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北海道景観審議会 特別部会(屋外広告)

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北海道景観審議会 特別部会(屋外広告)
北海道景観審議会
特別部会(屋外広告)
第 2 回会議
と
議事録
き 平成 26 年 7 月 3 日(木)
午前 9 時 30 分~午前 11 時 10 分
ところ 道庁本庁舎 5 階共用会議室
出席部会員(26.7.3)
坂井
文
石川
実
松田
裕子
渡部
純子
北海道景観審議会 特別部会(屋外広告)
第 2 回会議 議案
日時:平成 26 年 7 月 3 日(木)午前 9 時 30 分から
場所:道庁本庁舎 5 階共用会議室
議
事
名
議
事
概
要
北海道新幹線沿線の屋外広告物の規 (1)屋外広告物制度の体系の概要や許
制のあり方について
可基準等、全国の事例、木古内・
新函館北斗、両駅周辺の状況につ
いて説明
(2)あり方検討
北海道景観審議会
特別部会(屋外広告)
会議議事録
26.7.3
1
開会
○中島主幹
ただいまから、北海道景観審議会、第 2 回特別部会を開催します。
委員の皆様には、御多忙のところ御出席いただき厚くお礼申し上げます。
それでは開催に当たり、北海道建設部まちづくり局都市計画課長の倉持から一言ご挨拶
申し上げます。
〇倉持都市計画課長 開会にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
本日は、部会長をはじめ部会員の皆様におかれましては、大変お忙しい中、お集まりい
ただき、誠にありがとうございます。
本日の議事でございますが、前回からの続きということで、新幹線が乗り入れる以前か
ら、既に商業地域や住居地域などの用途地域区分に応じた屋外広告物の規制がかけられて
いる地域の扱いについて、御審議いただくこととなります。
他県におけるこうした地域の取扱いはさまざまであり、景観からの視点と、経済活動や
まちづくりの観点からの視点、このバランスを図りながら検討することとなろうかと思い
ます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
本日は、前回から約一カ月後の審議となり、また、今後も集中的に審議いただくことを
要望しております。
皆様には、多大な御負担をおかけすることと存じますが、引き続き御協力を賜りますよ
う、よろしくお願い申し上げます。
以上、簡単でございますが、御挨拶とさせていただきます。
○中島主幹
本日は 5 名の部会員のうち、4 名が御出席されております。
それでは、お手元に配付しております資料の確認をさせていただきます。
議事次第にも資料一覧が記載されておりますが、まず、資料 1 として北海道新幹線沿線
の屋外広告物の規制についての論点ということで、一枚目に検討経過についての表、二枚
目に説明図がつけてあります。
資料 2 はスケジュール案ということで、8 月以降の予定をつけてあります。
資料 3 は全国の新幹線沿線の規制状況、資料 4 は新幹線駅周辺の屋外広告物の規制事例
です。
それから、資料 5 と 6 でございますが、資料 5 は木古内駅周辺の整備計画ということで
木古内駅周辺の状況、資料 6 は新函館北斗駅周辺の状況ということで用途地域等の状況が
- 1 -
記載されています。
それから、参考資料でございますが、まず参考資料 1、現在の道における屋外広告物制
度(規制)体系の概要でございます。
参考資料 2 は、同じく北海道における許可基準を示したもの、参考資料 3 は高架イメー
ジ図ということで、御用意しております。
以上でございます。よろしければ、これからの議事進行は坂井部会長に進めていただき
たいと思います。よろしくお願いいたします。
2
議事
北海道新幹線沿線の屋外広告物の規制のあり方について
○坂井部会長
おはようございます。それでは、進めさせていただきます。
まず、前回のまとめや、質疑のあった事項についての報告など、事務局から御説明をお
願いします。
○鶴蒔主査
それでは、御説明させていただきます。
まず、前回の説明と重複するかもしれませんけれども、屋外広告物制度体系の概要につ
いて、改めて説明させていただきます。
参考資料 1 をご覧ください。屋外広告物制度の体系を一枚にまとめた資料でございます。
まず、屋外広告物法がありまして、これに基づき、各都道府県、指定・中核市などが、
それぞれ屋外広告物条例を定めております。北海道内におきましては、札幌市、函館市、
旭川市、北海道がそれぞれ条例を定めて運用をしております。
それから、表の 3 番の所に記載がありますが、景観法が制定されてからは、景観行政団
体も独自の条例を定めることができるということになりまして、北海道内においては小樽
市が独自の条例を定めたところでございます。
全国的に見ますと、条例を持っている自治体は約 150 となります。そのうち、景観行政
団体が独自条例を定めているのは、60 ほどということでございます。
表の矢印の下が、北海道の条例の概要となっております。条例の規制の作り方は、それ
ぞれの自治体ごとに様々なのですけれども、北海道の場合ということでご覧いただきたい
と思います。
一番上に、禁止地域というものがありまして、原則として、広告物を表示できない地域
を定めております。これは主に、自然環境の保全が必要な地域、市の低層住居、住環境を
特に守るべき地域、あるいは文化財の周辺、それから、高速道路については、沿道 500m
- 2 -
は特に禁止地域ということで指定しております。
ですから、禁止地域としてエリアで指定しているのは、自然公園の特別地域など、ある
いは、第 1 種低層住居専用地域などの面の規制と、高速道路の沿道規制があります。
それから、上から四つ目、許可地域という地域も設けてございます。主に、都市計画上
の都市計画区域の中を許可地域としておりますほか、自然公園の普通地域、また、主要道
路、鉄道から 100m以内の展望地域、これは沿道沿線の規制になりますので、都市計画区
域という面の規制と、沿道沿線の規制が組み合わさった許可地域となっております。
その下に適用除外というものがございまして、禁止地域や許可地域であっても、許可を
受けずに表示することができたり、あるいは、禁止地域の中でも許可を受けて表示するこ
とができるものがあったりという組み合わせになっております。
参考資料の 2 でございますけれども、こちらは許可地域の中の基準になっており、第 1
種から第 6 種に分かれております。
面の規制であります都市計画区域については、主に、用途地域が第 1 種から第 3 種、そ
れ以外が第 4 種という許可基準になっています。
第 5 種については、自然公園の普通地域、第 6 種は主要道路、鉄道からの展望できる地
域ということで、沿道沿線については、第 6 種許可地域という用途を絞った許可基準にな
っております。
都市計画区域の中は、第 1 種から第 4 種ということで、段階的に強さを変えた基準を設
けてございます。
参考資料 2 の二枚目でございますけれども、都市計画区域のイメージ図になっておりま
す。
一番外側の枠が、市町村域の行政区域、その中に都市計画区域というものを定めており
ます。都市計画区域を定めていない市町村もございまして、全道の都市計画区域は全体の
約 7.7%となっておりますので、都市計画区域のエリアはほとんど小さなものとなってい
ます。
その中にさらに用途地域というものが定められておりまして、用途地域に応じた屋外広
