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At a Glance 2014 (Japanese)

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At a Glance 2014 (Japanese)
選ぶこと、そこから広がる可能性
活動一覧
サービス提供活動の成果
2014 年の主要実績
6,180 万人
国際家族計画連盟 (IPPF)
のセクシュアル/リプロダ
クティブ・ヘルス関連サー
ビスを提供しました
590万件
の意図しない妊娠を防ぎま
した†
IPPF サービス
利用者の
が IPPF の 提 供
するサービスを
受けました
1億4,930万件 81件
の政策・法律にセクシュア
ル/リプロダクティブ・ヘ
ルス/ライツの観点から修
正や改正を促しました
2%
85%
は、貧困層や
社会的弱者です
11%
青少年
貧しい人々
被災者・
避難民
障がいを
持つ人々
ジェンダーに
基づく暴力を
くぐりぬけた人々
67万7,000件
1,460
万件
の CYP が短期的に
有効な避妊法です
50
40
30
20
の CYP(カップル
に対する避妊法
の年間総供給
量)を提供し
ました
% 0
10
56%
の CYP が長期・恒久
的に有効な避妊法です
IPPF とは?
IPPF は、地球規模でのサービス提供と、
世界のすべての人々のセクシュアル/
リプロダクティブ・ ヘルス/ライツの主
要な政策提言を行っています。私たち
はコミュニティと個人のために、コミュ
ニティと個人と共に活動する国レベルの
組織が繰り広げる世界的運動です。
16%
14%
(精管結紮と卵管結紮手術)
15
28
9
26
40
158
子宮内避妊具
(IUD)
8,900 万件
83%
3万2,000人
の安全でない
人工妊娠中絶
を防ぎました†
I decide...
my future
の避妊サービス
を提供しました
2014 年 5 月に開始した IPPF のグローバル・
キャンペーン I Decide を通して各国の指導
サービスの
45%
<25
380 万
不妊症
560 万
人工妊娠中絶
関連
国際、地域、国家のレベルで提示し、あら
ゆるレベルの政策責任者と交渉し、セク
シュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ラ
イツを国連が新たに設定する持続可能な開
発目標 (SDGs) の中心にするよう
に働きかけています。
専門カウンセリング
85%
71%
69%
の拠出金が人間開発の低・ の加盟協会では、スタッフの
中位国で活用されます
少なくとも 1 人は、25 歳未
満です
0 百万
10
20
620 万件
60 万件
セクシュアル/
リプロダクティブ・
ヘルス関連医療
サービス
泌尿器科
30
40
1,940 万件
婦人科
サービス提供拠点の所在地
5 万4,505ヵ所
IPPFの活動は、4つのMDGsの達成に貢献しています
妊産婦の
健康
%
41
都市部
のサービス提供拠点
HIV と
エイズ
者たちにセクシュアル/リプロダクティ
ブ・ヘルス/ライツを支持するように呼
びかけました。誰もが自分の身体、人生
を 誰 と 共 に 歩 む か、 家 族 の 人 数 を 自 分
自身で決められる世界にするためです。
I Decide キャンペーンにより、人々は、女
性と少女が自分の未来を決められれば、
より持続可能な開発が実現できることに
気づきました。
IPPF は世界中で集めた人々の声や課題を、
のスタッフ
の加盟協会では理事の少な
くとも 1 人は青少年です
子どもの
死亡率
cide
67 万
7,000 件
以上
の加盟協会が、職場で働く
HIV 感染者への差別を禁止
する規則を定めています
ジェンダー
の平等
#ide
が 25 歳未満の青少年に
提供されています
90 万件
ものボランティア
の意図しない
妊娠を防ぎ
ました†
が人道危機や災害時に、IPPF から
セクシュアル/リプロダクティブ ・
ヘルス分野の支援 (SPRINT) を受け
ました
の加盟団体及び
連携パートナー団体
何百万人
590 万件
のコンドームを配布しました
6,030 万件
のセクシュアル/
リプロダクティブ・ヘルス
関連サービスを
提供しました
の避妊関連以外の
サービスを提供しました
性的に多様な
グループ
32 万 8,000 人
1億
4,930万件
40
男性と性交する
男性
1億 8,700万個
26%
埋込み式
避妊法
自由意志による
外科的避妊法
セックスワーカー
経口避妊薬
