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「ぼくの兄ちゃん」よしながこうたく よしながこうたくさんが生み出す作品はどれもユーモアいっぱ い!登場するキャラクターすべての表情や動作がていねいに描 かれ、絵をじっくり見ると毎回新しい発見があり、飽きのこな い1冊です。兄弟におすすめのドキドキとワクワクが詰まった お話です。 *わたしのえほん *PHP研究所 *B5 *2013年3月 「春になったらあけてください」増井邦恵・あべまれこ あたたかい春の訪れを楽しみに待つ子どもを描いています。春 になったら何かいいことがあるかもしれないという期待がこの お話にはいっぱい入っています。ある日、宅配便で缶詰が届き ました。缶詰と一緒に入っていた紙には「春になったらあけて ください」との注意書きが。中身は一体何でしょう? *BL出版 *B5 *2008年12月 「ふしぎなおとなりさん」もりか 【2012年05 月 女の子にぴったりのかわいい作品。絵が細かいところまでてい ねいに描かれ、見るだけで想像の世界が広がります。主人公の ちまちゃんは、お母さんと作ったドーナツをおとなりさんに届 けることにしました。おとなりさんの名前は「あめふらし」。 あめふらしはふしぎな魔法を使える人でした。 *白泉社 *B5 *2012年10月 「きょうはすてきなドーナツようび」竹下文子・山田詩子 町の小さなドーナツ屋さんには、いつもたくさんのお客さんが やってきます。ドーナツをひとくち食べるとみんなにっこり笑 顔に!ページのドーナツはどれもおいしそう!ある日、ドーナ ツ屋さんのおじさんが足をケガしてお店が休みになってしまい… ました。そこでドーナツたちは良いことを考えました。 *アリス館 「かけっこ *A4 *2012年12月 かけっこ」中川ひろたか・北村裕花 みんなでかけっこをするようすを描いたお話です。始めは女の 子ひとりだったのが、ガチョウやゴリラなどのゆかいな仲間が かけっこに加わります。にぎやかに走る途中には給水所があっ たり、おそろしいライオンが登場したり…。楽しさがいっぱいいの 作品です。 *講談社の創作絵本 *講談社 *A4 - 13 - *2012年9月 「むしのかお」新開孝 迫力まんてんの写真絵本。虫が好きな子どもにおすすめです。 虫の体は小さいし、人が近づけば逃げてしまい、観察は難しい ものです。この作品には普段は見ることができない虫たちの顔 がたくさん登場します。虫たちの細かな顔をじっくり見ると、 それぞれに特徴があり、見飽きることがありません。 *ふしぎいっぱい写真絵本17 *ポプラ社 *A4 *2010年7月 「せんたくかあちゃん」さとうわきこ 主人公のかあちゃんは洗濯が大好き。お天気が良い日は、家中 のものをみんな洗ってしまいます。ズボン、チョッキ、くつ下、 パンツ…。ある日、かあちゃんは、うす汚れたかみなりさまと 出会い、生意気なかみなりさまをあっというまに洗濯してしま います。きれいになったかみなりさまが見物です。 *こどものとも傑作集54 「みんな *福音館書店 *B6変 *1982年8月 おそろい」山脇恭・末崎茂樹 きょうから「のはらえん」が始まります。みんなとおそろいの タンポポ色のスモックを着て、うさぎくんはのはらえんに向か います。道の途中で小さな窓から黄色いスモックが見えました。 窓をのぞいてみると、のはらえんに行く友だちでした。みんな で歩いていると森の奥からおそろしい声が聞こえてきます…。 *ともだちだいすき1 *偕成社 *A4 *1992年7月 「ごりらのごんちゃん」(新装版)馬場のぼる 読み聞かせ絵本の代表作「11ぴきのねこ」シリーズの作者、 馬場のぼるさんのお話絵本です。馬場さんが描くキャラクター は表情豊かで喜怒哀楽の表現がお見事。