告物の規制の基準をかけております。
一番緩い基準が、商業地域から工業専用地域の商・工業系で第 1 種、その次の第 2 種が
住居地域の基準です。それから、低層・中高層になりますと、第 3 種という基準になって
おりまして、用途地域を外れた市街化調整区域ですとか、全くの白地地域については、第
4 種ということで、段々厳しくなっていきます。
- 3 -
そして、先程申し上げましたとおり、自然公園の普通地域が第 5 種、それから沿道沿線
が第 6 種という基準になってございます。
参考資料 3 ですけれども、こちら高架と、高架からの展望について対応できるようにな
っている資料でございます。
少し小さくて見えにくいですけれども、左側の「RL」という所が、レールレベルでござ
います。レールレベルについては、大体駅の周りだと 8mくらいということです。
レールレベルから、計画では防音壁の高さが 2m、3m、3.5m、4mと段階的になってお
りまして、駅の周辺であれば、一部 2mの場所もありますけれども、ほとんどは 3.5mや 4
mとなっております。
仮に 4mの防音壁があった場合、防音壁側の列車からは、防音壁を超えて見えるという
ことは期待できないと思われます。防音壁の反対側の列車からは、防音壁を超えて見える
視野の部分がございますけれども、大体 30 メートルくらい離れた所まで行きますと、高さ
20 メートルくらいのものであれば、ほとんど見えないということになると思います。です
から、防音壁を超えて見えるものとしては、高架のすぐそばに立てられたものと考えても
よいのではないかと考えます。
それでは、資料 1 に戻ります。こちらについては、前回の審議を論点ごとに、どのよう
なまとめになったのかということを整理いたしました。
まず、論点の一つ目の沿線規制の区分について、こちらについては、全国の状況や、北
海道では現在、高速道路沿道 500mの区域を禁止地域としているということなどを参考と
して議論いただきまして、禁止地域とすることが適当という結論になったところでござい
ます。
次に、沿線規制の範囲、どこまでを禁止地域にするのかということについては、全国で
も 500mという所が多い、また、高速道路沿道の 500mが禁止地域となっているということ
を参考に御議論いただきまして、こちらも沿線から展望できる 500m以内を対象とするこ
とでよいのではないかという結論になりました。
そして、その 500mのエリアの中に、市街地等がありますので、そこの取扱いをどうす
るかというところで、防音壁を超えて見える大きなものが出せる基準になっておりますの
で、それについて他県の駅周辺の規制などを調査して、もう一度検討するということにな
りました。
それから三番目の沿線規制の実施時期についてですけれども、こちらはあり方検討のス
ケジュールと合わせて時期を見極めていくのが良いのではないかということになっており
- 4 -
ます。
資料 1 の二枚目に、今お話しした検討内容を図にしたものがございます。今の鉄道沿線
の規制というのが上の図のようになっておりまして、新幹線も鉄道の一種でありますので、
条例の改正などの手当てをしなければ、この規制になります。
用途地域の無い所では、第 6 種の許可地域という基準で、100mのエリアを超えると第 4
種ということになります。用途地域に入りますと、用途地域の基準が第 1 種から第 3 種ま
でございますので、その基準が適用されます。
これが、前回の審議の後どうなったかといいますと、用途地域を除いた区域については、
500m以内は禁止地域ということで規制をかけ、用途地域内については、今回検討いただく
ことになります。
資料 2 でございますけれども、前回お話しした、一年前の施行を目指すぎりぎりのスケ
ジュールということで、事務局で考えたものでございます。
8 月以降を括弧としておりますけれども、6 月からの特別部会での検討、審議結果のまと
めに応じて、8 月以降の答申、パブリックコメント、議会での条例改正提案、施行までを
セットでずらしていくことになります。
条例改正になりますと道議会への提案が必要となります。議会が年 4 回ございまして、
そのタイミングに合わせて考えていくことになりますので、御了承いただきたいと思いま
す。
それから資料 3 でございます。一番上に北海道の欄を入れてあります。
青の点線で囲っている部分が、前回決定した内容で、沿線規制については、沿線 500m
を禁止ということで、丸を付けてありますが、下の方を見ていただきますと分かりますよ
うに、ほぼ全国並みの規制をかけていくことになります。
赤の点線で囲っている部分が今回検討して頂くところですが、沿線の規制ではなく、そ
れ以外の基準を適用する地域を、どう設定するかというのが今回の論点になります。
全国の状況を調べたところ、沿線規制ではなく、他の地域と同じ基準で規制をしている
所はどこかというのを整理してございますけれども、赤の色がついている所は、商業地域
だけ他の地域と同じ規制としています。
それから、商業から工業までを他の地域と同じ基準で規制している所が、青で色付けさ
れている所です。
黄色で色付けされている所が、用途地域、あるいは低層住居専用地域を除く用途地域を
他の地域と同じ規制にしている所です。
- 5 -
緑色で色付けされている所につきましては、規制の制度そのもののつくりが他の地域と
全く違い、まず沿線を許可地域として設定し、その中にいろいろな規制の強さを設けてい
るというタイプなので、こちらは規制のつくりが違う地域ということで御理解いただいて
よろしいかと思います。
資料 4 でございますけれども、前回の審議の中で、他の県では、駅周辺の規制はどうな
っているのかという話がありましたので、北海道新幹線と繋がっております東北新幹線、
来春開業することが決定しております北陸新幹線の長野~金沢間の駅について調査をいた
しました。
まず、青森県内のエリアですけれども、新青森駅、七戸十和田駅、八戸駅、それぞれ適
用される条例が異なっております。
青森市の条例、青森県の条例、八戸市の条例というように、三つの条例でそれぞれの駅
の周りの規制をしておりますが、実は条例のつくりは同じになっておりまして、商業地域
は通常の基準と同じ、商業地域以外の都市計画区域は、100m以内を禁止地域にしていて、
都市計画区域外は 500mを禁止地域にしております。右の図の、A、新青森駅周辺となっ
ているものになりますが、それ以外の青森県内の駅周辺でも同様の規制がかけられており
ます。
ただし、七戸十和田駅については、商業地域の指定が無いので、100m以内の禁止がすべ
てのエリアにかかっているとのことでございました。
また、青森県については、どちらも、地上広告物については高さの基準を持っていない
ので、高いものも立てられるということなのですけれども、駅の周りについては、都市計
画法上の地区計画をそれぞれ定めておりまして、その中で、地上広告物の高さ、あるいは
広告物そのもののあり方について盛り込んでいるということでございます。
それから、岩手県の二戸駅ですけれども、こちらは県の条例です。岩手県の条例は、ま
ず沿線規制ということで地域設定をしていまして、その中にこのような地域についてはこ
の基準、このような地域についてはこの基準といったように段階的に基準を設けています。
その基準を見ていくと、商業、工業系は通常と同じ基準が設けられていて、中高層系は
少し他の地域より厳しい基準、自家用、案内用に限定するといったような基準になってお
りました。図でいうとBになります。