注射式
避妊法
44%
の安全でない人工妊娠中絶
を防ぎました†
HIV と共に
生きる人々
18%
13%
コンドーム
その他の
避妊法
*
50
60
2,040 万件
母子保健
59%
郊外や農村部
70
www.ippf.org/idecide
3,180 万件
HIV 関連
(性感染症を含む)
サービス提供拠点の
過半数は、現地の
団体や家族計画推進
員が運営しています
IPPF とその加盟協会の活動支援のための募金にご協力いただける場合は、IPPF
のホームページ www.ippf.org/jp/ からお願いします。または、IPPF 本部(英国
ロンドン)までご連絡をいただきますようお願いします。
2015 年 8 月 国際家族計画連盟 (IPPF) 発行
4 Newhams Row
London SE1 3UZ
United Kingdom
ホームページ
ファックス
電子メール
+44 (0)20 7939 8300
* 本資料では数値を四捨五入しているため、合計が 100% にならない場合や、絶対数を正確に反映していない場合がある。
† 意図しない妊娠と安全ではない人工妊娠中絶の防止数は、マリー・ストープス・インターナショナルの「インパクト 2 モデル」を用いて算出した。
電話
+44 (0)20 7939 8200
英国慈善団体登録番号 229476
www.ippf.org
[email protected]
政策提言
国別実績 2005–14 年
IPPF の政策提言活動によって、より多くの人々がサービスを受けられるようになり、セクシュアル・
ライツとジェンダーの平等を促進し、社会的汚名や差別を減らすことにつながる環境づくりをし
ています。加盟協会は、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツを促進するよう政策や
法律の改正を働きかけ、改悪に反対することによって世界の何百万人もの人々の生活に大きな
違いを生み出しています。
2005 年から 2014 年までの間に、加盟協会や
パートナー団体が協力して、セクシュアル/
リプロダクティブ・ヘルス/ライツを守るため、
734
150カ国
で実現しました。
の政策や法律の改正を
凡例
フィンランド
改正された政策・法律件数
スウェーデン
ノルウェー
ロシア
エストニア
ラトビア
1
デンマーク
英国
2 3
オランダ
ポーランド
ドイツ
アイルランド
カナダ
チェコ
共和国
ポルトガル
ルクセンブルク
ハイチ
キューバ
アンティグア・バーブーダ
バルバドス
ジャマイカ
ニカラグア
マリ
セントビンセントおよび
グレナディーン諸島
グレナダ
ガンビア
ギニアビサウ
ナイジェリア
ガーナ
欧州地域
南アジア地域
エチオピア
ウガンダ
タイ
ベトナム
スリランカ
西半球地域
フィリピン
カンボジア
ソマリランド
リベリア
スリナム
カメルーン
コートジボワール
コロンビア
パナマ
東・東南アジア・大洋州地域
バングラデシュ
イエメン
中央アフリカ
共和国
シエラレオネ
ベネズエラ
アラブ・ワールド地域
ミャンマー
ジブチ
ベナン
ギニア
インド
チャド
ブルキナファソ
トリニダード・トバゴ
コスタリカ
エルサルバドル
スーダン
ニジェール
アフリカ地域
ブータン
バーレーン
2014
IPPF の活動地域
ネパール
イラン
エジプト
モーリタニア
セネガル
2005–2013
日本
パレスチナ
パキスタン
セントルシア
グアテマラ
シリア
プエルトリコ
ベリーズ
中国
タジキスタン
アフガニスタン
韓国
アルジェリア
ホンジュラス
北朝鮮
ウズベキスタン
アルメニア
イスラエル
マケドニア
(旧ユーゴスラビア
共和国)
チュニジア
モロッコ
ドミニカ共和国
モンゴル
キルギス
ジョージア
ブルガリア
アルバニア
ボスニア・
ヘルツェゴビナ
ギリシャ
バハマ
メキシコ
ルーマニア
スイス
オーストリア
スペイン
政策や法律が改正された年
ウクライナ
セルビア
スロバキア
フランス
カザフスタン
モルドバ
ハンガリー
ベルギー
米国
リトアニア
コンゴ民主
共和国
サントメ・
プリンシペ
エクアドル
ルワンダ
ガボン
トーゴ
ケニア
キリバス
マレーシア
モルディブ
セーシェル
コンゴ共和国
ブルンジ
ボリビア
ペルー
インドネシア
タンザニア
アンゴラ
サモア
コモロ
ザンビア
ブラジル
バヌアツ
マラウイ
マダガスカル
フィジー
モーリシャス
パラグアイ
トンガ
オーストラリア
ナミビア
モザンビーク
チリ
スワジランド
レソト
アルゼンチン
ニュージーランド
ウルグアイ
IPPF ベネズエラ
(PLAFAM)
IPPF ホンジュラス