絵を見てキャラクター それぞれが今どんな気持ちなのかを子どもたちにわかりやすく 伝えてくれます。 *わたしのえほん *PHP研究所 *A4 *2004年4月 「うえきばちです」川端誠 読み聞かせの定番絵本として親しまれています。盛り上がるこ と間違いなし!のユーモアにあふれた笑いがいっぱいです。植 木鉢に土をいれて、のっぺらぼうを植えました。さあ、どうな るでしょう?ページをめくるのが楽しいお話です。 *BL出版 *A4 *2007年9月 - 14 - 「こまったときのねこおどり」いとうひろし 主人公のねこさんは、ねこまちのはずれの小さな森に住んでい ます。不器用なねこさんはいつも失敗ばかり…お仕事はうまく いかず、車を運転すればどこかへぶつけてしまいます。おなか をすかせたねこさんは森で一匹のねずみを見つけ食べようとし ますが…。ユーモアいっぱいで展開が楽しいお話です。 *いとうひろしの本15 *ポプラ社 *A4 *2013年4月 「ライオンをかくすには」ヘレン・スティーヴンズ ある日、町に大きなライオンがやってきました。しかし、町の 人たちはライオンを追い出してしまいます。逃げたライオンは 小さな女の子アイリスと出会い、アイリスの家に隠れることに なりますが、大きなライオンをかくすのはとても大変!見つか ったらお母さんやお父さんはびっくりしてしまいますからね…。 *ブロンズ新社 *B4 *2013年3月 「14ひきのぴくにっく」いわむらかずお 大人気「14ひきのねずみ」シリーズから春にぴったりのお話 です。毎回、14ひきのねずみの家族が四季それぞれぞ自然を 楽しむようすが描かれていますが、この作品では、家族みんな で春を楽しむために野原へピクニック。たくさんの草花の名前 や生き物などが登場し、自然の素晴らしさを教えてくれます。 *14ひきのシリーズ 「もう *童心社 *B5 *1986年11月 よわむしじゃない」西本鶏介・宮西達也 勇気と元気を与えてくれる作品。主人公のぼくは近所のいっち ゃんとなかよし。しかし、いっちゃんは春から小学生になった ので保育園に通うぼくとはもう遊べません。困ったときにはい つもいっちゃんがいたけれど…。弱虫を克服する「ぼく」のお 話です。 *ひまわりえほんシリーズ *鈴木出版 *A4 *2005年3月 「どこでおひるねしようかな」岸田衿子・山脇百合子 「かばくん」と「ぐりのぐら」の作家同士のコラボ作品。みん なでお昼寝するのにちょうど良い場所を探します。そこは、ほ んの少し明るくて、少し暗くて静かで気持ちの良い風が吹くと ころ。暖かくなったら自然の中でお昼寝したくなる気持ちが伝 わってくる1冊です。春におすすめのお話絵本です。 *幼児絵本シリーズ *福音館書店 *A4 - 15 - *1996年10月 「パンちゃんのおさんぽ」どいかや 主人公のパンダのパンちゃんはでんぐり返しが得意で「でんぐ るでんぐる」という言葉とともにどんどん進んでいきます。子 どもにはこのリズム言葉が楽しく心地よく感じられることでし ょう。パンちゃんがでんぐり返しをするたびに体中に何かがく っついてきます。何がくっついたのかは読んでみてのお楽しみ。 *BL出版 *B5 *1997年4月 「まゆとうりんこ」富安陽子・降矢奈々 人気作シリーズの新作です。ある日、まゆが林の中でうりんこ のぼうやに出会いました。どうやらうりんこのぼうやはお母さ んとはぐれて迷子になったようです。まゆはお母さんの代わり になって、うりんこのぼうやの世話をしますが…。一体どうな るでしょう?作者2人の文と絵の良さをどうぞ。 *やまんばのむすめまゆのおはなし *福音館書店 *B5 *2013年4月 「いぬがかいたかったのね」サトシン・細川貂々 主人公の男の子は犬を飼いたくて仕方がありません。ある日散 歩をしていると石につまずき、そこにはワラが…。