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保育士(まっちゃん)
松が丘共同保育所 保育士からのメッセージ 1/1 保育士(まっちゃん) 【思い出文集より】 【思い出文集より】 あっという間に 3 月、年度の終わりを間近にし、子供達と過ごした 1 年間を振り返っています。 「布団で寝られた」 「笑顔を見せてくれた」「ママと別れる時、泣かなかった」 「泣かずにバイバイできた」 「指をさして教えてくれた」 「走った」 「手をつないで歩けた」 「飛んでいる鳥を見上げた」 「長い時間、寝られた」 「友達と手をつないで歩けた」 「外で歩けた」 「友達の名前が呼べた」 「順番を待つことができた」 「友達に貸すこ とができた」「ズボンに足がとおった」「○○ね…と、話してくれた」 「ごはんが全部食べられた」… 文字で表現すると何気ないこと。文章に書いただけではきっと伝わらないその時の感動がそれぞれひとつひと つにありました。 ドラマの 1 シーンの様に、客観的にその場面を思い返しています。嬉しかったことがいっぱい。 その度に、顔をくしゃくしゃにして笑った。言葉をかけた。仲間の保育士に伝えて、また笑った。喜びを分か ち合った。成長が嬉しかった。安心できた。パパ、ママにも喜んでもらえる、安心してもらえると思えた。その 時その時の喜び、嬉しさ、感動は忘れることはできません。でも、子供達は、もうすでにそれが自然なこととな り、次の段階へとどんどんステップアップしているのです。素晴らしい。だからこそ、また次の感動があり、私 達はまた新しい感動がもらえる…。次々に私達に感動させてくれてありがとう。 感動はご家庭ではもっともっと沢山あることでしょう。 パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、たくさんのまわりの人を感動させていることでしょう。 まわりの人の笑顔をひきだし、感動を与え、あらゆることへの意欲をも生み出す"子ども"という存在。こんな 小さな体なのになんて偉大で素晴らしくて、だからこそなんて愛おしい。 「かわいいねぇ」「かわいいねぇ」私達は何度この言葉を保育中に繰り返すことでしょう。その表情が、その 行動が、手が足が、全てが。 そんな彼らが愛して止まないパパ、ママ。これもまた、彼らにとってとてつもなく大きい存在なのです。 私達は、朝のお別れで泣いてしまった時の悲しげな彼らの表情を知っています。不安になった時、眠くなった 時にママを思い出す彼らを知っています。お迎えで再開できた時のあの喜びに満ちた彼らの姿や、安心して泣き 顔になった彼らの姿を知っています。その度にかけがえのない存在なのだ…と痛感するのです。 大切な宝物をお預かりしている私達。 かけがえのない存在に少しでも近い存在として、日々丁寧に丁寧に保育するのが私達の務めです。 "感動"という嬉しいおすそわけを頂きながら。