Comments
Description
Transcript
江戸小紋工房とファッションデザイン研究所見学のご案内
25織商発第44号 平成25年10月21日 組 合 員 各 位 東京織物卸商業組合 総 務 委 員 会 江戸小紋工房とファッションデザイン研究所見学のご案内 平素より組合事業にご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、組合では一日体験見学会として、昔からの伝統工芸である江戸小紋を製造する工房での体 験学習とテキスタイル織物工場での糸繰から製織までの生産過程を見学する研修を開催いたし ます。実際のモノ作りの行程を見学する事で、より一層織物についての理解を深めて頂けるよう、 この機会にぜひ、ご参加くださいますようご案内申し上げます。 記 1.開催日時 平成25年12月11日(水) 2.対 象 者 入社5年目ぐらいまでの社員 3.見 学 先 午 前 午前9時~午後4時(現地解散) ㈱富田染工芸(講義・見学・染色体験) 新宿区西早稲田 3-6-14 ℡ 03-3987-0701 午 後 文化・ファッションテキスタイル研究所(みやしん㈱) (講義・見学) 八王子市北野町 582-11 ℡ 042-645-3050 4.参 加 費 1名 2,100円(染色体験料・昼食代) ※交通費は実費負担になります。 (1,500 円程度) 5.行程予定 9:00 集 合(JR 大塚駅前) 9:30 ㈱富田染工芸 11:45 12:30 八王子へ移動 13:30 文化ファッションテキスタイル研究所 16:00 6.定 員 7.申込方法 昼 食 現地解散 30名(定員になり次第締め切らせていただきます) 別紙申込書に必要事項をご記入のうえ、11月29日(金)迄に FAX03-3661-5430 にてお申し込み頂き、後日、請求書と受講券を併 せてご送付いたします。 8.本件お問い合わせ 総務部=上田・鵜飼 TEL3663-2101 午前の部: ㈱ 富 田 染 工 芸 ( 東 京 染 も の が た り 博 物 館 ) 講義の様子 江戸染小紋体験の様子 東京染小紋の染め上がるまで~ ①型紙の彫刻 ②色糊(いろのり)の調整・・・染め上がりの出来栄えを左右する重要なもの。糊には、地色(生地の地 の色)を染める地色糊と目色(型付けで染める生地の柄)を染める目色糊があります。 ③型付け・・・長板に白生地を張りその上に型紙をのせ、ヘラで糊(目色糊)を置いていきます。型紙の 彫りぬかれた部分だけが染めだされ、生地に柄が染められていきます。⇒体験致します ④地色染め(しごき) ・・・糊が乾いたところで、生地を板からはがし、染料の入っている地色糊を全体に 均一に塗り付け生地の地色を染めます。 ⑤蒸し・・・地色糊が乾かないうちに蒸箱に入れ、摂氏 90~100 度で 15~30 分位蒸します。糊の中に入っ ている染料を生地に定着させるために行います。 ⑥水洗い・・・蒸し上った生地は、糊や余分な染料を落とすため水洗いをします。 午後の部: 文化・ファッションテキスタイル研究所 織物の生産工程 企 画 設 計 原 輸 料 入 紡 績 製 糸 撚 染 糊 縦 糸 整 引 組 製 検 整 加 整 糸 色 付 経 込 織 織 反 理 工 理 操 研究所内の生産工程 講義のあと、工場内を研究所内の⇒生産工程を見学します。 糸繰り機、ワインダー、アレンジワインダー、部分整経機、サンプル整経機、管巻き機、ドビー、ジ ャガード、シャトル式織機、片レピア式織機 など。