飛んできた アブをワラにくくりつけて歩いていると…。子どものカエルと アブを交換することになり、次はカエルとカメを交歓し…。現 代風「わらしべ長者」のようなお話で楽しさいっぱいです。 *集英社 *B5 *2013年3月 「くもくん」いとうひろし だんだん暖かくなってくる季節にぴったりの作品です。晴れた 日、ぷかぷかと空に浮かぶ雲をのんびりながめていると雲はさ まざまな形に変えて見えます。ライオンだと思ったら、今度は ワニ!そして大きな馬にも変身します。子どもの気持ちを、空 に浮かぶ雲に託して繊細に描いた1冊。 *いとうひろしの本1 *ポプラ社 *A4 *1998年10月 「みーんないすのすきまから」マーガレット・マーヒー 作者の遊び心がすみずみまで散りばめられた楽しい作品です。 なくした車のカギを探しに、いすの隙間に手を入れたことから 話がふくらみ、おもしろさも深まります。カギが見つからない 替わりにゆかいな物が登場し、想像する楽しさを味わえます。 ファンタジーの偉大な作家の腕前をお楽しみください。 *フレーベル館 *B4 *2007年12月 - 16 - 「だめだめママだめ!」天野慶・はまのゆか ある朝、ママが子どもの姿になって部屋をめちゃくちゃにして います。サンドイッチを作っていると思ったら、ハムだけ食べ て残してしまうし、牛乳はコップに入れずに飲んでしまう…。 そんなママの行動にぼくは驚くばかり!普段おとなが「だめ」 と言っていることを、おもしろおかしく描いたお話です。 *ほるぷ創作絵本 *ほるぷ出版 *A4 *2011年10月 「どんなきぶん?」サクストン・フライマン 本物の野菜やくだものにさまざまな表情をつけた写真絵本。そ の時の気分によって野菜たちの表情が次々と変化していきます。 細かい部分にまで手が加えられ、気持ちの現れを細やかに表現 しています。野菜やくだものたちの表情から色々な感情を読み 取る楽しみがあります。 *福音館書店 *B4 *2001年11月 「シバ犬のチャイ」あおきひろえ・長谷川義史 主人公はシバ犬のチャイ。チャイはパパとママ、やんちゃな3 兄弟と暮らしています。にぎやかな毎日の中でチャイはいつで もマイペース。のんきにあくびをしたり近所の人には愛想をふ りまいたり、口調も独特で笑いを誘います。ところで、チャイ の後ろでは家族が何やらコソコソ…。一体何でしょう? *BL出版 *A4 *2013年4月 「からすのやおやさん」かこさとし 絵本の名作「からすのパンやさん」のその後です。4羽のから すの子どもたちはみんなすっかり大きくなりました。この作品 は、姉さんからすのリンゴちゃんが主人公で、いとこのシンち ゃんのお店作りを手伝うという内容。野菜を売るための色々な アイデアが楽しい1冊。少し長いお話絵本です。 *かこさとしおはなしのほん12 「ぼくはあるいた *偕成社 *A4 *2013年4月 まっすぐまっすぐ」マーガレット・ワイズ・ブラウン 小さな男の子のもとにおばあちゃんから電話がありました。男 の子はおばあちゃんに言われたとおり「まっすぐまっすぐ」歩 いておばあちゃんのおうちを目指すことに。歩いている途中で 出会うさまざまな物に男の子は興味深々。子どもの行動に注目 です。 *世界こども図書館B *ペンギン社 - 17 - *A4 *1984年11月 「ニャンともクマったもんだ」新井洋行 主人公のネコとクマがさまざまな動物たちを紹介していくお話。 この作品のおもしろさは、動物たちの性格や特徴をダジャレで表 現しているところ。何をやってもシカられないから、いたずらば かりするシカ、本をかリスぎちゃうリス、ちょっとの物音でもブ ッタまげちゃうブタなど…。言葉の楽しさを感じる1冊です。 *えほんの杜 *B5 *2013年5月 「おいしいぼうし」シゲタサヤカ ある日、おじいさんとおばあさんの目の前に不思議なものが現れ ました。それはやけにツヤツヤして、ちょっとペトペトしていま す。思い切ってなめてみると…思わず笑顔になってしまうほどお いしかったのです。ふたりはお腹いっぱいたらふく食べました。 ところが夜遅く、不思議なものの持ち主が現れて、さあ大変です! *教育画劇 *B5 *2013年5月 「ボタン」森絵都・杉山佳奈代 おしゃれが大好きな女の子におすすめのかわいらしい作品です。 主人公のママは昔、洋服作りが大好きでした。古い洋服を手放す ときでもボタンだけは大切に残していました。女の子はボタンが いっぱい入った大きな缶の箱を開けて、ママのボタンをながめな がら想像をふくらませます。心があたたかくなるお話です。 *偕成社 *A4 *2013年5月 「びっくり!どうぶつデパート」サトシン・杉山佳奈代 にぎやかで明るく楽しいお話絵本です。日曜日に家族みんなでデ パートへ買い物に行くとビックリ!なんと動物たちが自由に買い 物をしています!動物それぞれにこだわりや個性があり、読んで いる側も楽しく買い物をしている気分になってきます。お話の最 後は思わず笑ってしまうかも…。 *アリス館 *B5 *2013年5月 「すいか!」いしづちひろ・村上康成 暑い日にぴったりの食べもの絵本です。子どもたちが好きなすい かを題材にした作品で、おいしそうなすいかがページいっぱいに 描かれています。「すいか」という言葉を使ったユニークな言葉 遊びが楽しい1冊。親子で言葉あそびの豊かさをお楽しみくださ い。 *にじいろえほん *小峰書店 *A4 - 18 - *2013年5月 「たなばたまつり」松成真理子 子どもたちが七夕まつりを楽しみに、短冊にそれぞれ願いごとを 書いています。まだ字が書けないたーくんは、青いクレヨンでさ きちゃんの顔を書きました。うれしくなったさきちゃんはたーく んの顔を書くことに…。子どもたちの思いや願いが詰まった短冊 は風にゆられるとひみつの言葉を話しているようです。 *講談社の創作絵本…季節と行事のよみきかせ絵本 *講談社 *A4 *2010年6月 「しろもくろも、みんなおいで」あべ弘士 白と黒の動物がたくさん登場します。白いホッキョクグマのとな りには、黒いアメリカクロクマが、シロイルカのとなりにはザト ウクジラが迫力満点の絵で描かれています。白と黒の動物を比べ てみたり、動物の名前で新発見をしたり…この作品には色々な楽 しみがあります。ざっくりとした絵が動物の特徴を表しています。 *童心社 *A4 *2011年5月 「たなばたプールびらき」中川ひろたか・村上康成 七夕にちなんだ季節感あふれる物語絵本。七夕の日、おりひめと ひこぼしは天の川で年に一度のデートをしています。2人は子ど もたちが作ったかざりを見つけ、子どもたちの願いごとをかなえ てあげることにしました。さあ、願いごとは一体どんなことなの でしょう…?明るく楽しいお話で、読み聞かせに最適です。 *ピーマン村の絵本たち *童心社 *A4 *1997年5月 「カエルのおでかけ」高畠那生 ユーモアとナンセンスな世界が広がるお話です。ある朝、外はも のすごい雨。けれども主人公のカエルは大喜び!みんなが嫌がる 雨も、カエルにとっては嬉しくてたまらない「いい天気!」。さ っそく外へおでかけしますが、雨が大好きなカエルのすることは みんなとはあべこべ。このギャップが楽しい! *フレーベル館 *A4 *2013年5月 「ぷうちゃんのちいさいマル」東直子・たんじあきこ 主人公のぷうちゃんはスキップしながらお散歩をしています。す ると転んでしまい、ぷうちゃんは「ぷ」の小さいマルを落として しまいました。ぷうちゃんはふうちゃんになってしまいます。自 分が自分であるためには絶対「ぷうちゃん」でなければなりませ ん。