規制自体は許可地域なので青で示しておりますけれども、許可基準でいろいろな厳しい
基準を設けているという状況になっておりました。
岩手県では、いわて沼宮内駅、こちらも県の条例ですので、同じ規制になっております。
- 6 -
盛岡駅については盛岡市の条例になりますけれども、盛岡市では沿線規制という制度を
設けておりませんので、通常の都市計画地域あるいは用途地域に応じた基準を適用してい
ます。
仙台駅については、商業地域は通常の基準と同じで、その他の地域も通常と同じなので
すけれども、路面高を超えるものは、禁止するというような内容の許可基準を設けて運用
しているということでございます。
北陸新幹線に移りまして、前回の部会の中で金沢駅の話が出ましたけれども、金沢市に
ついては、市の基準が既にかなり厳しいものとなっています。全体的に抑制するような基
準をお持ちなのですけれども、その中でも、沿線規制ということで、展望できる部分の基
準を設けている地域区分がありまして、新幹線の沿線をこの地域区分にしようかというこ
とで検討されているところということでございました。
新高岡駅については、富山県の条例になりますけれども、図でいうとCになります。用
途地域については用途地域の基準を適用しておりまして、それ以外の所では、沿線 500m
以内を禁止とするというタイプの規制でございます。こちらの沿線 500m以内の規制につ
いては、開業一年前のこの春に新たに規制をかけたところでございます。
富山市については、金沢市の条例にかなり近いのですけれども、路盤面から上は見える
ものに対し基準を設けて規制をしているというところでございます。
富山市については、従前全てのエリアを一つの基準で規制をしていたものを、エリアに
応じた規制をした方がよいということで、4 年ほど前に市全体の規制のリニューアルをし
まして、その時に新幹線についても開業が決まっていたので、金沢市を参考にしてこのよ
うな沿線規制をかけたということでございました。
全国の状況についてはこのようなところでございます。
続きまして、資料 5、6 で道内の駅の周辺について御説明をさせていただきます。
資料 5 につきましては木古内駅ですけれども、北海道最初の駅でございます。駅の前に
在来線の駅がございまして、在来線の駅はこのまま残りますので、新幹線の新駅と在来線
の駅が並んで存在するというような駅前のエリアになります。
また、駅前広場と新幹線の駅の間に在来線が通っておりまして、大体距離にして 50mく
らい、在来線の線路のエリアがあるということでございます。
その向こう側に駅前広場があって、両脇、この図でいいますと白くなっている所が駐車
場になります。駐車場と駅前広場に囲まれたかたちで、観光交流センターが町の施設とい
うことで計画されております。
- 7 -
そこからまた駅前の商店街が続いておりまして、こちらは既存の駅前商店街ということ
で、いくつかの商店が並んでいるような状況です。
新幹線駅側の駅前ですけれども、こちらについては、上の白く塗ってある所が、かなり
広い駐車場の計画となっておりまして、図でいうと、その右側の駐車場より少し大きなエ
リアには道営住宅が建つということで、先般決定したところでございます。駐車場の左側
にはパン工場や民間の住宅などがあります。
二枚目に、現在北海道の屋外広告物の規制がどうなっているかという図がありまして、
商業、工業系は第 1 種の許可地域として赤で表示しております。それから、住居系は第 2
種、住居系の中でも中低層の地域は第 3 種というところで、第 2 種が黄色、第 3 種が緑と
いうことで色分けしております。
表示の関係上、駅は少し大きくなっており、実際はもう少し小さいのですけれども、沿
線の下の方は、新駅の側に広告物を出そうとしても、在来線の線路が 50mほどありますの
で、出す所は少ないと思います。
駅の北側についても、大きな駐車場があったり、道営住宅があったりという状況になっ
ております。
このエリアの中には、既に許可を受けて出している物件もいくつかあるという状況にな
っております。
次に、北斗市ですけれども、資料 6 をご覧ください。北斗市の新駅は、新函館北斗駅と
いうことで名前が正式に決まりましたが、駅前については再開発事業でこの度新たに整備
したものです。そのため、既存の建物はございません。
こちらの図にある区画については、居住ゾーンを除きまして、商業系の用途地域という
ことになっております。
駅前は、駅前広場があって、その脇が公園、端の方には立体駐車場や観光バス駐車場、
市の施設が建つ予定になっております。
第 1 街区については、商業施設やホテルの誘致活動をしておりますが、まだ立地は決ま
っておりません。
今決まっているのは、第 10 街区にレンタカー会社の出店が決まっているということ、そ
れから第 13 街区に道営住宅が建設されるということが決定されています。
こちらの地区は都市計画法上の地区計画もあるのですけれども、広告物に関する規制は
お持ちではありません。ただ、エリアデザイン審議会というものがつくられておりまして、
審議会の検討した答申では、特に第 1 街区に建てるものについては、駅や駅前広場に対す
- 8 -
る景観上の配慮をしてほしいという付帯意見が付けられているところでございます。
こちらも現在の屋外広告物の規制がどうなっているかというと、二枚目についておりま
すが、今見ていただいた地域がこの図の赤くなっている所、第 1 種の許可地域になってお
ります。左側の方が住居地域ということで第 2 種許可地域の基準が適用されております。
駅は赤い第 1 種許可地域の所にありまして、図面上は大きく書いてありますが、実際に
は商業地域の中に駅があるということで御理解いただきたいと思います。
簡単ですが、以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
〇坂井部会長
それでは、検討をはじめたいと思いますので、御意見、御質問がありまし
たら御発言をお願いします。
〇石川部会員
先日、北海道屋外広告業団体連合会の総会がありまして、その時に函館の
関係の役員の方々が来られまして、その方々に今このような形で新幹線が通るけれども、
それについての規制について要望はありますかという話をしましたら、ほとんどが高架に
なっていて、防音壁もあるので、あまり広告効果がない、余程お金をかけなければ大きな
ものを出せない、また、既存の第 1 種から第 3 種までの許可基準があり、第 1 種は 20 メー
トルまでの高さのものが出せるけれども、あとは 12 メートルまでというような制限があり
ますから、防音壁などが邪魔をして見えないと思うので、特別な要望はないということで
した。
用途地域に関しては、北広連としても、条例の見直しの際に意見を出させていただいた
ことがあり、その時に「駅前広場及び付近の規制の緩和ということで、地方の駅前などは、
暗く寂れた感じがするところが数多くあります。街のにぎわいの演出として優良な屋外広
告物を取り入れていただきたい。」というお願いをしたわけなのですけれども、北海道から
は「駅前広場及び付近の屋外広告物のあり方については、各地域の状況によっても異なる
ため、一律に規制緩和することにはなじまないことから、現行の用途地域等の指定にあわ
せた規制によることが適当と考えます。」というような回答がありました。
ただ、私の考えとしましては、資料の 2 ページ目にございます、現在の鉄道沿線の規制、
第 1 回特別部会の検討後の図にあるように、第 4 種から第 6 種の地域については 500m以
内を禁止地域とし、第 1 種から第 3 種の地域については、街のにぎわいのこともあります
