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これから福島県の紹介をします。

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これから福島県の紹介をします。
これから福島県の紹介をします。
1
福島の立地を紹介します。
図のように、高地や山脈によって三つの地域に分かれています。
左から、会津、中通り、浜通りとなっています。
2
福島県の人気観光スポットを1位から4位を紹介します。
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1位の大内宿は、会津西街道沿いに栄えた宿場町です。
40軒ほど立ち並ぶ茅葺屋根の古民家の懐かしい雰囲気の中でくつろぐことができま
す。
2位の五色沼は大小十数の湖沼を総称しています。
自然がつくりだした鮮やかな色の湖沼はとてもきれいです。
4
3位のスパリゾートハワイアンズは広大な敷地に5つのパークが揃う温泉天国です。
人気のウォーターパークにある趣向を凝らした3種のスライダーは迫力満点です。
4位の塔のへつりは国の天然記念物に指定されています。
100万年以上という長い年月の侵食と風化によって断崖が削られてできました。
岩の下には遊歩道がつくられ、吊橋を渡って侵食された部分を巡ることができます。
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次に福島県の特産品を紹介します。
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会津地方西部の会津坂下町、新潟に抜ける越後街道に面しているひろ木酒造本店で
作られ、1999年に現れました。
ままどおるは、バターを使った生地でミルク味のあんを包み込ん焼き菓子です。三万石
の代表銘菓となっています。
奥の松は米を自社で精米し、高精白米を実現した日本酒です。
喜多方ラーメンは、醤油味ベース、店によって塩味や味噌味があります。
会津味噌は、300年以上の歴史を誇るみそで、赤色辛口が特徴です。
また、会津若松市のみしらず柿は昔ながらの方法で渋抜きされ、甘さとねっとりとした
触感に仕上がっています。
いわき市のとっくり芋は、味や粘り気が長芋と自然薯のちょうど中間くらいのいもです。
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地図で表してみました。浜通りでは海産物、中通り、会津では果物や野菜の特産品が
多いです。また、あかべこは会津の民芸品で、平安時代に蔓延した疫病を払った赤い
牛が由来となっています。赤い色は厄よけになると言われ、あかべこを持っていた子供
は災難から逃れられるとも言われています。
8
福島県内の花火大会をまとめてみました。
毎年18の花火大会が開催されています。
中でも、福島市のふくしま花火大会や
(裏面)
須賀川市の須賀川市釈迦堂川全国花火大会は
1万発の花火が上がり、とても綺麗なので
ぜひ見に行ってみてください。
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福島県出身の医療従事者を3人紹介します。
野口英世(のぐちひでよ)
福島県が誇る世界的細菌学者です。
彼は明治初め、1歳のときに囲炉裏に落ち左手に大やけどを負いました。少年期に医
師・渡部鼎による左手の手術を受けた際、手術の成功に感動したことがきっかけで医
師を目指したといわれています。
功績を大きく二つ紹介します。
一つ目は梅毒の研究です。梅毒スピロヘータの感染実験により梅毒の再現に成功しま
した。
二つ目は黄熱病の研究です。黄熱病の病原体発見のために、当時黄熱病が大流行し
ていた南米エクアドルへ派遣され、そこで病原体を特定、ワクチンを作り収束させまし
た。彼自身も黄熱病で亡くなっていますが、その功績は大きかったといわれています。
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瓜生岩子(うりゅういわこ)
彼女は会津出身の「日本のナイチンゲール」の一人です。
戊辰戦争では会津出身でしたが敵味方関係なく傷ついた兵士を救護しました。
明治時代には特に孤児の支援を行い、学校や救育所を建てたり、
無料で治療を行う病院を建てたりしました。
現在医大の近くにある「愛育園(あいいくえん)」という児童養護施設は彼女が明治時
代につくったもので、今も利用されています。
また、野口英世の母シカは岩子が作った産婆研究会の講演により産婆の資格を取得
したといわれています。
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吉田富三(よしだとみぞう)
福島県石川郡出身の癌研究の先駆者です。彼の功績を大きく三つ紹介します。
一つ目はラットの肝臓癌の人工発生に成功したことです。これは世界で初めての肝臓
癌の人工発生です。
二つ目は癌を研究するうえで役立つ、移植しても発がん性を維持する細胞を発見した
ことです。その細胞はのちに「吉田肉腫」と命名されます。
三つ目は吉田肉腫を用いた研究により、抗がん剤を開発したことです。「ナイトロミン」
と名づけたその抗がん剤は国産第一号となりました。
これらの実績により文化勲章などさまざまな章を受章し、死後には「勲一等旭日大綬」
を授与されました。
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福島の抱えるさまざまな問題の中でも大きな二つを紹介します。
まず一つ目は風評被害についてです。
甲状腺がんの発症率に関する報道がいろいろとありますが
調査し、細かな数値を出した結果他県のほうが高いところもあったため放射能によるも
のであると確認することはできませんでした。
また、福島県産の食材についてもいろいろと言われていますが
食材の放射能レベルは安全基準を満たしています。
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二つ目は僻地の医師、看護師不足についてです。
現在、不足に悩まされている地域は青字の地域です。
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会津地方や原発の影響で避難区域には指定されていない相馬市、南相馬市などで悩
まされています。
そこで
奨学金などの政策で医師、看護師の確保を試みています。
皆さんもぜひ福島医大に入学して地域医療に貢献しましょう!
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