だから、ぷうちゃんはマルを探す冒険の旅に出ます。 *いっしょによんで!8 *岩崎書店 - 19 - *A4 *2013年5月 「チリとチリリ ちかのおはなし」どいかや 「チリとチリリ」シリーズの新しい作品です。このシリーズはふ たりの女の子、チリとチリリが自転車に乗ってさまざまな場所へ おでかけするお話。今回は、地下の壁から逃げた動物を追いかけ るところから始まります。地下にはらっかせい畑やお花畑が広が っていました。逃げた動物は一体何でしょう? *アリス館 *B5 *2013年4月 「はなねこちゃん」竹下文子・石井勉 表紙の絵はきれいな花に囲まれてこっちを見ている猫。猫は女の 子のはなちゃんが紙に描いた絵の猫で、名前は「はなねこちゃ ん」。はなちゃんは猫のヒゲを描くのを忘れて遊びに行ってしま います。はなねこちゃんは、はなちゃんを探しにいきますが…。 はなねこちゃんは紙なので歩き方がひょろひょろふらふら~! *にじいろえほん *小峰書店 *A4 *2013年5月 「おひさまのたね」いもとようこ ページをめくるたびにどんどんお話の世界が広がる楽しい作品。 主人公のリスは大好物のひまわりの種を見つけて大喜びです。お 腹いっぱいになったリスは、春まですやすやと眠り…目をあけて びっくり!残したタネから立派な芽が出ていたのです。芽はどん どん成長して、とてもきれいな花が咲きました…。 *至光社ブッククラブ国際版絵本 *至光社 *B5変 *2003年12月 「やっぱりこうらはかめのもの」森町長子 夏の暑い一日を描いたお話絵本です。散歩の途中でカメは木陰を 見つけてひと休みをしますが、いつのまにかうとうと眠ってしま います。カメが眠っているあいだに動物たちが次々とやってきて カメのこうらに入ります。ページのすみには動物がかくれていて、 次に現れる動物がわかるのが楽しいしかけです。 *たんぽぽえほんシリーズ *鈴木出版 *A4 *2000年6月 「あかちゃんぐまはなにみたの?」アシュリー・ウルフ 大きなサイズの作品で、大きなくまの親子をのびのびと描いてい ます。ページいっぱいに広がるお母さんぐまの表情はとてもやさ しく安心感を与えてくれます。赤ちゃんぐまは目に映るすべての 物にギモンを持ち、そのたびにお母さんは答えます。さくまゆみ こさんの訳がステキです。 *岩波書店 *B4 *2013年4月 - 20 - 「おたんじょうび くろくま」たかいよしかず 明日はくろくまくんの誕生日です。誕生日が待ち遠しいくろくま くんはみんなに明日が何の日か聞いてまわります。誕生日が楽し みで仕方がないくろくまくんは、みんなの答えに納得がいかない ようす。明日はごちそうを食べる日?ばけくらべをする日?みん なはくろくまくんの誕生日に気づいているのでしょうか? *おはなし・くろくま *くもん出版 *A5 *2013年5月 「ハラヘッターとチョコリーナ」のぶみ おなかがペコペコのハラヘッターはおいしそうなチョコリーナを どこまでも追いかけます。あと少しでチョコリーナに手が届くと ころでいつも逃げられてしまいますが、ハラヘッターはあきらめ ずに立ち上がります。お話の展開とハラヘッターの変化がとても おもしろく、勇気と元気を与えてくれるお話です。 *講談社の創作絵本 *講談社 *B5 *2013年5月 「きょうもひつじぱん」あきやまただし 大人気「ひつじぱん」シリーズの新作です。ひつじのパンやさん は今日もユニークで楽しいパンを作っています。今回のお話に登 場するお客さんはオバケの親子、小さなアリ、どこかの星の宇宙 人。それぞれに合ったぴったりのパンが次々とできあがります。 最後のハートのパンは一体誰にプレゼントするのでしょう? *たんぽぽえほんシリーズ *鈴木出版 「あめあめふれふれ *A4 *2013年6月 ねずみくん」なかえよしを・うえののりこ 作品全体とすべてのページが水色で、まるで雨を表現しているよ う。