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取扱説明書 ホームトレーナー 患者様向け
FemiScan バイオフィードバック 骨盤底筋トレーニング FemiScan フェミスキャン は、 女性の尿失禁を家庭で治療するための ユニークな概念です。 FemiScan は、クリニックと自宅との 間で、客観的効果の判定、トレーニン グ継続の意欲向上を目的とします。 FemiScan はユニークで、コンパクトなデザイン、ワンボタン始動、 音声でのコーチ、音声双方向フィードバックで自らの骨盤底筋を 鍛えます。 FemiScan はあらゆる年齢の女性のために使いやすくなっています。 トレーニングの間、骨盤底活動(EMG)をリアルタイムにPC画面上に モニターします。 FemiScan は骨盤底筋のバイオフィードバック訓練の評価をクリニックで行う 事ができます。 FemiScan は個々の能力に応じたトレーニングプログラムを作成しホームト レーナーにアップロード、トレーニング結果をダウンロードする ことできます。 Keyword : バイオフィードバックとは、 普通は気づかない生体の様々な生理的情報を計測し、それをフィードバック(情報を返す)して、認識することにより、 身体の状態をよく知り、自分にとってよりよい状態に自己コントロールすることを目指す方法です。 治療の注意事項 ホームトレーナーの挿入 注意! トレーニング中は、ホームトレーナーの近くで以下の 装置を使用しないで下さい。 携帯電話・コードレス電話・ラジコンのおもちゃ・アマ チュア無線・電波を発生する電子機器等 電池交換方法 プローブカバー 警告! 妊娠・月経期間の使用は避けて下さい。 インプラント装着(例えば心臓ペースメーカー)時の使 用は避けて下さい。 1.(A)キャップを半時計回りに回して外します。 2.単4電池 1本を入れて下さい。 電池の+、-を確認して正しく入れて下さい。 (A) + - 3.(A)キャップを時計回りに回して下さい。 ヘッドフォンの接続 注意! 1.新しい電池を使用した場合20時間連続使用できま す。 2.電池の交換時期はホームトレーナーがメッセージを 出します。 - もし一定期間、機器を使用しない時は電池を抜い て下さい。 1.ヘッドフォンのプラグをホームトレーナー(a) に接続します。 2.プラグの形状を確認して、正しい向きに真っす ぐ入れてください。 3.斜め方向から無理に入れると内部のピンが破損 します。 治療の概念 準備 下着を付け、立位 / 挿入 ① まず、片手を下腹部に当て、不必要な腹筋の緊張 のないことを確認します。 ② 尿道・膣・肛門の周りの筋肉を締めるつもりでつもり で収縮してください。おならが人前で出そうになっ た時、肛門をきゅっと締めて止めるあの感じです。 ③ 息を吸いながら、肛門の底の筋肉のハンモックを 上に持ち上げるつもりでやってください。 胃の方へ向かって吸い込むように締めます。 ④ 息を吸いながら3~5秒間収縮し、息を吐きながら 緩めてリラックスしましょう。(速筋の収縮訓練) ⑤ 慣れてきたら、10秒間ゆっくり収縮し、20秒間弛緩 するタイプのトレーニングもしてゆきましょう。 (遅筋の収縮訓練) 挿入 ① Femi Scanを膣内に挿入します。 ② 骨盤底筋の緊張・弛緩を繰り返します。 ③ 目的の骨盤底筋の括約筋筋電図を測定・モニター し、最大筋出力(μV)を測定します。 ④ 最大筋出力値の80%程度に目標(ターゲットレベル)を 設定します。 ④ 患者さん自身が設定された目標値をモニターで 確認できるので、確実に骨盤底筋を動作トレーニ ングするコツを容易に覚えることが出来ます。 ⑤ 効果を筋電図測定(Femi Scan)で確認できます。 また、毎日の治療結果をトレンドグラフで確認でき ます。 機器の調整 ① 音量調整: ヘッドホーン音量つまみ( f )で音量を調整出来ま す。 ② 機器のスイッチ(e)オフ: 機器はトレーニングプログラムが終了すると自動的 にスイッチが切れます。 レー メッセージが無いとき2秒間ボタンを押すと、 ト ニングプログラムを中断しスイッチが切れます。 (a)プローブ、(b)プローブカバー、(c)ヘッドフォン、(d)プラグ、 (e)スタートボタン、(f)音量調節 トレーニングプログラムの解説 フェミスキャンパーソナルトレー ニングプログラムを開始します START ゆるめてください スタートボタンを押す フェミスキャンは安全で確実に あなたの骨盤底筋を、、、、 あなたの快適なポジションを見つ けてください。用意ができたらス フェミスキャンパーソナルトレー タートボタンを押してください ニングプログラムを開始します エクササイズ 1を開始します パーソナルトレーニングプログ ラムを開始します ホームトレーナーは、スタートボタンを押すまでビープ音が鳴り続けます。 注意! ・水溶性の潤滑剤が使用できます。 ・膣の刺激や似た問題が生じた場合はクリニックのスタッフに知らせて下さい。 詳しくはクリニックのスタッフにお尋ねください。 エクササイズ 1 シリーズ 1 ビ゙ープ゚音 閉めてください (1-16秒) 休憩 (1-255秒) もっと閉めてく ださい 続けましょう その調子ですー ゆるめてください (1-16秒) 結果は非常にすばらしいで す シリーズ 2 ・とてもすばらしいです ・よくできました ・ 、、、、、 シリーズ 3 ・ 、、、、、 ・・・・・ 1番目のエク ササイズが 終わりました シリーズ 16 エクササイズ の結果です 収縮時シグナル ビープ音=目標に到達しました。 もっと =収縮は目標レベル以下です。(収縮時間は4秒以上でなければなりません) 次のエクササイズに入る前に必ず60秒の休憩が入ります トレーニングプログラム は終了しました トレーニングの結果を 評価しています 同じプログラムで 継続するか? そ れとももうし、、、、 ×3 トレーニングの結果 は、、、、、、、、 装置の電源を切り ます 活動休止中は3秒毎にビープ音が鳴ります。 トレーニングプログラム終了後は自動的にスイッチが切れます。 いつでもヘッドホーンケーブルは取らないで下さい。 終了します プローブカバーのクリーニング(洗浄) ① ホームトレーナー: 通常濡れた布かペーパータオルで拭くだけで十分で す。 もし必要ならばぬるま湯で濯ぐことが出来ます。 プローブカバー: ② ① カバーの外側はぬるま湯(50℃以下のこと)で濯ぎま す。 必要であれば薄い洗剤で洗います。最高の成績と適 切な衛生面からカバーは30トレーニング毎に交換す ることをお奨めします。 注意! 濯ぐ前に機器から電池を取り出し、電池のケースをしっか り閉めてください。 ③ ② 濯いだのち、余分な水分を注意深く振って取り除き ペー パータオルで拭いてください。15分位で乾きま す。 ③ 左側のヘッドホーンソケット( a )と金色のピン( b )の穴 に水が残ってないことを確認してください。 15分位で乾燥します。 完全に乾燥したらユニットと付属品を箱に入れます。 注意! 硬い物でプラスチックや金属面をこすらないで下さい。 カバーをクリーニングするときは50度以上のお湯は使用し ないで下さい。