し、ここであまり規制を厳しくしてしまいますと、将来的にも商業活動等を抑制すること
にもなってくるのではないかなと。基準も第 1 種から第 3 種までございますので、20mに
もなるようなものが立つことは本当に少ないと思うのです。
また、20mのものを立てるとなると一千万円以上のお金がかかりますので、地方都市で
- 9 -
すから、それだけ経費をかけて立てるまでの費用対効果が少ない。ランニングコストもか
かってきます。
街が大きくなって、それだけの費用対効果が出た時には、そして乱立した時には、また
いろいろな規制もできると思いますので、その時には規制をしていくというかたちで、現
在は、北海道の市町村でも疲弊しているところが多いので、少しでも活性化をもたらすた
めにも、現在は今の基準のままでもよいのではないかと思います。
それと、組合員の話をしたいのですけれども、どうしても地方、特に中核の地方は組合
員がだんだん減っていっている。それだけ仕事の量も減ってきているということで、業界
の業態も変わっていっているという気がするわけです。
やはり、看板も良いものであれば街のにぎわいなどのレベルを上げていくには良いのか
なと思うのですが、歴史的景観がある地域とは違い、北海道は自然景観をどう守っていく
かということが一番大事です。
少し本末転倒になってしまうのかもしれませんが、JRの高架と防音壁は、コンクリー
トのままむき出しで、自然景観の中に刀でバッと切ったように感じてしまうわけです。
新幹線から見る方はそこから北海道の自然景観を見るのですが、住んでいる住民の方は、
折角ここから海が見えたのに、山が見えたのにということで、そこにコンクリートの造形
物が、もう少し考えてくれた造形物ならいいけれども、ただ安価な形の造形物がそこにで
きてきているということにも少し違和感があります。例えば木を周りに植えていただくと
かいうようなことで、少し配慮して頂きたい。
昔は、鉄道が地上を走っていまして、汽車が煙を吐いているのも一つの景観になってい
たのではないかと思うのですけれども、今は造形物がどんとあるというようなもので、そ
れも道から指導していただくのが良いのかは分かりませんが、そのあたりを将来的にも考
えていけたら良いのではないかなと思います。
○坂井部会長
ありがとうございました。
今、防音壁のお話がありまして、確認なのですけれども、今日の議論の中心であります
駅周辺の防音壁は何mくらいのものが建つか教えていただきたいと思います。
○鶴蒔主査
はい。
こちらが木古内の駅です(スクリーン上を示しながら)。これは計画なので、駅の周りに
防音壁はないですけれども、2m、3m、3.5m、4mというふうになっております。駅から
離れると、(スクリーン上を示しながら)この辺りは両脇 3.5m、こちらは 4mになってお
ります。
- 10 -
木古内駅はこちら側に国道沿道の施設がありまして、そちらの防音壁はだいたい 4mと
いうことで防音に配慮がされております。
この前写真を撮ってきたのはこの 2mの所で、商業エリアに入る少し手前の所です。こ
ちらの所は木が生えていて展望はできず、住居等もありません。こちらが山になっていま
して、社会福祉施設が山の所にあるというような状況です。
駅の周りですと、3.5m、4mというようなことになります。
○坂井部会長
○鶴蒔主査
新函館北斗駅についても御説明をお願いいたします。
新函館北斗駅まではずっとカーブになっておりまして、右側に車両基地がか
なり大きな規模で作られています。車両基地の所は防音に配慮する必要はないので、低い
2mということになってございます。
内側の部分ですが、ここは住宅等のない畑の所です。こちらの方も 2mの所が何カ所か
あります。
駅のすぐそばになりますと、3m、2m、3.5mと、木古内よりは少し低めにはなっており
ます。用途地域がこちらの方にあるという感じです。駅の北側は都市計画区域ですけれど
も用途地域はないので、今の考えだと 500mの禁止がかかってくることになります。
○坂井部会長
ありがとうございます。
要するに、作っていただいた図の赤い線がある所は 2mで、それ以外の所は 2m以上の防
音壁が建っているという図なわけですね。
○鶴蒔主査
2mの区間が短い所は拾いきれなくて抜けている所があります。川の上などコ
スト削減のために必要のない所は高くしないということで、かなり細かく設計されていま
すので、小さな部分で 2mというのが出てくる所はありますけれども、長い区間である程
度眺望が期待できるという所を赤い線で入れてございます。
○坂井部会長
ありがとうございました。
何か他に御意見、御質問、よろしいですか。
○石川部会員
資料 6 の北斗市、七飯町の図面なのですけれども、25 番と 27 番の矢印の
辺りで、沿線から 500mの線の内側に用途地域が少し入っているのですけれども、用途地
域の入っていない所はどうなっているのでしょうか。
○鶴蒔主査
○石川部会員
○鶴蒔主査
周辺の状況でございますか。基準ということですか。
現在どういう状況なのかということです。
畑です。お手元に黄色いファイルを配布しておりますけれども、そちらに前
回の資料がございまして、写真を見ていただくと分かるのですが、25 番、27 番の付近は畑
- 11 -
です。
○石川部会員
禁止がかかるので、高い位置に看板が立つ心配はあまりないということで
すね。正直なところ、看板を立てても、防音壁の陰にもなるし、広告効果はあまりないよ
うな場所という気がします。
○坂井部会長
今御指摘いただいたところが実は気になっていまして、便宜上、駅の周辺
と申し上げましたけれど、今日の議論はこの色の付いている所すべてですよね。だから別
に駅だけではなくて、この図面では 3 カ所あるわけです。
今、石川委員に御指摘いただいた所は、手前が畑で、また白地地域なので、500m何も立
ててはいけない。
その 500mの青い線が切れた所に第 1 種許可地域があるので、そこのエッジに看板を立
てるとよく見えるのです。特に 2mの防音壁ですし、私は駅前というよりはこういう所の
方を心配しておりまして、看板がよく見える一番良い場所はここだと考えています。
若しくは同じ図の 22 番、23 番の所も同じ状況です。500mの禁止が切れた所に第 1 種許
可地域があって、第 1 種許可地域というのは一番大きな看板が立つ所で、そこに立てると
新幹線から非常によく見えます。
ですから、駅というふうに申し上げていますけれども、議論の中心はこの北斗の 3 カ所
と木古内の駅周辺の、4 カ所ということで今日の資料を作っていただいていますので、い
ろいろな場面を想像していただきながら議論したいと思っています。
○石川部会員
正直なところ、経験上なのですけれども、第 1 種、第 2 種、第 3 種とも大
きさも高さも規制されています。500m離れた所にそういうような広告があっても、効果が
出るかというと基本的には出ない。
ですから高速道路とかも全部 500mにして規制をかけているのですけれども、500mの向
こうにほとんど看板は立っていません。効果がないのです。
○坂井部会長
実は、先日、東京大阪間を新幹線で往復してきました。
北海道の新幹線はトンネルが多いといわれていますけれども、とはいえ同じような状況
があって、正確に 500mかは分かりませんが、手前に畑があり、その向こう側に大きな看
板、一文字ずつで、例えば「さ」「か」「い」と出して「株式会社坂井」というようにする
と、新幹線からも見えてしまうと思ったので、今、意見を出させていただきました。
