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H27 年度体育科研究委員会 器械領域部 成果と課題

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H27 年度体育科研究委員会 器械領域部 成果と課題
H27 年度体育科研究委員会
1
器械領域部
成果と課題
学習過程の工夫
<成果>
○ 「スキルアップ」において、異質課題のグループの教え合い活動を重視することで、技能の習得
を苦手とする児童が課題を克服して習得につなげることができた。一方、技能を習得している児童
にとっては教師がうった手だてを教えることによってより確実な習得につなげることができた。
○ 「チャレンジ」において、同質課題のグループの学び合い活動を重視することで、技のポイント
を共通理解し積極的にかかわり合うことができた。
<課題>
●
学級全体の技能の向上を図ることができたが、すでに技能を習得している児童にとってはチャレ
ンジの時間の充実が望まれた。
2
場作りの工夫
<成果>
○
スモールステップで練習できる場や練習方法を紹介し、
自己の能力に応じて選ぶことができるようにしたことで
グルーピングと連動し、手だてが有効に機能した。
<課題>
●
事前のアンケートによる児童の実態に応じた場づくり
であったので、状況によっては実態に応じて場をつくりかえ 資料 1
かかわりと技能の満足度の変容
ていく必要がある。
3
学習資料の工夫
<成果>
○
タブレットで動画を撮り自分や友達の動きを見合いつまずき
や技のポイントを明確にしたことで、教え合い活動が十分でき
るようになった。
○
技のポイントボードを掲示したことで、課題解決の手がかり
となった技のこつを言葉で表現し広めようとする児童の姿が見
られた。
○
パソコンで見本となる動画をいつでも見に行くことができ 資料 2
るようにしたことで、必要に応じて動きを確認しながら試技で
きるようになった。
<課題>
●
タブレット毎に見本の動画を取り込むことができなかったので、見ながら技のポイントを確認す
ることができなかった。
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