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PDF版 - Port139
WinSyslog のご紹介 WinSyslog は、ドイツ Adiscon 社により開発された Syslog メッセージを Windows で受信し、管理するた めのソフトです。 WinSyslog を使用することにより、ルータ、スイッチ、ファイアーウォールやプリンターなど、Syslog に対 応しているデバイスから送信された Syslog メッセージを受信し、フラットなログファイルとして保存する ことができます。 さらに、ODBC 経由でデータベースに保存すれば、それを Web ブラウザから閲覧・検索することができ るようにもなります。データベースに格納することで、大量のログが発生する環境でも、必要なイベント のみを素早く発見することが可能となります。 同じく Adiscon 社により開発された EventReporter と組み合わせれば、Windows のイベントログを Syslog メッセージとして WinSyslog で受信し、集中管理することもできます。 また、インタラクティブ Syslog ビューアを使用することで、リアルタイムに画面上で Syslog メッセージ を表示することが可能となります。 WinSyslog の構成 WinSyslog の標準的な構成は、以下のとおりです: WinSyslog クライアント WinSyslog サービスの設定を行うため に使用します WinSyslog サービス Windows のサービスとしてバックグランドで稼動し Syslog の受 信を行います。 インタラクティブ Syslog ビューア 受信した Syslog メッセージをリアルタイムに表示させる場合に 利用するソフトになります。 WinSyslog のダウンロード WinSyslog は、パッケージ化された製品ではないため、店頭販売は行っておりません。 下記の URL より WinSyslog をダウンロードして頂き、セットアップを実行することですぐにご使用いただ くことができます: http://www.port139.co.jp/download.htm セットアップ後 30 日間は、試用版としてライセンス登録を行わなくとも動作致しますので、ご購入前に お試し頂ければ幸いでございます。 試用期間を終了致しますと、フリーウェアーモードとなり、WinSyslog サービスは起動できなくなりま す。 フリーウェアーモードでは、「インタラクティブ Syslog ビューア」の Syslog メッセージ表示機能のみご 利用頂けます。さらに、表示できるメッセージ数は、最新の 60 メッセージだけになってしまいます。 サービス、アクション、ルールなど、高度な機能を継続してご利用になりたい場合には、WinSyslog の ライセンスをご購入頂く必要がございます。 WinSyslogの価格 WinSyslog の価格は、以下のとおりです。 < WinSyslog の価格表 (1 ライセンスにつき) > エディション UpgradeInsurance 金額 備考 (1 年間) ベーシック ¥12,600(税込み) \2,520(税込み) ログ対象デバイス数:10 まで プロフェッショナル ¥25,200(税込み) \5,040(税込み) ログ対象デバイス数:100 まで エンタープライズ ¥126,000(税込み) \25,200(税込み) ログ対象デバイス数:無制限 UpgradeInsurance は、バージョンアップに対する保証でございます。 こちらをご契約頂きますと、その期間内(ご購入日より1年間以内)に新バージョンがリリースされた場 合に、無償で新バージョン対応のライセンスキーを発行させて頂きます。 通常のバージョンアップ費用が製品価格の 60% であるのに対し、UpgradeInsurance は製品価格の 20% でございますので、長く製品をご利用頂く場合には、大変お得なシステムとなっております。 こちらは、オプションでございます。(オーダーフォームにて「要/不要」の指定ができます。) また、2 ライセンス以上のご購入につきましては、ボリュームディスカウント(以下表をご参照下さい)が 適用されます。 ライセンス数 ディスカウント 2-5 3% OFF 6-20 8% OFF 21-50 15% OFF 51+ 20% OFF WinSyslogのご注文方法 ご製品の注文は、Eメール(宛先:[email protected])にて承っております。 ご注文の流れは、以下の通りです。 <ライセンス情報のお届けまでの流れ> オーダーフォームを電子メールにてお送り下さい ↓ ご注文確認メールをご返信 致します ↓ 請求書をお送り致します(ご希望の場合) ↓ 指定の銀行口座へご入金下さい ↓ ご入金確認後、ライセンス発行 の手配をさせて頂きます ↓ ライセンス情報 をお届け致します ↓ 領収書をお送り致します(ご希望の場合) *請求書、および領収書は、オーダーフォーム内の項目でご指定いただけます。 ◆ オーダーフォーム ご注文の際には、オーダ-フォームにて必要事項をご記入のうえ、 [email protected] までお送りく ださい。オーダーフォームは、ダウンロードファイル内にございます。 また、下記でも入手可能です: http://www.port139.co.jp/order.htm 再販いただく場合など、購入者とは別にエンドユーザー様がいらっしゃる場合には、専用オーダーフ ォームがございますので、こちらをご使用くださいませ。 ◆ ご入金方法 現在のところ、銀行振り込みのみの取り扱いとなっております。 オーダーフォームの内容の確認後、弊社よりご入金口座等の情報を含めたご注文確認のメールを送 らせていただきます。 また、オーダーフォーム内でご指定頂いた場合、請求書を郵送にてお送り致します。 ◆ 納期 なお、誠に勝手ではございますが、ご注文確認のメールに記載されております銀行口座へのご入金 を確認させて頂いてから、ライセンス発行の処理をさせて頂いております。 ライセンスの発行は、ご注文時にご連絡いただいたアドレス宛にEメールにてお送り致します。 ご入金(承認)確認後、ライセンス番号をお知らせするまでには、電信扱いで銀行振込をご利用の場 合は 3 営業日程度、文書扱いでご利用の場合は 7 営業日程度の日数が必要です。 なお再販いただく場合でも、ご入金の確認後にライセンス発行となりますので、ご理解のほど宜しくお 願いいたします。 ◆ その他 現在のところ、日本国内における Adiscon 社製品の販売は、弊社からの直販のみとなっており代理 店等はございません。 (パッケージ化された商品ではございませんので、店頭での販売なども行っておりません。) WinSyslogのシステム必要条件 WinSyslog クライアント とインタラクティブ Syslog サーバーは、以下の環境でご利用いただけます: OS Windows NT 4.0 SP6 以降のシステム (Windows 2000/XP/Server 2003*1 /2008 *2 /7 *3 を含む) ワークステーション、サーバーを問わず メモリ 6MB ハードディスク およそ 10MB の空き容量が必要 必要ソフトウェア インターネット・エクスプローラ 4.01 SP1 以降のバージョン (クライアントは XML を使用します。) クライアントは、インテル・ベースのシステムのみ利用できます。 WinSyslog サービスは、以下の環境で動作いたします: OS Windows NT 4.0 SP6 以降のシステム (Windows 2000/XP/Server 2003*1 /2008 *2 /7 *3 を含む) ワークステーション、サーバーを問わず メモリ 4MB その使用環境により 64MB のメモリ追加を推奨 ハードディスク およそ 1MB の空き容量が必要 サービスはより小さな必要条件で稼動します。最も重要な違いは、サービスはシステム上にインター ネット・エクスプローラを必要としないということです。 *1 Windows Server 2003 には、 WinSyslog 4.2 以降のバージョンで対応しています *2 Windows Server 2008 には、 WinSyslog 8.2 以降のバージョンで対応しています *3 Windows 7 には、WinSyslog 9.2 以降のバージョンで対応しています WinSyslog の機能 サービス ハートビート WinSyslog サービスが稼動していることを通知します。(通知間隔を設定可) Syslog サーバー Syslog サーバーを実行します。 SNMP トラップ受信 SNMP メッセージを受信することができます。 SETP サーバー *1 SETP サーバーを実行します。 MoniorWare Echo Reply MonitorWare Echo Request サービスに対応 (MoniorWare エージェントに関連するものです) アクション データ保存のアクション ファイルログ 受信した Syslog メッセージをファイルに保存します。 データベースログ 受信した Syslog メッセージをデータベースに格納します。 OLEDB データベースログ 生成されたイベントログを OLEDB データベースに格納します イベントログ Windows のイベントログにメッセージを書き込みます。 データ転送のアクション E メール送信 メッセージを E メールで送信します。 