お話を盛り上げるための作者の工夫がほどこされています。 雨が降りはじめ、カサをさしたねずみくんの目の前におなじみの キャラクターが登場。雨が降っていても、みんなはカサをささな くて大丈夫だと言いますが…。最後は心があたたかくなる1冊。 *ねずみくんの絵本30 「ぼくは *ポプラ社 *A4 *2013年5月 ねんちょうさん」サトシン・田中六大 主人公の男の子は年長さん。保育園で一番年上のおにいさんにな って少しだけ背伸びするようすが描かれています。今まではいて いたうわばきが子どもっぽく感じたり、好きな子の前では格好を つけてしまったり…子どもの繊細な心を上手に表現した作品です。 年長の子どもにおすすめの読みきかせ絵本。 *小学館 *A4 *2013年6月 - 21 - 「ミミとおとうさんのハッピーバースデー」石津ちひろ・早川純子 きょうはお父さんの誕生日。お母さんがでかけてしまったので、 主人公の女の子はひとりでケーキを作ることにしました。ケーキ 作りに必要な材料や道具をお父さんに伝えますが、勘違いしたお お父さんは色々な物を持ってきてしまいます。お父さんの勘違い が最後まで続き、その勘違いぶりが楽しい1冊。 *長崎出版 *B5 「くじらのあかちゃん *2013年6月 おおきくなあれ」神沢利子・あべ弘士 くじらのあかちゃんが誕生し、元気に成長していく姿を描いたお 話。夜空のお月さまはいつもクジラの親子を見守りながら語りか けます。静かな夜にはお月さまのうれしそうな歌声が響き、クジ ラの親子をやさしく包みこみます。クジラたちの迫力のある動き や表情は、絵を担当したあべ弘士ならではのもの。 *こどものとも絵本 *福音館書店 *B5 *2013年6月 「ヤダヤダかめん」あきやまただし 主人公のこころちゃんは何でも「やだやだ!」と言ってばかり。 どんどん「やだやだパワー」がたまってきて…こころちゃんはヤ ダヤダかめんに変身してしまいました。子どもの気持ちをわかり やすく絵にこめて表現しています。キャラクターのユニークさが 子どもの心にすっと入ります。家族みんなで楽しめる作品。 *新しいえほん *金の星社 *A4 *2013年6月 「おおきなおひめさま」三浦太郎 表紙はタテに長く、大きなお姫さまの絵がいっぱいに描かれてい ます。なぜお姫さまが大きいのかはお話を読んでみてのお楽しみ。 最初は葉っぱの上に乗るほどの小さなお姫さまでしたが、お話が 進むにつれ…どんどん大きくお城から突き出るほどに…。周りの 人たちはお姫さまがこれ以上大きくならないよう試みますが…。 *偕成社 *A4 *2013年6月 「むしとりにいこうよ!」はたこうしろう 虫が好きな男の子にぴったりの作品。夏によく見かける虫たちの 姿や特徴をていねいに描いています。なかよし兄弟は公園へ虫と りに行くと、そこには虫がいっぱい!虫に詳しいお兄ちゃんはた くさんのことをやさしく弟に教えます。この作品を読んで昆虫に 興味を持つ子が増えたらうれしいです。 *ほるぷ創作絵本 *ほるぷ出版 *A4 - 22 - *2013年7月 「しんかんくん でんしゃのたび」のぶみ 人気シリーズの新作。新幹線のしんかんくんと男の子のかんたろ うのかけあいが楽しいシリーズです。電車が大好きなかんたろう としんかんくんは日本各地の電車を見に出かけますが、しんかん くんのようすがちょっと変?どうしたのでしょう?最後は、かん たろうがしんかんくんの気持ちを汲みとりハッピーエンド! *あかね書房 *A4 *2013年7月 「へんしんデパート」たかてらかよ・浅沼とおる 家族みんなでデパートへ行き、階ごとの売り場で大変身するお話。 かつらやおひげなどちょっぴり変わった売り場があり、変身のお もしろさが増しています。