特にここはカーブで駅に入るということでスピードを落としますので、繰り返しになり
ますけれども、私の懸念といたしましては、駅というよりは北斗市と七飯町の 2 カ所が気
になっているということがあります。
- 12 -
○松田部会員
前回もおっしゃっていましたが、看板を立てるのは、大体地元業者ではな
くて大手のメーカーという傾向があります。
そうなると 500m離れていても 1000 万円かけても、北海道にいらっしゃる観光客に対し
てのPRをしたいとなると、看板を立てる可能性も無きにしもあらずという意味では、そ
こらへんも気を付けていった方が良いのかなと思います。多分地元の方たちはそこまでの
PRはされないと思います。
昔に比べたら鉄道沿線も大きな看板というのは減りましたね。そういう意味では大きな
看板が少なくなったことで景観も良質になってきたのかなと思います。
広告自体も昔に比べたら非常に良くなっていると思うのです。千歳からの、飛行場から
の領域もそうなのですけれども、だいぶん看板の数が減っているなというのは思いますし、
看板が減ることによって北海道が持つ自然景観というのがよりよく見えてきたのかなとい
う感じは受けます。
○石川部会員
私が思いますのは、離れた場所ではなくて駅周辺の規制は緩めるべきであ
って、離れた場所については、立てるかも分からないし立てないかも分からないというと
ころですけれども、ただ、まちの活性化のために、駅周辺だけは今の用途地域の規制のま
まやっていった方が良いという結論です。
ですから、離れた所はあれなのですけれど、駅周辺に限ってはですね。
○松田部会員
ただ、規制をかけるときに、後追い規制にすると、もう立ててしまって既
成事実を作ってしまったものを撤去してくださいと後でやるのは非常に大変になってきま
すので、業者の人たちにとっても、最初からある程度きちんとした規制があった方が、そ
れに合った広告を立てればいいという形で、費用対効果を考えても、そちらの方が、より、
広告主にとっても利便性があるのかなというふうに思うのですが。
○石川部会員
ただ、蒸し返すようですけれども、今も商業地域になっておりますので、
そこに看板を立てても、ある程度高い建物なりがある場所になると思うのですよね。
こうやって見ますと他の用途地域も入り込んでいますので、その 500m離れた所にぽつ
んと本当に立つかという問題と、立てても周りに本当に何もないのか、何もなければすご
く目立つものにはなると思うのですけれども、図を見ますと 500mよりも用途地域が食い
込んでいますので、それだけの効果があるのかと。25 番、26 番、27 番の写真を見てみな
いと分かりませんが。
○坂井部会長
おっしゃるように、議論している場所は既に許可地域の第 4 種になってい
るわけですね。資料 1 の 2 ページの図を見ていただくと、第 4 種というのはこれで見ると
- 13 -
高さが 10m以下のものしか立たないし、面積も 30 ㎡以下です。
今の議論を続けていくと、今日は駅の周辺についてだけという話でしたけれども、この
間もう決めたとした 500mの外側についても何か決めるということになりますね。
石川委員のおっしゃったとおり、駅の周辺はこのままで、用途地域外は 500m以内を禁
止するというのも OK なのだけれども、500mの外についても、後追いになるのは嫌なので
何か今から決めておこうということでしょうか。
第 4 種の今の規制があるからそんなに心配する必要はないとするのか、例えばもう一段
厳しい第 5 種にしておくとか、今の条例の中の規制の仕方だと、そういう方向になってい
くと思います。
○渡部部会員
よろしいですか。
○坂井部会長
はい。
○渡部部会員
今、会長のおっしゃったことを聞いてみて、500m離れた場所に第 4 種の基
準で出す広告というのは、そこに住んでいる人のためのサインであって、新幹線に乗って
いる人に見せるためのものとしては小さすぎてまったく不適格だと私は思うのです。
まちに住むためにはやっぱり看板というのは必要なので、第 4 種のままで差支えないの
ではないかという気がします。
旅行者にとって、新幹線や JR に乗っていて、街が近づいてきて建物があって看板がある
と、まちの賑わいも分かるし、目的地に近づいてきたわくわく感みたいなものがあるので、
私は用途地域外の許可地域の第 4 種についてはこのままでいいのではないかと思います。
駅の付近に関しては、今、第 1 種から第 3 種というふうに決まっておりますので、仮定
ですが、これをまた考え直すというのはなかなか難しい問題でもある気がするし、駅に着
いた賑わいとしてはサイン、看板があってもいいのではないかと思います。
ただ、看板の内容、表示されている内容とか色使いとか、そういうものを、違った形で
検討していく、これは私たちが検討するのではなくて、住んでいる方と広告主の方とか、
そういったすり合わせみたいなこともあってもいいのではないかなという気がします。
○坂井部会長
今、2 つの場所の意見がございまして、禁止地域の外側はこのままでもい
いじゃないかという話と、駅周辺の話がありました。これは別々にお話を進めた方が良い
かと思いますので、御発言される場合はどちらのことか明示された上でお願いいたします。
石川委員、先ほど御経験から、大きなものを出しても 500m離れたら見えないのではな
いかというお話で、第 4 種だと 30 ㎡以下になりますけれども。
○石川部会員
例えば、先ほどの北斗市、七飯町の所を見ますと、用途地域の第 1 種から
- 14 -
第 3 種までが、500mの内側に入り込んでいるわけなのですね。ですからここは大きな物が
立てられてしまうということです。
○坂井部会長
確認ですけれども、許可地域第 4 種というのは用途地域にもかかっている
のですか。
○鶴蒔主査
用途地域にはかかっていません。
○坂井部会長
そうですよね。
白地の部分は第 4 種だけれども、色がついている部分は用途地域の基準がかかってくる
わけですね。
○石川部会員
第 1 種の 20m以下という基準がかかるということです。
○坂井部会長
かかるのですよね。ごめんなさい。多分私の理解が間違っていたので渡部
さんも引きずられてしまったと思います。
というわけで、北斗の駅ではない 2 カ所の赤い所には、第 1 種の許可の物が立つという
ことですよね。
○石川部会員
これは違反広告物の増加にもつながると思うのですが、あまりに細かな規
制をしてしまうと、理解しきれなくなってしまいます。それによって、立ててしまった物
が、後になって違ったのかということも起きかねない。
今、勘違いされたように、今でもかなり複雑です。それを、もっと複雑に駅前を細かく
分けるなど煩雑にしてしまうと、かえって無届の違反広告物が増えてしまうということに
なりかねないと思います。
ですから、よっぽど悪い考えの方は分からないですけれど、性善説でいけば、そんなに
ここに立てようと思うことはないと思います。
全国的なナショナルスポンサーは、批判などされることを恐れていますので、あまり独
善的なことはしないと思います。
ただ、地元のお菓子屋さんですとか、そういうところが、観光客に名前を売ろうという
ような考えで立てる可能性の方が強くなるかなと思っています。
○坂井部会長
先日の審議会でも、笠委員がそのことをおっしゃっていて、釧路の有名な
施設で観光客がよく行く施設のすぐ後ろに、北海道内の菓子の会社が看板を出していると
いう話をされていました。我々もそこを留意しています。
でもおっしゃるようにあまり細かくしていくと確かに分かりづらくなるので、その方向
には行かないようにしたいのですが、いかがでしょうか。
