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PDF:12.1MB - 道路新産業開発機構
遭略行政セミテ三 2000 ルNE 特集 / 都市圏環状道路新時代 東京 圏 に お ける 3 環 状 道 路 の 整 備 につ い て ………………………… 大 寺 伸 幸 名古屋都市圏の新たな可能性の幕 ㈱ナ 「環状時代」 !………… 近 畿 都 市 圏 の 道 路ネ ッ トワ ーク 整 備 ……………………………… 1 轟部鴇建設霰 6 鼾護 摩鴨公理 13 広島高速道路ネットワーク整備とその効果について………… 精密溜魂 鶴 18 「本州1四国連絡橋公団創立30周年」 を迎えて ……………………… 狡智 鷺霧翻 尼崎訴訟第一審判決をめぐって …………………………………………… 道路占用許可申請手続の電子化について …………………………… 北海道有珠山噴火災害の事例 を参考として 浅 野 直 人 3也 溝 礬 覇繭馨 危機管理体制の充実を目指して …………………………… 24 36 局斜霧 46 讓防 災 魁鷺濕 49 規 制 緩和 推 進 3 か年 計 画 の 再 改 定 につ い て …………………………… 道路局路政課 53 円安全な道路交通環境の整備に関する推進方針」 について …… 岡 山 県 の 「道 路 整 備 に 関す る プロ グ ラ ム 」 …………………………… 県 贈撚 趣耐諜 5 7 軌道の風景④ う だつ を 下 げて ( ? ) しま っ た 美 濃 町 線 (前編) ………………… 桑 田 龍 太郎 65 シリーズ 「道の駅」 錦江湾を望む景勝の地 道の駅 「根占」 (鹿児島県) …………………… 税 所 篤 期 自然を活かして施設を整備 道の駅 「南ふらの」 (北海道) …………… 池 部 彰 時 ・ 時 ・ 時……………………………………………………………………………………………… 70 72 74 東京 圏 の道 路 交通問題) はじめ に ( 一 東京圏における道路交通 の 現状と課題 m k 6 3 2 率 % 備 4 整 7 "I 関東地方建設局道路企画官 れ -- 率 % 備 6 整 9 夫寺 伸幸 藁蒙鬮における3環状道路 の整備に ついて 鬘圓 特集/都市圏環状道路新時代 1 - 最 長 m 4 1 延 k 用第 供 -長 m k 延 2 2 計 2 出典 : ドイツ連邦交通省 出典 :英国交通省 出典先 T ran sp o1t R esearc h La b oratoly 人人 画 率 % 備 9 整 9 -- m k 8 7 2 m k 2 8 2 - 長 延 用 供 l 長 延 画 計 860万人 人口密度 : 2 ,to o人 / k話 首 都東京 を 中心と した東京圏 は、全 国 の約 四% m k o 2 3 率 % 出典 : パリ首都建設局 交通建設部 建設省 の面積 に人 口 の二六% が集 中 し ており 、人 口八〇 長 延 用 供 長 延 画 計 : 8 5 0万人 人ロ密度 : 4 ,4 00人 / km 人 口 〇 万人 以上 の先進 国 の主要都市 圏 の中 では最大 の 人 口 o 人/ 備 整 2 万人 ^ U ll 4 0 長 m k 5 延 o 用 供 1 ロ轆 l長l ロ 延 如 倦 人人 画 5 計 ( ベルリン ) くロンドン》 人 口集 中率 と な って いる。ま た、東京 は海外 の主 要都市 に比 べ、従業 者 が昼間 は都 心 に集 中 し、夜 間 は郊外 に分散 す ると いう 傾向 が顕著 であ る。東 京 圏 には、従 業者 の約 三割 、株式売 買高 の約 八割 、 資本金 一〇億円以上の普通法人 の五割強、外資系 企業 の約 九割 、商 品販売高 の約 三割 が集 積 す るな ど 、人 ・物 が 一極集 中す る構 造 とな って いる。 そ の結 果、東京 区部 の道 路 は、全 国平均 の約 五 世界の主要都市の環状道路の整備状況 (実線部分が供用中) 図 1 くバ リ ) 》 京 く東 皿と 、全 国平均 の約半 分と 、 「 慢 性 的な渋滞 状況」 率 が約九割 に達 した現在 、 これら の高規格幹線 道 路 と 一般 国道 一号 、 四号、 一七号等 主 要な幹線道 を はじ めとす る放射方向 の高 規格幹線道 路 の整 備 東 京圏 の渋 滞 の最 大 の要 因 は、東名 、中央高速 ま た、 閲や夜 間騒音 の環境 基準 達成状 況を みる こと が極 め て困難 な状 況と な って いる。 余儀なくされており、放射方向道路が事故や災害 利 用交 通 の六割 、約 二七万台 の通過交 通 の集中を んや中央 環状線 の未整 備 により、都心 環状線 では、 を呈 し て いる。首都 圏 中央 連絡自 動車道 ( 圏央 道) 路が担う都心に集中する広域自動車交通約 一四〇 と、一都 三県 では約 三割 と極め て低 い水準 にあり 、 環境等 に深刻 な影響 を 及 ぼし て いる。 内 側 の主 要渋 滞 ポイ ント は、約 六 〇 〇箇 所 あ り 、 万台 を捌 く た め の環状道路 が未整備 であ ることが 交 通事 故件 数 も 全 国 の約 四分 の 一を 占 め ており 、 倍 の交 通量を担 い、混 雑時 の走行 速度 は毎 時 一九 全 国 三 二○○箇所 の約 二割 が こ の地域 に分布 し て 挙 げられ る。 沿道 環境 問題と あわ せ深刻 な事 態 と な って いる。 損失 は、全国 一二兆 円 の約 三割程 度 、都内 では約 細 ピ 一 鰡ド 年 一 ・六兆円と試算 され、社会 ・経済 はじめ、交 通 D 図 景 、地理的条件 、制 度 面 で の差 が挙 げら れ る ( 図 比 べ整備 スピ ードが遅 い。原因と し ては歴史的背 に計画 が策定 された ロンド ンやパ リ の環状道路 に 東 京 圏 の環 状 道 路 は、 一九 六 〇年 代 ほ ぼ同 時 期 であ る ( 図 1参 照)。 四〇万人) にお いては、未 だ 二0%と いう低水 準 五〇万人) の七 四% に対 し、東京 圏 ( 同約 二、九 を強化す るため、環状道路 の整備 に伴う 東京 西南 ら、道路 、空港 、港 湾等 の交 通 イ ン フラと の連携 渋 滞 に より 配 送 効 率 の低 下 を 招 いて いる こと か 1 ス数 の約 四割 が存 在 し て いるが、慢性 的 な交 通 い る 。 東 京 周 辺 で は 、 一般 ト ラ ック タ ー ミ ナ ル バ え る貨物 量 の約 九割 はト ラ ック輸送 が受 け持 って 全 国から東京 に輸 送 さ れ てく る年 間 三億 tを超 三 3環状9放射 のネ ット ワーク整備 に配慮 した物 流拠点 の再 配置 が検 討 され て いる。 部 への物 流拠点整備 も睨 み つつ、地 理的 バ ラ ンス リダ ンダ ンシ ーの不足及び 沿道 環境 問題等 速道路 の年 間 の渋 滞量 は、約 二〇万 畑時 にも及び、 ら れ る。交 通 の集 中 や事 故 ・故障 車 によ る首都高 た め、環状道路 や効率的 な交通処 理を図 る自 動 車 排 除し、都 心 へ流入す る交 通 の分散 ・導 入を 図 る 大都市 圏 にお いては、都市部 を 通過 す る交 通を 1 必 要性 及び 目的 四回 に 一回は渋滞 に遭遇す る状況 であ るが、外 か る弊害 と し て、先ず リダ ンダ ンシー の不足 が挙げ 道路 の未整 備 、特 に環状道 路 の整 備 の遅 れ によ 2 2参照)。 で利 用 でき なく な った場合 、代替路線を 選択す る いる 。 世界 の主要 都市 の環状道 路 の整備 率を 比較す る と, ロンド ン ( 圏 域 人 口約 八六 〇 万 人)、 ベ ルリ 3 物 流 当該 地域 の道路交 通渋滞 により年 間 に発 生す る ン ( 同約 四 一〇万人) が概 ね完成 、 パ リ ( 同約 八 箕 9 も 皺 嵩 讐鰍 幽 睦 ご / l 5 錯 纈 2000.6 道行セ 1990 1980 1970 回 薇 グ 典 鰄 圓 ︲ i } 年 3 :1 ら か " 工 着 一 - iL L " 0 整備率 ㈱ 世界の主要都市の環状道路の整備スピード 専 用道路 など、機 能 的 な道 路交 通ネ ット ワー ク の 2 整備状況及び当面の整備方針 ー クは、 一九 五0⋮六〇年 代 に調査 され、 一九 六 当 面 の整 備方針 と し ては、整 備率 が約 九割 の放 湾 アク アライ ンを含 めた環状道 路 の整備 率 は、前 述 したと おり 、未 だ 二割 にとどま って いる。 埼 玉県区 間 の約 二〇 如 の完成 を みたも のの、東 京 七年 の第 5次 道 路整 備 五箇 年 計 画 にお いて、 「3 射方向道路 を効率 的 に運用す るた め・擬似的 な環 首都 圏 の骨 格 とな る自 動車専 用道路 のネ ット ワ 東 北、常磐 、東 関道 の国幹道及 び主要 な 一般 国道 環状 9放射」 のネ ット ワーク シ ステムと し て の位 状道 路 の早期 形成 を 目指 し ており 、新道路整 備 五 整備 が急務 であ るo など の放射方向 道 路 と中央 環状線 、外 か ん、圏央 置 づけ がなさ れた。 調査 開始 から半 世紀を経 て、 9放射道 路 に つい 箇年 計画 にお いては圏央道 西側区 間 、外 か ん の東 具体 には 、都 心 に集 中 す る東名 、中 央 、 関 越 、 道 の三 リ ングを重 ね合わ せ る こと により 、そ れぞ れ の放射 方向 道路 間を自 在 にト ラバー スさ せ、都 側区間、首都高速道路中央環状線 の首都高三号線 中 ては概ね整 備 目標 が達成 さ れたが、環状道 路 にあ 済 心 に起終 点 を持たな い交 通 の転換 を図り 、交 通 の 中 以北区間 は次期 五計内 の供 用を 目指す ことと し て に 城 全 に び び 赫市締 恥野繊 ) m k 0 0 3 ± L ( 中 っては、首 都高速道 路中央 環状線 の東 側区間約 二 関物 連 流 端 国広 通 交 る す 圏 通 及並 首 る通 ◎す交 都交 風詑港 鰤 蹴 中 集 嫌 に 聡麺 心 都 鰊 轆 ◎ 棘概 鷲 ん純 道 央 圏 心地 都業港 ◎ 工空 e八業 ら と か 帯 約内 風物 御節睦 露 陸 翻叉成 , 域 地 心 都 副 , m k 8 約 ら ア か リ 心 エ 都 イ ◎ ベ 燧 路 薑 峡憊 燃卷 線 汲 円滑化 を図 る必要 があ る。 点 拠 び 及 域 地 市 都 る す 絡 連 通 交 つ 持 け 受 圏 いる 。 交通特性 犬 圏 環 名 表 図4 東京圏の自動車専用道路ネットワーク 〇 虹、外 かん の埼 玉県区 間 の約 三〇 如、圏央道 の 図 3 環状 9 放射のコンセ プ ト 3 ・ 2 道 律 3 整備 効 果 ( あとがき にかえ て) 環状道路 の未整 備等 による都市と し て の基盤 の 不備 は、諸活動 への弊害 のみ でなく 、物 流を はじ め高 コスト構 造をも たら し、国際競争 力 の維 持 と い った観点 からも 深刻な事態 を招 いており、ビ ジ ネ ス の み で な く 観 光 や コ ン ベ ン シ ョ ン の面 で も 国 際都市東京 の魅力 の低 下を 顕在化 させ て いる。 疑似 環状) の整 備 に必要 な概算 当 面 の3環状 ( 事業費 は、約 四兆円と見 込ま れ て いるが、疑 似環 状 の整備 が図ら れた段 階 では、圏央道内 側 にあ る 主要渋 滞 ポイ ント約 六〇〇箇所 のう ち、約 六割 の 解消 が図 ら れるほか、走行 時 間 の短 縮等 によ る直 接 的な効 果だけ でも 、年 間約 二兆円と試算 され る。 ふ ら かむ 道望 孃 関青 圏中央 「鶴ヶ島 J C T 」 (埼玉県鶴ケ島) 燕 写真 2 加え て都市防災 に必要 な空 間 の確 保 や エネ ルギ ー、情報 ・通信施設 など の公 共 ・公益施設 を包含 す るな ど 、成 熟 す る都 市基 盤 の構 築 のた め にも 、 集 中的な投資 により、喫 緊 の課題 であ る東京 圏 の 外かんの環境施設帯 (埼玉草加市) 写真 1 3環状道路 の重点 整備 に努 め て いく ことと し て い る。 緑豊かな外かんの環境施設帯は 「安全 ・安心」 な通学路として 機能 (平成mo年3月 鵜t述 つくば市 つくば市 つくば市 奪 熱‐ 繋 。 朧蝉 榊礎 木更津 市 ‐ アライン 整備状況 :放射鰯割、環状 2 割 渋滞状況セ圏央道内側の 主要渋滞ポイントは 約 6⑲◎箇所 灘三京浜 湖岸翹酪 効果 :直接効果 約2 兆円/年 圏央道内側の主要渋滞 ポイントは、約 6 割解消 効果 "直接効果 約 4 兆円/年 土地の流動化による 経済波及効果 "約2 兆円 土地の流動化による 経済波及効果 "約 6 兆円 圏央道内側の主要渋滞 ポイントは、概 ね 解 消 整備方針 渋滞による損失額 全 国も約 12 東 京 圏 :約 3 .4 兆 円 / 年 n整備率約9割の放射方向道路を 効率的に運用 東京 都 "約 1おけ& 円 / 年 藺圏央道西側区間、外かん東側区 兆円 / 年 、 図5 第三束孫 東京圏の環状道路の整備方針と効果 間、首都高速中央環状線の3号 線以北区間の整備を行い、擬似 的な環状道路を形成 直接効果 "走行時間の短縮、走行経費の減少 及び交通事故の減少の便益 土地流動化による経済波及効果 : 用地補償費が不動産購入、建築物 の新築 増改築等に使われることに よる生産誘発効果 ノ ′ にく くくO A・ =ミ 知を \ / 鬮 冒 特集/都市圏環状道路新時代 案。 さら に第 め次道 路整 備 五箇年 計画 の策定 に併 箋 安 心 し て住 め る国土づくり を着 実 に推進 し て いる せ、名古屋都市圏における自動車専用道路網計画 現状道路計画 名古屋都市圏 の健全な都市形成や道路交通渋滞 2 を策定 したと ころ であ る。 と こ ろ であ る 。 中部地方建設局道路部 環状時代﹄′ 癰古塵都市圏の新た轢可能性の幕開け ﹃ 一 はじめ に こ こでは、来た る 二 一世紀 に向 け、名古 屋都市 圏 におけ る健全な都市形成 や発 展 のカギを握 る環 二 一世紀 を 目前 にし て、我 が国 の社会 ・経 済を 取 り巻 く 状 況 は大 き な 変 革 期 を迎 え ると と も に、 状道 路 の計 画 に ついて紹介す る。 三 名古屋都市圏の環状道路計画 社会 ・経 済 シ ステム の改 革 が求 められ て いる。 こ れら に対応 す るた め には、経済構造改革 を遂行 し、 屋市を中心と し約 一0 こ のた め、人中心 の安全 で活力 に満 ち た、社会 、 名 古 屋 の周 辺 三 ○ 蹴5 四 ○ 如圏 に位 置 す る愛 四○ 蝿圏 に位置す 一五 如圏 に位 置す る 「 名 1 古 屋環状 二号線 」及 び約 三○ 緩和及び環境改善などに資する環状道路は、名古 あり 、とり わけ、生活 にも っとも密着 した社会 基 名 古 屋都市 圏 の環 状道 路 の計 画 は、昭和 三 〇年 図 1)。 東 海環状自 動車道」により構成 される ( る「 国際競争力に耐えうる社会基盤 の構築が不可欠で 盤 で、 か つ社会 、経 済 、生活を支え て いる道 路整 代 に○ サを基 本とす る計画 が立案 された。 こ の計 知 ・岐 阜 ・ 三重 三県 の豊 田市 、瀬 戸市 、岐 阜 市 、 鮴 経 緯 備 により 、地域経 済 の活 性化を 図 る こと が重要 で 画 は 、 名 古 屋 環 状 二号線 の,○ ‘と 名 古 屋 都 市 高 速道路 の,サ‘部分 を基本 と した計画 であ った。 そ の後 のモー タリゼ ー シ ョンの進 展 への対処 と 大 垣市 、 四日市市等 の諸都市 を連 絡 し、東名 ・名 ︻ 東海環状自動車道︼ 経 済、生活 を実 現す るため 「 新道 路整備 五箇年 計 名古屋都市圏 の健全 な都市 形成 を 図 るた め、昭和 神高速道路、中央自動車道、東海北陸自動車道や あ る。 画」 に基 づき 、新 たな経 済構 造 の実 現 に向 けた支 五 ○年 代 の後 半 には東海環状自 動 車道 の計画を 立 6 セ 援 、活力 あ る地域 ・都 市づくり、生活環境 の確保 、 第 二束名 ・名 神自 動車道 など の高速道 路 と 一体 と 六 0 mを基 本 にした陸 な昭和 4 5年 海 上部 の都市 計画決定 7年 陸 上部 の都市 計画変更 ・昭和 5 ︿ 進捗状況﹀ 四車線整 専 用部 "全 長 六六 皿 の内 三七 虹が供 用済 ( 約五 六%) 一般部 ⋮全 長 五九 如 の内 四八 如が 二 備済 ( 約八 一%) 7年 北回り区 間 ( 昭和 5 東名 名古 屋 IC 東名 阪 (L = 清 洲東 IC ( L= 三 ・二皿)暫定供 用開始 ⋮名 港 西 大 橋 関 連 区 間 名古 屋西 IC) の整 備計画 決定 0年 海 上 部 昭和 6 3年 名 古 屋 西 J C T 昭和 6 八 ・五皿)間が東名 阪自 動車道 と し て供 用開始 ・0虹)供 ・二 如) 島 JCT間 の基本計画決定 2年 名古屋西 JC T 飛 ・平成 1 社 JC T の整備計画決定 0年名 古屋南 JC T 上 ・平成 1 束名 ・名 神)と し て供 用開始 間が伊勢湾岸自動車道 ( 第二 島 J C T (L == 0年名古 屋南 JCT 飛 ・平成 1 社 JC T間 の基 本計画 決定 ・平成 9年 名古 屋南 JCT 上 用開始 月 I C (L = = ・平成 5年 東名名 古 屋 IC 勝 如)供用開始 平成 3年清 洲東 IC 勝川 IC間 ( L =八 ・七 命 榊 簿 図 7 道イ テセ 2000.6 な って、広域的 な環状ネ ット ワークを形成 す る延 長約 一六 〇 如 の環状道路計 画 であ る。 土岐 瀬戸、 経緯﹀ ︿ 8年東海環状都市帯整備計画調査 ・昭和 劫 5 2年高 規格幹線道 路 に指定 ・昭和 6 関 ( 事業化)、 2年豊 田 四日市 ( 事 業化 ) ・平成 元年 土岐 北勢 北勢 ( 着 工準備) ・平成 6年 関⋮養 老 ( 事 業 化 )、 7年 瀬 戸 0年 養老 ( 事 業化 )、 1 一五 皿圏 に位 置す る 2年豊 田東 ⋮美 濃関 ( ・平成 1 有 料事業化) ︻ 名古屋環状 二号線︼ 名古 屋市 を中心 に約 一○ 延長約 六六 如 の環 状道 路 の計画 で、放射 状道路 や 名古屋都市高速道路と連絡する事により名古屋都 市 圏 の流出 入交 通 の分散 を図 るととも に都市内 の 交 通混雑緩和 を 図 る路線 で、 一般部 の 一般国道 三 3 4年 幅 員 五0 〇 二号と自 動車専 用道 路 の複 断面 で構成 さ れ て い る。 経緯) ︿ ・昭和 “ 上部 の都市計画決定 9年 環状線全 線 が 一般 国道 三〇 二号 に路線 ・昭和 4 指定 され る。 東名名古屋 IC 東名 阪 ・昭和 3 5年 北回り区間 ( 名古 屋西 IC) が国幹 審 の基本計 画区 間 に決定 多治見 しかしな がら これら の諸都市 は、個性的 な産業 存 度 が特 に高 く 、ま た放射 状道 路 の整 備 に対し環 名古 屋都市 圏 は三大都市 圏 の中 でも自 動車 の依 ⑭ 名古屋都市圏の交通特性 立地を背 景 に自 立性 が強 い反面、都市 間相 互 の連 状方向 の道路整 備 の遅 れ により 、東 西交 通 が都市 れ て いる 。 ○ 名古屋都市圏の都市構造 携 は希 薄 であり 、都 市圏 の広 がりも名 古 屋市を 中 三 名古屋都市圏の現況と課題 名古 屋 都市圏 は、太 平洋 ベルト地帯 を中 心と し 圏 に流入す るなど 、都市圏 流出入 の約 四割 が通過 交 通とな って いる。 これら により都市 の中心部 で 心 に周 辺 に拡 大す る方向 にあ る ( 図 2 ・3)。 した 地 , 鬘鰺平成2年までに拡大 人□集中 区 たきわ め て強 い東 西軸 及び 日本海側 と の南 北軸を 基幹 と し、我 が国 の基幹 産業 であ る輸 送機粋 は通過交通と発生集中する交通により渋滞が各所 で発生 し、都市内 の走行速度 の低 下 や沿道 環境 の 結 東 大 一^ 銀適 剛バス 剛自動車 圓徒歩 r を 鞭 悪化 などを引 き起 こし て いる ( 図 4 ・5 ・6)。 を中心 と した製 造業 、地域特性 を活 か した し を 誕雰 ま 区 年 で鍬 以 嚼地 ◎ 鞠. 方 市 < > 昭和45年までの人。漿中地区 燭 25 3 能 ツク ス、繊維 など の産 業を擁 した諸 都市 が" 四○ 如圏域 に分散 し、 癪 上 以 0 0 0 OF 0 0 1 5 知的 約 3 大都市圏の代表交通手段の比較 図4 30 20 10 Wし 28 。癈薇窪 翼 / : 、圏 80 90 loo(% ) 70 60 S0 40 0 を中心 と した三 ○ 憐 薹 2000. 道々テセ 8 D ID 地区の広がり 図3 名古屋都市圏の構造 図2 人口築中地区(D ID)の変化 落 者8 べき渚 ト の き,さぞ 滋 養き ざ 弁 き 機 類 鱒で 鱗 務 無 忽機 絲 騨 綣薄 一服“郷 が整備され放射道路を中心に現在、全体計画 の約 と 、名 古屋都市圏 の交通 需要 に対応す るた め道 路 ら 首 都 圏 と 近 畿 圏 を 連 絡 す る東 西 交 通 への対 応 名古 屋都 市圏 の道 路整 備 は、 そ の地域的条件 か ⑩ 名古屋都市圏の道路整備の現状 東海 環状内 側)﹀ ︿ 構想 コンセプト ( 8 )0 動車専 用道 路ネ ット ワー クを基 本と し て いる ( 図 を確保 す るた め 二環状 一○放射 から構成 さ れ る自 地 域 半 日交 通 圏」 名 古 屋 都 市 圏 にお いては 、 「 ④ 名古屋都市圏の道路整備構想 的 な発 展を支援 す る。 ず 速 監督 " 図 RU 確 保 され、競争 条件 の均衡化 を図り 、地域 の自 立 た周辺諸都市 の地域 間交流 ・連携 のた め の基盤 が これら の整 備 により 、大都市 名古 屋を 中心と し 時間以内で連絡 ・東海 環状自動 車道内 の拠点 相 互を概 ね 一 ・五 一時 間以内 で連 絡 ・名古屋市内から東海環状自動車道 の拠点まで 六割 が完成 し て いる。 一方 、環状道路 は現在 二割 の完成 で、放射道路 に比 べ著 しく整備 が遅延 し て おりそ の機能 が十分 に発揮 さ れ て いな い状 況 であ る ( 図 7)。 環状道路の整備状況 (平成11年) 図7 名古屋市内の旅行速度の推移 図5 名古屋市圏の交通流動 図6 l8‐4 2を6 2義6 道行セ 2000, 四 環状道路 の整備効果等 ○ 通過交通の排除 環状道路 の整備により名古屋都市圏に流入する 通過交通を 迂 回さ せ る こと により渋滞 ポイ ント の 解 消 ・緩 和 や都 市 の交 通 環 境 の改 善 を 図 る ( 図 万台 / 日を約 七 ○% (一七万台 ) に減 少 、名 形成 が可能 とな る。 ト ー五 〇 ヵ所 の解消 ・緩 和 により健全 な都市 ・東海 環状自 動車道 の内側 に在 す る渋滞 ポイ ン 圏 の災害 時 におけ る緊急輸送 "路 や集 中 工事 時 の迂 六 〇万 国 の燃料削 減 が期 待 でき るととも に、都市 率化が図られ東海環状自動車道整備により年間約 !戯 範 けぱ 回路と し て の期待 も大 き い。 