
「人権が尊重されている社会であると思う市民」の割合が着実
に増えるよう引続き努力をしていきたい。
■学識経験者の意見
1
本市では人権教育は小学生から老人まで実施されているように思います。学校内や市
民間においても大きなトラブルも無いように聞いておりますが、啓発活動が推し進めら
れているからと思います。社会はさまざまな事の上に成り立っていますので時によって
は思わぬ方向に向かってしまう場合もあります。そのような時にこそ日頃の人権教育が
生かされるものと思います。
2
人権尊重のまちづくりは、市民一人一人の努力によってなされるものと確信していま
す。地域のコミュニティが希薄になってきているといわれている中で、市はさまざまな
取組みをしています。さらに、啓発活動を推進するために「人権を尊重する市民のつど
い」には多くの市民が参加してほしいと思います。市民の皆さんが参加し易い工夫と児
童生徒の人権作文だけでなく、市民の人権作文の募集も考えてはいかがですか。
31
基
本
事
業
1
基本事業の対象
基本事業の意図
成果指標
社会人権教育の推進
市民
一人ひとりの人権尊重意識の高揚が図られています。
単位
%
初期値
23 年度
13.2 12.7
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
12.8
14.5
12.2
12.5
○
26 年度の主な取り組み
人権を侵害されたと思
う市民の割合
【市民アンケート】
集会所の利用者や、商工会、社会福祉協議会などの職員を対象とした人権教育指導者
養成講座や老人クラブ連合会人権啓発研修会、吹上ふれあいセンター利用者リーダー研
修会、埼玉県央広域消防職員人権・同和問題研修会などの人権啓発研修会を開催し人権
意識の高揚を図りました。
また、各種講座やふれあいの旅を実施し、交流を通して人権問題に対する理解、認識
の向上など人権感覚の高揚を図りました。
成果状況/達成度評価
(生涯学習課)
【成果指標】
前年度と比較して、人権を侵害されたと思う市民の割合が2.3ポイント減少しました。初期値より
1.0ポイント低くなっています。
成果を表す指標です。
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
H28 めざそう値
成果状況
成果指標
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
H28 めざそう値
成果状況
32
基
本
事
業
2
基本事業の対象
基本事業の意図
成果指標
学校人権教育の推進
児童生徒・教職員
お互いに相手の立場を認め合える豊かな人間性を持った児童生徒が育っています。
単位
初期値
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
H28 めざそう値
成果状況
%
82.9
84.3
89.3
96.0
―
83.0
―
26 年度の主な取り組み
相手の気持ちを考え、や
さしい言葉遣いができ
る児童生徒の割合
【学校アンケート】
・全小・中学校の児童生徒を対象に「ありがとう」「心に残る言葉」をテーマとした人権作文の作成
・人権文集「人輝く言葉」の作成及び市内全小・中学校の児童生徒への配布
・管理職(教頭)、人権教育研修主任等を対象とした人権教育研修会の開催(各1回)
・人権教育の指導に当たっての留意事項について全教職員に対する指導
・南部地区人権教育実践報告会への教職員の参加
・人権教育授業研究会の実施と教職員に対する指導
成果状況/達成度評価
(学校支援課)
【成果指標】
平成26年度は、指標としている「埼玉県学力学習状況調査」が実施されず、その代わり
となる調査もなかったため、指標値を得ることができませんでした。
成果を表す指標です。
〈参考資料〉
平成26年度全国学力・学習状況調査(小6と中3で実施)の質問紙調査で、
「人の気持ちがわかる人間に
なりたいと思いますか」の項目では、「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」と答えた児童生徒の割
合は96.08%となっている。
33
■全体を通じての総括的な学識経験者の意見
1
鴻巣市合併10周年を迎えました。3地域がそれぞれ互いに結びつき大きく発展してきていま
す。10年は一区切り、さらにこれからの10年、20年先を見据えた教育行政の取組を期待
します。さまざまな課題があるなかで「小・中学校の適正規模及び適正配置」や「放課後児童
クラブ」等の課題については、関係機関との調整を図り、市民や関係者の十分な理解が図れる
ようにお願いします。
2
若手教員の大量採用時代には、各学校でのミドルリーダーの育成が喫緊の課題です。各学校が
努力しているところですが、本市の特色でもある「指導委員・研究委員制度」を有効活用し、
全市的な各教科の専門家やミドルリーダーを養成してはどうですか。その中から各学校にミド
ルリーダーを設置し、若手の見本となる意欲的な教員を育ててください。
3
社会全体や学校教育に対して一般的な不信感が見受けられるところですが、私はまだまだ学校
教育(公立)への期待感や信頼度は決して小さいものではないと確信しています。保護者、地
域の方々は、大きな期待を寄せていると思っています。運動会等の学校行事への参加や子ども
たちの安心・安全な見守り活動に対しての協力体制等をとっても大変大きな関心と期待が寄せ
られていると思います。ただ、保護者・地域の方々のニーズは多様化しています。多様なニー
ズへの素早い対応と的確な対応ではかなり努力をしなくてはならないと思います。不断の努力
を強く願います。
4
鴻巣市は合併後、機構改革も含め変化しました。教育委員会もこれに伴い、学校教育の充実は
もとより、市民の生涯学習等にもさまざまな対応がなされてきました。今後も多様化する社会
環境に対応できる児童生徒を育てるため、教員の資質向上と指導力の向上に努め、個の力を延
ばす適切な教育がなされることを望みます。
5
子ども達の安全・安心について力を入れていただきたいと感じています。特に、学校・家庭・
地域が連携し、相互に協力しながら子ども達を守り育てるという環境づくりになれるように。
地域ぐるみで子ども達を育てるということは、子ども達の心の教育や、市民の生涯学習という
観点にも連動すると思いますので、今後ご検討いただければ幸いです。
34
Ⅴ
結びに
今回で8回目となる「教育委員会の事務に関する点検・評価」については、冒頭で
述べたように地教行法の改正により平成20年度より実施しているもので、今後とも検
討を加え、より時代に合った適切なものにしていく必要があります。特に、成果指標や
目標値については、定期的な見直しや改善が必要となってくるものと思われます。
しかし、教育への取組は、事業の実施や予算の投入が直ちに結果となって表れるも
のばかりではありません。その成果を具体的に数値化することが難しい上に、時間が
かかる取組も数多くあります。
教育委員会といたしましては、今後とも実証的に成果を検証する観点から、この点
検・評価の結果及び学識経験を有する方よりいただいたご意見を生かし、課題の解決
に向けた効果的な教育行政の推進に努めてまいります。
なお、本報告書につきましては、市議会に提出するとともに、教育総務課のホームペ
ージにて公表いたします。
今回の教育委員会の事務の点検・評価に当たっては、その客観性を確保するため、
次の学識経験者の方々に、ご意見をいただきました。
平成27年11月24日
ひら
が
けん
ろう
い
とう
かず
え
いま
い
かず
しげ
平 賀 健 郎
伊 藤 和 江
今 井 和 重
元鴻巣市小・中学校長会会長
鴻巣市文化団体連合会会長
鴻巣市PTA連合会会長
(敬称略)
35
Fly UP