○石川部会員
駅前以外の用途地域だけ規制するというのは。
- 15 -
○坂井部会長
そうですね。
○石川部会員
でも少し心配は心配ですね。
○坂井部会長
そうなのです。実は私ここが一番心配です。駅前はおっしゃるように賑わ
いとかありますけれども、かえってこういう所の方が心配だなと。
事務局に確認したいのですけれども、今の議論で、例えば資料 1 の 2 ページの、駅の周
りはまだ議論しきれていないので置いておいて、禁止区域 500mの外の白地でない用途の
かかっている所に何か規制をするのであれば、そこはまた但書が付いていくということで
すよね。
逆に、商業地域を少し規制しようとなると、引っ張られて駅の周辺の商業地域にも規制
がかかってしまう、そういうことですよね。
○鶴蒔主査
今の規制の状態をあまりいじらないでということになると、複雑にするのは
法制度技術的にも難しいことで、少し時間がかかると思います。
新幹線の沿線は禁止、でも用途地域は除く、けどここは除かない、とかそういうつくり
でうまく規制ができるかというのは少し考えなければいけないです。
○石川部会員
今問題になるのはこの 4 カ所ですね。
○坂井部会長
七飯町のまっすぐ商業地域がかかっている所は幹線道路で、私が知ってい
る限りでは、音更みたいな、要するにロードサイドビジネスが展開されていて、いわゆる
ナショナルというか、どこにでも沿道にある大型ショッピングの看板が道に対して既に出
ているのですよね。
○鶴蒔主査
そうです。ガソリンスタンドですとか、少し大きめの自動車会社がございま
す。
○坂井部会長
その一番端の所で、今度は自動車向けではなく新幹線向けに看板をと考え
なくもないということを、ずっと懸念しているわけなのですけれども。
○石川部会員
○中島主幹
あの辺りの建築基準はどうなっていますか。
今議論しているところに関しては、国道、道道、鉄道から 100mという第 4
種の規制が今もかかっていますので、下は国道で第 4 種がかかっているし、上は新幹線の
基準がかかります。
○坂井部会長
○中島主幹
それは白地の所ですよね。第 4 種がかかっているのは。
今は新幹線に着目して考えていますけれども、参考資料の 2 の第 4 種の地域
区分の所を見ていただきたいのですが、先ほどの七飯町の場所は「国道、道道、鉄道から
100m」の規制がクロスでかかっています。
- 16 -
○坂井部会長
○鶴蒔主査
○坂井部会長
分かりました。
今論点となっているのは、色の付いている所ですね。
赤の所は第 1 種ですね。
○鶴蒔主査
白の所は国道の規制で 100m以内は第 6 種になります。
○中島主幹
第 1 種から第 3 種と、施設というか道路だとか新幹線ということに着目した
規制の 2 つがかかってきているのでということです。
第 1 種から第 3 種が優先なのですけれども、それ以外は、鉄道とか道路とかがあればそ
の規制が掛かります。
○石川部会員
○鶴蒔主査
○石川部会員
○鶴蒔主査
○石川部会員
ここはずっと第 1 種ということですよね。
赤い所が第 1 種です。
第 1 種ですね。
白くなっている所は、沿線規制で第 6 種をかけています。
第 6 種ですね。ここまでは規制なのですけれども、ぎりぎりの所に立てら
れると規制がない。
○坂井部会長
この辺に対して皆さんで確認しなくては分からなくなりますね。
○石川部会員
500mといったらほとんど正直なところ広告の効果はないと思います。まし
てや、野原に立っているのだとか山をバックにして立っているのでしたら、目立つかも分
からないのですが、こここのバックとしては工場とか家が建っていますから、そんなに目
立たないし、違和感も出てこないのではないかなと思います。
今もこの 500m以内にきっと何本か看板が立っていると思うのですが、全然ないのです
か。
○坂井部会長
○鶴蒔主査
立っていますよね。
許可物件があります。
○石川部会員
そこはこれから規制されるということですか。
○坂井部会長
500m以内なので、禁止です。
○鶴蒔主査
用途地域外のものは禁止になります。用途地域内のものは、駅前の所と同じ
扱いになります。
○坂井部会長
ここに更に立っていく可能性があるわけですね、第 1 種が。
沿線 500mの禁止と用途地域はどちらが上位なのですか。
○鶴蒔主査
北海道の場合、用途地域を上位にして、それ以外の所に沿線規制をかけると
いう考え方です。
- 17 -
○石川部会員
用途地域の扱いになるのですね。
○坂井部会長
上位に立っているので。
○石川部会員
この辺は 4mの防音壁になるのですか。
○中島主幹
赤の線が 2mの防音壁の所で、それ以外は 3.5mだとか 4mだとか、やや高め
です。
○石川部会員
○鶴蒔主査
実質見えないということですよね。
そうです。現地調査をした時にも、20 番、21 番、22 番の所はあまり見えま
せんでした。
○坂井部会長
4mというのは 8mの橋げたに 4mなので、12mなのですよね。12mなので、
第 1 種で 20mの看板を立てられてしまうと、という話はあると思います。
○石川部会員
○鶴蒔主査
20m立ててもそんなに見えない、上の少しだけです。
少しでも離れれば見えませんね。
○石川部会員
○鶴蒔主査
離れれば離れるほど見えないですよね。
見えなくなりますね。
○石川部会員
15m離れたらもう看板の上も見えないということになりますね。防音壁の
すぐ横に立てるとか、そんなことにはなってないですよね。心配する必要ないですね。
かえって向こうの七飯町の市街の方が 2mだから少し見えるかなという気がします。た
だ、用途地域が 500m以内にあまり入っていませんから。
○鶴蒔主査
ここの距離は既に 500m先なので。
○小柳主事
そこの地域は第 3 種と第 2 種なので、高さが制限されています。
○石川部会員
○小柳主事
大きさも制限されていますね。
第 1 種よりは。
○石川部会員
99.9%心配ないような気がします。
○坂井部会長
分かりました。99.9%心配ないとおっしゃっていますので、まずは第 1 回
部会後の検討ということで、今日は、本当は駅の周辺ということでしたけれども、駅の周
辺は用途地域ですので、この 500mの禁止をかけたその周辺は第 4 種許可地域の規制がか
かっているけれども、用途地域の方が北海道の条例では上位にあるということですので、
500m以内の禁止とか許可地域の第 4 種というのは無視されて、色がついている所であれば
そのものが立つと。それを良しとするということでよろしいですか。
(発言なし)
- 18 -
○松田部会員
他の地域の新幹線沿線規制のデータを今回出していただきましたよね。
この沿線上に関しても、先ほどおっしゃったように、例えば 500m以内の禁止地域だと
しても第 1 種第 2 種がすべて上位に来ているという判断でいいのですか。
北海道はそうですけれど、他の地域はどうなのですか。
○鶴蒔主査
資料 3 でいいますと、赤、黄色、青というのは、それぞれエリアは違います
けれどもこうした用途地域を上位にしていると理解していただいていいと思います。
○坂井部会長
○鶴蒔主査
具体的に説明していただけますか。例えば青森だとどうなるのでしょうか。
青森だと、商業地域であれば商業地域の規制を適用していて沿線規制ではな
い。商業地域以外の所は沿線の規制なのですけれども、それもエリアによって 100mだっ
たり 500mだったりという作りになっております。
岩手だと、商業から工業までは沿線規制ではなく通常の規制としていまして、それ以外
のエリアを 500mの許可基準ということで運用している。