「だれが いちばん にあうかな?」 というセリフに合わせ、絵を指さして遊ぶのも楽しいかも。とて もにぎやかな作品なので、家族みんなで楽しめます。 *だれがいちばんにあうかな? *ひかりのくに *A4 *2013年8月 「バスガエル」戸田和代・茂利勝彦 カエルたちのしぐさや動作がユニークで面白い作品。ページをめ くるたびに迫力のある絵が目に飛び込んできます。絵の迫力に怖 く感じる子もいるかも…。それぞれの場面に合わせて、カエルた ちの表情がていねいに描かれているので、細かいところまでじっ くりながめてみると新しい発見がありますよ。 *佼成出版社 *A4 *2013年6月 「アントンせんせい」西村敏雄 アントン先生は動物病院の先生です。今日も朝早くから色々な動 物たちが病院にやってきて先生は大いそがし!やさしいアントン 先生は調子の悪い動物たちを次々と治します。声が出なくなった ニワトリ、あごが外れてしまったワニ、足の疲れがたまったフラ ミンゴなど…。お話の最後は動物たちが先生を元気づけます。 *講談社の創作絵本 *講談社 *A4 *2013年3月 「わりばしワーリーもういいよ」シゲタサヤカ わりばしのワーリーは早く誰かに使ってもらいたくて仕方ありま せん。仲間のわりばしたちはみんな次々とお客さんに使われてい るのに、ワーリーだけ置いてけぼり。ワーリーはラーメン屋さん を飛び出して、おすし屋さんやレストランなどへ行きますが…。 はたしてワーリーは誰かに使ってもらえるのでしょうか。 *チューリップえほんシリーズ *鈴木出版 - 23 - *A4 *2013年7月 「おいもさんがね・・」とよたかずひこ 「しんぱいごむよう!」のセリフでおなじみ、子どもたちに大受 けしているシリーズの最新刊。今回の主人公は土から目をさまし たおいも。元気良く次々とおいもが飛び出してきますが、みんな 仲よくつながったまま、ごろごろ転がり水の中へ…。そこに赤い 火が現れて…どうなるのでしょう?最後はいつもの決めゼリフ! *おいしいともだち *童心社 *B5 *2012年6月 「キリンがくる日」志茂田景樹・木島誠悟 10月10日、釧路市動物園に帯広市動物園からキリンのスカイ がやってきました。この絵本は、キリンがいなくてさびしがって いる子どもたちに市民のグループが立ち上がって寄付を募り、実 現させていく過程を物語にしています。さまざまな問題や心配ご とを解決しながら子どもたちの夢が一歩ずつ近づいて…。 *ポプラ社の絵本22 *ポプラ社 *A4 *2013年8月 「きょうのシロクマ」あべ弘士 作者のあべ弘士さんが実際に北極へ行ったときのお話。北極で体 験したことや感じたこと、動物たちの生きる姿を活き活きと描い ています。はらぺこのシロクマはアザラシを見つけ、ゆっくりと 近づき…。シロクマとアザラシのようすや気持ちを子どもたちが 理解できる言葉で表現しています。お話の展開が面白い1冊です。 *光村教育図書 *A4 *2013年7月 「おトイレさん」きたがわめぐみ トイレにおしゃれなヒゲと手足がついた「おトイレさん」が主人 公のユニークな作品。おトイレさんが大きく描かれた表紙の絵が 子どもの心をつかみます。おトイレさんがおさんぽをしていると トイレをがまんしている動物たちに出会います。トイレトレーニ ングにおすすめの楽しいお話絵本。 *教育画劇 *A4 *2013年7月 「りきしのほし」加藤休ミ 普段なかなか見ることのできない力士の日常を描いた作品。力士 たちの一日は、朝早くきびしい稽古から始まります。親方の指導 を受けながら辛い稽古に耐える力士たちの表情からは、強くなる ぞという意気込みが伝わってきます。作品の中に登場する料理や 場面に味があり、作者の個性が作品全体に広がっています。 *こどもプレス *イースト・プレス - 24 - *A4 *2013年7月