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独立行政法人科学技術振興機構の
資料3 独立行政法人科学技術振興機構の 最近の動向について(平成24年4月1日以降) 平成24年7月 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 内容 0.独立行政法人科学技術振興機構(JST)の概要 1.復興促進事業 2.停電予防ネットワークの関西地域への展開 3.ヒトiPS細胞由来細胞シート移植治療実現 4.e-ASIAの発足、採択 5.文献情報提供サービスの民間移管 6.ジャパンリンクセンター(JaLC)運営開始に向けて 7.平成22年度小学校理科教育実態調査の発表 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 2 0.独立行政法人科学技術振興機構(JST)の概要 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 3 独立行政法人科学技術振興機構(JST)の概要 ■機構の目的 科学技術基本計画(平成23年8月19日閣議決定)の実施において中核的な役割を担う機関として、わが国のイノベーション創出の源泉となる知識の創出から研究成果の社会・国民への 還元までを総合的に推進するとともに、その基盤となる科学技術情報の提供、科学技術に関する理解増進活動、戦略的国際活動等を推進する。 ■設 立 ○設立年月日 : 平成15年10月1日 ○理事長 : 中村 道治 ○常勤役職員数: 1,355名 (平成24年4月1日) 大学・研究機関 大学・研究機関 ■平成24年度予算 ()は平成23年度予算額 総事業費 1,158億円(1,176億円) 運営費交付金※ 1,050億円(1,048億円) 1.4億円) 施設整備費補助金 1.1億円( 企業 企業 重点分野戦略 グリーンイノベーション ライフイノベーション ナノテクノロジー・材料 情報通信技術 社会技術・社会基盤 戦略プログラムパッケージ 研究開発戦略 の立案 ※日本再生重点化措置、 復旧・復興対策を含む 対前年度0.2%増 学校 学校 国民 国民 社会 戦略的な基礎研究の推進 産学が連携した研究開発成果の展開 東日本大震災からの復興・再生への貢献 国際的な科学技術共同研究等の推進 知的財産の活用支援 科学技術イノベーション創出の推進 科学技術イノベーション創出の推進 ~バーチャル・ネットワーク型研究所の構築~ ~バーチャル・ネットワーク型研究所の構築~ 知識インフラの構築 人材インフラの構築 コミュニケーションインフラの構築 科学技術イノベーションの創出のための研 究基盤の整備として、科学技術情報の整 備や流通を促進。 「伸びる子を伸ばす」施策と「科学技術教育 能力を向上させる」施策を通じた優れた才 能を有する次世代人材の育成。 双方向の対話活動の推進、科学者によるア ウトリーチ活動の促進、未来館などの場の 運営・提供、人材育成などを一層促進。 科学技術イノベーション創出のための科学技術基盤の形成 科学技術イノベーション創出のための科学技術基盤の形成 ~イノベーションを支えるソフトインフラの構築~ ~イノベーションを支えるソフトインフラの構築~ JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 4 1.復興促進事業 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 5 JSTの復興促進事業について ◎ 復興促進プログラム (平成24年度新規) 大学等の革新的技術を活用し、被災地企業による事業化につなげ るための研究開発を推進 ◎ 放射線計測分析技術・機器の開発(平成24年度新規) 行政ニーズ、現地ニーズ等が高く、一方で開発に一定期間を要す る放射線量の迅速かつ高精度・高感度な把握等を可能とする計 測分析技術・機器の開発を推進 重点的に取り組む対象 食品中の放射性物質の計測技術・機器の高度化 土壌等のモニタリング技術・機器の高度化 アルファ線核種、ベータ線核種の短時間での測定技術・機器の確立 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 6 復興促進プログラム 東北地方の産業団体(東北経済連合会等)や自治体と連携のもと、全国の大学等の 革新的技術シーズを被災地企業において実用化し、被災地復興に貢献 産学共同研究 被災地・東北産業界のニーズを把握 