これら渋 滞 の解 消 ・緩和 により エネ ルギー の効 ' ′ ◎ ザノ \ど心 ^ U 図 0 2000.6 道行セ 鰔 讓繊麗 洲 QJ 図 ◎ 解消 ・緩和される渋滞ポイント な るo 孫絹環状自動糖筵 図椚 ・ 入 ・出 す る交 通 の混雑緩和 が可能 とな る ( 道路 で迂 回、導 入分散 す る事 により 、都 市 圏 へ流 放射状道路から都市圏に流出入する交通を環状 @ 分散導入効果 ( 港 湾 、空 港 、 ト ラ ック タ ー ミナ ル) と 諸都 市 及 短 縮 し、都市 間連携 を促進 す るととも に物 流拠点 環状道 路 の整 備 により都 市 間相 互 の時 間距離 が ③ 地域間の所要時間の減少 図 解)。 増 加をも たらす ことが期待 さ れ る ( 三重 )地域産 業 に年 間約 八、 00 0億 円 の生産 額 愛知 、岐阜 、 これら物流効 率化 により東海 三県 ( ④ 地域経済に与える影響 図13 図11 環状道路の機能 図12 環状道路の機能 ! が ず 癈準ぜ ミ 臟圓 鬮鬮鬮鬮鬮醐^ 鬱 ず “ "“報ぜ≦三塚 選さき で ゞ ◎ 各種プ ロジ ェクトの支援 図 捲)。 され て いる ( ェクトを支援 し地域活性化 を促 す道 路と し て期待 プ ロジ ェクトが展 開 され ており 、 これら のプ ロジ 本 国際博覧会 など のプ ロジ ェクトが進 展さ れ て い る。また 、沿線 諸都市 では物 流 、学術 研究 など の 名古 屋都市 圏 では中部 国際空港 、 200 5年 日 図14 “ 蟻榊騒げ び物 流拠点相 互を直結す る こと により物流 の効率 図 倦)。 化 が期待 さ れ る ( 國圏開通後の所要時間 薹圓現在の所要時間 go (醸 分散導入機能 " バイパス機能 都心に起終点を持たない通過交通をバイパス させ、 都心の交通混雑を緩和する機能。 圏霊園 道ガ テセ 2000 , 状自動車道 票海環 き\ 半田市 図 15 五 おわりに これら環状道 路 の整 備 は通過交 通 の排 除 ・分散 導 入 や地域 間 の時 間距離 の短 縮等 により 、交通 や 都 市 環境 の改善 はも と より 、活力 あ る地域 づく り を支援 す るなど 、 二 一世紀 の名古 屋都市 圏 に新 た な可能性 をも たらす都市基盤 と し て大 いに期待 さ れ て いる。今 後とも名古 屋都市 圏 の活性化 に向 け、 環状道路 の整備促進 や、 そ の効 果を より着 実 に発 揮出来るよう各種施策 の展開に取り組む次第 であ る。 2000,6 道分 子セ ノ2 ゼ ミ ミ ーメ 1 ・ ※ 團 " な り! 呵 1 山 う ^ 緘 中中 業整 日本道路公団関西支社 /!\ “戒 め 、Y ! \ 鞭g ‘ 、 未 道行セ 2000. 鬮圓 特集/都市圏環状道路新時代 \ !! / き \% / , / 杁 ブ 近畿都市圏の道路ネ ット ワーク整備 一 はじめに 近畿 圏 には、首 都圏 や中部 圏と 同様 に、人 □や 都市機能 が集 中し て いるた め、各 都市 圏 及び都市 圏間 では依然 とし て交 通混雑 が多発 し て ぃる状 況 産業 の進 展、魅力 あ る国際 文化 都市 づく り のた め にも 、各 都市 圏内 や都市 圏 間を 相 互 に結 ぶ新 たな 高規格幹線道 路等 の整 備 が望ま れ て いると ころ で あ る。 現在 、 近畿 圏 の高 規格 幹 線 道路 網 に ついては、 長期的 な整 備 目標約 一、六 〇 〇 如 のう ち 、整 備率 い Yt i \ ℃ \ モ ノ yれ 近畿圏における高規格幹線道路の整備状況 図 1 は約 六割と な って いる ( 図 -)。 日本道路 公 団 では、近畿全域 にお いて事 業 を展 開中 であ るが、今 回 は特 に、近畿 都市 圏 におけ る、 ※高速自動車国道の整備計画区間は事業中としています 。 以 下 のよう な高 規格 幹線 道 路等 の事 業 に ついて、 路 のバイ パ スとなり 、京都都市 圏 の環状機能 に寄与 す る第 二京 阪道 路 の整備 状機 能をもち、拠点 都市 の連携 強化を 図 ると ④ 京都 、奈 良 、和歌 山を結 び近畿都市 圏 の環 に 寄与す る京滋 バイ パ スから大 山崎 JCT間 とも に国道 二四号 の渋 滞緩和 、走行時 間 の短 ・京・ 8南 部 軍す るととも に 8= と、 を文 発揮 都 地域 の活性ヒ 化 の整備 それぞ れ の事業実施状況を紹介 す る。 ① 神 戸と 大 津 ・名 古 屋 方 面 を結 び近畿 圏 の、 さら には 日本 の社会 ・文化 ・経済 の発 展 に大 通 開 中 備 盤 び 及 国 計 平成10年3月現在 縮など地域 の活性化に寄与する京奈和自動車 道 の整備 例 凡 噸 ビ 近畿圏における主要工業団地 図3 活力ある近畿を目指して - 近畿道ビジョン - ※出典 ③ 京都 と大阪 を結び、京 阪 地域 の交 通混雑 の 図2 近畿圏における渋滞箇所 緩和と沿道 の環境改善及び地域整備 の促進等 1 ⑭ I主翼渋滞ポイント l 黛園 都 市 圏 l きく寄与す る第 二名神 の整備 ② 大阪と京都 ・名古屋方面を結ぶ名神高速道 / 、 イ. ポ 滞 渋 )く濡ポイン ト = 約4 80箇所) 〉 関係機 関と 調整を 図 って いく。 用地買収 を行 っており 、引続 き早期整 備 を 目指 し 発促進、観光開発等 の地域活性化に寄与する道路 般 国道 二四号等 の交 通混雑 の緩和 、沿道 地域 の開 畿都市 圏 の環状道路 と し て機能す るととも に、 一 号の交通混雑 の緩和や関西文化学術研究都市間の れ るととも に、 一般 国道 二四号 、 一般国道 一六三 こ の京奈道 路全 通 により、京都 と奈良 が短絡 さ 業 を進 め、平成 三 一 年 四月 一六日 に開通を 迎え た。 アクセ ス性 が向 上す る ことと な った。 であ る ( 図 7)。 五 京奈和自動車道 の整備 山 田川間約 一四 皿 京奈道路から西名阪自動車道までは、平城京跡 そ のう ち、京奈 道路 は城陽 が平成 五年 三月ま でに開通 したが、残 り の山 田川 京奈和自動車道は京都市から奈良市を経由して 〇 皿 の高 規格幹線 道路 であ 和歌 山市 に至 る約 三 一 付 近を 通過す るた め慎重な調査 が必要な区 間と な ご協力 を お願 いす ると ころ であ る。 を進 め てま いる所存 であり 、関係各位 のご支援 と 路制 度 を活 用 し て近畿 圏 の道路 ネ ット ワー ク整 備 とも、地域 の皆様 のご意見を 踏まえ つつ、有 料道 て いく こととな る。 日本道 路公 団と し ては、今 後 極 め て大きく 、活力 あ ふれ る近畿 の創 出を支援 し 進 展等 を図 る上 で不可欠 であり、 そ の整 備効 果 は 紀 におけ る快適 で豊 かな居住 環境 の実 現、産業 の 近畿 圏 の高 規格幹線道 路網等 の整備 は、 二 一世 六 おわりに 要 と な って いる 。 向 けた有 料道 路制 度 の活 用等 に ついて の検 討が必 調査を行 って いる区 間 があり 、今後 は早期整 備 に 間、用地買収 を行 って いる区 間及 び測量 調査等 の 業 が進 めら れ て いる。 工事 を全 面 展 開 し て いる区 いては全線 が都 市計 画決定 さ れ、建 設省 により事 って いる。西名 阪自 動車道 から阪和自 動車道 に つ 木 津 間約三 虹を建設省 と 日本道 路 公団 により事 開 事 り、西名阪自動車道、阪和自動車道等と連結し近 L =7 0 獅 1 薑 2年 4 成 1 月倦 日開 L=3 0 補 京祭和自動車道 ( 京奈道路) 禰 廟 神 . 戸 川 吉 京奈和自動車道の位置図 図7 鬮圓 特集/都市圏環状道路新時代 麗釀釀癩釀釀麗釀穰釀麗麗騒釀釀釀釀釀釀釀釀鬮 釀圓 広島高速道路公社企画調査部企画調査課 広島高速道路ネ ット ワーク整備と その効果に ついて てき て いる 。 広島市は中国四国地方 の中枢都市として拠点的 の都 市 機 能 を よ り 高 め る た め 、 都 市 交 通 の高 速 れ ており、中国 四国地方 の中枢 都市 であ る広島 市 そ の 一方 で、都市内 の主要幹線道 路 は整 備 が遅 か つ先導 的 な役割を担 って いる。しか しな がら都 性 ・定時性が確保 できる自動車専用道路網 の構築 車 道 な ど の国土 開 発幹線 自 動車 道 の整 備 が進 み、 は、中国自動車道 ・山陽自動車道 ・中国横断自動 こ のよう な状 況 のな か、広島市 周 辺部 にお いて り広島高速道路公社を設立した。現在、広島高速 て平成九年 六月 、広島 県 ・広島 市 の共 同出資 によ 方 式 を導 入す る こと で合意 し、そ の整 備主体 と し 率 的 か つ早期 に整 備す るた め、指定都 市高速道 路 讓 ク ※高速道路上で到達できる範囲を示す 一 は じめ に 心部周辺地域での急激な市街化 の進展及び地形的 が急 務とな って いる。 建設省 、広島 県 及 び広島 市 では、 こ のよう な状 な要因などから商業施設等が都心部に集中集積し て いるた め、都 心 及び都心 部 入り 口付近 で慢性 的 ま た、市 街 地 の拡大 に対 応した都市 部 周辺 の放射 道 路 の整 備 に着手 し て三年 が経過す ると こ ろであ 況を踏まえ、広島都市圏の主要な幹線道路網を効 道 路 に ついても 、国道 二号 西広島 バイ パ ス ・国道 るo な交通渋滞 が発生 し て いる。 三 一号広島呉道 路 の供 用、国道 二号東広島 バイ パ ス の整 備 と い った よう に、着 々と計 画 が進 められ 広島ICから1時間国内 鱗雲 * *… 供用中の高速道路 豊= =踰 二 広島高速道路 の概要 現在 、名古 屋市 、福 岡市 と 北九 州市 、及 び広島 市 で整 備 さ れ て いる指定都市 高速道路 とは、人 口 五〇万人以上 の政令 で定 め る都市 にお いて のみ事 \ ︲ 路 道 速 高 島 広 ‘︲︲・・.・.・ @ の ◎ の @ 彌 臟 艫 囃 l l m ︲ 例 ● 綿 潴 函 計 凡 本 基 醐 脚 . 一 ′/︲ ' ′ / !′ ′ /′ M 業 が実施 でき るも ので、都市 圏及び そ の周 辺地域 シ 中国横断自動車道 〆\ /\ / の複数 の自動 車専 用道 路 を 一つの道 路網 と し て整 備 す るも のであ る。料金 プ ー ル制を と るた め、料 金 格差 の回避、無 料解 放時期 の差 の回避、道路 網 全体 の早期整 備 が可能 とな る メリ ットがあ る。 こ の指定 都市 高 速 道 路 であ る広 島 高 速 道路 は、 都市内交通に密接に関連する七路線から構成され ており 、基 本計 画路線 と し て、 四路線 が広島高速 道路 公社 の定款 に定 めら れ て いる。 これら 四路線 は平成 二〇年代 初頭 ま でに段 階的 に供 用を行う 予 定 であり、残 り の路線 に ついても計 画熟度 の高 ま り に応 じ て整備 に取り組 む 予定 であ る。 現在 は、早期整 備を図 る四路線 二七 ・一皿を整 備計 画路線 と し て、建設大臣 の事 業許 可を得 て整 備を進 め て いると ころ であ り 、ま た、今年 度新 規 事業採 択 された 一路線 に ついて、事 業化 に向 け諸 準備を行 って いると ころ であ る。 近 から山陽自 動車道 広島 東 ICま で の延伸 に つい て、平成 一〇年 代半ばを完成 目標 に整備中 であ る。 広島高速 二号線 本路線 は、高速 一号線 と高速 三号線 を結 ぶ周 辺 2 ( 東 区福 田町,東 区温品 二丁目間約 六 ・五畑) 市街地環状型道 路網 の 一部を構成 す る路線 で、平 ( 東 区温品 町j南 区仁保 沖 町間約 五 ・九 畑) 高速 一号線 は、広島 市北東 部地区 の主要幹線道 成 = 年 度 に新規着手 と な った 。 一部区 間 で平 面 広島高速 一号線 路 と し て、 こ の地域 の交通混雑 の解 消と山陽自動 街路を併設した全線高架構造であり、平面街路併 1 車道広島 束 ICから広島市 中心部 へのアク セ ス道 を進 め て いる。今年度 は詳細設計 の実施ととも に、 設区 間 にお いては既 に広島 県 ・広島市 が用地買収 東 区馬 木 町 た安 芸 府 中道 路 ( 高架道 路単独区 間 の用地買 収 に着手 し、平成 一〇 路 と し て整備す るも のであ る。既 に供用 さ れ て い を平成九年 一〇月に広島県道路公社から取得する 年 代後 半を完成 目標 に整備 を進 め て いる。 東 区 温品 二丁 目) 形 で管 理を開始 し て いるほか、現在 は馬木 IC付 広島高速道路 概要図 図2 “\ \'、 → “増 \ き れ こ ねな ′ # 〆. でも L “ # 3 広島高速三号線 ( 南 区仁保 沖 町, 西区商 工センタ ー 一丁目間約 九 ・八 m) 安 芸郡海 田町 から廿 日市 市 ま で の臨海 部 の東 西 軸 と な る広島南道 路 の 一部 で、自 動車専 用道 路部 分を受 け持 つのが高速 三号線 であ る。 こ のう ち I 期区 間 二 ・六 皿に ついては、整 備完 了 により平成 三一 年 三 月 一九 日 に供 用 開 始 を し た 。 亞期 区 間 七 ・二皿 の整備 は、建設省 及び広島市 で施行 中 の 平面街路 におけ る用地買収 の進捗を見極 め、効率 的 な時期 に事業着手す る予定 であり 、平成 二〇年 代初 頭 の完成を 目標 にし て いる。 田 / " \ 遜麓 笈藩 ・田 \ ^ /‘ . し /\ / 2000,6 道行セ 20 広島高速 3 号線 (広島南道路) 路線図 図5 広島高速 3 号線 宇品大橋 写真 1 J 広島高速 2 号線 R 山陽本線交差部付近 図4 広島高速四号線 西風新 都」を支え る根幹 的 な都市基 盤施 設 で る 「 本路線 は、人 口 一〇万人規模 の新 たな都市 とな 用 開始 の予定 であ る。 三 基本計画準備路線 東部線ー期区間 基本計画四路線 のほかに、基本計画準備路線と ( 東 区温品 町,東 区 二葉 の里 三丁目間約 四獅) 四 ・九 如 のう ち、約 三 ・九 皿はト ン し て東 部線 I期 区間 があ る。 こ の路線 は高速 一号 2! 道チ テセ 2000.6 ( 西区中 広 一丁目; あ るととも に、 山陽自動 車道 五日市 ICと広島 市 ネ ル構 造と な って いる。現在 はト ン 線と都心部を接続し、都心部 山陽自動車道広島 中心 部を連絡 す る路線 であ る。全 線 四七 六 m) ネ ル工事 及び太 田川橋 梁 ( 0 0 0 0 線 路 酎 按 画 計 広島高速道路整備構想 図7 東 IC間 の時 間短 縮 、温品 ・中山地区 の交 通混雑 鰊 路 道 速 高 島 広 囲 m岬 1 m1 1 酬1 コ ニ 酬ニ 綬 線 中線 路 路中 路 画 画 用菓 画 計計 本 備 供群 計 基 整I I 凡 例 高速3号線 (広島南道路) 安佐南 区沼 田町大塚間約 四 ・九 m) 工事 を実施 し ており、来年 中 には供 広島高速 4 号線 路線図 図6 1 ′會\ 広島高速4号線 (広島西風新都嬢) L=約49m … 年 三月 三 一日に都市 計 画決定告 示 さ れ、平成 三 一 の解 消を 狙 い計画 さ れたも のであ る。平成 = に ついては高速性 ・定時性 な ど で大き な効果 が上 備 が完 了す ると、主 に周 辺市街 地 から の流入交 通 在進 め て いる広島高速道 路 の基本計 画 四路線 の整 年 度 に新 規事 業採 択 さ れた。 現在 は整 備計 画 に組 み が るも のと期待 され るが、 これ に基本計 画準備路 環状自動車専用道路網が、広島都市圏を 一極集中 線 と構想 三路線 の整備 が加 わ る こと により、 こ の 入 れる べく諸準 備 を行 って いると ころであ る。 四 広島高速道路 のネ ット ワーク構想 型 から多 心型都市構 造 へ転換 させる上 で の大き な 例え ば、広島湾臨 海 部 にあ る芋 品 ・出島 沖 地区 整 備 中 の四路線 と基 本計画準 備路線 に加え るも 線 □期区 間 ( 仮称) は都心 部と高 速 四号線 の間を に つ い て は 、 メ ッセ ・コ ン ベ ン シ ョ ン施 設 や 海 の 役 割を 果 た し、都市活 動を支え るた め の重要な施 接 続す るも のであ り、 こ の路線 により都市 圏 北西 玄 関 にふさわ し いター ミナ ル機能 を有 す る広域拠 仮 称 )、南 北線 ( 仮 のと し て、東 部 線 n期区 間 ( 部 と東 部 地区が結 ば れると、自動車 専 用道 路網 の 点 の 一つに位置 づけら れ て いるが、環状自 動車専 設 とな るも のと考え ら れ る。 中央 部 の東西卿 が形 成 され る ことと な る。 これと 用道路網 によ る アクセ ス強化 は、 こ の拠点 の開発 称 )、 草津 沼 田道 路 の三路 線 の構 想 があ る。東 部 仮 とも に、都市圏中央部を縦断 す る形 の南北線 ( ま た、住宅 や企業 、学校 ・商業 ・文化施 設 など 計 画 の推進 にお いて大 きく寄与 し て いくも のと期 の複 合機能 を備え た人 口 一〇万人規模 の総合自 立 称 )、 そ し て、 北西 部 地 区 と高 速 三号 線 を接 続 し 車専用道路が環状道路網となり、国土開発幹線自 島空港 ま で の所要時 間 の短 縮 が図 ら れ、広島 都市 待 さ れ る。 動車道と合わせた広島都市圏 の幹線道路網整備が 都市 と し て開発 が進 められ る広島 市 北西 部 の西 風 圏 の中 国 四国 地方 で の中枢 性 ・拠点性 の向 上 に大 西端 の南 北軸 とな る草津 沼 田道路 により 、各自 動 大きく進 展す る こと にな る。 商 新都 周 辺 に ついても 、都 心部 や西部 開発 地区 ( こ のよう に自 動車専 用道路網 の環状化 がもたら きく貢献 す ること にな る。 点 と し ての利便性 ・発展性 が向 上 し て いく ことと 工 セ ンター) と短 時 間 で結 ば れ ること で、広域 拠 五 ネ ット ワーク構想 の整備効果 はじめ にも述 べたが、広島都市 圏 は、都心 部周 広範 囲な部 分 にお いても 、広島 中央 地域 で進 め 接効 果 であ る都市構 造 の多 心型 への転換 に寄与 す 島都市圏 の慢性的な交通渋滞の緩和等に加え、間 す効果 は、広島 高速道 路整備 の直接 効果 であ る広 派 川が流 れ る地形 的制約 など から 、商業機能 が 一 ら れて いる テクノポリ ス賀茂 学園都 市地域と の連 る部分 が大きく 、都市 圏 の中枢性 の発展 には必要 な る。 極集 中型 になり、特 に周辺部 から都心 部 への入り 携 や、都市間競争 の上 で重 要 な ポイ ントと な る広 辺 の急激 な市街化 、都心 部 デ ルタを 山が囲 い、 六 口にお いて慢性 的な交 通渋滞 が発 生 し て いる。 現 約 1 o k m、東西に約 6 k m、総面積約4 5 7 0 h aというスケールで , 廳 拶 鳴芻 設線獲れ ハ サ、 熟議も潴 西風新都開発事業 図9 1o km に位置し、南北に 「西風新都」は広島市都心部から北西5 建設が進んでいます。面積は広島市中区の約3倍 都心部のデル 、 タがすっぽり収まってしまう広さ。全国の新都市開発と比べても 多摩ニュータウン(東京)の 1,5倍、千里ニュータウン(大阪)の4倍、 国内でも有数の開発事業です。 「西風新都」には住宅だけでな。 く 企業も立地し、学校、公園、商業 ・文化施設など都市生活に必要な “ 機能をバランスよく配置。 住む・働く・学ぶ・憩う=という複合機能 を備えた総合自立都市をめざし、2 1世紀初頭には人口 10 万人規 模の新都市が誕生します。 西風新都開発事業概要図 窒搦 祷 指導 と ご支 援を お願 いす る。 ており 、今後 とも 、関係機 関 の皆様方 に 一層 のご 献 でき るよう積 極的 に取り組 ん で いき た いと考え の利便性 の向 上、産業 経済 の活性化 に少 し でも貢 待 に応え る べく より 一層 の事 業促進 を 図り、地域 高ま ってき て いる。当公社 と し ても、 これら の期 市民 の広島 高速道 路 への期待と 関心 は、ますます 開始 し 二路線 と な った が、 こ の開通 により県 民 ・ 広島高速道路 は、本年 三月 に高 速 三号線を供 用 六 おわりに る と いえ る 。 不可欠 で整備効 果 に寄 せ る期待 は大 き いも のであ 広 ゞ oナ 多心型都市構造イメージ 図10 り 行 球 州圓圓邇縫檀篝圓醐画鱒圓箪﹄構迎えで よ って双方 の発 展を図 ろう と いう構 想を 固 め、同 (のち の神 戸市 長 ) が、神 戸と 四国 を 結 ぶ こと に 内 務 省 神 戸 土 木 出 張 所 長 であ った 原 口忠 次 郎 氏 が最 初 であ ると され て いま す 。昭和 一五年 には、 丞が讃岐鉄道 開通式 のあ いさ つの中 で提唱 した の 構想 は、明治 二二年 に香 川県議会議員 大久 保謹之 国会 議員を含 め て の激 し い誘致 合戦 が繰り広 げら 頃 から は、運動 の舞 台 は東京 に移り 、地元選出 の 域 的な連携 の輪 を広げ て いき ま した。 昭和 三六年 め の協議会 を結成 し、架橋誘 致 運動 はしだ いに地 など の九 州 地方 の自治体 も架橋 建設 を促進 す るた 四国 地方 の自治体 はもと より、熊 本県 、鹿 児島県 昭和 三 四年 以降 は、香 川県 や岡山県 と い った中国 、 本州四国連絡橋公団総務部総務課 が完 成 し 、昨 年 五月 には 「 西 瀬 戸自 動車 道 」 ( 瀬 年 四月 東京 で開 かれた内務省 の全 国 土木出張所会 れる こと となりま した。 一 はじめ に 戸内 しま な み海道 ) が開通 し て、瀬 戸内 海 に本 州 議 で発 表 し て います 。 一昨年 四月 には世 界 一の吊 橋 「 明 石海 峡 大橋 」 創 立 三〇周年 を迎え る こと になります 。 本 州 四国連 絡橋公 団 は、本年 七月 一日をも って 四国連絡橋 三 ルートが概成 いた しました。 こう した架 橋建 設 の運動 が高 ま る 一方 で架橋 に 高松港を出港した国鉄字高連絡船 「 紫雲丸」が霧 まず、 日本国有鉄 道 は昭和 三 〇年 に いち早く 調 そ の後 、 昭和 三 〇年 五月 、修 学旅行生を乗 せ て 本州 四国連 絡橋 の整備効 果 、今 後 の公 団 の展望 と の中 で 「 第 三宇高 丸」 と衝 突 し て沈 没し、小中 学 査 を 開始 しま した 。そ の後 、同調査 は 日本鉄道 建 本稿 では、本 四架 橋 の構 想 から建 設ま で の経緯 、 課 題等 に ついて述 べ、公 団 三 〇年 の歴史 を振り返 生 を含 む 一六 八人が犠牲 と な る事 故 が起 こり、 こ 設公団 に引き継がれ、道路 ・鉄道併用橋 の建設 は技 また 、建設省も本 四連絡道路橋 の調査 に乗 り出 向 け て の調査 も進 めら れ て いました。 ります 。 れを機 に本 四架橋 の必 要性 が声高 に叫 ば れ るよう 術的 には十分可能と いう判断 がなされ て います。 建設 省 が初 め て本州 四国架 橋 調査費 を 計上 した になり ます 。 