宮城県は、北海道の基準に似ていますけれども、用途地域は用途地域の基準になってい
て、それ以外の所を新幹線の施行基面から 500m、とまた少し言葉は違いますけれども大
体 500mを禁止しているといった形です。
○松田部会員
専門家の方がおっしゃっているのは、今の基準でも 99.9%はそんなに問題
はないだろうということであれば、現在はこの形でいいのかなと思います。
ただ、今後に向けて、将来的に新函館北斗駅から延伸したときには、新たに今回整理し
た規制を再度検討しても良いのではないでしょうか。
○石川部会員
前例としておいて、札幌駅まで新幹線が延伸したときに、再度その辺りを
整理し直せば良いでしょう。ただ、ほとんどトンネルの中を通るだけではあるのですけれ
ども。
○松田部会員
多分、数年後には広告業態も変わりますでしょうね。
○石川部会員
今でも変わってきていますからね。
先日の洞爺湖でのタウンミーティングでも、大きな看板などはほとんどなく、デジタル
サイネージの話も出ていたのですけれども、私が考えているほど普及はしていないようで
した。
これから全体のあり方や、広告主の屋外広告物に対する考え方も変わってくるのではな
いかと思っています。環境に配慮したものが多くなっていき、デザインの優れているもの
を採用していくという形で、ただ目立てばいい、大きければいいという時代は過ぎていく
- 19 -
のではないでしょうか。
スーパーなどの場合はまた考え方が違いますけれども、ナショナルスポンサー的なとこ
ろはあまり看板を上げないという考えになってきていますから、看板を上げても良い場所
であったとしても、予算の関係などでかなり上げづらくなっています。
業界も困っていますが、ただ良いものを、お金をかけて作ってもらうというような方向
にもっていかなければいけないと思います。
日広連では、組合員の全国的な売り上げの統計を出しているのですけれども、統計を取
り始めた 10 年前からマイナスが続いておりまして、昨年ようやく 1%プラスになり、上向
きになってきたという状況です。10 年前と今年の売り上げをパーセンテージで比べると、
現在の売り上げは 52%くらい落ちているのですね。ですから業者も少なくなっております
し、業者の売り上げも 10 年前の半分くらいになってしまっています。
業界のあり方も考えていかなければならないというところで、官民業が一体となって、
より良い広告景観環境を作るということで、道庁と北広連で連携協定を結ばせていただい
ていることもあり、官民連絡会議を 8 月 29 日に開催する予定です。
官民そろって広告物について話し合おうという会議で、今年で 9 回目になるのですけれ
ども、是非皆さんにもオブザーバーとして参加していただければと思います。
○坂井部会長
渡部部会員は何か意見はありますか。
○渡部部会員
質問なのですが、資料 6 の新函館北斗駅の駅前広場にある駅附帯施設とは、
具体的にどのようなものですか。
○石川委員
附帯施設を建設し、その内部には観光案内所などが置かれる計画ですと資料
6 にありますから、お土産屋さんとか、観光案内所ではないでしょうか。
○鶴蒔主査
駅利用者の利便に供する機能、市民が利用できるスペース、滞留スペースの
提供などとありますが、具体的なものは資料には何もないですね。
○渡部部会員
○鶴蒔主査
市民が少し休憩したりする施設ですか。
地域の情報発信、観光案内所、地場産品の展示、フリースペースのようなイ
メージでしょうか。
○渡部部会員
分かりました。
少し理解できなかったので、もう一度教えていただきたいのですけれども、先ほど、お
っしゃっていた高架から 500m離れた場所は第 4 種許可地域であるという決まりも、禁止
地域よりも用途地域の方が上だから、なくてもあっても同じようなものだということです
か。
- 20 -
○坂井部会長
そうですね。色が付いている所、用途地域に関しては、沿線 500m禁止と
いうのは何の意味もないということです。
○渡部部会員
そういうことなのですね。
○坂井部会長
ですから今日は色の付いている所についての議論ということだったのです。
色が付いている所は駅の周辺というように資料ではまとめられていますけれども、よく
見ると駅周辺 2 カ所と、その他に 2 カ所ということで,4 カ所について考えていかなけれ
ばならないでしょう。
○松田部会員
沿線 500m以内であっても、色が付いている所は、第 1 種から第 3 種の許
可地域の基準が優先してそちらの規制をかけるという形ですよね。
○渡部部会員
資料 6 の地図の矢印の 22 番の下に星印がありますけれども、確かそれは既
存の看板があったということですよね。
○鶴蒔主査
○渡部部会員
○鶴蒔主査
そうです。
それは前回資料の現地調査結果の写真でいうと何番でしょう。
22 番の写真の真ん中に赤い線があると思うのですけれども、拡大したものが
参考の写真で、こちらが望遠で見えるようにしたものです。
○坂井部会長
○鶴蒔主査
○松田部会員
○鶴蒔主査
○坂井部会長
この資料 6 の地図の星印はエネオスのことですか。
はい。
前に見たスーパーの広告はどこでしたか。
あれは木古内町です。
これは撮影した場所からどのくらい離れているのでしょうか。200mくらい
でしょうか
○鶴蒔主査
はい。
○松田部会員
こちらは商業地域だからこのような看板が立っているのでしょうか。
○坂井部会長
商業地域ではないのですけれども、第 2 種許可地域だからということです
ね。
○渡部部会員
○鶴蒔主査
○渡部部会員
ここは、防音壁は 2mくらいですか。
2mの所から撮影しています。
防音壁は 2m、4mと隣り合っている所の場合、階段のように高さが変わっ
ているのでしょうか。
○鶴蒔主査
○渡部部会員
10 番の写真のような形で、その設計通りに高さが変わっていきます。
では沿道からみると、ガクッとなっているのですね。
- 21 -
○鶴蒔主査
ただ、写真の場合、側から見た 1mの差ですけれども、離れた地上から見た
時、そこで 1mの差があって形が多少ガクガクとしたものが見えていても、それほどは気
にならないのではないかと思います。それよりも、高架の存在感の方があります。
○石川部会員
○鶴蒔主査
この写真はちょうど車窓から見た高さですよね。
そうです。防音壁の高さが 2mの所だけを選定して撮影しています。
○松田部会員
個人的な希望とすれば、ヨーロッパ並みの景観をとても大事にした形にも
っていければというように思います。
先ほど、石川部会員がおっしゃっていましたけれども、防音壁自体も景観を阻害する要
因になっているという意味では、お金があれば、北海道が独自に、防音壁も緑にするなど
景観に配慮した形にしていただければと希望します。
しかしながら、他のところばかり規制したとしても、実際には問題は解決しないでしょ
う。
○石川部会員
新幹線の高架自体が観光資源となるような、きれいなものならば良いので
しょうけれども。
○松田部会員
本当ですね。本末転倒になっているのかもしれません。
ただ時間的な部分で、日本自体も景観が公共的な資質というように国民全体が思えるよ
うに、培っていくということが非常に重要ではないかと思います。これからに期待します。
○渡部部会員
木古内の駅が在来線と重複しておりますが、木古内駅周辺は在来線の幅が
50mくらいあると確認していたのですけれども、既に駅周辺の鉄道沿線に在来線に関する
規制はかかっているという状態なのでしょうか。
○鶴蒔主査
用途地域については、用途地域に合わせた第 1 種から第 3 種の許可地域区分
の規制となっておりまして、線路から 100mは第 6 種の許可基準を適用しております。
