...

今後の対応(環境対策課)

by user

on
Category: Documents
22

views

Report

Comments

Transcript

今後の対応(環境対策課)
資料2
今後の対応(環境対策課)
○空間放射線量定点観測方法の見直しについて
本市では、平成23年3月の福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質
の一般環境中への拡散に対応し、市民の安心と安全を確保するため、平成23
年6月より、校庭、園庭などの一般環境20地点において空間放射線量の定点
観測を開始しました。
現在、市内の空間放射線量は、概ね毎時0.05マイクロシーベルト(20
地点平均値)で推移しており、我が国における平均的な大地からの放射線量毎
時約0.04マイクロシーベルトとほぼ同レベルになっていること、また、国
が全国4,469ヶ所に設置したモニタリングポストによる常時監視体制が整
備されていることから、平成29年3月をもって定期的な定点観測を停止し、
緊急時の対応とする予定です。
緊急時、国が設置した県内外のモニタリングポストの常時監視データに異常
が見られた場合には、即座に定点観測を再開できるよう今後も観測体制を維持
します。
《定点観測の経緯》
年度・月日
さいたま市
平成22年度
埼玉県
【モニタリングポストにて最大値
3月15日
を観測】
11時
・埼玉県衛生研究所(桜区
地上
18m)のモニタリングポスト
において毎時1.222マイク
ロシーベルトを観測(前日の平
均値は、毎時0.03マイクロ
シーベルト)
平成23年度
4月
さいたま市原発災害関連研究チ
ーム設置
6月
【定点観測開始】
・各区2地点(合計20地点)
・月2回
平成23年度
【定点観測開始】
7月
・県内116地点(市内は春野中
(見沼区)1地点)
・月2回
10月
【測定回数の見直し】
・月2回から月1回に変更
11月
【地点数の見直し】
さいたま市放射線量の高い箇所
への対応方針の公表、放射線量
・116地点から24地点に縮減
(市内1地点は変わらず)
の高い箇所への対応マニュアル
の作成
平成24年度
【モニタリングポストによる測定
4月
を5地点増加】
・県内6地点(さいたま市、熊谷
市、秩父市、加須市、狭山市、
三郷市)でモニタリングポスト
による監視(地上1m)を開始
6月
さいたま市放射線等対策専門委
員会設置
平成25年度
【測定回数の見直し】
6月
・月2回から3ヶ月に1回に変更
3月
【モニタリングポストの移設】
・埼玉県衛生研究所(桜区)から
埼玉県危機管理防災センター
(浦和区)へ移設
平成26年度
4月
平成27年度
3月
【測定回数の見直し】
・月1回から2ヶ月に1回に変更
【定点観測終了】
平成28年度
【定点観測終了予定】
3月
※ 全国のモニタリングポストの常時監視データは、原子力規制委員会のホー
ムページで随時確認できます。
【参照】
(参考1) さいたま市空間放射線量 定点観測結果の推移
(参考2) 埼玉県の空間放射線量 モニタリングポストでの測定結果(平均
値)の推移
(参考1)さいたま市空間放射線量 定点観測結果の推移
(単位)μSv/h
一般公衆の線量限度の時間あ
たりの換算値(0.23μ Sv/h)
定点観測(校庭・園庭)
0.24
0.20
第1回(H23.6)
平均値0.07μSv/h
0.16
直近1年の平均値
0.05μSv/h
0.12
0.08
0.04
0.00
H23中
H23後
H24前
H24中
H24後
H25前
H25後
H26前
H26中
H26後
H27前
H27中
H27後
H28前
前:1月~4月
中:5月~8月
後:9月~12月
一般公衆の線量限度の時間あ
たりの換算値(0.23μ Sv/h)
(単位)μSv/h
H25中
定点観測(芝生)
0.24
0.20
直近1年の平均値
0.06μSv/h
0.16
0.12
0.08
第2回(H23.7)
平均値0.13μSv/h
0.04
0.00
H23中
H23後
H24前
H24中
H24後
H25前
H25中
H25後
H26前
H26中
H26後
H27前
H27中
H27後
(参考2)埼玉県の空間放射線量 モニタリングポストでの測定結果(平均値)の推移
(単位)μSv/h
0.18
0.16
0.14
三郷市
0.12
熊谷市
加須市
0.10
秩父市
0.08
狭山市
0.06
埼玉県庁(さいたま市)
0.04
県衛生研究所(さいたま市)
0.02
0.00
H24
H25
H26
H27
H28前
平均
最高値
最低値
誤差
Fly UP