三 本 四架橋構想 のはじまり 本州 と 四国 の間 に長 大橋を架 け ると いう 壮 大 な 2000 6 道行セ 24 本州四国連絡橋図 瀬戸中央自動車道 本四備讃線 鳴門海峡 西瀬戸自動車道 三ソ子島 圏國 大三島 道 本四連絡道路 L J銑用中 大高 185.7 594 89.O 373 46 89,O 373 ‘6 172.9 搜 本 淡 路 図 32.4 32.4 単 (位:m ) 松山⑥ 平成惚年4月現在 事業の現況 項 目 区 間 神戸 川島門ルート 一般国道28号 本四淡路線 児島 ・坂出ルート 一般国道30号 本四備讃線 尾道 ・今治ルート 一般国道317号 合 計 道路 鉄道 185.7 35.9 30,400 (28,9oo) 172.9 (93 % ) 5,3(ゆ (5,300) 32.4 (90 % ) 目) 兵庫県三原郡 目) 岡山県都窪郡 目) 倉敷市茶屋町 目) 尾道市高須町 目) 神戸市西区 天満原 早島町大字早島 西淡町阿那賀 押部谷町 至) 鳴門市撫養町 至) 鳴門市鳴門町 至) 坂出市川津町 至) 香川県綾歌郡 至) 今治市矢田 宇多津町 下川津本村 土佐川浦 木津 3.5 89.O 複線 6車線 車線数または (西神地区及び鳴門 (共用部は単線載 単線 中夏線の別 荷) 北IC以南は 4車線) 計画延長 (k m ) 37.3 324 59,4 4 車線 複 線 4 車線 8,100 (7,500) 46,6 (78% ) 事業費 (億円) (暫定形) 15,600 (14700) 300 (300) 6,7(刃 (6,700) 5,000 (5,ooo) 供用延長 (k m ) 89,O (100 % ) 0・0 (0 % ) 37.3 (100% ) 32.4 (100 % ) 注) 1 . 本四淡路線は工事実施計画認可を受けている大鳴門橋共用 部のみを記載し、 事業費については既投資額のみ計上して いる。 2 , 神戸 羽鳥門ルートには、 西神自動車道を含む。 道キ テセ 2000.6 25 し、 昭和 三 人年 四月 には神 戸市 に本州 四国連絡道 両院 の審 議を経 て、 五月 一二日成 立 しま した。 五月 二〇日 の公布 、施行 の後 、設立準備 が進 め え ら れ る」 と述 べて います 。 建設 ・運輸両省 では、建設主体を 日本道 路公団 ら れ、昭和 四五年 七月 一日 に本 州 四国連絡橋公 団 路調査事務所を設置す るととも に、土木 研究所 は、 や 日 本鉄 道 建 設 公 団 と い った 既存 の公 団 と す る か、あ る いは新 た に公 団を設 立す るか様 々な方向 昭和 三六年 から 四 四年 ま で の間 、地質 調査 、設計 調査等 の中枢的調査 に直接参加し、技術的可能性 性 を検討 しま したが、厳 し い自 然条件 のも と で建 本 四公 団 では、昭和 四五年 の設立 以降 、それま 四 本州四国連絡橋 の建設の経緯 は発足 しま した。 を明ら か にし て いきました。 併用橋 の建設には両者を総合調整する組織が必要 で建設省 、 日本 国有鉄 道 、 日本鉄道建 設公 団及 び 設 す る には高度 な技術 を要す ること 、道路 ・鉄道 な こと 、本 四架 橋 は民 間資金 の調達を含 め て、関 三 本四公団の誕生 本 四架 橋 の建設 に ついては、 昭和 四三年 当時 の 日本道路 公団 が実施 し てき た調査を 引き継 ぎ、道 そ の後 、 昭和 四人年 一〇月 二六 日 に建設 ・運輸 係 地域 から資 金 を 調達す る必要 があ ること等 の理 と し て両 省 合 わ せ て約 四 両大臣 より 工事 実施計画 の認 可を受 け、 同年 一一 蓑輪道 路 局長 が 「 建設事業 主体 とし て、単 独橋 の ○億 円 を 概 算 要 求 し ま し 月 二五日 に三 ルート の起 工式 を行う 予定と な って 路 ・鉄道併 用橋 二 ルート ( 神 戸 ・鳴 門 ルート及 び た が 、 大 蔵 省 予算 原 案 で 年 一月 三 一日 に 臨 時 閣 議 の折 衝 の結 果 、 昭 和 四 五 そ の後 の社会情勢 の変 化 もあり 、 昭和 五 〇年 八月 調査 設 計 、準備 工事 等 は進 め ら れ て いま し た が、 工事 の凍 結期 間中 にお いても 、 用 地 補 償業 務 、 の着 工延期 が指 示 されま した。 で新 公 団 の設 立 が 認 め ら 経 済 企 画庁 長官 、 建 設大 臣 、 一五 日に関係大 臣 ( 着 工凍 結 が解 除 さ れ 、 これ を 受 け 一人 日 に は建 れ 、 公 団 設 立 の基 礎 と な 案 は 、 昭 和 四 五年 三 月 一 設 ・運輸 両省 から公団 に対し て大 三島橋 の着 工凍 国 土庁長官) の協 議 により事 実 上 一ルート三橋 の 六 日 に国 会 に提 出 さ れ 、 る本州 四国連絡橋公団法 そ の後 、 政 府 ・与 党 間 いま したが、折 から の石油危 機 によ る総需要抑制 由 から 、最終的 には、本 四架 橋 の事 業主体 と し て 阪神 ・淡路大震災発生 明石海峡大橋供用開始 新尾道大橋、 多々羅大橋、 来島海峡大橋供用開始 月月月月月 賜 物 1 4 5 年年年年年 元 3 7mu 成成成成成 平平平平平 は 新 公 団 の設 立 は 認 め ら 場合 は 日本道 路公 団が やるが、鉄道併 用橋 の場合 月月月 2 1 1 4 昭 昭 昭 政策 の 一環と し て、同年 三 月 二〇日 に三 ルート 児 島 ・坂 出 ルー ト ) と 道 路 単 独 橋 一ルー ト ( 尾 の開業 事業化を図る橋梁として、 多々羅大橋を追加決定 瀬 四 事 生 阪 (児島 ・坂出ルート) 供用開始及び本 年年年 3 3 留 6 6 和和和 れま せん でした。 新 た に本州 四国連絡橋 公 団 ( 仮称) の組織を設 け 6 月 昭 昭和63年 1 月 加決定 年 乾 和 圭 し 搬 と 橋始震 図用路 を僕淡 化橋 ・ 業 口神 に ついては本州 四国架 橋公 団 ( 仮称 ) の新 設も考 2 6 1 昭 昭 事業化を図る橋梁として、 来島海峡大橋を追加決定 伯方 ・大島大橋供用開始 昭和62年 12月 第四次全国総合開発計画閣議決定 (西暦2000年までに本 昭和62年 6 月 トとして児島 ・ 坂出ルート決定) (閣議決定) 事業化を図る橋梁として、 伯方 ・ 大島大橋を追加決定 大三島橋供用開始 昭和54年 1 月 昭和54年 5 月 児脚 (繃 車戸 目( 央線 中讃 戸備 道 ・今治 ルート) の工事 実施 計 画を策定す るた め 昭和 50年 8 月 総需要抑制策の一環として 3 ルートの起工式を延期 1 ルート 3 橋 (大三島橋、 大鳴門橋、 因島大橋)の着工方 昭和 52年11月 針決定 (関係大臣協議) 第三次全国総合開発計画閣議決定 (早期完成を図るル昭和48年11月 事業化を図る橋梁として、 明石海峡大橋及び生口橋を追 昭和60年12月 年年 印卸 和和 道行セ 2000. 26 州四国連絡橋 3 ルー トの概成を図る) る構 想 を ま と め 、 昭 和 四 大鳴門橋供用開始 の調査を実施 しま した。 因島大橋供用開始 昭和60年 6 月 月月 昭和58年12月 四年 八 月 に 四 五年 度 予算 本州四国連絡橋事業の経緯 新全国総合開発計画閣議決定 (本四連絡橋 3 ルートの建設) 昭和 30年 4 月 日本国有鉄道において本四淡路線調査開始 昭和 30年 5 月 国鉄字高連絡船 「紫雲丸」 事故、 死者168人 昭和 34年 4 月 建設省において調査開始 昭和44年 5 月 昭和45年 7 月 本州四国連絡橋公団設立 る ルートと し て児島 ・坂出 ルートに道 路 ・鉄道 併 た第 三次全 国総合 開発計 画 にお いて早期 完成 を図 そし て、 昭和 五 二年 三 月 四日に閣議 決定 され 十年 六月 の大鳴 門橋 、昭和 六 三年 一月 の伯方 ・大 めと し て、昭和 五 人年 三 一 月 の因島 大橋 、 昭和 六 着 工され、 昭和 五 四年 五月 の大 三島 橋 の供 用を 初 こ のよう に、本 四架 橋 は政府方針 を受 け て順次 二八 日に事 業化 が追 加 決定 され、本 四架 橋 の全 て 用橋を建設す る ことと されま した。更 に昭和 五四 島 大橋 、同年 四月 の瀬 戸中央自動車道 ( 児島 ・坂 結 、大鳴 門橋 の準 備 及 び因島大橋 の着 工時期検 討 年 一月 一〇 日 に事 業 化 を図 る橋梁と し て、伯方 ・ 出 ルー ト)、平 成 三年 一二月 の生 口橋 、平成 一〇 の橋梁を着工す ること が でき る こととなりました。 大島大橋 が追 加 決定 されま した。ま た 、昭和 六〇 年 四月 の明 石海 峡 大橋 と 順次 供 用 区 間を増 やし 、 ン デ ス ヵ 橋 橋 ン 大 テ 戸 ス 橋 瀬 ク ノ 讃 ガ キ 備 ヘ マ 南 ス 定 定 予 予 0 1 0 0 0 0 2 2 加 定 2 一 ヤ エ ウ ル ノ 6 8 5 2 8 6 橋 大 洲 沙 白 漢 武 8 1 6 橋 大 江 ) 闘 ( 門 州 青 5 0 6 橋 大 浦 楊 2 0 6 橋 大 浦 徐 0 9 5 橋 大 央 中 港 名 橋 ン オ リ ィ テ ン ア ・ ン オ リ 0 0 9 6 5 5 橋 ド ン ス ン ル カ ス 0 3 5 名 本 ン 国 雲 仙 当国 国 国 本 シ 中 中 + 畢 中 中 口日 =ノ 国 口] ラ ギ フ ) m ( 長 0 間 9 支 8 央 中 名 橋 大 二 第 江 長 京 南 橋 ィ テ ン マ ル ノ b QV m 1 且 ハ ﹀ AV 7, n ソ ム Qu 4T に 橋 橋 大 羅 々 多 鮠 7′ 道々 マセ 2000, が指示 されま した。 年 一二月 二七日 に明 石海峡大橋 及び生 口橋 の事 業 平成 三 年 五月 の新 尾道 大橋 、多 々羅大橋 、来島 ヵ 橋 ト イ ゲ ン デ ル ー ゴ 繞廊靱廓 予蹴 4 0 0 化 が決定 さ れ、 さら に、来島 海峡 大橋 が昭和 六 二 ヵ 橋 ズ ウ ロ ナ ・ ノ ザ ラ ベ 吻聯劇動廓團 5 8 3 1 橋 大 江 長 橋 陰 馬 江 青 贓螂 海峡大橋 の供 用 により 、本州 四国連 絡橋 三 ルート 年 成 完 年三一 月 二七 日に、多 々羅 大橋 が平 成 元年 三 一 月 ス 眺眺鰓職鰡眺酩蹄鞠廓 年 成 完 ク 橋 ー バ ン ハ 0 1 4 1 名 本 ー 岡目 国 リ = ′ =/ 一 . .- 本 マ ギ 申 中 メ 〆 エ 〆 口日 国 白] ン イ 山 ア ア ウ ア > テ 鰍 ) m ( 1 長 9 間 9 支 1 央 中 名 橋 ト ス ー イ ・ ト ル ベ ト ー レ グ 0 u 4丁 に ・︺ AY 71 RU ハ ソ 1 1 1 ?“ Q 橋 橋 大 峡 海 石 明 囃 斜張橋 一 2000年 1 月現在 道路鉄道併用橋 瀬戸大橋 (昭和63年完成) 鳴門海峡をまたぐ大鳴門橋 (昭和60年完成) 瀬 戸中央自 動 車道 の海峡 部 に ついては鉄道 が併設 の全 て の橋 梁 が完 成 に いたり ま し た。 こ のう ち 、 生活 の交 流が進 み、経済社会 が進 展す ること が期 の 一体化 が進 ん で広 域圏 が形成 さ れ、経済、文化 、 二年 度 と 比較 し て約 二 ・一倍 に増加 しま した。 さ 車通行台数は、瀬戸中央自動車道開通前 の昭和六 おり、平成 = 年 度 におけ る本 州 ・四国 間 の自動 が、 ここ では平成 三 年 五月 に概成 した西瀬 戸自 観 光 客 の増 加 も 架 橋 の整 備 効 果 のひと つです 性化 に大きく寄与 し て いる こと が分 かります 。 り 、本 州 四国連絡橋 が、本州 ・四国間 の交流 の活 和 六 二年 度 と 比 較 し て約 一 ・五倍 に増 加 し てお ら に、平成 一〇年 度 の本州 ・四国間輸 送 人員 は昭 待 されます 。 以下、本州 四国連絡橋 によ る具体 的な整 備効 果 され ており 、同道 路 の供 用と ほぼ同時期 の昭和 六 三年 三月 に本 四備讃線 も 開業 しました。 を ご紹介 します。 大幅 に短 縮 しました 。例え ば、神 戸市と徳島市 間 まず 、本 州 ・四国 間 の移 動 にかか る所 要時 間 が 近畿 、中 国 、四国を合 わ せた本州 四国連 絡橋関 の所 要 時 間 は 、 フ ェリー利 用 時 の 一八 ○分 から、 五 本州四国連絡橋 の整備効果 連 地域 の規模 は、人 口約 三、 四〇〇万人、域内 総 一○ ○分 に短縮 さ れま した。 0 0 0 0 8 6 1 日平均輸送人員 霊 9 8 7 生 産 一二九兆円となり ます。 これ は、人 口 でカナ 方旅 動車道 の供 用後 の様 子を ご紹介 します 。 嶋 大 10 (年度) 5 戸 湖 137 ま た、本 州 ・四国 間 の車 や人 の移動も増加 し て (フェリー + 大鳴門橋 + 多々羅大橋) ダに、経済規 模 でイギ リ スに匹敵 します。本 州 四 ・′ 4 6 (年度) 本四間自動車通行台数の推移 (県堺断面) 国連 絡橋 三 ルート の概成 により 、本州 ・四国 間 の 交 流圏が大幅 に拡大 し、今後 、近畿 、 中国 、 四国 . 羊 裟 ・ ′1 4 32 ‐ 25 27 29 30 32 3 世界最長の吊橋 明石海峡大橋 (平成10年完成) n︺ . ' ︲ し の こ 僕 で 用 は 24 S59 60 61 62 63 H元 2 橋 大橋橋 羅大門ト 多額大 2 交通量 (台/日 ) 2000. 道分 テセ 28 廻 13l 132 - - 瀬戸大橋 ー25 ー26 ー25ー28 19 7 5 3 H元 62 60 58 56 54 52 S即 時間短縮効果及び交流圏の拡大 ○鵞穀雨坂出市間の所饗時間の比較 e神戸市徳島市闇 聴聞の比 の所雲 較 珍 “! が ち桝 # “ 神戸 よ \ 供用中 Y 【時間短縮効果 (フェリー利用から本四道路利用による時間短縮】 ルー ト 区 間 開通後 時間短縮 開通前 神戸 ・ 鳴門 神戸市 徳島市間 270 分 100分 170 分 児島 ・坂出 倉敷市 坂出市間 120 分 40 分 80分 尾道 ・今治 尾道市 今治市間 160 分 80 分 80 分 遠 市鋭 治帝国の e尾 所雲時間の比較 【交流圏の拡大 (3時間で到達可能な本州エリアの拡大)】 ルー ト 起 点 面 積 神戸 ・鳴門 徳島市から 19.8倍 105.1倍 児島 ・坂出 坂出市から 4.6倍 2.1倍 尾道 ・ 今治 今治市から 24.0倍 23.8倍 人 口 鬮鬮 圏鬮 鬮鬮 曜圓 鰤 癈離日"?弱ら 比・ 道行セ 2000,6 29 西瀬戸自動車道は、芸予諸島 の風光明鯛な多島 の宿泊者数も約 一・三倍と著 しく増加し て います。 り ま した。 こ の局面 にお け る当公 団 の当 面 の課題 を主 たる業務 とす る新 し い局面を迎え る こと にな 安全快適 にご利 用 いただ け るよう 、ま た、後 々 の こう した観 光客 の増加 は、観光 消費 の増大を も た 供 用直後 は、観 光 客 の増 加 が注目 さ れがち です 世代 へ立派 に引き継 いで いけ るよう そ の維 持管 理 海 に位 置 し 、 「 瀬 戸内 しま な み海道 」 の愛 称 で親 島 )、 大山 祇 神 社 ( 大 三島 )等 の多 数 の著 名 な観 が、今後 、周辺 の関連道路網 の整備と相ま った広域 に万全 を期す る こと です 。 は、まず第 一に開通 した 三 ルートと長大橋 梁群 を 光施設 に恵 ま れ て います 。また、海峡部橋 梁 には、 ネ ット ワー クが形成 さ れ、ま た島 顱 部住 民 の生活 らし観光産業 の振興 に大きく寄与 し て います。 原付 ・自 転 車 ・歩行 者 専 用道 路 を併 設 し ており 、 道 路と し て定 着 す る こと により 、生活 や産 業 面 で しまれ ており 、沿線 には、平 山郁夫美 術館 ( 生口 原付 、自転車 また は徒歩 により本州 ・四国間を往 の役割が 一層大きくな るも のと期待 されます。 団体 のご協力を得 つつ、計画的 な償 還 が図 ら れ る 一層 の経費節減 や利 用促進 に努 め、国 や地方 公共 組 織 の合 理化 、定 員 の削 減 を行う ととも に、更 に さら に、閣議 決定等 を踏 まえ 、今後 も 引き続 き 使命 と考え て います 。 し、内外 の要請 に的確 に応え て いく ことも重要 な 世界 の中 で当 公団 にし かな い情報 を積 極的 に発信 う 技 術 的 に未 知 の分 野 に挑 戦 し て いく と とも に、 技術 の継承 ・高度化 です 。長大橋梁群 の管 理と い 第 三は、長年 にわたり蓄積 し てきま した長 大橋 体 の方策を企画 ・実行 し てま いります 。 方公 共団体 、地域社会と の密接 な連携 を 図り 、具 の記念 割 引を実施 し て います 。 こ のよう な地 元地 こ の地 元を挙 げ て のイ ベ ントと提携 し て通行 料金 た い へんな 人気 を 博 し て います が 、当 公 団 では、 ジ ャパ ンフ ロー ラ二〇〇0」が開催 され、 路 花博 「 です。本年 は、 三月 から半年 間 に渡 り淡路島 で淡 第 二に、 三 ルート の利用促進 策 の積 極 的な展 開 来 でき ること が大き な特徴 でも あります。 しまなみ海道沿線 の島燠部における平成 三 年 六 今後 の展望と課題 これら 三 ルート の概成 により 、本 四公 団 は管 理 三連吊橋 来島海峡大橋 (平成11年完成) 五月 から 一〇月 ま で の観 光 施 設 への入込 客 数 は 、 前年 同期 比 で約 一 ・七倍 ⋮ 一七 ・八倍 、道後 温泉 こ よう努 め てま いり た いと思 います 。 2000,6 通行セ 30 ぞ\ そ 讓 世界最大の斜張橋 多々羅大橋 (平成11年完成) 尾崎訴訟第 ◎審判決をめぐ って 浅野 直人 責 さ れた。 しか し、控訴審段 階 で、 ニー 四次訴 訟 福岡大学法学部長 質 の 一時 間値 の 一日平均値 が ○ ・一五 唯/話を超 分ま で含 め て、まず民間企業被 告と の間 で和解 が 成 立 し、残 された道路管 理者被 告 は ニー 四次訴 訟 大阪 地裁 七 ・七 ・五、横浜地裁 川崎 支部平 判決 ( え る大気 汚染形成を禁 じ る ことを命 じた。 三 本判決の位置づけ 成 一○ ・八 ・五) で、 一部敗訴 と され て いる。本 一 本件訴訟の概要と判決の結論 津 地裁 四日市 支 部 昭和 四 いわ ゆ る四 日市 判 決 ( 件 訴 訟 では、民間企業被 告 と原告 の間 では判決 に 本 判決 は、国 、阪神高速道路公 団 に対 し て、大 ら九 五億七 、 000万円 の賠償請 求 及 び国道 二号 七 ・七 ・二四)以来 これま でに大気 汚 染 によ る健 気 汚染 によ る疾病罹患 を主張 す る患 者 三七九名 か 三道 路) を自 動 線 、 四三号線、高速大阪 西宮線 ( に対す る判決 が出 さ れた わけ であり、前 述 のよう 先立 って和解 が成 立 し、残 さ れた道 路管 理者 のみ 康被害 に関す る民事訴 訟を めぐ る判決 は、多奈 川、 千葉 、西 淀 川 一次 、水 島 、川崎 一次 、西 淀 川 二- 四 に道 路管理者 が 一部敗訴 と な った。 車 走行 の用 に供す る こと により 排出す る 二酸 化窒 素 と浮 遊粒子 状物質 の排出 の差 止 を請 求 したも の 次、川崎 ニー 四次 に各 判決と多 数 に のぼ ってき た。 成 三 ・三 ・二九 、横 浜 地裁 川崎支 部平成 六 ・一 ・ 大阪地裁平 西淀川及び川崎訴訟は、 一次判決 ( と指定 疾 病罹患 と の因果 関係を肯定 し、沿道居住 ら れた。ま た川崎 ニー 四次 判決 では、窒素酸 化物 居住する 一部原告 の指定疾病罹患 への賠償が認め 西淀 川 ニー 四次 判決 では、窒 素酸化物 の二酸 化 を含 む) に対 し て、 予備 的請 求 の慰 謝 料 三億 三 、 二五) では、民間企業被告 のみが有責 と さ れ、窒 原告 への賠償 が認 めら れた。 しかし、 こ の二 つの そ れら のう ち 、道 路管 理者 が被 告 と な った のは西 であ る 。 これ に対 し て、平成 一二年 一月 三 一日、神 戸地 三 〇〇万円を認容 す るととも に、差止請 求 に つい 公害健康被害補償法 の指定 素酸化物と健康被害 ( 判決 は、差止請 求 に ついては いず れも否定 し て い 硫 黄と の相加的影響 を 認 め て、そ の限り で沿道 に ても そ の 一部 を認容 し て、被告 に対 し、国道 四三 疾 病) と の因果関係 はな いと し て道 路管 理者 は免 淀 川、川崎 、そ し て本件 尼崎 の各 訴 訟 であ った。 号線 、高速 大 阪西宮線 で の自動 車走行 によ る 一部 死亡者 裁 は、請求 を 一部認容 し、 五 〇名 の患 者 ( 沿道 五0 m以内)居住地 への浮遊粒子状物 原告 ( 3メ 2000,6 道行セ 題と され る三道 路排 煙 の硫 黄酸化物 ・浮 遊粒 子状 因 子と なら な いとす る (*)。ま た 、本件 訴 訟 で問 レ ベル の濃 度 では、 いず れ にせ よ指定 疾病 の発症 本 判決 は、 二酸 化窒素 に ついて、そ れが尼崎市 つ い て コメ ント す る 。 果関係 に ついて コメ ントし、 ついで差 し止 め等 に ら 、以 下 では、まず 、大気 汚染 と健康 被害と の因 被害 ( 指定 疾病罹患 ・増悪) の存在 であ る こと か に伴 って生 じ る自 動 車排 出 ガ スによ る深刻 な健康 地 が多 いが、差止肯 定 の重要 な根拠 が、道路供 用 本判 決 の差止 の論 理構 成 に ついては、検 討 の余 定 した 。 の因果 関係を肯定 、賠償 に加え て差 止請 求 ま で肯 浮遊粒子状物質と沿道居住者 の気管支喘息罹患と 因果関係 は否定 し つ つも 、自 動車 排出 ガ スによ る 粒子状物質と地域居住者 一般の指定疾病罹患と の る。 これに対 し て、本 判決 は、窒素酸化 物 や浮遊 高度 の蓋然性が肯定され、健康被害と沿道汚染と 患 者 は、沿道汚染 を 原因とす る気管 支喘息 発症 の る程 度 に、沿道 に居住 し て汚染 に暴露 し発 症 した そ し て、本 判決 は、公健法 の暴露 要件を 充足す 葉 大 調査 の知見 のあ てはめが可能 であ るとす る。 入率 から み て、 昭和 四五年 三月 以降現在 ま で、千 はま らな いが、国道 四三号線 は交 通量 ・大型車 混 大型車 の混 入 が少 なく 、千葉大調査 の知 見 はあ て つあ ることをあ げ る。そ のう え で、国道 二号線 は ン の微 小粒 子 に つき厳 し い環境基準 が提案 され つ 米国 では化 石燃 料燃焼 に伴う粒 径 ○ ・二五 ミク ロ ゼ ル排気 微 粒 子 ( DE P) 関 与 が疑 わ し いこと 、 質 の影響 と説 明 さ る べき であ り 、とりわ け ディー 幹線道路沿道 の危険増大は自動車由来 の粒子状物 て いる千葉 大 調 査 (* * *) を あ げ る。 そし て、 の確率 で気管 支喘息 発症 の危 険 があ ると結論 づけ 居住 す る学童 には比較 対照した非汚染 地域 の四倍 の理由と し て判決 は、幹 線道路 沿道 五 0 m以内 に 健康 被害と の因果関係 は認 めら れな いと した。 そ いては道路 の利用状況 から見 て自動車排出 ガ スと 息 発 症 の危 険 があ る。ただ し国道 二号線沿道 に つ 関係 に ついても疑 いは相 当程度 あ るも のの、浮遊 わけ浮遊粒子状物質による健康被害発生と の因果 でき ると ころ であ る。