○渡部部会員
そうなると鉄道の基準と、今回の新幹線沿線の基準と重複する部分につい
てはどうなるのでしょうか。
○鶴蒔主査
その場合は禁止地域の方を優先することになります。
○坂井部会長
それでは、用途地域内の規制がそのままかかるということですね。駅周辺
も沿線も、用途地域の場合、沿線 500m以内は禁止という規制が無視されて、用途地域に
現行でかかっている基準をそのまま適用するということです。これまでの北海道の従来の
在来線の線路の規制とほぼ同じになります。
ただ一つだけ、沿線の 100m以内は第 6 種許可地域となっていたのが、新幹線の場合沿
線 500m以内は禁止地域と幅が広くなるということです。
- 22 -
ですから、色の付いていない白地の所については少し規制をかけるということになりま
すが、それ以外の所は現状通りという方向になるということでしょうか。
新幹線は特別なもの、高速であり、遠方からわざわざ北海道にやってきてくださる方々
の交通機関でございますから、もちろん 4mの防音壁やトンネルなどがあって見えないと
いうことでありますけれども、そういう方々に北海道に来て最初の景色を見ていただくチ
ャンスであるということであるが、ほぼ在来線と一緒ということで対応するという方針な
のかということだと思うのですね。
なかなか難しいところがあって、賑わいというのは確かに大事だと思います。ただ、看
板を出すことによって賑わいを創出するという手法がこれからも肯定されるのかというこ
とです。先ほどヨーロッパの話もありましたけれども、ヨーロッパではもうそれが肯定さ
れていないということだと思いますし、そのあたりで疑問が残るところはございます。
今回は事務局から御提案があった、資料 1 の 2 ページにある下の図のような形の規制の
変更で、新幹線の延伸に対応するということでよろしいでしょうか。
○松田部会員
これは、附帯意見をつけるというわけにはいかないのでしょうか。
第 1 種から第 3 種の規制をかけてはいますけれども、新幹線沿線の 500m以内について
は極力景観に配慮した看板を立てることという附帯意見を、規制は現状維持のままでつけ
るという形でもっていくという方法もあると思うのですけれども、どうでしょうか。
○坂井部会長
今の御意見についてはいかがでしょう。
○石川部会員
そういう形にすると、地域が目指す景観環境のようなものも目指していく
ことができるのではないかと思います。そういう意識を皆さんに持ってもらうことを大切
にした方が良いのではないでしょうか。
いきなり規制で縛ってしまうのではなくて、まずはやってみて、そういう附帯意見があ
ると後で屋外広告物の規制もしやすくなると思います。
どうしても看板は目立つもので、業者が悪者にされてしまうのですが、実はクライアン
ト、お客様の要望が強くて、色をきつくしたり、大きくしたりしてしまう。そういうこと
を、この前の洞爺湖のタウンミーティングでも話していたのですけれども、色相などきっ
ちり決めていった方がいいのではないかということでした。もう、そのような時代に入っ
てきているのではないかと思います。
それはその地方に合ったものに決めていっていただいて、ガイドラインなり作ってもら
うと、業者としてもやりやすいのではないかと思います。
○坂井部会長
渡部部会員は附帯意見に関しては何か意見はございますか。
- 23 -
○渡部部会員
私も附帯意見として付け加えておいた方が良いと思います。
○坂井部会長
他に何か御意見はございますか。
○渡部部会員
前回資料の 21 番の写真を見ていたのですけれども、この写真は、もしかし
たら第 1 種許可地域の場所が見えるかもしれない場所ということで理解してもよろしいの
でしょうか。
○鶴蒔主査
21 番と、22 番の真ん中にある赤い屋根の建物のある部分がありますが、その
辺りが第 1 種許可地域になると思います。
○渡部部会員
○鶴蒔主査
赤い屋根ですか。
赤い屋根と、少し看板もあります。
○渡部部会員
これは第 1 種許可地域の所ですか。もっと離れて見えますね。
○石川部会員
4mの高さの防音壁の横から撮っているのではないでしょうか。
○鶴蒔主査
21 番は防音壁の高さが 2mの所から撮影しています。
○石川部会員
防音壁の高さが 2mの所ですよね。21 番の所から少し進むと、防音壁の高
さが 4mになるのですよね。
○鶴蒔主査
21 番は 2mの防音壁のぎりぎりの所で撮影したものですね。
○坂井部会長
他に何か御意見、御質問はございますか。
よろしいでしょうか。
それではまとめてみますと、用途地域以外の所では沿線 500mまでは禁止地域として、
沿線 500mを超えて展望できる地域は第 4 種許可地域にし、用途地域がかかっている所に
関しては、現況のままということです。
さらに、新幹線沿線地域におきましては景観に配慮した屋外広告物を設置するようにと
いう附帯意見を加えるということです。
提案いただいた案に、一つ付け加えるということになりますけれども、最後に何か御意
見あればお願いいたします。
○松田部会長
特にありません。
○坂井部会長
それとスケジュールについてですが、スケジュールについては新幹線開業
の 1 年前に施行ということを目指すということで、この部会も行われていますが、このま
まだと新幹線開業の 1 年前の条例施行は可能でしょうか。
○鶴蒔主査
はい。パブリックコメントの手続きを開始する関係上、8 月に審議会の答申
という形でいただけますと、新幹線開業 1 年前の条例施行は実現可能と考えております。
○坂井部会長
附帯意見を加えるということが非常に重要だと思いますので、そちらの文
- 24 -
言等を工夫されて、ほぼ現状通りの規制ではありますけれども、屋外広告の掲出には景観
に考慮してほしいというようにしていただきたいです。
先ほども、ナショナルスポンサーの広告は出てこないけれども、もしかしたら地元の企
業が広告を出すのではないかという話もありました。
もう一つ懸念されるのは、グローバル社会の中で北海道は特に外国の方に人気がある土
地ですので、外国の方が広告を出されるという可能性があるということです。
私が学生の時にヨーロッパを旅行していた際に興味深かったのは、当時、韓国や日本の
看板が立っていたことです。要するに自国の看板は立っていないのですけれども、アジア
の国の看板が立っている。
同じことが北海道でも起こり得ます。そういったこともありますので、附帯意見という
形ではありますけれども、多少景観に考慮してくださいということをつけておくことが必
要だと思います。
そのようなまとめとしてよろしいでしょうか。
○坂井部会長
それでは、議論の方は終了ということで、事務局の方に議事進行をお返し
します。
○鶴蒔主査
それでは事務局の希望といたしましては、8 月の上旬に次の部会を開催いた
しまして、そこで最終的な報告案を決定し、その後同日に審議会を開催していただければ
と思っております。
この後、日程調整をすぐさせていただきたいので、よろしくお願いします。
また検討案についてですけれども、こちらの方はメールなどで成案をまとめさせていた
だきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○鶴蒔主査
それでは、よろしくお願いします。
○中島主幹
それでは、長時間にわたりまして御議論いただきまして、ありがとうござい
ました。これで、第 2 回特別部会を終了いたします。今日はどうもありがとうございまし
た。
- 25 -
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