(ASHONPLAFA)
IPPF モザンビーク
(AMODEFA)
IPPF マラウイ
(FPAM)
ベネズエラ政府は、HIV やエイ
ズと共に生きる人々とその家族
に対する差別を禁止する法律を
採択しました。ベネズエラの加
盟協会はテクニカル ・ アドバイ
ザーとて政府に助言し、ソー
シャルメディアや報道機関を通
じて新法の普及を広く支援しま
した。
ホンジュラスの加盟協会は、思
春期の妊娠を防ぐためにマルチ
セクターで取り組む国家実施計
画の策定に参画しました。ま
た、セクシュアリティや意図し
ない妊娠を防ぐための、性教育
を含む、幼い子どもたちのため
の包括的な発育計画に寄与しま
した。
モザンビークの加盟協会を含
むリプロダクティブ・ヘルスの
作業部会は、中絶に対する罰
則の例外規定の修正を可能に
しました。安全な中絶が妊産
婦死亡率の低減や公衆衛生に
とってどれほど重要かが、作
業部会の議論から浮き彫りに
なったからです。
マラウイの加盟協会は政府高官
を案内し、避妊薬(具)の在庫
切れによる悪影響を受けた農村
部の女性たちの実態を視察しま
した。その結果、家族計画に対
する国家予算規模が 2 倍以上に
増えました。加盟協会は、今で
は、中央政府の機関から直接仕
入れができるようになり、農村
部のクリニックでの在庫切れが
減りました。
政策提言
テーマ別実績
(2014 年)
加 盟 協 会とパートナー 団 体 が 協 力して、
セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/
ライツを守るため
81
の政策や法律の改正を
IPPF パレスチナ
(PFPPA)
「国家ジェンダー平等戦略
(National Gender Equity Strategy
2014–2016)」が承認され、首相
によって採択されました。パレ
スチナの加盟協会は、政府委員
会に根拠や提案を提出して同戦
略の策定に貢献し、採択までの
プロセスの間も、フィードバッ
クを提供しました。
55 の国
で実現しました。
IPPF リトアニア
(FPSHA)
IPPF マケドニア
(HERA)
IPPF モルディブ
(SHE)
IPPF フィリピン
(FPOP)
IPPF インドネシア
(IPPA)
リトアニアでは、一定の中絶
禁止期間を設け、女性の中絶
を受ける権利への制限を強め
る法律案の成立を防ぎました。
リトアニアの加盟協会は大々
的なキャンペーンを行い、さま
ざまな関係者に働きかけると
ともに、政策提言のためのネッ
トワークに参加し、主要な国
会議員との意見交換を集中的
に行いました。
マケドニアの加盟協会は、HIV
感染を減らすための鍵を握る人
口グループの保健サービスニー
ズを満たすために、市民社会組
織が担っている大きな役割を、
政府により理解してもらうこと
を目的としたネットワークを組
織しました。その結果、その
ネットワークの一部として承認
された市民社会組織は、政府か
らの資金を受けて HIV 関連サー
ビスを実施できるようになりま
した。
モルディブ政府は、レイプと近
親姦による妊娠については、人
工妊娠中絶を認めるようになり
ました。モルディブの加盟協会
はステークホルダーと戦略的な
協力関係を構築し、レイプと近
親姦の被害者の実体験調査を実
施しました。調査結果は、法律
にこれらを例外とする規定を追
加することの重要性を政府に対
してはっきりと 示す、重要な
根拠になりました。
フィリピンの最高裁判所の一時
的な差止命令により、施行予定
だったリプロダクティブ ・ ヘル
ス法や関連する家族計画プログ
ラムの多くが実施できなくなり
ました。フィリピンの加盟協会
は、2012 年からこの差止命令
をなくすべく奮闘してきまし
た。その結果、今では、法律が
施行され家族計画プログラムが
再開されています。
イ ン ド ネ シ ア の 加 盟 協 会 は、
パートナー団体と協力し、医
療従事者による女性性器切除
(FGM) を可能としてしまう抜け
道になりかねない法規制を撤廃
することに成功しました。その
後、インドネシア保健省が新し
い法規制をつくり、医療従事者
による FGM は一切禁止されま
した。
19
16
11
11
10
06
05
03
安全で合法的な
人工妊娠中絶
避妊薬(具)への
アクセス
セクシュアル/リ
プロダクティブ・
ライツの推進
ジェンダーに基づく
暴力の予防
青少年への教育と
サービス
避 妊 薬(具)などセ
クシュアル/リプロダ
クティブ・ヘルスへの
国家予算配分
社会的弱者向けの
セクシュアル/リ
プロダクティブ・
ヘルス/ライツ
HIV と共に生きる
人々への支援
Fly UP