ま た自 動車排 出 ガ ス、とり され てきた専 門家 の見解 に近 いも のであり、評価 の健康被害 に関す る判断 部分 は、 かね てから指 摘 可能 性 に関す る認定 部分 は別と し て) 窒素酸 化物 決 の (一般論 と し て の大気 汚染 の健康 被害発生 の う 裁判 のあり方を考 え させら れ る。 しかし、本 判 証拠 の評価 の問題と は いう も のの科学 的事実 を扱 い判 決 で、全 く 異 な った判 決 が出 さ れ た こと は、 した 川崎 ニー 四次訴 訟 から余 り間を おく こと のな 窒素酸化物と健康被害 の因果関係を安易に肯定 額を 三分 の二に減額 し て いる。 トピ ー素 因者 には、因果 関係競 合を 認 め て、損害 健法 認定等 級 で認定 でき ると し て いる。ま た、 ア 法 の認定 の合 理性 を覆 す 立証 はなく 、重症度 は公 そ の上 で、以上 に該当 す る患者 五〇名 は、公健 の個 別因果関係を認 めた。 能 であ ると し て、増悪 によ る健康被害 と沿道 汚染 よ って、症 状 が増悪 したも のと 認定 す る こと が可 1 判決の論理 コメ ン ト 物 質 に ついて、そ の沿道 以外 の尼 崎地域 の指定 疾 の個 別因果 関係 が認 めら れ る ( ただ し城内 小 へ通 評価と いえ よう o と結論 づけ る こと は できな いと した点 は、正当 な 2 病 の発症 ・増悪 と の因果関係も 否定 した ( **)。 学 した こと が、通勤 により汚染 に暴 露 したと 同様 三 大気汚染と健康被害の因果関係 これに対 し て、 三道 路沿道 の局所 的大気 汚染 に 粒子状物質を指標とした分析的疫学的知見がな く、沿道以外 の地域 の指定疾病 の発症 ・増悪因子 ま た、沿道 汚染 に暴露す る以前 に発症 した患者 であ ると は いえ な い) とした 。 自動車 排出 ガ スによ る大気 汚染 は、慢性気管支炎 、 に ついても、沿道 に居住 し汚染 に暴 露 した こと に ついては、国道 四三号線 沿道 五0 m以内 の局所 的 肺気 腫 と の因果 関係 は肯定 でき な いが、気管 支喘 の排 出 す る粒 子状物質 が健康 に悪影響 をも つはず 調査 を 唯 一の証拠 と し、 これ に ディーゼ ル自 動車 しか し、沿道 五0 mに ついて の判断 は、千葉 大 たし が、政策 の発動 段 階 よりも さら に緩 やかな 「 肯 定 の論 理 的 前 提 た る法 的 判 断 の根 拠 ・デー タ 事 訴訟 で の賠償請 求権 の確 定 、 さら には差 し止 め が強 く てな かな か実 現困 難 であ る)。 し かし、 民 、 とす る のが 出した 定的 は な 否 結 い 論を覆す事情 員会報告 が あ る ことをあげ 、 昭和 六 一年 の中央 公害対策審 議会専 門委 ** 昭和四九年頃までの硫黄酸化物 ・浮遊粒子状物質は指定 そ の理由 であ る。 経験 則」 を 用 いて、沿道 五0 m以 であ るとす る 「 の因 果 関係 を肯 定 し たも のと いう べき であ ろう 。 沿 道 か ら転 居 した場 合 は そ の後 の 一年 のみ) と ( 内 の居住原告 の気管支喘息 の発症と増悪 の継続 と があ っても かま わな いのではな いか、と い った は、 三七 二人中 五〇人程 度 への支払 いを させ る こ は何 であ ろう か。ま さか、和解 に応 じな い被告 に から しさ」 で足り ると考 え ても よ いと さ れる根拠 たら した疑 いは相当程 度あ る、 しかし浮遊粒 子状物質 を指 は環境基準を超え、城内小の学童 の呼吸器症状の過剰をも り と は いえ な い。また 昭和 五〇年代 以降 の浮 遊粒子状物質 判決の論理 本判決 は、原告 は、環境基準適 合 の環境条件 下 1 四 差止請求肯定の論理構成 追跡調査手法 に新規性 が認められると評価 され て いる。 去 の多 く の断 面調査 の結論 とも 一致す る上、千葉大 調査 は 症と の有意 の差 があ ったと され て いる こと 、 こ の結論 は過 た が、居住 地、 アレルギ ー歴要 因 に のみ気管 支喘息新 規発 *** 千葉 大調査 では、家 屋構 造、暖 房 器具等 要 因を考慮 し のが、そ の理由 であ る。 疾病 の発 症 ・増悪 因子と結論 づけ ること は できな いとす る 標 と した分析 的疫 学的知見 がなく 、沿道 以外 の地域 の指定 の硫黄酸化物 の割合 は 0 ・三%; -% で、 これ では関与あ 千葉大調査は平成四 七年に各単年度行われた調 結論 が先 にあ って、論 理はあと 、と い った思考 が 疾病 の発症 ・増悪因 子と認 めら れ るが、 しかし、 三道 路分 査 をも と に、追 跡 調査 の手法 を加え て再整 理 した 定をそのまま個別因果関係 の法的認定と直結させ とら れたとは思 わな いが、政策 提言 と司法 判断 の これ は汚染 暴露 の程 度 から強く事 実 た論 理 には ( も のと いわ れ る。新 たな観 点 が加えら れた研究 で 訟 地 域 を フィー ルドと し て行 わ れ たも のでな い。 上 の推定が働く高濃度 の硫黄酸化物汚染地域でか 区 別 は堅持 され る べき であ ろう 。 こ のよう な点 か あ てはめ」う る そ の結論 をど の沿道 にど こま で 「 ら いえ ば 、沿道 居住 患者 に ついて公健法 によ る認 かは、法的 評価 の問題 と し て裁 判所 の専権 に属す ろう じ て認 められ る論 理 であり 、判例法規範 のよ はあ るが、そ の学 問的 な評価 は必ず しも 一定 し て るも のと いえ るかどう か は疑 問 が多 い。 さち に判 う なも のと 理解 され る べきも のではな いので)疑 いると は いえ な いよう であ るし、何 よりも 本件 訴 経験 則」は、 決 の いう自 動車 排出 ガ スに ついて の 「 問 があ ると言 わざ るを得 な い。 で の生活 享受 の人格 的 利益 、環境権 を根 拠 に請求 し て いるが、しか し、 これは汚染 によ る健康被 害 身体 権) 生命 ・身 体 を脅 かさ れ な い人格 的 利益 ( 又 は そ の現実 の危 険 を前 提と しな いはず はな く 、 にもとずく人格権的請求権としての差止請求権は 症状 の差異 がな いこと、過去 の著 名 な疫 学調査 で の二酸 化 環境 の二- 三倍 の濃度 の屋内暴露 を受 けた者 にも指定 疾病 れは米国 の環境 基準 、 WHO の推奨値を 下回 る こと 、 一般 * 尼崎 でも 過去 の汚染濃度 は環境基準 は超え るがしかしそ 膨大 な別冊 が付 さ れ て いるにも かかわらず 、裏付 け資 料 が極 め て乏 し い 「マス コミ の常 識」程 度 の 最近 のこ の種 の判 決 では、別 冊が流 域内 にあ る ( 行 し て いる。 しかし、本文 の認定事 実 は必ず しも 膨大な別 冊と は無関係 な こと があ る。本判決 の疫 解析方法 にも 現在 の水準 でみれば問 題があ る こと 、現在も 扱 いう るとす る。 ただし判決 は、原状 回復 があり べきも のであ るから、そ のよう な請求 と し て取り 絶 対権 であ る身体 権 に由 来す るも のと し て肯定す 窒 素 による大気 汚染 の程 度 の把握 は大雑把 で、調査方 法 ・ 二酸化窒素は各地で環境基準未達成、他方疫学調査は精緻 学 的事 実 の認定 はそ の典型 であ る)。 政策 決定 に 際 し て、疑 いが強 いこと を理由 に、完全 な データ 化しており、二酸化窒素濃度上昇と指定疾病症状過剰との 明確 な関係 が発 現す るはず であ る のに、しか し現実 は逆 で それ がなく ても 決定 が行 わ れ る こと はあ りう る ( でも自 動車 の通行 規制 と い った強行 な措置 は反対 現 でき る場合 であ っても 、なす べき措置 を特定 す 為義 務 が必要 な措 置 ( 作為 ) によ ってはじ め て実 なお、義務 違 反状態 を生 じさせな いと いう 不作 康 被害 ( 身体 権侵 害 ) の生 じ る蓋 然性 の高 い判 示 0 mの範 囲 で、気管 支 喘息 を発 症 ・増 悪 さ せ、健 四三号線 、大阪 西宮線 に係 る差 止請 求 は、沿道 五 る差止請 求 は いず れも 理由 がな いと した が、国道 き、窒 素酸化 物 に係 る差止請 求と国道 二号線 に係 本判決 は、そ の因 果関係 に関す る判断 にもとづ 自らが汚染物質 の排出者 である固定発生源を前提 問 があ る。し かし、こ の点 は置くと し ても 、な お、 令 の判断 基準 設定 のしかた の いづ れ にも 同様 に疑 であ ればな おさら に)違 法性 の判断 にも 、禁 止命 う 、時代 が か った論 理 によ って認 め よう と いう の 止 を 絶 対 権 であ る身 体 権 にも と づ く 請 求 権 と い 断 の合 理性 に疑 問 があ る。した が って ( 特 に、差 う 。先 に のべた よう に本判決 では、因果 関係 の判 る こと が訴 訟物 の特定 に不可欠 と は いえ な い。た のレ ベル ( 原告 の請 求 より は○ ・0五 贈/讃高く 、 とす る場合 と 、道路 を供 用 ・管 理 し、法 に基 づ い とす る。 だ し、 いかな る措 置をと れば不作 為義 務 を履行 し か つ 一時 間値 は定 めな か った) の大気 汚染を形成 て不特定多 数 の国 民 に利 用 させ る立場 にあ る道 路 え な い身体 権 侵害 の場合 には、身 体権 侵害 の継続 た かが不明確 な不作為命 令 は、執行 力 の限界 が不 し な いと の不作 為 命 令 を 求 め る 限度 で理由 が あ した が って、利 用 の規制 には法 的根拠 を 管 理者 ( ま た は現実的危険 があ ると き に のみ差 止請求 権 が 明確 であ るから、訴え は不適法 とな るが、本件 は り 、 こ のよう な健康 被害 の前 では、公 共性 を 理由 求 められ る。司法 の判決 が超 法規 的措置 を命 じ る 発 生す るとす る。 道路排煙 の大気中 への排出抑制措置 の実現 に尽 とす る違法 性 阻却 は認 めら れな いと 判断 した。 権 限 を も っと す る考 え 「な ど は見 あ た ら な い」) き、数値 により客観的 にされた レ ベル の大気 汚染 を 対象とす るも のであ って、履行 の判定も容易 で さら に、本件道路 は、高 度 の公 共性 があり 、国家 も 不適法 の主 張 は失当 と いう べき であ ると す る。 す る こと は不当 であり 、当事 者 の公 平 の観 点 から 査 させ、排出抑 制措 置 の存在 、内 容 の確定 を要求 適法 でな いとす る。ま た、原告 に汚染 の詳細を 調 おむね容易 に把握 でき る のであ るから、訴え は不 由来 す る 二酸化 窒素 や浮 遊粒 子状物質 の濃 度 をお ら 、訴え は不適法 とな るが、本件 では道 路 以外 に 判決後 に、被害 者集 団と道路管 理者 と の交 渉 で の も これま で の西淀 川、 川崎訴 訟 では、賠償 認容 の 裁量 の余 地を認 め ること が合 理的 であり 、実際 に か に、道 路管 理者 に義 務を 課す場合 には、行政 の には、歓 迎す べき判決と され るよう であ る。たし 「 抽 象 的差 止」 に ついて肯定 的 な 立場 を と る論 者 づ けら れる具体 的行 為内 容を特定 しな いいわ ゆる 的 な見解 が示 され る こと があ る。特 に被告 に義 務 本判決 が差止 を肯定 した こと に ついては、好意 感覚 から は かなり かけ離れ て いる。 さら に ここ で 決 の認 識も 、沿道汚染 の実態 や環境行 政 の現場 の 子状物質 の量 の把握 がおおむね 可能 であ ると の判 義 務 の履行 の判定 、ま た道 路外 に起 因す る浮遊粒 沿道 から 五 0 mの範 囲 の原告 居住 地 で の不作為 排出 ガ ス問題は存在 しな か った はず であ る。 が、そ れほど に単純 な話 であ れば、今 日 の自動車 ス発 生 源 と し て同 様 に取 り 扱 う 傾 向 が見 ら れ る 以来本判決 も含 め て、工場 の煙 突と道 路を排出 ガ を同列 に論 じ る こと は、適当 ではな い。 川崎 判決 のよう な いわば間接的 な排出者 を前 提 とす る場合 的行 政 目的達成 のた め不可欠 な施 設と し て行 政主 合意 が沿道 対策 を前進 、発 展 させ てき た こと から も 、お よそ の傾向 を把握 し、予防 的 ・先見的 に対 コメ ン ト 体 の排他 的独 占的管 理を す べき営造物 にはあ たら す れば、差止肯定 判決 は、 こ のよう な傾向 を加 速 策を講 じ ると いう 形 で行 政 の職責 を果 たす べき場 2 な い。 した が って、民事 訴 訟 の差 止 請 求 でな く 、 させ るも のと し て意義 があ る、と の考え方 もあ ろ あ るとす る。 さら に不作 為命 令 が強制 執行 不能 な 行 政訴 訟 によ る べきも のと の主 張 も 失 当 であ る、 鐘 を鳴 らし、政策 提言 を 目的 とす るも のであ った いかと思 わ れ る。本判決 が、も っぱ ら行政 への警 を考え る場 合 の論議 と の混乱 が見 ら れ る のではな も のとす る。 そ し て道路供 用行 為 に高 度 の公共性 い症状 を生 じ させた こと は、受 忍 の限度 を超え る え 、発作 性呼 吸困難 を主要 症状 とす る看 過し がた これ によ って沿道住民 の身体 への直接 的侵襲 を加 動車排出ガスと気管支喘息等 の疾病罹患との直接 のがあ る) が深刻 であ る こと は否定 でき な い。自 化 など の地球 環境 問題 とも無 関係 と は いえ な いも ま た これら はさら に、温暖 による都市 環境問題 ( 出 ガ スや騒音 による幹線道路 沿道 、 ひ いては これ こ のよう な判決 が出 され るほど、今 日 の自 動車排 のであ れば、判決 の結論 と し てではなく 、傍論 な ありと いえ ず違法 性 阻却 の主張 は認 められな いと 的 な つな がりはさら に今後 の研究を進 め る必要 が そ の上 で、 二道 路 の設 置管 理 には瑕 疵 があ り 、 が判決 と り所 見 なり の形式 でことを論ず る方法 ( し て、沿道 住 民 に健康 被害 に ついて の国賠 法 二条 あ るが、研究 の成 果が明 らか にされ る前 であ って 合 の論議と、被告 の権利義務に影響する民事執行 し て適 切 かどう かは論議 があ ろう け れども) にゆ の責任 を肯 定 した。 判例 の流 れに沿 ったも のであ る。また国賠 法 の適 共 同 不法行 為 、時 効 に関 し ては、従 来 から の裁 出 され る窒素酸化物 の特定 地域 におけ る総量 の削 自 動車 から排 ろ であ る。 そ し てま た、 たとえ ば 「 も 、対策 の強化 が必要 であ る。 こ の場合 、道路 の 用 に ついて、気管 支喘息 の重 症度と の因果 関係 が 大気 汚 整 備 に関す る法律 」 の実際 の効 果 、また 「 な お、消滅時 効 に関 し ては、因果関係立 証 可能 肯定 さ れ る月数 に応 じ算定 したうえ で、級外 を除 騒音 規 制 法」 にも と づ く 公安委 員会 染 防 止 法」 「 ユーザ ー や、道 路を利 用 した八流 ・物 流 に関す る き、喫煙 者 に ついては最大 四○% の過失相殺 を し 用 は 判 決 の因 果 関 係 に関 す る理 解 を 前 提 にす れ も っとも相当 に問題 が ば、ありう る判断 であ ろう ( への交 通規制 の要請 制 度 の実情 に関心 が払 わ れ る な実験的知見及び疫学的知見存在 の事実関係認識 た。 し かし、公健法受 給 分 、訴外会 社 見舞 金 に つ あ る こと はす でに述 べた)。た だ し、公 健法 給 付 の べき であ った。不十分 と は いえ 、す でに存在 す る 社会 シ ステムそ のも のが問 われ る必要 があ ること いて損益相殺 をう け る べき事由を欠くと し て、 こ 損 益 相殺 否 定 は、これら の給付 に慰 謝 料 的要素 を 法 制度を検 証 し、そ の改善 を図 る努力 をあ わ せ行 損 害 及ビ加害者 ヲ知 りタ ル時」 と は 段 階ま では 「 ず る べき であ った。 五 その他 の論点 本 判決 は損害 の認定 に ついては、財産損 害 の重 れを否定 し て いる。 た だ損益 相殺 含 ま な いと の誤 解 にも と づく も の ( は、 たびたび各 種 審議会 から答申 され て いると こ また被 告 の責任 に ついて、国賠法 二条 にも共 同 を す れば賠償 額 がなく な った であ ろう こと は予想 ならな いと し て、時効 の成 立を否定 した。 不法行 為 が成 立す ると したう え で、道路管 理者 と でき る)と いえ る。また見舞金 が損害賠償 でな いと いな がら、道路管 理者 にも最 大 の努 力 を はら わ せ る、と いう総合 的な取り組 みが今 こそ必要 であ る。 症度別 一律請求を採用せず、慰謝料及び弁護士費 工場経 営者 の共 同不法行為 に関 し ては、 これを否 解 す る こと は自 由 であ るが、 では これが所 得税 の あ る いは自 本件訴 訟 のよう に道路管 理者だけ に ( る こと にな るおそれがあ るも のと 思わ れ る。 かただ け では、 こ の種 の判決 が今 後も 繰り返 さ れ 動車 メーカーだ け に)責任 を負 わ せ ると いう やり 幹線道 路 の沿道 の 減等 に関す る特 別措置法」 や 「 定 し、他方 、国道 四三号線 と高速 大阪 西宮線 の構 対象 であ ったかどう かは興味 あ ると ころ であ る。 以 上 のよう に問 題点 の多 い本 判決 ではあ るが 、 六 今後の課題 造 は不可分 一体 であ るう え、管 理主体 も資 本 ・業 務管 理運営 面 で密接 な関連 があり 、した が って道 路管 理者 には、互 いに七 一九条 一項前 段 の共 同 不 法行 為責 任 が成 立す るも のと した。 道路占卿許可申請手続 の電普化に ついて から民 間 への行 政手 続を イ ンターネ ットを利 用 し ても 「二〇〇三年 度 ま でに、民間 から政府 、政府 成 三 年 三一 月 一九 日内 閣総 理大臣 決定) にお い 平 度化 の進 展 に伴 い、 ミレ ニアムプ ロジ ェクト ( 近年 の経 済 ・社会諸分 野 におけ る情報通信 の高 こ のほど同研究会 の最終報 告 が取 り まと められま 手 続 の電 子 化 に ついて検 討 を行 ってき ま した が 、 」を開催して道路占用許可申請 情報工学科教授) 委員長 ⋮浅野孝夫中央大学理工学部 子化研究会 ( 道 路 占 用許 可申 請 手 続 の電 一〇年 一〇月 から 、 「 これ に先立 ち、建設省道路 局路 政課 では、平成 て いま す 。 ット シ ステム の実 証実験 を実施す る ことを計画 し とも に、全 国 の複 数 地域 にお いて自 治体 版 パイ ロ 体等 の参 加 も求 め て平成 一二年度 中 に組 織す ると 仮称) 」 を 地方自治 自治体 版電 子化研究会 ( く、 「 道路局路政課道路利用調整室 ペー パ ー レ ス で行 え る電 子 政 府 の基 盤 を構 築 す した。そ の概要 は、後掲 のと おり です 。 申請 者) の利便性 の向 上と負 担 の軽減 を 事 業者 ( こ のよう な状況等 を踏まえ 、建設省 では、占 用 に行 って いく こと とし て います 。そ のため、道 路 入拡大 のた め の具体 的 な方策 に ついての検 討を更 町村道 で の運用開始を 図 る ことを 目標と し て、導 行 政 が国 民 ・企業等 に課 し て いる申請 や届 出等 -四年度に全国の都道府県道及び市 図 る ことを 目的 と し て、平成 一二年 度中 に、全 国 管理者 である地方自治体や占用事業者 の意見を反 の手 続 は、本人出頭 の義 務づ け や書 類 の提 出を前 成 一三年 度 また 、建設省 では、 同報 告 の提言 を受 け て、平 る」 と さ れ て いるよう に、申請 ・届出等 の行 政手 続 に つ いて電 子 化 を 図 る こと が求 め ら れ て いま の直轄 国道 におけ る道路占 用許 可申 請を イ ンター 映 さ せ て中期 的 な展開計 画を策定 し、今後 の方策 提 と したも のが多 く みら れ、情報 化 が進 んだ企業 す。 ネ ットを 利 用し てオ ンライ ンにより行う ことを 可 を 明確 化す る等 、関係者 の共 通認識を形 成す る べ 一 申請 ・届出手続 の電子化 の要請 能 とす る ことと し て準備 を進 め てき て います 。 2 道 6 3 議 申 請 ・届出手続 の電 子化 の推 進 等 蹴絵 H ン イ. 宙 ア イ デ ぺ 嫁げ 情ノ 図 道キ テセ 2000, 等 にと っては大き な負 担 と な って いる。行 政と国 部 ・ 連 請定 庁 申改 省 た 針各 し指 ム 応しテ 対直 ス に見 シ 化 の報 行 電手政 子続 情 碗 情報機器の高性能化と低価格化 民 ・企業等 と の間を電子化 ・オ ンライ ン化 す る こ こ (行政情報システム各省庁連絡会議) と は、 国民 ・企業等 にと って時 間的 ・場所 的 な制 約を受 け る こと が少 なく行 政手 続 が行え 、ま た行 め る こと により、業 務 の効率 化 ・迅速化 が実 現 で き、計 り知 れな い社会 的 ・経済的 な メリ ットが期 待 でき る。 部 日93 l 行政情報化推進共通実施計画 - 政 にと っても業務 の情報 シス テム化 を並行 し て進 襲 こ のよう な状 況を 踏 まえ 、 政府 では 、 「 行 政情 報化推進基本計画」 ( 平成六年 三 一 月二五日閣議 決定 )等 の各種 計画 にお いて、国民 ・企業等 と の 間 の様 々な行 政手 続等 に ついて、事 案審査等 行政 機 関内部 の事務処 理を合 理化 ・迅速化 す る情報 シ ステム の整 備 に合 わ せ、申請 、届出 、報告 、相談 ナ 鋤鉢 禽錨 儲訛 蕪彬迩 情本纜 高た皸 H イ ンターネッ トの 爆発的な普及 経済 ・社会の情報化 の進展 2000年 1995年 等 の電 子化 ・オ ンライ ン化を業務内 容 に即 し て推 進 す る こと等 を定 め て いる ( 図 1)。 三 行政情報化の要請事項と占用事業者、 道路管理者等から の検討要求事項 政府 におけ る申請 ・届 出手 続 の電 子化 の実 現 へ の取 り組 みは、 「 行 政情報化 推進基 本計 画」 以降、 順次 具体 的 な作 業指針 が示 され て いる。