大学等 被災地企業 マッチングプランナー マッチング支援 実用化に向けた支援 等 ニーズに合致した、産学共同研究を 実施 被災地ニーズの反映 ●東北地方の産業団体 ●東北地方の産業団体 科学技術イノベー ションによる被災 地経済の復興 等 ●地域の自治体・ ●地域の自治体・ 公設試験研究機関等 公設試験研究機関等 マッチング促進 A-STEP 産学共創 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 7 JSTの復興促進センターの開設(平成24年4月~) 復興支援事業を推進するため、東北に3つの拠点を設置し、 現場に密着したきめ細かな支援を実施 JST復興促進センター 盛岡事務所 運営委員会 JST復興促進センター 仙台事務所 運営委員会 JST復興促進センター 郡山事務所 総合運営 委員会 運営委員会 ※各事務所にマッチングプランナーを配置(計18名程度) JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 8 2.停電予防ネットワークの 関西地域への展開 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 9 停電予防連絡ネットワークの関西地域への展開 2012年夏、関西電力管内における電力危機 対応策 2011年夏・冬、東京電力管内で実施した停電予防連絡ネットワークを、 2012年夏より関西電力管内においても実施 ※2011年夏時点で55自治体が参加 実施期間:2012年7月2日(月)~9月28日(金) 関西電力管内の参加自治体 京都市、堺市、吹田市、 神戸市、生駒市 ※2012年6月現在 参加自治体募集中 図 停電予防連絡ネットワークシステムのイメージ JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 10 3.ヒトiPS細胞由来細胞シート 移植治療実現 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 11 iPS細胞から網膜色素上皮細胞シートを作成 臨床試験開始へ (Sコンソーシアム形式で産学が連携する戦略的イノベーション創出推進プログラム コンソーシアム形式 イノベ)において、iPS細胞を用いて、ガン化の恐れが少なく、臨床試験に対応可能な 網膜色素上皮細胞シートの開発に成功。 早期の再生医療実現化を目指し、文部科学省、厚生労働省、経済産業省連携の 「再生医療の実現化ハイウェイ」に研究期間途中から移行。失明の危険がある「加齢黄 斑変性」の治療に向けた臨床試験を早ければ平成25年にも開始予定。 科学技術振興機構 基礎研究 応用研究 ヒトiPS細胞の樹立 19年 年) (平成 平成19 網膜色素上皮細胞シートの開発 (平成23 年) (平成23年) 山中 伸弥(京都大学) 高橋 政代(IBRI/理研) 畠 賢一郎(J-TEC ) 省連携「 省連携「再生医療の実現化ハイウェイ」 再生医療の実現化ハイウェイ」 文部科学省 非臨床研究 臨床研究 厚生労働省 治験 実用化に 向けて加速 早期の医療応用へ 樹立されたヒトiPS 細胞 樹立されたヒトiPS細胞 開発された網膜色素上皮細胞シート JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY コンソーシアム形式の産学連携 体制により、臨床応用に耐えれる 品質のシート開発に早期に成功 12 4.e-ASIAの発足、採択 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 13 多国間(マルチ)の国際連携の推進 東アジア・サイエンス&イノベーション・エリア構想 共同研究プログラム (e-ASIA JRP: East Asia Science and Innovation Area Joint Research Program) 目的: 東アジア地域において、科学技術分野における研究交流を加速することにより、研究開発力を 強化するとともに、環境、防災、感染症など、東アジア諸国が共通して抱える課題の 解決を目指すもの。メンバー国のうち3ヵ国以上により実施される共同研究を 支援することを目的とし、地域課題の解決や経済発展、人材育成に寄与する。 