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小学生版 1・2・3年生ブックリスト №33 2005・10・27 たのしい本が いっぱい… 2004年1月∼12月までの1年間に 図書館に入った本の中から、 14冊を選んで紹介します。 編集・発行 富山市立図書館 富山市丸の内1−4−50 TEL (076)432−7272 やっぱり犬がほしい スギヤマカナヨ 作 アリス館 ぼくは犬がほしい。ところが「犬の世話はたい へんだよ。」 「さんぽはできるかな?」などと言っ て、両親は大はんたい。ぼくはなんでも自分でや るからと一生けんめいたのみました。 まずは朝 早く起きるれんしゅう、犬のことも本でくわしく べんきょうしました。 こわがりうさぎのホッピ−くん エリザベス・ショ− 新井さやか 訳 作 徳間書店 うさぎのホッピ−はとてもこわがりや。いつも おどおどしているせいで、みんなからなかまはず れにされ、ないてばかりいました。ある日、悪い きつねが村をおそい、にげおくれたちびうさぎの ウリがつかまってしまいます。ウリをたすけよう と、ホッピ−は、きつねにむかっていきました。 やどかりどんのやどさがし 大島まや 作 講談社 やどかりどんは、貝がらのおうちがこわれたの で、「さらばでござる」といって、新しいおうち さがしの旅にでかけます。かめのこうらにもぐり こんでおいだされたり、ガラスびんにはいってわ らわれたり、どれもぴったりしません。とうとう、 やどかりどんはにじいろにかがやくまき貝をみ つけました。 なんにもしないいちにち(ハリネズミとちいさなおとなりさん1) 仁科 幸子 作 フレ−ベル館 おとなりのヤマネがさんぽにいこうとやってき ました。ところが、ハリネズミは、草の上にねこ ろんだまま「きょうは“なんにもしないいちにち” なんだから」と、うごこうとしません。ヤマネも いっしょにねころびました。二人は気持ちのいい 風にふかれたり、草のにおいをかいだりして、の んびりとおしゃべりをたのしみました。 そらとぶこくばん ねじめ正一 作 福音館書店 子どもたちや先生に相手にされず、すっかり学校が いやになった2年1組の黒板は、大きな体をあちこち ぶつけながら、教室をぬけだしました。黒板のゆめは、 王さまのしょくたくになることでした。空をとんだり 山にのぼったり 海をおよいだりしながらたどりつい たところは小さな島でした。 ごきげんいかががちょうおくさん ミリアム・クラ−ク・ポタ− まつおかきょうこ やく 福音館書店 思いついたことは何でもすぐに行動する、がち ょうおくさん。ものすごくわすれっぽくて、あわ てんぼ。じぶんのあまぐつがなくなったといって ごきんじょにききにまわったり、畑にまいたたま ねぎのたねからすぐにめがでないとさわいだ り・・・。どうぶつ村の がちょうおくさんのゆか いなおはなしが6つ入っています。 作 うさぎのおけいこ 垣内 磯子 さく フレ−ベル館 なつかは大きくなったら大好きなうさぎにな ろうときめています。「うさぎはレタスが、だいす きだよ」とおねえちゃんからいわれ、だいきらい なレタスをたべる練習を始めます。うさぎのよう にレタスを手にもち、はなをひくひくうごかしな がら、どんどんたべるとふしぎなことに、レタス がとてもおいしくなりました。 おでんおんせんにいく 中川 ひろたか さく 佼成出版社 おでん家族の、 さつまあげ、 たまご、 ばくだん の3人は温泉ランドに出かけることになりました。そ こにはおかしなお風呂がいっぱい。おしるこの湯、ラ −メンの湯、よせなべの湯などいろいろです。3人は、 たのしくお風呂めぐりをしましたが、やっぱりおでん の湯が一番でした。 カンガル−おばさんのおかいもの 岩佐 めぐみ 作 講談社 はじめておかいものに出かけたらら は、大きなエプロンにポケットをつけ、 まるでジャンプのような歩きかたをする おばさんにであいます。買ったものはす べてをポケットの中にしまうおばさんに ららはびっくり。おかいもので帰りがお そくなったららは、おばさんのふしぎな ポケットの中にいれてもらいました。 りっぱなおおかみになりたい屋 中島和子 作 ポプラ社 ドジでおっちょこちょいのおおかみくん。『り っぱなおおかみ』の本を読んで、すっかりこころ をうばわれてしまいました。自分にぴったりの仕 事をみつけて、りっぱなおおかみになろうとしま すが、なかなかうまくいきません。とつぜん、お おかみの頭のなかに、いいかんがえがひらめきま した。きっとこんどこそ、うまくいくでしょう。 まじょのおいもパ−ティ− なとりちづ 作 童心社 きょうはまちにまったいもほりの日。年長組の こどもたちが畑にいくと「いもをはんぶんよこせ まじょポテトばば」と、気味の悪い立て札が立っ ていました。教室では、“いもを渡さないとさくら 先生を食べてしまう” と言う放送が入ります。仕 方なくいもを渡すと、翌日まじょからのおいもパ −ティ−へのごしょうたい。こどもたちは 勇気を だしていってみることにしました。 したてやのプンブルばあさん 松居 ス−ザン 作 文渓堂 トンガリネズミのプンブルばあさんは、年をと って目が悪くなりました。たのまれた洋服のしし ゅうにどんなもようができあがるのか、じぶんで もわかりません。そのかわり耳がよくなって、自 然の音を聞き取ることができるようになりました。 雨の音や竹林のささなきなど、おばあさんにはみ んなことばにきこえるのです。 しあわせいっぱい荘にやってきたワニ アーシュラ・ウィリアムズ さく 吉上恭太 やく 福音館書店 船乗りのジョニ−がワニを連れて「しあわせ いっぱい荘」に帰ってきました。大家さんのミ ネアポリスさんはぎょっとしましたが、そのお みやげを喜んでうけとりました。ある日、ワニ のはをそうじしているうちに ワニが口を閉じ てしまい、ミネアポリスさんはおなかの中にと じ込められてしまいました。さあ、たいへん! 六本そでのセ−タ− 令丈ヒロ子 作 ポプラ社 ぼくのおばあちゃんは、いつもへんてこりんな プレゼントをくれます。「便利で役に立つものを ほしい」とたのむと、赤、青、みどりのそでが2 本ずつついた六本そでのセ−タ−が送られてき ました。赤いそでに手を通すと力が強くなり、青 いそでは人をねむらせ、緑のそでは料理を作りつ づけるという、三つの力をもったセ−タ−でした。