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<WinSyslog で利用できるプロパティ値について>
< WinSyslog 簡易マニュアル -その 4> WinSyslog で利用できるプロパティ値について WinSyslog は、「挿入」の表示がある箇所で、プロパティ値を入力することができ、そのプロパティ 値に対応した値を記録(送信)できます。 この機能は、ファイルログに記録するメッセージ内容を変更したりする場合に利用します。 「挿入」をクリックすると、右図のようなメニューが 表示されますので、ここから値を設定することが できます。 設定可能なプロパティ値は、以下の表の通りです: プロパティ 値 内容 一般 ソース %source% イベントが発生したソース メッセージ %msg% イベントログのメッセージ 作成時刻 %timegenerated% WinSyslogサービスがイベントを作成した時間 *1 (デフォルトでは、UTCタイムで記録されます) メッセージが報告された際、発信元が報告する時間 例えば、Syslogの場合はメッセージのタイムスタンプとな ります 報告時刻 (時間は、デバイスに左右されますので、正確でない %timereported% か、またはローカルのシステム時刻と一致しない場合が あります) また、Windowsイベントログならば、イベントログレコード からのタイムスタンプが含まれます *1 (デフォルトでは、UTCタイムで記録されます) 1 イベントのタイプ インフォメーション ユニット タ イプ 1-syslog メッセージ %iut% 2-ハートビート 3-Windows イベントログ 4-SNMP トラップ・メッセージ CustomerID %CustomerID% 全体(General)オプションで指定する値 SystemID %SystemID% 全体(General)オプションで指定する値 Syslog syslog メッセージのファシリティ ファシリティ Syslog 以外のメッセージに対しては、値は設定に基づい %syslogfacility% て提供されます syslog メッセージの severity プライオリティ Syslog 以外のメッセージに対しては、syslog severity コ %syslogpriority% ードに近い値になります syslog タグ値(短い文字列) Syslog タグ Syslog 以外のメッセージに対しては、値は設定に基づい %syslogtag% て提供されます SNMP トラップ バージョン %snmp_version% SNMP トラップのバージョン 稼働時間 %snmp_uptime% システムの稼働時間 SNMP バージョン 1 のパラメーター コミュニティ %snmp_community% SNMP のコミュニティ名 エンタープライズ %snmp_enterprise% SNMP のエンタープライズ OID 属名 %snmp_generic_name% SNMP の Generic トラップの値(Warm Start など) SNMP バージョン 2 のパラメーター Snmp veriable 1 %snmp_var_1% Snmp veriable 2 %snmp_var_2% SNMP トラップで設定されている場合、その値が割り当 てられます SNMP トラップで設定されている場合、その値が割り当 てられます 2 Snmp veriable 3 SNMP トラップで設定されている場合、その値が割り当 %snmp_var_3% てられます 特別な変数 タブ %$TAB% US-ASCII の水平タブ(HT、0x09) 改行コード %$CRLF% 改行 %$CR% US-ASCII の CR ラインフィード %$LF% US-ASCII の LF CR と LF から構成されている Windows 改行文字シーケ ンス メッセージフォーマットの項目には、必要に応じてカンマを入力することも可能です。 それにより、Excel などでログファイルを読み込むことも可能となり、データを管理しやすくなります。 <*1 作成時刻・報告時刻について> これらのプロパティを使用すると、それぞれの時刻がログに記録されますが、その値は UTC を基準としたもの となります。ローカルタイムで記録したい場合には、それぞれの値の代わりに下記の値をご利用下さい: %timegenerated:::localtime% %timereported:::localtime% 3