Syslog 転送 メッセージが Syslog デーモンに転送されます。 Net Send メッセージが Windows「net send」機能を通して転送されます SETP で転送 *1 メッセージを SETP サーバーに転送します メッセージを実装されたコミュニケーションデバイス(シリアルポート)に送信す コミュニケーションポートに送信 ることができます 内部処理のアクション プロパティの設定 メッセージを編集することが可能です 「使用するルールセット」で選択した以外の、別のルールセットを呼び出すこと ルールセットの呼び出し が可能です ステータスの設定 メッセージに対して、新たにプロパティを追加することができます ホスト名の解決 Syslog サーバーサービス以外のサービスでのホスト名を解決します Post‐Process イベント *2 一度処理されたメッセージを再解析することが可能です。 破棄 メッセージを破棄し、処理を停止させることができます その他 プログラム開始 外部のプログラムを起動させることができます サウンド再生 サウンドファイルを再生させることができます *1:エンタープライズ エディション(1 ライセンス 税込み \126,000)のみでご使用できます。 *2:プロフェッショナル(1 ライセンス 税込み \25,200)、エンタープライズ エディションでご使用できます。 フィルタ機能 WinSyslog では、ルール配下の「フィルタの条件」で設定を行うことで、特定の条件に対してフィルタリ ングを実行することが可能です。 フィルタで使用可能な演算子 AND 全ての演算数が「真」でなければなりません。 OR ひとつでも「真」のものがあるならば、結果が「真」となります。 NOT 演算には、ひとつの演算数しかありません。 NOT フィルタが「真」と評価される場合、「NOT」は「偽」となります。 XOR XOR 演算には、1 つから 2 つのフィルタのみ使用可能です。 フィルタ 一般 ソース Syslog メッセージを送っているデバイスを指定します。 メッセージ メッセージに含まれる文字列を指定します。 CustomerID エージェント毎に設定された ID を指定します。 SystemID SystemID を指定します。 ステータス名および値 「ステータスの設定」アクションに対応しています。 Date/時間 時間 イベントの発生した時間を指定します。 曜日 イベントの発生した曜日を指定します。 インフォメーション ユニット タイプ Syslog Syslog サービスにより作成されたイベントを指定します。 ハートビート ハートビート サービスにより作成されたイベントを指定します。 Syslog ファシリティ Syslog ファシリティを指定します。 プライオリティ Syslog プライオリティを指定します。 Syslog タグ Syslog タグ値を指定します。 SNMP トラップ コミュニティ SNMP の構成要素に対応します。 エンタープライズ SNMP の構成要素に対応します。 属名 SNMP の構成要素に対応します。 バージョン SNMP の構成要素に対応します。 稼動時間 SNMP の構成要素に対応します。 拡張プロパティ プロパティをカスタマイズします。 ファイル確認 指定したファイルが指定の場所にあるかどうか確認します。 システム構成例 イベントログの管理 EventReporter により、Windows のイベントログをSyslog形式のメッセージとして、UNIXベース、また はWindowsベースの指定したサーバーへ送信することが可能です。 また、EventReporter のインストールマシンでテキストファイルとして、イベントログの保存(バックアッ プ)も行えます。EventReporter も WinSyslog と同様に様々なアクションを実行できます。フィルタ機 能もご利用頂けます。 Syslog メッセージの収集・管理 WinSyslog をご利用頂くことで、各種デバイスから送信されるSyslogメッセージを収集・管理することが 可能です。 収集したログは、ファイルやデータベースに保存することが可能です。 その他にも Eメールで送信するなど、お客さまのニーズに合わせて様々なアクションを実行させること が可能です。また、フィルタ機能を使用することで、処理させたいSyslogメッセージを選別することも可 能です。 Syslogメッセージのリアルタイム表示 インタラクティブ Syslog ビューアをご利用頂く事で、Syslog メッセージをリアルタイムで表示・確認する ことが可能です。こちらは、WinSyslog をインストールフォルダに含まれております。 Syslog メッセージの送信元は、IP アドレス、またはホスト名で確認することができます。