参加機関(現在参加を表明している機関): インドネシア研究技術省(RISTEK)、タイ国家科学技術開発庁(NSTDA)、 フィリピン科学技術省(DOST)、ベトナム科学技術省(MOST)、マレーシア科学技術イノベーション省(MOSTI)、 ミャンマー科学技術省(MOST)、ラオス科学技術省(MOST)、ラオス保健省(MOH)、日本文部科学省 注1:JSTは、文部科学省より事務権能の委任を受け、参加機関としての責務を果たす。 注2:参加の対象となるのは、ASEANを構成する10カ国及びオーストラリア、中国、インド、日本、 韓国、ニュージーランド、ロシア、米国の計18カ国。 現在までに参加意思を表明していない国も今後参加する可能性有り。 協力予定分野: 「ナノテクノロジー・材料」 「バイオマス・植物科学」 「感染症」 「防災」 協力状況: 2012年5月、タイ(NSTDA)、ベトナム(MOST)およびJSTで 「ナノテクノロジー・材料」および「バイオマス・植物科学」分野における 試験的先行公募を実施。現在、採択候補課題(2件)を承認したところ。 2012年6月、暫定事務局をシンガポールに設置。 2012年6月、シンガポールにて第1回理事会を開催し、正式発足。 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 14 5.文献情報提供サービスの 民間移管 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 15 文献情報提供サービスの民間移管 JSTと株式会社ジー・サーチ 文献情報提供サービス移管に関する契約を締結 平成22年の事業仕分け結果 独立行政法人の事務・事業の見直しの 基本方針 公募 科学技術文献情報提供事業に係る提供業務の事業者 選定 株式会社ジー・サーチ 今後の方針 科学技術情報 特許情報 融合 さらなる利便性・ 付加価値向上を目指す 企業情報 民間データベースへのデータ提供・システム連携を進め JSTが蓄積してきたデータが広く活用されるオープンモデルを目指す JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 16 6.ジャパンリンクセンター(JaLC) 運営開始に向けて JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 17 ジャパンリンクセンター(JaLC)運営開始に向けて ~オールジャパンで取り組むボーン・デジタル時代の情報流通基盤~ 電子化された学術情報・コンテンツのメリット 新たな「知のつながり」 イノベーション創出へ ①地域や時間を超えた収集 ②検索の容易性向上 ③リンクを用いた引用・被引用 ④様々な計量書誌学的解析 コンテンツの存在・一意性を保証する DOI (デジタルオブジェクト識別子) 導入の必要性 国内のDOI付与件数:150万件程度 (全世界:6000万件) 世界的な情報流通から取り残される懸念 世界で9番目、国内唯一のDOI登録機関 「ジャパンリンクセンター(JaLC)」を設立(4月) JST、国立国会図書館、国立情報学研究所、物質・材料研究機構の4機関で 「ジャパンリンクセンター(JaLC)の運営に関する覚書」を調印(5月28日) 国内の学術コンテンツにDOIを付与し、永続的なアクセスの保証に 基づく相互リンクでコンテンツの流通・活用を飛躍的に向上させることを目指す JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 18 7.平成22年度小学校理科教育 実態調査の発表 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 19 平成22年度 小学校理科教育実態調査の発表 1.調査の背景・目的 JST 理数学習支援センター これまでの調査結果から,小学校教員の理科に対する苦手意識,観察・実験の準 備・片付時間不足,研修時間不足等が明らかとなっている。理科専科教員の配置 や理科支援員配置事業等,現在実施されている施策等の効果を検証することによ り,これからの小学校理科教育についてのよりよい支援のあり方を探ることを目的 として本調査を行った。 2.調査の対象者・回答者 平成20~22年度理科支援員配置校データを元に,理科支援員配置校及び未配置 校について,全国の公立小学校から無作為に抽出し、969校の学校、2156名の学 級担任として理科を教える教員、24490名の児童(第6学年)から回答が得られた。 3.調査方法 平成23年1月に,全国の公立小学校から無作為に抽出された調査対象校と所管の 教育委員会に調査を依頼するとともに,学校・教員・児童の3種類の質問票を送付 し,調査対象校からの直接郵送方式により回収した。