本 研究会 では これら の政府 の作 業指針 に ついて、道 路占用 部 行政情報化の動向 道路占用許可申請手続の電子化の背景 1 許 可申請手 続 の電 子化 に当 た って の検 討事 項と考 え 、行 政情 報化 の要請事 項と し て整 理す るととも に、 そ れら の事 項 を踏 まえ た上 で同手続 の電 子化 マルチメディア グローバル スタンダード 電子商取引 電子認証 電子決済 ・電子マネー 通信の高速化と低価格化 ペーパーレス化 E C の推進 C A L S乙 風 5 -建設省行政情報ヒ推進計画改定 I - … "砂 - 建設省行政情報化推進計画 軍務 遼 埼申請届出等 鹸 , ミレニアム ・ プロジェクト H l1,12 アクションプラン H l1,4 l ー膨 伊 藤 窮策 - 行政 認 翳ラム 』 ー制度見直し作業部会報告書 」 ー ÷H 8▼ .6 制度見直し作業部会 - 推進基本計画改定 -行政情報化 (閣議決定) 化推進基本計画 l 行政情報 (閣議決定) 要 請 ・ 届 出 の 簡 素 化 ・申請書記載事項等簡素化 ・変更申請等簡素化 ・ワンストップサービス ・同種申請簡素化 ・制度慣行、 事務処理手順等見直し ・処理期間短縮 ・有効期間倍化 ・押印 ・手数料納付合理化 ・関係法令改正等の措置 ・既存システム活用 占用事業者、 道路管理者等からの要求事項 ・図書の簡素化等 道路占用許可申請手続に必要な図書の簡素化、 道路管 理者内の業務の高度化、 関連する法制度の見直し等を 検討する必要がある。 ・ ワンス トッ プサー ビス 道路占用許可申請手続と道路使用許可申請手続との連 携を検討する必要がある。 ・ 既存システム と新たなシステムとの関係 将来展望も踏まえた上で、 道路管理システム等の既存 システムと新たなシステム双方の位置付けと整合性を 検討する必要がある。 申 請 ・ 届 出 の 電 子 化 ・ ペ ー パ ー レ ス 化 ・関連システムとの連携 ・ワンストッ プサービス (同上) ・複雑な図面等の取り扱い ・ 図面の取り扱い 事務簡素化及び情報技術的な観点からの道路占用許可 申請のための平面図等の図面の取り扱いを検討する必 要がある。 ・可能なものから電子化 ・システムの 適用範囲 新たなシステムが対象とする業務の範囲、 区域の範囲、 占用物件の範囲、 工事規模の範囲等を検討する必要が ある。 ・効率的 ・効果的 ・標準的な情報シス テムの構築 ・C /Sへの転換 ・T C PれP採用 ・グループウェア機能活用 ・SG M L等の採用 ・電子文書の原本性 ・申請者等の認証 ・システムの方式 「建設省行政情報化推進計画」 による情報インフラ整 備の進捗に合わせたシステムのオープン化、 O S ・シ ステム ・データ間の互換性、 通信方式、 情報の安全性 確保等を検討する必要がある。 ・GISデータ標準化推進 ・ 地図データの取り扱い 新たなシステムで取り扱うべき地図データの精度、 デ ータ形式 (イメージ、 次元)、 データ管理体制、 利用 者の範囲等を検討する必要がある。 ・利便性向上 ・アウトソーシング推進 ・手数料等納付 ・ システムの運用 新たなシステムと従来の紙媒体による申請の共存方 法、 サーバの設置場所、 データの管理体制、 費用負担 の仕組み等を検討する必要がある。 ・推進体制の整備 ・充実 ・関係部局連携強化 ・推進状況フォローアップ ・国民等への推進状況公表 ・パイロットシステム運用 38 道ネ テセ 2000.6 た を推進 し て いく た めに、占 用事業 者 や道 路管 理者 行政情報化の要請事項 を はじめとす る関係者 から要求 された検 討事 項 を また、区域等 は、政令 指定都市域外 におけ る公益 四 電子化 の効果 申請手続の電子化により、占用事業者及び道路 物件 と し、対象 とす る道路 は、当初 、全 国 の直轄 国 道 と し、システム導 入 ・運 用 のた めに必要 と な る諸 管 理者 にお いて期 待 され る主 な効 果を 、以下 のと 件 物 益 公 外 域 市 都 定 指 令 政 件 物 般 一 ② 道路管理者側 ・電 子化率 が向 上す れば 、申請受 付窓 口業務 の効率化 が図 ら れ る。 ・申請 デー タを 利用した占 用料計算 が可能 と な る。 ・占 用事 業者 から の着手 届 、完 了届 に連動 し、 進捗管 理が容易 に でき るよう にな る。 39 道行セ 2000,6 三 道路占用許司申請手続における新た 要件 の整 備状 況等 を 踏 まえ て、順次 、都 道 府 県道 、 なシ ステムの位置付け ○ 新たなシステムの位置付け 件 件 物 物 益 般 公 一 内 域 市 都 定 指 令 政 る。 ・申請 デー タ の保存 ・再 利 用 の促進 に より 、 能 とな る。 ・占 用事 業者内 の関係 シ ステムと の連動 が可 ば かり でなく、二四時間提 出も 可能 と な る。 理者 の窓 口ま で往復す ること が不要と な る ・申請書提 出 、許 可書受 取等 の都度、道 路管 ① 占用事業者 ( 申請者)側 おり挙げ ること が でき る。 手 続 締赫 斥 電 論鮨 詢議 送鑓 荻 弘 鱗 拗発き 溌が ム テ ス シ 理 管 路 道 同種申請 における申請書作成が容易とな 援 支 の 者 業 事 用 占 ム テ ス シ 理 管 路 道 鴦馨 援 支 の 者 理 管 路 道 嶽 " 市町村道 へと拡 大を図 る必要 があ る ( 表 3)。 蹴鰡 翔議鰭 腕脇臟 理 管 捗 進 道事古等 理 管 帳 台 酩伽風 蹴 ・ ・ ・ ・等 受許占処 理 可 用 理 臟 算 計 理 処 者 ・ 理 管 査 路 審理 道 ・処 務 業 の 他 の そ 務 業 の で ま 了 完 事 工 ら か 請 申 可 許 用 占 路 道 理 成 処 出請作 者 提申届 業 ・可 了 事 成許完 用 占 ・ ・ ・等 請路手 申道着 務樒 ム テ ス シ 可 許 用 占 路 道 全国的な道路占用許可申請手続 の電子化を図る に当 た っては、申請 及び そ の処 理 の実態 を考慮 し た場合 、 一つのシ ステム です べて の状況 に効 果的 に利 用 でき るシ ステム構築 を 図 る こと は現実的 で はなく 、当面 、適材 適所 に シ ステムを利用す る こ とを基本 的な考え方 とす る必要 があ る。 そ のた め、既存 の道 路管 理 シ ステム等 とす み分 けた 「 安く て軽 いシ ステム ( 簡易 シ ステム) 」 の構 築 を目指す べき であ る。簡 易 シ ステムは、申請手 続 の電子化 によ る占 用事 業 者 の負 担軽減 と いう 効 果を損 なう こと なく、低 コスト で電 子化 を実 現 で き るよう な仕組 みでなければならな い。すなわち、 簡 易 シ ス テム の構築 は、 そ の適 用範 囲 にお いて、 汎用 ソフト の利用 によ るイ ニシ ャル コスト の低 減 と電 子化 の対象 と な る申請手 続書 類 の統 一によ る シ ステム の保守 コスト の低減を目指す必要 があ る。 ⑭ 簡易システムの対象業務の範囲 簡 易 シ ステム の構築 に当 た っては、必要最低 限 の機能を 具備す ること と し、対象とす る業 務 の範 囲は、表 2に示す道路占 用許 可申請手 続 に係 る諸 業務 のう ち 、道路占 用許 可申 請 から 工事完 了ま で の業務 とす る必要 があ る。 簡易システムの業務対象範囲 表3 道路占用許可申請手続の業務区分 表2 五 簡易システムの検討とパイ ロット実 証実験 ○ 道路占用許可申請手続を効率的 ・効果的 に支 援するシステム機能 ① 占用事業者を支援する機能 申請 書を作 成す る機能 、申請受付 サー バに アク セ スし申 請書 の送信 をす る機能 、道路管 理者 の審査 の進 捗状 況を 閲覧 す る機能等 が必 点 か ら 、 オ ー プ ンな コ ンピ ュー タ ・ネ ット ワ ー ク N 内 詰管 申保 道 ⋮ ット」 と いう 。 )を活用 した シ ステム方式 とす る。 者 内 L A N 、イ ン タ ー ネ ット ) 圏通信 ネ ット ワー ク ( 道 路管 理 る申請受付 サ ーバ 圏運用を支援する機能を具備す バ 具備す る申請 データ保管 サ ー 圏道路管理者を支援する機能を ライ ア ント P C する機能を具備する申請用ク 圏占用事業者 ( 申請者)を支援 ステム で構成 す る ( 図 2)。 機能 に応 じ て、 以下 の四 つのシ 簡易 シ ステムは、そ の役割 と ◎ 簡易システムの構成 ⋮二¥ 道路管理者内 であ るイ ンターネ ット ( 以下、単 に 「 イ ンターネ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ‘ ︲ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ ■ ■ ・ . ・ ・ ・ 1 . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ ・ ・ . ・ 能 ・ 縦議 機 き 援 管, . す ◆ 三雲 支 ファイアウオール デサ ま (S M T P - 電 子メール の み 受 信可) インターネット 要 であ る。 . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ ・ ・ ・ ⋮ 、 . . ・ ・ ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ ・ 申請受付サーバ データ送信を支援する ② 道路管理者を支援する機能 申請書等 の受 理 ・保管機能 、許 可処理機能 、 占用料計算機能、審査 の進捗管理機能、申請 書等 を印 刷出力 をす る機能等 が必要 であ る。 ③ 運用を支援する機能 申請 データ の受付 ・デー タ変換 機能 、 ユー ザ I D等 に よ る申 請 者 の認 証 管 理 を行 う 機 能 、 セキ ュリ ティ対策 機能等 が必要 であ る。 イ ン タ ーネ ットを 活 用 し たシ ステ ム方 式 機能 、申請 者 の認証機能等 が必要 であ る。 が発生 した際も再送信 あ る いは分割 送信 す る え る大量 のデータに ついて何 ら か の通信 障害 情 報 の機 密 性 保 証 の機能 、 数g閃き 0を 超 ④ デー タ送信 を支援 す る機能 ⑭ 行政情報化推進基本計画 の基本的な方針を踏ま え 、効率 的 ・効 果的 ・標準的 な情報 シ ステム の観 2000, 道ガ テセ 多0 簡易システムの構成 図2 運用を支援する機能 l 占用事業者 (申請者) を支援する機能 簡易シ ステムの処理フロー 決裁手続 閲 造 状 捗 況 許 司 受 著 の流 れを 図 3に示 す。 手 エ 者 事 エ 完 事 了 申請 関連 デ ー タ ベ ー ス 審査 ・占用料計算 ⑩ パイロット実証実験 道路占用許可申請手続 の電子化における事務簡 素 化 の有 用 性 、簡易 シ ス テム の実 用性 や利 便 性 、 シ ステム運用方法 の実 現性等 の検 証 、実 運 用 に当 た って の問題点 の抽出 を目的 に、 パイ ロ ット シ ス テムを 開発 し、近畿 地方 建設 局 の奈良 国道 工事事 務所管 内 にお いて、西 日本電 信電話 株式会 社、関 西電力株式会社、大阪ガス株式会社の三占用事業 者 の協力 を得 て、平成 一 一年 一〇月 五日から平成 一一年 三 月 一七日 の期間 で実証実験を実施し シ ステムに対す る評価 た。評価 結果等 は以 下 のと おり であ る。 ① 占 用事 業 者側 の評価 と し て、 二四時 間受 付 による申請 の自 由度向 上、書 類提 出 におけ る 移動時間の短縮効果等による作業効率の向上 が挙 げ ら れた。問題点と し て、進 捗状 況閲覧 等 で電 子 メー ルによ る情報受 渡 し方式 によ る タイ ムラグが指 摘 された。 道 路管 理者 の評価 と し て、出張 所と事 務所 間 の書 類 運 搬時 間 の短 縮 効 果 が挙 げ ら れ た。 問 題点 と し て、図面参 照 におけ る図面 の見 に く さ等 、 パイ ロ ット シ ステム の機能 不足 によ る審査作業効率 のやや低 下 が指 摘 さ れた。 ② 未解決課題等に ついて 占用事業者から指摘を受けた申請受理まで にか かる時間 は、 メー ルシ ステム の設定 を変 4ノ 道々 テセ 2000.6 ④ 簡易システムを利用した道路占用許可申請手続 作 書 語 申 簡易システムを利用した道路占用許可申請手続の流れ 図3 」 l申請書受理 更す る こと により短縮 が可能 であ る。 ⑭ 申請書等の電子化方法 ・平面 図 の背景 と し ては、申請 者 が作 成 す る れた電 子文書 ( 申請 書 、届出書 、添付 図書等 ) われる場合、申請者から道路管理者に送信さ 道路占用許可申請手続が電子文書により行 ④ 電子文書の原本性確保 であ る 。 ・G- × ML の採 用 に ついても検 討す るべき ととす る。 の1/ 2 500 0数値 地 図等 を利 用す る こ ・位 置 図とし て の地 図 データは、国 土地 理院 と し て取り込 む こととす る。 図面 を イ メージ データまた は CA Dデータ ・国際 標準規格 であ る こと等 から、 SGML ① ① 電 子文書 フォー マット 善 要 望 に つ いては、 フ ァイ ル形 式 の統 一化 を 電 子文書 フォー マットと し て採用す る べ 道路管理者から の添付図書 の参照機能 の改 ( P D F形 式 にす る等 ) によ って改善 が期 待 き であ る。 ・図面 サイズ は、 A 3サイズ を基本とす る べ ② 図面 の技術的 な取り扱 い わ せた適 用を 図 る こととす る べき であ る。 ・PDFに ついては、文書 や図面 の用途 に合 る。 え な がら それ への転換 を検 討す る べき であ ・X MLに ついては、他省 庁 の動向等 を踏ま でき る 。 六 道路占用許司申請手続の電子化の検 = □ ○ 申請手続の簡素化 ・標準化 道路占用許可申請手続 の電子化 の効果を 一層高 め るた め には、情報 通信技術 の成 果を活 用す ると と も に 、 これ ま で の慣 行 を 見 直 し 、事 務 の簡 素 よ る図面 データ の受 け渡 しを実 現す る べき 準 であ る DXF形式 あ る いは J WC形式 に ADデー タと し て取 り扱う 場合 は、業 界標 ・図面 デー タは、イ メージ データ のほか、 C 媒体 の経年劣化等による内容 の消失等を防止 論 理的な 不正 アクセ スを防止す る こと 、記録 防止 す る こと 、道路管 理者側 の利 用者 によ る 合 には、外 部 から の物 理的 な不正 アクセ スを 存 す る義 務 が生 じ る。電 子文書 を保存 す る場 に ついては、書 類 と同様 に道 路管 理者側 に保 であ る。また、将来的 には建設省 の 「 建設 す る こと な ど 、 「 電 子文 書 の原 本性 確 保 」 の き であ る。 C A L S / E C ア ク シ ョ ンプ ログ ラ ム」 に 対策 が必要 であ る。 化 ・迅速化 、申請手続書 類 の簡素化 ・標準化 を図 申請添付 図書 に ついては、道 路占 用許 可申 基 づき作成 さ れた CA Dデータ交換標準仕 そ のた め、総務庁 の 「 共通 課題研究会 中 間 る こと が重要 であ る。 請手続で処理する工事 の種類毎に簡素化 ・標 様書 ( SCA DEC) に対応 し て いく方向 ② 申請添付図書 の簡素化 ・標準化 議書等 に ついて、簡 素化案 を作 成 した。 道路法第 三六条 工事 計画 に ついて の事前協 ① 事前協議における図書 の簡素化 準 化案 を作成 した。 報告ー電子文書 の原本性確保方策を中心とし 見読対策等 に ついて具体策 を整 理 した。 記 録 媒 体 及 び バ ック ア ップ 、 ウイ ル ス対 策 、 で図面 デー タ の取 り扱 いを適宜見 直 し て い ③ 軽微な工事等に係る届出様式 の標準化と添 地 図 データ の取 り扱 い の圧縮技術 を採 用す る べき であ る。 ・カ ラー表示とす る場 合 は、色 圧縮 及び通常 てー 」 を参 考 に、組 織 体 制 、 アク セ ス管 理 、 ③ く こと とす る べき であ る。 付図書 の簡素化 ・標準化 道路法施行令第八条に該当する軽微な工事 等 に ついて、届出様 式 の標準化案 と添付 図書 の簡素化 案 を作成 した。 2000.6 道行セ 多2 @ 簡易システムの運用方法の検討 ① 全 国共 申請受 付 サ ーバを 一ヶ所 に設置 す る 「 用方式」 を採 用す ること が望ま し い。 な お、申請受 付 サー バ の運 用を支援す る組 織 ・機能 の活 用 に ついて検 討 す べき であ る。 ③ オ フライ ン申請 セキ ュリ テ ィ対 策 道 路占 用許可申 請手 続 の電 子化 及び オ ンライ ン 化 によ って、道 路占 用許 可申請 に係 る重要 な情報 が脅 威 にさら され る可能 性 があ る。そ のため、発 生 し得 る脅 威 とそ れ により想定 され る被害 から セ キ ュリ ティレベ ルを見積 り 、適 切 な セキ ュリ ティ 表 5 ・図 4)。 対策 を講 じる必要 があ る ( また、簡易 シ ステムはイ ンタ ーネ ットを利 用 し た シ ス テム であ る こと から、運用面 におけ るセキ ュリ ティに関す る対 応 に ついては、当面 、 以下 の よう な こと が求 めら れ る。 鬮 オ ン ライ ン申 請 ・通 知 の到 達 確 認 シ ス テ ム ( 手 続)を構築す る。 圏 一般占 用 のオ ンライ ン申請 は行 わな い。 書 面) 鬮道 路 管 理者 から申 請 者 への通知 文 書 ( は、許 可 の真 正性 を担保 す るも のと し て継続 す る。 化 号 暗 の 信 通 た し 用 利 を 能 機 の 局 証 為 し 御 ス セ ク ア る 上い 棚蛇 を ー オ ウ ア 一 サ 珍 議柾 保 確 性 全 安 の バ ー サ 付 受 請 申 の 入 侵 ス ル イー ウ 知 検 侵改 コ 入 ざ ン 群ん章 う偽 一 み ・ウ 盗 造 夕 見消イ 複去叺 ・ 製 局 イー 証 ア 認 フ 申・ 禰 玖 橋繃 鱗 灘 繃 の 制 趾 入 導 の ム テ ス シ 視 監 と 証 認 る よ に ド ー ワ ス パ 楸 通 勧 縦 策 対 ィ テ リ ュ キ セ 威 脅 ・し 聴 ま 盗 す のり でな 上 ・ ク造 ー偽 ワ トん ッざ ネ改 ⑮ システム開発及び運用に当た っての必要整備 負担 シ ステム開発 及び運用 に当 た って の必要整備 に 関 し ては、占 用事 業者 の設備 及 び そ の保守等 は占 道行セ 2000. シ ステム の運用方式 簡 易 システム の運 用 に当 た っては、表 4に 示す役 割分担 が考え ら れ る。 ② 申請受付 サーバ の運 用形態 当 照 参 互 相 タ ー デ の 間 者 請 申 よ る申請も でき るよう にす る必要があ る。 電子化を進めるに当たり申請者が電子化に 印 申請受付 サ ーバ の運 用形態 に ついては、運 者 理 管 者 路 請 道 由1 守 保 タ ー デ 請 申 簿前 施 実 に ル カ ー ロ が 者 請 申 の て べ す 守 保 タ ー デ 用 理 処 内 者 理 管 路 道 守 保 タ ー デ 有 固 者 請 申 用 成 作 書 請 申 ) 用 利 等 図 地 値 数 の 院 理 地 土 国 ( 守 保 タ ー デ 図 地 繊 対応 でき な い場合 を考慮 し、従 来ど おり紙 に 理 当 管 担 に 用 的 運 元 一 理 が 管 者 理 管 路 道 目 項 守 保 タ ー デ 連 関 録 登 者 請 申 セキュリティ対策の要点 表5 用管 理面 、 コスト面 から、全 国的 に共 用す る システム運用の役割分担 表4 用 ・保 守等 の費 用負 担 に ついては、道 路占 用許 可 申請手 続 の電 子化 が進展 した段 階 にあ っては、 関 路占 用許 可申請手続 のオ ンライ ンによ る電 子 他省庁 におけ る最 近 の動向 等 から し て、道 通信の安全性確保策 A ファイアウオール 雫請潴.電サ ーマ:ゞ ログを収集し定期的に監査を実施する。 道 路占 用 に係 るシ ステムを充実 させ て いく と 将来的に対象を道路工事調査等に拡大し、 ① 道路管 理業務 に係 る シ ステム間 の連携 の 今後のシステムの展開 る べき であ る 。 FDによ る電 子化 に ついても別途検 討 さ れ ② F Dによ る電 子的手続 通達等 により定 めら れ る必要 があ る。 地域 の事情 を踏まえ 、各管 理者 の条 例、規 則、 可 であ るため、手 続 の詳細 に ついては、所管 到達時点 また、占用許可制度は道路管理者が行う許 ・電子情報 処 理組 織を使 用す る場合 の文書 の る手続 ・電 子情報 処 理組織 の使 用 による こと が でき シ ステム) の定義 申 請 者 の コ ンピ ュー タ と の間 の オ ン ラ イ ン 行 政 の コンピ ュー タと ,電子情報 処 理組 織 ( 下記 の事 項 であ ると考え ら れる。 省令 に規定す る場合 、追加す る規定 は概 ね 向 で検 討を進 める こと でよ いと考え ら れ る。 でそ れが可能 であ る旨 を確認的 に規定 す る方 ① オ ンライ ンによる電 子化 のため の措 置 守等 は道路管 理者 が負 担す る こと が当 然 と考 え る 係す る道路管 理者 の共 同負 担とす る ことを検 討す サーバの要塞化 用事 業者 が負 担 し、道路管 理者 の設備 及 びそ の保 べき で あ る 。 化 に当た っては、法改 正 は せず 、省令 レ ベル ム 不正アクセス検知体制の整備 申請受付サーバ B (データベース) ⑩ 法令面の検討 る べき であ る 。 通信の安全性確保策 ファイアウオールによるアクセス制御 ・ 不正アドレスからのアクセス禁止 ・ 業務に関連しないアクセスの禁止 廟 ウイルス検知 ま た、 シ ステム開発費 や、全 国共用 さ れ る申請 バスワ-ドによる認証 監視システムの導入 讓 セキ ュ リティ 対策 図4 塞化手順に沿って要塞化を行い、 セキュ ティチェックによって弱点を検査する。 ウイルス・トロイの木馬など悪意あるコー ドの除去 受 付 サ ー バ の運用 における必要整 備費 用、 そ の運 認証局の機能を利用した ・ 通信の暗号化の実施 ・ 不正行為の防止の実施 ② 道路台帳 のデジタ ル化 であ る 。 携 に ついて、引き続 き検 討を行 う ことが必要 す れば 、道路管 理業務 に係 る シ ステム閏 の連 事事務所及び出張所における広域的な本格 を実施 し、全 国 の地方建 設局管 内 の国道 工 験 の運用結 果を基 に、簡 易 シ ステム の開発 ・平成 三 一 年 度 は パイ ロ ット シ ステム実 証実 版 パイ ロ ット シ ステム の実 証実験 を 開始 す の希 望を有 す る地方自治体 にお いて自 治体 討す るととも に、平成 一二年度 中 に、導 入 治体 への導 入拡大 のた め の具体 的方策 を検 する新たな電子化研究会を組織し、地方自 光 一 夫 孝 保 久 肋 科 学 工 報 情 部 学 工 理 鍍 ・自治体 版簡 易 シ ステムを導 入す る地方自 治 体 の数 と シ ステム の開発 コストと の相 関関 係 や、導 入 によ る メリ ットと の比較衡 量 に ついても検 討す る べき であ る。 ・先行 し て自 治体版簡 易 シ ステムを導 入 ・運 用す る地方自 治体 に対 し て支援 を行う こと 隈 当 長担 路路 理合 課 課 一公 政 道 タ所 路 国 ン究 局 局 セ研 利保 テ業 路 路 ス事 道道 シ共 用全 ム本 調対 開部 盤鰭絲新 長 治郎雄夫 賢 一幸 明 進 井野藤本 平上遠松 に ついても検 討す る こと が望ま し い。 明夫雄剛幸 徳夫生 夫 治宏 正 吾 剛 也 男 英雅久 靖 和 三尚眞都治正貴忠 原 園 原木 本 田内 丼北 木 垣 田筒 本 本木之 宮 鈴 高 官牧 桜 川鈴 小内 井松 椚藤 鈴 北 事高長 長 理 備 局 長長 部事 務設務 事部室長 路理 事 事 理理策謀 専 門事 道務 会部 ・ 理 理長 務管 政制 長長局常 協 二事 長務 長 務 部 常 設 報 規 課 課 設 一 者第理部常部専水会施 情通政道建 タ 業㈱会 地会管 会給協局房交路 国方 ン 事 話 合 用 協 導 協 局 道 道 官 局 局局 地 セ 信 電 運 ㈱ ス㈱ 道 道 水 水 臣 通 路 路 東 理 齦 越 癜 靴 田 野 浅 授 教 科 学 工 報 情 部 学 工 理 鰡 る べ き であ る 。 運用を開始す る。 -四年 度 には直 道 路占 用許 可申請手続 の電 子化 の進 展 の 一 ・そ の上 で、平成 一三年度 轄国道 の電 子申請普 及率 一〇 0%を目標 と 方 、道路台 帳 のデジ タ ル化 が推進 され、将 来 的 に双方 の連携 が図ら れ、道路管 理 の高度化 す る こと が望 ま し い。 -四年 度 に全 国 で の自治体 ② 都道府県道及び市町村道 への展開 が実現 され ること が望ま し い。 ③ 電子決裁 ・平成 一三年 度 版簡 易 シ ス テム の実 運 用開始を 図 る ことを 電子決 裁 に ついては、申 請処 理 の短期 間化 等 が期待 でき るた め、将来的 な グ ループ ウ ェ 目標 とす る べき であ る。 研矮 幹 員 桴詞桴 髄譫諫勳劫似隊脉粁耐猷校籠請翻諸 寵搦譜楸 ) 爽顔爽圓電報鍵薦肺庶游滅卿滅満瀉瓣瓣搬臘動議 鰤螂 ヰ ヰ 延庭働僻 困 E健疎 壯疎 鑓殊靴疎珪 笹延延廻 餓 会 ・速やかに都道府県道及び市町村道も対象と ア の活 用等 を 図り つつ行う よう 引き続 き検 討 を行う ことが必要 であ る。 ④ 電子決済 道 路占 用料 の支払 いに ついて、債権 発生 通 知 から道 路占 用料 の納 入ま でを電 子化 でき る よう 引き続 き検討 を行う こと が必要 であ る。 ⑤ 道路使用許可申請手続との連携 今後 の道 路占 用許 可申請 処 理 のた め のシス テム及 び道 路使 用許 可申請 処 理 のため のシス テム の開発、運 用を 通 じ、双方 のシステム の 相互連携に向け、引き続き関係機関の情報交 換 と協力 を行う こと が適 切 であ る。 ⑭ 道路占用許可申請手続の電子化の全国展開 ① 全国の地方建設局管内での広域的な本格展 開 道路占用許可申請手続の電子化研究会名簿 危機管理体制の充実を目指して 北海道有珠山噴火災害の事例を参考として 道路局企画課道路防災対策室 一 はじめに 受 け て伊達市 ・壮瞥 町 ・虻 田町 が地域住民 に避難 続的 に続き、 三月 二八 日には臨 時 火山情報第 三号 平成 三 一 年 三月 二七 日から始ま った地震動 は断 が発 生 した 。 四月 一日 には、金 比羅山西側山腹 で 三 月 三 〇 日 に は 北 屏 風 山 な ど で地 割 れ が発 見 さ れ、 三月 三 一日 の 一三時 一〇分 頃西山西側 で噴火 きたびょうぶさん 指 示 を 発令 し、約 九 、 五 〇 〇人 の方 が避 難 し た。 で 「 今後 、噴 火 が発 生す る可能 性 あり要警 戒」 が 新 たな噴火 が発生 し て いる。避 難 の規模 は、 四月 一日 には約 エ ハ、○○0人と な った。そ の後 順次 、 1 北海道有珠山噴火の概要 発表 と なり、伊達市 ・壮瞥 町 ・虻 田町 で約 四〇 〇 避難指 示地域 は、縮 小 され て いると ころだ が、 六 こんぴらさん 人 が避難 した。 三月 二九 日 には緊急 火 山情報第 一 月 一日時点 でま だ火 山活 動 は継続 中 であ り、 予断 だ て し そうべつちょう あぶたちょう 数 日以内 に噴 号 が火 山 予知 連 絡会 から 出 さ れ、 「 道 路 に関す る被災 状 況を写真 1から 4に示す 。 工部 にク ラ ックが発生 し て いる こと が判明 した。 発生 し て いるほか、洞爺 ト ンネ ルではト ンネ ル覆 とうや 開き や段差 が発 生 したり 、橋台前 面 に ク ラ ックが また、道央自 動車道 では橋 梁部 のジ ョイ ント の た。 二橋 で、熱 泥水 の影 響 を受 け橋梁 上部 工が流失 し 西山川では虻田町洞爺湖温泉付近の木 の実橋等 多 く発 生 し て いる。 の隆灰 、地形 ・地殻変 動 にともなう 路面 の段 差 が 生 した 。国道 、道 道等 にお いて、噴火 によ る大量 火 口が出現 し、火 口前後 の約 一如区 間 に断層 が発 が発 生 した。西山西 側 では、国道 二三 〇号 上 に噴 有珠山の活発な噴火活動により、道路にも被害 2 道路関係の主な被害状況 が許 されな い状況 であ る。 る , 総 雙き 火 の可能性 が大き い」と発 表 された。 そ の発表 を 北海道有珠山周辺の位置図 図1 有珠山周辺 国道230号付近に発生した噴火口 写真 2 (斜め上空から撮影) 撮影平成 12年 4 月 1 日 国道 23 0号の路面冠水 写真 3 写真 4 国道230号の降灰状況 二 危機管理体制 の充実 今 回 の有 珠 山噴 火災害 では、危 機管 理体制 の面 から次 のよう な特徴 が見ら れ る。まず 、 ハザ ード マ ップ等 の情 報 が事 前 に整 備 され ており、住 民 の 防災意 識 の向 上 が図 ら れ て いた こと に加え て、早 期 の段 階 から火 山活 動 の前 兆 が的 確 に捉 え ら れ 、 地域住 民 の避難等 の措置 がとら れた。道 路 にお い ても これらと連携 し、通行 規制 や迂 回路 の設定等 迅速な対応 がな された。 す な わち 、ハザ ード マップ等 を参 考 にし て、事 前 に影 響範 囲を想定 す る こと により、道 央自動車 道 、国道 、道道 にお いて通行 止 めを実施す るととも に、広域 迂回路を検討 、設定 す る こと で 一般住 民 や 通行車 両 への影響 を最 小限 にす ること が でき た。 ま た、現地 で の対応と し て、まず避難指 示 地域 が順次 解 除 さ れる のに伴 い、国道 、道道 の規制 区 間を機動 的 に解 除 した。また 、 一部避 難指 示地域 への 一時 帰宅等 に伴 い、国道 、道 道 を避難住 民 の 車 両及び緊急 車 両 が通行 す る こととな った が、 そ の際 、緊急事 態 を想定 した対策 と し て火山活 動状 況 のカ メラによ る監視を行 い、霧 やガ スのた め に カ メ ラによ る監視 でき な い場合 は通行 禁止 措置を と るなど の対策 をと った。 さら に、虻 田町 では泥 流対策 を考え 独自 の雨量 管 理を行 い、緊急 時 の体 制 に備え た。通行 可能 な 道 路 にお いても 泥 流 の恐 れ があ る区 間 にお いて、 工事 中 であ る。 四 おわりに 今後 は、有 珠 山噴 火災害 にお いて取 り組 ま れた これら の措置を 図 2参 考図 に示す 。 ※緊急時とは、火 山活動 の活発化 など、緊急避難 の指示 が発 一時間雨量、連続 雨量 の独自 の基準 を設け るなど、 有珠山 現地対策 本部と の連携 のもと様 々な事 態 を 事 例を踏 まえ 、災害 の予兆 や災害 発生 に対応 す る を積 極的 に推進 す る必 通 信 ・情 報 技 術 の導 入 様 々な 活 動 を 支 援 す る 制 、道路啓開 や復旧等 た め の対策 、す なわち緊急 時 の情報収集 ・連絡体 せられた時を指す 。通常 は使用 でき な いよう に施錠 し て管 理 し て いる。 想定 した危 機管 理がと られ て いる。 三 噴火災害を踏まえて道路管理者がと った措置 こ のほか 、被 災 地域 にお け る避 難活 動 の支援 、 代替交 通機能 の確保 と し て、以下 のよう な措置 を 要 が あ る。 ま た 、 災 害 に 強 い地 域 づ く り の根 と って いる 。 ・道央 自動 車道 ( 長 万部 IC 豊浦 IC及 び伊達 幹 と な る 、 安 全 で安 心 ・道央自動車道を活用した緊急避難路の確保 ( 緊 ー ク を 整 備 す る こと が を 持 った 道 路 ネ ット ワ し て利 用 でき る 代 替 性 急 時 ※に現在 通行止 めし て いる道 央自 動 車道 を おしゃまんべ 現在 で記載 し て いる。 内 容 に っいては、六月 一日 動 は終息 し ておらず 、記載 では、まだ有珠山 の噴火活 ※原稿を執筆 し て いる時点 重要 であ る。 無料通行措置を実施。 IC 室 蘭 IC)を通行 す る避難住 民 に対 し て す れゞき鞠で 利 用 し て避難 す るため の避 難 用入 口を設 置 。設 置個所 は長 万部方面 へ 一カ所 、室蘭方面 へ二カ 所 を設置 し て いる。 ) とようらとうや ・道道豊浦洞爺線及び道道豊浦京極線 の 一部を国 道 二三〇号 に編 入 し、直轄事 業 により所 要 の整 備 及び管 理をす ることと した。 四月 二六日告示済 み) ( 道央自 動車道 にお いて、緊急輸送 機能 の確保 及 び 一般 車 両 の利便 性 の向 上を 図 るた め、国道 二 三〇号に編入した道道豊浦京極線に長万部方面 への虻 田洞爺 湖仮出 入 口 の設置 を決定 し、現在 2000.6 道行セ 多8 参考図 図2 安全な道路交通環境 の整備 に関する 「 推進方針」に ついて 道路局道路環境課 道路利 用者 の交 通 ルー ル の遵 守 の徹 底等 と並 行 し て、安全 な道 路交 通環境を実 現す ること が極 め て に取り組 ん できま した。 図りな がら、効 率 的か つ効 果的 な交 通事 故 の防止 的 に推進 す るなど 、道路整 備 と交 通規制 の連携 を 一 は じめ に 重 要な課 題と いえます 。 など の直接的 な原因 のほかに、 そ の背後 には当該 箇所 に集 中す る傾向 が見 ら れ、自 動車 の運転 ミ ス 路交 通環境 の構築 が喫 緊 の課題と な って います。 す べて の人 が安全 か つ安 心 し て社会参 加 でき る道 子高 齢社会 を 迎え つ つあり 、子供 や高 齢者 を含 む 一世紀を 間近 に控え 、我 が国 は史上例 を見 な い少 て いるなど厳 し い状況 が続 いており、加え て、 二 て、毎 年 一万人近 い人命 が交 通事 故 により失 われ 事故多発地点緊急対策事業)、身近 中的な実施 ( 幹線道路 の事故多発地点における事故削減策 の集 備 を進 め て いると ころ であり 、整備 に当た っては、 の交通事 故 の防止等 のた め の交 通安全施 設等 の整 故 の防止 や通学路 におけ る交 通事故 の防止 、車 両 す る必要 があ る道 路 に ついて、歩行者等 の交 通事 一四年 度) に基 づき、緊急 に交 通 の安全 を確保 計 画期 間 "平 成 人年 度 「 七箇 年 計 画 」 と いう 。) ( 以下 特定交通安全施設等整備事業七箇年計画 ( 警 察 庁 ・建設 省 にお いては、 平 成 人年度 より 、 座 一年 、 一二年 に開催 した 「アド バイザ ー会 議 ( そ のた め、建設省 ・警察 庁 にお いては、平成 一 の 一層 の向 上を 図 る必要 があります 。 す る こと など により、交 通事 故削減 に係 る実効性 画を 図 ること 、諸事 業 の進 行状 況を体系 的 に管 理 こと、安全な道 路交 通環境 の整 備 に 一層 の住 民参 交通安全対策を講じた後に改善状況の評価を行う 七箇年 計 画 の所 期 の目的 の達成 を 図 るた め には、 た段 階とな ってき たと ころ ではあります が、今後 、 ー ン形成事 業 に ついて、 一定 の進捗 が得 られ てき 事故多発 地点緊急 対策事 業 及び コミ ュニティ ・ゾ 平成 三 年度に七箇年計画 の中間年度を迎え、 我 が国 の道 路交 通 の安全 に ついては、依 然と し 箇所 の道 路交 通環境 も 関係 を有 し て いる可能性 が な 生 活 道 路 に お け る安 全 な 歩 行 環 境 の面 的 整 備 道路 にお け る交 通事 故 の発 生 は 、特定 の区 間 、 あ ると考えら れます 。 (コミ ュニテ ィ ・ゾ ー ン形成 事 業 ) に ついて重 点 こ のた め、 安全 な道 路交 通 の確 保 のた め には、 49 道々 テセ 2000,6 今後 、幹線道 路 におけ る事故多 発地点 の着 実 な 日本 大 学教 授 )」 にお け る学 識 経 験 通環境を形成 し て いく た め、安全 な道 路交 通 長 越正毅 解消を 図 るた め、対策 の立案 ・実施 に当た っては、 策 を立案 ・実施 す ると とも に、対策 の実施後 にお 環 境 の整 備 に係 る施 策 の推 進全 般 に ついて、 ③ 安 全 な道 路 交 通 環境 の整 備 のた め の計 画 、 いては、事故発生 の平均的 な水準 と の比較 や事前 者 の方 々のご意 見等 を 踏まえ 、今 後 の安全 な道 路 針 及び両省 庁 間 の連携体 制 に ついて、平成 一二年 推進 の状 況等 に ついて公表す るととも に、安 事後 の事 故件 数 の比較 など の定量的 な評価 、改善 事 故 の多 発状 況 が解 消 され ることを 目指 し て、対 安全 な道 路交 通環境 の整 備 に関す る推進 三月 に 「 全 な道路交 通環境 の整 備 に当 た っては関係住 状 況等 に関す る地域住 民等 へのヒ アリ ング等 を実 体 系的 にそ の進行 を管 理す ること 。 方針 」 ( 以下、 「 推進 方針」 と いう 。 )と し て定 め、 民 の理 解 と 参 加 を 得 な がら 進 め る こと に よ 施 し、対策効 果 が不十分な箇 所 にお いては、事 故 交通環境整備 の基本的考え方、具体的な取組み方 も って的確 か つ着 実 に安全 な道 路交 通環境 の実 現 り 、国民的課題と し て の取組 みを図 ること 。 発生要 因 の分析 ・対策 立案段 階 に立ち返 り 、追加 推進 方 針 にお いては、 二の基本的考え 方 を踏ま 的な対策や道路利用者等に対する広報 ・啓発等 に ま た、対策 が完了す るま で の間 の応急的 ・簡易 的 な対策 の実施 を適 切 に図 る ことと します。 え、安全な道路交通環境整備に関する主要な施策 生 活道 路 におけ る暮 らし の安全 の確保 ついても積 極的 に取 り組 みます 。 を定 め て います 。 2 に ついて、以 下 の通り 、そ の具体 的 な取組 み方 針 三 具体的な取組み方針 を 図 ることと いたしま した。 三 今後 の安全な道路交通環境整備 の基 本的考え方 推進 方針 にお いては、安全 な道 路交 通環境整備 に当 た って、警察 と道路管 理者 の緊密 な連携 の下 に、次 の考え 方を基 本と し て推進 す る ことと し て おり ます 。 点 から問題 が生 じ て いる箇 所 ごと に、当該箇 八年 度 より、幹線道 路 の事故 の発 生 が特定 の区 間 幹線 道路 におけ る交 通事 故 対策 と し ては、平成 て歩け る生活 環境 を形成 す ることを 目的 に、歩車 いて、通過交 通を抑 制 し、歩行 者 が安全 に安心 し は、平成 人年度 より 、住 居系 ・商業系 地区等 にお 身 近 な 生 活 道 路 に お け る交 通事 故 対 策 と し て 所 におけ る事 故 の特 性 や発 生要因 に ついて分 に集 中す る傾向 が見 ら れる こと にか んが み、当面 、 共存 道路 や コミ ュニティ道 路 など の道路整備 と速 幹線道路における事故多発地点の解消 析 を行 い、そ の結果を踏まえ 、対策 を立案 し 事故 の発生頻度及び死亡事故 の発生状況等 の客観 度 規制等 の交 通規制 を面 的 か つ総合的 に実施 し て 1 実施す るも のとす ること。 的指標からみて緊急的に安全性を確保する必要性 ① 事故 が多発 し て いるなど道路交 通安全 の観 また、対策 の実施後 にお いては、整 備 結 果 い る と こ ろ で す 。 (コ ミ ュ ニ テ ィ ・ゾ ー ン形 成 事 の評価 を行 い、必要 に応 じ て フィード バ ック 業) 中的 に実施 し て いると ころ です 。 ( 事 故多 発 地点 見を参 考と し つ つ、商 業系 ・住 居系 地区等 の生活 環境 を着実 に形成 し て いく た め、地域住 民等 の意 こ のよう な歩行 者 が安全 に安 心 し て歩 け る生活 緊急対策事業) の特 性を分析 し、 そ れを踏まえ た所 要 の対策を集 が高 いと考え ら れ る約 三、 二〇〇箇所を 対象 と し て、事 故 の集 中 の解 消を 図 る ことを 目的 に、事故 す ると いう事 故削 減 対策 の取組 み のサイ ク ル に従 って、的確 に安全 な道 路交 通環境 が実 現 でき るよう にす る こと。 ② 我 が国全 体 にお いて、着 実 に安全 な道路交 2000.6 道行セ 50 過交 通量 の多 い地区 、歩行者等 に不安 感 ・不快感 るため に重 要 な交 通安 全施 設 であり、 そ の整備 に 道路標識は、安全か つ円滑な道路交通を確保す き、イ ンターネ ット等を活 用 し て取り 入 れ、安全 た意見 に ついて、関係機 関 で密 に連携 し て、 はが 転手 など の道 路利 用者 が道 路を利 用す る中 で感 じ 加え て、今後 は、 日常 的 に、地域住 民 や職業 運 を 与 え る よう な 走 行 を し て いる車 両 の多 い地 区 当 た っては、視 認性 、標 識相 互 の整合 性 ・連続 性 な道路 交 通環境 の整 備 に反映す る ことと します。 3 分 かりやす い道 路標識 の整備 等、安全 で快適な歩行等環境 の確保 の観点から問 等 の確保を 図 る こと が重要 です 。 道 路 にお いて、交 通事 故 が多 発 し て いる地区 や通 題 が生 じ て いる地区 に ついて抽 出 し、整 備 の必要 また、安 全 な道 路交 通環境 の整 備 に係 る住 民 の 理解と協力 を得 るととも に、住 民 の意見 を安全 な こ のた め、道 路標 識 の設置 に際 し て、設置位置 、 共架等 に ついて計 画段 階から所 要 の調整 を 図 ると 道 路交 通環境 の形 成 に反映 さ せ るた め、事故多 発 があ る地区 に ついて事 業 の対象 地区と し て特定 し とも に、 既存 の道 路標 識 の集約化等 の改善を進 め た後 、公表 す る こととします 。 また、対策 の立案 ・実施 に当 た っては、安 全 に 重大事故の再発防止 た際 には、必要 に応 じ て、速 やか に、学 識経験者 、 社会的に大きな影響を与える重大事故が発生し 5 等 に ついて、定 期的 に公表 いたします 。 地点緊急 対策事 業 や コミ ュニティ ・ゾ ー ン形 成事 ま た、道路 標 識 の整 備 ・改善 に関す る利 用者 の る こと により、利用者 に分 かり やす い道 路標 識 の 意 見 を 収 集 す る標 識 B O Xを 一層 積 極 的 に活 用 か つ安 心 し て地域住 民 が歩行等 でき る道路交 通環 協力 を得 つ つ、歩行者 の歩行等 に車 両 の通行 を 調 業 、交 通安全 総点検 など の施 策 の進 捗状 況 、効 果 和 させると いう考 え方 の下に、通過交通 の車両 の し、利用者 の意 見を 反映 した道路 標 識 の整 備を図 整 備を推進 す る ことと します。 進 入 の抑 制、車 両 の通行 の緩行 化等 のた め の道路 ることと します 境 を実 現す ることを 目指 し て、地域住 民 の理解 と 整備 及び交通規制 に ついて立案 し、実施 します 。 特 に 、 コ ミ ュ ニ テ ィ ・ゾ ー ン の形 成 は 、 身 近 な 道 路交 通 の安全 の確保 は国民的課 題 であ り、ま 事 故発生 の要 因 に ついて調査 す るととも に、早急 に、発生 要 因 に即 した所 要 の対策を講ず る こと に 専 門家等 の協 力 を得 つつ、当該 箇所 の道 路 環境等 ら、対策 の立案段 階 にお いては、関係住 民と の意 た、歩行 者等 、道路を利 用す る人 の日常 の生活 ・ より 、当 該事故 と 同様 な事故 の再発防 止を図 る こ 住民の参画による安全な道路交通環境整備 見交 換を行 い、ま た、社会 実験 を適 宜活 用す るな 経 済 ・社会活動 と密接 に関係す る こと から 、安全 とと します 。 4 ど により、 関係住 民 の理解と協 力を得 る こと に十 な道 路交 通環境 の整備 に当 た っては、道路 利 用者 生活道路 の利用 の在 り方 に密接 に関係す ることか 分 配慮 します。 こと が重要 です 。 を推進 す るた め の推進体 制 に ついて、以 下 の通り 、 四 安全な道路交通環境整備の推進体制 加 のも と に、 一斉 に交通安全 施設等 の点検 を行う 定 め ております。 の視点 を活 かし つつ、住 民 の参 画を得 て推進 す る 量調査 、改善状 況等 に関す る地域住 民等 へのヒア 交通安全総点検 を より 一層積 極 的 に推進 し、道路 事業実施後は、事故 の発生状況調査や通過交通 リ ング等 を実施 し、施策 の効 果を評価 す るととも に、対策 効 果 が不十 分な場合 は、必要 に応 じ て事 推進 方針 にお いては、安全な道 路交 通環境整 備 故 発生 要因 の分析 ・対策 立案段 階 に立ち返 り 、追 交通環境 の安全 性 の向 上を図 ることと します 。 こ のた め、地域住 民 や道路 利 用者 の主体 的 な参 加 的 な対策 の実施 を適 切 に図 る こと と します 。 5メ 道分 子セ 2000.6 策 の推進 状況 に ついて、対象 箇所 の特定 、対策 の 立案 ・実施 、事業 が概成 した箇所 におけ る効 果 の 地域における安全な道路交通環境整備の推進 体制 評価等 を 、各 年 度 ごと に総括整 理 し、管 内 におけ 1 ○ 都道府県道路交通環境安全推進連絡会議の設置 る施策 の推進全体 に係 る進行管 理を行う ことと し ます 。 特定交通安全施設等整備事業七箇年計画に基づ く 、安全 な道路交 通環境 の整備 に係 る施策 の適 切 道路管 理者 、地方 公共 団体等 から成 る 「 都道府 県 を 目的 に、各 都道 府県 ごと に都道府県 公安委 員会 、 生 じ て いる箇所 にお いては、対応方針 に ついて検 業 を着実 か つ効 果的 に進 め るに当た って の問 題 が 滞 って いる、対策 の効 果 が不十分 であ るなど 、事 ま た、箇 所 の特定 や対策 の立案 ・実施 の進 捗 が 道路交通環境安全推進連絡会議 ( 仮称)」 ( 以下 討す る こととします 。 な進行管 理、重 大事 故 の再発防 止 のた め の対応等 「 推進連絡会議」 と いう 。 ) を設置 す る ことと しま す。 