回答は学校,回答者名とも無 記名とした。 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 20 平成22年度 小学校理科教育実態調査の発表 JST 理数学習支援センター 4.分析結果の概要 設備備品費の学校当たり、児童一人当たりの平均額が増加しているが、予算額が0円の学校は4割と高い ○学校当たりの平均額が約11万円(平成20年度 約9万円) ○児童一人当たりの平均額が516円(平成20年度 391円) 消耗品費の学校当たり、児童一人当たりの平均額が増加しているが、予算額5万円未満の学校は約4割と高い ○学校当たりの平均額が8万円(平成20年度 7万円) ○児童一人当たりの平均額が367円(平成20年度 316円) ①経年比較 学校の状況 平成20・22年度を比較 教員の状況 ○理科の授業において、児童による観察・実験を行う頻度について「ほぼ毎時間」と回答した教員の割合が 22%→28%に増加している。 平成20・22年度を比較 ○「理科の勉強で観察や実験をすることが好きだ」と回答 ○「理科の勉強が大切だ」と回答した割合が 児童の状況 35%→42%に増加している 平成15・22年度を比較 0% 20% 40% 60% した割合が48%→54%に増加している 80% 100% 0% H15教育課程調査 (N=53179) H15教育課程調査 (N=53177) H22小理調査 (N=24490) H22小理調査 (N=24490) そう思う どちらかといえばそう思わない わからない ②理科支援員活用の効果に関する分析 どちらかといえばそう思う そう思わない 無回答/その他 20% 60% 80% 好きだ どちらかといえば好きだ どちらかといえば好きではない 無回答/その他 好きではない 理科支援員を配置した学校の児童は未配置の学校の児童と比較して以下の4項目で、統計的に有意に高い ○理科を勉強すれば、私のふだんの生活や社会に出て役に立つ ○理科を勉強すれば、私は、疑問を解決したり予想を確かめたりする力がつく ○理科の授業がどの程度わかるか ○自分の考えで予想して実験や観察をしているか JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY 40% 100% 21 別表 平成24年4月~6月プレスリリース 研究開発成果一覧 発表日 タイトル 酸化ニッケルの磁壁内のスピン構造決定に世界で初めて成功 1 4月2日 反強磁性体の微小領域磁性の理解が進展、磁気ナノデバイス開発の加速に期待 2 4月3日 人工細胞の構築・デザインへの応用に期待 原始細胞の分裂・増殖の過程の謎に迫る 水中のタンパク質分子のねじれ運動を動画として観測することに成功 3 4月10日 タンパク質の分子機能解析を生体に極めて近い環境で実現する新技術 4 4月13日 (超低消費電力な次世代の演算・磁気メモリ素子に道) 5 4月16日 ~盗聴不可能な量子暗号通信に向けて加速~ 6 4月18日 ダイヤモンド電極で環境調和型創薬の開発に道 7 4月19日 8 4月20日 (免疫難病に対する新しい治療薬の開発へ期待) 9 4月20日 プリオンタンパク質の凝集と非凝集で、酵母は環境変化に迅速に対応 電場で制御可能なナノスケールのスピン渦(スキルミオン)を発見 ダイヤモンドLEDで光子を1個ずつ室温で電気的に発生させることに世界で初めて成功 レアメタルフリーの新しい有用物質合成法を開発 2つの作用で骨の健康を守るたんぱく質を発見 骨の「形成」と「破壊」を同時にコントロール 骨粗しょう症や骨折、関節リウマチの新たな治療法・早期診断法へ道 白血球の炎症反応をブロックできる化合物を発見 プリオンタンパク質の凝集が出芽酵母の生存に有利に働くことを発見 質量分析でアセチルコリンの脳内分布の可視化に成功 10 4月20日 神経疾患の仕組みを解き明かす一助に 11 4月24日 (JST若手研究者ベンチャー創出推進事業の研究開発成果を事業展開) 12 4月26日 東日本大震災の救援者の心的外傷後ストレス障害に関する調査 災害後のPTSD予防に向けて 13 4月26日 ミクロの世界を実感する新時代の顕微鏡 14 4月27日 金属と有機物の錯体結晶で“やわらかい”ポリマー材料を作成:安価・高効率な燃料電池材料の開発へ 15 4月30日 超低消費電力スピンデバイスの基盤技術を開発 16 4月30日 イオニクスデバイスの高性能化に不可欠な情報の取得に道 17 従来の10分の1の価格での電子回路開発を可能にするベンチャー企業設立 リアルタイムに裸眼で3D観察できる電子顕微鏡の開発に成功 電子スピンの共鳴運動を電圧で制御することに成功 固体電気化学反応を原子レベルで初めて観察 高耐熱性を持つ世界最強度のバイオポリエステルを開発 5月9日 自動車の軽量化に道 18 5月11日 神経細胞の情報伝達効率を調節する新たな分子メカニズムを発見 19 5月11日 太陽電池を照準とした究極の電荷分離構造を持つ高分子材料の合成に成功 20 5月11日 有機半導体を格付けできる新・伝導準位測定法と装置を発明 21 5月16日 媒体濃度に応じて接着相手を変えるゲル 22 5月16日 末梢神経損傷後に生じる脳の中の神経回路の「つなぎ換え」 機構を解明 23 5月18日 植物は失敗に備えたバックアッププランを持っている 24 5月21日 脳梗塞を悪化させる新規メカニズムを発見 25 5月21日 自己免疫抑制機構の解明や感染症の治療法確立に期待 26 5月21日 ~微量物質の検出センサーや新たなディスプレイへの応用に期待~ 27 5月21日 走査型プローブ顕微鏡像シミュレーションソフトの実用化に成功 溶媒組成変化によって制御できる材料集積システムの開発 めしべが持つ秘められた受精回復機構を発見 ウイルス・バクテリア感染における新たな免疫応答制御機構を解明 空気中の物質を鋭敏に感知して発光するフィルムを開発 1 発表日 タイトル 28 5月21日 カーボンナノチューブの高効率光電変換機構を解明 29 5月23日 ~安全性の高い次世代蓄電池の研究開発における大きな一歩~ 30 5月24日 人間や環境と対話する脳型コンピューター開発への貢献に期待 31 5月24日 歯科臨床実習用の「ヒト型患者ロボット(SIMROID )」の開発に成功 32 5月25日 インスリン時間波形による選択的制御システムを解明 33 5月28日 補助刺激受容体PD-1がミクロクラスターを形成することを発見 34 5月29日 高機能な強誘電体実現に向けて期待される電子移動機構 35 5月31日 ニュートリノ観測可能な大口径「ハイブリッド型光検出器」の開発に成功 全固体型ナトリウム蓄電池の室温作動に世界で初めて成功 周囲の環境に反応して動作を変えるシナプス素子を開発 「細胞内シグナリングの多重通信システム」 免疫応答を抑える新たな分子メカニズムを解明 新たな電気分極発現原理を有機強誘電体で実証 36 6月5日 微生物が互いに電子をやり取りする未知の「電気共生」を発見 37 6月7日 ~将来的な磁気メモリの省エネ書込みに新手法~ 38 6月7日 転移性乳癌細胞を標的とした治療法確立・治療薬開発に期待 電圧で局所的な磁極反転スピードが20倍に向上 癌幹細胞マーカーCD44の発現が乳癌の肺への転移を促進するメカニズムを解明 異常原子価鉄イオンが示す機能特性原理の解明 39 6月11日 スイッチ、センサーなどに使える多機能新材料開発へ向けた新知見 40 6月12日 (JST若手研究者ベンチャー創出推進事業の研究開発成果を事業展開) 41 6月13日 神経細胞の樹状突起が脳内の「道しるべ」を感知する仕組みを発見 42 6月13日 母親と他人の狭間 赤ちゃんが示す「不気味の谷」現象を発見 43 6月13日 トランジスターの理論限界を突破 次世代省エネデバイス実現へ 44 6月15日 電子スピンを情報単位とするスピントロニクスデバイスの実用化へ前進 45 6月18日 家庭での適切な節電でピークカット・停電回避を目指す 46 6月21日 神経細胞の機能は、胎児期に大脳が作られる過程により影響を受けることを発見 47 6月21日 脳の嗅覚皮質における電気信号の解読に成功 匂い判別機構の解明に前進 48 6月25日 高速分離でバイオエタノール精製などの効率化へ 49 6月25日 電子顕微鏡で原子レベルの電場観察に世界で初めて成功 50 6月26日 量子ドットMEG型太陽電池の実現に期待 51 6月26日 (JST委託開発の成果) 52 6月29日 ~太陽電池や光触媒の機能をつかさどる光励起構造を解明~ 持続的な抗菌効果を発揮して、口腔感染症を予防する口腔ケア剤を開発するベンチャー企業設立 失われた電子スピンの情報が、実は保存されていたことを発見 停電予防連絡ネットワーク、東京電力管内に加え関西電力管内にも展開 化石化を逆転させ、多孔性メゾ構造体の形をデザイン 1つの光子が複数の励起子を生成する過程を解明 環境対応型リン系難燃剤の大量製造技術の開発に成功 100億分の1秒で光増感分子の動きを観測 2