にお いて推進す べき安全 な道路交 通環境 の整備 に 全総点検、重大事故 の再発防止など、各都道府県 策事業 や コミ ュニティ ・ゾ ー ン形成事業 、交通安 推進 連絡会議 にお いては、事故多 発地点 緊急 対 置 され る推進 連絡会 議と連携 し つつ、全 国 におけ 九 月 三 〇 日設 置 )」 にお いては、各 都 道 府県 に設 された 「 道路交通環境安全推進会議 ( 平成 三 年 交 通規制 の効 果的 で 一体 的な推進 を 図 るた め設 置 安全 な道 路交 通環境 の整 備 に関し、道 路整備 と 全国的な安全な道路交通環境整備の推進体制 係 る主要施策 の計画 的 で着 実 な推進を 図 るため、 る安全 な道路 交 通環境 の整備 に関す る諸事 業 の効 2 ・推進 連絡会議 の運営 に関す る事 項 果 の評 価 及 び進 行 管 理 を 総 括 的 に行 う こと によ ⑭ 推進プ ログラムの策定 ・主要施 策 の実施 方針 に関す る事 項 り 、七箇年計 画 の所期 の目的 が達成 さ れ るよう 努 めます 。 ・地域住 民等 への広報 及 び地域住 民等 の意見 の反 映に関する事項 等 に ついて明 ら か にす る 「 安全 な道 路交 通環境 の 整 備 に向 けた推進 プ ログ ラム」 を定 めます。 ③ 主要施策の進行管理 また、推進 連絡会 議 にお いては、各 都道府県内 におけ る安全 な道路交通 環境 の整備 に係 る主 要施 2000.6 道行セ 52 月 公 刎 縦 脉 定視 改監 ,“ 拗勘 道路局路政課 螂鬮讓爛轤邇霊癒鰹計鬮◎鬮讓鱸についで 論 蟠 III . W W蝸 皿 計画の再改定を閣議決定 一 はじめに 鯰 綴 繃称 蹴 委会 員 委 數 螂 事 燕 蟻 各省庁が、 内外の意見要望を踏まえ、 改定作業の状況を中間的に公表 平 成 七年 度 か ら 平 成 九 年 度 に か け て行 わ れた 後、新効 成ご o年I 縊 進計閾 た に平両こ の々 項規制緩 ん 杣堆“ 規制緩和推進 三か年計画」 が閣議決 月三 一日 に 「 定され 昨年の改定を経て 平成 三 年三月≦ 改 定 )」 の再改 日に 「 規 制 緩 和 推進 三 か年 計 画 ( プ ッ 検 討 月画 オQ フ虹 の畑 実 施 ・検 討 切 出 提 見 噴 外 内 規制改革委員会見解の取扱方針検討 決定 定 が閣議 決定 さ れた。再改定 にあ たり 、道 路 関係 府 政 計画の改定を閣議決定 図 1参 照)。 は新 た に六項 目が追加 された ( 以下、本計 画 の概要 に ついて説明す る。 二 計画の目的 規制緩和推進三か年計画」は、我が国経済社 「 会 の抜 本 的 な構 造 改革 を 図 り 、 国 際的 に開 か れ 、 自 己責 任 原則と市 場 原理 に立 つ自 由 で公 正 な経 済 社会 と し て いくと とも に、行 政 の在 り方 に ついて、 規制緩和推進 3 か年計画 (改定) の再改定の流れ 図1 = 規制り改革(緩和)委員会 = = 府 =政 靴 53 2000 .6 行 政 に転換 し て いく ことを基本と し て いる。 いわ ゆる事前 規制型 の行 政 から事 後 チ ェック型 の き た。 来 から の観点 に基 づき 、規制改革 の推進 に努 め て 本計 画 は、平成 一〇年 度 (一九 九 八年 度 ) から 平成 三 年 三 月に、規制改革委員会から行政 規制改革 に ついて の第 二 改 革 推進 本 部 に対 し て 「 次見解 」 が提出 され、同見解 の内 容を 、規制緩 和 込 む ことと された。 こ の後、行 政改 革推進 本部規 推進 三か年 計画 ( 改定) の再改定 に最 大限 に盛 り 「 規制緩 和推進 三 か年計 画」 に ついて、平成 一 制改革委員会及び総務庁に対して提出された内外 三 萬改定ま での経緯 ①経済的規制は原則自由、社会的規制は必要最小 ○年 度 から今 回 の再改定 ま で の流 れは、表 1 のと 一二年 度 ( 二〇〇 〇年 度)ま で の三か年 にわ たり 、 限と の原則 の下、規制 の撒廃 又 はより緩 やかな規 こ の中間公表 対象事 項 お いては、建設省所管 の て の中間公表を行 った。 解 を踏 まえ て、平成 一二年 一月 に検 討状 況 に つい 提 出 さ れたも の) 及び規制改 革委員会 の第 二次見 から の意見 ・要望等 ( 平成 三 年 一〇月末 ま でに 縦 おり であ る。 縦 鮒 寳 制 への移行 、② 検査 の民間移行等 規制方法 の合 理 化 、③ 規制内 容 の明確 化 、簡 素化 、④規制 の国際 的整合化、⑤規制関連手続 の迅速化、⑥規制制定 手続 の透明化を重視して規制緩和等を計画的に推 進 し、規制 の緩和 や撤廃 と 一体 と し て、市場機能 を より 発 揮 す るた め の競争 施 策 の積 極 的 展 開と 、 つ 目 二 つ の 規制 に係 るも のに ついて の内 容 の重 複 を避 け つつ 整理 し、 そ の事 項数 は、 ニニ団体等 から の 一三 二 % % % % 件 件 件 件 注 の 乙 の り か よ 注 D 3 注 に 望 7 3 4 8 2 俎 難 定 済 予 中 圏 置 置 討 置 措 措 検 措 一 鴬 鴬芻 彌 矯 襞雙ぷ義 礬 総務会 穫霧蕾ま鬘礬 あか複 月 一 複数の項目に分類 しているものがあ 2件) とは合っていない。 齪“ 二 の コ 二 内 い 「措置困難」 は、 ①安全上、 防災上の最低基準を満たす必 擶 腺 政滝 雙 綻 朧競鰡 纈 皸 纖議 穰 覇鰤 繍盤洲 細 緘 (100 % ) 事前 規制 型 の行 政 から事 後 チ ェック型 の行 政 に転 換 し て いく こと に伴う 新 たな ルー ル の創 設 や、自 己責任 原則 の確 立 に資 す る情報公 開及び消 費者 の ため の必要 な シ ステムづくり など の改革 にも 取り 組 んで いく ことを 目的 と し て定 められた。 建設省所管 の規制 に ついては、住宅 ・土地 に関 す る規制 や公 共施 設等 の管 理 に関す る規制等 のよ 成 平 その他 (事実誤認等) う に、安 全 ・健康 の確 保 、災 害 防止、環境保全 や 良好 な街並 み の形成等 を 目的と した、 いわ ゆる社 会的規制 が中心 であ る。し かし、 これら の規制 に ついても社会経済 の情勢変化 に的確 に対応す るた 戦 表 2000 6 道々 テセ 54 め 、規 制 本 来 の目的 の確 保 に十 分 に配慮 し つ つ、 絶え ず見直 しを し て いく 必要 があ る こと から 、国 民生活 の質 の向 上と経済 の活性化 を図 ると いう 従 中間公表の概要 て、規制行 政 に関す る調査 結 果 に基 づく勧告ー 基 等及び規制改革委員会から の第 二次見解 に加え 分野別 三 〇項 目 の規制改革 措置 が盛 り込 ま れた ( 三六項 目を追加 し、内 容 の精査 ・深化 を行 い、 一 本再改定 計 画 にお いて、建 設省 関係 では新 た に 四 道路関係 の計画項目 された内外 から の意見 ・要望 、行 政改革 推進本部 から平成 一三年 ( 二0 0 一年 ) 三月末ま でに提 出 に併 せ て、平成 三 年 (一九九九年 ) 三 月 一日 計画終 了時点 の計 画実施状 況 の フォ ロー ア ップ 五 今後の予定 道 律 加 件 とな った ( 表 2)。 準 ・規格 及び検査 ・検定ー ( 平成 一二年 三月 総 内 訳表 3)。 こ のう ち 、 七 ○項 目 に ついては平成 規制改革委員会 の監視結果等について各省庁 の対 本計 画 にお いては、計 画 に定 め ら れ た措 置 を積 込 ま れ、計 一五項目 であり 、内 訳 は 一部措置済 ま ま た、道路 関係 に ついては新た に六項 目 が盛 り 後 とも 規制改革 の積極 的 な推進を 図 って いくも の な るが、建設省 と し ては、 こ の計画 に基 づ いて今 あ わせ て、平成 三 一 年度 は本計 画 の最終年 度 と 係 関 働 労 ・ 用 雇 - - - - 係 関 全 保 境 環 ・ 物 棄 廃 ・ 害 公 會 上 1 1 係 関 安 保 ・ 災 防 ・ 物 険 危 計 係 合 関 係 関 祉 係 福 係 度 関 ・ 関 制 他 育 療 務 格 の 教 医 法 資 そ 一 ー 一 一 一 一 ー - Q J h d ー - 0 3 1 6 3 6 ^u 5 5 務 庁) を踏まえ 、平成 一二年 三月 三 一日に、再改 一 一年 度中 に措 置済と な って いる。 極 的 に推 進 す ると と も に 、 そ の実施 状 況 に 関 す た は措置済九項 目、新規 六項 目と な って いる。今 であ る 。 中間公表 を経 て、前述 の内外 から の意見 ・要 望 定 計画 が閣議 決定 された。 る フ ォ ロー ア ップ や実 施 予定 時 期 を前 倒 し す る 回の再改定計画に盛り込まれた道路行政に関係す 係 関 入 輸 係 ・ 関 証 険 認 保 係 ・ ・ 関 格 券 係 規 証 ギ 関 ・ ・ ル 輸 準 融 ネ 運 基 金 エ 応 状況を公表 す る。 な ど 計 画 事 項 の早 急 な 実 施 等 に努 め る こと と し る項 目 に ついては、表 4 のと おり であ る。 係 関 通 流 1 ユ 1 上 係 関 他 信 の 通 そ ・ ) 報 6 情 4 5 ) ) ) ) 6 ) 1 0 ) 1 1 1 1 2 1 2 ( ( ( ( ( ( 棚 跳 3 4 2 1 リ ム 41 リ ベリ リ ム 2 等 事 等 工 等 給 事 ・ 率 供 工 備 積 地 共 設 客 宅 公 ) ) ) ) 1 1 3 1 公 、 地 土 築 ・ 建 宅 ) 住 1 0 1 5 1 6 1 9 4 1 8 3 1 5 7 4 6 3 ) ) 2 ) 7 ) 0 ) 5 ) 0 0 2 3 7 2 1 3 1 ( ( ( ( ( ( て いる 。 1 係 関 策 政 争 競 如 謙 規 数緘うち新スノ 日] 項 規制緩和推進 3 か年計画の分野別措置事項の 項目数(建設省関係) 表3 図4 事項名 高速道路空間 等を活用した 民間事業機会 の創出 住 宅 ・ 土 地 、 公 共 工 事 関 係 車両出入口の ための歩道乗 l)入れ 道路占用許可 申請様式の続 実施予定時期 平成10年度 平成11年度 平成12年度 一 高速道路空間等を活用した民間事業機会を創出し、 措置済 高速道路の機能の増進と利便の向上を図るため、 次の 10年 9月 2月 ような規制緩和措置を講ずる。 1 ) 既存インターチェンジとの利用可能地に民間企業 が多様な利便施猷・4枡E 0 2 ) 民間企業が既存のサービスエリア、 パーキングエ リア等を活用したインターチェンジを設置。 3 ) サ- ピスエリア、 パーキングエリアに隣接する土 地について、 民間企業による利便施設を設置。 12年度 道路から各建設敷地への進入の際の歩道への乗り入 (逐次実施) れのための歩道の切り下げについて、 各道路管理者が 適正に審査基準を定め、 地域の特性 ・状況等に応じた 適正な弾力的運用を図るよう、 会議等の機会をとらえ て道路管理者の注意を喚起する。 12年度 道路占用許可申請様式の統一について、引き続きその (措置) 徹底に努める。 備考 措置内容 (a ) 電気通信事業者、 ケーブルテレビ事業者に関連 措置済 する線路敷設権 (rightof w ay) の枠組みについて検討 10年12月 25日 を行い、 その結果を平成10年中にとりまとめる。 措置済 (b ) 電気通信事業者、 ケーブルテレビ事業者の線路 12年 3月 敷設については、 上記検討の結果を踏まえ、平成11年 3 24日 月26ロまでに関係事業者等による、 取扱窓口、 線路敷設 確 化など 算 定 方 法 等 金 は の明 に関する諸手続、 料 又 その 自主的な改善策の現状を調査 ・公表したところであり、 引き続き円滑化に努めるとともに 、 関係省庁会議が事業 者からの線路敷設に関する苦情を受け付け、事実関係等 の必要な調査を行い、 適宜とりまとめて回答等の対応を 行う。また、 同会議は、寄せられた苦情や内外の関係者 からの意見等を参考としつつ、 レビューを行う。 (c ) 関係省庁会議において、 引き続き、 事業者から の線路敷設に関する苦情の受付等を行うとともに、 平 成12年 3月24日に公表したレビュー結果報告を踏まえ、 線路敷設の円滑化に努める。 また、 同会議は、 寄せら れた苦情や内外の関係者からの意見等を参考としつつ、 再レビューを行う。 高速道路にお 高速道路におけるノンストップ自動料金収受システ 一部措置済 11年度以降 順次実施 けるノンスト ム (ET C) について、道路 4公団を通じて設置を急ぎ 、 ップ自動料金 早期の普及を促進する。 収受システム (ET C) の導 入促進 措置済 車両の高さ制 海上コンテナ積載車両についての道路法上の車両の 12年 3月 高さ制限の緩和に係る費用対効果を、 国民経済全体へ 限 委 の影響といった視点を盛り込みつつ、 民間の機関に を 得る 託して調査し 。 、 分析結果 エアサスベン エアサスペンション装備の車両の道路構造物に与える ション装備車 影響について、 自動車業界等との協力のもとで技術的検 の軸重制限 討を行い、その結果を踏まえて、 エアサスペンション装 備の車両の斡所舶mmの緩和の可否について検討する。 特殊車両通行 (a ) 特殊車両通行許可手続について、 線路図の提出 部数の削減、 包括申請における車両区分の見直し、 審 許可手続 査期間の短縮等について検討する。 (b ) 経路図について、 コンピュータ端末による自動 作成やフレキシブルディスクによる提出を可能とする 等のためのシステムを開発、 供用する。 信用金庫等へ (b ) 水資源開発公団 、 首都高速道路公団、 森林開発公 措置済 の政府関係機 団、 阪神高速道路公団、 本州四国連絡橋公団、 社会保険 10年 9月 関等資金運用 診療報酬支払基金の余裕金の運用先については 、 「銀行そ 29日 先等の拡大 の他主務大臣の指定する金融機関又は郵便貯金」 などと 便 貯金」 に限定 されているが、実質的には、 「銀行又は郵 されているのを改め、信用金庫及び全信連を加える。 (c ) 石油公団、 日本鉄道建設公団、 運輸施設整備事 措置済 業団、 新東京国際空港公団、 森林開発公団、 日本道路 10年 9月 公団、 金属鉱業事業団、 日本下水道事業団、 日本国有 29日 鉄道清算事業団、 空港周辺整備機構、 郵便貯金振興会、 自動車事故対策センターの余裕金の有価証券運用対象 についての告示等に、 全信連の発行する債券を加える。 (d ) 以上のほか、 法改正を要するものも含めて、資 一部措置済 11年度以降 金運用先の拡大に努めるものとする。 運 輸 関 係 金 融 ・ 証 券 ・ 保 険 関 係 孃 ガス導管、 地中電線類の道路の埋設深さについて、 措置済 ガス導管、 地 中電線類の埋 道路構造の保全の観点から技術的検討の結果を踏まえ、 l1年 3月 31日 淺層埋設を可能とする措置を講じる。 設深さ 所管省庁 高速自動車国道 2 (6 ) 建設省 、 法等の一部を改 ⑤ 正する法律の施 行 新規 建設省 新規 建設省 3 (7) 外務省及び ① (a ) 関係省庁 線路敷設 情 報 ・ 通 信 関 係 改定計画 との関係 3 (7) 外務省及び ① (b ) 関係省庁 新規 12年度 外務省及び 関係省庁 11年度中に首都 3 (7 ) 建設省 圏の一部料金所 ② において路側機 器を整備 5 (1) 建設省 ⑨ 12年度以降 (早期に技術 割結論) 新規 運輸省 建設省 12年度 (実施) 新規 建設省 12年度以降 (早期に実施) 新規 建設省 建設大臣通達 (本州四国連絡 橋公団) 7 (1 ) 建設省 ⑳ (b ) 7 (1) 建設省 建設大臣通達 (日本道路公団) ⑭ (C ) 法改正を要する 7 (1) 各省庁 場合は、 次期法 ⑯ (d ) 改正時に措置 道路局路政課長 8 (2 ) 建設省 ・国道課長通達 ⑧ (道路局関係抜粋) 岡山県土木部道路建設課 ても、 そ の誘 致 が積 極 的 に進 められ て います 。さ ら に、国内 はもと より アジ ア、太平洋地域も視 野 ︲後 岡山県◎ ﹃ 週磨整備に関するヲ鬮ダラ▲﹄ 彩 一 岡山県の概要 岡 山空港 の滑走路 の三、 00 o m化 による機能 拡 に入 れた国際 的 、広域 的な交 流 ・連携 を目指 し て、 地 を有 し、 「 晴 れ の国 お か やま」 と言 わ れ るよう 充 や、水島港 外貿 コンテナター ミナ ル の整備を進 岡山県 は、南 は瀬 戸内 海 に面し、北 には中国 山 に雨 が少なく 、温暖 な瀬 戸内式気 候 のもと、香 り め物 流県岡 山を目指 し て います 。 ま た、県内 の道路 交通 は古 来 より山陽道 、出 雲 高 い文化 を誇 る 「 吉備 文化」 発祥 の地 と し て古 く から栄え てきま した 。県 土面積 は約 七 、 一三 脳、 往 来 、金 比羅往 来 など の陸 上、海 上交 通網 が発達 線供 用など 、広域交 通網 の整 備 に伴 い、本格的 な 東 西南 北約 一〇〇 虹 のほ ぼ正方形を な し、 人 口約 こ の恵ま れた自然条件 のな か、か つては農業 の 高 速交 通時代を迎え たと ころ であり ます 。さら に、 し て いました。近年 では、中 国縦貫自 動車道 、瀬 先進県 と し て位 置 づけら れ て いま した が、繊維 工 平成九年三月には、中国横断自動車道岡山米子線 一九 六万人 の、中 国地方 の東 部 に位 置す る県 であ 業や水島臨海工業地帯を中心とする重化学工業に が開通 し、 日本海 から瀬戸内海 を経 て太 平洋 に至 戸中 央 自 動 車道 ( 瀬 戸大 橋)、山 陽自 動 車道 の全 加え 、近年 では吉備高 原 テク ノポ リ スを 中心と し る全 国初 の南 北軸 であ る西 日本中央連携 軸 が構築 り ます。 た先端 技術 産業 、高 度な研究開発機 関など に つい 入 ,き シき 南 北軸 と東 西 軸 の連 接 点 が 形 成 さ れ る こと と な さ れました。 これ により 、本県 は、県内 二箇所 で 然を楽 しめ る蒜 山高原 など数多 くあ ります。 偲 ば せ る吉 備路 のシ ンボ ル備中 国分寺 、贅 沢 に自 学 を受 け継 いだ倉敷 チボ リ公 園、古 代吉 備王 国を ・県道 ・国道 三、五九 七 ・八 畑 九九 0 ・一如 岡山県 の道 路 の実 延長 は、 そ れぞ れ カ 三 一日深夜 から の、西暦 二〇〇〇年 を迎え る 「 まざ ま な イ ベ ントが催 さ れ て います 。昨年 一二月 れ ており、面積当 たり の供 用延長 は四 一m/蟷 で、 如に対し、九七% に当 た る 二九 〇 皿が既 に供 用さ ま た、高速自 動車 国道 は、整備計画延長 三 ○○ で、全体 で の改 良率 は四三 ・七 %と な って います 。 二六、 二六 八 ・四 如 マスカ ットなど があり 、ま た観光 地 とし ては、岡 ウ ン ト ダ ウ ン i n後 楽 園」 により築庭 三〇0年祭 全 国第 二位 にな って います。 ・市 町村道 山 のシ ンボ ルであ る岡山城と 日本 三名 園 のひと つ が始まり、 これま でに数多 く のイ ベ ントが催 され さら に、地域高 規格道 路 は とく に、後楽 園は今年築 庭 三〇〇年 を迎え 、 さ り、中 四国 におけ る交 流拠点 と し て の優位 性 が高 後楽 園、伝統 が息 づく美 し い町並 みを残 す白壁 の ま した 。今 後 、夏季 に向 け ては、夜 間 開園 により ・計画路線 五路線 一人八m めら れ飛躍的 な発 展 が期待 され て います。 まち倉 敷美観 地区 、 デ ン マーク の首 都 コペ ン ハー 幻想庭 園」、 後楽 園を幻 想 的 に ライト ア ップす る 「 本県 の名 産 と し ては、全 国 的 にも有 名 な白 桃 、 ゲ ンにあ る 一五〇年 の歴史を誇 るチボ リ公 園 の哲 整備区間 一〇区 間 四九 如 名 月観 賞 会」 は ク ラ ッシ ク ・邦楽 音 楽 会 を 行う 「 調査区間 五区 間 二五 皿 ・候補路線 二路線 が、 それぞ れ指定 され て います。 道、瀬戸中央自動車道、中国横断自動車道岡山米 が供 用 され て いる中 国縦 貫自 動車道 、山陽自 動車 快 適 に いき いきと生活 でき る地域社会 を形成 す る 民 一人 ひと り が、豊 かな人間性 の つな がり の中 で、 を切り 開 いてく ため に長 期ビ ジ ョンを作 成 し、県 本県 では、 二 一世紀 初頭を 展望 し、新 たな時代 三 道路が創る快適生活県 子線 があり 、ま た幹 線ネ ット ワー クと し ては、県 「 快 適 生活 県 おか やま」 の実 現 を 県 政 の基 本方 針 こ のう ちとく に、道 路 は、人 ・物 ・情報 が流 れ 南 と県 北、主要都市 間を連絡す る国道 二号 、三 〇 続 し、県内各 地域 の主要拠点 を連絡 す る主要地方 る県 民 に最も密着 した社 会資 本 であり 、まち づく と定 め、各 種 施策 を推進 し て います 。 道 、地域 の生活 を支 え る 一般県道 、市 町村道 があ り ・地域 づくりを はじめ、社会 経済 ・文化活 動を 号 、 五三号、 一人0号 、 三 一三号等 の 一般 国道 が ります。 あり ます 。 さら に、 これら 一般国道 と有 機的 に接 県内 の道 路網 は、高 規格幹線道 路網 と し て全線 二 岡山県の道路現況 種 のイ ベ ント が予定 さ れ て います 。 な ど 、 一二 月 の ク ロー ジ ン グ イ ベ ン ト ま で に 十 数 歴 史 再 現 イ ベ ント」、秋 に 江 戸時 代 を 再 現 す る 「 中国横断自動車道岡山米子線 見延橋 (総社市) 支え て いく 最も基本 的な社会 基盤施 設 であ ること か ら、 「 快 適 生活 県 お か やま」 を実 現 す る最重 要 施策 の 一つと し て、積 極的 に道 路事 業を推進 し て います。 ○ 身近な暮らしの安全確保 ◎安全な交通環境づくり ・歩道 の設 置 や交差 点 の改良 など 、交 通危 険箇所等に対する交通安全施設 の整備を図 るととも に、高齢者等 に優 し い交 通環境 づ くりを促進 す る。 ・歩道整備が必要な県管理道 の歩道整備 率 一一九九人年 約五0% T▼ 一 二○ 一○年 約七五% ② ゆとりある生活環境の整備 ◎地域交通の新たな方向 す る。 ・「 渋滞 対策 プ ログ ラム」 の推進 ・中 山間地 域 にお いて交 通 不能箇 所 及 び幅 員狭小区間等交通難所 の解消を計画的に進 め るととも に地域 に密着 した道 路整備 に努 め る。 ・「 交 通難所 対策 プ ログ ラム」 の推進 ・安 全 で快 適 な 生 活 環 境 の形 成 に当 た っ て、高齢 者 が安 心 し て歩 け るよう 、幅 の広 い歩道 の整 備を市街 地 部を中心 に進 め ると とも に、歩道段差 の解消等 のバリ アフリー 化を推進 す る。 ・幅 の広 い歩道 の整 備 延長 一一九九八年 約 三 一 如T 一 二○ 一○年 約 一〇○蹴 ー ③ 広域交通ネ ットワークの質の向上 一一九九八年 約六五% 丁 言 ○ 一○年 約八0%] ・国道改良率 一一九九人年 約九五% T 一 二0 一0年 約 一00簿 ・中部縦 貫道 、備 北新線 、西部総合 開発 基幹道 の概成 ・ 「IC 3o」構想 の推進 ( 達成率) 「一九九人年 約九五%} ← 一 二○ 一○年 概ね 一〇0% 一 ・空港 、主要港 湾 、交 流拠点 、物流拠点 と のアクセ ス道路 の整備 ・情報 BO X の整備 など道路 利 用 の高度 ④ 情報通信高度化 への対応 ◎岡山情報 ハイ ウ エイ の整備 く高度 情報化 の恩恵 を受 け る こと が でき る の情 報 通信 の地 域格差 を解消 し、県 民 が広 ・均衡 あ る県 土 づく り に向 け、基 盤と な る よう 、情報 通信基 盤 の整備 を推進 す るとと ◎中四国 の交流拠点を形成する道路整備 要な役割を果たす安全 で快適な生活道路な 高速道 路 とそ れ へのアクセ ス道路 や、県内 も に、教育 、医療 、福祉 など さまざまな分 ・日 々 の暮 ら しを支え 、地域 の活 性化 に重 ど、地域交 通網 の充実強化を 図 る。 各 地 を有 機 的 に結 ぶ道路 を 整 備 す るな ど 、 ・I TS 舎同度道路交 通 シ ステム)の推進 ・基幹 回線 ( 光 フ ァイ バー)の整備 ・拡充 シ ステム の開発 に取り組 む 。 野 にお いて利 用 し やす い各種 の応 用技術 や ・県道改良 率 山道 路 、岡 山環状道路 な ど ・地域高規格道路 の整備促進 美作岡山道路、倉敷福山道路、空港津 ・高速道路 の機能向 上 道路 ネ ット ワー ク の質 の向 上 に取り組 む。 ・主要集落間等を連絡する市町村道改良 率( 幹線市町村道 の体系的な整備促進) 一一九九八年 約三七% 丁 一 二○ 一○年 約五0% の都 市 部 に お け る慢 性 的 な 交 通 渋 滞 の解 消 、緩 和 を図 るた め、平成 一〇年 度 に始 ま った 「 第 三次渋 滞対策 プ ログ ラム」を推進 約 2000 道行セ 四 岡山県の道路 の整備に関するプログ 平成 一○年度-平成 一九年度) ラム ( ・交 流 ・連携 の強化 、中 山間1“ の活1“ ③安全 で快適な道路環境 の 「 岡 山県 の道路 の整備 に関す るプ ログ ラム」は、 良 等 に よ る交 通 安 全 ・歩道 の設置 ・交差点改 “ ““ “‘“ 配慮‘““ % こ 関内 備ム 整 豆ノ の ゲノ 蹴宛 駒 ②車も人も安心して通れます 前期 )に ついては、 平成 一〇年 度 から 一四年 度 ( 掛寄島線 ・遥 照山ト ンネ ルなど) 主要地方道矢 ・交通難所対策が進みます。 ( 人%から 四 二% に ア ップ します 。 ・主要集落間を連絡する市町村道改良率が三 ます。 ・県道 改良率 が六七 % から七 二% に ア ップ し ③ 地域 に活 力 が で てき ます 五0% から 六 0% に ア ップします。 ・歩道整備が必要な県管理道 の歩道整備率が ・バリ ア フリー歩行空 間 が確保 されます 。 故多発地点での事故削減対策が進みます。 久 世 町草加 部) な ど交 通事 ・国道 一八 一号 ( パンフ レッ ト表 紙 形成 平成 一〇年度 平成 一 「 新道路整備五箇年計画 ( の確保 高 齢者等の交 通弱者に ・災 害 に強 い道路 の整 備 山 岡 (平成10年度 平成19年議) ,快適生活 県 おかやまをめざ して, 四年 度)」 の地 方 版 と し て、 岡 山 県 の道 路 事 業 の 備 を 図 る目的 で、平成 一○年 度 から平成 一九年 度 透 明性を確保 す るととも に、計画的 ・効 率的な整 ま でに行う 主な道路事 業 に ついてと りまと め、 パ ・豊 かな自 然 、沿道 環境 に 配 慮 し た 道 路 の整 ン フレ ットを作成 し、平成 三 年 八月 に公表 しま した。 ④ 時 代 の流 れ に対応した道路 の整 備 備 県民 の皆様 のご意見 や岡 山県長 期 ビジ ョンを ふま ・道路行政に対する住民参加 こ のプ ログ ラムにお いては、道路整 備 に対す る え策定 した道 路整 備 の基本方針 に基づ き、積 極 的 ・道 路情報提供 の高度化 報 、道路 工事 情報 が提供 されます 。 ・イ ンタ ーネ ット等 に よ り駐 車 場 の滞 空 情 点 が 五七箇所 から三九箇所 に減少 します 。 備前市)など主要渋滞交差 ・伊部東交差点 ( ①渋滞が少なくなり日常生活が快適になります もあわ せ て示 し て います 。 路整 備 や ソフト施策 の推進 によ る、直接的 な効果 また 、 こ の基 本方針 に基づく当初 の五年 間 の道 の整備 ・国際化社会 、交 流圏 の拡大 に対応 す る道 路 に道 路整備 を進 め ることと し て います 。 ① 中 四国 の交 流拠点を形成す る道 路 の整 備 ・広 域交 通網 の整備 及び広域交 通拠点 へのア クセ ス道 路 の整 備 ・生活 圏中心都市 間を結 ぶ道路 の整備 ②県民の日常生活を支え地域を活性化する道路 の整備 ・都市 部 におけ る環状道 路 ・バイ パ ス等 の整 備 ・公共交 通機 関と の連携 強化 ・魅力 あ る都市 の形成 プログラム (国) 179号奥津上斎原バイパス (鏡野町 上斎原村) (国) 180号総社一宮バイパス (岡山市 総社市) (国) 3 13号禾滓バイパス (湯原町) (H 14) (倉敷市 総社市) 部分完成 (暫定) 部分完成 全線完成 部分完成 (H 14) (主) 倉敷玉野線 (玉野市) (H 11:新規) (主) 西大寺山陽線 部分完成 (岡山市 事業継続 山陽町) (H 12) (都) 堀貫線 (倉敷市) 全線完成 事業継続 (H 14) (国) 429倉敷総社バイパス 部分完成 (H 12) 全線完成 全線完成 全線完成 全線完成 地 方 道 さ 蓄;辯護 き 戴こ 撥翳 (都) 都 市計. “路 2 部分完成 ㈲ '■道 路線名 ※歌ち (村) '村“ 壽て多 H 10 H 14 H 15 H 19 11 地域高規格道路 美作岡山道路 (国) 374号湯郷勝央道路 (美作町 勝央町) 事業継続 全線完成 (暫定) 12 地域高規格道路 美作岡山道路 (主) 岡山吉井線 (主) 佐伯長船線 (吉井町 瀬戸町 ;山陽自動車道) 事業継続 全線完成 (暫定) 13 地域高規格道路 倉敷福山道路 (国) 2号 玉島バイパス (倉敷市) 部分完成 部分完成 (暫定) 14 地域高規格道路 倉敷福山道路 (国) 2号 玉島笠岡道路 (倉敷市 笠岡市) (H 12 ,H 14 :立体化) 事業継続 (H 11:新規) 地域高規格道路 倉敷福山道路 15 (国) 2号 笠岡バイパス (笠岡市) 地域高規格道路 空港津山道路 16 (国) 53号 岡山北バイパス (岡山市) 事業継続 全線完成 (暫定) 全線完成 (H 10:暫定) 部分完成 (H 12 H 14: 4車線化) 17 新規着手 事業継続 18 地域高規格道路 空港津山道路 (国) 53号 津山南道路 (津山市 中央町) 新規着手 事業継続 19 (国) 30号 児島玉野拡幅 (岡山市 玉野市) 部分完成 全線完成 21 (国) 180号 月 島戸拡幅 (高梁市) (国) 486号 川辺尾崎バイパス (真備町) 憤 ト 事業継続 地域高規格道路 空港津山道路 (国) 53号 岡山御津道路 (岡山市 御津町) 20 介だ尖 生活圏 恥 部市間を結ぶ道路の整備 番号 に 要 ラ (H 1o,H 11,H 14) 部分完成 (H 12) 全線完成 全線完成 (H 13:暫定) 新規事業着手箇所、継続箇所及び完成予定箇所を 10 (H 14 :暫定) 紹介 し、また 、平成 一五年 度 から 一九年度 ( 後期) 9 全線完成 (津山市) 岡山県 の道 路 の整 備 に関す るプ ログ 「 8 全線完成 (暫定) では、前 期 に着手 した事 業 及び継続事 業 の完成 予 7 事業継続 ‐概成 ・概成 ラ ム 」 の パ ン フ レ ット に 掲 載 し て い る 主 6 (国) 53号津山バイパス 事業継続 定等 を 紹介 し て います。な お、主要 な箇所 と し て 5 (国) 373号志戸坂峠道路 (西粟倉村) H 19 事業継続 要 な事 業 に ついて、道 路 整 備 の基 本 方 針 4 西粟倉村) H 15 例示 し て いる のは、 六 〇箇 所 であ り 、 こ のう ち 、 3 (大原町 H 14 新規事業着手箇所は 一五箇所、前期に完成する予 2 H 10 定箇 所 は 一四箇 所 とな って います 。 1 路線名 中国横断自動車道姫路鳥取線 鱸 鬮鬮臟讓騨臟讓騨圓 交 通 拠 点 然 ) 館魂 濃霧 灘 終 葵 珍 明 薙 ぎ 辯 壱 ■,. 番号 国道53号岡山北バイパス (岡山市) 4 番号 交流 ・ 連携の強化 ・中山間地域の活性化 路線名 H 1o H 14 47 (職 津山智頭八束線 (加茂町) 部分完成 48 (主) 足立東城線 (神郷町) 事業継続 (H 11) H 15 H 19 全線完成 1 22 23 事業継続 (主) 湯原奥津線 (富村 奥津町) 事業継続 全線完成 25 (新庄村 川上村) 新規着手 全線完成 26 52 (主) 矢掛寄島線 (矢掛町 鴨方町) 全線完成 53 (主) 高梁坂本線 (高梁市) 事業継続 全線完成 54 (一) 寒河本庄岡山線 (備前市 日生町) 事業継続 全線完成 55 (町) 御津建部線 御津町 建部町) 事業継続 (村) 蒜山高原線 事業継続 50 5l 56 (主) 北房川上線 ′ ( =上村) 全線完成 (H 1o新規) 24 27 (H 12) 28 29 30 全線完成 31 全線完成 路線名 H lo H 14 (国) 2号 岡山バイパス (岡山市 倉敷市) 全線完成 (H 10暫定) 部分完成 H 15 H 19 部分完成 (4車線化) (H 14:6 車線化) 全線完成 (主) 新見勝山線 (新見市) 49 都市部における環状道路 ・バイパス等の整備 番号 32 2 (国) l80号 岡山西バイパス (岡山市) (国) 313号 井原拡幅 (井原市) (主) 岡山吉井線 (岡山市) (主) 岡山牛窓線 (岡山市) (主) 東岡山f 御津線 (岡山市) (都) 万成国富線 (旭 =橋梁) (岡山市) (都) 下中野平井線 (旭川橋梁) (岡山市) (市) 浦安南町築港栄町線 (岡南線) (岡山市) (市) 駅前古城池霰橋線 (倉敷市) (市) 船倉曽原綿 (倉敷児島連絡道路) (倉敷市) 部分完成 (暫定) 事業継続 全線完成 (H 10新規) 部分完成 (H 13) 全線完成 (H 11新規) 全線完成 (暫定) 事業継続 全線完成 事業継続 全線完成 (H 11) 新規着手 事業継続 新規着手 部分完成 全線完成 (H 11) 新規着手 全線完成 (暫定) 公共交通機関との連携強化 番号 33 事業継続 路線名 H 10 H 14 岡山駅南地区土地区画整理 H 15 H 19 事業完成 (H 11) (岡山市) 一地区、 第2地区 南第 部分 完成 新倉敷駅 34 土地区画整理 (倉敷市) (m 2) 事業完成 駅前広場の整備 J R宇野線 35 (H 11) (早島町) 早島駅 ・路面電車の延伸に向けて計画策定 (岡山市) 事業完成 ・サイクルアンドライド、 パークアンドライド等交通需要マネジメ ント施策の推進 3 番号 36 主要地方道 矢掛寄島線 遥照山トンネル (矢掛町 鴨方町) 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 魅力ある都市の形成 路線名 (一) 川入厳井線 (岡山市) (都) 久米東岡山線 (岡山市) (部) 大谷一宮線 (吉井川橋梁) (津山市) H 10 H 14 H 15 H 19 新規着手 全線完成 事業継続 全線完成 J R 宇野線大元駅付近連続立体 全線完成 交差 (岡山市) J R山陽本線等倉敷駅付近連続 立体交差 (倉敷市) (市) 川崎八田線 (天神橋) (津山市) 全線完成 (H 13) (H 14) 事業継続 (H 10新規) 事業継続 新規着手 全線完成 西部第 4地区土地区画整理 事業継続 事業完成 新保下中野地区土地区画整理 事業完成 (岡山市) (岡山市) (H 14) 倉敷駅周辺第二地区土地区画 整理 (倉敷市) 新規着手 事業完成 笠岡駅前地区土地区画整理 事業継続 事業完成 部分完成 事業完成 (笠岡市) 岡山市駅元町地区市街地再開発 (岡山市) (H 12) シ リ ー ス" 『遭の駅』 錦江湾を望む景勝の地 道の駅 『根占」 (鹿児島県) 年 々人気は右肩上がり 当 駅 は、大浜 海浜公 園内 に平成 一〇年 一〇 ま た、当 駅 では、新鮮 な海 の幸 を活 かした レ スト ラ ンや モ ツ鍋 な ど が堪 能 でき るほ か 、 パ タ ー ゴ ル フ や ア ド ベ ン チ ャ ー コー ス タ ー な ど の遊 具施 設 やバ ンガ ロー、 テ ントサイ トな 図を見 ても らう と 判ります が、平成 五年 に 月、九州 で三六番 目 、鹿児島県 で八番 目 の道 大 隅半島 の本 土最南端 、佐多 岬 に至 る国道 二 開園 した大浜海浜公園 は、 オープ ン人気 の初 ども整備 され ております 。 六九号線 沿 いの霧島 屋久 国立公 園内 の景勝 の 年 度 をピ ーク に年 間入園者数 が下 がり続け て の駅 「 根占」 とし て関駅 しま した。鹿児 島県 地 にあり ます 。眼前 には、薩摩富 士 とも呼 ば いま した 。 これが平成 一〇年 一〇月道 の駅 の 関駅と 同時 に右肩 上り に転 じま した。最近 の、 ド ライ バー の道 の駅 に対 す る関心 の高 さ に驚 れ る開聞岳 と錦 江湾 を望 み、国道 を挟 んだ海 側 では、美 し い黄金色 の砂 浜を活 かし た海水 浴場 のオ ープ ンも今年 の七月 二〇日 には予定 くと共 に、道 の駅 「 根占」 と いう ブ ラ ンド の 重 さを ひし ひしと感 ず るしだ いです 。 道 の駅 の指定を受 け る前 、当 駅 は大浜海 浜 公 園内 のレ スト ラ ンや管 理事 務所 が入 ったビ ーチ ヒ ル大 浜と し て平成 七年 四月 にオープ ン しま した。 レ スト ラ ンは、地 元 の飲食 業者 さ んに委 託 し、公 園を訪 れ る方 に提供 し て いま した 。 レ スト ラ ン の経 営 は大 変苦 労 を さ れ た よう で、 現在 ま でを含 め三名 の経 営者 が変 わ って いま す。施 設を含 め備品 ・付 属物等 、町 の所有物 と な って いる関係 で、細 か い規制も あり経 営 的 にはプ ラ ス ・マイ ナ スがあ ったも のと 思え ます 。 平 成 一〇年 の道 の駅 の指 定 を 受 け た 時 点 2000. 道々テセ 70 され て います 。 自然に囲まれた道の駅 「根占」 全景 税所 篤朗 「道の駅」 根占駅長 賑わう道の駅 「南ふらの」 号 線 沿 いに カ ヌー の先 端 を か た ど った建 物 で、正 面 入り 口には幻 の魚 ・イ ト ウが泳 ぐ水 槽 が置 いてあ る。広 いフ ロアでは南 富良 野町 産 の物 を中心 に様 々な特産物 を販売 し特 に南 富良 野町農産物 処理加 工 セ ンタ ー で作 る 「 く ま さ さ茶 」 は自 然 の笹 の香 り が さわ やかな お 茶 を 缶 入り と し て販 売 し 、 「バ タじ ゃが」 は 特 別な手 法 でイ モの中 に バターを注 入 した南 富良 野町特産 の馬鈴 薯 を使 用 し て販売 し てお り、お客様 に喜 ばれ て いる。 道 の駅周 辺は農村公 園 ・山村広 場 と し て緑 化等 が図ら れ ラベ ンダ ー畑 や噴水 、 パー クゴ ル フ場 などを整備 し、来 町さ れ る方 々や町民 の憩 いの場と し て活 用 し ており 、毎 年 九月 一 五日 には、道 の駅 「 南 ふら の」 の駐車 場を会 南ふ らの町 場に 「 南 ふら の産業ま つり」を 開催 し て いる。 太陽と森と湖まち 世 界 の動き 項 国内 の動 き 日 月. 道 路 行 政 の動 き 事 項 ○日本道路公 団 では、市 中と の格差を是正す るため、沖 項 ○総 務 庁 の労 働力 調査 によ ると 、 三月 の完全 失 業 率 は “ 縄自動車道を除く全国の高速道路等 の給油所における石 事 四 ・九 % で、調査 開始以降、最も高 か った前年 と同率 だ 日 月・ %と なり、 四%を割 った。 これは 一九 七 〇年 一月 ( 三・ 0米労働省 の四月 の雇用統計 によると、失業率 は三 ・九 事 @ 醇 Q醇 o随 o臨 o崗 繭 !: 日 月・ “ M 九%)以来 、三 〇年 三 ヵ月 ぶり。また、九 一年 四月 から 油製品販売価格 の上限価格 を九 七円から 一〇〇円 に改定 した。 ○建設省と東京都 は東京外 かく 環状道 路 のアンケート結 ○ 一般国道 五四号紙屋町地 下街 ・地 下駐車場 が完 工 ( 広 陽自 動車道 のパーキ ング エリ アでバ スが停車中 に突 入し て いる人が全体 の八六 ・六% に達 した。 果をまと めた。首都圏 に幹線道路 が不足 し て いると感 じ 一ポイ ント上昇し、最悪を更新 した。 た捜査 員 に逮捕 さ れた 。犯 人 は無 職 の 一七歳 の少年 で、 ○深 さ四〇 メート ルを超す地 下 の利用制度を定 めた 「 大 。 島県) ○米連邦準備制度理事会 が公定歩合と フ ェデラル フ ァン 乗客 一人が死亡 、五人が負傷。 深度地下 の公共的使用 に関す る特別措置法」が成立 した。 中 に若 い男 に乗 っ取 られた。男は翌四日、東広島市 の山 ド ( F F)金 利 の誘導 目標 を とも に0 ・五%引き 下げ 、 0宗 教法 人 「 法 の華 三法行 」 ( 本 部 ・静 岡県富 士市 ) の ○西日本鉄道高速バスが福岡県内 の九州自動車道を走行 った。男性 の完全失業率 は五 ・二% で、前月 に比 べ○ ・ 続く 景気拡大局面 で の最低 記録 ( 今年 一月 の四%)も更 新 した。 ○三月末 のロシ ア大統領 選 で当選 したプ ーチ ン大統領代 年 六 ・0%と六 ・五%とし、即 日実施 した。過熱気味 の 査本部 によ って詐偽 の疑 いで逮捕 された。 前代表役員福永法源 ( 本名 ・輝義)容疑者 ( 五五)と教 団の最高幹部ら計 三 一 人が、警視庁と静岡県警の合同捜 行兼首相 ( 四七) が正式 に就任 した。任期 は四年 。 ○ ロシ ア下院 がカ シ ャノ フ首相代行 ( 四二) の首相承認 景気を安定成長軌道 に乗 せる のが狙 い。 投票を行 い、賛成多数 で可決した。 ( 四九 ) が正式 に新 総統 に就 任 した。 これ で半 世紀 以上 と過去最高を記録 。 0日本電子 工業振 興協会 によると 、 一九九九年 度 のパ ソ コンの国内 出荷台数 は、前年度 比三 二%増 で九九 四万台 ・ 0森害朗首相が東京都内のホテルでの神道政治連盟国会 目o し て いた、小渕恵 三前首相 が死去 。六 二歳 、入院 四三日 ○脳 こう そく で東京 の順 天堂大学付属順 天堂病院 に入院 に及 んだ国民党支配が終わ った。 ○三月の台湾総統選挙で当選した民主進歩党の陳水扇氏 蹴 天皇 を中心 とす る神 の国 であ る」 と発言。 これ に野党 が 議員懇談会 結成 三〇周年祝賀会 であ いさ つ 「日本 の国 は 反発 、政治問題化 した。 売却益を主な所得と した人が、過去最多を記録した。 ○国税庁が九九年分の確定申告で 一千万円を超える所得 税を申告した高額納税者の上位 一〇〇人を発表。株式の 2000,6 道行セ 珍妙珍妙 したと いう 。宜 しな るかなと 思う し、ま た ただ孫 に甘 二人 に ついて色 々と 思 い巡らす こと が多 い。娘 は米 国 いだけ でなく 心 から尊 敬 でき る祖 父 であ ると書 いてあ るが、ま さ におぢ いち ゃん冥利 であ ろう 。 さ て、 これを自 分 に置 き換 え てみ て米 国籍 を持 つ孫 人 と結婚 し て米 国東 部 に永住 し て いるも のの国際化 さ れ て いる ミレ ニアム の時 代 と は いえ 、国境 と いう 壁 は おじ いち ゃん戦争 のこ 海 軍兵学 校出身 の友 人 より 「 軍人だ から推薦 した のだ ろう と 思 って いた が ページを と教え て」 と いう 本 を勧 めら れ て読 ん でみた。旧職業 何 故 アメリ カと 日本 が の戦争 であ ると考 え て いる。 「 まだ極 め て高 いのであ る。今後各 種 の難 問を解 決 しな 著者 中條高 徳氏 は、陸軍士官学校 に在 席 した Aビ ー 戦争 した の」 と質 問 されたら孫 たち に何 んと返答 す べ 捲 るう ち に、 同年 輩 の作 者 であり 、育 った時代背 景も ル会社 の大幹 部 O Bであ るが、 ニ ュー ヨーク で勉 学 中 き か、今 から気 持 ちを整 理 し ておく 必要 があ ると覚 悟 し て いる。 日本 と米国 は徳 川時代 より深 い係 わり があ け ればな らぬが そ のう ち で最 も蟠 り があ る のは米 国と の孫娘 と の交 信 文 が纏 めら れ て記載 さ れ て いる。 アメ ったと は いえ 、あ くま でも外交 上 の関係 であ って戦争 同 じなため か夢 中 で 一気 に読 み下し てしま った。 リ カ ンスクー ルで歴史 を学 ぶ過程 で陸士 に入学 した経 を した から こそ本音 が で て激 突 し、 お互 いがし っかり 験 のあ る祖 父 に質 問を投 げ かけ て いる のであ る。軍人 国土 を気 取 る精神 は持 ち合 わ せ て いな いが、現在知 と理解 でき るよう にな った のだ 。実戦 に泥塗 れ てこそ を強 調 し て いる。そ のこと にあ る程 度納得 があり 、主 識 が氾濫 し、過剰 な情 報 が飛 び交 って いてそ れが近代 と し て の考 えを敗 戦 によ って無 残 に打 ち砕 かれた筆 者 は、 一人 の婦 人 によ って方向 転換 させら れた ロ マンを 張 を肯 定 しな がら興味 を湧き立 たせた のであ る。戦争 化 だと い って いる。確 か にそう かも しれ ぬが、実 際 に 手 を握 れ る のだと答を 用意 し て いる積 り であ る。 の 一端 を味 わ った者 と し て、ま た孫 を持 つ身 と し て重 軽視 されがちな こと に少 な から ぬ不安 を抱く も のであ 直 接体 験 をす ることが強 調さ れず 、地 に つく 堅実 さが 本誌は、 執筆者が個人の責任において自由に書く建前をとっております。 したがって意 見にわたる部分は個人の見解です。 また肩書は原稿執筆及び座談会実施時のものです。 口座番号 :普 通 預 金 7 7 1 3 0 3 口 座 名 :道 路広 報セ ンタ ー ン夕 一 R O A D A D 数Z N ZS r鷺A rT O N S囮 M Z N A 配 政 省 震“ 微 振込銀行 !富士銀行虎ノ門支店 (本体価格733円) 含 め て第 二次 世界大戦 の正当性 ま では ゆか ぬが妥 当性 ね合 せ て思わ せら れ、特 に孫 の質 問 に眞剣 に考え て調 ( S) 。 る。独 り善 がり の紹介 と浅薄 な義 憤 に つき妄言多謝 べて答 を出 し てく れた こと の孫 娘 の感 謝 に溢 れ るお礼 のこと ば で締 め括 ら れ て いる。課題 を与え た アメリカ ンスクー ル の教師 も中條 氏 の眞 摯 な取 り組 み で答 え て く れ た手 紙 を見 て、立派 な祖 父を持 って幸 せだと激 賞 T E L 03 (3234)4310 ・4349 F A X 03 (3234)447l 一番町野田ピル 5 階 東京都千代田区一番町10番 6 」 の予定です。 踏切問題対策 7 月号の特集テーマ は 「人と物の流通効率化